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平成23年9月28日

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平成23年9月28日
様式第3号(第5、第6の1、第6の2関係)(その1)
警
察
署
協
議
会
会
議
録
博多臨港警察署協議会
開催年月日時
開 催 場 所
平成23年
平成23年
9月28日
9月28日
午後
午後
2時
5時
00分
10分
から
まで
博多臨港警察署 <視察先>玄界島及び海上警戒
公 安 委 員 会 公安委員1名
出
席
者
警察署協議会 会長以下委員3名
警
察
署長、総務課長、生活安全課長、地域課長、
署 刑事課長、交通課長、警備課長、
事務局(総務係長)
議
1
事
概
要
海上視察
公安委員1名及び協議会会長以下委員3名は、午後2時から同3時30分の間、
署長とともに当署の警備艇に乗船し、博多港及び玄界島復興状況の視察を行った。
2
柔道・剣道特別訓練の激励及び見学
協議会会長以下委員3名は、午後3時40分から同4時の間、9月30日開催
の福岡県警察柔道・剣道大会に、博多臨港警察署・福岡空港警察署連合として出
場するため特別訓練中の署員に対して、激励を行うとともにその訓練状況を見学
した。
3
会議
【協議会会長挨拶】
協議会会長から「本日は、お忙しい中をお集まりいただきお礼申し上げる。今週
の月曜日(26日)、警察学校の初任科卒業式に出席したが、折り目正しい所作動
作に感心した。わずか6ヶ月の訓練で、これ程仕上がるものかと思ったが、入校中
の訓練の厳しさに1割程度の学生が辞めていくと聞いて、なるほどと思うと同時に、
社会の安全を守るためにはその位厳しく育てることが必要なのかと認識させられ
た。また、学校長が卒業式の中で学生に『仕事が終わっても、24時間制服を着た
-1-
(A4)
様式第3号(第5、第6の1、第6の2関係)(その2)
議
事
概
要
気持ちでいることが大事である』と戒めておられたが、そのような厳格な気持ちを
持っているからこそ、我々市民を守っていくことができるのだと改めて痛感した次
第である。
本日は、臨港警察署のまさに存在目的である『水際対策の状況』について説明を
受けることになっており、博多港の現状や臨港警察署の機能等について更に認識を
深めたい思っているのでよろしくお願いする。
」旨の挨拶があった。
【警察署長挨拶】
警察署長が「本年の活動も残すところあと3ヶ月、有終の美を飾るため頑張って
いる。当署は毎年、年末に向かうこの時期になると、大相撲九州場所開催に伴う警
戒、交通安全県民運動の実施、各機関と合同の歳末警戒と行事が目白押しのところ
に、各課においても活動強化月間が指定されており、多忙な時期を迎えることにな
る。本日は、当署のメインである『水際対策の実施状況』について報告させていた
だく。今後とも犯罪の起きにくい博多港地区の実現をめざし、地域住民とともにあ
り、地域住民のための博多臨港警察署であるよう努めていく所存であるので、よろ
しくお願いする。
」旨の挨拶を行った。
【報告事項】
1
博多港における水際対策取組状況について(警備課長)
 博多港の概要
○
博多港は、港湾法上では特定重要港湾に、港則上では特定港に指定されて
おり、外国貨物コンテナ取り扱いも多く、入国者数は海港では全国1位を占
めている。
○
同港は、荒津地区と須崎、博多、中央、東浜、箱崎の各ふ頭で構成されて
おり、それぞれ取扱品等に特徴を有している。
 博多港に入港する船舶
○
本年の博多港への入国者数を見てみると、東日本大震災直後は著しく落ち
込んだものの、徐々に回復傾向にある。
○ 定期船(外国航路)~ビートル、コビー、ニューかめりあ等
○
クルーズ船(外国籍)~レジェンド・オブ・ザ・シーズ、コスタ・クラシ
カ等
※
来年は大型クルーズ船の来港が予定されており、本年より多数の観
光客が上陸するものと思われる。
○ クルーズ船(日本籍)~飛鳥Ⅱ、にっぽん丸、ふじ丸等
 博多港における最近の発生事案
○ 韓国人によるすり抜け事案(7月15日発生)
-2-
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様式第3号(第5、第6の1、第6の2関係)(その2)
議
事
概
要
入国審査官の審査を受けず、ブースをすり抜けて入国したもので、逮捕状
の発付を受け捜査中、7月18日警視庁において別件事件で逮捕されたもの。
○ 中国人による密入国事件(8月2日、海上保安庁と合同検挙)
中国人の男が、中国国内発のカンボジア船籍のスクラップ船の船内に、船
員の手引きで密かに乗り込み、博多港から密入国したものである。
○
ドミニカ共和国人等による不法就労事件(8月18日、本部外事課及び西
署と検挙)
ドミニカ共和国国籍の男が90日滞在の資格で日本に入国、同資格では国
内で稼働できないことを知りながら、パキスタン国籍の男が経営する会社で
単純労働に従事していたもの。パキスタン国籍の経営者もドミニカ人が稼働
できないことを知りながら、稼働させていたものである。
 博多港を守る機関
○ 水際対策への取組み(その1)~会議等
・
コアメンバー会合(幹事会)
・
博多港水際対策連絡会
・
博多港沿岸警備協力会
・
博多水曜会
○ 水際対策への取組み(その2)~訓練等
・
博多港国際テロ対策訓練
・
福岡市テロ対応合同訓練
・
合同サーチ(海上保安庁、税関、入国管理局との合同)
【質問・意見等】
○
委員から「博多港入国の際に、身体に爆弾を巻き付けた人の判別は可能か。ま
たプラスチック爆弾は判別できるのか。」との質問があったので、警備課長から
「海港における身体検査や手荷物検査は、空港ほどには厳重ではないが、プロで
ある入国審査官がチェックしているので、身体に爆弾を巻き付けておればチェッ
クは可能と思う。また、プラスチック爆弾は、通常金属で加工するところを金属
を使用しないだけで、爆弾の形状は同じであるところから、手荷物検査で判別す
ることは可能である。爆弾等を持ち込ませないためにも、乗船時の検査も強化す
る必要がある。
」と説明した。
○
委員から「指紋検査で他人の指紋を貼り付けて入国した者がいるとのことだが、
その対応はどうなっているのか。」との質問があったので、警備課長から「入国
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様式第3号(第5、第6の1、第6の2関係)(その2)
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事
概
要
管理局の話では、巧妙に他人の指紋を貼り付けているので、判別は困難を伴うが、
指紋が一致するかどうかだけではなく、表情や態度を観察することで不審者の発
見に努め、不正入国の防止を図っているとのことである。
」と回答した。
【玄界島復興状況の視察の模様】
【柔道・剣道大会出場の特別訓練員に対する激励の模様】
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事
概
要
【会議の模様】
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