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歴史的建造物を活用したエスニック雑貨店 「December3」(小樽市)
歴史的建造物を活用したエスニック雑貨店 「December3」(小樽市) 所 在 地:小樽市稲穂2丁目14−1 代表者名:代表取締役 鈴木 剛 電話番号:0134−22−9973 営業時間:夏季 / 10:00 ∼ 20:00 冬季 / 10:00 ∼ 19:00 定 休 日:年末・年始(12/31∼1/1) U R L:http://www.december3.jp/index.html 紹 介 者:小樽市(推薦者) ■背景 昭和53年に輸入雑貨店として都通り商店街の隣 ○観光客への対応 接地でオープンし、中南米や東南アジアの小物雑貨 観光シーズンである夏期には、他のテナントよりも や衣料品をメインに営業していました。都通り商店街 1時間長く営業しているほか、これまで多かったアジ の中心地で長年空き店舗であった歴史的建造物が ア、ロシアからの観光客に加え、増加しているオースト 取り壊されると聞き、地域に貢献したいという思いか ラリアからの観光客に対応するため、数カ国語の入 ら、平成17年に小樽本店として、現在の場所に出 口案内表示にするなど、おもてなしを充実させていま 店しました。 す。 ■取組概要 ○地域とのつながり重視 都通り商店街で実施した「アートストリート」では、 ○「ギャラリー白方」の併設 昭和6年建造の歴史的建造物である丸ヨ白方 「白方ギャラリー」で展示を行った作家も参加してお 商店の雰囲気を多くの人に触れてもらうため、1階を り、今後も地元の作家の個展や地域イベントとタイア 店舗とし、2階部分に新たな出会いと情報発信の空 ップした事業を開催していく予定です。 間の「ギャラリー白方」を併設して、文化芸術などに ■取組効果 広く開放しています。 都通り商店街に出店してからは、商品や店内のレ ○文化の発信 イアウトにも工夫を凝らしました。ギャラリーにおける個 絵画、写真、 展の顧客層からは、店舗の品揃えが普段目にするこ 工芸品や陶芸 との少ない新鮮なものとして好評で、これまで中心で など様々なジャ あった30∼40代の女性客に加え、50∼60代の方な ン ルの個 展が オ ど幅広い年齢層のお客様が増えてきています。 ープン以来28 ■今後の展望、課題 回開催されてい ます。この春に 現在、ギャラリーの利用は個展の開催がほとんどと は、ジャンル不 なっていることから、今後はさらに多様な活用法を検 問、出展料無料、審査なしの公募展を開催、この 討していきたいと考えています。 展示会により、新たな作家が輩出されました。 - 63 - ディッセンバースリー本店 店舗外観 ギャラリー入り口 店内 地 図 <お店へのアクセス> ○小樽駅より徒歩3分。(都通り商店街 の真ん中あたり) ○お車でお越しの方は、近隣の商店街提 携駐車場をご利用下さい。 お店からのメッセージ 港町、小樽で世界の民芸品を取り扱っています。Dec3で出会う異国の品々をお楽しみください。ギャラ リー白方では、自己表現の場として、ジャンルを問わず広くご使用できます。お気軽にご相談ください。 - 64 -