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2014年度 - JA東西しらかわ

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2014年度 - JA東西しらかわ
DISCLOSURE
JA東西しらかわのディスクロジャー誌
JA東西しらかわ
事業のご案内
4
1
0
2/www.touzai7.com
h tt p : /
平成25年3月1日~平成26年2月28日
がんばろう
福島
は じ め に
日頃、皆さまには格別のご愛顧をいただき厚く御礼申し上げます。
JA東西しらかわは、情報開示を通じて経営の透明性を高めるとともに、当JAに
対するご理解を一層深めていただくために、主な事業の内容や組織概要、経営の内容
などについて、利用者のためにわかりやすくまとめた「ディスクロージャー誌201
4」を作成いたしました。
皆さまが当JAの事業について、さらにご理解されご利用いただくための一助とし
て、是非ご一読いただきますようお願い申し上げます。
今後とも一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
平成26年6月 東西しらかわ農業協同組合
J A 綱 領
― わたしたちJAのめざすもの ―
わたしたちJAの組合員・役職員は、協同組合運動の基本的な定義・価値・原則(自主、
自立、参加、民主的運営、公正、連帯等)に基づき行動します。
そして、地球的視野に立って環境変化を見通し、組織・事業・経営の革新をはかります。
さらに、地域・全国・世界の協同組合の仲間と連携し、より民主的で公正な社会の実現に
努めます。このため、わたしたちは次のことを通じ、農業と地域社会 に根ざした組織とし
ての社会的役割を誠実に果たします。 わたしたちは
1.地域の農業を振興し、わが国の食と緑と水を守ろう
1.環境・文化・福祉への貢献を通じて、安心して暮らせる豊かな地域社会を
築こう
1.JAへの積極的な参加と連帯によって、協同の成果を実現しよう
1.自主・自立と民主的運営の基本に立ち、JAを健全に経営し信頼を高めよう
1.協同の理念を学び実践を通じて、共に生きがいを追求しよう
編集・発行/JA東西しらかわ総務部総合企画室
ご あ い さ つ
平成 25 年度のJA事業運営、特に営農事業は、
「農家の所得の向上と生産・販
売力強化」
「安全・安心な農産物の生産と環境に配慮した農業」
「総合指導力
による農家経営の支援」を基本方針に取り組んできました。3本の矢プロジ
ェクトとして、1の矢として畜産センター設立による畜産の振興であります。
東白養畜組合と 4 月に合併し、新たな畜産事業のスタートをすることができ
ました。さらには、3 月 10 日に和牛繁殖振興大会及び 9 月 30 日には第 1 回
肉用牛共進会などを開催し、畜産事業を一層進めるとともに畜産事業経営基
盤の早期復興を目指し、管内の和牛生産意識の高揚を目的で取り組みました。
2の矢として農産物直売所とレストランを併設した「みりょく満点物語」の
営業開始であります。3 月にオープン以来 20 万人の来店者、2 億 2 千万円余
の売り上げを上げることができました。3の矢として植物工場「みりょく満
点やさいの家」であります。12 月に密閉型、完全人工型水耕栽培施設を完成
し、レタス等を中心とした、やさいの生産により風評被害払拭に向けてJA
として全国で初めて植物工場に取組んでいることを全国に発信し、産地復興
の起爆剤としていきたいと考えております。3本の矢によって、地域農業の活性化を柱として農業振興を実現と地域貢献を行い、
皆さまから愛される事業に取り組んでいきたいと思います。
施設の復旧についても、8月に震災で甚大な被害があった矢吹支店、中畑支店が統合し、矢吹中央支店、西部営農センターそし
て農業倉庫と農産物直売所を併用した施設としてオープンすることができました。また 3 月に表郷給油所の移転、9 月に棚倉農業
倉庫の改修、12 月に育苗センター作業所、事務所が完成いたしました。これらの施設を地域の復興に役立てていきます。
また、昨年に引き続き女性グループの活動に助成金等を交付する事業「プロジェクト 1000」を行いました。家庭を守る女性に
いつも輝き心もわくわくと毎日を健康に暮らせるよう活動グループに応援する目的で行っております。平成 25 年度は、昨年の2
倍の登録があり、49 団体、511 名の登録がありました。3 年目は 100 団体を目標に地域の活性化に役立てていきたいと思います。
農業を取り巻く情勢は厳しい状況の中、未だ結論が出ないTPP交渉。
「TPPに関して守るべき国益」の米、牛肉などの重要
5品目の担保をめぐって緊迫した状況であり、今後の農業情勢に深刻な打撃を与えかねません。TPPは、農業問題だけでなく食
の安全・安心、医療・保険など多くの国民が懸念を抱いている問題であり国民生活に直結し、国家の主権を揺るがしかねない重大
な問題を含んでおります。TPPから食と暮らし・いのちを守るため、引く続きJAグループ一丸となって断固阻止の運動を貫い
てまいります。
平成 28 年 3 月合併に向けて、県南地区 4JA(JA東西しらかわ、JAしらかわ、JAすかがわ岩瀬、JAあぶくま石川)に
ついては、合併推進協議会を設立後、組合員や地域住民に選ばれるJAづくりを目指し準備を進めております。
震災からの復旧・復興と共に農協運営の基本に立ち返り、二宮尊徳翁が唱えた報徳訓「至誠・勤労・分度・推譲」を農協運動の
原点として、地域協同組合として地域発展と地域貢献に邁進していく所存であります。
今年も私どものJAの事業内容等についてまとめた「2014年版ディスクロジャー誌」を作成いたしました。
今後とも、組合員の皆様をはじめ、関係機関のご指導、ご協力をお願い申し上げ、ご挨拶といたします。
2014年6月
東西しらかわ農業協同組合
代表理事組合長
鈴 木 昭 雄
JA東西しらかわの
経 営 理 念 ・ 運 営 方 針
はじめに
JAがめざす経営理念、運営方針等は次の通りです。役職員すべてがこれら
の理念等にもとづいて行動し、組合員の負託に応えることはもちろんのこと、
JAに課せられた社会的使命を果たしていくものです。
私たちのめざすもの(JAの理念)
−輝く未来への道しるべ−
"瑞穂の国"を支える、食と農の発展に貢献します
未来につづく、地球にやさしい暮らしを応援します
協同組合の基本的な価値に基づいて行動します
輝く未来へのみちしるべ
21世紀の輝かしい未来に向かって、未知の世界を切り開き、農と暮らしの創造を築き上げ、
そのめざすべき未来への方向性を生み出していくための道標を、JAが担って行くという意味。
JA運営の方針
アクアくん
(長男)
ウッディーくん
(次男)
1.組合員・地域の多様なニーズにいつもしなやかに応えて
いきます
2.自主・自立の基本に立ち情報を明らかにし、健全経営に
つとめます
3.新世代に対して魅力ある活動を展開し、組織の活性化を
はかります
4.長寿社会の到来に向け、健康で心豊かな暮らしづくりを
目指します
5.JA運動をにない信頼される
人づくりのために、教育を徹底
します
選ばれる
JAへ
バベルくん
(三男)
JA東西しらかわのマスコットです
JA東西しらかわの
経 営 方 針 ・ 経 営 管 理 体 制
経営方針
◆営農・経済事業部門
地域の環境と実態に即した農業振興に努め、多様な担い手づくりと多彩な産地づ
くり、消費者の視点に立った安全・安心な農畜産物の生産と提供に取り組みます。
当JAでは、市町村と連携し、認定農業者の育成や集落営農の推進、農業生産法
人や特定農業団体の設立の推進を図ります。さらに、販売力の強化と営農経済渉
外員の活動の充実、流通コストの低減等に取り組み、農家所得の向上を図ります。
◆信用事業部門
組合員・利用者の満足度向上を目的とした事業展開を図り、「農業と地域に貢献
できる地域金融機関」として、より「便利」でより「安心」なJAバンクをめざ
します。この目標の達成に向け、信頼されるJAを徹底的に追求した活動を展開
し、収益力の向上と顧客基盤の拡充を図るとともに、事業推進体制の強化に取り
組みます。
◆共済事業部門
JA共済は、地域に根ざした農業協同組合の共済事業として、組合員等利用者一
人ひとりのライフサイクルやライフスタイルに応じた「ひと、いえ、くるま」の
生活総合保障を提供し、地域における満足度・利用度NO.1をめざします。
経営執行体制
◆経営執行体制
当JAは農業者により組織された協同組合であり、正組合員の代表者で構成され
る「総代会」の決定事項を踏まえ、総代会において選出された理事により構成さ
れる「理事会」が業務執行を行っています。また、総代会で選任された監事が理
事会の決定や理事の業務執行全般の監査を行っています。
各協力組織・生産者の意見・要望をJA運営に速やかに反映させるため、組合の
業務執行を行う理事には、女性部からの登用のほか、青年部及び生産者連絡協議
会の代表を参与として登用しています。
また、信用事業については専任担当の理事を置くとともに、農業協同組合法第30
条に規定する常勤監事及び員外監事を設置しガバナンスの強化を図っています。
目
次
事業概況等
Ⅰ.事業の概況等
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
Ⅱ.トピックス(平成25年度) ・・・・・・・・・・・・・・ 6
Ⅲ.社会的責任と貢献活動
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
リスク管理体制
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
法令遵守体制
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14
内部監査体制
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14
金融ADR制度への対応 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15
貸出運営の考え方
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16
金融商品の勧誘方針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16
個人情報保護方針
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17
コンプライアンス態勢図 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18
自己資本比率の状況
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19
主な事業の内容
・営農・経済事業
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20
・信用事業
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22
・JAバンクシステムについて ・・・・・・・・・・・・・ 26
・共済事業
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27
・JA東西しらかわ満点農産物マップ ・・・・・・・・・ 28
・JA東西しらかわ信用マップ ・・・・・・・・・・・・・ 29
資
料
編
貸借対照表
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32
損益計算書
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33
注記表
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34
剰余金処分計算書
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42
部門別損益計算書
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 43
損益の状況
1.最近の5事業年度の主要な経営指標 ・・・・・・ 45
2.利益総括表
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45
3.資金運用収支の内訳
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 46
4.受取・支払利息の増減額
・・・・・・・・・・・・・・・ 46
事業の概況
1.信用事業
(1)貯金に関する指標
①科目別貯金平均残高
・・・・・・・・・・・・・・・・・ 46
②定期貯金残高
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47
(2)貸出金等に関する指標
①科目別貸出金平均残高
・・・・・・・・・・・・・・・ 47
②貸出金の金利条件別内訳残高 ・・・・・・・・・・ 47
③貸出金の担保別内訳残高
・・・・・・・・・・・・・ 47
④債務保証の担保別内訳残高
・・・・・・・・・・・ 48
⑤貸出金の使途別内訳残高
・・・・・・・・・・・・・ 48
⑥貸出金の業種別残高
・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48
⑦リスク管理債権の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 49
⑧金融再生法開示債権区分に基づく保全状況
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49
⑨元本補てん契約のある信託に係る貸出金のリス
ク管理債権の状況
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50
⑩貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 ・・ 50
⑪貸出金償却の額
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50
(3)内国為替取扱実績
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50
(4)有価証券に関する指標
①種類別有価証券平均残高 ・・・・・・・・・・・・・・ 51
②商品有価証券種類別平均残高 ・・・・・・・・・・ 51
③有価証券残存期間別残高 ・・・・・・・・・・・・・・ 52
(5)有価証券等の時価情報等
①有価証券の時価情報
・・・・・・・・・・・・・・・・・ 52
②金銭の信託の時価情報
・・・・・・・・・・・・・・・ 52
③金融先物取引等、金融等デリバティブ取引、有価
証券店頭デリバティブ取引
・・・・・・・・・・・ 52
2.共済取扱実績
(1)長期共済新契約高・長期共済保有高 ・・・・・ 52
(2)短期共済新契約高
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 53
3.農業関連事業取扱実績
(1)買取購買品(生産資材)取扱実績 ・・・・・・・・ 53
(2)販売品取扱実績
① 受託販売品
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 53
② 買取販売品
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 54
(3)農業倉庫事業取扱実績
・・・・・・・・・・・・・・・・ 54
(4)利用事業取扱実績
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 54
(5)加工事業取扱実績
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 54
4.生活その他事業取扱実績
(1)買取購買品(生活物資)取扱実績 ・・・・・・・・ 55
(2)利用事業(生活関連)取扱実績 ・・・・・・・・・ 55
(3)旅行事業取扱実績
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 55
(4)福祉事業取扱実績
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 55
5.指導事業
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 56
経営諸指標
1.利益率
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 56
2.貯貸率・貯証率
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 56
自己資本の充実の状況
1.自己資本の構成に関する事項
・・・・・・・・・・・ 57
2.自己資本の充実度に関する事項 ・・・・・・・・・・ 58
3.信用リスクに関する事項
・・・・・・・・・・・・・・・ 59
4.信用リスク削減手法に関する事項 ・・・・・・・・ 62
5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリ
スクに関する事項
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 63
6.証券化エクスポージャーに関する事項 ・・・・・ 63
7.出資等又は株式等エクスポージャーに関する事項
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 64
8.金利リスクに関する事項
・・・・・・・・・・・・・・・ 66
連結情報
グループの概況
(1) グループの事業系統図
・・・・・・・・・・・・・・・
(2) 子会社等の状況
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(3) 連結事業概況
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(4) 最近5年間の連結ベースの主要な経営指標
連結貸借対照表
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
連結損益計算書
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
連結キャッシュ・フロー計算書
・・・・・・・・・・・・・
連結注記表
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
連結剰余金計算書
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
連結ベースのリスク管理債権の状況 ・・・・・・・・・・
連結ベースの事業別経常収益
・・・・・・・・・・・・・・・
連結自己資本比率の状況
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
連結自己資本の充実の状況
1.自己資本の構成に関する事項 ・・・・・・・・・・・・
2.自己資本の充実度に関する事項 ・・・・・・・・・・
3.信用リスクに関する事項
・・・・・・・・・・・・・・・
財務諸表の正確性等にかかる確認 ・・・・・・・・・・・・
70
70
71
72
73
74
75
76
87
88
88
89
90
91
92
95
JAの概要
組織機構図 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 98
当JAの組織等
地区
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 99
役員構成
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100
組合員数
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100
組合員組織の状況
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・101
JAのあゆみ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 104
店舗一覧及びATM設置状況 ・・・・・・・・・・・・・・・ 106
事業概況等
平成25年3月1日~平成26年2月28日
1
Ⅰ.事 業 の 概 況 等
東日本大震災や東京電力福島第1原子力発電所事故から2年が経過し、昨年から引き続き挑戦的な事業を展
開してまいりました。東日本大震災から着実に復旧・復興を進める中、原発事故による風評被害による農畜産
物販売価格の低迷や被災施設復旧など、課題が山積し困難な状況が未だに続いています。
震災の影響が長引く中、当JAはいち早く復旧に取組み、震災前以上の復活を果たすため、被災施設の整備・
建設に取組みました。特に西部地区では、矢吹支店及び中畑支店を西部営農センター関連施設とあわせ移転し、
新たに矢吹中央支店として誕生いたしました。
また、新規事業として、3 月にはファーマーズマーケット「みりょく満点物語」の営業開始、4 月には東白
養畜農協との合併により畜産振興の新たな拠点として畜産センターを設置、そして 12 月には、風評被害を払
拭し地域農業の先進的モデルである植物工場「みりょく満点・やさいの家」を竣工いたしました。
「地域農業戦略」
「地
このような中、新たな協同の創造3か年計画「第 4 次かがやきプラン」初年度の本年は、
域くらしの戦略」
「組織基盤の戦略」を柱とし、農畜産物の信頼回復と組合員営農・生活の安定に向けて農畜
産物供給体制の再構築をすすめとともにJA経営の基盤強化に努めました。また、風評被害等により農家経営
が逼迫するなか、東京電力への損害賠償請求にも積極的に取り組み、農家経営の安定化に努めました。
また平成 26 年 2 月に甚大な被害のあった豪雪被害は、パイプハウス被害で 720 棟以上、3 億 4 千 8 百万円
を上回る被害が発生し、今後の農業経営に影響を及ぼしております。農業者の高齢化が進む中、経営存続が危
ぶまれる状況も懸念されます。今後は、被災施設の復旧と農業経営の整備を行ってまいります。
1.指 導 事 業
営 農 指 導
生 活 指 導
今年度は原発事故から 3 年目を迎えましたが、
依然
として残る農畜産物の風評被害からの信頼回復に努
めると共に、食料・農業・農村をめぐる環境変化や農
政の転換期をむかえ、地域農業生産基盤作りと農業所
得の向上や担い手対策に取り組みました。経営所得安
定対策事業については、いままで取り組んでいた稲W
CS、飼料用米、加工用米に加えて新たに備蓄米にも
取り組み、稲WCSは 95.3ha、飼料用米 115.7ha、
備蓄米は 21.4ha と全体で約 232.3ha で前年度より
28.5ha、114%の増加になりました。また引き続き地
位間調整を積極的に取り組み農家所得の向上に努め
女性部が実施する「あぐり講座」を重点に、家庭と
農業を守るための営農・生活に関する知識・情報の取
得を目的に幅広い事業に取り組みました。
今年 10 年目を迎えた本事業は普段の生活ではなか
なか経験のできない内容で、講演会・ハイキング・健
康体操など心身ともに豊かな生活に役立つ内容とな
り、多数の部員が参加しました。
ました。
●営農指導収支報告
(単位:千円)
那須高原でのハイキング
2
2.販 売 事 業
米
穀
畜
平成 25 年産水稲の福島県の作況は平年を上回り
産
平成 25 年度は、東白養畜農業協同組合との合併
により、4 月 1 日畜産センターを新設し、生産検
「104」となり(全国平均「102」
)ました。
JAでは、独自策として、米袋の無償化と大口奨励
等を行い、追加払いを年内に実施し、生産者の所得向
査・登録業務・出荷業務・データ管理等、専門的
業務による管理体制の確立に努めました。
上に取組みました。
園
営農センター別販売高
芸
平成 25 年度も首都圏を中心に「風評被害払拭キャ
センター名
(単位:千円)
西部
中部
東部
合
計
ンペーン」を継続的に実施しました。また、食の安全・
米
穀
657,503
590,105
427,930
1,675.538
安心のため、各専門部会を中心にとした生産履歴記帳
園
芸
583,270
345,549
535,495
1,464,314
畜
産
167,735
184,543
507,589
859,867
合
計
1,408,509
1,120,197
1,471,014
3,999,719
運動の強化に取組むとともに、夏秋・秋冬野菜専門部
会では、取引市場へ出向き全ての「みりょく満点」農
産物を対象とした、放射性物質スクリーン検査、残留
農薬検査及び機能性成分分析による安全・安心の確保
(単位:千円)
等についての取り組みをPRしました。昨年 3 月に
は、JAファーマーズマーケット
「みりょく満点物語」
をオープンし、生産者の所得向上、更には地産地消活
動の一環として、地元野菜を使った「旬彩レストラン
山ぼうし」での食材・料理等の提供に取り組みました。
1 月には、完全人工光型水耕栽培「みりょく満点やさ
いの家」が稼働し、安心安全はもちろん美味しさを
追求した野菜栽培を開始しました。
3.加 工 事 業
加工事業は、コンニャクを荒粉乾燥、精粉加工
するとともに、年間共計販売をすすめ、キムチや
刺身こんにゃくの製造・販売に取り組みました。
(単位:千円)
項
加
加
差
工
工
収
費
目
益
用
引
金
額
7,988
8,444
△457
J A で 開発した加工 品
4.利 用 事 業
利用事業は、カントリーエレベータ(1 基)
、ラ
イスセンター(3 基)の効率的運用により、組合
員の投資軽減と労働力の効率化、高品質な作物生
産を推進しました。
3
5.購 買 事 業
平成 25 年度も引き続き国の補助事業を活用し、よ
り安全安心な農産物生産のため放射性物質抑制資材
の塩化カリを確保し供給に努めました。
利用率向上のため各営農センターと連携し、重点品目
の設定を行い、購買事業利用のメリットの更なる有効
性を活かせる価格体系の設定・仕入機能の充実・仕入
機能の充実を図り、価格交渉や在庫品の徹底管理によ
る一括仕入れを実施いたしました。特に肥料について
は、予約申込による「12 月・1 月早期配送価格」の
継続的実施や製造元直送、多様な奨励措置制度による
生産コスト低減及び多様化する組合員のニーズに応
える事業展開に取り組みました。また、肥料・農薬・
資材などの主力品目については、共通の「水稲そさい
購買品供給高実績
栽培の手引き」を作成し全職員で肥料・農薬・資材の
全戸予約推進運動を展開いたしました。
ガソリンスタンドにおいては、週 3 日営業 6 年目
を迎え、コストを抑えることで低価格での供給を実現
し、地域のプライスリーダーとして組合員に定着を図
りました。灯油事業については定期配送を軸に展開し
てきました。
営農センター別購買品供給高
(単位:千円)
(単位:千円)
供給高
2,825 百万円
営農センター
西部営農
中部営農
東部営農
食材
合計
生産資材
449,479
440,033
519,107
202
1,408,821
農機・自動
車・燃料
205,599
458,220
346,566
―
1,010,385
生活資材
74,430
102,719
104,915
128,603
410,727
合 計
729,508
1,001,032
970,588
128,805
2,829,933
6.旅 行 事 業
組合員及び利用者に一番近い旅行窓口を目指し、安
心な内容の旅行商品を提供しました。各営農センタ
ー・支店による企画旅行「さっぽろ雪まつりツアー」
を実施しました。全体企画旅行の「世界遺産とヒマラ
ヤ ネパール 6 日間」を実施し、43 名のかたに参加し
ていただきました。また、毎年恒例の「チビッコファ
ンタジー」も 7・8 月に実施され 177 名の参加により楽
しい思い出づくりができたと思います。
恒例の「チビッコファンタジー」の様子
7.高齢者福祉事業
地域介護保険サービス事業所の一員として地域と
の連携強化による専門性の向上、研修等年間を通して
サービスの質の向上等を務め、前年を上回る実績を上
げることができました。
また、「居宅介護支援事業所」は利用者の望む生活
延べ利用者数
居宅介護支援事業
訪問介護事業
福祉用具貸与事業
収 支 差 引
(単位:人)
平成25年度実績
856
1,310
2,118
4,284
の実績に向けたケアマネジメントを伝えるよう取り
組みました。福祉用具事業については、専門的に、ス
ピーディに利用者もニーズに対応した事業展開をし
てまいりました。
収支実績
収 益
費 用
収 支 差 引
(単位:千円)
平成25年度実績
124,478
60,024
64,454
(注)収益・費用は利用事業に含まれています。
4
8.信 用 事 業
平成 25 年度は昨年に引き続き、震災・原
発事故により被災した農家経営の復興のた
め、農家経営安定資金やJA独自資金の提
供に努めてまいりました。このような中、
貯金については 10 周年定期貯金の満期・建
築資金等使用により減少したがキャンペー
ンでの定期貯金の獲得、そして年金の獲得
等により年度末残高は 543 億円となり前年
比では 101%となりましたが、計画比では
98%と計画を下回った。一方貸付金につい
ては、震災後復興に係る住宅建設が進む中
で復興応援金利・ロ-ン相談会等の効果も
あり、新規実行件数目標は達成したが、地
公体等の大口償還により貸付残高は約 131
億円と前年比 97%・計画比 97%となり計画
を下回りました。
支店別 貯金・貸出金実績
(単位:千円)
表郷 矢吹中央 棚倉 矢祭
貯金 8,627
14,634 10,153 5,875
貸出金 1,915
3,641 2,180 1,094
貯貸率 22.2
24.9 21.5 18.6
塙
9,415
2,207
23.4
(単位:百万円・%)
鮫川 本店
合計
5,652
13 54,369
1,020 1,040 13,097
18.0
24.1
9.共 済 事 業
平成 25 年度は、
「ひと・いえ・くるまの
総合保障」の確立、将来への基盤づくりの
強化、地域特性に応じた推進方策の展開を
してまいりました。第 4 次かがやきプラン
の初年度として既契約者に対する「3Q訪
問活動」と未加入者に対する「はじまる活
動」を 2 つの柱として展開し、長期共済新
契約 230 億円となりました。
長期共済保有高
3,428 億円
平成 25 年度共済金支払の状況
項 目
種別
養
共
老
死
後
生
命
入
済
そ
亡
遺 障
共
害
済
共 済
通
の
終
長
期
共
済
身
こ
共
共
死
後
ど
も
入
済
そ
計
亡
遺 障
療
済 後
入
済 そ
共
・
が
ん
共
遺
亡
障
亡
遺
共
害
共
済
済
金
死
後
済 入
済
害
通
共
済
の
共
遺
亡
障
建
更
そ
自
済
傷
小
共
の
動
車
共
対
対
済 搭
共
害
通
災
共
災
害
害
共
他 満
期
小 計
車
自
然
・
両
計
金
金
院
他
計
共
済
済
の
火
金
金
院
他
共
障
金
金
院
他
計
通
の
そ
小
短
期
共
済
済
共 済
小
年
長期共済新契約高 230 億円
共
害
通
の
小
死
医
金
金
院
他
小
死
後
済 入
そ
小
金
金
院
他
計
共
年
共
済
金
済
済
金
金
計
金
等
済
人
共
済
物
共
済
乗
者 共
済
金
金
金
金
車 両 諸 費 用 共 済 金
人 身 傷 害 共 済 金
小
傷
害
火
自
賠
償
計
済
共
災
賠
共
責
責
任
小 計
合 計
(単位:件・千円)
件 数
済
済
共
共
済
27
1
327
8
363
33
3
508
10
554
0
0
57
16
73
1
0
236
24
261
3
0
1
0
4
63
66
0
129
4,096
5,480
533
116
551
47
271
211
1,729
16
2
122
1
1,870
7,350
金 額
203,307
5,000
53,762
6,600
268,669
135,012
3,200
85,170
10,700
234,082
0
0
3,856
14,400
18,256
50
0
28,753
5,107
33,910
5,095
0
259
0
5,354
15,707
33,832
0
49,539
3,067,316
3,677,126
123,064
37,333
128,523
18,870
11,875
48,360
368,024
470
100
123,110
16
491,720
4,168,847
5
Ⅱ.トピック(平成25年度)
○農業復興対策
【直売所「みりょく満点物語オープン」
・植物工場「みりょく満点やさいの家」完成】
風評被害払拭と地域活性化の起爆剤として、平成 25 年 3 月 29 日に農産物直売所「みりょく満点物
語」がオープン。平成 25 年 12 月 24 日には、植物工場「みりょく満点やさいの家」が完成しました。
【農産物直売所「みりょく満点物語」
】
同施設は農産物直売所にレストランを併設しました。
内装にこだわり、モダンな雰囲気の旬彩レストラン“山
ぼうし”では、新鮮で旬の地元食材をふんだんに使い、
料理から季節を感じていただけます。常時 10 種類から
選べるランチの前菜バイキングは特に人気を集めていま
す。
さらに、
管内酪農家の震災復興のシンボルにしようと、
みりょく満点物語 外観
ミルクプラントを設置。ソフトクリームのほか全国でも
珍しい生乳を提供し、6次産業化にも取り組みました。
【植物工場「みりょく満点やさいの家」
】
植物工場(完全人工光型水耕栽培施設)は、光源に
蛍光灯・LEDを使用し、養液栽培で植物を生育。栽
培空間を閉鎖することで外気を遮断し、土を使用しな
い水耕栽培で放射性物質に汚染される心配のない野
菜を無農薬栽培します。
大きな特徴として、生産された野菜は洗わず食べる
ことができ、栽培の施肥設計により機能性野菜による
新しい食の提案が可能となります。風評被害払拭に加
植物工場「みりょく満点やさいの家」
え機能性成分を追求して立ち上げたJAオリジナル
収穫の様子
「みりょく満点」ブランドの底上げに取り組みました。
○【東日本大震災・原発被害復興大会】
平成 25 年 3 月 11 日に東日本大震災・原発被災復興
大会を行いました。
復興に向け新事業を挑戦的に進め、
組合員のためにJAが最善を尽くし、心の満足を得ら
れる取り組みを確認し、
参議院議員の荒井広幸氏が
「東
日本大震災の復興の現状と対策」というテーマで講演
がんばろう三唱をする役職員
が行われました。
6
【風評被害払拭キャンペーン】
平成 25 年度も引き続き関東方面を中心に「風評被害払
拭キャンペーン」を行い、消費者に農産物の安全性をP
Rしました。千葉県船橋市、東京都墨田区など地元の商
店街の協力を受け、みりょく満点米、イチゴ、ほうれん
草、シイタケなど農産物を販売しました。
千葉県船橋市でのキャンペーン
○地域貢献活動
【復興支援ボランティア活動】
平成 25 年 7 月から 8 月にかけて、職員の資質向上を
目的に毎年行っている全体職員研修で復興支援ボランテ
ィア活動を行いました。
被災地の復興がなかなか進まない中、同じ県民として
復興支援をしたいと考え、社会貢献活動の一環で役職員
総勢 160 名が参加しました。南相馬市小高区の荒れてし
まった畑の草刈り、倒壊し手付かずになっている納屋や
ハウスの解体作業、津波で被災した住宅の家財搬出作業
納屋の解体作業を行う職員
などを行いました。
○JA施設等の復旧・復興対策
平成 25 年度も引き続きJA施設等の復旧に力を注ぎました。
震災により甚大な被害を受けた西部地区の矢吹支店、中畑支店及
び西部営農センター施設、農業倉庫、資材倉庫が全壊となりまし
た。JA管内の農業再生・復興に向けて農業者が安心し、希望を
持って農業生産に取り組める環境を整備し、これまで以上に地域
に密着して組合員、地域住民と共に前進しなければと考え、7 月
31 日に矢吹中央支店、西部営農センター施設、西部共同農業倉庫
を新築しました。9 月 12 日に、震災被災を受けた中部営農センタ
矢吹中央支店、西部営農センター、西
ー棚倉 8 号倉庫についても取り壊しを行い、棚倉支店内の野菜集
部共同農業倉庫
出荷場を改装し、農業倉庫、野菜集出荷所、農産物検査を行う倉
庫が完成しました。東部・中部営農センター購買倉庫が3月18
日に完成、さらには育苗センター作業所及び事務所が12月16
日に完成しました。今後は、旧棚倉支店施設にあったガス・食材
センターが5月に完成、西部地区の中畑給油所は、7月に完成を
予定しております。
棚倉農業倉庫
7
Ⅲ.社会的責任と貢献活動
組合員の営農と生活を守るというJA本来の責任と併せて、安全、安心な食料の安定供給
の確保、環境保全、地域社会への貢献という社会的責任を実現する活動を展開しています。
1.JAのもつ社会的責任と公共的使命を認識し、健全な事業運営の徹底をはかっています。
農協法第1条においては、
「農民の協同組織の発達を促進し、もって農業生産力増進と農民の経済的社
会的地位の向上をはかり、あわせて国民経済の発展を期することを目的とする。
」と規定されています。
このようにJAには、社会的責任と公共的使命が負託されており、あわせて協同組合組織としての存
在目的との両立が求められていることを、私たちはいつも意識して事業を遂行していきます。
こうした社会的責任と公共的使命を全うするためには、業務の健全かつ適切な運営とそれを通じた揺
るぎない信頼の確立が不可欠です。
このためJAにあっては、経営の自己責任原則を徹底するとともに、倫理に関するルールを構築し、
これを組織全体に浸透・定着させています。
2.「農」と「共生」の地域社会づくりによる、安心して暮らせる地域社会への貢献活動を
行っています
・地方分権がすすみ市町村の役割が重要となる中
で、JA東西しらかわは市町村はじめ関係機関と連
係して、
「農」と「共生」の地域社会づくりをすす
めていきます。
さらにJAの総合事業を通じて地域住民が必要
とするサービスを的確かつ効率的に提供する こ
とにより、地域への貢献を果たしていきます。
・JAまつりの開催や市町村産業祭への参加、
市民農園の開設や学童農園への協力など地域
住民との交流をいっそう深める活動を展開し
ています。そしてグリーンツーリズム、ファー
マーズマーケットなど都市との交流を促進し、
農業・農村の多面的機能の発揮により、農村の
活性化をはかっています。
・食の安全・安心に関心が集まる中、
「食」と「農」
の重要性と地域の「農のある自然」を地域の子供た
ちにも知ってもらう食農教育にも積極的に取り組
んでいます。
8
3.地域貢献情報
JA東西しらかわは、白河市表郷、東白川郡棚倉町、塙町、矢祭町、鮫川村、西白河郡矢吹町と岩瀬郡
天栄村の一部を事業区域として、農業者を中心とした地域住民の方々が組合員となって、相互扶助(お互
いに助け合い、お互いに発展していくこと)を共通の理念として運営される協同組織であり、地域農業の
活性化に資する地域金融機関です。
当JAの資金は、その大半が組合員の皆さまなどからお預かりした、大切な財産である「貯金」を源
泉としております。当JAでは資金を必要とする組合員の皆さま方や、地方公共団体などにもご利用い
ただいております。
当JAは、地域の一員として、農業の発展と健康で豊かな地域社会の実現に向けて、事業活動を展開
しています。
また、JAの総合事業をつうじて各種金融機能・サービス等を提供するだけでなく、地域の協同組合
として、農業や助けあいを通じた社会貢献に努めています。
地域からの資金調達の状況
(1)貯金・積金残高
543 億 7 百万円
(2)貯金商品
「スプリング」、「ナツトク」、「ホクホク」の各種キャンペーンを実施し、
シーズンマーケティングを実践。定期貯金、定期積金のご契約者に対し
て”ちょきんぎょ”グッズをプレゼントするなど、幅広いお客様に好評
をいただいております。また、みりょく満点金融商品として、
「給振定
期貯金」や定年退職を迎えた方の第二の人生を応援する特別優遇金利商
品「退職金定期貯金」を販売しております。
地域への資金供給の状況
(1)貸出金残高
130 億 96 百万円
(うち組合員
(うち地方公共団体
85 億 40 百万円)
23 億 17 百万円)
(うちその他
22 億 39 百万円)
(2)制度資金取扱状況
地域農業の発展と豊かな暮らしづくりを支援するため、各種制度資金を取り扱っております。
・農業近代化資金
農業者等が農業の近代化と新たな事業展開を図るために必要な長期資金を提供します。
・その他制度資金
農業の担い手自らの創意工夫により新たなチャレンジを応援する「農業改良資金(無利子)」
や新規就農者向け「就農支援資金(無利子)」、自然に左右される農業経営の安定を図るた
め「農家経営安定資金」などを取り扱っています。
また、住宅金融支援機構、日本政策金融公庫の取り扱いも行っております。
(3)融資商品
組合員をはじめ、地域にお住まいの方々の暮らしや農業の振興、また地域経済の発展にお役に立て
るよう、特別金利による融資商品をご用意しております。
・東日本大震災被害住宅のリホームローン特別金利や震災・原発事故被害に対する災害資金等
9
を取扱っております。
・特別金利での「教育ローンキャンペーン」、「マイカーローンキャンペーン」を実施してお
ります。
・住宅の新築や増改築のほか、他金融機関からのお借換えにもご利用頂ける住宅ローンやリホ
ームローンをお取扱いしております。
・組合員の皆様の農業経営を支えるための資金として、広くご活用頂ける「アグリマイティー
資金」や農機具・ハウス等の購入資金として「農機ハウスローン」等をお取扱いしておりま
す。
・休日ローン相談会を年5回(3月5月8月10月1月)開催しております。
合格祈願米の贈呈
地域の産業祭への参加
健康教室の開催
年金相談会
文化的・社会的貢献に関する事項
(1)文化的・社会的貢献に関する事項
地域の一員として産業祭などの地域イベントへの積極的な参加をはじめ、JAバンク食農教育応援事業や美化
運動の実施、また高齢者福祉事業の積極展開など、地域の発展のため積極的な活動を行っています。
(2)利用者ネットワーク化への取り組み
年金友の会の会員同士の交流の場として、毎年ゲートボール大会を開催。平成 25 年度は第 6 回ゴルフ大会と第
7 回芸能祭を開催しました。また、JA女性部会員を対象に「あぐり講座」を開催。農家の営農と生活を支える
主婦の交流と学習の場として、4 回の講座を開催しました
年金友の会の各種イベント
あぐり講座の様子
(3)情報提供活動
平成 13 年 3 月より、組合員と地域の皆様へJAの活動を発信するとともに、広いJA管内のひとつの交流の場
として、広報誌「かがやき」を毎月発刊しております。また、ホームページを通じて、JA東西しらかわの情報
を発信しております。
(4)店舗体制
本店1、営農センター3、支店6、ATM設置台数19
10
リ ス ク 管 理 体 制
基本方針
組合員・利用者の皆さまに安心してJAをご利用いただくためには、より健全性の高い経
営を確保し、信頼性を高めていくことが重要です。
このため、有効な内部管理態勢を構築し、直面する様々なリスクに適切に対応すべくリス
ク管理体制を整備し、認識すべきリスクの種類や管理体制と仕組みなど、リスク管理の基本
的な体系を整備しています。
また、この基本方針に基づき、収益とリスクの適切な管理、適切な資産自己査定の実施な
どを通じてリスク管理体制の充実・強化に努めています。
①
信用リスク管理
信用リスクとは、信用供与先の財務状況の悪化等により、資産(オフ・バランスを含む。)
の価値が減少ないし消失し、金融機関が損失を被るリスクのことである。当JAは、個別の
重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定する。また、通常の貸出取
引については、本店に融資審査課を設置し各支店と連携を図りながら、与信審査を行う。審
査にあたっては、取引先のキャッシュ・フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、
担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行う。貸出取引において資産の健全
性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正に行う。不良債権については管理・回収
方針を作成・実践し、資産の健全化に取り組む。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金に
ついては「債権の償却・引当基準」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努め
る。
②
市場リスク管理
市場リスクとは、金利、為替、株式等の様々な市場のリスク・ファクターの変動により、
資産・負債(オフ・バランスを含む。)の価値が変動し、損失を被るリスク、資産・負債から生
み出される収益が変動し損失を被るリスクのことである。主に金利リスク、価格変動リスク
などをいう。金利リスクとは、金利変動に伴い損失を被るリスクで、資産と負債の金利又は
期間のミスマッチが存在している中で金利が変動することにより、利益が低下ないし損失を
被るリスクをいう。また、価格変動リスクとは、有価証券等の価格の変動に伴って資産価格
が減少するリスクのことである。
当JAでは、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールする
ことにより、収益化及び財務の安定化を図る。このため、財務の健全性維持と収益力強化と
のバランスを重視したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析などを実施し、金融情
勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努める。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当J
11
Aの保有有価証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を
定めるとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情報交換及
び意思決定を行う。運用部門は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された
方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行う。運用部門が行った取引について
はリスク管理部門が適切な執行を行っているかどうかチェックし定期的にリスク量の測定を
行い経営層に報告する。
③
流動性リスク管理
流動性リスクとは、運用と調達のミスマッチや予期せぬ資金の流出により、必要な資金確
保が困難になる、又は通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされることにより
損失を被るリスク(資金繰りリスク)及び市場の混乱等により市場において取引ができない
ため、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされることにより損失を被るリスク
(市場流動性リスク)のことである。
当JAでは、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成し、
安定的な流動性の確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資判断を行
う上での重要な要素と位置づけ、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握したうえで、運
用方針などの策定の際に検討を行う。
④
オペレーショナル・リスク管理
オペレーショナル・リスクとは、業務の過程、役職員の活動もしくは、システムが不適切
であること又は外生的な事象による損失を被るリスクのことである。
当JAでは、収益発生を意図し能動的な要因により発生する信用リスクや市場リスク及び
流動性リスク以外のリスクで、受動的に発生する事務、システム、法務などについて事務処
理や業務運営の過程において、損失を被るリスクと定義している。事務リスク、システムリ
スクなどについて、事務手続を整備し、定期検査等を実施するとともに、事故・事務ミスが
発生した場合は速やかに状況を把握する体制を整備して、リスク発生後の対応及び改善が迅
速・正確に反映ができるよう努める。
⑤
事務リスク管理
事務リスクとは、役職員が正確な事務を怠る、あるいは事故・不正等を起こすことにより金
融機関が損失を被るリスクのことである。当JAでは、業務の多様化や事務量の増加に対応し
て、正確な事務処理を行うため事務手続きを整備するとともに、自主検査を実施し事務リスク
の削減に努める。
また、事故・事務ミスが発生した場合には、発生状況を把握し改善を図るとともに、内部監
査により重点的なチェックを行い、再発防止策を実施する。
⑥
システムリスク管理
システムリスクとは、コンピュータシステムのダウン又は誤作動等、システムの不備に伴
い金融機関が損失を被るリスク、さらにコンピュータが不正に使用されることにより金融機
12
関が損失を被るリスクのことである。当JAでは、コンピュータシステムの安定稼働のため、
安全かつ円滑な運用に努めるとともに、システムの万一の災害・障害等に備える。
リ ス ク 管 理 態 勢 図
総
代
会
理
事
会
監
事
会
専門委員会(総務委員会・金融共済委員会・営農経済委員会)
ALM委員会
金利リスク
市場リスク
流動性リスク
債権管理委員会
信用リスク
他事業運用リスク
その他のリスク
13
法
令
遵
守
体
制
利用者保護への社会的要請が高まっており、また最近の企業不祥事に対する社会の厳しい
批判に鑑みれば、組合員・利用者からの信頼を得るためには、法令等を遵守し、透明性の高
い経営を行うことがますます重要になっています。
このため、コンプライアンス(法令等遵守)を経営の重要課題のひとつとして位置づけ、
この徹底こそが不祥事を未然に防止し、ひいては組織の信頼性向上に繋がるとの観点にたち、
コンプライアンスを重視した経営に取り組みます。
コンプライアンスにかかる基本方針
Ⅰ JAのもつ社会的責任と公共的使命を認識し、健全な事業運営の徹底を図ります。
Ⅱ 創意と工夫を活かしてニーズに適した質の高い金融および非金融サービスの提供を通じて、組合員および
地域住民の農と暮らしを支援することによりその役割を十全に発揮し、組合員・利用者および地域社会の
発展に寄与します。
Ⅲ すべての法令やルールを厳格に遵守し、社会的規範にもとることのない、公正な事業運営を遂行します。
Ⅳ 社会の秩序や安全に脅威を与える反社会勢力に対しては、毅然とした態度で臨み、断固として排除します。
Ⅴ 経営情報の積極的かつ公正な開示をはじめとして、JA内外とのコミュニケーションの充実をはかりつつ、
真に透明な経営の重要性を認識した組織風土を構築します。
コンプライアンス運営態勢
コンプライアンスに基づく業務運営の確実な実施を図るため、コンプライアンス態勢全般
にかかる検討・審議を行うため、代表理事専務を委員長とする「コンプライアンス委員会」
を設置するとともに、コンプライアンスの推進を図るため、総務部長をコンプライアンス総
括責任者とし、本店各部門、各営農センター及び支店にコンプライアンス責任者とコンプラ
イアンス担当者を設置しています。
基本姿勢及び遵守すべき事項を記載した手引書「コンプライアンス・マニュアル」を策定
し、研修会を行い全役職員に徹底しています。
毎年度、コンプライアンス・プログラムを策定し、実効ある推進に努めるとともに、統括
部署を設置し、その進捗管理を行っています。
内
部
監
査
体
制
当JAでは、内部監査部門を被監査部門から独立して設置し、経営全般にわたる管理及び
各部門の業務の遂行状況を、内部管理体制の適切性と有効性の観点から検証・評価し、改善
事項の勧告などを通じて業務運営の適切性の維持・改善に努めています。
また、内部監査は、JAの本店・支店のすべてを対象とし、中期及び年度の内部監査計画
に基づき実施しています。監査結果は代表理事組合長及び監事に報告したのち被監査部門に
通知され、定期的に被監査部門の改善取り組み状況をフォローアップしています。また、監
査結果の概要を定期的に理事会に報告することとしていますが、特に重要な事項については、
直ちに理事会、代表理事組合長、監事に報告し、速やかに適切な措置を講じています。
14
金融ADR制度への対応
◇金融ADR制度への対応
① 苦情処理措置の内容
当JAでは、苦情処理措置として、業務運営体制・内部規則等を整備のうえ、その内
容をホームページ・チラシ等で公表するとともに、JAバンク相談所やJA共済連とも
連携し、迅速かつ適切な対応に努め、苦情等の解決を図ります。
当JAの苦情等受付窓口
本店金融部(電話:0248-32-2139(月~金8時30分~17時)
② 紛争解決措置の内容
当JAでは、紛争解決措置として、次の外部機関を利用しています。
・信用事業
仙台弁護士会
①の窓口または福島県JAバンク相談所(電話:024-553-5559)にお申
し出ください。
・共済事業
㈳日本共済協会 共済相談所(電話:03-5368-5757)
㈶自賠責保険・共済紛争処理機構(電話:本部03-5296-5031)
㈶日弁連交通事故相談センター(電話:本部03-3581-4724
㈶交通事故紛争処理センター(電話:東京本部03-3346-1756)
最寄りの連絡先については、上記または①の窓口にお問い合わせ下さい。
15
貸出運営の考え方
当JAは地域に根ざした金融機関として、地域で預かった資金は地域の発展
のために還元するとの方針のもとに、融資審査力の一層の向上、専任担当者の
適正配置による融資体制の強化をはかりながら以下の項目に取り組んでいきま
す。
1. 農業者のメインバンクとして営農指導・経済部門との連携強化により、
農業の担い手層に対して営農資金と生活資金及び近代化・公庫資金等の制
度資金など十分な資金対応をはかります。
2. 組合員・地域住民に対して、進学・就職の時期に合わせた教育資金・自
動車購入資金の適時な対応をはかるとともに、住宅資金をはじめ各種資金
の対応をはかります。
3. 地域の金融機関として地方公共団体等への積極的な資金対応や小規模事
業者への事業資金提供に努めます。
4. 負債農家に対する資金対応を含めた適切な経営指導を行いながら、債権
回収の流動化をはかります。
金融商品の勧誘方針
当JAは、金融商品販売法の趣旨に則り、貯金・定期積金、共済その他の金
融商品の販売等の勧誘にあたっては、以下の事項を遵守し、組合員・地域住民
の皆さまの立場に立った勧誘に努めるとともに、より一層の信頼をいただける
よう努力してまいります。
1. 組合員・地域住民の皆さまの商品利用目的ならびに知識、経験、財産の
状況および意向を考慮のうえ、適切な金融商品の勧誘と情報の提供を行い
ます。
2. 組合員・地域住民の皆さまに対し、商品内容や当該商品のリスク内容な
ど重要な事項を十分に理解していただくよう努めます。
3. 不確実な事項について断定的な判断を示したり、事実でない情報を提供
するなど、組合員・地域住民の皆さまの誤解を招くような説明は行いませ
ん。
4. お約束のある場合を除き、組合員・地域住民の皆さまにとって不都合と
思われる時間帯での訪問・電話による勧誘は行いません。
5. 組合員・地域住民の皆さまに対し、適切な勧誘が行えるよう役職員の研
修の充実に努めます。
16
個人情報保護方針
東西しらかわ農業協同組合(以下「当組合」といいます。)は、組合員・利用者等の
皆様の個人情報を正しく取扱うことが当組合の事業活動の基本であり社会的責務である
ことを深く認識し、JA役職員一体となって、以下の方針を遵守することをお約束しま
す。
1.当組合は、個人情報を適正に取扱うために、個人情報の保護に関する法律(以下「
法」といいます。)その他、個人情報保護に関する関係諸法令および農林水産大臣
をはじめ主務大臣のガイドライン等に定められた義務を誠実に遵守します。
個人情報とは、法第2条第1項に規定する、生存する個人に関する情報で、特定の
個人を識別できるものをいい、以下も同様とします。
2.当組合は、利用目的をできる限り特定したうえ、あらかじめご本人の同意を得た場
合および法令により例外として扱われるべき場合を除き、その利用目的の範囲内で
のみ個人情報を取扱います。
ご本人とは、個人情報によって識別される特定の個人をいい、以下同様とします。
3.当組合は、個人情報を取得する際、適正な手段で取得するものとし、利用目的を、
法令により例外として扱われるべき場合を除き、あらかじめ公表するか、取得後速
やかにご本人に通知または公表します。ただし、ご本人から書面で直接取得する場
合には、あらかじめ明示します。
4.当組合は、取扱う個人データを利用目的の範囲内で正確・最新の内容に保つよう努
め、また安全管理のために必要・適切な措置を講じ役職員および委託先を適正に監
督します。
個人データとは、法第2条第4項が規定する、個人情報データベース等(法第2条
第2項)を構成する個人情報をいい、以下同様とします。
5.当組合は、法令により例外として扱われるべき場合を除き、あらかじめご本人の同
意を得ることなく、個人データを第三者に提供しません。
6.当組合は、保有個人データにつき、法令に基づきご本人からの開示、訂正等に応じ
ます。
保有個人データとは、法第2条第5項に規定するデータをいいます。
7.当組合は、取扱う個人情報につき、ご本人からの苦情に対し迅速かつ適切に取り組
み、そのための内部体制の整備に努めます。
8.当組合は、取扱う個人情報について、役職員に対する教育啓蒙活動を実施するほか、
個人情報を取扱っている部門ごとに管理責任者をおくなど適切な管理につとめると
ともに、適正な内部監査を実施するなどして、本保護方針の継続的な改善に努めま
す。
17
JA東西しらかわコンプライアンス態勢図
監査
理事会
報告
監 事
(監事会)
付議・報告、指示
(組合長報告、意見具申)
コンプライアンス委員会
コンプライアンス態勢全般の整備に
かかる企画・推進及び進捗管理に関
する重要な事項を審議
構 成
・委員長 代表理事専務
・委 員
常務理事、各専門委員長、監査
室長、総務部長、金融部長、共
済部長、営農経済部長、営農セ
ンター長、支店長、その他委員長
が必要と認めた者
・事務局 総務部総合企画室
コンプライアンス委員会
報告、指示
コンプライアンス総括管理者
(専務理事)
連絡、相談
報告、指示
(総務部総合企画室)
内部監査
担当部署
統括部署責任者:総務部長
(監査室)
コンプライアンス統括部署
ヘルプライン
窓口
連絡、相談
報告、指示
(総務部総務課)
コンプライアンス主管部署
(各業務の主管部署)
電話
0248-32-1031
コンプライアンス責任者
:部・室長、営農センター・支店長
連絡、通報
連携
連絡、相談
報告、連絡、
相談
報告、指示
本店各部・室・いきいき福祉センター、営農センター、支店
コンプライアンス担当者:次・課長
職 員
18
自己資本比率の状況
当JAでは、多様化するリスクに対応するとともに、組合員や利用者のニーズに応えるた
め、財務基盤の強化を経営の重要課題として取り組んでいます。内部留保に努めるとともに、
不良債権処理及び業務の効率化等に取り組んだ結果、平成26年2月末における自己資本比
率は、19.83%となりました。
◆経営の健全性の確保と自己資本の充実
当JAの自己資本は、組合員の普通出資によっています。
普通出資による資本調達額
1,816百万円(前年度1,779百万円)
当JAは、「自己資本比率算出要領」を制定し、適正なプロセスにより正確な自己資本
比率を算出して、当JAが抱える信用リスクやオペレーショナル・リスクの管理及びこれ
らのリスクに対応した十分な自己資本の維持を図るとともに、内部留保の積み増しにより
自己資本の充実に努めています。
また、平成 19 年度から信用リスク、オペレーショナル・リスク、金利リスクなどの各
種リスクを個別の方法で質的または量的に評価し、リスクを総体的に捉え、自己資本と比
較・対照し、自己資本充実度を評価することにより、経営の健全性維持・強化を図ってお
ります。
19
J A 東 西 し ら か わ の 事 業 活 動 の ご 案 内
営農・経済事業
販
売
事
業
JA独自の基準を設けて栽培するオリジナルブランド「みりょく満点」農作物の普及・拡大を生産・販売
戦略の柱と位置づけ、安全・安心な農作物を消費者へ届ける事業を実践しています。併せてエコファーマー
の取得認証にも力を入れており、環境に配慮した生産活動を展開しております。
【JA東西しらかわ農産物直売所のご案内】
みりょく満点物語 矢吹店
太
郎
の
四
季
営業時間 月~金 9:30~18:00
営業時間 夏期(4月~9月)8:00~18:00
土・日・祝 9:30~18:00
冬期(10月~3月)8:00~17:30
住
所 福島県西白河郡矢吹町八幡町643
電話番号 0248-42-4143
住
電話番号 0247-46-2405
みりょく満点物語
営業時間 9:30~18:00
住
は な わ 直 売 所
営業時間 夏期(3月~10月)9:00~18:00
所 東白川郡棚倉町下山本
愛宕平15-1
電話番号 0247-33-1212
所 東白川郡矢祭町関岡下小阪56
冬期(11月~2月)9:00~17:00
住
所 東白川郡塙町大町1-19
電話番号 0247-43-4230
※営業時間は変更となる場合があります。
20
購
買
事
業
農業資材は管内 3 か所の営農センターと 4 か所の支店(営農センタ
ー担当職員が常駐)で取扱いをしており、買い易く、季節別による品
揃えを行う店舗づくりに取り組んでいます。各店舗には、必ず営農情
報掲示板や相談場所が設けられており、生産者に新しい情報の提供と
適切な栽培指導を行っています。
燃料事業は、管内6か所のガソリンスタンドで営業を展
開しています。昨今の燃料費高騰に立ち向かう格安販売実
現のため、週 3 日の店頭営業と週 4 日の灯油配送業務に分
け、コストを削減。組合員・利用者の皆様から、好評を得
ております。
食材事業は、安心で食べていただける食材の提供に努め
ています。
営 農 ・ 生 活 事 業
●営農相談
経済総合渉外チーム4名や総合営農指導員を 3 か所の営農センターに配属し、
栽培指導をはじめ、生産部会活動の支援、税務相談、農業施設・設備等の資金
相談などに幅広く取り組んでいます。
また、営農指導事業のサポート事業として生産者を「アグリサポーター」と
して委嘱し、指導事業の支援と栽培技術の普及に取り組んでいます。
●生活指導事業
健康増進や安心した暮らしなどの支援を目的に女性部組織の活動をはじめ、
「あぐり講座」による学習会の開催や安全・安心な生活資材の共同購入事業運動
の展開などに取り組んでいます。
●高齢者福祉事業
公的介護事業と介護保険外の自費サービス事業を柱に「いきいき福祉センター」
を拠点に活動しています。
21
信 用 事 業
安全有利なJA貯金
「JA東西しらかわ」では、様々な種類の貯金をお取
り扱いして、皆様の多様なご要望にお応えするとともに
地域の金融機関として総合力を発揮した、質の高いサー
ビスを提供し、組合員・地域の皆様に安心してご利用い
ただける「JAバンク」を目指しております。
皆様の豊かな暮らしの身近なパートナーとして、各種
JA貯金をぜひご利用ください。
貯 金 の 種 類
総
合
普
口
通
特 徴
1件につき324円
座 1冊の通帳に普通貯金と定期貯金及び自動融資がセットされております。
貯
金 出し入れ自由。公共団体の自動支払、給料・年金などの自動受取に便利です。
ス ー パ ー 定 期 貯 金 預入期間、金額に応じた金利を適用します。
変 動 金 利 定 期 貯 金 6ヵ月ごとに市場金利に応じて金利が変わる定期貯金です。
期 日 指 定 定 期 貯 金 1年経過後は1ヵ月前までのご指定で自由に満期日を設定できる定期貯金です。
自
動
融
資 定期貯金の90%以内、最高200万円まで自動的にご用立ていたします。
普
通
貯
金 出し入れ自由のお財布がわりの手ごろな貯金です。
貯
蓄
貯
通
知
貯
金 ほど適用金利が高くなる貯金です。
金 まとまったお金を短期間運用したい場合に最適な貯金です。
納
税
準
備
普通貯金のように便利で定期貯金にせまる有利な貯金、さらに残高がふえればふえる
貯
金 税金のお支払いに備える貯金です。お利息は普通貯金より有利な上、非課税です。
当
座
貯
金 小切手や手形をご利用いただくための貯金です。
定
期
貯
金 す。教育資金や結婚資金・旅行費用等のニーズにあったコースをご用意いたしており
毎月決まった日に決まった金額をお積立て、満期日には給付金がつき大きく育ちま
ます。
健康生活をサポートする定期積金です。がんの早期発見等に優れたPET/CT検診が割
安に受診できます。
PET定期積金
定
期
まとまったお金をさらに大きくふやすのに最適です。
貯
金 自動継続型は満期日に自動的に継続されますので書替の手間がいらずに便利です。
スーパー定期貯金
(自動金利型定期貯金)
預入期間、金額に応じた金利を適用します。
変動金利定期貯金
6ヵ月ごとに市場金利に応じて金利が変わる定期貯金です。
スーパー期日指定定期貯金 1年経過後は1ヵ月前までのご指定で自由に満期日を設定できる定期貯金です。
大口定期貯金
市場金利を基準とする1,000万円からの大口定期貯金です。
積
立
定
期
貯
金 着実な財産づくりに最適な積立定期。スーパー定期でのお取り扱いとなりますのでさ
らに有利になりました。
一
般
財
形
貯
金 お給料・ボーナスから天引きによる自由金利の財産形成貯金です。
財
形
年
金
貯
金 積立終了後は年金形式でお受取いただける自由金利の財形です。
財
形
住
宅
貯
金 マイホーム所得プランに最適な自由金利の財形です。非課税扱いですので大変有利で
す。
譲 渡 性 貯 金 ( N C D ) 自由金利の貯金で、満期日前に譲渡することが可能な貯金です。
22
夢あるくらしのお手伝い~融資~
組合員・地域住民の皆様のくらしや営農・事業に必要な
資金を安全・迅速にご融資しています。
また、地方公共団体、農業関連産業などへもご融資し、
地域経済の発展に貢献しています。さらに、住宅金融支援
機構、国民生活金融公庫、農林漁業金融公庫等の融資のお
取次ぎもしています。
ローンの種類
お使いみち
ご融資限度額
ご融資期間
金 利
5,000万円以内 35年以内
変動金利
固定金利
選択金利
住 宅 ロ ー ン
住宅の新築・購入資金、住宅用の土地購入資金、住宅の
増改築資金、中古住宅の購入資金、既往住宅資金のの借
換えにご利用いただけます。
リフォームローン
既存住宅の増改築・改装・補修資金、住宅に付帯する施
設などの住宅関連設備にご利用いただけます。
500万円以内
10年以内
マイカーローン
自動車の購入・修理、車検、保険掛金、登録費用などの
他に車庫建設資金としてもご利用いただけます。
500万円以内
7年以内
教 育 ロ ー ン
入学金・授業料はもちろん、教科書代や下宿代などお子
様の教育資金にご利用いただけます。
500万円以内
農機ハウスローン
農機具の購入・修理、購入に付帯する諸費用、保険掛
金、現在他金融機関等から借入中の農機具ローンの借換
資金。また、パイプハウス等資材・建設資金としてもご
利用いただけます。
変動金利
固定金利
変動金利
固定金利
13年
変動金利
6ヵ月以内
固定金利
1,000万円以内 10年以内
変動金利
固定金利
フ リ ー ロ ー ン
生活資金のことならご自由です。
旅行や家具・家電製品の購入・運転免許証・受験費用・
結婚資金などにご利用いただけます。
300万円以内
5年以内
カードローンⅡ型
(約定返済型)
組合員の生活に必要な一切の資金です。(事業資金は除
きます)生活に必要なときにご契約額の範囲内でご利用
いただけます。
50万円以内
2年
変動金利
固定金利
変動金利
※リフォームローン・マイカーローン・教育ローン・農機ハウスローン・フリーローンの借入額に通算限度があります。
※ローンの保証先は、農業信用基金協会の他にローンの種類によっては(株)協同住宅ローンや(株)ジャックスの保証も選択できま
す。
※住宅ローンと農機ハウスローンの他金融機関等からの借換の場合は、当初借入期間の残存期間とします。 1件につき 540円
営農関係資金
お使いみち
農業近代化資金
アグリマイティー資
金
ご融資限度額
ご融資期間
金 利
農業者等が農業経営の展開を図るのに必要な、長期で低
利な資金です。
1,800万円以内※ 15年以内※
固定金利
組合員・農業者等が行う地域農業および農村地帯の発展
に資する、前向きな事業に必要な資金です。
3,000万円以内
20年以内
変動金利
(固定金利は
10年以内)
固定金利
※農業近代化資金の融資限度額、融資期間は「個人」で借入する場合です。(融資期間は、対象事業により異なります。)
■ 為替業務 ■
全国のJA・県信連・農林中金の約9,300に及ぶ店舗をはじめ、全国の銀行や信用金庫
などの各店舗と為替網で結び、当JAの窓口を通して全国のどこの金融機関へでも送金や手形・
小切手等の取立てが安全・確実・迅速にできる内国為替業務をお取り扱いしています。
■ 国債窓口販売 ■
国債(利付・割引国庫債券)の窓口販売の取扱いをしています。
23
■ 各種サービス ■
当JAでは、各種自動受取り・各種自動支払いや事業主の皆様のための給与
振込みサービス、口座振替サービスなどをお取り扱いしています。
また、国債の窓口販売、全国のJAでの貯金の出し入れや、銀行・信用金庫・
ゆうちょ銀行などでも現金引き出しのできるキャッシュサービス・クレジット
カード(JAカード)取り扱いなど、いろいろなサービスに努めています。
サ
ー
ビ
ス
内 容
名
(送金・振込)国内為替
全国どこの金融機関との間でも、送金・振込の取扱いができます。また、手
形や小切手のお取立ても安全・確実にできます。
給
与
振
込
毎月の給料やボーナスがあなたの口座へ自動的に入金されますので、給料日
からお引き出しになれます。
年
金
受
取
わざわざ受け取りに行くことなく最初の簡単な手続きで、年金が毎回自動的
にお客様の口座に入金されます。
自
動
支
払
電気、電話、NHK受信料などの公共料金をはじめ各種料金を貯金口座から
お支払いいたします。
キャッシュカードサービス
県内はもちろん全国のJAキャッシュサービスコーナー、全国の銀行、信用
金庫・ゆうちょ銀行などのCD・ATMでご利用いただけます。
「 テ ゙ ヒ ゙ ッ ト カ ー ド 」サ ーヒ ゙ス
デビットカードは、お買い物などの際に当組合のキャッシュカードで直接お
支払いいただける便利なサービスです。
J A カ ー ド
( 三 菱 UFJ ニ コ ス )
ショッピングもレジャーもサインひとつでご利用いただけます。全国のC
D・ATMでキャッシングサービスもご利用になれます。
公 金 の 取 扱 い
国、地方公共団体等の税金や国民年金の掛金などの公金の収納や事務の取扱
いをしています。
国 債 窓 口 販 売
1件につき432円
*「キャッシュカードサービス」の1日当りの取扱制限は、50万円となっております。
24
主な手数料
■ 為替手数料 ■
口
扱
い
A T M
扱
い
窓
扱
い
窓
店内振込
当組合本支店並びに他JA・
信連及び農林中金あてのもの
口
A T M
電
信
扱
扱
い
い
他行あてのもの(窓口扱い)
文
書
扱
他行あてのもの(ATM扱い)
■ 送金手数料 ■
1件につき108円
3万円以上
1件につき324円
3万円未満
1件につき 無料
3万円以上
1件につき216円
3万円未満
1件につき216円
3万円以上
1件につき432円
3万円未満
1件につき108円
3万円以上
1件につき324円
3万円未満
1件につき540円
3万円以上
1件につき756円
3万円未満
1件につき432円
3万円以上
1件につき648円
3万円未満
1件につき432円
3万円以上
1件につき648円
■ その他手数料 ■
当組合本支店並びに他JA・
信連及び農林中金あてのもの
1件につき432円
他行あてのもの(窓口扱い) 1件につき648円
■ 代行取立手数料 ■
送金・振込の組戻料
不渡手形返却料
取立手形組戻料
取立手形店頭呈示料
1件につき648円
1通につき648円
■ 保護預り手数料 ■
当組合本支店並びに他JA・
信連及び農林中金あてのもの
1件につき432円
普通扱い
至急扱い
1件につき648円
1件につき864円
他行あてのもの
い
3万円未満
■ 貯金・貸付業務に係る手数料 ■
国債
1年につき1,296円
■ 両替手数料 ■
金 額
両替枚数
金 額
通帳・証書再発行
1件につき 540円
1枚~100枚
無料
キャッシュカード再発行
1件につき 540円
101枚~300枚
108円
残高証明書(貯金・貸付) 1通につき 216円
301枚~500枚
216円
融資証明書
501枚~1000枚
324円
1001枚~2000枚
630円
手数料の種類
1通につき 216円
以降1000枚ごとに324円加算
注意:上記各項目の金額には、消費税および地方消費税相当額(8%)が含まれております。
25
皆さまのための「JAバンクシステム」です
万全の体制で組合員・利用者の皆さまに、
より一層の「便利」と「安心」をお届けします。
JAバンクは、JAバンク会員(JA・農林中金)で構成するグループの名称です。
組合員・利用者のみなさまに、便利で安心な金融機関としてご利用いただけ
るよう活動する「JAバンクシステム」を運営しています。
「JAバンクシステム」は、「破綻未然防止システム(JAバンク全体としての
信頼性確保)」と一体的事業推進(良質で高度な金融サービスの提供)」を
2つの柱としています。
JAバンクシステム
組合員・利用者
JAバンク会員の
経営健全性確保
行 政
連携
全 中
全国監査機構
JA中央会
協力・連携、
経営改善指導
貯金保険
機 構
破綻時の支援
JAバンク
支援協会
破綻未然防止
の支援
系統債権管理
回収機構
不良債権の
管理・回収
金融サービスの
提供の充実
JAバンク基本方針
JA
農林中金
(JAバンク
中央本部 )
破綻未然防止システム
一体的事業推進
・JA等の経営状況のモ
ニタリング
・実質的に一つの金融機
関として機能するよう
な運営システムの構築
・JA等に対する経営改
善指導
・共同運営システムの利
用
・JAバンク支援基金当
による資本注入などの
サポート等
・全国どこでも統一され
た良質で高度なサーブ
すの提供 農林中央金庫への
指導権限の付与など
再生強化法・・・(農林中央金庫及び特定農水産業協同組合等による
信用事業の再編及び強化に関する法律)
26
共 済 事 業
JA共済は、JAが行う地域密着型の総合事業の一環として、
組合員・利用者の皆様の生命・傷害・家屋・財産を相互扶助によ
りトータルに保障しています。事業実施当初から生命保障と損害
保障の両方を実施しており、個人の日常生活のうえで必要とされ
るさまざまな保障・ニーズにお応えします。
JA共済では、
「ひと・いえ・くるま」の総合保障により、皆様
のパートナーとして安心をお届けしています。
JA共済の生命共済は、万一の保障はもちろん、医療や介護保障の充実にも力を入れています。
ひ と
○働き盛りの責任世代には、一生涯の万一保障である「終身共済」を基本にして、ライフサイクル
に応じた万一保障や入院保障等を、特約で充実させるさまざまな保障プランがあります。
医療保障である「医療共済」は、お子さまから中高年まで、幅広い皆さまに充実した保障で安心
を提供します。万一保障を特約で充実させるプランもあります。
○「医療共済」のほかにも医療保障の分野には、がん保障に特化した「がん共済」
、手頃な共済掛
金の「定期医療共済」
、中高年向けの「健康祝金支払特則付定期医療共済」もあり、目的・年齢
に応じてお選びいただけます。
○万一保障のための主契約・特約は、重度要介護状態も保障しています。
○病気やケガなどで所定の状態になられたときは、共済掛金払込免除制度により、その後の共済掛
金をいただくことなくご契約を継続します。
JAの建物更生共済「むてき」は、火災はもちろん、地震を含む自然災害など、さまざまなリス
クに対応し、幅広い保障でマイホームをしっかり守ります。
○火災はもちろんのこと、地震、台風、大雪、豪雨による洪水など、さまざまな自然災害による損
害を幅広く保証します。
○掛け捨てではないため、満期時には満期共済金がお受取りになれます。また、定期的に修理費共
済金がお受取りになれるプランもあります。
い え
○建物や家財を時価額(中古品としての価値)ではなく、再取得価格(新たに取得するために必要
な価値)で評価・保障するので、復旧のための十分な保障が受けられます(時価額の再取得価
格に対する割合が50%以上の場合)
。
JAの自動車共済は、独自の割引制度や確かな保障、充実したサービスを提供しています。
くるま
○家庭用自動車共済「クルマスター」は、過失割合に関係なくご自身の損害をまとめて保障し、家
族の歩行中の事故等もケアする傷害保障と、共済金額無制限の対人・対物賠償に加え、車両保
障(全損害担保)
、車両諸費用保障特約、対物超過修理費用保障特約をパックにした充実の自動
車保障です。さらにゴールド免許の方のためのお得な共済掛金や、新車割引などの割引制度が
あります。
○JAの自賠責共済とセットでご加入になると、対人賠償の共済掛金が割引になります(自賠責セ
ット割引)
。また、車両保障と対物賠償のセットでご加入の場合は、それぞれ共済掛金がまとめ
て割り引かれます(車両・対物セット割引)
。
○無事故割引もあります。無事故割引等級は20等級まであり、無事故継続なら最大62%まで割
り引かれます。現在、保険会社等にご加入の方が、JAの自動車共済に乗り換える場合にも、
無事故割引等級は引き継がれます。
○24時間、365日、フリーダイヤルで事故の受付やアドバイスを行うほか、故障時の緊急修理
やレッカー移動も24時間体制で実施しています。
27
JA東西しらかわ
農産物マップ
JA管内で栽培される農産物は、標高150mから650mの平地から中山間地に及ぶ起伏に富む
肥沃な大地と、管内を縦横にはしる久慈川と社川の清流に育まれ、生み出されています。
安全で安心。もちろん美味しい。それだけでなく、さらに食物のもつ機能性が最大限高まるよう
栽培方法も工夫した独自ブランド「みりょく満点」農産物の栽培に力を入れています。
「食べて健康になる。」JA東西しらかわは、そんな農作物の供給をめざします。
種
畜産
859,867
園芸
1,464,000
米穀
1,675,538
別
名
米
穀
園
芸
畜
産
品
そ
ト
キ
イ
ニ
イ
コ
加
シ
花
キ
ト
ブ
さ
そ
肉
肉
子
生
( 単位: 千円)
目
米
の
マ
他
ト
ュ
ウ
リ
チ
ゴ
ラ
ン
ゲ
ン
ン ニ ャ ク
工 用 ト マ ト
イ
タ
ケ
卉
ャ
ベ
ツ
ウ モ ロ コ シ
ロ ッ コ リ ー
や え ん ど う
の
他
牛
豚
牛
乳 ・ そ の 他
金 額
1,675,278
260
516,340
334,676
243,752
70,853
37,397
27,398
2,094
20,862
26,212
2,459
8,370
4,197
3,045
166,345
230,685
80,067
546,233
2,882 ※「原子力災害特別措置法に基づく食品
に関する出荷制限及び摂取制限」は、
JA管内の米・野菜類及び畜産物につ
いては出ておりません。
(平成26年6月1日現在)
宮城県
山形県
新潟県
福島県
福島第一原発
平成25年度主要販売品販売高
半径20キロ
半径30キロ
福島第二原発
白河市
群馬県
栃木県
茨城県
太
平
洋
JA東西しらかわ
おも な特産品
米
ト マ ト
キ ュ ウ リ
イ ン ゲ ン
ニ ラ
ト ウモ ロ コ シ
キ ャ ベ ツ
イ チ ゴ
シ イ タ ケ
花 卉
柿
コ ン ニャ ク 芋
加工用ト マト
和 牛
生 乳
豚
キ ム チ
本店
JA東西しらかわが目指す満点な農産物とは、消費者から信頼される農産物の生産にあります。信頼される農産
物といえるのは、生産された物が安全であること、安心されるものであることはもちろん、良質で美味しい。そ
して、食べるものだから体に良いものを。これらの条件を備えた農産物づくりを目標にしています。JAで独自
に展開するブランド「みりょく満点」農作物では、化学肥料の使用量を通常より20%、農薬の使用回数を通常
より30%減らし栽培しています。さらに食物のもつ機能性成分の確保を目的に栽培法を工夫しています。
28
4
294
(白河市大信)
●旧矢吹支店ATM
■矢吹中央支店/ATM
■西部営農センター
矢吹町
●旧中畑支店ATM
289
(白河市東)
4
●ATM(オリーブの郷)
多目的ホール
/ATM ●
294
349
118
■表郷支店/ATM
■中部営農センター ●社川ATM
■鮫川支店/ATM
●ATM(鮫川村役場)
★
本店
(白河市表郷庁舎内)
白河市表郷
118
●ATM(エコス)
■棚倉支店/ATM
●みりょく満点/ATM
鮫川村
棚倉町
289
■●東部営農 ●渡瀬ATM
センターATM
●ATM(塙厚生病院)
■塙支店
/ATM
●笹原多目的ホール/ATM
118
349
●石井ATM
●共同ATM(矢祭町役場)
矢祭町
■矢祭支店/ATM
349
118
29
memo
30
資 料 編
平成25年3月1日~平成26年2月28日
31
貸借対照表
(単位:千円)
資産の部
1.信用事業資産
24年度
25年度
負債及び純資産の部
53,931,123
53,758,125 1.信用事業負債
25年度
55,010,436
55,282,271
54,005,679
54,368,685
(1)現金
464,457
(2)預金
34,677,806
37,288,646 (2)借入金
645,543
622,189
系統預金
34,641,500
37,223,895 (3)その他の信用事業負債
350,775
282,956
系統外預金
(3)買入金銭債権
36,306
-
64,751 未払費用
- その他の負債
36,297
246,659
8,440
8,440
5,314,131
2,940,356 2.共済事業負債
830,853
790,946
国債
2,609,665
1,540,356 (1)共済借入金
242,195
226,915
361,995
340,391
3,156
2,974
216,709
212,873
6,449
7,618
地方債
104,466
金融債
2,600,000
(6)貸出金
13,497,381
- (4)債務保証
87,220
263,555
(5)有価証券
(4)金銭の信託
-
418,518 (1)貯金
24年度
0 (2)共済資金
1,400,000 (3)共済未払利息
13,096,851 (4)未経過共済付加収入
(7)その他の信用事業資産
325,254
314,948 (5)共済未払費用
未収収益
308,870
299,137 (6)その他共済事業負債
その他の資産
16,383
(8)債務保証見返
8,440
15,811 3.経済事業負債
8,440 (1)経済事業未払金
(9)貸倒引当金
△ 356,345
2.共済事業資産
250,488
238,433 (3)その他の経済事業負債
(1)共済貸付金
247,790
235,741 4.雑負債
(2)共済未収利息
(3)その他の共済事業資産
3,329
152
(4)貸倒引当金
△ 783
3.経済事業資産
1,599,733
(1)経済事業未収金
(2)経済受託債権
(3)棚卸資産
415,744
43,553
1,105,036
△ 309,635 (2)経済受託債務
3,216 5.諸引当金
349
174
218,770
247,061
195,697
230,773
20,286
14,446
2,787
1,842
255,780
508,521
395,558
294,685
197 (1)賞与引当金
60,199
60,720
△ 721 (2)退職給付引当金
192,518
160,116
1,903,859 (3)役員退職慰労引当金
676,089 (4)災害損失引当金
42,124 6.再評価に係る繰延税金負債
35,332
41,349
107,509
32,499
88,940
88,940
1,145,720
購買品
213,127
234,129 負債合計
56,800,337
57,212,423
販売品
889,337
908,790 1.組合員資本
4,146,031
4,490,073
2,801 (1)出資金
1,779,800
1,816,039
その他の棚卸資産
(4)その他の経済事業資産
(5)貸倒引当金
4.雑資産
2,572
443,883
48,324 (2)資本準備金
1,153
1,153
△ 8,986
△ 8,399 (3)利益剰余金
2,376,806
2,693,607
375,573
269,915 利益準備金
972,780
1,042,666
1,404,026
1,650,941
その他利益剰余金
1,903,718
2,595,058 特別積立金
595,258
595,258
(1)有形固定資産
1,869,340
2,563,207 金融基盤強化積立金
170,000
180,000
減価償却資産
3,477,938
3,965,747 営農経済事業基盤強化積立金
70,000
80,000
5.固定資産
減価償却累計額(控除)
土地
建設仮勘定
(2)無形固定資産
△ 2,395,961
703,137
84,225
34,378
△ 2,398,775 肥料準備金
744,686
JA福島信連統合記念積立金
251,550 当期未処分剰余金
31,851 (うち当期剰余金)
6.外部出資
3,107,606
3,109,941 (4)処分未済持分
(1)外部出資
3,119,443
3,121,778
系統出資
2,976,700
2,976,700
系統外出資
子会社等出資
(2)外部出資等損失引当金
112,943
29,800
△ 11,837
115,278 2.評価・換算差額等
29,800 (1)その他有価証券評価差額金
△ 11,837 (2)土地評価差額金
547
547
4,000
4,000
458,221
487,252
(263,287)
(357,686)
△ 11,728
△ 20,726
277,066
244,752
101,060
68,746
176,007
176,007
7.特別会計
8.繰延税金資産
資産の部合計
55,192
61,223,434
71,918 純資産合計
61,947,248 負債及び純資産の部合計
4,423,097
4,734,825
61,223,434
61,947,248
注:記載の金額は、千円未満の金額を四捨五入して表示しています。 よって、各数表上の数字は合計しても合計欄などと一致しない場合があります。
32
損益計算書
(単位:千円)
科 目
1.事業総利益
(1)信用事業収益
資金運用収益
(うち預金利息)
(うち有価証券利息)
(うち貸出金利息)
役務取引等収益
その他事業直接収益
その他経常収益
(2)信用事業費用
資金調達費用
(うち貯金利息)
(うち給付補填備金繰入)
(うち譲渡性貯金利息)
(うち借入金利息)
役務取引等費用
その他事業直接費用
その他経常費用
(うち貸倒引当金戻入益)
24年度
1,838,985
621,087
595,371
(235,624)
(68,791)
(290,956)
22,159
3,197
98,716
53,838
(51,704)
(878)
(1,256)
11,574
33,304
(△12,287)
25年度
1,893,361
651,942
560,606
(234,308)
(53,231)
(273,068)
25,866
65,115
355
63,909
45,108
(42,891)
(1,082)
(1,134)
11,757
7,045
(△37,161)
(うち貸出金売却損)
(3)共済事業収益
共済付加収入
共済貸付金利息
その他の収益
(11)加工事業収益
(12)加工事業費用
加工事業総利益
(13)利用事業収益
(14)利用事業費用
利用事業総利益
(15)福祉事業収益
(16)福祉事業費用
福祉事業総利益
(17)指導事業収入
(18)指導事業支出
指導事業収支差額
(19)その他事業収益
(20)その他事業費用
(うち貸倒引当金戻入益)
その他事業総利益
2.事業管理費
(1)人件費
(2)業務費
(3)諸税負担金
(うち貸倒金償却)
信用事業総利益
科 目
(4)施設費
552,371
710,296
666,874
7,592
35,830
588,033
692,515
664,676
6,894
20,945
56,163
7,592
22,027
13,140
13,404
(△89)
654,133
2,846,746
2,824,520
53,991
6,894
19,040
13,907
14,150
(△63)
638,524
2,853,943
2,829,933
(5)その他費用
事業利益
3.事業外収益
(1)受取雑利息
(2)受取出資配当金
(3)賃貸料
(4)共済事業費用
共済借入金利息
共済推進費
共済保全費
その他の費用
(うち貸倒引当金戻入益)
共済事業総利益
(5)購買事業収益
購買品供給高
(うち購買手数料)
修理サービス料
その他の収益
(6)購買事業費用
購買品供給原価
購買品供給費
その他の費用
(うち貸倒引当金戻入益)
(7)販売事業収益
販売品販売高
販売手数料
その他の収益
(4)雑収入
4.事業外費用
1,873
20,353
2,483,197
2,453,073
17,416
12,708
(△12,285)
363,549
2,130,776
1,978,872
39,556
112,349
2,892
21,118
2,518,202
2,467,039
17,929
33,234
7,988
8,444
△ 457
391,177
331,526
59,651
124,478
60,024
64,454
28,176
42,471
△ 14,294
2,310
△ 1,325
(△3,281)
3,635
1,826,616
1,212,662
170,249
56,364
374,998
12,344
66,745
107,076
5,194
24,007
37,219
18
40,639
24,437
292
38,769
344
24,093
127,223
531,610
381
202,275
149,384
604,293
306
204,158
41,547
109,310
162,443
55,711
30,819
253,324
20,489
22,250
14,483
(1)支払雑利息
(3)寄付金
(4)雑損失
(うち貸倒引当金繰入額)
経常利益
(1)固定資産処分益
(2)一般補助金
(3)産業復興雇用支援助成金
(4)損害賠償金
(5)財団助成金
(6)災害損失引当金戻入益
(5)その他の特別利益
(1,919)
335,741
1,657,138
1,475,263
46,079
135,795
25年度
10,094
9,409
685
193,941
145,831
48,110
101,749
50,250
51,499
14,180
24,358
△ 10,178
2,132
△ 6,058
(△7,857)
8,191
1,786,274
1,192,709
170,149
54,830
359,216
9,370
52,712
113,573
6,672
16,679
37,188
19
53,015
39,061
(2)貸倒損失
5.特別利益
(うち貸倒引当金繰入)
購買事業総利益
(4)貸倒引当金戻入益
24年度
6.特別損失
(1)固定資産処分損
(2)固定資産圧縮損
(3)減損損失
137,557
126,171
65,226
266,420
31,715
211,290
14,483
(4)災害損失引当金繰入
194,733
(5)圧縮特別勘定繰入
(6)修繕費等
(8)販売事業費用
販売品販売原価
販売費
その他の費用
(うち貸倒引当金戻入益))
1,919,403
1,857,741
27,022
34,640
(△84)
1,433,032
1,377,437
22,162
33,434
(△774)
(7)その他の特別損失
税引前当期利益
法人税、住民税及び事業税
過年度法人税等追徴税額
法人税等調整額
法人税等合計額
当期剰余金
販売事業総利益
(9)農業倉庫事業収益
(10)農業倉庫事業費用
農業倉庫事業総損失
211,373
1,307
12,055
10,748
224,106
6,578
12,610
6,032
当期首繰越剰余金
再評価差額金取崩額
経営安定化積立金取崩額
当期未処分剰余金
8,932
392,413
116,836
14,762
△ 2,472
129,126
263,287
94,702
6,232
94,000
458,221
15,853
500,353
147,086
△ 4,419
142,667
357,686
100,237
29,329
487,252
注:記載の金額は、千円未満の金額を四捨五入して表示しています。 よって、各数表上の数字は合計しても合計欄などと一致しない場合があります。
33
注
記
表
平成24年度
平成25年度
1.資産の評価基準及び評価方法
(1)有価証券の評価基準及び評価方法
① 満期保有目的の債券: 償却原価法(定額法)
② 子会社株式:移動平均法による原価法
③ その他有価証券
ア.時価のあるもの: 期末日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は全部純資産直入法により
処理し、売却原価は移動平均法により
算定)
イ.時価のないもの: 移動平均法による原価法
なお、取得価額と債券金額との差額のうち金利調整と認められる
部分については償却原価法による取得価額の修正を行っています。
1.資産の評価基準及び評価方法
(1)有価証券の評価基準及び評価方法
① 満期保有目的の債券: 償却原価法(定額法)
② 子会社株式:移動平均法による原価法
③ その他有価証券
ア.時価のあるもの: 期末日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は全部純資産直入法により
処理し、売却原価は移動平均法により
算定)
イ.時価のないもの: 移動平均法による原価法
なお、取得価額と債券金額との差額のうち金利調整と認められる
部分については償却原価法による取得価額の修正を行っています。
(2)棚卸資産の評価基準及び評価方法
購買品・・・・・・・・・・・・・・・・・売価還元法による低価法
販売品(米)・・・・・・・・・・・・最終仕入原価法(収益性の低下による簿
価切下げの方法)
販売品(和牛精液)・・・・・・個別法による原価法(収益性の低下によ
る簿価切下げの方法)
その他の棚卸資産(加工品原材料、いきいき福祉センター在庫品)
・・・・・・・最終仕入原価法(収益性の低下による簿
価切下げの方法)
その他の棚卸資産(加工品)・・・・・・・売価還元法低価法
(2)棚卸資産の評価基準及び評価方法
購買品・・・・・・・・・・・・・・・・・・売価還元法による低価法
販売品(米)・・・・・・・・・・・・最終仕入原価法(収益性の低下による簿
価切下げの方法)
販売品(和牛精液)・・・・・・個別法による原価法(収益性の低下によ
る簿価切下げの方法)
その他の棚卸資産(加工品原材料、いきいき福祉センター在庫品)
・・・・・・・最終仕入原価法(収益性の低下による簿
価切下げの方法)
その他の棚卸資産(加工品)・・・・・・・売価還元法低価法
2.固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産(リース資産を除く)
① 建物
ア.平成 10 年 3 月 31 日以前に取得したもの
旧定率法によっています。
イ.平成 10 年 4 月 1 日から平成 19 年 3 月 31 日までに取得した
もの
旧定額法によっています。
ウ.平成 19 年 4 月 1 日以後に取得したもの
定額法によっています。
② 建物以外
ア.平成 19 年 3 月 31 日以前に取得したもの
旧定率法によっています。
イ.平成 19 年 4 月1日以降に取得したもの
定率法によっています。
③ 取得価額が 30 万円未満の減価償却資産
税法の定めにより次のとおり処理しています。
ア.上限 300 万円に達するまでの金額:全額費用処理しています。
イ.アを超える部分のうち 10 万円以上 20 万円未満のもの:一括
償却資産として全額費用処理しています。
ウ.アを超える部分のうち 20 万円以上 30 万円未満のもの:固定
資産に計上し、定率法を採用し、税法基準の償却率によって
います。
なお、耐用年数および残存価額については、法人税法に規定す
る方法と同一の基準によっています。
2.固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産(リース資産を除く)
① 建物
ア.平成 10 年 3 月 31 日以前に取得したもの
旧定率法によっています。
イ.平成 10 年 4 月 1 日から平成 19 年 3 月 31 日までに取得した
もの
旧定額法によっています。
ウ.平成 19 年 4 月 1 日以後に取得したもの
定額法によっています。
② 建物以外
ア.平成 19 年 3 月 31 日以前に取得したもの
旧定率法によっています。
イ.平成 19 年 4 月1日以降に取得したもの
定率法によっています。
③ 取得価額が 30 万円未満の減価償却資産
税法の定めにより次のとおり処理しています。
ア.上限 300 万円に達するまでの金額:全額費用処理しています。
イ.アを超える部分のうち 10 万円以上 20 万円未満のもの:一括
償却資産として全額費用処理しています。
ウ.アを超える部分のうち 20 万円以上 30 万円未満のもの:固定
資産に計上し、定率法を採用し、税法基準の償却率によって
います。
なお、耐用年数および残存価額については、法人税法に規定す
る方法と同一の基準によっています。
(減価償却方法の変更)
法人税法の改正に伴い、当事業年度より有形固定資産につ
いて、改正後の法人税法に基づく減価償却方法に変更して
います。
これより、従来の方法と比べて、当事業年度の事業管理費
が 3,851 千円減少し、事業利益、税引前当期利益が同額増
加しています。
(2)無形固定資産(リース資産を除く)
定額法によっています。
なお、自組合利用のソフトウェアについては、当組合における
利用可能期間(5年)に基づく定額法により処理しています。
(2)無形固定資産(リース資産を除く)
定額法によっています。
なお、自組合利用のソフトウェアについては、当組合における
利用可能期間(5年)に基づく定額法により処理しています。
3.引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
貸倒引当金は、あらかじめ定めている資産査定規程、経理規程
及び資産の償却・引当規程に則り、次のとおり計上しています。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者
(破綻先)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(実質
破綻先)に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見
込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上し
ています。
また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可
能性が大きいと認められる債務者に係る債権については、債権額
から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認めら
れる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に
判断して必要と認められる額を計上しています。
破綻懸念先に対する債権のうち債権の元本の回収に係るキャ
ッシュ・フローを合理的に見積ることができる債権については、
当該キャッシュ・フローと債権の帳簿価額から担保の処分可能見
3.引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
貸倒引当金は、あらかじめ定めている資産査定規程、経理規程
及び資産の償却・引当規程に則り、次のとおり計上しています。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者
(破綻先)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(実質
破綻先)に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見
込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上し
ています。
また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可
能性が大きいと認められる債務者に係る債権については、債権額
から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認めら
れる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に
判断して必要と認められる額を計上しています。
破綻懸念先に対する債権のうち債権の元本の回収に係るキャ
ッシュ・フローを合理的に見積ることができる債権については、
当該キャッシュ・フローと債権の帳簿価額から担保の処分可能見
34
込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額との差額を
引き当てています。
上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した金額と税法
繰入限度額のいずれか多い金額を計上しています。
この基準に基づき、当事業年度は租税特別措置法第 57 条の 10
により算定した金額に基づき計上しています。
すべての債権は、資産査定規程に基づき、資産査定部署が資産
査定を実施し、当該部署から独立した査定監査部署が査定結果を
監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っていま
す。
(2)賞与引当金
職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額の
うち当事業年度負担分を計上しています。
(3)退職給付引当金
職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付
債務及び年金資産の見込に基づき、当事業年度に発生していると
認められる額を計上しています。
なお、当組合は職員数 300 人未満の小規模企業等に該当するた
め、「退職給付会計に関する実務指針(中間報告)」(日本公認会
計士協会会計制度委員会報告第 13 号平成 11 年 9 月 14 日)によ
り簡便法を採用しています。
(4)役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金引当規程に
基づく期末要支給額を計上しています。
(5)外部出資等損失引当金
当組合の外部出資先への出資に係る損失に備えるため、出資形
態が株式のものについては有価証券の評価と同様の方法により、
株式以外のものについては貸出債権と同様の方法により、必要と
認められる額を計上しています。
(6)災害損失引当金
平成 23 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災に伴う復旧費用
等の支出に備えるため、その見積額を計上しています。
込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額との差額を
引き当てています。
上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した金額と税法
繰入限度額のいずれか多い金額を計上しています。
この基準に基づき、当事業年度は租税特別措置法第 57 条の 10
により算定した金額に基づき計上しています。
すべての債権は、資産査定規程に基づき、資産査定部署が資産
査定を実施し、当該部署から独立した査定監査部署が査定結果を
監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っていま
す。
(2)賞与引当金
職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額の
うち当事業年度負担分を計上しています。
(3)退職給付引当金
職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付
債務及び年金資産の見込に基づき、当事業年度に発生していると
認められる額を計上しています。
なお、当組合は職員数 300 人未満の小規模企業等に該当するた
め、「退職給付会計に関する実務指針(中間報告)」(日本公認会
計士協会会計制度委員会報告第 13 号平成 11 年 9 月 14 日)によ
り簡便法を採用しています。
(4)役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金引当規程に
基づく期末要支給額を計上しています。
(5)外部出資等損失引当金
当組合の外部出資先への出資に係る損失に備えるため、出資形
態が株式のものについては有価証券の評価と同様の方法により、
株式以外のものについては貸出債権と同様の方法により、必要と
認められる額を計上しています。
(6)災害損失引当金
平成 23 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災に伴う復旧費用
等の支出に備えるため、その見積額を計上しています。
4.リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のフ
ァイナンス・リース取引のうち、会計基準適用初年度開始前に取引を
行ったものについては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計
処理によっています。
4.リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のフ
ァイナンス・リース取引のうち、会計基準適用初年度開始前に取引を
行ったものについては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計
処理によっています。
5.消費税及び地方消費税の会計処理の方法
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。た
だし、固定資産に係る控除対象外消費税等は「雑資産」に計上し、5
年間で均等償却を行っています。
5.消費税及び地方消費税の会計処理の方法
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。た
だし、固定資産に係る控除対象外消費税等は「雑資産」に計上し、5
年間で均等償却を行っています。
6.記載金額の端数処理
記載金額は、千円未満を四捨五入して表示しています。なお、金
額五百円未満の科目については「0」で表示しています。
6.記載金額の端数処理
記載金額は、千円未満を四捨五入して表示しています。なお、金
額五百円未満の科目については「0」で表示しています。
7.会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準等の適用
当事業年度の期首以後に行われる会計上の変更及び過去の誤謬の
訂正から、「会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準」(企業
会計基準第 24 号平成 21 年 12 月 4 日)及び「会計上の変更及び誤謬
の訂正に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第 24
号平成 21 年 12 月4日)を適用しています。
なお、「金融商品会計に関する実務指針」(日本公認会計士協会会
計制度委員会報告第 14 号)に基づき、当事業年度の「貸倒引当金戻
入益」は事業費用から控除又は事業外収益に計上しており、
「償却債
権取立益」は事業外収益に計上しています。
Ⅱ 貸借対照表に関する注記
1.有形固定資産に係る圧縮記帳額
国庫補助金等の受入れにより、有形固定資産の取得価額から控除
している圧縮記帳額は 42,168 千円であり、その内訳は次のとおり
です。
(単位:千円)
固定資産名
建物
構築物
機械装置
車両運搬具
器具備品
合計
圧縮累計額
当期圧縮額
171,023
159,659
1,638
-
56,476
36,775
495
195
21,706
251,338
14,661
211,290
Ⅱ 貸借対照表に関する注記
1.有形固定資産に係る圧縮記帳額
国庫補助金等の受入れにより、有形固定資産の取得価額から控除
している圧縮記帳額は 42,168 千円であり、その内訳は次のとおり
です。
(単位:千円)
固定資産名
圧縮累計額
当期圧縮額
184,972
13,949
構築物
11,638
-
機械装置
56,476
-
495
-
30,006
273,587
8,300
22,249
建物
車両運搬具
器具備品
合計
2.リース契約により使用する重要な固定資産
貸借対照表に計上した固定資産のほか、リース契約により使用し
ている重要な固定資産として、ATM設備等(平成21年2月2
8日以前契約締結のもの)があります。
35
2.担保に供した資産等
担保に供している資産は以下のとおりです。
3.担保に供した資産等
担保に供している資産は以下のとおりです。
(単位:千円)
担保に供している資産
種 類
帳簿価額
定期預金
1,500,000
定期預金
100
外部出資
信用差入
保証金
定期預金
(単位:千円)
担保に係る債務
担保権の種類
根質権(為替
決済担保)
内
容
担保に供している資産
期末残高
種 類
帳簿価額
未決済為替
-
定期預金
1,500,000
質権
白 河市 (水 道 料
金)
27
定期預金
100
1,000
質権
棚 倉町 (水 道 料
金)
215
外部出資
100
質権
塙町(水道料金)
-
定期預金
700,000
質権
手形借入金
担保権の種類
根質権(為替
決済担保)
担保に係る債務
内 容
期末残高
未決済為替
-
質権
白 河市 (水 道 料
金)
―
1,000
質権
棚 倉町 (水 道 料
金)
700,000
質権
手形借入金
―
580,000
580,000
3.子会社に対する金銭債権、金銭債務の総額
(1)子会社に対する金銭債権の総額
17,747 千円
(2)子会社に対する金銭債務の総額
82,829 千円
4.子会社に対する金銭債権、金銭債務の総額
(1)子会社に対する金銭債権の総額
12,525 千円
(2)子会社に対する金銭債務の総額
90,829 千円
4.理事および監事に対する金銭債権、金銭債務の総額
理事、および監事に対する金銭債権
60,595 千円
5.理事および監事に対する金銭債権、金銭債務の総額
理事、および監事に対する金銭債権
54,570 千円
5.貸出金のうちリスク管理債権の額及びその内訳
貸出金のうち、破綻先債権額は 22,166 千円、延滞債権額は 482,479
千円です。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継
続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済
の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒
償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。
)
のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第1項第
3 号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が
生じている貸出金です。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債
権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支
払を猶予した貸出金以外の貸出金です。
貸出金のうち、3 カ月以上延滞債権額は 36,149 千円です。
なお、3 カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日
の翌日から 3 カ月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債
権に該当しないものです。
貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 31,262 千円です。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図る
ことを目的として、金利の減免、利息の支払い猶予、元本の返済猶
予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で
破綻先債権、延滞債権及び 3 カ月以上延滞債権に該当しないもので
す。
破綻先債権額、延滞債権額、3 カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩
和債権額の合計額は 572,056 千円です。
なお、上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額です。
6.貸出金のうちリスク管理債権の額及びその内訳
貸出金のうち、破綻先債権額は 20,334 千円、延滞債権額は 474,143
千円です。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継
続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済
の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒
償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。
)
のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第1項第
3 号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が
生じている貸出金です。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債
権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支
払を猶予した貸出金以外の貸出金です。
なお、3 カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日
の翌日から 3 カ月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債
権に該当しないものです。
貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 28,176 千円です。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図る
ことを目的として、金利の減免、利息の支払い猶予、元本の返済猶
予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で
破綻先債権、延滞債権及び 3 カ月以上延滞債権に該当しないもので
す。
破綻先債権額、延滞債権額、3 カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩
和債権額の合計額は 522,652 千円です。
なお、上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額です。
6.土地の再評価に関する法律に基づく再評価
「土地の再評価に関する法律」
(平成 10 年3月 31 日公布法律第 34
号)及び「土地の再評価に関する法律の一部を改正する法律」
(平成
11 年3月 31 日公布法律第 24 号)に基づき、事業用の土地の再評価
を行い、再評価差額については、当該再評価差額に係る税金相当額
を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを
控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の部に計上して
います。
(1)再評価を行った年月日
平成 12 年 2 月 29 日
(2)再評価を行った土地の当事業年度末における時価の合計額が再評
価後の帳簿価額の合計額を下回る金額・・・・・197,363 千円
(3) 同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
①土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政
令第 119 号) 第 2 条第 4 号に定める、当該事業用土地につい
て地価税法第 16 条に規定する地価税の課税価格の計算の基礎
となる
②土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方
法により算定した価額(路線価)に合理的な調整を行って算出
しました。
Ⅲ 損益計算書に関する注記
1.子会社との取引高の総額
(1)子会社との取引による収益総額
72,537 千円
うち事業取引高
25,870 千円
うち事業取引以外の取引高
46,667 千円
(2)子会社との取引による費用総額
34,250 千円
うち事業取引高
33,906 千円
うち事業取引以外の取引高
344 千円
2.減損会計に関する注記
(1)減損損失を認識した資産または資産グループの用途、種類、場所
等の概要
当事業年度に減損を計上した固定資産は、以下の通りです。
7.土地の再評価に関する法律に基づく再評価
「土地の再評価に関する法律」
(平成 10 年3月 31 日公布法律第 34
号)及び「土地の再評価に関する法律の一部を改正する法律」
(平成
11 年3月 31 日公布法律第 24 号)に基づき、事業用の土地の再評価
を行い、再評価差額については、当該再評価差額に係る税金相当額
を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを
控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の部に計上して
います。
(1)再評価を行った年月日
平成 12 年 2 月 29 日
(2)再評価を行った土地の当事業年度末における時価の合計額が再評
価後の帳簿価額の合計額を下回る金額・・・・・228,409 千円
(3) 同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
①土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政
令第 119 号) 第 2 条第 4 号に定める、当該事業用土地につい
て地価税法第 16 条に規定する地価税の課税価格の計算の基礎
となる
②土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方
法により算定した価額(路線価)に合理的な調整を行って算出
しました。
Ⅲ 損益計算書に関する注記
1.子会社との取引高の総額
(1)子会社との取引による収益総額
68,730 千円
うち事業取引高
22,063 千円
うち事業取引以外の取引高
46、667 千円
(2)子会社との取引による費用総額
21,303 千円
うち事業取引高
15,275 千円
うち事業取引以外の取引高
6,028 千円
用途
種類
その他
①
高野ふれあい店
場所
遊休資産
土地
業務外固定資産
②
石井ふれあい店
遊休資産
土地
業務外固定資産
③
東部多目的ホール
遊休資産
器具備品等
業務外固定資産
④
中部多目的ホール
遊休資産
土地等
業務外固定資産
36
当組合では、投資の意思決定を行う単位としてグルーピングを
実施した結果、営業店舗については支店ごとに、また、業務外固
定資産(遊休資産と賃貸固定資産)については、各固定資産をグ
ルーピングの最小単位としています。
本店については、独立したキャッシュ・フローを生み出さない
ものの、他の資産グループのキャッシュ・フローの生成に寄与し
ていることから、共用資産と認識しています。
(2)減損損失の認識に至った経緯
①
遊休資産
遊休資産とされ早期処分対象であることから、処分可能価額で
評価しその差額を減損損失として認識しました。
(3)減損損失の金額及び主な固定資産の種類毎の当該金額の内訳
① 高野ふれあい店 1,250 千円(土地 1,250 千円)
② 石井ふれあい店 6,767 千円(土地 6,767 千円)
③ 東部多目的ホール 2,533 千円(器具備品 2,466 千円、無形固定
資産 67 千円)
④ 中部多目的ホール 3,932 千円(土地 3,003 千円、建物 412 千円、
構築物 35 千円、器具備品 480 千円)
(4)回収可能額の測定等
回収可能額については、正味売却可能価額を採用しています。
Ⅳ
金融商品に関する注記
Ⅳ
金融商品に関する注記
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組
合員や地域内の企業や団体などへ貸付け、残った余裕金を農林中
央金庫へ預けているほか、国債や地方債などの債券等の有価証券
による運用を行っています。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等
に対する貸出金及び有価証券であり、貸出金は、組合員等の契約
不履行によってもたらされる信用リスクに晒されています。
また、有価証券は、主に債券であり、満期保有目的及び純投資
目的(その他有価証券)で保有しています。これらは発行体の信
用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクに晒され
ています。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスクの管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会
において対応方針を決定しています。また、通常の貸出取引
については、本店に金融部融資審査課を設置し各支店との連
携を図りながら、与信審査を行っています。審査にあたって
は、取引先のキャッシュ・フローなどにより償還能力の評価
を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、
与信判定を行っています。貸出取引において資産の健全性の
維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正に行っていま
す。不良債権については管理・回収方針を作成・実践し、資
産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の結果、
貸倒引当金については「資産の償却・引当規程」に基づき必
要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。
② 市場リスクの管理
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リ
スクを的確にコントロールすることにより、収益化及び財務
の安定化を図っています。このため、財務の健全性維持と収
益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、資産・負
債の金利感応度分析などを実施し、金融情勢の変化に機敏に
対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通
しなどの投資環境分析及び当組合の保有有価証券ポートフォ
リオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針
を定めるとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的
に開催して、日常的な情報交換及び意思決定を行っています。
運用部門は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で
決定された方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッ
ジを行っています。運用部門が行った取引についてはリスク
管理部門が適切な執行を行っているかどうかチェックし定期
的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組
合員や地域内の企業や団体などへ貸付け、残った余裕金を農林中
央金庫へ預けているほか、国債や地方債などの債券等の有価証券
による運用を行っています。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等
に対する貸出金及び有価証券であり、貸出金は、組合員等の契約
不履行によってもたらされる信用リスクに晒されています。
また、有価証券は、主に債券であり、満期保有目的及び純投資
目的(その他有価証券)で保有しています。これらは発行体の信
用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクに晒され
ています。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスクの管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会
において対応方針を決定しています。また、通常の貸出取引
については、本店に金融部融資審査課を設置し各支店との連
携を図りながら、与信審査を行っています。審査にあたって
は、取引先のキャッシュ・フローなどにより償還能力の評価
を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、
与信判定を行っています。貸出取引において資産の健全性の
維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正に行っていま
す。不良債権については管理・回収方針を作成・実践し、資
産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の結果、
貸倒引当金については「資産の償却・引当規程」に基づき必
要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。
② 市場リスクの管理
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リ
スクを的確にコントロールすることにより、収益化及び財務
の安定化を図っています。このため、財務の健全性維持と収
益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、資産・負
債の金利感応度分析などを実施し、金融情勢の変化に機敏に
対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通
しなどの投資環境分析及び当組合の保有有価証券ポートフォ
リオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針
を定めるとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的
に開催して、日常的な情報交換及び意思決定を行っています。
運用部門は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で
決定された方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッ
ジを行っています。運用部門が行った取引についてはリスク
管理部門が適切な執行を行っているかどうかチェックし定期
的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。
市場リスクに係る定量的情報
(トレーディング目的以外の金融商品)
当組合で保有している金融商品はすべてトレーディング目
的以外の金融商品です。当組合において、主要なリスク変数
である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、
有価証券のうちその他有価証券に分類している債券、貸出金、
貯金及び借入金です。
当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期
末後1年程度の金利の合理的な予想変動幅を用いた経済価値
の変動額を、金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分
析に利用しています。
金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当
事業年度末現在、指標となる金利が 0.01%上昇したものと想
定した場合には、経済価値が 3,212 千円減少するものと把握
しています。
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提
市場リスクに係る定量的情報
(トレーディング目的以外の金融商品)
当組合で保有している金融商品はすべてトレーディング目
的以外の金融商品です。当組合において、主要なリスク変数
である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、
有価証券のうちその他有価証券に分類している債券、貸出金、
貯金及び借入金です。
当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期
末後1年程度の金利の合理的な予想変動幅を用いた経済価値
の変動額を、金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分
析に利用しています。
金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当
事業年度末現在、指標となる金利が 0.01%上昇したものと
想定した場合には、経済価値が 1,993 千円減少するものと把
握しています。
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提
37
としており、金利とその他のリスク変数の相関を考慮してい
ません。
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場
合には、算定額を超える影響が生じる可能性があります。
なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件にか
かる未実行金額についても含めて計算しています。
③ 資金調達に係る流動性リスクの管理
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達につ
いて月次の資金計画を作成し、安定的な流動性の確保に努め
ています。また、市場流動性リスクについては、投資判断を
行う上での重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性
(換金性)を把握したうえで、運用方針などの策定の際に検
討を行っています。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に
基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された
価額(これに準ずる価額を含む)が含まれています。当該価額の
算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前
提条件等によった場合、当該価額が異なることもあります。
としており、金利とその他のリスク変数の相関を考慮してい
ません。
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場
合には、算定額を超える影響が生じる可能性があります。
なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件にか
かる未実行金額についても含めて計算しています。
③ 資金調達に係る流動性リスクの管理
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達につ
いて月次の資金計画を作成し、安定的な流動性の確保に努め
ています。また、市場流動性リスクについては、投資判断を
行う上での重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性
(換金性)を把握したうえで、運用方針などの策定の際に検
討を行っています。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に
基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された
価額(これに準ずる価額を含む)が含まれています。当該価額の
算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前
提条件等によった場合、当該価額が異なることもあります。
2.金融商品の時価に関する事項
(1)金融商品の貸借対照表計上額及び時価等
当事業年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差
額は、次のとおりです。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるもの
については、次表には含めず(3)に記載しています。
2.金融商品の時価に関する事項
(1)金融商品の貸借対照表計上額及び時価等
当事業年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差
額は、次のとおりです。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるもの
については、次表には含めず(3)に記載しています。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
34,677,806
預金
時価
(単位:千円)
差額
34,629,318
貸借対照表計上額
△48,488
有価証券
預金
時価
差額
37,286,646
37,251,911
△36,735
1,400,000
1,405,911
5,911
有価証券
満期保有目的の債
2,600,000
2,624,383
24,383
満期保有目的の債
券
その他有価証券
貸出金
貸倒引当金
貸倒引当金控除後
資産計
貯金
借入金
負債計
券
2,714,131
2,714,131
-
13,550,638
-
-
△356,515
-
-
13,194,123
13,551,724
357,601
53,186,060
53,519,556
333,496
54,005,679
53,962,767
△42,912
645,543
644,827
△716
54,651,222
54,607,594
△43,628
(*1)貸出金には、貸借対照表上雑資産に計上している従業員貸付金
53,257 千円を含めています。
(*2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除して
います。
(2)金融商品の時価の算定方法
【資産】
① 預金
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似してい
ることから、当該帳簿価額によっています。満期のある預金
については、期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレート
である円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値
を時価に代わる金額として算定しています。
② 有価証券
債券は取引金融機関等から提示された価格によっています。
③ 貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利
を反映するため、貸出先の信用状態が実行後大きく異なって
いない限り、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳
簿価額によっています。
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に
基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスクフリーレート
である円Libor・スワップレートで割り引いた額から
貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定してい
ます。
なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、未実行額
も含めた元利金の合計額をリスクフリーレートである円L
ibor・スワップレートで割り引いた額に、帳簿価額に
未実行額を加えた額に対する帳簿価額の割合を乗じ、貸倒
引当金を控除した額を時価に代わる金額として算定してい
ます。
また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債
権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時
価に代わる金額としています。
【負債】
① 貯金
要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額
(帳簿価額)を時価とみなしています。また、定期性貯金に
ついては、期間に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フ
ローをリスクフリーレートである円Libor・スワップレ
その他有価証券
貸出金
貸倒引当金
貸倒引当金控除後
資産計
貯金
借入金
負債計
1,540,356
1,540,356
-
13,147,503
-
-
△309,805
-
-
12,837,698
13,218,501
380,803
53,066,700
53,416,679
349,979
54,368,685
54,344,163
△24,522
622,189
621,626
△563
54,990,874
54,965,789
△25,085
(*1)貸出金には、貸借対照表上雑資産に計上している従業員貸付金
53,257 千円を含めています。
(*2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除して
います。
(2)金融商品の時価の算定方法
【資産】
① 預金
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似してい
ることから、当該帳簿価額によっています。満期のある預金
については、期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレート
である円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値
を時価に代わる金額として算定しています。
② 有価証券
債券は取引金融機関等から提示された価格によっています。
③ 貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利
を反映するため、貸出先の信用状態が実行後大きく異なって
いない限り、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳
簿価額によっています。
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に
基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスクフリーレート
である円Libor・スワップレートで割り引いた額から
貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定してい
ます。
なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、未実行額
も含めた元利金の合計額をリスクフリーレートである円L
ibor・スワップレートで割り引いた額に、帳簿価額に
未実行額を加えた額に対する帳簿価額の割合を乗じ、貸倒
引当金を控除した額を時価に代わる金額として算定してい
ます。
また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債
権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時
価に代わる金額としています。
【負債】
① 貯金
要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額
(帳簿価額)を時価とみなしています。また、定期性貯金に
ついては、期間に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フ
ローをリスクフリーレートである円Libor・スワップレ
38
ートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定し
ています。
(3)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次
のとおりであり、これらは(1)の金融商品の時価情報には含ま
れていません。
ートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定し
ています。
(3)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次
のとおりであり、これらは(1)の金融商品の時価情報には含ま
れていません。
(単位:千円)
(単位:千円)
貸借対照表計上額
貸借対照表計上額
外部出資(*1)
3,107,606
外部出資(*1)
3,109,941
合計
3,107,606
合計
3,109,941
(*1)外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものにつ
いては、時価を把握することが極めて困難であると認め
られるため、時価開示の対象とはしていません。
(*1)外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものにつ
いては、時価を把握することが極めて困難であると認め
られるため、時価開示の対象とはしていません。
(4)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
(4)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
(単位:千円)
1年以内
預金
1年超
2年超
3年超
4年超
2年以内
3年以内
4年以内
5年以内
-
-
-
-
34,677,806
(単位:千円)
5年超
1年超
2年超
3年超
4年超
2年以内
3年以内
4年以内
5年以内
37,288,646
-
-
-
-
-
1,200,000
200,000
-
-
-
20,000
24,000
2,000
-
1,400,000
1,995,758
1,283,323
1,031,702
919,641
748,269
6,700,463
40,504,404
1,507,323
1,033,702
919,641
748,269
8,100,463
1年以内
預金
-
有価証券
5年超
有価証券
満期保有
1,200,000
1,200,000
200,000
-
-
満期保有
-
目的の債券
その他有価
証券のうち
満期のある
もの
貸出金
(*1.2.3)
合計
目的の債券
27,000
20,000
24,000
2,000
-
2,500,000
2,105,375
1,256,088
1,148,763
927,075
827,649
6,766,626
38,010,181
2,476,088
1,372,763
929,075
827,649
9,266,626
その他有価
証券のうち
満期のある
もの
貸出金
(*1.2.3)
合計
(*1)貸出金のうち、当座貸越 283,434 千円については「1 年
以内」に含めています。また、期限のない劣後特約付ロ
ーンについては「5 年超」に含めています。
(*2)貸出金のうち、3 カ月以上延滞が生じている債権・期限
の利益を喪失した債権等 458,685 千円は償還の予定が見
込まれないため、含めていません。
(*3)貸出金の分割実行案件のうち、貸付決定金額の一部実行
案件 7,120 千円は償還日が特定できないため、含めてい
ません。
(5)借入金及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額
(単位:千円)
(5)借入金及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額
(単位:千円)
1年超
2年超
3年超
4年超
2年以内
3年以内
4年以内
5年以内
49,669,417
1,295,984
1,585,548
148,351
1,306,379
-
603,354
16,695
14,236
6,379
3,737
1,141
50,272,771
1,312,679
1,599,776
154,730
1,310,116
1,141
1年以内
(*1)貸出金のうち、当座貸越 302,905 千円については「1 年
以内」に含めています。また、期限のない劣後特約付ロ
ーンについては「5 年超」に含めています。
(*2)貸出金のうち、3 カ月以上延滞が生じている債権・期限
の利益を喪失した債権等 409,495 千円は償還の予定が見
込まれないため、含めていません。
(*3)貸出金の分割実行案件のうち、貸付決定金額の一部実行
案件 8,200 千円は償還日が特定できないため、含めてい
ません。
5年超
貯金
貯金
借入金
借入金
合計
合計
1年超
2年超
3年超
4年超
2年以内
3年以内
4年以内
5年以内
49,852,483
1,761,731
1,207,643
1,265,692
276,222
-
596,695
14,236
6,379
3,737
1,141
0
50,449,178
1,775,967
1,214,022
1,269,429
227,363
1年以内
5年超
(*1)貯金のうち、要求払貯金については「1 年以内」に含めています。
(*1)貯金のうち、要求払貯金については「1 年以内」に含めています。
Ⅴ 有価証券に関する注記
1.有価証券の時価、評価差額に関する事項等
有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりです。
(1)満期保有目的の債券で時価のあるもの
満期保有目的の債券において、種類ごとの貸借対照表計上額、
時価及びこれらの差額については、次のとおりです。
(単位:千円)
Ⅴ 有価証券に関する注記
1.有価証券の時価、評価差額に関する事項等
有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりです。
(1)満期保有目的の債券で時価のあるもの
満期保有目的の債券において、種類ごとの貸借対照表計上額、
時価及びこれらの差額については、次のとおりです。
(単位:千円)
種類
時価が貸借対
照表計上額を
超えるもの
合計
貸借対照表
計上額
金融債
時
価
差
額
2,600,000
2,624,383
24,383
2,600,000
2,624,383
24,383
(2)その他有価証券で時価のあるもの
その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、
種類
時価が貸借対
照表計上額を
超えるもの
合計
貸借対照表
計上額
金融債
時
価
差
額
1,400,000
1,405,911
5,911
1,400,000
1,405,911
5,911
(2)その他有価証券で時価のあるもの
その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、
39
貸借対照表計上額及びこれらの差額については、次のと
おりです。
(単位:千円)
貸借対照表計上額及びこれらの差額については、次のと
おりです。
(単位:千円)
種類
時価が貸借
対照表計上
額を超える
もの
取得原価又は
償却原価
国債
種類
差
2,609,665
135,081
100,000
104,466
4,466
2,574,584
2,714,131
139,547
(*)なお、上記評価差額から繰延税金負債△38,487 千円を差し
引いた額 101,060 千円が、「その他有価証券評価差額金」に含ま
れています。
Ⅵ
取得原価又は
償却原価
額
2,474,584
地方債
合計
貸借対照表
計上額
退職給付に関する注記
時価が貸借
対照表計上
額を超える
もの
国債
差
額
1,445,429
1,540,356
94,927
-
-
-
1,445,429
1,540,356
94,927
地方債
合計
貸借対照表
計上額
(*)なお、上記評価差額から繰延税金負債△26,181 千円を差し
引いた額 68,746 千円が、
「その他有価証券評価差額金」に含まれ
ています。
2.当事業年度中に売却したそのたの有価証券
売却額
売却益
売却損
債券
1,155,070 千円
49,267 千円
―
国債
1,048,236 千円
42,433 千円
―
地方債
106,834 千円
6,834 千円
―
合計
1,155,070 千円
49,267 千円
―
Ⅵ
退職給付に関する注記
1.退職給付制度の概要等
(1)採用している退職給付制度
職員の退職給付にあてるため、退職給与規程に基づき、退職一
時金制度を採用しています。また、この制度に加え、同規程に基
づき退職給付の一部にあてるため一般財団法人 全国農林漁業団
体共済会との契約による退職金共済制度を採用しています。
なお、退職給付債務・退職給付費用の計上にあたっては、「退
職給付に係る会計基準の設定に関する意見書」
( 平成 10 年 6 月 16
日企業会計審議会)に基づき、簡便法により行っています。
1.退職給付制度の概要等
(1)採用している退職給付制度
職員の退職給付にあてるため、退職給与規程に基づき、退職一
時金制度を採用しています。また、この制度に加え、同規程に基
づき退職給付の一部にあてるため一般財団法人 全国農林漁業団
体共済会との契約による退職金共済制度を採用しています。
なお、退職給付債務・退職給付費用の計上にあたっては、「退
職給付に係る会計基準の設定に関する意見書」
( 平成 10 年 6 月 16
日企業会計審議会)に基づき、簡便法により行っています。
(2)退職給付債務の額及びその内訳
① 退職給付債務
② 年金資産
⑤ 退職給付引当金
(2)退職給付債務の額及びその内訳
① 退職給付債務
② 年金資産
⑤ 退職給付引当金
(3)退職給付費用の内訳
① 勤務費用
△938,942千円
746,424千円
△192,518千円
20,548千円
(3)退職給付費用の内訳
① 勤務費用
△858,102千円
697,986千円
△160,116千円
16,299千円
2.特例業務負担金の将来見込額
人件費(うち福利厚生費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業
団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体職員共済組
合法等を廃止する等の法律附則第 57 条に基づき、
旧農林共済組合(存
続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠出し
た特例業務負担金 15,337 千円を含めて計上しています。
なお、
同組合より示された平成 24 年 3 月現在における平成 44 年 3
月までの特例業務負担金の将来見込額は、239,607 千円となっていま
す。
2.特例業務負担金の将来見込額
人件費(うち福利厚生費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業
団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体職員共済組
合法等を廃止する等の法律附則第 57 条に基づき、
旧農林共済組合(存
続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠出し
た特例業務負担金 15,337 千円を含めて計上しています。
なお、
同組合より示された平成 24 年 3 月現在における平成 44 年 3
月までの特例業務負担金の将来見込額は、239,607 千円となっていま
す。
Ⅶ
Ⅶ
税効果会計に関する注記
税効果会計に関する注記
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の主な内訳
繰延税金資産
貸倒引当金超過額
37,032千円
退職給付引当金超過額
54,137千円
賞与引当金超過額
17,674千円
役員退職慰労引当金超過額
9,822千円
未払費用否認額
2,577千円
減損損失加算額
16,074千円
その他
11,400千円
繰延税金資産小計
148,716千円
評価性引当額
△55,037千円
繰延税金資産合計(A)
93,679千円
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
△38,487千円
繰延税金負債合計(B)
△38,487千円
繰延税金資産の純額(A)+(B)
55,192千円
2.法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因
法定実効税率
30.96%
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
2.03%
受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △1.10%
住民税均等割等
1.12%
評価性引当額の増減
△0.80%
その他
0.69%
税効果会計適用後の法人税の負担率
32.90%
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の主な内訳
繰延税金資産
貸倒引当金超過額
30,909千円
退職給付引当金超過額
44,521千円
賞与引当金超過額
17,827千円
役員退職慰労引当金超過額
11,404千円
未払費用否認額
2,660千円
減損損失加算額
14,499千円
未払年度末手当
6,984千円
未払事業税
8,808千円
外部出資引当金
3,265千円
その他
7,333千円
繰延税金資産小計
148,210千円
評価性引当額
△50,111千円
繰延税金資産合計(A)
98,099千円
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
△26,181千円
繰延税金負債合計(B)
△26,181千円
繰延税金資産の純額(A)+(B)
71,918千円
2.法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因
法定実効税率
29.36%
法定実効税率と法人税等負担率との差異が5%未満のため、注記
を省略しています。
Ⅷ
Ⅷ
重要な後発事象に関する注記
合併に関する注記
40
1.当組合は、平成 24 年 12 月 19 日に締結した合併契約に基づ
き、当組合を存続組合として平成 25 年4月 1 日に東白養畜組
合と合併しました。
当事業年度において、吸収合併対象資産の全部について、当該吸
収合併直前の帳簿価額へ付す吸収合併が行われています。
(1)
吸収合併消滅組合の名称
東白養畜農業協同組合
(2)
吸収合併の目的
管内畜産農家の維持発展
(3)
吸収合併日
平成25年4月1日
(4)
吸収合併存続組合の名称
東西しらかわ農業協同組合
(5)
合併比率及び算定方式
1 対 1 の対等合併
(6)
出資 1 口当たりの金額
1,000円
(7)
吸収合併消滅組合から承継した資産、負債、純資産の額及
び主な内訳
① 資産
33,704千円
(うち預金12,166千円、貸出金5,061千円、
経済事業未収金314千円、
固定資産3,496千円、外部出資2,115千円)
② 負債
8,744千円
(うち借入金4,400千円)
③ 純資産 24,960千円
(うち出資金13,074千円、利益準備金11,886千円)
なお、これらについては帳簿価額で評価しています。
また、会計処理方法は統一しています。
(8)
決算書類に含まれる吸収合併消滅組合の業績の期間
平成25年3月1日から平成26年2月28日
(9)吸収合併に要した支出額は、軽微であります。
41
剰余金処分計算書
(単位:円)
1 当期未処分剰余金
計
24年度
(単位:円)
25年度
458,221,142
458,221,142
1 当期未処分剰余金
計
2 剰余金処分額
(1)利益準備金
(2)任意積立金
経営安定化積立金
金融事業基盤強化積立金
営農経済事業基盤強化積立金
被災JA財政支援積立金
(3)出資配当金
普通出資に対する配当金
後配出資に対する配当金
357,984,068
58,000,000
247,213,000
194,000,000
10,000,000
10,000,000
33,213,000
2 剰余金処分額
(1)利益準備金
(2)任意積立金
経営安定化積立金
金融事業基盤強化積立金
営農経済事業基盤強化積立金
豪雪災害対策支援強化積立金
(3)出資配当金
普通出資に対する配当金
後配出資に対する配当金
275,038,054
72,000,000
249,328,814
129,328,814
20,000,000
50,000,000
50,000,000
4 次期繰越剰余金
100,237,074
4 次期繰越剰余金
112,214,067
(注)
52,771,068
0
(注)
48,252,121
48,252,121
53,709,240
0
1) 出資配当金は3.0%の割合です。ただし、年度内の新規加入及び普通増
資、譲渡増資については日割計算とします。
1) 出資配当金は3.0%の割合です。ただし、年度内の新規加入及び普通増
資、譲渡増資については日割計算とします。
2) 出資配当金については、出資予約貯金に振込み1口に達した場合出資金
に振り替えるものとします。
2) 出資配当金については、出資予約貯金に振込み1口に達した場合出資金
に振り替えるものとします。
3) 特別積立金のうち目的積立金の種類及び積立目的、積立目標額、積立基
準等は次のとおりです。
3) 特別積立金のうち目的積立金の種類及び積立目的、積立目標額、積立基
準等は次のとおりです。
・経営安定化積立金
〔目的〕経営安定化積立金は、会計制度の適用により資産の時価評価等
で発生する損失への対応を図ることにより、また、災害の発生により復
旧費用等の支出に対応することにより、組合の経営安定及び健全な発展
に資することを目的とします。
〔積立目標額〕5億円
〔積立基準〕毎事業年度の当期剰余金の10分の1以上を積み立てます。
〔取崩基準]この積立金は、次の場合に該当する合計額が5,000千円以
上の場合に、理事会に付議したうえで取崩すものとします。
①減損会計の適用により発生した費用相当額
②退職給付会計の制度変更等により増加した費用相当額
③棚卸資産会計の適用により発生した費用相当額
④資産除去債務会計の適用により発生した費用相当額
⑤その他、新たな会計基準の適用により発生した費用相当額
⑥災害の発生により除却・復旧等に支出した費用相当額
・経営安定化積立金
〔目的〕経営安定化積立金は、会計制度の適用により資産の時価評価等
で発生する損失への対応を図ることにより、また、災害の発生により復
旧費用等の支出に対応することにより、組合の経営安定及び健全な発展
に資することを目的とします。
〔積立目標額〕5億円
〔積立基準〕毎事業年度の当期剰余金の10分の1以上を積み立てます。
〔取崩基準]この積立金は、次の場合に該当する合計額が5,000千円以
上の場合に、理事会に付議したうえで取崩すものとします。
①減損会計の適用により発生した費用相当額
②退職給付会計の制度変更等により増加した費用相当額
③棚卸資産会計の適用により発生した費用相当額
④資産除去債務会計の適用により発生した費用相当額
⑤その他、新たな会計基準の適用により発生した費用相当額
⑥災害の発生により除却・復旧等に支出した費用相当額
・金融事業基盤強化積立金
・金融事業基盤強化積立金
〔目的及び取崩基準〕金融自由化に伴う激化に対して、競争力のある金
融事業を確立し、組合の事業の改善発達に資するため。信用事業に係る
機器の導入・設置や金利変動リスクに対応する支出等が発生した場合
に、事業年度末の貯金残高の1,000分の5の範囲内で理事会に付議したう
え取崩します。
〔目的及び取崩基準〕金融自由化に伴う激化に対して、競争力のある金
融事業を確立し、組合の事業の改善発達に資するため。信用事業に係る
機器の導入・設置や金利変動リスクに対応する支出等が発生した場合
に、事業年度末の貯金残高の1,000分の5の範囲内で理事会に付議したう
え取崩します。
〔積立目標額〕事業年度末貯金残高の1,000分の15
〔積立基準〕当期剰余金から、法定準備金と組合員の営農指導、生活・
文化改善事業費用を控除した金額の2分の1以内とします。
・営農経済事業基盤強化積立金
〔目的及び取崩基準〕競争力のある営農経済事業を確立し、組合の事業
の改善発達に資するため。営農経済事業に係る固定資産の取得や修繕
費、営農経済事業リスクの対応する支出等が発生した場合、減価償却費
相当額や支出相当額を理事会に付議したうえ取崩します。
〔積立目標額〕5億円
〔積立基準〕当期剰余金から、利益準備金と組合員の営農指導、生活・
文化改善事業費用及び金融事業基盤強化積立金を控除した金額の2分の
1の範囲内とします。
〔積立目標額〕事業年度末貯金残高の1,000分の15
〔積立基準〕当期剰余金から、法定準備金と組合員の営農指導、生活・
文化改善事業費用を控除した金額の2分の1以内とします。
・営農経済事業基盤強化積立金
〔目的及び取崩基準〕競争力のある営農経済事業を確立し、組合の事業
の改善発達に資するため。営農経済事業に係る固定資産の取得や修繕
費、営農経済事業リスクの対応する支出等が発生した場合、減価償却費
相当額や支出相当額を理事会に付議したうえ取崩します。
〔積立目標額〕5億円
〔積立基準〕当期剰余金から、利益準備金と組合員の営農指導、生活・
文化改善事業費用及び金融事業基盤強化積立金を控除した金額の2分の
1の範囲内とします。
・被災JA財政支援積立金
目的
①被災JAを含む新JAの復旧・復興費用に対する支援を】目的にしま
す。(積立金1)
②被災JAを含む新JAにおいて、震災・合併等により低下した自己資
本の増強対策支援を目的にします。(積立金2)
(積立目標額)
①最終目標額(積立金1):以下の3か年累積額を最終目標額とする。
平成25年度:平成25年度末貯金残高×0.015%-平成25年度JAバ
ンク福島相互援助積立金 平成26年度:平成26年度末貯金残高×
0.015% 平成27年度:平成27年度末貯金残高×0.015%(積立金
2):平成25~27年度末貯金残高×0.008%相当額の毎年度累積額
②仮目標額 33,213千円内訳 (積立金1 )20,252千円 (積立金2
)12,961千円
(取崩基準)
①復旧・復興対策支援
積立目的1に相当する積立金については、支援対象JAが合併後3年間
に要した下記の費用に対して支援する場合に、理事会に付議したうえで
取り崩すものとします。
ア.営農再開対策:農地除塩・除染、圃場整備、生産者の農業再開支援
など イ.損害賠償対策:農産物、営業損害賠償請求に関する事務経費
ウ.債権管理経費:被災組合員に関する債権管理経費
②自己資本増強対策支援 積立目的2に相当する積立金については、被
災JAと合併した支援対象JAに対し、合併により低下した自己資本の
増強対策について支援する場合に、理事会に付議したうえで取り崩すも
のとします。
(取崩期間)
①復旧・復興対策支援 積立目的1に相当する積立金の取り崩しは、平
成28年度から平成30年度まで支援する必要額を取り崩します。但
し、残額が生じた場合は目的外として全額取り崩しいたします。
②自己資本増強対策支援 積立目的2に相当する積立金の取り崩しは平
成28年度に一括取り崩します。
4) 次期繰越剰余金には、営農指導、生活・文化改善事業の費用に充てるた
めの繰越額14,000千円が含まれています。
・豪雪災害支援積立金
〔目的〕平成26年2月発生の豪雪により被災した農業用施設の復旧、農
家の経営継続、農畜産物の生産を支援することを目的にします。
〔積立目標額〕5,000万円
〔取崩基準〕この積立金は、平成26年2月17日制定の「平成26年2月豪雪
災害対策支援要領」により取崩すものとする。
4)
次期繰越剰余金には、営農指導、生活・文化改善事業の費用に充てるた
めの繰越額25,000千円が含まれています。
42
■平成24年度
区
(単位:千円)
分
合
計
信
事
用共
業事
済農業 関連生活その営
農共
通
業事
業他 事 業指導事業管理費等
事業収益
①
6,640,165
621,087
710,296
4,199,854
1,094,748
14,180
事業費用
②
4,801,180
98,716
56,163
3,771,641
850,302
24,358
③
1,838,985
522,371
654,133
428,214
244,445
△ 10,178
④
1,786,274
485,866
425,133
485,866
285,804
103,604
事業総利益
(①-②)
事業管理費
(うち減価償却費)
(うち人件費)
※うち共通管理費
(うち減価償却費)
(うち人件費)
共通管理費配賦前事業
利益(③-(④-⑥))
事業利益
(③-④)
事業外収益
※うち共通分
事業外費用
※うち共通分
経常利益
(⑧+⑨-⑩)
特別利益
※うち共通分
特別損失
※うち共通分
税引前当期利益
(⑬+⑭-⑯)
営農指導事業分
配賦額
(528,630)
(111,012)
(38,590)
(272,244)
(92,982)
(14,802)
(1,192,709)
(292,214)
(335,151)
(286,250)
(201,568)
(77,526)
75,786
68,155
60,926
36,823
10,175
251,865
(29,109)
(26,178)
(23,401)
(14,143)
(3,908)
(96,739)
(27,634)
(24,852)
(22,216)
(13,427)
(3,710)
(91,839)
⑥
⑦
298,029
112,291
297,155
3,274
△ 4,536 △ 103,607
⑧
52,711
36,505
229,000
△ 57,652
△ 41,359 △ 113,782
⑨
⑩
⑪
⑫
113,573
37,593
25,152
12,193
11,430
26,690
22,619
10,375
10,279
26,803
20,220
8,911
9,198
⑬
127,223
61,904
245,314
△ 39,760
⑭
⑮
⑯
⑰
531,610
⑱
392,413
39,061
266,420
⑲
営農指導事業分配賦後
税引前当期利益
⑳
(⑱-⑲)
392,413
19,194
12,221
6,097
5,554
3,294
3,377
1,485
1,535
83,590
37,987
△ 28,262 △ 111,973
151,509
136,092
138,750
83,994
21,264
149,404
134,359
120,109
72,592
20,060
68,736
64,207
79,393
42,894
11,190
68,061
61,207
54,716
33,069
9,138
144,676
317,199
19,597
12,839 △ 101,898
27,808
31,344
23,732
19,014 △ 101,898
116,868
285,855
△ 4,135
496,524
226,191
△ 6,175
※⑥、⑩、⑫、⑮、⑰は、各事業に直課できない部分
(1)共通管理費等及び営農指導事業の他部門への配賦基準
①共通管理費等
○共通管理費、事業外収益・費用の共通分、特別利益・損失の共通分
「(人頭割+共通管理費配賦前の人件費を除いた事業管理費割+共通管理費配賦前の事業損益割)/3)」
②営農指導事業
「(均等割+事業総利益割)/2]
(2)配賦割合(1の配賦基準で算出した配賦の割合)
(単位:%)
信
用共
済 農 業 関 連 生活その他 営
農
計
事
業事
業事
業事
業指導事業
共通管理費等
30.09%
27.06%
24.19%
14.62%
営農指導事業
27.29%
30.76%
23.29%
18.66%
4.04%
100.00%
100.00%
43
部門別損益計算書
■平成25年度
区
(単位:千円)
分
合
計
信
事
用共
業事
済農業関連生活その営
農共
通
業事
業他 事 業指導事業管理費等
事業収益
①
6,416,245
651,942
692,515
3,544,007
1,499,605
28,176
事業費用
②
4,522,884
63,909
53,991
3,098,269
1,264,245
42,470
③
1,893,361
588,033
638,524
445,738
235,360
△ 14,294
④
1,826,616
496,840
442,041
485,880
297,738
104,117
事業総利益
(①-②)
事業管理費
(うち減価償却費)
(うち人件費)
※うち共通管理費
(うち減価償却費)
(うち人件費)
共通管理費配賦前事業
利益(③-(④-⑥))
事業利益
(③-④)
事業外収益
※うち共通分
事業外費用
※うち共通分
経常利益
(⑧+⑨-⑩)
特別利益
※うち共通分
特別損失
※うち共通分
税引前当期利益
(⑬+⑭-⑯)
営農指導事業分
配賦額
(171,862)
(29,904)
(12,718)
(87,993)
(36,435)
(4,812)
(1,212,662)
(355,310)
(322,568)
(295,890)
(186,750)
(52,144)
76,191
69,024
63,285
40,095
11,089
⑥
(9,475)
(8,585)
(7,871)
(4,987)
(1,379)
(32,297)
(25,978)
(23,534)
(21,578)
(13,671)
(3,781)
(88,542)
⑦
326,429
167,384
265,507
23,143
⑧
66,745
91,193
196,483
△40,142
△62,378
△118,411
⑨
⑩
⑪
⑫
107,076
29,126
21,428
6,647
6,458
25,912
19,087
5,914
5,753
28,482
20,955
6,500
6,316
17,453
12,846
3,983
3,872
6,103
4,492
1,393
1,354
⑬
149,384
113,672
216,481
△18,160
△48,908
△113,701
⑭
⑮
⑯
⑰
604,293
⑱
500,353
24,437
253,324
⑲
営農指導事業分配賦後
税引前当期利益
⑳
(⑱-⑲)
500,353
259,684
△ 22,283 △ 107,322
△ 78,808
△ 23,753
164,367
146,239
160,742
98,500
34,445
153,463
136,700
150,077
91,999
32,171 △ 564,410
68,905
61,304
67,384
41,292
14,439
58,478
52,090
57,188
35,057
12,259 △ 215,072
209,134
301,416
75,198
8,300
△93,695
25,448
28,727
22,046
17,474
△93,695
183,686
272,689
53,152
△9,174
※⑥、⑩、⑫、⑮、⑰は、各事業に直課できない部分
(1)共通管理費等及び営農指導事業の他部門への配賦基準
①共通管理費等
○共通管理費、事業外収益・費用の共通分、特別利益・損失の共通分
「(人頭割+共通管理費配賦前の人件費を除いた事業管理費割+共通管理費配賦前の事業損益割)/3)」
②営農指導事業
「(均等割+事業総利益割)/2]
(2)配賦割合(1の配賦基準で算出した配賦の割合)
(単位:%)
信
用共
済農業関連生活その営
農
計
事
業事
業事
業他 事 業指導事業
共通管理費等
27.19%
24.22%
26.59%
16.30%
営農指導事業
27.16%
30.66%
23.53%
18.65%
5.70%
100.00%
100.00%
44
損 益 の 状 況
1.最近の5事業年度の主要な経営指標
項 目
平成21年度
経常収益(事業収益)
5,819
信 用 事 業 収 益
663
共 済 事 業 収 益
703
農業関連事業収益
3,119
生活その他事業収益
1,318
営農指導事業収入
15
経
常
利
益
155
当
期
剰
余
金
172
出
資
金
1,791
( 出 資 口 数 )
(1,790,909)
純
資
産
額
3,800
総
資
産
額
49,538
貯
金
等
残
高
43,482
貸
出
金
残
高
13,729
有 価 証 券 残 高
4,477
剰 余 金 配 当 金 額
26
出資配当額
26
事業利用分量配当額
0
職
員
数
173人
単 体 自 己 資 本 比 率
18.12%
平成22年度
5,921
629
685
4,286
304
16
130
74
1,780
(1,780,214)
3,842
52,371
46,530
14,284
4,651
18
18
0
176人
18.31%
(単位:百万円,口,%)
平成24年度
平成25年度
平成23年度
5,025
633
680
2,341
1,357
14
103
259
1,773
(1,773,352)
4,131
57,907
50,947
13,268
6,172
35
35
0
178人
18.88%
6,640
621
710
4,200
1,095
14
127
263
1,780
(1,779,800)
4,423
61,223
54,006
13,497
5,314
52
52
0
177人
19.43%
6,416
652
692
3,544
1,500
28
149
358
1,816
(1,816,039)
4,734
61,947
54,368
13,097
2,940
53
53
0
171人
19.83%
(注)1.事業区分は、農業協同組合法施行規則の改正により、平成 17 年度から新たな区分により表示してお
ります。
2.経常収益は各事業収益の合計額を表しています。
3.当期剰余金は、銀行等の当期利益に相当するものです。
4.信託業務の取り扱いは行っていません。
2.利益総括表
(単位:百万円,%)
項
目
資金運用収支
平 成 24 年 度
平 成 25 年 度
増
減
522
588
66
23
26
3
その他信用事業収支
△ 30
△ 7
23
信用事業粗利益
(信用事業粗利益率)
515
(0.97)
1,839
(3.00)
515
(1.09)
1,893
(3.06)
0
(0.13)
54
(0.05)
役務取引等収支
事業粗利益
(事業粗利益率)
※注:平成13年度総資産額からは貸倒引当金が控除されています。
注:信用事業粗利益率=信用事業総利益/信用事業資産(債務保証見返りを除く)残高×100
注:事業粗利益率=事業総利益/総資産(債務保証見返りを除く)残高×100
45
3.資金運用収支の内訳
平成24年度
平均残高 利 息 利 回
項 目
資金運用勘定
うち預金
うち有価証券
うち貸出金
資金調達勘定
うち貯金・定期積金
50,749
595
1.17
52,573
599
1.14
34,641
236
0.68
34,781
234
0.67
2,610
69
2.64
4,581
102
2.23
13,497
291
2.16
13,211
263
1.99
54,651
54
0.10
54,180
44
0.08
54,006
53
0.10
53,544
43
0.08
646
1
0.19
636
1
0.16
うち借入金
総資金利ざや
(単位:百万円,%)
平成25年度
平均残高 利 息 利 回
-
-
0.41
-
-
0.44
(注)1.総資金利ざや=資金運用利回り-資金調達原価率(資金調達利回+経費率)
2.資金運用勘定の利息欄の預金には、農林中金からの「預金奨励金」、「特別配当金」、
「特別措置としての特別配当金」が含まれています。
4.受取・支払利息の増減額
(単位:百万円)
目 平 成 24 年 度 増 減 額 平 成 25 年 度 増 減 額
項
受
取
利
息
うち預金
うち有価証券
うち貸出金
支
払
利
息
うち貯金・定期積金
うち借入金
差
引
△ 12
17
△ 6
△ 22
△ 8
△ 8
0
△ 3
4
△ 2
33
△ 28
△ 10
△ 10
△ 0
13
(注)1.増減額は前年度対比です。
2.受取利息の預金には、農林中金からの「預金奨励金」、「特別配当金」、「特別措
置としての特別配当金」が含まれています。
事 業 の 概 況
1.信 用 事 業
(1)貯金に関する指標
① 科目別貯金平均残高
(単位:百万円,%)
種 類
流 動 性 貯 金
定 期 性 貯 金
その他の貯金
計
譲 渡 性 貯 金
合 計
平成24年度
20,778 (38.5)
33,153 (61.4)
(0.1)
75
54,006 (100.0)
(0.0)
0
54,006 (100.0)
平成25年度
19,745 (36.9)
33,748 (63.0)
(0.1)
52
53,544 (100.0)
(0.0)
0
53,544 (100.0)
増 減
△ 1,033
595
△ 23
△ 461
0
△ 461
(注)1.流動性貯金=当座貯金+普通貯金+貯蓄貯金+通知貯金
2.定期性貯金=定期貯金+定期積金
3.( )内は構成比です。
46
②
定期貯金残高
(単位:百万円,%)
種 類
定
期
貯
金
うち 固定金利定期
うち 変動金利定期
平成24年度
32,041 (100.0)
32,041 (100.0)
(0.0)
0
平成25年度
32,761 (100.0)
32,761 (100.0)
(0.0)
0
増 減
720
720
0
(注)1.固定金利定期:預入時に満期日までの利率が確定する定期貯金
2.変動金利定期:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する定期貯金
3.( )内は構成比です。
(2)貸出金等に関する指標
①
科目別貸出金平均残高
(単位:百万円,%)
手
証
当
割
合
②
種 類
形
貸
書
貸
座
貸
引
手
付
付
越
形
計
平成24年度
(0.2)
20
13,193 (97.0)
(2.8)
283
(0.0)
0
13,497 (100.0)
平成25年度
(0.1)
17
12,894 (97.6)
(2.3)
300
(0.0)
0
13,211 (100.0)
増 減
△3
△ 299
17
0
△ 286
貸出金の金利条件別内訳残高
(単位:百万円,%)
種 類
固定金利貸出
変動金利貸出
合 計
(注)(
③
平成24年度
9,297 (69.8)
3,871 (30.2)
13,168 (100.0)
平成25年度
9,085 (71.2)
3,680 (28.8)
12,765 (100.0)
増 減
△ 212
△ 191
△ 403
)内は構成比です。
貸出金の担保別内訳残高
(単位:百万円,%)
種 類
貯金・定期積金等
有価証券
動 産 不動産
その他担保物
小 計
農業信用基金協会保証
その他保証
小 計
信 用
合 計
平成24年度
888
0
0
21
170
1,079
3,963
734
4,697
7,721
13,497
平成25年度
724
0
0
17
239
980
4,196
986
5,182
6,932
13,094
増 減
△ 164
0
0
△4
69
△ 99
233
252
485
△ 789
△ 403
47
④
債務保証の担保別内訳残高
(単位:百万円,%)
種 類
貯金・定期積金等
有価証券
動 産
不動産
その他担保物
小 計
信 用
合 計
⑤
平成24年度
平成25年度
0
0
0
0
8
8
0
8
増 減
0
0
0
0
8
8
0
8
0
0
0
0
0
0
0
0
貸出金の使途別内訳残高
(単位:百万円,%)
平成24年度
平成25年度
設備資金
9,943
(73.7)
9,764
(74.6)
△ 179
運転資金
3,554
(26.3)
3,332
(25.4)
△ 222
13,497 (100.0)
13,096 (100.0)
△ 401
平成24年度
1,667 (12.4)
(0.2)
24
(0.0)
0
(3.4)
454
(0.2)
21
(1.1)
154
(0.2)
32
(1.1)
152
1,689 (12.5)
(8.0)
1,086
2,535 (18.8)
(4.2)
573
5,110 (37.9)
13,497 (100.0)
平成25年度
1,475 (11.3)
(0.2)
23
(0.0)
0
(3.9)
512
(0.1)
18
(1.7)
220
(0.6)
75
(1.0)
135
1,493 (11.4)
(8.3)
1,084
2,317 (17.7)
(3.9)
511
5,233 (40.0)
13,096 (100.0)
種 類
合 計
(注)(
⑥
増 減
)内は構成比です
貸出金の業種別残高
(単位:百万円,%)
種 類
農業
林業
水産業
製造業
鉱業
建設・不動産業
電気・ガス・熱供給水道業
運輸・通信業
卸売・小売・サービス業・飲食業
金融・保険業
地方公共団体
非営利法人
その他
合 計
(注)(
増 減
△ 192
△1
0
58
△3
66
43
△ 17
△ 196
△2
△ 218
△ 62
123
△ 401
)内は構成比(貸出金全体に対する割合)です。
48
⑦
リスク管理債権の状況
(単位:百万円,%)
平成24年度
区 分
平成25年度
増 減
22
20
△2
482
474
△8
3ヶ月以上延滞債権額
36
0
△ 36
貸出条件緩和債権額
31
28
△3
572
523
△ 49
破綻先債権額
延滞債権額
合 計
(注)1.破綻先債権
元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立
て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を
除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令第96条第1項第3号のイ
からホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金)をいいます。
2.延滞債権
未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的と
して利息の支払を猶予したもの以外の貸出金をいいます。
3.3ヶ月以上延滞債権
元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヶ月以上延滞している貸出金で、破綻先債権およ
び延滞債権に該当しないものをいいます。
4.貸出条件緩和債権
債務者の再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、
債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で、破綻先債権、延滞債権および3ヶ
月以上延滞債権に該当しないものをいいます。
⑧
金融再生法開示債権区分に基づく保全状況
■ 平成 24 年度
(単位:百万円,%)
債権区分
破産更生債権
及びこれらに
準ずる債権
危険債権
要管理債権
小 計
正常債権
合 計
保全額
債権額
(A)
担保及び保証(B)
保全率
引当(C)
合計(D=B+C)
(D)/(A)
187
32
208
240
128.3%
317
68
572
13,242
13,814
150
39
221
84
0
292
234
39
513
73.8%
57.4%
89.7%
■ 平成 25 年度
債権区分
破産更生債権
及びこれらに
準ずる債権
危険債権
要管理債権
小 計
正常債権
合 計
債権額
(A)
担保及び保証(B)
(単位:百万円,%)
保全率
合計(D=B+C)
(D)/(A)
保全額
引当(C)
226
57
179
235
104.4%
269
28
523
12,854
13,377
157
7
221
97
0
276
254
7
496
94.4%
24.6%
94.9%
49
(注)
上記の債権区分は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)第
6条に基づき、債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として、次のとおり区分したものです。
① 破産更生債権及びこれらに準ずる債権
法的破綻等による経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権
② 危険債権
経営破綻の状況にはないが、財政状況の悪化等により元本および利息の回収ができない可能性の高
い債権
③ 要管理債権
3か月以上延滞貸出債権および貸出条件緩和貸出債権
④ 正常債権
上記以外の債権
⑨
元本補てん契約のある信託に係る貸出金のリスク管理債権の状況
該当する取引はありません。
⑩
貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
(単位:百万円)
区 分
一
般
貸倒引当金
個
別
貸倒引当金
合 計
⑪
平成24年度
期中減少額
期中
増加額 目的使用 その他
期首
残高
44
45
363
321 -
431
366
-
0
期末
残高
期首
残高
平成25年度
期中減少額
期中
増加額 目的使用 その他
期末
残高
44
45
45
43
-
45
43
363
321
321
276
-
321
276
411
366
366
319
0
411
319
貸出金償却の額
(単位:百万円)
項 目
貸出金償却額
平成24年度
平成25年度
0
0
(3)内国為替取扱実績
(単位:件,百万円)
種 類
送金・振込為替
代金取立為替
雑為替
合 計
件 数
金 額
件 数
金 額
件 数
金 額
件 数
金 額
平成24年度
仕 向
被仕向
9,678
88,065
11,748
18,110
57
6
17
7
1,879
1,444
760
292
11,614
89,515
12,525
18,409
平成25年度
仕 向
被仕向
10,572
86,306
11,643
15,480
30
6
5
7
1,610
1,303
1,006
294
12,212
87,615
12,654
15,781
50
(4)有価証券に関する指標
①
種類別有価証券平均残高
(単位:百万円)
種 類
国 債
地 方 債
政府保証債
金 融 債
短期社債
社 債
株 式
その他の証券
合 計
平成24年度
平成25年度
2,466
2,444
100
98
0
0
3,239
2,038
0
0
0
0
0
0
0
0
5,805
4,580
増 減
△ 22
△2
0
△ 1,201
0
0
0
0
△ 1,225
(注)貸付有価証券は有価証券の種類ごとに区分して記載しています。
②
商品有価証券種類別平均残高
該当する取引はありません。
③
有価証券残存期間別残高
(単位:百万円)
種 類
国
地
平
成
2
4
年
度
1年以下
債
方
債
政府保証債
金
融
債
短 期 社 債
社
債
株
式
その他の証券
合
計
国
債
地
平
成
2
5
年
度
方
債
政府保証債
金
融
債
短 期 社 債
社
債
株
式
その他の証券
合
計
27
0
0
1,200
0
0
0
0
1,227
20
0
0
1,200
0
0
0
0
1,220
1年超 3年超 5年超 7年超
10年超
3年以下 5年以下 7年以下 10年以下
45
0
0
1,400
0
0
0
0
1,445
24
0
0
200
0
0
0
0
224
2
0
0
0
0
0
0
0
2
2
0
0
0
0
0
0
0
2
2,535
0
0
0
0
0
0
0
2,535
1,400
0
0
0
0
0
0
0
1,400
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
104
0
0
0
0
0
0
104
0
0
0
0
0
0
0
0
0
期間の定め
のないもの
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
合計
2,609
104
0
2,600
0
0
0
0
5,313
1,446
0
0
1,400
0
0
0
0
2,846
51
(5)有価証券等の時価情報等
①
有価証券の時価情報等
保 有 区 分
平 成 24 年 度
取得価額 時
(単位:百万円)
平 成 25 年 度
価 評価損益 取得価額 時
価 評価損益
売 買 目 的 ― ― ― ― ― ―
満期保有目的
2,600 2,624
24 1,400 1,406
6
そ の 他 2,575 2,714
139 1,445 1,540
95
合
計 5,175 5,338
163 2,845 2,946
101
(注)1.時価は期末日における市場価格等によっております。
2.取得価額は取得原価又は償却原価によっています。
3.売買目的有価証券については、時価を貸借対照表価額とし、評価損益については当期の損益
に含めています。
4.満期保有目的の債券については、取得価額を貸借対照表価額としてと計上しております。
5.その他有価証券については時価を貸借対照表価額としております。
②
金銭の信託の時価情報等
該当する取引はありません。
③
金融先物取引等、金融等デリバティブ取引、有価証券店頭デリバティブ取引
該当する取引はありません。
2.共済取扱実績
(1)長期共済新契約高・長期共済保有高
種 類
終
身
共
定 期 生 命 共
生
命 養 老 生 命 共
う ち こ ど も 共
総
合 医
療
共
共 介
護
共
済
が
ん
共
定 期 医 療 共
建 物 更 生 共
長 期 共 済 ( 計
年 金 開 始
年 金 開 始
年 金 共 済 ( 計
済
済
済
済
済
済
済
済
済
)
前
後
)
平成24年度
新契約高
保有高
8,297
100,123
271
1,541
2,967
113,984
1,016
23,858
72
1,567
18
0
13,241
24,866
81
0
81
445
393
134,727
352,780
1,048
349
1,397
(単位:百万円)
平成25年度
新契約高
保有高
8,097
100,080
15
968
3,403
80,801
1,016
24,243
24
1,482
48
48
0
435
0
385
10,378
134,400
22,981
342,894
88
1,049
0
364
88
1,413
(注)金額は、保障金額(年金共済は年金年額(利率変動型年金は最低保証年金額))を表示しています。
52
(2)短期共済新契約高
種
類
火
災
共
済
自 動 車 共 済
傷
害
共
済
定 額 定 期 生命 共済
賠 償 責 任 共 済
自 賠 責 共 済
平成24年度
件数
掛金
1,218
13,702
15,631
564
5,708
18
570
5
1
125
(単位:百万円)
平成25年度
件数
掛金
1,229
20
13,764
609
14,639
5
576
1
5,618
142
(注)1.金額は、保障金額を表示しています。
2.自動車共済、賠償責任共済、自賠責共済は掛金総額です。
3.農業関連事業取扱実績
(1)買取購買品(生産資材)取扱実績
(単位:百万円)
種
類
肥
料
飼
料
素 畜 ・ 種 苗
農
機
自
動
車
農
薬
燃
料
その他生産資材
合
計
平成24年度
供給高
手数料
377
65
248
11
172
12
117
21
271
914
253
2,373
3
0
52
71
44
258
平成25年度
供給高
手数料
380
59
262
12
267
22
89
4
271
917
229
2,419
4
0
52
71
40
260
(2)販売品取扱実績
①
受託販売品
(単位:百万円)
平成24年度
販売高
手数料
239
6
876
17
231
5
平成25年度
販売高
手数料
200
6
1,065
26
244
5
種
類
米
野
果
穀
菜
実
特
畜
そ
産
産
他
191
577
0
6
6
0
155
860
0
4
5
0
計
2,114
40
2,524
46
合
の
53
②
買取販売品
(単位:百万円)
種
平成24年度
販売高
粗利益
1,979
121
0
0
1,979
121
類
米
の
そ
合
他
計
平成25年度
販売高
粗利益
1,475
98
0
0
1,475
98
(3)農業倉庫事業取扱実績
(単位:百万円)
保
収 荷
益 そ
倉
費 倉
用 そ
項 目
管
役
の
計
庫 材 料
庫 労 務
の 他 の 費
計
平成24年度
平成25年度
0
0
0
0
0
0
0
0
料
料
他
費
費
用
0
0
0
0
0
0
0
0
(4)利用事業取扱実績
(単位:百万円)
種
そ
類
の
他
育
苗
平成24年度
取扱高
手数料
10
△1
ラ イ ス セ ン タ ー
カン ト リ ー エ レベ ー タ
種 子 セ ン タ ー
自 動 梱 包 ラ イ ン
予
冷
料
農 業 機 械 利 用
W
C
S
精 米 セ ン タ ー
農
業
そ
受
委
の
託
他
合
計
平成25年度
取扱高
手数料
7
△3
51
12
10
2
3
1
27
1
14
△4
7
2
3
1
1
0
51
13
8
2
3
1
34
2
13
△4
6
2
3
0
△3
△1
46
12
175
10
1
4
126
0
3
36
△6
7
(5)加工事業取扱実績
(単位:百万円)
種
加
合
類
工
事
業
計
平成24年度
取扱高
粗収益
10
10
1
1
平成25年度
取扱高
粗収益
8
8
0
0
54
4.生活その他事業取扱実績
(1)買取購買品(生活物資)取扱実績
(単位:百万円)
種
類
米
一 般 食
衣
料
耐 久 消 費
日 用 保 健 雑
家 庭 燃
品
品
財
貨
料
その他生活資材
合
平成24年度
供給高
粗収益
(手数料)
26
169
23
19
18
133
63
計
451
(2)利用事業(生活関連)取扱実績
平成25年度
供給高
粗収益
(手数料)
5
34
5
2
2
60
5
21
166
23
7
27
129
37
4
33
4
1
3
55
3
113
410
103
(単位:百万円)
種
類
コ イ ン 精 米
そ の 他 事 業
合
計
平成24年度
取扱高
手数料
3
0
3
2
0
2
平成25年度
取扱高
手数料
3
2
260
51
263
53
平成24年度
取扱高
(%)
61
(80)
16
(20)
76
(100)
平成25年度
取扱高
(%)
51
(72)
20
(28)
71
(100)
(3)旅行事業取扱実績
●
取
扱
高
国
海
合
● 収 支 実
内
外
計
績
収
費
差
益
用
引
(単位:百万円、%)
平成24年度
平成25年度
5
1
3
2
0
2
663
1149
1720
3,532
(単位:人)
平成25年度
856
1310
2118
4,284
(4)福祉事業取扱実績
●延べ利用者数
平成24年度
居宅介護支援事業
訪 問 介 護 事 業
福祉用具貸与事業
合
計
● 収 支 実 績
(単位:百万円)
平成24年度
収
費
差
益
用
引
平成25年度
102
50
42
124
60
64
55
5.指 導 事 業
(単位:百万円)
項 目
平成24年度
平成25年度
賦
課
金
収 指導事業補助金
益 実 費 収 入
計
11
2
1
14
11
16
1
28
営 農 改 善 費
費 生 活 文 化 費
用 教 育 情 報 費
18
6
0
35
8
0
24
△ 10
42
△ 14
計
差引
経 営 諸 指 標
1.利
益
率
項 目
総資産経常利益率
資本経常利益率
総資産当期純利益率
資本当期純利益率
平成24年度
0.21
平成25年度
0.24
(単位:%)
増 減
0.03
2.88
0.43
5.95
3.16
0.58
7.55
0.28
0.15
1.60
(注)1.総資産経常利益率=経常利益/総資産(債務保証見返を除く)平均残高×100
2.資本経常利益率=経常利益/純資産勘定平均残高×100
3.総資産当期純利益率
=当期剰余金(税引後)/総資産(債務保証見返りを除く)平均残高×100
4.資本当期純利益率=当期剰余金(税引後)/純資産勘定平均残高×100
2.貯貸率・貯証率
区 分
貯貸率
貯証率
期 末
期中平均
期 末
期中平均
平成24年度
24.99
25.13
9.84
11.20
平成25年度
24.09
24.68
5.41
4.75
(単位:%)
増 減
△ 0.90
△ 0.45
△ 4.43
△ 6.45
(注)1.貯貸率(期
末)=貸出金残高/貯金残高×100
2.貯貸率(期中平均)=貸出金平均残高/貯金平均残高×100
3.貯証率(期
末)=有価証券残高/貯金残高×100
4.貯証率(期中平均)=有価証券平均残高/貯金平均残高×100
56
自己資本比率の状況
1.自己資本の構成に関する事項
(単位:千円)
項
目
24
年
度 25
年
他の金融機関の資本調達手段の
1,779,800
う ち 後 配 出 資 金
0
0
金
0
0
金
0
0
金
1,153
1,153
利
益
準
備
金
特別積立金(目的積立金除
く)
金融基盤強化積立金
972,780
1,042,666
回
再
資
転
出
評
資
価
本
資
積
準
立
備
営農経済事業基盤強化
目
1,816,039 意図的な保有相当額
金
出
項
度
0
期限付劣後債務及びこ れに
準ずる も の
0
0
0
0
0
0
0
0
(D)
0
0
自己資本額(C-D)(E)
4,257,718
4,598,798
18,589,449
20,007,919
6,330
6,330
3,314,521
3,181,536
21,910,300
23,195,785
Tier 1 比 率(A/F)
18.68%
19.13%
自己資本比率(E/F)
19.43%
19.83%
595,258 非同時決済取引に係る控除額及
170,000
180,000 いる保証又はクレジット・デリ
80,000 バティブの免責額に係る控除額
び信用リスク削減手法として用
4,547
37,760
次 期 繰 越 剰 余 金
(又は次期繰越損失金)
405,450
433,543 自己資本控除とされる証券化エク
分
△ 11,728
スポージャー及び信用補完機能を
△ 20,726 持つI/Oストリップス
その他有価証券の評価差損
0
0
営
0
0控 除 項 目 不 算 入 額
0
0
業
未
権
済
持
相
当
額
企業結合により計上される
無形固定資産相当額
証券化取引により増加した
自己資本に相当する額
基
本
的
項
目
(A)
0
4,093,260
基本的項目からの控除分を除く,
控
除
項
目
計
0
4,436,364 資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引等項目
土地の再評価額と再評価の直
前の帳簿価額の差額の45%相
当額
一 般 貸 倒 引 当 金
119,226
45,232
度
0
固定資産減損積立金・その他
分
年
負債性資本調達手段及びこ
れに準ずる も の
270,671
処
度 25
0
106,000
肥料準備金
年
0
595,258
70,000
24
オペレーショナル・リスク相当
119,226 額を8%で除して得た額
43,208 リ ス ク ・ ア セ ッ ト 等 計 ( F )
負 債 性 資 本 調 達 手 段 等
負債性資本調達手段
期 限 付 劣 後 債 務
補 完 的 項 目 不 算 入 額
補
完
的
項
目
(B)
164,458
162,434
自己資本総額(A+B) (C)
4,257,718
4,598,798
(注)
1.平成18年3月28日金融庁・農林水産省告示第2号「農業協同組合等がその健全性を判断するための基準」に定められた算式に基づ
き算出したものです。
2.当JAは、信用リスク・アセット額の算出にあっては標準的手法、適格金融資産担保の適用については信用リスク削減手法の簡便
手法を、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたっては基礎的手法を採用しています。
57
2.自己資本の充実度に関する事項
①信用リスクに対する所要自己資本の額及び区分ごとの内訳
(単位:千円)
平成24年度
平成25年度
エクスポジャーの リスク・アセット額 所要自己資本額 エクスポジャーの リスク・アセット額 所要自己資本額
期末残高
a
b=a×4%
期末残高
a
b=a×4%
我が国の中央政府及び
中央銀行向け
我が国の地方公共団体
向け
地方公営企業等金融機
構向け我が国の政府関
係機関向け
2,486,189
0
0
1,548,603
0
0
2,654,263
0
0
2,335,544
0
0
479,397
1,537
61
449,434
89,887
1,441
38,386,841
8,527,359
341,094
38,686,109
7,737,222
7,737,222
法人等向け
1,430,028
126,295
5,052
1,165,452
1,165,452
88,492
中小企業等向け及び個
人向け
1,476,395
982,082
39,283
1,409,047
1,054,653
913,981
抵当権付住宅ローン
1,475,849
513,264
20,531
1,340,770
469,270
466,594
690,666
503,314
20,133
704,148
724,460
685,993
3,967,271
390,904
15,636
4,201,972
420,177
413,761
247,790
0
0
235,741
0
0
3,119,443
3,119,443
124,778
3,121,779
3,109,941
3,109,941
上記以外
4,972,076
4,431,582
177,263
7,070,952
6,632,975
6,590,495
合 計
61,386,208
18,595,779
743,831
62,269,551
21,404,037
20,007,920
オペレーショナルリスク相当額を
所要自己
8%で除した額
資本額
a
b=a×4%
3,181,536
132,581
リスク・アセット等
所要自己
(分母)計
資本額
a
b=a×4%
23,195,785
876,412
所要自己
資本額
b=a×4%
127,261
所要自己
資本額
b=a×4%
927,831
地方三公社向け
金融機関及び第一種金
融商品取引業者向け
不動産取得等事業向け
三月以上延滞等
信用保証協会等による
保証付
共済約款貸付
出資等
複数の資産を裏付とす
る資産(所謂ファン
ド)のうち、個々の資
産の把握が困難な資産
証券化
オペレーショナルリスク オペレーショナルリスク相当額を
8%で除した額
に対する所要自己資本
a
の額
<基礎的手法>
3,314,525
リスク・アセット等
(分母)計
所要自己
a
資本額計
21,910,300
(注)
1.「リスク・アセット額」の欄には、信用リスク削減効果適用後のリスク・アセット額を原エクスポージャーの
種類ごとに記載しています。
2.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをいい、具体的に
は貸出金や有価証券等が該当します。
3.「三月以上延滞等」とは,元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している債務者に係る
エクスポージャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」、「法人等向け」等においてリスク・ウ
エイトが150%になったエクスポージャーのことです。
4.「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中央政府等以外の
公共部門向け・国際開発銀行向け・取立未済手形・未決済取引・その他の資産(固定資産等)が含まれます。
5.当JAでは、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたって、基礎的手法を採用しています。
<オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額の算出方法(基礎的手法)>
(粗利益(正の値の場合に限る)×15%)の直近3年間の合計額
÷8%
直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数
58
3.信用リスクに関する事項
① 標準的手法に関する事項
当JAでは自己資本比率算出にかかる信用リスク・アセット額は告示に定める標準的手
法により算出しています。また、信用リスク・アセットの算出にあたって、リスク・ウエ
イトの判定に当たり使用する格付等は次のとおりです。
(ア) リスク・ウエイトの判定に当たり使用する格付けは,以下の適格格付機関による依頼格付
けのみ使用し、非依頼格付は使用しないこととしています。
適 格 格 付 機 関
株式会社格付投資情報センター(R&Ⅰ)
株式会社日本格付研究所(JCR)
ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody's)
スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシス゛(S&P)
フィッチレーティングスリミテッド(Fitch)
(注) 「リスク・ウエイト」とは、当該資産を保有するために必要な自己資本額を算出するための掛
目のことです。
(イ) リスク・ウエイトの判定に当たり使用する適格格付機関の格付またはカントリーリスク・
スコアは、主に以下のとおりです。
エクスポジャー
適格格付機関
カントリーリスク・スコア
金融機関向けエクス
ポジャー
日本貿易保険
法人等向けエクスポ
ジャー(長期)
R&I,Moody's,JCR,
S&P,Fitch
法人等向けエクスポ
ジャー(短期)
R&I,Moody's,JCR,
S&P,Fitch
59
② 信用リスクに関するエクスポジャーの期末残高及び主な種類別の内訳
平成24年度
信用リスクに
関するエクス
ポージャーの うち貸出金等
残高
平成25年度
三月以上延
滞
エクスポー
ジャー
うち債券
信用リスクに
関するエクス
ポージャーの うち貸出金等
残高
三月以上延
滞
エクスポー
ジャー
うち債券
農業
218,338
218,160
-
49,103
235,399
213,487
-
林業
-
-
-
-
-
-
-
水産業
-
-
-
-
-
-
-
製造業
-
-
-
-
-
-
-
鉱業
-
-
-
-
-
-
-
建設・不動産業
法
人 電気・ガス・熱供
給・水道業
25
-
-
25
24
-
-
-
-
-
-
-
-
-
運輸・通信業
752
752
-
-
740
740
金融・保険業
38,066,072
1,062,488
2,606,694
-
41,535,395
1,041,199
1,400,000
-
-
-
-
-
-
5,619,877
3,033,288
2,586,561
28
6,095,609
2,972,985
4,454,440
1,334,968
-
-
4,831,885
1,308,375
-
個 人
8,282,619
7,707,310
-
641,480
8,746,424
7,560,065
-
その他
464,354
-
-
-
501,772
業種別残高計
56,887,607
13,356,214
5,193,256
690,636
61,947,248
13,096,851
2,940,356
0
1年以下
36,094,279
587,509
1,230,577
36,409,787
573,642
696,570
1
1年超3年以下
2,340,879
893,447
1,447,432
2,369,190
873,560
819,477
3
3年超5年以下
1,123,262
1,121,249
2,013
1,127,439
1,096,206
882
5
5年超7年以下
790,600
790,600
-
792,924
772,714
7
7年超10年以下
3,984,814
1,571,952
2,412,862
4,020,376
1,536,260
1,366,679
#
10年超
7,755,442
7,655,070
100,372
7,823,937
7,488,781
56,748
#
期限の定めのないもの
卸売・小売・飲食・
サービス業
日本国政府・地方
公共団体
上記以外
-
24
-
1,540,356
-
28
654,102
-
9,296,931
773,755
-
9,403,595
755,688
61,386,208
13,393,582
5,193,256
61,947,248
13,096,851
2,940,356
(注)
46,872,290
6,405,860
1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産並びにオフ・バランス取引を含みます。
6,130,665
残存期間別残高計
49,994
704,148
55,684
2.「貸出金等」とは、貸出金のほか、コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・バランスシート・エクスポー
ジャーを含んでいます。「コミットメント」とは、契約した期間および融資枠の範囲でお客様のご請求に基づき、金融機関が融
資を実行する契約のことをいいます。「貸出金等」にはコミットメントの融資可能残額も含めています。
3.「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞しているエクスポー
ジャーをいいます。なお、前年度は「三月以上延滞エクスポージャー」に外部格付・カントリーリスク・スコアによってリス
ク・ウエイトが150%となったエクスポージャーを含めています。
4.「その他」には、ファンドのうち個々の資産の把握が困難な資産や固定資産等が該当します。
5.当JAでは国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、地域別の区分は省略しております。
60
③貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
平成24年度
期首残高
一般貸倒引当金
個別貸倒引当金
平成25年度
期中減少額
期中
増加額
目的使用
期末残高 期首残高
その他
期中減少額
期中
増加額
目的使用
その他
期末残高
43,986
45,232
-
43,986
45,232
45,232
43,209
-
45,232
43,209
363,189
321,053
8,269
354,920
321,053
321,053
275,699
9,549
311,504
275,699
④業種別の個別貸倒引当金の期末残高・期中増減額及び貸出金償却の額
平成24年度
期首残高
平成25年度
期中減少額
期中
増加額
目的使用
貸出金
償却
期末残高
その他
期首残高
期中
増加額
期中減少額
目的使用
期末残高
その他
貸出金
償却
農業
林業
水産業
製造業
鉱業
建設・不動産業
電気・ガス・熱供
給・水道業
運輸・通信業
金融・保険業
卸売・小売・飲食・
サービス業
上記以外
個人
業種別計
363,189
321,053
8,269
354,920
321,053
321,053
275,699
9,549
311,504
275,699
363,189
321,053
8,269
354,920
363,189
321,053
275,699
9,549
311,504
275,699
(注)当JAでは、国内の限定されたエリアで事業活動をおこなっているため、地域別の区分は省略しております。
⑤信用リスク削減効果勘案後の残高及び自己資本控除額
平成24年度
格付あり 格付なし
信
用
リ
ス
ク
削
減
効
果
勘
案
後
残
高
平成25年度
計
格付あり 格付なし
計
リスクウエイト
0%
-
5,605
5,605
-
5,504
5,504
リスクウエイト
10%
-
3,909
3,909
-
3,838
3,838
リスクウエイト
20%
-
3,676
3,676
-
3,607
3,607
リスクウエイト
35%
-
1,466
1,466
-
1,438
1,438
リスクウエイト
50%
-
リスクウエイト
75%
-
1,312
1,312
-
1,287
1,287
リスクウエイト
100%
-
1,062
1,062
-
1,051
1,051
リスクウエイト
150%
-
リスクウエイト その他
-
--
-
0
-
0
-
0
自己資本控除後
-
-
-
-
計
-
17,030
17,030
-
16,725
16,725
注)「格付あり」にはエクスポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用しているもの、「格付なし」にはエクスポージャーのリスク・ウエイト判定
において格付を使用していないものを記載しています。なお、格付は適格格付機関による依頼格付のみ使用しています。
61
4.信用リスク削減手法に関する事項
① 信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要
「信用リスク削減手法」とは、自己資本比率算出における信用リスク・アセット額
の算出において、エクスポージャーに対して一定の要件を満たす担保や保証等が設定
されている場合に、エクスポージャーのリスク・ウエイトに代えて、担保や保証人に
対するリスク・ウエイトを適用するなど信用リスク・アセット額を軽減する方法です。
当JAでは、信用リスク削減手法を「自己資本比率算出要領」にて定めています。
信用リスク削減手法として、「適格金融資産担保」、「保証」、「貸出金と自組合
貯金の相殺」を適用しています。
適格金融資産担保付取引とは、エクスポージャーの信用リスクの全部または一部
が、取引相手または取引相手のために第三者が提供する適格金融資産担保によって削
減されている取引をいいます。当JAでは、適格金融資産担保取引について信用リス
ク削減手法の簡便手法を用いています。
保証については、被保証債権の債務者よりも低いリスク・ウエイトが適用される中
央政府等、我が国の地方公共団体、地方公営企業等金融機構、我が国の政府関係機関、
外国の中央政府以外の公共部門、国際開発銀行、及び金融機関または第一種金融商品
取引業者、これら以外の主体で長期格付が A-または A3 以上の格付を付与しているも
のを適格保証人とし、エクスポージャーのうち適格保証人に保証された被保証部分に
ついて、被保証債権のリスク・ウエイトに代えて、保証人のリスク・ウエイトを適用
しています。
貸出金と自組合貯金の相殺については,①取引相手の債務超過、破産手続開始の決
定その他これらに類する事由にかかわらず、貸出金と自組合貯金の相殺が法的に有効
であることを示す十分な根拠を有していること、②同一の取引相手との間で相殺契約
下にある貸出金と自組合貯金をいずれの時点においても特定することができること、
③自組合貯金が継続されないリスクが監視及び管理されていること、④貸出金と自組
合貯金の相殺後の額が、監視および管理されていること、の条件をすべて満たす場合
に、相殺契約下にある貸出金と自組合貯金の相殺後の額を信用リスク削減手法適用後
のエクスポージャー額としています。
担保に関する評価及び管理方針は、一定のルールのもと定期的に担保確認及び評価
の見直し行っています。なお、主要な担保の種類は自組合貯金です。
62
②
信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャーの額
(単位:千円)
平成 24 年度
区
分
適格金融
保証
資産担保
平成 25 年度
適格金融
保証
資産担保
地方公営企業等金融機構及び
我が国の政府関係機関向け
地方三公社向け
金融機関向け及び第一種金融商
品取引業者向け
法人等向け
中小企業等向け及び個人向け
703,719
687,793
38,624
37,721
703
686
46,275
45,204
抵当権住宅ローン
不動産取得等事業向け
三月以上延滞等
上記以外
合計
789,321
471,712
771,404
460,991
(注)
1.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)の
ことをいい、主なものとしては貸出金や有価証券等が該当します。
2.「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞して
いる債務者に係るエクスポージャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」、「法
人等向け」等においてリスク・ウエイトが 150%になったエクスポージャーのことです。
3.「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の
中央政府等以外の公共部門向け・国際開発銀行向け・取立未済手形・未決済取引・その他の資
産(固定資産等)が含まれます。
5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
該当する取引はありません。
6.証券化エクスポージャーに関する事項
該当する取引はありません。
63
7.出資等エクスポージャーに関する事項
①
出資等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要
(記載例)
「出資等」とは、主に貸借対照表上の有価証券勘定及び外部出資勘定の株式又は出資と
して計上されているものであり、当JAにおいては、これらを①子会社および関連会社株
式、②その他有価証券、③系統および系統外出資に区分して管理しています。
①
子会社および関連会社については、経営上も密接な連携を図ることにより、当JAの
事業のより効率的運営を目的として、株式を保有しています。これらの会社の経営につ
いては毎期の決算書類の分析の他、毎月定期的な連絡会議を行う等適切な業況把握に努
めています。
②
その他の有価証券については中長期的な運用目的で保有するものであり、適切な市場
リスクの把握およびコントロールに努めています。具体的には、市場動向や経済見通し
などの投資環境分析及びポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会で運用方
針を定めるとともに経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情報
交換及び意思決定を行っています。運用部門は理事会で決定した運用方針及びALM委
員会で決定された取引方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行っていま
す。運用部門が行った取引については企画管理部門が適切な執行を行っているかどうか
チェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。
③
系統出資については、会員としての総会等への参画を通じた経営概況の監督に加え、
日常的な協議を通じた連合会等の財務健全化を求めており、系統外出資についても同様
の対応を行っています。
なお、これらの出資等の評価等については、①子会社および関連会社については、取得
原価を記載し、毀損の状況に応じて外部出資等損失引当金を、②その他有価証券について
は時価評価を行った上で、取得原価との評価差額については、「その他有価証券評価差額
金」として純資産の部に計上しています。③系統および系統外出資については、取得原価
を記載し、毀損の状況に応じて外部出資等損失引当金を設定しています。また、評価等重
要な会計方針の変更等があれば、注記表にその旨記載することとしています。
②
出資等エクスポージャーの貸借対照表計上額及び時価
(単位:千円)
平成 24 年度
貸借対照表計上額
上
平成 25 年度
時価評価額
貸借対照表計上額
時価評価額
場
-
-
-
-
非上場
3,119,443
3,119,443
3,121,778
3,121,778
合
3,119,443
3,119,443
3,121,778
3,121,778
計
64
③ 出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益
(単位:千円)
平成 24 年度
売却益
売却損
-
平成 25 年度
償却額
-
売却益
-
売却損
-
償却額
-
-
④ 貸借対照表で認識され、損益計算書で認識されない評価損益の額(保有目的区分をそ
の他有価証券としている株式・出資の評価損益等)
(単位:千円)
平成 24 年度
評価益
平成 25 年度
評価損
24,383
評価益
0
評価損
94,927
0
⑤ 貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額(子会社・関連会社株式の評
価損益等)
(単位:千円)
平成 24 年度
評価益
平成 25 年度
評価損
-
評価益
-
評価損
-
-
65
8.金利リスクに関する事項
①
金利リスクの算定方法の概要
金利リスクとは、金利変動に伴い損失を被るリスクで、資産と負債の金利又は期間のミ
スマッチが存在する中で金利が変動することにより、利益が減少ないし損失を被るリスク
をいいます。
当JAでは、金利リスク量を計算する際の基本的な事項を「金利リスク量計算要領」に、
またリスク情報の管理・報告にかかる事項を「余裕金運用等にかかるリスク管理手続」に
定め、適切なリスクコントロールに努めています。具体的な金利リスクの算定方法、管理
方法は以下のとおりです。
・市場金利が上下に2%変動した時(ただし 0%を下限)に発生する経済価値の変化額
(低下額)を金利リスク量として毎月算出しています。
・要求払貯金の金利リスク量は、明確な金利改定間隔がなく、貯金者の要求によって随
時払い出される要求払貯金のうち、引き出されることなく長期間金融機関に滞留する
貯金をコア貯金と定義し、①過去 5 年の最低残高、②過去 5 年の最大年間流出量を現
残高から差し引いた残高、③現残高の 50%相当額のうち、最小の額を上限とし、0~5
年の期間に均等に振り分けて(平均残存 2.5 年)リスク量を算定しています。
・金利リスクは、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算定し
ます。
金利リスク=運用勘定の金利リスク量+調達勘定の金利リスク量(△)
算出した金利リスク量は毎月経営層に報告するとともに、四半期ごとにALM委員会に
報告して承認を得ています。
なお、平成 23 年度より金利リスク量の計算方式を1パーセント・99パーセントタイル
値方式に変更しています。
②
金利ショックに対する損益・経済価値の増減額
(単位:百万円)
平成 24 年度
金利ショックに対する損益・経
済価値の増減額
平成 25 年度
△621
△96
66
< 自 己 査 定 債 務 者 区 分 >
信用事業総与信
対
象
債
権
貸出金
< 金 融 再 生 法 債 権 区 分 >
信用事業総与信
信用事業
以外の
その他の
与信
債権
破綻先
実質破綻先
貸出金
<
リ
ス
管
信用事業総与信
信用事業
以外の
その他の
与信
債権
破産更正債権及びこれらに
準ずる債権
ク
貸出金
理
債
権
>
信用事業
以外の
その他の
与信
債権
破綻先債権
延滞債権
破綻懸念先
要
注
意
先
危険債権
3か月以上延滞債権
要管理先
要管理債権
貸出条件緩和債権
その他要注意先
正常債権
正常先
●破綻先
法的・形式的な経営破綻の事実が発生している債務者
●実質破綻先
法的・形式的な経営破綻の事実は発生していないものの、深刻な
経営難の状態にあり、再建の見通しがない状況にあると認められる
等実質的に経営破綻に陥っている債務者
●破綻懸念先
現状経営破綻の状況にはないが、経営難の状態にあり、経営改善
計画等の進捗状況が芳しくなく、今後経営破綻に陥る可能性が大き
いと認められる債務者
●要管理先
要注意先の債務者のうち当該債務者の債権の全部または一部が次
に掲げる要管理先債権である債務者
ⅰ 3か月以上延滞債権
元金または利息の支払いが、約定支払日の翌日を起算日として3
か月以上延滞している貸出債権
ⅱ 貸出条件緩和債権
経済的困難に陥った債務者の再建または支援をはかり、当該債権
の回収を促進すること等を目的に、債務者に有利な一定の譲歩を与
える約定条件の改定等を行った貸出債権
●破産更正債権及びこれらに準ずる債権
●破綻先債権
破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由に
より経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる
債権
元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の
事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとし
て未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除
く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施
行令第九十六条第一項第三号 のイからホまでに掲げる事由又は同
項第四号 に規定する事由が生じている貸出金
●危険債権
債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営
成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りが
できない可能性の高い債権
●要管理債権
三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権(経済的困難に陥った債
務者の再建又は支援を図り、当該債権の回収を促進すること等を目
的に、債務者に有利な一定の譲歩を与える約定条件の改定等を行っ
た貸出債権
●延滞債権
未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再
建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以
外の貸出金
●3か月以上延滞債権
元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から三月以上遅延してい
る貸出金(破綻先債権及び延滞債権を除く)
●正常債権
債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、同
項第一号から第三号までに掲げる債権以外のものに区分される債権
●貸出条件緩和債権
債務者の経営再建等を図ることを目的として、金利の減免、利息
の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利とな
る取決めを行った貸出金(破綻先債権、延滞債権及び3か月以上延
滞債権を除く)
●その他の要注意先
要管理先以外の要注意先に属する債務者
●正常先
業況が良好、かつ、財務内容にも特段の問題がないと認められる
債務者
46
67
memo
68
連結情報
平成25年3月1日~平成26年2月28日
69
連
結
情
報
クループの概況
(1)グループの事業系統図
JA東西しらかわ
[J
A]
◆本店
◆営農センター 3か所
◆支店
6か所
◆いきいき福祉センター
◆みりょく満点物語
◆植物工場
◆畜産センター
◆ガス・食材センター
株式会社やすらぎの杜
葬祭関連事業
株式会社JA東西しらかわファームサポート
農業関連事業
※ JA東西しらかわのグループは、当JA、子会社2社(子法人等を除く)で構成されています。
(2)子会社等の状況
名
称
株式会社やすらぎの杜
主たる事務所の所在地
福島県東白川郡棚倉町大字塚原字上野越 91 番地 6
事
業
の
内
容
葬祭業等
設
立
年
月
日
平成 20 年 1 月 15 日
金
20,000 千円
資
本
当JAの議決権比率
100%
名
株式会社JA東西しらかわファームサポート
称
主たる事務所の所在地
福島県白河市表郷金山字越堀122番地1
事
業
の
内
容
農業関連事業等
設
立
年
月
日
平成 21 年 3 月 6 日
金
10,000 千円
資
本
当JAの議決権比率
98%
70
(3)連結事業概況(平成 24 年度)
①
事業の概況
平成 25 年度の連結事業の概況は、地域農業の振興を担うべく設立した農業生産法人「株式会社JAフ
ァームサポートと総合葬祭業を営む株式会社やすらぎの杜の 2 社を連結しています。
連結決算の損益は、連結事業利益 119,853 千円、
連結経常利益 166,535 千円で、
連結当期剰余金は 368,369
千円となりました。
②
連結子会社等の事業概況
◆株式会社やすらぎの杜
当社は総合葬祭事業を主として、棚倉町と矢吹町の2斎場を有し、斎場葬・自宅葬を中心に営業活動
をしています。
平成 25 年度は、安心と信頼、真心込めたJA葬祭の確立と地域NO1を目指して利用者の多様化した
ニーズに即応したスピーディな対応と社員の葬祭手法のスキルアップをはかり、事業展開しました。大
変厳しい営業環境化の中、管内シェア 26.4%の施工件数を実現。取扱金額でも 293,614 千円と前年対比
93.2%と減少しました。収支実績は、営業利益 8,459 千円、経常利益 10,282 千円、当期純利益は 5,449
千円となりました。
◆株式会社JA東西しらかわファームサポート
主力の水稲育苗事業は、天神山(表郷)
・鮫川に施設を集約し、取扱高で 3 千 1 百万円、箱数で
43,780 箱の実績となった。
作業受託(WCS収穫)作業は、95hと前年を大幅に上回る面積に取り組み作業効率を上げる
と共に、当初の予定期間を延長し技術のレベルアップを諮ながら作業を完了した。
事業成績について、売上高 62,086 千円、売上総利益 9,634 千円となったが、販売費及び一般管理
費を差し引いた結果、
営業損失 6,729 千円となったが、営業外損益 13,961 千円により経常利益 6,869
千円、当期純利益 5,235 千円を確保した。
71
(4)最近 5 年間の連結ベースの主要な営業指標
(単位:百万円) 項 目
平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度
経常収益(事業収益)
6,256
5,323
6,961
6,739
信 用 事 業 収 益
629
633
621
652
共 済 事 業 収 益
685
680
710
692
農業関連事業収益
4,352
3,422
4,455
3,596
生活その他事業収益
574
614
1,161
1,771
営農指導事業収入
16
14
14
28
連 結 経 常 利 益
138
123
144
166
連 結 当 期 剰 余 金
77
270
276
368
連 結 純 資 産 額
3,845
4,145
4,450
4,772
連 結 総 資 産 額
52,355
57,885
61,206
61,939
単 体 自 己 資 本 比 率
18.15%
18.76%
19.11%
21.28%
(注)1.平成 21 年度以降は、㈱やすらぎの杜、㈱JA東西しらかわファームサポートの 2 社を連結しています。
2.経常収益は各事業収益の合計額を表しています。
3.当期剰余金は、銀行等の当期利益に相当するものです。
4.信託業務の取り扱いは行っていません。
72
連結貸借対照表
(資産の部)
科
24年度
目
(負債の部)
25年度
24年度
額
科
53,917,671
53,743,101
1.信用事業負債
(1)現金
466,004
419,277
(2)預金
34,677,806
37,280,868
1.信用事業資産
(3)有価証券
金
額
金
(単位:千円)
25年度
目
金
額
金
額
54,927,905
55,191,743
53,923,148
54,278,157
(2)借入金
645,543
622,189
(3)その他の信用事業負債
350,775
282,956
87,220
36,297
263,555
246,659
8,440
8,440
(1)貯金
5,314,131
2,940,356
13,482,381
13,088,847
325,254
314,948
308,870
299,137
その他の資産
16,383
15,811
2.共済事業負債
830,853
790,946
(6)債務保証見返
8,440
8,440
(1)共済借入金
242,195
226,915
△ 356,345
△ 309,635
(2)共済資金
361,995
340,391
2.共済事業資産
250,488
238,433
(4)未経過共済付加収入
(1)共済貸付金
247,790
235,741
(5)共済未払費用
3,329
3,216
(4)貸出金
(5)その他の信用事業資産
未収収益
(7)貸倒引当金
未払費用
その他の負債
(4)債務保証
(3)共済未払利息
(2)共済未収利息
(3)その他の共済事業資産
(4)貸倒引当金
152
197
△ 783
△ 721
(6)その他の共済事業負債
3.経済事業負債
(1)経済事業未払金
(2)経済受託債務
3.経済事業資産
(1)経済事業未収金
(2)経済受託債権
(3)棚卸資産
(4)その他の経済事業資産
(5)貸倒引当金
1,611,360
1,910,605
420,453
675,151
43,553
42,124
1,111,972
1,153,420
44,388
48,324
△ 9,004
△ 8,414
(3)その他の経済事業負債
380,535
284,152
(1)有形固定資産
減価償却資産
減価償却累計(控除)
土地
建設仮勘定
(2)無形固定資産
84,225
34,532
60,799
61,470
196,112
164,455
36,210
43,588
88,940
88,940
0
0
56,756,358
57,166,882
(1)賞与引当金
(2)退職給付引当金
(3)役員退任給与引当金
7.連結調整勘定
債
の
部
合
計
4,527,228
1,816,039
(2)資本準備金
1,153
1,153
251,550
(3)利益剰余金
2,403,271
2,730,772
31,955
利益準備金
972,780
1,042,666
目的積立金
350,547
568,431
特別積立金
595,258
595,258
3,080,141
(1)外部出資
3,089,643
3,091,978
(2)外部出資等損失引当金
△ 11,837
△ 11,837
(1)出資金
当期未処分剰余金
(4)処分未済持分
(5)子会社の所有する親組合出資金
57,057
74,375
58
0
2.評価・換算差額等
61,206,127
61,939,063
484,703
524,417
△ 11,728
△ 20,726
△ 10
△ 10
277,066
244,752
(1)その他有価証券評価差額
101,060
68,746
(2)土地評価差額金
176,007
176,007
3.少数株主持ち分
200
200
4,449,769
4,772,181
61,206,127
61,939,063
純 資 産 の 部 合 計
資 産 の 部 合 計
14,446
4,172,503
3,077,806
8.繰延資産
20,286
1,779,800
6.外部出資
7.繰延税金資産
249,752
269,513
1.組合員資本
745,929
274,001
216,045
293,121
(純資産の部)
703,787
239,118
5.諸引当金
2,576,301
3,977,587
174
9,803
1,876,620
△ 2,398,775
349
551,737
2,608,256
3,484,569
7,618
2,787
1,911,152
△ 2,395,961
6,449
376,421
負
5.固定資産
2,974
212,873
4.雑負債
6.再評価に係る繰延税金負
4.雑資産
3,156
216,709
負債及び純資産の部合計
73
連結損益計算書
(単位:千円)
科 目
1.事業総利益
24年度
1,983,454
25年度
2,029,118 (11)加工事業収益
(1)信用事業収益
資金運用収益
(うち預金利息)
(うち有価証券利息)
(うち貸出金利息)
役務取引等収益
その他事業直接収益
その他経常収益
620,821
595,105
235,624
68,791
290,690
22,519
0
3,197
651,642
560,306
234,308
53,231
272,768
25,866
65,115
355
(2)信用事業費用
資金調達費用
(うち貯金利息)
(うち給付補填備金繰入)
(うち借入金利息)
役務取引等費用
その他事業直接費用
その他経常費用
(うち貸倒引当金繰入額)
(うち貸倒金償却)
信用事業総利益
(3)共済事業収益
共済付加収入
共済貸付金利息
その他の収益
98,695
53,817
51,683
878
1,256
11,574
33,304
12,287
0
522,126
710,172
666,874
7,592
35,706
63,888
45,086
42,870
1,082
1,134
11,757
7,045
37,161
89
587,754
692,398
664,676
6,894
20,828
56,163
7,592
22,027
13,140
13,404
53,991
6,894
19,040
13,907
14,150
共済事業総利益
(5)購買事業収益
購買品供給高
(うち購買手数料)
修理サービス料
その他の収益
(6)購買事業費用
購買品供給原価
購買品供給費
その他の費用
654,009
2,826,906
2,804,680
351,607
1,873
20,353
2,482,261
2,453,073
17,416
11,772
638,407
2,833,057
2,809,047
342,008
2,892
21,118
2,516,887
2,467,039
17,929
31,919
購買事業総利益
(7)販売事業収益
販売品販売高
販売手数料
その他の収益
(8)販売事業費用
販売品販売原価
販売費
その他の費用
344,645
2,128,297
1,978,872
39,556
109,869
1,913,044
1,857,741
20,663
34,640
316,170
1,656,379
1,475,263
46,079
135,036
1,433,032
1,377,437
22,162
33,434
215,253
1,307
12,055
223,347
6,578
12,610
(4)共済事業費用
共済借入金利息
共済推進費
共済保全費
その他の費用
販売事業総利益
(9)農業倉庫事業収益
(10)農業倉庫事業費用
科 目
(12)加工事業費用
加工事業総利益
(13)利用事業収益
(14)利用事業費用
利用事業総利益
(15)福祉事業収益
(16)福祉事業費用
福祉事業総利益
(17)指導事業収入
(18)指導事業支出
指導事業収支差額
(19)その他事業収益
(20)その他事業費用
その他事業総利益
2.事業管理費
(1)人件費
(2)業務費
(3)諸税負担金
(4)施設費
(5)その他費用
事業利益
3.事業外収益
(1)受取雑利息
(2)受取出資配当金
(3)賃貸料
(4)雑収入
(5)貸倒引当金戻入
(6)持分法による投資益
4.事業外費用
(1)支払雑利息
(2)貸倒損失
(3)寄付金
(4)雑損失
(5)貸倒引当金繰入額)
経常利益
5.特別利益
(1)信用事業特別利益
(2)固定資産処分益
(3)一般補助金
(4)その他の特別利益
6.特別損失
(1)信用事業特別損失
(2)固定資産処分損
(3)固定資産圧縮損
(4)その他の特別損失
税引前当期利益
7.法人税、住民税及び事業税
9.法人税等調整額
10.少数株主利益
10.当期剰余金
11.前期繰越剰余金
12.再評価差額金取崩額
13.経営安定化積立金取崩額
24年度
25年度
10,094
7,988
9,409
685
546,988
337,489
209,499
102,355
44,192
8,444
△ 457
730,790
519,656
211,135
124,478
60,024
58,163
14,180
24,358
△ 10,178
1,875,720
1,246,771
183,146
62,407
370,898
12,498
107,734
75,524
6,680
16,679
1,188
50,958
19
39,129
0
0
292
38,837
-
64,454
28,176
42,471
△ 14,295
7,310
△ 1,325
8,635
1,909,265
1,267,803
181,067
58,343
386,231
15,822
119,853
76,182
5,203
24,007
1,219
45,735
18
29,500
△ 19
0
344
29,161
14
144,129
531,634
0
381
202,275
328,978
266,462
0
31,715
211,290
23,457
409,301
135,918
△ 3,030
0
276,413
94,702
6,232
94,000
166,535
609,311
0
306
204,158
404,848
259,493
0
20,489
28,378
210,627
516,353
152,995
△ 5,011
0
368,369
100,237
0
29,329
農業倉庫事業総利益
△10,748
△6,032 当期未処分剰余金
471,347
497,935
注:記載の金額は、千円未満の金額を四捨五入して表示しています。よって、各数表上の数字は合計しても合計欄などと一致しな
い場合があります。
74
連結キャッシュフロー計算書
(単位:千円)
科
目
24年度
25年度
(自 平成24年3月1日
至 平成25年2月28日)
(自 平成25年3月1日
至 平成26年2月28日)
1.事業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期利益
減価償却費
減損損失
貸倒引当金の増加額
外部出資等損失引当金の増加額
賞与引当金の増加額
退職給付引当金の増加額
役員退職慰労金の増加額
信用資金運用収益
信用資金調達費用
共済貸付金利息
共済借入金利息
受取雑利息及び受取出資配当金
支払雑利息
有価証券関係損益(△)
固定資産売却損益(△)
(信用事業活動による資産及び負債の増減)
貸出金の純増(△)減
預金の純増(△)減
貯金の純増減(△)
信用事業借入金の純増減(△)
その他の信用事業資産の純増(△)減
その他の信用事業負債の純増減(△)
(共済事業活動による資産及び負債の増減)
共済貸付金の純増(△)減
共済借入金の純増減(△)
共済資金の純増減(△)
未経過共済付加収入の純増減(△)
共済未払費用の純増減(△)
その他の共済事業資産の純増(△)減
その他の共済事業負債の純増減(△)
(経済事業活動による資産及び負債の増減)
受取手形及び経済事業未収金の純増(△)減
経済受託債権の純増(△)減
棚卸資産の純増(△)減
支払手形及び経済事業未払金の純増減(△)
経済事業受託債務の純増減(△)
その他の経済事業資産の純増(△)減
その他の経済事業負債の純増減(△)
(その他の資産及び負債の純増減)
その他の資産の純増(△)減
その他の負債の純増減(△)
未払消費税等の純増減(△)
信用事業資金運用による収入
信用事業資金調達による支出
共済貸付金利息による収入
共済借入金利息による支出
小計
雑利息及び出資配当金の受取額
雑利息の支払額
法人税等の支払額
事業活動によるキャッシュ・フロー
2.投資活動によるキャッシュ・フロー
409,299
225,078
14,483
△ 40,837
5,337
△ 1,811
△ 21,450
△ 8,115
△ 595,266
53,817
△ 7,592
7,592
△ 23,359
161
31,334
516,353
188,765
671
△ 31,657
7,378
△ 560,232
45,086
△ 6,894
6,894
△ 29,210
△ 19
△ 75
20,183
△ 229,453
△ 4,879,900
3,063,947
△ 29,197
△ 5,326
158,635
393,534
△ 292,222
355,009
△ 23,354
2,846
△ 17,338
15,855
△ 14,110
△ 8,021
△ 5,936
△ 1,538
114
258
12,049
△ 15,280
△ 21,604
△ 3,836
1,169
△ 45
△ 175
14,748
16,164
74,443
44,200
△ 661
1,792
△ 1,835
△ 254,698
1,429
△ 41,448
33,707
△ 5,840
△ 3,936
7,016
298,635
△ 237,322
339
602,777
△ 52,858
7,975
△ 7,259
△ 1,124,863
23,359
△ 56,562
△ 1,158,066
96,405
128,449
△ 459
567,691
△ 95,567
7,007
△ 7,076
933,350
29,210
19
△ 122,106
840,473
有価証券の取得による支出(△)
有価証券の償還による収入
補助金の受入による収入
固定資産の取得による支出(△)
固定資産の売却による収入
外部出資の取得による支出(△)
外部出資の売却による収入
投資活動によるキャッシュ・フロー
3.財務活動によるキャッシュ・フロー
△ 300,500
1,236,004
211,290
△ 1,131,901
214,488
△ 310
11,900
240,971
△ 228,295
2,557,525
28,378
△ 924,626
174,841
△ 2,335
出資の増額による収入
出資の払戻しによる支出(△)
持分の取得による支出(△)
持分の譲渡による収入
出資配当金の支払額(△)
少数株主持分
その他
財務活動によるキャッシュ・フロー
4.現金及び現金同等物に係る換算差額
5.現金及び現金同等物の増加額(A)
6.現金及び現金同等物の期首残高(B)
7.現金及び現金同等物の期末残高(C)
62,862
△ 55,288
△ 13,764
13,764
△ 35,098
107,864
△ 64,186
△ 11,728
11,728
△ 52,771
△ 27,524
△ 9,093
△ 944,619
5,028,329
4,083,710
2,436,868
4,083,710
6,347,823
△ 47,326
1,605,488
75
連
結
注
記
表
■平成 25 年度
Ⅰ.連結計算書類の作成のための基本となる重要な事項に関する注記
1.連結の範囲に関する事項
(1)連結される子会社・子法人等
株式会社やすらぎの杜
株式会社JAファームサポート
・・・・・・・・
2社
2.連結される子会社・子法人等の事業年度等に関する事項
すべての連結子会社の事業年度の末日は、連結決算日と一致しております。
3.連結される子会社及び子法人等の資産及び負債の評価に関する事項
連結される子会社・子法人等の資産および負債の評価については全面時価評価法を採用しており
ます。
4.連結調整勘定の償却
該当事項はありません。
5.剰余金処分項目等の取扱に関する事項
連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した利益処分に基づいて作成しております。
6.連結キャッシュ・フロー計算書における現金及び現金同等物の範囲
①現金及び現金同等物の資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の「現金」及び「預金」のう
ちの当座預金、普通預金及び通知預金となっています。
②現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
現金及び預金勘定
37,700,145 千円
別段預金、定期性預金及び譲渡性預金
31,352,322 千円
現金及び現金同等物
6,347,823 千円
Ⅱ.重要な会計方針に係る事項に関する注記
Ⅰ 重要な会計方針に係る事項に関する注記
1.資産の評価基準及び評価方法
(1)有価証券の評価基準及び評価方法
①満期保有目的の債券 : 償却原価法(定額法)
②子会社株式等
: 移動平均法による原価法
③その他有価証券
ア.時価のあるもの : 期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法
により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
イ.時価のないもの : 移動平均法による原価法
なお、取得価額と債権金額との差額のうち金利調整と認められる部分については償却原価法によ
る取得価額の修正を行っています。
76
(2)棚卸資産の評価基準及び評価方法
購買品 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・売価還元低価法
販売品(米) ・・・・・・・・・・・・最終仕入原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
販売品(和牛精液)・・・・・・・個別法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
その他の棚卸資産(加工品原材料、いきいき福祉センター在庫品)
・・・・・・・最終仕入原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
その他の棚卸資産(加工品)・・・・・・・売価還元低価法
2.固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産
① 建物
ア.平成 10 年3月 31 日以前に取得したもの
旧定率法によっています。
イ.平成 10 年4月1日から平成 19 年3月 31 日までに取得したもの
旧定額法によっています。
ウ.平成 19 年4月1日以後に取得したもの
定額法によっています。
② 建物以外
ア.平成 19 年3月 31 日以前に取得したもの
旧定率法によっています。
イ.平成 19 年4月1日以降に取得したもの
定率法によっています。
③ 取得価額が 30 万円未満の減価償却資産
税法の定めにより次のとおり処理しています。
ア.上限300万円に達するまでの金額:全額費用処理しています。
イ.アを超える部分のうち10万円以上20万円未満のもの:一括償却資産として全額費用処
理しています。
ウ.アを超える部分のうち20万円以上30万円未満のもの:固定資産に計上し、定率法を採
用し、税法基準の償却率によっています。
なお、耐用年数および残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっています。
(2)無形固定資産
定額法によっています。
なお、自組合利用のソフトウェアについては、当組合における利用可能期間(5 年)に基づく定
額法により処理しています。
3.引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
貸倒引当金は、予め定めている資産査定規程、経理規程及び資産の償却・引当規程に則り、次の
とおり計上しています。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(破綻先)に係る債権及びそれと
同等の状況にある債務者(実質破綻先)に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込
額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しています。
また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者
に係る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる
額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断して必要と認められる額を計上し
ています。
「破綻懸念先に対する債権のうち債権の元本の回収に係るキャッシュ・フローを合理的に見積る
77
ことができる債権については、当該キャッシュ・フローと債権の帳簿価額から担保の処分可能見込
額及び保証による回収可能見込額を控除した残額との差額を引当てています。」
上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した金額と税法繰入限度額のいずれか多い金額を
計上しています。
この基準に基づき、当期は租税特別措置法第 57 条の 10 により算定した金額に基づき計上してい
ます。
すべての債権は、資産査定規程に基づき、資産査定部署が資産査定を実施し、当該部署から独立
した査定監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っています。
(2)賞与引当金
職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当期負担分を計上しています。
(3)退職給付引当金
職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づ
き、当事業年度に発生していると認められる額を計上しています。
なお、当組合は職員数 300 人未満の小規模企業等に該当するため、「退職給付会計に関する実務
指針(中間報告)
」
(日本公認会計士協会会計制度委員会報告第 13 号平成 11 年 9 月 14 日)により
簡便法を採用しています。
(4)役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金引当規程に基づく期末要支給額を計上してい
ます。
(5)外部出資等損失引当金
当組合の外部出資先への出資に係る損失に備えるため、出資形態が株式のものについては有価証
券の評価と同様の方法により、必要と認められる額を計上しています。
(6)災害損失引当金
平成 23 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災に伴う復旧費用等の支出に備えるため、その見積額
を計上しています。
4.リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引のうち、
会計基準適用初年度開始前に取引を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた
会計処理によっています。
5.消費税及び地方消費税の会計処理の方法
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。ただし、固定資産に係る控除対象
外消費税等は「雑資産」に計上し、5 年間で均等償却を行っています。
6.記載金額の端数処理
記載金額は、千円未満を四捨五入して表示しています。なお、金額五百円未満の科目については「0」
で表示しています。
7.表示方法の変更
「農業協同組合法施行規則」
(平成 17 年農林水産省令第 27 号)別紙様式が「財務諸表等の用語、
様式及び作成方法に関する規則」
(昭和 38 年大蔵省令第 59 号)に合わせ、変更された(平成 23 年
3 月 24 日付農林水産省令第 10 号)ことに伴い、損益計算書関係において法人税等合計を表示する
ことにしています。
8.会計方針の変更
(1)資産除去債務に関する会計基準の適用に伴う変更
当事業年度から「資産除去債務に関する基準」(企業会計基準第 18 号平成 20 年 3 月 31 日)及
78
び「資産除去債務に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第 21 号平成 20 年 3 月
31 日)を適用しています。
これによる、損益に与える影響はありません。
Ⅱ
貸借対照表に関する注記
1.有形固定資産に係る圧縮記帳額
有形固定資産の圧縮記帳は国庫金補助金等にかかるものであり、その内訳は次のとおりです。
(単位:千円)
固定資産名
圧縮累計額
当期圧縮額
建物
184,972
13,949
構築物
1,638
-
機械装置
56,476
-
車両運搬具
495
-
器具備品
30,006
18,300
合計
251,338
22,249
2.担保に供した資産等
担保に供している資産は以下のとおりです。
種 類
定期預金
定期預金
外部出資
定期預金
(単位:千円)
担保に供している資産
担保に係る債務
帳簿価額
担保権の種類
内 容
期末残高
1,500,000 根質権(為替決済担保) 未決済為替
-
100 質権
白河市(水道料金)
-
1,000 質権
棚倉町(水道料金)
-
700,000 質権
手形借入金
580,000
3.子会社に対する金銭債権、金銭債務の総額
(1)子会社に対する金銭債権の総額
12,525 千円
(2)子会社に対する金銭債務の総額
90,829 千円
4.理事及び監事に対する金銭債権の総額
金銭債権
54,570 千円
5.貸出金のうちリスク管理債権の額及びその内訳
貸出金のうち、破綻先債権額は 20,334 千円、延滞債権額は 474,143 千円です。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元
本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償
却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和
40 年政令第 97 号)第 96 条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する
事由が生じている貸出金です。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支
援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金です。
なお、3か月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3か月以上遅延し
ている貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものです。
貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 28,176 千円です。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、
利息の支払い猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金
79
で破綻先債権、延滞債権及び3か月以上延滞債権に該当しないものです。
破綻先債権額、延滞債権額、3か月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は 522,652
千円です。
なお、上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額です。
6.土地の再評価に関する法律に基づく再評価
「土地の再評価に関する法律」
(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)及び「土地の再評価に関
する法律の一部を改正する法律」
(平成 11 年 3 月 31 日公布法律第 24 号)に基づき、事業用の土地
の再評価を行い、再評価差額については、当該再評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延
税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の
部に計上しています。
(1)再評価を行った年月日 平成 12 年 2 月 29 日
(2)再評価を行った土地の当期末における時価が再評価後の帳簿価額を下回る金額・・・・・・
177,950 千円
(3) 同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
① 土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号) 第 2 条第 3
号に定める、当該事業用土地について地方税法第 341 条第 10 号の土地課税台帳又は同条第
11 号の土地補充課税台帳に登録されている価格(固定資産税評価額)に合理的な調整を行
って算定しました。
② 土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2 条第 5 号
に定める、不動産鑑定士による鑑定評価額です。
Ⅲ
損益計算書に関する注記
1.子会社との取引高の総額
(1)子会社との取引による収益総額
うち事業取引高
うち事業取引以外の取引高
(2)子会社との取引による費用総額
うち事業取引高
うち事業取引以外の取引高
Ⅳ
68,730 千円
22,063 千円
46,667 千円
21,303 千円
15,275 千円
6,028 千円
金融商品に関する注記
(1)金融商品の状況に関する事項
①金融商品に対する取組方針
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や団体などへ
貸付け、残った余裕金を農林中央金庫へ預けているほか、国債や地方債などの債券等の有価証券に
よる運用を行っています。
②金融商品の内容及びそのリスク
当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び有価証券で
あり、貸出金は、顧客の契約不履行によってもたらされる信用リスクに晒されています。
また、有価証券は、主に債券であり、満期保有目的及び純投資目的(その他有価証券)で保有し
ています。これらは発行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクに晒され
ています。
③金融商品に係るリスク管理体制
ア.信用リスクの管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定していま
80
す。また、通常の貸出取引については、本店に金融部融資審査課を設置し各支店との連携を図
りながら、与信審査を行っています。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フローなどに
より償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を
行っています。貸出取引において資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳
正に行っています。不良債権については管理・回収方針を作成・実践し、資産の健全化に取り
組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金については「資産の償却・引当規程」
に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。
イ.市場リスクの管理
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールするこ
とにより、収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維持と収益力強
化とのバランスを重視したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析などを実施し、金融
情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当組合
の保有有価証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を定め
るとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情報交換及び意思
決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された
方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。運用部門が行った取引に
ついてはリスク管理部門が適切な執行を行っているかどうかチェックし定期的にリスク量の
測定を行い経営層に報告しています。
市場リスクに係る定量的情報
(トレーディング目的以外の金融商品)
当組合で保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品です。当組合に
おいて、主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、貸出金、
有価証券のうちその他有価証券に分類している債権、貯金及び借入金です。
当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合理的な
予想変動幅を用いた経済価値の変動を、金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に
利用しています。
金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当事業年度末現在、指標となる金
利が 0.01%上昇したものと想定した場合には、経済価値が、3,212 千円減少するものと把握
しています。
当該変動幅は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他のリ
スク変数の相関を考慮していません。
また、金利の合理的な予想変動幅を越える変動が生じた場合には、算定額を超える影響を
生じる可能性があります。
なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件にかかる未実行金額についても含め
て計算しています。
ウ.資金調達に係る流動性リスクの管理
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成し、安
定的な流動性の確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資判断を行う上
での重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握したうえで、運用方針
などの策定の際に検討を行っています。
④金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格
がない場合には合理的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含まれています。当該価額
の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価
額が異なることもあります。
81
(2)金融商品の時価に関する事項
①金融商品の貸借対照表計上額および時価等
当年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず③に記載
しています。
(単位:千円)
貸借対照表計上
時価
差額
額
預金
37,288,646
37,251,911
△ 36,735
有価証券
満期保有目的の債券
1,400,000
1,405,911
5,911
その他有価証券
1,540,356
1,540,356
貸出金
13,147,503
貸倒引当金
△309,805
貸倒引当金控除後
12,837,698
13,218,501
380,803
資産計
53,066,700
53,416,679
349,979
貯金
54,368,685
54,344,163
△24,522
借入金
622,189
621,626
△563
負債計
54,990,874
54,965,789
△25,085
(*1)貸出金には、貸借対照表上雑資産に計上している従業員貸付金 53,257 千円を含めてい
ます。
(*2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。
②金融商品の時価の算定方法
【資産】
ア.預金
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっ
ています。満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレートである
円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定していま
す。
イ.有価証券
債券は取引金融機関等から提示された価格によっています。
ウ.貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状
態が実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額
によっています。
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額
をリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた額から貸倒引当金を
控除して時価に代わる金額として算定しています。
なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、元利金の合計額をリスクフリーレートであ
る円Libor・スワップレートで割り引いた額に、帳簿価額に未実行額を加えた額に対する
帳簿価額の割合を乗じ、貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額として算定しています。
また、延滞債権・期限の利益を喪失した債権等について帳簿価額から貸倒引当金を控除した
額を時価に代わる金額としています。
82
【負債】
ア.貯金
要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしていま
す。また、定期性貯金については、期間に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フローをリ
スクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる
金額として算定しています。
イ.借入金
借入金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、また、当組合の信用状
態は実行後大きく異なっていないことから、時価は帳簿価額と近似していると考えられるため、
当該帳簿価額によっています。
固定金利によるものは、一定の期間ごとに区分した当該借入金の元利金の合計額をリスクフ
リーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額と
して算定しています。
③時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは①の金融商
品の時価情報には含まれていません。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
外部出資(*1)
3,109,941
合計
3,109,941
(*1)外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものについては、時価を把握すること
が極めて困難であると認められるため、時価開示の対象とはしていません。
④金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
(単位:千円)
1年以内
預金
有価証券
満期保有
1年超
2年以内
2年超
3年以内
37,288,646
-
1,200,000
200,000
3年超
4年以内
-
4年超
5年以内
-
-
5年超
-
-
-
-
目的の債券
その他有価
20,000
24,000
2,000
- 1,400,000
証券のうち
満期のある
もの
貸出金
1,995,758 1,283,323 1,031,702
919,641
748,269 6,700,463
(*1.2.3)
合計
40,504,404 1,507,323 1,033,702
919,641
748,269 8,100,463
(*1)貸出金のうち、当座貸越 302,905 千円については「1 年以内」に含めています。また、
期限のない劣後特約付ローンについては「5 年超」に含めています。
(*2)貸出金のうち、延滞債権・期限の利益を喪失した債権等 409,495 千円は償還の予定が
見込まれないため、含めていません。
(*3)貸出金の分割実行案件のうち、貸付決定金額の一部実行案件 8,200 千円は償還日が特
定できないため、含めていません。
83
⑤借入金及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定
1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
49,852,483
1,761,731
1,207,643
1,265,692
276,222
-
596,695
14,236
6,379
3,737
1,141
-
50,449,178
1,775,967
1,214,022
154,730
277,363
-
1年以内
貯金
借入金
合計
(単位:千円)
4年超
5年超
5年以内
(*1)貯金のうち、要求払貯金については「1 年以内」に含めて開示しています。
Ⅴ
有価証券に関する注記
1.有価証券の時価、評価差額に関する事項等
有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりです。
(1)満期保有目的の債券で時価のあるもの
満期保有目的の債券において、種類ごとの貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、
次のとおりです。
(単位:千円)
貸借対照表
計上額
時価が貸借
対照表計上
金融債
額を超える
もの
合計
時 価
差 額
1,400,000
1,405,911
5,911
1,400,000
1,405,911
5,911
(2)その他有価証券で時価のあるもの
その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上額及びこれらの差
額については、次のとおりです。
(単位:千円)
取得原価又は
貸借対照表
差 額
償却原価
計上額
時価が貸借
国債
1,445,429
1,540,356
94,927
対照表計上 地方債
額を超える
地方債
もの
合計
1,445,429
1,540,356
94,927
なお、上記評価差額から繰延税金負債△26,181 千円を差し引いた額 68,746 千円が「その他有価
証券評価差額金」に含まれています。
2.当事業年度中に売却したその他の有価証券
売却額
売却益
売却損
債 券
1,155,070 千円
49,267 千円
国 債
1,048,236 千円
42,433 千円
地方債
106,834 千円
6,834 千円
合 計
1,155,070 千円
49,267 千円
-
84
Ⅵ
退職給付に関する注記
1.退職給付制度の概要等
(1)採用している退職給付制度の概要
職員の退職給付に充てるため、退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用しています。また、
この制度に加え、同規程に基づき退職給付の一部にあてるため全国農協役職員共済会との契約に基
づく退職給付制度を採用しています。
なお、退職給付債務・退職給付費用の計上にあたっては、
「退職給付に係る会計基準の設定に関
する意見書」
(平成 10 年 6 月 16 日企業会計審議会)に基づき、簡便法により行っています。
(2)退職給付債務の額及びその内訳
① 退職給付債務
△ 858,102 千円 (a)
② 年金資産
697,986 千円 (b)
③ 退職給付引当金
△ 160,116 千円 (C)= (a)+ (b)
(3)退職給付費用の内訳
① 勤務費用
16,299 千円
2.将来見込額として示された特例業務負担金の金額
法定福利費には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁
業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律附則第 57 条に基づき、旧農林共済組合(存続組合)が
行う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠出した特例業務負担金 16,680 千円を含めて計上
しています。
なお、同組合より示された平成 23 年 3 月現在における平成 44 年 3 月までの特例業務負担金の将来
見込額は、236,616 千円となっています。
Ⅶ
税効果会計に関する注記
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の主な内訳
繰延税金資産
貸倒引当金超過額
30,909 千円
退職給付引当金超過額
44,521 千円
賞与引当金超過額
17,827 千円
役員退職慰労引当金
11,404 千円
未払費用否認額
2,660 千円
減損損失加算額
14,499 千円
未払年度末手当
6,984 千円
未払事業税
8,808 千円
外部出資引当金
3,265 千円
その他
7,333 千円
繰延税金資産小計
148,210 千円
評価性引当額
△55,111 千円
繰延税金資産合計(A)
98,099 千円
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
△26,181 千円
繰延税金負債合計(B)
△26,181 千円
繰延税金資産の純額(A)+(B)
71,918 千円
2.法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因
法定実効税率
29.36%
85
Ⅷ
合併に関する注記
当事業年度において、吸収合併対象資産の全部について、当該吸収合併直前の帳簿価額へ付す吸
収合併が行われています。
(1)吸収合併消滅組合の名称
東白養畜農業協同組合
(2)吸収合併の目的
管内畜産農家の維持発展
(3)吸収合併日
平成25年4月1日
(4)吸収合併存続組合の名称
東西しらかわ農業協同組合
(5)合併比率及び算定方式
1 対 1 の対等合併
(6)出資 1 口当たりの金額
1,000円
(7)吸収合併消滅組合から承継した資産、負債、純資産の額及び主な内訳
① 資産
33,704千円
(うち預金12,166千円、貸出金5,061千円、経済事業未収金314千円、
固定資産3,496千円、外部出資2,115千円)
② 負債
8,744千円
(うち借入金4,400千円)
③ 純資産
24,960千円
(うち出資金13,074千円、利益準備金11,886千円)
なお、これらについては帳簿価額で評価しています。
また、会計処理方法は統一しています。
(8)決算書類に含まれる吸収合併消滅組合の業績の期間
平成25年3月1日から平成26年2月28日
(9)吸収合併に要した支出額は、軽微であります。
86
連結剰余金計算書
(単位:千円)
科
(資本剰余金の部)
1 資本剰余金期首残高
2 資本剰余金増加額
3 資本剰余金減少高
4 資本剰余金期末残高
(利益剰余金の部)
1 利益剰余金期首残高
2 利益剰余金増加高
当期純利益
再評価差額金取崩額
目的積立金取崩額
3 利益剰余金減少額
配当金
4 利益剰余金期末残高
目
24年度
25年度
1,153
1,153
1,153
1,153
2,185,726
282,643
276,411
6,232
0
35,098
35,098
2,433,271
2,433,288
368,369
368,369
0
0
525,771
525,771
2,275,886
87
連結ベースのリスク管理債権の状況
平成24年度
区 分
平成25年度
増 減
22
20
△2
482
474
△8
3ヶ月以上延滞債権額
36
0
△ 36
貸出条件緩和債権額
31
28
△3
572
523
△ 49
破綻先債権額
延滞債権額
合 計
(注)1.破綻先債権
(注)1.破綻先債権
元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は
弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未
収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事
由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金)をいいます。
2.延滞債権
未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利
息の支払を猶予したもの以外の貸出金をいいます。
3.3ヶ月以上延滞債権
元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヶ月以上延滞している貸出金で、破綻先債権および延滞
債権に該当しないものをいいます。
4.貸出条件緩和債権
債務者の再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権
放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で、破綻先債権、延滞債権および3ヶ月以上延滞
債権に該当しないものをいいます。
連結ベースの事業別経常収益
区
分
信
事
用
業
共
事
済
業
農 業 関 連
事
業
生 活 そ の 他
事
業
営 農 指 導
事
業
合
計
項
事 業
経 常
資 産
事 業
経 常
資 産
事 業
経 常
資 産
事 業
経 常
資 産
事 業
経 常
資 産
事 業
経 常
資 産
目
収 益
利 益
の 額
収 益
利 益
の 額
収 益
利 益
の 額
収 益
利 益
の 額
収 益
利 益
の 額
収 益
利 益
の 額
平 成 24 年 度
621
61
58,506
710
245
296
4,200
△ 40
1,814
1,095
△ 28
555
14
△ 112
35
6,640
127
61,206
(単位:百万円)
平 成 25 年 度
652
113
59,214
692
216
297
3,596
△ 18
1,839
1,771
△ 49
557
28
△ 96
32
6,739
166
61,939
88
連結自己資本の充実の状況
◆連結自己資本比率の状況
平成 26 年 2 月末における連結自己資本比率は、21.28%となりました。
連結自己資本比率は、組合員の普通出資によっています。
○ 普通出資による資本調達額
1,816百万円
当連結グループでは、適正なプロセスにより連結自己資本比率を正確に算出し、JAを中心
に信用リスクやオペレーショナル・リスクの管理及びこれらのリスクに対応した十分な自己
資本の維持を図るとともに、内部留保の積み増しにより自己資本の充実に努めています。
89
連結自己資本の充実の状況
1.自己資本の構成に関する事項
(単位:千円,%)
項
目
出
資
金
平成24年度
平成25年度
1,779,810
項
再
転
評
出
価
資
積
0
負債性資本調達手段及びこ
れに準ずる も の
0
0
期限付劣後債務及びこ れに
準ずる も の
0
0
595,258 非同時決済取引に係る控除額
及び信用リスク削減手法とし
180,000 て用いる保証又はクレジッ
ト・デリバティブの免責額に
80,000 係る控除額
0
0
0
0
控除項目不算入額
0
0
控除項目 計(D)
0
0
4,178,268
4,636,657
18,349,643
18,349,643
6,330
6,330
3,505,472
3,429,549
21,861,444
21,785,522
Tier1比率(A/F)
18.35%
20.53%
自己資本比率(E/F)
19.11%
21.28%
金
資
本
準
備
金
1,153
1,153
利
益
準
備
金
972,780
1,042,666
特別積立金(目的積立金除く)
595,258
金融基盤強化積立金
170,000
営農経済事業基盤強化
70,000
肥料準備金
547
270,671
固定資産減損積立金・その他
110,000
37,760
次 期 繰 越 剰 余 金
(又は次期繰越損失金)
431,932
処
分
未
済
持
分
△ 11,728
その他有価証券の評価差損
営
業
権
相
当
平成25年度
0
金
立
平成24年度
他の金融機関の資本調達手段
の意図的な保有相当額
1,816,049
う ち 後 配 出 資 金
回
目
基本的項目からの控除分を除
く、自己資本控除とされる証券
471,233 化エクスポージャー及び信用補
完機能を持つI/Oストリップス
△ 20,726 (告示第223条を準用する場合
を含む。)
額
企業結合により計上される
無形固定資産相当額
自己資本額(C-D)(E)
証券化取引により増加した
自己資本に相当する額
基本的項目 計(A)
4,013,751
4,474,064 資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引等項目
土地の再評価額と再評価の直
前の帳簿価額の差額の45%相
当額
一
般
貸
倒
引
当
119,226
119,226
金
45,291
負債性資本調達手段等
0
0
負債性資本調達手段
0
0
期限付劣後債務
0
0
0
0
164,517
162,593
4,178,268
4,636,657
補 完 的 項 目 不 算 入 額
補完的項目 計(B)
自己資本総額(A+B) (C)
オペレーショナル・リスク相
当額を8%で除して得た額
43,367 リスク・アセット等計(F)
(注)
1 平成18年3月28日金融庁・農林水産省告示第2号「農業協同組合等がその健全性を判断するための基準」に定められた算しきに基づき算出し
たものです。
2 当JAは、信用リスク・アセット額の算出にあたっては標準的手法、適格金融資産担保の適用については信用リスク削減手法の簡便手法
を、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたっては基礎的手法を採用しています。
90
2.自己資本の充実度に関する事項
①信用リスクに対する所要自己資本の額及び区分ごとの内訳
(単位:千円)
平成24年度
平成25年度
エクスポジャーの リスク・アセット額 所要自己資本額 エクスポジャーの リスク・アセット額 所要自己資本額
期末残高
a
b=a×4%
期末残高
a
b=a×4%
我が国の中央政府及び
中央銀行向け
我が国の地方公共団体
向け
地方公営企業等金融機
構向け我が国の政府関
係機関向け
2,486,189
0
0
1,548,603
0
0
2,654,263
0
0
2,335,544
0
0
479,397
1,537
61
449,434
89,887
1,441
38,386,841
8,527,359
341,094
38,686,109
7,737,222
7,737,222
法人等向け
1,430,028
126,295
5,052
1,165,452
1,165,452
88,492
中小企業等向け及び個
人向け
1,476,395
982,082
39,283
1,409,047
1,054,653
913,981
抵当権付住宅ローン
1,475,849
513,264
20,531
1,340,770
469,270
466,594
690,666
503,314
20,133
704,148
724,460
685,993
3,967,271
390,904
15,636
4,201,972
420,177
413,761
247,790
0
0
235,741
0
0
3,119,443
3,119,443
124,778
3,121,779
3,109,941
3,109,941
上記以外
4,972,076
4,431,582
177,263
7,070,952
6,632,975
6,590,495
合 計
61,386,208
18,595,779
743,831
62,269,551
21,404,037
20,007,920
オペレーショナルリスク相当額を
所要自己
8%で除した額
資本額
a
b=a×4%
3,181,536
132,581
リスク・アセット等
所要自己
(分母)計
資本額
a
b=a×4%
23,195,785
876,412
所要自己
資本額
b=a×4%
127,261
所要自己
資本額
b=a×4%
927,831
地方三公社向け
金融機関及び第一種金
融商品取引業者向け
不動産取得等事業向け
三月以上延滞等
信用保証協会等による
保証付
共済約款貸付
出資等
複数の資産を裏付とす
る資産(所謂ファン
ド)のうち、個々の資
産の把握が困難な資産
証券化
オペレーショナルリスク オペレーショナルリスク相当額を
8%で除した額
に対する所要自己資本
a
の額
<基礎的手法>
3,314,525
リスク・アセット等
(分母)計
所要自己
a
資本額計
21,910,300
(注)
1.「リスク・アセット額」の欄には、信用リスク削減効果適用後のリスク・アセット額を原エクスポージャーの
種類ごとに記載しています。
2.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをいい、具体的に
は貸出金や有価証券等が該当します。
3.「三月以上延滞等」とは,元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している債務者に係る
エクスポージャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」、「法人等向け」等においてリスク・ウ
エイトが150%になったエクスポージャーのことです。
4.「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中央政府等以外の
公共部門向け・国際開発銀行向け・取立未済手形・未決済取引・その他の資産(固定資産等)が含まれます。
5.当JAでは、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたって、基礎的手法を採用しています。
<オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額の算出方法(基礎的手法)>
(粗利益(正の値の場合に限る)×15%)の直近3年間の合計額
÷8%
直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数
91
3.信用リスクに関する事項
① 標準的手法に関する事項
当JAでは自己資本比率算出にかかる信用リスク・アセット額は告示に定める標準的手
法により算出しています。また、信用リスク・アセットの算出にあたって、リスク・ウエ
イトの判定に当たり使用する格付等は次のとおりです。
(ア) リスク・ウエイトの判定に当たり使用する格付けは,以下の適格格付機関による依頼格付
けのみ使用し、非依頼格付は使用しないこととしています。
適 格 格 付 機 関
株式会社格付投資情報センター(R&Ⅰ)
株式会社日本格付研究所(JCR)
ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody's)
スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシス゛(S&P)
フィッチレーティングスリミテッド(Fitch)
(注) 「リスク・ウエイト」とは、当該資産を保有するために必要な自己資本額を算出するための掛
目のことです。
(イ) リスク・ウエイトの判定に当たり使用する適格格付機関の格付またはカントリーリスク・
スコアは、主に以下のとおりです。
エクスポジャー
適格格付機関
カントリーリスク・スコア
金融機関向けエクス
ポジャー
日本貿易保険
法人等向けエクスポ
ジャー(長期)
R&I,Moody's,JCR,
S&P,Fitch
法人等向けエクスポ
ジャー(短期)
R&I,Moody's,JCR,
S&P,Fitch
92
② 信用リスクに関するエクスポジャーの期末残高及び主な種類別の内訳
平成24年度
信用リスクに
関するエクス
ポージャーの うち貸出金等
残高
平成25年度
信用リスクに
三月以上延
関するエクス
滞エクスポー
ポージャーの うち貸出金等
ジャー
残高
うち債券
農業
218,338
218,160
林業
-
-
-
-
水産業
-
-
-
-
製造業
-
-
-
-
鉱業
-
-
-
-
建設・不動産業
法
人 電気・ガス・熱供
給・水道業
25
-
-
25
-
-
-
-
運輸・通信業
752
752
-
-
740
740
金融・保険業
38,066,072
1,062,488
2,606,694
-
41,535,395
1,041,199
1,400,000
-
-
2,586,561
28
6,095,609
2,972,985
1,540,356
4,831,885
1,308,375
7,774,078
卸売・小売・飲食・
サービス業
日本国政府・地方
公共団体
-
49,103
235,399
うち債券
213
49,994
24
24
5,619,877
3,033,288
4,454,440
1,334,968 -
個 人
8,282,619
7,707,310
-
641,480
8,746,424
その他
464,354
-
-
-
501,772
業種別残高計
57,105,727
13,356,214
5,193,256
690,636
61,947,248
13,097,590
2,940,356
1年以下
36,094,279
587,509
1,230,577
36,409,787
573,642
686,570
1年超3年以下
2,340,879
893,447
1,447,432
2,369,190
873,560
819,477
3年超5年以下
1,123,262
1,121,249
2,013
1,127,439
1,096,206
882
5年超7年以下
790,600
790,600
-
792,924
772,714
7年超10年以下
3,984,814
1,571,952
2,412,862
4,020,376
1,536,260
1,366,679
10年超
7,755,442
7,655,070
100,372
7,823,937
7,488,781
56,748
上記以外
期限の定めのないもの
残存期間別残高計
-
三月以上延
滞
エクスポー
ジャー
9,296,931
773,755
-
9,403,595
755,688
61,386,208
13,393,582
5,193,256
61,947,248
13,096,851
28
654,102
704,148
2,930,356
(注)
1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産並びにオフ・バランス取引を含みます。
2.「貸出金等」とは、貸出金のほか、コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・バランスシート・エクスポー
ジャーを含んでいます。「コミットメント」とは、契約した期間および融資枠の範囲でお客様のご請求に基づき、金融機関が融資
を実行する契約のことをいいます。「貸出金等」にはコミットメントの融資可能残額も含めています。
3.「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞しているエクスポー
ジャーをいいます。なお、前年度は「三月以上延滞エクスポージャー」に外部格付・カントリーリスク・スコアによってリスク・
ウエイトが150%となったエクスポージャーを含めています。
4.「その他」には、ファンドのうち個々の資産の把握が困難な資産や固定資産等が該当します。
5.当JAでは国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、地域別の区分は省略しております。
93
③貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
平成24年度
期首残高
一般貸倒引当金
個別貸倒引当金
平成25年度
期中減少額
期中
増加額
目的使用
期末残高 期首残高
その他
期中減少額
期中
増加額
目的使用
43,986
45,232
-
43,986
45,232
45,232
43,209
363,189
321,053
8,269
354,920
321,053
321,053
275,699
9,549
その他
期末残高
45,232
43,209
311,504
275,699
④業種別の個別貸倒引当金の期末残高・期中増減額及び貸出金償却の額
平成24年度
期首残高
期中減少額
期中
増加額
目的使用
606049
平成25年度
貸出金
償却
期末残高
その他
期首残高
期中
増加額
期中減少額
目的使用
期末残高
その他
貸出金
償却
農業
林業
水産業
製造業
鉱業
建設・不動産業
電気・ガス・熱供
給・水道業
運輸・通信業
金融・保険業
卸売・小売・飲食・
サービス業
上記以外
個人
業種別計
363,189
321,053
8,269
354,920
321,053
321,053
275,699
9,549
311,504
275,699
363,189
321,053
8,269
354,920
321,053
321,053
275,699
9,549
311,504
275,699
(注)当JAでは、国内の限定されたエリアで事業活動をおこなっているため、地域別の区分は省略しております。
⑤信用リスク削減効果勘案後の残高及び自己資本控除額
平成24年度
格付あり 格付なし
信
用
リ
ス
ク
削
減
効
果
勘
案
後
残
高
平成25年度
計
格付あり 格付なし
計
リスクウエイト
0%
-
5,605
5,605
-
5,504
5,504
リスクウエイト
10%
-
3,909
3,909
-
3,838
3,838
リスクウエイト
20%
-
3,676
3,676
-
3,607
3,607
リスクウエイト
35%
-
1,466
1,466
-
1,438
1,438
リスクウエイト
50%
-
0
-
リスクウエイト
75%
-
1,312
1,312
-
1,287
1,287
リスクウエイト
100%
-
1,062
1,062
-
1,051
1,051
リスクウエイト
150%
-
0
-
0
リスクウエイト その他
-
-
-
-
0
自己資本控除後
-
-
-
-
計
-
17,030
17,030
-
0
16,725
16,725
注)「格付あり」にはエクスポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用しているもの、「格付なし」にはエクスポージャーのリスク・ウエイト判定に
おいて格付を使用していないものを記載しています。なお、格付は適格格付機関による依頼格付のみ使用しています。
94
財務諸表の正確性にかかる確認
確
1
認
書
私は、当JAの平成25年3月1日から平成 26年2月末日までの事業年度に
かかるディスクロージャー誌に記載した内容のうち、財務諸表作成に関するす
べての重要な点において、農業協同組合法施行規則に基づき適正に表示されて
いることを確認いたしました。
2
この確認を行うに当たり、財務諸表が適正に作成される以下の体制が整備され、
有効に機能していることを確認しております。
(1)
業務分掌と所管部署が明確化され、各部署が適切に業務を遂行する体制が整
備されております。
(2)
業務の実施部署から独立した内部監査部門が内部管理体制の適切性・有効性
を検証しており、重要な事項については理事会等に適切に報告されております。
(3)
重要な経営情報については、理事会等へ適切に付議・報告されております。
平成 26年 6 月13日
東西しらかわ農業協同組合
代表理事組合長
鈴
木
昭
雄
95
memo
96
JAの概要
平成25年3月1日~平成26年2月28日
97
塙 支 店
渉 外 課
東部営農
センター
営
農
販
売
係
営
農
指
導
係
共 金
済 融
課 課
生
活
購
買
係
西部営農
センター
営
農
販
売
係
渉 外 課
渉 外 課
渉 外 課
生
活
購
買
係
営
農
販
売
係
営
農
指
導
係
共 金
済 融
課 課
表
郷
支
店
経済総合渉外
チーム
営
農
指
導
係
購 共 金
買 済 融
課 課 課
棚
倉
支
店
中部地区
営農経済部
課
買 購 車 資 両
燃 材 料
係 係
いきいき福祉
センター
生
活
購
買
係
購 共 金
買 済 融
課 課 課
西部地区
営農経済担当常務理事
代表理事専務
(コンプライアンス担当理事)
代表理事組合長
理 事 会
開
発
・
振
興
係
農
産
物
検
査
課
推 園 進
・ 芸 企
画 係
係
農
推業
進振
課興
共 済 部
営
農
販
売
課
営
農
指
導
係
係 係
定 務 査 事 課 課
定 務 査 事 企
画
推
進
課
金 融 部
信用担当常務理事
恒
常
推
進
係
常任監事兼代表監事
監 事 会
経営相談係
融
資
審
経
査
営
係
相
談
係
融
資
審
査
課
融
資
運
用
係
総 務 部
推
進
企
画
係
課
融 金 コ
ン
プ
ラ
イ
ア
ン
ス
係
情 企 報
シ 画 ス
テ 係
ム
係
総
合
企
画
室
課
務 総 人 経 総 事
教 理 務 育
係 係 係
監 査 室
平成26年6月1日現在
普 及企 画 係
産
係
農
L P G ・食 材 セン タ ー
いきいき福祉センター
みりょく 満点物語
居宅介護支援事業所
畜産センター
中部営農
センター
植 物 工 場
目的ホール
多 み
りょく 満点
みりょく 満点物語
矢吹店
渉 外 課
東部多目的ホール
渉 外 課
(注)コンプライアンス規程に基づくコンプライアンス統括責任者を総務部長、コンプライアンス責任者を各部・室長、営農センター・支店長とし、コンプライアンス担当者を各次・課長とする。
共 金
済 融
課 課
矢
祭
支
店
矢吹中央支店
購 共 金
買 済 融
課 課 課
鮫
川
支
店
東部地区
総務
金融・共済
営農・経済
専 門 委 員 会
総 代 会
組織機構図
経営相談・資産管理係
98
当JAの組織等
■ 地 区 ■
当JAの地区は、以下の区域です。
白河市表郷中野、表郷内松、表郷番沢、表郷社田、表郷金山、表郷梁森、表郷高木、
表郷三森、表郷下羽原、表郷小松、表郷八幡、表郷中寺、表郷堀之内、表郷河東田、
表郷深渡戸、関辺、
西白河郡矢吹町中畑、中畑南、平鉢、国神、大畑、住吉、前久保、上の前、寺内東、寺内南、
寺内西、寺内、鍋内、根宿、松房、東長峰、西長峰、五本松、弥栄、松倉、上敷面、諏訪清
水、八幡町、田町、清水塚、大久保、文京町、沢尻、中町、大町、花咲、本町、北町、滝八
幡、善郷内、井戸尻、舘沢、新町、大和内、北浦、赤沢、川原、堰の上、曙町、小松、一本
木、東郷、大池、南町、本郷町、境町、東の内、田内、子ハ清水、牡丹平
岩瀬郡天栄村大字高林字日向、字日照田、字三合谷地、字上野、字屋敷下、字後田、字芋畑、
大字小川字沖田畑、大字柿の内字沖内、大字沖内字上ノ原
東白川郡棚倉町、矢祭町、塙町、鮫川村
99
■ 役員構成
役
員
氏
名
代表理事組合長
鈴 木
代 表 理 事 専 務
薄
常
務
理
事
常
務
理
事
副 組 合 長 理 事
副 組 合 長 理 事
役
理
事
三
村
正
一
功
理
事
柏
村
幸
子
理
事
夫
理
事
鈴
木
輝
司
雅 雄
理
事
斉
藤
常
治
登
理
事
前
田
孝
子
葉
池
教
大 竹
芳
員
昭 雄
後 藤 正 一 郎
菊
(平成26年6月1日現在)
氏
名
賀
小 山 田 正 三
理
事
生
方
和
廣
理
事
武
地
寿
久
理
事
沼
野
謙
一
理
事
穂
積
喜
和
理
事
北
條
利
雄
理
事
鈴
木
勝
男
理
事
鈴
木
通
弘
理
事
渡
辺
徳
雄
理
事
金
澤
一
成
理
事
佐
川
富
夫
監
事
渡
辺
繁
光
理
事
鈴
木
義
一
監
事
本 多
理
事
大
山
伸
一
監
事
野
理
事
豊
島
清
治
監
事
理
事
角
田
敏
一
鈴
木
健
常任監事兼代表監事
員
■ 組合員数
外
監
崎
永 昌
榮
尚
緑 川 利 喜 男
事
久 保 木 慶 二
(平成26年2月28日現在)
(単位:人)
区
正
分
組
個
准
合
平 成 24 年 度
員
人
法
人
組 合 員
合
平 成 25 年 度
増
減
6,595
6,542
△ 53
6,582
6,529
△ 53
13
13
0
3,306
3,435
129
個
人
3,106
3,238
132
法
人
計
200
197
△ 3
9,901
9,977
76
100
7 組合員組織
(1)生産組織
生産部会連絡協議会
役 職 名
会 長
副 会 長
副 会 長
(平成26年2月28日現在)
氏
名
沼野 博
鈴木 良太郎
宇佐美 廣仁
備 考
畜産
園芸
稲作
●稲作生産部会連絡協議会
役 職 名
氏
名
会 長
宇佐美 廣仁
副 会 長
斉須 俊昭
副 会 長
石井 豊
備 考
西部営農センタ-
中部営農センタ-
東部営農センタ-
●各営農センタ-稲作専門部会
営農センタ-名
役 職 名
中部営農センタ-
支 部 長
西部営農センタ-
支 部 長
東部営農センタ-
支 部 長
計
氏 名
斉須 俊昭
宇佐美 廣仁
石井 豊
構成員数
42
66
48
156
●園芸協議会
役 職 名
会 長
副 会 長
副 会 長
委 員
委 員
委 員
氏 名
鈴木 良太郎
和知 計市
鈴木 安男
金澤 源二
下重 正佳
鈴木 輝司
所属支部名
東部支部
中部支部
西部支部
東部支部
東部支部
東部支部
品 目
きゅうり
にら
トマト
いちご
いんげん
柿
●柿専門部会
役 職 名
部 会 長
氏 名
鈴木 輝司
支 部 名
東部支部
構成員数
76
・各営農センター園芸専門部会
営農センタ-名
役 職 名
ト マ ト 支 部
き ゅ う り 支 部
中部営農センタ-
に
ら
支
部
い ち ご 支 部
ト マ ト 支 部
西部営農センタ- き ゅ う り 支 部
に
ら
支
部
ト マ ト 支 部
き ゅ う り 支 部
東部営農センタ-
い ち ご 支 部
い ん げ ん 支 部
計
長
長
長
長
長
長
長
長
長
長
長
氏 名
角田 正憲
鈴木 彦重
和知 計市
大槻 栄吉
鈴木 安男
本田 英世
鈴木 隆雄
笹島 守正
鈴木 良太郎
金澤 源二
下重 正佳
構成員数
25
18
17
17
48
29
27
38
51
22
69
361
101
・各営農センター園芸生産部会
営農センタ-名
役 職 名
ジュ-ス用トマト生産部会長
中部営農センタ-
西部営農センター
東部営農センター
こんにゃく生産部会長
花 卉 生 産 部 会 長
中玉トマト生産部会長
ミニトマト生産部会長
花 卉 生 産 部 会 長
ピーマン生産部会長
野 菜 特 産 部 会 長
菌 茸 生 産 部 会 長
氏 名
和知 俊一
渡辺 豊美
関川 英樹
吉田 雅恵
遠藤 信道
鈴木 富雄
近藤 康男
大垣 昌蔵
尾亦 正光
計
●畜産生産部会連絡協議会
役 職 名
氏 名
会 長
沼野 博
副 会 長
内山 福雄
副 会 長
根本 日出雄
・和牛繁殖専門部会
役 職 名
会 長
副 会 長
副 会 長
肥
肥
肥
備 考
肥育牛専門部会長
養豚専門部会長
和牛繁殖専門部会長代行
氏 名
根本 日出雄
石黒 勲
根本 日出雄
備 考
職務代行(兼)
氏
名
内山 福雄
柏村 守
備 考
西部営農センタ-
西部営農センタ-
・養豚専門部会
役 職 名
会
長
副 会 長
・肥育牛専門部会
支 店 名
中部営農センター
西部営農センタ-
東部営農センター
計
所属支部名
中部支部
西部支部
東部支部
構成員数
2
7
13
9
8
41
9
21
15
125
育
育
育
役 職 名
牛 支 部
牛 支 部
牛 支 部
長
長
長
氏 名
沼野 博
高久 光夫
鈴木 正
構成員数
3
3
5
11
氏
名
鈴木 政夫
穂積 栄治
菊地 敏行
鈴木 政司
下重 繁男
金沢 千代子
鈴木 義一
片野 隆
構成員数
433
18
45
51
16
58
7
24
652
(2)協力組織
●各種組織
支 店 名
役 職 名
みりょく満点物語出荷者協議会長
中部営農センタ-
西部営農センタ-
東部営農センター
計
表郷地区農業青色申告会
中畑種子生産組合長
直売所「太郎の四季」会
受 託 者 部 会 長
塙 直 売 所 会 長
久慈川中部生産組合長
受 託 者 協 議 会 長
102
●青年連盟
役 職 名
委 員 長
副 委 員 長
副 委 員 長
支 部 名
西
部
中
部
東部矢祭班
東部塙班
東部鮫川班
計
●女性部
役 職 名
部
長
副 部 長
副 部 長
支 部 名
西 部
表
郷
棚
倉
矢
祭
塙
鮫
川
計
●年金友の会
役 職 名
会
長
副 会 長
同
支 部 名
表
郷
中
畑
矢
吹
棚
倉
矢
祭
塙
鮫
川
計
●農事組合
支 店 名
表
郷
中
畑
矢
吹
棚
倉
矢
祭
塙
鮫
川
計
氏 名
高久 美秋
関川 秀樹
金澤 源一郎
備
考
中部支部長
東部支部長
班 長
小磯 功
関川 秀樹
金澤 源一郎
鈴木 良太郎
森 啓二
構成員数
70
7
15
21
18
131
氏
名
柏村 幸子
保住 文子
室 悦子
備 考
西部支部長
塙支部長
表郷支部長
支 部 長
柏村 幸子
室 悦子
金沢 栄子
石井 なみ子
保住 文子
前田 孝子
構成員数
76
41
65
56
63
94
395
氏
名
鈴木 廣
吉田 道雄
柴田 市大
備 考
中畑支部長
塙支部長
矢祭支部長
支 部 長
藤田 喜代寿
鈴木 廣
鵜川 半六
藤田 幸記
柴田 市大
吉田 道雄
芳賀 元冶
構成員数
873
農事組合数
34
25
11
82
65
80
61
358
備 考
1,275
1,055
700
604
870
5,377
103
JAのあゆみ
日 付
平成13年
平成14年
平成15年
平成16年
平成17年
平成18年
平成19年
平成20年
平成21年
行 事
3月 1日
4月23日
4月28日
4月29日
7月13日
8月 3日
8月31日
9月 4日
9月16日
1月31日
5月19日
5月31日
6月28日
10月28日
1月21日
5月24日
7月31日
9月12日
10月27日
1月21日
5月 1日
5月29日
7月29日
8月27日
10月22日
10月28日
1月18日
2月 2日
3月13日
3月14日
5月28日
11月12日
11月13日
1月17日
3月27日
4月14日
5月27日
9月15日
10月13日
11月18日
12月 7日
2月22日
5月26日
5月28日
7月11日
9月14日
11月 9日
11月26日
1月15日
2月 2日
2月25日
4月28日
5月30日
6月25日
7月16日
8月27日
11月 1日
11月26日
12月19日
2月16日
2月17日
2月24日
3月 6日
3月 6日
JA東西しらかわ発足式
合併に伴う財産引継ぎ式
旧JA組合員大会
旧JA組合員大会
JA東西しらかわ年金友の会総会
生産部会連絡協議会園芸協議会
生産部会連絡協議会水稲協議会
生産部会連絡協議会畜産協議会
臨時総代会・総代研修会
JA東西しらかわ女性部設立総会
第1回通常総代会
JAいきいき福祉センター開所式
経営改革プロジェクト発足式
第1回臨時総代会
JA青年部連絡協議会
第2回通常総代会
JA東西しらかわ農業青年連盟設立総会
第1回合併研究会・幹事会
第2回合併研究会・幹事会
第3回合併研究会・幹事会
西部営農センター開所式
第3回通常総代会
「太郎の四季」福島県農業賞受賞祝賀会
中玉トマト部会設立総会
JA東西しらかわ柿専門部会設立総会
第1回斎場建設委員会
みりょく満点焼酎「天狗のいいわけ」販売
JA東西しらかわ酪農部会設立総会
棚倉町直売所「たな菜館」オープン
表郷支店移転開所式
第4回通常総代会
JA合併5周年感謝祭(~13日)
JA合併5周年記念式典
中部営農センター・東部営農センター開所式
塙支店開所式
アグリサポーター委嘱状交付式
第5回通常総代会
第6回年金友の会ゲートボール大会
JA斎苑やすらぎの杜オープン
満点まつり(~19日)
「みりょく満点本格キムチ」発売記念祝賀会
第4回農業振興大会
第6回通常総代会
平成19年度あぐり講座開講式
第1回年金友の会芸能祭
WCS収穫実演会
キムチ料理コンクール
臨時総代会
子会社「株式会社やすらぎの杜」設立
第1回年金セミナー
第5回農業振興大会
JA斎苑やすらぎの杜「矢吹斎場」オープン
第7回通常総代会
年金友の会第1回ゴルフ大会
第2回年金友の会芸能祭
稲WCS収穫実演会
「こども見守り隊」発足
臨時総代会
JAグループ福島組織事業改革検討会議
新本店事務所業務開始
新本店事務所オープンセレモニー
第6回農業振興大会
合格祈願米「満点米」を管内中学3年生に贈答
JA出資型農業生産法人「株式会社JAファームサポー
ト」設立
4月 9日 平成21年度金融事業推進大会
内 容
「JA東西しらかわ」が発足
新JAへ旧7JAからの財産の引継ぎ
表郷・中畑・矢吹・棚倉・矢祭・塙
鮫川
「JA東西しらかわ年金友の会」統合発足
生産部会協議会「園芸協議会」が発足
生産部会協議会「水稲協議会」が発足
生産部会協議会「畜産協議会」が発足
定款の一部変更及び新総代の研修
「JA東西しらかわ女性部」統合発足
合併2年目の執行・監査体制を決定
高齢者福祉事業がスタート
定款の一部変更他
常勤役員との懇談会
理事の補欠選任他
「JA東西しらかわ農業青年連盟」統合発足
JA東西しらかわ・JAしらかわ
中畑・矢吹支店の農業関連事業を統合
次期3か年計画の設定他
JA山形市のほ場で新品種の研修
棚倉、矢祭、塙、鮫川の4支店合わせて発足
表郷支店と瀬戸原出張所を統合
役員改選 他
香西かおり歌謡ショー他
合併時功労者への表彰など
(表郷・棚倉)(矢祭・塙・鮫川)の経済事業統合
組合員31名に交付
定款の一部変更他
優勝:ニュータウン中山チーム(矢祭支部)
棚倉町
塙町
棚倉町
定款の一部変更他
矢吹町文化センター
子会社の設立について
矢吹町本町にグランドオープン
定款の一部変更他
白河市
矢吹町文化センター
棚倉町
農業生産法人の設立について他
104
日 付
平成22年
平成23年
平成24年
平成25年
平成26年
行 事
5月30日
6月23日
6月26日
7月17日
9月 4日
11月19日
1月 5日
1月29日
2月 8日
2月18日
2月18日
5月22日
5月29日
6月22日
7月29日
10月21日
11月19日
1月21日
2月10日
3月11日
4月 1日
5月 8日
5月28日
8月 9日
8月25日
9月 2日
10月26日
11月10日
12月16日
1月12日
2月27日
3月22日
4月26日
5月12日
5月26日
7月20日
9月 3日
9月30日
1月15日
1月30日
3月1日
3月29日
4月1日
6月14日
7月31日
8月12日
9月12日
12月18日
12月24日
1月21日
第8回通常総代会
年金友の会第2回ゴルフ大会
多目的ホール「みりょく満点」オープン
第3回年金友の会芸能祭
第9回年金友の会ゲートボール大会
第37回JA福島大会
輸出米出荷式
合格祈願米「満点米」を管内中学3年生に贈答
有料職業紹介所開所
第7回農業振興大会
米粉加工品発表会
第1回JA東西しらかわ組合長杯中学野球大会
第9回通常総代会
よい食プロジェクト缶バッチ贈呈式(~23日)
東部多目的ホールオープン
JA東西しらかわ精米センター・精粉施設が開所
オーストラリア向け輸出米出発式
合格祈願米「満点米」を管内中学3年生に贈答
第8回農業振興大会
東日本大震災発生
「風評被害を吹き飛ばせ!がんばる福島・がんばる農
家」キャンペーンスタート
放射性物質と農畜産物に関する研究会
第10回通常総代会
JA東西しらかわ管内畜産農家総決起大会
放射能ベクレル検知器導入式
第11回年金友の会ゲートボール大会
TPP交渉参加反対東北ブロック・全国大会
第5回年金友の会芸能祭
表郷多目的ホール来場者1万人記念式典
放射線量土壌マップ作成・調査開始式
新棚倉支店移転オープンセレモニー
第9回農業復興大会・JA地域放射線量土壌マップ調査
放射線量マップ贈呈式
第3回JA東西しらかわ組合長杯中学野球大会
第11回通常総代会
第6回年金友の会芸能祭
女性グループ活動助成金交付
アンパンマン交通安全キャラバン
合格祈願米「満点米」を管内中学3年生に贈呈
ファーマーズマーケット出荷者協議会
表郷給油所オープン
農産物直売所「みりょく満点物語」竣工
畜産センター開所式
みりょく満点物語グランドオープン
矢吹中央支店・西部営農センター竣工
矢吹中央支店・西部営農センター開所式
棚倉農業倉庫竣工
育苗センター作業所・事務所竣工
植物工場竣工
合格祈願米「満点米」を管内中学3年生に贈呈
内 容
棚倉町
旧本店を多目的施設として地域に開放
矢吹町文化センター
優勝:ニュータウンチーム(矢祭支部)
福島市「パルセいいざか」
香港へ毎月5tの出荷
JA出資型農業生産法人(株)JAファームサポート
棚倉町「ルネサンス棚倉」
米粉100%の9品を商品化
白河市 天狗山球場・表郷球場
管内幼稚園児・小学児童ら4,432名に贈呈
塙町
香港に次ぎ2カ国目、5tを輸出。
管内中学3年生645名に合格祈願米を贈呈
JA・組合員など
都内の有楽町、お台場、秋葉原などで管内産野菜
の安全性を訴え、農産物直売会を開催
棚倉町 大学教授を講師に招き開催
塙町 畜産農家の風評被害や出荷制限等への訴え
本店 ベクレル検知器導入及びテスト検定
白河市表郷
東京 TPP交渉参加への反対活動
友の会の会員38組、延べ170人が参加
平成21年6月のオープン以降、1万人を達成
測定目標を7,000ヶ所として調査を開始
棚倉支店を移転。JA施設では復旧第1号
棚倉町
管内市町村
白河市 天狗山球場・表郷球場
棚倉町 倉美館
矢吹町
地域貢献・教育文化事業の一環として24年度から開
棚倉町 倉美館
管内中学3年生680名に合格祈願米を贈呈
みりょく満点物語の「出荷者協議会」が発足
白河市表郷
棚倉町 東部営農センター
棚倉町
矢吹町
矢吹町
棚倉支店 白河市表郷
白河市表郷
管内中学3年生650名に合格祈願米を贈呈
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店舗一覧及びATM設置状況
店 舗 名
電話番号
ATM設置台数
白河市表郷金山字長者久保2番地
0248-32-1031
-
中部営農センター
白河市表郷金山字井戸尻9番地
0248-32-3511
-
表 郷 支 店
〃 (中部営農センター併設)
0248-32-2135
ATM1台
棚 倉 支 店
棚倉町大字棚倉字崖ノ上36-1
0247-33-3141
ATM1台
西部営農センター
矢吹町八幡町643番地
0248-42-4142
-
矢 吹 中 央 支 店
〃 (西部営農センター併設)
0248-42-4141
ATM1台
東部営農センター
塙町大字常世字雨谷188番地
0247-43-1141
ATM1台
矢 祭 支 店
矢祭町大字小田川字春田5番地
0247-46-3145
ATM1台
塙
塙町大字塙字大町1丁目20番地3
0247-43-0209
ATM1台
東部多目的ホール(笹原)
塙町大字川上字清水9番地
0247-43-2145
ATM1台
鮫 川 支 店
鮫川村大字赤坂中野字新宿83番地
0247-49-3131
ATM1台
表郷多目的ホール
白河市表郷金山字越堀143番地
0248-32-1855
ATM1台
本
店
支 店
住 所
■ 店舗外ATM設置状況 ■
設置場所
設置台数
聖・オリーブの里(白河市表郷堀之内)
ATM1台
旧矢吹支店コーナー
ATM1台
旧中畑支店コーナー
ATM1台
エコス棚倉コーナー
ATM1台
棚倉社川コーナー
ATM1台
棚倉直売所コーナー
ATM1台
矢 祭 町 役 場
共同設置ATM1台
矢祭石井コーナー
ATM1台
塙 厚 生 病 院
ATM1台
鮫 川 村 役 場
ATM1台
鮫川渡瀬コーナー
ATM1台
注:矢祭町役場は残高照会と払戻のみ
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memo
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J A - To u z a i S h i r a k a w a D i s c l o s u r e
5つのみちしるべ
「食の王国」宣言
顔のみえる安心・安全な農産物で地域の食卓を潤
し、健康な暮らしを約束する農業を振興して、地域
から日本の自給率向上を限りなくめざします
「ほくと七星」宣言
新JA内の7つのエリアで、それぞれ代表する特
産物をひとつ持ち、これらのすべてを合わせて日本
一の輝きをもてる地域づくりをめざします
「清流の里」宣言
縦横に走る清流に培われた肥沃な大地。自然の宝
庫である里山に、青く広い空。これらを守り育み輝
きの満ちる「循環型社会」の実現をめざします
「地域との共生」宣言
遠き歴史と人々の心の和を大切に、食と農を通じ
ここ固有の文化がさらに発展・活性化するよう地域
との共生(安心の田園都市づくり)をめざします
「ベストパートナー」宣言
みなさまの夢ある暮らしを応援するために、総合
力を生かした真心あふれるベストサービスを提供し、
地域に親しまれ愛されるJAづくりをめざします
東西しらかわ農業協同組合
〒961-0416 福島県白河市表郷金山字長者久保2番地
TEL 0248-32-1031(代表) FAX 0248-32-1033(代表)
URL h t t p : / / w w w . t o u z a i 7 . c o m E-mail info@t o u z a i 7 . c o m
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