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立体的な缶にイラストをマッピングする
PART 3 PART 019 CS3 CS2 立体的な缶にイラストをマッピングする [効果] メニュ−の[3D →回転体]で作成した3 Dオブジェクトに、作成したイラストをマッピングし ます。マッピングするイラストはシンボルに登録し、 [アートをマップ] ダイアログで位置や大きさを調 整します。 [回転体] で缶のオブジェクトを作成し、 ラベルとなるイラストをマッピングしてみましょう。 POINT 4 [アートをマップ] ダイアログが表示されるので、 [表面]の三角形のボタン❾をクリックして、缶 5 [シンボル] パネルから、先ほど登録したシンボル を選択します。シンボルをドラッグして薄いグレー の側面を選びます。中央の画面はマッピングする面を平 の部分まで移動します⓬。アートボードのプレビューを見 らにしたもので、薄いグレーの部分が実際に見えている ながら位置を微調整しましょう。 [アートワークに陰影を 部分です❿。また、アートボード上の3Dオブジェクトの [ OK] をクリックします。 適用] にチェックを入れ⓭、 対応する面が赤いライン⓫で表示されることでも面を確 ⓬ 認できます。 ❾ ❿ ★ ★ ★ ★ ★ ●マッピングするイラス トは表示部分のみ作成する ●プレビューを使い、 マップ位置を微調整する ●ライティング調整で質感を高める 1 まず、マッピングするアートワークを各種ツール を使用し作成します❶。アートワークを作成した 2 次に長方形や円を組み合わせ、缶の3Dオブ [形状エリアに追加] ボタンをクリックし、続けて [拡張] 示されるので、シンボルの名前を入力し、 [種類] で [グラ ボタンをクリックして1つのオブジェクトに合成します❺。 拡 張しなくても3D 効果は適用できますが、処理が重 くなってしまいます。 ❶ 文字を活用したデザイン オブジェクトを配置し終えたら、 [パスファインダ] パネルの CS3の場合は、 [シンボルオプション] ダイアログが表 HINT ⓫ ジェクトの元となるオブジェクトを作成します❹。 らすべてを選択し、 [シンボル]パネルにドラッグします。 [ OK] をクリックして登録します❸。 フィック] を選択し❷、 ⓭ 6 ❹ 円と基本オブジェクトからつくる CREATIVE LEVEL 3 CS 線と矩形でつくる コンビネーション・ワーク・テクニック 目的別リファレンス [デザイン制作編 ] デザイン制作編 対応バージョン [3D 回転体オプション] ダイアログの[詳 細オプション] ボタンをクリックしてライティ 。すべての設 ングを調整します⓮(P. ★★参照) 定を終えたら、 [ OK] をクリックして完成です。 ⓮ 円や正方形で缶の溝や フチを作成 ❷ ここがポイント! マッピング画像のみ表示する ❸ 側 面から見た缶の断 面を2分の1 にしたもの。これを回転させて立体 を作成する [アートをマップ] ダイアログで [構造体を表示しない] にチェックを入れると❶、3D の構造体は表示されずに、マッ ピングしたアートワークのみ表示されます❷。この場合、 [アートをマップ] ダイアログの中央画面の濃いグレーの 部分でも、マッピング画像が配置されていれば表示されます。 3 このオブジェクトを選 択し、 [効 果] メ ニューから [3D→回転体] を選びます。 れたら、 [プレビュー] をチェックして❻、3Dの 角度を設定します。作例では [位置:オフアク シス法 - 前面]❼に設定しています。設定が ❷ ❼ ❽ [構造体を表示しない] チェックを オン ❻ ❸ できたら [マッピング] ボタンをクリックします❽。 ❶ 304 関連項目ページ ▶ p.180 ▶ p.250 ▶ p.310 part3_fix.indd 304-305 画像&アナログテクニック [3D 回転体オプション] ダイアログが表示さ の機能を活用する Illustrator ❺ [構造体を表示しない] チェックを オフ 305 08.4.15 16:32:16