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「生涯学習」の基本事項
生涯学習振興・社会教育関係職員の基礎知識 「生涯学習」の基本事項 目標 : 生涯学習についての 生涯学習についての基本的 についての基本的な 基本的な事項を 事項を理解する 理解する。 する。 ぱれっとひろしま 広島県立生涯学習センター 生涯学習とは・・ 生涯にわたって行う学習 教育基本法: 教育基本法: (生涯学習の 生涯学習の理念) 理念) 第三条 国民一人一人 国民一人一人が が,自己の 自己の人格を 人格を磨き,豊かな人 かな人 生を送ることができるよう, ることができるよう,その生涯 その生涯にわたって 生涯にわたって, にわたって, あらゆる機会 あらゆる機会に 機会に,あらゆる場所 あらゆる場所において 場所において学習 において学習す 学習す ることができ, ことができ,その成果 その成果を 成果を適切に 適切に生かすことので きる社会 きる社会の 社会の実現が 実現が図られなければならない。 られなければならない。 生 涯 学 習 ①生活の向上,職業上の能力の向上や自己の充 実を目指し,各人が自発的意思に基づき行なうこ とを基本とするもの。【目的・特徴】 ②必要に応じ,可能な限り自己に適した手段及び 方法を自ら選びながら生涯を通じて行うもの。 【方法】 ③学校や社会の中で意図的,組織的な学習活動 として行われるだけでなく,スポーツ,文化,趣味, レクリエーション,ボランティア活動などの中でも行 われるもの。【範囲】 平成2年1月 中教審答申「生涯学習の基盤整備について」 生涯学習の全体像 生 涯 学 習 学校教育における 学校教育における学習 における学習 家庭教育における 家庭教育における学習 における学習 社会教育における 社会教育における学習 における学習 スポーツ活動 スポーツ活動, 活動,ボランティ ア活動, 活動,レクリエーション 活動等 における学習 における学習 ・国,自治体, 自治体,公民館等が 公民館等が行う講座 ・大学等の 大学等の学校が 学校が行う公開講座 ・民間教育事業者の 民間教育事業者の行うカルチャー スクール等 スクール等 ・個人経営の 個人経営のピアノ教室等 ピアノ教室等 ・企業内教育 生涯学習の 生涯学習の実態( 実態(1) 生涯学習は 生涯学習は,生涯を 生涯を通じて学 じて学ぶこと 46.2%(前回平成17年39.4%) 学習内容が 学習内容が好きで, きで,人生を 人生を豊かにするために生涯学習 かにするために生涯学習をしている 生涯学習をしている 59.4% 生涯学習で 生涯学習で得た知識や 知識や技能・ 技能・経験を 経験を仕事や 仕事や地域活動に 地域活動に生かしたい 77.7% 内閣府「生涯学習に関する世論調査」(平成24年7月調査) 生涯学習の実態(2) 学習内容 1 健康・スポーツ 30.4% 2 趣味的なもの 25.7% 3 職業上必要な知識・技能 15.2% 4 家庭生活に必要な技能 14.1% 生涯学習をしたことがない 42.5% 内閣府「生涯学習に関する世論調査」(平成24年7月調査) 生涯学習の 生涯学習の実態( 実態(3)学習形態 1 講座・教室(自治体) 2 自宅学習 29.3% 3 サークル 26.8% 33.1% 講座・教室(民間)29.3% 4 職場の教育・研修 22.6% 5 パソコン・インターネット 21.3% 内閣府「生涯学習に関する世論調査」より 生涯学習の実態(3)生涯学習を 生涯学習を行うにあたっての課題 うにあたっての課題 1 仕事が忙しくて時間がない 2 費用がかかる 28.1% 23.5% 3 身近なところに施設や場所がない,学 習内容や時間帯が合わない 22.5% 4 必要な情報が入手できない 特に困っている点はない 14.4% 36.2% 内閣府「生涯学習に関する世論調査」(平成24年7月調査) 生涯学習の全体像 生 涯 学 習 学校教育における 学校教育における学習 における学習 家庭教育における 家庭教育における学習 における学習 社会教育における 社会教育における学習 における学習 スポーツ活動 スポーツ活動, 活動,ボランティ ア活動, 活動,レクリエーション 活動等 における学習 における学習 ・国,自治体, 自治体,公民館等が 公民館等が行う講座 ・大学等の 大学等の学校が 学校が行う公開講座 ・民間教育事業者の 民間教育事業者の行うカルチャー スクール等 スクール等 ・個人経営の 個人経営のピアノ教室等 ピアノ教室等 ・企業内教育 社会教育とは・・ 学校教育,家庭教育以外の社会 の中で行われる教育活動 社会教育法: 社会教育法: (社会教育の 社会教育の定義) 定義) 第二条 この この法律 法律で 法律で「社会教育」 社会教育」とは, とは,学校教育法( 学校教育法(昭和 二十二年法律第二十六号) 二十二年法律第二十六号)に基き,学校の 学校の教育 課程として 課程として行 として行われる教育活動 われる教育活動を 教育活動を除き,主として青 として青 少年及び 少年及び成人に 成人に対して行 して行われる組織的 われる組織的な 組織的な教育活 動(体育及び 体育及びレクリエーションの レクリエーションの活動を 活動を含む。)を 。)を いう。 いう。 社会教育の意義 ①人々の生涯学習を振興する。 ②人々の生活課題を解決する。 ③地域の課題を解決し,地域の教育 力を高める。 ④個人および,地域の自立を助ける。 社会教育の特質 対 象 子どもから成人,高齢者まで 内 容 生活・職業技術,芸術・芸能・趣味, ボランティア活動等 方法・形態 講座,ワークショップ,団体・グループ 活動,個人学習支援等 多岐にわたっている 社会教育の 社会教育の方法・ 方法・形態 ● 個 人 学 習(個人で行う学習形態) ● 集 合 学 習(複数の人々が集合して行う学習形態) ●集団学習(学級・講座・教室,グループ・サークル等) ●集会学習(講演会,展覧会,音楽会,映画会等) 社会教育施設 ○公民館 ○図書館 ○博物館 ○青少年教育施設 ○女性教育施設 社会教育施設 社会教育施設が教育機関としての役割を 果たすためには・・・ ○施設(物的側面) ○教育意図に即した事業(機能) ○職員(人的側面) これらが具備 これらが具備されてこそ 具備されてこそ, されてこそ,社会教育施設 社会教育における専門職員 ○社会教育主事 ○公民館主事 ○司書 ○学芸員 ○社会教育指導員 社会教育における専門職員 教育委員会が必要と考えている資質 ●学習ニーズの把握と企画立案能力 学習者が望んでいること ●豊富な専門的知識 ●気軽に学習相談ができる ●コミュニケーション能力 平成18年「学習活動やスポーツ,文化活動等に係るニーズと社会教育施設等に関する調査(文部科学省委託調査)」 社会教育に関わる団体 ○社会教育関係団体 PTA,子ども会,子ども会育成会, ボーイスカウト・ガールスカウト, 女性会,地域青年団など ○NPO 「保健・医療又は福祉の推進を図る活動」 「社会教育の推進を図る活動」 ○ボランティア団体 おわりに 参考資料 ○平成24年度大崎上島町社会教育課職員研 修資料