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拓く 育む - 静岡県のJA

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拓く 育む - 静岡県のJA
17回
第
通 常 総 代 会 資料
輝く 育む
笑 顔 が 輝 くの うきょう
心 を 育 む の うきょう
拓く
夢 を 拓 くの うきょう
日時:平成21年5月27日(水)13:00
場所:掛川市文化会館シオーネ
17回
第
通常総代会次第
総代会出席状況
1
開会
2
JA綱領唱和
総
数
人
3
組合長挨拶
本 人 出 席
人
4
表彰
委任状出席
人
5
議長選任
書 面 出 席
人
6
書記指名
計
人
7
議事
8
来賓祝辞
9
閉会
代
議
長
書
記
書
記
JA綱領
わたしたちJAのめざすもの
わたしたちJAの組合員・役職員は、協同組合運動の基本的な定義・価値・原則(自主
自立、参加、民主的運営、公正、連帯等)に基づき行動します。そして、地球的視野に立っ
て環境変化を見通し、組織・事業・経営の革新をはかります。さらに、地域・全国・世
界の協同組合の仲間と連携し、より民主的で公正な社会の実現に努めます。
このため、わたしたちは次のことを通じ、農業と地域社会に根ざした組織としての社
会的役割を誠実に果たします。
1 地域の農業を振興し、わが国の食と緑と水を守ろう。
1 環境・文化・福祉への貢献を通じて、
安心して暮らせる豊かな地域社会を築こう。
わたしたちは、
1 JAへの積極的な参加と連帯によって、
協同の成果を実現しよう。
1 自主・自立と民主的運営の基本に立ち、JAを健全に
経営し信頼を高めよう。
1 協同の理念を学び実践を通じて、共に生きがいを
追求しよう。
(平成9年10月14日 第21回JA全国大会にて採択)
17回
第
通常総代会資料
平成21年5月27日
遠州夢咲農業協同組合
目
組合長あいさつ ・
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・ 2
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・ 3
表彰 ・
店舗統廃合による
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・ 3
新たなJA遠州夢咲の事業所MAP ・
第17回通常総代会議案等
*
第1号議案 平成20年度事業報告・剰余金処分案の承認について
組合の事業活動の概況に関する事項 ・
・
・ 8
次
*
第3号議案 平成21年度事業計画の設定について
ソフト面の改革への本格的な取組み ・
・
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・ 52
平成21年度機構図 ・
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・ 53
営農 ・
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・ 54
茶業 ・
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・ 55
経済 ・
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・ 56
金融 ・
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・ 57
組合の運営組織の状況に関する事項 ・
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・ 13
共済 ・
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・ 58
本年度における重要事項
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・ 19
企画・総務 ・
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・ 59
対処すべき重要な課題 ・
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・ 19
監査 ・
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・ 60
組合員活動 ・
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・ 20
総合財務計画 ・
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・ 62
営農(営農販売 ・ 利 用 事 業 )・
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・ 22
総合収支計画 ・
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・ 63
営農(営農指導 )・
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・ 23
[報告資料]
茶業(茶指導・ 加 工 販 売 )
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・ 24
不良債権の状況 ・
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・ 64
経済(購買)
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・ 25
部門別損益計算書 ・
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・ 65
金融・
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・ 26
JAバンク基本方針 ・
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・ 66
共済 ・
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・ 27
企画・総務 ・
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・ 29
監査 ・
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・ 29
剰余金処分案 ・
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・ 44
*
報告事項
貸借対照表・
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・ 30
損益計算書・
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・ 32
注記表・
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・ 34
附属明細書・
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・ 38
監査報告書・
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・ 46
*
第2号議案 定款の一部変更について・
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・ 48
1
ごあいさつ
遠州夢咲農業協同組合
代表理事組合長
夏目 善宇
2
本日は、第 17 回通常総代会を開催致しましたところ、総代の皆様には農繁期ご多忙の中ご
出席を賜り誠にありがとうございます。
また、ご来賓の皆様方には公私共ご多用の中、本総代
会にご臨席を賜りまして誠に光栄に存じ、
衷心より厚くお礼申し上げます。
平成 20 年度のわが国の経済は、世界的な金融危機による株価の暴落、企業利益の悪化、深
刻な雇用環境の悪化等により個人消費の伸び悩みの動きが見られる等、世界的規模の景気
後退局面まで凋落致しました。
農業を取り巻く環境につきましては、
WTO交渉、食料自給率の向上、肥料、飼料、燃油、生産
資材の高騰や農地法改正など多くの課題が山積し、とりわけ加工食品を中心とした残留農薬
産地・賞味期限切れ食品の偽装などが多発し、改めて「食」に対する国民の関心が高まった一
年でありました。
「食の安全」が注目されるなか、
JAグループとして『みんなのよい食プロジェクト』に取り
組み、安全・安心な食を消費者・国民に広くアピール致しました。
さらに県下JAグループ
は農産物の生産資材や飼料価格高騰対策として「静岡県経営危機突破農協対策本部」を設置
し、静岡県農業の現状をテレビ、新聞を媒体に訴えて参りました。
また、本組合では、農業支援
策として遠州夢咲独自の営農緊急支援を打ち出すとともに、経済連の「生産コスト低減緊急
支援策」や国の補助事業である「肥料・燃油高騰緊急対策」への対応と合わせて、全力で地域
の農業振興を支援して参りました。
さて、当組合の平成 20 年度の事業実績は景気の影響はありましたが、各事業とも順調に推
移し当期剰余金で3億3千万円の実績を挙げる事が出来ました。
これも一重に組合員の皆様
方のご理解とご協力の賜物と厚く感謝申し上げます。
平成 20 年度はJA遠州夢咲3カ年計画「元気な農業・豊かな地域づくり」の初年度として
基本目標に沿って事業推進して参りました。
「複合経営の普及、販売機能の強化等を重点に置
いた農業振興への取り組み」では、複合作物の振興策として「夢咲農業チャレンジプラン」を
立ち上げ、
温室メロンに代わる冬季作物や施設園芸の新規作物、
また、
茶農家の換金作物など
積極的に農業振興を図りました。
一方、茶については新品種導入、新商品の開発、新たな取引
先の開拓などを手がけ、
着実に成果が現れております。
「情勢の変化を捉えた事業対応やサービス向上による組合員満足度向上」では、サービスの
向上策として「出向く渉外体制の構築」を掲げ、営農経済センターの強化に努めました。
また
ミナクル市大城店の改修やコインランドリーのオープンなど、利用者の利便性向上を図りま
した。
これまで取り組んできた「JA改革」は、平成 20 年度を以って大方の支店再編成を完了す
るとともに、理事の定数についても削減を実施し、高度化・複雑化した事業運営への対応を
的確に執行できる体制整備を図りました。
現在、次のステップとして組織・業務の仕組みといったソフト面の改革に着手していると
ころであり、平成 21 年度はJA遠州夢咲 3 カ年計画
「元気な農業、豊かな地域づくり」
を本格
的に実践する重要な年となります。
私たちは今こそ地域の農業を守り、消費者へ安全・安心
な農畜産物を提供していかなければなりません。
組合員や地域の皆さんと手を携え、元気あ
る農業、
活力ある地域社会実現のために全力で取り組んで参ります。
本日上程致します全議案につきましては是非ご理解頂き、ご賛同いただきます事を切にお
願い申し上げ、
ご挨拶と致します。
平成 21 年5月 27 日
表 彰
平成20年度 JA遠州夢咲組合員表彰
農業農村整備優良地区コンクール(農村振興整備部門)
農林水産大臣賞
NPO法人 とうもんの会
理事長 名倉 光子
掛川市山崎
組合員の皆様に対するサービス向上と
店舗統廃合による
新たなJA遠州夢咲の事業所MAP
JAの経営基盤強化を目指し平成17年
5月27日に開催された第13回通常総
代会第7号議案において「JA遠州夢咲
(平成21年4月現在)
総合改革3カ年計画」∼改革が全ての
扉を開く∼の承認を受け、各地区におい
て金融・共済の拠点である支店の再編と
営農相談と資材供給の拠点として営農
河城支店
JR東海道線
ATMローソン
西方店
駅
菊川
JR東海道新幹線
菊川I.C.
道路
東名高速
佐束店(経済)
ATM佐束店
土方支店
土方店(経済)
土方茶工場
菊川育苗センター
佐束茶工場
夢咲ライス
掛川市
大東ライス
大坂茶工場
大須賀支店
大須賀店(経済)
大須賀ライス
国道150号線
経済センターの設置を実施致しました。
菊川市
国道1号線
茶業振興センター(サエリア)
茶業研究所
菊川支店
やすらぎ菊川ホール
菊川茶直売所
牧之原支店
六郷支店
六郷ライス
菊川中央支店
菊川融資センター
菊川営農経済センター
ミナクルふれあい菊川の里
菊川農機センター
菊川青果物流通センター
本店
デイサービス夢咲
小笠茶店舗
原店(経済)
小笠支店
小笠融資センター
小笠営農経済センター
旅行センター
LPGセンター
御前崎市
葬祭センター
小笠ライス
小笠農機センター
浜岡中央支店
小笠育苗センター
浜岡営農経済センター
夢咲青果物流通センター
浜岡農機センター
営農部
浜岡センター
ミナクル市大城店
池新田支店
千浜支店 高松支店
浜岡融資センター
大坂支店
大城融資センター
大城営農経済センター
浜岡青果物流通センター
大城青果物流通センター
合戸店(経済)
大城農機センター
ミナクル市御前崎店
ATM北原店
浜岡カントリー
エレベーター
浜岡東支店
3
第17回通常総代会議案等
報 告 事 項
平成20年度(平成20年3月1日から平成21年2月28日まで)貸借対照表、損益計算書
及び注記表の内容並びに全国監査機構の監査報告及び監事の監査報告について
P30からP43及びP46からP47に記載しています。
《総会参考書類》
議案及び参考事項
第1号議案
第2号議案
第3号議案
第4号議案
4
平成20年度(平成20年3月1日から平成21年2月28日まで)事業報告及び剰余金処
分案の承認について
平成20年度の「事業報告」及び「剰余金処分案」は、P7からP29及びP44に記載し
ています。
定款の一部変更について
P48からP49に記載しています。
平成21年度(平成21年3月1日から平成22年2月28日まで)事業計画の設定について
平成21年度の事業計画は、P51からP63に記載しています。
平成21年度経費の賦課及び徴収方法の決定について
(1)賦課方法
平成21年度賦課基準は、次のとおりとする。
1.組 合 員 割 正組合員1世帯 1,500円
ただし、団体の正組合員と茶農業協同組合は5,000円とする。
2.賦課基準日 平成21年5月31日
(2)徴収方法
平成21年度賦課金は、全額を平成21年6月30日までに徴収させていただきます。
第 5 号議案
理事の報酬の決定について
理事の報酬については、総代地区代表等7名から構成される「役員報酬審議会」を設
置し、そこで昨年度の支給実績及び事業実績、経済情勢の変化等諸般の事情を検討し
て出された「平成21年度の役員の報酬にかかる答申」を踏まえ、平成21年度の理事の報
酬については総額6,600万円以内とし、その範囲内における各理事の報酬額、支給方
法などについては、理事会にご一任願いたいと存じます。
なお、理事は18名であります。
第 6 号議案
監事の報酬の決定について
監事の報酬については、総代地区代表等7名から構成される「役員報酬審議会」を設
置し、そこで昨年度の支給実績及び事業実績、経済情勢の変化等諸般の事情を検討し
て出された「平成21年度の役員の報酬等にかかる答申」を踏まえ、平成21年度の監事
の報酬については総額1,900万円以内とし、その範囲内における各監事の報酬額、支
給方法などについては、監事の協議にご一任願いたいと存じます。
なお、監事は6名(うち員外監事1名)であります。
第 7 号議案
農産物等の検査、売渡し並びに売渡代金等の受領等に関する諸権限をこの組合に委任
することについて
次の権限をこの組合へ委任するものとします。
(1)平成21年産米麦及び大豆等農産物の検査に関する諸手続きの一切の権限
(2)平成20年産並びに平成21年産米麦及び大豆等農産物の売渡し等に関する政府並
びに米穀安定供給確保支援機構等からの売渡代金、補助金等に関する諸支払金
の交付申請、請求、受領及び返還についての一切の権限
附帯決議案
本日の決議事項のうち、権利義務に関係しない軽微な事項の修正及び違算・誤字の訂
正並びに法令その他行政庁の処分又はこれに基づく指示による場合には、必要な字句
の修正をすることを理事会に一任するものとする。
5
め も
6
*第1号議案
平成20年度
(平成20年3月1日から平成21年2月28日まで)
事 業 報 告
組合の事業活動の概況に関する事項
平成20年度のできごと
財務・事業成績の推移
組合の運営組織の状況に関する事項
第16回通常総代会の開催状況
支店別組合員戸数 組合員
出資口数
本年度末現在の役員
職員の状況
組合の機構
組合員組織
組合施設の状況
共済事業の委託施設の内容
本年度における重要事項
対処すべき重要な課題
事業別の明細
組合員活動
営農(営農販売・利用事業)
営農(営農指導)
茶業(茶指導・加工販売)
経済(購買)
金融
共済
企画・総務
監査
剰余金処分案
7
平成20年度のできごと
事業の経過
3月
13
13
13∼21
17
19
22
24
25
25
26
27
27
29
30
31
4月
1
2∼ 4
4
4
4
5
8∼11
9
10
19
20
24
24
25∼27
5月
経 過 内 容
経 過 内 容
甲子園出場 常葉菊川高校野球部へ農畜産物を贈呈
6 第16回メキャベツ委員会総会
監事会
12∼13 ばら委員会父の日消費宣伝(夏目組合長、
決算監事監査
管内市長、保育園、幼稚園等にばら贈呈)
大須賀市民交流センター(新大須賀支店)落成式
13 第16回いちじく委員会総会
静岡県乳質優良コンテスト 県知事賞 酪農委員会
13 第16回養豚委員会総会
第16回JA遠州夢咲女性部通常総代会
20 夢咲葬祭センター移転開設
ハウス茶初つみ(土方良質茶研究会)
26 6月定例理事会
第16回JA遠州夢咲青年部通常総代会
26 監事会
第14回夢咲稲作研究会総会
夢咲コインランドリーオープン 浜岡・大城地区
月 経 過 内 容
3月定例理事会
2 第3回JA静岡県畜産センター肉豚枝肉共励会 監事会
銀賞 道下政良さん(菊川市)
県内トップで田植え開始 大石憲司さん(菊川市)
3 管内19の小学校へ食農教育教材本贈呈
高天神社例大祭・新茶祭り
4 第16回いちご委員会総会
大須賀支店・大須賀経済店オープン
6 第12回農住オーナー会総会
8 浜岡東支店起工式
経 過 内 容
11 平成20年度静岡県メロン品評会 銅賞 八木敏さん(掛川市)
新入職員26名入組式
11 菊川支部青年部・女性部合同事業 菊川市立総合
全国農業協同組合中央会JA全国監査機構静岡県監
病院草取り 120名参加
査部決算(期末)監査
18 女性部常勤役員との意見交換会
第16回肉牛委員会総会
23 第16回ミニトマト委員会総会
第16回石川小芋委員会総会
24 第17回人参委員会総会
第16回レタス委員会総会
25 第17回レタス生産者大会
栄西禅師供養祭
25 第15回遠州夢咲荒茶品評会 平成19年度決算概況および平成20年度事業計画説明会
最優秀賞(有)マルタケ製茶(深蒸煎茶の部・御
監事会
前崎市)佐束製茶工場(普通煎茶の部・掛川市)
第16回酪農委員会総会
26 第17回女性部全員研修会・家の光大会
露地もの新茶の摘み取り開始
26 第16回白葱委員会総会
新茶初取引 12工場17口1,155kg上場
28 7月定例理事会
4月定例理事会
28 監事会
監事会
29 平成20年度トムトムトマト委員会総会
浜名湖フラワーフェスタ2008
31 甲子園連続出場常葉菊川高校野球部へ農畜産物贈
呈
7
経 過 内 容
14 菊川中央支店・菊川農機センター・菊川青果物流通
センター起工式
16 第16回チンゲンサイ委員会総会
20 第25回一番茶荷口品評会 1等1席 吉沢茶農協(菊川市)
23 5月定例理事会
23 監事会
23∼24 第17回夢咲共済友の会大会
(熱唱!日本列島旅演歌in菊川)
28 第16回JA遠州夢咲通常総代会
28 監事会
8
6月
8月
経 過 内 容
4 県内トップ 大石憲司さん(菊川市)の水田で稲刈り
始まる 8 第16回遠州夢咲肉用牛枝肉研究会 最優秀賞 杉浦浩務さん(御前崎市)、優秀賞 鈴木
牧場(御前崎市)、清水義雄さん(御前崎市)
11 夢咲あぐりセミナー10期生修了式 13名修了 23 第16回柑橘委員会総会
23 第17回遠州夢咲茶業者トリムバレーボール大会 優勝 中ドリームチーム(掛川市)
27 8月定例理事会
27 監事会
*
第1号議案 事 業 報 告
3.29 県内トップで田植え開始 大石憲司
さん(菊川市)
5.23∼24 第17回夢咲共済友の会大
会(熱唱!日本列島旅演歌i
n菊川)
組合の事業活動の概況に関する事項
3.13 甲子園出場 常葉菊川高
校へ農畜産物を贈呈
3.25 第16回JA遠州夢咲青年通常総代会
3.31 大須賀支店・大須賀経済店オー 4.20 新茶初取引 12工場
17口1,
155kg上場
プン
5.28 第16回JA遠州夢咲通常総代会
6.12∼13 ばら委員会父の日消費宣
伝(夏目組合長、管内市長、保育園・幼稚
園等にばら贈呈)
7.26 第17回女性部全員研修会・家
の光大会
7.25 第15回遠州夢咲荒茶
品評会
8.23 第17回遠州夢咲茶業者トリムバレーボール
大会
9
事業の経過
9月
経 過 内 容
2 第21回西部地区いちじく果実品評会 銀賞2席 高畑悟さん(御前崎市)
5 第16回ばら委員会総会
6 第13回JA遠州夢咲女性部玉入れ大会 優勝 チームASAHI(御前崎市)
10 夢咲あぐりセミナー11期生開講式 12名受講
12∼22 平成20年度上期監事監査
12 第32回静岡県いちじく果実品評会 金賞 小山田寿夫さん(御前崎市)
17∼25 全国農業協同組合中央会JA全国監査機構静岡県監
査部決算期中監査
26 9月定例理事会
26 監事会
10月
6∼9
10
14
17∼22
18
24
26
28
29
29
11月
経 過 内 容
平成20年度仮決算概況説明会
JA遠州夢咲農業振興協議会
監事会
JA遠州夢咲年金受給者友の会大会(菊川・浜岡地区
第16回ゆめさき畜産まつり
最優秀賞 杉浦浩務さん(肉牛の部・御前崎市)
山本昭二さん(豚枝肉の部・御前崎市)丸尾忠さ
ん(酪農乳質の部・御前崎市)
第25回静岡県ばら立毛品評会 金賞3席飯塚覚さん
ODORA THE 菊川
第2回夢咲年金受給者友の会グラウンドゴルフ大会
優勝 鈴木寿さん(菊川市)
10月定例理事会
監事会
経 過 内 容
8∼9 第17回JA夢咲フェスティバル(小笠会場)
15∼16 青年部JA中野市農業祭参加
16 第55回近畿東海北陸連合肉牛共進会 優秀賞1席 柳澤重夫さん(御前崎市)
22∼23 第17回JA夢咲フェスティバル(大城・浜岡会場)
25 菊川中央支店・菊川農機センター・菊川青果物流
通センターオープン
26 11月定例理事会
26 第15回遠州夢咲茶園共進会
一般管理茶園成木園の部 金賞 河原崎久夫さん(御前崎市)
乗用型管理茶園成木園の部 金賞 山喜製茶組合(掛川市)
10
12月
経 過 内 容
1 JA遠州夢咲年末肉用牛枝肉研究会 最優秀賞 鈴木牧場(御前崎市)
4 第25回メキャベツ立毛品評会 金賞 杉浦勝美さん(掛川市)
6∼7 第17回JA夢咲フェスティバル(菊川会場)
7 第82回静岡県畜産共進会肉牛の部 最優秀賞 鈴木牧場 (御前崎市)
12 第24回小笠肉牛振興協議会枝肉研究共励会 最優秀賞 杉浦浩務さん(御前崎市)
15 第19回静岡県いちご果実品評会 金賞4席 赤堀和博さん(掛川市)
18 第15回アスパラ委員会総会 25 12月定例理事会
29 監事会
1月
経 過 内 容
8 遠州夢咲茶業新春サミット
14 第52回JA女性部発表大会西部地区予選 2名出場
20 第13回夢咲青島みかん品評会 金賞 下嶋敏さん(菊川市)
22 静岡県貯蔵みかん品評会 優等賞 下嶋敏さん(菊川市)
23 第58回JA青年部発表大会西部地区予選 4名出場
26 浜岡東支店オープン
28 1月定例理事会
28 監事会
2月
経 過 内 容
1 第17回レタス立毛品評会 金賞 渡邊秀雄さん(御前崎市)
9∼12 全国農業協同組合中央会JA全国監査機構静岡県監
査部資産自己査定監査
12 第15回遠州夢咲茶業振興大会
茶業功労者表彰 泉地久夫さん(掛川市)沖千壽男さん=故人(御
前崎市)安松和雄さん(菊川市)落合秀夫さん
(菊川市)植田浩史さん(菊川市)
13 第13回JA遠州夢咲いちご果実品評会
金賞 岡田照子さん(掛川市) 16 第52回静岡県JA女性部発表大会 優秀賞 鈴木陽子さん(菊川市)
18 平成20年度静岡県農協茶業者集会
茶業功労者表彰 栗田正信さん(掛川市) 荒茶共販功績者表彰 和田茶農協(菊川市)
25 2月定例理事会
23 第58回静岡県JA青年部発表大会
*
第1号議案 事 業 報 告
9.6 第13回JA遠州夢咲女性部玉入れ大会 9.10 夢咲あぐりセミナー11期 10.18 第16回ゆめさき畜産まつり
11.8∼9 第17回JA夢咲
フェスティバル(小笠会場) 組合の事業活動の概況に関する事項
生開講式 12名受講
11.22∼23 第17回JA夢咲フェスティバル(大城・浜岡会場) 12.6∼7 第17回JA夢咲
11.25 菊川中央支店・菊川農機セン
ター・菊川青果物流通センターオープン
フェスティバル(菊川会場) 11.26 第15回遠州夢咲茶園共進会
12.1 JA遠州夢咲年末
肉用枝肉研究会
12.4 第25回メキャベツ立毛品評会
1.26 浜岡東支店オープン
1.8 遠州夢咲茶業新春サミット
2.1
第17回レタス立毛品評会
1.20 第13回夢咲青島みかん
品評会.
2.12 第15回遠州夢咲茶業振興大会
2.13 第13回JA遠州
夢咲いちご果実品評会
11
財務・事業成績の推移
区 分
(単位:千円)
17年度
18年度
19年度
20年度
財 務
事
業
利
益
302,740
274,423
372,903
501,142
経
常
利
益
406,974
383,192
458,942
588,085
金
287,607
171,580
146,464
333,169
当
期
剰
余
信 用
共 済
総
資
産
200,997,171
201,428,789
207,580,261
210,867,027
純
資
産
12,493,594
12,545,306
12,654,226
12,835,408
貯
金
181,156,890
181,886,804
188,089,684
191,903,049
預
金
127,134,162
125,868,414
130,714,958
128,466,287
金
45,572,118
46,750,894
45,941,355
48,783,064
券
14,984,005
15,461,397
15,275,517
18,047,095
( う ち 国 債 )
3,171,272
( )
( )
3,670,513
2,087,658
2,409,188
( う ち そ の 他 )
( 11,812,732
)
( 11,790,884
)
13,187,858
15,637,906
貸
有
出
価
証
経 済
長 期 共 済 保 有 高
1,040,029,010
1,018,457,290
998,690,120
963,125,635
短期共済新契約掛金
1,030,735
1,041,066
1,040,628
992,453
購 買 品 供 給 高
7,888,046
6,926,433
6,660,930
6,573,506
(うち生産資材)
( )
6,208,413
( )
5,295,203
( )
4,946,369
4,895,587
(うち生活資材)
( )
1,679,632
( )
1,631,230
( )
1,714,560
1,677,919
販 売 品 販 売 高
6,283,957
5,945,073
5,774,810
5,525,480
製
5,017,168
4,667,834
4,322,256
4,098,093
品
販
売
高
単体自己資本比率
平成21年2月期の自己資本比率の算出は、利益準備金や積立金等の内部留保に努めてきた結果、17.40%と早期是正措置
の基準である4%を大きく上回っています。
12
(千円未満切り捨て)
*
総代会日現在総代数
平成20年5月28日開催
599名
本 人
333名
代 理 人
9名
書
面
計
組合の事業活動の概況に関する事項
出席総代数
第1号議案 事 業 報 告
第16回通常総代会の開催状況
174名
516名
重要な議事及び議決事項
報告事項
平成19年度(平成19年3月1日から平成20年2月29日まで)
貸借対照表、損益計算書及び注記表の内容並びに全国監査機構の監査報告及び
監事の監査報告について
組合の運営組織の状況に関する事項
議決事項
第1号議案 平成19年度(平成19年3月1日から平成20年2月29日まで)
事業報告及び剰余金処分案の承認について
第2号議案 定款の一部変更について
第3号議案 信用事業規程の一部変更について
第4号議案 農業倉庫業務規程の一部変更について
第5号議案 JA遠州夢咲3カ年計画 ∼元気な農業・豊かな地域づくり∼の設定について
第6号議案 平成20年度(平成20年3月1日から平成21年2月28日まで)
事業計画の設定について
第7号議案 平成20年度経費の賦課及び徴収方法の決定について
第8号議案 任期満了にともなう理事及び監事の選任について
第9号議案 退任理事に対する退職慰労金の支給について
第10号議案 退任監事に対する退職慰労金の支給について
第11号議案 理事の報酬の決定について
第12号議案 監事の報酬の決定について
第13号議案 農産物等の検査、売渡し並びに売渡代金等の受領等に関する諸権限をこの組合
に委任することについて
附帯決議案 本日の決議事項のうち、権利義務に関係しない軽微な事項の修正及び違算・誤
字の訂正並びに法令その他行政庁の処分又はこれに基づく指示による場合に
は、必要な字句の修正をすることを理事会に一任するものとする。
13
支店別組合員戸数
(H21.2.28現在)
正組合員戸数
准組合員戸数
合
店
名
土
方
1,007
433
1,440
大
須
賀
838
545
1,383
大
坂
580
390
970
千
浜
422
228
650
菊 川 中 央
1,113
532
1,645
六
郷
301
74
375
河
城
648
224
872
菊
川
73
308
381
牧
之
原
196
36
232
小
笠
1,328
578
1,906
高
松
354
213
567
池
新
田
282
745
1,027
浜
岡
東
586
398
984
浜 岡 中 央
721
199
920
8,449
4,903
13,352
合
計
組合員
(単位:人)
資 格 区 分
前 年 度 末
本 年 度 加 入
本 年 度 脱 退
本 年 度 末
正 組 合 員
9,482
148
230
9,400
准 組 合 員
5,838
234
165
5,907
15,320
382
395
15,307
合
計
出資口数
(単位:口)
資 格 区 分
前 年 度 末
本 年 度 増 加
本 年 度 減 少
本 年 度 末
正 組 合 員
3,369,826
68,649
109,754
3,328,721
准 組 合 員
523,544
20,319
19,981
523,882
処分未済持分
7,625
7,442
2,930
12,137
3,900,995
96,410
132,665
3,864,740
合
14
計
支
計
*
第1号議案 事 業 報 告
本年度末現在の役員
役 職 名
氏
名
常勤・
非常勤の別
代表理事組合長
夏目善宇
常勤
代表理事専務
増田 勲
常勤
常
務
務
事
理
松村国治
考
役 職 名
氏
名
常勤・
非常勤の別
理
事
鈴木賢司
非常勤
企画、総務部門担当
理
事
赤堀邦明
非常勤
常勤
学 識 経 験 理 事 、信 用
事業専任理事、信用・
共済部門担当
理
事
橋本徹治
非常勤
営農・茶業
経済部門担当
理
事
松村春三
非常勤
事
鈴木好雄
常勤
理
事
平川幸治
非常勤
理
事
落合文夫
非常勤
理
事
伊藤正巳
非常勤
理
事
加茂ひろ子
非常勤
理
事
五島 章
非常勤
代
表
監
事
長尾 隆
非常勤
理
事
石川隆志
非常勤
常
勤
監
事
赤堀好弘
常勤
理
事
堀内和清
非常勤
監
事
大場猛雄
非常勤
理
事
森下和男
非常勤
監
事
永田茂司
非常勤
理
事
山本欣次
非常勤
監
事
山本康男
非常勤
理
事
鈴木睦子
非常勤
監
事
赤堀 壽
非常勤
職員の状況
区
考
学識経験監事
員外監事
(単位:人)
前年度末
分
本年度増加
本年度減少
本年度末
職 員
男
子
285
19
15
289
女
子
139
8
13
134
424
27
28
423
計
常勤嘱託
男
子
5
2
2
5
女
子
3
0
1
2
8
2
3
7
計
臨 時
男
子
6
5
4
7
女
子
24
2
2
24
30
7
6
31
462
36
37
461
計
合
備
組合の運営組織の状況に関する事項
常
理
備
計
15
組合の組織
組合員
組合の機構
組 織 ・ 役 員
本 店
会
常 勤 監 事
事
代 表 監 事
監
2室・6部・18課・2センター
監 査 室
企 画 室
総 務 部
総 務 課
人 事 課
情報処理課
組合員相談課
金融業務課
常
金 融 部
金融推進課
審査管理課
務
普及推進課
共 済 部
保 全 課
理
組
代
事
合
員
会
会
長
務
総
合
専
組
自動車事故相談課
経 済 課
[営農経済センター指導]
農 機 課 (大城・菊川・小笠・浜岡)
経 済 部
生活指導課
福 祉 課
葬祭センター
JAデイサービス夢咲
訪問介護事業所
居宅介護支援事業所
やすらぎ菊川ホール
旅行センター
常
地域農業振興協議会
営農企画課
営 農 部
務
畜 産
営農販売課
育苗センター
[営農指導]
[ミナクル市統括] ライス・カントリー
[農産物検査]
青果物流通センター他
女 性 部 委 員 会
青 年 部 委 員 会
生産者組織協議会
支部長代表者会議
農 協 運 営 協 議 会
浜岡地区運営協議会
小笠地区運営協議会
菊川地区運営協議会
地区担当理事
大城地区運営協議会
理 事 専 門 委 員 会
16
[営農経済センター指導]
[営農経済渉外教育]
農 業 倉 庫
茶業振興センター(サエリア)
茶指導販売課
茶 業 部
[営農経済
センター指導]
茶加工流通課
茶業研究所
直営茶工場
茶小売店舗
*
支 店
経済店舗
第1号議案 事 業 報 告
地 区
備 考
4地区・14支店・6経済子店舗
組合の運営組織の状況に関する事項
土方支店
大 城 地 区
融資センター
営農経済センター
ミナクル市大城店
大須賀支店
大坂支店
千浜支店
佐束茶工場
土方茶工場
大坂茶工場
土方店(経済)
佐束店(経済)
大須賀店(経済)
菊川中央支店
菊 川 地 区
六郷支店
融資センター
営農経済センター
河城支店
ミナクルふれあい
菊
川
の
里
牧之原支店
菊川支店
原
小 笠 地 区
店(経済)
小笠支店
融資センター
営農経済センター
高松支店
浜 岡 地 区
融資センター
営農経済センター
ミナクル市御前崎店
池新田支店
浜岡東支店
浜岡中央支店
北原店(経済)
平成21年3月31日をもって、浜岡経済センター北原店は
廃止いたしました。
合戸店(経済)
17
組合員組織
平成21年2月28日現在
(単位:人)
組 織 名
組合施設の状況
種
構成員数
年
部
153
女
性
部
1,709
茶業振興連絡協議会
3,048
夢咲稲作研究会
47
い ち ご 委 員 会
181
メ ロ ン 委 員 会
46
ト マ ト 委 員 会
61
ミニトマト委員会
25
トムトムトマト委員会
8
南 瓜 委 員 会
生
青
別
名
所 在 地
称
産
者
組
織
協
議
会
本店
他 営農部事務所
茶業部事務所
菊川市下平川
土方支店
他 支店13店
掛川市上土方
大城営農経済センター
他 地区営農経済センター3ヶ所
掛川市大坂
大城農機センター
他 地区農機センター3ヶ所
掛川市大坂
LPGセンター
菊川市下平川
17
葬祭センター
菊川市高橋
レ タ ス 委 員 会
73
旅行センター
菊川市下平川
メキャベツ委員会
53
菊川市嶺田
チンゲンサイ委員会
10
アスパラ委員会
8
人 参 委 員 会
28
トマト選果場
他 青果物流通センター4ヶ所
青果物予冷庫4ヶ所
ライスセンター5ヶ所
カントリーエレベーター
石川小芋委員会
51
白 葱 委 員 会
30
落 花 生 委 員 会
20
柑 橘 委 員 会
16
いちじく委員会
24
ば ら 委 員 会
7
肉 牛 委 員 会
17
酪 農 委 員 会
8
養 豚 委 員 会
11
(水稲育苗センター利用者) 1,448 人
640 人
(JA 米 出 荷 者)
事
務
所
共 同 施 設
低温農業倉庫3ヶ所
育苗センター2ヶ所
研 究 施 設
茶業研究所
加工・販売施設
茶業振興センター(通称:サエリア) 菊 川 市 和 田
他 茶小売店舗2ヶ所
荒茶工場3ヶ所
販 売 施 設
ミナクル市大城店
他 ミナクル市2ヶ所
掛川市三俣
福 祉 施 設
デイサービス夢咲
菊川市下平川
斎 場 会 館
やすらぎ菊川ホール
菊川市半済
他
夢咲ランドリー大城店
他 ランドリー3ヶ所
掛川市三俣
施
設
菊川市牛渕
共済事業の委託施設の内容
ア.代理業者数の推移
項
目
前 年 度 末
共 済 代 理 店 数
本年度増加
64
本年度減少
2
本 年 度 末
4
62
イ.当期新規代理業者
項
共
18
済
目
代
理
氏名又は名称
店
主たる事務所の所在地 代理業以外の主要業務
大浜自動車株式会社
掛川市大坂991-1
自動車販売
中谷モータース
菊川市川上720-2
自動車販売
*
第1号議案 事 業 報 告
本年度における重要事項
② 本年度継続中の主要施設等
土方支店事務所増築工事
③ 重要な固定資産の売却
河城支店敷地(駐車場の一部)
④ 本年度中に廃止した支店
内田支店・横地支店・堀之内支店・加茂支店(菊川地区)
佐倉支店・比木支店(浜岡地区)
組合の運営組織の状況に関する事項
① 本年度中に完成した主要施設等
大須賀支店(掛川市より賃借)
大城営農センター大須賀店兼生産資材倉庫(掛川市より賃借)
菊川中央支店
浜岡東支店
ミナクル市大城店(改装)
夢咲ランドリー大城店、浜岡店
菊川農機センター
菊川青果物流通センター
葬祭センター・展示場(旧小笠南支店を改装)
菊川育苗硬化ハウス(増設)
本年度における重要事項
対処すべき重要な課題
Ⅰ.農業振興を通じたなかでの地域貢献活動への参画
農や食への関心が高まるなか、食を通じて環境や食農教育への理解が高まっています。このような
状況下、どのようにして地域農業を守るか、或は担い手の確保や農地の集約化など多くの課題が山積
しており、緊急の対策として行政・地域・農協等、三位一体となった対応が求められております。組
合として地域の環境保全や安全・安心な農畜産物の提供は、農業を守る立場からも必要不可欠な要素
であります。
このようなことから、大型農家や農業法人の育成、また地域と一体となった荒地対策や学校給食な
どへの農産物提供を通じて地域貢献を積極的に取り組んで参ります。
対処すべき重要な課題
Ⅱ.JA改革のソフト事業への取り組み
新3カ年計画の初年度から単年度事業計画に沿ってソフト事業改革の検討にも着手して参りました。
ソフト事業改革は協力組織の活性化や業務機構の見直しと共に、さらに職員教育を推進することによ
り皆様に高度なサービスを提供していくことが目標です。
また、これらと連動した主要事業の推進により、磐石なJA経営の安定化を図って参ります。
Ⅲ.コンプライアンス態勢の堅持と持続的強化
国内のみならず海外においてもコンプライアンスに抵触する事件が多発しております。このような
世相において当JAは、地域社会の一員として社会的責任を認識し、日常業務を遂行する上で役職員
一丸となり、堅実なJA運営を遂行しなければなりません。
今後も不祥事を出さないJAを醸成するため、安全な農畜産物の継続的な生産指導やJAの職員全
員研修会などを通じてコンプライアンス意識の向上を目指します。
19
組合員活動
支部長会・青年部・女性部
支部長会
JA夢咲フェスティバルへの参画をはじめ、JA事業の推進・協力を行いました。
また、組合員の生産・生活向上に関する総合調整として、各地区・支部ごとにさまざまな活動に取り
組みました。
青年部
JA女性部と連携し、環境保全・奉仕作業・研修会の開催、「食と農が育む体験学習運動」に取り
組みました。
女性部
組織検討委員会において部員みんなが参加しやすい活動体制を目指し、機構と役員体制の見直しを
しました。
JA女性部活動3ヵ年計画、「仲間とWAIWAI」活動として、各グループや、農産加工、各種
生活学校などの生活文化活動に取り組みました。
また、フレッシュミズを中心とした食農体験学習を積極的に展開しました。
女性正組合員は1,037名(11.0%)となりました。 組合員活動
生活指導・高齢者福祉事業
生活指導事業
「食と農」をテーマに、畜産祭りと協賛してちゃぐりんフェスタ・バター作り親子体験学習を地域
の皆様と行いました。(参加者120名)また、健康管理事業の一環として、組合員や地域の女性を
対象とした成人病検診・婦人科検診を各地区で開催しました。健康セミナーも3講座「口腔ケア・笑
顔と健口」「介護と認知症」「危ない食品・食品添加物」を開催しました。(参加者151名)助け
合い事業は、地域の77歳以上のお年寄りを対象にミニデイサービスを24会場で行いました。(参
加者452名)
高齢者福祉事業
高齢化社会の進行に伴い福祉への期待が膨らむ中で、広報誌や女性部組織を通じて福祉事業のPR
や相談等を行いました。また専門職員の育成や、デイサービス施設内の改装と定員の拡大をしました。
厚生連、遠州病院との連携強化では、「JA静岡厚生連・訪問看護ステーション夢咲」を設置する
など体制整備に取り組みました。
20
*
第1号議案 事 業 報 告
組合員活動
農地保有合理化事業
担い手への集積や171haの利用権を設定し、保有面積は615.6haとなりました。
(単位:ha)
田
畑
403.1
392.5
373.1
438.7
455.2
400
284.2
81.3
平成15年
500
300
103.7
118.2
平成16年 平成17年
130.7
149.4
160.4
200
100
平成18年 平成19年
平成20年
0
農地保有合理化事業年度別面積
地
合
目
(単位:ha)
平成15年
平成16年
平成17年
平成18年
平成19年
平成20年
田
284.2
373.1
392.5
403.1
438.7
455.2
畑
81.3
103.7
118.2
130.7
149.4
160.4
365.5
476.8
510.7
533.8
588.1
615.6
計
組合員活動
斡旋図書・旅行事業・広報
斡旋図書
教育活動の一環として、暮らしと健康を守るテキスト「家の光図書」、営農・農政情報をお届けす
る「日本農業新聞」等の購読拡大運動を組合員・役職員で展開しました。
旅行事業
日帰り・一泊旅行をはじめ、金融部とタイアップした旅行定期積金「ゆめ旅助」や「ゆめトリッ
プ」の旅行企画商品をメインに広く呼びかけ、多くの皆さまにご利用いただきました。
広 報
JAの理念や農業がもつ地域貢献度をアピールし、JAの事業状況や運営方針・農業生産に関する
情報をお知らせするとともに、組合員・地域住民とJAを結び、意見を反映できる広報活動に努めま
した。
1、広報誌「夢咲」・ミニコミ誌「ミナクルランド」の発行・ホームページによる情報発信をしま
した。
2、農業情報や地域の取り組みなどをマスコミ各社へ情報提供しました。
21
営 農
営農販売・利用事業
販売事業においては、京浜地域での営業活動を通じ、量販店へ夢咲特設販売コーナーを設置し、販
路拡大に努めました。また、市場流通においては、県下JAとの協調販売に努めました。
女性農業者によるレシピの紹介や消費宣伝を行い、産地と消費地の農業交流を図りました。
また、食育として学校給食への農産物提供を行いました。
利用事業では地産地消、安全・安心・新鮮を前面に販売するミナクル市各店において、消費者から
親しまれる事業として活性化しています。 育苗関係は、水稲苗をはじめ野菜プラグ苗などの扱いが増加し、施設の有効利用がされました。ま
た、菊川育苗センターにおいては、硬化ハウスの増設も行いました。
平成20年度 農畜産物販売取扱実績
品
目
販
(単位:千円)
売
ご
1,602,738
そ の 他 果 実
127,060
ち
と
ま
と
1,065,080
レ
タ
ス
278,378
参
133,107
芋
133,917
そ の 他 蔬 菜
284,514
バ
ラ
101,028
そ の 他 花 卉
80,611
肉 牛・牛 枝 肉
583,492
豚 枝 肉・子 豚
238,619
人
川
小
乳
79,367
その他畜産物
296,461
生
合
平成20年度 利用事業取扱実績
品
目
取
扱
80,611
バラ
101,028
米
480,265
肉牛・牛枝肉
583,492
いちご
1,602,738
その他蔬菜
284,514
石川小芋
レタス
278,378
133,917
人参
133,107
とまと
1,065,080
その他果実
127,060
ハウスリース事業
30,434
高
517,603
ライスセンター
101,233
カントリーエレベーター
12,166
青果物流通センター
184,553
育 苗センター
149,236
ハウスリース事 業
30,434
計
その他花卉
その他穀類
40,836
(単位:千円)
ミ ナ ク ル 市
合
238,619
5,525,480
計
その他畜産物
296,461
豚枝肉・子豚
40,836
そ の 他 穀 類
石
79,367
480,265
米
い
生乳
高
育苗センター
149,236
青果物流センター
184,553
995,226
ミナクル市
517,603
ライスセンター
101,233
カントリーエレベーター
12,166
22
(千円未満切り捨て)
*
第1号議案 事 業 報 告
営 農
営農指導
当地域で生産されている品目の中より、消費者から要望され継続可能な振興品目を選定して、「夢
咲農業チャレンジプラン」に取り組みました。結果、複合経営や新規栽培者延べ22名が、8品目
286aの生産に取り組みました。
また、肥料・燃油高騰緊急対策事業に取り組み、いちご・トマトでは、ヒートポンプ利用の低コス
ト生産技術確立を図るため、実証調査をしています。
消費者から選ばれる産地づくりを目指しGAP(農業生産工程管理)の勉強会や作物毎に定期的農
薬残留分析を実施して、安全・安心な農産物の生産に努めています。
担い手育成と雇用促進
○がんばる新農業人支援事業(新規就農者)による研修生2名が経営をスタートし、新たに4名が実
践研修を開始しました。
○夢咲あぐりセミナー10期生16名が8月に終了し、9月から11期生13名が圃場実習を含めた研修に
取り組んでいます。
○夢咲あぐりパート事業は、11月以降いちご・トマトの求人14名に対し、求職者14名の紹介が成立
しました。
○農作業の事故の補償を受けるために、農業労災保険の加入を進め、平成20年度加入者170名分の労
災保険料12,228,181円を受け入れ、全額納付しました。
平成20年度 指導収支の内訳
収
科
(単位:千円)
入
支
本年度予算 本年度実績 比 較 増 減
目
科
出
本年度予算 本年度実績 比 較 増 減
目
賦
課
金
12,865
12,876
11
営 農 改 善 費
83,893
65,755
△18,137
補
助
金
2,620
3,627
1,007
教 育 情 報 費
8,050
5,969
△2,080
入
7,920
9,098
1,178
生 活 文 化 費
15,000
14,029
△970
一般会計受入金
113,538
85,143 △28,394
組 織 活 動 費
30,000
24,990
△5,009
貸倒引当金繰入
̶ 0
0
136,943
110,745
△26,197
実
合
費
収
計
136,943
110,745 △26,197
合
計
(千円未満切り捨て)
23
茶 業
茶指導・加工販売
茶の消費低迷は依然として止まらず、買い手の慎重な仕入れ基調に終始し、一時的にドリンク原料
等の引き合いが強かった面もあったが、一・二番茶は日を追って続落し、荒茶販売高は前年を下回り
ました。加えて、燃料・肥料等の大幅なコスト負担に見舞われ、茶業所得は前年に続き減少しました。
指導事業は、所得向上と経営の安定を目指し、茶工場の組織強化に向けた取り組みとして、共同摘
採や農業チャレンジプラン、機械化推進による生産基盤の拡充等にモデル組織を抽出し、実施検討を
進めました。また自然環境や地域に配慮した環境保全型茶業を推進し、安全・安心な茶の生産のため
の指導を実施しました。
加工販売事業では、新規開拓先との契約を締結するとともに、既存取引先との商品提案を専門店再
生プロジェクトにより積極的に進め、販売高の増大を図りました。さらにISOに基づいた品質管理
を徹底するとともに異物除去装置を導入し、高品質な製品の提供を行ないました。
平成20年度
茶業研究所の利用状況
平成20年度
分析指導事業状況
平成20年度
乗用型茶園管理機械導入状況
利用組織数 利 用 回 数
51台 513台
製茶利用
注1
62組織
74回
乗用摘採機
仕上利用
注2
52組織
52回
乗用防除機
0台
7台
複合管理機
1台
16台
注1 品評会製造・品種製造・製造試験
注2 品評会調整
分析時期 分析検体数
当年導入数 導入累計数
茶園土壌分析
荒茶残留分析
※メーカー聞取り調査による
(単位:千円)
24
1茶
73 検体
2茶
47 検体
荒茶販売
453,670
13.06%
(単位:千円)
金
738 検体
製品販売
1,246,750
35.91%
荒茶委託
1,623,139
46.75%
茶業振興センター
3,471,727
84.71%
目
冬期
(単位:千円)
直営茶工場
626,365
15.28%
項
247 検体
茶業振興センター取扱実績
茶業部取扱実績
平成20年度
茶業部取扱実績
夏期
小売販売
148,166
4.26%
平成20年度
茶業振興センター取扱実績(単位:千円)
額
項
金
目
額
茶業振興センター
3,471,727
製
品
販
売
1,246,750
直 営 茶 工 場
626,365
小
売
販
売
148,166
茶 業 部 合 計
4,098,093
荒
茶
販
売
453,670
荒茶委託販売
1,623,139
合
3,471,727
計
(千円未満切り捨て)
*
第1号議案 事 業 報 告
経 済
購 買
営農経済センターの機能強化と職員育成の一環として、担当者の明確化と地区の要望に沿った活動
に取り組みました。店舗コンクールの開催やポップコンテストへの参加、販売士資格の取得(取得者
計24名)を進め、職員の資質向上を図る中で営農相談コーナーの充実、ポップや掲示板づくりを行い
機能と利便性の向上に取り組みました。
予約取りまとめと安定供給では肥料需給の逼迫、農機・出荷資材などを始めとする大幅な価格上昇
に対応した先取りや予約による集中仕入を行いました。
農機事業では、農薬飛散防止乗用防除機導入事業の提案、優良農機の低価格供給、食料供給力向上
緊急機械リース支援事業などに取り組みました。また、経済事業3ヵ年計画に沿って、農機事業拠点
整備プロジェクトを立上げました。
葬祭事業では、葬祭センターを旧小笠南支店に移設し、体制整備と職員育成として葬祭ディレク
ター資格の取得(取得者計1級3名・2級4名)を進めサービスの向上に取り組みました。
平成20年度 購買品取扱実績
(単位:千円)
平成19年度
平成20年度
前 年 対 比
生
産
購
買
4,946,369
4,895,587
98.97%
生
活
購
買
1,714,560
1,677,919
97.86%
計
6,660,930
6,573,506
98.68%
合
生産資材実績及び割合
(単位:千円)
その他生産資材
208,163
生活購買
25.52%
(単位:千円)
その他生活
資材
207,250
LPガス
392,673
肥料
1,217,398
農業機械
552,627
葬祭
907,604
農薬
756,725
包装資材
267,762
保温資材
239,075
(単位:千円)
種
目
耐久消費材
46,650
日用品
123,740
生産購買
74.47%
飼料
479,769
石油類
1,174,062
生活資材実績及び割合
(単位:千円)
種
供 給 高
目
供 給 高
耐 久 消 費 財
飼
料
479,769
肥
料
1,217,398
日
農
薬
756,725
L
用
P
ガ
46,650
品
123,740
ス
392,673
保
温
資
材
239,075
葬
祭
907,604
包
装
資
材
267,762
その他生活資材
207,250
農
業
機
械
552,627
類
1,174,062
その他生産資材
208,163
石
油
(千円未満切り捨て)
25
金 融
組合員をはじめ、地域の利用者に密着した金融機能サービスの提供と、役立つ資金の供給につとめ
一層安心して利用できる金融機関として、皆さまの期待と信頼に応えるよう取組みました。
貯金においては、季節ごとのキャンペーンをはじめ新商品の提供に積極的に努め、増加につながり
ました。給振・JAカードや公共料金等の安心で便利な自動振替決済サービスの拡充を図りました。
将来の年金受給者に対しては、専属の社会保険労務士による年金相談会を開催しました。
融資については、金融職員の出向く体制の強化を図り、担い手農業者への資金対応をはじめ、住宅
ローン相談会の開催等により新築・借換えニーズに積極的に取組むとともに自動車ローン・教育ロー
ンの生活資金等についても迅速な対応をしました。
定期積金
3.52%
平成20年度 貯金残高
種
類
(単位:千円)
当 期 末 残 高
前 年 比
57,565,087
98.74%
当 座 性 貯 金
定
期
貯
金
127,573,825
103.48%
定
期
積
金
6,764,137
103.74%
計
191,903,049
102.02%
合
平成20年度 運用状況
種
類
預
貸
有
出
価
証
(単位:千円)
金
額
当座性貯金
29.99%
定期貯金
66.47%
平成20年度 貸出金の内訳
種
前 年 比
類
(単位:千円)
当 期 末 残 高
前 年 比
金
128,466,287
98.27%
農
業
資
金
4,494,809
91.25%
金
48,783,064
106.18%
事
業
資
金
18,949,861
123.25%
券
18,047,095
118.14%
生
活
資
金
3,412,308
86.96%
住
宅
資
金
21,926,087
100.97%
農業資金
9.21%
預金
65.78%
貸出金
24.97%
事業資金
38.85%
住宅資金
44.95%
有価証券
9.24%
生活資金
6.99%
26
(千円未満切り捨て)
*
第1号議案 事 業 報 告
共 済
長期共済
建物更生共済を主に大量満期を迎え、保障切れや保障低下等を招く事が予想されました。個々の状
況に見合った保障提案を積極的に勧め、多くの継続契約につながりました。また、全戸訪問活動によ
り組合員・地域住民の皆様に情報提供や保障点検活動を実施し、コミュニケーションの強化を行いま
した。
医療系共済については、幅広い顧客ニーズに対応できる特徴をいかし、積極的に推進活動を展開し
ました。結果、新規契約者獲得による普及基盤の強化がされました。
保有高につきましては、満期契約・解約契約・転換契約などから、保有高が減少する結果となりま
した。
短期共済
組合員世帯全車両のJA共済加入推進に取り組み、全戸訪問活動の展開により効果的な推進活動を
実施しました。
また、保障内容の充実した「家庭用自動車」の提供にも積極的に取り組みました。自動車事故対応
につきましては、事故直後の不安を解消するために、平日の日中や夜間7時までの現場急行サービス
を実施し、早期対応に努め契約者サービスの強化を行いました。
27
共済データ集
平成20年度 長期共済新契約高と保有高
種
類
(単位:千円)
当期保有高
新 契 約 高
件
数
金
額
件
数
金
長期共済別保有高
額
(単位:千円)
年金共済
終 身 共 済
985
28,427,650
定期生命共済
11
132,000
養老生命共済
1,026
7,258,533
こ ど も 共 済
255
1,607,300
3,073
19,242,290
医 療 共 済
79
750,850
160
1,388,500
が ん 共 済
61
51,000
425
292,000
定 期 医 療
124
401,800
786
1,615,600
建物更生共済
3,305
48,311,790
32,921 432,042,820
合
計
5,591
85,333,623
63,660 963,125,635
年 金 開 始 前
574
289,177
年 金 開 始 後
年 金 合 計
̶
̶
574
289,177
14,214 334,011,137
89
1,002,000
15,065 192,699,577
6,886
3,090,336
4,880
1,691,564
11,766
4,781,901
(注)1.金額は保障金額(年金共済は年金年額)です。
2.こども共済は養老生命共済の内書きです。
3. 合計には、年金共済に付加された定期特約
金額を含みます。 建物更正共済
432,042,820
養老・こども共済
192,699,577
がん・その他
3,296,100
死亡共済金
553,964 入・通院共済金
220,980
その他給付金等
43,256
年金
1,694,035
終身共済
334,011,137
自動車自賠責
626,877
定期生命共済
1,002,000
後遺障害共済金
115,500
建更共済金
66,618
平成20年度みなさんに
支払われた共済金
満期共済金
9,407,328
(単位:千円)
平成20年度 短期共済新契約高と保有高
種
火
共
当期保有件数(件) 当 期 保 有 掛 金
済
783
13,182
1,046
34,622
自 動 車 共 済
19,064
810,690
19,385
835,606
済
7,647
6,823
1,120
6,411
定額定期共済
2
78
2
78
個人賠責共済
443
834
440
816
自 賠 責 共 済
8,617
160,845
17,398
397,129
36,556
992,453
39,391
1,274,664
傷
害
共
計
28
新契約件数(件) 新 契 約 掛 金
類
災
(単位:千円)
(千円未満切り捨て)
*
第1号議案 事 業 報 告
企画・総務
JA改革の継続的実行については、ハード事業とソフト事業両面の推進を図りました。
共通部門の主なハード事業
下記事業所のオープン
① 20年 3月 大須賀支店 ② 同 11月 菊川中央支店 ③ 21年 1月 浜岡東支店
経済部門の主なハード事業
① 20年 3月
② 同 3月
③ 同 4月
④ 同 6月
⑤ 同 11月
⑥ 21年 2月
経済店舗大須賀店オープン
大城・浜岡地区コインランドリーオープン
ミナクル市大城店増改築工事の実施
旧小笠南支店を改装して葬祭センターをオープン
菊川地区青果物集荷場、農機具センターの建設
菊川育苗センター硬化ハウス完成
主なソフト事業
① 平成17年度当初の29店舗から14店舗に支店を統合し、本年で大方の支店再編成が完了したこと
から業務の集中と集約がなされました。
② 新店舗の開設に合わせ、新鋭の防犯システムと金融備品の導入を図り、防犯とコンプライアン
スの強化並びに職員の労働環境の改善を図りました。
③ 協力組織の実態を調査し、組織の活性化に向けて具体的な方針を示しました。
遊休化した施設等については、活用または処分を積極的に行い経営の効率化を図りました。
また、コンプライアンス態勢の堅持のためプログラムに従い、倫理・規範に対する職員意識の高揚
を図るための施策に取り組みました。
売却資産
河城支店敷地県道南側土地
賃貸資産
旧大渕支店倉庫
返還資産
旧横須賀支店・旧佐倉支店・旧堀之内支店
処分資産
旧横須賀支店・旧大渕支店・旧小笠北支店・旧土方給油所
旧内田ライスセンター・旧千浜給油所・旧堀之内支店・旧佐倉支店
活用資産
旧小笠南支店(葬祭センターに活用)・旧小笠南給油所(葬祭展示場に活用)
監 査
計画に沿って、上半期は、全事業所を対象に店内検査の実施状況、内部牽制態勢の適切性・有効性
について検証し、事務改善及び合理化への助言・提案を行いました。
下半期においては、本店を対象に監査を実施し、上半期に行った現場での監査結果を踏まえ統括部
署に対し、各店舗等を巡回し事務統一や内部牽制態勢の強化について徹底するよう指導しました。
29
貸借対照 表
平成20年度(平成21年2月28日現在)
(単位:千円)
資
科
産
金
目
額
説
明
( 資 産 の 部 )
1 信 用 事 業 資 産
196,497,963
⑴現
金
911,985
⑵預
金
128,466,287
系
金
128,400,850
系 統 外 預 金
65,436
⑶有
統
預
価
証
国
券
信連に預けてあるお金
銀行等に預けてあるお金
18,047,095
債
2,409,188
組合で保有する国債
債
3,064,370
組合で保有する地方債
政 府 保 証 債
4,914,617
組合で保有する政府保証債
金
債
3,365,613
組合で保有する金融債
債
4,293,305
地
方
融
社
⑷貸
出
組合で保有する社債
金
48,783,064
⑸ その他の信用事業資産
480,976
未
収
収
益
426,390
その他の資産
54,586
⑹貸 倒 引 当 金
未決済為替貸・信用仮払金等
15,874
13,075
⑵共 済 未 収 利 息
127
⑶ その他の共済事業資産
2,670
3 経 済 事 業 資 産
取
98,839
⑵ 経済事業未収金
1,404,236
⑶経 済 受 託 債 権
5,052
卸
資
購
買
産
402,891
その他の棚卸資産
559,546
⑸ その他の経済事業資産
484,280
⑹貸 倒 引 当 金
△191,968
資
⑴雑
産
資
451,338
⑵貸 倒 引 当 金
△282
資
産
11,495,232
減価償却累計額(控除)
△8,173,863
部
系
30
出
統
出
販売事業の仮渡金など
決算日(2月末日)購買品の棚
卸在庫
決算日(2月末日)原材料・貯
蔵品の棚卸在庫
預託家畜や経済事業における未
収収益など
経済事業の債権に係るものの、貸
倒れや不良債権に備えての引当金
未収金、経済預け金、差入保証
金、仮払金、職員福祉貸付金等
職員福祉貸付金等に係るものの
貸倒れに備えての引当金
組合で所有している建物、車輌
運搬具、機械装置、器具備品等
組合で所有している減価償却資
産の償却累計額
1,683,711
⑵無 形 固 定 資 産
6 外
購買品、販売品、加工品等の売
上代金で入金されていないもの
5,005,080
減 価 償 却 資 産
地
取引先から受取っている手形
5,050,103
⑴有 形 固 定 資 産
土
共済事業における未収収益など
451,055
産
定
共済貸付金の未収利息
962,437
品
4 雑
共済約款に従って契約者に貸出
しているお金
2,762,877
形
⑷棚
手
貸出金に係るものの貸倒れや不
良債権に備えての引当金
△191,445
⑴共 済 貸 付 金
⑴受
組合員及び公共団体等へ貸出し
てあるお金
預金、貸出金、有価証券の未収
利息
2 共 済 事 業 資 産
5 固
決算日(2月末日)本支店等に
あったお金
組合で所有している土地
組合で使用しているソフトウェ
アや電話加入権等
45,023
資
5,807,430
資
5,414,280
系 統 外 出 資
393,150
7 繰 延 税 金 資 産
281,723
資 産 の 部 合 計
210,867,027
農協系統機関に払い込んである
出資金
取引団体に払い込んである出資
金
税効果会計適用に伴う一時差異
に係る税効果相当額
(千円未満切り捨て)
報告事項
(単位:千円)
負
及
び
純
資
金
目
産
額
説
明
貸借対照表
科
債
( 負 債 の 部 )
1 信 用 事 業 負 債
194,708,395
金
191,903,049
組合員の皆さんや公共団体等か
ら預かったお金の総額
金
1,789,412
組合が信連等から借りているお
金
⑶ その他の信用事業負債
1,015,933
⑴貯
⑵借
入
未 払 費 用
390,919
貯金・借入金の未払利息等
その他の負債
625,013
貸付留保金や信用事業に係る仮
受金等
2 共 済 事 業 負 債
1,020,305
⑴共 済 借 入 金
⑵共
済
資
金
338,370
⑶共 済 未 払 利 息
127
⑷ 未経過共済付加収入
645,047
⑸共 済 未 払 費 用
22,169
⑹ その他の共済事業負債
1,515
3 経 済 事 業 負 債
935,177
⑵経 済 受 託 債 務
73,228
⑶ その他の経済事業負債
128,776
備
借
5 雑
入
負
6 諸
引
当
共済借入金の未払利息
共済収益のうち次年度の収益と
なるもの
共済費用でまだ未払となってい
るが本年度の費用となるもの
1,137,182
⑴ 経済事業未払金
4 設
契約者へ貸出しするため共済連
から借りているお金
共済連へ支払う共済掛金を一時
預かっているお金
13,075
購買品、販売品、加工品等の仕入代
金を取引先にまだ支払ってないもの
販売に係る運賃等一時預り金
金
43,000
債
249,613
金
873,121
⑴賞 与 引 当 金
125,086
⑵ 退職給付引当金
713,315
⑶ 役員退職慰労引当金
34,719
負 債 の 部 合 計
組合の施設を取得するために借
りた資金
未払金や仮受金、納税充当金等
職員に対して支給する賞与にあ
てるための引当金
職員が退職した時支払うための
引当金
役員が退任した時支払うための
引当金
198,031,619
(純資産の部)
1 組
合
⑴出
員
資
資
本
12,731,375
金
3,864,740
⑵資 本 準 備 金
851
⑶利 益 剰 余 金
組合員の皆さんが払込みしてあ
る出資金の総額
定款に基づいて積立てたお金
組合の経営安定の為、定款等に
基づいて積立てたお金
8,877,920
利 益 準 備 金
3,152,500
農協法及び定款に基づいて積立
てたお金
その他利益剰余金
5,725,420
利益準備金以外に積立てたお金
地震対策積立金
660,000
荒茶取引安定積立金
126,000
経営安定化積立金
650,000
特別積立金
3,527,175
当期未処分剰余金
762,244
(うち当期剰余金)
(333,169)
⑷処 分 未 済 持 分
地震対策に備えるため積立てた
お金
荒茶取引安定に備えるため積立
てたお金
経営安定に備えるため積立てた
お金
特定の目的は持たず積立てたお
金
前年度からの繰越剰余金 本年
度の剰余金
2 評 価・換 算 差 額 等
⑴ その他有価証券評価差額金
JAが買い入れた任意脱退者か
らの出資金相当額
△12,137
104,032
104,032
有価証券時価評価に伴う差額金
純 資 産 の 部 合 計
12,835,408
負債及び純資産の部合計
210,867,027
(千円未満切り捨て)
31
損益計算 書
平成20年度(平成20年3月1日から平成21年2月28日まで)
(単位:千円)
科
目
業
総
利
益
1 事
⑴ 信 用 事 業 収 益
資 金 運 用 収 益
(う ち 預 金 利 息)
(うち有価証券利息配当金)
(う ち 貸 出 金 利 息)
(うちその他受入利息)
役 務 取 引 等 収 益
その他事業直接収益
そ の 他 経 常 収 益
⑵ 信 用 事 業 費 用
資 金 調 達 費 用
(う ち 貯 金 利 息)
(うち給付補てん備金繰入)
(う ち 借 入 金 利 息)
(うちその他支払利息)
役 務 取 引 等 費 用
そ の 他 経 常 費 用
(うち貸倒引当金繰入)
信 用 事 業 総 利 益
⑶ 共 済 事 業 収 益
共 済 付 加 収 入
共 済 貸 付 金 利 息
そ の 他 の 収 益
⑷ 共 済 事 業 費 用
共 済 借 入 金 利 息
共 済 推 進 費
共 済 保 全 費
そ の 他 の 費 用
共 済 事 業 総 利 益
⑸ 購 買 事 業 収 益
購 買 品 供 給 高
修 理 サ ー ビ ス 料
そ の 他 の 収 益
⑹ 購 買 事 業 費 用
購 買 品 供 給 原 価
購 買 供 給 費
そ の 他 の 費 用
購 買 事 業 総 利 益
⑺ 販 売 事 業 収 益
販 売 品 販 売 高
そ の 他 の 収 益
⑻ 販 売 事 業 費 用
販 売 品 販 売 原 価
そ の 他 の 費 用
販 売 事 業 総 利 益
⑼ 農 業 倉 庫 事 業 収 益
⑽ 農 業 倉 庫 事 業 費 用
農業倉庫事業総利益
32
金
額
4,687,424
2,711,459
2,612,948
(1,267,169)
(253,226)
(1,092,547)
(4)
64,987
535
32,988
835,449
590,837
(534,580)
(16,782)
(32,144)
(7,330)
11,337
233,274
(8,091)
1,876,010
1,444,264
1,398,068
247
45,948
150,421
247
112,701
23,464
14,007
1,293,843
6,661,025
6,573,506
25,402
62,116
5,787,408
5,364,183
294,279
128,945
873,616
5,549,609
5,525,480
24,128
5,403,635
5,398,765
4,870
145,974
9,139
5,694
3,444
(千円未満切り捨て)
報告事項
(単位:千円)
当 期 未 処 分 剰 余 金
額
4,208,990
3,866,664
995,226
823,856
1,162
1,181
71,123
69,133
150,968
86,958
25,601
110,745
3,053,595
371,839
119,655
597,560
43,630
3,359
60,556
50,354
8,441
1,477
30,660
3,630
17,302
13,669
24,520
3,859
127,467
8,177
53,550
損益計算書
科
目
⑾加 工 事 業 収 益
⑿加 工 事 業 費 用
加 工 事 業 総 利 益
⒀利 用 事 業 収 益
⒁利 用 事 業 費 用
利 用 事 業 総 利 益
⒂ 宅地等供給事業収益
⒃ 宅地等供給事業費用
宅地等供給事業総利益
⒄ 農用地利用調整事業収益
⒅ 農用地利用調整事業費用
農用地利用調整事業総利益
⒆そ の 他 事 業 収 益
⒇そ の 他 事 業 費 用
そ の 他 事 業 総 利 益
(21)指 導 事 業 収 入
(22)指 導 事 業 支 出
指 導 事 業 収 支 差 額
業
管
理
費
2 事
件
費
⑴人
務
費
⑵業
⑶諸 税 負 担 金
設
費
⑷施
⑸そ の 他 事 業 管 理 費
事
業
利
益
業
外
収
益
3 事
⑴受 取 雑 利 息
⑵受 取 出 資 配 当 金
貸
料
⑶賃
収
入
⑷雑
業
外
費
用
4 事
付
金
⑴寄
貸
費
用
⑵賃
損
失
⑶雑
経
常
利
益
別
利
益
5 特
固
定
資
産
処
分
益
⑴
⑵貸 倒 引 当 金 戻 入 益
⑶ 経済連緊急対策受入
⑷そ の 他 の 特 別 利 益
別
損
失
6 特
⑴固 定 資 産 処 分 損
損
損
失
⑵減
⑶ 夢咲緊急支援対策費
税 引 前 当 期 利 益
7 法人税・住民税及び事業税
法 人 税 等 調 整 額
8 当 期 剰 余 金
前 期 繰 越 剰 余 金
金
342,326
171,370
△ 18
1,989
64,009
△ 85,143
4,186,281
501,142
122,711
35,768
588,085
59,352
189,195
458,241
23,674
101,398
333,169
429,075
762,244
(千円未満切り捨て)
33
注記表
重要な会計方針に係る事項に関する注記
1.有価証券(外部出資を含みます。)の評価基準及び評価方法は次のとおりです。
(1)満期保有目的の債券については、移動平均法に基づく償却原価法により行っています。
(2)その他有価証券のうち時価のあるものについては決算日の市場価格等に基づく時価法、時価のないものについては移動
平均法に基づく原価法または償却原価法により行っています。
(3)その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算出しています。
2.棚卸資産の評価基準及び評価方法は、以下の方法により行っています。
(1)購買品については、売価還元法に基づく原価法により行っています。
(2)その他の資産(原材料、製品)については、個別法に基づく原価法により行っています。
(3)
その他の資産(貯蔵品)については、最終仕入原価法に基づく原価法により行っています。
3.固定資産の減価償却は、それぞれ次の方法により行っています。
(1)有形固定資産は定率法によっています。ただし、平成 10 年 4 月 1 日以降取得した建物(建物付属設備は除く。)については、
定額法によっています。なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっています。
(追 加 情 報)
当期より、平成 19 年 3 月 31 日以前に取得した有形固定資産のうち償却可能限度額までの償却が終了しているものに
ついては、残存価額を 5 年間で均等償却しております。これにより事業利益、経常利益及び税引前当期利益がそれぞれ
29,182 千円減少しています。
(2)無形固定資産は定額法によっています。
4.引当金は、それぞれ次の基準により計上しています。
(1)貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、資産自己査定基準及び静岡県農協決算処理基準に基づき、次のとおり計上してい
ます。
破産、銀行取引停止等の法的又は形式的に経営破綻の事実が発生している先(破綻先)に係る債権及びそれと同等の状況
にある先(実質破綻先)の債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し
その残額を計上しています。また、現在は経営破綻の状況にはないが今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる
先(破綻懸念先)に係る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、そ
の残額から当該キャッシュ・フローによる回収見込額を控除した差額を引き当てています。上記以外の債権については、
過去の一定期間における貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づく予想損失額を計上しています。
すべての債権は資産自己査定基準に基づき、本店各部署及び支店において資産査定を実施し、当該部署から独立した総
務部総務課が査定結果を検証しており、その結果に基づいて上記の引当てを行っています。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する債権のうち、取立不能と認められる額 19,478 千円については、貸倒引当金の計上
にかえて、帳簿価額を直接減額しています。
(2)退職給付引当金
職員の退職給付に備えるため、当事業年度末の退職給付債務の見込額から財団法人静岡県農業協同組合共済会との職員
退職給付契約に基づく給付金の総額及び年金資産の見込額の合計額を控除した額を計上しています。加えて、職員の早
期退職による割増退職金の給付に備えるため、静岡県農協決算処理基準に基づき、割増退職金期末要支給額に割増退職
金給付対象者の一定期間の退職実績から算出した退職率を乗じた額を計上しています。なお、会計基準変更時差異につ
いては、15年による按分額を費用計上しています。
過去勤務債務については、5 年による按分額を収益計上しています。また、数理計算上の差異については、それぞれ発生し
た年度の翌事業年度から10年による按分額を費用計上しています。
(3)賞与引当金
職員の賞与の支給に充てるため、支給見込額の当事業年度負担額を計上しています。
(4)役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支給に充てるため、農協役員退任慰労金積立基準に基づき、期末要支給額に相当する額を計上して
います。
5.リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引
に係る方法に準じた会計処理によっています。
6.消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜き方式によっています。
7.記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しており、金額千円未満の科目については「0」で表示をしています。また、取引があ
るが年度末に残高が無い勘定科目は「−」で表示をしています。
34
報告事項
注記表
貸借対照表に関する注記
1.固定資産の圧縮記帳額は 4,420,688 千円であり、その内訳は次のとおりです。
建物 1,999,281千円
建物附属設備 475,932千円
構築物 128,958千円
機械装置 1,726,750千円
車両運搬具 12,017千円
器具・備品 77,746千円
2.貸借対照表に計上した固定資産のほか、リース契約により使用している電子計算機等があります。
3.理事及び監事に対する金銭債権の総額は次のとおりです。
理事及び監事に対する金銭債権総額 247,490 千円
4.貸出金のうち破綻先債権、延滞債権、3カ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権に該当する貸出金の合計額は 433,106 千円であり
その内容は次のとおりです。なお、これらの貸出金の額は貸倒引当金控除前の額です。
(1)貸出金のうち、破綻先債権額は 3,377 千円、延滞債権額は 429,729 千円です。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は
弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」
という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号
に規定する事由が生じている貸出金です。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の
支払を猶予した貸出金以外の貸出金です。
(2)貸出金のうち、3 カ月以上延滞債権額はありません。
なお、3 カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延
滞債権に該当しない貸出金です。
(3)貸出金のうち、貸出条件緩和債権額はありません。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予
債権放棄その他の債務者に有利な取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び 3 カ月以上延滞債権に該当しない貸出金
です。
損益計算書に関する注記
1.当事業年度における固定資産減損会計の適用状況は次のとおりです。
(1)投資の意思決定を行う単位としてグルーピングを行い、事業用店舗については原則として地区単位で、賃貸用固定資産及び遊休
資産については各資産単位でグルーピングしています。また、本店、農業関連の共同利用施設等については、独立したキャッシュ・
フローを生み出さないことから、共用資産に区分しています。
(2)当事業年度において固定資産の減損損失を次のとおり計上しています。
介
遊
用 途
護 施 設
1
休
1
件
件
種
類
建 物 等
建 物 等
場 所
菊 川 市
菊 川 市
計
減損損失額
8,100千円
77千円
8,177千円
これらの資産グループは、事業キャッシュ・フローの低下及び継続的な地価の下落により、帳簿価額を回収可能価額まで減額し
当該減少額を減損損失として特別損失に計上しています。
なお、回収可能価額は、正味売却価額により測定しており、固定資産税評価額等に基づき算出しています。
(千円未満切り捨て)
35
有価証券に関する注記
1.当事業年度末における有価証券の状況は次のとおりです。
⑴満期保有目的の債券で時価のあるもの
地 方 債
社 債
合 計
⑵その他有価証券で時価のあるもの
国
地
社
合
方
債
債
債
計
(単位:千円)
額
貸借対照表 当事業年度 差
計 上 額 末 の 時 価
う ち 益 う
449,429
461,289
11,859
11,859
8,383,395 8,537,349
153,953
161,408
8,832,825 8,998,638
165,812
173,267
ち
̶
損
7,455
7,455
(単位:千円)
取得原価又 貸借対照表 評 価 差 額
は償却原価 計 上 額
う ち 益 う ち 損
80,239
5,813
86,052
2,328,949 2,409,188
72,833
15,992
88,825
2,542,108 2,614,941
△3,147
62,046
58,898
4,193,287 4,190,140
149,924
83,852
233,776
9,064,345 9,214,269
なお、上記の評価差額から繰延税金負債45,891千円を差し引いた額 104,032千円を、その他有価証券評価差額金として
純資産の部に計上しています。
2.当事業年度中に売却したその他有価証券は次のとおりです。
536,113千円
535千円
̶ 千円
売 却 額
売 却 益
売 却 損
3.時価のない主な有価証券のうち、主なものの内容と貸借対照表計上額は次のとおりです。
その他有価証券
系統機関出資金
系統機関外出資金
5,414,280千円
393,150千円
4.満期のある債券の期間ごとの償還予定額は、次のとおりです。
(単位:千円)
国
地
社
合
方
債
債
債
計
1 年 以 内 1年超5年以内 5年超10年以内 1 0 年 超
28,000
882,150
1,118,000
300,000
̶ 550,000
2,350,000
95,000
̶ 1,100,000
6,700,000
4,800,000
1,128,000
8,132,150
8,268,000
395,000
退職給付に係る会計基準の適用に関する注記
1.当事業年度末における退職給付債務及び退職給付引当金の状況は次のとおりです。
(1)採用している退職給付制度の概要
従業員の退職給付に充てるため、職員退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用しています。また、退職給
付債務の一部に充てるため、金融機関との契約に基づく規約型確定給付企業年金制度及び財団法人静岡県農業協
同組合共済会との契約に基づく特定退職金共済制度を採用しています。
(2)退職給付債務に関する事項
(単位:千円)
退職給付債務
企業年金資産
会計基準変更時差異の未処理額
未認識過去勤務債務
未認識数理計算上の差異
小計(退職給付に係る引当金)
割増退職金に備えた引当金
退職給付引当金
36
5,131,167
△3,006,243
△337,764
679,812
△1,811,745
655,227
58,088
713,315
(千円未満切り捨て)
報告事項
(3)退職給付費用に関する事項
(単位:千円)
194,712
101,889
△72,950
48,252
△194,232
150,194
20,445
248,311
注記表
勤務費用
利息費用
期待運用収益
会計基準変更時差異の費用処理額
過去勤務債務の戻入処理額
数理計算上の差異の費用処理額
特定退職金共済制度への拠出金
退職給付費用
(4)退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
①退職給付見込額の期間配分方法
②割引率
③期待運用収益率
④会計基準変更時差異の処理年数
⑤過去勤務債務の処理年数
⑥数理計算上の差異の処理年数
期間定額基準
2.0%
2.0%
15年による定額法により処理しています。
5年による定額法により、処理しています。
10年による定額法により、それぞれ発生した年度の翌事業年度から損益処
理することとしています。
( 5)法定福利費(人件費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団
体職員共済組合法を廃止する等の法律附則57条の規定にもとづき、旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金
給付等の業務に要する費用に充てるため拠出した特例業務負担金を含めて計上しています。
なお、当事業年度において存続組合に対して拠出した特例業務負担金の額は 33,315 千円となっています。
また、同組合より示された平成 20 年 3 月現在における平成 44 年 3 月までの特例業務負担金の将来見込額は
713,479 千円となっています。
税効果会計の適用に関する注記
1.当事業年度末における税効果会計の適用状況は次のとおりです。
(1)繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の主な内訳
繰延税金資産
退職給付引当金損金算入限度超過額
減価償却超過(減損損失)
貸倒引当金損金算入限度超過額
賞与引当金繰入限度超過額
過年度造成費用償却否認
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
繰延税金負債合計
繰延税金資産純額
(単位:千円)
218,345
71,148
65,275
38,288
13,211
44,599
450,870
△123,255
327,614
45,891
45,891
281,723
(2)法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主要な項目別の内訳
法定実効税率
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
住民税均等割
評価性引当金の増減
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率
30.61%
2.29%
△1.80%
1.26%
△4.46%
△0.61%
27.29%
(千円未満切り捨て)
37
附属明細 書
平成20年度(平成20年3月1日から平成21年2月28日まで)
1 貸借対照表等の附属明細書
1 組合員資本
(単位:千円)
種
類
前年度末残高
本年度増加額
本年度減少額
本年度末残高
出
資
金
総
額
3,900,995
資
本
準
備
金
851
利
益
剰
余
金
8,642,053
363,169
金
3,122,500
30,000
そ の 他 利 益 剰 余 金
5,519,553
333,169
地 震 対 策 積 立 金
660,000
̶ ̶ 660,000
荒茶取引安定積立金
126,000
̶ ̶ 126,000
経 営 安 定 化 積 立 金
650,000
̶ ̶ 650,000
金
3,527,175
̶ ̶ 3,527,175
当 期 未 処 分 剰 余 金
556,377
333,169
127,302
762,244
分
分
△ 7,625
△7,442
△2,930
△12,137
計
12,536,275
452,137
257,037
12,731,375
利
益
特
処
準
別
未
積
済
合
備
立
持
96,410
̶ 132,665
3,864,740
851
̶ 127,302
8,877,920
̶ 3,152,500
127,302
5,725,420
(注 目的積立金の内容は次のとおりです)
名
38
称
積 立 目 的
積立目標額
積 立 基 準
取 崩 基 準
地 震 対 策 積 立 金
地震による組合資産の多大の
損失等に備えることを目的と
する。
固定資産と棚卸資産
の合計額を限度とす
る。
毎事業年度の当期
剰余金の額の100
分の25の範囲内で
積立てる。
荒茶取引安定積立金
荒茶販売事業において資金の
運用が多額を要することから
荒茶の安定した取引をはかる
ために荒茶取引安定積立金を
設定して荒茶販売事業の健全
なる発展を期することを目的
とする。
積立目標額は、6億
円を目標とする。
荒茶取引手数料の
毎年25%以内を積
立てる。
債権回収が不能を来した場合
に、その相当額を取り崩す。
経営安定化積立金
不良債権の償却、有価証券の
価格低下及び会計基準の変更
による損失の発生に対応する
ことを目的とする。
積 立 目 標 額 は、10 億
円を目標とする。
毎事業年度の剰余
金の額の100分の
20の範囲内で積立
てる。
次により取り崩す。
①債権の償却にあたり多額の
損失が発生した場合に、その
損失の相当額。
②有価証券の運用にあたり多
額の損失が発生した場合に
その損失の相当額。
③会計基準の変更にあたり多
額の損失が発生した場合に
その損失の相当額。
④繰延税金資産の取り崩しに
より、多額の損失が生じた場
合に、その損失の相当額。
地震によって次の損失が発生
した場合に、相当額を取り崩す。
①固定資産、棚卸資産が被災し
多大の損失が発生したとき。
②組合員が被災し、これに対す
る緊急の支出を行ったため
本組合に多大の損失が発生
したとき。
③①、
②により本組合の事業が
停滞し、多大の損失が発生し
たとき。
(千円未満切り捨て)
報告事項
種
(単位:千円、%)
類
前年度末残高 本年度増加額 本年度減少額 (うち減損損失) 本年度末残高 本年度償却額 減価償却累計額 償却累計率
5,094,925
341,905
334,423
(77) 5,102,406
119,576
3,056,535
59.9%
建物附属設備
1,398,857
106,507
57,041
(3,110) 1,448,323
65,988
1,045,856
72.2%
構 築 物
958,705
72,050
46,196
(−) 984,559
33,795
705,780
71.7%
機 械 装 置
2,795,718
19,679
53,071
(−) 2,762,326
100,948
2,386,830
86.4%
車両運搬具
238,523
17,879
17,798
(1,387)
238,604
13,840
214,460
89.9%
工具器具備品
953,191
101,653
95,833
(3,602)
959,011
68,833
764,399
79.7%
地
1,654,970
28,953
212
建 設 仮 勘 定
1,050
517,890
518,940
0
― ― ― 13,095,942
1,206,519
1,123,517
(8,177) 13,178,943
402,981
8,173,863
5,410
― ― (−) 5,410
― 54,723
4,711
19,821
(−) 39,612
19,821
60,133
4,711
19,821
(−) 45,023
19,821
固 定 資 産 合 計 13,156,075
1,211,230
1,143,339
(8,177) 13,223,967
422,802
有
物
形
固
定
減 価 償 却 資 産
建
資
産
土
無形固定資産
計
電 話 加 入 権
そ
の
附属明細書
2 固定資産
他
計
(−) 1,683,711
(−) 8,173,863
(注)1.
当期償却額には、賃貸費用等の計上分16,
785千円が含まれています。
2.
重要な増減の内容及び金額
(単位:千円)
名
称
金
額
備
考
増
ミナクル市大城店
32,924
建物、附属設備、構築物、器具備品
大須賀支店・大須賀店(経済)
36,146
建物、附属設備、構築物、器具備品
241,216
建物、附属設備、構築物、器具備品
菊川農機センター
40,079
建物、附属設備、構築物、器具備品
菊川青果物流通センター
33,153
建物、附属設備、構築物、器具備品
131,633
建物、附属設備、構築物、器具備品
菊川中央支店
加
浜岡東支店
減
少
電算機器
34,768
ATM・パソコン等更新に伴う処分…帳簿価格1,931千円
旧横須賀支店
82,463
移転に伴う処分…帳簿価格0千円
旧大渕支店
44,962
移転に伴う処分…帳簿価格6,529千円
旧土方給油所
44,493
増築に伴う処分…帳簿価格3,938千円
菊川農機センター
51,544
新築に伴う処分…帳簿価格12,533千円
菊川青果物流通センター
36,471
新築に伴う処分…帳簿価格3,889千円
旧内田ライスセンター
33,308
新築に伴う処分…帳簿価格2,433千円
新築に伴う処分…帳簿価格19,515千円
旧堀之内支店
101,276
旧小笠北支店
31,565
遊休に伴う処分…帳簿価格7,637千円
旧佐倉支店
41,228
新築に伴う処分…帳簿価格2,178千円
(千円未満切り捨て)
39
3 外部出資
出
資
(単位:千円)
先
前年度末残高
本年度増加額
本年度減少額
本年度末残高
4,865,590
― ― 4,865,590
静岡県経済農業協同組合連合会
269,020
― ― 269,020
静岡県厚生農業協同組合連合会
58,370
― ― 58,370
農 林 中 央 金 庫
15,600
― ― 15,600
出
全国農業協同組合連合会
400
― ― 400
資
全国共済農業協同組合連合会
199,300
― ― 199,300
静岡県農業協同組合中央会
6,000
― ― 6,000
計
5,414,280
― ― 5,414,280
(株)静岡県農協電算センター
11,610
― ― 11,610
光
3,000
― ― 3,000
㈱ 静 岡 茶 市 場
565
― ― 565
㈱ 大 東 マ リ ー ナ
1,100
― ― 1,100
㈱静岡ジェイエイサービス
200
― ― 200
㈱御前崎ケーブルTV
10,000
― ― 10,000
外
㈱ 日 本 農 業 新 聞
50
― ― 50
出
静岡県農業信用基金協会
201,720
― ― 201,720
静岡県農協保証センター
66,650
― ― 66,650
県農協茶取引補償協会
22,100
― ― 22,100
大 浜 給 食 協 同 組 合
905
― ― 905
県 石 油 業 協 同 組 合
10
― 県農業振興基金協会
75,250
― 計
393,160
― 10 393,150
計
5,807,440
― 10 5,807,430
系
静岡県信用農業協同組合連合会
統
小
株
系
式
統
そ
資
の
他
小
合
㈱
農
協
観
10 ―
75,250
― (千円未満切り捨て)
40
報告事項
4 引当金等
(単位:千円)
貸
倒
一
前年度末残高
本年度増加額
金
389,842
383,697
類
引
当
本年度減少額
目 的 使 用
そ
1,134
の
他
本年度末残高
388,707
383,697
般
貸
倒
引
当
金
165,883
172,917
165,883
172,917
う
ち
信
用
事
業
152,448
162,191
152,448
162,191
う
ち
購
買
事
業
6,384
7,013
6,384
7,013
う
ち
販
売
事
業
1,615
1,484
1,615
1,484
う
ち
加
工
事
業
4,811
1,808
4,811
1,808
別
貸
倒
引
当
金
223,958
210,780
222,824
210,780
う
ち
信
用
事
業
30,906
29,254
30,906
29,254
う
ち
購
買
事
業
166,268
151,174
165,134
151,174
う
ち
加
工
事
業
26,783
30,350
26,783
30,350
金
122,947
125,086
122,947
―
125,086
金
907,687
227,866
422,237
―
713,315
役 員 退 職 慰 労 引 当 金
48,256
12,797
26,333
―
34,719
1,468,732
749,446
572,652
個
賞
退
与
職
引
給
付
当
引
合
当
計
1,134
―
1,134
―
388,707
附属明細書
種
1,256,819
(注)2.貸倒引当金の当期減少額(その他)は、主として税務上の洗替による取崩額です。
5 役員との取引
役 職 等
(単位:千円)
取引区分及び金額
取
引
の
区
分
取 引 金 額
平成20年度実行額
理事(4名)及び
監事(1名)
金 銭 の 貸 付
―
平成20年度期首残高
259,350
平成20年度期末残高
247,490
当期増減額
△11,860
上記の取引条件及びその決定方法につきましては、他の取引先と同様の条件によっています。
(千円未満切り捨て)
41
6 事業管理費
科
人
(単位:千円)
目
件
内
費
訳
員
報
酬
83,373
給
料
手
当
2,295,398
うち賞与引当金繰入額
125,086
福
費
413,715
用
248,311
う ち 共 済 会 掛 金
20,445
役員退職慰労引当金繰入額
12,797
( 小 計 )
3,053,595
退
利
職
厚
給
費
生
付
費
議
交
際
費
284
宣
伝
広
告
費
25,989
費
39,876
費
22,881
印
信
刷
・
消
耗
品
図
書
研
修
費
15,737
事
務
委
託
費
254,118
費
11,267
( 小 計 )
371,839
租
税
負
担
税
課
86,749
金
28,129
金
4,776
( 小 計 )
119,655
減
価
償
却
費
406,017
保
守
修
繕
費
30,616
料
16,722
費
39,637
料
39,739
費
30,447
費
911
費
33,467
( 小 計 )
597,560
支
金
払
分
費
険
道
光
賃
耗
備
車
他
事
業
品
両
施
の
熱
借
消
そ
課
担
水
設
公
賦
保
施
1,684
待
旅
諸
費
接
通
務
額
役
会
業
金
設
管
合
管
理
理
費
43,630
計
4,186,281
7 事業別の明細
事業別の明細については、事業報告に記載しています。
42
(千円未満切り捨て)
報告事項
2 事業報告の附属明細書
1 役員に対する報酬
当期中の報酬等支払額
総代会等で定められた報酬等限度額 当期中の役員退職慰労金の支払額
理
事
65,683
69,000
19,093
監
事
17,689
19,000
7,240
合
計
83,373
88,000
26,333
附属明細書
役 職 等
(単位:千円)
(注)記載金額は千円未満を切り捨てて表示しています。
2 役員等の兼職等
役 職 名
代表理事組合長
常勤・非常勤の別 代表権の有無 氏
常
勤
有
名
夏目 善宇
兼職先名又は兼業事業名 兼職先等での役職名
静岡県農業協同組合中央会
副
会
静岡県信用農業協同組合連合会
経営管理委員
全国共済農業協同組合連合会
静岡県本部 運 営 委 員
静岡県経済農業協同組合連合会
経営管理委員
静岡県厚生農業協同組合連合会 参
株式会社 静岡県農協電算センター
取
長
与
締
役
(千円未満切り捨て)
43
剰余金処 分 案
平成20年度(平成21年2月28日) 762,244,818円
1.当期未処分剰余金
⑴ 繰 越 剰 余 金
429,075,581円
⑵ 当 期 剰 余 金
333,169,237円
286,282,083円
2.剰 余 金 処 分 額
⑴ 利 益 準 備 金
100,000,000円
⑵ 任 意 積 立 金
90,000,000 円
地震対策積立金
50,000,000 円
荒茶取引安定積立金
10,000,000 円
経営安定化積立金
30,000,000 円
⑶ 出 資 配 当 金
96,282,083 円
3.次 期 繰 越 剰 余 金
475,962,735円
(注)1.出資配当は年2.5%です。ただし、年度内の増資及び新加入については日割
計算を行っています。
2.次期繰越剰余金には、営農指導、生活・文化改善の事業の費用に充てるため
の繰越額20,000,000円が含まれています。
44
*
第1号議案
め も
剰余金処分案
45
監査報告 書
(全国農業協同組合中央会の監査報告書謄本)
独立監査人の監査報告書
平成21年4月17日
遠州夢咲農業協同組合
理 事 会 御中
全国農業協同組合中央会
監査委員長
岩
本
繁
印
本会は、農業協同組合法第37条の2第1項の規定に基づき、遠州夢咲農業協同組合の平成20年3月1日
から平成21年2月28日までの平成20年度の農業協同組合法第36条第2項に定める書類、すなわち事業
報告、貸借対照表、損益計算書、剰余金処分案及び注記表並びに附属明細書について監査を行った。これ
らの決算書類の作成責任は経営者にあり、本会の責任は独立の立場から決算書類に対する意見を表明する
ことにある。
本会は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に基づいて定めた「農業協同組合中央
会監査基準」に準拠して監査を行った。監査の基準は、本会に決算書類に重要な虚偽の表示がないかどう
かの合理的な保証を得ることを求めている。監査は試査を基礎として行われ、経営者が採用した会計方針
及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての決算書類の表示を検討
することを含んでいる。本会は、監査の結果として意見表明のための合理的な基礎を得たと判断している。
監査の結果、本会の意見は次のとおりである。
(1)貸借対照表、損益計算書及び注記表並びにその附属明細書は、我が国において一般に公正妥当と認
められる会計の基準に準拠して、当該決算書類に係る期間の財産及び損益の状況をすべての重要な点
において適正に表示しているものと認める。
(2)剰余金処分案は、法令及び定款に適合しているものと認める。
(3)事業報告及びその附属明細書は、法令及び定款に従い組合の状況を正しく示しているものと認める。
組合と監査に従事した監査士との間には、全国農業協同組合中央会監査規程の規定により記載すべき利
害関係はない。
以 上
46
報告事項
(監事の監査報告書謄本)
査
報
告
監査報告書
監
書
私たち監事は、平成20年3月1日から平成21年2月28日までの平成20年度の理事の職務の執行を監査
しました。その結果につき以下のとおり報告いたします。
1. 監査の方法及びその内容
監事は、JA監事監査基準に準拠し、監査の方針、監査計画、監査の方法、監査業務の分担等を定め
理事、内部監査部門その他使用人及びその他監事が適切に職務を遂行するにあたり必要と判断した者
等と意思疎通を図り、情報の収集及び監査の環境の整備に努めるとともに、理事会その他重要な会議
に出席し、理事等からその職務の執行状況について報告を聴取し、必要に応じて説明を求め、重要な
決裁書類等を閲覧し、本店及び主要な事業所において業務及び財産の状況を調査しました。
さらに、全国農業協同組合中央会から「独立性に関する事項その他監査に関する法令及び規程の遵
守に関する事項」及び「職務の遂行が適正に行われることを確保するための体制」(農協法施行規則
第151条)について通知及びその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求め
全国農業協同組合中央会が独立の立場を保持し、かつ、適正な監査を実施しているかを監視及び検証
するとともに、監査報告の内容の通知を受け、必要に応じ説明を求めました。
以上の方法に基づき、事業報告、貸借対照表、損益計算書、注記表、剰余金処分案及び附属明細書
について検討いたしました。
2. 監査の結果
(1)全国農業協同組合中央会の監査の方法及び結果は相当であると認めます。
(2)剰余金処分案は、組合財産の状況その他の事情に照らして指摘すべき事項は認められません。
(3)理事の職務遂行に関する不正の行為又は法令若しくは定款に違反する重大な事実は認められません。
(4)全国農業協同組合中央会の職務の遂行が適正に実施されていることを確保するための体制に関し
指摘すべき事項は認められません。
平成21年4月27日
遠州夢咲農業協同組合
代表監事
長尾 隆 印
常勤監事
赤堀 好弘 印
監
事
大場 猛雄 印
監
事
永田 茂司 印
監
事
山本 康男 印
監
事
赤堀 壽 印
(注) 監事 赤堀壽は農業協同組合法第30条第12項に定める員外監事であります。
47
*第2号議案
定款の一部変更について
定款の一部変更について
1.変更の理由
(1)支店統廃合による従たる事務所の廃止をするものです。
(2)確定拠出年金運営管理業務等の廃止にともなう規定の削除及び関連する条項の移動をするものです(変更
後第7条、第9条、第 10 条)。
(3)「金融商品取引法等の一部を改正する法律」(平成 20 年法律第 65 号)にともなう改正農業協同組合法が平
成 20 年 12 月 12 日に施行されたことから、定款で参照している法の条項を移動するものです(変更後第
9 条)。
(4)その他必要な整備をするものです。
2.変更の内容
変更の内容は次のとおりであります(下線部は変更部分を示します。)。
変
更
後
行
(事務所)
(事務所)
48
現
第4条 この組合の事務所は、次の地に置く。
第4条 この組合の事務所は、次の地に置く。
主たる事務所 菊川市下平川
主たる事務所 菊川市下平川
従たる事務所 掛川市大坂
従たる事務所 掛川市大坂
掛川市上土方
掛川市上土方
掛川市西大渕
掛川市西大渕
掛川市千浜
掛川市千浜
菊川市半済
菊川市半済
( 削る )
菊川市中内田
( 削る )
菊川市東横地
菊川市本所
菊川市本所
菊川市富田
菊川市富田
( 削る )
菊川市西方
菊川市加茂
菊川市加茂
菊川市牧之原
菊川市牧之原
菊川市赤土
菊川市赤土
菊川市下平川
菊川市下平川
御前崎市塩原新田
御前崎市塩原新田
御前崎市池新田
御前崎市池新田
御前崎市佐倉
御前崎市佐倉
( 削る )
御前崎市比木
御前崎市池新田
御前崎市池新田
*
更
後
(事 業)
第 7 条 この組合は、組合員のために次に掲げる事業
(削る)
22 ∼ 33 (略)
行
(事 業)
第 7 条 この組合は、組合員のために次に掲げる事業
を行う。
1∼ 21 (略)
定款の一部変更について
を行う。
1∼ 21 (略)
現
第2号議案
変
22 確定拠出年金法第 88 条第2項の規定に基づ
く確定拠出年金運営管理業務及び同法第 61 条第2
項の規定に基づく国民年金基金連合会からの事務
の受託
23 ∼ 34 (略)
② (略)
(員外利用)
② (略)
(員外利用)
第9条 この組合は、組合員の利用に差し支えない限
第9条 この組合は、組合員の利用に差し支えない限
り、組合員以外の者に第7条第1項第1号から第
り、組合員以外の者に第7条第1項第1号から第
32 号までの事業(第 18 号の事業を除く。)及びこれ
33 号までの事業(第 18 号の事業を除く。)及びこれ
らに附帯する事業並びに同条第2項の事業を利用
らに附帯する事業並びに同条第2項の事業を利用
させることができる。ただし、組合員以外の者の利
させることができる。ただし、組合員以外の者の利
用は農業協同組合法(以下「法」という。)第 10 条第
用は農業協同組合法(以下「法」という。)第 10 条第
17 項、第 18 項、第 20 項及び第 22 項に規定する範
19 項、第 20 項、第 22 項及び第 24 項に規定する範
囲内とし、第7条第1項第2号、第 22 号、第 24 号
囲内とし、第7条第1項第2号、第 23 号、第 25 号
及び第 25 号の事業の利用については、信用事業規
及び第 26 号の事業の利用については、信用事業規
程に定めるものに限るものとする。
程に定めるものに限るものとする。
②、③ (略) (事業規程等)
②、③ (略)
(事業規程等)
第 10 条 第7条第1項第2号、第3号及び第 22 号か
第 10 条 第7条第1項第2号、第3号及び第 23 号か
ら第 32 号までの事業並びにこれらに附帯する事業
ら第 33 号までの事業並びにこれらに附帯する事業
並びに第2項の事業の実施に当たっては、信用事業
並びに第2項の事業の実施に当たっては、信用事業
規程の定めるところによるものとする。
規程の定めるところによるものとする。
②∼⑦ (略) (余裕金の運用)
第 60 条 この組合の余裕金は、次に掲げる方法によ
②∼⑦ (略) (余裕金の運用)
第 60 条 この組合の余裕金は、次に掲げる方法に
るほか、これを運用することができない。
よるほか、これを運用することができない。
1∼4 (略) 1∼4 (略) 5 証券投資信託若しくは貸付信託の受益証券又
5 証券投資信託又は貸付信託の受益証券及び投
は投資証券(農業協同組合及び農業協同組合連合会
資証券(農業協同組合及び農業協同組合連合会の信
の信用事業に関する命令第 52 条第1項に規定する
用事業に関する命令第 52 条で定めるものに限る。)
投資証券に限る。)の取得
の取得
6∼9 (略)
6∼9 (略)
②∼⑤ (略)
②∼⑤ (略)
附 則
1 平成 21 年5月 27 日の総代会において議決され
た変更後の規定は、行政庁の認可を受けた日から効
力を生ずる。
49
50
*第 3 号議案
平成21年度
(平成21年3月1日から平成22年2月28日まで)
事業計画(案)
平成21年度事業計画の設定について
ソフト面の改革への本格的な取組み
平成21年度機構図
営農
茶業
経済
金融
共済
企画・総務
監査
総合財務計画
総合収支計画
51
テ ー マ
∼ ソフト面の改革への本格的な取組み ∼
基 本 方 針
平成21年度は、JA遠州夢咲3カ年計画∼元気な農業・豊かな地域づくり∼の中間年度にあたります。
これまでに、営農経済センターの整備や支店再編成などハード面の改革は概ね完了し、昨年来、3カ年
計画の実践を通じて、農業所得向上や組合員・地域住民の視点に立った事業と仲間づくり、期待に応え
られるJAづくりのため、組織・業務の仕組みといったソフト面の改革に向けた検討にも着手したとこ
ろです。
本年度は、こうしたソフト面の改革へ本格的に取り組んでいくことにより、皆様のご期待にお応えし
て参ります。
基 本 目 標
1.新たな施設や商品、販路開拓への取組みによる農畜産物および茶の販売強化
2.営農経済センターや統合支店をはじめとする店舗および渉外のサービス向上
3.協力組織の活性化に向けた実践および継続的検討
4.効率と効果の両面からみた業務の見直し
5.コンプライアンスの確保と経営の健全性の向上
52
組合員
■機構図
組 織 ・ 役 員
平成21年4月現在
組
理
総
組
合
代 表 監 事
事
代
合
会
会
長
浜岡地区運営協議会
小笠地区運営協議会
地 区 担 当 理 事
地域農業振興協議会
常 勤 監 事
務
務
融
済
済
農
総
金
共
経
営
業
画
企
茶
査
監
部
部
部
部
部
部
室
室
2室・6部・18課・2センター
事
人
課
課
農業倉庫
青果物流通センター他
ライス・カントリー
育苗センター
畜 産
やすらぎ菊川ホール
居宅介護支援事業所
訪問介護事業所
JAデイサービス夢咲
(大城・菊川・小笠・浜岡)
茶加工流通課
茶小売店舗
[営農経済センター指導] 直営茶工場
茶業研究所
茶業振興センター(サエリア)
茶指導販売課
[営農指導]
[ミナクル市統括]
[農産物検査]
営 農 販 売 課
[営農経済センター指導]
[営農経済渉外教育]
営 農 企 画 課
旅行センター
葬祭センター
福 祉 課
生 活 指 導 課
農 機 課
経 済 課
[営農経済センター指導]
自動車事故相談課
保 全 課
普 及 推 進 課
審 査 管 理 課
金 融 推 進 課
金 融 業 務 課
組合員相談課
情 報 処 理 課
務
総
本 店
地 区
浜
小
菊
大
地
区
地
区
地
区
地
区
ミナクル市御前崎店
営農経済センター
融資センター
岡
営農経済センター
融資センター
笠
ミナクルふれあい 菊川の里
営農経済センター
融資センター
川
大 坂 茶 工 場
土 方 茶 工 場
佐 束 茶 工 場
ミナクル市大城店
営農経済センター
融資センター
城
4地区・14支店・5経済子店舗
年度事業計画の設定について
専
平成
事
常
浜岡中央支店
浜 岡 東 支 店
池 新 田 支 店
高 松 支 店
小 笠 支 店
菊 川 支 店
牧 之 原 支 店
河 城 支 店
六 郷 支 店
菊川中央支店
千 浜 支 店
大 坂 支 店
大 須 賀 支 店
土 方 支 店
支 店
第3号議案
監
務
*
常
21
女性部委員会
務
青年部委員会
生産者組織協議会
支部長代表者会議
農協運営協議会
菊川地区運営協議会
大城地区運営協議会
理 事 専 門 委 員 会
会
員
53
束
方
店
店
合
原
戸
店
店
大 須 賀 店
佐
土
経 済 店 舗
営 農
農業が見直される時代となっています。今後、農業経営を安定的に維持するためには
基本方針
再生産を前提とした農畜産物価格の確保と、消費者に信頼される農畜産物の生産と提供
ができる産地でなければなりません。
指導事業では、燃油・肥料価格高騰の経験を生かし、省エネルギー対策や土作りによ
り限りある資源を効果的に活用しなければなりません。さらに、安全・安心・信頼を基
本として消費者から選ばれる産地づくりを目指します。
販売事業では、市場から先の小売店等への販路拡大に向け、迅速な情報収集・提供に
もとづく販売提案を行うことで、安定した販売価格の確保に努めます。
営農企画事業では、各行政と連携し、担い手の育成と法人への経営指導など組合員へ
の総合的な営農支援を進めます。
1.水田政策と地域水田ビジョン、耕畜連携事業に対応した水田農業の支援など行政と
重点実施事項
の連携による農政への対応
2.販売先と産地の情報交換、契約販売の拡大、野菜パッキングセンター整備、ミナク
ル市各店の活用による販売提案など、流通・消費動向に即した販売体制づくり
3.組織委員会へのGAP取組みモデルの指導、ミナクル市会員への履歴記帳指導の徹
底、危機管理体制整備など安全・安心対策の強化
4.土壌診断による施肥指導、優良堆肥投入による土作り、効果的な施肥指導など基本
に戻った栽培指導の展開
5.複合経営と具体的振興品目の提案と実践、新規栽培者の推進および研修会(夢咲あ
ぐりセミナー・振興品目別)の開催
6.法人・集落営農・担い手・新規就農者の経営基盤の強化、経営の安定支援
7.青年部・女性農業者による消費者・学校等との農業交流および食農教育
8.経済部と連携した支援事業、重油高騰に対する省エネ対策、生産資材の共同購入・
予約購入の推進
9.利用事業施設の有効利用と健全運営、施設の安全・衛生管理の徹底
10. 茶業部・経済部との連携および営農経済センターへの情報提供
54
茶 業
*
消費・流通の変容や長引く茶価の低迷、肥料・燃料等の価格高騰などが茶業経営を大
第3号議案
基本方針
きく圧迫する一方、緑茶に関する効能が高く評価されつつある状況のなかで、茶文化の
継承とともに「安全・安心で“うまい”お茶」の需要拡大を図り、環境に優しい茶業の
実践と茶生産者の所得向上並びに経営の安定を目指していかなければなりません。
このため、指導面では茶工場の経営基盤を強化し、機能的な経営体への変革に向けて
収益性の高い茶業経営を目指すとともに、消費者からの信頼を高める「安全・安心」で
平成
良質なお茶の生産指導に努めることで環境保全型農業の確立を図ります。
加工流通面では、熟練した販売専任者とバックアップ体制を充実し、消費地に向けて
の有効運用とサエリアの効率的経営を図ります。
21
年度事業計画の設定について
産地一丸となった「遠州夢茶」の積極的な営業拡販を強力に推進するとともに、ISO
1.茶工場の機能的な経営体への再編整備と組織強化および衛生管理指導
重点実施事項
2.茶園基盤整備強化と機械化推進による低コスト茶業経営の推進
3.信頼される“安全・安心”な良質茶の生産指導と流通における危機管理体制の構築
4.行政と連携した茶業と地域に根ざした複合経営(営農類型)の普及と支援
5.自然環境や地域住民に配慮した環境保全型農業の推進
6.茶の需要拡大のための製造研究の実施と顧客満足度の高い商品の開発
7.各種品評会・共進会の上位入賞を目指し、元気ある茶産地形成への取組み
8.販売専任者の充実と業務体制の強化、並びに「遠州夢茶」の販売促進
9.ISOの有効運用によるサエリアの効率的運営
10.小売店舗の機能的運営と商品カタログ作成による拡販
11.営農部・経済部との連携および営農経済センターへの情報提供
55
経 済
資源の需給バランスは緩和する傾向となりましたが、農家経営およびJA経済事業を
基本方針
取り巻く状況は依然として厳しいことが想定されます。
本年度は、昨年に引き続き営農経済センターの機能強化の取組みを継続するとともに
刻々と変化する状況に対応する実践力を高め、予約による共同購入・組織購買の有利性
を提案し、物量の結集と集中仕入により得られるメリットを最大限発揮することで資材
高騰対策を進めます。あわせて、情報提供と優良資材の安定供給、廃ビニール等の不用
資材の回収に取り組み、安全・安心でクリーンな産地作りに貢献し、農業経営の助け手
として地域と組合員の負託に応える経済事業の確立をめざします。
生活事業では、食品に対する不安や食文化の荒廃、そして高齢化が進むなかで、組合
員と地域に信頼される、活力の出るJAらしい「生活文化活動」、「高齢者福祉」
「食農教育」を軸とした事業を展開します。
1.営農経済センターを中心とした、積極的な情報発信と事業の展開
重点実施事項
2.営農指導と一体となった指導購買の構築と渉外体制の強化
3.利用者にメリットのある「予約と仕入れ強化・コスト削減」の実践
4.多様なニーズに迅速に対応した安全・安心な生産・生活資材の供給
5.農機事業の拠点集約を進め、営業体制と修理・点検の強化
6.専門体制による安心と信頼でお応えする質の高い葬儀の施行
7.地域の元気に家の光の普及と記事を活用した文化活動の展開
8.農業と地域に貢献する食農教育活動と健康・福祉事業の推進と支援
9.利用者に密着したJAらしい思いやり高齢者福祉サービスの提供
10.余暇とふれあいの充実、営農技術等の見聞を広げる旅行の提案
11.営農部・茶業部との連携および営農経済センターへの情報提供
56
金 融
*
本年度は支店再編成も完了を迎えたことから、組合員を主体とした地域の利用者に密
第3号議案
事業方針
着した金融サービスの提供に努めます。
このためには金融職員の出向く体制の強化を図り、担い手農業者へ役立つ資金の提案
をして参ります。
また、皆様の暮らしを応援する資金の供給やゆとりある生活設計に必要な貯蓄の奨励
等を通じて、安全かつ安心なJAバンクグループの一員として地域の皆様の期待と信頼
平成
に応えて参ります。
年度事業計画の設定について
21
1.担い手農業者への役立つ資金対応をします。
(1)担い手金融担当者、農業者相談員の訪問活動を通じた、地域農業の担い手に
重点実施事項
対する適切な金融対応
(2)系統機関と連携した利子助成による農家支援対策
2.ゆとりある生活設計を応援する貯蓄推進・金融機能サービスの提供をします。
(1)定期貯金、定期積金等生活設計に必要な貯蓄の奨励
(2)出向く体制の強化による組合員・利用者への提案、相談活動の充実
(3)迅速、正確、丁寧な顧客対応力向上による利用者に愛される店舗づくり
(4) 年金相談会の開催、個別相談会等を通じた将来の年金受給者への積極的な対応
(5)販売勧誘ルールに基づく投資信託、国債等の市場性金融商品の販売
(6)地域利用者との仲間づくり(年金友の会活動)
3.暮らしに役立つ融資業務の積極的な展開を図ります。
(1)融資センター、融資渉外による住宅ローン、マイカーローン、教育ローン等 の迅速な資金対応
(2)日曜ローン相談会、住宅ローン相談会の恒常開催による休日のローン相談対応
(3) 本店融資営業担当者による住宅業者と顧客のニーズに対応した住宅ローン営業
(4)組合員・利用者のニーズを最優先した、よりよい不動産活用相談
4.便利で安心な決済業務の拡充に努めます。
(1)年金をはじめ、給料振込等の振込み指定口座の拡充
(2)公共料金やJAカード(クレジットカード)等の決済機能サービスの拡充
57
共 済
東海地震をはじめ万一の災害や事故が心配されるなか、組合員ならびに地域の皆様が
基本方針
安心して生活できるよう、『ひと、いえ、くるま』の総合保障に対して積極的な提案活
動を展開し、皆様の暮らしを守ります。
1.『ひと、いえ、くるま』の総合保障の提供をします。
重点実施事項
(1)全戸訪問活動により、次世代層と未加入層への保障やサービスの提供
(2) 恒常推進者(LA・クラブ員)の専門職員による組合員・地域住民の生活保障設
計の相談・提案推進活動の展開
(3)自動車・自賠責共済代理店との連携強化により、契約者への利便性の向上
(4)満期到来契約により、未保障とならないよう積極的に保障の提案を実施
2.事務処理の効率化・迅速化による契約者サービスの向上を図ります。
(1)窓口専任職員の対応力強化を図り、自動車共済の車両特約等の提案をするこ
とにより、契約者への安心・満足度の向上を目指す
(2)お客様の利便を図るため、月2回の自動車共済夜間対応サービスの実施
(3)組合員、利用者への適切で迅速な引受、支払い処理
3. 自動車共済契約者対応力の充実強化をします。
(1)契約者の不安を解消し、安心で信頼される事故処理サ−ビスの実施
(2)事故処理体制の充実と事故処理の迅速化
(3)毎週、土曜日(午前中)の事故受付対応による契約者サービスの向上を図る
4.地域とのつながりの強化に向けた教育・文化活動を展開します。
(1)地域住民に、広くJA共済をお知らせする書道コンクールや、交通安全思想
を啓蒙するための小・中学生「交通安全ポスターコンクール」の開催
58
企画・総務 *
本年度は、激動する社会情勢を常に分析しつつ、3カ年計画の実行や修正を検証しな
第3号議案
基本方針
がら事業展開をして参ります。具体的には、JA改革の内面であるソフト面(組織・業務
の仕組みづくり等)の改革を一層推進していきます。それらを達成するには職員の育成
が最重要であり、さらなる職員教育の充実を実行して参ります。
また、店舗再編により遊休化した施設の活用、または処分の推進を積極的に行うとと
もに、コンプライアンス態勢の強化と健全で安定したJA経営の向上に努めて参ります。
平成
年度事業計画の設定について
21
1.JA改革ハード事業の継続的実行(営農、経済部門施設改善など)と研究
重点実施事項
2.本店事務所建設に向けた検討会の立ち上げ
3.協力組織の活性化に向けた実践および継続的検討
4.新しい業務機構・体制の整備
5.総合ポイント制度への取組みに向けたプロジェクトの立ち上げ
6.遊休土地・建物の有効活用および処分
7.新会計制度への対応と経費削減等の推進による経営の安定化
8.コンプライアンス態勢の堅持
9.役職員による夢咲地域貢献運動の推進
10. 目的意識が高く組合員・利用者の期待に応える職員の育成
11. 信頼性の高いネットワーク環境の整備と効果的な利用の推進
12. 「元気な夢咲農業」を伝える広報活動の充実
13. 組合員の資産管理と相談業務の充実
59
監 査
内部監査はJAの事業経営目標の効果的な達成に役立つことを目的として、被監査部
監査方針
門における内部管理態勢の適切性・有効性を検証するものです。
実務においては、被監査部門における内部事務処理の問題点の発見・指摘にとどまら
ず、内部管理態勢の評価および問題点の改善方法の提言までを実施します。
1.財務諸表に関する内部監査を実施します。
重点実施事項
ディスクロージャー誌に掲載する財務諸表が、基礎資料作成部署および決算担当
部署でチェックリストや確認書に基づき作成されているか検証し、財務諸表作成に
おいて内部牽制が適正に機能する体制が整備されているかを監査します。
2.内部牽制手続きの強化を図ります。
(1) 実効ある自店内検査および部署を特定した相互検査の実施
(2) 無通告監査および外部確認監査による牽制強化
(3) 本店統括部署との協調により、内部監査補助者を任命し同行監査の実施
(4) 統括部署へ各支店・事業所等への臨店指導の要請
(5) 事後監査による改善状況の把握と必要に応じ再改善指導の実施
(6) 資産自己査定基準に基づく査定監査の実施
3.監事監査、JA全国監査機構監査との連携を強化します。 (1) 往査部署との連絡・調整および効率的な監査実施への協力
(2) 監査指摘事項の処理状況およびその後の事務改善状況について検証
(3) 定期監事監査・随時監事監査への協力
60
め も
*
第3号議案
平成
年度事業計画の設定について
21
61
総合財務計画
産
平成20年度実績 平成21年度計画
済
済
事
事
17,040
95,857
1,400,200
7,800
928,500
390,500
538,000
481,700
△191,968
計
2,722,089
488,900 設 備 借 入 金
負
債
△282 雑
賞 与 引 当 金
488,618
退職給付引当金
11,920,239
役員退職慰労引当金
△8,202,486
1,723,385
28,225
5,469,363
計
5,807,430
309,159 負 債 の 部 合 計
共
共
15,874
98,839
1,404,236
5,052
962,437
402,891
559,546
484,280
△191,968
2,762,877
451,338
△282
451,055
11,495,232
△8,173,863
1,683,711
45,023
5,050,103
5,807,430
281,723
業
業
900,000
129,450,100
129,400,000
50,100
17,868,000
49,100,000
566,700
497,800
68,900
△191,445
197,693,355
14,000
140
2,900
事
事
911,985
128,466,287
128,400,850
65,436
18,047,095
48,783,064
480,976
426,390
54,586
△191,445
196,497,963
13,075
127
2,670
用
用
負債及び純資産
科
目
平成20年度実績 平成21年度計画
貯
金 191,903,049 194,339,000
借
入
金
1,789,412
1,653,000
その他信用事業負債
1,015,933
833,000
未 払 費 用
390,919
305,000
その他の負債
625,013
528,000
信
信
資
科
目
現
金
預
金
系 統 預 金
系 統 外 預 金
有 価 証 券
貸
出
金
その他信用事業資産
未 収 収 益
そ の 他 の 資 産
貸 倒 引 当 金
計
共 済 貸 付 金
共済未収利息
その他の共済事業資産
(単位:千円)
経
経
済
済
事
諸
引
1,137,182
43,000
249,613
125,086
713,315
34,719
1,040,200
21,500
190,000
122,500
661,321
44,203
当
雑資産 固 定 資 産
金
62
210,867,027
196,825,000
14,000
282,100
140
552,500
18,000
1,500
868,240
880,000
58,500
101,700
業
業
組
資 産 の 部 合 計
194,708,395
13,075
338,370
127
645,047
22,169
1,515
1,020,305
935,177
73,228
128,776
事
受 取 手 形
経済事業未収金
経済受託債権
棚 卸 資 産
購 買 品
その他の棚卸資産
その他の経済事業資産
貸 倒 引 当 金
計
雑
資
産
貸 倒 引 当 金
計
減価償却資産
減価償却累計額(控除)
土
地
無形固定資産
計
外
部
出
資
繰 延 税 金 資 産
業
業
計
計
共 済 借 入 金
共 済 資 金
共済未払利息
未経過共済付加収入
共済未払費用
その他の共済事業負債
計
経済事業未払金
経済受託債務
その他の経済事業資産
合
員 資 本
出
資
金
資 本 準 備 金
利 益 剰 余 金
利 益 準 備 金
その他利益剰余金
目 的 積 立 金
特 別 積 立 金
当期未処分剰余金
(うち当期剰余金)
処 分 未 済 持 分
評価・換算差額金等
純 資 産 の 部 合 計
212,507,054 負債及び純資産の部合計
873,121
828,024
198,031,619 199,772,964
12,731,375
12,734,090
3,864,740
3,837,547
851
851
8,877,920
8,912,446
3,152,500
3,252,500
5,725,420
5,659,945
1,436,000
1,526,000
3,527,175
3,527,175
762,244
606,770
(333,169) (130,807)
△12,137
△16,755
− 104,032
12,734,090
12,835,408
210,867,027 212,507,054
(千円未満切り捨て)
総合収支計画
(単位:千円)
済
購
売
事 業 管 理 費
事 業 外 費 用
特 別 損 失
501,142
3,359
60,556
50,354
8,441
78,921
3,200
74,382
46,212
6,550
計
固定資産処分益
一 般 補 助 金
その他の特別利益
122,711
17,302
3,849
38,200
130,344
30,113
− − 計
59,352
30,113
合 計
22,010,634
21,582,556
(千円未満切り捨て)
21
年度事業計画の設定について
買 販
業
利
益
受 取 雑 利 息
受取出資配当金
賃
貸
料
雑
収
入
平成
25,197
183,552
34,288
18,455
130,807
21,582,556
第3号議案
189,195
458,241
23,674
101,398
333,169
22,010,634
*
計
税 引 前 当 期 利 益
法人税・住民税及び事業税
法 人 税 等 調 整 額
当 期 剰 余 金
合 計
特 別 利 益
30,629
21,697
3,500
− 事
事 業 外 収 益
35,768
127,467
8,177
53,550
1,398,799
6,117,590
40,000
61,257
6,218,847
5,860,000
15,000
5,875,000
11,000
4,197,098
1,000,434
1,079
67,600
139,212
21,685
21,422,099
4,467,568
売
計
固定資産処分損
減 損 損 失
その他の特別損失
1,444,264
6,573,506
25,402
62,116
6,661,025
5,525,480
24,128
5,549,609
9,139
4,208,990
995,226
1,162
71,123
150,968
25,601
21,828,571
4,687,424
計
購買品供給高
修理サービス料
その他の収益
計
販売品販売高
その他の収益
計
農業倉庫事業収益
加 工 事 業 収 益
利 用 事 業 収 益
宅地等供給事業収益
農用地利用調整事業収益
そ の 他 事 業 収 益
指 導 事 業 収 入
事 業 収 益 計
事 業 総 利 益
買 販
3,211,831
352,490
138,200
651,126
35,000
4,388,647
1,500
29,129
− 費
費
金
費
費
済 購
金
用
失
3,053,595
371,839
119,655
597,560
43,630
4,186,281
1,477
30,660
3,630
人
件
業
務
諸 税 負 担
施
設
雑
計
寄
付
賃 貸 費
雑
損
共
721,083
300
99,322
21,569
12,543
133,734
4,970,681
276,001
125,114
5,371,796
5,732,300
5,000
5,737,300
10,000
3,868,687
827,034
950
65,540
83,220
135,187
16,954,531
共
835,449
247
112,701
23,464
14,007
150,421
5,364,183
294,279
128,945
5,787,408
5,398,765
4,870
5,403,635
5,694
3,866,664
823,856
1,181
69,133
86,958
110,745
17,141,147
用
用
計
共済借入金利息
共 済 推 進 費
共 済 保 全 費
その他の費用
計
購買品供給原価
購 買 供 給 費
その他の費用
計
販売品販売原価
その他の費用
計
農業倉庫事業費用
加 工 事 業 費 用
利 用 事 業 費 用
宅地等供給事業費用
農用地利用調整事業費用
そ の 他 事 業 費 用
指 導 事 業 支 出
事 業 費 用 計
収
益
科
目
平成20年度実績 平成21年度計画
資金運用収益
2,612,948
2,393,345
(うち貯金利息) (1,267,169) (1,101,722)
(うち有価証券利息配当金)
(253,226) (266,679)
(うち貸出金利息) (1,092,547) (1,024,444)
(うちその他受入利息)
(4)
(500)
役務取引等収益
64,987
67,000
その他事業直接収益
535
1,000
その他経常収益
32,988
30,000
計
2,711,459
2,491,345
1,398,068
1,351,956
共済付加収入
247
300
共済貸付金利息
45,948
46,543
その他の収益
信
信
費
用
科
目
平成20年度実績 平成21年度計画
資金調達費用
590,837
494,083
(うち貯金利息)
(534,580) (429,467)
(うち給付補てん備金繰入)
(25,616)
(16,782)
(うち借入金利息)
(30,000)
(32,144)
(うちその他支払利息)
(9,000)
(7,330)
役務取引等費用
11,337
11,000
その他経常費用
233,274
216,000
63
不良債権の状況
平成20年度末の貸出金のうち、不良債権となっているものは次のとおりです。担保や保証機関による保証を差し
引いた残りの残高については、個別または一括して評価したうえで貸倒引当金を引き当てており、損失の発生する可
能性はほとんどありません。また、利益準備金や特別積立金等の内部留保に努めてきた結果、自己資本比率は
17.40%(別紙「事業報告」に記載のとおり)と早期是正措置の基準である4%を大きく上回っています。
(単位:百万円)
項
目
不
破綻先貸出金(A)
良
延滞貸出金(B)
債
3か月以上延滞貸出金(C)
権
貸出条件緩和貸出金(D)
金
額
3
429
―
―
保全措置
合計(E)=(A+B+C+D)
433
担保・保証による保全部分(F)
403
個別貸倒引当金残高(G)
29
信用事業に係る一般貸倒引当金残高(H)
162
不良債権に対する保全状況 E<F+G+Hであり、保全が図られています。
(百万円未満切り捨て)
指
標
不良債権率(E÷貸出金総額)
0.89%
(注)用語の説明
各種債権の内容
①破綻先貸出金
「破産の申し立て」「更生手続き開始の申し立て」「手形交換所での取引停止処分」等、法的破綻の生じた債務
者に対する貸出金を指します。資産自己査定で破綻先に区分された貸出金が該当します。
②延滞貸出金
「当期未収利息を計上しなかった貸出金」のうち、「破綻先貸出金」「貸出条件緩和貸出金中、利息の支払猶
予」を除いた貸出金を指します。資産自己査定で実質破綻先及び破綻懸念先に区分された貸出金が該当します。
③3か月以上延滞貸出金
元金または利息の支払いが支払約定日の翌日から3か月以上延滞している貸出金のうち、①、②以外のものを指
します。
④貸出条件緩和貸出金
債務者の再建・支援を図るため、「金利減免」「利息の支払猶予」「元金の返済猶予」その他債務者に有利な取
り決めを行った貸出金のうち、①、②、③以外のものを指します。
担保・保証による保全部分
上記の4種類の貸出金のうち、貯金や定期積金、有価証券および不動産などの確実な担保ならびに農業信用基金協
会等の確実な保証先による債務保証により保全された額を指します。
個別貸倒引当金
破綻先貸出金など貸倒れの可能性の高い特定の貸出金に対して、貸倒れにより発生する損失金額を見積もり、引き
当てたものです。
一般貸倒引当金
個別貸倒引当金の対象となる貸出金以外について、現状では回収不能の危険性は薄いものの、将来に備えるため
に、残高に一定率を乗じた金額を引き当てたものです。
その他の不良債権
「農協法施行規則」による不良債権(リスク管理債権)は上記のとおりですが、購買未収金等その他の事業に係る
債権についても、貸出金に準じて、一定の基準により「貸倒引当金」を引き当てております。
64
部門別損益計算書
《平成20年度(平成20年3月1日から平成21年2月28日まで)部門別損益計算書》
計
区 分
(単位:千円)
信 用 事 業 共 済 事 業 農業関連事業 生活その他事業 営農指導事業 共通管理費等
①
21,828,571
2,711,459
1,444,264 15,716,503
1,859,618
96,725
事業費用
②
17,141,147
835,449
150,421 14,523,075
1,452,323
179,879
事業総利益(①−②)
③
4,687,424
1,876,010
1,293,843
1,193,428
407,295
△ 83,154
事業管理費
④
4,186,281
1,216,858
877,109
1,162,930
464,068
465,314
*
事業収益
⑥
※うち共通管理費 238,497
180,056
167,163
63,488
(うち人件費 ⑦)
,
⑦)
(うち減価償却費 (111,385)
(83,445)
(86,891)
(35,093)
(27,340)(△344,157)
(36,828)
(28,637)
(17,074)
(4,297)
(2,081) (△88,918)
47,090
⑧
501,142
659,152
416,734
30,498
△ 56,773
△ 548,469
事業外収益
⑨
122,711
68,874
18,545
22,118
8,206
4,966
20,232
15,157
15,783
6,374
4,966
11,668
8,639
8,996
3,633
2,830
11,532
8,639
8,996
3,633
2,830
⑩
※うち共通分 ⑪
事業外費用
35,768
⑫
※うち共通分 ⑬
588,085
716,358
426,639
43,621
△ 52,200
△ 546,333
特別利益
⑭
59,352
7,631
8,838
38,216
4,336
328
7,631
8,838
3,635
915
328
40,340
29,509
84,364
26,632
8,348
38,001
29,509
27,723
10,786
8,082
683,649
405,968
△ 2,527
△ 74,495
△ 554,353
178,280
102,888
214,701
58,484
△ 554,353
303,080 △ 217,228
△ 132,979
⑮
※うち共通分 ⑯
特別損失
189,195
⑰
税引前当期利益(⑬+⑭−⑯) ⑱
営農指導事業分配賦額
⑲
営農指導事業分配賦後
税引前当期利益
(⑱−⑲)
⑳
458,241
458,241
505,369
,
△62,512
△35,632
部門別損益計算書
経常利益(⑧+⑨−⑪)
△696,295
不良債権の状況
事業利益(③−④)
報告資料
⑤ )(3,053,595) (821,572) (740,951) (739,504) (342,792) (408,773)
(うち人件費 ,
(うち減価償却費 ⑤ ) (406,017) (58,764) (31,184) (238,517) (54,330) (23,220)
△21,349
△114,103
※ ⑥、⑦、⑦ 、⑩、⑫、⑮、⑰は、各事業に直課できない部分 (千円未満切り捨て)
(脚注)
1.共通管理費及び営農指導事業の他部門への配賦基準等
(1)共通管理費等 共通管理費等は各損益(事業管理費、事業外収益、事業外費用、特別利益、特別損失)は
次の基準により各事業に配賦しています。
各部門の事業総利益割合+事業管理費割合+稼動職員割合
配賦基準=
3
※うち共通分 (2)営農指導事業 営農指導事業の税引前当期利益は、次の基準により各事業に配賦しています。
なお、営農指導部貢献度比率の部門別内訳は、信用25.0%、共済10.0%、農業関連 52.5%、生活その他12.5%です。
各部門の事業総利益割合+営農指導貢献度比率
配賦基準=
※うち共通分 2
2.配賦割合(1の配賦基準で算出した配賦の割合)
信 用 事 業 共 済 事 業 農業関連事業 生活その他事業 営農指導事業
計
区 分
6.76% 100.00%
9.12%
24.01%
25.86%
共通管理費等( 事 業 管 理 費 ) 34.25%
( 事 業 外 収 益 ) 32.36%
7.94% 100.00%
10.20%
25.25%
24.25%
(事業外費用)
32.36%
24.25%
25.25%
10.20%
7.94%
100.00%
( 特 別 利 益 )
35.75%
41.40%
17.03%
4.29%
1.53%
100.00%
( 特 別 損 失 )
営農指導事業
33.30%
25.86%
24.30%
9.45%
7.09%
100.00%
32.16%
18.56%
38.73%
10.55%
100.00%
(注)1.(1)の共通管理費等の各損益の他部門への配賦基準はいづれも同一ですが、科目によっては特定店舗の共通管理費へ
直接配分しているものがあるため、部門毎の配賦割合が異なります。
65
「JAバンク基本方針」について
❶JAバンク基本方針について
「JAバンク基本方針」は、「JAバンクシステム」を確立するため、JA・信連・農林中金が一体となって取組む
べき基本的な事項について、JAバンクの総意として定める「行動規範」です。
JAバンク基本方針の概要
Ⅰ「JAバンクシステム」の基本的方向
❶JA・信連・農林中金の総合力を結集し、実質的に一つの金融機関として機能する運営システムを確立
❷全国どこでも、良質で高度な金融サービスを提供
❸JAバンク全体として、資金を安全・効率的に運用し、体制・能力を超えた資金運用を防止
❹破綻未然防止のため、早期に経営改善を行い、改善困難な場合には速やかに組織統合を実施
❺指定支援法人*に基金を設定して財源を確保し、経営改善や組織統合に必要な支援を実施
*指定支援法人: (社)JAバンク支援協会が、指定支援法人としての役割を担っています。
Ⅱ「JAバンク会員」の役割等
❶農林中金の役割 (JAバンクの総合的戦略の樹立、JA・信連に対する必要な指導、「JAバンク中
央本部」の設置・運営)
❷JA・信連の役割 (農林中金の指導の遵守、「JAバンク県本部」の設置・運営)
❸中央会との連携 (農林中金・信連の役割を果たすための中央会との密接な連携)
Ⅲ「JAバンク会員」の責務
❶経営状況の報告等 (経営管理資料、その他経営状況に関する事項について農林中金に報告)
❷資金運用制限ルールの遵守 (実質自己資本比率、業務運営体制の整備状況等に応じた資金運用範囲の制
限)
❸経営改善ルールの遵守 (経営改善策への確実な実行)
❹組織統合ルールの遵守 (経営継続上の重大な問題が生じた場合、信連・農林中金への信用事業譲渡
等を実施)
❺指定支援法人への財源拠出 (毎年度必要な財源を拠出)
❻JAバンクの一体的事業推進(JAバンクの総合的戦略に基づく一体的な事業推進)
❼JAバンク全体の安全・効率運用の確保(信連・農林中金への資金預入、余裕金運用自主ルールの遵守)
Ⅳ「JAバンク会員」が享受するメリット
❶ 「JAバンク会員名簿」に登録の上、組合員・利用者等に周知
❷ 全国統一されたシステムの利用と、これを活用した機能・商品の取扱い
❸ 「JAバンク」商標、及びこれを使用した通帳・カード等共通資材の活用
❹ 経営改善・組織統合に際しての、基準に基づく指定支援法人の支援
Ⅴ 基本方針等を遵守しない会員に対する措置(ペナルティー)
基本方針を遵守しない会員に対し、農林中金は勧告・警告を行い、
これを経てなお改善が認められない場合には、
会員からの強制脱退措置を講ずる。
Ⅵ 基準の見直し等
金融情勢・
JAバンク会員の経営状況等を踏まえ、
JAバンクの信頼性を確保する観点から、基本方針の内容・基準
を毎年見直す。
66
❷「JAバンク基本方針」に定める破綻未然防止システムの枠組み
「JAバンク基本方針」では、破綻未然防止に向けたJAの責務について「Ⅲ JAバンク会員の責務」で詳細に定め
*
ていますが、その枠組みは以下のとおりです。
脱 退
「JAバンク基本
方針」を遵守しな
い会員
JAバンクの基本方針
JA・信連・農中
報告資料
JAバンク
会員
モニタリングの実施・強化(定期報告の徴求および中央会監査との連携)
①外形的な財務基準(自己資本比率、不良債権比率、収支状況他)
②業務運営体制の整備状況(専任理事の設置状況、法令遵守体制他)等をチェック
一定の水準に達している場合
健全JA
一定の水準に達していない
場合
中央会等と資産精査を実施
実質自己資本比率算定、等
JAバンク支援協会からの支援
資本注入、資金贈与、等
経営健全性の向上
【レベル格付非該当】
【レベル0】
一定の水準に達してい
ない項目に対する経営
改善の取組 【レベル1∼2】
資金運用を一部制限し
つつ財務指標の改善お
よび業務体制を整備
事業形態の見直し
【レベル3】
隣接JA等への合併・事業譲渡が整う場合以外は
原則、信連へ事業譲渡
67
め も
68
かがや
輝く 育む 拓く
こんな農協をめざします。
笑顔が輝く のうきょう
私たちは、春空の下に芽をふく新緑
のように、いつも明るく、さわやか
で、笑顔をたやさない。誰もが「行
ってみたいナ」と思う。 …………こんな農協をめざします。
はぐく
心を育む のうきょう
私たちは、大地が植物をやさしく育
てるような思いやりをもち、地域の
皆さんに愛され、信頼される。今ま
で培ってきた協同の心を忘れない。
…………こんな農協をめざします。
ひ
夢を拓く のうきょう
ら
先人が、未開の地に無限の豊かさを
求めてきたように、私たちは、未来を
見つめ、大いなる可能性にチャレン
!
!
ジしていく。たのもしく 力強い …………こんな農協をめざします。
5つの宣言
役職員行動指針
① 私たちは、輝く、育む、拓くをモットーに農協運動を展開します。
② 私たちは、常に自己啓発に努め、能力の限界に挑戦します。
③ 私たちは、役職員同志のコミュニケーションを大切にします。
④ 私たちは、組合員のよきパートナーになります。
⑤ 私たちは、農業を通じ地域発展に貢献します。
発 行
遠州夢咲農業協同組合
〒437-1593
静岡県菊川市下平川6265
本店 TEL(0537)73-5111(代)
FAX(0537)73-6998
編集/総務課・情報処理課
印刷/松本印刷株式会社
遠州夢咲農業協同組合
〒437-1593 静岡県菊川市下平川6265 TEL0537-73-5111㈹ FAX0537-73-6998
URL http://www.ja-shizuoka.or.jp/yumesaki/
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