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柏崎市比角2丁目3番26号 阿部 尚義 建設業 51名 (内正社員/男性 45名・女性 6名) http://www.abekensetu.co.jp/ 経 営 理 念 仕事に、人に、自分に、誠実であり 創造性をもって進化していこう。 すべてのパートナーを尊重し、喜びを提供 し自己実現をおこなおう。 女性技術者の活躍が 当たり前になる世の中にしたい 代表取締役社長 代表取締役社長 能力を十分に発揮し、イキイキと元気に働ける職場を目指したい 地域の雇用の創出と安定に貢献する会社であり続けたい 岡田 巖さん ・ショック以降の不況下にあり、大手企業が軒並み採用を控えている リ ーマン 中で、優秀な人材を確保するには今がチャンスと我が社はとらえています。 生 まれ育った人たちが住み続けられる地域社会であってほしいという願いか ら、地域の雇用の創出と安定に最も力を注いでいます。そのため、創業当初 一昨年から人材募集を積極的に行っています。特に女性の採用に力を入れていま す。女性社員が増えてきたせいか、会社に活気が出てきました。また昨年からは 学生を対象に1DAYインターンシップや職場体験を受け入れています。我が社は 性別に関係なく個人の能力を発揮し、イキイキと元気に働ける職場づくりを目指し ています。現在2人の女性1級建築士がいますが、先輩に続けと若い人たちも頑 張っています。 から従業員の解雇はしない、現場の作業員は直接雇用すると決めています。もちろ ん、男女区別ない採用を心がけています。経営上厳しいときもありましたが、農業や 水産業などの他業種に挑戦しながら、雇用が維持できるように努めています。 やる気のある社員が活躍できる支援や環境を整える Close up 資格の取得をバックアップし、能力のレベルアップを図る 社 員には資格の取得を積極的に勧めています。通信教育を受けたり、資格取 得のため学校に通って挑戦する人もいます。学校に通う場合は就業時間を 短縮したり、土曜出勤を免除するなどの支援を行っています。この資格を取ったら 次はコレというように、自分で計画を立てながら挑戦しているようです。建築は男 性の仕事と思われがちですが、家の立て替えやリフォームを考えると、生活者とし ての女性の視点が欠かせません。多方面にわたる細かい心配りや流行への敏感 な対応などを活かし、女性社員には、ぜひインテリアコーディネーターの資格を取 得してもらい、今後も活躍してほしいです。 仕事とプライベートな活動が両立できるように支援する 結 婚・出産によって生活スタイルが変わりますので、仕事と家庭の両立は最大 の課題です。現社員の女性たちには仕事を辞めないでぜひ続けていってほ しいです。育児休業の問題だけでなく、高齢社会を迎えた今日では、社員の健康 管理も含めそれぞれの実状に合わせた、一番良いやり方で仕事を続けていける 環境をつくっていくことが大切だと考えます。普段から風通しを良くして社員が気 軽に相談に来られるよう、社員にはよく声をかけるようにしています。個人面談や OJ T制度を利用して、仕事の事に限らずプライベートな面までもフォローできるよ うコミュニケーションを図っています。 昨年 春 入社した ばかりで 会 社説 明 す。 会で訪問 した時、 女 性も働 きやすそ うで、会 社 の雰 囲 気 がとても 良かった でここに の 決めまし た。 住宅事業部 鈴木 理枝さん 妙高市白山町2-11-6 岡田 巖 建設業 64名 (内正社員/男性 50名・女性 11名) http://www.okadadoken.com/ 想-豊かさと潤いに満ちた地域社会の明日を想い 創-快適な住環境と豊かな都市空間を創造し 経 営 理 念 和 -誠意、信頼、ふれあいを何より大切にし 技-この街の人々の暮らしを守る基盤をつくり 夢-次の世代へつなぐ確かな街づくりをサポートします 明るく元気な会社をつくるには 女性たちの活躍が欠かせない 阿部 尚義さん 12 岡田土建工業 株式会社 所 在 地 代 表 者 業 種 従 業 員 数 HPアドレス ハッピー・パートナー企業取組事例集 ハッピー・パートナー企業取組事例集 株式会社 阿部建設 所 在 地 代 表 者 業 種 従 業 員 数 HPアドレス 最 近 子 どもが 生 まれたば かりです 。10 0日の 記 念日に 写 真を撮 ってきまし た。忙し い部 署で すが、気持 ちよく休 ませてい ただきまし た。 住宅事業部 ハウスプランナー 山田 雄司さん 1級建築士 本間 千絵さん ホ ームページで情 報 発 信するな ど、インターネットを活用した営 業や広告の仕事を担当しています。お 問い合わせいただいたお客様と図面 を基に打ち合わせをすることは、現場 の仕事とは違う難しさがあります。 職場では女性だから仕事がしにくい と感じたことはありません。先輩の女 性やスタッフと一緒に、お客様に喜ん でいただける仕事をしていきたいです。 もっと聴き耳 モ デルハウスではなく、お茶を飲みながら ゆっくりとライフスタイルを考えること ができる快適な空間を提供したい―そんな 思いから 「DB cafe」は誕生しました。スタッ フは女 性4名で す。店 内 のイン テリアはもちろ ん、メニュー や BGM、さ ら に はセミナーの企 画など、女 性ス タッフそれぞれ の意見を取り入 れながら運営し ています。 全面的に支援するというのはごく当た 一 生懸命やりたい人や努力する人には、 り前のことだと考えています。熱意や能力のある人をパートから正社員に登 用する、資格取得にかかわる費用を全額負担するなど、社員のやる気を応援する 体制を整えています。 男女の差を意識したことはありませんが、最近は、土木や建築に関する資格に 挑戦して一発で合格したり、優良技術者に選ばれたりする女性が出てくるなど、め ざましい女性の活躍に一目置いています。 女性技術者が現場で仕事をするには、体力や力仕事の面など困難なときもあり ますが、そんなときは男性職員が力を貸すなど、助け合いの関係で乗り越えている ようです。男性の多い業界なので、女性技術者だけで構成される部会などもあり ますが、 “女性技術者”と敢えて謳わなくても、それが当たり前になる社会を実現 したいものです。 やすい環境をつくる 日常的なコミュニケーションやお互いへの配慮が働き 全社員の顔を見ながら仕事をしたいと社長席はフロアの 先 代社長の頃から、 一角にあります。また、総務、工務、事務から営業までワンフロアに部署をま とめることで、仕事が円滑に進行できるとともに、社員のコミュニケーションが日 常的に行われています。そのため、忙しく手が足りないときなどは、すぐ快く手伝い にいくなど、それぞれの個性を活かしながら助け合い、支え合う風土が培われて います。日々の何気ない声かけや互いの状況を察しながら働くことの積み重ねが、 働きやすい職場環境をつくると考えています。 会 社の 資格取得 の支援を 受けて、2 級 取り、住宅 建 築士の資格を の図面を 描く仕事 をしていま す。今は1 級 建築 士を目指 していま す。 工務部建築課 岡田 陽子さん 地元で 働きたい と当社 に転職しました。 家 庭と両立 しながら、自分の 能力を活か したやりがいのあ る仕事を しています。 Close up 工務部工務課 霜鳥 千鶴子さん パ ートの事務員から正社員に登用し てもらいました。忙しいときに測 量や工事の写真撮影など現場の仕事 を手伝うことで、土木の仕事への興味 が強くなり、2級土木施工管理技士を 取得し、現場監督の仕事を担うように なりました。その後、1級土木施工管理 技士も取得し、平成20年に担当した工 事が新潟県優良工事を受賞、自らも優 秀技術者に選ばれました。今は技術士 の資格取得に向けて、頑張っています。 もっと聴き耳 雇 用維持のために始めた農業事業では、 白菜やキャベツ、玉ねぎなど様々な野菜 をつくっています。収穫体験ツアーを企画した り、地元小学校の子どもたちの農業体験を受 入れるなど、農業を通じた地域貢献にも取り 組んでいます。喜ばれることも増え、社員の生 きがいや働きがいにもつながっています。 工務部建築課 設計施工管理 星野 直さん 13