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第3号 - 近藤民代研究室
From KOBE 大 ■連絡先■ 神戸 大 第3号 From KOBE 大槌町復興支援ネットワーク 「神戸 - 大槌」 編集室 2012.8 編集長:鵜飼 [email protected] 〒657-8501 神戸市灘区六甲台町 1-1 町復興支援ネットワーク ニュースレター 神戸大学工学研究科建築学専攻 近藤研究室 大槌高校生と描く 3日間のメニュー まちの「みらい」ワークショップ 8 月 10 日、大槌町ショッピングセンター マストに集まった大槌高校の生徒7名 ■8/8 ( 水 ) と神戸大学の学生2名によって、大槌町の「みらい」の地図が描かれました。話し 自己紹介・活動紹介 「復興まちづくり」って? - 神戸を事例に - 合いは盛り上がり、最終日のワークショップは1時間延長。まとめられたプランは、 大槌について考えてみよう -3 色カードゲーム - 大槌高校からの一案として復興構想会議でも発表される予定です。 大槌の魅力をまとめてみよう この「みらい」ワークショップは全部で3日間、8 月 8 日〜10 日に行われました。 大槌高校の生徒を対象に神戸大学の学生が企画・開催したものです。 ■8/9 ( 木 ) まちの魅力スポットはどこだろう? まちかど点検隊 2グループに分かれてまちの魅力スポッ トを歩いてまわり、「今」の様子をカメラ で撮影。歩いたコースも記録しました。 ■8/10 ( 金 ) 2日間の成果を振り返り、町に活かせるものや残 したいもの、これから必要なものについて議論を 重ねました。 高校生主体で意見を出し合い、大槌のみらいを地 ▲ 最終日、みんなで意見をまとめて地図を描いていきました 大槌高校のみなさん、3日間のご参加ありがとうございました! 図に描きました。 高校生が描いたまちのみらいは… ●大学生の感想 高校生とのワークショップは初めてということもあり、上手くいくのか多少の不安 高校生にとって重要な「駅」は はありましたが、大槌の未来を担う高校生が一生懸命に町のことを考えている姿に 南北2ヶ所に配置し、駅と駅の 安心しました。WS 最終日に未来の大槌を皆で描きましたが、高校生が大人顔負け 間を商店街でつなぎました。老 の議論で町に必要なものを決めていく姿はとても頼もしかったです。( 川上 ) 人ホームや保育所は、高台の安 全なエリアへ。海ではいるかを 「大槌高校生の皆さんは、本当によく町のことを考えている!」というのが私の率 見ることができ、ブルーツーリ 直な感想です。出来上がったプランは、頼もしいみんなのみらいそのもの。 ズムがさかんです。 町へ残る子も、町を出て行く子も、その先の人生の歩みに、このまちへの想いを活 かしていってほしいと願うばかりです。 みらいの大槌は誰かが考えればいいのかもしれない、だけど「私」が考える。 ●高校生の感想 その思いは必ずみんなの明日につながるよと、今日も神戸から思っています。 (郷原) 今回のワークショップでは、神戸大学の 方や多数の同年代の方と大槌の復興につ いて話し合う事ができ、今後の大槌町の あり方や、復興プランなど、詳しい部分 壁画が完成しました!! 大 アート日台共同プロジェクト まで話し合う事ができて嬉しかったで 町方に残る「ビジネスホテル寿」、現在はカリタスジャ す。また、大槌の復興について自分も考 パン大槌ベースの拠点となっているこのビルが大きな えることができて、とても光栄に思いま キャンバスになりました。北の壁には「希望の樹」、南の した。( 大槌高校2年 後藤渉 ) 壁にはひょっこりひょうたん島にかかる大きな虹が描か れています。台湾と神戸の被災地交流からこのプロジェ 今回、大槌の町の復興について考えてみて自分の知らなかった大槌の魅力を知ること クトが立ち上がり、大槌高校の美術部とも連携しました。 が出来てとても良い経験になりました。 かわいらしい絵でありながら、その力強さと鮮やかな 私自身も将来役場に入りたいと思っているので今回学んだことを生かして復興にとり 組んでいきたいと思います。( 大槌高校2年 佐々木考範 ) 色には圧倒されそうな迫力があります。ぜひ、お天気の 良い日にご覧になってみてください! ●ニュースレター「神戸 - 大槌」がインターネットで見れるようになりました!● 「神戸 - 大槌」は From KOBE 大槌町復興支援ネットワークが発行している情報紙です。神戸の学生が大槌町と関わる中で知ったこと、感じたこと、考えたことなどを中心に発信していきます。 インターネット配信は http://www.tamiyokondo-lab.jp/student.html 内、「大槌町」の欄に各号の pdf ファイルがアップされています。ぜひご覧下さい! ●編集後記● 大槌高校のみなさんと連携した活動が始まりました。大学生と高校生、年齢が近い者同士だからこそできること・わかることがあるかもしれません。9月1日・2日にはマスト2階にて、高 校生といっしょに写真ワークショップを開催します。ぜひご来場ください! 2012.8.30 鵜飼 神戸−大 第 3 号 2012.8