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障害者支援施設 姫路学園 - 社会福祉法人 姫路学園
障害者支援施設 姫路学園 No.5 2016年5月 ― あなた自身が主人公 そんな当たり前の生活を実現します - 社会福祉法人 姫路学園 理事長 岡田兼明 〒671-0203 姫路市飾東町大釜 461 の 3 電話 (079)262-0176 FAX (079)262-0309 HP http://himeji-gakuen.or.jp/ 目次 特集 学園祭 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 大仙寮(生活介護・ 施設入所支援) 就労部(就労継続B型)・・・・・・・・・・・・・・・・・2 和光寮(生活介護・ 施設入所支援) 通所部(生活介護) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 相談支援・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 学園の取組み(9月~12月)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 給食だより 特集 クリスマスイブ(12月24日)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11 季節のメニュー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 ボランティア募集・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13 編集後記・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 ~~~ 姫路学園祭 ~~~ 平成27年10月25日(日)に、姫路学園祭を開催しました。 利用者の方はもちろん、保護者の方々や多数の来賓の方々、ボランティアの皆さまにも参加していただき、 姫路学園祭の名にふさわしく、賑やかな行事となりました。まず、オープニングを飾ったのが、今回初出場 をお願いした香寺太鼓の皆様。迫力満点の和太鼓ショーは、身体の中まで振動が伝わってきて、圧巻のパフ ォーマンスでした。 このイベントの素晴らしいスタートを切るかたちとなりました。そして、谷内公民館より、フラダンスや 銭太鼓、民謡三味線の皆さまにもお越しいただき、それぞれ違った雰囲気を味わうことができました。ゆっ たりとした動きに癒しさえ感じるフラダンス、ハワイの風を私たちに運んできてくださいました。息がぴっ たりと合った銭太鼓演舞、そして、毎年トリを飾るのが民謡三味線の皆さまです。利用者の方が一緒に参加 できるよう様々な工夫をして下さっています。どれも、見るのも聴くのも楽しめるものばかりです。ボラン ティアの皆さま、ありがとうございました。 ボランティアの方々の演技の他に、やはり今回の目玉といえるのは、利用者の皆さんの演技だったように 思います。ステージ上では、あどけない笑顔、普段では見られないような緊張した顔、笑顔の中にも照れく ささを感じる表情など、個性的な皆さんの良さをいっぱい見ることができました。イベントの前日まで練習 を頑張って、見てもらわれる喜びを味わい、自分たちも参加しているんだ!という実感を、味わっていただ けたんじゃないでしょうか♪中には、せっかく練習を頑張ってきたのに、当日、緊張してステージにも立て なかった利用者さんもおられました。とても残念だけど、そういう気持ちに寄り添うことも大事だと教えて もらった気がします。利用者の皆さん、ありがとうございました♪ これからの姫路学園祭は、利用者の皆さんと一緒に、もっともっと成長していきたいと思っております。 参加して下さいました皆さま、ありがとうございました。 学園祭担当 1 中島 綾 いよいよ新年度がはじまりました。 今年もどうぞよろしくお願いします!! 今年も、利用者の方が“快適で楽しく豊かな生活を送れる” ように努めてまいります。 今年の目標を、利用者の皆さんに書いていただきました。 私達職員も、今年からひと月の目標を立て、日々の支援活動を 明確にし、有意義に業務に当たれるよう努めています。 【活動紹介】 1月の自治会が行われました。 利用者の皆さんの自己決定、自己選択の場として定期的に自治会 を実施しています。今月は12月に行われたクリスマス会の反省や 2月に行われる茶話会の内容について話し合いました。また、 利用者の皆さんから出された要望についても話し合っています。 利用者の皆さんからの要望で、男子トイレにスリッパをなくし、 そのまま出入りできるようにプラスチックパネルを設置しました。 また、入口には衛生面を考え、消毒液を散布したマットを置いています。 ~~ 11 月 27 日(金)会社見学に行った時の出来事です B5軽油製造所を目指し、駐車場からテ クテクと歩いていました。 「まだかなぁ~」と思いながら歩いてい ると、何とも就労部の利用者さんにそっ くりな石碑を発見したのです。 これには、利用者さんも職員も納得しま した(笑) ~~ 似てるか な?? 淡路:ウェルネスパーク五色にて撮影 2 就労部 BDF 作業のお話し 姫路学園の就労部は、平成23年4月1日にスタートしました。この就労部を開設するにあたり、平成1 8年から5年後の開設をめどに準備を進めることとなり、当時の最大の課題は、利用者さん一人当たり1ヵ 月に3千円以上の工賃が支払える、収益性と安定性のある作業を新たに探すことでした。当時の姫路学園の 作業は、椎茸栽培、空き缶リサイクル、割りばしの選別、牛乳パックのリサイクル、野菜栽培などで、どの 作業も収益性が低かったり経費が高かったりと新規事業の柱には難しい状況でした。そこで新しい発想の下 で収益性が見込める作業として注目したのが使用済天ぷら油を燃料化する作業でした。 しかし、当時、この作業に関する情報が乏しく、また半信半疑の状態だったので、実際に導入していた鳥 取県の福祉施設に連絡をとり、見学をさせていただくこととなりました。そこで実際に目の当りにした、使 用済み天ぷら油の燃料で車が走っている姿は感動的で「これならいける」とその時に強い確信を得る事がで きました。そして帰園後すぐに使用済み天ぷら油の回収状況や精製油の販売先の市場調査に着手し、わずか ずつでしたが協力会社や事業所が見つかり、また、度重なる検討を重ねた後、平成18年の8月、遂に使用 済み天ぷら油の燃料化精製機の導入を実現 させることができました。そして自分たちの 手で集めた使用済み天ぷら油で初めて作っ たバイオディーゼル燃料を、職員が乗ってい た車に給油させていただき、その時「この燃 料大丈夫かな、エンジンが壊れないかなぁ」 と強い不安に駆られましたが、エンジンが 「ブォー」とかかり、軽快に走る姿をみてほ んの少し安心したことを今も鮮明に覚えて います。 バイオディーゼル燃料の精製機を導入後は、原料となる使用済てんぷら油の回収量が思うように伸びず、 また出来上がったバイオディーゼル燃料の販売先も広がらない苦しい日々が長らく続きました。新規開拓の ために通常業務の空き時間を利用し、手作り資料を持っての飛び込み営業を行うも、話を聞いてくれるのは 10件に1件あるかどうかで、断り続けられた時の空虚感、本当に疲れ果ててしまった時期もありました。 そんな折、こちらから話を持ちかけていた加西市からの、この事業への連携話が舞い込んだことで一気に状 況が好転し、その後は、加西市と連携した事業と言う事で様々な関係者の注目を浴びるようになり、営業活 動の際も、加西市と連携して行っている事業ということで話をしっかりと聞いていただけるようになり、成 果も確実に出て順調に事業拡大が続きました。 姫路学園の就労部がスタートする平成23年4月には、バイオディーゼル燃料化作業は安定し、使用済み 天ぷら油の回収と精製、出来上がったバイオディーゼル燃料の販売のサイクルが確立し、世の中の景気や天 候に左右されることもなく、毎日確実に作業を続ける事ができるようになっていました。従って、安定した 売上が見込めることで利用者の皆様への作業工賃も確実に支払いができ、この大きなバイオディーゼル燃料 化作業という柱があるおかげで、その他の利用者個々の能力に応じた収益性が低い作業の導入も可能となり ました。 今後も、姫路学園就労部はこのバイオディーゼル燃料化作業を中心とした取り組みを続けていくことにな ると思いますが、さらには地域貢献や地域の皆様の愛される取り組みとして発展していく事業となることを 願い、努力を続けて参りたいと考えています。 3 利用者の外出の機会を増やす♪ 和光寮では和光外出や喫茶外出を行っていましたが、職員同士での話し合いで新しくリフレッシュ外出と 表して10月~11月まで 2 ヶ月間行いどのような結果が出るか様子を見る事にしました。 軽い食事やジュース等をヤマダストアーや古法華自然公園で摂り過ごして頂きました。ちょっとした外出で したが参加された利用者さんは喜んでいました。 利用者さんに、快適な時間を過ごし楽しんでもらうために、 来年もリフレッシュ外出を行います。 問題点やトラブルを事前に検討し、怪我などに繋がらないように実施していきます。 行事・レクリエーション(おやつ作り) 9 月~12 月までのメニュー 9月 フルーツサンデー 10 月 プリンアラモード プリンアラモード 11 月 ラスク フルーツサンデー 12 月 ショートケーキ ☆毎月、おやつ作りをしています。盛り付けや食材を細かくカットする作業をしていただいています☆ 9 月~12 月までの行事 9月 喫茶外出(杵屋) 10 月 市の池公園(高砂) 11 月 ハイキング(古法華自然公園) 12 月 忘年会 市の池公園 10 月 30 日、高砂にあります市の池公園へ行ってきました。天気もよく絶好の外出日和でした。 ハイキングコースがあり、思った以上に大変なコースでしたが、無事に達成しました。11 月の古法華自然公 園では朝から小雨が降っていましたが、楽しみにしていたので中止せずに行ってきました。少し肌寒かった ですが、おやつを食べ、園内をドライブしました。 4 相談支援事業 相談支援専門員 中野直美 平成 25 年 4 月に相談支援事業所が開設されてから、もうすぐ 3 年が来ようとしています。 速いですね、年月の流れは… 立ち上げ当初は障害福祉サービスをご利用になられている障害者の方々に、漏れなく計画 相談をつけていくことでてんてこ舞いでした。 それがやっと落ち着き、現在ではほとんどの方に相談支援を利用していただいています。 障害者やそのご家族にも相談支援がどういうものなのか、かなり?なんとなく??(笑) 理解していただけるようになっていて、訪問しやすくなりました。 本当に出始めの頃は、「何それ?」「今までそんなのなかったけど」挙げ句の果てには「必 要ないです」と言われました。 障害福祉サービスを受給されるにあたっては、絶対に必要なことなんですと「しくみ」に ついて説明させていただき、障害者一人一人に相談支援専門員が寄り添っていくことの意 味をお伝えしてきました。 そんな大変な時期もありましたが、今では契約の時代となった福祉サービスにおいて、 相談支援専門員に上手に相談され、新しいサービスを受給されたり、より自分に合ったサ ービス提供先を見つけられたりと、自分の人生をより楽しくより充実したものとなるよう 工夫されているようです。 受け身でなく、人生を積極的に生きるという方が、今後もっと増えてきてくれたらいいな と思います。 そしてサービス提供する側としては選ばれる時代を迎え、障害者の方から選んでいただ けるより良いサービスが提供出来るよう、精進していかなければいけないなと思います。 今年は 3 年に一度の、姫路学園のサービスをご利用いただいている姫路市在住のほとん どの方が、障害支援区分切り替えの年となります。 また春の認定調査でお会するのを楽しみにしています。 5 バス旅行(和歌山) 大仙寮 生活支援員 中川 職員研修(疥癬について) 和光寮 副主任 中島 綾 9月4日(金)、 「疥癬について」の研修を実施し ました。疥癬治療の名医として知られる、赤穂市 民病院の和田康夫先生を講師としてお迎えし、疥 癬の診断と治療、集団発生時の対応について講演 していただきました。疥癬の歴史や種類、病因で あるヒゼンダニの見つけ方や治療薬などを、ユー モアを交えながら解りやすく教えて下さいました。 また、今回は保護者の方にも研修に参加していた だき、疥癬についての疑問や、不安に思っていた ことなどを伺うことができ、非常に有意義な研修 になりました。まとめとして、和田先生より「疥 癬は治療が簡単にできる時代です。感染する可能 性はありますが、治療できるので安心して欲しい。 疥癬患者が見付かった場合は、順番に治療してい くようにすれば良い」との言葉を受け、私達はよ うやく、疥癬は怖いものではないのだと思えるよ うになりました。 9月 24〜25 日にかけて、和歌山に行ってきまし た。出発時はあいにくの雨でしたが、徐々に和歌 山に到着する頃には晴れてきて、みなさん大喜び。 「千畳敷」では、眼下に広がる太平洋を堪能しま した。 「ホテルシーモア」では、豪華なご飯と太平 洋を眺めてお風呂に入り、最高の時間を過ごしま した。翌日は「アドベンチャーワールド」に行き ました。パンダやイルカショーを見て、皆さんご 満悦。大満足の旅行でした。 飾東ふれあいグラウンドゴルフの集い 和光寮 主任 竹本 姫路学園作品展(谷内公民館) 大仙寮 副主任 神山 姫路学園では昨年からグラウンドゴルフを始め、 今回が初めての大会参加です。当日会場の谷外小 学校に行くと、すでに運動場は練習が行われ、そ の真剣さは試合が行われているかのような熱気が ムンムン。やる気のみなぎる地域の皆さまの姿勢 に圧倒されました。 大会が始まるとコースは広く、狭いところでし か練習していない利用者さんはボールを思いっき り打った経験もなく、周りの方がみなさん上手に 打たれているのを見ると、 「姫路学園の利用者さん はどうなるのか??」と不安になりましたが、利 用者さんはボールを打つ度に飛距離も伸び一安心。 しかしここで問題が! 練習では上手だった利用 者さんが、広いコースでは力加減が難しく、ボー ルを打つたびにゴールポストを通り過ぎて、更に ゴールポストから遠ざかることも。かと思うと、 ホールインワンを体験された利用者さんも出現。 8月、作品展に出展する作品を利用者の方々に 依頼しました。習字や絵画、ポエムに編み物に陶 芸、和光寮利用者の方による花の貼り絵など、ス テキな作品がたくさん仕上がりました。その作品 を9月 12〜20 日の期間、谷内公民館で「姫路学園 作品展」として飾らせていただき、地域の方々に 見ていただきました。また、利用者の方たちと作 品展を見に行きました。学園以外で展示する機会 があまりないため、公民館に飾られている自分の 作品を見て、嬉しそうにされていました。このこ とが自信となり、次も頑張ろうという気持ちにつ ながればと思っています。 6 いろいろありましたが、皆さんそれぞれ大会の 雰囲気を楽しまれました。 今年の秋のバス旅行3班は、10 月2日に大阪方 面に出掛けました。総勢 46 名の参加です。まずは 不死王閣での昼食、そして伊丹空港、手塚治虫記 念館へと向かいました。空港ではアイドルの嵐の イラスト入り飛行機も停まっており、利用者の方 も空港散策や飛行機を見ながらジュースを飲まれ たり、手塚治虫記念館では懐かしいアニメを見て、 写真撮影や買い物をしました。 皆さん高齢になってきた為、もっとゆったり過 ごせるような日程が良いように感じたので、次回 の旅行に繋げていければと思いました。 バス旅行(淡路) 大仙寮 生活支援員 釘本 花の北福祉祭り 大仙寮 生活支援員 9月 30 日、待ちに待ったバス旅行の日です。利 用者 30 名 保護者5名 職員 13 名、いざ淡路島 へ出発です。 当日は、絶好の旅行日和! 車中では、おやつ を食べたりガイドさんの話に耳を傾けたりと大忙 し。そんな中、淡路に到着。最初は吹き戻しの里 に行きました。そこでは吹き戻しを作る体験をし、 お土産として作った吹き戻しをいただきました。 昼食は洲本温泉です。大きい広間でいただきま した。美味しかったです。 昼食後は、奇跡の里植物館の見学です。たくさ んの植物を見ました。 見学の後は、お土産屋さんでアイスクリームを 食べたり、お土産を買ったりと手にはお土産で一 杯です。帰りの車中では、漫才のビデオを観たり、 バスにゆられて心地がいいのか“うとうと”して いる人もいました。学園に無事到着し、充実した 楽しい旅行になりました。 皆さんと一緒に楽しい旅行が出来て良かったで す。ありがとうございました。 花の北福祉祭りでは、スポーツ教室のエアロビ クスに参加されている利用者さんが出演され、教 室の成果を発表されました。内容としては、音楽 「アナと雪の女王」に合わせて、工藤講師と他施 設の利用者さんと、着ぐるみ(ゆるキャラ)と一 緒にステージで踊られました。 1回しか練習をしていないから上手く踊れるか 心配だと言われていましたが、ステージ上ではそ のような素ぶりは微塵も見えず、みなさん堂々と 踊られていました。ステージ終了後、ホッとされ たのか笑顔で「またこんな機会があれば参加した い」と言われていました。 和光寮外出(志方コスモス祭りなど) バス旅行(伊丹空港・手塚治虫記念館) 和光寮 生活支援員 濱野 和光寮 生活支援員 八木 加木 15 日に和光寮で外出を行いました。加西イオン 7 モールで昼食を摂り買い物を行い、志方コスモス 祭りに向かいました。志方コスモス祭りでは、コ スモスを観賞しながらイオンで購入したお菓子を 食べました。 帰り時間には早かったため、平荘湖に行きまし た。現地ではカモメやネズミが大きくなったよう な動物ヌートリアを目撃し、充実した 1 日となり ました。 た。全国大会で入賞することは出来ませんでした が、沢山のお友だちができ、貴重な体験だったと 思います。全国大会に参加するため、4泊5日の 長い旅でしたが、美味しいご飯を食べ、毎晩夜空 の下、露天風呂で体も心も温まり、学園生活とは 違った、ちょっとした小旅行となりました。 ジョイフルスポーツフェア 和光寮外出(ヨーデルの森) 和光寮 副主任 和光寮 生活支援員 桃尾 11 月 14 日、姫路みなとドームで行われたジョイ フルスポーツフェアに利用者さん8名が参加され ました。姫路学園は青チームで他の施設の皆さん と力を合わせて戦いました。姫路のご当地アイド ルKRD8やご当地キャラの「さざまるくん」が ゲストとして来られ、いっそう盛り上がりました。 色んな種目があり、終始応援の声や歓声が飛び交 っていて、キラキラした笑顔ばかりが溢れていま した。休憩なく、怒涛の2時間半でしたが、とて も充実した楽しい時間となりました。力いっぱい 頑張っている姿を見ると、心打たれました。 10 月 20 日に神崎郡神河町にあるヨーデルの森 に行ってきました。ヨーデルの森とは農村公園と の事ですが、動物がたくさんおり、参加された利 用者さんは動物を見たり触ったりされ、とても楽 しまれました。お昼には公園内にあるレストラン でデザート付きの食事を摂られ、とても満足され たようでした。午後からはバードショーがありま した。途中でショーに参加する機会があり、利用 者さんに参加していただきました。少し(かなり?) ドキドキしましたが、何事もなく無事に終了しま した。利用者さんにも職員にも良い思い出になっ たと思います。 姫路歯科衛生専門学校生来園 ブラッシング指導 全国障害者スポーツ大会 和光寮 生活支援員 太田 支援部 部長 太田 畠田 昨年に引き続き、今年も 11 月 17 日と 24 日の2 回に分けて専門学校生によるブラッシング指導を 受けました。利用者によっては普段はブラッシン グを行うことを嫌がり、なかなか行うことも難し 10 月 23〜27 日に、和歌山で行われた全国障害者 スポーツ大会に利用者の清水さんがフライングデ ィスク競技で出場されました。全国の強者たちが 集まる中、物怖じせず、堂々と競技されていまし 8 いのですが、制服から白衣に着替えた専門学校生 を見ると、みなさん自然に口を開け、正しくブラ ッシングを受けることができました。白衣の生徒 を見ると嬉しくなるのか、はたまた若い女性を見 ると嬉しくなるのかどうか分かりませんが(笑) ただ、いつも以上に生き生きしていたことは事実 です。個人的な意見としては、毎月来園していた だけるとありがたいなと思ってしまいました。来 園される日が待ち遠しいです。 焼きいも大会 支援部 主任 川渕 ばんたんゆうあい文化祭 大仙寮 生活支援員 中川 12 月 4 日、焼きいも大会をしました。予定では 利用者さんとたき火を囲んで、ワイワイがやがや とイモが焼けるのを楽しみたいと思っていました が、強風のため運動場で焼くことは出来ませんで した。予定変更で、安全のため職員中心で倉庫で イモを焼きました。焼き立てのイモから順次利用 者さんのところへ運び、ホカホカの状態で食べて いただきました。利用者さんから「美味しい」と の声をいただき、みんなの笑顔が職員のごちそう となりました。 11 月 25 日、姫路市立文化センターにて「第 24 回ばんたんゆうあい文化祭」が開催されました。 姫路学園からも 17 名の利用者さんが出演されまし た。トップバッターでの出場ということもあって、 職員含め皆さん緊張されていたように思います。 合奏『エーデルワイス』と『オーラ・リー』を演 奏しました。利用者さん、音楽療法士の伊藤先生、 職員が一致団結して上手に合奏を行う事ができま した。来年も参加できたらいいなあ。 姫路暁乃里ふれあいコンサート 和光寮 生活支援員 三木 就労部外出 ウェルネスパーク五色 就労部 部長 栄藤 12 月 6 日、障害者支援施設 姫路暁乃里のふれあ いコンサートに、利用者3名と職員3名が参加し ました。 演技の中のダンスで、ダンサーの宙返りを見た 時には、驚いて大笑いをしました! 姫路学園でも学園祭や盆踊りがあります。準備 は大変だと思いますが、大きなイベントというの は、利用者にも来客者にも「楽しかったな」 「また 来たいな」と思ってもらえるように取り組んでい くものなのだなと再確認できました。 帰り際、可愛い風船をもらいました。利用者さ んは部屋のベッドにつけて毎日眺めています。プ カプカ浮かんでいる風船を見ながら、コンサート の余韻に浸っているのかもしれません。 11 月 27 日、就労部の会社見学として淡路のウ ェルネスパーク五色にあるバイオディーゼル燃 料製造プラント及びB5軽油混合施設の見学に 行ってきました。現地で見たプラントは酵素式と いう最先端の製造プラントで、みんな圧倒された 表情でしたが、同時に自分たちの取り組みの大切 さを再確認することができました。 ウェルネスパーク五色の関係者の皆様ありが とうございました。 9 さんが、交流ホームに集合しました。サンタにト ナカイ、スノーマンも登場。みんなで一斉にクラ ッカーを鳴らし“メリークリスマス”♪♪ さぁ~、1 つ目のゲームがスタートです。なんと、 宝探しゲーム! みんな必死になって探してお宝 ゲットです。宝探しゲーム大成功! お宝にも満 足していただけたようです。 アミューズメントラブエイド 大仙寮 副主任 神山 12 月 9 日(水)アミューズメントラブエイドと いうイベントがあり、ナムコ イオンモール姫路リ バーシティ店のゲームコーナーに招待していただ きました。スタッフの方たちにサポートしていた だきながら、UFOキャッチャーやコインゲーム や太鼓の達人など、日頃体験できないゲームで楽 しい一時を過ごされました。中でもUFOキャッ チャーは大人気!!利用者のみなさんも職員もぬ いぐるみやお菓子を取るのに夢中でした。 「楽しか ったわー」「いっぱいお菓子もらった」「また行き たいわ―」笑顔がたくさん見られた外出でした。 次は、輪投げです。点数を競い合います。トッ プ3には、プレゼント進呈! これもまた、みん な必死に挑戦されました。輪投げも大成功! ゲームが終わった後は、食堂に集まりハンバー ガーとドーナツを頬張り、職員も利用者さんと一 緒に食べました。盛り上がったゲーム大会で、喉 が渇いていたのか、ジュースは一気飲み! “お かわり” “おかわり”でジュースの前に行列ができ るほど。みなさんとクリスマス会が出来て本当に 楽しかったです。ありがとう!! 来年は、さらに楽しいクリスマスにしたいです ね♪ 通所部 クリスマス会 通所部 生活支援員 東森 和光寮 クリスマス会 和光寮 生活支援員 クリスマス会が 12 月 22 日に行われました。通 所部では、 「オーソドックス」にコーヒーとケーキ のシンプルな催しです。しかし、突然訪れたサン タクロースたちに利用者さんは、目を丸くしまし た。ある利用者さんは、サンタクロースさんと握 手やハグをしました。また、サンタクロースさん からプレゼントを受け取り、一緒に写真を撮りま した。幸せなひと時を過ごしました。 22 日、和光寮でクリスマス会が行われました。 利用者さんに喜んでいただけるよう、ピアノが得 意な職員がキーボードを使って利用者さんと一緒 にクリスマスソングを歌ったり、サンタさんに変 身した職員からクリスマスプレゼントをいただい たりと利用者さんは大喜び。場も盛り上がったと ころで、食堂に移動しフライドポテト、チキンナ ゲット、クリスマスケーキを食べました。みなさ ん口いっぱいに頬張り、お腹も満足されました。 利用者さん、職員共に楽しい一時を過ごしました。 大仙寮 クリスマス会 大仙寮 生活支援員 清瀬 釘本 22 日、楽しみにしていた大仙寮クリスマス会で す! 飾りを付けたとんがり帽子を被った利用者 10 給食だより 特集 12 月 24 日 クリスマスイブ 普通食 みじん食 メニュー ご飯、もみの木型ハンバーグ、スパゲッティ、ほうれん草ソテー、クリスマスムース、コーヒー クリスマスツリーによく使われる、もみの木は針葉樹で冬でも葉を落とさない生命の象徴とされています。 クリスマスツリーをイメージ して、もみの木型ハンバーグ に刻みほうれん草をのせて、 星型チーズや人参をトッピン グしました♪♪ ツリーの ハンバーグ 可愛い 11 季節のメニュー 12 月 31 日 年越しそば 普通食 きざみ食 メニュー 年越しそば ご飯 おひたし バナナ みじん食 大晦日の夕食は、年越しそばがでました。 年越しそばの由来は諸説あるようですが、長寿を願いながら、ありがたくいただくものだ そうです。 鰹出汁のきいたお汁に、大きな海老の天ぷらがドーンとのったお蕎麦は、みなさん喜ばれ、 みじん食はやわらか食材を使用して、見た目にも楽しく、美味しく 召し上がっていただきました。 来年も元気と笑顔がいっぱいあふれる❤そんな食事提供をしていきたいと思います。 12 私たち職員一同は希望や楽しみに応じるため、日々取り組んでおりますが、職員の力 だけでは出来ないこともたくさんあります。地域の住民の皆さまとの交流や知的障害者の 理解促進のため、ボランティアを募集しています。 日中活動ボランティア (日々行っている日課のお手伝い) 行事活動ボランティア (施設内で実施する行事のお手伝い) 外出ボランティア (外出や買い物のお手伝い) 技術ボランティア (スポーツ、音楽、踊り、陶芸などの指導、歌、楽器演奏、手 品、紙芝居、園芸、裁縫など、ボランティアの方々がお得意とされる分野の支援活動) その他、様々なボランティアを募集しています。興味をお持ちになられた方はお気軽にご 連絡下さい。 電話 079 (262)0176 FAX 079(262)0309 メール [email protected] ボランティア担当 渡邊(わたなべ) 濱野(はまの) 13 編集後記 12月、学園北側にイルミネーションを設置しました。クリスマス前から1月の中頃まで、 点灯しました。雰囲気も変わり、利用者さんも今まで以上のクリスマス気分となったと思 います。また、イルミネーションの前で利用者さんと記念写真を撮ったり風景写真をDV Dに収め、大仙・和光・通所で、上映する事もあります。次年度も華やかなイルミネーシ ョンを飾る予定です。これを機に地域の名物になると嬉しいです。 季刊誌担当 (竹本 三木 吉田) 14