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MAXREFDES37# IO-Link サーボドライバ クイックスタートガイド

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MAXREFDES37# IO-Link サーボドライバ クイックスタートガイド
MAXREFDES37# IO-Link サーボドライバ
クイックスタートガイド
Rev 0; 4/15
価格、納期、発注情報についてはMaxim Direct (0120-551056)にお問い合わせいただくか、Maximのウェブサイト(www.maximintegrated.com/jp)をご覧ください。
Maxim Integratedは完全にMaxim Integrated製品に組込まれた回路以外の回路の使用について一切責任を負いかねます。回路特許ライセンスは明言され
ていません。Maxim Integratedは随時予告なく回路及び仕様を変更する権利を留保します。
© 2015 Maxim Integrated Products, Inc.
Maxim Integrated および Maxim Integrated のロゴは Maxim Integrated Products, Inc.の商標です。
MAXREFDES37# IO-Link サーボドライバクイックスタートガイド
目次
1.
必要機器 ................................................................................................................... 3
2.
概要 .......................................................................................................................... 5
3.
手順 .......................................................................................................................... 6
4.
商標 ........................................................................................................................ 15
5.
改訂履歴 ................................................................................................................. 16
2
MAXREFDES37# IO-Link サーボドライバクイックスタートガイド
1. 必要機器




Windows® 7 または Windows 8 を搭載した PC (TEConcept のソフトウェアライセン
スを購入する前に、お使いの Windows のバージョンがサポートされているか同社に
確認してください。MAXREFDES79# IO-Link Master Quick Start Guide のセクショ
ン 4 「Software License Keys」を参照してください)
MAXREFDES37# (製品内容)
o MAXREFDES37#ボード
o Hitec HS-53 サーボモーター
MAXREFDES79# (製品内容)
o MAXREFDES79# 4 ポート IO-Link®マスター
o AC-DC 24V/1A 出力パワーコンバータ
o USA-Euro 電源アダプタ
o 2 本の黒い IO-Link ケーブル(1m)
o マイクロ USB ケーブル(2m)
必要なダウンロード可能ソフトウェアには、以下が含まれます。
o TEConcept IO-Link Control Tool (CT) ソフトウェア(注を参照)
o STM32F4 VCP ドライバ(注を参照)
注:下記のページの「デザインリソース」タブからファイルをダウンロードしてください。
www.maximintegrated.com/jp/MAXREFDES37
www.maximintegrated.com/jp/MAXREFDES79
図 1. MAXREFDES37#の製品内容
3
MAXREFDES37# IO-Link サーボドライバクイックスタートガイド
図 2. MAXREFDES79#の製品内容
図 3. MAXREFDES37#システムを MAXREFDES79#に接続した状態
4
MAXREFDES37# IO-Link サーボドライバクイックスタートガイド
2. 概要
1. TEConcept CT ソフトウェア(TC_Installer.msi)をインストールします。
2. STM32F4 VCP ドライバをインストールします。
3. PC と MAXREFDES79#間にマイクロ USB ケーブルを接続します。
4. AC-DC 24V DC パワーコンバータを接続します。
5. MAXREFDES37#を MAXREFDES79# IO-Link マスターのポート 1 に接続します。
6. Hitec HS-53 サーボモーターを MAXREFDES37#のヘッダ H1 (PWM1)に接続しま
す。
7. TEConcept CT ソフトウェアを実行し、MAXREFDES79#に接続します。
8. 使用するセンサーまたはアクチュエータの IODD ファイルをロードします。
9. IO-Link ボタンをクリックしてセンサーまたはアクチュエータに接続します。
10. センサーまたはアクチュエータのパラメータを読み書きします。
5
MAXREFDES37# IO-Link サーボドライバクイックスタートガイド
3. 手順
1. TEConcept CT ソ フ ト ウ ェ ア と STM32F4 VCP ド ラ イ バ を
www.maximintegrated.com/jp/MAXREFDES79 の「デザインリソース」タブから
ダウンロードします。
2. TEConcept CT ソフトウェア(TC_Installer.msi)をインストールします。
3. 図 4 に示すように、Windows オペレーティングシステムのバージョン(32 ビットまたは
64 ビット)に応じて適切な STM32F4 VCP ドライバをインストールします。
図 4. 32 ビットおよび 64 ビット Windows 7/Windows 8 用の STM32F4 VCP ドライバ
4. 図 5 に示すように、PC と MAXREFDES79#間にマイクロ USB ケーブルを接続しま
す。
図 5.マイクロ USB ケーブルを MAXREFDES79#の底面から接続し、次にそれを
PC に接続
6
MAXREFDES37# IO-Link サーボドライバクイックスタートガイド
5. 図 6 に示すように、スイッチ SW1 が「ダウン」または「イン」の位置になっていることを
確認します。
図 6. SW1 の位置を確認し、AC-DC 24V DC パワーコンバータを接続
6. 図 6 に示すように、AC-DC 24V DC パワーコンバータを接続します。
7. MAXREFDES37#を MAXREFDES79# IO-Link マスターのポート 1 に接続します。
ポート 1 は、IO-Link マスターの LED 側にある上部の M12 メスコネクタです。
8. 図 1 に示すように、Hitec HS-53 サーボモーターを MAXREFDES37#のヘッダ H1 に
接続します。
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MAXREFDES37# IO-Link サーボドライバクイックスタートガイド
9. 図 7 に示すように、Windows のデバイスマネージャーを開き、「STMicroelectronics
Virtual COM Port (COMx)」として接続されている COM ポートの番号を確認します。
図 7. 「STMicroelectronics Virtual COM Port (COMx)」として接続されている COM ポート
を確認(PC によって異なる COM ポート番号になる可能性があります)
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MAXREFDES37# IO-Link サーボドライバクイックスタートガイド
10. 図 8 に示すように、TEConcept CT ソフトウェアを実行します。グレーの歯車の形を
した connection settings (接続の設定)アイコンをクリックします(COM ポートは PC
によって異なる場合があります)。Connect ボタンをクリックすると、接続の完了後に
グリーンの COM 接続ラベルが GUI の下部に点滅表示されます。
図 8. TEConcept IO-Link CT ソフトウェア(バージョン 1.0.60.0 でテスト済み)
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MAXREFDES37# IO-Link サーボドライバクイックスタートガイド
11. MAXREFDES37#用の IODD ファイルをロードします。最初に、Select device ボタ
ンをクリックしてください。 Device selector ウィンドウで、Import ボタンをクリックし、
センサーの*1.1.xml IODD ファイルを選択します。IO-Link Devices ボックスで
IODD ファイルをハイライト表示し、Select device ボタンをクリックします。図 9 およ
び図 10 を参照してください。
図 9. センサーの IODD ファイル(*1.1.xml)
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MAXREFDES37# IO-Link サーボドライバクイックスタートガイド
図 10. インポートした IODD ファイルがハイライト表示されたら Select device ボタンをクリッ
ク
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MAXREFDES37# IO-Link サーボドライバクイックスタートガイド
12. IODD ファイルがポートに割り当てられ、MAXREFDES79#が PC に接続されると、
IO-Link ボタンがアクティブになります。図 11 に示すように、IO-Link ボタンがアク
ティブになったらクリックしてください。
図 11. IO-Link ボタンは、IODD がポートに割り当てられ MAXREFDES79#が PC に接続さ
れるとアクティブになります。
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MAXREFDES37# IO-Link サーボドライバクイックスタートガイド
13. 図 12 に示すように、Servo 1 Process data スクロールボックスに-100 を入力する
ことによって、手動でサーボモーターを 0°の位置に移動します。次に、Actualize
PD out ボタンをクリックして、その値を MAXREFDES37#に送信します。次に、
Servo 1 Process data スクロールボックスに 100 を入力することによって、手動で
サーボモーターを 90°の位置に移動します(最初は-100 で、今回は 100 です)。そし
て再び Actualize PD out ボタンをクリックして、その値を MAXREFDES37#に送
信します。
図 12. プロセスデータ出力を使用して手動でサーボ 1 の位置を変更
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MAXREFDES37# IO-Link サーボドライバクイックスタートガイド
14. Parameters ボックスで「(0x0067) Servo 1 mode」を選択した後、ドロップダウンメ
ニューを使ってパラメータ値を「(1) triangle slow」に変更します。最後に、図 13 に
示すように、Write ボタンをクリックして値の変更を MAXREFDES37#に送信しま
す。他のサーボモード(「(2) triangle fast」、「(3) rectangle」、「(4) sawtooth
rising」、「(5) sawtooth falling」など)も試してください。
図 13. Servo 1 mode を「(1) triangle slow」に変更
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4. 商標
IO-Link は ifm electronic GmbH の登録商標です。
Windows は Microsoft Corp.の登録商標および登録サービスマークです。
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5. 改訂履歴
版数
改訂日
0
4/15
説明
初版
改訂ページ
—
16
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