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かながわ中小企業支援プラットフォームマンスリー情報 vol.3
かながわ中小企業支援プラットフォームマンスリー情報 vol.3 平成 26 年 9 月 1 日 「地理情報を活用した小規模企業における「商圏分析サービス」 」 横須賀商工会議所 横須賀商工会議所では、本年度より地理情報(GIS)システムを活用した「商圏分析サービス」を開始しました。 これは、地理情報と様々な地域統計データと顧客情報を組み合わせ、自社の商圏を可視化し、戦略的なエリアマー ケティングが可能なサービスとなっています。 【自社の商圏を知る】 コンビニエンスストア等のチェーン店や大型店では、自社の商圏やマーケットを詳細に分析し、販売戦略を策定 していきますが、地元密着で商売をされている中小企業や小規模企業では、費用をかけて商圏分析を行うといった 戦略的な経営計画の実施は困難となっています。 また、 「時間がない」 「費用がかけられない」 「活用方法がわからない」といった理由により、自社の持つ顧客デー タ分析も困難になっています。 こうしたことから、小規模企業や中小企業でも負担が少なく自社商圏を可視化可能な顧客獲得支援サービスとし て本年度より「商圏分析サービス」を開始しました。 【横須賀商工会議所会員に商圏レポートを無料で提供】 「商圏分析サービス」では、商工会議所会員企業を対象に専門家との連携による「新規出店分析」や「既存顧客 の分析」といった戦略的支援の他、商圏を知るために不可欠となる「人口」 「世帯数」 「就業者数」 「消費動向」等を 地図とレポートとして取り纏めた「商圏レポート」を無料提供するサービスもスタート(1 回限り) 、マーケティン グの第一歩となる商圏の可視化と分析をサポートします。 【足元商圏戦略塾がスタート!】 「商圏分析サービス」では、この 7 月より 5 社限定による半年間に亘る集中支援プログラム「足元商圏戦略塾」 がスタートしました。 これは、 “販路拡大”をテーマに、経営戦略支援専門家、地理情報分析専門家、そして事務局が企業と伴走し、地 理情報(GIS)システムを活用して商圏を分析するとともに、新規顧客を獲得するための戦略を具体化し、実行す るプロジェクトとなっています。 “GIS はマーケティングの魚群探知機”と呼ばれていますが、横須賀商工会議所では、 「商圏分析サービス」を ベースに企業の課題解決や経営計画策定支援等、伴走型支援を充実化していきます。 利用企業は以下となります。 (有)ショーマ 塗装業 (株)鈴木水産 食品卸・販売業 (有)タネヤにしむら 家庭日用品販売 (株)湘南衣笠ゴルフ ゴルフ練習場 (株)トライアングル サービス業 実施団体名:横須賀商工会議所 住所:横須賀市平成町 2-14-4 TEL:046-823-0400 ホームページ:http://www.yokosukacci.com 職員数:33 名 ▼本件に関するお問い合わせ先 (公財)神奈川産業振興センター(KIP) 事業部地域連携課 恩田 TEL 045-633-5201 FAX 045-633-5194 URL http://www.kipc.or.jp/ E-mail [email protected] (公財)神奈川産業振興センター(KIP)では、 「かながわ中小企業支援プラットフォーム(以下かながわ PF) 」の 構成機関が実施する様々な支援施策の活用事例を PR することにより、より多くの方に支援施策を利用していただ きたく、月に1回「かながわ中小企業支援プラットフォーム支援企業/支援成果マンスリー情報」を発信すること としました。 ①マンスリー情報発信の目的 かながわ PF の構成機関が実施する、様々な支援施策の活用事例を広く PR し、より多くの県内中小企業の皆 さまに支援施策を知っていただき、有効活用をしていただくことで、皆さまの経営課題の解決を図ることを目的 とします。 ②発信する内容 構成機関が実施する支援施策を活用し、創業や新分野進出、経営革新等に取り組んでいる企業について、その 支援例を「かながわ中小企業支援プラットフォーム支援企業/支援成果マンスリー情報」として発信します。 ③発信回数 原則として、毎月1回を予定しています。 ④発信者及び受信者 かながわ PF の代表機関である KIP が、PF 構成機関の支援例を取りまとめ、構成機関及び県内報道機関に対 して発信していきます。 ⑤その他 報道機関等が企業に取材することは可能です。 ※かながわ中小企業支援プラットフォームについて かながわ中小企業支援プラットフォームは、経済産業省施策「中小企業・小規模事業者ビジネス創造等支援事業」 に基づき登録された「地域プラットフォーム」であり、中小企業の高度専門的な課題を解決するため、専門家の派 遣をする窓口機能を担う他、国やプラットフォーム構成機関が実施する支援情報の発信機能を強化して、県内の中 小企業支援体制の強化を図っています。 ○かながわ中小企業支援プラットフォーム構成図(平成 26 年 8 月 25 日現在、47 機関)