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第二部 関係法規・法令・通知等、和訳資料集 (PDF
第2部 第1章 参考・関係資料 関係リスト 1.各種関係機関 問合せ先リスト(Appendix A – Contact list) Customs and Excise Department (香港海關) Tel: +852 2815 7711 (24-hour enquiry hotline) Fax: +852 2542 3334 Tel: +852 2852 3048 (Enquires on lodging import declarations) Fax: +852 2541 7739 Tel: +852 2707 7822 (Enquires on verifying import declarations) Fax: +852 2305 9729 Email: [email protected] Website: www.customs.gov.hk Address: 9/F, Harbour Building, 38 Pier Road, Central, Hong Kong Global e-Trading Services Limited (GETS) (商貿易) Tel: +852 8201 0082 Website: http://www.ge-ts.com.hk List of Electronic Trading Access Service (ETAS) Centres Website: http://www.ge-ts.com.hk/en/etas.html Tradelink Electronic Commerce Limited (Tradelink) (貿易通電子貿易有限公司) Tel: +852 2599 1700 Fax: +852 2506 0188 Email: [email protected] Website: http://www.tradelink.com.hk Website: www.tradelink-ebiz.com (Customer Support) List of Tradelink Service Centres Website: http://www.tradelink.com.hk/eng/svc_centre_loc.html Trade Statistics Branch, Census and Statistics Department (CSD) (貿易統計組, 統計處) Tel: +852 2877 1818 (Enquires on lodging import declarations) Fax: +852 2877 5399 128 Email: [email protected] Address: 18/F Wanchai Tower, 12 Harbour Road, Wan Chai, Hong Kong Manifest Checking Unit, Trade and Industry Department (艙單事務分組, 工業貿易署) Tel: +852 2398 5565 (General enquiries) Fax: +852 2398 3747 Tel: +852 2398 5563 (Sea and air) Tel: +852 2398 5634 (Land) Address: Room 409, 4/F, Trade and Industry Department Tower, 700 Nathan Road, Kowloon, Hong Kong Collection and Form Sales Office, Trade and Industry Department (收款及表格出售處, 工業貿 易署) Address: Room 104, 1/F, Trade and Industry Department Tower, 700 Nathan Road, Kowloon Rice Control Unit, Trade and Industry Department(TID)(食米管制分組, 工業貿易署) Tel: +852 2398 5570 Fax: +852 3525 0987 Email: [email protected]. Address: Room 102B, 1/F, Trade and Industry Department Tower, 700 Nathan Road, Kowloon Second Schedule in Food Adulteration (Metallic Contamination) Regulations Website: http://www.cfs.gov.hk/english/food_leg/food_leg_mc.html#mc_sch2 Centre for Food Safety, (CFS) Food and Environmental Hygiene Department (FEHD) (食物安 全中心, 食物環境衞生署) Tel: +852 2867 5570 (Chief Health Inspector for Imports) Fax: +852 2521 4784 Tel: +852 2868 0000 (24-hour hotline for general enquiries) Fax: +852 2834 8467 Tel: +852 2867 5581 (Labelling enquiries) Fax: +852 2893 3547 Email: [email protected] Website: http://www.fehd.gov.hk Address: 43/F, Queensway Government Offices, 66 Queensway, Hong Kong 129 Fisheries Marketing Organisation (FMO) or the Fisheries Supporting Services, Agriculture, Fisheries and Conservation Department (魚類統營處或漁業支援服務, 漁農自然護理署) Tel: +852 2150 7066 or 7103 Fax: +852 2314 2866 Website: http://www.fmo.org.hk/index/lang_en/ Address: 8/F, Cheung Sha Wan Government Offices, 303 Cheung Sha Wan Road, Kowloon, Hong Kong Licensing Offices (牌照辦事處) Tel: +852 2879 5712 (Hong Kong Licensing Office) Address: Lockhart Road Municipal Services Building, 8th floor, 225, Hennessy Road, Hong Kong Tel: +852 3183 9226 (New Territories Licensing Office) Address: Tel: 4th floor, Tai Po Complex, No. 8 Heung Sze Wui Street, Tai Po, New Territories +852 2729 1293 (Kowloon Licensing Office) Address: Pei Ho Street Municipal Services Building, 4/F, 333 Ki Lung Street, Shamshuipo, Kowloon Wholesale fish markets run by the FMO (魚類統營處轄下的魚類批發市場) Tel: +852 2552 8853 (Aberdeen Wholesale Fish Market) Tel: +852 2307 8758 (Cheung Sha Wan Wholesale Fish Market) Tel: +852 2775 5987 (Kwun Tong Wholesale Fish Market) Tel: +852 2792 2735 (Sai Kung Wholesale Fish Market) Tel: +852 2568 6312 (Shau Kei Wan Wholesale Fish Market) Tel: +852 2450 6445 (Castle Peak Wholesale Fish Market) Tel: +852 2664 4208 (Tai Po Wholesale Fish Market) 2. 関連フォーム閲覧先(Appendix B – Links to official forms) Import declaration form (Form 1A) Global e-Trading Services Limited (GETS) Website: http://www.ge-ts.com.hk/en/how_to.html Tradelink Electronic Commerce Limited (Tradelink) Website: http://www.tradelink.com.hk/eng/svc_form.html#1 Application form for registration as a rice stockholder (TID 143) Website: http://www.tid.gov.hk/english/aboutus/form/publicform/nontextiles/files /tid143.pdf 130 Undertaking form for rice import in an import period (TID 144) Website: http://www.tid.gov.hk/english/aboutus/form/publicform/nontextiles/files /tid144.pdf Application form for enrolment as an importer under the Pre-Statutory Voluntary Notification Scheme (FEHB 199) Website: http://www.cfs.gov.hk/english/public/public_fi/files/fehb199.pdf Import license form 3 for meat, poultry, and such prepared products (TRA 187) Collection and Form Sales Office of Trade and Industry Department Tel: +852 2398 5325 Address: 1/F, Trade and Industry Department Tower, 700 Nathan Road, Kowloon Publications Sales Unit of Information Services Department Tel: +852 2537 1910 Address: 4/F, Murray Building, Gerden Road, Central, Hong Kong ESDLife Bookstore Website: http://bookstore.esdlife.com Import form for milk, milk beverage, and cream (FEHB 163) Website: http://www.fehd.gov.hk/forms/fehb163.html Import form for frozen confection (FEHB 162) Website: http://www.fehd.gov.hk/forms/fehb162.html Import form for frozen, chilled meat, poultry, and game meat (FEHB 161) Website: http://www.fehd.gov.hk/forms/fehb161.html Code of Practice Guide to prevent ciguatera fish poisoning Website: http://www.fehd.gov.hk/safefood/library/Ciguatera_fish/fish_cop.html 3.販売手続申請書リスト(Appendix C – List of sales procedure forms) Application form for food permits (FEHB 94) Website: http://www.fehd.gov.hk/forms/fehb94.pdf 131 Application form for milk permits (FEHB 95) Website: 第2章 http://www.fehd.gov.hk/forms/fehb95.pdf 関連法規・法令集(抜粋) 香港における食品輸入に関する関連制度の法令の和訳を以下に掲載する。 (注)以下の和訳は、英語の原文の非公式な翻訳であり、原文との間で万一齟齬がある場合に は、英語原文の解釈が優先される。 香港の食品関連法は、公衆衛生および市政条例第 132 章(The Public Health and Municipal Services Ordinance, Cap.132)の第 5 部とその付属規則に定められている。 日本の「植物防疫法」 、「家畜伝染病予防法」に該当するものとして、香港では、①Plant (Importation and Pest Control) Ordinance(Cap.207)、および ②Public Health (Animal and Birds) Ordinance (Cap.139) があり、これらの関係部分を、以下の関係法令 の19および20 として掲載する。ただし、これらの位置づけは日本の場合と少し異なっており、若干の説明が必 要である。 即ち、香港では、上記の「公衆衛生および市政条例第132章(The Public Health and Municipal Services Ordinance, Cap.132)の第Ⅴ部 食品および薬品」が食品(加工食品のみならず、口に 入る生鮮野菜、果実、食肉、等を含む)の輸出入をコントロールする基本法である点である。 上述のとおり、植物防疫に該当する法規としては、Plant(Importation and Pest Control Ordinance(Cap.207)があり、そのうち、Cap207 s 2(Interpretations)内に、Plant の定義が示さ れており、その中に Fruit 等含まれる旨記されている。 また、Cap 207 s 7(Prohibition on importing plant pests)内に、Plant Pestsの輸入に関す る禁止が明言されている。Cap 207 Sched 1 Prohibited Plants内に当該禁止輸入品目(およびそ の輸出元国)等の一覧があり、これが、実際輸入制限されている内容になる。ただし、注意する べきこととして、このスケジュール内には茶や米の日本からの輸入禁止と示されているが、これ は、いわゆる植物としての茶や米(イネ)であることや、例えば、食品としての米は備蓄登録制 度に基づく登録者が輸入出来るといった、別の法律での食品輸入が成り立つ、という点である。 他方、動物検疫については、一応、 Public Health (Animal and Birds) Ordinance (Cap.139) があるが、これは日本の「家畜伝染病予防法」に直接対応する法律ではなく、公衆衛生や狂犬病 に対応する法律であり、そこから、食肉を含む動物及び動物産品の輸入規制に関する条文となっ ている。従って、食品としての、「食肉・食肉加工品」の輸入については、上記の「公衆衛生お よび市政条例第132章」が基本法となって、それに基づく規則等の適用をうけることとなる。 本条例及びその付随規則については、香港政府律政司(司法局:Department of Justice)の 2 ヶ 国 語 法 例 情 報 シ ス テ ム ( Bilingual Laws Information System ) の ウ ェ ブ サ イ ト 132 (http://www.legislation.gov.hk/eng/home.htm)から確認できる。 主な付属規則は以下の通りである。 (注)以下に記載する1.~20.の法令・規則では、名称のみ紹介したものもある。 そのような法令・規則が存在するということで、個々のケースで必要に応じて、確 認されたい。 1.公衆衛生および市政に関する条例(第 132 章) 第 V 部(食品および薬品) (Cap 132) Public Health and Municipal Ordinace 第 50 条 50(1) 食品への異物混入および汚染食品の販売に関わる犯罪行為 何人も、食品をその状態で人間の飲食用として販売することを意図して、食品に物質を 添加、食品材料として物質を使用、食品から成分を抽出、または食品にそれ以外の加工 や処理を行った結果、 (いずれの場合においても)その食品が健康に有害となるようにし てはならない。 50(3) 本条の規定に従い、何人も、 (a) 上記第 50(1)条に記したいずれの処理によるものであれ健康に有害となった食品を、 人間の飲食用として販売、人間の飲食用として販売するために提供または展示あるいは 宣伝、販売するために所有してはならないものとする。 第 51 条 牛乳への異物混入等 51(1) 水または着色料、粉乳または練乳あるいはその還元乳を、人間の飲食用に販売する目的 の牛乳に加えてはならない。 51(2) 脱脂乳、クリームと脱脂乳の混合物を、人間の飲食用に販売する目的の非脱脂乳に添加 してはならない。 51(3) 第 50(1)条または第 50(2)条の規定に反して上述のものが添加された牛乳を、人間 の飲食用に販売、販売のために提供または展示、販売目的で所有してはならない。 51(4) 脱脂乳、粉乳、練乳を使って製造した液体を牛乳と表示して販売、販売のために提供ま たは展示、宣伝をしてはならない。 第 51A 条 51A(1) 精肉への異物混入 人間の食用として販売された、あるいは人間の食用として販売するために提供または展 示された、もしくは販売を意図した動物または鳥あるいは爬虫類の屠体、精肉、臓物 の組織に水またはその他の液体を注入等の方法で入れること、あるいは入れさせるこ とを禁じる。 51A(2) 上記(1)で規定した以外の方法で、その組織に水またはその他の液体を注入等の方 法で入れた、もしくは入れさせた動物または鳥あるいは爬虫類の屠体、精肉、臓物を、 133 人間の食用として販売、販売のために提供または展示、あるいは所有してはならない。 51A(3) 動物または鳥あるいは爬虫類の屠体、精肉、臓物の組織に前記(1)で規定したいずれ かを注入するために設計または改造された道具を、動物または鳥あるいは爬虫類の屠 体、精肉、臓物が人間の食用として保管、保存、販売、販売のために提供または展示 される場所で所有すること、そこに持ち込むこと、あるいは持ち込みを許可すること を禁じる。 51A(4) 前記(1)または(2)あるいは(3)の規定に反した者はいずれも有罪とする。 51A(5) 業務の一環として、人間の食用のために動物または鳥あるいは爬虫類の屠体、精肉、 臓物が保管、保存、販売、販売のために提供または展示される場所において、 (a) (4)に従い違反があった場合、もしくは (b) (3)に規定した道具がみつかった場合、 上記(4)に従って有罪となる者に加えて、かつ、その他の者にその違反により有罪判決 が下るか否かに関わらず、その業務を遂行した者、およびその業務の管理者は、各々が (4)の規定に違反したこと、またはその場所に(3)で規定した道具が存在することを 認識していたか否かに関わらず、有罪とする。 第 52 条 52(1) 食品購入者の一般的保護 購入者が要求した性質または内容あるいは品質と異なる食品または薬品を販売して購入 者に損害を与えた場合、その者は有罪である。 第 54 条 54(1) 不適切な食品の販売等に関する犯罪行為 本条の規定に従い、人間の飲食用でありながらそれには不適切な食品、もしくは人間へ の服用を意図しながらその目的にふさわしくない薬品を、 (a) 販売、販売の提供または展示、販売目的または販売準備目的で所有した者、もしくは (b) 販売または販売準備目的で、何者かに預けた、もしくは委託した者、 はいずれも有罪とする。 54(2) 上記(1)(a)に基づき、違反した食品または薬品は、他の者によって違反者に販売されていた 場合、その者も有罪とする。 第 55 条 食品成分 55(1) 担当当局は、公衆の健康に必要または有益と考える限り、または公衆の保護のために、 以下の目的で法規を策定することができる。 (a) 人間の飲食用に販売する目的の食品または人間の服用のために販売する目的 の薬品あるいはそういった食品や薬品の類別に対する、特定物質または特定 類別の物質の添加または抽出を、あるいはそういった食品や薬品の製造また は保存のための成分としての物質の使用を求める、または禁止する、あるい は規制するため。および一般的に、そういった食品や薬品の成分を、または その細菌学的あるいは化学的基準を規制もしくは指示するため。 134 (b)(1997 年第 80 号 2 条廃止) (c) 人間の飲食用の食品や人間が服用する薬品の製造や保存に使うための装置や 器具の製造における、特定材料または特定類別の材料の輸入もしくは使用、 およびそういった使用目的で作られかつ特定材料もしくは特定類別の材料を 含んでいる装置や器具を販売すること、または販売のために輸入することを 禁止、制限もしくは規制するため。 (d) 人間の飲食用に販売される食品あるいは人間が服用する目的で販売される薬 品の製品表示・ラベル、宣伝に関し、およびそういった食品や薬品に適用さ れる可能性のある説明に関し、要件を課し、規制するため。 (e) 食品または薬品に特定の物質が存在すること、もしくは存在しないこと、あ るいは食品や薬品に含まれているそういった物質の量を証明することを目的 とする、分析方法を指示もしくは提供するため。 (f) (1997 年第 80 号 2 条廃止) 55(1A) 担当当局は、公衆の健康に必要または有益と考える限り、もしくは公衆の保護のために、 以下のものの輸入、製造、販売、販売のための所有、販売の提供や展示、委託や供給を 禁止または制限もしくは規制する法規を策定することができる。 (a) 前記(1)(a)に従って策定された法規を遵守していない、またはそれに関連する違 反行為があった、もしくは香港でそれに関連する行為もしくは不作為がなされ ていたら、違反になっていたであろう食品または薬品あるいはそれらの成分。 もしくは、 (b) 当局の判断では、公衆の衛生に害を及ぼしている、もしくはその可能性のある 食品または薬品(前記(a)で述べた食品または薬品も含める)。 55(1B) 担当当局は、一般の分析者による分析、細菌またはその他の検査に関して支払うべき料 金を規定することができる。 55(2) 食品成分に関する(1)に基づく職務の執行において、担当当局は、栄養的価値のない物 質の食品としての使用を可能な限り制限することが望ましいか否かを考慮するものとす る。 55(3) (1A)または(1B)に基づいて定められた法規は、その中の規定を官報に公示することによ り担当当局が改訂できる旨を規定することができる。 55(4) (1A)に基づいて定める法規は、 (a) 以下を行う権限を衛生官(health officer)に与える。 (i) 衛生官が指定した食品を、衛生官が指定した条件に従うことを条件に、輸入を 許可する。 (ii) 指定した輸入食品を検査官(health inspector)に提出するか、入手できるよう に要求する。 (iii) その輸入食品に関して、その食品が健全、あるいは飲食に適することを確認す る目的で、望ましいと考える条件を課す、もしくは指示を出す。 (b) 前記(a)で述べた条件または要求および指示への違反、または不遵守を禁ずる。 135 55(5) 本条において「担当当局」は下記(6)に従って解釈されるものとする。 55(6) 以下の目的における担当当局は、 (a) (1)の目的では、 (i) 食品に関係する場合は、食物環境衛生署署長(the Director of Food and Environmental Hygiene) (ii) 薬品に関係する場合は、衛生署署長(the Director of Health) (b) (1A)および(1B)の目的では、 (i) 食品に関する場合は、環境食物局局長(the Secretary for the Environment and Food) (ii) 薬品に関する場合は、衛生福利局局長(the Secretary for Health and Welfare) (c) (2)の目的では、 食物環境衛生署署長 (d) (3)の目的では、 (i) 環境食物局局長が定めた規則に関しては、食物環境衛生署署長 (ii) 第 56 条 56(1) 衛生福利局局長が定めた規則に関しては、衛生署署長 食品および薬品の衛生状態 第 55 条の規定を侵害することなく、以下に関連して、当局は公衆衛生および清潔な状態 の慣行および健全な方法が確実に遵守されるように法規を定めることができる。 (a) 人間の飲食用の食品および人間が服用する薬品の販売 (b) 人間の飲食用に販売を意図した、もしくは販売された、あるいは人間の服用に販 売を意図した、もしくは販売された薬品、および製氷、調理、輸送、保存、包装、 表示、展示、給仕または供給、およびその他これらの事項に関連する公衆衛生 56(2) (1)の規定の一般性を侵害することなく、本条に基づいて定められた法規は、以下を規 定することができる。 (a) 一般的であれ、特定の地区、地域、場所におけるものであれ、特定の人物または 特定の種類の人々によるものであれ、特定した食品または薬品の販売、保存、所有 または展示の禁止または制限あるいは規制。 (b) 人間が飲食する食物あるいは人間が服用する薬品が販売される、または販売のた めに提供、展示、保存、調理または製造される施設の建設、レイアウト、排水、装 置、メンテナンス、清潔さ、換気、煙や熱の排出、照明、給水、および使用法に関 する要件を課す(その施設で、装置や用具を洗浄する、もしくは廃棄物を捨てるも しくは保管する場所も含める)。 (ba) そのような施設における防火対策に関する要件を課す。 (c) そういった施設に関連する衛生施設および洗浄施設の提供、メンテナンス、清 潔さに関する要件、廃棄物の処理、その施設で使用する装置、設備、什器、用具 のメンテナンスと清潔さに関する要件を課す。特に、施設内の全トイレには適切 な水洗器具で水を供給させるという要件を課す。 136 (d) 人間の飲食用の食物あるいは人間が服用する薬品が販売される、あるいは販売の ために提供、展示、保存、調理または製造される施設で、ツバを吐くことの禁止 または制限(施設内で装置や用具を洗浄する場所も含める) (e) その施設で業務に就く者が着る衣服に関する要件を課す。 (f) そのような施設または類別の施設(施設内で装置や用具を洗浄する場所も含める) で就労する者が医療検診を受けること、就労者が特定の疾患の予防接種を受けるこ と、特定の疾患に罹患していることが判明した者を採用禁止とすること、を要求す る。 (g) 人間の食用を意図した精肉への表示または染色あるいは処理を要求する。 (h) 人間の食用に適さない食品または人間の服用に適さない薬品、もしくは第 55 条に 基づき食品および薬品の成分または品質水準に関連して策定した法規に従わない 食品または薬品の処理および廃棄を一般的に規定する。 (i) 甲殻類を人間の食用として販売すること、販売のために所有、提供、展示、流通、 収集することを禁止または規定する。 56(3) 本条に基づいて策定した法規は、本条(1)(a)もしくは(b)に規定された事項のいずれかに携 わる、または関連する施設、企業、個人の登録または免許を要請する、もしくは提供す ることができるものとする。 56(3A) 本条に基づいて規定された法規で以下の規定を含むものは、 (a) 施設、企業、個人の登録もしくは免許を求めるもの (b) 特定した食品の販売、所有、使用を制限するもの 指定した担当官に、官報での公示により、その規定を、あるいはそのいずれかを免除す る権限を与えることができるものとする。 56(4) 本条に基づいて策定した法規は、異なる種類の事業に関連して異なる規定を定めること ができ、かつ、本条の他の規定を侵害することなく、施設に関して課す規定は、その規 定が適用される施設の占有者にその規定を遵守する責任を課すことができるものとする。 56(5) 当局はそれが適切と考えれば、随時、本条の条項の遵守に責任を負う個人に助言と指針 を与えるために、規定の対象となる可能性のある事項に関連する倫理綱領を発行するこ とができるものとする。 56(6) ある者が、上記(5)に従い発行された綱領の規定に従うことを怠っても、それ自体でそ の者がいかなる種類であれ訴訟上の責任を負わされることはないものとするが、その怠 慢は、民事訴訟か刑事訴訟かを問わず、本条への違反に対する訴訟において、その訴訟 の当事者から、その訴訟で問題となっている責任を立証または否定する役割を果たすも のとして準拠することができる。 56(7) 本条、および第 56(A)条および第 56(B)条においては、 「施設」には露店・屋台ある いは船舶を含み、船舶に関しては「占有者」は船長を意味する。 第 59 条 食品の検査、没収、表示、破棄 59(1) 当局から書面で代表する権限を与えられた担当官は、 (a) 人間の飲食を意図している、もしくは意図していると思われる食品、あるいは人間 137 への服用を意図している、もしくは意図していると思われる薬品を検査することが できる。 (b) 食品や薬品が、人間の飲食もしくは服用に適さないと判断すれば、もしくは場合に よっては第 55 条もしくは第 56 条に従って定めた法規の規定のいずれかに違反して いると判断すれば、その食品または薬品あるいはそれが入っているパッケージを没 収して撤去することができる。 (c) 輸入された食品の検査に特殊な処置が必要であると考える場合、もしくは輸入業者 の要請でその特殊な処置をする場合は、その輸入業者またはその食品を所有してい る者に、その食品の検査に必要となり得る施設を提供するよう指示することができ る。 59(2) 上記(1)の規定で没収されたか否かに関わらず、当局から代表する権限を書面で与えら れた担当官が、食品あるいは薬品が人間の飲食もしくは人間の服用に適さないと判断し た場合、もしくはその食品または薬品が第 55 条あるいは第 56 条に従って定められた条 項の規定に違反していると判断した場合は、 (a) その食品または薬品に、表示、シール、その他の標示を貼ることができる (b) その食品もしくは薬品を破壊その他の方法で処分するか、破壊または処分させる 59(3) ある者が上記(2)の規定で貼った表示やシール等の目的に反して、食品または薬品を販 売した、または販売の提供もしくは展示をした場合、もしくは他の者に預けるか委託し た場合、あるいはそれ以外の方法で使用した場合、あるいは当該の表示またはシールあ るいは標示を何人かを騙すことを意図して除去、変更、消去した場合、有罪とする。 59(5) 上記(1)または(2)の規定に基づいた食品または薬品の没収あるいは撤去によって、 表示またはシールあるいはその他の標識によって、破壊等の方法によって不当な処分を 受けたと考える者は、その行為がなされてから 72 時間以内に裁判所に提訴することがで き、裁判所はその行為の全部または一部を承認または却下することができるものとする。 また行為が却下または一部却下された場合は、その表示、シール、その他の標示の取り 外し、あるいは没収され撤去された食品または薬品の全部または行為が却下された部分 の回復を命令するものとする。問題の食品または薬品もしくはその一部が破壊その他の 方法で処分されている場合、または人間の食用もしくは服用に適さなくなった場合、あ るいはその命令を下した時点でその行為が理由で価値が下がった場合は、裁判所が状況 を考慮して正しいと判断すれば、その行為を行った時点におけるその食品または薬品の 時価を越えない額を当局に賠償金として支払うことを命令するものとする。 59(6) 第 54 条(1)項または(2)項に従い、もしくは第 55 条に基づいて定めた法規の規定のいずれ かに従い有罪となった場合は、裁判所は、判決に関連する食品または薬品を、および犯 罪行為が行われた時点でもしくは問題の食品もしくは薬品の没収時点で被告の施設にあ った、もしくは被告が所有していた同様な食品や薬品を、それが入っているパッケージ すべてとともに押収することを命令できるものとする 第 61 条 食品の不当表示および不当広告 61(1) 以下のようなラベルを、そのラベルが包装や容器に貼付されていたか印刷されていたか に関わりなく、販売する食品もしくは薬品と共に与えた場合、もしくは販売のために食 品や薬品と共に展示した場合、 138 (a) 食品または薬品を不当に説明したラベル (b) その性質、内容、品質を誤解させることを計算して作られたラベル その者は、そのラベルが前述のような性質であると知らなかったこと、かつ妥当な努力 をしてもそのような性質であることを確認することはできなかったであろうことを証明 することができない限り、有罪とする。 第 62 条 サンプルを採取する権利 62(1) 書面で当局を代表する権限を与えられた担当官は、分析、細菌等の検査のために、人間 の飲食用もしくは服用として販売される意図の、もしくはすでに販売されたと思われる、 もしくは場合によっては、本条例のために立ち入る権限を有している施設、露店・屋台、 車輌、船舶、飛行機、場所でみつかった食品あるいは薬品、食品あるいは薬品の製造に 使われる可能性のある物質のサンプルを採取することができるものとする。 ただし、 (a) その担当官はそのサンプルの時価、あるいは時価が不明であるか容易に確認できな い場合は、妥当な価格をその食品、薬品あるいは物質の法的な管理権を有するとみ られる者に支払うか、申し出るものとする。 (b) その食品、薬品または物質が小売り用に未開封のパッケージに入って保管されてい る場合は、ひとつのパッケージ全体に満たないものをサンプルとしてはならない。 62(4) 本条の規定に従って行われた請求や要求に従うことを怠った者は、有罪とする。 第 68 条 68(1) 輸送途中等で食品を検査する権利 下記(2)の規定に従い、第 59 条(1)項に基づき権限を与えられた担当官は、車輌、船舶、 コンテナーに人間の食用を意図した食物あるいは人間の服用を意図した薬品、もしくは 人間の食用もしくは服用のために販売された後で輸送過程にある食品または薬品が入っ ていると疑う理由がある場合、その車輌、船舶あるいはコンテナーの中を捜査すること ができるものとし、 またそのために必要であれば、車輌、船舶あるいはコンテナーを留 置することができ、かつ車輌または船舶が走行中の場合は、停止を要求することができ るものとする。 68(2) 本条のいずれも、運送業者が運送業者としての業務目的で使った車輌、船舶あるいはコ ンテナーの留置を承認するものではない。 68(3) 上記(1)の規定に基づき停止を求められた車輌または船舶に責任があり、求められて停 止することを怠った者は、有罪とする。 第 69 条 69(1) 輸入食品の移動の制限 本条により与えられる食品あるいは薬品を検査する権限を侵害することなく、当局もし くは書面で当局を代表する権限を与えられた担当官は、人間の食用または服用のために 販売される見通しで輸入された食品または薬品を所有する者に、場合によっては、以下 の期間にわたり、その運び出しや納入を禁止もしくは制限する指示を出すことができる ものとする。 (a) 6 日間(土日、祝祭日を除く)を上限として、その食品や薬品の検査に必要だと合 139 理的に考えられる期間 (b) その期間中に当局もしくは担当官が要求すれば、その者が、当局または担当官に、 その食品または薬品を送るまたは納入することを提案している相手の名前と住所を 通知するまで 69(2) 上記(1)の規定で与えた指示に従うことを怠った場合、あるいは承知の上で誤った名前 や住所を通知した場合、その者は有罪とする。 2.食品着色料規則:Colouring Matter in Food Regulations(Cap.132H) 《抜粋》付表 1 香港で許可されている着色料 PART I-COAL TAR COLOURS Common Name of Colour Scientific Name Colour Index Number (1982) Allura Red AC disodium salt of 6-hydroxy-5-[(2-methoxy-5-methyl-4sulphophenyl)-azo]-2-naphthalene-sulphonic acid. 16035 Amaranth trisodium salt of 1-(4-sulpho-1-naphthylazo)-2-naphthol-3:6disulphonic acid. 16185 Black PN (Brilliant Black BN) tetrasodium salt of 8-acetamido-2(7-sulpho-4-p-sulphophenylazo-1-naphthylazo)-1naphthol-3: 5-disulphonic acid. 28440 Brilliant Blue FCF (Brilliant Blue FD & C No. 1) disodium salt of 4-(4-(N-ethyl-p-sulphobenzylamino)-phenyl)(2-sulphoniumphenyl)-methylene-(1-(N-ethyl-Np- sulphobenzyl)-2, 5-cyclohexadien-imine). 42090 Brown FK a mixture consisting essentially of the disodium salt of 1:3-diamino-4:6-di-(p-sulphophenylazo) benzene and the sodium salt of 2:4-diamino-5-(p-sulphophenylazo) toluene. Carmoisine disodium salt of 2-(4-sulpho-l-naphthylazo)l-naphthol-4 -sulphonic acid. 14720 Chocolate Brown disodium salt of 2:4-dihydroxy-3:5- 20285 140 --- HT di-(4-sulpho-l-naphthylazo) benzyl alcohol. Erythrosine (BS) disodium or dipotassium salt of 2:4:5:7-tetra-iodo-fluorescein. 45430 Green S sodium salt of di-(p-dimethylaminophenyl)2-hydroxy-3:6- disulphonaphthylmethanol andydride. 44090 Indigotine (Indigo Carmine) disodium salt of indigotin-5:5'-disulphonic acid. 73015 Lithol Rubine BK disodium salt of 3-hydroxy-4[(2-sulpho-p-tolyl)azo]-2- naphthoic acid. 15850 Patent Blue V calcium salt of (4-[x-(p-(diethylamino) phenyl)-5-hydroxy-2, 4-disulphobenzylidene]-2, 5-cyclohexadien-1-ylidene) diethyl -ammonium hydroxide inner salt. 42051 Ponceau 4R trisodium salt of 1-(4-sulpho-l-naphthylazo)-2-naphthol-6:8- disulphonic acid. 16255 Quinoline Yellow disodium salt of disulphonic acid of 2-(2 quinolyl)-1,3-indandione. 47005 Red 2G disodium salt of 8-acetamido-2-phenylazo1-naphthol-3:6- disulphonic acid. 18050 Sunset Yellow FCF disodium salt of 1-p-sulphophenylazo-2-naphthol-6-sulphonic acid. 15985 Tartrazine trisodium salt of 5-hydroxy-1-p-sulphophenyl-4-psulphophenylazo-pyrazole-3-carboxylic acid. 19140 PART II-OTHER COLOURS Description Caramel Colour Index Number (1982) - Cochineal (Carminic acid) 75470 Colouring matter natural to edible fruits or vegetables or their pure colouring principles whether isolated from such natural colours or produced synthetically and including(a) Annatto (b) Vegetable Black (c) Carotenes 75120 --75130 40820 40825 75810 141 (d) Beta-Apo-8'-carotenal (e) Beta-Apo-8'-carotenoic acid ethyl ester (f) Chlorophylls and Chlorophyllins including Copper complexes (g) Saffron (h) Tumeric (Curcumin) 75815 75100 75300 Iron Oxides 77491 Titanium dioxide 77891 Silver, Gold and Aluminium in leaf or powder form solely for external colouring of dragees and decoration of sugar-coated flour confectionery --- The Aluminium or Calcium salts (lakes) of any of the scheduled water-soluble colours --- (L.N. 368 of 1993) 3.粉ミルク規則:Dried Milk Regulations(Cap.132R) 《抜粋》付表 1 粉乳の種類(定義) Description of dried milk Percentage of milk fat Dried full cream milk Not less than 26 Dried partly skimmed milk Less than 26 and not less than 1.5 Dried skimmed milk Less than 1.5 ※本規則第 4 条 4(1)より、付表 1 の左列に指定した各種の粉乳は、同表の右列に規定した乳 脂肪分を含有し、水分は 5.0%を上回ってはならないものとしている。 4.食品甘味料規則:Sweeteners in Food Regulations(Cap.132U) 《抜粋》付表 1 許可されている甘味料 PERMITTED SWEETENERS 1. Acesulfame Potassium 2. Alitame 3. Aspartame 4. Aspartame-acesulfame Salt 5. Cyclamic Acid (and Sodium, Potassium, Calcium Salts) 6. Saccharin (and Sodium, Potassium, Calcium Salts) 7. Sucralose 8. Thaumatin 142 5.食品不純物混和(金属製汚染)規則:Food Adulteration (Metallic Contamination) Regulations(Cap.132V) 《抜粋》付表 1 食品に自然に存在する重金属の最大許容濃度 A B Metal Description of food C Maximum permitted concentration in parts per million Solids being fish and fish products Solids being shellfish and shellfish products 6 10 Arsenic (AS2O3) 付表2 食品に存在する重金属の最大許容濃度 A B Metal Description of food Antimony (Sb) Cereals and vegetables Fish, crab-meat, oysters, prawns and shrimps Meat of animal and poultry Arsenic (AS203) Solids other than(i) fish and fish products; and (ii) shellfish and shellfish products All food in liquid form C Maximum permitted concentration in parts per million 1 1 1 1.4 0.14 Cadmium (Cd) Cereals and vegetables Fish, crab-meat, oysters, prawns and shrimps Meat of animal and poultry 0.1 2 0.2 Chromium (Cr) Cereals and vegetables Fish, crab-meat, oysters, prawns and shrimps Meat of animal and poultry 1 1 1 Lead (Pb) All food in solid form All food in liquid form 6 1 Mercury (Hg) All food in solid form All food in liquid form 0.5 0.5 Tin (Sn) All food in solid form All food in liquid form 230 230 143 6.食品および薬物(成分組成および表示)規則:Food and Drugs(Composition and Labelling) Regulations(Cap.132W) ※本規則付表 1 内には「適正製造規範(Good Manufacturing Practice 優良製造規範)」に適 合する、食品の成分・規格等が定められている。 《抜粋》(仮訳) 付表 1 食品および薬品(成分および表示)規定 [第 3 条] (1996 年第 8 号法律公告) (本付表において割合もしくはパーセンテージは、重量の割合もしくはパーセンテージを意味する) 第 IA 部 優良製造規範 本付表の目的では、「優良製造規範(good manufacturing practice、優良製造規範」は以下の要件を満 たした製造規範を含める。 (a) 食品に加える添加物の量は、意図した効果を達成するのに可能な最小限の水 準に制限する。 (b) 食品の製造、加工、包装に使った結果食品の成分となった、食品自体の物理的 あるいはその他技術的な効果を達成することを意図したのではない添加物の量は、 合理的に可能な限り削減する。 (c) 添加物は食品の成分と同じ方法で処理し、取り扱う。 (2004 年第 207 号法律公告) 第I部 牛乳および乳製品以外の食品および薬品の成分 1. 薬品および薬品の原材料および成分は、各々英国薬局方(British Pharmacopoeia)もしくは英国薬 局方規格(British Pharmacopoeia Codex)に規定された規格に従わなければならない。 2. マーガリンは、バターが混合されているか否かに関わらず、バターに似ている食品であるが牛乳を攪 拌して作ったバターではないものとする。酸敗臭があってはならず、水分は 16%以下で、乳脂肪は 10% 以下でなくてはならない。 3. コーヒーはアラビカコーヒーやその他のコーヒーノキ属の種の種とし、いかなる異物も混入していては 144 ならない。 4. ラードはブタの肉からとったきれいな脂肪であるものとする。ブタの脂肪以外に、処理の過程で混入す ることが避けられなかった物質は 1%を越えてはならず、水分も 1%以上であってはならない。異物は一切 含んでいてはならない。 5. 酢は中間で蒸留することなく、100%アルコール発酵および酢酸発酵からとられた液体とする。酢 100cc の中に最低 4.0 g の酢酸を含み、カラメル以外の異物は一切含んではならないものとする。(2004 年第 207 号法律公告) 6. モルトビネガー(麦芽酢)は前記(5)に規定した酢であるが、穀物が加わるにせよそうでないにせよ、そ のでんぷんが麦芽のジアスターゼによって糖化された大麦麦芽から作られる。 本項あるいは第 5 項の規定は、『Chit Ts'o (浙醋)』、『Pak Ts'o (白醋)』、『Hak Ts'o (黑醋)』の名称で販 売される中国固有の酢には適用されない(1975 年第 45 号法律公告) 7. ハチミツはしょ糖(サッカロース)を 5%以上含んではならないものとする。 8. ベーキングパウダーは重量の 1.5%を上回る残留二酸化炭素を産出してはならず、かつ重量の 8%以 上の有効二酸化炭素を産出しなければならない。残留・有効二酸化炭素の重量は各々以下の方法で決 める。 (a) 残留二酸化炭素 ベーキングパウダーのサンプル 2g を 25ml の水に溶かし、湯煎にかけて乾燥するまで蒸発さ せる。さらに再び 25ml の水を加えて同じように蒸発させる。残留二酸化炭素の重量は、この ように処理したサンプルにさらに室温で、その重量を越える稀硫酸と混ぜたときに蒸発する重 量である。その蒸発は沸騰させるか、減圧することによって起こさせる。(2004 年第 207 号法 律公告) (b) 有効二酸化炭素 有効二酸化炭素の重量は、二酸化炭素の総重量から上記(a)に規定した方法でサンプルを 処理して得た残留二酸化炭素の重量との差である。二酸化炭素の総重量は、同様なベーキ ングパウダーのサンプルにその重量を越える稀硫酸を室温で加えたときに蒸発した重量を確 認して判定する。その蒸発は数分間沸騰させるか、減圧して起こさせる。 第 II 部 牛乳および牛乳製品の成分 9. 牛乳および還元乳は、3.25%以上の乳脂肪を含み、牛乳および還元乳に存在する乳脂肪以外の乳 固形分は 8.5%を下回ってはならないものとする。 9A. 乳飲料には 0.1%以上の乳脂肪を含むものとする(1977 年第 217 号法律公告)。 145 9B. 脱脂乳に含まれる乳脂肪は 0.3%を上回ってはならず、脱脂乳に存在する乳脂肪以外の乳固形分 は 8.5%を下回ってはならない(1996 年第 80 号法律公告)。 9C. 半脱脂乳の乳脂肪は 1.5%以上 1.8%未満で、半脱脂乳に存在する乳脂肪以外の乳固形分は 8.5%以上でなければならない(1996 年第 80 号法律公告)。 10. クリームは以下のように製造された乳脂肪分豊かな部分からなる。 (a) クロテッド・クリームの場合は、煮沸、冷却後、上層を取り出し分離 (b) それ以外の場合は、上層を取り出すなどして分離(1977 年第 217 号法律 公告) 11. (1) 以下の(2)から(6)に従い、シングル・クリーム、pouring cream(上から注ぐタイプのクリーム)、コー ヒー・クリーム、フルーツ・クリーム、還元クリームを含めてクリームという名前がついた種類のクリームはい ずれも、18%以上の乳脂肪を含有するものとする。 (2) 殺菌クリームは 23%以上の乳脂肪を含有するものとする。 (3) ハーフ・クリームおよび殺菌ハーフ・クリームは 12%以上の乳脂肪を含有するものとする。 (4) ホイップ・クリームと泡立て済みのホイップト・クリームは 35%以上の乳脂肪を含有するも のとする。 (5) ダブル・クリームとシック・クリーム(thick cream)は 48%以上の乳脂肪を含有するものと する。 (6) クロテッド・クリームは 55%以上の乳脂肪を含有するものとする(1977 年第 217 号法律公 告) 。 12. (1) 以下 (1A), (1B), (1C), (1D), (1E), (3)および(6)に従い、本付表第 III 部第 3 区分の 2 行目に 指定され同 3 行目に上限水準が規定されている添加物以外のいかなる成分も含有してはならないもの とする(2004 年第 207 号法律公告) (1A) 安定剤もしくは増粘剤として以下を添加してもよいとする。 (a) 牛乳あるいはホエイのみからとられ、何らかの種類の乳タンパクを 35%以上含 有する成分 (b) 粉乳 その原材料と粉乳を合わせた量はクリーム 1kg 当り 20g を超えてはならないものとする(2004 年第 207 号法律公告)。 (1B) 安定剤として優良製造規範に従った量のゼラチンとでんぷんを添加してもよいとする (2004 年第 207 号法律公告)。 (1C) 泡立て済みクリーム(Whipped cream)とエアゾール容器入りクリームは、充填ガスまた は高圧ガスとして二酸化炭素、酸化窒素あるいは亜酸化窒素を含有してもよいとする(2004 年第 207 号法律公告)。 (1D) 発酵クリームは無害な微生物でできた種菌を含有してもよいとする(2004 年第 207 号 146 法律公告)。 (1E) 発酵クリームおよび酸化クリーム(acidified cream)は、以下を含有してもよいとする (a) 塩化ナトリウム (b) レンネット (c) 人間の食用として安全な他の凝固酵素(2004 年第 207 号) (2) (2005 年第 207 号法律公告で廃止) (3) 製造のためにメーカーに、あるいは業務のために飲食店に納入されたクリーム、ホイップ 済みクリームおよびエアゾール容器入りクリームに含まれる砂糖は 13%を上回ってはならな い(2004 年第 207 号法律公告) (4)-(5) (2005 年第 207 号法律公告で廃止) (6) クロテッド・クリームはナイシンを含有してもよいものとする(1977 年第 217 号法律公告) 13. 牛乳とクリームを混合した「ハーフ・アンド・ハーフ」として知られる製品に含まれる乳脂肪は 11.5%以上でなければならない。 13A. 還元クリームと還元乳でできた還元「ハーフ・アンド・ハーフ」として知られる製品に含まれる乳 脂肪は、11.5%以上であるものとする。 14. 加糖練乳または加糖濃縮乳は、水分を蒸発させて濃縮させた牛乳で、それに砂糖が加えられ、 乳固形分を 28%以上、乳脂肪を 8 %以上含むものとする。砂糖、塩(塩化ナトリウム)および本付表 第 III 部第 3 区分の 2 行目に指定され同 3 行目に上限水準が規定されている添加物以外の異物は どれも含有してはならないものとする(2004 年第 85 号法律公告)。 15. 加糖脱脂練乳あるいは加糖脱脂乳は、水分を蒸発させた後で脱脂され、砂糖を加えた牛乳で あり、乳脂肪を含めて 24%以上の乳固形分を含むものとする。砂糖、塩(塩化ナトリウム)および本付 表第 III 部第 3 区分の 2 行目に指定され同 3 行目に上限水準が規定されている添加物以外のいず れの異物も含有してはならないものとする(1961 年 A48 号政府公告、2004 年第 85 号法律公告)。 16. 無加糖練乳あるいは無加糖濃縮乳は、水分を蒸発させて濃縮し、加熱処理した牛乳であり、乳 固形分 25.5%以上、乳脂肪 7.8%以上を含有するものとする。砂糖、塩(塩化ナトリウム)および本付 表第 III 部第 3 区分の 2 行目に指定され同 3 行目に上限水準が規定されている添加物以外のいず れの異物も含有してはならないものとする(2004 年第 85 号法律公告)。 17. 無加糖脱脂練乳あるいは無加糖濃縮脱脂乳は、水分を蒸発して濃縮させ、熱処理した脱脂乳 で、乳脂肪を含む乳固形分を 20%以上含有するものとする(1961 年 A48 号政府公告)。 18. バターは牛乳あるいはクリームを攪拌して得た、酸化臭のしないきれいな脂肪物質であるものと する。乳脂肪分は 80%以上、水分は 16%、塩分(塩化ナトリウム)は 4%を超えてはならない。別の 脂肪や油を混合してはならず、塩(塩化ナトリウム)、許可された着色料、本付表第 III 部第 3 区分の 2 行目に指定され同 3 行目に上限水準が規定されている添加物以外の物質を含んではならない 147 (2004 年第 85 号法律公告) 19. チーズはレンネットもしくは酸で牛乳を凝固させた固形あるいは半固形の製品とする。熟成発酵 剤、調味料、塩(塩化ナトリウム)、許可された着色料を加えたものもそうでないものもある。水分を抜 いた残りの部分の乳脂肪含有量は 30%以上とし、乳脂肪以外の脂肪を含んではならないものとする。 20. クリームチーズは牛乳およびクリームから作ったチーズである。水分を抜いた残りの部分の乳脂 肪含有率は 60%以上とする。 21. 全乳チーズは牛乳から作ったチーズである。水分を抜いた残りの部分の乳脂肪含有率は 50 % 以上であるものとする。 22. 脱脂乳チーズは、脂肪の一部を除いた牛乳から作ったチーズである。水分を抜いた残りの部分 の乳脂肪含有率は 10%以上であるものとする。 23. ギーは牛乳(水牛の乳も含める)から作ったもので、その牛乳から得られる脂肪以外のものは含 んではならない。 24. アイスクリームは脂肪を 5%以上、砂糖を 10%以上、脂肪以外の乳固形分を 7.5%以上含むも のとする。 アイスクリームに果物、果肉、果物の裏ごしが入っている場合は、前述の基準に従うか、全脂肪、砂 糖、脂肪以外の乳固形分は、果物、果肉、果物の裏ごしを含めたアイスクリーム全体の 25%以上で、 かつ全脂肪、砂糖、脂肪以外の乳固形分には脂肪 7.5%以上、砂糖 10%以上、脂肪以外の乳脂肪 2%以上を含むものとする。 アイスクリームに関する前記の目的では、砂糖はしょ糖(サッカロース)、砂糖、でんぷんからとった甘 味料のいずれも意味するものとする。ただしどんなアイスクリームにも 7.5%以上のしょ糖が含まれるも のとする。 《抜粋》 (仮訳) 付表 2 食品と薬品の表示 付表 2 内には、食品の表示規制の詳細が定められている。 1. (1996 年第 80 号法律公告で廃止) 2. 脱脂乳(separated milk および skimmed milk)、部分脱脂乳(partly skimmed milk)、脱脂練乳ある いは脱脂濃縮乳、部分脱脂練乳あるいは部分脱脂濃縮乳。 (1) 脱脂乳、スキムミルク、部分脱脂乳、部分スキムミルク、脱脂練乳あるいは脱脂濃縮乳、部分脱脂練 乳あるいは部分脱脂濃縮乳が入った容器には、次の種類から該当するもの 1 つを印刷したラベルを貼付 するものとする。 148 (a) 脱脂乳(separated milk)の場合 SEPARATED MILK (離脂奶) Children under one year of age should not be fed on this milk except under medical advice. (除由醫生指導外不應用以餵哺一歳以下之嬰兒) (和訳:脱脂乳 医者の忠告である場合を除き、1 歳未満の小児にこの牛乳を与えないで下さい) (b) 脱脂乳(skimmed milk)の場合 SKIMMED MILK (脱脂奶) Children under one year of age should not be fed on this milk except under medical advice. (除由醫生指導外不應用以餵哺一歳以下之嬰兒) (和訳:スキムミルク 医者の忠告である場合を除き、1 歳未満の小児にこの牛乳を与えないで下さい) (c) 部分脱脂乳の場合 PARTLY SKIMMED MILK (部分離脂奶) Children under one year of age should not be fed on this milk except under medical advice. (除由醫生指導外不應用以餵哺一歳以下之嬰兒) (和訳:部分脱脂乳 医者の忠告である場合を除き、1 歳未満の小児にこの牛乳を与えないで下さい) (d) 脱脂練乳あるいは脱脂濃縮乳および部分脱脂練乳あるいは部分脱脂濃縮乳の場合、以下のうち該 当するもの CONDENSED SKIMMED MILK (脱脂煉奶) Children under one year of age should not be fed on this milk except under medical advice. (除由醫生指導外不應用以餵哺一歳以下之嬰兒) (和訳:脱脂練乳 医者の忠告である場合を除き、1 歳未満の小児にこの牛乳を与えないで下さい) CONDENSED PARTLY SKIMMED MILK (部分離脂煉奶) Children under one year of age should not be fed on this milk except under medical advice. 149 (除由醫生指導外不應用以餵哺一歳以下之嬰兒) (和訳:部分脱脂練乳 医者の忠告である場合を除き、1 歳未満の小児にこの牛乳を与えないで下さい) ただしいずれの場合も、 (i) "EVAPORATED"と「蒸發」、もしくは"EVAPORATED" と「淡」という言葉を、 "CONDENSED"および「煉」各々の代わりに使うことができるものとする。 (ii) "MACHINE-SKIMMED"と「機械脱脂」という言葉を、"SKIMMED"と「脱脂」 の代わりに使うことができるものとする。 (iia) "SEMI-"と「半」という言葉を "PARTLY" と「部分」の代わりに使うことができ るものとする。 (iii) その牛乳に砂糖を加えていない場合は、"UNSWEETENED"と「無糖」とい う言葉を種類を示す英語と中国語に各々加えてよいものとする。 (iv) その牛乳に砂糖が加えられている場合は、"SWEETENED" と「加糖」という 言葉を、種類を示す英語と中国語に各々加えるものとする。 (2) 上記(1)で規定した種類は各々、 (a) 英語と中国語ではっきりと判読できるように表示するものとする。 (b) 薄い色の地に濃い色のゴシック体、もしくは濃い色の地に薄い色のゴシック体で印刷しな ければならない。 (c) 線で囲むものとする。 (d) 上記(1)で規定した文言以外の何も含んではならない。 (3) 上記(1)で規定したラベルは容器にしっかりと貼るか、容器の一部をなすものとし、はっきり見えるよう に容器の横または上面に位置させる。 (4) 規定した種類に関するコメントや説明は一切ラベルや容器にあってはならない。 3. 還元乳および還元クリーム (1) 上記(2)の規定に従い、還元乳もしくは還元クリームが入った容器はいずれも以下のものをはっきり判 読できるように表示するものとする。 (a) 該当する場合は、還元乳(RECONSTITUTED MILK、再造奶)あるいは還元クリーム (RECONSTITUTED CREAM、再造忌廉)という言葉を、英語の大文字およびそれと同じ大 きさと目立ち方の中国語で、かつその容器上のどの文字よりも目立つように 150 (b) 英語もしくは中国語、あるいはその両方で、内容物を加工した者の氏名および住所 (c) 英語もしくは中国語、あるいはその両方で、内容物の熱処理方法 (2) (a) 還元脱脂乳が入った容器には、主管当局の承認を受けたラベルを貼るものとする。 (b) 主管当局は、以下に実質的に従っていると納得しない限りはラベルを承認しないものと する。 (i) 還元乳に関係する上記 (1)の規定 (ii) 脱脂乳(skimmed milk)に関係する第 2 項の規定。 3A. 低温殺菌クリーム(Pasteurized cream)と超高温瞬間殺菌クリーム(ultra heat treated cream)。 (1) 以下(2)に従い、低温殺菌クリームあるいは超高温瞬間殺菌(UHT)クリームが入った容器には、はっ きりと判読できるように以下を表示するものとする。 (a) 英語の大文字で"PASTEURIZED"、および中国語で 「巴士德消毒」 (b) 英語の大文字で"ULTRA HEAT TREATED"、および中国語で 「超高溫處理」 (c)英語の大文字で "U.H.T."と中国語で「超高溫處理」 。あるいは(a)~(c)内の言葉あるい は表現のいずれか 1 つ (2) 前記(1)はクロッテッドクリームの容器には該当しない。 4. 牛乳 牛乳が入った容器には、はっきり読めるように以下を表示するものとする。 (a) 英語あるいは中国語もしくはその両方で、内容物を処理した者の氏名と住所 (b) 英語あるいは中国語もしくはその両方で、内容物の加熱処理方法 5. 牛乳あるいは還元乳を含む飲料 (1) 牛乳あるいは還元乳を含み、付表 1 の第 II 部に規定された成分基準に従っている飲料が入った容器 は、以下をはっきりと読めるように表示するものとする。 (a) 英語あるいは中国語もしくはその両方で、内容物を処理した者の氏名と住所 (b) 英語あるいは中国語もしくはその両方で、内容物の加熱処理方法 (2) 主管当局は場合によっては上記 (1)(b)の要件を免除あるいは緩和することができる。 151 6. 牛乳、クリームあるいは牛乳類似と表示される飲料 以下が入った容器には、英語および中国語で、はっきりと目立ち読みやすく、その主原料を正確に表示 するものとする。 (a) 牛乳あるいは還元乳を含むが、付表 1 の第 II 部に規定された成分基準に従っていない 飲料 (b) 販売目的のため、商品名、商品表示に"milk"あるいは"cream"、もしくは「奶」もしくは「忌 廉」という漢字 、あるいはその飲料が牛乳あるいはクリームを含有していることを示唆する言 葉や漢字が入っている飲料 (c) 豆乳、ココナッツジュース(ココナッツ自体は除く)その他、色、味、見かけあるいは濃度が 牛乳に似ている飲料 7. 冷凍菓子 冷凍菓子が入った容器には、内容物を製造した者の氏名と住所を英語ではっきりと読めるように表示する ものとする。 8. (1985 年第 222 号法律公告で廃止) 9. 軟化剤加工肉(加工製嫩肉類) (a) 軟化剤加工肉が入った容器は、大文字で"TENDERIZED MEAT"および中国語で 「加工製嫩肉類」とはっきりと読めるように表示するものとする。 (b) 容器に入っていない軟化剤加工肉の場合は、大文字で"TENDERIZED MEAT"、お よび中国語で「加工製嫩肉類」 とはっきりと読めるように表示したラベルあるいは札をその 肉に貼るか付けるものとする。 10. 放射線照射食品 放射線照射食品が入った容器には、大文字で"IRRADIATED"もしくは"TREATED WITH IONIZING RADIATION"、および中国語で「輻照食品」とはっきりと読めるように表示するものとする。 。 《抜粋》 (仮訳) 付表 3 包装済み食品の表示とラベル 付表 3 内には、包装済み食品の表示・ラベル規制の詳細が定められている [第 4A 条] 152 (1996 年第 80 号法律公告) 1. 名称 (1) 包装済み食品にははっきりと読みやすくその食品の名称を表示するかラベルを貼付しなければなら ないものとする(1996 年第 80 号法律公告)。 (2) 食品の名称は、その食品の性質に関してどの点からでも、虚偽であったり、誤解させるもの、惑わすも のであってはならない(1996 年第 80 号法律公告)。 (3) しゃれた名称を含めてブランド名、あるいは商標が食品の性質に関していずれの点からでも購入者 を誤解させる可能性が高い場合は、その名称もしくは商標にすぐ続けて "Brand" (牌子) もしくは "TM"(商標)のうち該当するものを、判読可能な文字、もしくは高さ 3mm 以上の文字で印刷するものとす る。 (4) これらの規則が実施される前から香港にある慣習的または伝統的なもので、特定の食品を示す名称 は、主管当局が官報で使用禁止を公告するまでは、その食品の名称として使用してもよいものとする。 (5) 以下を示す表示がないために、購入者が惑わされる可能性がある場合、 その食品の名称にそれを 含めるか、その表示を加えなければならないものとする。 (a) 食品が粉状あるいはその他の物質的な状況であること (b) 食品に乾燥、フリーズドライ、冷凍、濃縮、燻製、あるいはその他の処理が行われている こと 2. 原材料表 (1) 包装済み食品には、"ingredients" (配料)、 "composition" (成分組合)、 "contents" (內含物質)、も しくは同様な意味の言葉からなる、もしくは含む見出しを最初につけて、原材料のリストを表示するかラベ ルとして貼付するものとする(1996 年第 80 号法律公告) (2) 以下 (3), (4), (4A)および(4B)に従い、原材料(食品の容量の 5%未満であれば水は除く)を、食品 の包装時の重量もしくは容量の降下順に並べて表示するものとする(1996 年第 80 号法律公告)。 (3) 濃縮もしくは乾燥させて使われ、その食品を消費するための調理過程で還元される原材料の場合は、 原材料表の順番を決めるために使う重量もしくは容量は、濃縮もしくは乾燥させる前のその原材料の重 量もしくは容量でよいものとする。 (4) 上記 (3)の規定に侵害することなく、食品が濃縮もしくは乾燥させた状態で、水を加えて還元すること を意図されており、表題に"ingredients of the reconstituted product" (恢復水分產品的配料)もしくは、 "ingredients of the ready to use product" (即食產品的配料)もしくはその他同様な意味を示した文言を 含むもしくは伴っている場合は、その原材料は、指示通りに還元された時点での重量もしくは容量の降順 に並べてよいものとする。 (4A) 下記(4B)の規定に侵害することなく、食品がミックスフルーツ、ミックスナッツ、ミックスベジタブル、ミ 153 ックススパイスあるいはハーブから成る、もしくはそれを含み、重量からみてどの果物、ナッツ、野菜、スパ イスあるいはハーブも主な部分を占めていない場合、かつ以下の場合は、重量の下降順以外の以下の 方法でならべてもよいものとする。 (a) 食品がそのようにミックスした原材料のみからなる場合、表題に"in variable proportion"(可 變比例)もしくはリスト化した原材料の順番の性質を示す他の文言を含めるか、加える。 (b) そのようなミックスした原材料を含む場合は、それらの原材料を示したリストの部分に、"in variable proportion" (可變比例)もしくはリスト化した原材料の順番の性質を示す他の文言を加 える(1996 年第 80 号法律公告) (4B) 下記 (4D)に従い、 (a) 特定の成分の存在が食品の特徴である場合、表示でその成分の存在を特別に強調して はならないものとする。ただし、表示に、食品の製造に使った時点における、その成分の最低 含有量が含まれている場合は除く。 (b) 特定の成分の含有率の低さが特徴である場合、表示でその成分の含有率が低いことを 強調してはならないものとする。ただし、食品の製造に使った時点におけるその成分の重量 の最大パーセンテージもしくは、その食品中における実際の量が表示に含まれている場合は 除く(1996 年第 80 号法律公告) (4C) (a) 上記 (4B)で義務付けられた表示は、以下のどちらかの位置にするものとする。 (i) 食品の名称の横 (ii) 原材料リスト内の問題の原材料の名称近く (b) 上記 (4B)で触れた食品の成分の実際の量は、内容物の数、あるいはその成分の正味 重量もしくは正味容量で示すものとし、その表示は下記 7(2)に従わなければならない(1996 年第 80 号法律公告) (4D) 上記(4B)においては、 (a) 食品の名称内において特定の成分に言及することそれ自体は、その成分の存在あるい は低含有量を強調することにはならないとする。 (b) 食品のラベル内において、香味料としてのみ少量、使われた成分に言及すること自体は、 その成分の存在あるいは低含有量を強調することにはならないとする (1996 年第 80 号法 律公告) (4E) (a) 食品が以下の物質のいずれかからなる、もしくは含む場合は、 (i) グルテンを含んだ穀物(すなわち、小麦、ライ、大麦、オーツ麦、ス 154 ペルト、それらの交配種および加工品) (ii) 甲殻類およびその加工品 (iii) 卵およびその加工品 (iv) 魚およびその加工品 (v) ピーナッツ、大豆、および各々の加工品 (vi) 牛乳および乳製品(ラクトースを含む) (vii) 木の実およびその加工品 その物質の名称は原材料表に明示するものとする。 (b) 食品が 10PPM の濃度以上の亜硫酸塩からなる、もしくはそれを含む場合は、原材料表 に亜硫酸塩の類別とその名称を明記するものとする(2004 年第 85 号法律公告) (5) 本条例の第 58 条に従い、かつ主管当局が特定の場合に別途許可しない限り、食品の原材料となっ ている添加物(以下(7)に規定された添加物は除く)は、類別および以下を明記しなければならないものと する(2004 年第 85 号法律公告) (a) 特定の名称 (b) 食品添加物の国際番号システム(INS)に基づく識別番号 (c) 食品添加物の国際番号システムに基づく”E”または”e”を頭に付けた番号(2004 年第 85 号法律公告) (6) 上記 (5)における類別は以下のとおりである(2004 年第 85 号法律公告) 和訳:英語(中国語) 酸:Acid (酸味劑) pH 調整剤:Acidity regulator (酸度調節劑) 乾燥剤・凝結防止剤:Anti-caking agent (抗結劑) 消泡剤: (消泡劑) 抗酸化剤:Antioxidant (抗氧化劑) 増量剤:Bulking agent (增體劑) 保色剤:Colour retention agent (護色劑) 色素:Colour (色素) 乳化剤:Emulsifier (乳化劑) 乳化塩:Emulsifying salt (乳化鹽) 固化剤:Firming agent (固化劑) 化学調味料:Flavour enhancer (增味劑) 小麦粉処理剤:Flour treatment agent (麵粉處理劑) 155 発泡剤:Foaming agent (發泡劑) ゲル化剤:Gelling agent (膠凝劑) 光沢剤:Glazing agent (上光劑) 保湿剤:Humectant (水分保持劑) 防腐剤:Preservative (防腐劑) 噴射剤:Propellant (推進劑) 膨張剤:Raising agent (膨脹劑) 安定剤:Stabilizer (穩定劑) 甘味料:Sweetener (甜味劑) 増粘剤:Thickener (增稠劑) (2003 年第 226 号法律公告、2004 年第 85 号法律公告) (7) 食品の原材料の 1 つでもある添加剤で、以下の類別のいずれかに該当するものは、その該当する類 別名で表示するものとする。 (a)フレーバーおよびブレーバリング:flavour and flavouring (調味料及調味劑); (b) 加工デンプン:modified starch (改性澱粉), また、"flavour(フレーバー)" は、"natural(天然)", "natural identical(天然と同等)", "artificial(人工)" もしくはこれらの言葉の組み合わせの該当するものを形容詞として使ってもよいものとする(2004 年第 85 号法律公告) 3. 表示免除食品の原材料リスト 上記 2 項の規定を免除されているにも関わらず、包装済み食品に原材料表の表示があるかその表が貼 付されている場合、その表は本付表の要件にあらゆる面で従っていなければならないものとする。 4. 賞味期限("best before date"および"use by date" )の意味合い (1) 包装済み食品には、はっきりと読みやすいようにどれくらいもつのかを表示するか、ラベルで貼付しな ければならない。具体的には、 (a) 以下(b)が該当する場合は除き、賞味期限( "best before" (此日期前最佳) )を表示す る。 (b) 包装済み食品で、細菌学的に極めて腐敗しやすい食品であり、従って、短期間を過ぎる と直接人間の健康に有害となる可能性が高い場合は、消費期限("use by" (此日期前食用)) を表示する。 (2) 賞味期限("best before" (此日期前最佳) date)は以下のように表示するものとする。 (a) 英語の"best before"および中国語の"此日期前最佳"に続けて、適正保存されれば食品 がその固有の特性をその日付までは保持すると妥当に見込める日付 (b) 食品がその日付まで固有の特性を保持するために従う必要のある保存状態 156 (3) 消費期限("use by" (此日期前食用) date)は以下のように表示するものとする。 (a) 英語の"use by" および中国語の"此日期前食用"を併記し、続けて、適正に保存されれ ば、その日付までは食用に推薦できる日付 (b) 食品の品質属性を保持するためには従う必要のある保存状態 (4)賞味期限( "best before" (此日期前最佳) date)の日付は、アラビア数字、もしくは英語および中国語 で表記するものとし、下記(7)に従い、日・月・年を示す。ただし(2004 年第 85 号法律公告)、 (a) 合理的に考えて、食品固有の特性は 3 ヶ月以上は保持できないだろうと見込まれる食品 の場合は、日付は日・月で示してよいものとする。 (b) 合理的に考えて、食品固有の特性は 3 ヶ月以上 18 ヶ月未満の間は保持されるだろうと 見込まれる食品の場合は、その前に英語で"end"、これにすぐに続けて中国語で"底"と併記 . してあれば、月・年で示してよいものとする(訳注:XXXX 年 XX 月末の意)。 (c) 合理的に考えて、食品固有の特性は 18 ヶ月以上の間保持されるだろうと見込まれる食 品の場合は、英語で"end"、これにすぐに続けて中国語で"底"と併記してあれば、月・年ある いは年で示してよいものとする(2004 年第 85 号法律公告)。 (5) 消費期限("use by"、此日期前食用) の日付は、アラビア数字あるいは英語と中国語の両方で示す ものとし、以下 (7)に従い、日・月もしくは日・月・年で示すものとする(2004 年第 85 号法律公告) (6) "best before" (此日期前最佳)あるいは "use by" (此日期前食用) という言葉は、日付と離れて表示 してもよいものとする。ただし、その言葉に続けて、どこに日付が記載されているかを示さなければならな い。 (7) "best before" (此日期前最佳) あるいは "use by" (此日期前食用) の日付をアラビア数字で表記す る場合は、 (a) 「日」は 英語の"DD"、"dd"、 "D" もしくは"d"、および中国語の"日"で示す。 (b) 「月」は英語の"MM"、 "mm"、 "M"もしくは "m"、および中国語の"月" で示す。 (c) 「年」は英語の"YY"、"yy"、"Y"もしくは"y"、および中国語の"年"で示す。 また日、月、年はどの順番でもよいとする(2004 年第 85 号法律公告) 5. 特殊な保存状態および使用法の表記 (1) 包装済み食品を特殊な状態で保存する必要がある場合は、食品にその状態を読みやすく表示する かラベルを貼付するものとする。 (2) 包装済み食品を適正に使うために特殊な指示が必要な場合は、食品にその使用法を読みやすく表 示するかラベルを貼付するものとする。 157 (3) 本項の規定で表示する、あるいはラベル貼付する保存状態あるいは使用法の表記は、本付表のそ の他の規定にできる限り従うものとする。 6. 製造者あるいは包装業者の氏名および住所 (1) 以下(2) あるいは(3)に従い、包装済み食品は、製造者あるいは包装業者の氏名あるいは商号、およ び本籍あるいは本店の住所を読みやすいように表示するか、ラベルで貼付するものとする。 (2) 以下がすべて満たされている場合、上記(1)はその包装済み食品に適用されないものとする。 (a) 表示あるいはラベルに以下のすべてが記載されている。 (i) 原産国 (ii) 香港における流通業者あるいはブランドの所有者 (iii) 香港における流通業者あるいはブランド所有者の本籍もしくは本店の住所 (b) 原産国の製造者もしくは包装業者の全住所が、香港における流通業者あるいはブランド 所有者によって主管当局に書面で通知されている。 (3) 以下のどちらかであれば、上記(1)はその包装済み食品には適用されないものとする (a) (i) 原産国とその国における製造者あるいは包装業者の識別コードが表示さ れているか、ラベルで貼付されている。かつ (ii) それに関連するコード表示と製造者もしくは包装業者の詳細が、香港にお ける流通業者あるいはブランド所有者によって主管当局に書面で通知されて いる。 (b) その食品が製造もしくは包装された工場その他の場所が、原産国の政府に所有、運営、 もしくは経営され、その政府の製品であることを示す方法で食品に表示されている、あるいは ラベルが貼付されている。 7. 個数、重量、容量 (1) 包装済み食品には内容物の個数、もしくは食品の正味重量もしくは正味容量をはっきりと表示するか ラベルで貼付するものとする。 (2) 正味重量および正味容量は、できる限り、度量衡条例(Weights and Measures Ordinance)第 68 章、もしくは十進衡条例(Metrication Ordinance)第 214 章の付表 1 で規定された国際単位制度に従っ て表記するものとする。 158 8. 該当言語 (1) 前述 4(2)、(3)、(4)、(5)および (7)の規定を除き、かつ下記(3)に従い、本付表における包装済み食 品の表示あるいはラベルは、英語または中国語あるいは両方の併記とする(1996 年第 80 号法律公告、 2004 年第 85 号法律公告) 。 (2) 包装済み食品のラベルや表示に英語と中国語を併記する場合、食品の名称および原材料リストは両 言語を併記するものとするが、それ以外では、本付表の規定に従う必要があるのはそのどちらかの言語 のみであるとする。 (3) 特殊な場合に主管当局が別段規定しない限り、製造者の国特有もしくは伝統的な食品で、通常それ 以外の国では製造されない場合、包装済み食品は、その製造者の国の言語で本付表に従って表記する、 あるいはラベルを添付してもよいものとする(1985 年第 222 号法律公告)。 《抜粋》(仮訳) 付表 4 付表 3 の規定を免除される品目 付表4内には、付表3による表示・ラベル規制の免除対象について 示されている。 [第 4A 条] (1996 年第 80 号法律公告) 品目 付表 3 のうち適応が免除される部分 課税商品規則(Dutiable Commodities Ordinance)(第 109 章) 第 3 項および第 4 項を除く全付表 第 53 条に従って算定したアルコール度が 1.2%以上 10%未満 の飲料(2004 年第 85 号法律公告、2004 年第 139 号法律公告) 即座に消費するために飲食店で販売される包装済み食品 第 3 項を除く全付表 個別に凝った包装がされているが、まとめて 1 つの商品としての 全付表 販売が意図されている菓子 個別に包装された保存果実で、それ以上の包装はされておら 全付表 ず、各々が 1 つの商品として販売されることを意図しているもの 最大表面積が 10 cm2 未満の容器に入っている包装済み食品 第 2、5、6 項 (1985 年第 313 号法律公告) 青果と生鮮野菜 第 2 および 4 項 二酸化炭素以外は添加されておらず、炭酸ガスが入っているこ 第 2 項 とを示す表示がある炭酸水 1 つの基本的な製品のみを発酵させてできた酢で、それ以外の 第 2 および 4 項 159 成分が添加されていないもの 以下以外の原材料は添加されていないチーズ、バター、発酵 第 2 項 乳、発酵クリーム (i) その品目の製造に欠かすことができない乳酸製品、酵素、細 菌の培養物 (ii) 熟成チーズの製造に必要なチーズ 単一の原材料からなる食品 第2項 フレーバーリング 第2項 調味塩(Cooking Salt) 第4項 保存料以外は添加されていない砂糖 第 4項 チューインガムおよび類似商品(1996 年第 80 号法律公告) 第4項 ワイン、リキュールワイン、スパークリングワイン、香りをつけたワイ 第 3 項を除く付表すべて ン、フルーツワイン、スパークリングフルーツワインおよび課税商 品規則(Dutiable Commodities Ordinance)第 53 条(第 109 章)で規定されたアルコール度が 10%以上のその他の飲 料(2004 年第 85 号法律公告、2004 年第 139 号法律公告) (1985 年第 222 号法律公告、1996 年第 80 号法律公告) 7.食品企業規則:Food Business Regulation(Cap.132X) ※本規則第 29 条により、付表 1 に指定した食品の販売等は禁止されている。 本規則第 30 条により付表 2 に指定した食品の販売等については、食物衛生環境署長の許可 書受理を除いて販売することは出来ない。 8.食品企業(市政局)付随定款:Food Business (Urban Council) By-Laws(Cap.132Y) 9 . 食 品 企 業 ( 第 31 条 免 除 ) 付 随 定 款 : Food Business Regulation(Exemption from Section31(1)) Notice(Cap.132Z) 10.食品企業(市政局) (第 31(1)条付随定款免除)統合定款:Food Business (Urban Council) By-Laws (Exemption from By-Laws31(1))(Consolidation) Notice (Cap.132AA) 11 . 冷 凍 菓 子 ( 区 域 市 政 局 ) 付 随 定 款 : Frozen Confections(Regional Council) By-Laws(Cap.132AB) 160 12.冷凍菓子規制:Frozen Confections Regulations(Cap.132AC) ※本規則第6条では、販売用冷凍菓子の細菌基準が設けられている。 第 10 条では冷凍菓子の保存方法に関する規則が設けられている。 13.食品中有害物質規制:Harmful Substances in Food Regulations(Cap.132AK) 《抜粋》付表 1 食品に存在する指定物質の最大限度濃度 A Item B Substance 1.Aflatoxin C Description of substance Group of bisfuranocoumarin compounds and includes aflatoxin B1, B2, G1, G2, M1, M2, P1 and aflatoxicol 2.Amoxycillin 3.Ampicillin D Description of food Any food other than peanut or its products Peanuts or peanut products E Maximum concentration 15 micrograms per kilogram of the food. Muscle, liver and kidney of all food animals Milk 50 micrograms per kilogram of the food. Muscle, liver and kidney of all food animals Milk 4.Bacitracin Muscle, liver and kidney of bovine, porcine and poultry Milk 5.Benzylpenicillin Muscle, liver and kidney of all food animals Milk 6.Carbadox Quinoxaline-2carboxylic acid 7.Ceftiofur Desfuroylceftiofur 20 micrograms per kilogram of the food. 4 micrograms per kilogram of the food. 50 micrograms per kilogram of the food. 4 micrograms per kilogram of the food. 500 micrograms per kilogram of the food. 500 micrograms per kilogram of the food. 50 micrograms per kilogram of the food. 4 micrograms per kilogram of the food. Muscle of porcine 5 micrograms per kilogram of the food. Liver of porcine 30 micrograms per kilogram of the food. Muscle of bovine and 1000 micrograms per porcine kilogram of the food. 161 Liver of bovine and porcine Kidney of bovine and porcine Milk 8.Chlortetracycline Sum of the parent drug and its 4-epimers Muscle of all food animals Liver of all food animals Kidney of all food animals Milk 9.Cloxacillin Muscle, liver and kidney of all food animals Milk Muscle and liver of bovine, porcine and poultry Kidney of bovine, porcine and poultry Milk 10.Colistin 11.Danofloxacin 12.Dicloxacillin 13.Dihydro- Sum of 2000 micrograms per kilogram of the food. 6000 micrograms per kilogram of the food. 100 micrograms per kilogram of the food. 100 micrograms per kilogram of the food. 300 micrograms per kilogram of the food. 600 micrograms per kilogram of the food. 100 micrograms per kilogram of the food. 300 micrograms per kilogram of the food. 30 micrograms per kilogram of the food. 150 micrograms per kilogram of the food. 200 micrograms per kilogram of the food. 50 micrograms per kilogram of the food. Muscle of bovine and 200 micrograms per poultry kilogram of the food. Muscle of porcine 100 micrograms per kilogram of the food. Liver of bovine and 400 micrograms per poultry kilogram of the food. Liver of porcine 50 micrograms per kilogram of the food. Kidney of bovine and 400 micrograms per poultry kilogram of the food. Kidney of porcine 200 micrograms per kilogram of the food. Muscle, liver and 300 micrograms per kidney of all food kilogram of the food. animals Milk 30 micrograms per kilogram of the food. Muscle and liver of 500 micrograms per 162 streptomycin dihydrostreptomycin and streptomycin 14.Dimetridazole 15.Doxycycline 16.Enrofloxacin Sum of enrofloxacin and ciprofloxacin 17.Erucic acid The fatty acid cis-docos-13enoic acid 18.Erythromycin 19.Flumequine bovine, porcine and poultry Kidney of bovine, porcine and poultry Milk Muscle, liver and kidney of porcine and poultry Muscle of bovine, porcine and poultry Liver of bovine, porcine and poultry Kidney of bovine, porcine and poultry Muscle of bovine, porcine and poultry Liver of bovine kilogram of the food. 1000 micrograms per kilogram of the food. 200 micrograms per kilogram of the food. 5 micrograms per kilogram of the food. 100 micrograms per kilogram of the food. 300 micrograms per kilogram of the food. 600 micrograms per kilogram of the food. 100 micrograms per kilogram of the food. 300 micrograms per kilogram of the food. Liver of porcine and 200 micrograms per poultry kilogram of the food. Kidney of bovine 200 micrograms per kilogram of the food. Kidney of porcine and 300 micrograms per poultry kilogram of the food. Milk 100 micrograms per kilogram of the food. Any food to which oil 5 per centum by weight or fat or a mixture of their fatty acid thereof has been content of all the oils added and fats in the food. Any oil or fat or any 5 per centum by weight mixture thereof of their fatty acid content. 400 micrograms per Muscle, liver and kilogram of the food. kidney of bovine, porcine and poultry 40 micrograms per Milk kilogram of the food. Muscle and liver of 500 micrograms per bovine, porcine and kilogram of the food. poultry 3000 micrograms per Kidney of bovine, kilogram of the food. porcine and poultry 163 20.Furaltadone Muscle of porcine and poultry Muscle, liver and kidney of bovine, porcine and poultry Muscle of bovine, porcine and poultry Liver of bovine and porcine Kidney of bovine and porcine Liver and kidney of poultry Milk 21.Furazolidone 22.Gentamicin 23.Ivermectin 22, 23-Dihydroavermectin B1a (H2B1a) Liver of bovine Liver of porcine 24.Josamycin Muscle and liver of poultry Kidney of poultry 25.Kitasamycin Muscle, liver and kidney of porcine and poultry Muscle of bovine, porcine and poultry Liver of bovine, porcine and poultry Kidney of bovine, porcine and poultry Milk 26.Lincomycin 26A.Malachite green Sum of malachite green and leucomalachite green 27.Metronidazole 28.Neomycin Any food (including live fish, live reptiles and live poultry) Muscle, liver and kidney of porcine and poultry Muscle and liver of bovine, porcine and 164 0 microgram per kilogram of the food. 0 microgram per kilogram of the food. 100 micrograms per kilogram of the food. 2000 micrograms per kilogram of the food. 5000 micrograms per kilogram of the food. 100 micrograms per kilogram of the food. 200 micrograms per kilogram of the food. 100 micrograms per kilogram of the food. 15 micrograms per kilogram of the food. 200 micrograms per kilogram of the food. 400 micrograms per kilogram of the food. 200 micrograms per kilogram of the food. 100 micrograms per kilogram of the food. 500 micrograms per kilogram of the food. 1500 micrograms per kilogram of the food. 150 micrograms per kilogram of the food. 0 microgram per kilogram of the food. 0 microgram per kilogram of the food. 500 micrograms per kilogram of the food. poultry Kidney of bovine, porcine and poultry Milk 29.Oxolinic acid 30.Oxytetracycline Sum of parent drug and its 4-epimer 31.Sarafloxacin Muscle of poultry Liver and kidney of poultry Muscle of bovine, porcine and poultry Liver of bovine, porcine and poultry Kidney of bovine, porcine and poultry Milk 32.Spectinomycin 33.Streptomycin 34.Sulfonamides 35.Tetracycline Muscle of bovine, porcine and poultry Liver and kidney of bovine, porcine and poultry Muscle of all food animals Liver of all food animals Kidney of all food animals Milk Sum of dihydrostreptomycin and streptomycin Sum of all substances belonging to the sulfonamide group Sum of parent drug and its Muscle and liver of bovine, porcine and poultry Kidney of bovine, porcine and poultry Milk Muscle, liver and kidney of all food animals Milk Muscle of all food animals 165 10000 micrograms per kilogram of the food. 500 micrograms per kilogram of the food. 100 micrograms per kilogram of the food. 150 micrograms per kilogram of the food. 100 micrograms per kilogram of the food. 300 micrograms per kilogram of the food. 600 micrograms per kilogram of the food. 100 micrograms per kilogram of the food. 10 micrograms per kilogram of the food. 80 micrograms per kilogram of the food. 500 micrograms per kilogram of the food. 2000 micrograms per kilogram of the food. 5000 micrograms per kilogram of the food. 200 micrograms per kilogram of the food. 500 micrograms per kilogram of the food. 1000 micrograms per kilogram of the food. 200 micrograms per kilogram of the food. 100 micrograms per kilogram of the food. 100 micrograms per kilogram of the food. 100 micrograms per kilogram of the food. 4-epimer 36.Tiamulin 37.Trimethoprim 38.Tylosin 39.Virginiamycin Liver of all food animals Kidney of all food animals Milk 300 micrograms per kilogram of the food. 600 micrograms per kilogram of the food. 100 micrograms per kilogram of the food. Sum of metabolites Muscle of porcine and 100 micrograms per poultry kilogram of the food. that may be Liver of porcine 500 micrograms per hydrolysed to kilogram of the food. 8-alphaLiver of poultry 1000 micrograms per hydroxymutilin kilogram of the food. Muscle, liver and 50 micrograms per kidney of bovine, kilogram of the food. porcine and poultry Milk 50 micrograms per kilogram of the food. 200 micrograms per Muscle, liver and kilogram of the food. kidney of bovine, porcine and poultry 50 micrograms per Milk kilogram of the food. 100 micrograms per Muscle of porcine kilogram of the food. 300 micrograms per Liver of porcine kilogram of the food. Kidney of porcine 400 micrograms per kilogram of the food. (First Schedule replaced L.N. 148 of 2001; L.N. 137 of 2005) ※本規則第 3A 条により、下記(付表 2)に指定された物質を含有する魚、食肉、牛乳は 販売のために輸入等を行ってはならない。 1. Dienoestrol ((E,E)-4,4'-(diethylideneethylene) diphenol) including salts and esters thereof. 2. Diethylstilboestrol ((E)-B-diethylstilbene-4,4'-diol) including salts and esters thereof. 3. Hexoestrol (meso-4,4'-(1,2-diethylethylene) diphenol) including salts and esters thereof. 4. Avoparcin. (L.N. 148 of 2001) 5. Clenbuterol. (L.N. 148 of 2001) 6. Chloramphenicol. (L.N. 148 of 2001) 7. Salbutamol. (L.N. 148 of 2001) (L.N. 173 of 1986) 14 . ゲ ー ムミ ー ト 、 肉類 お よ び 家禽 類 の 輸 入規 制 : Imported Game, Meat and Poultry 166 Regulations(Cap.132AK) 15.ミルク(区域市政局)付随定款:Milk (Regional Council) By-Laws(Cap.132AP) 16.ミルク規則:Milk Regulations(Cap.132AQ) ※本規則第 6 条 6(1)には、人間の飲食用のために牛乳または乳製品を販売してはならな い対象が記されている。 付表 1 には殺菌・減菌処理の方法が提示されている。 17.食品中鉱物油規則:Mineral Oil in Food Regulations(Cap.132AR) 18.食品用保存料規則:Preservatives in Food Regulations(Cap.132BD) ※本規則第 3 条 3(1)及び付表 1 内では保存料または酸化防止剤を含んだ食品の販売等に 関する制限が設けられている。 19.第 207 章「植物関連(輸入および害虫駆除)法令」 (Cap 207 PLANT ( IMPORTATION and CONTROL) ORDINANCE) 第 2 節:解釈 (Cap 207s2 本条例において Interpretation) 文中に特段の定めがないかぎり“authorized officer”(公認担当官)とは第 3 節に基づき部長(director)が認定した公務員を言う。 部長とは,農水産・保全部の部長を言う(国内法 1999 年付 331 号)。 植物、植物病害虫または泥土との関連で「輸入」とは何らかの植物、植物病害虫または泥土 を空路または海路または郵便で香港に持ち込み、または持ち込ませることを言う。 「輸送中」とは植物、植物病害虫または泥土を、香港から搬出し、または搬出せしめるため に香港に持ち込むことを言う。 「植物検疫証明書」とは第 6 節 2 項であげる植物検疫証明書を言う。 「植物」とは以下のものを言う。 (a)木材、樹木および潅木 (b)葉、根、花、果実、塊茎、球根、球茎、株、切株、挿し木、取り木、泥漿、吸枝、種子お よび植物の一部を言う。この場合、これらが生育、植え込み、または繁殖を意図したもの かどうか、あるいはこれらを基に増殖を意図したものかどうかを問わない。 167 「植物輸入許可証」とは第 6 節 1 項に規定する許可証を言う。 「植物病害虫」とは、細菌、真菌、ウィルス、マイコプラズマ、藻またはその他の植物あるいは 植物に有害である可能性のある一切の無脊髄動物を言う。 「構内」とは一切の車両、船または航空機を言う。 植物、植物病害虫または泥土との関連で「禁止対象」とは、輸入が許可されない一切の植物、 植物病害虫または泥土を言う。但し、植物、植物病害虫または泥土などが植物輸入許可証また は部長の許可状の諸条件に合致する場合は「禁止対象」にならない。 「検疫区」とは第 14 節に基づき検疫区と規定された区域を言う。 「泥土」は、土壌、砂、粘土および泥炭を含む。 第7節 「植物病害虫」の輸入の禁止 ( Cap 207s7 Prohibition on Importing Plant Pests) 何人も植物病害虫に感染し、または寄生された一切の植物病害虫または植物を輸入してはなら ない。但し、部長が本人に発行した書面による許可状の諸条件に合致する場合はこの限りでは ない。 別表 1 輸入禁止植物 (Cap 207 Sched 1 PROHIBITED PLANTS) 第一部 第 4 節 1 項に規定したすべての条件に合致しない限り次の場合輸入は禁止される。 植物名 1. Hevea 属に属するゴムおよびその他一切の植物 原産国 ボリビア ブラジル コロンビア コスタリカ エルサルバドル フランス領ギアナ グアテマラ ガイアナ ホンジュラス(共和国) メキシコ ニカラグア パナマ ペルー スリナム(共和国) トリニダード・トバゴ 168 ベネズエラおよびその他、南米 胴 枯 れ 病 ( 学 名 : Dothidelia ulei)が存在する国 2. アオギリ科またはキワタ科に属する一切の植物 カメルーン ダホメー ガンビア ガーナ ギニア(共和国) ギニア(ポルトガル領) (1998 年 修正国内法第 307 号) アイボリーコスト リベリア マリ ニジェール ナイジェリア セネガル シエラレオネ トーゴ アッパーボルトおよび Swollen Shoot Virus Complex が存在す る一切の国。 3. テオブローマ属に属するカカオおよびその他一切の植物 ボリビア ブラジル コロンビア エクアドル フランス領ギアナ グレナダ ガイアナ ペルー スリナム(共和国 トリニダード・トバゴ ベネズエラおよびテングス病(学 名:Marasmius perniciosusu)が 存在するその他一切の国。 4. トウモロコシ属に属するメーズおよびその他一切の 植物(但し、種子を除く) カナダ イタリア メキシコ ペルー ポーランド プエルトリコ ルーマニア ユーゴスラビア 米国 ロシアおよびキサントモナス・ステワ 169 ルティが存在するその他一切の国 5. 茶(ツバキ科ツバキ属)の植物材料 日本 スリランカおよび Exobasidium reticulatum ま た は Phloem Necrosis Virus が存在するその 他一切の国。 第二部 第4節 第 2 項に規定したすべての条件に合致しない限り次の場合、輸入は禁止される。 植物名 1. 次の属の一切の植物 国名 条件 中国以外の一切の国 当該植物が植物病害虫に寄生されてお パイナップル らず、かつ隔離を解くことができるこ かんきつ類 と、あるいは罹病しているため破棄しな サツマイモ属 ければならないことなどを部長が了解 バショウ属 しないかぎり一切の植物は隔離して育 成するものとする。 2. 綿花、およびその他 南北アメリカにおける一切 一切の植物はワタミゾウ虫に対して部 一切のワタ属の植物 長が有効と認めた方法で原産国におい の国 て燻蒸消毒するものとする(アントノム ス属種 )。 3. ラッカセイ属のラッ 中国以外の一切の国 剥皮された種子としてのみ輸入すること カセイ ができる。 4. コメおよびその他一 コロンビア すべての輸入貨物は輸入にあたって直ち 切の増殖を目的としたア コスタリカ に部長に引き渡すものとし、部長は一世代 フリカイネ属の植物 の間これを隔離して育成するものとする。 キューバ グアテマラ インド 日本 メキシコ パナマ サルバドル スリランカ スリナム(共和国) 米国 ベネズエラおよびその他一 切の White Tip Nematode (Aphelenchoides oryzae) または白変葉病が存在する 国。 170 20.第 139 章 A 「公共衛生(動物および鳥類)規則」 (Cap 139A PUBLIC HEALTH ( ANIMALS AND BIRDS ) REGULATIONS) 規則 1A 見出し 「解釈」 ( Heading: Interpretation ) 当該規則において、別途規定されていないかぎり、用語を以下のとおり定義する。 「指定場所」とは表 6 に掲げる指定場所と言う。 「指定入国地点」とは、表 5 に掲げる指定入国地点を言う。 「水鳥」とは、通常、水中に住むか、水中で餌をとるすべての鳥類を言う。 (1998 年国内法 165 号) 規則 3 見出し 特別許可を受けない場合の死骸撤去の禁止 ( Heading: No removal of carcasses except under special permit ) 以下の場所で死亡し、または解体された動物または鳥類の死骸は特別許可に基づく場合を除い て下記船舶または航空機から撤去してはならない。 (a) 香港の水域にあるか、または航行中の船舶に積み込まれたもの (b) 香港における任意の空港または着陸地にあるか、あるいは飛行中の航空機に積み込まれた もの。 (1968 年国内法 51 号) 規則 4 見出し「動物および鳥類の撤去」 (Heading: Removal of animals and birds ) (1) 準規則(subregulation)1A および(3)に従い、香港外の場所から船舶または航空機で香港 に搬入される動物または鳥類は、特別許可証に基づき、かつこれに準ずる場合を除いてこれ らの船舶または航空機から撤去するものとする(1977 年国内法 160 号;1983 年国内法 353 号)。 (1A)任意の動物または鳥類が香港外の場所から船舶または航空機で香港に搬入された場合、上 級家畜担当官は自己の裁量で次のことを命ずることができる。即ち、同担当官は、準規則(1)で言 う特別許可証の規定にかかわらず、または上記の特別許可証が当該動物または鳥類の香港への到 着前に発行されなかった場合は、部長が検査のために、あるいは当該動物または鳥類を香港にと どめてよいとする特別許可証を発行すべきかどうか決定するために、当該航空機から当該動物ま 171 たは鳥類を撤去して航空機が着陸した空港のうち部長が承認するその他の場所に移すよう命ずる ことができる。 (2) 上級家畜担当官が任意の動物あるいは任意の綱または種の動物が現に危険であるか、または 危険の可能性があると判断する場合、同担当官は当該規則に則って特別許可証が発行された 場合でも、次のことを命ずることができる。即ち、上記の綱または種に含まれる動物または 鳥類が、場合によっては、それらの動物の香港における受け入れの取り決めにより人または 財に傷害の危険を排除しうることを規定していると判断しないかぎり、いかなる船舶または 航空機からも撤去しないよう命ずることができる。 (1966 年国内法 51 号;1977 年国内法 160 号) (3) 準規則(1)は、中国本土から直接香港に持ち込まれた動物または鳥類には適用しないのとする。 (1983 年国内法 353 号;1998 年国内法 44 号) 172 a 平成19年度農林水産物貿易円滑化推進事業 海外貿易制度等調査報告書 (香港編) 発 編 行 集 海外貿易情報収集等基礎調査 平成20年3月 日本貿易振興機構(ジェトロ) 輸出促進・農水産部 〒107-6006 東京都港区赤坂 1-12-32 電話 (03) 3582-5186 FAX (03) 3582-7378