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評価 - 滋賀県

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評価 - 滋賀県
平成23年度 知事直轄組織 組織目標の評価
総合評価
知事直轄組織の「アンテナ機能を最大にし、知事のトップマネジメントをサポートするとともに、安全・安心な地域を築く」のスローガンのもと、広報課は「地域
の声、生活者の視点で県民の思いを活かします。」、防災危機管理局では「県民との協働により、地域の防災力を高めます。」をそれぞれ目標に掲げ、その
実現に取り組みました。
広報・広聴においては、「知事と語る未来事業」に積極的に取り組むなど、多くの県民の声を関係部局につなぐとともに、様々な広報媒体やパブリシティの積
極的な活用により、県政情報を広く内外に情報発信できました。
また、防災対策においては、危機管理センター基本計画を策定するとともに、地域防災計画(原子力災害対策編)を見直すなど防災対策の強化を図りまし
た。さらに地域特性を踏まえた減災力・防災力の強化を支援するとともに、将来の消防団の担い手となる人材育成を図るための学習ガイドブックを作成する
など、自助、共助による地域防災の向上に向けた取り組みを進めることができました。
個別評価
番号
項
目
名
「発信しないと、もったいない」
県の情報は県民と共有する義務があります。県民の
ニーズを的確に把握し、県として広報すべきものをタ
イムリーに広報誌、テレビ、メールマガジンなど様々な
広報媒体やパブリシティを効果的に活用し、広く内外
への情報発信に努めます。
2
県民の思いを活
かし、つなぎ、発
信する広報・広聴
を展開します。
4
5
6
7
8
評
価
「日々是広聴」
「知事と語る滋賀の未来事業」の開催が
県民のみなさんの声をしっかりと受け止め、明日の暮 目標とした18回を大きく上回る28回とな
らしにつないでいきます。
り、「知事への手紙」の受付が1500通を
超えるなど、多くの県民の声をお聴きする
ことができ、関係部局につなぎました。ま
た、「県政世論調査」の結果についても、
審議会の資料等として施策を検討するう
えで有効に活用されました。
1
3
目標の内容
(達成度)
今後の対応
◎
引き続きお聴きした県
民の声を施策や事業に
活かしていけるよう、関
係部局にしっかりとつな
いでいきます。
県政広報誌『滋賀プラスワン』を「いつ
も」または「たいてい」読んでいるとした人
の割合を62%を目標に掲げたが、調査
の結果、広報誌の閲読率は、53.2%で
した。
また、テレビ番組『県政週刊プラスワン』
を「いつも」または「たいてい」見ていると
した人の割合18%を目標に掲げたが、
調査の結果は15.3%でした。
今後も読者ニーズを踏
まえて内容の充実に努
めるとともに、他の媒体
との連携を進めます。
また、視聴者ニーズを
踏まえ番組内容の充実
を図り、各種広報媒体
で番組の周知を図りま
す。
メールマガジンの登録者数1,000人を
目標としていましたが、本年3月14日現
在で1,104人が登録されました。
県外の出版社等に滋賀県の魅力を売り
込み、知事対談などの記事が雑誌6誌に
掲載されました。
引き続き掲載記事を工
夫し、他の媒体との連
携を進めます。
○
定例記者会見での話題提供案件の新
聞掲載率90%を目標としてきましたが、8
0.9%に留まりました。
(話題提供42件のうち、34件掲載)
話題性のあるテーマを適時に提供する
よう努めた結果、新聞への掲載による広
報活動が一定できました。
しかし、開催結果は掲載されるが、事前
告知記事が少なく掲載率の低下をまねい
た。新聞に掲載されるような大きなテーマ
は議会の委員会で公表されており、定例
会見との時期がずれ、知事コメントを併せ
てとることが課題です。
さらにタイムリーな話題
提供に努めるとともに、
今後テレビの放映率や
ぶらさがり記事の掲載
率も評価項目に入れる
ことが重要と考えてい
ます。
「情報発信のWILLとSKILL」
CMS(コンテンツ管理システム)の操作
職員全てが広報・広聴のモチベーションを高め、情報 研修の参加者数研修会の参加者数100
の発信力、パブリシティの活用力を高めます。
名を目標としたが、結果108人の参加者
がありました。
また、政策研修センターでの広報研修
受講者の理解度70%を目標としてきた
が、修了者の全員100%(達成率14
3%)が、内容をよく理解できたかとの質
問にて、「あてはまる」「ややあてはまる」
と回答しました。さらに、今年度作成した
「広報マニュアル」を研修で活用すること
も出来た。
①基本計画検討委員会を4回開催し、12
危機管理センターの基本計画および基本設計を策定 月に検討結果報告を受けました。これを
します。
踏まえ、3月に基本計画を策定しました。
②基本計画の検討に時間を要したが、基
本設計に向け予算を確保することができ
ました。
引き続き記事掲載を働
きかけます。
CMS研修は、引き続き
毎月実施します。
◎
○
平成23年度に作成した
「広報マニュアル」を活
用し、研修内容の一層
の充実に努めます。
平成24年度に基本設
計、実施設を行い、平
成26年度の建物完成、
平成27年度の運用開
始を目指します。
9
危機管理機能の
強化を図ります
・本県独自の放射性物質拡散予測結果
に基づき、計画見直し検討委員会を4回
開催するとともに、市町等の意見や近隣
府県の動向を踏まえ、「避難計画」、「モ
ニタリング計画」、「リスクコミュニケーショ
地域防災計画を見直し、県民の安全、安心を確保しま
ンのあり方」を柱とする地域防災計画原
す。
子力災害対策編の見直しを防災会議で
決定しました。
・地域防災監会議開催(2回)、危機管理
連絡調整会議(2回)、連絡員会議(6回)、
市町担当者等会議(2回)を開催して庁内
はもとより、地域、市町との情報共有等連
危機事案発生時に防災危機管理監のもと、地域
携強化を図りました。
においては迅速・的確な対応がとれるよう、地域防災 ・関係機関参加の研修、訓練について
監を中心とした関係機関の連携と対応力を強化しま は、東日本大震災の影響により国民保護
す。
共同実動訓練は中止しましたが、安否情
報サポート研修(2月)、新型インフルエン
ザ対策研修会(2月)を実施し、ボランティ
ア団体やライフライン事業者等との連携
強化を図りました。
10
11
・モデル事業については、それぞれ特色
のある 取組5件に対し、計画どおり支援
地域の構成員が、連携、協働のもと地域特性を踏ま することがで きました。
横つなぎが地域
えた減災力、防災力を発揮するための仕組みとして、 ・H23年度の「減災協働しくみづくり検討
防災の原点~
「連携、協働によるかまどベンチづくり」、「企業と地域 会」のメンバー4人に現地取材や成果発
自助、共助による
と連携」、「自主防災組織の担い手の拡大」の3つのモ 表会にも参画いただき、モデル事業の評
地域防災力の向
デルを示して、生活者の視点から地域防災に取り組 価を行いました。
上を図ります
む実践活動を支援します。
・モデル的な取組を拡げるために有用な
情報を集めたHP「地域防災ちえ袋」を防
災ポータル内に立ち上げました。
12
・将来の消防団の担い手となる人材育成
を図るため、小学校教員を対象にした学
習ガイドを作成しました。
消防団組織の充実強化のため消防団への若者や女 ・びわ湖放送で消防団活動のテレビ広報
消防団組織の充実強化
性の参加を促進し、増員を図ります。
(くらしsafety)を行い、加入促進を啓発す
るとともに、若者や女性を対象にした消防
学校1日体験事業を実施し、入団のきっ
かけづくりをすすめました。
13
愛知郡広域行政組合消防本部と東近江行政組合消
東近江消防・愛知郡消防広域化協議会
防本部との広域化の実現に向けて積極的な調整を図 において平成24年3月6日に消防広域化
ります。
協定が締結されました。
14
15
広域消防体制の 全県での消防デジタル化に向けての具体的な体制
充実を図ります について課題整理を行うとともに、無線整備の広域化
について検討を進めます。
また、全県1消防本部体制についての課題整理を行
い、「滋賀の消防体制のあり方」についての報告書を
まとめます。
東日本大震災に
対する支援を
します
・消防長会での消防救急デジタル無線に
かかる広域化整備計画策定の合意を踏
まえ、滋賀県の全体計画を1年前倒しで
策定しました。
・消防体制検討委員会において「滋賀の
消防 体制のあり方」についての最終報
告を取りまとめました。
①引き続き、検討委員
会を設置し、救急・救助
計画、緊急被ばく医療
計画、交通警備計画等
を内容とする地域防災
計画原子力災害対策
編の継続的な見直しを
行います。
◎
②地域防災計画原子
力災害対策編に基づ
き、住民避難訓練やモ
ニタリング訓練等、具体
的な取り組みを進めま
す。
○
○
・組織再編に伴い、地
域防災監を中心とした
地域の危機管理体制
の再構築と連携強化を
図ります。
・国との国民保護共同
実動訓練を来年度に実
施するなど、危機事案
発生時の対応力の向
上を図ります。
地域の構成員が、連
携、協働のもと地域特
性を踏まえた減災力、
防災力を発揮するた
め、3つのモデルを中心
とした取り組みが各地
で行われるように努め
ます。
○
引き続き、消防団組
織の充実強化のため、
消防団への若者や女
性の参加を促進し、増
員を図るよう努めます。
○
平成24年10月1日の
広域化消防本部の運
用に向けて支援しま
す。
○
各消防本部で取り組
まれる消防救急無線の
デジタル化の整備に向
けて、必要な補助事業
や起債事業の採択に
向けて支援します。
・現地連絡所への職員派遣、避難所へ職
今後も被災地からの
被災地、被災者のニーズに応えて積極的に支援しま 員派遣等を実施しました。(連絡所:67隊
情報収集を行い、ニー
112名、避難所:30班327名)
○
す。
ズに応じた復興支援を
・被災地、被災者からの情報収集を行
行います。
い、ニーズに応じた支援を行いました。
※達成度は、◎(目標値以上の実績があった)、○(ほぼ目標値どおりの実績)、
△(目標値に達しなかった)、×(未実施)
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