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注目 - 神奈川産業振興センター

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注目 - 神奈川産業振興センター
6月号
中小企業
サポートかながわ
第135号
2012年6月
編集/発行
(公財)
神奈川産業振興センター
TEL 045
(633)
5201
FAX 045
(633)
5018
KIP新中期経営計画のご案内
支援事業のカイゼン・新規プロジェクトを通して
県内産業振興の 真 の拠点をめざします!
KIP では、平成 21 年に策定した中期経営計画の期間終了にともない、この 6 月、新たに中期経営計画(期間:平
成24~ 26年度)を策定しました。
中期経営計画の背景と概要等について、特に期間中に重点的に取り組む事項を中心にご紹介します。
■KIPの課題~見直しの視点~
(1)公的助成の減少
県から KIP への補助金の交付など財政的支援や職員の派
遣による人的支援は大きく減少しています。
事業を見直し、真に中小企業の役に立つサービスを提供し
ていく必要があります。
(3)KIPおよび支援事業の認知度
前回の中期経営計画では、
「情報発信力の強化」
を目標に、
こうしたなか今後とも KIP が県内中小企業の総合的・一
メディアで報道されるようパブリシティ等に取り組みまし
ズを充足させていくためには、改めて県に KIP の支援事業
るなか、ここ数年の KIP への年間平均相談件数は 6,000 件
元的な支援拠点として組織を維持し、中小企業の支援ニー
の必要性や重要性、有効性を丁寧に説明し、必要な支援を
確保していくことが大切だと考えています。
あわせてセンタービルや工業見本市等イベントの運営改
善などによる自主財源の確保、支援事業を担う職員のスキ
ルアップなど人材育成の実施が重要な課題となっています。
(2)連携・協働の強化と時代の変遷に応じた支援事業の見直し
KIP は、これまで中小企業支援法に基づく都道府県等中
小企業支援センターとして、商工会・商工会議所、大学、
金融機関等との連携・協働のもと、県内の中小企業支援の
中核的支援機関としての役割を果たしてきました。
しかし、近年は商工会・商工会議所等の支援機関に加え、
NPO やコンサルティングファームなども中小企業に対し
て、多様な支援サービスを提供しています。
KIP は県内の中小企業支援の中核的支援機関として中小
企業の皆さまを最適な支援に導いていけるよう、各支援機
関との連携・協働の強化を図るとともに、常に自らの支援
◆KIPがめざす姿
中小企業支援法に基づき、県知事から「神奈川県中小企
業支援センター」の指定を受けているKIPの使命=役割は、
中小企業の経営課題解決のために、その悩みを受け止め、
課題解決に向けた支援を全力で行っていくことです。
そこで、KIP は、中小企業のお役に立ち、信頼される
ことを通して、
「県内産業振興の真の拠点」になることを
めざしていきます。
た。しかし、県内に約 22 万の中小企業があるとされてい
強に止まっています。
今後、KIP および KIP 支援事業の利用拡大を図るために
は、これまでの一方的な広報=働きかけから、中小企業と
の双方向な“顔の見える”関係を構築し、認知度を向上させ
ていく必要があると考えています。
(4)組織としての一体性の構築
KIP は、これまでいくつかの団体との統合、県からの事
業移管を経て、現在の中小企業の幅広い支援ニーズに対応
できる組織となってきました。
組織統合等に際しては、円滑に事業を移行させるため、
事業と組織をそのまま引き継ぐ形を採りましたが、縦割組
織の弊害も見受けられます。
これを解消するため、前回の中期経営計画では人事異動
や組織再編を積極的に行いましたが、今後も継続的に取り
組み、職員のアイデンティティ、一体感の醸成を図ってい
きます。
中小企業の支援ニーズに的確に対応することにより、
中小企業の役に立ち、
中小企業から信頼される、
県内産業振興の“真”の拠点になることをめざします。
同時に、経営基盤を確立することにより、“持続可能
なKIP”となることをめざします。
中小企業サポートかながわ 2012-6
1
新中期経営計画の重点的な取組み
1 認知度・組織力の向上
3 新たな活力を生み出すためのプロジェクト
(1)KIPおよび支援事業の認知度向上
(2)組織力
(職員力)
の向上
(1)地域のシンクタンクをめざした取組み
(2)県内中小企業のポテンシャルを
保持
(継承)
する取組み
(3)職員の企業支援力向上をめざす取組み
2 既存支援事業のカイゼン
(1)国際化の促進
(2)創業促進・事業拡大サポート
(3)取引あっせん
(4)設備貸与・設備資金貸付
4
収益事業のカイゼン
(1)センタービルの効果的経営
(2)テクニカルショウヨコハマの魅力向上
1 認知度・組織力の向上
(1)KIPおよび支援事業の認知度向上
①広報・情報受発信の強化
○ホームページの構成・コンテンツなどを全面的に見直
①海外企業とのビジネスマッチングの強化
中小企業に具体的な要望を伺い、ビジネスにつながる可
し、SNS との連携を図るなどして、情報受発信力を高め
能性の高い地域、分野等へのミッションを実施します。ま
○中小企業の経営革新や創業に役立てるため、本誌掲載
業に出展機会を提供するとともに、参加者を含めた反省会
ます。
記事や KIP に蓄積されている知識を取りまとめ、ホーム
ページや冊子により公表します。
○メールマガジンは、中小企業の経営に役立つ“マガジ
ン”と、
イベントなどの情報を発信する
“メールニュース”
として役割分担し、各々内容の充実を図ります。
○ K-POT
(かながわ中小企業ビジネス支援サイト)の画
た、海外展示会は KIP が小間を確保し、海外進出を望む企
を開催し、業務の改善を図り、参加者ネットワークの構築
を図ります。さらに、JETRO など関係機関と連携し、具
体的な成果を求めたオーダーメイドのビジネスマッチング
をコーディネートします。
②海外進出を望む中小企業に対する相談体制の強化
海外拠点設置を検討する中小企業の依頼を受け、関係機
面を見直し、利用者の利便性向上を図ります。また、情
関や外部専門家等と連携し、希望国や地域に関するマーケ
検討します。
融機関に融資を依頼する際などに必要な計画づくりのパッ
報掲載機関の拡大を図るため、民間情報の掲載
(有料)も
②職員による企業訪問
支援事業の実施にあたり、工場や店舗など中小企業の現
場を可能な限り訪問します。また、その際は経営者等とコ
ミュニケーションを取り、企業の状況やニーズをしっかり
と把握し、経営に役立つ情報提供を行い、アドバイスしま
す。さらに、企業訪問の継続により、双方向性=顔の見え
る関係を構築し、KIP の利用拡大と必要な支援施策の把握
に努めます。
(2)組織力
(職員力)
の向上
①職員行動指針の策定
全員参加により行動指針を策定し、徹底させることで、
職員のアイデンティティを確立するとともに、人事異動は
引き続きKIPの一体化を意識した異動を行います。
②職員のスキルアップ
職員は、担当業務が適切に行えるよう、これまで以上に
必要な知識の習得に努めます。また、経験の浅い職員も相
談者のニーズなどを見きわめ、
経営課題を解決できるよう、
積極的にOJT等を行い、底上げを図ります。
③柔軟な組織の運用
新規プロジェクトに取り組む場合は、室課横断的なプロ
ジェクトチームを編成するなど、柔軟な組織運用を図り、
人材の有効活用、組織活性化につなげます。
2
2 既存支援事業のカイゼン
(1)国際化の促進
中小企業サポートかながわ 2012-6
ティング調査を実施します。また、海外進出にあたり、金
ケージ化を図り、ノウハウの不足する中小企業の海外進出
を支援します。
③国内に留まる企業のグローバル化支援の強化
海外拠点設置の予定がない中小企業を対象に、グローバ
ル企業との情報交換の場を作り、国際取引の機会を提供し
ます。
(2)創業促進・事業拡大サポート
①個別支援事業における取組み
○イノベーション促進支援事業
事業への理解の促進と参加企業の拡大のため、支援
先企業によるプレゼン会を開催します。また、多くの
成功企業を輩出するため、支援プラン策定に際して支
援希望企業との合意形成を徹底し、さらに、外部専門
家を加えたプロジェクトチームにより、着実に支援プ
ランを実施します。
○ビジネスオーディション事業
応募後のフォロー体制を強化し、応募者の夢の実現
を後押しします。
○インキュベート事業
ドリカム・スペースを活用したドリカム・サロンの
開催により、にぎわいを創出し、インキュベートルー
ム入居者の増加や入居企業相互の交流を推進します。
②事業間相互連携の構築
府県の中小企業支援センターとも連携し、後継企業を探し
事業を柱とし、インキュベート事業との連携を進めること
そして、双方の合意形成を重視し、中長期的な視点から無
イノベーション促進支援事業とビジネスオーディション
で、支援効果の拡大を図ります。さらに、支援希望企業の
ニーズに沿った最適な支援が行われるよう、KIP の支援事
業全体の連携を進めます。
(3)
取引あっせん
①新たな商談会形式の導入
受注企業の要望を踏まえながら、商談相手・時間を事前
ている、事業承継を希望する中小企業の情報を収集します。
理のないマッチングを心がけるとともに、その後も継続的
に経営支援を実施し、円滑な事業承継と中小企業のポテン
シャルの維持向上を図ります。
(3)職員の企業支援力向上をめざす取組み
・職員による直接支援の実施
今後、中小企業から寄せられた相談案件について、職員
に設定し、個別商談を実施する、事前商談マッチング方式
も積極的に支援に加わり、可能な場合は直接経営支援を行
成約率の向上を図ります。
試行的に現場相談(1、2 回で終了)をスタートし、経験を
のほか、次の商談会を導入し、参加企業の安定的な確保と
○相思相愛型
発注企業・受注企業双方が面談を希望する企業と商談
する形式を導入します。
○業種別
多様な受注ニーズに対応するため、樹脂成形加工や表
面処理加工、電気組立加工など、業種を特化した商談会
を実施します。
②データベース
(DB)
の整備
受・発注企業 DB に登録された受注企業の直近情報を確
うよう試みます。また、相談経験の浅い職員についても、
積むなかで、複数回(3回以上)の支援が必要な案件にも対
応していきます。さらに、将来的には、より多くの職員が
アドバイザーとして中小企業を直接支援できるよう、人材
育成に取り組みます。
4 収益事業のカイゼン
(1)センタービルの効果的経営
①大規模修繕の実施
建物や機器の状況確認を行い、長寿命化、省エネルギー
実に把握するため、現地調査を行い、精度の高い DB に生
化に十分配慮した綿密な修繕計画を立て、これに基づき、
回答企業1,500社を目標とした現地調査等を実施します。
②「中小企業支援のメッカ」をめざしたテナント戦略
まれ変わらせます。計画期間中、昨年度までの 3 年間の無
(4)
設備貸与・設備資金貸付
建物の大規模修繕や機器の更新を着実に実施します。
多くの中小企業支援関連団体が入居するビルの特徴を活
①金融機関の融資との差別化
かし、テナント同士の交流促進やテナント団体との共同実
性等について経営者と議論し、また、その効果を最大限発
ページ等で、中小企業支援のためのビルであることを打ち
KIP は、小規模事業者の立場に立って、設備投資の必要
揮するためのさまざまなフォローアップを行うことができ
ます。そこで、設備貸与、設備資金貸付先企業の訪問を徹
底し、フォローアップを積極的に行うことで、再度の制度
利用を含め、KIP支援事業の利用促進につなげます。
②制度の利便性の向上
小規模事業者にとって、設備投資コストを製品へ転嫁す
ることは困難であり、高額の設備投資をすることは難しい
状況にあります。そこで、現在、新品の機械や設備のみを
対象にしている設備貸与等事業について、中古機械や設備
の導入への利用を検討します。
3 新たな活力を生み出すためのプロジェクト
(1)
地域のシンクタンクをめざした取組み
・地域の総合診断業務
(調査業務含む)
の実施
市町村や各種団体と連携し、地域における総合診断や調
査などのニーズを把握し、KIP がモデル事業として総合診
断等を実施します。そのなかで職員の能力開発、人材育成
を図るとともに、実績を上げていきたいと考えています。
なお、モデル事業は中小企業診断士等を中心にプロジェク
ト方式で実施し、当面、市町村等からの業務の受託をめざ
しますが、将来、地域のシンクタンクとしての役割を担っ
ていけるよう、経験・知識を蓄積させていきます。
(2)
県内中小企業のポテンシャルを保持
(継承)
する取組み
・事業承継支援事業の実施
県、市町村、県内の商工団体等支援機関、また、他都道
施による新たな支援スキームを検討します。また、ホーム
出したビル全体の PR を行い、さらに、関連団体等の入居
を図ることで、中小企業支援のビルとしての付加価値向上
を図ります。
③貸会議室・ホールの利用促進
貸出備品の充実やインターネット環境の整備により、利
便性を向上させ、さまざまなイベントでの利用を促進する
とともに、ホームページでの広報の充実、ビル壁面広告の
実施により、新規利用者の獲得に努めます。
(2)テクニカルショウヨコハマの魅力向上
①出展者、来場者の確保
出展希望者や来場者が最新情報をいつでも得られるよ
う、ホームページを通年開設するとともに、新聞広告等の
効果的な活用を図ります。また、来場者に魅力ある会場作
りを推進するため、出展勧誘のDM送付先を成長産業や県
外企業、集客力の高い大企業などにも拡充するほか、海外
経済機関の在日事務所などの協力を得て、海外ブースの設
置にも取り組みます。さらに、併催行事は集客力のあるセ
ミナー企画などにより、充実を図ります。
②出展料以外の収入確保
ホームページ、ガイドブック、会場案内図への有料広告
掲載、カタログ・パネル展示コーナーの設置など、出展料
以外からの収入源の確保に努めます。
●お問い合わせ 経営企画室 TEL 045(633)5201
中小企業サポートかながわ 2012-6
3
KIP支援事業
Kanagawa Industrial Promotion Center
南インドに投資環境調査ミッションを派遣しました!
南インド投資環境調査ミッションレポート
我々は見た!
優秀な南インドの企業、
インドが熱い!
KIPでは、県内中小企業の皆さまの国際ビジネス展開を支援するため、
3月18日(日)~ 23日(金)までの5日間、ジェトロ横浜との共催、横浜
インドセンターの後援により、
「南インド投資環境調査ミッション」
を派
遣しました。その概要をご紹介します。
□ミッション派遣地域について
ミッションを派遣したのは、南インドのチェンナイとバ
自動車生産高がインド全体の 25 %、自動車部品生産高が
同 35 %を占めるなど、自動車産業が盛んな地域です。世
界的な自動車メーカーと自動車関連企業が集積し、世界の
自動車産業から注目を集めています。また、この地域は昨
年 1 年間インド全域で、最も多くの日系企業が進出し、現
人口 12 億人超、しかも若年層が多いインドは、今後経
済発展が期待され、ここに世界の多くの自動車メーカーが
進出し、1次サプライヤーの集積もほぼ終了しています。
□ミッション概要
今回のミッションには、自動車産業に携わる県内中小企
業 7 社が参加。参加者はマーケットの規模と成長に驚きを
感じるとともに、インド企業の高い技術力に関心を示して
いました。また、インドのマーケットに触れるだけではな
Classic Moulds & Dies
場 所
チェンナイ
Suraj Precision Engg
Works
チェンナイ
IFB INDUSTRIES LIMITED
バンガロール
SENAERA ENGINEERING
PJT.LTD
RENAULT NISSAN
AUTOMOTIVE INDIA
PRIVATE LIMITED
UNIPRES INDIA PVT LTD.
DENSO KIRLOSKAR
INDUSTRIES PVT.LTD.
Makino India Pvt.Ltd.
日系企業
在その数は280拠点以上におよんでいます。
社 名
インド企業
ンガロール。特にチェンナイがあるタミル・ナドゥ州は、
◇見学先
バンガロール
業種or親会社
金型メーカー
バイク等ギアの
サプライヤー
ファインブランキ
ング加工メーカー
鍛造自動車部品
メーカー
チェンナイ
ルノー・日産自
動車
チェンナイ
ユニプレス
バンガロール
デンソー
バンガロール
牧野フライス製作所
行っていました。また、他企業との提携や新しい機械への
投資など、さらなる発展にも積極的でした。なお、帰国後
も参加者との商談が継続しています。
参加者からは、「両国の経済成長力の勢いの差を感じた」
く、具体的な成果を導き出すために、KIP が事前に要望を
という感想があがっていました。これは商談したインド企
その結果、2 社が金型の見積依頼を受け、現在、商談が
らだそうです。
「こうした予測をもとに、設備投資を積極
聞き、希望するインド企業等との商談を実現させました。
進行中です。さらに、これをきっかけにインド企業の訪日
が実現するなど、今後のビジネスにつながることが期待さ
れています。参加者は自らの目でインドのマーケットを確
かめ、海外ビジネスの足がかりをつかまれたようです。
□優秀なインド企業
インド企業のなかには、多角経営や工作機械を自前で製
造する企業などがあり、技術レベルが高く、優秀な経営を
業が、「今年度の売上予測は前年比 80 %増」と回答したか
的に行っているため、設備だけを比較すれば、日本と遜色
のない状態。あとは、日本や欧州から技術を導入すれば、
日本から製品を買う必要はなくなるだろう」という話も出
ていました。
□個別商談・交流会
参加者の要望(合弁設立、生産委託、協業、販売代理店、
インドへの自社製品販売等)にあう現地企業との商談を行
いました。また、日系企業との交流会、インド企業との交
流会をチェンナイとバンガロールで 4 回実施。活発なビジ
ネス交流が行われ、ネットワークの構築を図りました。
□参加企業の目的達成
ミッション参加企業の主な目的は、①市場調査・投資環
Classic Moulds & Diesの金型を視察
する参加者
IFB INDUSTRIES LIMITEDのファイン
ブランキングによる部品
境調査、②新規販路開拓、③技術供与、共同開発、JV の
可能性調査、④インド企業の技術レベルの把握等で、おお
むね目的を達成できたとの感想を得られました。
KIP は、今後も県内中小企業の皆さまの海外ビジネスを
支援していきます。まずはお気軽に問い合わせください。
自作の工作機械で部品を製造する
SENAERA ENGINEERING PJT.LTD
4
SENAERA ENGINEERING PJT.LTDの
設計部門
中小企業サポートかながわ 2012-6
●お問い合わせ 国際取引振興課 TEL 045(633)5126
企業インタビューシリーズ
今、
この企業に
注目!
日本の技術を世界へ
中国、インドネシア、さらにインドも視野に事業を展開
正栄工業株式会社
今回注目した企業は、1990 年代半ばから海外に進出
し、国内外でプレス金型、プレス加工を手がける正栄工
業(株)です。近年は海外事業をさらに推進すべく、新た
な拠点設置に向け、積極的な活動を行っています。
同社の井口年英社長と井口博之取締役営業部長に、海
外進出の経緯や海外事業成功のポイント、今後の展開な
どについて伺いました。
Q 1995 年に中国工場を設立されましたが、まずはその
経緯からお聞かせください。
当時売上の 6 割を占めていた得意先が中国に進出し、部
品はすべて現地調達するという話になりました。一緒に出
なければ取引停止になってしまう状況で、ここは海外に出
るしかないと決意し、
広東省東莞市に工場を設立しました。
Q 海外に出ないという選択肢はなかったわけですね。
実は同業が 5 社あり、進出したのは当社を含めて 2 社で
した。国内に残った会社もありましたが、その後 2 社は倒
井口年英社長
井口博之取締役営業部長
同社は主に国内で自動車関連部品、
海外で OA 機器、カーナビ・カー
オーディオの部品を製造している。
現在は国内より海外生産が多い。
右の写真はコンソールボックス内
のヒンジ
産・廃業し、1 社も後に中国に進出しました。結果的にあ
Q ミッションはいかがでしたか?
Q これまで海外で順調に事業を継続できてきた要因につ
の現状をよく理解できました。また、県内の同じ境遇の参
1つは、
取引の分散を図ったことです。当初は進出のきっ
人と会社の状況などを話し合える機会もあまり持てません
の時、海外に出て正解だったと思っています。
いて、どのようにお考えですか?
かけとなった得意先の受注がすべてでしたが、取引先を拡
大しようと他の日系企業への新規開拓を行いました。現在
は新規開拓した取引先の受注が6~ 7割を占めています。
Q 海外でも営業がポイントになるのですね。その他はい
現地では日系大手からローカル企業まで視察し、インド
加者と意見交換できたことも良かったです。普段、他社の
ので、このミッションが情報交換の良い機会となりました。
Q さて、現在海外進出を考えている中小企業の方にアド
バイスがあればお願いします。
取引先のスタンスは、進出はウエルカムだが、決して仕
かがですか。
事量の確保は保証しないので、自己責任で出てくださいと
キーになります。総務や法律をよく理解している人に出会
市場性をよく見極めた上で、自社の戦略をしっかりと立て
あと海外で事業を軌道に乗せるには、現地人のトップが
えるかどうかが大きいです。当社の場合、これまで数人交
代しましたが、人には恵まれました。
Q 中国に続き、一昨年インドネシアにも関係工場を立ち
いうものだと思います。進出には取引先の動向と進出先の
ていく必要があるでしょう。
Q 最後に、今後の展開についてお聞かせください。
海外進出しても国内生産を止めるわけではありません。
上げられました。
ただ、国内生産が増えることは考えにくいので、今後は国
との合弁で創業しました。世界第 4 位の人口と堅調な経済
援する形になるでしょう。また、海外の技術者も育ってき
こちらは取引先からのたっての要望で進出し、現地企業
成長を続けるインドネシアは、世界的に見ても注目度の高
い国です。また、海外生産の要請も複数国での生産を求め
る動きが出てきたことも背景にあります。
Q そこで、さらに次はインドだと KIP の南インド投資環
境調査ミッションに参加されたのですね。
インドには初めて行ったのですが、その発展ぶりには驚き
ました。現地の経営者と話をして彼らの意欲を目の当たりに
すると、
中国に追いつくのは時間の問題だと思いました。3ヵ
所目はインド、それも3年後ほどの目途で動き始めています。
内を技術支援センターと位置づけ、海外工場での量産を支
ていますので、彼らの支援も活用しながら新たな海外工場
の設立をしていけたらと考えています。
■会社概要
所在地 川崎市幸区戸手4-1-19
TEL 044(522)1481
ホームページ http://www.shoei-kgy.co.jp/
●お問い合わせ 経営企画室 TEL 045(633)5201
中小企業サポートかながわ 2012-6
5
KIP支援事業
Kanagawa Industrial Promotion Center
地域密着型産業強化事業のご案内
地域に密着し、地域の課題解決に取り組む
商業・サービス業を支援します!
KIP では、地域に根づき、地域の産業活動の活性化につながる新たな事業活動を展開しようとする事業者
の皆さまを支援しています。
地域に密着し、地域の活性化をめざす商業・サービス業の皆さま。また、豊かな生活の実現や社会的な課
題の解決に向け、新たなビジネス展開を図ろうとする事業者の皆さま。
ぜひ、KIPの事業を活用し、地域の課題解決に取り組んでください。
事業の目的
現在、地域における商業機能の低下が懸念されています。
しかし同時に、介護や子育てなどの生活支援、食や健康、
防災などの安心・安全の実現、地産地消による地域の活性
化など、地域の社会的な課題の解決につながるサービスの
充実が切に求められてもいます。
こうした現状に対して、商業者等による新たな取組み、
また、地域住民の課題に対応するための新たな事業の拡大
が見られます。
そこで、このような地域に密着した活動を強化するため
の支援を実施します。
実施内容
○対象となる取組み
物品の販売やサービスの提供等により、
「地域の豊か
な生活の実現や社会的な課題の解決を図る事業」
(地域密
着型事業)の具体化に向けた取組みで、次の条件を満た
しているものです。
・実現可能な地域密着型事業であること
支援事例
綾瀬市のコミュニティビジネス(CB)のお手伝いをしました!
◎事業内容
花いちもんめ会(商店街活性
化事業)では、地元の商店街の空
き店舗を活用したコミュニティ
喫茶、レストランを、5月15日
(火)に開店しました。主に高齢
者を対象にした弁当の宅配サー
ビスなども行う予定です。
◎相談者の声
地域の期待に応えてオープン。初日
には多くの人がお祝いに訪れました
「開店までの準備段階で、専門家からいただいたアド
バイスはとても役に立ちました」
具体的には・・・
「ビジネスの立ち上げ段階で、
“組織づくり”
“事業計画
づくり”
“どのように地域住民の皆さまと交流を深めてい
くか”といったことについて、教えていただきました」
・取組内容や検討課題が整理されていること
内容が対象となる取組みおよび対象事業者であるかを判
○対象事業者
また、KIP 担当職員が申込事業者および専門家と十分
・アドバイスによる支援効果が見込まれること
県内に事業所を有し、または新たに事業所を開設して
地域密着型事業に取り組もうとする事業者で、次の条件
に該当、またはその見込みがある方です。
・中小企業支援法に定める中小企業者
卸売業:従業員100人以下、資本金1億円以下
小売業:従業員50人以下、資本金5,000万円以下
サービス業:従業員100人以下、資本金5,000万円
以下
・中小企業者が過半数を占める団体または任意のグ
ループ
・公益法人、特定非営利活動
(NPO)
法人等の非営利団
体で、法人税法に定める収益事業を実施している方
○支援内容
テーマに応じて経験豊富な専門家を派遣し、取組みへ
調整の上、支援実施計画を作成し、当該計画に基づき専
門家が適切なアドバイスを行います。
なお、派遣期間は支援対象決定後3ヵ月程度を目途に、
派遣回数は原則3回以内です。
○費用 無料
申し込み
○申込期間 12月28日(金)まで
* ただし、支援対象事業者が予定数に達した場合は、
その時点で申し込みを締め切ります。
○申込方法 申込書に必要事項をご記入の上、郵送また
はご持参ください。
* ご関心のある方は、お気軽に問い合わせください。
のアドバイスを行います。
●お申し込み・問い合わせ
状や取組内容、課題等についてヒアリングを行い、申込
ホームページ http://www.kipc.or.jp/
支援の申し込みを受けた後、KIP 担当職員が事前に現
6
断します。
中小企業サポートかながわ 2012-6
経営改善支援課 TEL 045(633)5202
KIP支援事業
Kanagawa Industrial Promotion Center
イノベーション促進支援事業のご案内
私たちが、新規創業・第2創業(新分野進出・
事業転換など)進出をお手伝いします!
KIP では、新規創業・第 2 創業(新分野進出・事業転換など)進出のサポートをするため、さまざまな分野
で豊富な経験を持つ方々を、ゼネラルマネージャー
(1人)・マネージャー
(4人)
として配置しました。
KIPでは新規創業等を支援するさまざまな事業を提供しています。ゼネラルマネージャー、マネージャー、
職員は相談内容に応じて、企業が必要としている最適な支援が行えるよう活動しています。
新規創業・第2創業
(新分野進出・事業転換など)
をお考えの皆さま、お気軽にご相談ください。
ゼネラルマネージャー 山﨑隆由
KIP では、新規創業や新分野進出、事業転換などに挑戦する皆さまの事業化への取組みを積
極的に応援します。専門的な経営ノウハウと経験を持ったマネージャーがさまざまな経営支援
策を用意しながら、皆さまの経営課題に見あったアドバイスを行います。厳しい経済状況だか
らこそ、皆さまと一体となって現状の経営課題を明確化するとともに、その解決策を見い出し
ながら、皆さまの企業のさらなる成長に向けた取組みを全力でサポートします。
マネージャー 北原一也
マネージャー 堀米泰彦
も の づ く り( 製 造 )系 の
これまでの社会人生活で
マーケティングおよび事業
は、前半は大手メーカーで
す。
「技術」と「マーケティン
を担当し、後半は政府系金
計画の立案と支援が専門で
管理・財務・総合企画部門
グ」は、事業の両輪です。ど
融 機 関 で 中 堅 中 小・ ベ ン
のような優れた技術も製品
チャー企業に関する業務を
もお客さまの手に渡らなけ
ればその価値を生みません。
「ものづくり系」の新製品の
市場導入、新規事業の市場進出支援を中心に、KIP の持
つ支援策を動員しながら貴社の事業成長をお手伝いしま
す。ベンチャー・中小企業の皆さまの目線に立ち、一緒
行ってきました。今回、新
たに KIP のマネージャーの任を受けるにあたって、中堅
中小・ベンチャー企業のサポートという仕事の重要さを
考えると、身が引き締まる思いです。
に考えるがモットーです。
マネージャー 高久 広
マネージャー 古澤 智
イ ベ ン ト、 販 売 促 進、 広
厳しい経済環境のなかで、
告 業 務 を 10 数 年 経 験 し た
これからの時代を勝ち抜い
開業しました。しかし、私
みを活かしながら、迅速に
後、手打ちそば店を大船で
ていくためには、自社の強
自身がめざすべきは飲食店
行動することが求められま
経営ではなく、中小企業の
す。企業の皆さまと一緒に
皆さまを支援することであ
ると悟り、中小企業診断士として平成15年に独立開業し
ました。中小企業や商店街などの創業支援や経営革新等
の経験とノウハウを活かし、インキュベート担当マネー
ジャーとして、これから創業や第2創業、そしてイノベー
なって目標を定め、スピー
ディーなステップアップをめざし、神奈川から元気な企
業をたくさん作り出せるよう、精一杯支援を行っていき
ます。
ションに取り組む皆さまを全力で支援していきます。
●お問い合わせ 事業化支援課 TEL 045(633)5203
中小企業サポートかながわ 2012-6
7
KIP支援事業
Kanagawa Industrial Promotion Center
川崎ものづくり商談会のご案内
新規取引先の開拓をお手伝いします!
KIP では、製造業の皆さまの取引拡大を促進するため、発注企業と受注企業が一堂に会し、個別商談を実
施する「川崎ものづくり商談会」
を開催します。
新規取引先を開拓し、事業拡大を図りたいとお考えの皆さま、ぜひご参加ください。
■日時 9月5日
(水)受付開始 9:45
■申込期限 発注企業:7月6日(金)
■アクセス JR川崎駅徒歩8分、京浜急行川崎駅徒歩7分
■申し込み ホームページから申込みフォームをダウン
■会場 川崎市産業振興会館
(川崎市幸区堀川町66-20)
■スケジュール
時間
受注企業:6月29日(金)
ロードの上、E-mailでお申し込みください。
※ 申込書提出先の E-mail アドレスは申込
内容
書をご覧ください。
9:45~
参加受付
10:30~ 17:30
参加企業との個別商談
※ 商談会は事前に受注企業の皆さまから商談希望企業をお聞き
する「事前マッチング方式」となります。詳細はお申し込みいた
だいた企業の皆さまに別途ご案内します。
■費用 無料
(ただし、県外受注企業は5,000円
〈税込〉)
■参加数 発注企業:40社、受注企業:300社
※ 会場の都合上、定数を超えた場合は参加をお断りす
ることもありますので、あらかじめご了承ください。
■主催 (公財)神奈川産業振興センター(KIP)、
(公財)川崎市産業振興財団、川崎市、
(社)横浜市工業会連合会、横浜市
川崎商工会議所、川崎信用金庫、
■後援 川崎市工業団体連合会
●お問い合わせ 取引振興課
TEL 045(633)5067 FAX 045(633)5068
ホームページ http://www.kipc.or.jp/
テクノトランスファー in かわさき 2012 のご案内
第25回先端技術見本市 技術が創る 新たな時代
新たな時代を創る、優れた技術、製品をご体感ください!
高度先端技術や研究開発機能が集積する川崎市。そこに
立地する日本最大級のハイテクインキュベータであり、ま
た、研究開発型企業の交流拠点でもある「かながわサイエ
ンスパーク(KSP)」で、今年も「テクノトランスファー in
かわさき」
を開催します。
第 25 回目となる今回は、
“技術が創る 新たな時代”を
◆開催概要
会期 7月11日(水)~ 13日(金) 10:00~ 17:00
会場 かながわサイエンスパーク(KSP)
イノベーションセンター西棟
◆併催行事
日時
テーマに、
「オフィス・ビジネスユース」
「産業機器関連」
「環
境・福祉・防災」
「企業ネットワーク」
「産学連携」の 5 つの
部門を設け、県内等の中小企業の皆さまに、工業製品やソ
13:30~ 15:00 新エネルギー産業セミナー
11日(水) 14:00~ 16:00 ロボットビジネスセミナー
15:30~ 17:00 新産業創造セミナー
フトウェアなど多岐にわたる新技術・新製品や研究成果を
発信していただきます。
11:00~ 12:00 ナノテクノロジーセミナー
また、出展者が自社製品・技術などを来場者にアピール
する出展者セミナーや最先端の技術等に関するセミナーも
12日(木) 13:00~ 14:00 オープンイノベーションセミナー
(*)
14:00~ 17:00 製造業的復興支援プロジェクト
開催します。
テクノトランスファーを、新技術・新製品発見の場、新
規取引先開拓の場、さらには、技術交流や情報収集・交換
の場として、ぜひご活用ください。
皆さまのご来場をお待ちしています。
13日(金)
10:30~ 12:00 中小企業のための知的財産セミナー
13:00~ 16:30 川崎市知的財産交流会
※ いずれも事前申込制、聴講は一部(*)を除き、無料です。
詳細はホームページをご覧ください。
●お申し込み・問い合わせ 事業課 TEL 045(633)5170 ホームページ http://www.tech-kawasaki.jp/ttk2012/
8
タイトル
中小企業サポートかながわ 2012-6
KIP支援事業
Kanagawa Industrial Promotion Center
ビジネスプラン・アイデア募集中!
応募
締切
迫る!
6月2
9日
(金
)
まで
応募
費用
無料
かながわビジネスオーディション2013のご案内
斬新なビジネスプラン・アイデアの発表の場であり、ビジネスパートナー・スポンサーとの出会いの
場でもある“かながわビジネスオーディション”
。今年度は、
「かながわビジネスオーディション2013」と
して、県下最大の工業技術・製品総合見本市
「テクニカルショウヨコハマ2013」
の会期中である来年2月7
日(木)に、パシフィコ横浜会議センターで開催します。
独自のビジネスプランやアイデアで挑戦している皆さまからのご応募をお待ちしています!
◆募集概要
募集期間:6月1日
(金)
~ 29日
(金)
募集範囲:構想段階のアイデアからすでに事業に着手し
ているプランまでの幅広いプラン・アイデア
※ 公序良俗に反さないものであれば、ジャンルは問い
ません。
募集区分:
「ドリーム部門」
および
「ビジネス部門」
※ 詳細はホームページをご覧ください。
応募者の要件:独自のビジネスプラン・アイデアで創業
や新分野進出・事業転換に挑戦している、
あるいは挑戦する意欲がある方々
※ 個人でも法人・任意団体でもご応募いただけます。
住所(所在地)、性別、国籍の制限は設けていません。
◆申込方法
所定の応募用紙により E-mail または郵送によりお申し
込みください(応募用紙は、ホームページからダウンロー
ドできます)。
●お申し込み・問い合わせ かながわビジネスオーディション実行委員会事務局(KIP事業化支援課内)
TEL 045(633)5203 FAX 045(633)5194
ホームページ http://b-audition.kipc.or.jp/ba2013/ E-mail [email protected]
連載
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“サポートかながわ”誌上相談
中小企業の皆さまが抱える経営上の課題を解決!
KIP には、中小企業の皆さまからさまざまな相談が寄せられています。その窓口となっている経営総合相
談室でお受けした相談のなかから、皆さまの参考になるものをご紹介します。
今回は、中国への輸出を検討している企業からの中国の輸入規制に関するご相談です。
Q
中国の輸入規制はどのようになっていますか?
自社製品の NC 機械装置を中国に輸出したいと考えてい
ます。これまで製品を輸出した経験もなく、手続きなどよ
くわかりません。中国における輸入規制について、教えて
ください。
A
国の安全に関する規制のほか、輸入港による運用範
囲の相違にも注意してください
世界の多くの国で、一般的な工業製品の輸入にあたり、
当該製品が安全基準を満たしているかを審査・認定する制
度(強制製品認証)
が設けられています。貴社の製品も中国
の強制製品認証であるCCC制度(※1)の認定を受ける必要が
あります。
また、中国でもRoHS指令(※2)にならった「中国情報製品
汚染コントロール管理弁法」による輸入規制や中国国内で
の製品の生産、販売活動に際し遵守が求められる「製品品
質法」への対応のほか、日本側の輸出規制として、武器や
軍事転用可能な技術等の流出を防ぐ
「安全保障貿易管理」制
度にも留意が必要です。
さらに、事前検査で輸入許可を得ていても輸入港によっ
ては輸入規制の運用範囲の異なるケースがあります。こう
したケースでは、輸入先会社が特定された時点で同社と輸
入港の通関業者から具体的な対応方法を確認してください。
なお、相談内容の詳細は経営総合相談室の国際取引相談
(毎週月・火・木)まで、お気軽に問い合わせください。
※1 China Compulsory Certificate system
=中国強制製品認証制度。認定製品には「CCC マー
ク」の表示が求められる。
※2 Restriction of Hazardous Substances
=危険物質に関する制限の略、ローズと呼ばれる。
電子・電気機器における特定有害物質の使用制限に
ついてのEU指令。
●お問い合わせ 経営総合相談室 TEL 045(633)5200
中小企業サポートかながわ 2012-6
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技術開発のパートナー
産技セン タ ー レ ポ ー ト
“かながわオープンラボ”
へ参加しませんか?
~
「中小企業参加型研究開発促進事業」のご案内~
県産業技術センターでは、平成 23 年度より「かながわオープンラボ(中小企業参加型研究開
発促進事業)」を開始しました。「かながわオープンラボ」は、産技センターが設備・費用等を
負担することで、県内中小企業の方々による新規成長分野への参入促進を目的としています。
現在、エネルギー・環境分野とライフサイエンス分野に関する募集を行っています。この分
野への参入をめざす皆さま、ぜひ
「かながわオープンラボ」
をご活用ください。
■かながわオープンラボとは
中小企業の方々が新規成長分野へ参入する際にネックと
なっている、設備や人材の問題を解決するため、県産業技
術センターが設備や人員、費用等を負担して、中小企業で
開発した試作品や材料の試験
(可能性評価試験)
を行います。
試作品や材料等の性能評価や問題点の抽出、改善方法に
ついて検討し、製品化・商品化に向けた提携先のご紹介や、
共同研究等に結びつけ、製品開発を促進します。
■かながわオープンラボへの参加資格
県内に事業所を有する中小企業等
■可能性評価試験の費用
無料
(予算の都合で、実施できない場合もあります)
■かながわオープンラボで使用可能な設備・機器例
■募集について
【募集分野】
○エネルギー・環境分野
・蓄電池の低コスト化・安全性向上
・電力制御システムの構築
・金属加工等における省エネルギー技術開発
(平成24年度新規募集テーマ)
○ライフサイエンス分野
CIS系太陽電池パネル<太陽電池パネルはソーラーフロンティア(株)
より提供>
・機能性食品の高機能化
【実施場所】
県産業技術センター内
平成 23 年度に系統電力から独立した CIS 系太陽光パネル
【申込方法】
県産業技術センターのホームページから申請書類をダ
ウンロードしていただき、必要事項を記入後、研究開発
連携室まで郵送等により提出してください。
【募集期間】
随時受付
・燃料電池やリチウムイオン電池の評価装置、微量成分の
分析装置、熱処理装置等の設備・機器の利用ができます。
応募書類提出
神奈川R&D協議会等での結果公表
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中小企業サポートかながわ 2012-6
・
「かながわオープンラボ」へ参加される企業の試作機や装
置等を利用することも可能です。
皆さまの「かながわオープンラボ」へのご応募をお待ちし
応募テーマの評価および採択
報告書の作成
・この太陽光パネルを利用して太陽電池用の新規パワーコ
相関等の試験を行うことができます。
産技センター試験担当者との調整
採択テーマの可能性評価試験の実施
この設備をはじめ、「かながわオープンラボ」では、次の
ようなことができるようになりました。
ンディショナの開発や、太陽光パネルの冷却と発電効率の
■応募から決定、実施、報告までの流れ
県内中小企業等
(3.5kW)
=写真を設置しました。
企業の研究員
受入れ可
ています。
●お申し込み・問い合わせ 企画部研究開発連携室
〒243-0435 海老名市下今泉705-1
TEL 046(236)1500 FAX 046(236)1526
ホームページ http://www.kanagawa-iri.go.jp/
産技セン タ ー レ ポ ー ト
技術開発のパートナー
「神奈川県ものづくり技術交流会」
発表者を募集します!
県産業技術センターでは、産学公の交流と技術連携
を促進するため開催している「ものづくり技術交流会」
での発表研究や展示技術・製品などを募集します。
産学公の技術者や研究者の皆さま、多くの方々のご
応募をお待ちしています。
○開催日 11月7日
(水)
~ 9日
(金)
9:00~ 17:15
○会場 県産業技術センター
(海老名市下今泉705-1)
○費用 無料
○発表者 企業、理工系大学、公設試験研究機関等の技術
者、研究者
工業技術・製品展示(写真上)
とポスター発表の様子(同右)
※ 大学においては、以下の方が対象となります。
①口頭発表は博士課程
(博士後期課程)
以上の方
②ポスターセッションおよび工業技術・製品等展示は、
修士課程
(博士前期課程)
以上に在籍している方
○発表区分
①口頭発表
研究成果等を講演形式で発表していただきます。
発表時間は質疑応答を含み20分を基本とします。
②ポスター発表
日替わりでパネルに展示発表します。
※ 若手研究者の発表で優れた内容に対しては「ポス
ター賞」
で表彰します。
③工業技術、製品等展示
新規性を有する工業に係わる製品・試作品の展示発表
* ②と③の展示時間はともに 11:00 ~ 16:00。その
うちコアタイム(12:00 ~ 13:00、14:30 ~ 15:30)
には、質疑・交流の場を設けます。
○発表技術分野 エレクトロニクス、メカトロニクス、機械・
材料技術、化学技術、環境関連技術等
○発表内容
・発表技術分野における研究成果や技術情報など
・技術開発に利用した各種支援メニュ-の活用事例等
・各種支援団体等の支援事例
○募集締切 7月27日(金)<必着>
○応募方法 詳細につきましては、ホームページでご確認
ください。ホームページから発表のお申し込
みができます。
●お問い合わせ 技術支援推進部交流相談支援室
TEL 046(236)1500(内線2206)
ホームページ http://www.kanagawa-iri.go.jp/
“かながわスタンダード”
中小企業の優れた技術の事業化・商品化を応援します!
□かながわスタンダードとは
県内の中小企業が開発した技術や製品の事業化・商品
化の促進を目的に、その事業計画を技術と経営の両面か
ら評価し、世界に発信する神奈川の先端技術としてふさ
わしい優れた事業計画を「かながわスタンダード」に認定
し、重点的にさまざまな支援を行う事業です。
□対象
県内中小企業が開発した工業技術のうち、次の要件を
満たしたものです。
①事業化、商品化に着手しているもの
(製品化したもの、
特許を取得したものなど)
②事業化により今後3年以内におおむね年間5億円以上
(製品の場合)
の売上が見込めるもの
応募締切は
6月29日
(金)
□認定されると
・県産業技術センターにおける依頼試験費および機器
使用料が7割減額されます。
・県内最大級の工業見本市である「テクニカルショウヨ
コハマ」で認定事業を紹介します。
・KIPの経営支援への推薦を受けられます。
・県中小企業制度融資「スタートアップ融資」の利用資
格が得られます。
・商工中金が行う「神奈川イノベーションサポートロー
ン」へのお申し込みができます。
※ なお、支援期間は最長5年です。
●お問い合わせ 技術支援推進部商品開発支援室 TEL 046(236)1500
ホームページhttp://www.kanagawa-iri.go.jp/kitri/riyou/kanagawastd/kanagawastd.html
中小企業サポートかながわ 2012-6
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県 支援情報
県内“ものづくり”
を支える
模範的な中小工場を指定します
~かながわ中小企業モデル工場制度のご案内~
県では、県内中小企業の活性化をめざし、
「かながわ中小企業モデル工場制度」
を制定しています。この制
度は、取引や雇用を通じて地域に貢献する、かながわの
“ものづくり”
を支える工場で、あわせて経営環境の
変化に即応できる柔軟な経営体制を持ち、積極的に技術開発を行うなど、他の中小企業の模範と認められる
工場を、知事が指定するものです。
制度のご案内と今年度新たに指定を受けた4社をご紹介します。
■指定を受けるには…
次の要件を満たしていることが必要です。
(1)
中小企業基本法第2条第1項第1号に該当する製造業
に属する事業を主たる事業として営む中小企業者で
あること
(2)過去に知事から優良工場等の表彰を受けた工場であ
■指定状況
平成24年度は新たに次の4工場が指定され、現在、県内
の113工場がモデル工場に指定されています。指定を受け
た工場は、「かながわモデル工場協議会」に加入し、資質の
向上に努めています。
ること
(3)
県内において、原則として 3 年以上継続して事業を
行っている工場であること
(4)
同法第2条に規定する中小企業者以外の企業者(大企
業者)の出資(株式会社にあっては株式取得)が50%
を超えていないこと、または代表取締役が派遣され
平成 24 年度新規指定工場
川崎自動車
工業(株)
ていないこと
(株)工研
■指定までの流れと指定期間
県内各地域の商工会議所・商工会、県産業技術センター、
KIP からの推薦に基づき、審査委員会において審査・選定
の上、知事が指定します。
なお、指定期間は 3 年間ですが、審査委員会において審
主な製品
横浜市泉区和泉町3459
045(802)5960
http://k-jk.co.jp/
ピストンピン、ロッ
カーシャフト(トラッ
ク、産業機械、乗用
車用)
座間市小松原2-20-20
046(266)2013
http://www.kouken-net.
co.jp/
切削工具の製作・精
密研削
横須賀市森崎1-17-15
大草薬品(株) 046(834)1193
http://okusa.co.jp/
(株)タシロ
○県産業技術センター
○県かながわ中小企業
成長支援ステーション
○県新産業振興課
調査
新規指定
審査・選定
審査
指定更新
かながわ中小企業モデル工場
推薦
知事
○県内商工会議所・商工会
○県産業技術センター
○KIP
漢方薬、生薬、医薬
部外品、健康食品
平塚市入野284-1
新幹線の床板、食品
0463(31)7118
製造装置の部品、半
http://www.tasiro.co.jp/ 導体製造装置の部品
審査委員会
中小企業者等
︵製造業︶
︵モデル工場指定候補工場︶
指定要件を満たす
﹁優良工場﹂
等表彰工場
査の上、指定を更新することができます。
所在地、TEL、
ホームページ
工場名
3年ごとに更新申請
■指定を受けると…
モデル工場に指定されると、県知事から指定書および標
章が交付されます。
これにより指定工場からは、
「従業員のモチベーション
が上がった」
「取引先や金融機関からの評価が上がった」な
どという感想をいただいています。
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中小企業サポートかながわ 2012-6
●お問い合わせ 県新産業振興課技術開発推進グループ
TEL 045(210)5640
ホームページ http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f590/
かながわモデル工場協議会ホームページ
http://www.navida.ne.jp/k-model/index.html
県 支援情報
事業活動資金に
“県中小企業制度融資”をご活用ください!
県では、金融機関と協調した県中小企業制度融資により、県内の中小企業者等の皆さまを金融面から支援
しています。県が貸付原資の一部を負担することで、短期から長期資金まで低利・固定で融資を行います。
県内の中小企業者等の皆さま、事業活動に県中小企業制度融資をぜひご活用ください。
○融資期間 1年超10年(運転資金は7年)以内
資金メニューのご案内
「創業支援融資(経営サポート型)」
○申し込み <経営サポート型>をご利用の場合には、創
業予定の県内商工会・商工会議所に相談の上、
県内の取扱金融機関にお申し込みください。
県では、新規創業や創業して間もない県内中小企業の皆
さまを、
「創業支援融資」
で支援しています。
ご利用にあたって・・・
○対象 次のいずれかの要件を満たす方
・原則として、県信用保証協会の信用保証を付けて融資を
工会・商工会議所の経営サポート
(事前指導)
を受け、かつ
・まず金融機関にお申し込みいただき、金融機関と県信用
「経営サポート型」
は、次の①~③のうち融資申込前に商
融資実行後おおむね年 2 回以上の経営指導を受けることを
約した方となります。
行います。
保証協会の審査の後、融資が実行されます。
①1ヵ月以内に新たに中小企業者(製造業は300人以下、
●お問い合わせ 県内の取扱金融機関または
など)
として個人事業を開業予定の方
TEL 045(210)5677、5695(県金融課)
卸売業・サービス業は 100 人以下、小売業は 50 人以下
② 2 ヵ月以内に新たに中小企業者として法人事業を開業
予定の方
県金融課融資グループ、金融相談員
ホームページ http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f5782/
③創業してから1年未満の方
○限度額 1,500万円(創業前の方は原則自己資金と同額まで)
※ 勤務経験や資格などの条件によっては創業後に限
り、設備資金は別途2,000万円
(うち運転資金は1,000
万円)
○融資利率 年1.9%以内
(経営サポート型の場合)
※ 経営サポート型でない場合は年2.1%以内
社員の技能・技術の向上に
ご利用ください!
スキルアップセミナーのご案内
セミナー
No.
120
208
125
507
603
セミナー名
2次元CAD活用技術(機械製図・応用編)
アーク溶接特別教育
2次元CAD実践技術(機械)
PHPによるデータベース処理
建築CAD入門STEP1(コマンド操作)
KIPがアドバイスします!
県中小企業制度融資に関する相談は、KIPの資金支援課と経営総
合相談室でもお受けしています。制度融資の申請に必要な事業計画
書の作成についてもアドバイスしています。ご利用を検討されてい
る中小企業等の皆さま。お気軽にご相談ください。
【ご相談窓口】 資金支援課 TEL 045(633)5066
経営総合相談室 TEL 045(633)5200
県の産業技術短期大学校と各職業技術校では、主に在職
中の方を対象に、さまざまな専門分野のセミナーを開催し
ています。社員のスキルアップを図るため、また新たな技
術を身につけていただくために、スキルアップセミナーを
ぜひご利用ください。
日程
7/26、27、8/2、3
8/21、22、23、24
8/2、3、9、10
7/31、8/1、2、3
8/6、7
(※1)
定員
受講料
申込締切日
10
10
15
20
15
2,000円
4,000円(※2)
12,000円
12,000円(※2)
2,000円
6/22
7/18
6/29
6/29
7/2
会場
(A)
(B)
(C)
※1 夜間開催 ※2 要テキスト * 時間は8:50〜 16:10。ただし、夜間開催は18:00〜 21:10
○申込方法
①往復はがきに、郵便番号・住所・氏名、セミナー No、セミナー名、
昼間の連絡先名称・TEL、在職職種・経験年数を明記し、各校へご送付
ください
(申込締切日必着)
。
②県のホームページ(http://www.pref.kanagawa.jp/)のトップページか
ら
「産業・働く」
→
「労働・雇用」
→
「職業訓練」
→
「メニュー型スキルアップセ
ミナーのインターネットによる申込み」
へと進み、お申し込みください。
※ いずれもテキスト代は、受講料とは別に自己負担となります。
●お申し込み・問い合わせ(会場)
(A)東部総合職業技術校(技術・技能継承プラザ)
〒230-0034 横浜市鶴見区寛政町28-2 TEL 045(504)3101
(B)産業技術短期大学校
〒241-0815 横浜市旭区中尾2-4-1 TEL 045(363)1233
(C)平塚高等職業技術校
〒254-0016 平塚市東八幡4-19-4 TEL 0463(23)1922
中小企業サポートかながわ 2012-6
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県 支援情報
「かながわ障害者職場実習マッチング支援
サービス」
サイトを開設します!
県では、障害者の職場実習の促進に向け、実習に意欲を持つ障害のある方と、実習受入れを考えている企
業のマッチングを支援する
「かながわ障害者職場実習マッチング支援サービス」
サイトを6月に開設します。
企業の皆さまには、障害のある方々の社会参加や働くことについてのご理解とともに、この機会に職場実
習の受入れをご検討いただき、ぜひマッチングサイトへの積極的なご登録をお願いします。
マッチングサイトとは?登録のメリットは?
マッチングサイト内に人材バンクと事業所バンクの 2 つ
のページを設けます。
人材バンクは、企業が実習希望者を探す場合に閲覧する
ページで、実習希望者の希望職種
(事務、清掃、製造等)な
どの情報が掲載されています。
事業所バンクは、障害者就労支援機関が職場実習の受入
可能な企業を探す場合に閲覧するページで、実習職種、実
マッチングサイトを活用した職場実習の流れは?
就労支援機関
職場実習受入れ企業
①実習希望者の希望職種、
アピールポイント等の情
報を人材バンクに登録
①事業所バンクに実習職
種、実習内容等を登録
②事業所バンクで実習受
入れ企業の情報を閲覧
②人材バンクで実習希望
者の情報を閲覧
習内容などの事業所情報が掲載されています。
事業所バンクにご登録いただくと、実際に人材バンクの
なかから条件にあった実習希望者を探すことができます。
事業所バンクへのご登録に関しては、事務局までお問い
③運営事務局に連絡し、事務局でマッチング
④支援機関・企業で実習の日程等を調整
合わせください。
●お申し込み・問い合わせ
かながわ障害者職場実習マッチング支援サービス事務局<運営:テンプスタッフフロンティア(株)横浜オフィス>
TEL 045(226)3617 FAX 045(651)0024 ホームページ http://www.kanagawa-matching.info かながわ障害者職場実習支援サービス
検索
KANAGAWA BUSINESS INFORMATION
試験
平成24年度職業訓練指導員試験(資格試験)
県では、職業訓練の指導をされる方、今後指導を予定される方を
対象とした資格試験を行います。123職種ある指導員になるために
必要な試験です。その概要をお知らせします。
○受験申請 7月18日(水)~ 20日(金)
県庁本庁舎2F商工労働局会議室
○試験日 9月9日(日) 9:20~(受験科目により異なります)
○会 場 産業技術短期大学校(横浜市旭区中尾2-4-1)
イベント
ワーク・ライフ・バランス
第2回企業担当者交流会
○費用 3,100円(受験手数料)
○合格発表 11月8日(木)
(県庁第2分庁舎に掲示)
※ 希望者はホームページでも受験番号を発表します。
* 受験資格や試験免除の規定があります。詳しくは受験案内また
はホームページをご覧ください。受験案内は、県内の県政情報コー
ナー、ハローワーク、高等職業技術校等で配布しています。
●お問い合わせ 県産業人材課技能振興グループ
TEL 045(210)1111(内線5721)
ホームページ(http://www.pref.kanagawa.jp/)から「職業訓
練指導員」で検索してください。
施設案内
横浜での会議・研修・講演会・各種大会などを
サポートします!
県では、ワーク・ライフ・バランスに取り組む企業の皆さまを支援
するため、企業担当者交流会を開催します。参加費は無料です。これ
まで参加された企業からも好評でしたので、ぜひご参加ください。
かながわ労働プラザ(L プラザ)は、勤労者の方をはじめ、県民の
方々に余暇活動や文化活動、会議、研修、交流の場などを提供する
施設です。お気軽にご利用ください。
○日時 7月18日(水)13:30~ 16:00
○会場 産業技術短期大学校人材育成支援センター
(県藤沢合同庁舎2F)
○テーマ 「ワーク・ライフ・バランスで人材育成を進めるために」
○内容 講演およびグループワーク
○講師 渥美由喜氏(厚生労働省政策評価委員)
○定員 30人
○施設のご案内
多目的ホール・特別会議室・大小会議室・和室・音楽スタジオ・
トレーニングルーム・ギャラリー・労働情報コーナー・駐車場
○休館日
毎月第4月曜日(駐車場を除く)、年末年始(12月28日〜 1月4日)
●お申し込み・問い合わせ 県労政福祉課両立支援グループ
TEL 045(210)5746 ワーク・ライフ・バランス企業担当者交流会 検索
14
中小企業サポートかながわ 2012-6
●お申し込み・問い合わせ 神奈川県立かながわ労働プラザ
〒231-0026 横浜市中区寿町1-4
TEL 045(633)5413(代)
かながわ労働プラザ
検索
キャンプ村で
箱根の自然を満喫しませんか!
~ Fun Space芦ノ湖キャンプ村レイクサイドヴィラのご案内~
芦ノ湖キャンプ村レイクサイドヴィラは、
「ケビンでゆっくり過ごしたい」
というファミリーやグループ、
「手ぶらで気軽にバー
ベキューがしたい!」というアウトドアビギナーから「テントにタープ、調理器具も自前で!」というベテランキャンパーまで。
すべての人が楽しめるキャンプ場です。芦ノ湖と箱根の自然に抱かれたロケーションでリフレッシュしませんか?
ケビン棟(cabin)
バーベキュー(barbecue)
キャンプサイト(campsite)
芦ノ湖畔の木立のなかに立つ別荘
のような宿泊施設
独立タイプと連立タイプの2種類
テラスでのBBQはオススメです!
芦ノ湖を望みながらのBBQは他で
は味わうことができない最高のス
パイスになります!
芦ノ湖からさわやかな風が吹き抜
け、愛用のテントでリラックス!
オートサイトとテントサイトがあ
ります!
○所在地・アクセス
●ご予約・お問い合わせ
小田原駅から箱根桃源台行バスで終点下車、徒歩7分
ホームページ http://campmura.com/
〒250-0522 足柄下郡箱根町元箱根164
TEL 0460(84)8279(受付9:00~ 20:00、年中無休)
広 告
中小企業サポートかながわ 2012-6
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まごころのおもてなし
広告募集のご案内
「中小企業サポートかながわ」
で
企業PR!
もうすぐ夏。楽しい夏休みを万葉荘で過ごしてみません
か。毎年夏に開設している“子ども広場”。「ザリガニ・小
魚つかみ取り」や「輪投げ・ボール当て」がお子さまづれの
お客さまにとても好評です。海水浴場も近くにあり、思いっ
きり夏を楽しめます。
皆さまにくつろぎの夏休みを過ごしていただけるよう、
万葉荘でお待ちしています。
万葉荘宿泊料金
(1名1泊2食付)
一般室:3名まで9,800円、4名以上8,800円
さくら、和洋室:
3名まで10,800円、5名まで9,800円、
6名以上8,800円
※ インターネット予約はさらに200円引きとなります。
●ご予約・お問い合わせ 湯河原温泉 万葉荘
所在地 足柄下郡湯河原町土肥3-6
TEL 0465(62)3755
ホームページ http://www.manyoso.jp/
E-mail [email protected]
主に県内の中小企業の皆さまや行政、商工関係等の
支援機関に向けて、KIP や県の支援情報等をお伝えし
ている「中小企業サポートかながわ」
(毎月原則 15 日・
6,000 部発行)では、今年度から誌面で広告を募集して
います。
広告は、1/4 ページ、1/2 ページ、1 ページの 3 タイ
プで、最低15,000円(税別)からと、リーズナブルな料
金で出稿できます(詳細はお問い合わせください)
。
県内の中小企業や商工関係者等に企業をアピールで
きるチャンスです。自社の製品や商品、サービス等の
企業 PR に、
「中小企業サポートかながわ」を活用してみ
ませんか?
●お問い合わせ
経営企画室 TEL 045(633)5201
7月の巡回あっせん相談
皆さまのお近くで、新規取引先をご紹介しています!
KIP では、県内の商工会議所等関係機関にご協力
いただき、製造業の皆さまを中心に受発注企業の
■開催場所・日時
開催日
時間
3日(火)
13:00~ 16:00
小田原箱根商工会議所
11日(水)
13:30~ 16:00
横須賀三浦地域県政総合センター
12日(木)
秦野商工会議所
13日(金)
茅ヶ崎商工会議所
17日(火)
大和商工会議所
17日(火)
多くあります。新規取引先の開拓をお考えの皆さ
平塚市役所 市民相談室
17日(火)
13:30~ 16:00
毎週木曜日
13:00~ 17:15
談は KIP の川崎、相模原両駐在事務所でも実施して
相模原駐在事務所
ご希望により、新たな取引先を紹介する取引あっ
せんに関わる巡回相談を実施しています。
この相談は、KIP 職員が皆さまのお近くの場所ま
で出向き、取引あっせんのほか、県内外発注企業
の動向や KIP に申し出のあった発注案件の情報提
供、また取引全般の相談などを行うものです。
巡回あっせん相談から取引が拡大した企業も数
開催場所
中小 製造業
企業 等の
の皆
さま
藤沢商工会議所
13:00~ 16:00
ま。ぜひご活用ください。なお、巡回あっせん相
川崎駐在事務所
います。あわせてご活用ください。
※1 川崎市産業振興会館6F
※2 相模原商工会議所3F
(相模原商工会議所の専門相談として実施しています)
●お問い合わせ 取引振興課 TEL 045(633)5067
■KIP新中期経営計画のご案内 ………………………… 1~ 3
(※1)
(※2)
11、25日(水) 13:00~ 16:00
■かながわ中小企業モデル工場制度のご案内 ………… 12
■南インド投資環境調査ミッションレポート …………… 4
■事業活動資金に“県中小企業制度融資”をご活用ください …… 13
■地域密着型産業強化事業のご案内 ……………………… 6
「
■ かながわ障害者職場実習マッチング支援サービス」
■川崎ものづくり商談会のご案内 ………………………… 8
■KANAGAWA BUSINESS INFORMATION ……… 14
■企業インタビューシリーズ
…………………………… 5
■イノベーション促進支援事業のご案内 ………………… 7
■テクノトランスファー in かわさき2012のご案内 …… 8
■かながわビジネスオーディション2013のご案内 …… 9
■連載
“サポートかながわ”
誌上相談 ………………… 9
■技術開発のパートナー 産技センターレポート … 10、11
16
中小企業サポートかながわ 2012-6
■スキルアップセミナーのご案内 ……………………… 13
サイトを開設します …………………………………… 14
■Fun Space芦ノ湖キャンプ村レイクサイドヴィラのご案内 … 15
■湯河原温泉 万葉荘 …………………………………… 16
「
■ 中小企業サポートかながわ」で企業PR ……………… 16
■7月の巡回あっせん相談 ……………………………… 16
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