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難病の医療費助成制度について
(新規用) 1 難病の医療費助成制度について ~平成 27 年1月1日から新たな難病の医療費助成制度が始まりました~ 原因が不明で、治療方法が確立していない、いわゆる難病のうち、厚生労働 大臣が指定する疾病を「指定難病」といい、現在306疾病が指定されていま す。 指定難病は、治療が極めて困難であり、その医療費も高額となるため、一定 の基準を満たしている方に対して、指定難病の治療に係る医療費の一部を助成 しています。 指定難病に係る医療費助成を受けるには、支給認定の申請を行い、静岡県か ら認定される必要がありますので、このしおりをお読みいただいた上でお手続 きをしてください。 医療費助成の申請手続き 医療費助成を受けるためには、静岡県に対して申請を行い、「支給認定」を受けな ければなりません。 1 必要書類 書類名 注意事項 ① 支給認定申請書 裏面もありますので、書き忘れにご注意くださ い。 ② 臨床調査個人票 指定医が記載したものに限ります。 ③ 健康保険証のコピー※ 加入している保険によって誰のものを提出す るかが異なります。 ④ 同意書 保険者に対し、医療保険の所得区分を照会する ために必要な書類です。 ⑤ 世帯全員の住民票の写し (交付日から3ヶ月以内のもの) 続柄の省略はしないでください。 ⑥ 市町村民税県民税課税証 市町村民税(所得割)額や、所得額が記載され 明書※ ていないものは受付できません。 ⑦ その他必要な書類 職員の指示に従い提出してください。 ※健康保険証のコピーと市民税県民税課税証明書は、加入されている医療保険 の種別により、誰の書類を提出していただくかが異なります。 (新規用) 2 保険者名(称) ○○市、○○町 等 ○○国民健康保険組合 保険の種別 保険種別 保険者名(称) 保険種別 『国保』 ○○後期高齢者医療広域連合 『後期高齢』 『国保組合』 全国健康保険協会○○支部、 ○○健康保険組合、 ○○共済組合 等 『被用者』 健康保険証のコピー 市民税県民税課税証明書 国保(国保組合) 同じ住民票上の世帯の方 全員分 健康保険証の記号番号が 同じ方全員分 後期高齢 同じ住民票上の世帯の方 全員分 同じ住民票上で、後期高 齢に加入されている方 全員分 患者本人分のみ 患者本人分のみ 被用者保険 患者本人が被保険者 (本人)の場合 患者本人が被扶養者 (家族)の場合 被保険者の分 患者本人分のみ ※非課税の場合は被保険者と 患者本人のもの 2 申請先 本人(18 歳未満の場合は保護者)の居住する市町を管轄する県の健康福祉セ ンター(保健所) 、静岡市については市の保健所(清水支所含む。)及び各保健福 祉センター(城東、由比分館を除く。 )、浜松市については市の保健所(浜北支所 含む。 )及び各区役所健康づくり課(浜北区を除く。 )に上記の必要書類を揃えて 提出してください。 3 審査 ・申請内容について、認定基準に基づいて審査を行います。 ・審査の結果、支給を認定できない場合があります。 ・指定難病にかかっているだけでは支給を受けることはできません。 ・病状の程度が個々の指定難病の特性に応じ、日常生活又は社会生活に支障があ ると医学的に判断される程度である場合に、支給を受けることができます。 ・ただし、症状が認定基準に満たない方でも、月ごとの医療費総額が 33,330 円 を超える月が年間3回以上ある場合は、支給の対象となります。 (新規用) 3 4 受給者証の交付 ・審査の結果、支給が認定された場合、特定医療費受給者証をご自宅に郵送しま す。 ・認定されなかった場合は、その旨の通知をご自宅に郵送します。 5 受給者証の有効期間 新規に認定された場合…申請のあった日から最初に到来する9月 30 日まで 更新の場合 ……………毎年 10 月1日から翌年9月 30 日まで ※新規に支給認定された場合で、申請日が7月1日以降の場合は、有効期間終了日は 翌年の9月 30 日までとなります。 【ご注意ください】 ・支給認定された場合、受給者証の有効期間の開始日は、申請先で必要な申請書類 を申請した日からになります。 ・審査の決定までには申請書類を申請した日から概ね3ヶ月程度かかります。 医療費助成の対象となる医療機関 ○医療費助成の対象となる医療機関は、「病院・診療所」、「薬局」、「訪問看護ステ ーション」です。 このうち、静岡県が指定する『指定医療機関』での受療のみ助成の対象となりま す。 ○申請書に、受療を希望する医療機関名を書いていただきます(複数可)。 記載していただいた『指定医療機関』を受給者証に記載します。 ○ どの医療機関が指定されているかについては、静岡県のホームページをご覧い ただくか、各健康福祉センター又は疾病対策課にお問い合わせください。 <助成対象となる医療の内容> 認定された疾病やその疾病に附随して発現する傷病に対する医療 <医療保険> <介護保険> ・医療保険の一部負担額(入院・外来) ・(介護予防)訪問看護 ・院外薬局での保険調剤 ・(介護予防)訪問リハビリテーション ・訪問看護 ・(介護予防)居宅療養管理指導 ・介護療養施設サービス (新規用) 4 医療費助成の金額 ○支給認定された疾病の治療については、医療費の自己負担が3割の方は、2割にな ります。(1割又は2割の方についてはそのままです。 ) ○支給認定された疾病の治療について、2割(又は1割)で支払いをしていて、負担 上限月額を超えた場合は、その月は、それ以降お支払が必要ありません。 ○受診した複数の医療機関等の自己負担をすべて合算した上で負担上限月額を適用 します。 「管理票」という紙を指定医療機関に提示して、自己負担額を管理します。 【月額自己負担上限額】 階層区分 階層区分の基準 生 活 保 護 ― 低 所 得 Ⅰ 低 所 得 Ⅱ 市町村民税 非課税 (世帯) (単位:円) 一般 高額かつ長期※1 0 0 本 人 年 収 ~80 万 円 2,500 2,500 本 人 年 収 80 万 円 超 5,000 5,000 一般所得Ⅰ 市町村民税課税 7 万 1 千円未満 10,000 5,000 一般所得Ⅱ 市町村民税課税 7 万 1 千 円 ~2 5 万 1 千 円 未 満 20,000 10,000 上位所得 市町村民税課税 25 万 1 千円~ 30,000 20,000 入院時の食費 人工呼吸器等装着者 ※2 0 1,000 全額自己負担 ※1 「高額かつ長期」:月ごとの医療費総額が5万円を超える月が年間6回以上ある者 ※2 「人工呼吸器等装着者」:臨床調査個人票の中に人工呼吸器等装着者であることの記載があり、認 定基準を満たしている場合に適用 しっぺい 静岡県健康福祉部医療健康局疾病対策課 難病対策班 054-221-3393・2539 <静岡県ホームページ> http://www.pref.shizuoka.jp