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StorageTek SL500 モジュラー・ライブラリ・システム
ORACLE DATA SHEET StorageTek SL500 モジュラー・ライブラリ・システム 信頼性と拡張性に優れたシンプルなラッ クマウント型テープ自動化ソリューショ ン おもな機能 • 優れたロボティクスと容易な保守によ る信頼性の向上 • 信頼性やパフォーマンスを損なわずに 拡張することで、高可用性環境におけ る要件変化に対応 市場でもっともスケーラブルなラックマウント型ソリューションと して、Oracle StorageTek SL500 モジュラー・ライブラリ・システムは、 信頼性と簡便性の水準を引き上げます。急速な成長を遂げている企業 や部門の成長をささえるために、StorageTek SL500 モジュラー・ライ ブラリ・システムは、統合の加速化と、電子メール、データベース、 ファイル・サーバーなどのアプリケーションを支援します。 • 8 つのネイティブ・パーティションを作 成することで、統合を簡素化および迅 速化 • StorageTek SL500 に Sun Storage Archive Manager と Sun Storage 6000 アレイを組み合わせて使用することで、 階層型ストレージ・ソリューションを 容易に作成 StorageTek SL500 モジュラー・ライブラリ・システムは信頼性を高め、ニーズに合わ せた容易な拡張を実現し、統合を簡素化します。 極めてスケーラブルなライブラリ・システム StorageTek SL500 モジュラー・ライブラリ・システムは 30∼575 個の LTO ス ロットに対応したスケーラビリティを備え、最大 862 テラバイト(非圧縮時)を 超えるデータ容量を提供します。この容量は、同等クラスのその他のライブラ リを 40 パーセント以上も上回ります。また、毎時 7 テラバイトを上回るネイ ティブ・スループットを実現する 18 台のテープ・ドライブを使用できます。 さらに、統合に最適な製品である StorageTek SL500 を利用すると、複数のライ ブラリやアプリケーションを一か所に統合することで、時間、スペース、電力 を節約できます。また、SL500 を Sun Storage Archive Manager および Sun Storage 6000 アレイと組み合わせて利用すると、ラックベースの D2D2T ソ リューションとして最適です。 信頼性 中断のないデータ・アクセスを継続するため、StorageTek SL500 モジュラー・ ライブラリ・システムは、エンタープライズ・クラス製品である StorageTek SL8500 モジュラー・ライブラリ・システムのコンポーネント(ロボティクスや ファームウェアを含む)を活用するとともに、デュアル・ファイバ・チャネル のライブラリ・インタフェースをオプションで提供することで、高可用性を実 現しています。拡張モジュールの数に関係なく、ロボティクス・メカニズムに よって信頼性が維持され、バックアップの信頼性と安定性が向上します。また、 電源やファンなどのホットスワップ対応の冗長コンポーネントによって中断が 最小化されるとともに、高度なデジタル・ビジョン・システムによって自動的 にライブラリの補正が実行されるため、カートリッジ、ドライブ、ロボットの 劣化が緩和されます。 ライブラリのユーザー・インタフェースである StorageTek Library Console(SLC) 4 ORACLE DATA SHEET は、ライブラリ、ドライブ、メディアの統計情報に関する高度なレポーティン グ機能と業界有数のライブラリ・パーティション化機能を提供します。 容易な容量追加 StorageTek SL500 モジュラー・ライブラリ・システムは、同じロボティクスと ライブラリ自動化アーキテクチャを使用して、スロット数とドライブ数の増加 に対応します。また、Capacity on Demand を使用することで、"システム規模 に応じた支払い"方式により少しずつ拡張できるため、予算要件を満たしながら 容量ニーズを満たします。 ライブラリ・アップグレードが簡単に実行できるため、機器の耐用年数が延び、 投資が保護されます。また、標準のインタフェースとライブラリ制御ソフトウェ アを使用し、Solaris、Windows、UNIX、Linux の環境を越えてその他のデバイ スと接続することで、リソース共有を実現できます。ロボティクスを含む主要 部品はすべて、30 分以内に現場で交換できるため、停止時間が最小化されます。 Any Cartridge Any Slot テクノロジーを使用することで、顧客は変化するスト レージ要件を満足できるようになります。また、暗号化に対応した LTO 5 ドラ イブは、StorageTek Crypto Key Management システムと連携して稼働するこ とで、機密データを保護し、コンプライアンス要件を遵守できるよう支援しま す。 StorageTek SL500 モジュラー・ライブラリ・システムの仕様 パフォーマンス 1 時間当たりの最大スループット(ネイティブ、非圧縮時) • LTO 5(18 台のドライブ、140MB/秒) - 9TB/時以上 • LTO 4(18 台のドライブ、120MB/秒~80MB/秒) - 7.7TB/時以上 容量 最大容量(ネイティブ、非圧縮時) • LTO 5(1.5TB/カートリッジ) - 862TB(575 本のカートリッジ) • LTO 4(800GB/カートリッジ) - 460TB(575 本のカートリッジ カートリッジ・スロット数 • LTO:30~575 スロット • ベース・モジュール:LTO:30 スロット(20 スロット・アップグレードによる、合 計 50 スロットへの拡張可能) カートリッジ拡張モジュール • LTO:120 スロット タイプごとのテープ・ドライブ数 • LTO:1–18 カートリッジ・アクセス・ポート(CAP)* • ベース・モジュール:5スロット 可用性 平均故障交換回数(MEBF)/平均故障ス ワップ回数(MSBF) 200 万回 平均修復時間(MTTR) 30 分未満 無停止保守サービス ホットスワップ対応ドライブ、診断およ びレポーティング用のイーサネットとシ リアル・ポート、ホットスワップ対応の 冗長電源と冗長ファン 互換性 5 サポートされるホスト・プラットフォーム Solaris、UNIX、Windows、Linux ブリッジ・ベース用のドライブ・インタ フェース 8Gb の SAS、4GB の FC ロボティクス制御インタフェース Small Computer System Interface(SCSI) -3 メディア・チェンジャ・コマンド・セッ ト(LTO 4)、低電圧差動(LVD)または 2Gb のファイバ・チャネル ORACLE DATA SHEET Any Cartridge Any Slot テクノロジー 複数のテープおよびメディア・タイプを パーティションなしでサポート 管理 デジタル・ビジョン・システム 独自のデジタル・ビジョン・カメラ・シ ステムによって、連続的に補正が実行さ れ、バーコードが読み取られます。 オペレータ・パネル ユーザーフレンドリーな構成および診断 制御、ステータス表示、表示ウィンドウ (オプション) 自動クリーニング ライブラリ・コマンドまたはソフトウェ ア・コマンドによる、設定可能なクリー ニング・カートリッジ・スロットを使用 したテープ・ドライブ・クリーニング 自動的な自己検出 セル、ドライブ、カートリッジ・アクセ ス・ポートに対する自己構成機能 連続的な自動補正 定期的な保守や調整は必要ありません。 寸法 ベース・モジュール(最小構成) 高さ:14.0 インチ(35.6cm) 奥行:33.14 インチ(81.1cm) 幅:18.9 インチ(48.0cm) ユニットの高さ:8U 重量:44.2 ポンド(20.1kg) ドライブ拡張モジュール 高さ:14.0 インチ(35.6cm) 奥行:33.14 インチ(81.1cm) 幅:18.9 インチ(48.0cm) ユニットの高さ:8U 重量:59.0 ポンド(26.9kg) カートリッジ拡張モジュール 高さ:14.0 インチ(35.6cm) 奥行:31.62 インチ(80.3cm) 幅:18.9 インチ(48.0cm) ユニットの高さ:8U 重量:44.2 ポンド(20.1kg) 環境 温度 動作時 非動作時 +50°F~+104°F(+10°C~+40°C)、 相対湿度 20%~80%(結露なし) –40°F~+140°F(-40℃~+60℃) 、相対 湿度 10%~95%(結露なし) 電源 電圧 100VAC ~ 127VAC 、 200VAC ~ 240VAC (50Hz~60Hz)、単層(自動レンジ調節) ライブラリ(最大連続動作時 - ピーク時 以外) 1.42A で 120V または 0.75A で 240 V、 614BTU/時 ドライブ ドライブによって消費電力は異なります (個別のドライブ仕様を参照してくださ い)。 規制遵守 6 電磁両立性 FCC(47 CFR 15、Subpart B)Class A、 CE ( EN55022 Class A 、 EN55024 、 EN61000-3-2 、 EN61000-3-3 )、 VCCI ( CISPR 22 ) Class A 、 Canada (ICES-003)Class A 安全性 UL 1950 CAN/CSA 22.2 No. 950 、 EN60950 ORACLE DATA SHEET 保証 StorageTek SL500 モジュラー・ライブラリ・システムには 1 年間の保証が付属しています。オラクルのハードウェア 保証について、詳しくはhttp://www.oracle.com/jp/support/policy/index.htmlを参照してください。 サービス Oracle Premier Supportでは、ソフトウェアの更新や運用のベスト・プラクティスから事前予防的なサポート・ツール や迅速な問題解決まで、Oracle製品に対する投資収益を最大化するための包括的な統合サポートを提供しています。詳 しくは、http://www.oracle.com/jp/support/index.htmlを参照してください。 お問い合わせ窓口 Oracle Direct 0120-155-096 oracle.com/jp/direct Copyright © 2011, Oracle and/or its affiliates.All rights reserved. 本文書は情報提供のみを目的として提供されており、ここに記載される内容は予告なく変更されることがあります。本文書は一切間違いがないことを保証するものではなく、さらに、口述による明 示または法律による黙示を問わず、特定の目的に対する商品性もしくは適合性についての黙示的な保証を含み、いかなる他の保証や条件も提供するものではありません。オラクル社は本文書に関す るいかなる法的責任も明確に否認し、本文書によって直接的または間接的に確立される契約義務はないものとします。本文書はオラクル社の書面による許可を前もって得ることなく、いかなる目的 のためにも、電子または印刷を含むいかなる形式や手段によっても再作成または送信することはできません。 Oracle および Java は Oracle およびその子会社、関連会社の登録商標です。その他の名称はそれぞれの会社の商標です。 AMD、Opteron、AMD ロゴおよび AMD Opteron ロゴは、Advanced Micro Devices の商標または登録商標です。Intel および Intel Xeon は Intel Corporation の商標または登録商標です。すべての SPARC 商標はライセンスに基づいて使用される SPARC International, Inc.の商標または登録商標です。UNIX は X/Open Company, Ltd.によってライセンス提供された登録商標です。0711 7