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平成26年度同窓会ニュース

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平成26年度同窓会ニュース
名城同窓会ニュース No.39
名城同窓会ニュース
[1]
平成27年3月1日発行
第 39号
発行者 武 村 學
名城大学附属高等学校同窓会 〒453-0031 名古屋市中村区新富町1-3-16 TEL〈052〉481-7436
みんなで勝ち取った
栄光の№1
!
!
目次
●ご挨拶
2
◆トピックス(教育)
本校が「スーパーグローバルハイスクール」(SGH)に
全国で56校
SGHとSSHとのダブル指定は12校
「SSH東海地区フェスタ2014」21校から750人が参加
「SSH生徒研究発表会」でポスター発表
3
4
4
◆トピックス(行事)
今年も燃えた!第20回「名城オリンピック」開催
「芸術鑑賞会」と「文化祭」を開催
5
5
◆地域で活躍
地域住民を招いて「収穫祭」開催
乳幼児親子との「ふれあい交流」
6
6
◆部活動等報告 陸上競技部
ダンス部
体操競技部
メカトロ部
ウェイトリフティング部
スキー部
チアリーディング部
スケート
アイスホッケー
今年も熱戦と感動「名城オリンピック」
7
8
8
9
9
10
10
11
11
名城同窓会ニュース No.39
平成27年3月1日[2]
ご 挨 拶
名城大学附属高等学校同窓会
会 長 武 村 學 名城同窓会ニュースの発行にあたり、
ご挨拶申しあげます。今年度新しく同窓会に入会されました
卒業生の皆様、
ご卒業おめでとうございます。進学されます皆様、
新しい学びの場では、
学問ばかりで
はなく、多くの人達との出会いを大切にしてください。名城大学附属高等学校生としての誇りを胸に、
大きな希望を持って、
益々ご活躍されますことを期待致します。
さて、
同窓会として色々な場面で母校に貢献してまいりました。在校生には、
生徒会への援助、
高校
総体、
国体出場の際の激励金給付等を長年行っております。一人でも多くの生徒に各種大会へ参加
していただき、母校名城大学附属高等学校の名前をメディアで取り上げていただけるよう、頑張って
欲しいと思っています。
同窓会として、
援助させていただくことを喜びと感じます。
名城大学附属高等学校の教育方針である
「知・徳・体」の調和した生徒を育成するビジョンの中で
活躍された皆様ではありますが、
そこには優れた先生方の熱心な指導力があったからこそです。
SSH
(スーパーサイエンスハイスクール)
・
SGH
(スーパーグローバルハイスクール)指定校としての活
躍等、
生徒の夢を育む愛知県下ナンバーワンの私立高等学校になってまいりました。
それは「名城育
ちの達人を社会に送り出す」等の第一歩になることであり、
また社会に出てからの活躍が大いに発揮
される原動力を養うことになるのです。
これから先の人生、
何事においても感謝する心を忘れずあらゆ
る物事に温かい思いやりと優しい心を忘れずに、周りの人達に優しさを分け与えることが出来る大人
へと成長していけるように、
これからの素敵な人生を送ってください。
今年の文化祭には、
同窓会として母校の歴史をたどる
「パネル展示」
を企画し、
卒業生の皆様に見
ていただきました。生徒及び生徒会の皆様にご協力いただき、
ありがとうございました。毎年、
同窓会
の企画で生徒と卒業生が一つの輪となり、
大きな花を咲かせたらと思っています。
開学90周年総会に向け、
今後も名城大学附属高等学校の益々の活躍を祈り、
同窓会役員一同頑
張りますので、
会員の皆様のお力添えを賜りますよう、
宜しくお願い申しあげます。
【第14期 同窓会役員名簿】
役 職 名
氏 名
卒 業 回
名誉会長
新 谷 啓 治
2回生
名誉会長
中 島 健
12回生
会 長
武 村 學
18回生
副
会
長
柴 田 義 久
32回生
副
会
長
後 藤 健太郎
45回生
監 査
丹 下 富 博
32回生
監 査
鎌 田 直 洋
44回生
学内幹事(会計)
出 田 秀 二
43回生
学内幹事(庶務)
荒 木 玲 子
58回生
トピックス(教育)
名城同窓会ニュース No.39 平成27年3月1日[3]
本校が「スーパーグローバルハイスクール」
(SGH)
に
全国で56校
SGHとSSHとのダブル指定は12校
文部科学省は2014年度から、全国の高校56校を「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」に指
定、愛知県では本校と県立旭丘高校が指定を受けました。SGHは社会のグローバル化が進む中、国
際的に活躍できる人材を高校段階から育成するのが狙い。応募した246校の中から国立4校、公立34
校、私立18校が指定を受けましたが、中部地区の私学で指定を受けたのは本校のみです。本校はスー
パーサイエンスハイスクール(SSH)の指定校(2期目)でもありますので、今回のSGH指定で本校を
含めて全国で12校の“ダブルスーパーハイスクール”が誕生したことになります。
SGH指定について高須勝行校長は、
「SSHは理数に
おいて優れた生徒を育てるという目的がありますが、SG
Hはコミュニケーション力をベースにした社会科学系、人
文科学系の生徒たちが対象になる。学校としては理 系志
望、文系志望の両方の生徒に対して、他校にないアドバン
テージ(優位性)を示すことができる。両方の生徒に、名
城に来てよかったと思える教育活動が保証されるはず。」
と語っています。
▲高須校長
SGHプログラムは普通科国際クラスが中心になって推進されますが、教務部長の角野伸一教諭は
「SSHにSGHが加わることで、学校全体のさらなる活性化が期待できる。」と指摘。普通科長の梁
川津吉教諭も「これまで国際クラスでやってきた取り組みが外に向かってどんどん発信されていくこと
が 楽し みで す。」と喜 び を語 っています。
2 0 03年の国際クラス開設以来、同クラスを
担当し、4月からは教育開発部副部長に就任
した羽石優子教諭のもとには、卒業生たち
から喜びや祝福のメールが相次いでおり、羽
石教諭は「卒業生たちからは“SGHとれた
んですね。おめでとうございます”など多くの
メールをもらいました。皆注目してくれていた
んですね。」と話しています。
【名城大学広報 2014 年 5 月号(No.552)より転載】
▲SGH指定を喜ぶ
(左から)梁川、羽石、角野教諭
トピックス(教育)
名城同窓会ニュース No.39 平成27年3月1日[4]
「SSH東海地区フェスタ2014」21校から750人が参加
東海地区のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校が
一堂に会し、研究の成果を発表し、学校間の交流を深める「SSH
東海地区フェスタ2014」(本校主催)が7月19日、名城大学天白
キャンパス共通講義棟北の学生ホールで開催されました。東海4県
から19校、関東地区から早稲田大学高等学院、玉川学園高等部・中
学部の2校の計21校が参加。生徒、教員、一般来場者を含め約750人
が参加しました。
午前中の口頭発表分科会で15校、午後のパネルセッションでは20
校がパネルや実験装置を展示、発表。各校のブース前では生徒たち
▲パネルセッションで発表する生徒たち
が活発に質問や意見交換する姿が見られました。
口頭発表分科会の優秀賞に選ばれた豊田西高校、一宮高
校、岡崎高校、恵那高校の4校は名城ホールで発表を行いま
した。奨励賞には本校をはじめ11校が、パネルセッション特
別賞には一宮高校、向陽高校、時習館高校の3校が選ばれま
した。閉会式では、独立行政法人科学技術振興機構(JS
T)の日江井純一郎氏からの講評に続いて、名城大学の加鳥
裕明副学長が「創造力を発揮しながら研究し、日本に、世界
に成果を発信する次の時代を担う人になってほしい。SSH
の活動を通して名城大学としても支援していきたい。」と
エールを送りました。
▲JSTの日江井氏による講評
「SSH生徒研究発表会」でポスター発表
スーパーサイエンスハイスクール(SSH)生徒研究発表会が、8月6・7日
に横浜市のパシフィコ横浜で開催され、普通科3年1組中澤佳希さんと星野知音
さんが、「水の密度による水中の光速変化」についてポスター発表を行いまし
た。フィゾーの光速測定実験を応用した光速測定装置を組み立て、水中と空気
中の光速を測り、水中の光速の実験値を基準に比重から計算により物質中の光
速を求め、水と同様に透明で液体の9種類の物質中の光速を文献値と比較検証
するという研究です。可視光を用いて物質の密度や比重を正確に求めることが
できれば、非破壊検査などにも応用できると考え、この研究に取り組んできま
した。本校のブースにも多くの生徒や教員等が集まり、興味深そうに発表に聞
き入っていました。
発表会には全国のSSH指定校204校と海外招聘校23校が参加。ポスター発
表や口頭発表を行い、文部科学大臣表彰1校、審査委員長賞5校、奨励賞6校、
独立行政法人科学技術振興機構理事長賞4校、ポスター発表賞20校、生徒投票
賞13校が表彰されました。
▲発表生徒(左から)中澤さん、星野さん
トピックス(行事)
名城同窓会ニュース No.39 平成27年3月1日[5]
今年も燃えた! 第20回「名城オリンピック」開催
本校において、恒例の「名城オリンピック」が6月10∼13日に開催さ
れました。今年のスローガンは「弱くても勝てます」。初日に少し雨
が降りましたが他の日は天候に恵まれ、生徒たちは真っ赤な顔をしな
がら陸上競技、ミニサッカー、ドッジボール、男女混合ソフトバレー
ボール、長縄跳びの競技に参加。
クラスの意地をかけた熱戦が繰り広げられ、日ごろの練習の成果が
発揮された充実した4日間となりました。応援にも熱が入り、目標に向
かって力を合わせてクラス一丸となって取り組んだことで、クラスの
結束が強まった様子で、やり遂げた達成感にひたっていました。
総合優勝は総合学科3年3組、準優勝は同3年4組でした。
▲総合優勝の総合学科3年3組
▲リレーで力走する生徒たち
▲総合準優勝の総合学科3年4組
「芸術鑑賞会」と
「文化祭」を開催
9月11日に芸術鑑賞会が、13日には文化祭が開催されました。芸術鑑
賞会は第一体育館で開催され、「名城寄席」と銘打って、上方落語の
月亭八方さんと月亭方正さんが落語「つる」と「赤穂浪士」を披露
後、トークショーが行われました。初めて落語を聞く生徒が多く、生
の噺(はなし)の迫力に、笑ったりうなずいたりしながら真剣に聞き
入っていました。
文化祭の今年のテーマは、「Piece of memory」。1、2年生を中心と
したクラス発表、文化部、図書委員会、保健委員会による活動展示や
体験コーナー、部活動の演技披露などがあり、約2,100人の来場者とと
▲名城寄席の一場面
もに、校内は熱気に包まれました。
また、同窓会企画「写真で見る母校の歴史」のパネル展示が小会議室で行われました。駐輪場前にはPTAによる
みたらし団子や各クラスの模擬店が店開きし、附属農場で収穫された野菜等の販売も行われ、終日にぎわいました。
フィナーレでは、生徒たちが1号館エントランスで来場者とともに嵐の「GUTS!」を大合唱し、仲間とともに最高
の一瞬を心に刻みました。
▲展示パネルを見る来場者
▲迫力の和太鼓(国際クラス生徒)
▲縁日
(もぐらたたき)
を楽しむ子供たち
地域で活躍
名城同窓会ニュース No.39 平成27年3月1日[6]
地域住民を招いて「収穫祭」開催
本校は10月5日
に、人間関係Ⅱの授
業の最終行事として
「収穫祭」を行いま
した。例年より約1
か月早く開催したこ
の日は、雨天で気温
も上がらず条件には
▲地域住民にふるまう生徒
▲地元の参加者の皆さんと
恵まれませんでした
が、地元の新富町内会の関係者をはじめ過去最高の参加者で盛り上がりました。
総合学科3年人間コミュニケーション系列の19人が、各班に分かれて収穫したサツマイモの天ぷらやおにぎりを
ふるまい、地域住民と交流を深めました。今年のサツマイモは例年より小ぶりで少ない収穫量でしたが、参加者に
プレゼントされました。
このイベントは、2年次の3月の畑作りから始まって約8か月間作物や畑の管理をすることで作物を育てる大変さ
を経験し、環境に対する意識を高めることを目的としています。
乳幼児親子との「ふれあい交流」
総合学科3年人間コミュニケーション系列は11月26日、地域の中村児童館
に通う乳幼児親子との「ふれあい交流」を行いました。これは人間関係Ⅱ
の授業の一環として行われているもので、3組4名の親子が参加しました。
当日は雨模様で参加者が少なかったのですが、月齢のさまざまな乳幼児と
のボールプールやままごとセットなどでのふれあいは、とても楽しく有意
義な時間となりました。
▲ 乳幼児親子とふれあう生徒たち
平成26年度 名城 大 学 附 属 高 等 学 校 同 窓 会 永年勤続特別 会 員 ( 在 職 員 ) 表 彰
平成26年9月13日(土)午後1時より本校1号館8階の職員ラウンジにて、平成26年度永年勤続表彰式を行い、
8名の特別会員(在職員)に対し、同窓会会長から感謝状と記念品を贈呈しました。
被表彰者は下表のとおりです。
No.
勤続年数
職 名
氏 名
No.
勤続年数
職 名
氏 名
1
40年
教諭
古 森 達 行
5
20年
教諭
大河内 信 代
2
40年
教諭
荒 殿 龍 彦
6
20年
教諭
杉 山 剛 浩
3
30年
教諭
荻 野 茂 美
7
10年
教諭
松 井 治英可
4
20年
教諭
井 上 誠
8
10年
教諭
早 川 孝 則
部活動等報告
名城同窓会ニュース No.39 平成27年3月1日[7]
全国大会等に出場した部活動等報告
陸上競技部
「楽しむ心」 ◆平成26年度全国高等学校総合体育大会 女子やり投げ5位
◆平成26年度秋季国民体育大会 出場
◆ユースオリンピック2014(国際大会)女子やり投げ銅メダル
総合学科3年 森 凪紗
私は中学高校の6年間、
陸上部に所属しています。
やり投げに取り組んだこの6年間で、
「楽しむ心」
を持つことがとても大切だ
と学びました。
私はもともと辛いことが大嫌いで、
いくら好きなやり投げのためとは言え辛い練習はしたくありませんでした。
中学生の頃は全国
大会への出場など考えていませんでしたので、
自分の好きな練習だけを選んでしていました。
それでも記録は伸び、幸運にも全
国大会に出場できましたが、
結局表彰台には届かず4位に終わり、
とても悔しい思いをしました。
名城高校陸上部に入部してからは、
中学での反省を生かして嫌いな練習にも取り組みましたが、
嫌々練習しても身につくはず
もなくすぐに諦めてばかりいました。
ある時から、練習を先輩や仲間との「勝負だ」
と考えるようにしてみたところ、段々嫌な練習も楽しめるようになりました。
それか
らは筋力トレーニングも走りこみも、
先輩や仲間と
「競う楽しさ」
を見つけながら頑張り、
男子と一緒に練習しても負けない闘争心も
身につけることができました。
その結果、
徐々に記録が伸びて行き、
2年生では49mという愛知県記録を出せた上、
全国大会や世
界大会にも出られるまでになりました。
3年生の夏に出場した南京ユースオリンピックでは、
大会の独特の雰囲気やプレッシャー、
緊張すらも楽しむことができ、
いつも
以上の力を出せた結果、
世界3位を勝ち取ることができました。
練習嫌いだった私をよく理解し、
のびのび練習できるようご指導下さった顧問の谷先生、
時に厳しく教えて下さった投てきの先
生方、
一緒に練習して競い合ってくれた先輩、仲間、後輩たち、
いつも応援してくれる家族や友達など、
たくさんの人たちのおか
げで「楽しむ心」
を持って頑張ってこれました。今まで出会った全ての人たちに感謝しています。
これからも陸上だけでなく、
全てのことを
「楽しむ心」
を持って頑張っていきます。
部活動等報告
ダンス部
名城同窓会ニュース No.39 平成27年3月1日[8]
◆School & College Nationals 2014 団体優勝
◆全国高等学校ダンスドリル選手権大会2014 団体準優勝
「進化」 普通科3年 大﨑 朱音
私たちダンス部は創部10年目にして、
ずっと目標であった全国優勝を勝ち取ることができました。私たちが全国優勝することが
できたのは、
歴代の先輩方の変わらぬ声援や、
顧問の先生やコーチ、
応援してくれる友人や家族など、
名城ダンス部を愛して下
さる多くの方の支えがあったからです。
そんな恵まれた環境の中で、
一緒に頑張ってきた選手やサブの仲間たちと、
ミーティングを
重ね、
辛い練習を乗り越えてこられたことが、
自信と勇気となり、
最高の結果につながったのだと思います。
こうしてダンス部は、
大きく
「進化」
しました。全国優勝を経て、
フロリダのディズニーワールドで行われる世界大会への切符を掴
んだのです。
出場が決まった時は、
喜びの半面、
戸惑いや不安が多く、
モチベーションを保ち、
さらなる向上を目指すことができる
のか、心配でした。世界大会では、今まで以上のスキルと協調性が求められるため、諦めそうになる日々もありました。
また、世界
大会が2月に行われるため、
受験勉強との両立も、
とても大変でした。
しかし、
顧問の先生やコーチ、
後輩たちの支えもあり、
後悔
のないように日々練習に励みました。振り返ってみると、
あっという間に過ぎ去ってしまいました。
2月まで部活を続けることや、世界大会へ出場することなど、私たち10期生は、
ダンス部の「初めて」
をたくさん経験させてもら
いました。分からないことばかりでしたが、名城ダンス部の新たな1ページを刻んでいけたことを嬉しく思っています。
また、私たち
についてきてくれた後輩にも感謝の気持ちでいっぱいです。
ダンス部に入部して、
キャプテンを務めて、
とても成長できたと思います。踊ることの楽しさや仲間の大切さ、
周りの人への感謝
や礼儀も学びました。
ソロで踊らせてもらった時は、
経験したことのない緊張や、
周りの方の大切さをより強く感じました。
この三年間は、
忘れることができない宝物です。10期生に出会えて、
10期生で良かったと心から思います。
そしてダンスだけで
なく、
自分自身を成長させてくれた名城ダンス部に感謝しています。
この経験を未来の自分への自信として、今後も頑張っていき
たいと思います。
体操競技部
◆第30回全国高等学校体操競技選抜大会 男子つり輪3位(横井君宇)
◆平成26年度全国高等学校総合体育大会 男子団体10位
◆平成26年度秋季国民体育大会 少年男子団体6位
「体操競技部での3年間」 総合学科3年 土井 颯一郎
私は小学生の頃から体操競技を続けています。
名城高校体操競技部での3年間は楽しいこともあったけど辛いことが多かっ
たです。特に辛かったのは高校2年からです。高校2年からはキャプテンを務め
ました。
キャプテンはとても大変で、顧問の先生に怒られないようにすることで必
死でした。印象に残っているのはキャプテンを務めてから最初の合宿では理不
尽なことで怒られ、
とても大変な仕事を任されたと、
そこで実感しました。
しかし辛いだけではなく、学ぶことももちろんありました。耐えることの大切さを
学べたと実感しています。辛い練習内容でも以前の私なら諦めていましたが、高校に入学してから乗り切ろう、耐えようという気
持ちを持てることに成長を感じました。
私の目標であるインターハイ団体出場での自身の出場は果たせず、
またキャプテンを務めてからチームを一つにまとめられた自
信がないまま引退をし、
悔しい思いもしましたが、
この思いは大学に入ってから全国大会に出場できるように頑張りたいです。
3年間ありがとうございました。
部活動等報告
名城同窓会ニュース No.39 平成27年3月1日[9]
メカトロ部
◆第11回 WRO JAPAN 決勝大会 団体3位
◆2014 WRO 国際大会 団体出場
「夢にむかって」 普通科2年 津田 裕貴 普通科1年 堀居 千紗
僕たちが今年目指したのはWROの世界大会に出場することでした。
昨年はCUロボコン
(WRO JAPAN中部地区予選)
で2位だったにも関わらず、
WRO JAPAN決勝大会(全国大会)
は惨敗
で悔しい思いをしました。惨敗の要因は色々あり、
先ずは取り掛かりの遅さとロボットの調整不足のまま全国大会を迎えてしまった
こと、
そしてまだ1年生だった僕にとっては知識と経験不足が最大の要因でした。
1月に今年の課題が発表され、
同じ失敗を繰り返さないために、
課題が発表されると同時に英語で発表になった課題の翻訳を終
え、
ロボット製作に取り掛かりました。
宇宙空間に見立てたフィールド内に置かれた太陽光パネルに見立てたブロックを交換又は反
転させて得点を競うというもので、
かなりの高難度のものでした。
なかなか思うようなロボットができず組み立てては壊しの日々が続き
ました。
ロボットが自分の思い描いたように動き始めると、
暴走することが多々あっても、
それはそれで楽しかったりもしました。
そして迎えた7月の中部地区予選では優勝し、9月の全国大会で3位になり、世界大会への出場権を掴んだことで、昨年は夢
で終わってしまった世界大会出場が現実になりました。
昨年冬季オリンピックが開催されたロシアのソチで大会は行われました。調整
の日、
僕たちのロボットは最悪の状態で、
何度調整しても本来の動きを取り戻すこ
となく一日が終わってしまいました。
そして大会初日、
昨日とはまるで別物のようにロボットは動いてくれたので、
1、
2、
3回と競技を重ねる度に得点を上げていき、
この日は5位に入り翌日に繋げること
ができました。大会2日目は、
初日の上位16チームでの戦いでしたが、
世界大会で
ベスト16に入れるなんて自分でもびっくりしました。
しかし、僕たちの挑戦はここで
終わってしまい、
やはり世界の壁は高く、
改めて自分はまだまだ頑張りが足らない
と思いました。
そして、
これからも沢山のことに興味を持ち全力でぶつかっていき、
夢を掴み取っていきたいと強く思いました。
ウエイトリフティング部
◆平成26年度全国高等学校総合体育大会 団体出場
◆平成26年度秋季国民体育大会 少年男子個人7位
「努力は裏切らない」 普通科3年 松島 丈
私は幼い頃からずっと身体が小さく運動が苦手だったため、
自分に自信が全く持てず、何に対しても、
とても消極的でした。
そ
んな自分が嫌で高校に入ったら何か打ち込めるものを見つけたいと思っていた時、
ウエイトリフティング部を知り、
自ら部室を訪ね
ました。
そこでの先輩方の練習姿は凄まじく、
絶対に自分には無理だと思い一旦は諦めようかと思いましたが、
自分を強くできるも
のはこれしかないと信じ入部を決めました。
当時、
顧問の山中先生と先輩方は、
私のようなひ弱な部員は直ぐに辞めてしまうだろ
うと思っていたそうです。
入部してからの日々は覚悟はしていたものの、
本当に辛く苦しいものでした。毎日繰り返し行う筋トレで身体中が痛くて、
練習中
何度も逃げ出したくなりました。思うように記録が伸びず、
自分の精神面の弱さと不甲斐なさと悔しさで泣いたことも数えきれませ
ん。
でもそんな時、
山中先生に言われた「努力は裏切らない」
という言葉を信じ毎日練習に励みました。
そして今年の夏、
念願だ
ったインターハイに出場し、
入賞は逃しましたが自己最高記録を出すことができました。秋には国体にも出場させていただき、
1種
目は7位に入賞することができ、
「努力は裏切らない」
ということを私ははじめて知りました。
ウエイトリフティングは個人競技ですが、
決して自分一人でできる競技ではなく、
沢山の人に支えられ、
助けていただくことで成
し得るスポーツだということを教わりました。私を3年間いつも励まし支えて下さった山中先生、
先輩方、
OBの方々や協会の方々、
そして毎日一緒に練習してきた部員たちや家族には感謝の気持ちでいっぱいです。
そしてこのウエイトリフティング部で経験した全てのことが私にとってかけがえのない財産になりました。本当にありがとうござい
ました。
部活動等報告
スキー部
名城同窓会ニュース No.39 平成27年3月1日[10]
◆第63回全国高等学校スキー大会 団体出場
◆平成25年度冬季国民体育大会 団体出場
「スキー部での3年間」 総合学科3年 安藤 揚介
私は保育園に通っていた頃から毎年家族で雪山にスキーに連れて行ってもらっていたので、
これなら私にもできるだろうと思
いスキー部を選びました。
競技スキーには、
アルペンスキーとクロスカントリースキーの2つの競技があり、
アルペンスキー競技は下り坂のコースを滑り降り、
そのタイムを競う競技です。
クロスカントリースキーは登り下りの雪山コースを駆け巡るマラソンの様な競技です。
アルペンスキーは急な坂を下るので、
スピードが速くコンマ秒以下の違いで順位が決まりますが、
それに対しクロスカントリース
キーは長時間で、
競技途中ではライバルとのタイム差もわからないので、
結局は自分との戦いになります。
名城スキー部は1年次にそのどちらかの競技を決めなければいけません。私は当時、
幼い頃からやっていたのでアルペンスキ
ー競技にしようと思っていたのですが、
顧問の白戸先生の勧めで、
クロスカントリースキー競技をやることにしました。1年の最初の
頃は走り込みばかりで、
たまにやるローラースキーをとても楽しく感じていました。
しかし、次第にローラースキーでも長い距離を走るようになっていき、
つ
いて行くのが苦しくなってきました。2年になる頃には練習に慣れてくるよう
になり、
距離だけでなく速さを意識して練習をするように心掛けました。量
と質を高めた練習のおかげで、
このシーズンを通して、愛知県内の高校
スキー大会で全て1位になることができ、愛知県代表として、
インターハイ
や国民体育大会に出場することができました。
スキー競技を続けることによって、
たくさんのスキー仲間、
競技仲間、
先
輩・後輩と出会うことができました。名城スキー部に入って本当によかった
と心から思います。3年間ありがとうございました。
チアリーディング部
◆JAPAN CUP 2014 日本選手権大会 団体出場
「2分30秒の思い」 総合学科3年 飯田 菜月
私たち名城高校チアリーディング部LITTLE SWEETSの主な活動内容は、
他の部活動の応援、
イベントでの演技や競技大
会に出場することです。
そのための演技の練習を毎日やっています。
競技大会は、1月の全国高等学校選手権大会、3月の西日本選手権大会、6月の中部選手権大会に出場しています。
中部大
会では演技の得点が条件を満たすと8月の全国大会に出場することができます。
今年度の中部大会で私たちは演技の途中でとても大きなミスをしてしまい、
思うような結果が出せませんでした。悔しい思いを
しましたが、
何とか全国大会初日に行われるフライデイトーナメントの出場権を得ることができました。次の日から早速全国大会決
勝まで進むため2か月と少しの間、毎日必死に練習しました。
なぜ演技でミスをしてしまったのか、
もっと綺麗に演技をするために
はどうしたらいいかなど、
何度もミーティングをしてチームの心をひとつにしました。
フライデイトーナメントでは3位通過で2日目の準
決勝に進むことができました。
この時、
今までの努力が報われて心の底から喜んだことを、
今でもよく覚えています。準決勝では16
位という結果で最終日の決勝に進むことはできませんでしたが、
自分たちの
練習してきたすべてとチーム史上最高点を出せて、
大変満足しています。
私はチアリーディング部に入部してから、
たくさんのことを経験しました。
そ
の中で学んだ礼儀、感謝の気持ち、
そして仲間の大切さを忘れずに、
これ
から生活に生かしていきたいと思っています。お世話になった顧問の中島
先生、
古沢先生、
コーチ、
卒業してからも練習の様子を見に来て下さった先
輩方、
いつも支えてくれた家族、
私たちを応援して下さったすべての人に感
謝しています。3年間本当にありがとうございました。
部活動等報告
ス ケ ート
名城同窓会ニュース No.39 平成27年3月1日[11]
◆第63回全国高等学校スケート競技選手権大会 出場
「夢を諦めない気持ち」 普通科3年 大山 泉美
私は小学生の頃からフィギュアスケートを習っていました。
フィギュアスケートをはじめたきっかけは、
トリプルジャンプを跳べるよ
うになりたいと思ったことです。
そのために、
毎日朝早くから夜遅くまで練習していました。
しかし、
トリプルジャンプを跳ぶことは簡単
なことではありません。少し軸がずれてしまうだけで跳べなくなったり、
きれいに回らなかったりしてしまいます。
なかなかうまくいか
ず、
フィギュアスケートをやめてしまおうかと何度か考えた時期もありました。
しかし、
自分の夢を叶えたい、
フィギュアスケートをした
いという気持ちの方が強く、
毎日練習をしました。
ジャンプというものは、
ふとした時に跳べるものです。私が跳べた時、
本当に跳べ
たかどうか疑うくらい突然でした。跳んだ瞬間、
時が止まったような感覚でしたが、
しばらくして夢が叶ったことを実感しました。嬉
しさというよりも不思議と驚きでいっぱいでした。
トリプルジャンプを跳ぶために何年も何年も練習してきたことは、
しっかり身になっ
ていたのだと感じました。諦めず努力してきて良かったと思いました。高校では二度インターハイに出場しました。結果はあまり良く
ありませんでしたが、
自分自身の力を出し、楽しく滑ることができました。
フィギュアスケートの練習の毎日は大変でしたが、
いい経
験になりました。諦めなければ夢は叶うことを学びました。
ここまで頑張れたのは、
家族をはじめ、
先生、
連盟の方々、
クラブのお母
様方そしてフィギュアスケートの仲間がいたからです。仲間と練習をした毎日は、
私にとってかけがえのない大切な思い出です。
今まで支えて下さった方々には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
ア イ ス ホッケ ー
「感謝」 ◆第18回全日本女子アイスホッケー選手権大会 出場
普通科2年 小倉 明日香
私は6歳の頃からアイスホッケーをやっています。
幼稚園の頃に仙台で始め、小学校6年生は北海道、
中学校1年生からは名
古屋で続けています。現在所属しているFIORE TORSPOは、
私が高校に入
学する頃結成された女子のチームです。
チーム結成1年目から私たちは全日本大会(Bグループ)
でベスト4入りを目指
していました。名古屋でのアイスホッケーをやる環境は決して良いものではありま
せん。週に3,
4回という北海道に比べ、名古屋では月に3,
4回しかリンクを使える
練習がありません。
ですので、
1回1回の練習を大切に内容の濃いものにしようと心がけていました。
またFIORE TORSPO選手は全日本大会に
出場できるギリギリの人数しかいなく、
試合での疲労が他の人数の多いチームと比べ大きくなるので、
「省エネプレー」
をするよう
にしました。省エネプレーとは無駄な体力を使わないよう、頭を使ってプレーをすることです。
このように私たちはFIORE
TORSPOらしいプレーで全日本大会ベスト4入りを目指しました。結果は、
香川県のチームに12対2で勝利、
北海道(札幌)
のチー
ムに0対6で敗戦してしまい、
ベスト4入りを達成することはできませんでした。私は北海道でホッケーをやっていたこともあり、特に
「北海道のチームに勝ちたい」
という気持ちが強かったので、
とても悔しかったです。
私はFIORE TORSPOに入り
「感謝の気持ち」
を学びました。練習や遠征に行ったり監督の話を聞いていくうちに、
全日本大
会前には「ベスト4入りしたい。
そしてプレーで今まで支えてきてくれた人たちに感謝の気持ちを伝えたい。」
と思うようになっていま
した。今私が大好きなアイスホッケーを続けていられるのは、
監督をはじめとしたFIORE TORSPOのメンバー、
それを支えて下さ
っているスポンサーの方、
応援して下さる人など、
そしてなにより今まで育ててくれ支えてくれた両親がいるからだと思っています。
両親がいなければ、
防具を買えないし練習にも行けず、
独りでは大好きなホッケーができていませんでした。
ホッケーに限らず、
両
親がいなければ今の私はいません。両親にとても感謝しています。
また、
このことをホッケーを通し教えて下さった監督にも感謝の
気持ちでいっぱいです。
周りの人に支えられ今の私があり、
大好きなアイスホッケーができているのです。
この感謝を伝えられる1つの方法として、
次の
全日本大会があると思っています。1回1回の練習を大切にして努力して今度こそベスト4入りし、
感謝の気持ちを伝えたいです。
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