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未来の大学生をKOBEへ!
~学園都市団地プロジェクト ~
杉山ゼミ チーム女子
神戸市の大学生数の推移
35000
34000
U
P
33000
32000
31000
30000
29000
28000
2007
2008
2009
2010
男
女
2011
2012
・安心・安全面は、大丈夫?
・地域から孤立していない?
・大学生活を充実できる?
団地
団地を活用する理由
• 駅や商業施設に近く、利便性が良い
• 広々とした部屋、防犯性
地域住民の声
「学生との交流が少ない」
「近くに大学はあるが、大学のイベントには参加していない」
団地の活用×学生の不安解消
⇒地域の活性化につながる
居住
団地に住む人々が
集まるリビング
世代間交流
交流
団地の現状と
新たな利用方法
企画の実行・情報
を発信
団地のPR活動
団地
広報
多くの大学が集まる「学園都市」に注目
居住の目的
学園都市ならではの学生にとって
魅力ある生活環境をととのえる
対象:学園都市周辺の団地
1、市営、県営団地住宅
(市営学園西住宅・伊川谷高層住宅など)
2、UR都市機構が運営する団地住宅
(URアクティ学園西町、URアミティ学園西町など)
市営・県営団地住宅の現状
・建物の老朽化
・団地内の高齢化が深刻化
(高齢者の孤立化が問題視されている)
若者の力が必要
学生を呼び込むために
団地住宅の高層階にある数室を、
学生が魅力を感じる部屋に
リノベーションし、低価格で貸し出す
リノベーションの進め方
1.地域のリノベーション企業と学生が協力して
一緒に住みたい部屋のデザインを考える
(もしくは学生が実際に住んでみたい部屋を募集し、採用する)
2.空き家はリノベーション企業が、市または県から借り上げる
3.リフォーム費用は企業が負担→部屋は学生に貸し出す
4.神戸市はリフォーム費用の一部を補助
具体的な費用
・予算約100万円
(リノベーションのための材料費・家具代など)
※借り上げ料金は別途
学生が提案した団地住宅のリノベーションを行った明舞団地では
畳からフローリングへの張替、壁の塗装・ぶち抜きなどを行ったが
費用は材料費17万のみで抑えられた
このリノベーションに
長期的に見れば、
参加する企業が多ければ多いほど、
リノベーション企業にも利益があがる
各企業が負担する初期費用は少なくなる
家賃収入や広告による効果(リフォームの依頼など)により、
それぞれのメリット
学生は利便性のある
綺麗で広い部屋に住める
学生
神戸市は空き家を
解消できる
神戸市
企業はPR活動ができ
信頼を得られる
企業
UR都市機構が運営する団地住宅の現状
(アミティ学園西町、アクティ学園西町etc)
立地もよく利便性もあり
部屋も広いが、家賃が高額
空き部屋が多い
※間取り図は実際に賃貸されている家賃8万円の部屋
団地住宅の高額な空き部屋
学生によるシェアハウスで利用
学生にとってのメリット
・仲介手数料・礼金無し
・複数人で住むことで防災・防犯面で安心
・広い部屋を安く借りられる
企業・団地住民にとってのメリット
・団地に若者を呼び込める
・団地住宅の空き部屋を解消
双方にメリットあり!
団地住宅での暮らしを提案することで
学園都市ならではの広いお部屋での
おしゃれな生活を提供できる
現在の団地住宅の利用状況
• 集会所の利用目的の多くは、仲の良い住民間での個人的な使用
• 学園都市周辺団地には自治会はあるが、団地住人全体での
交流が目的とされる催しはほとんど開催されていない
• 団地住人の高齢化が進んでおり、
その孤立化の防止が必要とされている
高齢単身・高齢夫婦世帯数の推移
神戸市の高齢化率の推移
40
90000
75歳以上,
35
80000
70000
30
60000
25
65~74歳,
20
50000
40000
15
30000
10
20000
5
10000
0
0
2035
2030
2025
2020
2015
2010
2005
2000
1995
1990
1990年から2005年は国勢調査、2010年以降は国立社会保障・人口問題研究所による統計値
2005
2010
高齢単身世帯
2015
高齢夫婦世帯
2020
りびんぐほーむ
集会所のスペースを活用し、団地住民全員が
日常的に使用することができる居間のような空間を設置
団地の
多世代間の
交流
学生が自然と
地域へなじむ
りびんぐほーむで出来ること(例)
• ボードゲームや映写機(プロジェクター)を配置して自由に使ってもらう
• 普段あまり使わないキッチン用品の住人間のシェアサービス
団地住民同士、団地住民と
• 書籍のシェアサービス(住人が持っている本、また神戸市の図書館からでた
地域住民のご近所付き合い、
廃本などをシェアしてもらう)
また周辺大学の大学生との交流を促進
• 団地に住む子どもたちが自由に使える自習室として利用、
もしくは学生による勉強会を開催
• 夏祭りやクリスマスパーティーなどイベントを開催
• 団地住民による料理教室、編み物教室、囲碁、将棋、家庭菜園
備品の元手
・住民から持ち物を共有してもらう
(書籍、ボードゲーム、キッチン用品など)
・各地域の自治会に承認を得て、自治会予算で購入
(映写機、イベント資金など)
学生や住民による団地活性化の期待
学生・団地住人のアイデアによって、
自分たちのために過ごしやすい空間を作ることができる
可能性
実際にある似たような取り組み
•リビングルーム(埼玉県北本団地)
商店街の空きスペースに、約3900人の団地住民のための
憩いの場となる場所を設営
before
after
カラオケ大会等のイベントの実施
放課後に子ども達が集まる
リビングルームの活動は徳島県両国本町でもおこなわれている
団地を学生の住まいとして
提案する学生グループ
だんちーズ(仮)を設立!
だんちーズとは・・・
団地住民同士の交流を促進するイベントの
この政策提案における
企画・運営などを積極的に行う学生団体
学生のリーダー的存在
学生に安い家賃でリノベーションした団地住宅に
住んでもらう代わりに所属してもらう
だんちーズの活動例
・りびんぐほーむで行うイベントや勉強会などの企画・運営
・周辺大学の新入生向け物件紹介(団地居住の提案)
・学生へ団地住宅でのシェアハウス提案やルームメイト募集
期待できる効果
・りびんぐほーむによって
団地で、多世代間での交流を促進
団地自体、また自治会の活性化を促進
高齢者の孤立化を防ぐ
・だんちーズによって
学生が地域に自然となじみ、繋がりを持つ
一人暮らしでも、地域とつながりを持つ
災害時に自然と助け合える関係を持つ
若者の力が地域に還元する
団地のリノベーション案の募集
①神戸市のホームページに特設ページを開設
②神戸市の広報TwitterやFacebookアカウントで広報
②神戸市内の大学でイベント概要や募集要項につて
のポスターを配布
だんちーズ(仮)の活動内容を神戸市を通じて広報
(例)神戸市や神戸市西区のホームページ
⇒団地&地域のPR
⇒人が集まる活気ある町に!
団体としても様々な形で地域と連携した大学生の
地域でのライフスタイルをSNSなどを通じて広報
⇒大学生活をより充実させたい大学生を、
学園都市のリノベーションハウスに呼び込む
なぜ
??
• 増加する神戸市の一人暮らしの学生の
「安心・安全面」、「地域での孤立」の不安
• 「学生との交流が少ない」という地域の住民の声
• 現在ある団地の老朽化、空き部屋、高齢化などの問題
→これらを一気に解決できる!?
学園都市団地プロジェクト
居住
リノベーション(市営団地)
安く綺麗な部屋に住める
学生
神戸市
企業
空き部屋の解消
企業PR
それぞれにメリットがある!
シェアハウス(UR都市機構の団地)
3DKなどの広い部屋での
シェアハウスを勧める
URは新たに若い入居者を
呼び込める!
学生は安い家賃で
防犯性の高い環境で暮らせる!
学園都市団地プロジェクト
交流
りびんぐほーむの設置
団地の集会所を利用した、
学生と地域住民との交流の場
だんちーズ(仮)の立ち上げ
学生に安い家賃でリノベーションした市営団地に住んでもらう代わりに、
団地住民同士の交流を促進するイベントの企画を
積極的に行う団体を立ち上げ、所属してもらう
学園都市団地プロジェクト
広報
★地域とかかわりながら生活する大学生の暮らしを見せることで、
大学生活の充実を望む学生を呼び込む
• 学生に浸透しているSNSを利用しアカウントを作り、
だんちーズ(仮)の活動を報告
• だんちーズ(仮)の活動を神戸市からも積極的に広報してもらう
神戸市のHPで学生からのリノベーション案を募集
→団体の活動をより活発にすることで、神戸市と地域と学生の
繋がりを強化し、地域の活性化につなげる!
学園都市団地プロジェクトによるメリット
住民
学生
高齢化に伴う問題の解消
一人暮らしの不安の解消
交流が生まれることで
生き生きとした暮らし
豊かな学生生活
神戸市
企業
市営住宅の空き家の解消
神戸市と提携することで
企業PRにおける
会社としての信用度向上
だんちーズ(仮)支援による
学生の人材の蓄積
学園都市団地プロジェクト
居住
交流
広報
良い部屋ができて学生が増えれば、交流が生まれ、それをPRしていくことでまた新たな入居者を呼び込める…
世代間で循環するシステム!
ありがとうございました!
参考文献:UR都市機構HP http://www.ur-net.go.jp/
神戸市HP http://www.city.kobe.lg.jp/index_menu.html
ネットニュース greenz.jp http://greenz.jp/2014/08/11/junkitazawa/
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