（「TOMODACHI」の概要）（PDF）

TOMODACHI とは？
TOMODACHI とは、東日本大震災からの日本の復興を支援するとともに、長期にわたり日米間の文化的・経済的な
結び付きを強化し、友好を深める形で、両国の将来の世代に投資する官民パートナーシップです。
TOMODACHI は米国政府および米日カウンシル（非営利公益法人）が主導し、日本政府のほか、日米両国の企業、
団体、個人から支援を受けています。TOMODACHI という名称は、2011 年３月 11 日の東日本大震災の発生を受け、
米軍と自衛隊が共同で実施した人道救援活動「トモダチ作戦 (Operation Tomodachi)」から取っています。
ビジョン
TOMODACHI は夢を持ち、その実現に向け計画を立て、実行する日米の将来の世代、すなわち互いの文化や国を理
解し、成功と社会への貢献に必要な世界中で通用する技能と国際的な視点を備え、日米関係の将来に深く関わる
「TOMODACHI 世代」の育成を目指しています。
このビジョンの達成に向け、私たちは「TOMODACHI 世代」のために異文化交流、教育、起業支援、指導者育成の
分野で新たな機会を創出し、既存の機会の向上を促しています。TOMODACHI のビジョンを共有し、資金・物品面で
の貢献を通じ、こうした取り組みへの支援が可能なパートナーと協力しています。
TOMODACHI 世代の育成
右は震災で家族全員を亡くした小川彩加さんが、自分の夢
や希望をルース大使に伝えた手紙です。彩加さんのような
若者たちがいればこそ、TOMODACHI と、互いの国と深
い結び付 きを持つ日米の将 来の世代を 育成 するという
TOMODACHI の目標が生まれたのです。
取り組み
TOMODACHI は単に日米の政府間のイニシアチブではなく、経済界、
学識経験者、市民団体、著名スポーツ選手や文化人、そして社会に貢
献したいと考える個人を含む両国民の間でパートナーシップを構築す
る活動です。また東北の人々を助けるという理念の下でさまざまな利
害や背景をまとめる一方で、長期にわたり日米の将来の世代の結び付
きを強化しようとしています。
日米両政府の支援を受け、TOMODACHI は次のような活動に取り組
みます。
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提供される資金・人材・物品を、TOMODACHI の目標を
推進するプロジェクトや団体に直接つなげます。一例とし
て、主に東北地方の地元自治体と調整し、地元のニーズに
対する認識を向上させ、ニーズに合った支援を提供します。
直接的な貢献や戦略的パートナーとして TOMODACHI を
支援することに関心のある日米両国の企業および非営利組
織・市民団体を特定します。
TOMODACHI への支援とその取り組みの認知度を向上さ
（写真上） TOMODACHI 関連イベントで話をする玄葉光一郎
せる活動に関心を持つ、日米の熱意ある個人と協力します。
外務大臣
一例として、各界著名人らと連携して資金調達し、
（写真下）TOMODACHI への支援を表明するトム・クルーズ
TOMODACHI ブランドの下での米国の対日支援を紹介す
氏。福島県から東京でのイベントに招待された皆さんと共に
る複数のイベントを開催します。
TOMODACHI の目標を推進する独自のプログラムを直接主催します。
TOMODACHI の主要分野
TOMODACHI は互いの国で学ぶ日米の留学生の数の増加、日米間の
文化的理解と文化体験の推進、学術、語学、スポーツ、文化の分野のプ
ログラムへの支援、起業家や将来の指導者たちへの機会および支援の拡
大という目標を掲げ、３つの主要分野で重点的にプログラムを実施しま
す。
1. 教育・研究プログラム: 教育･研究プログラムは、互いの国、文
化、考え方に触れるという経験を通じ、日米両国の若者の人生
を豊かにし、彼らに刺激を与えることを目的としています。
TOMODACHI は既存のプログラムを向上させるとともに、東北
地方と連携し、日米関係全般の強化に資する新たなプログラム
づくりを目指します。
2. スポーツ・音楽・芸術プログラム: 日米両国の人々が互いの文
化について学び、長く興味を持ち続けるきっかけとなるのがス
ポーツ、音楽、芸術です。TOMODACHI は長年続いている数多
くの権威あるプログラムや、日米の著名スポーツ選手、芸術家、
ミュージシャンや音楽家、芸能人と協力します。
3. 起業支援・指導者育成プログラム: TOMODACHI は復興と長期
的な経済の繁栄を推進するため、起業支援･指導者育成を支援し
ます。一例として、成功するために必要な技能、専門知識、資
金を若者に提供するプログラムがあります。
（写真上） 米国の若者も日本を支援しています
（写真下） 日本の子どもたちのために野球教室を開
く元大リーガーのカル・リプケン・ジュニア氏
TOMODACHI への寄付
TOMODACHI は私たちの構想に一致するプログラムに資金を提供するため、日米の企業および個人に寄付をお願い
しています。支援したいプログラムを指定して寄付することもできますし、支援にふさわしいプログラムの特定と仲
介を TOMODACHI に依頼することもできます。
戦略的パートナー
マーキー・ パートナー
500 万ドル以上
約束事項
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経営幹部の諮問委員会への参加
プレスリリースと発表イベント
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プラチナ・パートナー
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主な TOMODACHI イベントの優先チケットやイベントへの優先的な
入場等、経営幹部や社員に特別な機会を提供
パートナーとして TOMODACHI ロゴを使用、コブランディングの機会
100 万ドルから
500 万ドルまで
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寄付金額別にウエブサイトと年次報告書に掲載
· 全ての TOMODACHI イベントでブランディングの機会を提供
スポンサー
TOMODACHI スポンサー
10 万ドルから
100 万ドルまで
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プレスリリース
ギフトおよび指定プロジェクトに関連し、スポンサーとして
TOMODACHI ロゴを使用
寄付金額別にウエブサイトと年次報告書に掲載
主な関連イベントでブランディングの機会を提供
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年次報告書への掲載
サポーター
TOMODACHI サポーター
10 万ドル未満
TOMODACHI の運営・統括
統括チーム
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アイリーン・ヒラノ・イノウエ米日カウンシル会長
ジョン・ルース駐日米国大使
作業チーム
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米日カウンシル
米国政府（米国国務省、在日米国大使館、在札幌米国総領事館）
日本政府（外務省、経済産業省、文部科学省、在アメリカ合衆国日本国大使館）
アドバイザー
· 社団法人日本経済団体連合会
· 公益社団法人経済同友会
· 米国商工会議所
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マッキンゼー・アンド・カンパニー
諮問委員会*
日本側から５～10 人、米国側から５～10 人の委員で構成
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藤崎一郎駐米日本大使
財界指導者
政治指導者
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学識経験者
ＮＧＯ・市民団体の指導者
TOMODACHI への支援を表明した著名なミュージシャンや音楽家、芸術家、スポーツ選手などの個人
*TOMODACHI 諮問委員会は日米の経済界、政府、学界、市民団体の指導者で構成された、影響力と権威のあるグループであり、その委員が
TOMODACHI の使命遂行のために助言と支援を提供します。
詳細について、または参加ご希望の方はこちらにお問い合わせください
[email protected]