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第2回議事録
平成 20 年度高幡地域保健医療福祉推進協議会(第 2 回)議事録 ・日 時 平成 21 年 3 月 16 日(月) 19 時 40 分~20 時 30 分 ・場 所 須崎福祉保健所 2 階集団検診室 ・出席者 「平成 20 年度高幡地域保健医療福祉推進協議会(第 2 回)出席者名簿」のとおり ・以下、議事進行等の記録 1 開会あいさつ 議事進行まで事務局 宮村次長が司会を行うこととし、須崎福祉保健所 弘末所長があい さつを行った。 また、事務局から本協議会が「審議会等の会議の公開に関する指針」の「2 対象とする 審議会等の(2)」に該当することから公開となることを説明した。 2 議 事 司会者から、高幡地域保健医療福祉推進協議会設置要綱第 5 条第 3 項により田村会長が 議長である旨を報告した。 以下の議事進行は、議長により執り行われた。 (1) 各部会の平成 20 年度事業報告 (2) 各部会の平成 21 年度事業計画 資料に沿って、事務局から各部会の平成 20 年度事業報告及び平成 21 年度事業計画の 説明を行った。 ■地域リハビリテーション&地域ケア体制部会(資料 P.1~P.6、P.9) ・高幡地域ケア推進会議 (1) 平成 20 年度活動報告 ア 高幡地域ケア推進会議の開催(年 3 回:6 月、12 月、3 月) イ 高知県地域ケア体制整備推進費補助金を活用して「地域リハビリテーション 連絡票(高幡チャート) 」を使ったモデル病院での在宅移行支援事業 【補助事業者】 (社)高岡郡医師会 【目的】 高齢者等が出来るだけ住み慣れた地域で安心安全に生活することが出来 るよう医療・介護・福祉のネットワークを構築する。 【内容】 モデル病院を中心にして、地域リハビリテーション連絡票を活用して在宅 復帰意欲のある高齢者やその家族を支援するための個別ケースごとの課題 を抽出、検討しながら、成功事例を検討。 (ア)在宅復帰支援検討会 4 回開催 (イ)勉強会 1 回開催 (ウ)報告会(講演会) 2 回開催 (2) 平成 21 年度事業計画 ア 高幡地域ケア推進会議の開催(2 回開催予定) イ 「地域リハビリテーション連絡票を活用した在宅移行支援事業」の実施 平成 20 年度に継続して、在宅復帰のための課題を抽出、検討する。 また、検討した連携の方策等について報告書を作成。 ウ (ア)在宅復帰支援検討会 5 回開催予定 (イ)勉強会 3 回開催予定 (ウ)報告会(講演会) 2 回開催予定 地域リハビリテーション連絡票の活用について検討 ・高幡圏域の障害者が地域で暮らすためのネットワーク会議 (1) 平成 20 年度活動報告 ア 部会の立ち上げ 地域で住まうための課題である「就労」「住まい」 「医療」「相談体制」につ いて、施設や作業所の実務担当者を中心にした部会を立ち上げ、検討した。 イ 報告書の作成 課題解決のための活動に向けて、関係機関・団体に報告し活用してもらうた め検討内容について課題を整理し、報告書を作成。 (2)平成 21 年度事業計画 来年度も引き続き部会と委員会開催によって、関係機関の連携に取り組む。 ■地域医療体制部会(資料 P.6~9) ・高幡圏域保健医療体制推進会議 (1) 平成 20 年度活動報告 ア 高幡圏域保健医療体制推進会議の開催(年 3 回:6 月、12 月、3 月) イ 小児救急を含む小児医療について(小児救急啓発事業) 管内の乳幼児の保護者を対象とした小児科適正受診啓発講演会を開催。 また、ケーブルテレビを通じた啓発(須崎市)や、休日・夜間に子供が発病 した時の小児科通院の現状把握や小児救急医療に関するアンケート調査を実 施(四万十町) 。 (ア) 講演会の開催:4 回(須崎市、中土佐町、梼原町、津野町) (イ) よさこいケーブルテレビ(須崎市)で講演会の放送。 (ウ) アンケート調査の実施(四万十町)実施(8 月~10 月) 回収数:169/231 世帯(回収率:73.2%) (エ) 小児救急医療(一次救急)の体制検討 管内の小児医療(救急を含む)体制づくりに向けた検討会等の開催(須 崎市) (オ) 須崎市長と森畑医師との懇親会開催 (カ) 乳幼児の保護者を対象に休日・夜間の小児科受診の現状把握や意向を 目的としてアンケート調査を実施(平成 21 年 1 月) 回収数:498/546 世帯(回収率:91.2%) (2) 平成 21 年度事業計画 ア 高幡圏域保健医療体制推進会議の開催(2 回開催予定) イ 小児救急を含む小児医療について(小児救急啓発事業) 乳幼児の保護者を対象に小児科適正受診啓発のための講演会を継続開催。 また、ケーブルテレビを通じた啓発事業(四万十町)や、管内の小児救急医 療体制の検討。 (ア) 講演会の開催(須崎市、中土佐町、四万十町、梼原町、津野町) (イ) 四万十ケーブルテレビで啓発番組の放送、啓発 DVD の制作及び配布。 (ウ) 管内の小児医療(救急を含む)体制の検討 ■健康づくり推進部会(資料 P.10~13) ・地域・職域連携推進協議会 (1) 平成 20 年度事業報告 ア 高幡地区健康づくり推進協議会の現状と課題について 現状:平成 19 年度に「高幡地区健康づくり推進協議会」を立ち上げ。 課題:各団体の健康づくりの取り組みと連携した実施に至ってない。 働き盛りの年代に関する健康状況の把握が難しい。 イ 健康づくり県民運動の展開 運動の推進、たばこ対策、特定健診・特定保健指導の円滑な推進、栄養・食 生活の改善 ウ 市町健康増進計画策定支援の進捗状況 平成 20 年度…須崎市が策定 平成 21 年度…中土佐町と四万十町が策定予定。 (2) 平成 21 年度事業計画 健康づくり県民運動の重点項目に継続して取り組む ア 特定健診受診率の向上 市町の 21 年度の目標値に向けた取り組み及び 40・50 才代の受診率向上に 向けて医療機関と連携して、個別健診の受診率を上げていく。 イ 各市町の健康増進計画に基づいた健康づくりの推進 健康づくりの基本方針を明確にし、課題分析から取り組みをサポート。 ウ 地域・職域連携の健康づくり 地域と職域が連携しての活動を実施できるよう支援していく。 エ 禁煙・分煙の推進 公共施設や飲食店の分煙状況を把握し、分煙推進の普及に取り組む。 オ 地域と医療の連携 モデル的に四万十町、医療機関との糖尿病重症化予防の取り組みを検討。 ■健康危機管理部会(資料 P.6、9) ・高知県災害医療対策高幡支部会議 (1) 平成 20 年度活動報告 ア 会議開催(年 2 回:5 月、2 月) イ 市町防災訓練における医療救護訓練 救護訓練を含めたトリアージ訓練を須崎市、津野町の防災訓練にて実施。 ウ トリアージ研修 管内医師、看護師、消防署員(救急救命士)、行政担当が参加。 エ 情報伝達訓練 災害支援病院、救護病院、市町、福祉保健所が参加。 オ 管内医療機関、薬局の災害時緊急医薬品流通調査と管内市町への情報提供 災害時の緊急的な対応に関して医薬品等の医療機関、薬局等での保留状況を 7 月に調査。医療機関、薬局等が被害を受けなければという条件のもと、十分 に医薬品がまかなえる状況であった。 3 月 26 日に高幡 5 市町、高知県薬剤師会高陵支部との災害時医薬品の供給 等に関する協定を締結予定。 カ 管内 3 医療機関の人工透析患者災害時対応に関する調査 体制作り、対応マニュアル作りについて調査した結果、医療機関相互の連携 が必要ということから、3 医療機関が連携に向けた協議会的な連絡会を設けた。 (2) 平成 21 年度事業計画 ア 医療救護訓練、トリアージ研修の継続的な実施。 イ 市町医療救護所における医療チーム等の体制作りに向けての検討。 新型インフルエンザ対策に関する協議会を立ち上げ、対策を検討予定。 ■生活環境部会(資料 P.14~16) ・高幡地区産業廃棄物等連絡協議会 (1) 平成 20 年度事業報告 ア 不法投棄の監視(通年) イ 県費による不法投棄の撤去 須崎市:約 40 万円、津野町:約 10 万円 ウ 環境月間事業四万十町で 3 カ所の不法投棄を撤去 四万十町役場、四万十財団、窪川警察、須崎土木事務所、須崎福祉保健所に より撤去。四万十町がゴミについては最終処理。 (2) 平成 21 年度事業計画 平成 20 年度と同様の事業を実施予定。 ・高陵薬物乱用防止推進協議会 (1) 平成 20 年度事業報告 ア 街頭キャンペーン 啓発資料の配布等を実施。 7 月:四万十町の金太郎夜市 8 月:須崎市のドラゴンカヌー大会 イ 「いのちの大切さ」講演会 管内中学生対象に薬物乱用に関する啓発活動として実施。参加者 420 人。 ウ 薬物乱用防止教室 薬物乱用防止推進員とともに小学校・中学校・高校で実施。 エ 薬物乱用防止推進員の研修会への派遣(東京都へ) (2) 平成 21 年度事業計画 平成 20 年度と同様の事業を実施予定。 なお、質疑・意見等については次のとおり。 (地域医療体制部会について) 田村会長:ケーブルテレビの放映は、どういう内容か。 事 務 局:啓発番組であり、内容についてはこれから検討していく。 田村会長:そのような番組はあるのか。 事 務 局:番組は無い。四万十町に協力していただき、行政チャンネルで番組をつ くり放送する。また、番組を編集する形で、DVD にして配布していく。 (健康づくり推進部会について) 田村会長:特定健診の受診率が低いことで、ペナルティはあるか。 事 務 局:平成 24 年の国保の健診受診率等が 65%に達しなかった場合、後期高齢 者医療制度の関係で、国保に加入している現役世代の支援金が算定され て、±10%の幅で加算されたり減算されたりと保険料に影響する。 (生活環境部会について) 田村会長:大学生が大麻と持つということがあるが、この辺りの高校生はどういう 状況か。 事 務 局:今のところ管内では、そのようなことはない。大学生については、県外 で多く報道されているように事例がある。 武田委員:大麻に関しては、非常に軽く考えがちで、この辺でも栽培しようという 変な動きがある。若い方の中で、こういう動きが若干ある。 中には非常に大麻は安全だよ、という話をする方がいる。やはり、万が 一の時に、若い人は台無しになるよ、という言い方で皆さんに話してい ただきたい。 田村会長:大麻は習慣性が無いので安全だとか、興味本位で一回だけ吸ってみよう か、ということがあるかもしれない。 武田委員:たばこよりはいいということを言う人がいる。 3 その他 事務局から平成 21 年度事業計画について補足説明。(資料 P.4) …ネットワーク会議で検討してきたことを 3 月にまとめて報告書を作成した。 平成 21 年度は報告書を回第解決に向けた活動につながるよう各機関・団体等に配 布する予定。 4 閉 会 議長は謝意を表した後、午後 20 時 30 分、閉会を宣言した。 平成20年度高幡地域保健医療福祉推進協議会(第2回)出席者名簿 高幡地域保健医療福祉推進協議会委員 機関・団体名 職 名 氏 名 高岡郡医師会 会長 田村 精平(くろしお病院) 薬剤師会高陵支部 支部長 武田 忠(武田金草堂薬局) 看護協会須崎・窪川地区支部 副支部長 森光 美香(ちひろ病院) 理学療法士 代表者 本久 博一(ちひろ病院) 津野町 住民福祉課長 嶋崎 義豊 檮原町 保健福祉支援セン 西村 みずえ ター参事 四万十町 健康福祉課長 岡 澄子 障害者施設 障害者施設代表 野村 清司(オイコニア) 須崎福祉保健所管内民生児童委員 会 長 連絡協議会 今城 守政(四万十町) 高幡広域社協連絡協議会 会 長 戸田 喜生 歯科医師会高岡支部 副支部長 奴田原 淳(奴田原歯科医院) 須崎市 健康福祉課長 岡崎 和雄 中土佐町 健康福祉課長 佐々木 純子 健康づくり婦人会連合会 会 長 武内 恵子(四万十町) 須崎地区食生活改善推進協議会 会 長 中屋 吉久子(四万十町) 所 長 弘末 俊郎 次長 宮村 知孝 ※欠席委員 事務局 須崎福祉保健所 地域支援室 室 長 西岡 満 チーフ(地域ケア) 田中 佐和子 主 査 小松 広典 健康障害課 課 長 山脇 賀子 チーフ(健康増進) 武田 ちづる 衛生環境課 課 長 竹内 ゆかり