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平成 27 年度第 1 回福祉サービス運営員会が 10 月 14 日本部会議室
平成 27 年度第 1 回福祉サービス運営員会が 10 月 14 日本部会議室において開催された。大久保委員長挨拶の 後、事務局および各施設の現状と苦情や要望の状況が報告され協議が行われた。 1,本部事務局 平成 27 年度より法人および各施設の使命・理念を明確にし、前職員が共有することで、その具現化を図るこ とにした。苦情要望等はなし。 2,別府厚生館~13 世帯 43 名(未就学児 16 名) ○ヒヤリハット(10 件) ・施設設備の老朽化による状況(3 件)~改修および交換により対応。 ・不適切な使用による破損~母子関係の修復、取扱指導、修繕 ・怪我~バドミントン遊戯中ラケットによる怪我、階段での転倒 ・危険な遊び~本人および家族への指導、常会での指導 ○その他~待機児童への対応~施設内保育の実施、母親の家事能力養育能力向上支援 3,うえの園・清明あけぼの学園~うえの園 20 名(定員 20 名)・清明あけぼの学園 10 名(定員 10 名) ○要望~土日曜日の夕食時間に職員を増やして~支援員に加え調理員も対応 ○ヒヤリハット~事故発生につながると考えられる事項について整理、全職員で共有 ・利用者間暴力(3 件) 、転倒(2 件)器具破損(2 件)飛び出し(2 件)痙攣発作、喫煙確認ミス ○虐待防止・感染症対策・防災委員会の充実~チェックリストによる自己点検・予防対策・避難訓練(津波想 定) 4,森の木~本体施設 44 名 地域小規模 11 名 (定員 52 名)被虐待児童入所率(72.7%) 子育て支援事業(ショートステイ、トワイライト、里親レスパイトケア利用者増) ○苦情等 〇聴き耳頭巾相談~他児からの嫌がらせ、他児との関わり方がわからない、新任職員が疲れているのでは 〇保護者から~お金を盗まれそうになった、児相と施設のみで勝手に話を進めている 〇地域から~児童の暴力、万引き ○ヒヤリハット~車の事故(5 件)~安全運転マニュアルの周知、児童同士のトラブル~シェル分析を実施、 情報共有と今後の対応周知 ○ハラスメント委員会~投書箱の設置(投書 0 件) 5,滝尾保育園~158 名(定員 140 名)当局より待機児童対応のために、保育室面積に応じた人数の受入を依頼 ○ヒヤリハット~リスク委員会により、事故前のヒヤリ収集(園庭、室内、散歩等各場面での気づきを付箋に) 引き継ぎ時 ヒヤリハット、感染症、園児の体調等の報告 ○事故報告~シェル分析、全職員周知 ・左手肘脱臼(2 件) 、玩具の取り合いでキズ~病院受診 ○感染症等~インフルエンザ B、手足口病、りんご病、RS ウイルス、アデノウイルス、溶連菌、マイコプラ ズマ、ヘルパンギーナ等 ○ハラスメント委員会~ ・職場の人間関係、コミュニケーション能力、LINE による迷惑行為等 ○0・1 歳児入所希望増と保育士不足 6,明野しいのみ保育園~136 名(定員 138 名)待機(弟妹入所による受入不可) ○ヒヤリハット~事故や怪我につながりそうな事柄を付箋に記し事務室壁に添付~全職員への周知 ・怪我 園庭で転倒右肘骨折、室内で転倒打撲、滑り台でマットに手をつき左橈骨骨折 ○感染症等~滝尾保育園同様各種感染症発生、アタマジラミ発生 ○職員の状況~ 交通事故 3 件(右折のため停車・黄色信号で停車追突、右折車両から衝突) 協議 利用者家族から ・安心して預けられる。卒園児童が行っても温かく迎えてくれて子どもも喜んでいる。若い先生が増えてきたの でベテラン保育士も居ると良い。 ・事故が起きる前にチェックする取組が良い。 ・マイナンバーへの取組はどうなっているか~すでに特定個人情報取扱規程を整備し、現在具体的なフローを作 成している。所管庁への聞き取りも行ったが具体的取組は不明との説明であった。いずれにしても法人としては 規程に従い厳重な管理に努めたい。 ・休日の訪問者駐車場の確保、より温かさの感じられる施設運営をお願いしたい。 ・地域との連携と理念に掲げているが、これまで同様に連携してやっていただきたい。 ・和やかな雰囲気で、笑顔を絶やさず子どもに向き合っている。 ・提案を取り上げ理念を定めてサービス向上に取り組んでおり大変すばらしい。夢・理念・計画・実行・成果・ 努力という流れの中で施設の利用者が幸せになる。そのことで職員も誇りと自信を持つようになり、質的に高ま っていく。 ・ヒヤリハットの声を拾い上げるのは良い取組である。どこにリスクがあるか一番わかっているのは現場の職員、 その声を広い施設とどのように対応するかが大切。 ・マイナンバー制度は愚策だと思う、事業者任せでコストと責任が増大するだけ。今後所管庁での Q&A が出さ れると思うが、それを見ながら対応することが必要。 ・幼児を花火に招待した際、年上の子どもたちが幼い子を競争でだっこしている姿が大変微笑ましかった。 ・施設の卒園生は順調にいっているだろうか。~順調に推移している。就職している 1 名が消防士への夢のため に専門学校へ入学したいために準備をしている状況がある。 最後に「理念の具現化に向けた取り組みを進めるとともに、不断の見直しも必要と考えている。そのことで利 用者・ご家族の皆様の望む支援を充実して参りたい。さらに日常多忙な業務に従事している職員が幸せになるよ うな職場作り進めることが利用者の幸せにつながると考えている。また、他の法人施設の有り様も参考にさせて いただきながらさらなる高みを目指したい。 」との有松会長の言葉で運営委員会を終了した。