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文化観光局

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文化観光局
予 算 審 査 特 別 委 員 会 記 録
開催日時
開催場所
出席委員
欠席委員
出席理事者
傍聴者
議 事
< 地域振興部・
地域振興部 ・ 文化観光局・
文化観光局 ・ 平城遷都1300
平城遷都 1300年記念事業推進局
1300 年記念事業推進局>
年記念事業推進局 >
平成 22 年 9 月 29 日 ( 水 )
10 : 03 ~ 12 : 03
第 1 委員会室
10 名
井岡
正徳
委員長
藤野
良次
副委員長
大国
正博
委員
田中
惟允
委員
浅川
清仁
委員
中野
明美
委員
粒谷
友示
委員
今井
光子
委員
中村
昭
委員
山下
力
委員
窪田
副知事
稲山
総務部長
影山
地域振興部長
廣野
文化観光局長兼平城遷都 1300 年記念事業推進局長
なし
ほか 、 関係職員
なし
9 月定例県議会提出議案 について
< 会議の
会議 の 経過>
経過 >
○ 井岡委員長 ただいまから 本日 の 会議 を 開 きます 。
なお 、 くらし 創造部 、 産業 ・ 雇用振興部 の 審査 で 、 山下委員 から 請求 のありました 資料
をお 手元 にお 配 りしておりますので 、 よろしくお 願 いします 。
本日 は 、 社団法人平城遷都 1300 年記念事業協会 の 田中事務局副局長 、 中芝交通 ・ 安
全 ・ 会場 サービス 担当次長 、 中山県内 ・ 広域事業担当局長 に 参考人 として 出席 していただ
- 1 -
いておりますので 、 よろしくお 願 いします 。
それでは 、 日程 に 従 い 、 地域振興部 、 文化観光局 、 平城遷都 1300 年記念事業推進局
の 審査 を 行 います 。
議案 について 、 地域振興部長 、 文化観光局長兼平城遷都 1300 年記念事業推進局長 の
順 に 説明願 います 。
○ 影山地域振興部長
よろしくお 願 いいたします 。
それでは 、 地域振興部関係 の 議案 につきましてご 説明 をさせていただきます 。
地域振興部関係 の 議案 でございますが 、「 平成 22 年度一般会計特別会計補正予算案 そ
の 他 」 の 資料 でございます 。 今回 の 提案 の 議案 のうち 、 議第 51 号 、 平成 22 年度奈良県
一般会計補正予算 ( 第 1 号 ) の 地域振興部関係分 の 3 件 でございます 。 その 説明 につきま
しては 、 別 の 資料 でさせていただきたいと 存 じます 。
お 手元 の 資料 、「 平成 22 年度 9 月補正予算 の 概要 」 に 基 づきましてご 説明 をさせてい
ただきたいと 存 じます 。 3 ページ 、 8 教育 の 充実 、 東 アジア ・ サマースクール 企画運営事
業 をごらんいただきたいと 存 じます 。 予算額 は 864 万円 でございます 。 平城遷都 130
0 年祭 で 培 いました 日中韓 の 友好 と 信頼 を 未来 に 継承 する 形 で 、 アジア で 将来 、 中心的 な
役割 を 担 う 人材 を 育成 するため 、 日中韓各 10 名程度 、 合計 30 名程度 の 学生等 を 対象 に 、
宿型セミナ
宿型 セミナ ー 、 東 アジア ・ サマースクール の 実 施 を 予定
しております 。 こ のため 、 カリキュラム の 企画 、 講師 の 選 定 と 調整 等 、 開 催 の 準備 に 着 手
平成 23 年夏 に 約 2 週間 の 短期合
したいと 存 じます 。
市町 村 支援及び
支援及 び 協 働 の 推進 、 市町 村振興 臨時 交 付金 をごらんいた
だきたいと 存 じます 。 予算額 は 11 億 円 でございます 。 日本 経済 には 景気 回 復 の 動 きが 見
られると 言 わ れている も のの 、 東部 、 南 部地域 をはじめ 、 奈良県 の 情勢 は 依然 として 厳 し
く 、 県内 の 地域 格差 を 埋 める こ とは 県全 体 の 活性 化 につながる 重 要 課題 と 認識 しておりま
す 。 今 後 の 景気動向や
景気動向 や 政府 の 地 方財政 対 策 も 不 安定 な 状況 にあり 、 本県 財政も
財政 も 慎重 な 運営
が 求 められている 中 ではございますが 、 県全 体 の 活性 化 を 促 すために も 、 過疎 地域 な ど 条
件 不利 地域 や 財政状況 が 悪 いな ど の 理由 により 追加投 資 が 困難 な 市町 村 に 対 し 、 地域 活性
化 に 向 け て 市町 村 みず からが 知 恵 を 生 かす こ とができる 交 付金制 度 を 創 設 する も のでござ
います 。 対象団 体 は 2 7 市町 村 で 、 交 付金 額 の 総額 は 先 ほ ど 申 しました 11 億 円 でござい
ます 。 地域 の 課題 を 解消 するため 、 市町 村 が 平成 22 年度 に 補正予算 措置 を 講 じて 実 施 す
る 事業 を 対象 として 考 え ております 。
それから 、 次 に 、 11
- 2 -
続 きまして 、 12 中 南和 ・ 東部地域 の 振興 、 地域 情報 ス テ ー ション 運営事業 、 ふ るさと
雇用 、 公募 をごらんいただきたいと 存 じます 。 予算額 は 7 2 7 万 1 , 000 円 でございま
す 。 継 続 的 な 雇用 機 会 を 創出 する ふ るさと 雇用 再 生特別対 策 事業 の 一 環 として 、 黒滝 村 の
NPO 法人 、 和 と 書 きまして 、 なご み と 読 み ますが 、 和 の 提案 を 受 け まして 採択 した 地域
振興提案事業 でございます 。 こ の 事業 は 、 テレ ビ 電話シ
電話 シ ス テム を 活 用 した 高齢者 等 の 生 活
相談へ
相談 へ の 対 応 や 安 否確認 等 を 行 う 生 活支援 を 黒滝 村 において モデ ル として 実 施 する 事業 で
ございます 。
債 務 負 担行 為 の 補正 でございます 。 ただいま 説明 させていただきまし
た 地域 情報 ス テ ー ション 運営事業 でございますが 、 ふ るさと 再 生特別対 策 事業 に 係 る 委 託
契 約 の 要件 が 、 雇用期間 が 平成 23 年度 までの 継 続 とな っ ておりまして 、 こ の 要件 の 確保
のために 平成 23 年度 において 債 務 負 担 を 行 う も のでございます 。 債 務 負 担行 為 額 は 1 ,
454 万 1 , 000 円 でございます 。
以上 でございます 。 よろしくご 審議 のほ ど お 願 い 申 し 上 げ ます 。
○ 廣野文化観光局長兼平城遷都1300
廣野文化観光局長兼平城遷都 1300年記念事業推進局長
1300 年記念事業推進局長 それでは 、 地域振興部 に 引
き 続 きまして 、 文化観光局関係 の 議案 についてご 説明 いたします 。
ま ず 、 文化観光局 の 議案 でございます け れ ども 、「 平成 22 年度一般会計特別会計補正
予算案 その 他 」 の 資料 、 議第 51 号 、 平成 22 年度奈良県一般会計補正予算 ( 第 1 号 ) の 文
化観光局関係分 の 2 件 、 それから 、 議第 62 号 、 権利 の 放棄 についての 1 件 でございます 。
順 序 といたしまして 、 その 他議案 の 方 から 先 にご 説明 させていただきたいと 思 っ ておりま
次 に 、 4 ページ 、
す。
ず 、「 平成 22 年度一般会計特別会計補正予算案 その 他 」 資料 の 25 ページ 、 議第 6
2 号 、 権利 の 放棄 についてご 説明 申 し 上 げ たいと 思 います 。 奈良県 が 出資 をしております
第 三 セ ク タ ー の 吉 野 熊 野観光開 発株式 会社 に 対 する 大 台 ロッ ジ 建設 資 金貸付金 につきまし
て 、 同 社 の 清算 結了時 に 記 載 の 金 額 に 係 る 権利 を 放棄 する こ とにつきまして 、 地 方自治 法
第 96 条 第 1 項 第 10 号 の 規 定 に 基 づき 議 決 を 求 める も のでございます 。
県 は 吉 野 熊 野観光開 発株式 会社 に 対 しまして 、 過去 3 回 、 施設建設 資 金 等 を 貸 し 付 け て
おります け れ ども 、 現在 、 利息 を 含 めまして 合計 1 億 2 , 9 7 5 万円 の 貸付残高 がござい
ます 。 当社 につきましては 、 大 台 ヶ 原周辺 の 登 山 道 の 崩落 等 により 宿泊客も
宿泊客も 減少傾向 が 続
きまして 、 単 年度 黒字 化 を 目指 して 経 営 改善 の 努 力 をしておりました け れ ども 、 今 後 も 経
営 環境 が 非常 に 厳 しく 黒字 化 が 困難 だという 結論 に 至 りまして 、 去 る 7 月 7 日 に 開 催 され
ま
-
3-
株主 総会 において 解散 の 議 決 をしたと こ ろでございます 。 当社 は 多 額 の 負債 を 抱 え まし
て 、 現在 清算手 続 中 という 状況 下 にあ っ て 、 県 に 貸付金 を 返還 する 資産 も ない 状況 でござ
います 。 権利放棄 の 理由 といたしましては 、 当社 の 資産 状況 から 当社 には 債 務 を 返済 する
能 力 はなく 、 債権 回 収 が 不可能 にな っ たというのが 理由 でございます 。 県 といたしまして
はま こ とに 遺憾 ながら 、 早 期 の 清算手 続 を 迅速 に 進 めまして 、 ひ いては コ ス ト 負 担 の 軽減
を 図 りたい 中 で 、 当 該貸付金 の 残高 を 放棄 しようという 案 でございます 。
以上 のとおり 、 当 該 議案 についてよろしくご 審議 をお 願 い 申 し 上 げ ます 。
また 、 補正予算案 です け れ ども 、 お 手元 の 資料 の 「 平成 22 年度 9 月補正予算 の 概要 」
を 見 ていただきたいと 思 います 。
ま ず 、 1 ページ 、( 1 ) の 歳入歳 出補正予算 ② 歳 出予算 の 概要 、 2 観光 の 振興 でござい
ます 。 バリ ア フリ ー 観光案内 所設置 事業 、 ふ るさと 雇用 、 公募 をごらんいただきたいと 思
います 。 予算額 が 1 , 160 万円 でございます 。 こ れにつきましては 、 奈良 市 内 に バリ ア
フリ ー 観光案内 所 を 設置 いたしまして 、 介護 の 必 要 な 高齢者や
高齢者 や 障害 のある 方 々 の 観光 に 対
する サ ポ ー ト として 、 観光 相談窓口 にお け る 観光 施設 な ど の バリ ア フリ ー 情報 の 提 供 、 ま
た 支援 ス タッフ による 旅 行中 の 食 事 な ど の サ ポ ー ト 、 観光 の プランニング な ど を 実 施 して
た
まいる 事業 でございます 。
新 たな ツ ール を 用 いた 観光 魅 力 向上 事業 、 ふ るさと 雇用 をごらんいただきたいと
思 います 。 予算額 が 1 , 113 万 4 , 000 円 でございます 。 こ れは 立 ち 乗 り 電動二輪車
電動 二輪車 、
セグウェイ
セグ ウェイ と 申 します け れ ども 、 その セグウェイ
セグ ウェイ を 活 用 いたしまして 馬 見 丘陵公
丘陵 公 園 等 の 観
光 施設 内 の 移 動 を 支援 する こ とにより 、 観光地 としての 魅 力 を 向上 させてまいりたいとい
う こ とでの 事業化 でございます 。 こ れらの 事業 につきましては 、 ふ るさと 雇用 再 生特別基
金活 用事業 として 実 施 していきたいと 思 っ ております 。
続 きまして 、 4 ページ 、( 2 ) 債 務 負 担行 為 補正 でございます 。 ただいま 説明 させてい
ただきました バリ ア フリ ー 観光案内 所設置 事業 と 新 たな ツ ール を 用 いた 観光 魅 力 向上 事業
でございます け れ ども 、 雇用期間 が 平成 23 年 まで 継 続 するため 、 平成 23 年度 において
債 務 負 担行 為 を 行 う も のでございます 。 それ ぞ れ 債 務 負 担行 為 額 は 、 バリ ア フリ ー 観光案
内 所設置 事業 が 2 , 7 3 7 万円 、 新 たな ツ ール を 用 いた 観光 魅 力 向上 事業 が 2 , 195 万
3 , 000 円 でございます 。
以上 でございます 。 よろしくご 審議 のほ ど お 願 い 申 し 上 げ ます 。
○ 井岡委員長 それでは 、 ただいまの 説明 、 またはその 他 の 事 項 も 含 めて 、 質疑 等 があれ
次に、
-
4-
ば ご 発言 願 います 。
○ 中村委員 簡 単 に 何点 かを 。 ま ず 1 点 目 は 、 知事 が 積極 的 に A P EC の 観光大 臣 会合 、
あるいはまた 天皇陛 下 をお 迎 え しての 平城遷都 1300 年祭 も 佳 境 に 入 っ てお っ て 、 特 に
東 アジア 諸 国 との 交 流 に 力 を 入 れ 、 奈良県観光 に 非常 に 力 を 注 いで 、 一定 以上 の 成 果 が 得
られておる も のと 思 っ ております 。
そんな 中 で 、 県 が 去 年 、 中国 、 韓国 を 含 め 、 東 アジア 諸 国 に 参 加 を 呼 び か け て 、 今回東
アジア 地 方政府 会合 が 実 現 した わけ でございますが 、 9 月 2 7 日 の 県 の 発 表 によりますと 、
西 安 市 と 甘粛省 の 1 市 1 省 が 不 参 加 だと 、 急 に こ ういう 話 があ っ た わけ です 。 多 分 こ れは 、
今 、 国内 を 騒 がせておる 尖閣諸島 、 釣魚島 の 日本 の 巡視艇 と 中国 漁船 の 衝突 に 端 を 発 した
も のだと 思 います 。 そ こ で 、 一 昨 日 も 鳥取 県 の 小 中学生 が 、 中国 に ホ ー ム ス テ ィ する 際 の
児童 の 安全 が 確保 されないという こ とで 中 止 にな っ たという 報道も
報道 も されました 。 シ ルク ロ
ー ド を 通 じて 非常 に 中国 や 韓国 、 また 観光 客 の 受 け 入 れ 等 々 も 含 めて 、 こ れからの 日本 と
の 関係 は 非常 に 大事 だと 思 うのです 。
そ こ で 、 こ のような 急 な 中 止 に 対 して 、 参 加 を 呼 び か け た 奈良県 として ど のように 対 処
をされるのか 、 そ こ のと こ ろをお 聞 きしたいと 思 います 。
2 点 目 は 、 市町 村振興 臨時 交 付金 、 こ れは 総額 11 億 円 で 単 年度 限 りという こ とであり
ました 。 今日 、 市町 村 が 当 面 しているさまざまな 課題 がある わけ です け れ ども 、 担当 原課
として 市町 村 支援 の 実 を 結 ぶ ために 、 本当 に 市町 村 の 財政 を 補 助 し 、 市町 村 が 生 き 生 きと
してそれ ぞ れの 市町 村 経 営 にかか わ れるような 財政 的 支援も
支援 も 含 めて 、 県 としての 大 きな 役
割 とは 一 体 何 であるのか 、 ど のように 考 え ておられるのかお 聞 きしたいと 思 います 。
第 3 点 目 は 、 知事 が 耳 成 高 校跡 地 に 農 産 物直売所
物直売 所 と 観光案内 所 を 設置 したいと 、 本会議
の 答弁 で 述 べ られましたが 、 私 からしますと 唐突 な 感 がする わけ でございます 。 今 、 工 場
誘致 、 医療 の 問 題 、 そして 観光振興 、 こ の 3 つが 奈良県 政 の 柱 だと 思 っ ているのです け れ
ども 、 こ の 観光案内 所 は ど のような も のであるのか 、 ど ういう 規 模 で 何 を 想 定 して 、 ど の
ような 観光案内 所 をつくろうとされておるのか 。
それと 、 奈良県内 に 現在 まで 観光案内 所 と 言 わ れる も のが ど れ ぐ らいあるのか 。 昨 今 、
新 聞 、 テレ ビ 、 雑誌 、 イ ンタ ー ネ ット を 含 めて 、 いろんな 案内 、 奈良県 の P R もや られて
おる わけ で 、 それに 加 え て ど のような 観光案内 所 であるのかです ね 、 それと 同 程度 の 観光
案内 所 が 今 、 奈良県 に ど ういう も のがあるのか 、 それと 比較 して ど のような も のを 考 え て
おられるか 、 その 3 点 についてお 願 いします 。 以上 です 。
-
5-
○ 廣野文化観光局長兼平城遷都1300
廣野文化観光局長兼平城遷都 1300年記念事業推進局長
1300 年記念事業推進局長 東 アジア 地 方政府 会合 の 件
と 耳 成 高 校跡 地 の 観光案内 所 の 件 につきまして 答弁 させていただきます 。
ま ず 、 東 アジア 地 方政府 会合 について 、 いろいろご 心配 をおか け いたしまして 申 し わけ
ございません 。 現在 まで 参 加 予定 でありました 甘粛省 、 西 安 市 、 揚州市
揚州 市 から 欠 席 の 連絡 が
あ っ た こ とは 事実 でございます 。 その 理由 といたしましては 、 甘粛省 はご 存 じのとおり 、
土石流 等 へ の 対 応 という こ とで 聞 いておりますし 、 揚州市
揚州 市 につきましては 、 中国 の ルール
で 幹 部 の 海外渡航 は 年 に 1 回 という ルール がございまして 、 上 部 組織 から 渡航許可
渡航許 可 がおり
なか っ たという こ とでございます 。 こ の 揚州市
揚州 市 につきましては 、 同 様 の 理由 により 、 市 長
や 副 市 長 の ア メ リカや
リカ や 韓国 へ の 渡航も
渡航 も 認 められなか っ たという こ と も 聞 いております 。 西
安 市 の 理由 は 明 らかではございません け れ ども 、 い ず れ も 尖閣諸島問題
尖閣諸島問題 とは 聞 いておらな
いと こ ろでございます 。 その 他 、 当 初 から 出席 を 表 明 していただいております 中国中 央 政
府 については 、 5 地 方政府 でございます け れ ども 予定 ど おり 出席 いただ け ると 確認 してい
ると こ ろでございます 。
なお 、 東 アジア 地 方政府 会合 につきましては 、 当 然 日中 2 国間 の 会合 ではございません
ので 、 複数 国 の 中 央 政府 が 集 まる マル チ の 会合 と 思 っ ております 。 中国中 央 政府 の 欠 席 が
仮 に ふえ まして も 、 県 としては 開 催自体 に 影 響 しないと 考 え ておると こ ろでございます 。
当 然 、 引 き 続 き 中国 はじめ 各国 から 出席予定 の 中 央 政府 と 連絡 を 密 にいたしまして 、 東 ア
ジア 地 方政府 会合 が 円 滑 に 開 催 できるよう 、 万全 の 準備 をして 進 めていきたいと 思 っ てお
ります 。
耳 成 高 校 の 件 ですが 、 具 体 的 な 観光案内 所 の こ と 等 、 今 、 承知 しておりません け
れ ども 、 基本的 には 耳 成 高 校跡 地 につきましては 中 和 幹線 に 接 しておりますし 、 南 北 の 幹
線 に も 近接 している 非常 にいい 立 地 条 件 にあると 思 っ ています 。 そういう 中 で 、 今 、 農 に
関 する 地域 のに ぎ わ いを 創出 していくような 施設 の 中 に 、 当 然 観光案内 なり 観光 情報 な ど
を 発 信 していく 施設 が 併 設 される こ とについては 、 観光振興 にと っ て 非常 に 有意義 だと 考
え ております 。 そうした こ とで 、 同 跡 地 の 運 動 場部分 を 活 用 いたしまして 、 食 ・ 農 ・ 観 と
い っ た コンセプト な ど を 設 定 いたしまして 、 今 後 民 間 公募 により 施設 を 誘致 する 方向 で 検
討 していく こ ととな っ ております 。 文化観光局 といたしまして も 、 観 の パ ー ト につきまし
て 観光振興 に も 資 する 施設 となるという 視点 で 、 今 後 、 総務部 な ど と も 連携 いたしまして 、
具 現 化 に 向 け て 検討 していく 状況 でございます 。
○ 長岡市町村振興課長 市町 村 の 支援 についてのお 問 い 合 わ せがありました 。
次に、
-
6-
市町 村振興 臨時 交 付金 は 、 地域振興部長 から
も 趣旨 を 説明 いたしました け れ ども 、 今 非常 に 困 っ ている 市町 村 に 臨時 的 に 措置 する も の
でございます 。 市町 村 支援 の 大 きな 考 え 方 といたしましては 、 全国的 に 見 まして 本県 市町
村 は 非常 にしん ど いというのが 事実 でございますので 、 ま ず 、 県 と 市町 村 の 協 働 の 取 り 組
み を やっ てい こ うと 考 え ております 。 その 中 で 自 律 と 補 完 を 原 則 にし 、 市町 村 に 頑張っ
頑張 っ て
いただく こ とは 頑張っ
頑張 っ ていただくし 、 県 ができると こ ろは 一生 懸命支援
懸命 支援 をしようという 形
でございます 。 こ れは 平成 20 年 、 平成 21 年 と 2 年間 にか け まして 県 と 市町 村 の 役割分
担 を 踏 ま え ました 支援 のあり 方 と 、 知事 からは 奈良 モデ ル という 形 で 宣伝 をしていただい
ており 、 そういうまとめをさせていただきました 。 今年度 は 10 業務 、 県 と 市町 村 が 協 働
で 課題 の 解決 に 向 け ての 検討 を 進 めておると こ ろでございます 。
その 他 具 体 的 な 支援 といたしましては 、 財政 の 非常 に 苦 しいと こ ろには 早 期 健 全化団 体
へ の 無 利 子 貸付金 、 それから 行 財政改善検討
財政改善 検討 会 にお け る 具 体 的 な 課題 の 解決 というような
こ とで 、 市町 村 と 協 働 して 検討 しております 。 さらに 、 市町 村 の 情報 を 県 がまとめて 情報
発 信 をするという こ と もやっ ております 。
それから 、 市町 村 の 分 析 ・ 情報発 信 につきまして も 県 は 積極 的 に 絡 んで 、 自 ら 市町 村 の
現状 を 認識 して も らおうという 形 で 情報 提 供 をさせていただいてます 。
さらに 、 知事 と 市町 村長 による サ ミット の 開 催 でございますとか 、 県 と 市町 村職員 の 相
互派遣研修 な ど を 実 施 いたしまして 、 情報 の 共有 化 や 人材 の 育成 支援 等 、 幅 広 く 市町 村 を
支援 する 取 り 組 み をしていると こ ろでございます 。 こ のような 取 り 組 み を 進 めまして 、 県
全 体 として 元 気 な 地域 にな っ ていただきたいという 思 いで 市町 村 を 支援 をしていると こ ろ
でございます 。 以上 でございます 。
○ 中村委員 1 点 目 の 市町 村 支援 です け れ ども 、 も う こ れは 言 い 尽 くされており 、 各 市町
村 には 課題 がそれ ぞ れある わけ なのです 。 いつまで も 市町 村 と 協議 して 検討 をする 段階 で
はなくて 、 今日 の 赤 字再建 団 体 も 含 めた 2 7 市町 村 には 、 それ ぞ れの 課題 が み んなある わ
け です 。 だからそれを ど うしてあ げ るのかが 、 緊急 の 課題 なのです 。 そ こ で 県 が 市町 村 を
助 成 する 中 身 を ど うするのかが 今一 番 大事 なのです 。 協議 とかをする 段階 ではないのです 。
そ こ で 、 困 っ ている 市町 村 に 補正予算 で 実 施 しようと 、 11 億 円 単 年度 限 りというのが
今 の 説明 です け れ ども 、 県 は 、 こ の 市町 村 には 何 が 一 番 今 問 題 なのかは も う 既 に わ か っ て
いる わけ なのです 。 だからそれに 対 して 、 県 が 奈良県 の 全般 を 考 え て 、 こ の 件 に 関 しては
や はり 県 が 助 成 をしてあ げ なくてはならないと 、 こ ういう 時 代 に 来 ている わけ です 。 こ れ
今回 、 補正予算 に 出 させていただきました
-
7-
私 の 見解 です 。
そ こ で 、 本会議 で も 申 し 上 げ ましたように 、 例 え ば 産業 廃 棄 物 の 最終処 分場 をだか え る
市町 村 は 、 車両 の 通行 とか 臭 気 対 策 や いろんな こ とにご 苦労 をなされている わけ です 。 条
例 改 正 がない 限 り 、 こ れは 補 助 できないのです 。 そういう こ とは や はり 、 市町 村全 体 の 中
で も 大 きな 問 題 ではないかという こ とで 交 付金 をとりあ げ たのです 。 鳥獣被害
鳥獣被 害 対 策 におい
て 、 猟 友会 に 協力 を も ら っ て も なかなか イノシシ
イノ シシや
シシ や 猿 の 駆除 が 進 まない わけ で 、 対 策 のた
めのお 金 がない わけ です 。 こ ういうと こ ろにお 金 を 出 しまし ょ うという こ とで 、 例 え ば 、
福祉 の 部 門 では 、 診療報
診療 報 酬 改 定 や 介護 職員 処遇改善
処遇 改善 交 付金 な ど がありましたが 、 それで も
空 き ベ ッ ド 問 題 がなかなか 解消 しないのは 、 看 護師 が 充 足 されないからです 。 だからそう
いうと こ ろにめり 張 りをつ け て 助 成 す べ きだと 思 うのです 。 こ の こ とについては 、 今日 の
総 括 で 知事 にお 伺 いをしますが 、 も し 何 か 担当 原課 としてご 意 見 があれ ば お 話 をお 願 いし
たいと 思 います 。 こ れが 第 1 点 です 。
次 に 、 東 アジア 諸 国 との 交 流 の 問 題 です 。 現在も
現在 も 中国 や 韓国 からの 観光 客 が 多 い わけ で 、
こ れから 観光 に 力 を 入 れていくという こ とだが 、 奈良県 にほとん ど 泊 ま っ ていない わけ で
す 。 奈良県 は 観光 だ け で 、 や はり 京 都 や 大 阪 の 他 府 県 に 宿泊 している わけ です 。 宿泊 力 の
強 化 を 言 っ ているが 、 み んな 他 府 県 へ 持 っ ていかれている わけ です 。 それと 、 日本 の 歴史
を 考 え て も 、 東 アジア の 諸 国 と シ ルク ロ ー ド も 含 め 友好関係 を 保 ち 、 そして 観光 に も 来 て
も らう 、 お 互 いに 人 の 交 流 をする 中 で 、 国 際 関係 上 、 約 束 をしておいて 急 に 開 催 間 近 にな
っ て 行 け ないと 。 確 かに 災 害 の 問 題 がありました 。 しかし 急 に 行 け ないというのは 、 こ れ
は 外 交 上 、 非 礼 な 問 題 です 。 尖閣諸島問題
尖閣諸島問 題 が 影 響 しているというのが 、 当 然 考 え られる わ
け です 。 先 ほ ども申
ども 申 し 上 げ ましたが 、 鳥取 県 の 小 中学生 が 、 こ れで も う 中国 へ 行 かない わ
け です 。 取 り や めにな っ たと 。 しかし 、 日中関係 や 日韓関係 は 続 け ていかな け れ ば い け な
いという 前 提 になれ ば 、 開 催 国 として 、 例 え ば 西 安 市 に ど うなのですかと 、 返 事 が 来 たか
らそのままにしておくのではなくて 、 開 催 国 の 責任 として 西 安 市 に 対 して ど うしてなので
すかと 、 ど うして 来 てくれないのですかと 、 当 然 折 り 返 し 検討 を 求 める 努 力 をしないとい
け ないと 思 うのです 。 こ れが 本当 の 真 の 日中友好 だと 思 うのです 。 お 互 いに 緊張感 を 持 っ
て 、 言 う べ きは 言 うのが 互 恵 関係 です 。 それが 、 メ ール で 返 事 が 来 たからそうですかと 、
そんな 軟弱 な こ とでは 、 今 の 日本 政府 の 軟弱外 交 に 共 通 する わけ で 、 そんな こ とはま ね し
なくてよろしい 。 奈良県 としての 主体性 を 持 っ て やっ て も ら わ ないとだめだ 。 だから 私 の
言 いたいのは 、 今 後 の 日中関係 において も 、 当 然不 参 加 の 理由 を 確認 して 、 な ぜ なのです
は
-
8-
こ とを 返 信 して 、 きち っ とした 互 恵 関係 をつくるのに 県 は ど のような アク ション
を 起 こ そうとするのか 、 起 こ さな け れ ば い け ないと 思 っ ている わけ です け れ ども 、 その こ
とについて 答 え てください 。
も う 1 点 は 観光案内 所 です け れ ども 、 農 産 物 の 直売所
直売 所 の 中 に 観光案内 所 を 入 れると 言 っ
ているが 、 現 に 奈良県 の 観光案内 所 的 な も のが どこ に 何 カ 所 あるのですか 。 それと 、 ど の
程度 の 違 いがあるのかを 聞 きたい わけ であります 。 今 の 観光 は 、 新 聞 、 マス コミ な ど で 県
も 宣伝 を やっ ている 。 ただ 単 に 、 ここ に 神 社 がございます 、 ここ に 行 け ば こ んなす ば らし
いと こ ろがございますという 既 存 の 観光案内 所 であるのか 。 私 はそうではないと 思 うので
す 。 お 寺 、 奈良 の 大 仏 さん 、 こ れ も いいのです 、 しかし こ れからの 観光 というのは 、 個 人
がその 場 に 行 っ て 、 や はり 心 に 響 く も の 、 もっ と 言 え ば 、 大 和 は 国 のまほろ ば 、 たたなづ
く 青垣 というように 、 日本人 の 心 の ふ るさとを 感得 、 体 感 できる 、 勉強 できる 、 こ のよう
な 観光 を こ れから 奈良県 が 目指 す べ きだと 思 うのです 。
今 、 平城遷都 1300 年祭 を やっ ておりますが 、 こ れ もこ としで 終 わ ります 。 ポ ス ト 1
300 年祭 の 観光 は 古 事記 や 万 葉集 と 明日 香 を 中心 にしてと 、 知事 がお っ し ゃ っ ていまし
たが 、 まだその 内 容 は こ れからです 。 7 12 年 に 古 事記 が 編 さんされて 、 古 事記 の 編 さん
者 の 趣旨 とか 権 力 者 の 思 い も あります 。 だから 、 古 事記 がす べ てがその 内 容 の 記 述云々
述云 々 と
は 申 しません 。 しかし 、 古 事記 なり 日本 書 紀 は 日本 の 一 番古 い 書 物 なのです 。 だから こ そ 、
そ こ に 書 かれている 神 話 も 含 めて 、 日本全国 の 中 で 奈良県 にしかない 我 々 の 先 祖 の ルー ツ
なり 、 そのような も のを 包括 した 県 が 、 本当 に こ の 奈良県 なのです 。 その 一 つが 、 先 般 か
ら 申 し 上 げ ている 纒 向遺跡
向遺 跡 であり 、 大 型建物群
型建 物群 が 出 てきました 。 こ れは 九州 の 吉 野 ヶ 里 遺
跡 に 匹敵 するというより も 、 卑弥呼
卑弥 呼 の 近 畿 説 を 非常 に 現 実化 してくる わけ です 。 かつて 平
成 5 年 に 京 都 で 青 銅鏡 が 発見 され 、 あれに も 号 が 入 っ ていた わけ です 、 青 龍 3 年 と 。 年号
入 りの 鏡 が 発見 されたのは 初 めてなのです 。 こ れは 魏志倭 人 伝 において 、 卑弥呼
卑弥 呼 が 中国 か
ら 鏡 を も ら っ た 年 代 より も 、 も う 少 し 前 の 年 代 ですが 、 という こ とは 、 卑弥呼
卑弥 呼 の 纒 向 説 は
まさに 補 強 されてきておる わけ なのです 。 こ ういう も のを こ れからの ポ ス ト 1300 年祭
の 目 玉 として やっ ていくのだ っ たら 、 例 え ば 仏 教 伝 来 の 地 、 芸 能発祥
能発 祥 の 地 、 天皇陛 下 らの
前 で 野 見宿禰
見宿 禰 と 当 麻蹶速
麻蹶 速 が 桜 井 で 大 相 撲 天 覧試 合 をした 、 日本 で ここ にしかない も のは 、
奈良県 の 桜 井 を 中心 とする 、 つまり 大 和 王 権 、 だから 大 和 王 権 の 時 代 に 光 を 当 てる べ きな
のですよ 。 なら ば 、 それらを 宣伝 するような 観光案内 所 であ っ てほしいし 、 ある べ きなの
です 。 そうすると 、 今 、 遣唐使
遣唐 使 船 で 行 っ ている 音 と 映像 ですが 、 そ こ に 行 け ば 先 祖 の 13
かという
-
9-
前 の 時 代 の 遣唐使
遣唐 使 の 苦労 された 方 々 の 心 が 思 い や られるような 、 映像 と 音 と 光 によ
っ て 、 そ こ に 行 け ば 日本人 の 歴史や
歴史 や ルー ツ に 会 え る 、 そして 我 々 の 先 祖 の こ とが 聞 け る 、
こ ういう こ とが わ かるような 観光案内 所 である べ きだと 思 うのです け れ ども 、 その 所 感 を
聞 いて 、 総 括 で 知事 に 申 し 上 げ ますが 、 その 3 点 、 も う 一度 。
○ 影山地域振興部長 市町 村 の 支援 につきましては 、 先 ほ ども申
ども 申 し 上 げ たのですが 、 協 働
し 、 一 緒 にな っ て やっ ていく こ とを 基本 に 、 市町 村 に 課題 に 目 を 向 け ていただく 、 それに
対 して 取 り 組 んでいただく こ とが 大事 で 、 首 長 さんとほ ぼ 毎 月 、 知事 が 話 し 合 いを 持 たせ
ていただいて 、 そういう 機 運 ができ 上 が っ てきたと 考 え ております 。
その 上 で 、 今回 の 市町 村振興 臨時 交 付金 を 創 設 した わけ でございます け れ ども 、 中村委
員 がお っ し ゃ いますように 、 こ の 交 付金 の 運用 効 果 をし っ かり 見 計 ら っ ていきたいと 思 い
ます 。 も ちろん 計画 も いただいて 交 付金 の 算出 をしてい こ うと も 思 っ ておりますので 、 こ
の 辺 については 市町 村 が 抱 え る 課題 に 活 用 していただくという 根 本 の も と 、 その 効 果 が 上
がるように 、 し っ かりその 運用 については 見 ていきたいと 思 っ ております 。 以上 でござい
00 年
ます 。
○ 廣野文化観光局長兼平城遷都1300
廣野文化観光局長兼平城遷都 1300年記念事業推進局長
1300 年記念事業推進局長 ま ず 、 東 アジア 地 方政府 会
合 の 受 け 付 け の 件 でございます け れ ども 、 当 然 、 フ ァ クス をいただいた こ とだ け で 済 まし
ておる わけ ではなしに 、 担当 者 からそれ ぞ れのと こ ろに 再 度 確認も
確認 も いたしまして 、 先 ほ ど
申 し 上 げ ましたような 理由 と 承 っ ております 。 県 としては 何 とか 参 加 していただきたいと
いうお 話 は 、 当 然 させていただいておると こ ろでございますが 、 結 果 としては 、 そういう
お 返 事 をいただいていると こ ろでございます 。
それから 、 観光案内 所 の 件 でございます け れ ど 、 中村委員 がお っ し ゃ っ ておられますよ
うに 、 体 験 型 の 視点 なり 、 また 、 位 置 が 当 然 桜 井 市 に 非常 に 近接 しております 。 橿 原市 と
いうより 桜 井 市 に 近 い 場 所 で も ございます 。 そういう 中 で 、 今 お っ し ゃ っ たような 視点も
視点 も
含 めまして 、 今 後 、 コン ペ 、 提案 公募型 の 提案 を 受 け る 中 での 前 提 条 件 の 部分 で 、 桜 井 市
や 周辺 地域 の 観光 の 視点も
視点 も 含 めまして 検討 していきたいと 思 っ ております 。 以上 です 。
○ 中村委員 奈良県 の 観光案内 で 、 ここ に 何 があるかを 案内 するのは 、 新 聞 や 雑誌や
雑誌 や イ ン
タ ー ネ ット を 見 たら 全部 わ かります 。 そうすると 、 観光案内 所 は 県内 外 から 来 た 人 が ここ
で 何 を 案内 して も ら え るのですか 。 それがち ょ っ と わ からない 。 また 、 提案 型 の コン ペ を
や るとの こ とだが 、 何 平 方 メ ー ト ル かの 建 物 をつく っ て 、 奈良県 には こ んな 観光地 がい っ
ぱ いあち こ ちにありますと 、 そんな も のだ っ たら 全 然 だめですよというのが 私 の 意 見 で 、
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0-
何 を 考 え ているのかが 全 然解 せませんので 、 わ かる 範囲 で 、 こ れ 1 点 だ け お 願 いします 。
○ 廣野文化観光局長兼平城遷都1300
廣野文化観光局長兼平城遷都 1300年記念事業推進局長
1300 年記念事業推進局長 こ のごろは 車 で 来 られる 方
も たくさんございます 。 先 ほ ど 立 地 と 申 し 上 げ ましたのは 、 京 奈 和自動車
和自動 車 道 から 中 和 幹線
を 通 りました 位 置 という こ と も ございます 。 その 面 で 明日 香 、 桜 井 周辺 を 散策 される 方 々
の 中 で も 、 より 身近 なと こ ろのいろんな 情報 等 も 当 然 お 知 りになる 、 そういう 機 会 かと 思
っ ておりますので 、 中村委員 がお っ し ゃ っ たような 部分 も 含 めて 、 今 後 そうい っ た 形 での
検討 をしていきたいと 思 っ てます 。 以上 でございます 。
○ 粒谷委員 1 点 だ け お 伺 いしたいと 思 います 。 さきの 特別委員会 において 、 高 山地 区 第
2 工 区 を 論 じるのなら ば 、 ま ず 現 場 をよく 知 っ て も ら わ ないとい け ないという こ とで 、 担
当 の 課 長 、 地域振興部長 にお 聞 きしました 。 課 長 は 現 場 に 行 っ たとお っ し ゃ いました け れ
ど 、 地域振興部長 はあれ 以 降 行 かれましたか 。
○ 影山地域振興部長 す ぐ に 見 に 行 かせていただきました 。 U R が 柵 をされておると こ ろ
に も 、 廃 棄 物 が 放置 されていると こ ろがありましたり 、 草 が 刈 り 込 まれていると こ ろ も あ
ります け れ ど 、 結 構 まだ 草 が 生 い 茂 っ ていると こ ろ も ありました 。 周 囲 を ずっ と 回 らせて
いただいて 、 見 させていただきました 。
○ 粒谷委員 忙 しいのにたい へ ん 申 し わけ ないです 。 協議会 の メ ンバ ー は ど うなさ っ てい
るのか 知 りません け れ ど 、 現状 を 見 たときに 、 実 際 机 上論 で 物 を 言 うのとは 大分 違 うと 思
うのです 。 それと 、 二 、 三 週間 前 に 地 方新聞
方新 聞 です け れ ども 、 あの 現況 が 写 真 で 出 ていまし
た 。 現 実 問 題 として 、 あのままでよいのか 。 前 に も 言 いましたように 、 実 際 、 生 駒 市 民 の
皆 さん 方 の 中 には 緑 を 守 りたいという 方 も いら っ し ゃ る 、 それはそれでいいと 思 うのです
が 、 ただ 、 あのままではほ っ てお け ないでし ょ うと 、 将来 あのままであれ ば 本当 にご み の
山 になるのは 間 違 いないだろうと 思 うのです 。
そ こ で 、 き ょ うは 、 副知事 も おいでなのです け れ ども 、 2 月 に 生 駒 市 長 は 大学 誘致 は 絶
対 条 件 だとお っ し ゃ っ た 。 それを 受 け て 知事 は 、 よき パ ー トナ ー とはなり 得 ないという 記
者 会 見 をなさいました 。 今回 、 県 はかなり ハ ー ド ル を 下 げ た 形 でのご 提案 をなさる わけ で
す け れ ども 、 こ れ 、 相入 れられますか 。
○ 窪田副知事 予 断 を 持 つ こ となく 相談 して み たいとは 思 っ ております け れ ども 、 ただ 、
県 としましては 、 現 段階 で 確 たる こ ととして 示 される こ とはす べ てお 示 ししていると 思 い
ますので 、 あの 地域 をそのままほう っ ておいてよいと 思 わ れるか 思 わ れないかというご 判
断 があるかと 思 います け れ ども 、 現 段階 では ベ ス ト な 案 を 提示 していると 思 います 。
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○ 粒谷委員 県 の 提案 は 今回 お 出 しにな っ たと 。 そうすれ ば 、 生 駒 市 がな ぜ 提案 を 出 さな
いのか 。 や はり 、 こ ういう 条 件 なら ば できるという 代 案 を 生 駒 市 が 出 し 、 当 然 そういうと
こ ろでお 互 いに 議 論 を 交 わ し 合 うのが 本来 だと 思 うのです 。 何 か ハ ー ド ル を こ ないだのよ
うに 上 げ られると 、 一 応 参 加 しますよと 、 しかしながら こ の 事業 については 本当 に 協力 を
なさ っ ているのかというのは 、 非常 に 疑問視 される わけ です 。 そういう 意 味 で 、 県 が 本当
に 努 力 されているのは 私 も 評価 しているのです 。 ただ 、 こ の 問 題 が も し も 中 止 にな っ た 場
合 、 ど のような デ メ リット があるのか 。 当 然 、 こ の 事業 は 、 今 、 推進 するという こ とで メ
リット 、 デ メ リット 、 特 に リ スク の 問 題 というの も いろいろ やっ ておられます け れ ども 、
ある 一 方 では 、 こ の 事業 が 中 止 にな っ た 場合 の デ メ リット として 、 ど ういう 損 害 が 出 てく
るのか 、 それ も 当 然 検 証 す べ きだと 思 うのです け れ ども 、 そういう 検 証 はなさるのですか 。
○ 窪田副知事 現 段階 では 県提案 を 取 りまとめて 、 生 駒 市 と U R に 提示 している 段階 です
ので 、 それが 受 け 入 れられなか っ た 後 の 影 響 ついては 、 特 に 具 体 的 には 計算 しておりませ
ん。
○ 粒谷委員
施 するときの こ とと 、 こ の 事業 を 中 止 した リ スク も 対 比 しな け れ ば
ならないと 思 うのです 。 そ こ で 、 生 駒 市 が こ の 事業 を 受 け 入 れなか っ た 、 条 件 に 合 わ なか
っ たと 。 そうしますと 、 今 後残っ
後残 っ てくるのは 、 基本協定 書 という 法的 な 拘 束 力 は ど うかと
いう 問 題 にな っ てくると 思 うのです け れ ども 、 副知事 は 、 こ の 基本協定 書 に 基 づく 法的 拘
束 力 というのを ど のようにお 考 え いただいていますか 。 答 え られますか 。
例 え ば 、 法的 拘 束 力 というと 、 非常 に 法的 な 問 題 になると 思 うのです け れ ども 、 い わ ゆ
る 信 義則違反
義則違 反 になる わけ です 。 こ ういう こ とを 申 し 上 げ たというのは 、 3 年 半 前 に 生 駒 市
長 が 、 も し も 損 害 賠償 請求 をされれ ば 裁判所
裁判 所 は 門前払
門前 払 いをするというような 発言 があ っ た
のです 。 それを 受 け て 、 私 自 身 も 弁 護 士 何 人 かに 相談 をしました 。 そして 3 年 半 前 の 2 月
議会 で 、 前 知事 に こ の 問 題 を ぶ つ け たのです 、 信 義則違反
義則違 反 ではないのかと 。 要 するに 損 害
賠償 請求 をされたら 、 ど う 思 いますかという 話 をしたのです 。 前 知事 は 、 こ れは 法的 拘 束
力 がある 、 だから 信 義則違反
義則違 反 という こ とについては 十 分 理解 できる 、 まして や 損 害 賠償 請
求 をされれ ば 理解 できるという 答弁 であ っ たのです 。 そうすると 、 こ の 事業 が 中 止 とな っ
たら 、 当 然 こ ういう 問 題 が 起 こっ てくる わけ です 。 い わ ゆ る 地 権者 なり 関係 者 の 方 から 不
作 為 行 為 という こ とで 損 害 賠償 請求 が 起 こっ てくる 可能性 があるのです 。 そうしますと 、
その 窓口 は どこ に 行 くのだという 話 です 。 当 然 私 は 、 県 は 損 害 賠償 請求 の 窓口 にはならな
いと 思 っ ているのです け れ ども 、 生 駒 市 の 場合 、 ご 存 じのとおり 生 駒 市 長 は 弁 護 士 です 。
事業 を 実
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前 の 2 月 の 段階 では 、 こ の 損 害 賠償 請求 は 門前払
門前 払 いとお っ し ゃ っ たのが 、 6 月 の 市 議
会 では 最 高 裁 まで 戦 うと 、 こ うお っ し ゃ っ たのです 。 ち ょ っ と 話 が 違 うのではないかと 。
最 高 裁 まで 戦 うという こ とは 、 地 裁 、 高 裁 で 敗訴 するという こ とです 。 そうすると 、 当 然
将来 にお け る こ の 問 題 については 信 義則違反
義則違 反 という こ とでの 問 題 が 発 生 してくる 可能性 が
あるのです 。 だから 、 何 で 中 止 した 場合 の リ スク を 考 え ないのかを 聞 いているのです 、 そ
ういう 意 味 なのです 。 答 え られますか 。
○ 窪田副知事 十 分 慎重 にお 答 え しな け れ ば い け ない 話 だと 思 うのです け れ ど 、 協定 書 、
あるいは 信 義則違反
義則違 反 による 利 益 の 侵 害 というのは 、 以 前 議 論 されたが 、 県 が 直接 当事 者 に
なるという 問 題 ではないと 思 いますので 、 そういう 意 味 で 、 今回 の 検討 に 当 た っ てその 点
を 考 慮 している わけ ではありませんが 、 県 、 生 駒 市 や U R のそれ ぞ れの 立 場 で 、 当 然 今 ま
での 経 緯 は 考 慮 に 入 れて 最終 的 な 判断 をされる こ とになると 思 います 。
○ 粒谷委員 心配 しているのは 、 地 権者 の 中 にはかなり 凶暴 な 方 がいら っ し ゃ るのです 。
県 や 生 駒 市 や U R を 信 じて 計画 変更 したり 、 いろいろ や られて こ られたのです 。 しかしな
がら 、 も し 中 止 にな っ た 場合 、 一 方 的 に 県 や 生 駒 市 の 不 作 為 行 為 ではないかと 。 当 然 損 害
賠償 請求 を や りたいという 方 がたくさんいら っ し ゃ るのです 。 その 場合 に 、 県 としては っ
きりしておかないと 、 将来県 が 窓口 になる 場合 も あります 。 だから 、 県 としてはそういう
リ スク を 将来 負 う こ と も ありますよという こ とを 申 し 上 げ ているのです 。 しかし 、 協議会
の 中 で 、 今 、 全 く 中 止 の 場合 を 想 定 されていないという 。 それは 当 然 、 今 や るという こ と
ですから わ かります け れ ど 、 その 一 方 で 、 も し 中 止 とな っ た 場合 の 県 の 立 場 というの も 、
やっぱ
やっ ぱ り 考 え な け れ ば ならないと 思 っ ているので 、 その 点 く ぎ を 刺 しておきたいと 思 いま
す 。 終 わ ります 。
○ 田中(
田中 ( 惟 ) 委員 質問 をさせていただきます 。
ゆ う べ の ニュ ース で 言 っ ておりました 。 き ょ うの 新 聞 に 掲 載 されております 件 です け れ
ども 、 地 方財政健
方財政 健 全化法 に 基 づく 予 備 軍 なお 高 水 準 という 見 出 しの も とに 、 奈良県 の 中 で
は 御 所市 、 上 牧 町 が 財政早 期 健 全化団 体 という こ とで 、 まだ 残 っ ているという こ とでござ
います 。 それ ぞ れの 責任 というか 、 対 処 す べ きは 市町 村 ではあります け れ ども 、 県 の 立 場
から ど う やっ たら 抜 け だせるのかについて も いろいろとご 相談 にな っ ておられると 思 うの
ですが 、 きのうの 発 表 で 既 に 抜 け たと こ ろ も ある わけ でございます け れ ども 、 現在 まだ 残
っ てる 団 体 についての や りとり 、 ど ういうご 相談 内 容 か 、 今 後 の 方向性 は ど うなのかにつ
いてご 説明願 いたいと 思 います 。
3年
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3-
○ 長岡市町村振興課長 財政早 期 健 全化団 体 にな っ ています 御 所市 、 上 牧 町 でございます
が 、 こ れは 、 平成 20 年度 決 算 でな っ ております 。 早 期 健 全化計画 を 両 市町 と も 策 定 して 、
市町 議会 の 議 決 をいただいて 、 県 を 経由 して 国 に 提出 しております 。 こ の 2 つにつきまし
ては 、 先 ほ ど 中村委員 のご 質問 で も お 答 え したのです け れ ど 、 無 利 子 貸付金 を 県 としては
市町 にお 渡 しをしています 。 昨 年 10 億 円 、 こ とし 10 億 円計 上 していただいております 。
も と も と 御 所市 につきましては 、 赤 字 を 5 年 で 脱却 する 計画 でございますので 、 計画 そ
の も のが 早 期 健 全化 を 脱却 するのは 5 年 という 計画 にな っ ております 。 上 牧 町 につきまし
ては 実 質 公債費
公債 費 負 担 比 率 で 該 当 しておりまして 、 こ れは 2 年 で 脱却 する 計画 にな っ ており
ます 。
先 般 、 両 市町 と も 決 算 状況 を 発 表 されましたが 、 上 牧 町 につきましては 赤 字 が 予 想 より
早 く 改善 をいたしました け れ ども 、 公債費
公債 費 につきましては も う 1 年 かかると 。 当 初 ど おり
2 年 で 脱却 すると 聞 いております 。 御 所市 につきましては 、 赤 字 の 比 率 については 既 に 脱
却 しております 。 公債費
公債 費 は 残 っ ております け れ ども 、 こ の 計画 、 赤 字 がなくなるまでの 計
画 でございますので 、 御 所 につきましては 一 応 5 年 後 の 赤 字 、 1 年 過 ぎ まして 、 あと 4 年
かかると 思 います け れ ども 、 赤 字 がなくなる 時 点 で 脱却 すると 考 え ております 。 計画 ど お
り 進 んでいるという こ とでございます 。
○ 田中(
田中 ( 惟 ) 委員 も う 一 つの 質問 でございますが 、 宇陀市
宇陀 市 が 抱 え る 課題 について 、 こ れ
は 合 併 に 伴 う 案件 でございますので 、 内 容 は 細 かくは 申 しません け れ ども 、 質問 をいたし
ておきたいと 思 います 。
実 は 昨 日 、 宇陀市
宇陀 市 議会 が 開 催 されて 、 その 中 で 、 国 に 対 して 意 見書 を 出 そうという こ と
の 決 定 をされました 。 その 中 身 は 、 合 併 により 1 市 とな っ た 流 域下水 道 が 、 引 き 続 き 都 道
府 県 で 管 理 運営 できる 法 改 正 を 求 める 意 見書 であります 。 こ の 宇陀 川 流 域下水 道 が 今 も 県
の 管 理 で 流 域下水 道 として 管 理 運営 されていると こ ろでございます け れ ども 、 合 併 に 伴 い
公 共 下水 道 になる 。 こ れは 10 年 後 、 特 に 県 で もっ て 運営 してあ げ ようという 話 はま こ と
にありがたか っ たし 、 現在も
現在 も それはありがたい 話 なのです け れ ども 、 その 後 、 県 なり 市町
村 の 理 事 者 の 温 情 におすがりして やっ ていく 体制 がいつまで 続 くのかよく わ からないと 思
いますので 、 制 度的 にき っ ちりと 認 められてしかる べ きであろうと 思 え ます 。 ですから 、
こ ういう 市 の 財政 を 困 窮 におとしいれる 形 の 合 併 はいかがな も のかという こ とになりか ね
ません 。 ぜ ひ と も あの 当 時 の 考 え 方 として 、 合 併 した 市町 村 に 対 しては 全 庁挙げ
庁挙げ て 支援 し
ていく こ とを 強 く 決 意 として 表 明 された 形 での 合 併 でございますし 、 宇陀市
宇陀 市 議会 が 決 めら
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4-
意 見書 に 対 して バッ クア ップ をしていただきたいと 思 っ ていると こ ろでございます 。
市町 村振興 の 立 場 からのご 意 見 を 伺 いたいと 思 いますが 、 お 願 いいたします 。
○ 長岡市町村振興課長 お っ し ゃ るとおり 、 4 町 村 が 合 併 いたしまして 1 市 になりました
ので 、 法 律 上 は 公 共 下水 道 になる 形 にな っ ております 。 こ れにつきましては 、 大分 前 から
宇陀市
宇陀 市 から 要 望 をいただきまして 、 県 の 下水 道課 から 全国 の 同 じような 状況 の 団 体 を 調 査
し 、 国 に 対 して 継 続 してできるようにという 話 の 働 きか けも されているように 聞 いており
ますので 、 市町 村 を 所 管 する 課 の 立 場 といたしましては 、 宇陀市
宇陀 市 が 流 域下水 道 を 引 き 受 け
たがために 赤 字 団 体 にならないよう 、 土 木 部 と も 十 分 お 話 をさせていただきたいと 思 っ て
れた
おります 。
○ 田中(
田中( 惟 ) 委員 今 申 されたように 、 土 木 部 に も かか わ る 案件 で も ありますので 、 総 括
で 改 めて も う 一度 、 知事 のお 気 持 ちをお 伺 いしたいと 思 っ ていますので 、 よろしくお 願 い
します 。 以上 です 。
○ 中野(
中野 ( 明 ) 委員 2 点 お 聞 きしたいと 思 います 。
ま ず 最初 ですが 、 今 、 ポ ス ト 1300 年祭 構 想 という こ とで 、 いろんな こ とが 言 わ れて
おります け れ ども 、 平城 宮 跡 での 平城遷都 1300 年祭 も 残 すと こ ろ こ としい っ ぱ いで 、
あと 3 カ 月 になる わけ なのです け れ ども 、 その 平城 宮 跡 の 国営 公 園 に 向 け ての ス ケ ジ ュ ー
ル 、 わ かると こ ろでいいですのでお 聞 かせいただきたいと 思 います 。
○ 廣野文化観光局長兼平城遷都1300
廣野文化観光局長兼平城遷都 1300年記念事業推進局長
1300 年記念事業推進局長 国営 公 園 化 に 向 け ました 具
体 的 ス ケ ジ ュ ール 等 につきましては 、 まちづくり 推進局 で 担当 しておりますので 、 わ かる
範囲 でお 答 え させていただきたいと 思 います 。
前 の 代表質問 で も 答弁 させていただいたと こ ろでございます け れ ども 、 平城 宮 跡 につい
ては 終 了後 、 当 面 の 間 、 仮 設建物
設建 物 の 撤 去 、 並 び に 原状復旧
原状復 旧 の 工 事 を 行 う こ とにしておりま
す 。 ただ 、 大 極 殿 につきましては 文化 庁 で 一般 公 開 を 継 続 していただ け る 状況 と 聞 いてお
ります 。 また 、 今回 、 県 が 整備 いたしました 平城 京歴史館
京歴史 館 については 、 一 たん 休館 して 、
平成 23 年度 の 早 い 時 期 での 再 開 を 目指 す こ ととしております 。 一 方 では 、 先 日 、 新 聞 等
には 載 っ ておりました け れ ども 、 国 土 交通 省 で 国営 公 園 化 に 向 け ての 検討 委員会第 1 回 目
が 開 かれた 状況 と 聞 いております 。 その 中 で 、 今 後 、 国営 公 園 化 に 向 け た 具 体 的 な ス ケ ジ
ュ ール なり 計画等 が 出 てくると 思 っ てると こ ろでございます 。 以上 でございます 。
○ 中野(
中野( 明 ) 委員 ありがとうございます 。 今 後 、 平城 宮 跡 が ど のように 国営 公 園 化 がさ
れていくのかは 、 注意深
注意 深 く 見 守 っ ていきたいと 思 っ ております 。
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5-
先 ほ ど 中村委員 から も 言 わ れておりました 、 桜 井 市 の 纒 向遺跡
向遺 跡 でございます け れ ども 、
地域振興 という 観 点 から 考 え まして も 、 あの 古 墳 群 一 帯 の 地域 保 全 を 県 として も 、 もっ と
重 視 していく べ きではないかと 思 います 。 こ のような 世界 に 誇 る 日本 の 宝 でありますから 、
下手 をしたら 開 発 が 進 んでい っ たらつ ぶ されていく こ と も あり 得 る わけ でございますから 、
今 ここ で 県 がし っ かりと ど ういう 立 場 に 立 っ てあの 地域 を ど う 保 全 して やっ ていくのか 、
その こ とがまた 奈良県 の 長 い 目 で 見 た 後 世 に 伝 え ていく 観光 に も な っ ていくし 、 また 、 子
供 たちが 古代 を 知 る 手 がかりの 一 つに も な っ ていく こ とでございますから 、 そういう 意 味
ではし っ かりと 取 り 組 んでいただきたい こ とを 強 く 言 っ ておきたいと 思 います 。
も う 1 点 は 、 関 西 学 研 都 市高 山地 区 第 2 工 区 についてであります 。
今回 、 学 研 都 市高 山地 区 第 2 工 区 について 改 めて 県 の 提案 という こ とでいただきました 。
県 立医科
立医 科 大学 の 教育部 門 の 意 見 、 あるいは 首 都 圏 な ど の 大学 誘致 は 関 西 学 研 都 市 開 発 の 前
提 条 件 にはしないのだと 。 また 、 産業 誘致 の 施設 用地 は 造成 しない こ と も 改 めて 県 の 提案
で 出 された わけ なのです 。 こ の 中 の 文 章 を 読 ませて も らいますと 、 今年度 、 県 、 生 駒 市 、
U R の 三者 で 学 研 高 山地 区 第 2 工 区 のまちづくり 検討 協議会 を 設置 して 、 外 部 の 有 権者 の
意 見 を 聞 きながら 検討 を 行 っ たとあります け れ ども 、 こ れまで ど のような 検討 を 何 回 され
てきたのか 。 検討 を 踏 ま え て 県 が 方向性 を 出 したと 書 かれておりますから 、 大 筋 、 生 駒 市 、
U R も 承知 されているのではないかと 考 え ます け れ ども 、 今回提案 されている 中 身 を ど う
相 手 方 に 伝 え ているのか 、 お 聞 きしたいと 思 います 。
また 、 こ の 中 で 開 発 面積 を 縮 小 すれ ば 工 事期間 も 短 縮 できると 出 されております 。 当 初
中間 取 りまとめという こ とで 出 されていた ス ケ ジ ュ ール 等 見 ますと 、 平成 22 年度中 に 次
の ス テップ に 行 くか ど うか 判断 をするとな っ ておりました 。 三者 で 合 意 になれ ば 、 平成 2
3 、 24 、 25 年度 の 3 年間 で 事業 強 化 に 向 け たまちづくりのための 調 査 をする 、 こ の 費
用 は 10 億 円程度 になるだろうと 言 わ れております 。 そして 、 調 査 の 結 果 、 実 施 する こ と
になれ ば 、 平成 26 年度 に 土 地 区 画 整理 事業 を 申 請 して 、 7 年 をか け て 工 事 をする 、 1 年
ダブっ
ダブ っ て 5 年 か け て 保 留 地 を 販 売 して 、 そして 土 地 区 画 の 整理 事業 を 申 請 してから 11 年
後 で 一 たん 区 画 整理 事業 を 清算 する ス ケ ジ ュ ール が 出 されてお っ た わけ です け れ ども 、 今
回出 された 提案 でいくとな っ たら こ れまでの ス ケ ジ ュ ール と 比較 して どこ が ど う 変 わっ て
いくのかお 聞 かせいただきたいと 思 います 。
また 、 県 が 示 しておられる 北 部 に U R の 換 地 を 集 約 して 、 造成 しないという こ とです け
れ ども 、 U R にと っ て こ れを オ ー ケ ー とする メ リット はあるのか ど うか 、 お 聞 かせいただ
- 1
6-
思 います 。
今回 の 縮 小 提案 を 見 させていただきました 。 具 体 的 な 土 地 区 画 整理 事業 の イメ ージ とい
う こ とで 資料 を も らいましたが 、 こ れを 見 ますと 開 発規模
発規 模 全 体 288 ヘ ク タ ール を 205
ヘ ク タ ール にし 、 83 ヘ ク タ ール 減 らす こ とにな っ ております 。 住宅 生 活利便
活利 便 施設 では ど
うかといいますと 、 当 初 50 . 4 ヘ ク タ ール だ っ たのを 46 . 5 ヘ ク タ ール にし 、 3 . 9
ヘ ク タ ール 減 っ ている こ とにな っ ております 。 その 中 身 を 見 ますと 、 低層住宅 は 当 初 3 7 .
9 ヘ ク タ ール とな っ ておりましたが 19 . 4 ヘ ク タ ール にすると 、 18 . 5 ヘ ク タ ール の
マ イ ナ ス になります 。 逆 に 、 中 高 層住宅 は ど うかといいますと 、 当 初 6 . 9 ヘ ク タ ール で 、
国 道 163 号 に 近 い 方 を 中 高 層住宅 にする 話 を 聞 いておりましたが 、 こ れが 逆 に 21 . 2
ヘ ク タ ール になり 14 . 3 ヘ ク タ ール の プラ ス にな っ ているのです 。 当 初 、 低層住宅 を 多
くする こ とにな っ ておりましたが 、 今回出 された 提案 の 中 身 を 見 ますと 、 中 高 層住宅 が 並
ぶ 住宅 地 が ふえ る こ とになるのです 。 低層住宅 と 中 高 層住宅 とを 考 え ますと 、 おの ず と 張
りつく 人 口 も 変 わっ てくるのではないかと 考 え ます 。 そ こ で 、 ど のような 人 口 のまちづく
りを 想 定 をされているのか 、 お 聞 きしたいと 思 います 。 以上 でございます 。
○ 髙野地域づくり
髙野地域 づくり支援課長兼南部振興対策室長
づくり 支援課長兼南部振興対策室長 高 山地 区 第 2 工 区 の 開 発 についてのご 質
問 でございました 。
初 めに 、 検討 協議会 の 経 緯 と ど ういう 検討 をしてきたのかという こ とでございます け れ
ども 、 今年度 は 3 回協議会 を 開 催 いたしまして 、 1 回 目 にまちづくりの 開 発 手法等 につい
ての 研 究 をいたしました 。 それから 2 回 目 に 、 大学運営 、 現状 の 私立 の 大学 の 状況や
状況 や 、 そ
うい っ た 大学 の 誘致 に 関 する 運営 の 話 について 研 究 いたしました 。 それから 3 回 目 に 、 不
動 産 市況及び
市況及 び リ スク 等 についての 考 え 方 を 研 究 をしたと こ ろでございます 。 合計 3 回開 催
きたいと
させていただきました 。
容 を ど ういう ふ うに 生 駒 市 に 伝 え たかという こ とでございますが 、 そ
れらを 盛 り 込 み まして 今回 の 提案 という 形 にいたしまして 、 9 月 24 日 に 生 駒 市 に 提案 い
たしまして 、 内 容 をご 説明 させていただいたと こ ろでございます 。
それから 、 ス ケ ジ ュ ール についてでございます け れ ども 、 今回 、 以 前 の 開 発 の 内 容 にか
か わ ら ず 見 直 しをする こ とにいたしましたので 、 今回 の 方 法 で 進 める こ とにな っ た 場合 に
細 かい 細 部 の 検討 をいたしまして 、 ス ケ ジ ュ ール について も 検討 してまいりたいと 思 っ て
それから 、 提案内
おります 。
それから 、
北 部 に U R の 土 地 を 換 地 する こ との メ リット でございますが 、 U R と も 議 論
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現在 、 高 山地 区 第 2 工 区 に U R は 虫 食 いのように ば ら ば ら
に 土 地 を 持 っ ておる 状況 にな っ ておりますが 、 それを 北 部 に 寄 せると 、 一定 規 模 の 土 地 に
なる こ とで 、 ど のように 土 地 を 利 用 して 行 くかという 検討 に 入 れるという 意 味 では メ リッ
ト があるというお 話 はいただいておると こ ろでございます 。
それから 、 中 高 層住宅 と 低層住宅 の 関係 でございますが 、 ど ういう 配 置 をするかによ っ
て 今 後 の 人 口 の 動向 が 変 わっ てくる こ とはお っ し ゃ るとおりだと 思 います け れ ども 、 その
辺 につきまして も 、 今 後 進 めるとな っ たときに 、 ど ういう 人 口 増 を 具 体 的 に 見 込 めるのか
という 精緻 な 計算 については 行 っ ていきたいと 思 っ てございます 。 以上 でございます 。
○ 中野(
中野 ( 明 ) 委員 中間 取 りまとめでは 、 こ の 地域 に 小 学 校 はつくらないとしていたので
す 。 しかし 、 生 駒 市 で も マ ンション が 1 つ ふえ たら 子 供 さんの 数 もふえ ると 言 わ れている
のです 。 一 戸 建 てのおうちより も マ ンション の 方 が 若 い 世 代 の 方 が 入 り や すい こ と も あろ
うかと 思 うのです け れ ども 、 や はりまちづくりを 考 え るとき 、 人 口 を 想 定 して ど んな 施設
が 必 要 か 考 え る 必 要 があると 思 うのです 。 ですから 、 マ ンション が 多 くな っ たら 、 当 初 予
定 していた 人 口 より もふえ てくると 思 います 。 以 前 、 建設 委員会 で 縮 小 した 段階 でのまち
づくりは 、 ど ういう 規 模 になるのかという 話 をした こ とがあるんです 。 そうしたら 、 おお
よそ 漠 然 とした 話 です け れ ど 、 まあ 大 体 5 , 000 人 から 6 , 000 人 ぐ らいというお 話
も されていたのです 。 それだ っ たら 小 学 校 も 要 らないという 思 い も 頭 の 中 でよ ぎ っ ていた
のです け れ ども 、 や はり 人 口 を ど う 考 え ていくかが 、 まちづくりをしていく 上 で 大 きな ポ
イ ント になると 思 いますので 、 U R や 生 駒 市 に 対 して こ ういう こ とでいきますよと 、 土 地
は こ ういう ふ うに や りますという こ とで 、 し っ かりと 資料 で 説明 する こ とは やっ ていただ
きたいと 思 います 。
当 初 県 は 、 住宅 開 発 だ け なら 何 も 県 が や る 必 要 はないとお っ し ゃ っ ておりました け れ ど
も 、 今回 の 提案 を 見 たら 、 結 局 住宅 開 発 になるのではないかという 思 い も 持 っ ておる わけ
です 。 こ の 前 、 土 地 の 公 示 価 格 を 発 表 されましたが や はり 下 落 が 続 いております 。 リ スク
分担 ど うするのかがは っ きりしないと 、 県 は 土 地 区 画 整理 事業 の 事業 主体 にはなれないの
だとお っ し ゃ っ ておりました け れ ども 、 今度 の 県 の 提案 を 見 ますと 、 は っ きりと 事業 主体
にな っ ていく こ とで 提案 をされておられる わけ なのです 。 その 中 でいろいろ 努 力 して や る
け れ ども 、 なお 、 収支 の 不 均衡 については 事業 主体 である 県 が 負 担 すると 提案 をされてい
るのです 。 県 は こ れまで 繰 り 返 し 生 駒 市 、 U R の 三者 が 一 致 しないと 、 次 の ス テ ージ には
進 めないと 言 っ ておられた わけ でございます け れ ども 、 も し 一 致 しなか っ たら こ の 話 はな
させていただいている 中 では 、
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も のだとお っ し ゃ っ てお っ た わけ です け れ ども 、 こ の 基本 は 今 も 変 わ らないのか 確認 を
しておきたいと 思 います 。
○ 窪田副知事 県提案 で 議会 に も お 示 しさせていただいております 資料 に も 書 いてありま
すが 、 三者 が 本 プロ ジ ェ ク ト を 積極 的 に 推進 す べ きという 点 で 完 全 に 合 意 する こ とが 必 要
でありまして 、 絶 対的 な 条 件 だと 思 っ ております 。
○ 中野(
中野 ( 明 ) 委員 こ の 資料 を 見 まして 、 結 局 、 リ スク 負 担 は 最 後 には 県 が や るから 安心
して 、 こ の 開 発 に 生 駒 市 も U R も 参 加 し や すいような 条 件 整備 を 進 めているように 受 け 取
っ ておる わけ でございます 。 その 中 で 、 奈良県 立 大学 を 高 山地 区 第 2 工 区 に 移 すという こ
とでございます け れ ども 、 そ こ の 地元 の 地域 の 人 たちの 思 いは ど うなのかと 。 以 前 、 予算
又 は 決 算審査特別委員会 で 浅川委員 から 、 船 橋商店街 の 人 たちは 若 い 県 立 大学 の 学生 さん
たちと 一 緒 に 、 あの 一 帯 のまちづくりを ど うしようと 考 え て 話 し 合 わ れているのだという
ご 発言 をされた こ とが 、 生 駒 市 の 学 研 都 市高 山地 区 第 2 工 区 の 開 発 にかか わっ ての こ とで
すから 印 象 として 残 っ ている わけ なのです 。 や はり 、 地元 で 暮 らしている 、 あるいはご 商
売 されている 、 県 のいろんな 施設 とかか わっ て やっ て こ られている 県 民 の 皆 さんの 思 いと
いうの も 大事 にしていく こ とが 必 要 だと 思 います け れ ども 、 こ の 奈良県 立 大学 を 高 山地 区
第 2 工 区 に 移 す こ とは 早 くから 言 わ れてお っ た わけ です け れ ども 、 こ の 間 、 ど のように 対
応 されてきたのかお 聞 かせいただ け たらと 思 います 。
○ 髙野地域づくり
髙野地域 づくり支援課長兼南部振興対策室長
づくり 支援課長兼南部振興対策室長 今回 、 県提案 の 中 に 県 立 大学 の 移 転 を 盛
り 込 ませていただきましたが 、 こ れにつきまして 当 の 県 立 大学 との 間 では 、 大学 院 と 新 学
部 の 設置 とか 、 今 後 の 東 アジア 大学等 の 構 想 へ の 関 与 も 含 めて 、 大学 の 目指 す べ き 方向性
という こ とで 検討 を 重 ね てきました 。 その 上 で 、 仮 に 将来 の 県 立 大学 の 拡 充 という 可能性
を 考 え た 場合 に 現在 のと こ ろでは 若干狭 い こ と も ございまして 、 移 転 を 望 んでいるという
お 話 は 聞 いておると こ ろでございます 。
地元 の 商店街 等 につきましては 、 今 後 具 体 的 にお 話 を 詰 めていくに 当 たりまして 、 よく
ご 意 見 はお 聞 きしていきたいと 思 っ ております 。 以上 でございます 。
○ 中野(
中野 ( 明 ) 委員 県 立 大学 とは 話 をした け れ ども 、 地元 へ はまだ 話 を 聞 いていないとい
う こ とです け れ ども 、 こ の 県 立 大学 を 移 すという 話 は 県 立医科
立医 科 大学 を 移 す こ ととあ わ せて
県 立 大学 の 名 前 も 出 てお っ た わけ ですから 、 や はり 地元 の 人 たちが ど のような 思 いで 受 け
とめておられるのかを 聞 く こ とは 、 こ れからという こ とではなく 、 も う 既 に 始 めてお っ て
も 当 然 の こ とだと 理解 をしてお っ た わけ です 。 こ のあたりについては 、 知事 に 総 括 でお 聞
い
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思 います 。 また 、 東 アジア 大学 構 想 なる も のが 突 然 出 てきたような 印 象 を 持
っ ております け れ ども 、 先 ほ ども お 話 にありましたように 、 県 立 大学 の 一部 に 新 学部 新 学
科 をつく っ ていくと 、 当 該 事業 にお け る コ ー デ ィネ ー タ ー の 役割 を 果 たしていきたいな ど 、
いろいろ 言 わ れておりました 。 本会議 で 知事 が 、 平城遷都 1300 年祭 の こ とで 協力 のお
願 いに 上 が っ たとき 、 東 アジア の 交 流 な ど を 重 視 しているという 話 をする 中 で 、 当 時 の 鳩
山内 閣 総 理 大 臣 が ぜ ひ 奈良県 で 頑張っ
頑張 っ てくださいと 激励 されたという こ とを 答弁 されてお
り 、 こ の 話 を 聞 いておりまして 、 県 民 の 要求 から 出 た こ とではないのだという 印 象 をすご
く 持 っ ております 。 こ の こ とは 、 本来 政府 が 東 アジア 共 同体 との 平 和 友好関係 を 強 化 し 、
努 力 していく べ き 中 身 ではないのかという 思 いを 持 っ た わけ であります 。 こ の 学 研 都 市高
山地 区 第 2 工 区 の 開 発 を 進 めていく 上 で 、 県 立医科
立医科 大学 も 見 合 わ せると 、 首 都 圏 の 有 名 私
立 大学 も 見 合 わ せると 、 企業 のための 開 発 も いろいろな 事 情 で 見 合 わ せると 残 る も のがな
かなかないから 、 県 立 大学 を 移 転 し 、 ここ のと こ ろを 大 きな 柱 にして こ の 開 発 を やっ てい
きたいと 。 そのために 県 立 大学 は 今 、 観光学 科 と 2 つ ぐ らいの 学部 で 学生 さんは 600 人
ぐ らいと 聞 いております けど 、 イ ン パ ク ト が 弱 いという 中 で 、 私 の 邪 推 か もわ かりません
け れ ども 、 東 アジア 大学 構 想 なる も のを バラ色
バラ 色 に 打 ち 出 してきたのではないかという 思 い
を 持 っ ておる わけ でございます 。 こ ういう 問 題 も 含 めて 、 知事 に 総 括 で 聞 いておきたいと
思 います け れ ども 、 そ も そ も U R と 生 駒 市 、 県 が テ ー ブ ル に 着 いたいきさつというのは 、
奈良 先 端 科 学 技術 大学 院 大学 の 入 学 式 に 行 っ て 、 隣 に 生 駒 市 長 が 座 っ ていたと 。 で 、 外 国
は こ ういう 公 園 のようなと こ ろに 大学 がい っ ぱ いあるのですと 、 こ ういうと こ ろに 大学 が
来 たらいいと 思 いませんかという こ とを 話 して 、 それがき っ か け で 一 緒 に や りまし ょ うと 。
その 中 で 県 立医科
立医 科 大学 も 移 しまし ょ う 、 県 立 大学 も 移 しまし ょ うという 話 が 煮詰 ま っ てき
て 、 いろいろ 中間 取 りまとめになるような 形 で ずっ と 論 議 をされてきたという こ とであり
ます け れ ども 、 今回 こ の 前 提 が 崩 れてきているという こ とでい っ たら 、 先 が 見 え ない 時 代
だと 言 わ れている 中 で 、 こ の 開 発 を 進 めてい っ ていいのか ど うか 、 こ の こ とが 改 めて 問 わ
れているのではないかと 思 います 。
先 ほ ど 粒谷委員 が 言 わ れましたように 、 高 山地 区 第 2 工 区 は 草 ぼ う ぼ うでご み が 不 当 投
棄 されていると 。 以 前 、 地域 の 人 たちに 聞 きますと 、 U R が 買 っ た 土 地 を 畑 な ど に 使 っ て
も いいよという こ とであ っ たが 、 ある 日 、 U R が 柵 をして 入 れなくな っ たと 。 その 後 、 草
が ぼ う ぼ うと 茂 り 、 不 法 投棄も
投棄も されるようにな っ てきたという こ とで 、 や はり こ の 状況 を
改善 していく こ とは 大事 であると 思 います 。 しかし 、 こ の 状況 を 改善 していく こ とと 、 県
きをしたいと
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民 の 税 金 を 見 通 しのないまま 学 研 都 市高 山地 区 第 2 工 区 の 開 発 等 に 投入 してい っ ていいの
か ど うか 、 ここ のと こ ろはは っ きりと 分 け て 考 え ていかな け れ ば ならない 問 題 ではないか
と 思 っ ておると こ ろでございます 。 そういう こ と も 含 めて 総 括 で 、 知事 に 聞 きたいと 思 っ
ておりますのでよろしくお 願 いいたします 。
○ 井岡委員長 そのときはまとめてお 願 いします 。
○ 今井委員 それでは 、 質問 させていただきます 。
先 ほ ど 中村委員 のお 話 を 聞 いておりまして 、 今 、 中国 との 関係 がいろいろと 言 わ れてい
る わけ です け れ ども 、 も と も と 人 の 住 んでいなか っ た 島 の 領 域 は 、 先 に 占 有 権 を 主 張 した
と こ ろの も のになるのが 国 際 法 の ルール でありまして 、 日本 は 内 閣 の 決 議 が 1895 年 で
したか 、 上 げ られて 以 降 、 だれ も 文 句 を 言 わず に 日本 の 領 土 だという こ とにな っ ていたの
が 、 資 源 が 見 つか っ た こ とで 、 19 7 1 年 に 中国 が 自 分 の 領 土 だと 主 張 してきたという 、
そういうようないきさつがあ っ て 今日 のいろんな 問 題 にな っ ている わけ だと 思 います け れ
ども 、 ここ の 発 端 となりました 尖閣諸島問題
尖閣諸島問 題 につきましては 、 や はり 真 相 事実 をきち っ と
解 明 をして 、 日本 としては 国 際 社会 にきち っ と 表 明 していく 対 応 が 求 められるのではない
かと 考 え る わけ です 。 地 方政府 の レ ベ ル として や れる こ とといいますと 、 も しいろいろな
現 象 がそ こ から 起 きたのではないかという 憶測 があれ ば 率 直 に 物 を 言 い 合 っ て 、 政府 間 の
問 題 ではなく 地 方政府 の 問 題 ですので 、 変 な 遠慮 をするんじ ゃ なくて 、 お 互 いに 心 を 通 じ
合 え る 関係 を 築 いていく こ とが 大事 ではないかと 思 いますので 、 それについて も し 何 かご
意 見 があ っ たら 、 お 伺 いをしたいと 思 います 。
○ 窪田副知事 先 ほ ど の 東 アジア 地 方政府 会合 の 出 欠 に 関 連 してのお 伺 いですが 、 県 とし
ては 、 先 ほ ど 文化観光局長 も 答弁 いたしました け れ ども 、 欠 席 された 方 には 理由も
理由 も お 伺 い
しておりますし 、 また 、 ぜ ひ 参 加 していただきたい 旨 も 伝 え ております 。 特 に 普 通 に 行 動
していると 思 っ ております 。
○ 今井委員 その 点 で ど う こ う 言 うつ も りはありませんので 、 意 見 として 言 わ せていただ
きたいと 思 っ ております 。
それから 、 今回 、 権利 の 放棄 の 問 題 が 出 てきておりまして 、 3 件 の 貸 し 付 け です 。 大 台
ヶ 原 の ロッ ジ の 建設 にかか わっ て 、 吉 野 熊 野観光開 発株式 会社 の 破綻 による 権利放棄 の 問
題 です け れ ども 、 金 額 にいたしまして 1 億 2 , 9 7 5 万円 となります 。 こ れをいろいろと
調 査 して 教 え ていただいておりましたのです け れ ども 、 一定 の 金 額 が 入 っ た 部分 は 利息 の
つくと こ ろから 回 してい っ たという こ とを 聞 いておりまして 、 一 番 大 口 の 昭 和 5 7 年 に 貸
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付 け ました 1 億 円 につきましては 、 当 初 の 契 約 が 5 年 据 え 置 きの 20 年 返済 という こ と
にな っ ておりましたのです け れ ども 、 据 置 期間 が 1 年 たつと 6 年 据 え 置 き 、 次 の 年 は 7 年
据 え 置 きで 、 何 と 28 年 据 え 置 きのままで こ れが 破綻 したという こ とでございます 。
私 は 中 小 企業 の 高 度化資 金 の 貸 し 付 け に 関 して 、 いろいろ 住 民 の 方 々 と 一 緒 に 取 り 組 み
をする 中 で 、 あの 裁判 の 判 決 の 中 で 言 わ れました こ とは 、 貸付金 と 補 助 金 は 違 うと 、 だか
ら 貸付金 である 以上 は 、 や はりそれはきち っ と 請求 をしな け れ ば い け ないのだと 、 その 点
で 県 は 違 法 だという 判 決 の 中 身 があ っ たのではないかと 思 います け れ ども 、 出資 が 近 畿 日
本 鉄 道 と 奈良県 がそれ ぞ れ 4 7 . 5 % 、 そして 地元 の 上 北 山村 が 5 % という 状況 でしたの
で 、 50 % を 超 え ていないために 県議会 に もこ の 内 容 は 全 く 諮 られ ず に 、 破綻 して 出 てき
た 経過 があ っ たと 思 います 。 当 時 は 第 三 セ ク タ ー で やっ ていた わけ です け れ ども 、 今 はそ
ういう 言 い 方 はしないで P FI とかいろんな 言 い 方 にな っ てきていますが 、 奈良県 が こ れ
からさまざまな 事業 を 行 っ ていくときに 、 こ れを 教 訓 にして 、 本当 に 必 要 な も のであれ ば
県 として 貸 し 付 け ではなしにお 金 は 出 していく べ きだと 思 いますし 、 貸 し 付 け をする 以上
は 、 その 返済 の 見 込 み なり 返済 の 手 続 をきち っ としなくてはい け ないのではないかと 感 じ
た わけ でございます 。 ですから 、 権利 の 放棄 につきましては 、 認 められないという こ とで
意 見 を 申 しておきたいと 思 います 。
それから 、 地域振興 の 関係 で 、 空 き 家 が 大 変 ふえ ております 。 田 舎暮 らしをしたい 人 た
ち も いる わけ です け れ ども 、 仏 壇 があり 、 盆 正月 に 帰 るから 人 に 貸 すのは ど う も というよ
うなと こ ろ も ありまして 、 空 き 家 バン ク の 取 り 組 み が 今 、 県下 の 市町 村 で も 取 り 組 まれて
きているようですが 、 国 の 支援 事業 で 空 き 家 を 借 りる 場合 に 、 老朽 化 をしておりますので
手 入 れをしないとい け ない 、 その リフォ
リフ ォ ー ム をする 際 に 助 成 をして 、 借 りる 方 が 住 みや す
いようにして 空 き 家 を 借 りて も らう 制 度 があると 聞 いている わけ です 。 そうした こ とを も
っ と 奈良県下 で も 取 り 入 れて 、 積極 的 に 空 き 家 の 活 用 をしていただきたい 思 っ ております
ので 、 その 点 で ど うな っ ているのかお 尋 ね したいと 思 います 。
それから 、 過疎 の 限 界 集 落 の 調 査 の 中 で 、 過疎 地 で 今 困 っ ている 問 題 が 、 地域 の 行事 と
かお 祭 りができなくなるという 意 見 の 割合 が 結 構 高 か っ たと 思 います 。 お 盆 とかお 祭 りと
か 、 そういうときには ふ るさとに 帰 りまし ょ う 、 み たいな キ ャ ン ペー ン 的 な も のを 呼 び か
け る 取 り 組 みも いいのではないかと 思 うのです 。 こ の 間 お 話 を 聞 いていましたら 、 こ とし 、
天 川村 の 行 者 祭 が 8 月 3 日 にありまして 、 そのときに 、 ハ ー レ ー 50 台 がその 行 者 祭 に 参
加 したという 取 り 組 み があ っ たという こ とです 。 日 ごろ 町 中 で ハ ー レ ー に 乗 っ ていると 、
し
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何 か も う 一 つ 好 意 的 に 見 られないというのがあるのです け れ ども 、 行 者 祭 では 、 村 の 人 た
ちが 沿 道 で み んな 拍 手 をして 迎 え てくれたと 。 行 っ た 人 たちはそれでとて も 気 分 がいい わ
け で 、 しか も 観光協会 か 、 どこ から 支 出 されたのかよく わ かりません け れ ども 、 1 , 00
0 円 の 商品券 を 皆 さんに 配 っ て 、 その 商品券 を 使 っ て 沿 道 の 土 産 物 屋 さんに 寄 り 、 食 堂 で
お 昼 を 食 べ られたと 。 1 , 000 円 だ け という こ とではないので 、 それ 以上 にお 土 産 も 買
っ たりと 経済 の 波 及 効 果 も あ っ たと 。 地元 の 行 者 祭 も 見 れたし 花 を 添 え たという 、 こ れは
なかなか 賢 い 取 り 組 み だと 思 っ て 感 心 をした わけ です け れ ども 、 そういうように 地元 が 潤
っ て 、 行 っ た 人 たち も よか っ たと 思 うような 取 り 組 み をしていく 必 要 があると 思 っ た わけ
です 。
B 級 グ ル メ を テレ ビ で やっ ておりまして 、 B 級 グ ル メ が 町 お こ しにな っ たとい
う こ とです け れ ども 、 小 さい 単 位 で やっ ているときは 地元 のう ど ん 屋 さんとか パ ー ト の 人
が 6 人 ふえ たとかという こ とになるのですが 、 だんだんそれが 有 名 にな っ て 全国的 になり
ましたら 、 結 局大 きな 企業 が 入 っ てきてしま っ て 地元 は も うからなくな っ たというような
問 題 なんかがありまして 、 県 が マ ザ ー 的 な 観光 物 産 センタ ー を 耳 成 高 校 の 跡 地 にと 言 っ て
おります け れ ども 、 その 取 り 組 みもやっぱ
みもやっ ぱ り 地元 が 潤 うという 視点 でしていかなくてはい
け ないと 思 いましたので 、 そうした こ とにつきまして も ご 意 見 がありましたらお 聞 かせい
ただきたいと 思 います 。
それから 、 今 、 馬 見 丘陵公
丘陵 公 園 で 全国都 市 緑 化 フ ェ ア が 開 催 されておりまして 、 たくさん
の 方 がお 見 え にな っ ております 。 と こ ろが 奈良県 の 観光案内 のいろんな パ ンフレット を 見
ますと 、 斑鳩 から 今度 は 飛 鳥 とか 桜 井 とか 、 それから 葛 城 や 御 所方面
所方 面 は 出 てくるのです け
れ ども 、 北 葛 城 郡 の 一 帯 がごそ っ と 抜 け ている も のがあります 。 北 葛 城 郡 には 、 いろいろ
な 史跡 な ども ありますし 、 日本一 の 古 墳 の 町 という こ と も ありますので 、 ぜ ひ 県 の 観光資
源 として も 北 葛 城 郡 に も 光 を 当 てていただきたいと 思 っ ております 。 その 点 をお 伺 いした
いと 思 います 。
あと 、 平城遷都 1300 年祭 ですが 、 も と も と 事業計画 は 100 億 円 の 規 模 で 、 県 が 6
0 億 円 、 奈良 市 が 20 億 円 、 そして 民 間 が 20 億 円 で 計画 されておりましたが 、 まだ 途 中
ですので 最終決
最終 決 算 はできていないのは わ かりますが 、 今 の 段階 で 収支 は ど うな っ ているの
かお 尋 ね したいと 思 います 。
○ 髙野地域づくり
髙野地域づくり支援課長兼南部振興対策室長
づくり 支援課長兼南部振興対策室長 空 き 家 の 活 用 についてのご 質問 でござい
ます け れ ども 、 委員 お っ し ゃ っ た 国 の 制 度 というのは 、 総務 省 の 所 管 する 過疎 地域 集 落 等
きのう 、
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整備 事業 の 中 の 定 住 促 進 空 き 家 活 用事業 と 思 います 。
こ の 事業 自体 は 、 過疎 地域 にお け る 定 住 を 促 進 するため 空 き 家 の 改 修 に 対 して 補 助 を 行
う も のでございまして 、 過疎 の 市町 村 を 事業 主体 としまして 、 補 助 率 2 分 の 1 以 内 で 、 1
戸 当 たり 350 万円 を 上 限 に 補 助 する も のでございます 。 県内 での 活 用 状況 でございます
け れ ども 、 要件 に 家屋 の 空 き 家 の 整備戸
整備 戸 数 が 3 戸 以上 という こ と も ありまして 、 現在 のと
こ ろ 県内 での 実 績 はない 状況 にな っ てございます 。 ただ 、 過疎 地域 におきまして 、 移 住 、
定 住 を 促 すための 空 き 家 の 改 修 は 非常 に 重 要 な こ とだと 認識 しておりまして 、 今 後 も 引 き
続 き 補 助 制 度 の 活 用 について も 工 夫 ができないか 、 よく 市町 村 と も 協議 してまいりたいと
思 っ ております 。
それから も う 1 点 、 行事 の 関係 でございます け れ ども 、 昨 年 、 県 独 自 で 集 落 実 態 調 査 を
行 いまして 、 お 述 べ のとおり 、 盆踊 り や 春 、 秋 のお 祭 り 等 をはじめとする 行事 が 今 後消滅
後消 滅
してしまうのではないかという 危惧 がなされている こ とは 認識 いたしております 。 その 調
査 結 果 の 内 訳 を 見 ますと 、 高齢者比
高齢者 比 率 の 高 い 集 落 ほ ど 行事 の 維 持 が 困難 にな っ てきており 、
後 継 者不足
者不 足 が 行事 消 滅 の 原 因 にな っ ている こ と もわ か っ てまいりました 。
委員 ご 提案 の キ ャ ン ペー ン の 件 でございます け れ ども 、 こ れにつきましては 、 地域 の 行
事 につながるとと も に 、 行事 の 際 に 帰 っ てくる こ とによりまして 、 ふ るさととのつながり
を 持 ち 続 け る こ とに も なると 思 います 。 ひ いては 、 その 定 住 U タ ー ン へ の 一 つの 契機 にな
る こ と も 期 待 できるのではないかと 思 っ ております 。 今 後 、 地域 の 行事 を 維 持 するために 、
天 川村 の ハ ー レ ー の 話 と B 級 グ ル メ 等 の 話 も 出 ました け れ ども 、 ど うい っ た 取 り 組 み がで
きるのか 、 過疎 の 市町 村等 と も 協議 してまいりたいと 思 っ ております 。 以上 でございます 。
○ 森藤観光振興課長兼平城遷都1300
森藤観光振興課長兼平城遷都 1300年記念事業推進局総務課長
1300 年記念事業推進局総務課長 北 葛 城 郡 の 観光振興
についてでございますが 、 主 な 観光 ス ポット を 奈良県 発 行 の 観光 ガ イドブ
イド ブ ッ ク 、 と こ とん
奈良 とい っ た 冊 子 がございます 。 こ ちらに 葛 城 エ リ ア として 掲 載 いたしております 。 また 、
本年 3 月 に 8 年 ぶ りに リニュ ーアル いたしました 奈良県観光 情報 サ イ ト 、 大 和 路 アー カ イ
ブ でございます け れ ども 、 現在 、 北 葛 城 郡 の 観光 情報 を 約 140 件 掲 載 していると こ ろで
ございます 。 また 、 廣 瀬 神 社等 につきまして も 、 一般的 な 皆 さんにお 渡 ししている 奈良県
の 大 和 路 観光 マ ップ がございます け れ ども 、 こ ちらに 2 月 の 年中行事 としてご 紹 介 をさせ
ていただいております 。 また 、 馬 見 丘陵公
丘陵公 園 につきまして も 、 古 墳 の 情報も
情報も 含 めまして 関
連 情報 を 、 先 ほ ど ご 紹 介 いたしました 大 和 路 アー カ イ ブ に 掲 載 しておりまして 、 観光 ガ イ
ド ブ ッ ク において も 国内 有数 の 古 墳 群 が 組 み 込 まれた 都 市公園
市公 園 として 紹 介 していると こ ろ
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わ せて 、 現在 開 催 中 でございます 全国都 市 緑 化 フ ェ ア でございます け れ
ども 、 こ の フ ェ ア の パ ンフレット を 近 鉄 の 奈良 駅 総合案内 所 をはじめとする 観光案内 所 や
東 京 の 奈良 まほろ ば 館 に 配 置 いたしまして 、 誘 客 のための 情報発 信 に 努 めていると こ ろで
ございます 。 今 後 も 北 葛 城 郡 の 関係 市町 村 と 連携 いたしまして 、 当 該 地域 の 魅 力 ある 観光
資 源 の 発 掘 、 情報発 信 に 努 めてまいりたいと 考 え ております 。 以上 でございます 。
○ 田中(
田中 ( 社 ) 平城遷都1300
平城遷都 1300年記念事業協会事務局副局長総務
1300 年記念事業協会事務局副局長総務・
年記念事業協会事務局副局長総務 ・ 運営統括及び
運営統括及 び 広報観
客 ・ 宮跡事業担当次長事務取扱 平城遷都 1300 年祭 の 収支 の 見 通 しについてのお 尋 ね
でございますので 、 協会 からお 答 え をさせていただきたいと 思 います 。
こ の 平城遷都 1300 年祭 の 事業計画 段階 におきましては 、 委員 も 先 ほ ど お 述 べ でした
け れ ども 、 県 、 奈良 市 の 公 的 負 担 金 が 80 億 円 、 民 間 からの 寄 附 協 賛 等 が 20 億 円 、 合計
約 100 億 円程度 と 設 定 しております 。 民 間資 金 の 確保 に 向 け ましては 、 日本 経済 団 体 連
合会 、 関 西 経済連
経済 連 合会 、 地元関係団 体 の 皆 様 方 の 多 大 なご 協力 を 得 ながら 、 県内 外 の 企業 、
団 体 の 寄 附 協 賛 を 働 きか け てまいりました 。 昨 年 12 月 時 点 の 中間 取 りまとめにおきまし
て 、 寄 附 協 賛 及 び 各 種 助 成 金 につきましては 20 億 円 に 到達 したと こ ろであると 発 表 させ
ていただきました 。 その 後 も 、 平城 宮 跡 会場 へ の 来場 者 の 交通安全対 策 とか V I P の 対 応
に 係 る 経 費 の 加 算等 も 必 要 となる 見 込 み であります こ とから 、 さらに 寄 附 協 賛 等 、 積極 的
に 働 きか け てまいりました 。 おか げ さまで こ の 事業 にご 理解 を 示 していただきまして 、 金
額 は 大 きくないのです け れ ども 、 民 間企業 や 個 人 の 方 々 からの 寄 附 協 賛 等 も いただいてお
ります 。 ま こ とにありがたい こ とと 思 います 。
交通安全対 策 や V I P の 対 応 でございます け れ ども 、 昨 日 9 月 28 日 の 午 前 の 段階 で 、
来場 者 数 が 目 標 の 250 万人 を 超 え ました 。 多 くの 方 がいら っ し ゃ るという こ とは 安全対
策 等 に 若干 の 経 費 の 増 加 が 見 込 まれる こ とになろうかと 思 います 。 しかしながら 、 こ の 財
源 としましては 、 県 や 市 の 負 担 金 を 増 額 させる こ となく 、 寄 附 協 賛 や 協会 の 自 己 収入 等 に
より 対 応 する こ とと 考 え ております 。
い ず れにしまして も 、 こ の 平城遷都 1300 年祭 の 現時点
現時 点 での 収支 計画 は 100 億 円程
度 で 調整 をいたしております 。 本年度 末 まで 民 間 、 市 民 等 の 資 金確保及び
金確保及 び 県 、 市負 担 金 を
踏 ま え まして 、 最終 的 に 協会 の 理 事会総会 で 決 定 する こ とになります 。 以上 でございます 。
○ 大国委員 簡 単 に 質問 させていただきたいと 思 います 。
本会議 で も 質問 させていただきました け れ ども 、 平城遷都 1300 年祭 につきまして 質
問 させていただきたいと 思 います 。
でございます 。 あ
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代表質問 では 、 終 了後 の 当 面 の 平城 宮 跡 の 活 用 について 質問 をさせていただきました 。
知事 からは 大 極 殿 の 継 続 的 な 使 用 、 あるいは 平城 京歴史館
京歴史 館 は 、 一 たんは メ ンテナン ス も 含
めて 休 止 をされるようでございます け れ ども 、 何 とか 早 く 立 ち 上 げ たいという 答弁も
答弁 も あ っ
たと こ ろでございます 。
それで 、 先 ほ ど のお 話 に も ございましたように 、 平城 宮 跡 会場 の 集 客目標
客目 標 250 万人 を
突 破 されたという こ とで 、 本当 にはるかに 速 い ペース で 突 破 された こ とにつきまして も 、
関係 者 の 皆 さんのご 努 力 に 対 して 敬 意 を 表 したいと 思 います 。 またさらに 、 こ れからが メ
ー ン でございますので 、 安全対 策 も 万全 に 取 り 組 んでいただきますようにお 願 いしたいと
思 います 。
さて 、 先 ほ ど 申 し 上 げ ましたように 、 平城 宮 跡 会場 、 も う 一 つは 文化 庁 との 約 束 も ござ
いました 1 年 後 、 原状復帰
原状復 帰 という 原 則 も ございますし 、 さまざまにその 後 の 取 り 組 み 等 も
非常 に 重 要 にな っ てくるかと 思 います 。 その 中 で 、 今 、 平城 宮 跡 会場 で 使 っ ておられる 、
例 え ば 備 品 、 まだまだ 使 え る も の も たくさんあろうかと 思 いますし 、 また 当 然 使 う べ きで
あろうと 思 っ ておりますが 、 例 え ば ベ ン チ 、 あるいは 案内 看 板 、 また 細 かい 話 です けども 、
せんとくんの フ ィ ギ ュ ア 等 々 、 たくさんの 使 え る 備 品 があろうかと 思 います け れ ども 、 そ
の 後 の 活 用 について 現在ど
現在 ど のように 考 え ていら っ し ゃ るのかお 尋 ね をしたいと 思 います 。
も う 1 点 は 、 いよいよ ク ラ イ マ ッ クス になります 11 月 7 日 に 平城 京 カ ー ニバ ル という
形 で 今 、 ホ ー ム ページ で も 広 報 されております け れ ども 、 聞 くと こ ろによりますと 、 午 前
中 は 地域 のお みこ し 等 を 10 数 基 集 結 をされるという こ とでございます 。 私 ども の 地元 の
お みこ し も 今 、 いかに 安全 に ス ム ー ズ に 平城 宮 跡 に 運 ぶ かという こ とを 皆 さん 、 役員 の
方 々 も 含 めていろいろ 協議 をされております 。 そんなお 話 も 聞 かせていただく 中 で 、 非常
に 問 題 にな っ ております 踏 切 を 渡 らないとい け ないという 問 題 であ っ たり 、 公道 を 引 っ 張
っ て 走 るという 問 題 であ っ たり 、 なら フ ァ ミリ ー へ のお 客 さんとの 兼 ね 合 いの 問 題 であ っ
たり 、 さまざまに 課題 が 多 いのではないかと 思 っ ております 。 一 つは 平城 京 カ ー ニバ ル 、
特 に 午 前 中 の 計画 の 中 身 は ど のような 中 身 なのかという こ とと 、 それから 、 各地域 からお
みこ しを 運 んでいら っ し ゃ る 方 々 の 安全対 策 等 も 含 めて ど のような こ とをお 考 え にな っ て
いるのか 、 お 尋 ね をしたいと 思 います 。
○ 田中(
田中( 社 ) 平城遷都1300
平城遷都1300年記念事業協会事務局副局長総務
運営統括及び 広報観
1300 年記念事業協会事務局副局長総務・
年記念事業協会事務局副局長総務 ・ 運営統括及び
客 ・ 宮跡事業担当次長事務 取扱 平城 宮 跡 の 会場 には 木 製 の ベ ン チ や 進 入 防 止 さく 等 、 多
くの 工 作 物 を 設置 しております 。 委員 も 先 ほ ど お 述 べ いただきましたが 、 当 初 の 計画 では
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原状復帰
原状復 帰 が 大 原 則 でございました 。 しかし 、 国営 公 園 化事業 、 文化 財 の 発 掘 等 に 支障 を 来
さない 範囲 で こ れらを 有 効 活 用 したいと 、 こ れにつきましては 県 民 の 皆 様 方 も 同 じように
考 え ていら っ し ゃ ると 思 います 。 その 考 え から 、 国 も しくは 県等 と 今 、 協議 の 場 を 設 け て
おりまして 、 できるだ け 存 続 をしたいという 方向 で 協議 を 進 めております 。 その 方向 で 今
後 も 進 めていきたいと 思 っ ております 。
また 、 そ こ で 設置 存 続 のできない 備 品 等 につきまして も 、 公 共 施設 な ど に 働 きか け て 、
移 設 をしてそれを 使 用 できないか も ただいま 検討 を 重 ね ております 。
それから 、 せんとくんの フ ィ ギ ュ ア です け れ ども 、 こ れ も せんとくんが 県 の キ ャ ラ ク タ
ー として 受 け ていただくように 県 と 協議 を 進 めております け れ ども 、 それはまだ 確 定 して
おりません 。 ただ 、 県 でお 受 け いただく こ とが 確 定 した 段階 で 、 公 共 施設 等 に 置 いてある
フ ィ ギ ュ ア な ど は 継 続 して 置 いていただきたい 、 それから 民 間 施設 に 置 いてある フ ィ ギ ュ
ア 等 につきまして も 、 県 と 協会 とが タッグ を 組 み ながら 今 後 も 設置 をしてくださいという
こ とで 要 望 してまいりたいと 考 え ております 。
それから 、 11 月 7 日 の 自治 会 からの 太鼓台
太鼓 台 の 参 加 の 件 でございます け れ ども 、 地元 の
自治 会 の 皆 様 方 に 平城 宮 跡 の 会場 の 運営 に 当 た っ てはいろいろご 迷惑 等 も か け ているに も
かか わ ら ず 、 非常 に 協力的 で 好 意 的 であります 。 こ れは 、 こ の 場 をおかりしてお 礼 を 申 し
上 げ たいと 思 うのです け れ ども 、 そういう 自治 会 の 方 々 から 、 自 分 たち もこ の 記念事業 に
参 加 したいという 申 し 出 がありまして 、 地元 の 住 民 、 自治 会 の 太鼓台
太鼓 台 を 集 結 させては ど う
かというご 提案 をいただきました 。 それで 、 警察や
警察 や 各 方 面 と 協議 の 結 果 、 可能 であろうと
いう 結 果 になりましたので 、 11 月 7 日 に 集 結 したいと 思 っ てます 。 ただし 、 大 極 殿院 の
西 側 から 進 入 して 、 大 極 殿院 に 集 結 をします 。 ですから 、 できるだ け 公道 を 走 る 距離 を 短
くして 安全対 策 に 努 めたいと 思 っ ております 。
しかし 、 11 月 7 日 は 特 に フ ィ ナ ー レ という こ と も ありまして 、 かなり 多 くの 方 が 来場
される こ とが 予 測 されます 。 ですから 、 警 備 、 運営 、 そういうような 管 理 につきまして も 、
できるだ け 重 点 をおいて 安全対 策 に 万全 を 期 してまいりたいと 考 え ております 。 以上 でご
ざいます 。
○ 大国委員 備 品 の 取 り 扱 いにつきましてです け れ ども 、 お っ し ゃ いましたように 、 せ っ
かく こ れから 県 も 観光 の ゲ ー ト ウ エ ー という も の も 目指 すという こ と も ありますし 、 継 続
的 に 平城 宮 跡 にいら っ し ゃ る 方 も あると 思 いますので 、 残 せる も のは 残 していただいて 、
大 いに 活 用 していただ け れ ば と 思 っ ております 。 その 他 の も のにつきましては 、 今 お 話 に
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け 公 共 機 関 、 施設 、 あるいは 場合 によ っ ては 市町 村 に も 呼 び
か け ていただいて 、 使 っ た 備 品 を 全県的 に 学 校 とか 、 またはいろんなと こ ろで 使 っ ていく
こ と も 非常 に 重 要 だと 考 え ておりますので 、 そうい っ た 観 点 から も ご 協議 をいただきたい
と 思 います 。
も う 1 点 の 、 11 月 7 日 の 平城 京 カ ー ニバ ル につきましてです け れ ども 、 や はり 事 前 の
周辺 の 方 々 へ のご 協力 、 あるいは 車 等 に も 大 変 ご 迷惑 をか け る 場合 があろうかと 思 っ てお
ります 。 ご 承知 のように 、 周辺 は 大 変細 い 道 でございますし 、 県 道 とい っ て も なかなか 十
分 な 幅 も ないような 状況 でありますので 、 大 変 混 雑 する こ とは 予 想 される 状況 であります
ので 、 早 くから 広 報 をしていただいて 、 できるだ け 乗 り 入 れ 等 も ご 協力 をいただくように
手 を 打 っ ておく べ きかだと 思 っ ております 。 まだまだ こ の 中 身 につきまして も 、 皆 さんは
ご 存 じありません 。 関係 者 の 方 だ け だと 私 は 承知 しておりますので 、 できるだ け ご 協力 を
いただいて ス ム ー ズ に 運営 でき 、 帰 り 道 がち ょ う ど 昼 頃 からになると 思 っ ておりますので 、
大 変 混 雑 する 時 間 に 当 たると 思 います 。 朝 は 8 時 に 集 ま っ て 行 こ うかという 話 にな っ てお
りますが 、 昼 からは ど のように 戻 っ ていかれるかが 非常 に 心配 されている 状況 であります
ので 、 そうい っ た 細 かいと こ ろまで 今 後 、 現 場 の 方 たちのご 意 見 も よく 聞 いていただいて 、
協力 していただ け ると こ ろは 協会 側 も 協力 していただいて 、 ス ム ー ズ に 無 事 故 で 運営 でき
ますようにご 協力 をよろしくお 願 いしたいと 思 います 。 以上 でございます 。
○ 山下委員 当 初 予算 で 、 ポ ス ト 1300 年観光 戦 略 プラン の 策 定 というのがございます 。
ま ず は こ の 策 定 がなされているのか ど うかお 聞 きしたいと 思 います 。
○ 森藤観光振興課長兼平城遷都1300
森藤観光振興課長兼平城遷都 1300年記念事業推進局総務課長
1300 年記念事業推進局総務課長 ポ ス ト 1300 年観
光 戦 略 プラン につきましては 、 来年度 から 始 まる 3 年間 の アク ションプラン を 現在作
現在 作 成中
でございまして 、 本年度内 をめ ど に 発 表 する 方向 で 検討 いたしております 。 以上 でござい
ありましたように 、 できるだ
ます 。
○ 山下委員 既 に 5 つの 構 想 の 中 にかなり 具 体 的 な 課題 、 あるいは 方向性 な ども盛
ども 盛 り 込 ま
れている わけ です 。 こ れが 発 表 されたは 4 月 です ね 。 既 に こ の 戦 略 プラン なる も のは 継 続
的 に ずっ と やっ て こ られた 上 に 立 っ ての 話 だと 思 います け れ ども 、 その 上 でお 聞 きします
け れ ども 、 例 え ば 減 り 続 け ている 修 学 旅 行生 の 対 策 について 、 現状 と 課題 について ど う 分
析 されているのか 。 あるいは 今 、 中国人 、 あるいは 韓国人 、 東 アジア 諸 国 からたくさんの
観光 客 が 日本 に 来 ている わけ で 、 テレ ビ では 見 せて も らいます け れ ども 、 奈良 では 余 りお
目 にかか っ ていない 、 そういう 戦 略 については ど ういう 計画 を 練 り 上 げ ておられるのか 。
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歴史 的 な 遺 産 というのは 相 当 な 高 い 価 値 のある も のだとし ば し ば 強 調
なさ っ ています 。 特 に 、 それを 求 めて 中 高 年 齢 層 の 人 たちが 小 規 模 な グ ルー プ を 組 み なが
ら 訪 ね ておられる 。 そんな 姿 を 私 たちは 奈良 公 園 周辺 で も かいま 見 る 。 そういう 人 たちを
タ ー ゲ ット にした 戦 略 プラン が も う 既 に 練 られていると 思 うのです け れ ども 、 紹 介 してい
ただ け ますか 。
○ 廣野文化観光局長兼平城遷都1300
廣野文化観光局長兼平城遷都 1300年記念事業推進局長
1300 年記念事業推進局長 ここ数
ここ 数 年 、 修 学 旅 行生 につ
いては 、 減少傾向 にございます 。 ただ 、 昨 年 は 新型イ
新型 イ ンフ ル エ ン ザ の 影 響 も あり 、 落 ち 込
み は 大 きくございました け れ ども 、 今年度 は 平城 宮 跡 等 の 平城遷都 1300 年祭 の 影 響 等
で 予約 の 修 学 旅 行生 自 身 は 、 まだ 確 定 はしておりません け れ どもふえ ているのではないか
と 考 え ております 。
減少傾向 にある 原 因 といたしましては 、 少 子化 傾向 により 生 徒 の 絶 対 数 が 減少 してきて
いる こ と も ございますし 、 移 動 手 段 の 多 様 化 という 中 で 、 飛 行 機 等 も 利 用 できるという こ
とで 、 訪 問 先 が 国 外 になるな ど 多 様 にな っ てきた こ と も ございます 。 また 、 受 け 入 れの 面
で 、 誘致競争
誘致 競争 が 激 化 した 中 で 、 奈良県 の 修 学 旅 行生 自 身 が 減少傾向 にある こ とは 事実 かと
思 っ てます 。
今 、 奈良県 の 修 学 旅 行 誘致 推進委員会 という も の も ございまして 、 そうい っ たと こ ろで
も いろいろ 検討 しております 。 そういう 中 で 、 一 つは 先 ほ ど の 平城 宮 跡跡 の 部分 なり 、 一
定 の 学 習 体 験 の 候 補地 として 認 知 されるように 、 今 後 も 広 報 等 もやっ ていきたいと 思 っ て
いますし 、 また 中 南和 地域等 を 含 めた 周 遊 ルー ト 等 の 検討も
検討 も 行 う 中 で 、 奈良県内 で 宿泊 し
ていただくような 修 学 旅 行 を やっ ていきたいと 考 え 、 修 学 旅 行 誘致ガ
誘致 ガ イドブ
イド ブ ッ ク の 作 成 作
業 を 進 めている 状況 でございます 。
それから 、 中国人 、 韓国人等 、 い わ ゆ る イ ンバウ
ンバ ウ ン ド の 部分 でございます け れ ども 、 基
本的 には 今 後 は 非常 に 大 きな タ ー ゲ ット かと 思 っ ております 。 そういう 中 で 、 個 別 に 中国
や 韓国 におきまして 、 プロモ ー ション という 形 で 知事 の トップセ ールス 等 も 始 めまして 、
一 つは 中国 、 韓国等 から 、 ま ず は 奈良 の P R を 含 めましてできる 限 り 多 く 来 ていただくと
い っ た プロモ ー ション活動
ション 活動 を 中心 に やっ ていく こ とと 、 受 け 入 れる 奈良県 といたしまして
のお も てなしの 環境 等 を 含 めて 、 整備も
整備 も 行 っ ていきたいという こ とで 今 、 アク ションプラ
ン の 中 で も 検討 を 進 めていると こ ろでございます 。
それから 、 3 点 目 の 退 職 者 等 も 含 めました 、 こ れから 当 然 リタイ
リタイ ア される 高齢者 の 方 々
を 対象 に 、 い わ ゆ る 個 人 旅 行的 な も の もふえ てくるという 視点 の 中 で 、 そうい っ たそれ ぞ
さらにまた 、 奈良 の
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思 いに 合 わ せたいろんな コ ース の 選 定 という こ とで 、 ビジ タ ー ズ ビ ュ ー ロ ー 等 も 含 め
ましてそうい っ たいろいろな 思 いに 合 わ せた コ ース の 企画提案 を 旅 行会社 にするという 方
向 で 、 ふや していきたいと 思 っ ていると こ ろでございます 。 以上 でございます 。
○ 山下委員 100 億 円 という 大 金 をか け た 平城遷都 1300 年祭 後 の 落 ち 込 み というの
は 相 当大 きい も のと 想 定 しながら 対 応 しな け れ ば ならないと 思 うのです 。
では 、 お 尋 ね します け れ ども 、 宿泊 に 係 る 調 査 をなさいました 。 そのときに 奈良県 を 訪
問 する 観光 客 の 1 泊 の 宿泊 料 金 は ど ういう ラ イ ン が 一 番 多 か っ たのですか 。 その デ ー タ は
れの
ありますか 。
○ 森藤観光振興課長兼平城遷都1300
森藤観光振興課長兼平城遷都 1300年記念事業推進局総務課長
1300 年記念事業推進局総務課長 若干古
若干 古 い デ ー タ はご
ざいますが 、 最 新 の テ ー タ は 今 持 っ ておりません 。 それと 、 今年度 そうい っ た 調 査 を 現在
実 施 いたしております 。
○ 山下委員 何 で 今 、 中国 の 観光 客 が 大 量 に 来 ているが 奈良 へ 寄 らないのはな ぜ なのか 。
トップセ ールス もやっ ているのに 、 ど うしてそれが 奈良 へ の 誘 客 につなが っ ていないのか 。
そういう こ とを 分 析 せ ず に 戦 略 にならないのではないか 。
○ 廣野文化観光局長兼平城遷都1300
廣野文化観光局長兼平城遷都 1300年記念事業推進局長
1300 年記念事業推進局長 ご 指 摘 のとおり 、 中国 、 韓
国 へ プロモ ー ション の 活動 という こ とで 旅 行会社等 へ 行 っ て 、 今 、 委員 お 述 べ の 部分 で 、
奈良 に 寄 られる 方 が 少 ない 原 因 について 当 然 研 究 も しております 。 お っ し ゃ るように 、 一
つは 、 こ れは 関 西 全 体 の 問 題 です け れ ども 、 関 西 国 際空港
際空 港 に 来 られる 座 席 の 確保 が 現状難
しいというお 話 も ございました 。 そういう 中 では 、 ま ず 、 関 西 国 際空港
際空 港 へ の 整備も
整備 も 含 めま
して 国 に 要 望 も していると こ ろでございます 。 また 、 いろいろお 話 が 出 ている 中 では 、 奈
良 自 身 の 宿泊 の パイ の 問 題 がございまして 、 なかなか 確保 ができていない 状況も
状況 も ございま
す 。 その 辺 は 我 々 として も 対 応 に 苦 慮 していると こ ろでございます け れ ども 、 そうい っ た
問 題 、 あと 、 少 し 料 金 が 高 いのではないかというお 話 も あるので 、 その 辺 はまた 旅 館 組 合
等 と も 話 し 合 いをさせていただいていると 。 そういう 分 析 も 含 めて 、 も う 一 つ 、 奈良 自 身
も 十 分 にまだ 周 知 されていないのではないかという 思 い も ありますので 、 今 後 の プロモ ー
ション の 中 でまた 積極 的 に P R も していきたいと 思 っ ております 。
○ 山下委員 眠 たいような 話 しをしないでください 。 奈良 も 周 知 されていないのではない
かな ど という こ とを 言 っ てとおる 話 と 違 うでし ょ う 。 あるいは 関 西 国 際空港
際空港 の 着 陸 の 座 席
数 確保 ができない 、 では 、 ど うして 京 都 へ は 来 るのか 。 奈良 へ 来 ないで 京 都 に 行 っ ている
わけ だ 。 ポ ス ト 1300 年祭 の 一 つの 観光 の 目 玉 として 、 知事 が 推 し 進 めている ホ テ ル 誘
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致 を 言 っ ているが 、 知事 の 頭 の 中 には 、 国 際 的 な 会議 を 催 して も らう 、 全国的 な 会議 も 催
して も らう 、 その 人 たちが 泊 まれる 場 所 を 自 慢 したい ホ テ ル をつくりたい わけ です 。 そう
いう 必 要 性 があれ ば 、 ホ テ ル 業 者 がすでに やっ ています 。 今一 番 、 決 定的 に 足 りないのは
ビジ ネ ス ホ テ ル 級 の 数 なんです 。 要 するに 、 修 学 旅 行生 やも外
やも 外 国人 をまとめて 400 、 5
00 人 を 受 け 入 れられる 宿泊 の 体制 がないのです 。 県営 プ ール をつ ぶ し 、 奈良 警察署も
警察署 も 移
して 、 誘致 しているその ホ テ ル を 、 修 学 旅 行生 の 獲 得 と 外 国人観光 客 の 獲 得 のための ホ テ
ル にす べ きです 。 中国人 は 、 たくさんの 買 い 物 や 土 産 も のにお 金 を 使 っ ているのです 。 彼
らは 安 い ホ テ ル で 、 その 辺 の 食 堂 み たいなと こ ろで 食 べ て も いい わけ で 、 安 上 がりの 旅 行
がしたい 。 特 に 、 ビ ザ の 枠 を ふや してからは 今 までのように 大 金 持 ちだ け 来 るのではなし
に 、 普 通 の 中国人 が 来 れるような 状 態 にな っ ている 。 そのときに どこ に 焦 点 を 当 てながら
奈良 へ と 観光 客 を 誘致 するのかと 。 そのような 戦 略 が 出 されな け れ ば だめだろうし 、 一生
懸命 、 知事 が ホ テ ル 誘致 を 言 っ ているときに 、 奈良 へ 訪 れている 観光 客 が ど の レ ベ ル の ホ
テ ル にお 泊 まりにな っ ているのか 、 そのような こ とを 調 査 しないで 何 の 調 査 をしているの
か 。 ポ ス ト 1300 年祭 を 真 剣 に 考 え ないと 大 変 な こ とになると 思 っ ているので 、 総 括 で
知事 に も 言 います け れ ど 、 要 するに 1 泊 3 万円 、 5 万円 、 10 万円 のお 客 さんというのは
大 仏 さんを 見 に 来 ないのです 。 ですから 、 国 際 的 な 会議 が 年間 、 毎 月 何 回 ぐ らい 持 てる 予
定 なのか 、 その 人 たちの 誘 客 というのは ど れくらいの ボ リュ ー ム になるのか 、 そういう こ
と も 示 さないと 、 戦 略 にはならない 。 総 括 で 知事 にお 伺 いする こ とにします 。
○ 井岡委員長 ほかに 質疑 がな け れ ば 、 こ れを もっ て 、 地域振興部 、 文化観光局 、 平城遷
都 1300 年記念事業推進局 の 審査 を 終 わ ります 。
午 後 1 時 より 総 括 審査 を 行 いますので 、 よろしくお 願 いします 。
し ば らく 休 憩 します 。
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