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アンプ内蔵小型超音波センサ

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アンプ内蔵小型超音波センサ
特許申請済・意匠登録三件登録済
アンプ内蔵小型超音波センサ
OMシリーズ( アナログと スイッチング出 力 の 全 9 7 機 種 )
2015年度総合カタログ
(1) 会 社 組 織 の ライフサイクル
創 業 2 8 年 目 を 迎 え る 2 0 1 5 年 は 組 織 の 疲 弊 と 社 会 構 造 の 変 化 (特 に 国 境
を 取 払 い 地 球 を 単 一 市 場 と す る グローバル化 と 情 報 革 命 の ネットインフラの 普 及 )が も
た ら す 大 変 化 の 年 で あ り ま す 。 会 社 の 賞 味 期 間 は 30年 と 言 わ れ ま す 。
根底を覆すような制度変革と製品展開がなければ、そのまま衰弱死してしま
い ま す 。 こ の 事 は 現 在 の 目 覚 ま し い I T が ら み の インフラの 進 展 を 見 る ま で も な
く 一 目 瞭 然 で あ り ま す 。 こ れ は ソフト絡 み の 業 種 (ビジネスモデルも 含 む )で は さ ら に
顕 著 で あ り 比 較 的 変 革 の 波 が 小 さ い センサ業 界 で あ れ 遅 れ を 取 れ ば た ち ま ち 製 品
自 体 が 陳 腐 化 し て し ま い "座 し て 死 す "と い う 苛 酷 な 運 命 を 受 入 れ ざ る を 得 な
くなります。
具 体 的 に は 超 音 波 センサ出 力 の 無 線 化 (ブルートース・Wi-Fi)で あ り 、 アイフォーンや インターネット
に 繋 が る 事 で あ り クラウド等 に データを 蓄 積 す る 事 で す 。
高 精 度 距 離 測 定 と 障 害 物 の 有 無 検 出 を 目 的 と し て 開 発 さ れ い ま ま で の センサ群
(周 波 数 帯 別 に は 、 300KHZ・ 200KHZ・ 120KHZ・ 75KHZ・ 50KHZ・ 40KHZ・ 25KHZ)
は 空 中 (エ ア ー )セ ン サ と し て 極 め て 多 岐 に わ た る 広 汎 な 製 品 展 開 が な さ れ て
い ま す 。 こ れ ら の 多 様 な センサか ら の 出 力 を 顧 客 の 多 様 な ご 用 途 に 応 じ て 世 界 の
ど の 場 所 で あ れ 、 自 在 に 使 え ま す 。 センサの 無 線 化 が 測 定 分 野 に 限 ら ず スイッチング
領 域 で も ビッグデータアの 取 得 等 、 制 御 の 幅 を 格 段 に 拡 張 し て い き ま す 。
特にこの数年前辺りからは屋外の暴風雨雪乱れる厳しい環境下の中での走行
車輌・鉄道車輌の検知への要求が増えてきております。先の大震災の経験と
近 年 増 え て 来 た 噴 火 水 害 等 の 天 然 災 害 に 伴 い 監 視 目 的 の 超 音 波 センサーが さ ら に
必 要 と さ れ て ま す 。 メインテフリーと トラブルフリーを 前 提 と し た O M シリーズ超 音 波 センサーに
ご期待ください。
SCOPION
World's First Smart Distance Meter
CAT.No.CS-140113
CAT.150104
オ ー ミ ッ ク 電 子 株 式 会 社 (www.ohmic.jp)
福 島 県 郡 山 市 堤 二 丁 目 3 7番
TEL:024-952-7560 FAX:024-952-7568 電 子 メール:[email protected]
(2) セ ン サ ー の 特 徴
1.特殊フィルターの採用により雨を気にせず屋外で使用できる。
他 社 セ ン サ ー (超 音 波 、 光 電 共 に )で は 雨 、 雪 を 検 出 す る 事 が あ り ま す が 、 弊 社 の セ
ンサーは雨や雪が降っていても誤動作することなく使用できます。又、振動子が濡
れますと検出距離が短くなったり誤動作の原因になりがちです。このフィルターは
弊社が独自に開発したもので、水を強力に弾き振動子に水が侵入するのを防ぎます。
車両等に搭載して使用する場合は時速20km/h以下で走行するぶんには問題は
ありません。
2.高出力振動子の採用により長距離でもふらつきが少なく確実に検出。
これはOM7/8/9に特徴的ですが、通常の国内製のセラミック素子では結露等
で水滴が表面に付着すると検出自体が難しくなりますが、弊社のセンサーは確実に
検 出 し ま す 。 又 、 鉛 筆 等 の 細 い (表 面 積 の 小 さ い )物 で も 検 出 が 可 能 で す 。 O M 5 タ
イ プ に つ い て も 、 セ ラ ミ ッ ク 振 動 素 子 の 弱 点 (動 作 幅 が 狭 い )を 克 服 す べ く 、 先 端 の
筒に絶妙のテーパー加工を施し、障害物センサーとして程よい動作幅と角度特性を
実現しました。
3.返波2回一致回路の採用により耐ノイズ性に優れる。
若 干 の 応 答 速 度 は 犠 牲 (1 0 m で 2 8 0 m S )に な っ て い ま す が 、 通 常 の 他 社 超 音 波
セ ン サ ー に 比 較 し て 単 発 外 来 ノ イ ズ に は 極 め て 効 果 的 で す 。 (詳 細 は 特 許 文 章 を 参 照 )
4 . 複 数 個 使 用 時 で も 同 期 線 接 続 で 相 互 干 渉 無 し (同 時 発 振 方 式 )。
他社メーカーではスキャニング方式、マスター/スレーブ方式を採用していますが
応答性が若干犠牲になります。弊社のセンサーは、センサー同士の同期線を繋ぐ事
により音波を同時に発振させてあたかも全体で一つのセンサーとして機能し、相互
干渉することなく複数個のセンサーを同時に使用できます。
5.温度補正回路内蔵で昼夜を問わず四季を通じて安定した測定と検出。
音速は空気の温度により変化します。ですから温度による変化に対して補正をする
必要があります。他社製品も補正回路は入っていますが、それでも10℃の変化で
F.S.の 1 . 0 % が 限 界 で す 。 弊 社 の 製 品 は 実 測 の 結 果 、 1 0 ℃ の 温 度 変 化 で F.S.の
0.05%程度をクリアーしています。
6 . ホ ー ン 装 着 (オ プ シ ョ ン 品 )で 音 波 を 拡 散 さ せ ず に 円 柱 形 の 動 作 範 囲 。
本来音波は円弧状に拡散しますが、これを極力抑えて検出範囲を円柱形にします。
これにより検出幅は若干狭まりますが、測定対象に対する感度が飛躍的に高まり、
非常にメリハリの良い検出が可能となります。これも弊社のローテック技術の一つ
です。
7.現場の多様なニーズに合わせた豊富なラインアップ。
最 大 検 出 距 離 は 3 0 c m か ら 1 0 m ま で を 細 か く カ バ ー (別 項 の ∼ を 参 照 )。 出 力 形
式 は ア ナ ロ グ 出 力 (電 流 、 電 圧 出 力 )と コ ン パ レ ー タ 出 力 (N.O.及 び N.C.モ ー ド )の 2
系 統 を 用 意 。 他 に も 高 速 応 答 (交 通 管 制 用 )、 高 感 度 (深 雪 測 定 用 )等 の 特 殊 使 用 に も
対応。
(3) 用 途 別 納 入 実 績 表
使用機種名
応 用 例
諫 早 湾 模 型 (シュミレター)で の 液 面 変 化 測 定 (8 個 使 い )
OM9-05SM
一 般 道 で の 車 両 ス ピ ー ド 測 定 ・ 警 告 (2 個 使 い )
OM5-5CNU1(特 注 )
大 井 埠 頭 で の 門 ク レ ー ン (トランステーナ)障 害 物 検 知 (トラック、 人 )
OM5-10C(ホーン装 着 )
交 通 量 調 査 (速 度 、 通 過 台 数 、 車 種 / 2 個 使 い )
OM5-8CNU(特 注 )
駐 車 場 ゲ ー ト 管 理 (屋 外 スーパー駐 車 場 で の 車 の 出 入 り チェック)
OM5-10C
工 場 敷 地 内 で の 屋 外 無 人 搬 送 車 障 害 物 検 知 (アナログ制 御 )
OM5-10SD
製 鉄 所 内 洗 浄 工 程 後 の 鋼 板 ル ー プ 制 御 (10m)
OM5-10ST(特 注 )
鉄 道 用 保 守 車 輌 砂 利 整 地 後 の レ ベ ル 確 認 (1 車 輌 4 個 使 い )
OM7-1C/OM8-3C他
多 摩 川 清 掃 工 場 内 ゴ ミ 収 拾 車 検 知 (検 知 時 ゲート開 、 非 検 知 時 閉 )
OM5-10S/OM8-5S
道 路 状 況 監 視 シ ス テ ム で の 通 行 車 輌 カ ウ ン ト (トラカン)
OM5-5CNU1(特 注 )
電 動 ゴ ル フ カ ー ト 障 害 物 (プレーヤー含 む )検 知 (減 速 、 停 止 、 警 報 )
OM5-5CN/OM5-5CND
自 動 茶 摘 み 機 械 障 害 物 (作 業 者 )検 知 (アナログ制 御 )
OM8-3S
身 長 体 重 計 (身 長 測 定 用 )髪 を 無 視 し て 頭 皮 か ら の 距 離 測 定
OM7-1H2(特 注 /特 許 )
自 立 走 行 ロ ボ ッ ト の 位 置 確 認 と 障 害 物 検 知 (アナログ制 御 )
OM5-10S/OM6-3S
鋳 造 直 後 の ア ル ミ ホ イ ー ル の 偏 芯 測 定 (内 側 か ら 曲 面 を 測 定 )
OM9-05S
スリッター機で切断後のテープ巻取り量の測定、制御
OM9-05SM/OM7-1S
夜 間 巡 視 ロ ボ ッ ト の 走 行 位 置 確 認 と 障 害 物 検 知 (アナログ制 御 )
OM8-3SS/OM7-1SS他
列 車 の 左 右 傾 き 測 定 (車 輌 下 部 よ り レールと の 距 離 測 定 )
OM7-1S
金 型 用 砂 の レ ベ ル 確 認 (常 に 一 定 量 を 金 型 に 供 給 )
OM7-1S/OM7-1C
豪雪地帯での気象観測システムの一環としての深雪計
OM5-10SK(特 注 )
製鉄所内での自動クレーンシステムの要としてのコイル位置測定
OM5-10SD/OM6-5S
タイヤ工場でのライナー巻取り制御及びゴム練り量の測定
OM7-1S/OM8-3SS
J R 駅 構 内 で の 列 車 到 着 検 知 (斜 上 よ り 検 知 後 ディスプレイON)
OM5-5CND(特 注 )
自 動 プ レ ス 機 材 料 (板 状 )の ル ー プ 制 御 (テンションコントロール)
OM7-1S
洗 車 機 で 洗 浄 中 の 車 高 と 車 幅 測 定 (評 価 検 討 中 )
OM4-1SD(特 注 )
金 型 段 取 替 え 台 車 の 障 害 物 検 知 (8 個 使 い )
OM5-5CND
屋 内 搬 送 車 追 突 防 止 (網 状 の カゴで 光 センサーで は 検 出 不 安 定 な た め )
OM6-2C
駐車場出入口で車輌を検知しトリガーとしてカメラを連動させる
OM5-5CNU(特 注 )
除 雪 車 の バ ッ ク 走 行 時 の 安 全 確 保 用 障 害 物 検 知 (評 価 検 討 中 )
OM5-5SD(特 注 )
夜 間 警 戒 追 尾 ロ ボ ッ ト の 位 置 確 認 と 障 害 物 検 知 (2 個 使 い )
OM5-5S
パートナーロボットの位置確認と障害物検知
OM7-1ST(特 注 )
ビル駐車場内の車在検知用センサーとして OM5-5C
平 成 1 7 年 1平成25年10月01日現在
2月現在
(4 ) 仕 様 一 覧
形 式
電源電圧
アナログ出力型(代表例)
OM5−10S
OM6−2S
OM7−1S
スィッチング出力型(代表例)
OM8−5S
OM9−05S
OM4−1CN OM5−10C
OM6−5C
OM7−1C
備 考
OM8−5C
DC11.5V∼30V リップル3%以下
推奨電圧はDC24V+/-10%です。
定 格
消費電流
測 定 範 囲
最小不感距離
超音波周波数
直 線 性
50mA以下
0 .5 ∼ 1 0m
0 .3 5∼ 2 m
0. 15 ∼ 1m
30mA以下
0. 25 ∼ 5m
0. 1∼ 0. 5m
0. 3∼ 1 .2 m
0. 5∼ 1 0m
0. 5∼ 5 m
上記、測定範囲の最小値以下
40kHz
125kHz 75kHz 200kHz
40kHz
0. 15 ∼ 1 m
0. 35 ∼ 5m
不感距離は出力の不安定
領域で非検出ではありま
せん。反射率の高いもの
だと、不感距離内でも出
125kHz 75kHz
力します。
±2.0%F.S.
NPNオープンコレクタ出力
出
スィッチング出力
力
特
アナログ電流出力
性
アナログ電圧出力
CNタイプ、CPタイプ
シンク電流:100mA(400V)Max.
短絡保護回路内蔵
も準じます。
2 ∼ 21 mA
0. 4∼ 1 0. 5V
検知対象物が無い場合、
出力電流は21mA近く
、出力電圧は11V近く
1. 0∼ 1 0. 5V
出ます。
分 解 能
0. 15 ∼ 1m
0. 1∼ 0. 5m
0. 3∼ 1 .0 m
0. 15 ∼ 1 m
φ 20 mm ポ ール (5 0c m長 )
0. 5∼ 5 m
0. 5∼ 2 .5 m
0 .3 ∼ 4. 0m
0. 4∼ 5 m
0 .5 ∼ 2. 5m
0 .3 5∼ 4 .0 m
φ 2 8m mホ ゚ー ル( 2m 長 )
5∼ 10 m
2 .5 ∼ 5m
4. 0∼ 5 m
5 ∼ 10 m
2. 5∼ 5 m
4. 0∼ 5 m
測 定 周 期
約 14 0m S
約 80 mS
約 1 6m S
約 7 0m S
約 16 mS
約 1 6m S
約 80 mS
約 80 mS
約 1 6 mS
約 7 0m S
応 答 速 度
約 28 0m S
約 1 60 mS
約 3 2m S
約 14 0m S
約 32 mS
約 3 2m S
約 16 0m S
約 16 0m S
約 3 2 mS
約 14 0m S
300× 300mm平 板
各型式により各値が異な
ります。2回一致回路採
用の為測定周期の2倍が
応答速度となります。
指 向 角 度
約±15°
最小検出物体
表示灯
約±10°
(上 下 方 向 )
約±10°
約±20°
(左 右 方 向 )
P . L. 1 (上 部 ) : 動 作 表 示 灯 ( 緑 色 LE D )
P . L. 2 (下 部 ) : 電 源 表 示 灯 ( 橙 色 LE D )
使用周囲温度範囲
−10℃ ∼ +55℃
使用周囲湿度範囲
35% ∼ 85%以下(結露無きこと)
接 続
ケース材質
保護構造
重 量
ボリウム
約±5°
約±10°
(上 下 方 向 )
約±10°
約±20°
(左 右 方 向 )
P. L. 1( 上 部 ) : 動 作 表 示 灯 ( 橙 色 : N .O . N .C .)
P. L. 2( 下 部 ) : 動 作 表 示 灯 (橙 色 : N .C .)
約±25° 約±15°
指向角度が広いほど、対
象物の傾きに対して強く
なります。
コ ネ ク タ ー 接 続 方 式 ( オム ロン XS 2F -M 42 1- 40 2- R 2m ス トレ ート 標 準 / 5 mタ イフ ゚も オ プ シ ョ ン で 用 意 し て ま す )
フランジ/ケース:プラスチック(ABS 黒色/ガラス繊維入り)
IP53
約50g
約50g
IP64
約60g
約90g
感 度 調 整 V R ( SE NS IT IV IT Y)
電 流 ( 電 圧 ) 調 整 V R (Z ON E SE TT IN G)
IP53
約70g
約50g
感 度 調 整 V R (S EN SI TI VI TY )
検 出 距 離 設 定 V R (Z ON E SE TT IN G)
IP64
約60g
約90g
特 殊 フ ィ ルタ ー の 採 用 で 降 雨
降雪にも耐えます。
屋外での使用可能。
(5) 接 続 ・ 動 作 チャート図
動
接 続 図
作 チ ャ ー ト 図
電源表示灯
P.L.2
強点 灯
P.L.1
逆 接保護
ダイオード
逆接 保護
V-I 変換
茶
白
黒
ダイオード
弱点灯
DC24V
消灯
250Ω
超 音波振動子
2mA
青
距離 D
SENSITIVITY(感度 調整VR)
動作 表示灯(OUT1)
P.L.1
P.L.1は検知範囲内で点灯し、Dに応じて照度が変化します。
動作表示灯 (OUT2)
P.L.2
OFF
OUT1
ON
N.O.
ZONE SETTING(距離調整VR)
主回路
スイッチング形 タイプC
出力電流
21mA
ZONE SETTING(電流調整VR)
主回路
アナログ出 力 形 タイプS
出力
レベル表 示灯
P.L.1
逆接保護
ON
P.L.1
茶
OFF
ダイオード
白
OUT 2
黒
OUT 1
超音波振動子
4.7Ω
負 荷 2
DC24V
OFF
OUT2
ON
N.C.
負 荷 1
ON
P.L.2
青
OFF
短絡保 護抵抗
SENSITIVITY(感度調整VR)
距離 D
動 作表示灯(OUT2)
P.L.2
動作表示灯(OUT1)
P.L.1
OFF
OUT1
ON
N.C.
ZONE SETTING(距離調整VR)
逆接保護
主回路
スイッチング形 タイプC N
動作ヒステリシスはDの5%です。以下同様。
茶
OFF
P.L.1
ON
ダイオード
白
OUT 2
負 荷 2
DC24V
黒
OUT 1
負 荷 1
超 音波振動子
4.7Ω
OFF
OUT2
P.L.2
青
ON
55%
N.C.
ON
OFF
短絡 保護抵抗
SENSITIVITY(感度調整VR)
距離 D
動作表示灯(OUT1)
P.L.1
動作表示灯(OUT2)
P.L.2
ON
OUT1
OFF
N.O.
ZONE SETTING(距離調整VR)
主回路
スイッチング形 タイプC P
OUT1の設定距離の55%値で、OUT2が動作します。
逆接保護
茶
ON
P.L.1
65%
白
OUT 2
黒
OUT 1
超 音波振動子
青
負 荷 2
DC24V
OFF
OUT2
OFF
ON
N.C.
負 荷 1
P.L.2
ON
OFF
SENSITIVITY(感度調整VR)
距離 D
OUT1の設定距離の65%値で、OUT2が動作します。
(6) 外 形 寸 法 図 ・ 動 作 範 囲 図
O M 5 タイプ
外形寸法
O M 5 タ イ プ の 動 作 範 囲 と 指 向 特 性 (代 表 例 )
58
18
超音波振動子
(m)
70cm
50cm
30cm
29
45
39.6
37
0.5
75cm
1.0
不感 距 離(50cm)
45
※ 設定 距離 :5 m (max)
※ 設定 感度 :N − 9(max)
24
0.5
1.0
37
4-φ 4.5
温度センサ
45
0
O M 6 タイプ
58
外形寸法
0.5
1.0
2.0
4.0
3.0
O M 6 タ イ プ の 動 作 範 囲 と 指 向 特 性 (代 表 例 )
18
5.0
6.0
(m)
※ 設定 距離 :5 m (max)
※ 設定 感度 :N − 9(max)
(m)
φ 3.0
20
1
超音波振動子
45
温度センサ
37
13
40
37
45
1
0
1
2
3
4
5 (m)
※ O M 5/ 6 /8 タ イフ ゚ の 動 作 範 囲 ( ハッ チ ン グ 部 ) は 、 φ 2 8 mm の ホ ゚ ー ル( 高 さ 2m ) を
地 上 に 立 て 、 外 側 か ら 内 側 に 移 動 し 、 ポ ー ルを 検 知 す る ポ イ ント を 連 続 的
18
4-φ 4.5
的 に つ な い だ も の で す 。 OM 7 /O M 9 タ イフ ゚ に つ き ま し て は 、 φ 15 m mの ポ ー
2 7. 5
58
ル ( 長
さ 1 m )を 使 用 し て い ま す 。
OM7/ 9タ イ プ の 動 作 範 囲 と 指 向 特 性 (代 表 例 )
OM7/9タイプ 外形寸法
(m m)
超音波振動子
44
45
37
20 0
OM7−1S
不感距離
1 5cm
39.6
29
45
45
37
24
18
20 0
OM9−05SM
不感距離
1 0cm
温度センサー
4-φ 4.5
0
10 0
200
300 4 00
50 0
100 0
(mm)
OM8タ イ プ の 動 作 範 囲 と 指 向 特 性 (代 表 例 )
OM8タイプ 外形寸法
(m)
58
24
18
45
37
1
不感距離
45
44
41
37
45
30c m
4- φ 4. 5
超音波振動子
1
0
1
2
3
4
5 (m)
(5) 接 続 ・ 動 作 チャート図
動
接 続 図
作 チ ャ ー ト 図
電源表示灯
P.L.2
強点 灯
P.L.1
逆 接保護
ダイオード
逆接 保護
V-I 変換
茶
白
黒
ダイオード
弱点灯
DC24V
消灯
250Ω
超 音波振動子
2mA
青
距離 D
SENSITIVITY(感度 調整VR)
動作 表示灯(OUT1)
P.L.1
P.L.1は検知範囲内で点灯し、Dに応じて照度が変化します。
動作表示灯 (OUT2)
P.L.2
OFF
OUT1
ON
N.O.
ZONE SETTING(距離調整VR)
主回路
スイッチング形 タイプC
出力電流
21mA
ZONE SETTING(電流調整VR)
主回路
アナログ出 力 形 タイプS
出力
レベル表 示灯
P.L.1
逆接保護
ON
P.L.1
茶
OFF
ダイオード
白
OUT 2
黒
OUT 1
超音波振動子
4.7Ω
負 荷 2
DC24V
OFF
OUT2
ON
N.C.
負 荷 1
ON
P.L.2
青
OFF
短絡保 護抵抗
SENSITIVITY(感度調整VR)
距離 D
動 作表示灯(OUT2)
P.L.2
動作表示灯(OUT1)
P.L.1
OFF
OUT1
ON
N.C.
ZONE SETTING(距離調整VR)
逆接保護
主回路
スイッチング形 タイプC N
動作ヒステリシスはDの5%です。以下同様。
茶
OFF
P.L.1
ON
ダイオード
白
OUT 2
負 荷 2
DC24V
黒
OUT 1
負 荷 1
超 音波振動子
4.7Ω
OFF
OUT2
P.L.2
青
ON
55%
N.C.
ON
OFF
短絡 保護抵抗
SENSITIVITY(感度調整VR)
距離 D
動作表示灯(OUT1)
P.L.1
動作表示灯(OUT2)
P.L.2
ON
OUT1
OFF
N.O.
ZONE SETTING(距離調整VR)
主回路
スイッチング形 タイプC P
OUT1の設定距離の55%値で、OUT2が動作します。
逆接保護
茶
ON
P.L.1
65%
白
OUT 2
黒
OUT 1
超 音波振動子
青
負 荷 2
DC24V
OFF
OUT2
OFF
ON
N.C.
負 荷 1
P.L.2
ON
OFF
SENSITIVITY(感度調整VR)
距離 D
OUT1の設定距離の65%値で、OUT2が動作します。
(7) オ プ シ ョ ン 外 形 寸 法 図
コネクターコード
例 : 型 式 XS3F-M421-405-R(5mストレートタイプ) 公 差 : -0mm, +200mm
12.9
標 準 5150mm
φ4
φ9
21.5
30
31.4
5
50 (公差 : -0/ +10)
(単位:mm)
L
※この他にも1m、2m、10mタイプもあります。
O M − T C (保 護 カ バ ー )
25
23
18
R5.5
4
1
2
R3.5
R2.5
1
φ4
φ40
φ36
24
1
2.1
□44
□46
□50
8
O M − H (集 音 ホ ー ン )
158
120
53
20
φ50
φ54
10
O M − F H (フ ィ ル タ ー 付 ホ ー ン )
ホーン内部フィルター
水抜き穴
φ35
t=1.5
止めネジ(M3)
2
OM−FH
30
フィルター付きホーン
58
3-M3,120°
φ10
φ13
φ10
φ7.8
13
R7
O M − S C ( S P ) ス テ ン レ ス 製 焼 付 塗 装 済 (マンセル N7)セ ン サ ー カ バ ー
155(内側)
66
60
58(内側)
10
5.5
8
4-
15
27
107
157
φ1 2
穴
62
11
R1
2
R 仕上
24
2-
105
37
13
40
20
(内側)
62.2+.3/-0
R 10
ミガキ面側
ウィット 1/4 ナット熔接
62
88
15
2-
R1
5
(t2)
59.5
0穴
7
31.5
2-
R5
10-M4 タップ
8
15
φ4
15
65
10
105
26.5
13
30.5
11
12
材質:ステンレス SUS430
塗装:マンセル7 焼付塗装
2-R12
27
7
62
50
40
4-M4(t4金具)
4-φ6(本体)
センサーカバー底
部取付穴(4点)
φ12
4-φ6
φ45
2-R15
OM7用取付ネジ穴
62.5
OM8用取付ネジ穴
いづれのネジ穴もセンサー表面
がケース前面と面一になります。
8-M4
35.5
2-R5
8
15
t4
15
65
*
10
15
*
03/12/15
11/12/05
*
*
TITLE
センサーカバー(底 部 )
DRAWING NO.
DISK NO.
OM-SC9
FILE NAME
オーミック電子株式会社
62.2
(内寸)
40
15
65
26
8
10
62.5
(内寸)
R4
4-φ5.5
156
2-角部、溶接、R仕上
2-R10
材質:ステンレス SUS430
塗装:マンセル7 焼付塗装
*
*
11/12/05
*
*
TITLE
センサーカバー(上 部 )
DRAWING NO.
DISK NO.
OMーSC9
FILE NAME
オーミック電子株式会社
記号
年月日
改 定 事 項
担当審査承認
90以下
77
64.5
74
特徴1:反射板方式なので噴水にも耐えます。
特徴2:角度調整機構付(左右上下)で自在に設定。
特徴3:強力磁石での取付け(ネジ取付も可能)。
特 徴 4 : フィルターを 使 用 し な い の で 感 度 ア ッ プ 。
特徴5:同期線対応なので複数個並べて使用可能です。
151
93
100
4 5°
60
12
入線口
調整角度(±10° )
φ77マグネット(吸着力35Kgf)
調整角度(±10°)
*
ムキシロ 50
*
ケーブル長 5m
黒
白
赤
緑
0V(シールド含む)
出力(IN 1or2へ)
+24V
同期線(SYNCへ)
A
作業
数量 部署 品番 部 品 名
片番
図 番 資材コード 材 質
サイズ 巾・長さ 素 材仕 上
素 材 寸 法 (Kg)
備付
製図 明石信夫
設計 明石信夫
品名
2009.09.23
尺度
4-圧着端子:1.25Y3.5
審査
承認
<暫定>
反射板付センサカバー
P/N DFL-SC(SP)
図番
N 5 9 - 4 E 30
オーミック電子株式会社
訂正
49
40
37
t=2
O M − R (反 射 板 )
50
φ4
2穴
45
2-φ4.25
4-M3タップ
65
90
50
27.5
R5
49
R5
( 11) 一 般 的 な 超 音 波 の 応 用 例
* O M 5 − 1 0 S / C ( 最 大 検 出 距 離 10 m ) 用 途 例
主 に 屋 外 も し く は 準 オ ー プ ン ス ペ ー ス で の 長 距 離 ( 10m
m a x . ) 検 出 用 に 開 発 し ま し た 。 4 - 5 mま で は 力 強 く 音 波
が伸びているので、この範囲ですと電線・ケーブル等も
確実に検出・距離測定します。また、木立(枝や葉っぱ
も含めて)検知しますので、障害物検知用のセンサー
としは最適でしょう。 また、2車線にわたる車
輌の検出等には視野範囲が広いためレーザ光のポイント
検 出 と は 違 い 確 実 に カ ウ ン ト し ま す 。応 用 例 と し て 駐 車
場における車もしくは人体検出にも使用できます。
従来、倉庫等の大型シャッターの開閉には紐スイッチが
使用されていますが、例えばフォークリフトなどの出入
りにこのセンサーを天井にとりつければ自動開閉が可能
となります。高価なレーザの代わりに検出視野が広く安
定 性 に 優 れ た O M 5 - 1 0 Cを 御 検 討 く だ さ い 。 他 に も 、
駐車場内での障害物検知、積雪量測定、河川の水位測定、
高度測定等々広い範囲での応用が可能となりました。
なお、屋外での使用時に雨や雪の浸潤を防ぐために、、
別 途 、 オフ ゚ シ ョ ン で 透 明 保 護 カ ハ ゙ ー を 用 意 し て い ま す 。 勿 論 、
雨や雪自体の検出や誤動作はありませんので安心して
屋外でご使用頂けます。
* O M 7 − 1 S / C (最 大 検 出 距 離 1 m ) の 用 途 例
一般的にはシート材の巻量制御、及び弛み量のコントロ
ール、それに液面測定等に使用されることが多いようで
す。それにしましても、ワーク表面形状が丸みを帯びた
り、波立ったりすると、たちまち検出が不安定になり実
用にそぐわなかったケースが多々ありました。
こ の 点 、 O M 7 -1 S / C は 今 ま で に 説 明 し ま し た よ う に 抜 群
の検出安定度を誇り、安心してご使用いただけるものと
自負しております。
たとえば、デスクに等にある角(エッジ)でさえも1m
の範囲ですと、エッジから検出面までの距離をパタツク
こと無く、確実に測定します。検出原理は最も速く返っ
てきた音波で距離を読んでいます。もう一つ例を挙げま
す と 、 検 出 範 囲 内 に あ る 約 O 15の 棒 状 ( 円 柱 形 ) の も の
でさえ確実に捉えます。
また移動台車での追突防止、障害物検知等、複数個のセ
ンサーを使用する応用でも、同期接続の対策を取れば相
互干渉しませんので応用範囲が大幅に増えて来ます。
(12) 様 々 な 応 用 例
(2) 身 長 計 で の応 用 例
(1) ビ ル の各 階 を 巡回 す る夜 回 り ロボ ッ ト
このロボットには5個3種類の弊社超音波センサ
二つの大きな問題点があります。一つは頭
が使用されています。ロボットがいる位置認識の
髪で髪の量・髪型の如何に関係なく、これ
為のセンサと走行中に障害物を検出する為の2機
を一切無視して頭皮のみを検知すること。
能を満たす必要があります。
次に頭の形状で、基本的には半球状ですが
常に頭頂部を検知すること。
以 上 の 2点 を クリア ーす る に は 頭 髪 を 無 視 す る
超 音 波 の 周 波 数 を 選 択 し た 上 で 、 AGC 回 路
使 用 し 距 離 に 応 じ た 適 度 な ゲ イン( 感 度 ) を
保持することが肝要となります。
(3) プラットフォームと の 離れ ( 間 隔) 測 定
アナロク ゙出 力 タイフ ゚で は 、 並 列 に 複 数 個 使 用 す る 際 、 同 期 線 を 使 用
す れ ば 、 不 特 定 の 位 置 に あ る プ ラットフ ォームと の 距 離 を 測 定 す る
ことが出来ます。
最 も 有 効 な 応 用 例 と し ま し て 下 図 の よ う な ゴル フカート に 障 害 物
検 知 用 の 超 音 波 セン サを 取 付 け ま す 。 1個 で 車 間 を 上 回 る 範 囲 を
カバ ーし ま す 。
出 力 も N. C.と N.O. の 2点 が 選 択 で き 、 こ の 場 合 、 万 が 一 電 源
等 が 切 れ た 場 合 を 想 定 し ま す と 、 N. C.モー ドを お 勧 め い た し
し ま す ( フェール セーフ) 。 さ ら に こ の モード で 2段 階 出 力 を 選 択 す る
こ と も 可 能 で す 。 例 え ば 、 障 害 物 検 知 3 m で 警 戒 ( ス ピード
を落とす)、そして1mで停止という制御が出来ます。
(4) ゴルフカートの 障害 物 検 知
勿 論 、 距 離 設 定 は 任 意 設 定 ( OM 8-3C で す と 最 高 3mま で ) で
き ま す 。 ま た 、 動 作 範 囲 も 感 度 調 整 VRで 若 干 、 調 整 可 能 と
なります。詳細はお問い合わせください。
(13) 接 続 と 銘 板 の 説 明
アナログ出力タイプ
スイッチング出力タイプ
青・茶は電源入力線です。
接 続 の 説 明
青・茶は電源入力線です。
黒・白は共に制御出力線です。
黒 は 電 流 出 力 線 で 、 青 は (0V)コ モ ン と な り ま す 。
出力形式により、次のようになっています。
電流出力で、外部に負荷抵抗を接続する場合は、
出 力 形 式 出 力 段 TR
100-500 と し て く だ さ い 。 100 以 下 は 内 部 損 失 が
黒 (OUT1)
白 (OUT2)
C NPN NO NC
増大しますので避けてください。
CN NPN NC NC
白は超音波発振の同期入出力線です。複数個並べて
CP PNP NC NC
使用する時は相互干渉防止のため、白どうしを接続
N O : ノー マ ル オ ー プ ン
し て 下 さ い 。 単 独 使 用 の 時 は オープンに し て 下 さ い 。
N C : ノー マ ル ク ロ ース ゙
各線とも、極性に十分ご注意下さい。
(OM5,OM6,OM8専 用 )
左 の ZONE SETTING VRは 検 知 動 作 を す る 距 離 を 設 定
します。
銘 板 の 説 明
左 の ZONE SETTING VRは 、 出 力 電 流 及 び 電 圧 値 の 増
出 力 形 式 CN,CPの 時 は OUT1の み の 距 離 設 定 を 行 い ま
減を調整します。
す 。 こ の 時 、 OUT2は CNの と き OUT1の 55%,CPの と き 65
右 の SENSITIVITY VRは 感 度 と 動 作 範 囲 を 調 整 し ま す 。
%の 距 離 に 自 動 的 に 設 定 さ れ ま す 。
右 の SENSITIVITY VRは 感 度 調 整 で す 。 インデックス(1-9)
P.L.1は 検 出 距 離 範 囲 に 入 る と 点 灯 し 距 離 に 応 じ て
の 5を 中 心 に し て 、 例 え ば 1に す る と 、 感 度 が 下 が り
明 る さ が 変 化 す る 出 力 レベル表 示 灯 ( 緑 ) で す 。
動 作 範 囲 が 狭 く な り ま す 。 9に す る と 、 そ の 逆 に な
りますので不要の物を検知する可能性があります。
P.L.2は 電 源 印 加 状 態 を 橙 色 で 示 し ま す 。
検知の対象や設置場所により適宜調整して下さい。
距離調整ボリウム
感度調整ボリウム
感度調整ボリウム
機種ロット番号
ZONE
SENSI-
SETTING
TIVITY
1
動作表示灯(緑色)
3
機種ロット番号
ZONE
SENSI-
SETTING
TIVITY
1
9
ULTRASONIC
SENSOR
7
5
9
ULTRASONIC
SENSOR
電源表示灯(橙色)
7
OUT2 表 示 灯 ( 橙 色 )
P.L 1
P.L 1
NASSL&OHMIC ELC.CO.,LTD.
NASSL&OHMIC ELC.CO.,LTD.
P.L 2
BLK:OUT1
WHT:OUT2
BRN:+24V
OUT1 表 示 灯 ( 橙 色 )
3
5
WHT: OUT2
BRN:+24V
BLU:0V
P.L 2
BLK: OUT1
BLU: 0V
コネクタ差込み口
コネクタ差込み口
<取付金具 外形図>
52.5
<コネクターコード(別売品)の説明>
37
4-M3
オム ロン コ ネク ター コート ゙( M8 4 ピ ン)
52.5
43
型 XS 3F -M 42 1-4 02 -R ( 2m ス トレ ート タ イフ ゚, 5m/ 1m タイ プ も 特 注 で あ り ま す )
28
O
10
2-O4.5穴
40
17
背 面 銘 板 図
電流(電圧)調整ボリウム
アナ ロク ゙出 力 タ イフ ゚
コ ンハ ゚レ ータ 出 力 タイ プ
茶 色 : DC 11 .5 - 30 V( DC 24 V推 奨 )
茶 色 : D C1 1. 5- 30 V (D C2 4V 推 奨 )
青 色 : 0 V GR OU ND
青 色 : 0V G ROU ND
黒 色 : 電 流 ( 2- 21 m A) 出 力
黒 色 : OU T- 1( N. O .) 出 力
白 色 : 同 期 出 入 力 線 /電 圧 出 力
白 色 : OU T- 2( N. C .) 出 力
型 式 の 指 定 方 法
OM
基本型式
(オーエム)
1
2
タイプ/連 番
3
4
5
6
検出距離
出力形式
4
0 5 = 50 c m
S = アナログ出 力
5
1 = 1m
C = ディジタル出 力
S = 内蔵同期線
6
2 = 2m
C N = 2 段 階 出 力 ( NP N )
F = OU T 1 /2 比 率 6 0 %
7
3 = 3m
C P = 2 段 階 出 力 ( PN P )
U = 高速応答
8
5 = 5m
9
1 0 = 10 m
特注型式
D = 外付同期線
10
価 格 表 (代
表 例
) 平 成 2 3 年 7 月 1 1 日 改 訂
基 本 型 式
定 価
基 本 型 式
ア ナ ロ ク ゙出 力 タ イ プ
定 価
コ ネ ク タ ー コ ー ド
O M 0 - 0 3 S
¥ 83,000
XS3F-M421-402-R(2m)
¥
O M 5 - 1 0 S
¥ 85,000
XS3F-M421-405-R(5m)
特注品(10mも有)
¥ 3,500
O M 5 - 5 S
¥ 85,000
O M 6 - 5 S
¥ 85,000
O M 7 - 1 S
¥ 80,000
O M 7 - 3 S
¥ 85,000
O M - F H
¥
O M 8 - 5 S
¥ 95,000
O M - H(集 音 ホーン)
¥ 10,000
O M 9 - 0 5 S M
¥ 80,000
ス イ ッ チ ン グ 出 力 タ イ プ
1,600
透 明 保 護 カ バ ー
¥
O M - T C
1,600
フ ィ ル タ ー (ホ ー ン )
3,000
センサーカバー収納函
O M - S C(カメラネジアナ付 )
¥
9,000
O M 5 - 1 0 C
¥ 78,000
O M - S C(S P)
¥ 12,000
O M 5 - 5 C
¥ 75,000
D F L ー S C(S P)
¥ 18,500
O M 6 - 5 C
¥ 78,000
O M 7 - 1 C
¥ 78,000
合がありますのでご了承下さい。
O M 8 - 5 C
¥ 90,000
※ こ の 製 品 の 保 証 期 間 は 納 入 後 、 1ヶ 年 で す 。
O M 9 - 0 5 C q
特注品
2 段 階 出 力 タ イ プ
※この製品の仕様や外形寸法は、予告なく変更する場
※この製品の保証期間内に弊社の責任による不具合が
生じた場合は、不具合部分の修理、又は不具合製品
の交換のみを行います。
※弊社の各製品は製品自身の機能として災害防止や事
O M 5 - 5 C N
¥ 75,000
O M 5 - 1 0 C N
¥ 78,000
これらの製品を使用した機器関係において、万一発
O M 6 - 5 C N
¥ 78,000
生した災害や事故などによる損害賠償等についての
O M 8 - 5 C N
特注品
故防止などの制御機能を有するものではりません。
責任は負いかねますので御了承下さい。
オーミック電子株式会社
オーミック電子
福島県郡山市堤二丁目37番伊東ビル
2011年7月10日
T E L :0 2 4 -9 5 2 -7 5 6 0 F A X: 0 2 4- 9 5 2- 7 5 68
神谷康広
超音波センサーの特性に関する確認事項
平成24年11月15日
吉川工業㈱RFソリューション事業部
検知対象) 普通車、大型車、大型特殊、二輪車 等の車両
使用環境) 屋外(海岸付近)
確認事項) ① 気温・湿度の変化が、検出距離、応答速度に影響を及ぼすことがあるか?
② 雨や風、雪等に反応することがあるか?
③ 枯葉や鳥、虫等に反応することがあるか?
④ センサー表面の汚れ(泥水、粉塵)が動作に影響を及ぼすことがあるか?
⑤ センサーを複数台同一箇所で使用する場合、相互干渉を考慮する必要があるか?
⑥ ⑤に関して、その場合最低限確保すべき設置間隔は?(前後・左右)
⑦ ⑥に関して、何らかの対策を講じれば設置間隔を狭めることができるか?
⑧ 検知対象の形状・色によって反応に違いがあるのか?
⑨ 検知対象がセンサーの検知範囲内に入ってからセンサーがONになるまでのタイムラグの有無
⑩ 検知対象がセンサーの検知範囲外に出てからセンサーがOFFになるまでのタイムラグの有無
(1)気温と湿度の変化が設定した検出距離・応答速度に影響することはありません。温度変化に対しては温度補正
(気温による音速変化を補償する)がきっちりと効いていますので問題ありません。しかしながら、感度につ
いては、冬場は感度がアップして動作幅が広がります(10%程度か?設定距離・応答速度自体は変化ありませ
ん)。冬場は声が良く通るというのは気温が下がると音波が伝わり易くなります。このことは温度が上がる
と音速が早くなることとは別の話です。車両の有無を検知する際には、感度の多少の変化はほとんど問題 にはなりえません
(2)超音波センサーOM8-5C自体が降雪・降雨を検知することはありません。雪の場合はふわりとして音波を吸収す
る質の為です。雨も水道水のように柱状になると(豪雨でも柱にはなりませんが)検知します。
例えば最大検出距離5mのOM8-5Cを最大距離に設定して横から風速30mの風が吹いている状況を想定してみ
ましょう。
音波が5m先の対象物(壁もしくは28mm径のポール)に到達し反射して還ってくるまでの時間を計算して
みます。往復距離は10m、音速を330m/Sとすると30mSとなります。次に風速30mの空気の塊が30
mSでどれほど移動するかを計算しますと90cmとなります。送波で45cm,反射波で45cmずれるこ
とになります。
5m地点の音波の広がりとか検知対象物の位置とかの問題はありますが壁のような大きな対象物ですと、何らの
問題なく検出しますし、又、ポールのような細いものでも、送波がポールを動作範囲の左端で捕えれば風速
30mでも検出するという理屈になります。
車両検出などの応用では、台風の最中でも誤動作することなく確実に検出したとの報告をお客様から頂くこと
があります。これはまさに対象物が大きいためと言えます。
(3)虫・枯葉は検知しないと思いますが、カラスなどの大きめの鳥は検知すると思います。音波が反射して元に帰
ってくれば出力します。対象物の大きさと角度、それに質によりけりです。光と違って色は関係なく、質であ
り、音を吸収する新雪とか綿、ふんわりしたセーターなどは検知しづらいものと言えます。
(4)OM8-5Cに関しては、汚れ・埃・泥が表面についても、ほとんど検出性能に影響はありません。センサーを上向
きにして検出表面全体に水がたまるような状況では検知不可です。横向きの場合は常に振動している(毎秒
85,000回)こともあり、水が溜まることはありません。HPにも掲載していますが、振動子表面に塗料(青色)
75,000回)
を塗り、正常動作していることを確認している写真があります。
(5)同じ周波数のセンサー(OM8は75KHZ)を同一場所で向い合せたり隣接して並べる場合は相互干渉が起こりますの
で配置に注意する必要があります。相互干渉とは自分の発した音波以外の音波(ノイズ)で誤動作することで
す。
= continued -
超音波センサーの特性に関する確認事項
平成24年11月15日
吉川工業㈱RFソリューション事業部
検知対象) 普通車、大型車、大型特殊、二輪車 等の車両
使用環境) 屋外(海岸付近)
確認事項) ① 気温・湿度の変化が、検出距離、応答速度に影響を及ぼすことがあるか?
② 雨や風、雪等に反応することがあるか?
③ 枯葉や鳥、虫等に反応することがあるか?
④ センサー表面の汚れ(泥水、粉塵)が動作に影響を及ぼすことがあるか?
⑤ センサーを複数台同一箇所で使用する場合、相互干渉を考慮する必要があるか?
⑥ ⑤に関して、その場合最低限確保すべき設置間隔は?(前後・左右)
⑦ ⑥に関して、何らかの対策を講じれば設置間隔を狭めることができるか?
⑧ 検知対象の形状・色によって反応に違いがあるのか?
⑨ 検知対象がセンサーの検知範囲内に入ってからセンサーがONになるまでのタイムラグの有無
⑩ 検知対象がセンサーの検知範囲外に出てからセンサーがOFFになるまでのタイムラグの有無
(6)OM8-5Cの場合、経験的には2-3mの設置間隔を空ければほぼ大丈夫という感覚があります。前後は例えば4列
あるとして一番先のセンサーが車両を検知してその反射波が手前の1列目の何も検知対象物のない(車両の無
い)センサーに帰ってきて出力する(誤動作)というケースはあり得ます。その許容距離は15-20m程度だと思い
ます(経験則)
(7)同期線を互いに接続するか(OM8-5CDタイプ)、同じ75KHZでも発振周期(測定周期)を少しずらすことで干渉対策
となります(本来、企業秘密ですが)。もしくは周波数の異なる超音波センサ(OM7-3C 120KHZ)を使用することも
ひとつの方法です。
(8)形状色による違いはありません。音波を吸収する素材かどうか?または発射された音波が十分反射されてもとに
還ってくるかどうかの問題です(対象物の角度と大きさの問題)。
(9)OM8-5Cの場合は70mSごとに音波を発振していて、二回連続で音波が入って出力、二回連続して外れて出力オフと
いう回路構成となっています。これはノイズ対策ですが、言い換えると140mSごとに物のあるなしを見ている
こととなります。タイムラグの問題はこの測定周期と対象物が動作範囲内に入った位置とセンサーまでの距離 (=時間)ということになります。ほとんど測定周期 x 2(=応答時間=140mS)ではありますが。
(10)これも(9)と同じ問題です。
以上です。
平成24年11月15日
オーミック電子株式会社
文責: 神谷康廣
。
の 道 22年 の 超 音 波 職 人 が 語 る 、
超 音 波 センサの 基 本 こ
最低知っておいて欲しい事
(1) 超 音 波 と は ? "超 ” が 付 く の で 高 級 な の か ?
超 音 波 と 音 波 と は 何 が 違 う の か ? 超 音 波 も 音 波 で す が 周 波 数 (1秒 間 の 振 動 数 )が
20KHZ(キロヘルツ 1秒 間 に 20,000回 振 動 す る )を 越 え る 音 波 を 超 音 波 と 呼 ん で い ま す 。
20キロヘルツを 越 え る と 人 の 耳 に は 聞 こ え な い 非 可 聴 音 域 の 音 波 で す 。 な お 可 聴 音 域 は
20ヘルツか ら 2万 ヘルツで 、 超 音 波 と は 単 に 20KHZを 超 え て る と 言 う 意 味 だ け で "超 能 力 "
と の イメージは 有 難 い の で す が 残 念 な が ら センサの 性 能 と は 全 く 関 係 あ り ま せ ん 。
(2) 超 音 波 センサと は ?
何 で 超 音 波 を センサに 使 う の か ? 通 常 の 音 波 も 使 え ま す が 可 聴 音 で す と ま ず 、 う る
さ い こ と と "聞 こ え る 音 "は 世 に 溢 れ て い て 、 音 源 が い た る 所 に あ り 誤 動 作 の 原 因
と な り 使 い づ ら い 点 で す 。 シュー音 と か プシュー音 な ど に 超 音 波 成 分 は 含 ま れ て い ま す
が、この自然界ではかなり限られていて少ないという利点があります。
この超音波を一定周期で発生させ、発生時点からこの超音波が対象物にあたって
還 っ て 来 る ま で の 時 間 を 計 っ て 対 象 物 ま で の 距 離 (=時 間 音 は 1秒 間 に 約 330m進 む )
を 測 定 す る の が 超 音 波 センサで す 。 対 象 物 体 が 音 波 を 吸 収 す る 綿 と か 新 雪 (夜 中 に シン
シンと 降 り 積 も っ た 朝 は 、 新 雪 に 雑 音 が 吸 収 さ れ て 静 か さ に 包 ま れ て い る )で は 音 波
が 吸 収 さ れ 測 定 し づ ら く な り ま す 。 超 音 波 センサが 唯 一 苦 手 と す る 被 検 知 物 体 は 黒 色
で は な く 音 波 を 吸 収 す る 材 質 (ビールの 細 い 泡 ・ 鉄 鋼 コイル側 面 の ギザギザ等 )で す 。
(3) 超 音 波 センサの 原 理 と は ?
私 は 登 山 で 山 頂 に 立 つ と 大 声 で "ヤッホー"で は な く "アホー"と 叫 び ま す 。 少 し 遅 れ て お 前
が "アホー"や ー と 言 返 さ れ ま す 。 い ろ ん な 位 置 で 聳 え る 山 々 に 向 か っ て こ の "アホー"と
叫 ん で 、 "アホー"と 還 っ て 来 る ま で の 時 間 を 測 る と 山 ま で の 距 離 が 大 体 判 り ま す 。
/ 2 == 825m
412m と 判 り ま す 。 同 じ 事 を
2.5秒 か か っ た と す る と 、 音 速 (330m/秒 ) xx 2.5S
2.5秒
超 音 波 センサも 一 定 時 間 の 周 期 で 繰 返 し "アホー""アホー"と 人 様 に 聞 こ え ぬ 様 に し て 測 量 を
行 な っ て い る (音 波 の 範 囲 に 障 害 物 が 有 る や 否 や を 監 視 )と も 言 え ま す 。
(4) 原 理 を も う 少 し 詳 し く (OM8-5CNを 例 と す る )
電 圧 を か け る と 振 動 し て 音 波 を 発 生 (スピーカー)し 、 同 じ 音 波 の 反 射 波 が あ た る と
電 圧 が 発 生 (マイクロフォン)す る 部 品 を 圧 電 素 子 (振 動 子 )と 呼 ん で い ま す 。 一 つ の 振 動 子
で スピーカーと マイクロフォンの 二 役 を 懸 命 に こ な し て い ま す (反 射 型 超 音 波 センサ)。
電 源 電 圧 の DC12V or 24Vを 昇 圧 回 路 を 通 じ て 80Vに し て 75KHZの 振 動 子 を 振 動 さ せ
ま す 。 こ れ が 発 振 で ヤマビコで 最 初 に 出 す "ヤッホー"と い う 大 声 に 相 当 し ま す 。 印 可 電 圧
が 大 き け れ ば 大 き い ほ ど (大 声 を 出 せ ば 出 す ほ ど )遠 く ま で 届 き ま す 。 か け ら れ
る電圧は振動子の定格の範囲内となりますので限界があります。発振して音波が
還 っ て 来 る ま で に は 時 間 が か か り ま す 。 単 純 に 5m距 離 で す と 往 復 10mな の で 最 低
0.03秒 (30mS)か か り ま す 。 最 初 の 大 声 を 出 し て い る 時 間 と こ の 音 波 の 往 復 時 間 、
更 に 休 憩 時 間 (連 続 し て 大 声 を 出 し 続 け る と 疲 れ ま す 、振 動 子 も 一 緒 で す )を プラスし
て 1 周 期 を 70mSと し て 設 計 し て い ま す 。 周 期 が 短 く ぎ り ぎ り だ と "疲 れ "と は 別 の
深 刻 な "遅 れ 反 射 "の 問 題 も 派 生 し ま す (詳 細 ・ 対 策 は 企 業 秘 密 な の だ )。
超音波職人が語る、
超 音 波 センサの 基 本 最低知っておいて欲しい事
(5) 不 感 帯 と 残 響 と タ ケ ノ コ 少 し 難 し い か も ?
70mS毎 の 発 振 の 様 子 を オシロスコープで 見 て み る と 以 下 の よ う に な り ま す 。
単 純 に 言 い ま す と "残 響 ” と は 文 字 ど お り 、 "響 き (ヒビキ)が 残 る " だ が 、 最 初 に
出 す 大 声 を お 寺 の 鐘 に 例 え る と 、 ゴーンと 叩 い た 後 に ウヲーン・ウワオーンと 響 き が 残 り ま す
が 次 第 に 消 え て い き ま す 。 大 声 を 叫 ん だ 直 後 (鐘 を 叩 い た 直 後 )に ヤマビコ(反 射 波 )
が還って来ても残響が大きいと聞こえません。従って設計上は振動子の残響時間
を予め反射波が還って来ても無視する領域として設定します。この図では距離で
は 最 初 の 350mmで 時 間 的 に は 1.06mSで す 。
OM8-5CNの 発 振 周 期 (1 周 期 = 70mS)
発振
残響
反射波
反射波の幅・高さは検出物の材質
により異なる。
タケノコの 芽
3,000mm
1.06mS
(=350mm 不 感 距 離 )
多重反射で見られる反射波
最初に還って来た反射だけ
が有効で後は無視する設計
残響にも色々あって、発振直後から段々と小さくなっていくのが一般的ですが
振 動 子 に 依 っ て は 下 図 の よ う に 突 然 、 残 響 が 収 ま る 距 離 (=時 間 )の 更 に 先 に 反 射
波 よ り 大 き な 形 で 出 現 す る 場 合 が あ り ま す 。 波 形 が タケノコに 似 て い る の で 社 内 で は
タケノコと 呼 ん で い ま す 。 も と も と 振 動 子 の 構 造 的 な 事 に 起 因 し て い る よ う で 、 こ の
タケノコの "芽 "は 正 常 時 に も 窺 え 、 同 じ 位 置 で ウジウジと し て い ま す 。
外 部 環 境 条 件 (温 度 ・ 湿 度 ・ 筐 体 の 音 響 条 件 )に 依 っ て は タケノコの 様 に 大 き く 成 長 し
返 波 信 号 の 様 に 振 る 舞 い 検 知 対 象 物 が 無 い の に "在 る "と 判 断 し ま す (誤 動 作 )。
抜 本 的 な 対 策 は 、 タケノコの 芽 を 潰 す 、 不 感 距 離 を さ ら に 延 ば し て 削 除 す る 方 法 が
最 良 ・ 唯 一 の 方 法 と 考 え ま す 。 幸 い 、 OM8タイプの 75KHZ振 動 子 は 構 造 的 な 問 題 が 無
い せ い か 、 タケノコ対 策 を 打 つ 必 要 は あ り ま せ ん 。
話は変わりますが、発振された音波はいろんな所にあたり、多様な形で多数還っ
て 来 て い ま す 。 し か し 、 センサは 一 番 速 く 還 っ て き た 音 波 だ け に 反 応 し 、 後 の 反 射
波はすべて無視します。
残響が不感距離を越えて、反射波より大きく成長し、物が無いのに検出しっぱなし
となります。
発振
不感距離を超えた残響
反射波
成 長 し た タケノコ
タケノコが 成 長 し て し ま う と 検 知 対 象 物 が 在 ろ う が 無 か ろ う が タケノコの あ る 距 離 で (大
) 検 知 し っ ぱ な し と な り ま す 。 通 常 、 "ロ ッ ク す る "” ロ
体不感距離のちょっと先で
ッ ク 現 象 "と 呼 ば れ て い ま す が 、 原 因 は 殆 ど こ の タケノコさ ん で す 。
の 道 22年 の 超 音 波 職 人 が 語 る 、
超 音 波 センサの 基 本 こ
最低知っておいて欲しい事
(6) 測 定 原 理 を さ ら に 詳 し く 二 回 一 致 方 式 と は ?
70mS毎 に 75キロヘルツの 超 音 波 を 発 振 し て 5m以 内 に (監 視 範 囲 は 1.2mか ら 最 大 5m迄 調 整
可 能 で す )物 体 の 有 無 を 監 視 し て ま す が 、 物 ・ 障 害 物 が あ る 場 合 は 念 の 為 に 2周 期
連 続 し て 音 波 が 還 っ て 来 て 始 め て "物 が 在 る "と い う 信 号 を 出 し ま す 。 検 知 物 が 無
く な る 場 合 も 同 じ 様 に 2回 連 続 し て 外 れ て 始 め て 出 力 オ フ と な る よ う 設 計 さ れ て
い ま す 。 従 っ て 出 力 の オ ン オ フ に は 2周 期 必 要 な の で 応 答 時 間 と し て は 測 定 周 期
の 二 倍 、 70mS x 2周 期 = 140mSと な り ま す 。 二 回 一 致 方 式 と 呼 ば れ て い ま す が 外
来 の 単 発 ノイズ対 策 と し て も 有 効 で す 。 1秒 間 に 7回 、 最 大 5m距 離 と 最 大 約 1m幅 の 監
視範囲内に物体・人の有無を判別して出力の体制を取っていると言えます。
(7) 相 互 干 渉 と は ? 誤 動 作 の 原 因 ノイズ
ノイズに は 電 源 ノイズと 外 来 ノイスが あ る と 言 わ れ て い ま す 。 電 源 ノイズは ま さ に 質 の 良
く な い バッテリーや スイッチング電 源 な ど に 見 ら れ 長 い ヒゲ状 の ノイズと し て 誤 動 作 の 原 因 と
な り ま す 。 一 方 、 外 来 ノイズは 超 音 波 センサの 場 合 は 、 センサ設 置 環 境 周 辺 に 同 等 の 周 波
数 を 持 っ た 音 源 が あ る 場 合 、 センサが そ れ を キャッチし て 自 分 の 発 し た 音 波 の 反 射 波 と
勘 違 い し て 信 号 を 出 し "物 が 無 い の に 在 り "と の 間 違 っ た 判 断 を す る 原 因 と な り ま
す。この場合は音源を無くすか隠蔽すれば解決が着きます。偶然、飛び込んで来
た 外 部 か ら の 単 発 ノイズは 二 回 一 致 方 式 で 排 除 さ れ ま す 。
問 題 は 同 じ 周 波 数 の センサど う し が 向 い 合 っ た り 、 隣 接 し て 設 置 さ れ た 場 合 で 対 向
す る センサ、又 は 隣 の センサが 発 し た 音 波 を 自 分 で 捉 え て 出 力 す る 場 合 で す 。
相 互 干 渉 ・ クロストーク・ 混 信 と 呼 ば れ る 現 象 で 干 渉 も 一 種 の 外 来 ノイズで す 。 OM8が 隣
接 す る 場 合 は 2m以 上 離 す (検 知 物 体 と の 距 離 が 3mの 場 合 )と 干 渉 は 避 け ら れ ま す 。
も し く は 同 期 線 を 互 い に 接 続 す る 事 で シンクロナイズし 2個 の 別 個 の センサを あ た か も 1個
の センサと し て 使 う 方 法 も あ り ま す (出 力 は 独 立 し て 個 々 に 出 せ ま す )。
"同 期 "の 意 味 は 先 の ヤマビコの 例 で 言 い ま す と 山 頂 で 横 に 並 ん だ 二 人 が 声 を 揃 え て
そ れ ぞ れ の 好 き な 山 に 向 け て "ヤッホー"な り "アホー"の ど ち ら か を 同 時 に 叫 ぶ こ と と に
例 え ら れ ま す 。 互 い が 叫 ぶ 声 も 聞 け て 時 差 で ズレて 還 っ て 来 る ヤマビコも 聞 け ま す 。
対 向 ・ 隣 接 し て 取 付 け る 場 合 は 片 方 は 周 波 数 の 異 な る 超 音 波 センサを 使 う 方 法 も あ
り ま す 。 相 互 干 渉 は 超 音 波 センサ独 自 の 現 象 で す が 、 ど う に で も 対 策 は 打 て ま す 。
(7) "CN” タイプで 採 用 し て い る フェールセーフ方 式 と は ?
"CN"タイプの 出 力 モードは N.C.(ノーマリークローズ)と 呼 ば れ る も の で す 。 通 常 (非 検 知 状 態 )
トランジスターが オン(LEDも トランジスターに 連 動 し て Trオンの 時 に 点 灯 )で す が 、 物 体 検 知 時 に
は トランジスター出 力 が オフと な る (LEDは 消 灯 )モ ー ド (様 式 )で す 。
こ の N.C.モードの 特 徴 は 特 に 車 輌 に センサを 取 付 け 障 害 物 検 知 に 使 用 さ れ る 場 合 に 有
効 性 を 発 揮 し ま す 。 例 え ば センサ自 体 が 何 か に ぶ つ か っ て 壊 れ た 場 合 、 も し く は 電
源 線 が 断 線 し た 場 合 等 は トランジスターは オフ状 態 と な り 、 "障 害 物 が 在 る "と の 判 断 で 車
輌 も 停 止 と な り 、 "安 全 方 向 (フェールセーフ)"の 出 力 と な り ま す 。
踏 切 り で の "尻 抜 け 検 知 "で は センサが 何 か に ぶ つ か り 壊 れ た 場 合 、 又 は 誰 か が イタズラ
で センサを 壊 し た 場 合 、 又 は 電 源 が 何 等 か の 原 因 で シャトダウンし た 場 合 に は トランジスターは
オフ状 態 と な り 、 "電 車 が 在 る "と の 判 断 に な り ま す 。
オーミック電子
以上です。 オーミック電子株式会社 代表取締役 神谷康広
2010年6月26日
神谷康広
* 参 考 資 料
OM7-1S 直 線 性 確 認 試 験 結 果
( V)
10
5
0
100
測 定 電 圧 0 .84
20 0
300
40 0
50 0
6 00
7 00
8 00
9 00
1. 657
2.4 9
3 .36
4 .22
5 .09
5. 95
6 .82
7. 70
1 00 0
(c m)
(V )
OM7-1Sで φ 40の 金 属 球 、音 軸 か ら の 変 位 量 を 測 定 す る
200
0
10
20
30
40
50
B
(Uni
t:mm
)
A 寸法
B 寸法
計 測 値 (V)
0
200
1.648
10
200.227
1.655
20
200.907
1.679
30
202.036
1.726
40
203.607
1.763
50
205.610
1.763
A
*参 考 資 料
出力 電圧値 のゼロスケール補正 につい て(OM9-05SMの設定 手順例 )
10V
5V
傾 き の 補 正 要 ( セ ゙ ロス ケ ー ル に 補 正 値 を 入 れ る )
本 来 あ る べ き 傾 き ( 延 長 線 上 が 0点 に 合 致 す る )
0
a.
10cm
20cm
30cm
40cm
50cm
最 初 に 500mmで 10Vに 、 左 の 電 圧 調 整 VRで 出 力 電 圧 値 を 合 わ せ る 。 次 に 、 近 い
距 離 で 不 感 距 離 の 8cmも し く は わ か り 易 い 10cmで の 出 力 電 圧 値 を 測 定 す る 。
本 来 で す と 、 10cmで す と 2.0Vの 出 力 電 圧 で す が 、 仮 に こ れ が 2,2Vも し く は
1.8Vと し ま す と 、 0.2Vの 差 が 生 じ て い る こ と と な り ま す 。 0cm(実 際 は 不 感 帯
の 為 、 測 定 不 可 ) で は 最 低 0.2V以 上 の 電 圧 差 異 が 予 測 で き ま す 。
b. 次 に 補 正 を 要 す る センサに つ い て は 、 メータリレー他 の スケーリング機 能 で 以 下 の よ う に
設定します。
ま ず 、 スケーリングの フルスケール値 は 10.00と 設 定 し 、 次 に ゼロスケール値 を 、 0cmで の 予 測
電 圧 差 異 値 を 入 れ る 。 先 の 例 で 言 え ば 00.22程 度 の 値 で す 。 そ う す る こ と に よ
って傾きが補正され、距離と出力値が合致します。
c.
も と も と センサ自 体 の 直 線 性 が 肝 要 で あ り 、 傾 き 補 正 は ディジタル的 、 ソフト的 に
補正する前提としています。アナログ回路の弱点であり強みでもあります。
本 来 は スケーリング補 正 を す る こ と な く 、 直 線 性 さ え 問 題 な け れ ば 、 傾 き は 無 視 し
て 、 例 え ば 50cmで 9.7V,10cmで 2.5Vな ら ば 2点 を そ の ま ま ソフト的 に 記 憶 さ せ 、
9.7Vな ら ば 50cm,2.5Vな ら ば 10cmと い う 処 理 が 一 般 的 で す 。
d.
参 考 : 1mm=20mVの 変 化 と な り 、 逆 に 言 い ま す と 0.02V=1mmの 変 化 と な り ま す 。
こ れ は 、 下 2 桁 の 変 化 が 1 以 内 ( 分 解 能 0.5mm)で な い と 1mmの 精 度 は
取れないということです。
指 向 角 +/-15° の OM5-10ST
超 音 波 セ ン サ ー の 指 向 角 が 約 + /- 1 5 °
あ る の で 鋼 板 が +/ -1 5 ° 傾 い て も
音波が板に直角にあたって返ってきて
検出できます。
より広指向角の超音波センサーを使用
すれば、傾きに対してより強くなりま
す 。 O M6 タイ プ が そ う で す が 検 出 距 離 が
最 大 5m と 短 く な り ま す 。
9 0°
9 0°
超音波センサ 温度急変による影響
<参考資料2>
平成12年12月08日
超 音 波 発 振 素 子 ( 振 動 子 ) は 基 本 的 に 圧 電 セラミックで あ り ま す 。
圧 電 セラミックは 、 発 音 の と き は 電 圧 ( 共 振 周 波 数 を 持 っ た ) を 印 加 す る 事 で 、 スピ
ーカの よ う な 働 き に な り ま す が 、 受 音 の と き は 超 音 波 受 波 振 動 を 電 機 信 号 に 変 換
する訳です。このときの働きは、正極と、受極でイオンバランスが生じていま
すが、受音により、イオンバランスが崩れ、電極のバランスを元に戻すための
電流が流れます。
この動作は、物理的変化(超音波)を電気的信号に変換するわけですが、この
この物理的変化は、温度や振動によっても簡単にバランスが崩れ、電気信号が
発生します。
従いまして、イオンバランスを崩すような、外部からの物理変化が有りますと、
不測の信号が出て(温度の急変もこのひとつ)、これが残響の影響のように
観測出来たりすることが有ります。
イオンバランスを取り戻
安定状態
そうと電流が流れる
物理的変化
(受音・温度急変・振動他)
オーミック電子(株)神谷康広
超 音 波 セ ンサ
温 度 急 変 に よ る影 響
<参 考 資 料 2>
平 成 12年
12月
08日
超 音 波 発 振 素 子 ( 振 動 子 ) は 基 本 的 に 圧 電 セラミ" で あ りま す 。
圧 電 t ラミックr よ、 発 者 の と き は 電 圧 ( 共 振 周 波 数 を持 つた ) を 印 加 す る事 で 、 スヒ
ーカの よ うな 働 き に な りま す が 、 受 音 の と き は 超 音 波 受 波 振 動 を電 機 信 号 に 変 換
す る訳 で す 。 この と きの 働 き は 、 正 極 と 、 受 極 で イ オ ン バ ラ ンス が 生 じて い ま
すが、受音 によ り、
言流 が流れ ます。
≧パ ランスが 崩れ、電極のバ ラ ンス を元 に戻すための
この 動 作 は 、 物 理 的 変 化 (超音 波 )を 電 気 的 信 号 に 変 換 す るわ け で す が 、 この
この 物 理 的 変 化 は 、温 度 や 振 動 に よ つて も簡 単 に バ ラ ン ス が 崩 れ 、 電 気 信 号 が
発 生 しま す 。
従 い ま して 、 イ オ ン バ ラ ン ス を 競 す よ う な 、 外 部 か らの 物 理 変 化 が 有 りま す と 、
不 測 の 信 号 が 出 て ( 温 度 の 急 変 も この ひ と つ ) 、
これ が 残 讐 の 影 響 の よ う に
観 測 出 来 た りす る こ と が 有 りま す 。
イ オ ンバ ラ ン ス を 取 り戻
安 定状 態
モ う と電 流 が 流 れ る
eoo
外
縛争
γ `
くぐ丁わ 1
く
とくイし
〉チ
臼夜影ジ髭笈子み放杉
タ
〃2ク
ノク/
/ノ
経 時 ( 2 年 ) フ ィ ルタ ー と 新 フ ィ ルタ ー の 水 滴 付 着 の 様 子 。 左 が 経 時 で 右 が
新 フ ィル タ ー 。経 時 フ ィ ル タ ーは か な り 撥 水 性 能 が 劣 化 し て い る 様 子 。
経 時 フ ィ ル ター に は 水 滴 が 玉 状 で な く アミ ー ハ ゙ー 状 の 変 形 状 態 で す 。
水 分 が 撥 水 性 劣 化 の フ ィ ルタ ー に 吸 収 さ れ 目 詰 り を 起 し て い る か ら 。
撥 水 ス フ ゚ レー で 撥 水 性 能 を 復 元 す る と 玉 状 の 水 滴 と な る 。
水 滴 を 乾 い た 布 拭 い て 、 2 0 -3 0 分 後 に タッ フ ゚ リス プ レ ー す る 。
撥 水 ス プ レ ー は フ ィ ルタ ー 表 面 が す べ て 浸 さ れ る よ う に 塗 布 す る 。
撥 水 液 で 目 詰 ま り す る よ う に べ っ と り と ス フ ゚レ ー を し て 乾 け ば O K 。
ZONE SETTINGと SENSITIVITYの ボ リ ウ ム 調 整 に お け る 検 出 範 囲 の 変 化 例 (実 測 値 )
1 . SENSITIVITY VR( 感 度 調 整 ボ リ ウ ム )
感 度 設 定 N-9、 距 離 設 定 5m を 基 準 に し て 、 感 度 を 9か ら 7、 5、 と 落 と し た と き の 検 出
範 囲 の 変 化 を 検 査 し た 。 検 出 対 象 は φ 28× 2mの ポ ー ル を 使 用 。
(単 位 : m )
1
n-9
0.5
n-5
0
1
2
3
n-7
4
5
※この測定値はあくまでポールを検知対象にした場合の値です。不感距離は反射効率の良い
対象(平板に直角にあてる)ですと数cmまで減少します。
2 . ZONE SETTING VR( 距 離 設 定 ボ リ ウ ム )
感 度 設 定 N-9、 距 離 設 定 5m を 基 準 に し て 、 今 度 は 検 出 距 離 を 5mか ら 2.5mへ 落 と し た 時
の 検 出 範 囲 の 変 化 を 検 査 。 検 出 対 象 は 同 じ く φ 28× 2mの ポ ー ル を 使 用 。
(単 位 : m )
1
設 定 5m
設 定 3.5m
0.5
設 定 2.5m
0
1
2
3
4
5
OM5タ イ プ に ホーン (OM-H)を 装着する ことで検 出距離 が伸びる (検出対 象は28mm径 の ポ ー ル ) だ け で な く 2m以 降 8mま で
直 径 約 1mの 円 柱形の動 作範囲が 確保出 来ます。 ON/OFFのメリハ リもは っきりと し ま す 。
ホ ー ン 無 し でも 対象物が 500 x 500mm程度の平 板(反 射効率の 良いもの )です と 、 10mは 余 裕 で 検 出 し ま す 。 添 付 図 の
よ う に 、 28mm径 のポール ですと 、センタ ー位置で 8mが限界 の様で す。ポー ル で あ れ 平 板 で あ れ 、 幅 方 向 の 検 出 位 置 は
同 一 と な り ます 。
< OM5-10Cの 動 作範囲 と指向 特性・ 代表例 >
<5度仰角を付ける>
平 成 14年 4月 15日 測 定
* 感 度 VR: MAX設 定 距 離 設 定 : 8m
セ ン サ 位 置 : 地 上 よ り 80cm
ハ ッ チ ン グ 部 の 動 作 範 囲 は 、 28mm径 ・ 長 さ 2mの ポ ー ル を 範 囲 外 か ら 内 側 に
*
入 れ 、 検 出 す る ポイントを 連 結 し た も の で あ る 。
(m)
1. 0
0c m)
(5
不感距離
0. 5
ホーン装着
ホーン装着
ホーン無し
0. 5
ホーン無し
1. 0
0
地 面
0.5
1.0
1.5
2.0
2.5
3.0
3.5
4.0
4.5
5.0
6. 0
7.0
7. 5
8 .0
(m)
OM7タイフ ゚の 出 力 値 ロ ッ ク ( 固 定 ) 不 良 ( 残 響 ) に つ い て
平成17年8月4日
発振
反射波
反射波の幅・高さは検出物の材質
により異なる。
0. 3mS
0.4 7mS
500m m
15 0m m(不 感 距 離 )
発振
残響が不感距離を越えて、反射波が小さいと検出しっぱなし(ロック・固定)
時 に 、 残 響 が タ ケノコ の 様 に 不 感 距 離 を 越 え た 所 で 伸 び る ケ ースも 有 る 。
反射波
残 響 と は 例 え ば 、 お 寺 の 鐘 を 叩 い た 後 に ウヲー ンウヲ ーンと 残 り 、 次 第 に 消 え て い く 音 ( 響 き が 残 る )
の 事 で 、 圧 電 素 子 に 一 瞬 、 高 電 圧 (8 0V) を か け て 振 動 さ せ ま す が 、 同 様 に 残 響 が 残 り ま す 。
残響が有る所に反射波信号が返ってきても識別できない為、残響時間は回路的に不安定検出
部 分 ( 不 感 距 離 ) と し て 避 け ま す 。 し か し な が ら 高 温 ・ 低 温 ・ 振 動 子 ハ ゙ラツ キ不 良 ・ 音 響 的 設 計
のまずさ等々により不感距離を越えてしまうことが有ります。現象としては不感距離を少し
越 え た 所 で の 出 力 値 の 固 定 と し て 現 れ ま す 。 OM 7タイフ ゚の 場 合 は 素 子 の 特 性 と し て 低 温 (- 15° )
時 に 起 き 易 い 傾 向 が 有 り ま す 。 現 在 は - 20℃ の 出 荷 検 査 で も 問 題 は あ り ま せ ん 。
残 響 に よ る 出 力 値 の ロ ッ ク を 防 ぐ 方 法 は 1)不 感 距 離 を 更 に 長 く す る 2) 回 路 的 に 発 振 後 の 残 響 を 短 く
す る ( ひ と つ の 方 法 と し て 発 振 時 間 を 短 く す る ) 3) 受 音 感 度 を 下 げ て 、 残 響 自 体 も 小 さ く す る 。
等の対策が有りますが、それぞれ一長一短で用途に合わせて工夫する必要が有ります。
高 速 応 答 超 音 波 センサ OM5-5CNU と 遅 れ 反 射
平成13年1月22日
(1) センサ設 置 場 所 の 先 に 建 物 等 の 障 害 物 が 有 る 場 合
出力的に検出しっぱなしという誤動作が起こる
場合が有ります。特に設定距離の倍の距離(例
え ば 3.5mに 距 離 設 定 し て い た ら 7.0m) に 建 物 が
センサと 直 角 に 有 る 場 合 は 、 こ の 不 具 合 が 起 こ り ま
す 。 こ れ は 、 40mSご と に 発 振 さ れ て い る パルス音
波 の ひ と つ 前 の パルス音 波 が 2 倍 先 に 有 る 建 物 に
反射され信号としてみなされる為に起こります。
(2)
対策としては、ひとつ前の音波を信号として検
知 し な い よ う 感 度 を 下 げ る か 、 丁 度 2 倍 の 距 離
に な ら ぬ よ う に 建 物 と センサ設 置 場 所 の 間 隔 を 伸 ば
すようにして下さい。他の方法として音波が建
物 に 直 角 に あ た ら ぬ 様 に 10度 前 後 の 角 度 を 付 け
て下さい。この場合、角度を付けすぎると車輌
を検知できない場合もあります。
こ の 遅 れ 反 射 は 、 測 定 周 期 が 速 く (40mS)検 出 距
離 が 短 い (5m以 内 ) 場 合 に 起 こ り ま す 。 特 に 走 行
車輌検知等。測定周期が遅い場合は一つ前の音
波 は へ た っ て い ま す が 、 周 期 が 短 い と 結 構 、 前 の
反射波でも力が有り信号として出力しがちです。
以上
オーミック電子(株)神谷康広
超音波式車輌検知センサーの性能について
平成16年8月05日
走行車輌検出用超音波センサーの性能につき以下に箇条書きしてみます。
音 波 の 速 度 は 光 と 比 較 し ま す と 、 格 段 に 遅 い (330m/S)た め 検 出 可 能 な 車 輌
の 走 行 スピードに は 自 ず と 限 界 が 有 り ま す 。 唯 一 の 利 点 は 雨 ・ 屋 外 光 で 誤 動 作
する光方式と異なり、音波では影響されない点です。
弊 社 の 超 音 波 セ ン サ ー OM5-8CNFは 走 行 車 輌 検 知 用 に 応 答 速 度 を 限 界 ま で 速 く
設定し、さらに音波の拡散を押さえ直進させ、感度をより鋭敏にするホーン
を 装 着 す る こ と で 、 2 車 線 (横 方 向 検 知 ) を カ バ ー 出 来 る も の で す 。
1.検 出 可 能 な 車 輌 の 大 き さ ( 長 さ ) と 速 度
車輌が大きいほど、また速度が遅いほど検知し易いと言えます。
普 通 乗 用 車 (4m)が 時 速 150Km/hで 走 行 し て い る と 想 定 し ま す 。 8CNFで は 80mS
毎 に 音 波 が 発 振 さ れ て い ま す 。 音 波 に は 広 が り が 有 り 、 2.5mか ら 7m地 点 で の
広 が り は 直 径 で 約 1.0mで す ( ホーン装 着 時 ) 。 時 速 150Km/hの 乗 用 車 が 80mSで
進 む 距 離 を 求 め ま す と 、 約 3.3mで す が 、 車 長 が 4.0mと さ ら に 音 波 の 広 が り 分
1.0mが 有 り ま す の で 合 計 5.0mと な り ま す 。 こ れ は 80mS毎 の 音 波 は 最 低 1 回 は
車 に あ た り 検 出 可 能 と い う 計 算 に な り ま す 。 逆 に 、 4m車 長 の 乗 用 車 が 時 速 何
キ ロ ま で 検 出 す る か と 言 い ま す と 、 時 速 200Km/hと な り ま す 。
車 長 の 短 い 軽 四 (3m)で す と 、 許 容 時 速 は 遅 く な り 、 160Km/hと な り ま す 。
2.環 境 変 化 に よ る 検 出 性 能 へ の 影 響
(1) 照 度 条 件 ( 日 照 ) 直 接 、 太 陽 光 の 影 響 を 受 け る こ と は あ り ま せ ん が
ケース無 し で 一 方 向 か ら 真 夏 日 を 受 け 続 け ま す と 、 圧 電 素 子 の イ オ ン バ ラ ン ス
が 崩 れ て 誤 動 作 の 原 因 と な り ま す の で 、 ケースは 必 要 で す 。
(2) 気 象 ( 雨 ・ 雪 ・ 風 等 の 影 響 ) 土 砂 降 り 、 ボ タ ン 雪 等 自 体 は 検 出 し ま
せん。また、それら気象条件下でも正常検出に影響はありません。
風 の 影 響 に つ い て は 、 、 例 え ば 横 か ら 風 速 30mの 風 が 吹 い て い る 状 況 を 想 定
し ま す 。 OM5-8CNFの 検 出 距 離 を 7mに 設 定 し ま す と 、 往 復 距 離 は 14mで 、 音 速
は 330m/hと す る と 、 音 波 が 行 き 返 り に 要 す る 時 間 は 42mSで す 。
次 に 風 速 30mの 空 気 の 塊 が 42mSで ど の 位 移 動 す る か 計 算 し ま す と 、 1.26mと
な り ま す 。 送 波 で 63cm、 反 射 波 で 63cmズ レ ル こ と に な り ま す 。
この事は、音波が対象物にあたる位置にも依りますが、対象物が車輌のよう
大きいものであると少々の風が吹いてもびくともしません。細くて狭い対象
物 で す と 空 気 の 塊 の 移 動 に よ り 検 出 不 可 も し く は チャタリングが 発 生 し ま す 。
(3) 温 度 変 化 音 速 は 温 度 が 上 昇 す る と 速 く な り ま す 。 そ の た め 、 温 度 変 化
に因る影響を少なくするため、温度補償回路を内蔵しています。しかしなが
ら 補 償 回 路 が あ っ て も 10℃ の 変 化 に つ き 、 約 F.S.の 約 1%の 変 化 は 防 ぎ よ う が
あ り ま せ ん 。 補 償 回 路 が 無 い 場 合 は 10℃ の 変 化 で F.S.10%の 変 動 と な り ま す 。
3.主 要 納 入 実 績 ( 車 輌 検 出 の み )
東京メトロ(旧営団地下鉄):車輌(列車)検出
中部国際空港:駐車場ゲート管理(車)
兵 庫 県 但 島 ト ン ネ ル 出 入 口 : 走 行 車 輌 カウント・スピード測 定 ( 国 土 交 通 省 )
道 路 工 事 現 場 : も ら い 事 故 防 止 用 。 スピード測 定 ・ 警 報 ( 国 土 交 通 省 )
JR東 日 本 : 駅 ホームで の 列 車 進 入 検 出 。 モ ニ タ ー オ ン 。
駐 車 場 出 入 り 車 輌 検 出 : 団 地 内 駐 車 場 を 出 入 り す る 車 輌 を 検 知 (トリガー)し て
カメラで記録。
北 国 一 般 道 で の ト ラ カ ン : ポールで 車 線 の 上 方 か ら 交 通 量 を 測 定 。
倉庫を出入りするトラック検出:出入りするトラックを検知しランプ・警報。
以上 オーミック電子株式会社
神谷康広 文責
スィッチング出力タイプOMシリーズ超音波センサーのリレー接続
推奨リレーとしましては、コイル電流と出力定格値の兼ね合わせとなりますので、例えば
下記の様なものが挙げられます。
① G2Rシリーズ コイル22mA 出力 5A∼10A
② G 4 W シ リ ー ズ コ イ ル 3 3 m A (自 動 車 用 ) 出 力 1 5 A
オ ム ロ ン (株 )製
③ MYシリーズ ※ポイントとしてはコイル電流50mA以下となるよう選定してください。
24V
※ご注意!!
逆接保護ダイオードは必ず接続してください。
OM5ー10C
0UT2
センサーにノイズを引き込まないための対策例(フォトカプラ使用)
22Ω
茶
OMセンサー
+
100μ F
MY2
1kΩ
24V
黒
電源
青
フォトカプラ
※22Ω/100μFコンデンサ回路は急激なスパイク状の電圧変動を抑える役目をします。
取付け注意事項
(※OM5−5C例)
50cm
3m
○ 検 出 距 離 を 高 さ の 3mち ょ う ど に 設 定 し ま す と
80cm位 (60+20)
、 応 差 (ヒステリシス)が 30cm( 設 定 距 離 の 約 5% )
程あり、検出しっ放しとなります。これを避
け る た め 余 裕 を 見 て 地 表 面 か ら 約 50cmの 高 さ
に検出距離を設定する必要があります。距離
の 設 定 は 壁 な ど に 向 っ て ZONE SETTING VRで
調 整 し て 下 さ い ( 出 荷 時 は 2.5mに 合 わ せ て あ
り ま す ) 。 検 出 時 に は OUT1(P.L.1)LED(橙 色 )
約 60cm
が消灯します。
○取付ける角度は地表面に向かって鉛直方向に設
設置して下さい。検出距離の確認には平板をお
お使いください。
○ こ の 時 の セ ン サ ー 検 出 幅 は 半 径 約 60cmあ り ま
すのでドアに音波が接触しないように余裕を
ド
見 て 80cm位 離 し て 設 置 し て く だ さ い 。
○屋外に設置の際は雨、風、雪、直射日光等、
機器を劣化させる要因になる要素に十分留意
ア
の上、対策をして設置して下さい。(例、ひ
さしやカバー等。)
○保護カバーとコードの接点は水の進入を防ぐ
ため融着テープ等でシールしてください。
○センサー発振部には圧力や衝撃が加わらない
ようにご注意下さい。
地表面
○有機溶剤やオイルミスト等の影響を直接受け
る場所での使用は避けてください。
○対象物とセンサーヘッドとの間に熱風(冷風)が通りますと測定誤差が大きくなる事があ
りますのでご注意下さい。
○高圧線、動力線と接続コードはノイズによる誤動作を避けるため、必ず別配線として下さ
い。
○ 他 に 40kHzの 超 音 波 発 生 源 が あ り ま す と 誤 動 作 を 起 こ す 恐 れ が あ り ま す 。 例 え ば 空 圧 機 器
等 の 「 プシュー」 や 「 シュー」 音 に は こ の 周 波 数 が 含 ま れ て い る 事 が 多 い の で ご 注 意 下 さ い 。 又
、これ以外にも工場などではこの類の外来ノイズが発生しやすいので、場合によっては外
来ノイズ源をカットもしくは離す必要があります。
保守点検事項
○基本的にメンテナンスフリーですが、年に一度の定期点検をお勧めします。
○点検項目としては、
・ セ ン サ ー 発 振 部 に 耳 を 近 づ け パッパッパと 規 則 正 し く 発 振 し て い る か ど う か 。
・センサー前部に大きいゴミや蜘蛛の巣など検知障害物等があれば除去。
・ 外 見 的 に 著 し く 劣 化 損 傷 が 起 き て い な い か ど う か (先 端 ホーン周 辺 、 内 部 の キズ、 ヘコミ等 )。
・実際にセンサー検出範囲内に平板などを掲げて検出距離、検出範囲に問題が無いか確認
○ 理 論 上 (MTBF)、 1 0 年 以 上 の 耐 用 年 数 が あ り ま す が 、 使 用 環 境 に よ っ て は 以 下 の 症 状 が 発
生することがあります。
・センサーからの発振音が不規則、弱々しい音、あるいは発振音が聞こえない。(下方よ
り事故的な噴水の侵入)
・ 何 も 無 い の に 検 出 す る ( チャタリング、 外 来 ノイズ)
※ 外 来 ノイズは 同 じ 40kHzの 成 分 を 含 ん だ 音 源 が 周 辺 に あ る 場 合
・センサーが検出しなくなる。(例えばネズミがコードをかじる)
このような症状が発生しましたら弊社までお問い合わせ下さい。基本的に故障の対策は修
理するか新品との交換になります。
シミュレーション:検 出 距 離 =7m/設 置 高 : 7m/角 度 : 45°
ト ラ ッ ク 検 出 用 超 音 波 セ ン サ OM5-10C
センサを地上7mの高さに取付け、下向きに45度傾ける。その時の感度
は 最 大 (N-9)距 離 設 定 は 7 . 0 m と す る 。
この時3mから3.8mの高さのトラックが直線距離で3mから7mの位置で
停車する前提で考えても、トラックの角が検出範囲内に有るので間違いなく、
検出します。
平成xx年7月16日
超 音 波 センサ OM5-10C
-45°
4.0m
7.0m
3.8m
3.0m
地面
< 駐 車 場 用 (車 輌 有 無 )超 音 波 センサー/相 互 干 渉 を 避 け る >
最 大 検 出 距 離 : 5m( 距 離 可 変 ) 、 検 出 動 作 幅 径 : 1,500mm at 4m、 メ イ ン テ フ リ ー
O M 5- 5 CD ( 4 0K H Z)
OM 5 - 5C D .2 5 K( 2 5 KH Z )
同期線
2,000mm
同期線
O M 5- 5 C D( 4 0K H Z )
O M5 - 5C D . 25 K (2 5 KH Z )
同期線
同期線
1 .0
0.5
1.0
0.5
0
0.5
2 .0
3. 0
5,000mm
1 .0
4. 0
ALFAROMEO
ALFAROMEO
ALFAROMEO
5.0
地 表 面
ALFAROMEO
ALFAROMEO
ALFAROMEO
ALFAROMEO
ALFAROMEO
ALFAROMEO
地 表 面
(m)
周 波 数 の 異 な る 2 種 類 の 超 音 波 セン サ ー を 、 そ れ ぞ れ 3 個 ず つ ( 6m 間 隔 取 れ る )同 期 線 で
接続し同時に発振させ干渉を避ける。次に周波数の異なる同期線で接続した3個の
組 み を 並 べ る 。 基 本 は 6mの 間 隔 を 確 保 す る た め に 3 個 一 組 と す る が 最 後 は 1 個 ・ 2
個(同期線接続要)もしくは3個(同期線要)とする。
平成17年8月23日
機 種 名 : OM8-5CN/NS
OM5-8CN/KT
最 大 検 出 距 離 : 5m(1車 線 検 出 用 )
8m(2車 線 検 出 用 )
検 出 可 能 最 大 時 速 : 100Km/h(普 通 乗 用 車 )
90Km/h(普 通 乗 用 車 )
中 心 周 波 数 : 75KHZ
40KHZ
電 車 (列 車 )検 知 用 超 音 波 センサ
(2) 踏 切 り 近 辺 で の ” x x x 検 知 ” 用 超 音 波 センサ
使 用 超 音 波 センサ : OM8-5C(75KHZ)
特徴:優れた耐環境性能と多くの鉄道会社での実績
(1) プラットホーム内 で の 列 車 進 入 検 知 (写 真 上 下 と も )
(3) 保 守 車 輌 に 取 付 け た 超 音 波 セ ン サ
使 用 超 音 波 センサ: OM5-5C(40KHZ)
特徴:広い動作幅と高感度で車輌の角を検出。
使 用 超 音 波 センサ : OM7-1C(200KHZ)
特徴:優れた耐環境性能と安定した動作
シミュレーション:検 出 距 離 =7m/設 置 高 : 2m/角 度 : 7°
高速道PA逆走警報装置(センサ設置)
センサを地上2mの高さに取付け、下向きに10度傾ける。その時の感度
距 離 設 定 を そ れ ぞ れ 最 大 に す る と 検 出 距 離 は 5.3mと な り 、 ほ ぼ 車 道 幅 (3.5m)
を カ バ ー す る 事 に な る 。 車 両 は 高 さ 1.3mの 軽 四 を 想 定 し た 場 合 で も 、 問 題 な く
検 出 し 、 バ イ ク も 両 端 を 走 行 し た と し て も 検 出 出 来 る は ず で あ る 。 2mを 越 え る
高さのトラックが走行しても側面に音波が直角にあたるので検出に問題なし。
平成20年3月04日
1.0
0 .5
距 離 最 大 に 設 定 す る と 30cm検 出 距 離 が 伸 び る
10°
2.0m
38cm
1.3m
1.0
2.0
3.0
4.0
5.0
路 肩
車 道
路 肩
2.2m
3.5m
1.4m
7.1m
2,000mm
バックホー旋 回 安 全 確 認 センサー動 作 範 囲 ( 代 表 例 )
N 60 L ED 電 源 内 蔵 回 転 灯
3,800mm
動作範囲内では確実に人間を検知します。
コネクターボックス
センサ3コ接続用
検出距離:2m(最大4m設定可能)
動 作 幅 ( 水 平 ) : 170度 3.8m 程 度
三 個 の センサの う ち 左 右 の 二 個 は 広 角 の OM6-5CN
を 使 用 し 、 センターを 人 体 検 知 5 m の OM5-5CNを
設置して中央部を長くしてサイドは死角ゼロ
とする事も可能です。監視領域を自在に設定
で き ま す 。 し か も 反 射 板 付 センサーカバーで 泥 水 の
跳ね返りに対しても万全です。
平成24年2月03日
1,000mm
動作幅(上下):1.0m程度
バックホー旋 回 安 全 確 認 センサーユニット動 作 範 囲 ( 二 個 使 用 時 代 表 例 )
重要:電源投入は接続完了後に行うように!!
動作範囲内では確実に人間を検知します。
第二警報
第一警報
回転灯点灯と
電 子 ブザー音
回転灯点灯
1,800mm
m
2,200mm
動 作 幅 2. 0
シガーソケット(DC12V - 24V)
DFL-S126広 角 センサ
マグネット付 電 源 内 蔵 LED回 転 灯 N60
動 作 幅 2. 0
m
DFL-S126広 角 センサ
こんなイメージです。
最 大 検 出 距 離 : 4.0m
二 個 の センサは 角 度 調 整 機 構 (上 下 左 右 )と 強 力
磁石で取付け簡単、任意の場所に!!
検出距離:最大4m(任意距離に設定可能)
動作幅(水平):2m程度
動作幅(上下):1m程度
バックホー旋 回 安 全 確 認 センサーユニット動 作 範 囲 ( 代 表 例 )
重要:電源投入は接続完了後に行うように!!
角 度 調 整 機 構 (上 下 左 右 )と 強 力 磁 石
動作範囲内では確実に人間を検知します。
で取付け簡単、任意の場所に!!
反射板で泥水土砂降りにも対応!!
回 転 灯 と 電 子 ブザー音 LED回 転 灯 点 滅 の み
シガーソケット(DC12V - 24V)
L E D 回 転 灯 (N60)
動 作 幅 2.0m
DFL-SC(SP)センサーカバー
収 納 センサーは OM6-5CN
L E D 式 回 転 灯 (マグネット付 )
最 大 検 出 距 離 : 4.0m
低 消 費 電 力 の L E D 回 転 灯 な の で 市 販 の バッテリー・ソーラーチャージャー
で も 威 力 を 発 揮 ! ! 建 機 の バッテリーで も シガーソケットで も O K 。
検出距離:4m(任意距離に設定可能)
動作幅(水平):2m程度
動作幅(上下):1m程度
フォークリフト・建 設 機 械 後 方 安 全 確 認 センサー動 作 範 囲 ( 代 表 例 )
ど こ で も 取 付 け 可 能 、 後 方 の 緩 慢 な カーブの 壁 面 で も
しっかりと固定され、任意の角度調整できっちりと検出。
降 雨 泥 水 の 跳 ね 返 り に も 強 い 反 射 板 付 センサーカバー採 用 ! !
OUT2出 力 (LED点 滅 + 電 子 ブザー音 )
OUT1出 力 (LED点 滅 の み )
OHMIC
L E D 回 転 灯 (N 6 0 )
仰 角 3.0°
検 出 距 離 : 4. 0m max .調 整 可 能
動 作 幅 2.0m
DFL-SC(SP)センサーカバー
収 納 センサーは OM6-5CN
L E D 式 回 転 灯 (マグネット付 )
低消費電力が特徴のLED回転灯・点滅で視認性抜群!!
方向判別機能付
センシングユニット
N60R+OM5-5CN/5CNq
-WY 一式
(5)LED回転灯
N60R-WY
N60R
付属センサケーブル10m
付属AC100V電源ケーブル3m
(1)超音波センサ
OM5-5CN
(6)分岐ユニット
N60-AD2 -WY
(2)超音波センサ
OM5-5CNq
(4) 2mコネクターケーブル
(3)反射板付
センサカバー
DFL-SC(SP)
この一式で方向判別して出構車両のみを出力、公道の歩行者にLED回転灯
(電子ブザー付)で知らせます。AC100V電源だけで完璧動作。すべて強力
磁石で取付簡単・上下左右の角度調整も出来ます。取付は天井(鉄骨梁)
から下向き、壁から横向き・斜め下向きと自在に設置でき、検知距離は屋
内外最大10mまで設定できます。
出出構車両検知
庫 車 輌 検 知 ・ 超 音 波 センサ2 個 を 2-3m 間 隔 で 取 付 け る
(5)(5)N60R
N60R-WY
LED回転灯
LED回転灯
顧客名:
日付:
超音波センサは最大検知距離10mタイプOM5-10CN/
OM5-10CNqも選べます。屋外使用出来ます。
センサーケーブル(10m)
AC100V電源ケーブル
(4)分岐ケーブル(2m)
(4)分岐ケーブル(2m)
(6)分岐アダプター(N60-AD)
2,000mmか ら 3,000mm
(1)超 音 波 センサ
OM5-5CN
工場屋根の鉄骨梁など
<概算見積り>
(2)超 音 波 センサ
OM5-5CNq
(1) 最 大 検 知 距 離 5m超 音 波 センサー(干 渉 対 策 済 )
OM5-5CN :
(3)反 射 板 付 センサカバー
反射板で音波を90度曲げる
(3)反 射 板 付 センサカバー
強力磁石
(2) 最 大 検 知 距 離 5m超 音 波 センサー(干 渉 対 策 済 )
反射板で音波を90度曲げる
OM5-5CNq:
(3) センサ収 納 用 の 反 射 板 付 カバー(降 雨 対 策 )
DFL-SC(SP):
(4) 2m分 岐 ケーブル両 端 コネクター付
OM-XS3F-402C:
(5) 方 向 判 別 機 能 付 LED回 転 灯
N60R:
オーミック電子(株)
(6) 分 岐 アダプター(10mセンサーケーブル付 )
N60R-AD:
進行(出力)方向
総 計 (トータル):
フォークリフト(2m高 さ )は 出 力 す る が 人 間 様 は 出 力 し な い 。
近 接 し て く る 移 動 体 ( フォークリフト・AGV等 ) の み 警 報
(音・光)を発するが、遠退く場合は警報を発
し な い 。 一 方 向 の み の 移 動 を 出 力 す る 方 向 判 別 センサ。
作方
動
検出
向
工場内衝突回避システム工場内
工場内衝突回避システム工場内
工場内衝突回避システム
工場内衝突回避システム
工場内衝突回避シス
工場内衝突回避シス
工場内衝突回避シス
工場内衝突回避シス
(4 )分
(4 )分
岐ケ
ー ブル
(2 m)
(6)分
岐アダ
プタ
ー (N 60
岐ケ
ー ブル
-AD)
(2)超
(1)超
(4)分
検出
動作
方向
(4)分
岐ケ
ーブ
ル (2m)
(6 )分
岐ア ダ
プタ
ー (N
岐ケ
ーブル
(2m)
メイ ン分 岐ア ダプ ター
60-A D)
( 2 )超 音 波 セ ン サ
(1)超
音波
反射板
センサ
工場
屋根 の
な
鉄骨 梁
ど
(5)N60R LED回 転灯
で 音波
を 90
度曲げ
る
AC100V電 源ケ ーブ ル
2ヶ所で方向判別、1個の回転灯で発報
音波
センサ
工場
屋根の
鉄骨梁
(2 m)
音波
センサ
など
工場内衝突回避シス
工場内衝突回避シス
工場内衝突回避シス
工場内衝突回避シス
工場内衝突回
工場内衝突回
工場内衝突回
工場内衝突回
工場内衝突回避シ
工場内衝突回避シ
工場内衝突回避シ
工場内衝突回避シ
< 問合せ先 >
オーミック電子株式会社
福 島 県 郡 山 市 堤 2 丁 目 3 7 番 伊 東 ビル
TEL:024-952-7560 FAX:024-952-7568
ホームページURL: www.ohmic.jp
取付け間隔
1,500-2,000mm程 度
DFL-SC(SP)
(O M5 -5C Nを 収 納 )
方 向 判 別 センサ各 種 取 付 方 法
DFL-SC(SP)
( OM5 -5 CN を 収 納 )
取付け高さ
3,000mm - 6,500mm
3,000mm-5,000mm
DF
(O
取付け間隔
1,500-2,000mm程 度 DFL-SC(SP)
DFL-SC(SP)
( OM 5-5 CN を 収 納 )
5C
取付け高さ
取付け高さ
(S
Nを
収
P)
納
)
3,000mm-5,000mm
SC
CN
L1,500-2,000mm程
度
SC
-
M5
2,000-4,000mm
1,500-2,000mm
L-
-5
取付け間隔
DF
(O
(O M5 -5 CNを 収 納 )
M5
(S
を
収
P)
納
)
出構車両のみを出力してLED回転灯で
警報を発します。N60R-WY
出庫車両のみ出力
超音波センサ 1
パトライト
検出距離範囲:1.2m to 10m
超音波センサ 2
入口
出口
公道(通学路)
作 成 照 査 承 認
納入仕様書(暫定)
電 源 内 蔵 LED式 回 転 灯 N60R-WY
平成24年11月15日
修 正 事 項
1, 概 要
N60R-WYは 車 輌 の 通 過 方 向 を 判 別 し て 一 定 時 間 の 警 報 (回 転 灯
点 灯 ・ 電 子 ブザ-) を 発 す る LED電 源 内 蔵 の LED回 転 灯 で す 。
強 力 磁 石 で 取 付 簡 単 、 センサ電 源 も 兼 ね 備 え た シンプルで ソリッドな
コントローラー(方 向 判 別 機 能 )内 蔵 の LED回 転 灯 で 電 源 は AC100V/200V
です。
2. 仕 様
(1) 形 式 N60R-WY
(2) 電 源 電 圧 AC85V ∼ 264V 50/60HZ
(3) 消 費 電 力 待 機 時 : 2W以 下 警 報 時 : 約 10W以 下
(4) 検 出 対 象 走 行 車 輌 /フォークリフト 検 出 距 離 : 5m以 下
(5) 入 力 超 音 波 セ ン サ OM5-5CN/OM5-5CNq( 標 準 )
(6) 出 力 LED回 転 灯 の 発 光 と ブザー音 (80dB/m)
(7) 応 答 速 度 検 出 0.2sec.以 下 /オフディレー 約 5秒 (8) 表 示 電 源 通 電 表 示 ( 青 LED)
(9) 環 境 動 作 : -10 - 55℃ , 保 存 :-15
-
60℃
(10)保 護 構 造 IP23 正 規 取 付 時
(11)重 量 約 2.0Kg
(12)外 形 寸 法 別 紙 参 照
(13)接 続 センサーケーブル長 10m ACプラグ付
(14)そ の 他
3. 動 作 概 要
マグネット取 付 方 式 。 ネ ジ 取 付 も 可 。
検 知 時 の 回 転 灯 点 灯 時 間 は ワンショット約 5秒 に
固定されています。希望により、変更可能
です(出荷時調整)。
センサーの 最 大 検 知 距 離 は 10mま で 選 べ ま す 。
センサ1で 検 出 後 、 2秒 以 内 に センサ2が 車 輌 を 検 出 す る と 、 回 転 灯 (ブ
ザー)が 動 作 し ま す 。 逆 に センサ2が 先 に 検 出 す る と 動 作 し ま せ ん 。
4. 動 作 チャート
センサ1
t1(2秒)
t1(2秒)
センサ2
回転灯動作せず
回転灯
t2(5秒)
高さ 200
112
φ125
85
電源ランプ
パワーSW
ブザーSW
OMセンサー接続コネクタ
CN-70-A-4P
① 緑(0V)
② 黒(OUT1)
③ 白(OUT2)
④ 赤(+V)
電 源 ケーブル(5m)
φ140
裏面マグネット付
ケーブル長 5M (黒;0V 白;+12/24V)
方向判別機能付LED回転灯(AC100V)
LED式回転灯 型式:N60
型式 N60R-WY 外形図面
オーミック電子株式会社
<泥 水 ・ 降 雨 ・ 噴 水 対 策 用 超 音 波 センサーカバー>
φ77マグネット(吸着力35Kgf)
100
OM5 TYPE
93
60
調整角度(±10°)
12
151
例えば天井の梁に
磁石でそのまま取
り付けると自ずと
音波は下向きに反
射されます。また、
屋外の壁面に下向
きにそのまま取付
けると自ずと地面
に並行に音波が発
射されます。
45 °
超 音 波 セ ン サ ー を (OM5/OM6タイプ)下 向 き に 反 射 板 付
センサーカバー/DFL-SC(SP)に 収 納 し 、 45° の 反 射 板 で 前
方向に音波を飛ばします。これで泥水雨雪が直接、
センサに か か る 事 は 無 く 、 余 程 の 噴 水 が 真 横 か ら 反 射
板 に あ た ら ぬ 限 り センサの 奥 の 振 動 子 ま で 届 く 事 は あ
りません。安心して厳しい屋外環境で使用できます。
記号 年月日
この3個のネジを緩めると
上 カバーが 簡 単 に 外 せ ま す 。
改 定 事 項 担当 審査 承認
上カバーを外した写真
上下左右に角度調整可
90以下
77
64.5
74
感 度 調 整 VR(通 常 N-7か ら N-9設 定 )
距 離 調 整 VR( 最 小 1.2mか
2.2m ら
最 大 10m)
5m) 右 回 転 で 検 知 距 離 増 大
センサは 下 向 設 置 、 反 射 板
で前方に音波を飛ばす
距 離 調 整 は 上 カバーを 外 し て センサ
の 背 面 の ZONESETTING VRで 行
います。右回転で検知距離増
大 (最 大10m)
5m)左 回 転 で 距 離 縮 小
(最 小 1.2m)し
2.2m) ま す 。
151
12
93
100
45°
60
OM5 TYPE
入線口
調整角度(±10°)
調整角度(±20°
調整角度(±10°)
φ77マグネット(吸着力35Kgf)
(磁石を取外しネジでの固定も可能)
*
ムキシロ 50
OM6 TYPE
*
ケーブル長 5m
青
黒
茶
白
0V(シールド含む)
出力(IN 1or2へ)
12-24V
同期線(SYNCへ)
4-圧着端子:1.25Y3.5
製図 明石信夫
設計 明石信夫
2010.01.10.
審査
承認
尺度
型式
DFL-SC(SP)
DFL-S126/5
品名
角度調整機構・反射板付
超音波センサユニット
センサーカバー
図番
N59-4E30
オーミック電子株式会社
訂正
Scopion
‐World’s First Smart Distance Meter ‐
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-Smart Watchとの連携-
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綜 合 警 備 保 障 ガ ー ド ロ ボ C4型
日 本 電 子 部 品 信 頼 性 セ ン タ /技 術 研 究 所 噴 水 試 験
JIS D 0203 S2
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