COBOL Standard Edition リーフレット（A-VXご利用のお客様用）

A-VXと同等レベルの実⾏/運⽤環境の構築が可能
COBOL Standard Edition V2.0
最新テクノロジーを活⽤した基幹業務システムによる企業競争⼒強化、既存資産活
⽤によるシステム構築コスト低減を⽀援します。
最新技術・規格に対応しつつA-VXからの⾼移⾏性を実現！
 A-VXと同等のシステム運⽤環境
 COBOL第4次規格に対応
COBOL Standard Editionは、スタンドアロンでのCUI
、GUI の対話型アプリケーションのシステム、クライ
アントサーバ形態のシステム、画⾯節（SCREEN
SECTION）を活⽤したWEBシステム、リモートデスク
トップ形態のシステムなど、様々な構成のアプリケー
ションを構築できます。もちろん、A-VXと同様のサー
バ集中形態のシステムもサポートしており、クライア
ントPCにWSエミュレータ（ワークステーションエミ
ュレータ）を配置するシステム構成もとることができ
ます。
⾔語仕様は、第4次規格（COBOL2002）に対応してお
り、新たなオブジェクト指向機能などを利⽤すること
が 可 能 で す 。 も ち ろ ん 、 こ の COBOL2002 規 格 は 、
COBOL85 規 格 を 包 含 し て い ま す の で 、 A-VX の
COBOL85プログラム資産は特別な修正はせずとも、
COBOL Standard Editionへ移⾏することができます。
600ｼﾘｰｽﾞ
100ｼﾘｰｽﾞ
ＣＯＢＬ-ＡＰ
（ＣＯＢＯＬ Ｓｔａｎｄａｒｄ
Ｅｄｉｔｉｏｎ、ｓｍａｒｔ／ｃｓ）
A-VX
AP
（COBOL、SMART)
COBOL アプリケーション
実行環境 他
ＬＡＮ
WindowsServer2008
PC/WSエ
ミュレータ
COBOL Standard Edition V2.0では次の機能が提供さ
れます。
• Open COBOL Factory 21のユーザインタフェー
スを採⽤したCOBOL開発環境を提供。
• 独⾃ファイル形式の相対ファイルを読み書き可能。
LAN
A-VX
 COBOL Standard Edition V2.0の新機能
WindowsServer2012
COBOL WSエ
ミュレータ
• 別売のISAM製品との組み合わせによりISAM形式
の索引ファイルを読み書き可能。
• 別 売 の フ ォ ン ト 製 品 「 FontAvenue UniAssist
コード変換」との組み合わせによりJIS2004⽂字
コード対応。これにより、G0/G1/G2の⽂字コー
ドを扱うCOBOLアプリケーションの作成が可能。
 64ビット実⾏環境をサポート
オブジェクトコードは64ビット。64ビットOS/HWの
性能を最⼤限引き出すだけでなく、COBOLとして定義
できる項⽬⻑やOCCURS繰り返しが2GBまで可能とな
るなど、諸元が⼤幅に拡⼤します。もちろん、COBOL
Standard Editionに関連する製品群も64ビット対応版
をご⽤意しています。
ビルド機能
コンパイルとリンクを⾏い、
成果物を作成する機能
連携機能
関連製品(Oracle Pro*COBOLなど)やオ
プション製品およびツールと連携する機能
編集機能
専⽤のエディタによりCOBOL
ソースファイルの編集を⾏う
資産管理
外部管理ツール*1を利⽤して、複数⼈数で
の開発や資産のバージョン管理を⾏う機能
プロジェクト管理
成果物を作成するファイルの
集まりを管理する機能
インポート機能
既存COBOL資産*2をCOBOL開発環境で扱
うことができる形式にインポートする機能
COBOL Standard Edition
主な特⻑
 WSエミュレータ経由でのA-VXの画⾯機能と
互換性を維持
業務画⾯操作は、先⾏キー⼊⼒が可能、⽂字数字⼊⼒
時の 動作(ｵｰﾊﾞｰﾌﾛｰ時など)も互換性をとっており、通
常、操作員の再教育は不要です。また、罫線と⽂字の
バランスもA-VXと同じであり、違和感は全くありませ
ん。
 A-VXと同様のプリンタ装置が利⽤可能
 A-VX上のフォームもそのまま利⽤可能
フォームデータ変換や、フォームソース移⾏の機能を
「VISUALFORMS」(*)で提供します。
(*)#FORMやFORMS2の後継となるWindows環境向け
帳票設計⽀援ユーティリティ
 データベース機能はA-VX特有の排他制御機能
もサポート
例えば、I-Oモードで開かれたファイルで、あるレ
A-VXから、以下機能の提供や仕様継承を⾏っています。 コードがロックされている場合、A-VXではロック開放
までWAITしますが、これはA-VX特有の機能であり、
• スプール機能(COBOL印刷時)
排他制御の変更は業務システムの運⽤に⼤きな影響を
• 障害通知機能(接続形態に応じた関連製品が必要)
与えます。
• 制御コード
COBOL Standard Editionのデータベース機能は、A• PRN 、 PRN999(PRN: シ ス テ ム プ リ ン タ 、
PRN999:ステーション対応プリンタ、PRN100〜 VXと同等の排他制御機能を有しているため、運⽤ ・
アプリケーションの排他制御の変更が不要となります。
399:特定プリンタ）
• プリンタファイルのシンボリック制御システムサ
ブルーチン(CBLSYMPRで提供)
端末(WSエミューレータ)に接続したプリンタへの出⼒
も可能です。
A-VX互換性⽐較
 SMARTパラメータの継承も可能
ノンプログラミング⾔語SMARTIIEXに相当する
smart/csを提供します。
NECのCOBOL
A社COBOL
画⾯機能
◎
✕先⾏キー⼊⼒不可、罫線/⽂字のバランス劣化、WSエミュレータ
機能なし
プリンタ機能
◎
✕スプール機能なし、PRN・PRN999機能なし、制御コード不可
データベース機能
◎
✕A-VX独⾃の排他制御機能なし
SMART
○
✕SMART相当の機能なし
構成
 A-VXからの移⾏観点でご利⽤いただきたい製品構成
※ ライセンス形態など詳細はお問い合わせください。
• 開発環境
COBOL Standard Edition Developer
• 実⾏環境
COBOL Standard Edition Runtime
• 関連製品群
COBOL アプリケーション実⾏環境,COBOL WSエミューレータ,COBOL 拡張システムサブルーチン,
COBOL A-VX互換機能/カンパニIDオプション,COBOL DBアクセス(Oracle,SQL Serverへのアクセス),
IFASPRO RDB,SORTKIT/Enterprise,smart/cs,smart/cs light,VISUALFORMS,⽇本語⽂字拡張セット,
G1集合開発⽀援パッケージ,ファイルメンテナンスキット,Printview,XMENU,PrintBridge,
KSPプリンタ⽀援ソフトウェア,拡張ネットワークプリンタサービスキット,LCPプリンタ⽀援ソフトウェア,
LLプリンタ(4000M)⽀援ソフトウェア
 動作環境
• OS:Windows Server 2012,Windows Server 2012 R2,Windows Server 2016,
Windows 7 SP1,Windows 8.1,Windows 10 (いずれも64ビットOS)
NEC クラウドプラットフォーム事業部 開発環境グループ
URL: http://jpn.nec.com/cobol/
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