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神戸 2015 ビジョン 各 区 計 画 施策評価結果 【 概 要 版 】 2012 年度 (平成 24 年度) 「神戸 2015 ビジョン」の評価結果 ・ 「神戸 2015 ビジョン」は、2011~2015 年度(平成 23~27 年度)にお ける神戸市の実行計画で、これまでにない新しい取り組みなどを中心 に、178 の施策を掲げています ・ このたび、2012 年度(平成 24 年度)に実施した各施策について、神戸 市による内部評価、施策外部評価委員会(学識経験者 10 名)による外 部評価を経て、評価結果がまとまりました (単位:施策数) 評価結果 テーマ 顕著な 成果 前進 現状 維持 テーマ 1 くらしをまもる 5 12 0 テーマ 2 いのちをまもる 8 6 1 テーマ 3 新たな活力を生み出す 4 3 4 テーマ 4 産業を活性化する 2 12 1 テーマ 5 多様な市民が活躍する 8 7 0 テーマ 6 次世代市民を育む 9 18 0 テーマ 7 安全・安心の基盤を築く 11 4 0 テーマ 8 持続可能なまちをつくる 11 12 1 テーマ 9 人と人のつながりを深める 2 5 0 テーマ 10 行政の「つながる力」を高める 3 4 0 テーマ 11 創造性を高め発揮する 3 5 0 テーマ 12 まちの魅力を高め発信する 9 8 0 75 96 7 合 計 ・ 評価は、施策ごとの目標・スケジュールを、8 割以上の進捗、5 割以上 8 割未満の進捗、5 割未満の進捗の 3 つに区分けし、成果の有無や他施 策との連携、部門別計画の進捗状況などから総合的に判断することとし ており、「顕著な成果」「前進」「現状維持」の 3 区分で表しています ・ この評価区分は、施策の進捗度合いを表すもので、決して序列や優劣を 定めるものではありません -1- テーマ1.くらしをまもる 1. 主な取り組み ○既存の仕組みでは対応できない地域課題や制度の狭間・複合的な生活課題 に対応するため、地域福祉ネットワーカーを3区に配置(東灘区・中央区・西区)。 身近な相談窓口の設置やごみ屋敷対策等への支援ネットワークの構築等を 行った。 ○高齢者が安心してくらせる地域見守りシステムをさらに充実させるため、 新たに乳飲料配達業者や電気・水道事業者などに協力いただき、 公募による 13事業者の266事業所が、あんしんすこやかセンターと連携した地域 高齢者の地域 見守りキャラクター 見守り活動を行った。 ○医療関連企業等の誘致による2万人雇用の創出 (計画期間:平成22~25年)に取り組み、15,425人 の雇用を創出(累計)した。 ○国や県等で構成する神戸ワークネットワークに よる合同就職説明会の開催により、経済雇用 情勢に応じた就労支援を行った。 神戸ワークネットワークのイメージ ○地域に暮らす障がい者の自立した生活を 支えるため、基幹相談支援センターを開設 するなど、相談機能の強化を図るとともに、 「しごと開拓員」の配置等により就労支援に ついての取り組みを拡充した。 ○がん等各種検診や 受動喫煙防止対策の ポスター掲示、チラシ 配布等による啓発を 拡充した。 市営地下鉄三宮駅での受動喫煙防止ポスター 2. 外部評価委員の助言 ・地域福祉の重層的ネットワークを着実に全区に広めるため、市・社協・地域福祉ネットワーカーがより 一層連携を強め、成果の取りまとめや情報発信を行っていくことが重要である。 ・福祉課題に対するワンストップサービスについて、ふれあいの まちづくり事業の取り組みで地域間の格差が出てきていることから、 今後は地域の特性に合わせた対応を検討するべき。 ・見守りについては、地域見守りキャラクターを使った啓発等を粘り強く 続けるとともに、事業者等にも協力いただくなど幅広い参加のもとで 進めていくことが重要である。また、今後は高齢者見守りのノウハウ を生かし、高齢者以外にも対象を広げてはどうか。 パープルリボン(DV防止)のパッチワーク 見守り推進員による見守り活動 ・DVもいじめも暴力や言葉の暴力を用いて他者を支配する、従属させるという点 で類似性を持つことから、学校では、DV対策といじめ対策を縦割りで分けて 取り組むのではなく、暴力やそれに傾く心をなくしていくための教育を考えて もらいたい。 ・サービス付き高齢者向け住宅については、質を担保するための 指導や監督が市の大きな役割となることから、その方法を十分検討 していくべき。 ・障がい者によって必要な支援内容が異なるため、障がいに応じた 専門相談窓口を整備するとともに、療育・教育・就労支援等についても、 今後より一層力を入れ、市民への啓発を拡充する必要がある。 -2- 障がい者の就労に向けた訓練 テーマ2.いのちをまもる 1. 主な取り組み ○地域住民による「地域津波防災計画」作成支援 について、4地区で完成・配布完了 ○各消防署に消防防災課を設け、地区担当の 消防職員と防災福祉コミュニティの連携を強化 市民防災リーダーの養成 1,441人 市民救命士の養成 31,288人 防災福祉コミュニティの訓練回数 896回 ○自殺対策の様々な啓発、相談等を推進 ○ストレスチェックとストレスへの対応を助言する webサービス「ストレスマウンテン」を開設 地域津波防災計画 津波防災マップ (魚崎地区の例) ○危機管理センター1階の防災展示室を開放する とともに、啓発イベントを実施 webサービス 「ストレスマウンテン」 「ゲームで学ぼう 親子サバイバル教室」 ○デジタル防災行政無線の拡声子局 (スピーカー)を増設(106箇所→138箇所)し、 津波対策としての海岸部での設置を完了 防災行政無線スピーカー (兵庫区御崎本町公園の例) ○市内18箇所の応急給水拠点において、応急 給水訓練を実施 ○応急給水拠点のシンボルマークを公募により 決定し、広くPRを行った 応急給水拠点 シンボルマーク 応急給水訓練の様子 2. 外部評価委員の助言 ・災害時要援護者についての取り組みは進められているが、 児童・生徒の対策、特に在校時以外の対策は全国的にも あまり進んでおらず、今後考えていく必要があるのではないか。 ・阪神・淡路大震災を経験した神戸として、子どもたちへの 防災教育、啓発プログラムでの子どもたちへの啓発の視点は、 今後も大事にしていってほしい。 ・近年、全国的に集中豪雨被害が増えているように思われる。 水害、土砂災害の対策も常に考えておくべき。 災害時要援護者支援も想定した津波避難訓練 ・社会関係が希薄な都心部において、一人暮らしは 自殺の大きな要因の一つではないか。一人きりに させないようにつながりをつくっていくということが必要 である。 ・自殺対策は、中高年、若年等、対象を明確化した上で それぞれの対策を考えることが成果につながる。 防災啓発イベントの様子 ・「失業」「病気」「大切な人の死」などが、人生で感じる大きなストレスと言われている。例えば ハローワーク、医療機関、葬祭業者など、それぞれの場面で相談窓口を知ってもらえるよう アプローチしていく視点も重要。 ・自殺相談窓口の職員の負担は大きいと思われる。スキルアップ、人数確保、バックアップ体制等を しっかり考えていくべき。 ・最近、若者層を中心とした脱法ドラッグの使用が社会問題になってきている。脱法ドラック等の 薬物依存については、啓発だけでなく、乱用者の社会復帰をフォローするということを考えていく 必要がある。 -3- テーマ3.新たな活力を生み出す 1. 主な取り組み ○企業誘致に取り組み、18件・14.7haの用地 を売却 (累計 114.2ha) ○税軽減、価格割引などの優遇制度対象 エリア及び関西イノベーション国際戦略 総合特区の対象エリアを内陸部に拡大 ○神戸空港を利用した旅客数 約241万人 (平成25年6月 就航会社が2社から4社に増加) (平成25年7月 石垣線が新規就航、就航路線 7路線) 新規就航航空会社 エア・ドゥ 神戸サイエンスパーク 新規就航航空会社 ソラシドエア ○阪神港の外貿コンテナ貨物量 419万TEU ○内航フィーダー利用促進事業を拡充すると ともに、トランシップ貨物誘致事業を実施 外貿コンテナ船 ○新神戸トンネルの阪神高速道路 (株)への移管が完了 ○医療産業都市への企業進出が進み(累計239社 平成25年5月末)、国内最大級のバイオメディカル クラスターが更に充実 ○スーパーコンピュータ「京」を利活用する企業が 増加 ○国道175号(神出バイパス) の部分供用 ○野村明石線の拡張完了 ○垂水妙法寺線の一部拡幅 完了 神出バイパス 2. 外部評価委員の助言 ・クラスターのさらなる形成には、立地企業間の自律的な結びつきが重要 で ある。進出企業自ら立ち上げた研究組織の将来に向けた展開に期待 したい。 ・雇用や税収の増加のような経済的な面 だけでなく、神戸市の医療環境の向上 など、市民の目線からの効果についても 積極的にアピールしていくべき。 理化学研究所計算科学研究機構 (京コンピュータ施設) 先端医療センター ・環境・新エネルギー分野での技術革新が、資源の効率的活用を促進することによって、神戸経済の 競争力確保、そしてサステナブルな成長の実現を目指すことが必要である。 ・行政として、現状とあるべき姿とのギャップを示し、このギャップを埋める提案を事業者に求めるような アプローチをしてはどうか。 ・アニメーションの舞台となっている アニメーション関連イベント ゆかりの地区を紹介するなど、 コンテンツ制作だけではなく、 ツーリズムなど集客的要素を ・戦略港湾に関して、経済情勢 組み込んだ裾野の広い産業 や為替などの影響が小さくなる として取り組んでいく必要がある。 ような、仕組みを考えていくこと も重要である。 ・リスクヘッジの観点からも、異なる性格の港の組み合わせである阪神港としての強みを活かした施策を 進めるべき。 ・国際的な競争力強化に向けて大都市圏域の重要性はいっそう 高まってくる。大阪湾岸道路西伸部など 国土軸とも関わる路線 については早期の建設を国と協議する必要がある。 国際コンテナ戦略港湾 六甲アイランド RC-6/7バース -4- テーマ4.産業を活性化する 1. 主な取り組み ○ファッション産業における海外への情報発信について、 「チャンネルコウベ」を新規に実施し、神戸発のクリエイター やアパレル事業者を支援した。 ○市内中小製造業の海外進出を支援するアジア進出支援 センターについては、市内における認知度が向上しつつ あり、具体的な海外進出につながる事例(アドバイザー 派遣件数:14件)も出てきている。 パリのアパレル展示会「カプセル」での商談 ○市内事業者へのスパコン利用喚起を図るため、企業訪問 や各種セミナー等を開催(6回)した。 ○FOCUSスパコンの利用法人数が提供資源量の限界に 近い98法人(うち市内23法人)に達するとともに、 「京」の利用に関して市内企業4社が採択された。 ○ベトナム国ロンアン省の工業用水供給事業に関して、 官民協働で取り組むこととなった。 スパコン関連のセミナー ○有野イチゴ部会が新たにこうべ版GAP※に取り組むなど、 こうべ版GAPが広まった。 ※ こうべ版GAP:Good Agricultural Practiceの略。農業生産現場において、 食品の安全確保などへ向けた適切な農業生産 を実施するための管理 ポイントを整理し、それを実践・記録する取り組みのこと KOBE“にさんがろく”PROJECTでの新製品 ○KOBE“にさんがろく”PROJECTを新規に実施。 神戸産農水産物を素材に、市内企業や大学と連携し、 アイデアを大学生から募り、新商品の開発を進めた。 2. 外部評価委員の助言 ・経営者向け提案力向上セミナーでは,受講者へのアンケート 調査によって浮かび上がってきた課題を次のセミナーのテーマ 決定に活用するなど、受講者との双方向やり取りで経済環境の 変化に合わせた改善に取り組んでいくべきである。 ・FOCUSスパコンの利用企業が非常に多く、事業者にとって有効 なインフラであることが明らかになったといえる。今後、民間等の FOCUSスパコン 高速計算機への需要動向を見極めつつ、増設の可能性も検討 すべきだろう。 ・野菜や果実のブランド化は、神戸ビーフのように単品で打ち出せる ものではなく、アソートメント(お客が望んでいる商品、あるいは 求めている商品を適切に把握し、それらの商品を取り揃えること)が 重要になることを考えると、消費者だけへの直接の訴求に限界がある。 中間流通業者や卸売市場を取り込みながら進めていく必要がある。 新規参入者への研修 ・農業においても匠の職人技のような技術を次世代に継承していく 必要がある。機械金属関係のものづくりの世界で提案されている ように、熟練農業者の動画を記録しアーカイブズ化して保存する ことも農業行政として大切ではないか。 ・神戸の都心部の魅力は、いくつものエリアがモザイク状に形成 されており、各エリアがいろいろな光や色を放っていることから 生み出される街歩きの面白さである。 これまでは主として商店街単位での取り組み支援であったが、 今後、複数の商店街を横断する広域でのエリアマネジメントの 視点が必要である。 旧居留地の風景 -5- テーマ5.多様な市民が活躍する 1. 主な取り組み ○女性の入社後の活躍等につなげるため、学生時代からキャリア デザイン力を育成する「女子学生社会人力アッププロジェクト」を実施 ○ふたばシニア塾、シルバーカレッジの OB講座を実施し、生涯学習への取組み 支援や高齢者の地域活動支援を行った 女子学生社会人力アッププロジェクト ふたばシニア塾 ○学校等と連携し、学生が卒業後や中退後にニート状態 になることを未然に防ぐ 支援を実施 ○バリアフリー基本構想に基づき、 着実に改善を進めた ・波打ち歩道の解消 27.4km(累計) ・市バス車両のバリアフリー化 100% など ○第2回神戸マラソンの開催 ・19,103人の出走 ・7,102人のボランティア ・50万人を超える沿道応援 「サポステ・学校連携推進事業」による就労支援 ○「神戸レディースフットボールセンター」を活用し、小学校低学年を 対象としたINAC神戸レオネッサのコーチ・選手によるサッカー教室や、 複数の中学校による女子サッカー活動を実施した 神戸レディースフットボールセンター (平成24年11月オープン) 2. 外部評価委員の助言 ・『地域で実践するユニバーサルデザイン事例集』等にユーザーの声が見える と良い。今後は事例集を活用しながら,地域の特性を生かした活動が必要。 「こうべ男女いきいき事業所」シンボルマーク 「神戸ユニバーサルデザイン」 シンボルマーク ・男女いきいき事業所には地元の中小企業も増えてきているので、就職する学生 が一定数いる高等学校等(専門学校等)へ啓発リーフレットを配布すべき。 ・男性の育児参加への取り組みは一定の周知効果があったと思われるが、一時の 流行で終わらないようにしていくことが重要である。 ・高齢者の活躍推進について、地域活動を活発化していくためには, 新たな人材が活動に継続的に加わっていくことも重要であるため、 ボランティアグループなどの活動の継続的なフォローアップが必要。 ・外国人支援について、地域のNPOなどの活動を活かしながら、支援の 足りないところにどう支援を届けていくかが重要である。 シルバーカレッジ ・障がい者の就労については、いったん就労しても障がいによっては、すぐに離職せざるを得なくなるなど 厳しい状況なので、継続的に就労し続けるための支援も大切である。 ・若年者の自立支援は長期化すると難しくなる場合があるため、個人の 特性に配慮しながらできるだけ短期間で効果を得られる工夫が求められる。 ・毎年、注目度の高い大規模なスポーツイベントが開催され、円滑・安全に運営 されている。単発の大会であっても、スポーツの魅力を子どもたちに普及・啓発 するための新企画等につなげても良いのではないか。 神戸マラソン イメージキャラクター「はばタン」 -6- テーマ6.次世代市民を育む 1. 主な取り組み ○保育所整備「マッチング事業」など、新たな整備手法も活用し、689人の保育所定員増加を図った。 「保育ママ」事業も拡充し、平成25年4月1日時点の待機児童数は337人と、減少した。 ○市立中学校の全校において、地域の幼稚園・保育所等で、 「幼児とのふれ合い体験活動」 を実施。 「ふれ合い体験活動」 実施中の 中学生と幼児 ○「神戸っ子応援団」の立ち上げが進み(82中学校中、 67中学校区で実施)、小・中学校の連携が進むとともに、 地域ぐるみで子どもたちを育む活動に広がりが見られる ようになった。 「神戸っ子応援団」 による、登下校の 見守り活動 ○「次世代を育む市民会議」から提言「こうべ 人づくりメッセージ」をいただくとともに、 「メッセージ」の考え方を市民と共有するため、「3つの合言葉」の募集など、普及啓発に努めた。 ※平成25年4月に「3つの合言葉」最優秀作品を決定、あわせて「合言葉集」も作成 ○仙台市教育委員会と連携し、東日本大震災の教訓を踏まえて、防災教育 副読本「幸せ運ぼう」の大幅な改訂を行った。仙台市のページや防災 豆知識のコーナーを増やすなど、地震以外の記述も充実させた。 防災教育副読本「幸せ運ぼう」改訂版 ○「障がい児の療育体制の再構築」を検討し、身近な地域で障がい児支援ができる体制づくりに 向けた方向性を打ち出した。 ・障がい児の療育の西の拠点として、「のばら学園」の移転建替え ・全市の拠点である「総合療育センター」の体制強化・専門的訓練の機会の充実 など ※療育:障がいのある子どもが社会的に自立することを目的として行われる医療と保育 2. 外部評価委員の助言 ・「保育」では、「数」だけでなく「質」の確保も必要。特に、「子ども・子育て支援新制度」を 検討していく中で、「質」の確保についても留意が必要。 ・「命を大切にする教育」については、全国各地の取り組み事例も参考に すると、さらなる展開が期待できるのではないか。 ・「地域での子育て支援」について、大学やNPOのさらなる協力が 不可欠であり、そのための積極的な情報収集は欠かせない。 また、質の向上のため、従事者等への教育・研修も重要になってくる。 ・今後、虐待までは行かなくとも子育てに疲れている保護者や、子どもを虐待するかもしれないと 心配している保護者自身が相談しやすくなるような広報も、求められる。 -7- テーマ7.安全・安心の基盤を築く 1. 主な取り組み ○密集市街地において、災害時の「一時避難場所、 消火活動スペース」として、また、平常時は広場 として「地域のコミュニティの場」となる『まちなか 防災空地』を2箇所整備した。 消防局との連携により、簡易水道消火装置を 設置するなど、地域の防災性や住環境が向上 した。 ○老朽危険家屋に対し必要な措置を行うことが できるよう、「建築物の安全性の確保等に 関する条例」を改正した。 まちなか防災空地の整備例 (東垂水地区) 整備前 整備後 簡易水道消火装置を使った消火訓練 ○橋梁の長寿命化修繕及び耐震補強工事に ついて、国の補正予算を積極的に活用し、 次年度の予定を一部前倒しで実施した。 橋梁の長寿命化修繕 114橋(累計) 橋梁の耐震補強 77橋(累計) ○東部スラッジセンター焼却施設の改築・更新 工事が完了した。 ○都市の浸水対策として、表六甲地域の「内水 ハザードマップ」を広報こうべ防災特別号に 掲載し、市民に周知を図った。 ○防潮胸壁の整備では、次年度の目標を 前倒しで達成した。(整備率95%) 東部スラッジセンター 2. 外部評価委員の助言 ・すまいの耐震化を進めるうえでは、南海トラフ地震 の被害想定が出たタイミングなどでPRすると効果 があると思う。 ・法的な規制や立地条件などで耐震工事が 困難な建物への対応も検討する必要がある。 整備前 ・密集市街地では、防災性の向上はもちろんのこと、 若年世帯の転入につながるような視点での 取り組みも重要ではないか。 密集市街地における細街路整備 整備後 (長田南部地区) ・神戸港の高潮対策としての防潮胸壁の整備は、 民間所有の護岸など難しい部分もあると思うが、 知恵を絞ってぜひ100%を目指してほしい。 ・阪神・淡路大震災の被害をうけた神戸で行ったことは、 他の都市の見本にもなり、波及効果が期待される。 ・高潮対策の次は津波対策などを見据えた課題出しを してもらいたい。 ・橋梁長寿命化計画では、Ⅰ期の実績を踏まえて、 工法のマニュアル化などを行い、Ⅱ期ではより効果的に 整備を進めてほしい。 橋梁の長寿命化工事 -8- テーマ8.持続可能なまちをつくる 1. 主な取り組み ○六甲山の森林整備に伴い発生する 伐採木を、バイオマス資源として 「KOBEグリーン・スイーツプロジェクト」 に活用 ○「KOBEろっこう・かもめ発電」として、 市の土地及び建物屋根を活用した メガソーラーの導入 「こうべバイオガス」 「新神戸駅北側の市有林(整備後)」 神戸六甲西太陽光発電所 神戸港太陽光発電所 ○自転車利用環境総合計画の策定 ○放置自転車の削減に向けた新たな 駐輪対策として、民間活力を導入 した新たなスキームによる駐輪場 整備を開始 ○「スマート都市づくり計画」を策定し、モデル地区(摩耶、三宮南、 旧居留地、兵庫運河周辺)において、緑化のルールづくりや 省エネなどの取り組みを検討 ○六甲山麓部山上部のアクセス向上のために、「坂バス」「森バス」の 社会運行実験を開始(「坂バス」は平成25年度より本格運行) 2. 外部評価委員の助言 ・「環境モデル都市」に選定されたということを、市民や事業者に PRし、理解・応援してもらうとともに、行政内部においても、関係 部局の連携をいっそう促進しながら環境施策を進めてほしい。 ・自転車利用環境整備の手法を4つに分けてまとめられている ので非常に分かりやすい。 ・今後は、評価するための指標作りが重要になると思う。 ・総合的な交通環境の形成に向けた取り組みは、対象地域ごと に進捗状況も異なってくると思うので、体系的な整理を行い、 課題の見える化を図ってほしい。 兵庫駅周辺における新たな手法での 駐輪場の整備及び管理運営 ・今ほど環境問題に対する市民の問題意識が高い時期は ないので、神戸の地域特性を最大限に活かし、市民に 情報発信をして、積極的な取り組みを進めてほしい。 ・神戸は海に近く、六甲山から吹き降ろす風があるコンパクト な街であるため、まちにきちんと風を通せば、かなり気温は 下がるはず。 神戸のイメージ(2013年 WBCSD報告書より) -9- テーマ9.人と人とのつながりを深める 1. 主な取り組み ○須磨区新庁舎内にプラットホームを開設 ○まちづくり関係職員研修のプログラムを見直 し、受講者のニーズをより反映させて実施 ○パートナーシップ協定を六甲アイランド地区と 締結(25年6月に高丸地区と締結。累計7地区) ○地域活動統合助成金のモデル実施を北須磨 団地地区に続き野田北部地区において実施 まちづくり関係職員研修「聴き方」プログラム ○垂水区城が山 北地区で「わが まち空間構想」 が策定され、 まちなか防災 空地の整備な ど構想実現に 向けた取り組み を実施 パートナーシップ 協定締結式 (六甲アイランド) ○修学旅行生の受入・市内小中学校への 出張講座を通じて、語り部による市内外 への震災経験の発信を実施 まちなか防災空地(城が山北地区) 語り部プログラム (地域人材支援センター) ○KOBEソーシャルビジネスマーク認証の基準づくり及び 第1回認証式を開催し、3事業を認証 ○ソーシャルビジネス支援メニューを紹介するパンフレットを 中間支援機関と協働で作成 KOBEソーシャルビジネス マーク 2. 外部評価委員の助言 ・パートナーシップ協定を施策として位置づけたことにより、地域 住民だけではできない活動ができている。これを広報し、協定に 関心のある人たちと情報共有していく必要がある。 ・協定地区の検証を行い、制度化のための項目を整理する必要 がある。その際には、持続可能な地域活動のため、協定期間の 3年が終了した後の活動継続の方法についても考えるべき。 統合助成金活用による勉強会(北須磨団地地区) ハイキング道整備(西区神出町) ・統合助成金の活用によって従来の補助金ではできなかったことが できている。より進めるには地域内での会計処理の透明性の 確保および計画の共有が必要。 ・各局の補助金を区役所で統合し、区役所から支払い、区役所 でチェックする仕組みを構築することが望ましい。 ・区への人員配置や異動のローテーションを工夫するなど、 地域担当者の負担をどう減らすかが重要。個人の資質に 任せず、市全体として支援してほしい。 区プラットホーム (須磨区地域活動支援コーナー) KOBEソーシャルビジネスマーク認証式 ・ソーシャルビジネスはすぐには起業できないが、だからこそ支援 する意味があり、KOBEソーシャルビジネスマーク認証など市の支援は その事業の信用につながる。今後はマーク認証事業を増やすため、 広報の充実が重要。 -10- テーマ10.行政の「つながる力」を高める 1. 主な取り組み ○総合コールセンターへの問合せ件数 約78,000件(前年度から 37%増加) ○総合コールセンターの開設に合わせて 構築した「市民の声集約活用システム」を 活用し、11万件を超える市民の声のデータ ベース化を進めた。これを全庁的に共有 して市政に活用する取り組みが評価され、 2012CRMベストプラクティス賞を受賞した。 区民サービスディレクター勢揃い ○市ホームページのリニューアルを実施し、市民 目線のサイトであること、情報発信の量と質の 高さなどが評価され、政令指定都市で唯一、 平成25年全国広報コンクールウェブサイト部門で 入選した。 ○区民サービスディレクターを全区に配置した。 職員の意識や応対技術が向上し、来庁者 アンケートにおいても、全体的に職員の応対 に対する評価 が向上した。 ○関西広域連合及び構成団体等の相互の 連携強化や災害対応能力向上を図るため、 「関西広域応援訓練」を実施した。 ○海外メディアを対象とした プレスツアー(6カ国・地域の 記者8名参加)、 在京の外国大使館を対象とした ファムツアー(8カ国の外交官 等11名参加) を実施し、神戸の魅力を発信した。 大規模広域災害 の発生を想定した 関西広域応援訓練 プレスツアーでKOBE鉄人PROJECTを取材 2. 外部評価委員の助言 ・市民の声が有効に活用・反映された事例について市民にPRすることを通じ、職員の意識の醸成を 図るとともに、市民啓発につなげることが期待される。 ・今後も、各部局の主要な政策について、分野を問わず、 必要な情報のわかりやすい発信が促進されることが期待される。 ・社会保障・税番号制度の導入など諸条件の整備状況とも関わるが、 社会の一層の情報化・高齢化に対応するため、インターネットを 利用して諸証明を自宅で取得できる仕組み等を検討する必要があるのではないか。 ・今後、ますます近隣自治体との連携が重要となる中、圏域の中枢都市として、近隣の自治体と 連携した取り組みを、より一層進める必要がある。 ・目に見える広域化の取り組みとして、防災や観光だけでなく、幅広い分野で企画担当部局が 集まって議論する機会を設けていくべき。 隣接市・町長懇話会で積極的に意見交換 神戸まつりで阪神淡路地域ブランドをPR -11- テーマ11.創造性を高め発揮する 1. 主な取り組み 「311はじまり手帳」 デザイン・クリエイティブ センター神戸 オープニングイベント 「ちびっこうべ」 ○デザインの力で社会課題の解決を 図る「issue+design」の取り組み から、震災の記憶を風化させない ための手帳、「311はじまり手帳」 が生まれ、グッドデザイン賞を受賞 (「できますゼッケン」に続き、2年連続 の受賞) ○デザイン・クリエイティブセンター神戸 を平成24年8月に開設 ○定期的にゼミやワークショップが開催 され、約8万人が来館 ○「子どもの創造力を育むプログラム」をテーマとした、ユネスコ・デザイン都市 フォーラムを開催 ブエノスアイレス、ベルリン、モントリオール、サンテティエンヌ、グラーツ、 名古屋、深圳、ソウル、テグの9都市が参加 ユネスコ・デザイン都市フォーラム ○iPS細胞を用い、目の網膜を再生する世界初の臨床研究を国に申請した (平成25年7月承認。来年にも細胞移植の見通し) ○スーパーコンピュータ「京」の共用開始 ○神戸医療産業クラスターによる経済効果推計額1,041億円、 税収効果推計額35億円(平成22年度分) 神戸医療産業クラスター ○市内大学との全庁的な連携事業 634件 ○神戸大学と包括的な連携協定を締結するための準備を進めた (平成25年5月に協定締結) 神戸大学との包括連携協定 調印式(平成25年5月) 2. 外部評価委員の助言 ・デザインと縁遠いところにデザインの考え方を導入していくことが大切。医療産業都市の取り組みなど、 神戸の主要プロジェクトすべてに、デザインを組み込むべき。 ・デザイン・クリエイティブセンターだけでなく、 神戸中にクリエイターの活動拠点を設けるなど、 活動の幅を広げる取り組みも重要。 ・コアとなるクリエイターの育成も大切である。 また、市外のクリエイターが、絶えず神戸に関心を持ち、 来神頻度を高める工夫をすべき。将来的には、 神戸に移住してもらうような戦略も必要である。 デザイン・クリエイティブセンター神戸 スーパーコンピュータ「京」 ・国内外の先端クラスターとの連携も視野に入れるべき。 ・教育委員会や大学と連携し、この領域に関心を持ち、 能力を発揮できる人材を育成する取り組みも必要である。 ・神戸医療産業クラスターの中で、シミュレーションクラスターが どのような役割を果たすのかわかりにくい。市民にとって 分かりやすい取り組みになるよう心がけてほしい。 ・「関西イノベーション国際戦略総合特区」、や「国家戦略特区(現在、国で検討中)」は、神戸・大阪・ 京都を核に取り組まなければ、力を発揮できない。神戸が主導して強力な連携の構図をつくってほしい。 ・市内の中小企業への就職機会確保のため当該企業の情報提供を 行うなど、大学との情報共有の仕組みを考えてはどうか。 ・海外を含め市外の大学との産学官連携も更に進めるべきである。 市長と学長との懇談会 -12- テーマ12.まちの魅力を高め発信する 1. 主な取り組み ○地域と連携しながら、会下山公園、ヴィーナス テラス、灘丸山公園の3ヶ所にビューポイント サインを新設し、それをきっかけに地域の 取り組みが活発化した。 ○阪神三宮駅改良事業が完了し、引き続き 西改札口周辺地下空間整備の着手など 神戸の玄関口にふさわしい三宮駅前空間 の形成に向けた取り組みを進めた。 ○民間活力を活かした再開発実施に向け、 新港第一突堤における事業者を決定した。 (国際コンベンションホールや露天風呂、足湯を 備えたホテル・平成27年11月開業予定) アンパンマン ストリート 阪神三宮駅西改札口 ビューポイントのサインデザイン ○今後のMICE誘致計画を進めていくうえでの 指針となる「コンベンションセンター再構築 基本構想」を策定した。 ○「KOBE de 清盛2012」事業実施や大型客船を 誘致し、年間客船入港数が阪神・災以降最多 (110隻)になったこと等により、観光入込客数が 過去最高の3,282万人を達成。 ○観光客の回遊性や利便性向上を図るため、 スマートフォン版神戸公式観光サイト 「FeelKOBE」を開設、位置情報機能も付加。 神戸アンパンマン こども ミュージアム (平成25年4月オープン) ○ハーバーランドにおけるまちの回遊性・利便性 の向上を図るため、煉瓦倉庫等の夜間景観や 「アンパンマンストリート」の整備を進めた。 神戸・清盛隊 ボイジャー・オブ・ザ・シーズ 2. 外部評価委員の助言 ・神戸の特質、特性を生かした都市の方向性を出していただきたい。 また、JR、阪神電鉄などの公益の事業者だけでなく、周辺のビル等の民間事業者も含めた形での 中長期的な都心像を構築していく段階に入ってきたと思う。 ・回遊性向上のために、都心からウォーター フロントまで連続的に魅力的な空間を 作りだしていくことが重要。 ・徒歩、自転車、バス、地下鉄などをうまく組み 合わせて利用者にとって利便性の高い仕組み を作るべき。 ウォーターフロントの夜景 umie (平成25年4月オープン) ・ハーバーランドにおける、umie、アンパンマン こどもミュージアム等の誘致は高く評価できる。行政 だけではなく、地域と協働してエリアマネジメント を行い、賑わいを継続していくための次の一手 を次々繰り出していかなくてはならない。 ・ビューポイントサインについては、設置されたということだけではなく、市民と一緒に取り組んだ ということも含めて、もっと広報していくことが大事。 ・コンベンションについては、医療産業都市との連携、臨海部大規模事業所群や地場産業とのビジネス マッチングなど、神戸の蓄積を生かした戦略を検討していくことが必要だろう。 ・これからの都市の魅力は、その「ホスピタリティ」にあるといっても 過言ではない。その魅力は結果として、市民の誇りにもなり、また 生活の向上にもつながる。観光の社会・経済効果なども広報し、 都市の総合力を高めていくことが必要。 -13- 神戸国際会議場 「各区計画」の評価結果 ・ 各区でも、地域特性に応じた「各区計画」を推進しています ・ この各区計画は、2015 ビジョンと連携する関係にあり、区民まちづく り会議の協力を得ながら、計画の実行・評価を行っています ・ 計画期間は、2015 ビジョンと同じく、2011~2015 年度(平成 23~27 年度)です 区 重点 テーマ数 重点テーマの評価結果 顕著な成果 前進 現状維持 東灘区 5 2 3 0 灘区 7 5 2 0 中央区 5 2 3 0 兵庫区 10 9 1 0 北区 6 4 2 0 長田区 3 3 0 0 須磨区 5 3 2 0 垂水区 4 2 2 0 西区 6 4 2 0 【各区の将来像】 ・各区では、各区計画とともに、区の将来像を定めています 東灘区:すてきがあふれ、交流の風が吹くまち「ふるさと都市・東灘」 灘 区:みんなで創ろう!住みよい元気なまち・灘 中央区:くらす魅力、つどう魅力、多彩な個性が響きあう都心 兵庫区:やさしさと思いやりのまち 北 区:人が集い 兵庫 安心して暮らせる 魅力あふれる 緑といで湯のまち 長田区:~世界に誇れ!食と鉄人「グー」なまち長田~ 須磨区:地域の力と情熱があふれる住みよいまち~須磨~ 垂水区:住みたい住み続けたいまち 西 区:美しいまち西区 中央区 垂水 新しい田園都市をめざして -14- 東灘区の主な取り組み ○住吉川を守る取り組み ・住吉川クリーン作戦 約2,000人参加 ・絵画コンクール 134作品応募 ・水辺フェア 約1,000人参加 ○ひがしなだスイーツめぐり ・専用バスでスイーツ集積地 を周遊(360人/日) ・参加店 41店 ・地域イベントとの連携 住吉川クリーン作戦 ひがしなだスイーツめぐりバス ○お父さん出番ですよ! 先輩パパや父親同士 の交流等の育児参加 支援プログラム ・H24参加者 364人 お父さん出番ですよ! ○マンションでのコミュニティづくり マンションセミナーの開催等 マンションコミュニティ支援事業 ・H24 101件 マンションセミナー 灘区の主な取り組み ○親子の交流の場の提供 ・子育て広場 44回 ・子育てフェスタ☆なだ 来場者2,800人 ・ベビーキャラバン 12回 ○摩耶山魅力アップ アイデア募集の最優秀賞 「シム記念・摩耶登山マラソン」の開催準備を 進めた(平成25年5月11日開催) 灘レンジャーによる健康啓発 ○「メタボ予防戦隊!灘レンジャー」 による健康に関する啓発活動 12回 子育てフェスタ☆なだ(六甲道南公園) シム記念・摩耶登山マラソン (平成25年5月11日) ○ミュージアムロードをコンセプトとしたデザインを、阪急アーチ橋の 橋台部にペイント 阪急アーチ橋・壁画プロジェクト 中央区の主な取り組み ○危機管理のできているまちづくり ・帰宅困難者対策訓練の実施 ・新たに緊急待避所として㈱神戸国際会館、 神戸文化ホール2施設と協定を締結 ○「お気軽ランランゆ~マップ」を作成し、 健康増進と都心の回遊性を向上 帰宅困難者対策訓練 お気軽ランランゆ~マップ ○こうべ海の盆踊りなどを引き続き開催し、にぎわいを創出 ○中央区のマスコットキャラクター「かもめん」を新たに 制作し、情報発信に活用 中央区のキャラクター 「かもめん」 こうべ海の盆踊り2012 -15- 兵庫区の主な取り組み 市区合同総合防災訓練 ○地域ゆかりの歴史の保存・活用及び地域資源 の連携促進として ・牧野富太郎生誕150周年記念講演会の開催 ・平清盛にちなんだ兵庫区歴史絵巻・歴史 懐古行列「平清盛スペシャル」を実施 ・兵庫観光ボランティアによる案内 利用団体数 87団体 利用人数 1,986人 平清盛スペシャル ○市区合同総合防災訓練を実施するとともに、 災害時要援護者の登録を推進 ○ひとりぐらし高齢者等に対する見守り体制を充実 させるため、「高齢者見守り応援団」の登録を推進 ○平成24年度で第50回を迎え、身近なところから 美しくを合言葉に行っている「兵庫区民まちかど クリーン作戦」を継続して実施 高齢者見守り応援団ステッカー 兵庫区民まちかどクリーン作戦 北区の主な取り組み ○茅葺き(かやぶき)民家を活用し、 クラシックコンサートやお茶会などの イベントを開催 ○大沢町と有野台の交流を通じ、 地産地消の取り組みを推進 大沢町と有野台の交流 茅葺き民家でのクラッシックコンサート演奏会 絆サポーター 発足式 ○農村歌舞伎上演会の開催 ・下谷上農村歌舞伎 ・北僧尾農村歌舞伎 ○地域住民が日々のくらしの 中で高齢者への目配りを行う 「絆サポーター」活動を拡充 下谷上農村歌舞伎上演会 長田区の主な取り組み あそびマエストロによる折り紙講座 ○子どもに昔遊びを教える名人(マエストロ)を養成、 高齢者による子育て支援を実施 あそびマエストロの登録 31人 ○商業・産業に元気をもたらすため、 「ぽっぷカルチャーフェスティバル」を開催 13,500人の参加 ぽっぷカルチャーフェスティバル ○獅子ヶ池、苅藻川、新湊川における 自然にかかわる活動及び地域交流の推進 ○区民の健康増進・体力づくりの取り組みとして いかなごウォークラリー等を開催 いかなごウォークラリー 新湊川における七夕灯ろう流し -16- 須磨区の主な取り組み ○障害者施設自主製品の アンテナショップ 「Sumarché(すまるしぇ)」 を須磨区役所1階に開設 (第4木曜) ○須磨ニュータウン展 の開催 須磨ニュータウン展 「Sumarché(すまるしぇ)」 ○地域子育て応援プラザ須磨を開設 ○須磨海岸の魅力を発信するため、 「須磨楽海(すまらくうみ) 海岸文化祭」 を開催 ○パトロール中の表示をしながら、事業者に配達や 検針業務を行ってもらう 「すま・地域ぐるぐるパトロール」 を開始 13事業者・19事業所が協力 須磨楽海 海岸文化祭 すま・地域ぐるぐるパトロール 出発式 垂水区の主な取り組み ○区民からのお薦め情報を得、 情報誌「たるみりょく」を作成 ○観光ボランティア案内で、 目標の1,000人を達成 ○徘徊高齢者SOS模擬訓練を実施 ・つつじが丘 ・上高丸 ・本多聞 情報誌「たるみりょく」 徘徊高齢者 SOS模擬訓練 ○東垂水に「ひがたる親父 の会」が新規設立 ○垂水父親連が「たるみ チャンバラ世界大会」 を開催 ○観光大使ごしきまろの 地域活性化イベント、 3歳児検診などでの 運用開始 たるみチャンバラ世界大会 神戸マラソン応援時のごしきまろ 西区の主な取り組み ○地域で開催される ウォーキング イベントにあわせ、 参加者への健康 チェックを実施 ○災害時一人も見逃さない 運動 要援護者マップの作成、 防災訓練、疑似体験学習 などを実施 要援護者が参加した防災訓練 ○川とふれあう機会づくり 地域のウォーキングイベント ○西区誕生30周年記念の 一環で、「お祝いステージ」 を開催 農村地域の伝統芸能や、 大学生による演奏などが ニュータウンで披露され、 地域間交流が図られた プレンティ広場での「お祝いステージ」 各河川でクリーン作戦を実施 -17- ★みなさんのご意見をお待ちしています★ 「神戸 2015 ビジョン」「各区計画」の詳しい評価結果については、ホームペ ージか下記の窓口まで。 ・HP アドレス http://www.city.kobe.lg.jp/keikaku.html ・窓 口 企画調整局 総合計画課(市役所1号館 12 階) 市民情報サービス課(市役所 2 号館 2 階) 各区まちづくり課 「神戸 2015 ビジョン」「各区計画」に関するご意見の提出は、次のいずれか の方法により書面で「企画調整局 総合計画課 意見募集の係」あて送付してく ださい(様式は自由ですが、電話などによる口頭での意見提出はできません)。 ・郵送 〒650-8570 (住所不要) ・FAX 078-322-6009 ・Eメール [email protected] ・持参 企画調整局 総合計画課(市役所1号館 12 階) (平日の 8 時 45 分から 12 時、13 時から 17 時 30 分まで) (受付期間) 平成 25 年 9 月 2 日(月)~10 月 1 日(火) (意見の取り扱い) いただいたご意見は概要を公表し、今後の市政運営の参考とさせていただき ます。個別の回答は行いませんので、ご了承ください。 (個人情報等の取り扱い) 意見、氏名、住所、Eメールアドレス等については、神戸市個人情報保護条 例に基づき適切に管理するとともに、他の目的に利用、提供を行いません。 -18- 【問い合わせ】 神戸市 企画調整局 〒650-8570 企画調整部 総合計画課 神戸市中央区加納町 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