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(第10回)(平成17年9月3日)
山下長津田線(鴨居地区・白山工区)工事説明会 □ 説明会開催状況 日 時 平成17年9月3日(土)16:30∼19:00 会 場 大成・前田・奈良建設共同企業体 参加者数 11名 主 横浜市道路局建設部建設課、 催 者 事務所会議室 (名簿記載者数) 緑土木事務所 大成・前田・奈良建設共同企業体、 □ 前回(7月30日開催分)議事要旨の確認 ② 9月の月間工程の説明 ③ 工事の実施状況に関する質疑 ◆ 中央建鉄㈱ 説明内容 ① □ 議事要旨 議事要旨 前回議事要旨の確認 市の説明内容 ・ 台風の影響で説明会を順延したことに対するお詫びを述べる。 ・ 7月30日開催分の議事要旨を【資料1】に基づいて説明。 ・ 確認書の取り交わしの報告。 ・ 説明会に不参加の方々への議事要旨等の配布について確認。 ・ 大谷石積工事について現地での説明を行った議事要旨の内容説明。 ・ 粉塵対策についての対応策6項目についての確認。 ・ 防塵防止剤の成分は、主に天然ゴムであることを説明。 ・ 住民の方に対し、安心安全に工事をしていくことの意思表明。 ◆ 9月の月間工程の説明、工事の実施状況に関する質疑 JVの説明内容 ・ 【資料2】により説明。 ・ Aブロック(BH工法で土留杭の施工中)、B∼Dブロック(下水切回し工施工) Eブロック(鋼矢板の圧入工事中、その後、中間杭打設及び両側土留壁の施工) ・ 車両の通行予定について(バス通りを通行する大型車両は1日最大で15台程度。 ) Q BH、ガイドウォール、鋼矢板圧入とかについて、素人では分かりづらいのでもう少 し詳しい説明をしてほしい。 1 A BH杭というのは、BHという機械を使うのでそう呼んでいる。A ブロックは、盛土の 山のような地形のため大きな機械(SMW)を入れるスペースがないので、代替の小さ な機械で施工できるBH工法を採用しています。 Q SMWとBHは基本的に違うのですか。その部分の土は取らないのですか。 A どちらも土留めの壁を造るものであり同じですが、打設工法の違いによるものです。 そこの土は、壁の施工後に最終的には取ります。 Q BH杭というのは深いのですか。もう何本か入っているのですか。 A 基本的にはSMWと同じ深さです。ボーリングの機械をご存知だと思いますが、あの 径を大きくしたようなものです。既に何本か打設しています。 Q マルエツ側は、H鋼の丸い柱(土留壁)という説明とは違うのですか。 A マルエツ側は違う工法で施工します。お寺側の所だけに採用しています。 Q ガイドウォールの掘削する深さはどの位ですか。終わったところはそのままですか。 A 1m位です。終われば埋め戻します。ガイドウォールは、SMWという大きな機械を 使うための準備作業です。連続施工するためにはしっかりとした溝が必要となります。 その溝を造るためにまずは軽量鋼矢板を差し込みます。今回はこの差込みだけをやって 復旧します。 Q 上手く舗装してあるところを又壊して、そこに軽量鋼矢板を挿入する訳ですよね。そ の時に相当な振動が起きませんか。 A 常時その作業が続く訳ではありません。ユンボという機械を使って押し込みますが、 どうしても入らない時には補助的に振るわせることがあります。 Q 溝の排水については、どうなるのか。 A ガイドウォールをつくると自然に水は流れ込んできますが、それを下水に自然流下さ せるような排水装置の計画をしています。 Q ガイドウォールは鉄板だと思うが、1枚の幅はどれ位か。 A 幅は 33cmで、長さが2mです。 Q 挿入する場所と我々の敷地の境界の間はどれくらいあるのか。 A 大谷石の説明時にお渡ししましたとおり約 13cm程度になります。 Q それだけ狭いと、やはり音や振動が気になるので必ず事前に知らせてほしい。 A 当然、事前に個々にお知らせしてから施工するようにします。 Q 車庫や玄関前は、出入りに影響も考えられるが通れるのか。また、代替の駐車場とか あるのか。 A 前面を施工する場合は事前に対策を立てて、皆様にご相談します。工事をしていない 安全な場所への移動をして頂く等の対処をしていきます。個々のご要望もありますので 皆様と相談しながら進めていきたいと思います。 Q 車上荒しが多いので路上は危険ではないか。 A できる限り家に近くて安全な場所を考えていきます。直前ではなく必ず事前にお知ら せした上で行います。工事をする間、一日中車が出入りできないとかの状況では個々の 2 事情に影響するので、時間を調整するとかきめ細かな対応で調整していきます。 Q SMW本体の大きな工事はいつ入るのか。 A 東電の架空線や電柱の移設工事が9月末から実施される予定ですから、その工事の終 了後に着手する予定です。早くて 10 月中旬位から考えており、少なくとも9月中の着 工はありません。 ◆ 議事関連について Q 一番大切なことだが、確認書の保管期間はどれくらいなのか。永久なのか、それとも 5年や10年なのか。 A 市の文書規定を確認してみてからでないとお答えできませんが、これは道路局長の印 で交わす公文書であるので道路局で保管します。仮に人事異動で人が入れ替わっても廃 棄するなどということはありません。調べてお答えします。 Q 住民への周知とあるが、今後、周知する場所を何箇所かに決めて、そこへ行けば工事 の工程や工事の進め方の方針や説明会の日程とかが分かるようにできないか。 前回の 説明会の予定が延期になり、時間帯も変更になったこともあるので、考えてほしい。 それと現在の掲示板をもっと大きくできないか。 A 現在は小さいものを3箇所掲示していますが、大きなものにすると風の影響で転倒す る危険性もあります。検討させて頂き、工事の状況や作業方針、また次の会の予定等、 お互いが納得した上で工事が進められるような方法を考えます。 (現在の3箇所を地図で 説明) Q その掲示板の場所は公示してあったか。 A 公示はしていないので住民の皆様に認識されていなかったようですので、いずれにし てもポイントを分かり易くお伝えできる方法を考えます。 Q 今の掲示板(3箇所)は工事期間中移動する可能性があるからうまく運用して頂き、 一箇所は、どこか場所を決めて大きな掲示板で、そこに行けば誰もがいろいろ確認でき る場を考えてみたらどうか。 A 検討します。 ◆ 家屋調査関連について 市より 皆様のご協力を頂き、基礎及び屋根を含めた家屋調査を終了しました。8月21日以 降に関係者の方々には、ご不在の方を除き報告書を配布させて頂きました。 Q「チリ切れ」とはどういうことか。 A 和室の塗り壁と柱の部分をチリといっていますが、ここが乾燥収縮して亀裂とまでは いかなくでも髪の毛幅の隙間があります。これを専門的にチリキレと言います。 Q 予防線の感じがするね、私が見ても別にそこまでは異常がないように思えるのだが。 A 全く違います。皆様のお宅の粗探しではありません。チリという部分は壁を塗ってか 3 ら時間の経過と共に収縮しますので、どのご家庭でも必ずあるのは事実です。 Q 具体的にはチリの大きさは。 A 髪の毛大の単位で、実際には測れなかったり5mm程度開いているものまであります。 その切れの程度をワイドとかロングと判断します。 Q 例えば「現況」とあっても、私自身は、問題がないという意味だと解釈しているが、 言葉の定義を分かるように載せていただきたい。それと誤差範囲の説明もない。 記録には無いが調査時に色々話をしたことが報告書に書かれていない。この報告書に 無いものは相談に乗れないと言われたら困る。そのようなやりとりも文書化して頂いた ほうがいい。 A 言葉の定義については、次回までに用意します。また報告書に載っていない事項に関 しては基本的な調査の結果分かり得なかった部分だと解釈して頂き、調査時にお話した 内容については、仮に工事の被害が出た場合でも調査時にお話したことが根拠となるこ とはありません。 A 個別でやりとりした全ての内容はメモにしていませんので、それを文書には出来かね ます。基本的に各お宅の代表的な部分を調査し、報告させて頂いています。 Q 数値で何ミリだとか表現されていてもそれが危険かどうか分からない。専門的に見て 危険な状態の場合、文書で書けないようであれば言葉で教えていただけないか。 調査会社の善意に甘えて今の状態を教えてくれと住民側が要求できるのか。また、修 繕したほうが安全だとかいうアドバイスを頂きたい要望があるのだが。 A 市や補償会社の方で、報告書の内容についてのご説明はできますが、例えばその耐震 性とか安全性がどうだといった話についてはお答えできません。 Q 私は細かく調査をやって頂いたと思っている。報告書を頂いた後、自分の目で全部を 確認し、自分で判断した。自分で気付いてないところも多々あり、今回の報告書と写真 とかが無かったら、工事の後気付いて損害補償を請求したと思う。 A 言葉の意味だとか、報告書の中身について不明な点があれば個別に相談を受けます。 この調査は耐震診断ではないので、その状態とかについては一歩踏み込んで個々の修繕 についてのお話はできません。補償会社としても責任上、対応が困難であると思います。 Q その報告書を元に、お付き合いのある工務店等に聞くとかの方法もあるのでは。 Q それができる方は良いのですが、市の建築課にそのような相談できるような窓口があ りませんか。 A 耐震診断の窓口はありますが、本市にはそのような相談窓口は無いと思います。先程 の話のようにお付き合いのある工務店や専門業者にご相談して頂けたらと思います。 Q それを判断するのにここで市や補償会社へお願いするのは筋が違うのでしょう。 Q 家屋調査については、定義を明確にしてその後、個別の時間をとる方向で良いと思う。 ただ、報告書を受け取った本人が納得しているか問題である。確かに、内容について 納得したと一筆とるか、不足した内容があれば書き足すようなことはできないのか。 A 基本的に事前調査時に確認しあった事項は、報告書の中に数字で入っています。 4 今回の目的はあくまで事前事後の数字を把握するために行っています。ただ分かり難い 部分については、個別に説明をさせて頂きます。 Q 我々住民もこれ以上要求しなければいいのですよ。3年後(工事完了後)もう一度調 査を行って、その時差異があれば話せばいい話です。今の話では、記録に無いことは住 民側の利益と確認できればいいのですから。 A 補償会社としては代表的な部分を写しています。工事の影響があった場合は、一箇所 にのみ変化が起こるということは無いと考えています。全体的な調査を致しましたので、 最低限これだけ網羅していれば判断できるという形で報告しています。 Q 写真に撮っていない所は、補償しないという意味か。 A そのように見ていない所は知らないという意味ではありません。調査されていない部 分の一箇所だけに影響が出るということは一般的にはあり得ませんので、何らかの変動 があれば工事との関連性と原因を調査して適正に補償するということです。 Q 住民としては3年間の工事期間中の地震や台風による経年変化とするのか、工事の影 響として捉えるのかが一番問題である。計測数字の基準が分からないので計測もしてい ないし、写真も撮ってないけどこれは経年劣化ですよと言われるのが心配です。 A 工事による影響が出る場合は、日常生活に支障を来たすような変化が現れ、経年変化 によるものと言えないような状況が一般的には多いと思われます。皆様からの申し出に より、緊急に補償なり修繕をさせて頂いております。 Q 計測誤差の2ミリは曖昧である。それは%(割合)で示せないか。 A 補償会社の測定許容範囲は±2mmとしています。パーセントや割合ではなく具体的 な数字で規定しています。 Q 3年間の間に震度5とか6とかの地震があった時は、もう一度調査してもらえるのか。 A 通常の場合はありません。現場では計器を入れて仮設物の挙動を計っています。地震 で周辺一帯が同様に損壊している場合、工場現場に近いから工事の影響だと言われても 対応は困難で、総体的な判定をします。ちなみに今回は報告書を皆様にお渡ししていま すが通常はお渡していませんので、丁寧な対応だと捉えて頂きたいと思います。 Q 住民側も報告書が折角あるのだから自分で見ることが必要ですね。 A 報告書の内容以外にもお気付きの点は個々にご相談下さい。 ◆ その他工事に関連する事項について Q 東電の移設工事について。工事完了後支柱は取り外すことを前提で承諾しているので、 東電と市でその旨の確認書を持ってきて頂くということになっているが、聞いているか。 Q うちの場合は東電から預りしれないと言われた。確認書は市なりJVからもらって下 さいということだった。 A 東電から報告を受けていますので、調整して対応致します。 Q 今後は状況がかなり変化するものと思われるので、交通量、大気汚染、騒音等のデー ターがあれば報告して欲しい。 5 A 大気については、工事では計測していませんが、各区に一箇所程度のデータ−が開示 されています。騒音については、今後は基本的に計測したデータ−を提出していきたい と考えています。交通量については、大きな交差点では定点観測をやっており、それは 横浜市のホームページに出ています。 Q 玄関の前で鋼矢板を打つというのはいつか。玄関を通れなくなる。万一そうなるので あれば工事を止めてほしい。 A 工事を止める訳にはいきませんので、事前に充分説明、相談、調整をさせて頂いた上 で工事にかかります。 Q お盆休み含めて8月中にトラブルや苦情はあったか。 A 特にありません。 Q 先日工事の関係で木の蔦を切らして欲しいと言われそうしたが、その後草や葉っぱが 枯れ始めたのが心配である。 A 植木職人を呼び見させて頂きます。 Q アスベストは使わないか。 A 土木工事ではめったに使わないし、この工事においても使うことが無いと思います。 再確認した上で、議事に残します。 ◆ 次回の予定について 市 :基本的に木曜日の場合は 18 時もしくは 18 時 30 分開始、土曜日開催の場合は 16 時 もしくは 16 時 30 分の開始にいたしたい。 次回は 閉 9月29日(木)18:30∼ 会 以 6 上