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平成28年度教員免許状更新講習パンフレット
受講の流れ 受 講 大 者 学 平成国際大学 平成28年度教員免許状更新講習 大学HPから受講予約申込書をダウンロード ( 1月中旬以降 ) 平成国際大学は、平成15年度に教職課程を設置して以来、これまで多数の教員を輩出してきま 受講予約申込書をE-mailまたはFAXで送付 ( 4月6日から5月31日まで ) したが、平成27年度、新たな地域貢献の一環として、教員免許状更新講習を実施いたしました。 おかげさまをもちまして、講習には定員を大きく上回る方々からのお申し込みをいただき、また、 受講予約申込書の受領を通知 受講された皆様による講習後のアンケートにおきましても過分なご評価をいただくなど、好評のう ちに終了することができました。この場をおかりして、関係の皆様には深く御礼を申し上げます。 受講予約完了 引き続きまして、受講者の皆様のご期待にそえるよう、平成28年度も、さらに内容を充実させて 講習を実施させていただきたく、ここにご案内をさせていただきます。 受講申込書等必要書類を送付 受講料払込み、受講申込書類を送付 ( 6月10日まで ) 本学の教員免許状更新講習が、教育の第一線で日夜精進されている先生方に、多少なりとも寄与 平成国際大学長 堂ノ本 眞 するところがあればと切に願っております。この機会に、ぜひ、平成国際大学へ足をお運びいただ き、本学の教授陣による講習にご参加くださいますよう、お願い申し上げます。 受講確定通知書を送付 受講確定 *受講予約申込者が定員を上回った場合は先着順とさせていただきます。 必 修 日 程 平成28年 8月4日(木) 選択必修日程 平成28年 8月5日(金) 選 択 日 程 平成28年 8月8日(月) ・ 9日(火) ・ 10日(水) 受 必修領域 6,000円 講 料 ※全日程とも講習は360分 (9時頃~17時頃を予定) 選択必修領域 6,000円 選択領域1講習 6,000円 ※免許状の更新には「必修領域 + 選択必修領域 + 選択領域3講習」の受講が必要です。 受講対象者 生 年 月 日 最初の 修了確認 期限 昭和36年4月2日 ~昭和37年4月1日 昭和46年4月2日 ~昭和47年4月1日 平成27年 2月1日 平成29年 3月31日 昭和37年4月2日 ~昭和38年4月1日 昭和57年4月2日 ~昭和58年4月1日 駐車場完備 JR久喜駅からスクールバス15分 東武伊勢崎線花崎駅から徒歩15分 ~ 平成29年 1月31日 昭和56年4月2日 ~昭和57年4月1日 昭和47年4月2日 ~昭和48年4月1日 受講期間 平成28年 2月1日 平成30年 3月31日 ~ 平成30年 1月31日 必 修 各 講 習 の 主 たる受講対 象者 選択 必修 8/4 選択 8/5 8/8 A B C 幼稚園教諭 ○ ○ ○ 小学校教諭 ○ ○ ○ 中学校教諭(全教科) ○ ○ ○ 中学校教諭(保健体育) ○ ○ ○ 中学校教諭(社会) ○ ○ ○ 中学校教諭(運動部の指導者・顧問) ○ ○ ○ 高等学校教諭(全教科) ○ ○ ○ 高等学校教諭(保健体育) ○ ○ ○ 高等学校教諭(地理歴史) ○ ○ 高等学校教諭(公民) ○ ○ 高等学校教諭(運動部の指導者・顧問) ○ ○ ○ 特別支援学校教諭 ○ ○ 養護教諭 ○ ○ 栄養教諭 ○ ○ D E 8/9 F G H 8/10 I J K L ○ ○ M ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × × × × ○ × × × × ○ ○ × × × × × × × × × × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ※1.上記表「○」印:主たる受講対象者 ※2.上記表「✕」印:受講不可 ※3.上記表「空欄」:主たる受講対象者ではなくても受講可、証明書にも記載 平成国際大学 〒347-8504 埼玉県加須市水深大立野2000 TEL:0480-66-2100(代) FAX:0480-65-2101 http://www.hiu.ac.jp/ E-mail:[email protected] 講習時間などの詳細については、平成28年1月中旬頃から大学HPでお知らせする予定です。 その他、教員免許状更新講習に関する一般的な事項は、文部科学省HPでご確認ください。 必修A|教育の本質と教師の役割 ~専門職としての教職の基礎理論~ 8月4日 / 定員120名 選択G|スポーツ及び野外活動におけるリスクマネジメント 熱中症、競技中の大ケガ等、教育現場で発生するさまざまな事故について、リスクマネジメン 専門職たる教員の資質の向上と問題解決能力の涵養を目指して、国の トの観点から講義します。第1に、授業中や部活動中において発生するスポーツ関連の事故を 教育政策や世界の教育動向を踏まえて、教育の意味や本質、教師の役 対象に、判例をもとに、教員、指導者としての具体的な安全配慮義務について講義します。第 割や力量、学校・学級の経営の本質と問題対応、保護者・地域社会な ど学内外との教育連携、子どもの発達段階に応じた生活習慣の変化に 坂本 保富 教授 平澤 香 特任教授 関 泰彦 特任教授 青木 智子 教授 伴う問題行動への現実的な対処など、教育理論や教育実践に関する豊 (信州大学名誉教授 元筑波大学講師) (元埼玉県公立中学校 校長・元全国中学校 地理教育研究会会長) (前埼玉県公立中学校 (臨床心理士 校長・前埼玉県中学校 1級キャリアコンサルティング 理科教育研究会会長) 技能士) 富な学識経験を有する本学の教員が、学校現場の実態に即して具体的 8月9日 / 定員40名 高野 千春 准教授 三宅 仁 准教授 (筑波大学講師) (宇都宮大学講師) 2に、キャンプや臨海学校などの野外活動の中でおきる事故の実例を検討しながら、野外活動 における安全性の確保と教育効果について講義します。 選択H|子どもたちの生活とインターネット・トラブル かつ平易に講義します。 8月9日 / 定員40名 子どもたちがインターネットを介して犯罪やいじめに巻き込まれるケースは増加 選択必修B|教育現場の法律問題 ~学校における事故と責任~ 傾向にあり、時には子どもたちが加害者になるという例も起きています。この講 8月5日 / 定員60名 教育現場における主要な法律問題を、簡潔、平易に解説します。第1に、刑事法学の 立場から、体罰の問題を、教育者の懲戒権の行使と刑法の暴行罪等との関係から講義 します。第2に、行政法学の立場から、公立学校の安全配慮義務と教育行政組織をめ 中島 広樹 教授 (元大宮法科大学院 大学教授) 南部 あゆみ 山田 真一郎 ぐる諸問題を講義します。第3に、民事法学の立場から、教員の不法行為、学校の使 准教授 専任講師 用者責任を中心に、学校における事故と責任をめぐる諸問題を講義します。 (立教大学講師) (大東文化大学講師) 習では、子どもたちを取り巻くインターネット・トラブルの現状を整理するとと 水國 照充 南部 あゆみ 加藤 浩治 准教授 専任講師 学生相談室カウンセラー (立教大学講師) (大妻女子大学講師) (さいたま市SCスーパーバイザー 臨床心理士) もに、法的な観点、及び、技術的な観点をまじえながら、学校や教員が検討する べき予防法や対処法を考えます。 選択 I|領土に関する教育の充実 8月9日 / 定員40名 北方領土、尖閣諸島など日本の領土、国境をめぐる現状と課題を、簡潔、平易に講義し、日本が いかにして領土問題に向き合うべきかを考えます。さらに、領土問題に関する視野を広げるべく、 選択必修C|学校カウンセリング ~問題のある子どもを理解する~ 8月5日 / 定員60名 本講座では、臨床心理学的な観点から子どもの諸問題の理解、子どもや保護者とのコミュニ ケーションに必要と思われる傾聴や応答、やりとり、アプローチをカウンセリングの諸理論を 諸外国における領土問題への対応を検討します。ややもすればナショナリスティックな議論に偏 野澤 基恭 教授 末澤 恵美 准教授 (元埼玉大学講師) (上智大学講師) しやすい領土問題について、学校教育の現場においても、正確で客観的な情報に基づいた理解が 広がる一助となれば幸いです。 選択J|レジスタンストレーニングの理論と実践、及びスポーツ指導者としてのコーチング 8月10日 / 定員30名 学びながら検討します。具体的には、子どもの心の理解を深め、ロールプレーなどのカウンセ 青木 智子 教授 水國 照充 リング的な関わりについてケースを通して考えます。さらには、スクールカウンセラーや外部 レジスタンストレーニング(筋に負荷をかけて行うトレーニングの総称)の最適 (臨床心理士 1級キャリアコンサルティング 技能士) 学生相談室カウンセラー 機関など専門的連携やその必要性を検討します。 な方法についての理論と実践方法を講義します。(トレーニングルームにおいて (さいたま市SCスーパーバイザー 臨床心理士) 松永 敏 教授 (元高崎経済大学講師) 選択D|ウォーミングアップの理論と実践、及びスポーツにおける相対年齢効果 8月8日 / 定員40名 子供達に対して運動指導を行う際、最初に行うのがウォーミングアップであり、 久保 潤二郎 ロバート パルカ 准教授 講師 (アジアコーチング科学協会 理事) (認定ストレングス& コンディショニングスペシャリスト) 実技指導も行います。)次に、スポーツ指導者としてのコーチングに関して、最 新の理論を紹介しつつ、グローバルな視点から日本におけるコーチングの問題点 について考え、子供達を伸ばすきっかけ作りについて学びます。 選択K|近現代史の多面的・多角的な考察 8月10日 / 定員30名 ここでは、最適なウォーミングアップについての理論と実践方法を講義します 児童・生徒に歴史への主体的関心をもたせ、歴史的事象と現代との関連を考 (トレーニングルームにおいて実技指導も行います)。また、子供達を指導する 久保 潤二郎 西川 誠太 ロバート パルカ 准教授 准教授 講師 (アジアコーチング科学 協会理事) (公益財団法人埼玉県 サッカー協会科学委員長) (認定ストレングス& コンディショニングスペシャリスト) 察するきっかけを与えるため、歴史上のトピックを、「私たちのような生き 際に留意すべき点として生まれ月の問題があり、生まれ月の違いが育成期のス た人間」の行為として感じさせる教え方を提示します。明治維新以来の、近 ポーツ活動でどのような影響を及ぼすのかを講義し、スポーツにおける相対的年 浅野 和生 齢効果について理解を深めます。 教授 酒井 正文 坂本 健蔵 加地 直紀 教授 教授 准教授 代国家の形成、戦争と平和の決断、新領土の獲得と放棄、戦後の政治改革と 新たな国際関係の構築など、近現代の主な事象について、主要人物、あるい (日本法政学会理事) (日本法政学会理事) (日本選挙学会理事) (元慶応大学講師) 選択E|学級活動・運営に活かす屋外レクレーション ~子どもの心をつかむ~ 8月8日 / 定員40名 はその時代の人々の当時の感覚に迫りたいと思います。 選択L|地図を使った楽しい授業づくり ~フィールドワークとGISの活用~ 8月10日 / 定員30名 学級会や「○○祭り」など各種の学校行事、学級活動・運営に活用できる屋内外のレクレー ションやゲーム等を、その効果と意義を踏まえながら具体的に提示します。国内外における 課題を設けて行う学習や作業的、体験的な学習など、生徒の主体的な学習を促す 先駆的な取り組みを含め、教育現場で適用可能と思われるメニューを厳選して紹介します。 学習の代表例としてのフィールドワークを、本学から鷲宮神社周辺にかけて行う 青木 智子 教授 高野 千春 准教授 さらに、発達段階や社会環境、集団の違いを意識しながら、どのような子どもたちにどのよ (臨床心理士 1級キャリアコンサルティング技能士) (筑波大学講師) うなレクレーションが適切であるかについて考えます。 平澤 香 特任教授 (日本学術会議学校地理教育小委員 日本地理学会地理教育専門委員) 選択F|新聞の活用とディベートの可能性 ~社会問題をどう授業に取り込むか~ 8月8日 / 定員40名 とともに、様々な地図の作成や活用を通して、その技能の向上を目指します。ま 獨協大学 た、情報を地図上で整理し、空間的に位置付けて認識することの楽しさを、授業 秋本 弘章 教授 (日本学術会議学校地理教育小委員 日本地理教育学会常任委員) における地理情報システム(GIS)の活用事例などを通して体験します。 選択M|特別な配慮が必要な子どもたちと保護者への対応 8月10日 / 定員30名 社会問題、時事問題を授業に取り込み、生徒の関心を高めるための手段として、ディベート 和田 修一 教授 佐々木孝夫 准教授 (元IISS[国際戦略問題 研究所]客員研究員) (元慶応大学講師) と新聞の活用策を提示します。ディベートは、その教育効果の高さから、研修や教育の現場 子どもたちをめぐる問題は、年々と複雑化し多様化しています。特に、特別支援教育のみ で積極的に活用されているところですが、ここでは、ディベートの本場、米国での動向を紹 ならず、特別な配慮を必要とする子どもを支援するには、特別支援や発達障害などについ て理解を深め、個々のこどもの困り感や特徴を十分に把握した上で、その子どもにふさわ 介するとともに、日本の教育現場に適したディベートの方法を考えます。また、NIE(教育 に新聞を)の活動も広く普及しつつありますが、その最新動向を、実演を交えながら紹介し 青木 智子 教授 ます。 (臨床心理士 1級キャリアコンサルティング技能士) 水國 照充 学生相談室カウンセラー (さいたま市SCスーパーバイザー 臨床心理士) しい支援ニーズを見極める必要があります。複数のケースを通して、子どもを学校・学 級・家庭でどのようにサポートすべきか、具体的な対処方法なども検討します。