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大正製薬株式会社 - 大正製薬ホールディングス

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大正製薬株式会社 - 大正製薬ホールディングス
10718092_有価証券報告書_20110616155918
第
2011/06/16 15:59:35
102
期
自
平成22年4月1日
至
平成23年3月31日
大正製薬株式会社
10718092_有価証券報告書_20110616155918
第102期(自
平成22年4月1日
2011/06/16 15:59:35
至
平成23年3月31日)
有 価 証 券 報 告 書
1
本書は金融商品取引法第24条第1項に基づく有価証券報告書を、同法第
27条の30の2に規定する開示用電子情報処理組織(EDINET)を使用し提出
したデータに目次及び頁を付して出力・印刷したものであります。
2
本書には、上記の方法により提出した有価証券報告書の添付書類は含ま
れておりませんが、監査報告書は末尾に綴じ込んでおります。
大正製薬株式会社
10718092_有価証券報告書_20110616155918
目
2011/06/16 15:59:35
次
頁
第102期 有価証券報告書
【表紙】 ……………………………………………………………………………………………………………………
1
第一部
【企業情報】 …………………………………………………………………………………………………
2
第1
【企業の概況】 ………………………………………………………………………………………………
2
1 【主要な経営指標等の推移】 ……………………………………………………………………………
2
2 【沿革】 ……………………………………………………………………………………………………
4
3 【事業の内容】 ……………………………………………………………………………………………
5
4 【関係会社の状況】 ………………………………………………………………………………………
7
5 【従業員の状況】 …………………………………………………………………………………………
9
第2
第3
第4
第5
第6
第7
第二部
【事業の状況】 ………………………………………………………………………………………………
10
1 【業績等の概要】 …………………………………………………………………………………………
10
2 【生産、受注及び販売の状況】 …………………………………………………………………………
12
3 【対処すべき課題】 ………………………………………………………………………………………
13
4 【事業等のリスク】 ………………………………………………………………………………………
14
5 【経営上の重要な契約等】 ………………………………………………………………………………
15
6 【研究開発活動】 …………………………………………………………………………………………
17
7 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 ……………………………………
18
【設備の状況】 ………………………………………………………………………………………………
19
1 【設備投資等の概要】 ……………………………………………………………………………………
19
2 【主要な設備の状況】 ……………………………………………………………………………………
20
3 【設備の新設、除却等の計画】 …………………………………………………………………………
21
【提出会社の状況】 …………………………………………………………………………………………
22
1 【株式等の状況】 …………………………………………………………………………………………
22
2 【自己株式の取得等の状況】 ……………………………………………………………………………
25
3 【配当政策】 ………………………………………………………………………………………………
27
4 【株価の推移】 ……………………………………………………………………………………………
28
5 【役員の状況】 ……………………………………………………………………………………………
29
6 【コーポレート・ガバナンスの状況等】 ………………………………………………………………
33
【経理の状況】 ………………………………………………………………………………………………
40
1 【連結財務諸表等】 ………………………………………………………………………………………
41
2 【財務諸表等】 ……………………………………………………………………………………………
80
【提出会社の株式事務の概要】 ……………………………………………………………………………
108
【提出会社の参考情報】 ……………………………………………………………………………………
109
1 【提出会社の親会社等の情報】 …………………………………………………………………………
109
2 【その他の参考情報】 ……………………………………………………………………………………
109
【提出会社の保証会社等の情報】 …………………………………………………………………………
110
監査報告書 ………………………………………………………………………………………………………………… 巻末
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
【表紙】
【提出書類】
有価証券報告書
【根拠条文】
金融商品取引法第24条第1項
【提出先】
関東財務局長
【提出日】
平成23年6月29日
【事業年度】
第102期(自
【会社名】
大正製薬株式会社
【英訳名】
TAISHO PHARMACEUTICAL CO., LTD.
【代表者の役職氏名】
代表取締役会長兼社長
【本店の所在の場所】
東京都豊島区高田三丁目24番1号
【電話番号】
(03)3985局1111(大代表)
【事務連絡者氏名】
財務部長
【最寄りの連絡場所】
東京都豊島区高田三丁目24番1号
【電話番号】
(03)3985局1111(大代表)
【事務連絡者氏名】
財務部長
【縦覧に供する場所】
大正製薬株式会社
平成22年4月1日
犬伏
犬伏
上原
至
平成23年3月31日)
明
義博
義博
大阪支店
(大阪市城東区関目六丁目1番17号)
大正製薬株式会社
名古屋支店
(名古屋市千種区千種二丁目17番18号)
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
- 1 -
10718092_有価証券報告書_20110616155918
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第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
(1)連結経営指標等
回次
第98期
第99期
第100期
第101期
第102期
決算年月
平成19年3月
平成20年3月
平成21年3月
平成22年3月
平成23年3月
売上高
(百万円)
242,071
249,655
256,213
258,441
268,632
経常利益
(百万円)
24,926
41,896
39,902
36,671
54,077
当期純利益
(百万円)
15,420
25,004
8,815
19,485
34,892
包括利益
(百万円)
-
-
-
-
31,451
純資産額
(百万円)
547,486
548,650
514,511
527,760
535,231
総資産額
(百万円)
631,929
627,224
591,568
606,443
618,434
1株当たり純資産額
(円)
1,832.24
1,816.25
1,745.96
1,816.68
1,901.74
1株当たり当期純利益
(円)
50.54
84.01
30.01
67.98
124.90
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
(円)
-
-
-
-
-
自己資本比率
(%)
86.3
86.1
85.4
85.3
84.8
自己資本利益率
(%)
2.77
4.61
1.69
3.81
6.70
株価収益率
(倍)
42.74
23.53
60.91
25.01
14.41
(百万円)
29,638
50,745
35,782
39,475
46,493
投資活動による
キャッシュ・フロー
(百万円)
△22,812
△35,063
△12,530
11,244
△792
財務活動による
キャッシュ・フロー
(百万円)
△31,084
△11,431
△29,429
△18,837
△18,377
(百万円)
68,381
72,621
64,862
96,956
123,602
5,191
5,327
5,409
5,569
5,622
営業活動による
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物
の期末残高
従業員数
(外、平均臨時雇用者数)
(注)1
2
3
(人)
(633)
(556)
(599)
(654)
売上高には消費税等は含まれておりません。
第101期に自己株式の消却を実施しております。
潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式がないため記載しておりません。
- 2 -
(622)
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
(2)提出会社の経営指標等
回次
第98期
第99期
第100期
第101期
第102期
平成19年3月 平成20年3月 平成21年3月 平成22年3月 平成23年3月
決算年月
売上高
(百万円)
194,356
201,665
198,856
195,288
197,322
経常利益
(百万円)
27,527
40,122
38,981
34,226
44,867
当期純利益
(百万円)
16,749
25,910
11,863
21,948
29,990
資本金
(百万円)
29,804
29,804
29,804
29,804
29,804
発行済株式総数
(千株)
320,465
320,465
320,465
300,465
300,465
純資産額
(百万円)
551,107
547,234
521,995
535,857
540,306
総資産額
(百万円)
614,943
604,665
576,022
589,084
596,519
1株当たり純資産額
(円)
1,849.42
1,839.07
1,802.87
1,879.54
1,957.54
1株当たり配当額
(うち1株当たり中間配当額)
(円)
27.00
(-)
27.00
27.00
27.00
27.00
(12.00)
(12.00)
(12.00)
(12.00)
1株当たり当期純利益
(円)
54.86
86.99
40.36
76.52
107.27
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
(円)
-
-
-
-
-
自己資本比率
(%)
89.6
90.5
90.6
91.0
90.6
自己資本利益率
(%)
2.98
4.72
2.22
4.15
5.57
株価収益率
(倍)
39.37
22.73
45.29
22.22
16.78
配当性向
(%)
49.2
31.0
66.9
35.3
25.2
従業員数
(外、平均臨時雇用者数)
(人)
3,329
(245)
3,478
(253)
3,516
(238)
3,524
(238)
3,541
(207)
(注)1
2
3
売上高には消費税等は含まれておりません。
第101期に自己株式の消却を実施しております。
潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式がないため記載しておりません。
- 3 -
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
2【沿革】
昭和3年5月
大正元年石井絹治郎の個人企業として発足した大正製薬所を、株式会社に改組、商号を株式会社大
正製薬所として、東京都文京区に設立、工場を文京区及び豊島区に置く。(資本金100万円)
昭和4年11月
昭和12年4月
大阪支店を開設。
本社を東京都中央区に移転。
昭和18年7月
昭和20年6月
本社を東京都豊島区に移転。
医薬品製造業整備要項の趣旨に従い、明治製薬株式会社を吸収合併。(資本金119万円)
昭和23年5月
昭和30年11月
商号を大正製薬株式会社に変更。
東京都豊島区に本社新社屋を建設。
昭和32年10月
昭和35年6月
医療用医薬品の販売開始。
浦和工場を建設。
昭和38年9月
昭和40年2月
株式を東京証券取引所市場第2部に上場。
大宮工場建設第1期工事完了。
昭和41年8月
昭和42年8月
東京証券取引所市場第1部に指定される。
大宮工場建設第2期工事完了に伴い、浦和工場を閉鎖し大宮工場へ統合。
昭和49年7月
昭和49年9月
研究部門の充実を図るため大宮工場敷地内に総合研究所を建設。
大阪支店新社屋を建設、移転。
昭和49年9月
昭和52年5月
名古屋支店、福岡支店を開設。
本社新社屋を建設、移転。
昭和52年12月
昭和57年2月
広島支店、仙台支店、札幌支店を開設。
総合研究所に第2生物棟を増設。
昭和57年4月
昭和60年9月
四国支店を開設。
生産部門の拡充のため岡山工場を新設。
昭和63年10月
平成2年9月
加州大正製薬㈱(現連結子会社)を設立。
マレーシア大正製薬㈱(現連結子会社)を設立。
平成2年10月
平成4年8月
大宮工場再開発計画第1期工事(内服固型剤棟)完了。
フィリピン大正製薬㈱(現連結子会社)を設立。
平成5年2月
平成5年4月
岡山営業所を開設。
合弁にて大正エム・ティ・シー㈱(現連結子会社)を設立。
平成5年4月
平成5年6月
金沢支店を開設。
総合研究所に新研究棟増設。
平成5年8月
平成8年3月
大宮工場再開発計画第2期工事(原材料自動倉庫)完了。
合弁にてオソサパ大正㈱(現連結子会社)を設立。
平成9年8月
平成9年9月
合弁にて上海冠生園大正有限公司(現連結子会社・上海大正力保健有限公司)を設立。
生産部門の拡充のため羽生工場(埼玉県羽生市)を新設。(大宮工場再開発計画第3期工事)
平成9年9月
平成10年9月
ロンドン支店を開設。
ヨーロッパ大正製薬㈱(現連結子会社)を設立。
平成11年7月
平成13年8月
大宮工場再開発計画第4期工事(新合成棟)完了。
大正R&D USA㈱(現連結子会社)を設立。
平成13年10月
平成14年7月
大宮工場再開発計画第5期工事のうち、品質管理棟完了。
大宮工場再開発計画第5期工事(大宮物流センター)完了。
平成14年9月
平成14年9月
東京都豊島区に本社2号館建設。
富山化学工業㈱(現関連会社)の新株式の引受けにより、当社の持分法適用関連会社となる。
平成14年10月
平成15年7月
合弁にて大正富山医薬品㈱(現連結子会社)を設立。
目白不動産㈱(現連結子会社)を設立。
平成17年8月
平成17年9月
横浜事業所を開設。
合弁にて大正アクティブヘルス㈱(現連結子会社)を設立。
平成18年4月
平成19年6月
養命酒製造㈱(現関連会社)の株式を追加取得し、当社の持分法適用関連会社となる。
大宮工場製剤2号棟を新設。
平成20年3月
平成21年10月
ビオフェルミン製薬㈱の株式を取得し、当社の連結子会社となる。
シンガポール大正製薬㈱(現連結子会社)を設立。
平成21年10月
PT Bristol-Myers Squibb Indonesia Tbkの株式を取得し(その後、大正製薬インドネシア㈱
(PT.Taisho Pharmaceutical Indonesia Tbk)に改称)、当社の連結子会社となる。
- 4 -
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2011/06/16 15:59:35
3【事業の内容】
当社の企業集団は、当社、子会社25社、関連会社3社により構成されており、当社グループの主な事業内容は一般
用医薬品・特定保健用食品・食品・医療用品・衛生用品の、研究・開発・製造・販売(セルフメディケーション事
業)及び医療用医薬品の研究・開発・製造・販売(医薬事業)からなっております。
当社及び当社の関係会社において営まれている主な事業の内容、当社及び当社の関係会社の当該事業における位置
付け等について、セグメントとの関連において示しますと、次の通りであります。
セルフメディケーション事業
当社……………………………………
(国内子会社)
大正厚生サービス㈱…………………
沖縄大正製薬㈱………………………
大正エム・ティ・シー㈱……………
㈱大正製薬物流サービス……………
ビオフェルミン製薬㈱………………
目白不動産㈱…………………………
㈱下田セントラル……………………
大正アクティブヘルス㈱……………
一般用医薬品、医薬部外品、食品等の研究開発、製造、販売を行っており
ます。
当社製品の販売のほか、保険代理業、印刷業務サービス、各種物品斡旋販
売等を行っております。
沖縄県で当社製品の販売、販促活動の受託を行っております。
福岡県で医薬品及び医薬部外品の原料を製造し、販売を行っております。
当社、大正富山医薬品㈱ほかの物流サービスの管理運営を行っておりま
す。
一般用医薬品及び医療用医薬品の製造及び販売を行っております。
不動産の賃貸、管理、保有及び運用等を行っております。
ホテル運営の受託を行っております。
健康食品、医薬部外品及び化粧品の供給を行っております。
(海外子会社)
台湾大正製薬股份有限公司…………
加州大正製薬㈱………………………
マレーシア大正製薬㈱………………
フィリピン大正製薬㈱………………
インドネシア大正㈱…………………
ドイツ大正食品㈲……………………
上海大正力保健有限公司……………
アジア大正㈱…………………………
台湾で当社製品を製造し、販売を行っております。
米国で当社製品を製造(委託)し、販売を行っております。
マレーシアで当社製品を製造し、販売を行っております。
フィリピンで当社製品を製造(委託)し、販売を行っております。
インドネシアで当社製品を製造(委託)し、販売を行っております。
ドイツでの当社製品の製造(委託)、販売。
中国で当社製品を製造し、販売を行っております。
マレーシアでアセアン地域のドリンク剤事業統括本部としての地域内の市
場開拓、経営指導及び食品等の販売。
ヨーロッパ大正製薬㈱……………… 英国での当社製品の製造(委託)、販売。
ベトナム大正㈲……………………… ベトナムで当社製品を製造し、販売を行っております。
香港大正製薬(力保健)有限公司… 香港で当社製品の販売を行っております。
オソサパ大正㈱……………………… タイで当社製品の販売を行っております。
大正製薬インドネシア㈱…………… インドネシアで一般用医薬品の製造及び販売を行っております。
シンガポール大正製薬㈱…………… アセアン地域のセルフメディケーション事業の統括を行っております。
(国内関連会社)
養命酒製造㈱………………………… 薬酒等の製造及び販売を行っております。
(海外関連会社)
大正ヒゾン㈱…………………………
医薬事業
当社……………………………………
フィリピンでフィリピン大正製薬㈱からの受託生産を行っております。
医療用医薬品の研究開発、製造及び販売を行っております。
(国内子会社)
大正富山医薬品㈱……………………
メドウェル大正㈱……………………
医療用医薬品の販売を行っております。
医療用医薬品の販売。
(海外子会社)
大正R&D USA㈱………………
米国で医療用医薬品の開発を行っております。
(国内関連会社)
富山化学工業㈱………………………
医療用医薬品等の研究開発、製造及び販売を行っております。
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2011/06/16 15:59:35
[事業系統図]
以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
(注)1
2
3
大正エム・ティ・シー㈱からの原料供給は、三井化学㈱を経由して受けております。
大正ヒゾン㈱はフィリピン大正製薬㈱出資の関連会社(持分法適用)であり、上記の系統図より省いており
ます。
ビオフェルミン製薬㈱は、医薬事業も行っております。
- 6 -
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2011/06/16 15:59:35
4【関係会社の状況】
名称
住所
資本金又は出資金
(千円)
主要な事業の内容
議決権の
所有割合(%)
<連結子会社>
台湾大正製薬股份有限公司
台湾
台北市
千台湾ドル
200,000
セルフメディケー
ション事業
100.0
大正厚生サービス㈱
東京都
豊島区
10,000
セルフメディケー
ション事業
100.0
加州大正製薬㈱(注)4
米国
カリフォルニア州
千米ドル
41,050
セルフメディケー
ション事業
100.0
マレーシア大正製薬㈱
マレーシア
セランゴール州
千マレーシア
リンギット
24,380
セルフメディケー
ション事業
100.0
沖縄大正製薬㈱
沖縄県
那覇市
50,000
セルフメディケー
ション事業
100.0
フィリピン大正製薬㈱
フィリピン
マカティ
千フィリピンペソ
18,900
セルフメディケー
ション事業
100.0
大正エム・ティ・シー㈱
東京都
港区
400,000
セルフメディケー
ション事業
60.0
インドネシア大正㈱
インドネシア
ジャカルタ
千ルピア
42,920,000
セルフメディケー
ション事業
100.0
ドイツ大正食品㈲
ドイツ
フランクフルト
千ユーロ
306
セルフメディケー
ション事業
100.0
上海大正力保健有限公司
中国
上海
千中国元
132,621
セルフメディケー
ション事業
100.0
(15.0)
アジア大正㈱
マレーシア
セランゴール州
千マレーシア
リンギット
26,500
セルフメディケー
ション事業
100.0
㈱大正製薬物流サービス
埼玉県
さいたま市北区
30,000
セルフメディケー
ション事業
100.0
ヨーロッパ大正製薬㈱
(注)4
英国
ロンドン
千英国ポンド
20,000
セルフメディケー
ション事業
100.0
メドウェル大正㈱
埼玉県
さいたま市北区
医薬事業
100.0
ベトナム大正㈲
ベトナム
カインホア省
千ベトナムドン
170,754,300
セルフメディケー
ション事業
100.0
(19.4)
香港大正製薬(力保健)
有限公司
中国
香港
千香港ドル
163,000
セルフメディケー
ション事業
100.0
200,000
- 7 -
関係内容
当社が原材料、製品を供給し
台湾にて当社製品を製造、販
売しております。
当社に対して保険代理等のサ
ービスを行っております。
当社が建物を賃貸しておりま
す。
当社が原材料を供給し、米国
にて当社製品を製造(委
託)、販売しております。
当社が原材料を供給し、マレ
ーシアにて当社製品を製造、
販売しております。
当社製品の販売・販促活動の
受託を行っております。
当社が建物を賃貸しておりま
す。
役員の兼任あり。
当社が原材料を供給し、フィ
リピンにて当社製品を製造
(委託)、販売しておりま
す。
当社に原料を三井化学㈱を経
由して供給しております。
金融機関からの借入金に対し
て当社が債務保証を行ってお
ります。
インドネシアにて当社製品を
製造(委託)、販売しており
ます。
当社が原材料を供給、ドイツ
にて当社製品の製造(委
託)、販売。
当社が原材料を供給し、中国
にて当社製品を製造、販売し
ております。
当社アセアン地域子会社のド
リンク剤事業の統括。
当社物流サービスの管理運営
を行っております。
当社が建物を賃貸しておりま
す。
当社が原材料を供給、英国に
て当社製品を製造(委託)、
販売。
当社が製品を供給、販売。
当社が建物を賃貸しておりま
す。
役員の兼任あり。
当社が原材料を供給し、ベト
ナムにて当社製品を製造、販
売しております。
香港で当社製品を販売してお
ります。
10718092_有価証券報告書_20110616155918
名称
住所
オソサパ大正㈱(注)3
タイ
バンコク
大正R&D
米国
ニュージャージー州
USA㈱
2011/06/16 15:59:35
資本金又は出資金
(千円)
主要な事業の内容
千タイバーツ
15,000
セルフメディケー
ション事業
議決権の
所有割合(%)
49.0
千米ドル
4,000
医薬事業
100.0
医薬事業
70.3
(15.3)
大正富山医薬品㈱
(注)4、5
東京都
豊島区
2,000,000
目白不動産㈱
東京都
豊島区
600,000
セルフメディケー
ション事業
100.0
㈱下田セントラル
東京都
豊島区
300,000
セルフメディケー
ション事業
100.0
(100.0)
大正アクティブヘルス㈱
東京都
豊島区
100,000
セルフメディケー
ション事業
55.0
ビオフェルミン製薬㈱
(注)6
兵庫県
神戸市長田区
1,227,000
セルフメディケー
ション事業
医薬事業
55.8
大正製薬インドネシア㈱
インドネシア
ジャカルタ
千ルピア
10,240,000
セルフメディケー
ション事業
98.5
シンガポール大正製薬㈱
シンガポール
千米ドル
1,000
セルフメディケー
ション事業
100.0
<持分法適用関連会社>
富山化学工業㈱
東京都
新宿区
10,000,000
養命酒製造㈱
(注)6
東京都
渋谷区
大正ヒゾン㈱
フィリピン
アンティポロ
(注)1
2
医薬事業
34.0
1,650,000
セルフメディケー
ション事業
22.1
千フィリピンペソ
17,000
セルフメディケー
ション事業
50.0
(50.0)
関係内容
タイで当社製品を販売してお
ります。
役員の兼任あり。
米国にて当社の医療用医薬品
の開発を行っております。
当社及び富山化学工業㈱が製
品を供給し、医療用医薬品の
販売を行っております。
当社が建物を賃貸しておりま
す。
役員の兼任あり。
不動産の賃貸、管理、保有及
び運用を行っております。
当社が建物を賃貸しておりま
す。
役員の兼任あり。
ホテル運営の受託を行ってお
ります。
健康食品、医薬部外品及び化
粧品の供給を行っておりま
す。
当社が建物を賃貸しておりま
す。
役員の兼任あり。
共同による商品開発、研究開
発等を行っております。
インドネシアで一般用医薬品
の製造及び販売を行っており
ます。
当社アセアン地域子会社のセ
ルフメディケーション事業の
統括を行っております。
当社と合弁で大正富山医薬品
㈱を設立し、医療用医薬品を
供給しております。
役員の兼任あり。
共同で商品開発を行い、製品
を供給し、また製品の供給を
受けております。
フィリピンでフィリピン大正
製薬㈱からの受託生産を行っ
ております。
主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。
議決権の所有割合に、括弧書きで記載される数値は間接所有割合で内数であります。
3
4
持分は100分の50以下ですが、実質的に支配しているため子会社としたものであります。
特定子会社であります。
5
大正富山医薬品㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が
10%を超えております。
主要な損益情報等
6
①
②
売上高
経常利益
89,754百万円
2,343 〃
③
④
当期純利益
純資産額
⑤ 総資産額
有価証券報告書の提出会社であります。
863 〃
7,853 〃
50,397 〃
- 8 -
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5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
平成23年3月31日現在
セグメントの名称
従業員数 (人)
セルフメディケーション事業
2,414
(245)
医薬事業
1,842
(85)
全社(共通)
1,366
(292)
5,622
(622)
合計
(注)1
従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出
向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)は、当連結会
計年度の平均人員を( )外数で記載しております。
全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属している
2
ものであります。
(2)提出会社の状況
平成23年3月31日現在
従業員数 (人)
3,541
平均年齢 (歳)
(207)
平均勤続年数 (年)
41.1
16.1
セグメントの名称
7,751,992
従業員数 (人)
セルフメディケーション事業
医薬事業
全社(共通)
合計
(注)1
平均年間給与 (円)
1,802
(96)
691
(50)
1,048
(61)
3,541
(207)
従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇
用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)は、当事業年度の平均人員を(
載しております。
2
3
)外数で記
平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属している
ものであります。
(3)労働組合の状況
当社グループの労働組合は大正製薬労働組合と称し、昭和25年3月に結成され、日本労働組合総連合会傘下の全
国繊維化学食品流通サービス一般労働組合同盟(総称:UIゼンセン同盟)に加盟しております。組合員数は平成
23年3月31日現在2,214名であります。
労使は相互によく理解し協調の実をあげ、その関係は安定しております。
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第2【事業の状況】
1【業績等の概要】
(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、海外経済の回復により輸出、生産等に持ち直しの動きがみられたもの
の、失業率が高水準にあるなど雇用情勢は依然として厳しく、全体としては不透明感の強い状況が続きました。ま
た、3月に発生した東日本大震災により景気の先行き懸念が強まりました。
セルフメディケーション事業分野の中心を占めるOTC医薬品市場は、総合感冒薬、鼻炎治療剤、ドリンク剤な
どが堅調であったものの、風邪予防関連商品が前年度の新型インフルエンザ流行に伴う需要急増の反動で大きく落
ち込んだことなどにより、総じて低調に推移しました。
医薬事業分野につきましても、医療費適正化諸施策が浸透しつつあるとともに昨年4月に実施された薬価改定の
影響が大きく、依然として難しい事業環境にあります。
こうした事業環境の中で、当社のセルフメディケーション事業部門は、製品情報提供と店頭販促を強化するとと
もに、成長中の「生活習慣病」領域などに新製品を積極的に投入し、市場の活性化に取り組んでおります。また、
医薬事業部門も、情報提供活動を中心とする営業力の強化を図るとともに、自社オリジナル開発物質の継続的な創
出と開発研究のスピードアップに努めております。
このような事業活動により、当連結会計年度のグループ全体売上高は、2,686億3千2百万円余(前連結会計年
度比+101億9千万円余、3.9%増、以下括弧内文言「前連結会計年度比」省略)となりました。
事業部門別の売上高は次の通りであります。
セルフメディケーション事業
内訳
一般用医薬品等
特保・食品等
その他
医薬事業
内訳
医療用医薬品
中間製品等
工業所有権等使用料収益
1,671億円余
(+83億円余 1,520億円余
(+69億円余
(+16 〃
(△ 3 〃
15.2%増)
10.6%減)
(+18億円余
(+35億円余
(△15 〃
4.0%増)
16.3%減)
(△ 1 〃
33.7%減)
125 〃
25 〃
1,014億円余
931億円余
79 〃
3 〃
5.3%増)
4.8%増)
1.9%増)
両事業部門主要製品の売り上げ状況は次のとおりです。
<セルフメディケーション事業>
当連結会計年度の売上高は、1,671億円余(+83億円余、5.3%増)となりました。
ドリンク剤の「リポビタンシリーズ」は、主力の「リポビタンD」が前年を若干下回った(1.1%減)ものの、
生活者の低カロリー志向に対応した「リポビタンファイン」、「リポビタンハーフ」や、「リポビタンFB」が順
調に拡大し、さらには猛暑の追い風もあり、シリーズ全体では、711億円余(0.4%増)となりました。
風邪薬「パブロンシリーズ」は、前年度の新型インフルエンザ流行による風邪予防関連商品需要急増の反動で上
期は大きく落込みましたが、下期に入り主力の総合感冒薬が堅調に推移したほか、今春の花粉飛散量が多かったこ
とから鼻炎関連商品も第4四半期以降大きく伸長し、シリーズ全体では256億円余(3.1%増)でした。
発毛剤「リアップシリーズ」は、第1類医薬品市場が総じて低迷する中、前年度に発売した「リアップX5」が
寄与し148億円余(17.2%増)と引き続き順調で、発売50周年を迎えた「ナロンシリーズ」も46億円余(6.0%増)
と増加しましたが、その他のブランドでは、ミニドリンク剤の「ゼナシリーズ」は33億円余(3.6%減)、「胃腸
薬シリーズ」は42億円余(1.0%減)、「コーラックシリーズ」は38億円余(1.5%減)と微減でした。
特保・食品等の「リビタシリーズ」も、グルコケア粉末スティック等の粉末シリーズへの取組が奏功し、36億円
余(15.8%増)と伸長しました。
<医薬事業>
当連結会計年度の売上高は、1,014億円余(+18億円余、1.9%増)となりました。
平成20年10月発売のβ-ラクタマーゼ阻害剤配合ペニシリン系抗菌薬「ゾシン」は147億円余(37.6%増)、昨
年1月発売の細粒小児用が寄与したニューキノロン系抗菌薬「オゼックス」は40億円余(46.5%増)と、ともに順
調に伸長しました。
一方、昨年4月に実施された薬価改定の影響もあり、主力品マクロライド系抗菌薬「クラリス」は販売数量を増
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やしたものの229億円余(1.6%減)となったほか、末梢循環改善薬「パルクス」は102億円余(5.5%減)、キノロ
ン系抗菌薬「ジェニナック」は44億円余(7.3%減)、非ステロイド性消炎鎮痛剤「ロルカム」は35億円余(4.6%
減)、注射用ペニシリン系抗菌薬「ペントシリン」は37億円余(12.7%減)、セフェム系抗菌薬「トミロン」は24
億円余(1.8%減)とマイナスとなりました。
中間製品等の売上高は79億円余(16.3%減)となりました。
工業所有権等使用料収益は、3億円余(33.7%減)となりました。
利益面につきましては、前年度に発生した、開発物質導入による大口のマイルストーンフィーの支払や、新製品
発売に伴う広告宣伝費の一時的増加要因がなくなったことと、経費管理の徹底等により、販売費及び一般管理費が
大きく減少し、営業利益は440億8千2百万円余(27.1%増)となりました。
経常利益につきましては、持分法投資損益が改善したことなどから、540億7千7百万円余(47.5%増)となり
ました。
当期純利益につきましては、東日本大震災に関わる災害損失10億円余を特別損失として計上したことなどによ
り、348億9千2百万円余(79.1%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ266億円
余増加し、1,236億円余となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は464億円余(前連結会計年度比70億円余の増加)となりました。これは主に、税
金等調整前当期純利益が530億円余あったことなどによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は7億円余(前連結会計年度比120億円余の増加)となりました。これは主に、有
形固定資産の取得による支出73億円余や投資有価証券の取得による支出159億円余があったことなどによるもので
す。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は183億円余(前連結会計年度比4億円余の減少)となりました。これは主に、自
己株式の取得による支出が160億円余、配当金の支払が76億円余あったことなどによるものです。
キャッシュ・フロー指標のトレンド
平成20年3月期
平成21年3月期
平成22年3月期
平成23年3月期
自己資本比率(%)
86.1
85.4
85.3
84.8
時価ベースの自己資本比率(%)
93.7
89.4
79.9
80.3
2.6
4.6
3.2
0.5
3,903.5
1,022.3
1,409.8
5,811.6
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(%)
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)
(注)
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
*各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
*株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
*キャッシュ・フローは営業キャッシュ・フローを利用しております。
*有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としてお
ります。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
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2【生産、受注及び販売の状況】
(1)生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(自
至
セグメントの名称
当連結会計年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
金額 (百万円)
セルフメディケーション事業
148,764
98.7
42,917
80.4
191,682
93.9
医薬事業
合計
(注)1
前年同期比 (%)
2
金額は販売価格によっております。
上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)商品仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(自
至
セグメントの名称
当連結会計年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
金額 (百万円)
前年同期比 (%)
セルフメディケーション事業
11,427
100.5
医薬事業
32,902
118.7
44,329
113.4
合計
(注)1
金額は実際仕入額によっております。
2
上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(3)受注状況
当社グループは販売計画に基づいて生産しており、受注生産はほとんど行っておりません。
(4)販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(自
至
セグメントの名称
金額 (百万円)
当連結会計年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
前年同期比 (%)
セルフメディケーション事業
167,195
105.3
医薬事業
101,436
101.9
268,632
103.9
合計
(注)
上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
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3【対処すべき課題】
医薬品業界をとりまく事業環境は景気の低迷、競合の激化及び市場構造の変化等の影響を受け、さらに今後は東日
本大震災による経済活動全般への様々な影響が加わって一段と厳しい状況が続くことが予想されます。当社はそのよ
うな状況の中で、事業基盤の強化と経営の効率化を進め、業績の向上に努めてまいります。
セルフメディケーション事業(OTC医薬品および健康関連商品事業)におきましては、製品開発面ではスイッチ
成分(医療用医薬品の成分を一般用医薬品向けに開発したもの)を投入して第一類医薬品の製品ラインを拡充するほ
か、生活習慣病、メタボリックシンドロームや生活改善薬などに対応した新領域を積極的に開拓してまいります。販
売面ではリポビタンシリーズ、パブロンシリーズ、リアップシリーズなどこれまで築き上げてきた主力製品のブラン
ド価値をより一層高め、さらにはリビタをはじめとする新たなブランド育成にも努力してまいります。また直販体制
を活かした提案型営業活動を一段と強化し、さらに通販等新チャネルの拡充を通じ生活者との直接のコミュニケーシ
ョンの充実などにも注力してまいります。
医薬事業(医療用医薬品および同関連事業)におきましても、激しい競争に勝ち残る為、国際的に通用するオリジ
ナリティの高い新薬の研究開発に注力するとともに、国内外の企業からの有望候補物質の導入や共同開発を積極的に
進め、パイプライン(製品開発のラインアップ)の充実に努めております。
また販売子会社の大正富山医薬品株式会社における訪宣活動を増強し、MR(医薬情報担当者)の生産性向上を図
るとともに得意領域の強化に努め、感染症領域におけるトップ企業としての足場を一層固めることを目指しておりま
す。
海外事業では、アジア地域を中心にドリンク剤事業の国際的リーダーとしての地位を確立すべく基盤固めに努める
とともに、OTC医薬品事業につきましても、シンガポールを統括拠点、インドネシアを生産拠点として同国、フィ
リピン、タイ市場で既に一定の事業基盤を確立しております。さらに本年4月にマレーシアの医薬品メーカー
Hoepharma Holdings Sdn. Bhd. (ホウ製薬)をGoldis社他から買収することで合意しました。これからも東南アジ
アにおけるOTC医薬品事業の一層の拡大を目指してまいります。
医薬品業界をとりまく事業環境は厳しさを増しておりますが、当社グループは環境の変化に機敏に対応するため、
以上のような経営の諸課題に積極的に取り組むとともに、グループ経営管理の仕組みづくりとしてグループの管理体
制・システムを再検討し、グループ全体の総合力を発揮し連結業績の向上を図る所存です。
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4【事業等のリスク】
当社が事業展開する中で様々なリスクが伴います。リスクとなる可能性がある主な事項は次の通りです。なお、文
中における将来に関する事項は当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。
①
法的規制及び医療政策等に係るリスク
当社の事業は、薬事関連規制等に服しております。医薬品等の研究、開発、製造、輸入、流通等の各段階におい
て様々な承認・許可制度等が設けられており、製品が規制に適合しなくなる可能性や、承認が取り消される可能性
があります。また、医療政策や医療保険制度の動向等により、医薬品の価格が下がる等のリスクがあります。
②
医薬品等の品質・副作用等に関するリスク
製品の信頼性保証、品質保証には万全を期しておりますが、予期せぬ副作用、事故等により、余儀なく医薬品等
の回収、発売中止や損害賠償を負担する可能性があります。
③
医薬品の開発及び事業化に関するリスク
医薬品の開発には、多額の研究開発投資と長い時間等が必要とされますが、上市や事業としての成功の可能性に
関しては不確実性があります。
④
知的財産権に関するリスク
当社が知的財産権による適正な保護を得られないことにより、第三者が当社の技術等を使用して、当社の市場に
おける競争力を弱める可能性があり、または当社が第三者の知的財産権を侵害するおそれがあります。
⑤
特許権満了等によるリスク
当社は製品ライフサイクルの延長に努めておりますが、特許権の満了により後発品が出現したり、一般用医薬品
へのスイッチなどにより売上高が低下する可能性があります。
⑥
種々の訴訟リスク
当社の事業活動の過程で、製造物責任、環境他の事柄に関し訴訟を提起される可能性があります。
⑦
為替変動に関わるリスク
海外との外貨建によるロイヤルティの授受、貿易取引などが、為替レートの変動により、業績に影響を及ぼす可
能性があります。
⑧
その他
突発的に発生する地震や津波などの自然災害や海外の治安の悪化などから、事業拠点や事業インフラを破壊され
るなどの被害を受ける可能性や、事業の縮小・撤退などの可能性があります。
これらのほかにも、原材料の外部調達に係るリスク、他社開発品のライセンス等に依存するリスクなど様々なリ
スクが存在しており、ここに記載されたリスクが当社の全てのリスクを表すものではありません。
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5【経営上の重要な契約等】
(1)技術援助等を受けている契約
契約会社名
大正製薬㈱
(当社)
相手方の名称
ハイル社
国名
契約内容
対価
契約期間
ドイツ
D-ペニシラミン製剤
の製造・販売実施権
一定料率のロイヤル
ティ
昭和61年9月~
販売を継続する期間
ミドドリン製剤の
製造・販売実施権
原末購入
昭和57年10月~
平成26年2月
ロルノキシカム製剤
一定料率のロイヤル
昭和63年6月~
の製造・販売実施権
ティ
後発品発売迄
ミノキシジル製剤の
一定料率のロイヤル
昭和60年7月~
製造・販売実施権
ティ
平成43年11月
禁煙補助製品の
定額及び合意した方
販売等実施権
法に基づく実施料
平成13年6月~
販売開始後10年
定額及び合意した方
法に基づく実施料
平成14年9月~
販売を継続する期間
定額及び合意した方
法に基づく実施料
平成15年3月~
販売を継続する期間
定額及び合意した方
平成20年12月~
法に基づく実施料
販売を継続する期間
対価
契約期間
〃
ニコメッドオー
ストリア社
オーストリア
〃
〃
〃
〃
〃
マクニール社
グラクソ・スミ
スクライン㈱
アメリカ
日本
〃
富山化学工業㈱
〃
キノロン系合成抗菌
剤の販売実施権
〃
〃
〃
抗リウマチ剤の販売
実施権
〃
グラクソグルー
プリミテッド
抗肥満orlistat製剤
英国
の日本における開発
及び販売実施権
以後5年毎自動更新
(2)当社が技術援助等を与えている契約
相手方の名称
国名
エステベ社
スペイン
アルタナ社
アメリカ
ウェルファイ
ドコリア社
ブレインセル
ズ社
大韓民国
契約内容
酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾン
製剤の製造・販売実施権
原末販売
原末販売
〃
一定料率のロイヤルティ
リポPGE1(プロスタグランジンE1の
リポ化製剤)の製造・販売実施権
(田辺三菱製薬株式会社と共同)
アメリカ
昭和59年4月~
新規精神疾患治療薬の候補物質の開
発・製造・販売実施権
- 15 -
定額の技術供与料
一定料率のロイヤルティ
定額の技術供与料
一定料率のロイヤルティ
販売開始後12年
以後3年毎自動更新
昭和62年9月~
対象特許の満了日
以後1年毎自動更新
平成10年4月~
販売開始後10年
以後1年毎自動更新
平成19年9月~
対象特許の満了日ま
たは上市後10年
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(3)技術援助契約等による合弁会社設立関係
契約締結先
国名
内容
日本
三井化学㈱
オソサパ社
タイ
出資割合(千円)
医薬品等の製
当社
240,000 大正エム・ティ・シー
造・販売
三井化学㈱
160,000 株式会社(日本)
保健食品等の製
当社
7,350千タイバーツ
造・販売
オソサパ社
7,650
当社
富山化学工業㈱
日本
〃
1,100,000 医薬品等の販売
富山化学工業㈱
㈱東洋新薬
合弁会社名及び所在地
日本
900,000 平成5年4月
オソサパ大正株式会社
平成8年3月
(タイ)
大正富山医薬品株式会社
(日本)
医薬部外品等の
当社
55,000 大正アクティブヘルス
開発・製造
㈱東洋新薬
45,000 株式会社(日本)
設立年月
平成14年10月
平成17年9月
(4)共同研究
相手方の名称
国名
研究の内容
契約年月
中国医学科学院葯物研究所
中国
天然物を起源とする医療用医薬品
平成21年2月
日産化学工業㈱
日本
血管拡張・血小板凝集阻害薬
平成14年10月
富山化学工業㈱
〃
感染症治療薬
平成15年7月
養命酒製造㈱
〃
養命酒関連商品(錠剤等)
平成17年7月
中外製薬㈱
〃
ビスフォスフォネート系骨吸収抑制剤
(骨粗鬆症治療薬)
平成18年9月
㈱トクホン
〃
非ステロイド系抗炎症剤含有プラスター剤
平成18年12月
中外製薬㈱
〃
活性型ビタミンD誘導体(骨粗鬆症治療薬)
平成20年5月
(5)資本提携及び業務提携の基本合意書
合意会社名
大正製薬㈱
(当社)
大正製薬㈱
(当社)
相手方の名称
合意内容
合意書締結日
富士フイルムホールディング
ス㈱
富山化学工業㈱、富士フイルムホールディングス
㈱と当社の資本提携並びに三社間の業務提携に関
平成20年2月13日
富山化学工業㈱
ビオフェルミン製薬㈱
する基本合意
両社のノウハウを活用して共同研究・商品開発を
行う等の業務提携に関する基本合意
平成20年7月1日
(6)その他
① Hoepharma Holdings Sdn. Bhdの全株式取得
当社は平成23年4月7日、マレーシアの医薬品メーカーであるHoepharma Holdings Sdn. Bhd. (以下「HOE
社」)の全株式を取得することについて、HOE社株式を78.15%保有するGoldis Berhad及び残りの21.85%を保有
するその他株主との間で合意いたしました。詳細は、『第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸
表 注記事項(重要な後発事象)』及び『第5 経理の状況 2財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な後
発事象)』に記載のとおりであります。
② 単独株式移転による持株会社の設立
平成23年5月13日開催の当社取締役会において、単独株式移転により持株会社「大正製薬ホールディングス株
式会社」を設立することを決議し、平成23年6月29日開催の第102回定時株主総会において承認されました。詳細
は、『第5
経理の状況
経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)』及び『第5
2財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な後発事象)』に記載のとおりであります。
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6【研究開発活動】
当社グループは、医薬品を中心に積極的な研究開発活動を展開しております。当連結会計年度の研究開発費の総額
は236億7千7百万円、対売上高比率は8.8%であります。
セルフメディケーション事業分野では、いわゆる治療薬とドリンク剤のほか、健康食品を含む生活習慣病関連領域
において、研究開発で蓄積した知識や技術を応用した有用性が高く、安全な新製品の研究開発に取り組んでおりま
す。当事業の研究開発費は46億7千7百万円となりました。
医薬事業分野では、国際的に通用するオリジナリティの高い新薬の研究開発に努めております。当事業の研究開発
費は190億円となりました。
薬剤開発の進捗状況は、あらまし次のとおりであります。
予てより骨粗鬆症の適応で申請中の「CT-081」(申請会社:中外製薬株式会社)と「クラリス」のプロトンポンプ
阻害剤、アモキシシリン水和物との3剤併用による胃MALTリンパ腫、早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃及び特
発性血小板減少性紫斑病におけるヘリコバクター・ピロリの除菌に関する適応拡大が当期中に承認されました。臨床
試験第2/3相にありますのは1品目で、骨粗鬆症の適応で開発しております「CT-064(注)」(中外製薬株式会社
との共同開発品)であります。臨床試験第2相にありますのは5品目で、糖尿病の適応で開発しております「TS071」、変形性関節症等の消炎・鎮痛の適応で開発しております「TT-063」(株式会社トクホンとの共同開発品)、
骨粗鬆症の適応で開発しております「CT-064(経口)」(中外製薬株式会社との共同開発品)、閉塞性動脈硬化症に
伴う間歇性跛行および気管支喘息の適応で開発しております「NT-702」(日産化学工業株式会社との共同開発品)と
「パルクス」の腰部脊柱管狭窄症に伴う間歇性跛行に関する適応拡大であります。
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7【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)財政状態
当社は、適切な流動性の維持、事業活動のための自己資金の充実及び健全なバランスシートの維持を財務方針と
しております。
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末比(以下前期末比という)119億円増(+2.0%)の6,184億円
となりました。流動資産が同174億円増(+8.1%)の2,331億円、固定資産は同54億円減(△1.4%)の3,852億円
となりました。
流動資産では、現金及び預金が前期末比277億円増加し、有価証券は償還により75億円減少しております。
固定資産のうち、有形固定資産は前期末比4億円減(△0.5%)の902億円となりました。無形固定資産は、前期
末比39億円減(△11.4%)の303億円となりましたが、これは減価償却による販売権・商標権等の減少などによる
ものです。投資その他の資産は、前期末比10億円減(△0.4%)の2,646億円となりました。この主な減少要因は、
投資有価証券の減少などによるものです。
当連結会計年度末の負債合計は、前期末比45億円増(+5.7%)の832億円となりました。流動負債が同41億円増
(+7.5%)の598億円、固定負債は233億円となりました。
当連結会計年度末の純資産は前期末比74億円増(+1.4%)の5,352億円となりました。利益剰余金は272億円増
加(+5.4%)、純資産控除項目である自己株式は同160億円増加(+52.0%)しております。また、その他有価証
券評価差額金は同22億円減少、為替換算調整勘定は同20億円減少となりました。
この結果、自己資本比率は前期末比0.5ポイント減の84.8%となりました。また、1株当たり純資産額は前期末
比85.06円増の1,901.74円となっております。
(2)経営成績
当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度比(以下前期比という)101億円増(+3.9%)の2,686億円でし
た。
売上原価率は35.9%で前期比0.4ポイント増加しました。これは、売上構成の変化などによるものです。
その結果、売上総利益は前期比55億円増(+3.3%)の1,721億円となりました。
販売費及び一般管理費は、研究開発費、広告宣伝費等の減少などにより前期比38億円減(△2.9%)の1,281億円
となり、その結果、営業利益は前期比93億円増(+27.1%)の440億円となりました。また、売上高営業利益率は
前期比3.0ポイント増の16.4%でした。
持分法投資損益の改善などにより、営業外収益は前期比36億円増の104億円、営業外費用は前期比43億円減の4
億円でした。
以上の結果、経常利益は前期比174億円増(+47.5%)の540億円となりました。また、売上高経常利益率は前期
比5.9ポイント増の20.1%でした。
特別利益は前期比0.7億円増の0.9億円、特別損失は前連結会計年度に計上した減損損失などの影響がなくなった
ものの、東日本大震災に関わる災害による損失10億円を計上したことなどから前期比2億円増の11億円となりまし
た。
以上の結果、税金等調整前当期純利益は、前期比172億円増(+48.1%)の530億円となり、法人税、住民税及び
事業税や法人税等調整額、少数株主損益を加減した当期純利益は、前期比154億円増(+79.1%)の348億円となり
ました。
また、1株当たり当期純利益は、前期比56.92円増の124.90円、自己資本利益率は前期比2.9ポイント増の6.7%
となりました。
なお、事業部門別売上高、販売費及び一般管理費の増加要因などについては、「第2
概要
事業の状況
1業績等の
(1)業績」をご参照下さい。
(3)キャッシュ・フロー
キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「第2
フローの状況」をご参照下さい。
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事業の状況
1業績等の概要
(2)キャッシュ・
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第3【設備の状況】
1【設備投資等の概要】
当社グループでは、今後の業容の拡大に対処するため、当連結会計年度において78億7千万円の設備投資を行いま
した。主な内訳は、大阪支店新築工事関連19億5千1百万円、事業用土地の取得16億7千4百万円、総合研究所にお
ける研究設備の拡充に6億4千3百万円などであります。
なお、生産能力に重要な影響を及ぼすような固定資産の売却、撤去又は滅失はありません。
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2【主要な設備の状況】
当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。
(1)提出会社
平成23年3月31日現在
帳簿価額 (百万円)
事業所
(所在地)
セグメントの
名称
セルフメディケ
本社
(東京都豊島区)
大阪支店
(大阪市城東区)
名古屋支店
(名古屋市千種区)
福岡支店
(福岡市博多区)
広島支店
(広島市東区)
広島物流センター
(広島県安芸郡府中町)
仙台支店
(仙台市青葉区)
仙台物流センター
(仙台市若林区)
札幌支店
(札幌市中央区)
四国支店
(香川県丸亀市)
金沢支店
(石川県金沢市)
横浜事業所
(横浜市都筑区)
大宮工場
(さいたま市北区)
ーション事業
医薬事業
6,056
37
338
2
〃
〃
413
10
〃
〃
724
0
〃
〃
179
0
176
0
284
0
258
0
〃
〃
〃
製品の保管
配送業務
医薬品等の販売
製品の保管
配送業務
〃
医薬品等の販売
398
0
〃
〃
156
2
〃
〃
541
0
1,553
61
医薬品等の製造
16,413
4,236
〃
3,059
1,074
〃
1,915
333
医薬品等の研究
6,596
24
699
2
〃
〃
セルフメディケ
ーション事業
〃
製品の保管
配送業務
セルフメディケ
総合研究所
(さいたま市北区)
ーション事業
医薬事業
その他
セルフメディケ
(東京都豊島区)
ーション事業
(注)1
薬品等の販売
機械装置
土地
及び
(面積㎡)
運搬具
医薬品等の販売
(岡山県勝田郡勝央町)
(埼玉県羽生市)
統括業務及び医
建物及び
構築物
〃
岡山工場
羽生工場
設備の内容
賃貸資産
5,382
(13,877)
254
(9,361)
501
(3,079)
710
(3,028)
317
(1,160)
2,639
(3,309)
408
(1,110)
383
(2,486)
307
(1,799)
365
(991)
1,369
(1,444)
2,133
(10,044)
6,531
(189,453)
633
(40,026)
2,219
(36,470)
- (-) 232
(12,671)
リース
資産
その他
合計
313
683
12,474
1,281
-
57
654
163
-
34
959
102
-
60
1,496
125
-
20
517
72
-
7
2,824
-
-
25
719
111
-
27
670
-
-
38
744
55
-
22
546
47
-
24
1,935
34
-
10
3,759
-
114
423
27,719
679
-
83
4,851
64
-
52
4,521
63
52
1,262
7,936
742
-
199
1,134
-
大宮工場の土地には総合研究所(大宮工場敷地内に建築)の土地が含まれております。
2
3
寮、社宅の厚生施設等の設備は、その所属する事業所に含めております。
賃貸資産の主な貸与先は、株式会社セブン&アイ・フードシステムズであります。
4
5
上記金額には建設仮勘定を含んでおります。
上記金額には消費税等は含まれておりません。
- 20 -
従業員数
(人)
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(2)国内子会社
平成23年3月31日現在
帳簿価額 (百万円)
会社名
大正エム・
ティ・シー㈱
事業所
(所在地)
セグメント
の名称
設備の内容
大牟田工場
(福岡県
セルフメデ
ィケーショ
タウリン
大牟田市)
ン事業
製造設備
建物及び
構築物
機械装置
土地
及び
(面積㎡)
運搬具
134
144
2,687
792
-
(-)
リース
資産
その他
合計
従業員数
(人)
-
19
298
23
-
61
6,785
98
セルフメデ
ビオフェルミ
神戸工場
ィケーショ
生産研究
ン製薬㈱
(神戸市西区)
ン事業
設備
3,243
(27,235)
医薬事業
(注)1
2
上記金額には建設仮勘定を含んでおります。
上記金額には消費税等は含まれておりません。
(3)在外子会社
平成23年3月31日現在
帳簿価額 (百万円)
会社名
上海大正
事業所
(所在地)
本社工場
力保健
(中国
有限公司
ベトナム
大正㈲
上海)
ィケーショ
ン事業
大正製薬㈱
セランゴール
州)
2
ン事業
セルフメデ
(マレーシア
(注)1
ィケーショ
(ベトナム
カインホア省)
本社工場
ドネシア㈱
セルフメデ
本社工場
マレーシア
大正製薬イン
セグメント
の名称
セルフメデ
ィケーショ
ン事業
ボゴール工場
(インドネシア
セルフメデ
ィケーショ
西ジャワ州)
ン事業
設備の内容
建物及び
構築物
ドリンク剤
84
49
22
83
259
47
175
420
製造設備
ドリンク剤
製造設備
ドリンク剤
製造設備
医薬品等
生産設備
機械装置
土地
及び
(面積㎡)
運搬具
-
(-)
-
(-)
-
(-)
-
(-)
リース
資産
その他
- 37
171
54
- 9
115
35
- 45
352
56
- 59
655
95
上記金額には建設仮勘定を含んでおります。
上記金額には消費税等は含まれておりません。
3【設備の新設、除却等の計画】
経常的な設備更新のための除却等を除き、重要な設備の新設、除却等の計画はありません。
- 21 -
合計
従業員数
(人)
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第4【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類
発行可能株式総数 (株)
普通株式
1,174,959,000
計
1,174,959,000
②【発行済株式】
事業年度末現在発行数
(株)
(平成23年3月31日)
種類
提出日現在発行数
(株)
(平成23年6月29日)
上場金融商品取引所名
又は登録認可金融商品
取引業協会名
内容
完全議決権株式であ
普通株式
300,465,510
東京証券取引所
(市場第一部)
300,465,510
り、権利内容に何ら
限定のない当社にお
ける標準となる株式
であります。
単元株式数は1,000
株であります。
計
300,465,510
-
300,465,510
-
(2)【新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
(5)【発行済株式総数、資本金等の推移】
年月日
発行済株式
総数増減数
(株)
平成21年6月26日
(注)
△20,000,000
(注)
発行済株式
総数残高
(株)
資本金増減額
(百万円)
-
300,465,510
自己株式の消却による減少であります。
- 22 -
資本金残高
(百万円)
29,804
資本準備金
増減額
(百万円)
-
資本準備金
残高
(百万円)
14,935
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(6)【所有者別状況】
平成23年3月31日現在
株式の状況(1単元の株式数1,000株)
区分
政府及び
地方公共
団体
金融商品
取引業者
金融機関
その他の
法人
外国法人等
個人その他
個人以外
計
単元未満
株式の状況
(株)
個人
株主数(人)
-
68
34
8,059
305
21
26,232
34,719
-
所有株式数
(単元)
-
54,637
969
104,325
29,061
2
108,522
297,516
2,949,510
-
18.36
0.33
35.06
9.77
0.00
36.48
100.00
-
所有株式数の
割合(%)
(注)1
自己株式24,452,572株は「個人その他」に24,452単元及び「単元未満株式の状況」に572株含まれておりま
2
す。
証券保管振替機構名義の株式は「その他の法人」に2単元及び「単元未満株式の状況」に800株含まれてお
ります。
(7)【大株主の状況】
平成23年3月31日現在
氏名又は名称
公益財団法人上原記念生命科学
住所
所有株式数
(千株)
発行済株式総数に
対する所有株式数
の割合(%)
東京都豊島区高田3-26-3
43,000
14.31
東京都新宿区
34,964
11.64
株式会社三井住友銀行
東京都千代田区丸の内1-1-2
10,000
3.33
株式会社三菱東京UFJ銀行
東京都千代田区丸の内2-7-1
10,000
3.33
財団法人上原近代美術館
静岡県下田市宇土金字馬場341
10,000
3.33
上原
東京都中野区
7,145
2.38
東京都中央区新川2-27-1
7,033
2.34
東京都中央区晴海1-8-11
5,832
1.94
東京都港区元赤坂1-3-1
5,500
1.83
東京都中央区晴海1-8-11
5,100
1.70
138,575
46.12
財団
上原
昭二
明
住友化学株式会社
日本トラスティ・サービス信託
銀行株式会社(信託口)
鹿島建設株式会社
日本トラスティ・サービス信託
銀行株式会社(住友信託銀行再
信託分・住友化学株式会社退職
給付信託口)
計
(注)1
-
当社は平成23年3月31日現在、自己株式24,452,572株(8.14%)を保有しておりますが、上記の大株主から
除いております。
2
上記日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)の所有株式数5,832千株は、信託業務に係る株
式数であります。
3
上記日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(住友信託銀行再信託分・住友化学株式会社退職給付信託
口)の所有株式数5,100千株は、信託業務に係る株式数であります。
- 23 -
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(8)【議決権の状況】
①【発行済株式】
平成23年3月31日現在
区分
株式数 (株)
議決権の数 (個)
内容
無議決権株式
-
-
-
議決権制限株式(自己株式等)
-
-
-
議決権制限株式(その他)
-
-
-
権利内容に何ら限定の
完全議決権株式(自己株式等)
(自己保有株式)
ない当社における標準
となる株式であり、単
普通株式 24,452,000
-
完全議決権株式(その他)
普通株式 273,064,000
273,064
単元未満株式
普通株式 2,949,510
-
1単元(1,000株)未満
の株式であります。
発行済株式総数
300,465,510
-
-
総株主の議決権
-
273,064
-
(注)1
2
元株式数は1,000株であ
ります。
同上
「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式572株が含まれております。
証券保管振替機構名義の株式は、「完全議決権株式(その他)」欄に2,000株(議決権2個)及び「単元未
満株式」欄に800株含まれております。
②【自己株式等】
平成23年3月31日現在
所有者の氏名
又は名称
所有者の住所
自己名義
所有株式数
(株)
(自己保有株式) 東京都豊島区高田
大正製薬株式会社
3-24-1
計
-
他人名義
所有株式数
(株)
所有株式数
の合計
(株)
発行済株式総数に
対する所有株式数
の割合(%)
24,452,000
-
24,452,000
8.14
24,452,000
-
24,452,000
8.14
(9)【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
- 24 -
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2【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】会社法第155条第3号及び第7号に該当する普通株式の取得
(1)【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2)【取締役会決議による取得の状況】
会社法第155条第3号に該当する取得
区分
株式数(株)
取締役会(平成22年3月1日)での決議状況
価額の総額(円)
6,500,000
10,000,000,000
当事業年度前における取得自己株式
1,877,000
3,110,736,000
当事業年度における取得自己株式
4,020,000
6,878,178,000
603,000
11,086,000
9.3
0.1
-
-
9.3
0.1
(取得期間
平成22年3月8日~平成22年6月30日)
残存決議株式の総数及び価額の総額
当事業年度の末日現在の未行使割合(%)
当期間における取得自己株式
提出日現在の未行使割合(%)
区分
株式数(株)
取締役会(平成22年10月29日)での決議状況
価額の総額(円)
5,000,000
10,000,000,000
-
-
5,000,000
9,008,878,000
残存決議株式の総数及び価額の総額
-
991,122,000
当事業年度の末日現在の未行使割合(%)
-
9.9
当期間における取得自己株式
-
-
提出日現在の未行使割合(%)
-
9.9
(取得期間
平成22年11月1日~平成23年1月31日)
当事業年度前における取得自己株式
当事業年度における取得自己株式
(3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
会社法第155条第7号に該当する取得
区分
株式数 (株)
当事業年度における取得自己株式
当期間における取得自己株式
価額の総額 (円)
67,352
117,597,849
3,466
6,300,830
(注)当期間における取得自己株式には、平成23年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取り
による株式は含まれておりません。
- 25 -
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(4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
当事業年度
区分
当期間
株式数 (株)
処分価額の総額
(円)
株式数 (株)
処分価額の総額
(円)
引き受ける者の募集を行った取得自己株式
-
-
-
-
消却の処分を行った取得自己株式
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
24,452,572
-
24,456,038
-
合併、株式交換、会社分割に係る移転を
行った取得自己株式
その他(-)
保有自己株式数
(注)当期間における保有自己株式数には、平成23年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取
りによる株式は含まれておりません。
- 26 -
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3【配当政策】
当社は、平成23年6月29日開催の定時株主総会において、平成23年10月3日(予定)を期日として、単独株式移転
の方法により当社の完全親会社となる大正製薬ホールディングス株式会社(以下「持株会社」といいます。)を設立
し、持株会社体制へ移行することを決議しております。
新設予定の持株会社における配当の基本的方針や内部留保資金の使途等は現時点では未定でありますが、当社にお
きましては、安定的且つ高水準の配当を継続するとともに、企業体質の強化を図る為、内部留保の充実にも努めてま
いりました。内部留保金は、競争力強化と事業の拡充・発展を目的に、研究開発投資、設備投資、製品導入、資本業
務提携、新規事業開発投資などに充当してまいりました。また、これらの資金需要を総合的に見極めながら、資本効
率の向上と機動的な財務政策の実現を目的とした自己株式の取得を弾力的に実施してまいりました。
当社の配当方針につきましては、各期の当社の単体業績に概ね対応することとし、特別損益を除いた当該期純利益
の30%を配当性向の目処としてまいりました。
当期につきましては、売上高、利益共に期初予想を上回る結果となりましたが、東日本大震災の影響等業績の先行
きが不透明であることから公表配当を維持したく存じます。なお、これを配当性向で示しますと24.7%となります。
新設予定の持株会社における配当につきましては、株主総会の決議により定める予定であります。ただし、株主
へのより機動的な利益還元を行うため、中間配当(会社法第454条第5項に定める剰余金の配当)につきましては、
株主総会の決議によらず取締役会の決議によりできる旨を定款に定める予定であります。
(注)
基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。
決議年月日
平成22年10月29日
取締役会決議
平成23年6月29日
定時株主総会決議
配当金の総額
1株当たりの配当額
(百万円)
(円)
3,372
12
4,140
15
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4【株価の推移】
(1)【最近5年間の事業年度別最高・最低株価】
回次
第98期
第99期
第100期
第101期
第102期
決算年月
平成19年3月
平成20年3月
平成21年3月
平成22年3月
平成23年3月
最高 (円)
2,460
2,505
2,380
1,921
1,887
最低 (円)
1,988
1,927
1,562
1,523
1,551
(注)
最高・最低株価は東京証券取引所(市場第一部)におけるものです。
(2)【最近6月間の月別最高・最低株価】
月別
平成22年10月
平成22年11月
平成22年12月
平成23年1月
平成23年2月
平成23年3月
最高 (円)
1,754
1,780
1,818
1,887
1,878
1,809
最低 (円)
1,607
1,670
1,741
1,775
1,745
1,551
(注)
最高・最低株価は東京証券取引所(市場第一部)におけるものです。
- 28 -
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5【役員の状況】
役名
取締役会長
兼社長
職名
氏名
生年月日
略歴
昭和52年4月
当社入社
昭和52年6月
取締役に就任
昭和53年6月
昭和55年6月
専務取締役に就任
取締役副社長に就任
昭和56年6月
代表取締役副社長に就任
昭和57年6月
代表取締役社長に就任
任期
所有株式数
(千株)
(現任)
上原
明
昭和16年4月5日生
平成14年10月
大正富山医薬品㈱代表取締
(注)6
7,145
(注)6
639
(注)6
10
(注)7
3,014
(注)7
1
役社長に就任
代表取締役
平成18年4月
大正富山医薬品㈱取締役名
誉会長に就任
平成19年6月
大正富山医薬品㈱相談役
(現任)
平成21年4月
代表取締役会長に就任
(現任)
取締役副会長
昭和57年5月
昭和57年6月
当社入社
取締役に就任
昭和58年6月
常務取締役に就任
(大正富山医
昭和60年6月
専務取締役に就任
薬品株式会社
代表取締役社
平成6年6月
平成11年6月
取締役副社長に就任
代表取締役副社長に就任
平成18年4月
大正富山医薬品㈱代表取締
大平
明
昭和21年9月9日生
長)
役社長に就任(現任)
取締役副社長
代表取締役
平成21年4月
取締役副会長に就任
(現任)
監理本部・情
昭和53年6月
当社入社
報システム本
昭和56年1月
経理部長
部・QA本
昭和56年6月
取締役に就任
部・外国事業
推進本部・経
昭和57年6月
常務取締役に就任
平成6年6月
専務取締役に就任
平成12年6月
代表取締役専務に就任
平成17年11月
代表取締役副社長に就任
堀田
尚孝
昭和12年10月25日生
営企画・広
報・財務・資
金・物流管理
総括
(現任)
平成12年4月
当社入社
平成12年5月
アボット・ラボラトリーズ
入社 平成18年8月
経営企画部 平成18年10月
理事、医薬事業グループ担
当役員補佐、大正富山医薬
医薬事業部門
取締役副社長
総括・資材担
上原
茂
品㈱営業本部副本部長
昭和51年5月5日生
当
平成19年6月
大正富山医薬品㈱取締役に
就任(現任)
常務取締役
平成19年6月
取締役に就任
平成20年6月
常務取締役に就任
平成21年4月
取締役副社長に就任
(現任)
平成元年5月
当社入社
セルフメディ
平成3年4月
情報開発室長
ケーション事
平成6年6月
事業計画室長
業部門営業事
務本部・広
平成8年4月
平成9年6月
経営企画部長
理事、経営企画部長
報・物流管理
平成13年6月
執行役員、経営企画部長
担当・経営企
平成19年6月
取締役に就任
画部長
平成21年4月
常務取締役に就任
(現任)
酒井
明人
昭和22年12月26日生
- 29 -
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役名
職名
氏名
2011/06/16 15:59:35
生年月日
略歴
平成16年1月
当社入社
平成18年10月
理事、セルフメディケーシ
ョン事業グループ担当役員
任期
所有株式数
(千株)
補佐
平成19年4月
常務取締役
セルフメディ
ケーション事
営業推進本部副本部長、商
品開発本部副本部長
上原
健
昭和52年11月17日生
平成20年4月
業部門総括
セルフメディケーション研
(注)6
3,014
1
究開発本部長、営業推進本
部副本部長、商品開発本部
副本部長
平成20年6月
取締役に就任
平成21年4月
常務取締役に就任
(現任)
セルフメディ
取締役
取締役
ケーション事
業部門営業本
部担当
中禮
清実
昭和27年11月1日生
昭和51年4月
当社入社
平成5年4月
平成10年4月
福岡支店特販部長
広島支店長
平成11年4月
仙台支店長
平成13年4月
量販部支店長
平成18年4月
平成18年10月
教育・研修部長
(注)7
理事、ドリンク・チェーン
営業本部長
平成19年4月
執行役員、営業本部長
平成20年4月
平成21年6月
上席執行役員、営業本部長
取締役に就任(現任)
昭和51年4月
当社入社
生産本部・環
平成9年4月
開発企画部長
境推進統括・
平成10年4月
臨床開発部長
平成12年6月
平成13年6月
理事、医薬情報部長
(注)7
執行役員、米国子会社準備
リスクマネジ
メント業務統
福留
潤一
昭和25年6月8日生
括担当
室長
医薬事業部門
取締役
医薬開発本部
藤田
憲一
昭和27年2月10日生
担当
取締役
3
平成21年6月
取締役に就任(現任)
昭和50年4月
当社入社
平成2年4月
平成9年10月
大阪支店医薬部長
東京第1支店長
平成15年4月
大正富山医薬品㈱執行役員
平成16年6月
大正富山医薬品㈱取締役に
(注)6
1
(注)7
-
就任(現任)
森川
敏雄
昭和8年3月3日生
平成22年4月
執行役員、医薬開発本部長
平成22年6月
取締役に就任(現任)
平成5年6月
株式会社住友銀行頭取
平成9年6月
同行代表取締役会長
平成11年6月
監査役(非常勤)に就任
平成13年4月
株式会社三井住友銀行
相談役
平成14年6月
同行特別顧問
平成17年3月
平成19年6月
同行名誉顧問(現任)
取締役に就任(現任)
- 30 -
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役名
取締役
監査役
常勤
職名
氏名
馬場
生年月日
明道
森本
2011/06/16 15:59:35
繁夫
略歴
昭和21年4月12日生
昭和23年5月17日生
所有株式数
(千株)
任期
平成3年5月
大阪大学薬学部教授
平成10年4月
同大学薬学部長、薬学研究
科長
平成16年4月
同大学理事、副学長
平成18年8月
日本学術会議連携会員
平成22年4月
兵庫医療大学副学長、薬学
部教授(現任)
平成22年6月
取締役に就任(現任)
昭和48年4月
当社入社
平成5年4月
応用生物研究室長
平成6年4月
平成10年4月
分子生物研究室長
創薬研究所長
平成11年4月
執行役員、創薬研究所長
平成13年4月
医薬研究所長
平成19年4月
平成20年4月
医薬研究開発本部副本部長
医薬研究本部副本部長
平成20年6月
監査役(常勤)に就任
(注)6
-
(注)4
7
(注)8
1
(注)8
-
(注)5
-
13,837
(現任)
監査役
常勤
小林
久二
昭和27年3月26日生
平成9年12月
当社入社
平成10年4月
ドイツ大正食品有限会社社
長
平成14年4月
財務管理部長、外国業務管
理部長
平成16年10月
平成23年6月
経理部長(現:財務部長)
監査役(常勤)に就任
(現任)
昭和40年4月
住友海上火災保険株式会社
入社
監査役
非常勤
植村
裕之
昭和17年1月23日生
平成3年6月
住友海上火災保険株式会社
取締役
平成10年6月
住友海上火災保険株式会社
代表取締役社長
平成13年10月
三井住友海上火災保険株式
会社代表取締役社長
平成19年7月
三井住友海上火災保険株式
会社常任顧問(現在)
監査役
非常勤
吉川
勲
昭和14年6月5日生
平成23年6月
監査役(非常勤)に就任
(現任)
昭和56年7月
札幌国税局調査査察部長
昭和57年7月
札幌国税局直税部長
昭和59年7月
東京国税局調査第一部次長
昭和62年7月
福岡国税局総務部長
昭和63年7月
関東信越国税局総務部長
平成元年7月
国税庁直税部資料調査課長
平成3年6月
北海道開発局局長
平成5年6月
平成6年6月
国税庁徴収部長
税理士登録、開業
平成6年10月
当社税務顧問
平成21年6月
監査役(非常勤)に就任
官房長
(現任)
計
- 31 -
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(注)1
2
2011/06/16 15:59:35
取締役森川敏雄、馬場明道の2氏は、会社法第2条第15号に定める社外取締役であります。
監査役植村裕之、吉川勲の2氏は、会社法第2条第16号に定める社外監査役であります。
3
4
取締役副社長上原茂氏、常務取締役上原健氏は取締役会長兼社長上原明氏の長男、三男であります。
平成20年6月27日開催の定時株主総会の終結の時から4年間
5
6
平成21年6月26日開催の定時株主総会の終結の時から4年間
平成22年6月29日開催の定時株主総会の終結の時から2年間
7 平成23年6月29日開催の定時株主総会の終結の時から2年間
8 平成23年6月29日開催の定時株主総会の終結の時から4年間
9
当社では、取締役会の一層の活性化を促し、取締役会の意思決定・業務執行の監督機能と各事業部の業務執
行機能を区分し、経営効率の向上を図るために執行役員制度を導入しております。
上席執行役員は1名及び執行役員は6名で、担当及び氏名は以下のとおりであります。
担当
セルフメディケーション事業部門
商品開発本部・新規事業開発部長
薬事部・総務部
セルフメディケーション研究開発本部
氏名
上席執行役員
高
橋
伊津美
執 行 役 員
執 行 役 員
二
西
宮
川
芳
QA本部・知的財産部
医薬研究本部長
執 行 役 員
執 行 役 員
亀
奥
尾
山
一
人事部長
医薬事業企画部
執 行 役 員
執 行 役 員
渡
斉
邊
藤
- 32 -
雄
徹
弥
茂
哲
隆
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2011/06/16 15:59:35
6【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1)【コーポレート・ガバナンスの状況】
コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社のコーポレート・ガバナンス体制は、経営の執行機能と監視機能を明確に分離した上で、経営の意思決定が
迅速に行え、また、業務執行状況の監視活動が適切に行える仕組みを構築するとの基本方針に従い、整備されてお
ります。具体的には執行役員制および本部制を導入し、業務執行の責任を明確化するとともに、取締役会と監査
役・監査役会とが緊密な連携をとっていくことを経営管理の基本としております。
また、全社横断的な経営管理上の諸問題に対応するために、情報管理諮問委員会、危機管理委員会、内部統制評
価委員会、コンプライアンス諮問委員会等の各種委員会を設置し、対象とする分野における諸問題についてモニタ
リングし、経営管理者にその情報も伝達できるよう体制を整備しております。
こうして整備された体制を適正に運用することにより、事業目的の達成と社会的責任を果たすことを基本的な考
え方としております。
① 企業統治の体制
イ 企業統治の体制の概要および当該体制を採用する理由
当社は取締役会および監査役・監査役会設置会社であり、平成23年6月29日現在の取締役および監査役
は、取締役11名(内、社外取締役2名)および監査役4名(内、社外監査役2名)で構成されています。
取締役会は、原則として毎月1回以上開催され、当社の業務執行およびグループ経営に関する重要事項を
決定するとともに、その状況を監督しています。また、取締役会の補助機関として代表取締役等をメンバー
とする経営諮問会議を必要に応じて随時開催し、取締役会の付議事項等の重要事項を審議し、経営判断の効
率化と迅速化を図っています。
監査役会は、原則として年4回以上開かれ、監査役会規則および監査役監査基準に基づいて実施する監査
役監査の状況等について各監査役から報告を受けるほか、会計監査人から年4回会計監査および内部統制監
査の報告を受けています。各監査役は会社の業務の執行および財産保全の状況をチェックし、適宜、代表取
締役および取締役会に対して報告するとともに、必要に応じ勧告等を行っています。
また、執行役員、部門長等が、取締役および監査役に対して各事業グループおよびスタッフ部門における
業務の執行状況と関連課題について定例的に報告し、経営に係る情報を適切に伝達しています。
- 33 -
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ロ 会社の機関・内部統制の関係を示す図表
ハ その他の企業統治に関する事項
・ 内部統制システムの整備の状況
当社は、会社法の施行に伴い、内部統制システムの構築に関する基本方針を平成18年5月15日開催の取締
役会にて決議しました。この基本方針に関しましては、その後、平成20年4月には内部統制の整備の進展と
反社会的勢力への対応方針の明確化に伴い、また、平成22年4月には企業行動宣言の制定とリスクマネジメ
ント統括部署の設置を踏まえ、それぞれ取締役会で内容の一部改定のための決議を行いました。
内部統制の基本となる社内の諸制度・諸規程についても、整備と見直しを進め、適切な運用が図られるよ
うに周知徹底を図っています。また、これら諸制度・諸規程に基づき、適正かつ効率的に社内で業務が実施
されていることを監査部、コンプライアンス統括室、内部統制推進室、法務部から構成される監理本部を中
心にモニタリングする体制を構築しています。また、財務報告に係る内部統制の分野に関しましては、業務
部門において定期的に自己点検を実施しているほか、監査部が内部統制の監査を実施し、それらの検証結果
を踏まえ、継続的な改善活動を実施しています。
なお、金融商品取引法の内部統制報告制度に基づき、内部統制報告書を提出するため、代表取締役の諮問
機関として内部統制評価委員会を設置しています。本委員会は、財務報告に係る内部統制の整備状況と運用
状況について、自己点検および内部監査による検証結果に基づき、評価を行い、その評価結果を代表取締役
社長に提出しています。
- 34 -
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2011/06/16 15:59:35
・リスク管理体制の整備の状況
当社のリスク管理体制は、事業運営上生じる可能性がある危機を対象として制定した危機管理規程の下、
危機管理委員会を設置して、危機の内容・規模等に応じて対応措置を発動する体制を定めていますほか、経
営戦略上のリスクについては、代表取締役等のトップマネジメントにより臨機に応じて迅速な処理が図られ
るよう運営されています。
また、平成21年10月には、リスクマネジメント業務統括室を新設し、各部門におけるリスクマネジメント
諸活動全般の点検・助言・指導を行う体制を整備し、発生する可能性のあるリスクの識別を行ない、社内各
組織がリスクに対する事前準備と機動的な対応ができるようにリスクマネジメントの強化を図っています。
この他、リスク管理の一環として「大正製薬全社行動指針」を制定し、コンプライアンス統括室を統括部
署としてコンプライアンス徹底のための全社的な体制を構築した上で社員教育を継続的に実施し、法令遵守
と企業倫理に基づく行動の徹底に努めています。
さらに、内部通報規程に基づき、社長、危機管理委員会、コンプライアンス統括室、人事部、社外弁護
士、社外カウンセリング会社等に対して、それぞれ直接連絡が取れるように社内通報窓口を設け、社員から
の重要情報を受付け、相談に応じ、リスクの早期発見と迅速な対応を図る体制を構築しています。
ニ 責任限定契約の概要
当社は、会社法第427条第1項並びに当社定款第29条および第40条に基づき、社外取締役および社外監査役
との間において、会社法第423条第1項の損害賠償責任について、職務を行うにつき善意でかつ重大な過失が
ないときは、会社法第425条第1項各号の額の合計額を限度とする契約を締結しております。
ホ 取締役の定数および取締役の選任の決議要件
当社は、取締役の定数を3名以上13名以内とする旨、ならびに、取締役の選任決議について、株主総会に
おいて議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、出席した当該株
主の議決権の過半数をもって行う旨および累積投票によらない旨を定款で定めております。
へ 自己株式の取得
当社は、資本効率の向上と経営環境に応じた機動的な資本政策の遂行のため、会社法第165条第2項の規定
により、取締役会の決議によって市場取引等により自己の株式を取得することができる旨を定款で定めてお
ります。
ト 株主総会の特別決議要件
当社は、株主総会の円滑な運営を行うため、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件につい
て、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、出席した当該株主
の議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款で定めております。
チ 中間配当の機関決定
当社は、株主への機動的な利益還元を行うため、会社法第454条第5項の規定により取締役会の決議によっ
て、毎年9月30日を基準日として中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。
②
内部監査および監査役監査の状況
当社の内部監査の組織は、業務執行ラインから独立しており、監理本部内に監査専任組織として監査部が設
置されています。監査部の人員は平成23年6月29日現在17名であります。毎年、リスクの重要性に応じて監査
計画を作成し、内部監査規程に基づき内部監査を実施しています。なお、内部統制の監査については、監査部
と会計監査人が監査の計画、手続き、検証結果等について情報を共有し、相互の監査業務が適切かつ効率的に
実施できるように連携を図っています。
監査役監査の組織は常勤監査役2名、社外監査役2名で監査役会を構成しています。また、平成19年1月か
ら監査役室を設置し、監査役監査の実効性を高める措置を講じています。なお、監査役 小林久二氏は大正製
薬株式会社の財務部長をはじめ経理部門において経理・財務関係業務に従事して、吉川勲氏は税理士の資格を
保有し、税務業務等を通じて、財務および会計に関する相当程度の知見を有しています。
監査役監査は、取締役が必要な協力と支援を行い、年間監査方針に基づき策定される監査役監査計画に従
い、各事業拠点および子会社も含め、実施しています。また、会計監査人による各事業拠点への往査にも参加
し、監査内容を確認しています。
常勤監査役は、取締役会のほか、役員業務報告会、各事業部門における重要会議に出席し、取締役会および
取締役の意思決定並びに執行役員、理事等を含めた各役員の業務執行の状況を日常的に監査しています。
監査役会は、業務の執行状況、会計監査・内部統制監査の経過および結果について報告を受けるとともに、
監査役が実施した監査の状況や結果について代表取締役および取締役会に報告しています。
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監査役、監査部、会計監査人および内部統制推進室は相互に連絡を取り合い、効率的かつ効果的な監査を実
施することに役立てています。
③ 会計監査の状況
平成19年6月28日開催の第98回定時株主総会にて、あらた監査法人を会計監査人に選任する決議がされ、同
監査法人による監査を受けています。
当社の会計監査の業務を執行した公認会計士は、同監査法人に所属する北川哲雄氏および山本昌弘氏の2名
であります。また、会計監査の業務に係る補助者は、公認会計士5名、その他13名であります。
④ 社外取締役および社外監査役
当社の社外取締役は2名、社外監査役は2名であり、当社と社外取締役および社外監査役とは一切の人的関
係、資本的関係はありません。なお、当社は社外監査役 吉川勲氏と税務顧問契約を締結しておりますが、そ
の他、特別な利害関係に該当する事項はありません。
社外取締役および社外監査役は、当社と特別な利害関係を持たず、また、業務執行に直接関与しない独立的
な立場で、業務の適正性について監督・監査する役割を担っています。また、当社におきましては、独立性が
確保され、かつ、経営に関する幅広い経験、専門的知識および社会性の高い識見を有している社外取締役およ
び社外監査役が選任されている状況と考えております。
なお、社外取締役および社外監査役は、内部統制の各所管部門からのコンプライアンス、内部監査、財務報
告に係る内部統制評価等に関する情報や監査役監査および会計監査の結果を取締役会、監査役会等を通じて入
手し、業務の適正性を確保するための諸活動に資しています。
⑤ 役員報酬等の内容
役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
報酬等の種類別の総額(百万円)
役員区分
報酬等の総額
(百万円)
取締役
役員退職慰労
引当金の増加額
基本報酬
対象となる
役員の員数
(人)
443
391
51
11
監査役
(社外監査役を除く。)
51
48
3
2
社外役員
35
35
-
4
(社外取締役を除く。)
(注)1
2
取締役の支給額には、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まれておりません。
取締役の報酬限度額は、昭和57年6月29日開催の第73回定時株主総会において月額60百万円以内(た
3
だし、使用人分給与は含まない)と決議いただいております。
監査役の報酬限度額は、平成7年6月29日開催の第86回定時株主総会において月額10百万円以内と決
議いただいております。
役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針の内容および決定方法
当社の役員報酬は、あらかじめ株主総会で決議された報酬総額の範囲内で、取締役報酬については取締
役会で、監査役報酬については監査役の協議により決定することとしております。取締役の報酬について
は、各取締役の職位・職務の内容および当社の状況等を勘案し、相当と思われる金額を支給水準とする月
次の一定金額報酬として決定することとしています。監査役の報酬については、取締役の職務の執行を監
査する権限を有する独立の立場を考慮し、相当と思われる金額を支給水準とする月次の一定金額報酬とし
て決定することとしております。
また、退任時における退職慰労金の金額に関しましては、月額報酬、退任役員の在任年数、職務内容、
貢献度合い等に基づき算定することとしております。
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⑥ 株式の保有状況
イ 投資株式のうち保有目的が純投資目的以外の目的であるものの銘柄数及び貸借対照表計上額の合計額
52銘柄
43,377百万円
ロ 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式の保有区分、銘柄、株式数、貸借対照表計上額及び保有目
的
前事業年度
特定投資株式
銘柄
株式数(株)
貸借対照表計上額
(百万円)
保有目的
㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ
13,074,630
6,406
取引関係の維持・強化
住友化学㈱
10,300,000
4,707
取引関係の維持・強化
㈱三井住友フィナンシャルグループ
1,366,484
4,222
取引関係の維持・強化
大日本印刷㈱
3,051,000
3,853
取引関係の維持・強化
日清食品ホールディングス㈱
1,200,000
3,774
各種事業の共同開発
12,576,250
2,879
取引関係の維持・強化
オリンパス㈱
886,000
2,658
各種事業の共同開発
山崎製パン㈱
2,024,000
2,341
取引関係の維持・強化
江崎グリコ㈱
2,020,000
2,203
各種事業の共同開発
持田製薬㈱
2,000,000
1,780
各種事業の共同開発
凸版印刷㈱
2,000,000
1,688
取引関係の維持・強化
東洋製罐㈱
1,000,000
1,656
取引関係の維持・強化
ハウス食品㈱
1,117,800
1,519
各種事業の共同開発
570,000
999
取引関係の維持・強化
㈱永谷園
1,130,000
995
各種事業の共同開発
カシオ計算機㈱
1,384,000
995
各種事業の共同開発
㈱オンワードホールディングス
1,312,000
956
各種事業の共同開発
㈱ワコールホールディングス
726,000
847
各種事業の共同開発
日産化学工業㈱
523,000
684
各種事業の共同開発
東邦ホールディングス㈱
462,000
565
取引関係の維持・強化
コクヨ㈱
720,000
560
取引関係の維持・強化
㈱三越伊勢丹ホールディングス
500,000
502
各種事業の共同開発
ゼリア新薬工業㈱
485,000
483
各種事業の共同開発
㈱マツモトキヨシホールディングス
176,400
373
取引関係の維持・強化
㈱メディパルホールディングス
317,308
351
取引関係の維持・強化
鹿島建設㈱
アサヒビール㈱
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当事業年度
特定投資株式
銘柄
株式数(株)
貸借対照表計上額
(百万円)
保有目的
㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ
13,074,630
5,020
取引関係の維持・強化
住友化学㈱
10,300,000
4,274
取引関係の維持・強化
㈱三井住友フィナンシャルグループ
1,366,484
3,533
取引関係の維持・強化
日清食品ホールディングス㈱
1,200,000
3,518
各種事業の共同開発
大日本印刷㈱
3,051,000
3,090
取引関係の維持・強化
12,576,250
2,930
取引関係の維持・強化
886,000
2,050
各種事業の共同開発
持田製薬㈱
2,000,000
1,968
各種事業の共同開発
山崎製パン㈱
2,024,000
1,961
取引関係の維持・強化
江崎グリコ㈱
2,020,000
1,951
各種事業の共同開発
ハウス食品㈱
1,117,800
1,520
各種事業の共同開発
東洋製罐㈱
1,000,000
1,364
取引関係の維持・強化
凸版印刷㈱
2,000,000
1,312
取引関係の維持・強化
㈱永谷園
1,130,000
983
各種事業の共同開発
カシオ計算機㈱
1,384,000
910
各種事業の共同開発
㈱オンワードホールディングス
1,312,000
810
各種事業の共同開発
アサヒビール㈱
570,000
788
取引関係の維持・強化
㈱ワコールホールディングス
726,000
760
各種事業の共同開発
ゼリア新薬工業㈱
535,000
532
各種事業の共同開発
コクヨ㈱
720,000
457
取引関係の維持・強化
日産化学工業㈱
523,000
449
各種事業の共同開発
東邦ホールディングス㈱
462,000
419
取引関係の維持・強化
㈱三越伊勢丹ホールディングス
500,000
374
各種事業の共同開発
㈱マツモトキヨシホールディングス
176,400
285
取引関係の維持・強化
キユーピー㈱
280,400
281
取引関係の維持・強化
1,000,000
255
各種事業の共同開発
㈱バイタルケーエスケー・ホールディングス
372,460
251
取引関係の維持・強化
㈱メディパルホールディングス
317,308
233
取引関係の維持・強化
㈱三重銀行
920,000
206
協力関係の構築
㈱スズケン
89,596
196
取引関係の維持・強化
鹿島建設㈱
オリンパス㈱
わかもと製薬㈱
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2011/06/16 15:59:35
(2)【監査報酬の内容等】
① 【監査公認会計士等に対する報酬の内容】
前連結会計年度
区分
監査証明業務に基づく
報酬(百万円)
当連結会計年度
非監査業務に基づく
報酬(百万円)
監査証明業務に基づく
報酬(百万円)
非監査業務に基づく
報酬(百万円)
提出会社
57
-
57
2
連結子会社
14
-
14
-
計
72
-
72
2
② 【その他重要な報酬の内容】
該当事項はありません。
③ 【監査公認会計士等の提出会社に対する非監査業務の内容】
(前連結会計年度)
該当事項はありません。
(当連結会計年度)
当社が監査公認会計士等に対して報酬を支払っている非監査業務の内容としましては、財務報告に係る内部
統制のアドバイザリー業務であります。
④ 【監査報酬の決定方針】
当社の監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針としましては作業工数を勘案して決定しております。
- 39 -
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2011/06/16 15:59:35
第5【経理の状況】
1
連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。
以下「連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、前連結会計年度(平成21年4月1日から平成22年3月31日まで)は、改正前の連結財務諸表規則に基づ
き、当連結会計年度(平成22年4月1日から平成23年3月31日まで)は、改正後の連結財務諸表規則に基づいて作
成しております。
(2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下
「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、前事業年度(平成21年4月1日から平成22年3月31日まで)は、改正前の財務諸表等規則に基づき、当事
業年度(平成22年4月1日から平成23年3月31日まで)は、改正後の財務諸表等規則に基づいて作成しておりま
す。
2
監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、前連結会計年度(平成21年4月1日から平成22年3
月31日まで)及び当連結会計年度(平成22年4月1日から平成23年3月31日まで)の連結財務諸表並びに前事業年度
(平成21年4月1日から平成22年3月31日まで)及び当事業年度(平成22年4月1日から平成23年3月31日まで)の
財務諸表について、あらた監査法人により監査を受けております。
3
財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて
当社は、財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っています。具体的には、会計基準等の内容を適
切に把握し、又は会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、公益財団法人財務
会計基準機構へ加入し、セミナーへ参加しています。
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1【連結財務諸表等】
(1)【連結財務諸表】
①【連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度
(平成22年3月31日)
当連結会計年度
(平成23年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
受取手形及び売掛金
有価証券
商品及び製品
仕掛品
原材料及び貯蔵品
繰延税金資産
その他
貸倒引当金
105,625
60,379
7,598
14,190
2,173
7,298
7,711
10,858
△149
133,422
65,171
-
流動資産合計
215,686
233,170
129,109
△81,972
129,760
△85,156
47,136
44,604
78,459
△69,951
79,322
△71,907
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物
減価償却累計額及び減損損失累計額
建物及び構築物(純額)
機械装置及び運搬具
減価償却累計額及び減損損失累計額
機械装置及び運搬具(純額)
土地
建設仮勘定
その他
減価償却累計額及び減損損失累計額
その他(純額)
有形固定資産合計
無形固定資産
のれん
販売権
営業権
商標権
ソフトウエア
その他
無形固定資産合計
投資その他の資産
投資有価証券
関係会社株式
長期前払費用
繰延税金資産
その他
貸倒引当金
投資その他の資産合計
固定資産合計
資産合計
- 41 -
12,669
2,489
7,882
8,094
3,752
△311
8,508
7,415
30,828
292
33,103
△29,123
32,508
2,396
33,504
△30,179
3,979
3,325
90,746
90,249
14,238
11,252
16
4,202
4,210
376
13,397
10,067
3
3,186
3,363
369
34,296
30,386
202,814
47,057
996
10,130
4,939
△225
198,390
50,351
998
10,729
4,355
△198
265,714
264,626
390,756
385,263
606,443
618,434
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2011/06/16 15:59:35
(単位:百万円)
前連結会計年度
(平成22年3月31日)
当連結会計年度
(平成23年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金
短期借入金
未払金
未払法人税等
未払費用
返品調整引当金
賞与引当金
災害損失引当金
その他
22,689
1,275
10,228
7,972
7,578
545
4,433
-
957
25,064
235
11,756
8,019
8,038
486
4,497
1,044
717
流動負債合計
55,680
59,859
16,911
1,385
529
4,175
17,260
1,464
476
4,141
23,002
23,343
78,682
83,203
29,804
14,935
506,725
△30,767
29,804
14,935
533,969
△46,772
520,697
531,936
4,176
△7,323
1,939
△9,373
△3,147
△7,434
10,210
10,728
527,760
535,231
606,443
618,434
固定負債
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
繰延税金負債
その他
固定負債合計
負債合計
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
株主資本合計
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
為替換算調整勘定
その他の包括利益累計額合計
少数株主持分
純資産合計
負債純資産合計
- 42 -
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②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】
(単位:百万円)
(自
至
前連結会計年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
(自
至
当連結会計年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
売上高
売上原価
258,441
91,815
268,632
96,460
売上総利益
166,626
172,171
622
545
552
486
返品調整引当金戻入額
返品調整引当金繰入額
差引売上総利益
166,703
販売費及び一般管理費
※1, ※2
営業利益
132,017
44,082
5,013
941
-
29
810
5,059
1,121
3,698
40
528
6,795
10,448
28
3,876
-
-
8
-
営業外収益合計
営業外費用
支払利息
持分法による投資損失
投資事業組合評価損
支払手数料
その他
903
57
303
84
4,809
453
36,671
54,077
営業外費用合計
特別利益
固定資産売却益
投資有価証券売却益
128,154
34,686
営業外収益
受取利息
受取配当金
持分法による投資利益
不動産賃貸料
その他
経常利益
172,237
※1, ※2
※3
特別利益合計
15
-
※3
15
特別損失
固定資産処分損
投資有価証券評価損
減損損失
災害による損失
※3
※4
特別損失合計
税金等調整前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
少数株主損益調整前当期純利益
少数株主利益
当期純利益
- 43 -
104
268
523
-
7
82
90
※3
※4
51
35
-
1,074
896
1,160
35,790
53,006
16,616
△1,436
16,897
314
15,180
17,212
-
35,794
1,125
901
19,485
34,892
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【連結包括利益計算書】
(単位:百万円)
(自
至
少数株主損益調整前当期純利益
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金
為替換算調整勘定
持分法適用会社に対する持分相当額
前連結会計年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
35,794
-
-
-
△2,002
△2,054
△286
包括利益
-
(内訳)
親会社株主に係る包括利益
少数株主に係る包括利益
-
-
- 44 -
当連結会計年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
-
-
その他の包括利益合計
(自
至
※2
※1
△4,342
31,451
30,605
845
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③【連結株主資本等変動計算書】
(単位:百万円)
(自
至
株主資本
資本金
前期末残高
当期変動額
当期変動額合計
当期末残高
資本剰余金
前期末残高
当期変動額
当期変動額合計
当期末残高
利益剰余金
前期末残高
当期変動額
自己株式の消却
剰余金の配当
当期純利益
当期変動額合計
当期末残高
自己株式
前期末残高
当期変動額
自己株式の取得
自己株式の消却
持分法適用会社に対する持分変動に伴う自
己株式の増減
当期変動額合計
当期末残高
株主資本合計
前期末残高
当期変動額
自己株式の取得
剰余金の配当
当期純利益
持分法適用会社に対する持分変動に伴う自
己株式の増減
当期変動額合計
当期末残高
- 45 -
前連結会計年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成22年4月1日
至 平成23年3月31日)
29,804
29,804
-
-
29,804
29,804
14,935
14,935
-
-
14,935
14,935
535,393
506,725
△40,365
△7,787
-
△7,649
19,485
34,892
△28,667
27,243
506,725
533,969
△63,183
△30,767
△7,927
40,365
△16,004
-
△22
0
32,416
△16,004
△30,767
△46,772
516,948
520,697
△7,927
△7,787
△16,004
△7,649
19,485
34,892
△22
0
3,748
11,239
520,697
531,936
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
(単位:百万円)
(自
至
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
前期末残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
為替換算調整勘定
前期末残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
その他の包括利益累計額合計
前期末残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
少数株主持分
前期末残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
純資産合計
前期末残高
当期変動額
自己株式の取得
剰余金の配当
当期純利益
持分法適用会社に対する持分変動に伴う自己
株式の増減
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
- 46 -
前連結会計年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
(自
至
当連結会計年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
△3,752
4,176
7,928
△2,236
7,928
△2,236
4,176
1,939
△8,030
△7,323
706
△2,050
706
△2,050
△7,323
△9,373
△11,782
△3,147
8,635
△4,286
8,635
△4,286
△3,147
△7,434
9,344
10,210
865
517
865
517
10,210
10,728
514,511
527,760
△7,927
△7,787
△16,004
△7,649
19,485
34,892
△22
0
9,500
△3,768
13,249
7,470
527,760
535,231
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
④【連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
(自
至
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益
減価償却費
のれん償却額
投資有価証券評価損益(△は益)
固定資産売却損益(△は益)
固定資産処分損益(△は益)
減損損失
投資有価証券売却損益(△は益)
受取利息及び受取配当金
支払利息
持分法による投資損益(△は益)
貸倒引当金の増減額(△は減少)
退職給付引当金の増減額(△は減少)
前払年金費用の増減額(△は増加)
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少)
賞与引当金の増減額(△は減少)
災害損失引当金の増減額(△は減少)
売上債権の増減額(△は増加)
たな卸資産の増減額(△は増加)
仕入債務の増減額(△は減少)
長期未払金の増減額(△は減少)
その他
前連結会計年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
53,006
11,725
730
35
△7
104
523
-
△5,954
51
-
△82
△6,180
28
3,876
△87
8
△3,698
3,085
△1,202
利息及び配当金の受取額
利息の支払額
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー
- 47 -
当連結会計年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
35,790
11,533
281
268
△15
847
32
55
106
-
小計
(自
至
136
355
△857
79
65
1,044
△4,932
575
2,416
△58
2,447
△22
△49
2,617
51,650
57,029
5,859
△28
△18,006
6,289
△8
△16,816
39,475
46,493
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
(単位:百万円)
(自
至
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の増減額(△は増加)
有価証券の売却及び償還による収入
有形固定資産の取得による支出
有形固定資産の売却による収入
無形固定資産の取得による支出
無形固定資産の売却による収入
投資有価証券の取得による支出
投資有価証券の売却及び償還による収入
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
支出
関係会社株式の取得による支出
子会社株式の売却による収入
長期前払費用の取得による支出
その他
前連結会計年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
※2
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入
短期借入金の返済による支出
長期借入金の返済による支出
ファイナンス・リース債務の返済による支出
自己株式の取得による支出
自己株式取得のための金銭の信託の増減額(△は
増加)
配当金の支払額
少数株主への配当金の支払額
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額
(自
至
当連結会計年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
△638
39,698
2,936
△5,781
7,500
△7,397
47
△15,284
16
△557
0
△44,520
5
△15,941
52,068
16,606
△13,999
-
△4,182
-
△405
-
10
△555
664
156
11,244
△792
375
△762
-
△240
△7,927
285
△275
△1,050
△267
△16,004
△2,172
6,886
△7,752
△357
△7,623
△328
△18,837
△18,377
212
△677
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
32,094
26,645
現金及び現金同等物の期首残高
64,862
96,956
現金及び現金同等物の期末残高
※1
- 48 -
96,956
※
123,602
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
【連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項】
前連結会計年度
(自 平成21年4月1日
至 平成22年3月31日)
項目
1
連結の範囲に関する事項 (1)連結子会社の数
25社
(自
至
当連結会計年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
(1)連結子会社の数
25社
主要な連結子会社名は、「第1 企業
の概況 4 関係会社の状況」に記載し
主要な連結子会社名は、「第1 企業
の概況 4 関係会社の状況」に記載し
ているため、省略しました。
なお、当連結会計年度において、大正
ているため、省略しました。
製薬インドネシア㈱は株式取得により子
会社化したため、またシンガポール大正
製薬㈱は新たに設立したため、連結の範
囲に含めております。
(2)主要な非連結子会社の名称等
非連結子会社はありません。
2
持分法の適用に関する事 持分法適用の関連会社数
項
3社
(2)主要な非連結子会社の名称等
同左
持分法適用の関連会社数
3社
海外1社
大正ヒゾン㈱
海外1社
大正ヒゾン㈱
国内2社
富山化学工業㈱、養命酒製造㈱
国内2社
富山化学工業㈱、養命酒製造㈱
(会計方針の変更)
当連結会計年度より、「持分法に関する
会計基準」(企業会計基準第16号 平成20
年3月10日公表分)及び「持分法適用関連
会社の会計処理に関する当面の取扱い」
(実務対応報告第24号 平成20年3月10
日)を適用しております。
これによる当連結会計年度の経常利益及
び税金等調整前当期純利益に対する影響は
ありません。
3
連結子会社の事業年度等
大正富山医薬品㈱、目白不動産㈱、㈱下
に関する事項
田セントラル、大正アクティブヘルス㈱及
大正富山医薬品㈱、目白不動産㈱、㈱下
田セントラル、大正アクティブヘルス㈱及
びビオフェルミン製薬㈱の決算日は平成22
年3月31日ですが、その他の連結子会社20
びビオフェルミン製薬㈱の決算日は平成23
年3月31日ですが、その他の連結子会社20
社の決算日は、平成21年12月31日でありま
す。
社の決算日は、平成22年12月31日でありま
す。
連結財務諸表の作成に当たっては、同決
算日現在の財務諸表を使用しております。
連結財務諸表の作成に当たっては、同決
算日現在の財務諸表を使用しております。
なお、連結決算日との間に重要な取引が生
じた場合、連結上必要な調整を行っており
なお、連結決算日との間に重要な取引が生
じた場合、連結上必要な調整を行っており
ます。
4
ます。
会計処理基準に関する事 項
(1)重要な資産の評価基準 イ 有価証券の評価基準及び評価方法
及び評価方法
(イ)満期保有目的の債券
償却原価法(定額法)
- 49 -
イ
有価証券の評価基準及び評価方法
(イ)満期保有目的の債券
同左
10718092_有価証券報告書_20110616155918
項目
(自
至
2011/06/16 15:59:35
前連結会計年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成22年4月1日
至 平成23年3月31日)
(ロ)その他有価証券
時価のあるもの
(ロ)その他有価証券
時価のあるもの
連結決算日の市場価格等に基づく
時価法(評価差額は全部純資産直
同左
入法により処理し、売却原価は移
動平均法により算定)
時価のないもの
移動平均法による原価法
ロ
デリバティブ等の評価基準及び評価
方法
時価法
たな卸資産の評価基準及び評価方法
ハ
時価のないもの
同左
ロ
デリバティブ等の評価基準及び評価
方法
ハ
同左
たな卸資産の評価基準及び評価方法
(イ)製品、商品、半製品、仕掛品
総平均法による原価法(貸借対照表
(イ)製品、商品、半製品、仕掛品
同左
価額は収益性の低下に基づく簿価切
下げの方法により算定)
(ロ)原材料
(ロ)原材料
移動平均法による原価法(貸借対照
同左
表価額は収益性の低下に基づく簿価
切下げの方法により算定)
(ハ)貯蔵品
最終仕入原価法
(ハ)貯蔵品
同左
ただし、販促物品については移動平
均法による原価法
(貸借対照表価額は収益性の低下に
基づく簿価切下げの方法により算
(2)重要な減価償却資産の イ
定)
有形固定資産(リース資産を除く)
減価償却の方法
イ
有形固定資産(リース資産を除く)
当社及び国内連結子会社は定率法、在
外連結子会社は定額法によっておりま
同左
す。ただし、当社及び国内連結子会社に
ついては、平成10年4月1日以降に取得
した建物(建物附属設備を除く)につい
ては、定額法を採用しております。
なお、耐用年数については経済的耐用
年数に基づいております。
ロ
無形固定資産(リース資産を除く)
定額法を採用しております。販売権及
ロ
無形固定資産(リース資産を除く)
同左
ハ
リース資産
び商標権は経済的耐用年数(10年)に基
づいて償却しております。自社利用ソフ
トウエアについては、社内における利用
可能期間(5年)に基づいて償却してお
ります。
ハ リース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額
を零とする定額法を採用しております。
なお、所有権移転外ファイナンス・リ
ース取引のうち、リース取引開始日が平
成20年3月31日以前のリース取引につい
ては、通常の賃貸借取引に係る方法に準
じた会計処理によっております。
- 50 -
同左
10718092_有価証券報告書_20110616155918
項目
(自
至
(3)重要な繰延資産の処理
方法
2011/06/16 15:59:35
前連結会計年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成22年4月1日
至 平成23年3月31日)
支出時に全額費用として処理しており
ます。
(4)重要な引当金の計上基 イ
準
貸倒引当金
売上債権等の貸倒れによる損失に備え
同左
イ
貸倒引当金
同左
るため、一般債権については貸倒実績率
により、貸倒懸念債権等特定の債権につ
いては個別に回収可能性を勘案し、回収
不能見込額を計上しております。
ロ
返品調整引当金
返品による損失に備えるため、将来の
ロ
返品調整引当金
同左
ハ
賞与引当金
返品見込損失額のうち当連結会計年度の
負担額を計上しております。
ハ
賞与引当金
従業員に対して支給する賞与の支出に
同左
充てるため、将来の支給見込額のうち当
連結会計年度の負担額を計上しておりま
す。
ニ 退職給付引当金
ニ
退職給付引当金
同左
従業員の退職給付に備えるため、当連
結会計年度末における退職給付債務及び
年金資産の見込額に基づき、当連結会計
年度末において発生していると認められ
る額を計上しております。
なお、過去勤務債務は発生した連結会
計年度の平均残存勤務年数に基づく定額
法により費用処理しております。
また、数理計算上の差異は各連結会計
年度の発生時における平均残存勤務年数
内の一定の年数に基づく定額法により翌
連結会計年度より費用処理することとし
ております。
(会計方針の変更)
――――――――
当連結会計年度より「退職給付に係る
会計基準」の一部改正(その3)(企業
会計基準第19号 平成20年7月31日)を
適用しております。
これによる、当連結会計年度の営業利
益、経常利益及び税金等調整前当期純利
益に対する影響はありません。
ホ 役員退職慰労引当金
ホ
役員退職慰労引当金
役員及び執行役員等の退職慰労金の支
出に備えるため、内規に基づく当連結会
計年度末要支給額を計上しております。
――――――――
同左
ヘ
災害損失引当金
東日本大震災により被災した資産の復
旧等に要する費用又は損失に備えるた
め、当連結会計年度末における見積額を
計上しております。
- 51 -
10718092_有価証券報告書_20110616155918
項目
(自
至
2011/06/16 15:59:35
前連結会計年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成22年4月1日
至 平成23年3月31日)
(5)重要な外貨建の資産又
外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直
は負債の本邦通貨への 物為替相場により円貨に換算し、換算差額
換算の基準
同左
は損益として処理しております。なお、在
外子会社等の資産及び負債は、連結決算日
の直物為替相場により円貨に換算し、収益
及び費用は期中平均相場により円貨に換算
し、換算差額は純資産の部における為替換
算調整勘定及び少数株主持分に含めており
ます。
(6)重要なヘッジ会計の方 イ ヘッジ会計の方法
法
イ
ロ
ヘッジ手段とヘッジ対象
(イ)ヘッジ手段
ヘッジ会計の方法
原則的処理方法である繰延ヘッジ処理
を採用しております。
同左
ロ
ヘッジ手段とヘッジ対象
(イ)ヘッジ手段
同左
(ロ)ヘッジ対象
相場変動等による損失の可能性があ
(ロ)ヘッジ対象
同左
デリバティブ取引(為替予約取引及
び金利スワップ取引)
り、相場変動等が評価に反映されてい
ないもの及びキャッシュ・フローが固
定されその変動が回避されるもの
ヘッジ方針
ハ
為替相場変動リスク及び金利変動リス
クの回避を目的としており、投機的な取
ハ
ヘッジ方針
同左
引は行わない方針であります。
なお、当連結会計年度において当社及び
なお、当連結会計年度において当社及び
連結子会社はデリバティブ取引は行ってお
りません。
連結子会社はデリバティブ取引は行ってお
りません。
(7)のれんの償却方法及び
償却期間
――――――――
効果が及ぶ合理的な期間で均等償却する
こととしております。
(8)連結キャッシュ・フロ
ー計算書における資金
――――――――
連結キャッシュ・フロー計算書における
資金(現金及び現金同等物)は、手許現
の範囲
金、随時引き出し可能な預金及び容易に換
金可能であり、かつ、価値の変動について
僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ
月以内に償還期限の到来する短期投資から
なっております。
消費税等の会計処理
(9)その他連結財務諸表作 消費税等の会計処理
成のための重要な事項
5
連結子会社の資産及び負
債の評価に関する事項
6
のれん及び負ののれんの
償却に関する事項
消費税等の会計処理は、税抜方式によっ
ております。
連結子会社の資産及び負債の評価につい
同左
――――――――
ては全面時価評価法を採用しております。
親会社の子会社に対する投資等とこれに
対応する子会社の資本勘定との相殺消去に
より生じた消去差額はのれん勘定で処理
し、効果が及ぶ合理的な期間で均等償却す
ることとしております。
- 52 -
――――――――
10718092_有価証券報告書_20110616155918
項目
7
(自
至
2011/06/16 15:59:35
前連結会計年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
連結キャッシュ・フロー
連結キャッシュ・フロー計算書における
計算書における資金の範 資金(現金及び現金同等物)は、手許現
囲
当連結会計年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
(自
至
――――――――
金、随時引き出し可能な預金及び容易に換
金可能であり、かつ、価値の変動について
僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ
月以内に償還期限の到来する短期投資から
なっております。
【連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更】
前連結会計年度
(自 平成21年4月1日
至 平成22年3月31日)
────────
当連結会計年度
(自 平成22年4月1日
至 平成23年3月31日)
(資産除去債務に関する会計基準の適用)
当連結会計年度より、「資産除去債務に関する会計基
準」(企業会計基準第18号 平成20年3月31日)及び「資
産除去債務に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準
適用指針第21号
す。
平成20年3月31日)を適用しておりま
これによる当連結会計年度の営業利益、経常利益及び税
金等調整前当期純利益に対する影響はありません。
【表示方法の変更】
(自
至
前連結会計年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
────────
(自
至
当連結会計年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
(連結損益計算書)
1.当連結会計年度より、「連結財務諸表に関する会計基
準」(企業会計基準第22号 平成20年12月26日)に基づ
き、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規
則等の一部を改正する内閣府令」(平成21年3月24日
内閣府令第5号)を適用し、「少数株主損益調整前当期
純利益」の科目で表示しております。
2.前連結会計年度まで営業外費用の「その他」に含めて
表示しておりました「投資事業組合評価損」は、当連結
会計年度において営業外費用の総額の100分の10を超え
たため区分掲記いたしました。
なお、前連結会計年度における「投資事業組合評価
損」の金額は233百万円であります。
3.前連結会計年度まで営業外費用の「その他」に含めて
表示しておりました「支払手数料」は、当連結会計年度
において営業外費用の総額の100分の10を超えたため区
分掲記いたしました。
なお、前連結会計年度における「支払手数料」の金額
は173百万円であります。
- 53 -
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
【追加情報】
前連結会計年度
(自 平成21年4月1日
至 平成22年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成22年4月1日
至 平成23年3月31日)
────────
当連結会計年度より、「包括利益の表示に関する会計基
準」(企業会計基準第25号 平成22年6月30日)を適用し
ております。ただし、「その他の包括利益累計額」及び
「その他の包括利益累計額合計」の前連結会計年度の金額
は、「評価・換算差額等」及び「評価・換算差額等合計」
の金額を記載しております。
- 54 -
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
【注記事項】
(連結損益計算書関係)
(自
至
前連結会計年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
(自
至
当連結会計年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
※1
販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は ※1 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は
次のとおりであります。
次のとおりであります。
荷造運搬費
(百万円)
広告宣伝費
販売促進費
(百万円)
7,571
荷造運搬費
16,454
24,113
広告宣伝費
販売促進費
15,143
23,997
給料・賞与
賞与引当金繰入額
23,400
2,550
給料・賞与
賞与引当金繰入額
23,431
2,600
退職給付費用
研究開発費
2,079
28,118
退職給付費用
研究開発費
2,006
23,677
※2
研究開発費の総額
一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費
7,173
※2
研究開発費の総額
一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費
28,118百万円
※3
23,677百万円
固定資産売却益及び処分損の内訳は次のとおりであ ※3
ります。
固定資産売却益及び処分損の内訳は次のとおりであ
ります。
固定資産
売却益
(百万円)
固定資産
処分損
(百万円)
-
12
機械装置及び運搬具
7
28
その他
0
11
7
51
固定資産
売却益
(百万円)
固定資産
処分損
(百万円)
10
10
建物及び構築物
機械装置及び運搬具
4
72
土地
0
13
その他
0
7
15
104
内訳
建物及び構築物
合計
※4
内訳
合計
減損損失
※4
当連結会計年度において、当社グループは以下の資
産グループについて減損損失を計上しました。
場所
埼玉県
さいたま市
北区
用途
遊休資産
種類
建物及び構築物
313
機械装置及び
運搬具
208
その他
合計
減損損失
(百万円)
1
523
当社グループは、原則として、事業用資産について
はキャッシュ・フローを生成する最小単位として主と
して事業別にグルーピングを行っており、遊休資産に
ついては個別資産ごとにグルーピングを行っておりま
す。
当連結会計年度において、将来の用途が定まってい
ない遊休資産の帳簿価額を全額減額し、当該減少額を
減損損失として特別損失に計上しております。
- 55 -
災害による損失
東日本大震災による損失額であり、内訳は次のとお
りであります。
たな卸資産損害見積額
固定資産損害見積額
その他
合計
(百万円)
557
486
29
1,074
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2011/06/16 15:59:35
(連結包括利益計算書関係)
当連結会計年度(自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日)
※1 当連結会計年度の直前連結会計年度における包括利益
親会社株主に係る包括利益
少数株主に係る包括利益
28,120百万円
1,188
計
※2
29,308
当連結会計年度の直前連結会計年度におけるその他の包括利益
その他有価証券評価差額金
7,798百万円
為替換算調整勘定
持分法適用会社に対する持分相当額
711
187
計
8,698
(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 平成21年4月1日
至
平成22年3月31日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
前連結会計年度末
株式数 (千株)
当連結会計年度
増加株式数
(千株)
当連結会計年度
減少株式数
(千株)
20,000
300,465
当連結会計年度末
株式数 (千株)
発行済株式
普通株式
320,465
-
320,465
-
20,000
300,465
20,000
15,577
20,000
15,577
合計
自己株式
普通株式
31,130
合計
(注1)
31,130
(注2)
(注2)
4,446
4,446
(注)1
取締役会決議に基づく自己株式の取得による増加4,371千株、単元未満株式の買取りによる増加65千株、持分
法適用会社の持分変動に伴う増加10千株であります。
2
平成21年6月26日付で実施した自己株式の消却による減少20,000千株であります。
2.配当に関する事項
(1)配当金支払額
(決議)
株式の種類
平成21年6月26日
定時株主総会
平成21年10月30日
取締役会
配当金の総額
(百万円)
1株当たり
配当額 (円)
基準日
効力発生日
普通株式
4,343
15
平成21年3月31日 平成21年6月29日
普通株式
3,444
12
平成21年9月30日 平成21年12月3日
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
(決議)
平成22年6月29日
定時株主総会
株式の種類
普通株式
配当金の総額
(百万円)
配当の原資
4,276
利益剰余金
- 56 -
1株当たり
配当額 (円)
基準日
効力発生日
15 平成22年3月31日 平成22年6月30日
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
当連結会計年度(自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
前連結会計年度末
株式数 (千株)
当連結会計年度
増加株式数
(千株)
当連結会計年度
減少株式数
(千株)
当連結会計年度末
株式数 (千株)
発行済株式
普通株式
300,465
-
-
300,465
300,465
-
-
300,465
0
24,664
0
24,664
合計
自己株式
普通株式
15,577
合計
(注1)
(注2)
9,087
15,577
9,087
(注)1
取締役会決議に基づく自己株式の取得による増加9,020千株、単元未満株式の買取りによる増加67千株であり
2
ます。
持分法適用会社の持分変動に伴う減少0千株であります。
2.配当に関する事項
(1)配当金支払額
(決議)
株式の種類
平成22年6月29日
定時株主総会
平成22年10月29日
取締役会
配当金の総額
(百万円)
1株当たり
配当額 (円)
基準日
効力発生日
普通株式
4,276
15
平成22年3月31日 平成22年6月30日
普通株式
3,372
12
平成22年9月30日 平成22年12月3日
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
(決議)
平成23年6月29日
定時株主総会
株式の種類
普通株式
配当金の総額
(百万円)
配当の原資
4,140
利益剰余金
- 57 -
1株当たり
配当額 (円)
基準日
効力発生日
15 平成23年3月31日 平成23年6月30日
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
(自
至
※1
前連結会計年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
(自
至
現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に ※
掲記されている科目の金額との関係
現金及び預金勘定
有価証券勘定
小計
預入期間が3ヶ月を超える定期
預金
償還期間が3ヶ月を超える債券等
現金及び現金同等物期末残高
105,625百万円
7,598百万円
113,224百万円
△8,765百万円
△7,502百万円
96,956百万円
※2
株式の取得により新たに連結子会社となった会社の
資産及び負債の主な内訳
株式の取得により新たに大正製薬インドネシア㈱を
連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳
並びに同社株式の取得価額と同社取得のための支出
(純額)との関係は次のとおりであります。
流動資産
固定資産
のれん
流動負債
固定負債
少数株主持分
株式の取得価額
2,306百万円
918百万円
12,035百万円
△562百万円
△175百万円
△35百万円
現金及び現金同等物
14,486百万円
△487百万円
差引:取得のための支出
13,999百万円
- 58 -
当連結会計年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に
掲記されている科目の金額との関係
現金及び預金勘定
133,422百万円
有価証券勘定
-百万円
小計
預入期間が3ヶ月を超える定期
預金
償還期間が3ヶ月を超える債券等
133,422百万円
現金及び現金同等物期末残高
123,602百万円
────────
△9,819百万円
-百万円
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
(リース取引関係)
(自
至
前連結会計年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
(自
至
当連結会計年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
ファイナンス・リース取引(借主側)
ファイナンス・リース取引(借主側)
所有権移転外ファイナンス・リース取引
①リース資産の内容
所有権移転外ファイナンス・リース取引
①リース資産の内容
有形固定資産
情報関連機器等であります。
有形固定資産
同左
②リース資産の減価償却の方法
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
②リース資産の減価償却の方法
同左
「4.会計処理基準に関する事項(2)重要な減価償却資
産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。
なお、所有権移転外ファイナンス・リース取引のう
ちリース取引開始日が、平成20年3月31日以前のリー
なお、所有権移転外ファイナンス・リース取引のう
ちリース取引開始日が、平成20年3月31日以前のリー
ス取引については、通常の賃貸借処理に係る方法に準
じた会計処理によっており、その内容は次のとおりで
ス取引については、通常の賃貸借処理に係る方法に準
じた会計処理によっております。
あります。
その内容につきましては、金額的重要性が僅少であ
るため、記載を省略しております。
(1) リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当
額、減損損失累計額相当額及び期末残高相当額
工具、器具 ソフト
及び備品
ウェア
(百万円) (百万円)
取得価額
相当額
減価償却
累計額
相当額
その他
(百万円)
合計
(百万円)
1,941
139
19
2,101
1,253
105
11
1,371
687
34
7
729
期末残高
相当額
(2) 未経過リース料期末残高相当額等
未経過リース料期末残高相当額
1年内
1年超
476百万円
273百万円
合計
750百万円
(3) 支払リース料、リース資産減損勘定の取崩額、減価
償却費相当額、支払利息相当額及び減損損失
支払リース料
641百万円
減価償却費相当額
支払利息相当額
600百万円
26百万円
(4) 減価償却費相当額及び利息相当額の算定方法
減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とす
る定額法によっております。
利息相当額の算定方法
リース料総額とリース物件の取得価額相当額の
差額を利息相当額とし、各期への配分方法につい
ては、利息法によっております。
(減損損失について)
リース資産に配分された減損損失はありません。
- 59 -
10718092_有価証券報告書_20110616155918
(金融商品関係)
前連結会計年度(自
平成21年4月1日
至
2011/06/16 15:59:35
平成22年3月31日)
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社及び連結子会社は、資金運用については資金管理要綱に基づき短期的な預金及び安全性の高い金融資
産に限定しております。また、銀行等金融機関からの借入により資金を調達しております。デリバティブ取
引については、投機的な取引は行わない方針です。なお、当社及び連結子会社は、当連結会計年度において
デリバティブ取引は行っておりません。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されており、当該リスクについては、与信
管理規程に沿って残高管理を行いリスクの低減を図っております。
有価証券及び投資有価証券は、主として株式、社債及び優先出資証券等であります。有価証券及び投資有
価証券については、市場価額の変動リスクに晒されていますが、定期的に時価や発行体の財務状況等を把握
しております。
営業債務である支払手形及び買掛金は、1年以内の支払期限となっております。
短期借入金は連結子会社の設備投資に係る資金調達であります。
営業債務や借入金は、流動性リスクに晒されていますが、資金繰計画を作成するなどの方法により管理し
ております。
(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が
含まれております。
2.金融商品の時価等に関する事項
平成22年3月31日における連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
連結貸借対照表計上額
(百万円)
(1)現金及び預金
(2)受取手形及び売掛金
貸倒引当金
(3)有価証券
(4)投資有価証券
①
満期保有目的の債券
②
その他有価証券
(5)関係会社株式
(6)支払手形及び買掛金
(7)短期借入金
(8)未払金
(9)未払法人税等
時価(百万円)
差額(百万円)
105,625
105,625
-
60,379
(149)
60,230
60,230
-
7,502
7,502
-
1,842
1,881
39
200,320
200,320
-
7,877
5,940
△1,937
(22,689)
(22,689)
-
(1,275)
(1,275)
-
(10,228)
(10,228)
-
(7,972)
(7,972)
-
(*)金銭債権の控除科目及び負債に計上されているものについては、(
- 60 -
)で示しております。
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
(注1) 金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
(1) 現金及び預金、(2) 受取手形及び売掛金(貸倒引当金控除後)
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(3) 有価証券、(4) 投資有価証券及び(5)関係会社株式
これらの時価について、株式は取引所の価格によっており、債券は取引所の価格及び取引金融機関から提示さ
れた価格によっております。また、保有目的ごとの有価証券に関する事項については、注記事項「有価証券関
係」をご参照下さい。
(6)支払手形及び買掛金、(7) 短期借入金、(8) 未払金及び(9) 未払法人税等
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(注2) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
区分
連結貸借対照表計上額(百万円)
投資有価証券
非上場株式
432
関係会社株式
非上場株式
39,180
投資事業組合出資金
219
その他
96
これらについては市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積もることなどができず、時価を把握す
ることが極めて困難と認められるため、「(3) 有価証券」、「(4) 投資有価証券
関係会社株式」には含めておりません。
(注3)
②その他有価証券」及び「(5)
金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
現金及び預金
受取手形及び売掛金
1年以内
(百万円)
5年超10年以内
(百万円)
10年超
(百万円)
105,625
-
-
-
60,379
-
-
-
有価証券及び投資有価証券
満期保有目的の債券(社債)
1年超5年以内
(百万円)
-
その他有価証券のうち満期があるもの
-
1,842
-
(1) 債券(社債)
4,300
300
25,300
-
(2) その他
5,000
-
-
-
(追加情報)
当連結会計年度より「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 平成20年3月10日)及び「金融商品の時
価等の開示に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号 平成20年3月10日)を適用しています。
- 61 -
10718092_有価証券報告書_20110616155918
当連結会計年度(自 平成22年4月1日
1.金融商品の状況に関する事項
至
2011/06/16 15:59:35
平成23年3月31日)
(1) 金融商品に対する取組方針
当社及び連結子会社は、資金運用については資金管理要綱に基づき短期的な預金及び安全性の高い金融資
産に限定しております。また、銀行等金融機関からの借入により資金を調達しております。デリバティブ取
引については、投機的な取引は行わない方針です。なお、当社及び連結子会社は、当連結会計年度において
デリバティブ取引は行っておりません。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されており、当該リスクについては、与信
管理規程に沿って残高管理を行いリスクの低減を図っております。
投資有価証券は、主として株式、社債及び優先出資証券等であります。投資有価証券については、市場価
額の変動リスクに晒されていますが、定期的に時価や発行体の財務状況等を把握しております。
営業債務である支払手形及び買掛金は、1年以内の支払期限となっております。
短期借入金は連結子会社の運転資金に係る資金調達であります。
営業債務や借入金は、流動性リスクに晒されていますが、資金繰計画を作成するなどの方法により管理し
ております。
(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が
含まれております。
2.金融商品の時価等に関する事項
平成23年3月31日における連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
連結貸借対照表計上額
(百万円)
(1)現金及び預金
(2)受取手形及び売掛金
貸倒引当金
(3)投資有価証券
①
満期保有目的の債券
②
その他有価証券
(4)関係会社株式
(5)支払手形及び買掛金
(6)短期借入金
(7)未払金
(8)未払法人税等
時価(百万円)
差額(百万円)
133,422
-
64,859
64,859
-
1,629
1,663
33
196,224
196,224
-
7,830
5,194
△2,636
(25,064)
(25,064)
-
(235)
(235)
-
(11,756)
(11,756)
-
(8,019)
(8,019)
-
133,422
65,171
(311)
(*)金銭債権の控除科目及び負債に計上されているものについては、(
- 62 -
)で示しております。
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
(注1) 金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
(1) 現金及び預金、(2) 受取手形及び売掛金(貸倒引当金控除後)
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(3) 投資有価証券及び(4) 関係会社株式
これらの時価について、株式は取引所の価格によっており、債券は取引所の価格及び取引金融機関から提示さ
れた価格によっております。また、保有目的ごとの有価証券に関する事項については、注記事項「有価証券関
係」をご参照下さい。
(5) 支払手形及び買掛金、(6) 短期借入金、(7) 未払金及び(8) 未払法人税等
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(注2) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
区分
連結貸借対照表計上額(百万円)
投資有価証券
非上場株式
425
関係会社株式
非上場株式
42,521
投資事業組合出資金
111
これらについては市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積もることなどができず、時価を把握す
ることが極めて困難と認められるため、「(3) 投資有価証券 ②その他有価証券」及び「(4) 関係会社株式」に
は含めておりません。
(注3) 金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
1年以内
(百万円)
1年超5年以内
(百万円)
5年超10年以内
(百万円)
10年超
(百万円)
現金及び預金
31,332
-
-
-
受取手形及び売掛金
65,171
-
-
-
満期保有目的の債券(社債)
-
-
1,629
-
その他有価証券のうち満期があるもの
(社債)
-
-
40,800
-
投資有価証券
- 63 -
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2011/06/16 15:59:35
(有価証券関係)
前連結会計年度(平成22年3月31日)
1
満期保有目的の債券
種類
連結貸借対照表
計上額 (百万円)
時価 (百万円)
差額 (百万円)
-
-
-
1,842
1,881
39
1,842
1,881
39
(1)国債・地方債等
-
-
-
(2)社債
-
-
-
-
-
-
1,842
1,881
39
(1)国債・地方債等
時価が連結貸借対照表
計上額を超えるもの
(2)社債
小計
時価が連結貸借対照表
計上額を超えないもの
小計
合計
2
その他有価証券
種類
連結貸借対照表
計上額 (百万円)
取得原価
(百万円)
差額 (百万円)
(1)株式
30,722
20,791
9,931
(2)債券
-
-
-
連結貸借対照表計上額が
①
国債・地方債等
取得原価を超えるもの
②
社債
54,802
53,302
1,500
(3)その他
78,125
75,000
3,125
163,650
149,093
14,556
小計
(1)株式
20,447
25,117
△4,669
(2)債券
-
-
-
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
①
国債・地方債等
②
社債
23,725
23,852
△126
(3)その他
-
-
-
44,172
48,969
△4,796
207,823
198,063
9,759
小計
合計
(注)
非上場株式(連結貸借対照表計上額432百万円)、投資事業組合出資金(連結貸借対照表計上額219百万円)及
び一部のその他有価証券(連結貸借対照表計上額96百万円)は、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フロ
ーを見積ることなどができず、時価を把握することが極めて困難だと認められるため、上表の「その他有価証
券」には含めておりません。
3
当連結会計年度中に売却したその他有価証券(自 平成21年4月1日
当連結会計年度中に売却したその他有価証券はありません。
4
減損処理を行った有価証券
至
平成22年3月31日)
当連結会計年度において、有価証券について268百万円(その他有価証券の株式268百万円)減損処理を行
っております。
なお、減損処理に当たっては、期末における時価が取得原価に比べ50%以上下落した場合には全て減損処
理を行っております。
- 64 -
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
当連結会計年度(平成23年3月31日)
1 満期保有目的の債券
種類
連結貸借対照表
計上額 (百万円)
時価 (百万円)
差額 (百万円)
-
-
-
1,629
1,663
33
1,629
1,663
33
(1)国債・地方債等
-
-
-
(2)社債
-
-
-
-
-
-
1,629
1,663
33
(1)国債・地方債等
時価が連結貸借対照表
(2)社債
計上額を超えるもの
小計
時価が連結貸借対照表
計上額を超えないもの
小計
合計
2
その他有価証券
種類
(1)株式
(2)債券
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
連結貸借対照表
計上額 (百万円)
取得原価
(百万円)
差額 (百万円)
18,966
13,193
5,772
-
-
-
①
国債・地方債等
②
社債
48,517
46,926
1,591
(3)その他
76,633
70,000
6,633
144,117
130,120
13,997
25,599
32,994
△7,395
-
-
-
小計
(1)株式
(2)債券
連結貸借対照表計上額が
①
国債・地方債等
取得原価を超えないもの
②
社債
26,507
26,702
△195
(3)その他
-
-
-
52,107
59,697
△7,590
196,224
189,817
6,406
小計
合計
(注)
非上場株式(連結貸借対照表計上額425百万円)、投資事業組合出資金(連結貸借対照表計上額111百万円)
は、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積ることなどができず、時価を把握することが極めて
困難だと認められるため、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
- 65 -
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3
2011/06/16 15:59:35
当連結会計年度中に売却したその他有価証券(自
種類
-
(2)債券
①
国債・地方債等
②
至
平成23年3月31日)
売却益の合計額
(百万円)
売却額(百万円)
(1)株式
平成22年4月1日
売却損の合計額
(百万円)
-
-
-
-
-
社債
382
82
-
(3)その他
-
-
-
382
82
-
合計
4
減損処理を行った有価証券
当連結会計年度において、有価証券について35百万円(その他有価証券の株式35百万円)減損処理を行っ
ております。
なお、減損処理に当たっては、期末における時価が取得原価に比べ50%以上下落した場合には全て減損処
理を行っております。
- 66 -
10718092_有価証券報告書_20110616155918
(デリバティブ取引関係)
前連結会計年度(自 平成21年4月1日
至
2011/06/16 15:59:35
平成22年3月31日)
当連結会計年度において当社及び連結子会社はデリバティブ取引は行っておりません。
当連結会計年度(自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日)
当連結会計年度において当社及び連結子会社はデリバティブ取引は行っておりません。
- 67 -
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
(退職給付関係)
1 採用している退職給付制度の概要
当社グループは、確定給付型の制度として退職一時金制度及び企業年金基金制度を設けております。また、
当社及び大正富山医薬品㈱は、上記に併せて確定拠出年金制度を採用しております。
当社グループは、確定給付企業年金法の施行に伴い、厚生年金基金の代行部分について平成17年7月1日に
厚生労働大臣から過去分支給義務免除の認可を受け、代行部分を除く厚生年金基金制度について、平成17年7
月1日に確定給付企業年金制度(第1年金)に移行しました。
なお、当社及び大正富山医薬品㈱は、退職一時金制度について、平成17年4月1日より会社ヘの貢献度、業
績評価をより反映したポイント制を導入し、平成17年7月1日に退職一時金制度の一部について、確定給付企
業年金制度(第2年金)及び確定拠出年金制度に移行しました。
2
退職給付債務に関する事項
前連結会計年度
(平成22年3月31日)
当連結会計年度
(平成23年3月31日)
金額 (百万円)
金額 (百万円)
(1)退職給付債務
(2)年金資産
(3)未積立退職給付債務 (1)+(2)
(4)未認識過去勤務債務
(5)未認識数理計算上の差異
(6)連結貸借対照表計上額純額 (3)+(4)+(5)
(7)前払年金費用
(8)退職給付引当金 (6)-(7)
- 68 -
△43,882
△45,632
28,444
29,735
△15,437
△15,896
△4,098
△3,728
4,974
5,572
△14,561
△14,052
2,350
3,207
△16,911
△17,260
10718092_有価証券報告書_20110616155918
3
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退職給付費用に関する事項
(自
至
前連結会計年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
(自
至
金額 (百万円)
当連結会計年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
金額 (百万円)
(1)勤務費用
2,087
2,175
(2)利息費用
904
950
(3)期待運用収益
△739
△711
(4)過去勤務債務の費用処理額
△370
△370
571
459
2,454
2,504
579
574
3,033
3,079
(5)数理計算上の差異の費用処理額
(6)退職給付費用 (1)+(2)+(3)+(4)+(5)
(7)その他(注)
合計 (6)+(7)
(自
至
前連結会計年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
(注)「その他」は確定拠出年金の掛金支払額です。
4
当連結会計年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
(自
至
(注)「その他」は確定拠出年金の掛金支払額です。
退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
(自
至
前連結会計年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
(自
至
当連結会計年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
(1)割引率
2.0%
2.0%
(2)期待運用収益率
3.0%
2.5%
期間定額基準
期間定額基準
(4)過去勤務債務の処理年数
15~17年
15~17年
(5)数理計算上の差異の処理年数
15~17年
15~17年
(3)退職給付見込額の期間配分方法
- 69 -
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
(税効果会計関係)
前連結会計年度
(平成22年3月31日)
1
当連結会計年度
(平成23年3月31日)
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の 1
内訳
繰延税金資産
714百万円
未払事業税
未払費用
評価性引当額
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
固定資産圧縮積立金
27,006百万円
繰延税金資産合計
前払年金費用
在外子会社等の留保利益
繰延税金負債合計
繰延税金資産の純額
2
評価性引当額
繰延税金負債
△951百万円
△322百万円
△9,693百万円
17,313百万円
交際費等永久に損金に算入されない項目
受取配当金等永久に益金に算入されない
項目
のれん償却額
試験研究費の税額控除
持分法投資損益
評価性引当額の計上
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率
40.5%
1.9%
△0.5%
0.3%
△6.0%
4.4%
0.7%
1.1%
42.4%
29,824百万円
△1,679百万円
28,145百万円
その他有価証券評価差額金
固定資産圧縮積立金
△5,679百万円
△2,458百万円
前払年金費用
在外子会社等の留保利益
△1,298百万円
△361百万円
繰延税金負債合計
△9,797百万円
繰延税金資産の純額
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率 2
との差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
(調整)
563百万円
5,869百万円
その他
繰延税金資産小計
△5,899百万円
△2,519百万円
614百万円
3,069百万円
その他有価証券評価差額金
繰越欠損金
29,743百万円
△2,737百万円
繰延税金資産合計
594百万円
5,139百万円
長期前払研究費用
投資有価証券評価損 550百万円
5,613百万円
その他
1,775百万円
6,699百万円
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
1,678百万円
1,937百万円
その他有価証券評価差額金
繰越欠損金
2,520百万円
2,247百万円
支払研究費等
賞与引当金
562百万円
5,723百万円
長期前払研究費用
投資有価証券評価損 732百万円
未払事業税
未払費用
1,753百万円
6,559百万円
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
繰延税金資産小計
内訳
繰延税金資産
2,320百万円
2,328百万円
支払研究費等
賞与引当金
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の
18,347百万円
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率
との差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
受取配当金等永久に益金に算入されない
項目
のれん償却額
40.5%
1.6%
△0.4%
試験研究費の税額控除
持分法投資損益
0.6%
△4.3%
△2.8%
評価性引当額
その他
△2.0%
△0.7%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
- 70 -
32.5%
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
(セグメント情報等)
【事業の種類別セグメント情報】
前連結会計年度(自
平成21年4月1日
至
セルフメディ
ケーション事業
(百万円)
Ⅰ
医薬事業
(百万円)
計
(百万円)
消去又は全社
(百万円)
連結
(百万円)
売上高及び営業損益
売上高
158,851
99,590
258,441
-
258,441
-
-
-
-
-
158,851
99,590
258,441
-
258,441
営業費用
128,392
95,363
223,755
-
223,755
営業利益
30,458
4,227
34,686
-
34,686
215,667
149,874
365,542
240,901
606,443
8,588
2,944
11,533
-
11,533
523
-
523
-
523
15,989
5,535
21,525
-
21,525
(1)外部顧客に対する売上高
(2)セグメント間の内部
売上高又は振替高
計
Ⅱ
平成22年3月31日)
資産、減価償却費、減損損失
及び資本的支出
資産
減価償却費
減損損失
資本的支出
(注)1
事業区分は、製品の種類、市場及び販売方法の類似性を考慮し、セルフメディケーション事業、医薬事業に
2
区分しております。
各事業区分に属する主要製品
セルフメディケーション事業
一般用医薬品、特定保健用食品、食品、医療用品、衛生用品
不動産の賃貸・管理、ホテル経営
医薬事業
医療用医薬品
3
資産のうち、消去又は全社の項目に含めた全社資産は親会社の余資運用資金(現金及び預金、有価証券並び
にその他投資)及び長期投資資産(投資有価証券)であり、金額は240,901百万円であります。
4
減価償却費には、有形固定資産及び無形固定資産の償却費のほか、長期前払費用の償却費を含んでおりま
す。
5
資本的支出には、有形固定資産及び無形固定資産の増加額のほか、長期前払費用の増加額を含んでおりま
す。
【所在地別セグメント情報】
前連結会計年度(自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)
本邦の売上高及び資産の金額は、全セグメントの売上高の合計及び全セグメントの資産の金額の合計額に占め
る割合がいずれも90%を超えているため、所在地別セグメント情報の記載を省略しております。
【海外売上高】
前連結会計年度(自
平成21年4月1日
至
平成22年3月31日)
海外売上高は、いずれも連結売上高の10%未満であるため、海外売上高の記載を省略しております。
- 71 -
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
【セグメント情報】
当連結会計年度(自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日)
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営
資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、一般用医薬品と医療用医薬品の販売形態の違い及び研究開発費の負担が与える経営リスクの違いに
鑑み、「セルフメディケーション事業」と「医薬事業」を報告セグメントとしております。
「セルフメディケーション事業」では、一般用医薬品・特定保健用食品・食品・医療用品・衛生用品の、研
究・開発・製造・販売を行っております。
「医薬事業」では、医療用医薬品の研究・開発・製造・販売を行っております。
なお、不動産の賃貸・管理、ホテル経営は金額的な重要性が極めて僅少であるため、「セルフメディケーシ
ョン事業」に含めております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告セグメントの各項目の合計額は、連結貸借対照表又は連結損益計算書上のそれぞれの金額と一致してお
り、また、報告セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」におけ
る記載と同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
セルフメディケ
ーション事業
売上高
外部顧客への売上高
セグメント間の内部売上高
又は振替高
計
セグメント利益(注4)
セグメント資産
その他の項目
減価償却費(注2)
のれんの償却額
持分法適用会社への投資額
医薬事業
その他
(注1)
計
合計
158,851
99,590
258,441
-
258,441
-
-
-
-
-
158,851
99,590
258,441
-
258,441
30,458
4,227
34,686
-
34,686
215,667
149,874
365,542
240,901
606,443
8,588
2,944
11,533
-
11,533
281
-
281
-
281
7,916
39,140
47,057
-
47,057
有形固定資産及び無形固定
-
15,989
5,535
21,525
21,525
資産の増加額(注3)
(注)1 「その他」の区分におけるセグメント資産は、報告セグメントに含まれない主として親会社の余資運用資
金(現金及び預金、有価証券並びにその他投資等)及び長期投資資産(投資有価証券等)であり、金額は
2
240,901百万円であります。
減価償却費には、長期前払費用の償却費を含んでおります。
3
4
有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用の増加額を含んでおります。
セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と一致しております。
- 72 -
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
当連結会計年度(自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
セルフメディケ
ーション事業
売上高
外部顧客への売上高
セグメント間の内部売上高
又は振替高
計
セグメント利益(注4)
セグメント資産
その他の項目
減価償却費(注2)
のれんの償却額
持分法適用会社への投資額
医薬事業
その他
(注1)
計
合計
167,195
101,436
268,632
-
268,632
-
-
-
-
-
167,195
101,436
268,632
-
268,632
38,385
5,696
44,082
-
44,082
249,088
161,222
410,311
208,123
618,434
8,935
2,789
11,725
-
11,725
730
-
730
-
730
7,868
42,483
50,351
-
50,351
有形固定資産及び無形固定
-
6,093
2,324
8,418
8,418
資産の増加額(注3)
(注)1 「その他」の区分におけるセグメント資産は、報告セグメントに含まれない主として親会社の余資運用資
2
金(現金及び預金、その他投資等)及び長期投資資産(投資有価証券等)であり、金額は208,123百万円
であります。
減価償却費には、長期前払費用の償却費を含んでおります。
3
4
有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用の増加額を含んでおります。
セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と一致しております。
- 73 -
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
【関連情報】
当連結会計年度(自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
報告セグメントと同一区分のため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、
記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、特定の顧客への売上高であって、連結損益計算書の売上高の10%以上を占
めるものがないため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
当連結会計年度(自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
当連結会計年度(自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日)
(単位:百万円)
セルフメディケー
ション事業
医薬事業
その他
合計
当期償却額
730
-
-
730
当期末残高
13,397
-
-
13,397
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
当連結会計年度(自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日)
該当事項はありません。
(追加情報)
当連結会計年度より、「セグメント情報等の開示に関する会計基準」(企業会計基準第17号
平成21年3月
27日)及び「セグメント情報等の開示に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第20号
年3月21日)を適用しております。
- 74 -
平成20
10718092_有価証券報告書_20110616155918
【関連当事者情報】
前連結会計年度(自 平成21年4月1日
至
2011/06/16 15:59:35
平成22年3月31日)
関連当事者との取引
連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引
連結財務諸表提出会社の役員及び個人主要株主等
会社等の
名称又は
氏名
種類
所在地
資本金又は 事業の
出資金
内容
(百万円) 又は職業
議決権等の所
有(被所有)
割合(%)
関連当事者
との関係
取引の内容
取引金額
(百万円)
科目
期末残高
(百万円)
役員及びそ
の近親者が
議決権の過
半数を所有
泰正㈱
(注3)
東京都
豊島区
テニス
100
施設の
経営等
(被所有)
直接
1.27
業務の請負
事務業務受託
(注2)
32
未収金
0
する会社等
(注)1
上記金額のうち、取引金額には消費税等が含まれておらず、期末残高には消費税等が含まれております。
2
取引条件及び取引条件の決定方針等
一般の取引条件と同様に決定しております。
3
当社役員上原明及びその近親者が議決権の100%を直接所有しております。
当連結会計年度(自
関連当事者との取引
平成22年4月1日
至
平成23年3月31日)
(1)連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引
連結財務諸表提出会社の非連結子会社及び関連会社等
会社等の
名称又は
氏名
種類
持分法
適用
関連会社
(注)1
2
所在地
富山化学
東京都
工業(株)
新宿区
資本金又は 事業の
出資金
内容
(百万円) 又は職業
10,000
議決権等の所
有(被所有)
割合(%)
医薬品
(所有)
製造業
直接
関連当事者
との関係
製品の供給
34.0
役員の兼任
取引の内容
取引金額
(百万円)
科目
期末残高
(百万円)
営業取引
製品の仕入
2,132
買掛金
604
(注2)
上記金額のうち、取引金額には消費税等は含まれておらず、期末残高には消費税等が含まれております。
取引条件及び取引条件の決定方針等
仕入価額は第三者が販売する価額を参考に決定しております。
(2)連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引
(ア)連結財務諸表提出会社の非連結子会社及び関連会社等
会社等の
名称又は
氏名
種類
持分法
適用
関連会社
(注)1
2
所在地
富山化学
東京都
工業(株)
新宿区
資本金又は 事業の
出資金
内容
(百万円) 又は職業
10,000
議決権等の所
有(被所有)
割合(%)
医薬品
(所有)
製造業
直接
関連当事者
との関係
製品の供給
34.0
役員の兼任
取引の内容
取引金額
(百万円)
科目
期末残高
(百万円)
営業取引
製品の仕入
20,687
買掛金
11,390
(注2)
上記金額のうち、取引金額には消費税等は含まれておらず、期末残高には消費税等が含まれております。
取引条件及び取引条件の決定方針等
仕入価額は第三者が販売する価額を参考に決定しております。
(イ)連結財務諸表提出会社の役員及び個人主要株主等
種類
会社等の
名称又は
氏名
所在地
資本金又は 事業の
出資金
内容
(百万円) 又は職業
議決権等の所
有(被所有)
割合(%)
関連当事者
との関係
取引の内容
取引金額
(百万円)
科目
期末残高
(百万円)
役員及びそ
の近親者が
議決権の過
半数を所有
泰正㈱
東京都
(注3)
豊島区
テニス
100
施設の
経営等
(被所有)
直接
1.32
業務の請負
事務業務受託
(注2)
31
未収金
する会社等
(注)1
2
3
上記金額のうち、取引金額には消費税等が含まれておらず、期末残高には消費税等が含まれております。
取引条件及び取引条件の決定方針等
一般の取引条件と同様に決定しております。
当社役員上原明及びその近親者が議決権の100%を直接所有しております。
- 75 -
0
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
(1株当たり情報)
(自
至
前連結会計年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
1株当たり純資産額
(自
至
1,816円68銭
1株当たり当期純利益
67円98銭
当連結会計年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
1株当たり純資産額
1,901円74銭
1株当たり当期純利益
なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益について
124円90銭
なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益について
は、潜在株式がないため記載しておりません。
は、潜在株式がないため記載しておりません。
(1株当たり当期純利益の算定上の基礎)
(1株当たり当期純利益の算定上の基礎)
連結損益計算書上の当期純利益
普通株式に係る当期純利益
19,485百万円
19,485百万円
普通株主に帰属しない金額の主要な内訳
連結損益計算書上の当期純利益
普通株式に係る当期純利益
普通株主に帰属しない金額の主要な内訳
該当事項はありません。
普通株式の期中平均株式数
34,892百万円
34,892百万円
該当事項はありません。
286,642,206株
普通株式の期中平均株式数
- 76 -
279,366,869株
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
(重要な後発事象)
(自
至
前連結会計年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
(自
至
当連結会計年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
該当事項はありません。
(Hoepharma Holdings Sdn. Bhdの全株式取得)
当社は、本年4月7日付でマレーシアの医薬品メーカーであるHoepharma Holdings Sdn. Bhd.(以下「HOE社」)の
全株式を取得することについて、HOE社株式を78.15%保有するGoldis Berhad及び残りの21.85%を保有するその他株主
(6名)との間で合意しました。
1.買収の目的
HOE社は、マレーシアにおける代表的な製薬会社であり、外資系を除くマレーシア国内製薬企業ではトップ企業で
す。主力領域である医療用皮膚科領域ではマレーシアにおいてトップシェアを誇り、同国以外でもその他のアジア地域
を中心に約40カ国で製品を販売しております。
今回の株式取得により、当社では以下の効果を見込んでおります。
(1)これまでドリンク剤が中心であったマレーシアにおいてOTC医薬品を中心とした事業基盤を確立することがで
き、マレーシアにおいて同事業への本格的参入が可能となります。
(2)マレーシアに拠点を置いてアジア地域を網羅するHOE社の販売ネットワークを活用し、当社が東南アジアにおいて
展開中の代表的なブランドである解熱鎮痛薬「Tempra」や外用消炎鎮痛剤「Counterpain」等を加えた新たな製品ラ
インアップなどを供給することによりアジア地域における当社事業のさらなる成長と拡大が期待できます。
当社は、本件買収によりマレーシアにおける事業基盤を一層強固なものとし、引続き成長市場であるその他アジア市
場における事業拡大を目指します。
2.買収する会社の名称、事業内容、規模
(1)名称
Hoepharma Holdings Sdn. Bhd.
(マレーシア クアラルンプール)
(2)事業内容
医薬品事業を行う子会社の経営管理業務
(3)事業規模(平成23年1月期)
①売上高
②当期純利益
76百万マレーシアリンギット(約21億円)
13百万マレーシアリンギット(約4億円)
③総資産
④純資産
96百万マレーシアリンギット(約27億円)
60百万マレーシアリンギット(約17億円)
(注)1マレーシアリンギット当たり28円で換算
3.株式取得の時期
平成23年8月頃
4.取得する株式の数、取得価額及び取得後の持分比率
(1)取得する株式の数
8,000,000株
(2)取得価額
370百万マレーシアリンギット
(約104億円)
(注)1マレーシアリンギット当たり28円で換算
(3)取得後の持分比率
100%
5.支払資金の調達
自己資金
- 77 -
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(自
至
2011/06/16 15:59:35
当連結会計年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
(単独株式移転による持株会社の設立)
平成23年5月13日開催の当社取締役会において、単独株式移転により持株会社「大正製薬ホールディングス株式会
社」を設立することを決議し、平成23年6月29日開催の第102回定時株主総会において承認されました。
1.単独株式移転による持株会社設立の目的
当社グループは、今後もセルフメディケーション事業と医薬事業の持続的な成長を実現させるためには、グループ経
営資源の効果的な配分と競争力強化を可能とするグループ体制の整備を図ることが必要と判断し、単独株式移転の方法
により、大正製薬ホールディングス株式会社を設立し、持株会社体制へ移行することを決議いたしました。
大正製薬ホールディングス株式会社は、グループ全体の統括会社として新たなコーポレートガバナンスの体制の基
に、経営戦略立案機能を担い、各事業や国内外への効果的な経営資源の配分を行うことにより、セルフメディケーショ
ン事業と医薬事業のバランスの取れた持続的な成長と競争力の強化を目指します。そして、両事業の相乗効果を発揮す
ることにより企業価値を増大し、生活者の皆様の健康でより豊かな暮らしの実現に貢献してまいります。
2.株式移転の方法等
(1)株式移転の日程
定時株主総会基準日
平成23年3月31日(木)
株式移転計画書作成承認取締役会
平成23年5月13日(金)
株式移転計画承認定時株主総会
平成23年6月29日(水)
上場廃止日
平成23年9月28日(水)(予定)
持株会社設立登記日(効力発生日)
平成23年10月3日(月)(予定)
持株会社株式上場日
平成23年10月3日(月)(予定)
(2)株式移転の方式
当社を株式移転完全子会社、持株会社を株式移転設立完全親会社とする単独株式移転です。
(3)株式移転に係る割当ての内容(株式移転比率)
① 株式の割当比率及び単元株式数
当社の普通株式1株に対して持株会社の普通株式0.3株を割当交付いたします。なお、持株会社の単元株式数は
100株といたします。
本株式移転により、当社株主の皆様に交付しなければならない持株会社の普通株式の数1株に満たない端数が
生じた場合には、会社法第234条その他関連法令の規定に従い、1株に満たない端数部分に応じた金額をお支払い
いたします。
② 第三者機関による算定結果、算定方法及び算定根拠
本株式移転は当社単独による株式移転でありますので、第三者算定機関による算定は行っておりません。
③ 株式移転により交付する新株式数
90,139,653株(予定)
3.持株会社の新規上場に関する取扱い
当社は、新たに設立する持株会社の株式について、東京証券取引所への新規上場を申請する予定であり、上場日は、
平成23年10月3日を予定しております。また、当社は本株式移転により持株会社の完全子会社となりますので、持株会
社の上場に先立ち、平成23年9月28日に東京証券取引所を上場廃止となる予定であります。
- 78 -
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⑤【連結附属明細表】
【社債明細表】
該当事項はありません。
【借入金等明細表】
前期末残高
(百万円)
区分
短期借入金
当期末残高
(百万円)
平均利率
(%)
返済期限
225
235
1.480
-
1年以内に返済予定の長期借入金
1,050
-
-
-
1年以内に返済予定のリース債務
267
275
-
-
長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。)
-
-
-
-
リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)
465
229
-
平成24年~
平成28年
-
-
-
-
2,007
739
-
-
(1年以内に返済予定の長期借入金を除く。)
その他有利子負債
合計
(注)1.「平均利率」については、期末借入金残高に対する加重平均利率を記載しております。
2.リース債務の平均利率については、リース料総額に含まれる利息相当額を控除する前の金額でリース債務を
連結貸借対照表に計上しているため、記載しておりません。
3.リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年間の返済予定額は以下のとおりであ
ります。
1年超2年以内
(百万円)
2年超3年以内
(百万円)
3年超4年以内
(百万円)
4年超5年以内
(百万円)
174
39
9
6
リース債務
【資産除去債務明細表】
該当事項はありません。
(2)【その他】
当連結会計年度における四半期情報
第1四半期
自平成22年4月1日
第2四半期
自平成22年7月1日
第3四半期
自平成22年10月1日
第4四半期
自平成23年1月1日
至平成22年6月30日
至平成22年9月30日
至平成22年12月31日
至平成23年3月31日
売上高(百万円)
64,557
68,489
74,681
60,903
税金等調整前四半期純利益
(百万円)
12,916
13,892
16,753
9,445
7,708
8,510
9,726
8,946
27.41
30.30
34.79
32.44
四半期純利益
(百万円)
1株当たり四半期純利益
(円)
- 79 -
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2011/06/16 15:59:35
2【財務諸表等】
(1)【財務諸表】
①【貸借対照表】
(単位:百万円)
前事業年度
(平成22年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
受取手形
売掛金
有価証券
商品及び製品
仕掛品
原材料及び貯蔵品
前渡金
前払費用
繰延税金資産
金銭の信託
その他
貸倒引当金
※1
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物
減価償却累計額及び減損損失累計額
建物(純額)
構築物
減価償却累計額及び減損損失累計額
構築物(純額)
機械及び装置
減価償却累計額及び減損損失累計額
機械及び装置(純額)
車両運搬具
減価償却累計額及び減損損失累計額
車両運搬具(純額)
工具、器具及び備品
減価償却累計額及び減損損失累計額
工具、器具及び備品(純額)
土地
リース資産
減価償却累計額
リース資産(純額)
建設仮勘定
有形固定資産合計
無形固定資産
販売権
営業権
商標権
ソフトウエア
電話加入権
その他
無形固定資産合計
- 80 -
当事業年度
(平成23年3月31日)
72,154
229
44,223
7,502
13,493
2,047
6,587
75
677
5,954
6,886
3,637
△126
※1
96,984
210
45,943
-
11,941
2,362
7,203
156
746
6,276
-
2,670
△299
163,343
174,196
110,548
△70,340
111,223
△72,952
40,207
38,271
7,470
△5,526
7,535
△5,760
1,943
1,775
69,042
△62,458
70,056
△64,308
6,583
5,748
823
△762
783
△712
61
70
30,726
△27,632
31,037
△28,392
3,094
2,644
25,386
1,024
△327
27,061
1,062
△581
697
480
283
2,353
78,257
78,404
11,252
16
4,198
4,201
56
13
10,067
3
3,184
3,325
56
11
19,739
16,648
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
(単位:百万円)
前事業年度
(平成22年3月31日)
投資その他の資産
投資有価証券
関係会社株式
関係会社出資金
長期貸付金
従業員に対する長期貸付金
長期前払費用
繰延税金資産
その他
貸倒引当金
投資その他の資産合計
固定資産合計
資産合計
負債の部
流動負債
買掛金
リース債務
未払金
未払費用
未払法人税等
預り金
前受収益
返品調整引当金
賞与引当金
災害損失引当金
流動負債合計
固定負債
リース債務
長期未払金
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
長期預り保証金
固定負債合計
負債合計
- 81 -
当事業年度
(平成23年3月31日)
196,933
114,183
3,087
0
34
951
9,542
3,235
△224
195,147
114,070
3,087
-
327,743
327,269
34
954
10,149
4,023
△198
425,741
422,322
589,084
596,519
12,807
266
7,351
4,243
6,225
275
2
526
3,019
-
12,940
275
8,860
4,580
6,064
269
3
462
3,033
1,044
34,718
37,534
465
1,150
14,204
1,103
1,585
229
1,089
14,600
1,141
1,617
18,508
18,678
53,227
56,212
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
(単位:百万円)
前事業年度
(平成22年3月31日)
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
資本準備金
資本剰余金合計
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
固定資産圧縮積立金
別途積立金
繰越利益剰余金
利益剰余金合計
自己株式
株主資本合計
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
評価・換算差額等合計
純資産合計
負債純資産合計
- 82 -
当事業年度
(平成23年3月31日)
29,804
29,804
14,935
14,935
14,935
14,935
7,451
7,451
2,541
483,063
23,316
2,460
483,063
45,738
516,372
538,713
△30,319
△46,324
530,792
537,129
5,064
3,177
5,064
3,177
535,857
540,306
589,084
596,519
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
②【損益計算書】
(単位:百万円)
(自
至
前事業年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
売上高
製品売上高
商品売上高
(自
至
当事業年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
161,861
33,426
売上高合計
※1
売上原価
商品及び製品期首たな卸高
当期製品製造原価
当期商品仕入高
195,288
164,268
33,053
197,322
※1
11,755
52,494
17,285
合計
13,493
48,173
17,098
81,535
他勘定振替高
商品及び製品期末たな卸高
910
13,493
※2
売上原価合計
売上総利益
返品調整引当金戻入額
返品調整引当金繰入額
差引売上総利益
78,766
※2
67,131
65,563
128,156
131,758
601
526
526
462
128,231
販売費及び一般管理費
※3, ※4
営業利益
営業外収益
受取利息
有価証券利息
受取配当金
不動産賃貸料
その他
営業外収益合計
営業外費用
支払利息
為替差損
投資事業組合評価損
支払手数料
その他
営業外費用合計
経常利益
- 83 -
1,261
11,941
100,523
131,822
※3, ※4
95,216
27,708
36,605
141
4,437
1,446
359
938
34
4,687
2,910
369
653
7,322
8,654
3
391
233
140
35
1
24
57
303
7
804
393
34,226
44,867
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
(単位:百万円)
前事業年度
(自 平成21年4月1日
至 平成22年3月31日)
特別利益
固定資産売却益
投資有価証券売却益
※5
特別利益合計
当事業年度
(自 平成22年4月1日
至 平成23年3月31日)
3
-
※5
3
特別損失
固定資産処分損
投資有価証券評価損
減損損失
災害による損失
※5
※6
特別損失合計
89
268
523
-
4
82
86
※5
※6
44
7
-
1,074
881
1,126
33,348
43,827
13,280
△1,880
13,481
355
法人税等合計
11,399
13,837
当期純利益
21,948
29,990
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
- 84 -
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
【製造原価明細書】
区分
注記
番号
Ⅰ
原材料費
Ⅱ
労務費
Ⅲ
(自
至
構成比
(%)
金額 (百万円)
当事業年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
金額 (百万円)
構成比
(%)
38,805
74.0
35,231
72.7
※1
6,126
11.7
6,097
12.5
経費
7,480
14.3
7,160
14.8
(うち減価償却費)
(3,842)
(3,463)
当期総製造費用
52,412
100.0
48,488
100.0
仕掛品期首棚卸高
2,129
2,047
54,542
50,536
仕掛品期末棚卸高
2,047
2,362
当期製品製造原価
52,494
48,173
(注)
(自
至
前事業年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
(自
至
労務費のうち引当金繰入額等は次のとおりでありま ※1
す。
賞与引当金繰入額
退職給付費用
2
前事業年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
合計
※1
(自
至
- 85 -
労務費のうち引当金繰入額等は次のとおりでありま
す。
賞与引当金繰入額
退職給付費用
482百万円
397百万円
原価計算方法は、組別工程別総合原価計算でありま
す。
当事業年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
2
同左
475百万円
408百万円
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
③【株主資本等変動計算書】
(単位:百万円)
(自
至
株主資本
資本金
前期末残高
当期変動額
当期変動額合計
当期末残高
資本剰余金
資本準備金
前期末残高
当期変動額
当期変動額合計
当期末残高
資本剰余金合計
前期末残高
当期変動額
当期変動額合計
当期末残高
利益剰余金
利益準備金
前期末残高
当期変動額
当期変動額合計
当期末残高
その他利益剰余金
固定資産圧縮積立金
前期末残高
当期変動額
固定資産圧縮積立金の取崩
当期変動額合計
当期末残高
別途積立金
前期末残高
当期変動額
別途積立金の取崩
当期変動額合計
当期末残高
繰越利益剰余金
前期末残高
当期変動額
固定資産圧縮積立金の取崩
別途積立金の取崩
自己株式の消却
剰余金の配当
当期純利益
当期変動額合計
当期末残高
- 86 -
前事業年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
(自
至
当事業年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
29,804
29,804
-
-
29,804
29,804
14,935
14,935
-
-
14,935
14,935
14,935
14,935
-
-
14,935
14,935
7,451
7,451
-
-
7,451
7,451
2,622
2,541
△81
△80
△81
△80
2,541
2,460
523,063
483,063
△40,000
-
△40,000
-
483,063
483,063
9,439
23,316
81
40,000
△40,365
△7,787
21,948
80
-
-
△7,649
29,990
13,876
22,422
23,316
45,738
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
(単位:百万円)
前事業年度
(自 平成21年4月1日
至 平成22年3月31日)
利益剰余金合計
前期末残高
当期変動額
固定資産圧縮積立金の取崩
別途積立金の取崩
自己株式の消却
剰余金の配当
当期純利益
当期変動額合計
当期末残高
自己株式
前期末残高
当期変動額
自己株式の取得
自己株式の消却
当期変動額合計
当期末残高
株主資本合計
前期末残高
当期変動額
自己株式の取得
剰余金の配当
当期純利益
当期変動額合計
当期末残高
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
前期末残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
評価・換算差額等合計
前期末残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
純資産合計
前期末残高
当期変動額
自己株式の取得
剰余金の配当
当期純利益
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
- 87 -
(自
至
当事業年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
542,576
516,372
-
-
△40,365
△7,787
21,948
-
-
-
△7,649
29,990
△26,204
22,341
516,372
538,713
△62,757
△30,319
△7,927
40,365
△16,004
-
32,438
△16,004
△30,319
△46,324
524,558
530,792
△7,927
△7,787
△16,004
△7,649
21,948
29,990
6,234
6,336
530,792
537,129
△2,563
5,064
7,627
△1,887
7,627
△1,887
5,064
3,177
△2,563
5,064
7,627
△1,887
7,627
△1,887
5,064
3,177
521,995
535,857
△7,927
△7,787
△16,004
△7,649
21,948
7,627
29,990
△1,887
13,861
4,449
535,857
540,306
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
【重要な会計方針】
(自
至
1
前事業年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
(自
至
有価証券の評価基準及び評価方法
1
当事業年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
有価証券の評価基準及び評価方法
子会社株式及び関連会社株式
移動平均法による原価法
子会社株式及び関連会社株式
同左
その他有価証券
時価のあるもの
決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は
全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動
平均法により算定)
時価のないもの
移動平均法による原価法
その他有価証券
時価のあるもの
同左
時価のないもの
同左
2
デリバティブ等の評価基準及び評価方法
時価法
2
デリバティブ等の評価基準及び評価方法
同左
3
たな卸資産の評価基準及び評価方法
3
たな卸資産の評価基準及び評価方法
4
製品、商品、半製品、仕掛品
総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の
低下に基づく簿価切下げの方法により算定)
原材料
移動平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性
の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)
貯蔵品
最終仕入原価法(ただし、販促物品については移動
平均法による原価法)
(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下
げの方法により算定)
製品、商品、半製品、仕掛品
同左
4
固定資産の減価償却の方法
有形固定資産(リース資産を除く)
定率法を採用しております。ただし平成10年4月
1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)に
ついては定額法を適用しております。
なお、耐用年数については経済的耐用年数に基づ
いております。
無形固定資産(リース資産を除く)
定額法を採用しております。販売権及び商標権は
経済的耐用年数(10年)に基づいて償却しておりま
固定資産の減価償却の方法
有形固定資産(リース資産を除く)
同左
原材料
同左
貯蔵品
同左
無形固定資産(リース資産を除く)
同左
す。自社利用ソフトウエアについては、社内におけ
る利用可能期間(5年)に基づいて償却しておりま
す。
リース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする
定額法を採用しております。
なお、所有権移転外ファイナンス・リース取引の
うち、リース取引開始日が平成20年3月31日以前の
リース取引については、通常の賃貸借取引に係る方
法に準じた会計処理によっております。
長期前払費用
法人税法に規定する償却期間に対応する均等償却
- 88 -
リース資産
同左
長期前払費用
同左
10718092_有価証券報告書_20110616155918
(自
至
2011/06/16 15:59:35
前事業年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
(自
至
当事業年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
5
繰延資産の処理方法
支出時に全額費用として処理しております。
5
繰延資産の処理方法
6
外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
6
外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
同左
外貨建金銭債権債務は、期末日の直物為替相場により
円貨に換算し、換算差額は損益として処理しておりま
同左
す。
7
引当金の計上基準
7
(1)貸倒引当金
売上債権等の貸倒れによる損失に備えるため、一般
引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
同左
債権については、貸倒実績率により、貸倒懸念債権等
特定の債権については、個別に回収可能性を勘案し、
回収不能見込額を計上しております。
(2)返品調整引当金
(2)返品調整引当金
返品による損失に備えるため、将来の返品見込損失
額のうち当期の負担額を計上しております。
(3)賞与引当金
従業員賞与の支出に備えるため、将来の支給見込額
のうち当期の負担額を計上しております。
(4)退職給付引当金
同左
(3)賞与引当金
同左
(4)退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末にお
ける退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当
同左
事業年度末において発生していると認められる額を計
上しております。
なお、過去勤務債務は発生した事業年度の平均残存
勤務年数に基づく定額法により費用処理しておりま
す。
また、数理計算上の差異は各事業年度の発生時にお
ける平均残存勤務年数内の一定の年数に基づく定額法
により翌事業年度より費用処理することとしておりま
す。
(会計方針の変更)
────────
当事業年度より、「退職給付に係る会計基準」の一
部改正(その3)(企業会計基準第19号 平成20年7
月31日)を適用しております。
これによる、当事業年度の営業利益、経常利益及び
税引前当期純利益に対する影響はありません。
(5)役員退職慰労引当金
(5)役員退職慰労引当金
役員及び執行役員等の退職慰労金の支出に備えるた
め、内規に基づく期末要支給額を計上しております。
────────
同左
(6)災害損失引当金
東日本大震災により被災した資産の復旧等に要する
費用又は損失に備えるため、当事業年度末における見
積額を計上しております。
- 89 -
10718092_有価証券報告書_20110616155918
(自
至
2011/06/16 15:59:35
前事業年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
(自
至
8
ヘッジ会計の方法
(1)ヘッジ会計の方法
当事業年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
8
ヘッジ会計の方法
(1)ヘッジ会計の方法
原則的処理方法である繰延ヘッジ処理を採用してお
ります。
同左
(2)ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段
(2)ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段
デリバティブ取引(為替予約取引及び金利スワッ
プ取引)
同左
ヘッジ対象
相場変動等による損失の可能性があり、相場変動
ヘッジ対象
同左
等が評価に反映されていないもの及びキャッシ
ュ・フローが固定され、その変動が回避されるも
の
(3)ヘッジ方針
(3)ヘッジ方針
為替相場変動リスク及び金利変動リスクの回避を目
的としており、投機的な取引は行わない方針でありま
同左
す。
なお、当事業年度においてデリバティブ取引は行って
なお、当事業年度においてデリバティブ取引は行って
おりません。
9
おりません。
その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
消費税等の会計処理
9
消費税等の会計処理は、税抜き方式によっておりま
す。
- 90 -
その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
消費税等の会計処理
同左
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
【会計処理方法の変更】
(自
至
前事業年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
(自
至
────────
当事業年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
(資産除去債務に関する会計基準の適用)
当事業年度より、「資産除去債務に関する会計基準」
(企業会計基準第18号 平成20年3月31日)及び「資産
除去債務に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準
適用指針第21号 平成20年3月31日)を適用しておりま
す。
これによる当事業年度の営業利益、経常利益及び税引
前当期純利益に対する影響はありません。
【表示方法の変更】
(自
至
前事業年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
(自
至
(貸借対照表)
前期まで流動資産の「その他」に含めて表示しており
ました「金銭の信託」は、当期において、資産の総額の
100分の1を超えたため区分掲記しました。
なお、前期末の「金銭の信託」は4,713百万円でありま
す。
- 91 -
当事業年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
――――――――――
10718092_有価証券報告書_20110616155918
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【注記事項】
(貸借対照表関係)
前事業年度
(平成22年3月31日)
当事業年度
(平成23年3月31日)
※1
関係会社に対するものが次のとおり含まれておりま ※1 関係会社に対するものが次のとおり含まれておりま
す。
す。
2
売掛金
偶発債務
20,724百万円
2
売掛金
偶発債務
21,760百万円
関係会社の金融機関からの借入金に対して次のとお
り債務保証を行っております。
関係会社の金融機関からの借入金に対して次のとお
り債務保証を行っております。
大正エム・ティ・シー株式会社
(子会社)
大正エム・ティ・シー株式会社
(子会社)
合計
300百万円
合計
300百万円
- 92 -
300百万円
300百万円
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
(損益計算書関係)
(自
至
※1
前事業年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
(自
至
関係会社との取引に係るものが次のとおり含まれて ※1
おります。
関係会社への売上高
当事業年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
関係会社との取引に係るものが次のとおり含まれて
おります。
関係会社への売上高
40,814百万円
40,685百万円
他勘定振替高は販売費(営業見本等)へ振替えたも ※2 他勘定振替高は販売費(営業見本等)へ振替えたも
のであります。
のであります。
※2
※3
販売費に属する費用のおおよその割合は45%、一般 ※3 販売費に属する費用のおおよその割合は45%、一般
管理費に属する費用のおおよその割合は55%でありま
管理費に属する費用のおおよその割合は55%でありま
す。
主要な費目及び金額は次のとおりであります。
荷造運搬費
(百万円)
広告宣伝費
販売促進費
(百万円)
7,438
荷造運搬費
13,939
12,408
広告宣伝費
販売促進費
12,333
11,846
給料・賞与
賞与引当金繰入額
13,169
1,427
給料・賞与
賞与引当金繰入額
13,232
1,442
退職給付費用
研究開発費
1,323
27,848
退職給付費用
研究開発費
1,223
23,416
減価償却費
研究開発費の総額
※4
す。
主要な費目及び金額は次のとおりであります。
減価償却費
研究開発費の総額
5,159
※4
7,051
5,625
一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費
一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費
27,848百万円
なお、一般管理費における研究費のうち引当金繰入
額等は次のとおりであります。
23,416百万円
なお、一般管理費における研究費のうち引当金繰入
額等は次のとおりであります。
賞与引当金繰入額
退職給付費用
賞与引当金繰入額
773百万円
768百万円
退職給付費用
598百万円
648百万円
※5 固定資産売却益及び処分損の内訳は次のとおりであ ※5 固定資産売却益及び処分損の内訳は次のとおりであ
ります。
ります。
固定資産
売却益
(百万円)
固定資産
処分損
(百万円)
建物
-
6
-
構築物
-
4
0
60
機械及び装置
-
23
車両運搬具
1
0
車両運搬具
4
1
工具、器具及び備品
0
6
工具、器具及び備品
-
9
-
13
4
44
3
89
固定資産
売却益
(百万円)
固定資産
処分損
(百万円)
建物
2
8
構築物
0
機械及び装置
内訳
土地
合計
内訳
合計
- 93 -
10718092_有価証券報告書_20110616155918
(自
至
※6
2011/06/16 15:59:35
前事業年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
(自
至
減損損失
※6
当事業年度において、当社は以下の資産グループに
ついて減損損失を計上しました。
場所
用途
種類
建物
埼玉県
さいたま市
北区
遊休資産
機械及び装置
その他
合計
当事業年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
災害による損失
東日本大震災による損失額であり、内訳は次のとお
りであります。
減損損失
(百万円)
313
208
1
523
当社は、原則として、事業用資産についてはキャッ
シュ・フローを生成する最小単位として主として事業
別にグルーピングを行っており、遊休資産については
個別資産ごとにグルーピングを行っております。
当事業年度において、将来の用途が定まっていない
遊休資産の帳簿価額を全額減額し、当該減少額を減損
損失として特別損失に計上しております。
- 94 -
たな卸資産損害見積額
固定資産損害見積額
その他
(百万円)
557
486
29
合計
1,074
10718092_有価証券報告書_20110616155918
(株主資本等変動計算書関係)
前事業年度(自 平成21年4月1日
至
2011/06/16 15:59:35
平成22年3月31日)
自己株式の種類及び株式数に関する事項
前事業年度末
株式数 (千株)
普通株式(注)1,2
合計
(注)1
当事業年度増加
株式数(千株)
当事業年度減少
株式数(千株)
当事業年度末
株式数 (千株)
30,929
4,436
20,000
15,365
30,929
4,436
20,000
15,365
2
普通株式の自己株式の株式数の増加は、取締役会決議に基づく自己株式の取得による増加4,371千株、単元
未満株式の買取りによる増加65千株であります。
普通株式の自己株式の株式数の減少は、平成21年6月26日付けで実施した自己株式の消却による減少20,000
千株であります。
当事業年度(自
平成22年4月1日
至
平成23年3月31日)
自己株式の種類及び株式数に関する事項
普通株式(注)
合計
(注)
前事業年度末
株式数 (千株)
当事業年度増加
株式数(千株)
当事業年度減少
株式数(千株)
当事業年度末
株式数 (千株)
15,365
9,087
-
24,452
15,365
9,087
-
24,452
普通株式の自己株式の株式数の増加は、取締役会決議に基づく自己株式の取得による増加9,020千株、単元未
満株式の買取りによる増加67千株であります。
- 95 -
10718092_有価証券報告書_20110616155918
2011/06/16 15:59:35
(リース取引関係)
(自
至
前事業年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
(自
至
当事業年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
ファイナンス・リース取引(借主側)
ファイナンス・リース取引(借主側)
所有権移転外ファイナンス・リース取引
①リース資産の内容
所有権移転外ファイナンス・リース取引
①リース資産の内容
有形固定資産
情報関連機器等であります。
有形固定資産
同左
②リース資産の減価償却の方法
重要な会計方針「4.固定資産の減価償却の方法」
②リース資産の減価償却の方法
同左
に記載のとおりであります。
なお、所有権移転外ファイナンス・リース取引のう
なお、所有権移転外ファイナンス・リース取引のう
ちリース取引開始日が、平成20年3月31日以前のリー
ス取引については、通常の賃貸借処理に係る方法に準
ちリース取引開始日が、平成20年3月31日以前のリー
ス取引については、通常の賃貸借処理に係る方法に準
じた会計処理によっており、その内容は次のとおりで
あります。
じた会計処理によっております。
その内容につきましては、金額的重要性が僅少であ
るため、記載を省略しております。
(1) リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当
額、減損損失累計額相当額及び期末残高相当額
工具、器具 ソフト
及び備品
ウェア
(百万円) (百万円)
取得価額
相当額
減価償却
累計額
合計
(百万円)
1,938
139
2,078
1,251
105
1,357
相当額
期末残高
686
34
相当額
(2) 未経過リース料期末残高相当額等
未経過リース料期末残高相当額
1年内
1年超
720
471百万円
268百万円
合計
740百万円
(3) 支払リース料、リース資産減損勘定の取崩額、減
価償却費相当額、支払利息相当額及び減損損失
支払リース料
減価償却費相当額
635百万円
600百万円
支払利息相当額
26百万円
(4) 減価償却費相当額及び利息相当額の算定方法
減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とす
る定額法によっております。
利息相当額の算定方法
リース料総額とリース物件の取得価額相当額の
差額を利息相当額とし、各期への配分方法につい
ては、利息法によっております。
(減損損失について)
リース資産に配分された減損損失はありません。
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(有価証券関係)
前事業年度(平成22年3月31日現在)
子会社株式及び関連会社株式
貸借対照表計上額
(百万円)
子会社株式
関連会社株式
計
時価
(百万円)
差額
(百万円)
11,401
11,501
99
7,913
5,940
△1,973
19,314
17,441
△1,873
(注)時価を把握することが極めて困難と認められる子会社株式及び関連会社株式
区分
貸借対照表計上額(百万円)
子会社株式
38,927
関係会社株式
55,941
94,868
計
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表の「子会社株式及
び関連会社株式」には含めておりません。
当事業年度(平成23年3月31日現在)
子会社株式及び関連会社株式
貸借対照表計上額
(百万円)
子会社株式
関連会社株式
計
時価
(百万円)
差額
(百万円)
11,401
10,389
△1,012
7,913
5,194
△2,718
19,314
15,583
△3,731
(注)時価を把握することが極めて困難と認められる子会社株式及び関連会社株式
区分
貸借対照表計上額(百万円)
子会社株式
38,841
関係会社株式
55,913
94,755
計
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表の「子会社株式及
び関連会社株式」には含めておりません。
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2011/06/16 15:59:35
(税効果会計関係)
前事業年度
(平成22年3月31日)
1
当事業年度
(平成23年3月31日)
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の 1
内訳
繰延税金資産
582百万円
未払事業税
未払費用
462百万円
5,139百万円
長期前払研究費用
投資有価証券評価損
531百万円
5,377百万円
関係会社株式評価損
その他有価証券評価差額金
1,937百万円
4,552百万円
その他
1,228百万円
5,913百万円
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
1,620百万円
5,377百万円
関係会社株式評価損
その他有価証券評価差額金
1,445百万円
2,239百万円
支払研究費等
賞与引当金
447百万円
5,723百万円
長期前払研究費用
投資有価証券評価損
596百万円
未払事業税
未払費用
1,222百万円
5,752百万円
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
繰延税金資産小計
内訳
繰延税金資産
1,292百万円
2,322百万円
支払研究費等
賞与引当金
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の
3,069百万円
4,793百万円
その他
30,833百万円
△7,267百万円
繰延税金資産小計
評価性引当額
評価性引当額
30,796百万円
△6,180百万円
繰延税金資産合計
23,565百万円
繰延税金資産合計
24,615百万円
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
固定資産圧縮積立金
△5,385百万円
△1,729百万円
前払年金費用
繰延税金負債合計
その他有価証券評価差額金
固定資産圧縮積立金
△5,231百万円
△1,674百万円
前払年金費用
△1,282百万円
繰延税金負債合計
△8,189百万円
△951百万円
△8,067百万円
繰延税金資産の純額
2
繰延税金負債
15,497百万円
繰延税金資産の純額
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率 2
との差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
受取配当金等永久に益金に算入されない
項目
試験研究費の税額控除
評価性引当額の計上
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率
40.5%
0.3%
△1.2%
△6.4%
0.7%
0.3%
34.2%
16,426百万円
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率
との差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
40.5%
0.3%
受取配当金等永久に益金に算入されない
項目
△2.1%
試験研究費の税額控除
評価性引当額
△5.1%
△2.5%
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率
- 98 -
0.5%
31.6%
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2011/06/16 15:59:35
(1株当たり情報)
(自
至
前事業年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
1株当たり純資産額
(自
至
1,879円54銭
1株当たり当期純利益
76円52銭
当事業年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
1株当たり純資産額
1,957円54銭
1株当たり当期純利益
なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益について
107円27銭
なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益について
は、潜在株式がないため記載しておりません。
は、潜在株式がないため記載しておりません。
(1株当たり当期純利益の算定上の基礎)
(1株当たり当期純利益の算定上の基礎)
損益計算書上の当期純利益
普通株式に係る当期純利益
21,948百万円
21,948百万円
普通株主に帰属しない金額の主要な内訳
損益計算書上の当期純利益
普通株式に係る当期純利益
普通株主に帰属しない金額の主要な内訳
該当事項はありません。
普通株式の期中平均株式数
29,990百万円
29,990百万円
該当事項はありません。
286,846,238株
普通株式の期中平均株式数
- 99 -
279,578,749株
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2011/06/16 15:59:35
(重要な後発事象)
(自
至
前事業年度
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
(自
至
当事業年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
該当事項はありません。
(Hoepharma Holdings Sdn. Bhdの全株式取得)
当社は、本年4月7日付でマレーシアの医薬品メーカーであるHoepharma Holdings Sdn. Bhd.(以下「HOE社」)の
全株式を取得することについて、HOE社株式を78.15%保有するGoldis Berhad及び残りの21.85%を保有するその他株主
(6名)との間で合意しました。
1.買収の目的
HOE社は、マレーシアにおける代表的な製薬会社であり、外資系を除くマレーシア国内製薬企業ではトップ企業で
す。主力領域である医療用皮膚科領域ではマレーシアにおいてトップシェアを誇り、同国以外でもその他のアジア地域
を中心に約40カ国で製品を販売しております。
今回の株式取得により、当社では以下の効果を見込んでおります。
(1)これまでドリンク剤が中心であったマレーシアにおいてOTC医薬品を中心とした事業基盤を確立することがで
き、マレーシアにおいて同事業への本格的参入が可能となります。
(2)マレーシアに拠点を置いてアジア地域を網羅するHOE社の販売ネットワークを活用し、当社が東南アジアにおいて
展開中の代表的なブランドである解熱鎮痛薬「Tempra」や外用消炎鎮痛剤「Counterpain」等を加えた新たな製品ラ
インアップなどを供給することによりアジア地域における当社事業のさらなる成長と拡大が期待できます。
当社は、本件買収によりマレーシアにおける事業基盤を一層強固なものとし、引続き成長市場であるその他アジア市
場における事業拡大を目指します。
2.買収する会社の名称、事業内容、規模
(1)名称
Hoepharma Holdings Sdn. Bhd.
(マレーシア クアラルンプール)
(2)事業内容
医薬品事業を行う子会社の経営管理業務
(3)事業規模(平成23年1月期)
①売上高
②当期純利益
76百万マレーシアリンギット(約21億円)
13百万マレーシアリンギット(約4億円)
③総資産
④純資産
96百万マレーシアリンギット(約27億円)
60百万マレーシアリンギット(約17億円)
(注)1マレーシアリンギット当たり28円で換算
3.株式取得の時期
平成23年8月頃
4.取得する株式の数、取得価額及び取得後の持分比率
(1)取得する株式の数
8,000,000株
(2)取得価額
370百万マレーシアリンギット
(約104億円)
(注)1マレーシアリンギット当たり28円で換算
(3)取得後の持分比率
100%
5.支払資金の調達
自己資金
- 100 -
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(自
至
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当事業年度
平成22年4月1日
平成23年3月31日)
(単独株式移転による持株会社の設立)
平成23年5月13日開催の当社取締役会において、単独株式移転により持株会社「大正製薬ホールディングス株式会
社」を設立することを決議し、平成23年6月29日開催の第102回定時株主総会において承認されました。
1.単独株式移転による持株会社設立の目的
当社グループは、今後もセルフメディケーション事業と医薬事業の持続的な成長を実現させるためには、グループ経
営資源の効果的な配分と競争力強化を可能とするグループ体制の整備を図ることが必要と判断し、単独株式移転の方法
により、大正製薬ホールディングス株式会社を設立し、持株会社体制へ移行することを決議いたしました。
大正製薬ホールディングス株式会社は、グループ全体の統括会社として新たなコーポレートガバナンスの体制の基
に、経営戦略立案機能を担い、各事業や国内外への効果的な経営資源の配分を行うことにより、セルフメディケーショ
ン事業と医薬事業のバランスの取れた持続的な成長と競争力の強化を目指します。そして、両事業の相乗効果を発揮す
ることにより企業価値を増大し、生活者の皆様の健康でより豊かな暮らしの実現に貢献してまいります。
2.株式移転の方法等
(1)株式移転の日程
定時株主総会基準日
平成23年3月31日(木)
株式移転計画書作成承認取締役会
平成23年5月13日(金)
株式移転計画承認定時株主総会
平成23年6月29日(水)
上場廃止日
平成23年9月28日(水)(予定)
持株会社設立登記日(効力発生日)
平成23年10月3日(月)(予定)
持株会社株式上場日
平成23年10月3日(月)(予定)
(2)株式移転の方式
当社を株式移転完全子会社、持株会社を株式移転設立完全親会社とする単独株式移転です。
(3)株式移転に係る割当ての内容(株式移転比率)
① 株式の割当比率及び単元株式数
当社の普通株式1株に対して持株会社の普通株式0.3株を割当交付いたします。なお、持株会社の単元株式数は
100株といたします。
本株式移転により、当社株主の皆様に交付しなければならない持株会社の普通株式の数1株に満たない端数が
生じた場合には、会社法第234条その他関連法令の規定に従い、1株に満たない端数部分に応じた金額をお支払い
いたします。
② 第三者機関による算定結果、算定方法及び算定根拠
本株式移転は当社単独による株式移転でありますので、第三者算定機関による算定は行っておりません。
③ 株式移転により交付する新株式数
90,139,653株(予定)
3.持株会社の新規上場に関する取扱い
当社は、新たに設立する持株会社の株式について、東京証券取引所への新規上場を申請する予定であり、上場日は、
平成23年10月3日を予定しております。また、当社は本株式移転により持株会社の完全子会社となりますので、持株会
社の上場に先立ち、平成23年9月28日に東京証券取引所を上場廃止となる予定であります。
- 101 -
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④【附属明細表】
【有価証券明細表】
【株式】
銘柄
株式数(株)
㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ
13,074,630
5,020
住友化学㈱
10,300,000
4,274
㈱三井住友フィナンシャルグループ
1,366,484
3,533
日清食品ホールディングス㈱
1,200,000
3,518
大日本印刷㈱
3,051,000
3,090
12,576,250
2,930
886,000
2,050
持田製薬㈱
2,000,000
1,968
山崎製パン㈱
2,024,000
1,961
江崎グリコ㈱
2,020,000
1,951
ハウス食品㈱
1,117,800
1,520
東洋製罐㈱
1,000,000
1,364
凸版印刷㈱
2,000,000
1,312
㈱永谷園
1,130,000
983
カシオ計算機㈱
1,384,000
910
㈱オンワードホールディングス
1,312,000
810
アサヒビール㈱
570,000
788
㈱ワコールホールディングス
726,000
760
ゼリア新薬工業㈱
535,000
532
コクヨ㈱
720,000
457
日産化学工業㈱
523,000
449
東邦ホールディングス㈱
462,000
419
㈱三越伊勢丹ホールディングス
500,000
374
3,213,884
2,394
63,692,048
43,377
鹿島建設㈱
オリンパス㈱
投資
その他
有価証券
有価証券
その他29銘柄
貸借対照表計上額
(百万円)
計
- 102 -
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【債券】
銘柄
投資
その他
有価証券
有価証券
券面総額(百万円)
貸借対照表計上額
(百万円)
BTMU(Curacao)Holdings N.V.
(ユーロ円債7口)
31,500
32,642
三菱UFJ信託銀行㈱ (円建債)
1,000
1,002
住友信託銀行㈱
(ユーロ円債2口)
8,000
8,040
㈱三井住友銀行
(円建債3口)
8,300
8,404
㈱三井住友銀行
(ユーロ円債5口)
24,500
24,936
73,300
75,025
計
【その他】
種類及び銘柄
貸借対照表計上額
(百万円)
投資口数等(口)
(優先出資証券)
投資
その他
有価証券
有価証券
MUFGキャピタルファイナンス8
LTD
SMFG Preferred Capital Limited
3,000
32,795
400
43,838
7
111
3,414
76,744
(投資事業組合)
バイオフロンティア・グローバル
投資事業組合
計
- 103 -
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2011/06/16 15:59:35
【有形固定資産等明細表】
前期末残高
(百万円)
当期増加額
(百万円)
当期減少額
(百万円)
当期末残高
(百万円)
当期末減価償
却累計額及び
減損損失累計
額又は償却累
計額
(百万円)
110,548
739
64
111,223
72,952
2,669
38,271
7,470
79
14
7,535
5,760
243
1,775
69,042
1,247
233
70,056
64,308
2,063
5,748
823
53
94
783
712
39
70
工具、器具及び備品
30,726
929
618
31,037
28,392
1,365
2,644
土地
25,386
1,674
-
27,061
-
-
27,061
リース資産
1,024
37
-
1,062
581
254
480
建設仮勘定
283
2,345
275
2,353
-
-
2,353
245,304
7,109
1,301
251,112
172,707
6,636
78,404
販売権
11,844
-
-
11,844
1,776
1,184
10,067
営業権
95
-
-
95
92
13
3
商標権
10,158
-
12
10,145
6,961
1,014
3,184
9,415
712
2,193
7,935
4,609
1,420
3,325
電話加入権
56
-
-
56
-
-
56
その他
40
-
-
40
29
2
11
31,611
712
2,205
30,118
13,469
3,635
16,648
2,133
547
348
2,333
1,378
480
954
資産の種類
当期償却額
(百万円)
差引当期末
残高
(百万円)
有形固定資産
建物
構築物
機械及び装置
車両運搬具
有形固定資産計
無形固定資産
ソフトウエア
無形固定資産計
長期前払費用
(注)
当期増加額のうち主なものは次のとおりであります。
機械及び装置
大宮工場製造機械更新及び改造
901百万円
工具、器具及び備品
土地
総合研究所の研究設備取得
事業用土地の取得
643百万円
1,674百万円
建設仮勘定
大阪支店新築工事関連
1,951百万円
【引当金明細表】
区分
前期末残高
(百万円)
当期増加額
(百万円)
当期減少額
(目的使用)
(百万円)
当期減少額
(その他)
(百万円)
当期末残高
(百万円)
貸倒引当金(注)
351
498
40
311
498
返品調整引当金
526
462
526
-
462
3,019
3,033
3,019
-
3,033
-
1,044
-
-
1,044
1,103
76
38
-
1,141
賞与引当金
災害損失引当金
役員退職慰労引当金
(注)貸倒引当金の当期減少額(その他)は洗替処理による戻入額であります。
- 104 -
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2011/06/16 15:59:35
(2)【主な資産及び負債の内容】
① 流動資産
イ
現金及び預金
区分
金額(百万円)
現金
1,525
預金
定期預金
10,100
通知預金
85,249
当座預金
84
普通預金
0
小計
95,433
外商社員手持ち未達現金
25
合計
ロ
96,984
受取手形
相手先別内訳
相手先
金額(百万円)
ヒグチ産業㈱
68
㈱レデイ薬局
54
協和商事㈱
49
共立薬品工業㈱
36
その他
0
合計
210
期日別内訳
期日別
金額(百万円)
平成23年4月
148
5月
49
6月
12
合計
210
- 105 -
10718092_有価証券報告書_20110616155918
ハ
2011/06/16 15:59:35
売掛金
相手先別内訳
相手先
金額(百万円)
大正富山医薬品㈱
21,676
㈱マツモトキヨシホールディングス
1,670
アボット
1,415
ジャパン㈱
㈱ココカラファイン
1,085
スギホールディングス㈱
905
その他
19,190
合計
45,943
売掛金の発生及び回収並びに滞留状況
項目
金額(百万円)
期首売掛金残高
44,223
当期売上高
206,426
当期回収高
204,706
期末売掛金残高
45,943
月平均売上高
17,202
回収率 (
当期回収高
期首売掛金残高+当期売上高
滞留期間 (
(注)
期末売掛金残高
月平均売上高
)
×100)(%)
81.7
(ヵ月)
2.7
消費税等の会計処理は税抜方式を採用しておりますが、上記当期売上高には消費税等が含まれております。
ニ
たな卸資産
科目
商品及び製品
金額(百万円)
内訳(百万円)
11,941
医薬品・医薬部外品
10,866
仕掛品
2,362
医薬品・医薬部外品
2,362
原材料及び貯蔵品
7,203
原料
4,946
包装材料
貯蔵品
1,421
合計
21,507
- 106 -
その他
1,074
835
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②
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固定資産
関係会社株式
区分
金額(百万円)
富山化学工業㈱
55,913
大正製薬インドネシア㈱
14,373
ビオフェルミン製薬㈱
11,401
その他
32,381
合計
③
114,070
流動負債
買掛金
相手先
アボット
金額(百万円)
ジャパン㈱
3,315
日本ウィンスロップ製薬㈱
1,608
(現サノフィ・アベンティス㈱)
武田薬品工業㈱
786
富山化学工業㈱
604
凸版印刷㈱
457
その他
6,166
合計
12,940
(3)【その他】
該当事項はありません。
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第6【提出会社の株式事務の概要】
事業年度
4月1日から3月31日まで
定時株主総会
6月中
基準日
3月31日
剰余金の配当の基準日
9月30日、3月31日
1単元の株式数
1,000株
単元未満株式の買取り
(特別口座)
取扱場所
株主名簿管理人
東京都千代田区丸の内一丁目4番5号
三菱UFJ信託銀行株式会社
証券代行部
(特別口座)
東京都千代田区丸の内一丁目4番5号
三菱UFJ信託銀行株式会社
取次所
──────
買取手数料
無料
公告掲載方法
株主に対する特典
(注)
電子公告とする。ただし、事故その他やむを得ない事由によって電子公告
による公告をすることができない場合は、東京都において発行する日本経
済新聞に掲載して行う。
(公告掲載URL http://www.taisho.co.jp/)
なし
当社は、単元未満株主の権利制限について以下のとおり定款で定めております。
「当会社の単元未満株主(実質株主を含む。以下同じ。)は、その有する単元未満株式について、次に掲げる
権利以外の権利を行使することができない。1.会社法第189条第2項各号に掲げる権利、2.取得請求権付株
式の取得を請求する権利、3.株主の有する株式数に応じて募集株式の割当て及び募集新株予約権の割当てを
受ける権利」(定款第8条)
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第7【提出会社の参考情報】
1【提出会社の親会社等の情報】
当社には、親会社等はありません。
2【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。
(1) 有価証券報告書及び
その添付書類並びに確認書
(2) 内部統制報告書及び
その添付書類
(3) 四半期報告書及び確認書
(4) 臨時報告書
平成21年4月1日
平成22年3月31日
平成22年6月29日
関東財務局長に提出
事業年度
(第101期)
自
至
(第102期)
第1四半期
自
至
平成22年4月1日
平成22年6月30日
平成22年8月11日
関東財務局長に提出
(第102期)
第2四半期
自
至
平成22年7月1日
平成22年9月30日
平成22年11月11日
関東財務局長に提出
(第102期)
第3四半期
自
至
平成22年10月1日
平成22年12月31日
平成23年2月9日
関東財務局長に提出
平成22年6月29日
関東財務局長に提出
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項
第 9 号 の 2(株主 総会 にお け る 議決 権 行使 の 結
平成22年6月30日
関東財務局長に提出
果)に基づく臨時報告書であります。 (5) 自己株券買付状況報告書
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項
第6号の3(株式移転による持株会社の設立)に
平成23年5月13日
関東財務局長に提出
基づく臨時報告書であります。
報告期間
自 平成22年10月1日
平成22年12月8日
報告期間
至
自
平成22年10月31日
平成22年11月1日
関東財務局長に提出
平成22年12月8日
報告期間
至
自
平成22年11月30日
平成22年12月1日
関東財務局長に提出
平成23年1月14日
報告期間
至
自
平成22年12月31日
平成23年1月1日
関東財務局長に提出
平成23年2月10日
至
平成23年1月31日
関東財務局長に提出
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第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書
平成22年6月29日
大
正
製
薬
株
式
会
取
締
役
会
御
中
社
あ
ら
た
監
査
法
人
指 定 社 員 公認会計士
業務執行社員
北
川
哲
雄
㊞
指 定 社 員 公認会計士 山
業務執行社員
本
昌
弘
㊞
<財務諸表監査>
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられて
いる大正製薬株式会社の平成21年4月1日から平成22年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸
借対照表、連結損益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書及び連結附属明細表について監
査を行った。この連結財務諸表の作成責任は経営者にあり、当監査法人の責任は独立の立場から連結財務諸表に対する意
見を表明することにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監
査法人に連結財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めている。監査は、試査を基礎
として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体とし
ての連結財務諸表の表示を検討することを含んでいる。当監査法人は、監査の結果として意見表明のための合理的な基礎
を得たと判断している。
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、大正
製薬株式会社及び連結子会社の平成22年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及
びキャッシュ・フローの状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
<内部統制監査>
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、大正製薬株式会社の平成22年
3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。財務報告に係る内部統制を整備及び運用並びに内部統制報告書を
作成する責任は、経営者にあり、当監査法人の責任は、独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにあ
る。また、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性があ
る。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制
監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準は、当監査法人に内部統制報告書に重要な虚偽の表示がないかどう
かの合理的な保証を得ることを求めている。内部統制監査は、試査を基礎として行われ、財務報告に係る内部統制の評価
範囲、評価手続及び評価結果についての、経営者が行った記載を含め全体としての内部統制報告書の表示を検討すること
を含んでいる。当監査法人は、内部統制監査の結果として意見表明のための合理的な基礎を得たと判断している。
当監査法人は、大正製薬株式会社が平成22年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内
部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報
告に係る内部統制の評価について、すべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
上
(※)1.上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出
会社)が別途保管しております。
2.連結財務諸表の範囲にはXBRLデータ自体は含まれていません。
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独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書
平成23年6月29日
大
正
製
薬
株
式
会
取
締
役
会
御
中
社
あ
ら
た
監
査
法
人
指 定 社 員 公認会計士
業務執行社員
北
川
哲
雄
㊞
指 定 社 員 公認会計士 山
業務執行社員
本
昌
弘
㊞
<財務諸表監査>
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられて
いる大正製薬株式会社の平成22年4月1日から平成23年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸
借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書及び連結
附属明細表について監査を行った。この連結財務諸表の作成責任は経営者にあり、当監査法人の責任は独立の立場から連
結財務諸表に対する意見を表明することにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監
査法人に連結財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めている。監査は、試査を基礎
として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体とし
ての連結財務諸表の表示を検討することを含んでいる。当監査法人は、監査の結果として意見表明のための合理的な基礎
を得たと判断している。
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、大正
製薬株式会社及び連結子会社の平成23年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及
びキャッシュ・フローの状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
追記情報
重要な後発事象に記載のとおり、会社は平成23年5月13日の取締役会において、平成23年10月3日を期日として、単独
株式移転の方法により会社の親会社となる大正製薬ホールディングス株式会社を設立し、持株会社体制へ移行することを
決議した。
<内部統制監査>
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、大正製薬株式会社の平成23年
3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。財務報告に係る内部統制を整備及び運用並びに内部統制報告書を
作成する責任は、経営者にあり、当監査法人の責任は、独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにあ
る。また、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性があ
る。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制
監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準は、当監査法人に内部統制報告書に重要な虚偽の表示がないかどう
かの合理的な保証を得ることを求めている。内部統制監査は、試査を基礎として行われ、財務報告に係る内部統制の評価
範囲、評価手続及び評価結果についての、経営者が行った記載を含め全体としての内部統制報告書の表示を検討すること
を含んでいる。当監査法人は、内部統制監査の結果として意見表明のための合理的な基礎を得たと判断している。
当監査法人は、大正製薬株式会社が平成23年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内
部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報
告に係る内部統制の評価について、すべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
追記情報
内部統制報告書に記載のとおり、会社は平成23年4月1日より、基幹系システムの開発および運用業務を日本電気株式
会社に委託した。
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
上
(※)1.上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出
会社)が別途保管しております。
2.連結財務諸表の範囲にはXBRLデータ自体は含まれていません。
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独
立
監
査
人
2011/06/16 15:59:35
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指 定 社 員
公認会計士 北
業務執行社員
川
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指 定 社 員
公認会計士 山
業務執行社員
本
昌
弘
㊞
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられて
いる大正製薬株式会社の平成21年4月1日から平成22年3月31日までの第101期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対
照表、損益計算書、株主資本等変動計算書及び附属明細表について監査を行った。この財務諸表の作成責任は経営者にあ
り、当監査法人の責任は独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監
査法人に財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めている。監査は、試査を基礎とし
て行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての
財務諸表の表示を検討することを含んでいる。当監査法人は、監査の結果として意見表明のための合理的な基礎を得たと
判断している。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、大正製薬
株式会社の平成22年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績をすべての重要な点において
適正に表示しているものと認める。
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
上
(※)1.上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出
会社)が別途保管しております。
2.財務諸表の範囲にはXBRLデータ自体は含まれていません。
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2011/06/16 15:59:35
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平成23年6月29日
大
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指 定 社 員
公認会計士 北
業務執行社員
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指 定 社 員
公認会計士 山
業務執行社員
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弘
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当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられて
いる大正製薬株式会社の平成22年4月1日から平成23年3月31日までの第102期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対
照表、損益計算書、株主資本等変動計算書及び附属明細表について監査を行った。この財務諸表の作成責任は経営者にあ
り、当監査法人の責任は独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監
査法人に財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めている。監査は、試査を基礎とし
て行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての
財務諸表の表示を検討することを含んでいる。当監査法人は、監査の結果として意見表明のための合理的な基礎を得たと
判断している。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、大正製薬
株式会社の平成23年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績をすべての重要な点において
適正に表示しているものと認める。
追記情報
重要な後発事象に記載のとおり、会社は平成23年5月13日の取締役会において、平成23年10月3日を期日として、単独
株式移転の方法により会社の親会社となる大正製薬ホールディングス株式会社を設立し、持株会社体制へ移行することを
決議した。
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
上
(※)1.上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出
会社)が別途保管しております。
2.財務諸表の範囲にはXBRLデータ自体は含まれていません。
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