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治安速報:イスタンブール
平 治安速報 【16-13】 成 2 8 年 3 月 2 9 日 在 イ ス タ ン ブ ー ル 日 本 国 総 領 事 館 DHKP/CやISILによるテロ計画の報道等について 1 報道によれば、トルコ治安当局は、極左組織DHKP/Cが3月30日(同組織の設立記念日)から4月17日 までを「革命殉教者週間」として、この期間中にトルコにおける米国公館等への攻撃を計画しているとして 警告しています。特に2016年3月3日にバイラムパシャにおいて警察バス車両を襲撃後、近くのアパート に立てこもり、その後当局によって殺害された2名のメンバーの復讐を目指していること、また、米国公館 に加え、英国、イスラエルの各在外公館、AKPの政党事務所、裁判所の建物(検察官及び裁判官)、 NATOに関連する個人、政治家、政府高官も攻撃目標とされていることについて、実行犯となり得るテロリ ストの名前を挙げて伝えています。 2 また、報道によれば、ガジアンテップで拘束されたISILメンバーに対する捜査の結果、ISILがトルコにお けるユダヤ系の幼稚園、小学校、青年センター等に攻撃を計画しているとの情報があり(攻撃の対象とし てイスタンブール・ベイオールのシナゴーグ等に言及)、イスラエル政府は、28日、首相府ホームページに おいて、ISILが再び旅行者をターゲットとしたテロを行う可能性が高いとして、イスラエル国民に対してトル コへの渡航の回避及び早期のトルコ出国を呼びかけました。 3 在留邦人の皆様におかれましては、上記の報道等を踏まえて、引き続き周囲に対する注意を怠らず、 念のために、政党施設、観光施設、外交団施設、空港、地下鉄をはじめとする公共交通機関、ショッピング モール、集会会場、礼拝施設、警察や軍などの政府機関などの施設にはできるだけ近づかないようにし、 どうしても立ち寄る必要がある場合には短時間で用事を済ませて、速やかに立ち去るようにして下さい。