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MICROFLEX®ワイヤレス

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MICROFLEX®ワイヤレス
Discussion and Conferencing
MICROFLEX®ワイヤレス
ユーザーガイド
©2016 Shure Incorporated
27WG20831 (Rev. 6)

安全のための重要注意事項
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
2
この説明書をお読みください。
この説明書を保管しておいてください。
警告事項すべてに留意してください。
すべての指示に従ってください。
この製品は水の近くで使用しないでください。
掃除は、
乾いた布でから拭きするだけにしてください。
通風口を塞がないようにしてください。十分な換気ができるよう余裕を持たせ、
メーカー
の指示に従って設置してください。
炎、
ラジエーターや暖房送風口、
ストーブ、
その他、熱を発生する機器 (アンプなど) の
近くには設置しないでください。炎が出る物を製品の上に置かないでください。
有極プラグやアース付きプラグは安全のために用いられています。無効にしないように
してください。有極プラグは、2本のブレードのうち一方が幅広になっています。
アース付
きプラグは、2本のブレードの他に、3本目のアースの棒がついています。幅広のブレード
や3本目の棒は、
安全のためのものです。
これらのプラグがコンセントの差し込み口に合
わない場合は、
電気工事業者に相談し、
コンセントを交換してもらってください。
電源コードは、特にプラグ差し込み部分、延長コード、機器から出ている部分において、
引っかかって抜けたり挟まれたりしないように保護してください。
アタッチメントや付属品は、必ずメーカー指定のものをご利用ください。
カートやスタンド、三脚、
ブラケット、
テーブル等は、
メーカー指定のものか、
こ
の装置用に販売されているものを必ずご利用ください。
カートに装置を載せ
て動かす際は、
つっかけて怪我をしないよう注意してください。
13. 雷を伴う嵐の際、
または長期間使用しない場合は、
プラグをコンセントから抜いてくだ
さい。
14. 整備の際は、
資格のある整備担当者に必ずご相談ください。
電源コードやプラグの損
傷、
液体や異物が装置内に入り込んだ場合、
装置が雨や湿気に曝された場合、
正常に
作動しない場合、
装置を落とした場合など、
装置が何らかの状態で損傷した場合は、
整備が必要です。
15. 水滴や水しぶきに曝さないでください。
液体の入った花瓶などを装置の上に置かない
でください。
16. MAINSプラグまたはアプライアンスカップラーが使用できる状態にしておいてください。
17. 装置の空気伝播音は70 dB(A)
を超えません。
18. クラスI構造の装置は保護接地接続のある主電源の壁コンセントに接続してください。
19. 火災や感電の危険を避けるため、
本機器は雨や湿気のある場所にさらさないでくださ
い。
20. 本製品の改造は試みないでください。
改造した場合、
怪我や製品故障の原因となるこ
とがあります。
21. 本製品は指定された動作温度範囲内で使用してください。
警告。
この表示内容を無視して誤った取り扱いをすると、
死亡または重
傷を負う可能性が想定される内容です。
注意。
この表示内容を無視して誤った取り扱いをすると、
傷害を負う可
能性または物的損害が発生する可能性が想定される内容です。

目次
概要
概要
特長
MXWワイヤレスシステム
システム設計およびテクノロジー
ハードウェアの説明
アクセスポイントトランシーバー(APT)
オーディオネットワークインターフェース(ANI)
ネットワーク充電器(NCS)
マイクロホン送信機
リチャージャブルバッテリー
取り付け方法
追加機器
ラック設置
充電ステーションの固定
2チャンネル充電器の壁への取り付け
アクセスポイントトランシーバーの取り付け
ハードウェアの電力供給
コンポーネントの接続
MXWコントロールソフトウェアのアクセス
システムの設定
音声チャンネルを構成するグループデバイス
デバイス間のチャンネルルーティング
グループチャンネルにマイクロホンをリンクする
バックアップマイクロホンの準備
設定:複数グループの管理
コンポーネントの入替または削除
ネットワーク上でマイクロホンをリンクする
ワイヤレス管理
チャンネルコーディネーションの概要
利用可能なRFスペクトラムのスキャン
RF電力の設定
多重2チャンネルまたは4チャンネルアクセスポイントの使用
3
4
5
6
8
11
13
14
16
19
21
27
31
32
33
34
36
40
42
44
46
47
48
52
55
56
58
60
61
62
63
64
66
67
ネットワーク
ネットワークの最善な構築例
IP設定の構成
詳細なセットアップ
ソフトウェア
69
70
70
72
75
Shureウェブデバイスディスカバリーアプリケーション
76
MXWシステムコントロールソフトウェア
77
MXWオーディオネットワークインターフェース用コントロールソフト
ウェア 86
Audinate社製Dante®ソフトウェア
89
ファームウェアアップデート
90
トラブルシューティング
トラブルシューティング
追加のリソース
出荷時設定にリセット
外部コントロールシステムに接続する
IPポートとプロトコル
91
92
93
94
95
96
アクセサリーとモデルの種類
97
Microflexワイヤレス仕様
99
システム
送信機
アクセスポイントトランシーバー(APT)
ネットワーク充電ステーション(NCS)
オーディオネットワークインターフェース(ANI)
送信機出力
配線図
安全使用情報
認証
100
101
102
103
104
106
107
108
110
概要
概要
■■ 概要
5
■■ 特長
6
■■ MXWワイヤレスシステム
8
伝説的なShure品質
高度なネットワークとコントロール
MXWシステムのコンポーネント
■■ システム設計およびテクノロジー
オーディオパスのテクノロジー概要
グループ形成およびマイクのリンク
設定:複数グループの管理
4
11
概要
概要
Shure Microflex®ワイヤレスシリーズ(MXW)は、会議室や役員会議に柔軟に対応するマイクロホン・ソリューションで
す。RFチャンネルマネジメント、リチャージャビリティ、充電対応暗号化(AES256)送信、そしてデジタル音声ネット
ワーキング(Dantetm)を備えています。テーブルトップアプリケーションとしてバウンダリーマイクやグースネックマ
イク、企業のトレーニングやプレゼンテーションでは、ハンドヘルドやボディパックソリューションがあります。MXW
アクセスポイントを天井や壁に取り付けることで、目立ちにくい形での送受信が行えます。複数のアクセスポイントを設
置することで同一空間で最大40*のマイクを同時に使用することが可能です。(*地域によって異なります)。ウェブブラ
ウザベースのコントロールソフトウェアは遠隔モニタリングに使用され、ネットワークに接続されたコンピューターから
コントロールできます。
5
概要
特長
伝説的なShure品質
プレミアムオーディオ
すべてのMicroflexマイクロホンは、ボイスコミュニケーシ
ョンを自然に捉えられるよう考慮され、携帯電話やタブレ
ットなどの一般的なワイヤレスデバイスから発せられる不
要な無線障害から保護するCommShield®テクノロジーを搭
載しています。
充電対応マイクロホン
各MXWマイクロホンは充電対応リチウムイオンバッテリー
を電源とし、マイクからバッテリーを外さずにいつでも充
電できます。リチウムイオンテクノロジーとShure独自の
インテリジェントな回路設計が、メモリー効果のない充電
対応リチャージャブルバッテリーを提供します。コントロ
ールソフトウェアからバッテリー統計をモニターできます
(バッテリー実行時間、フル充電までの時間、充電サイク
ルカウント、およびバッテリー容量)。
目立ちにくいプロフェッショナルなデザイン
モダンで薄型のワイヤレスマイクロホンは、多様なAV環境
にエレガントに溶け込むようにデザインされています。ワ
イヤレス化することでことで、MXWは、プロフェッショナ
ルかつスッキリとしたなデザインを提供します。
暗号化
MXWワイヤレスリンクは、Advanced Encryption
Standard(AES-256)を使用して暗号化されており、アメ
リカ国立標準技術研究所(NIST)の公表文献FIPS-197で規
定されています。
高度なネットワークとコントロール
デジタルオーディオネットワーク
デジタル音声は、シールド付Cat5e(またはそれ以上)
ケーブルを使って標準イーサネット上でやり取りされま
す。Audinate®のDantetmを採用したMXWは、信頼できる
音声伝送を実現する低レイテンシー、クロックシンクロナ
イゼーション、高いクオリティオブサービス(QoS)を提
供します。デジタル音声は、専用回線以外でもITおよびコ
ントロールデータと同一ネットワーク上で安全に共存しま
す。
6
オート周波数マネジメント
MXWシリーズでは、すべてのマイクロホンを素早くセット
アップし、信頼できて途切れることのないワイヤレスコミ
ュニケーションを実現する、オート周波数マネジメントを
採用しています。マイクロホンを同期させたい充電ステー
ションに並べてリンクボタンを押すだけで、アクセスポイ
ントトランシーバーがチャンネルを割り当てます。複数の
アクセスポイントトランシーバーが連動し、大きな設備や
拡張可能な部屋へのインストールをサポートします。一度
リンクすると、システムが自動的に使用可能なRFスペクト
ラムをスキャンし、動作するのに最適なチャンネルを選択
します。バックグラウンドで継続的にスキャンをすること
で、干渉を起こしたち周波数から代わりの周波数へシステ
ムが自動的に切り替えます。
概要
リモートコントロールおよびモニタリング
Microflexワイヤレスのコンポーネントおよびソフトウェア
は、Crestron、AMX、その他のプログラム可能なコントロ
ーラーと互換性があります。コンポーネントは、電話会議
システムおよびデジタル信号プロセッサーに相互接続しま
す。
7
内蔵RFスペクトラムスキャナー
MXWワイヤレスシステムは、ライセンス不要の帯域を使用
しますが同じ周波数帯域で動作するそれ以外のワイヤレス
デバイス(具体的にはコードレスフォンやヘッドセット)
が混在する可能性があります。MXWアクセスポイントは、
平均値とピーク値のRF環境を記録することが出来るRFス
キャナーが備わっています。スキャンした環境で安全に動
作するMXWのチャンネル数を計算することが出来ます。
概要
MXWワイヤレスシステム
௕
௘
௖
௔
① ワイヤレスマイクロホン
② システムプロセッサーおよびワイヤレストランシーバー
③ マイクロホンのリンク設定および充電ステーション
④ ギガビットネットワークスイッチを備えたアナログ出力デバイス
⑤ シールドタイプCat5eケーブル(別売)
8
ௗ
概要
MXWシステムのコンポーネント
マイクロホン送信機
MXWマイクロホンは、暗号化されたワイヤレス音声をアク
セスポイントへ送信します。4つのフォームファクターが
あります:
MXW1、MXW6、およびMXW8マイクロホンには、通
訳チャンネルなどの音声をモニタリングするヘッドホ
ン出力が備わっています。
ハイブリッドボディパック(MXW1)
ボディパックはハンズフリーのモバイル通信用にベルトや
ストラップに固定します。小型マイクロホン接続用のTQG
入力、およびビルトイン無指向性マイクロホンを備えてい
ます。
ハンドヘルド(MXW2)
ハンドヘルドでは、プレゼンターがSM58、SM86
、BETA58およびVP68を使用することができます。
バウンダリー(MXW6/C、MXW6/O)
目立ちにくいデザインのバウンダリー送信機は会議の環境
に自然に馴染みます。
MXW1
MXW6
MXW2
MXW8
デスクトップグースネックベース(MXW8)
グースネックベースは、5、10、15”のMicroflexグースネッ
クマイクと互換性があります。
アクセスポイントトランシーバー
(MXWAPT2, MXWAPT4, MXWAPT8)
アクセスポイントトランシーバー(2、4および8チャンネ
ルユニット)は壁や天井に取り付けて、マイクとの暗号化
無線音声通信を管理します。システムハブとして、ワイヤ
レスマイクと同一ネットワークにあるその他のDanteデバ
イス間での音声伝送を管理します。APTには、MXWシステ
ムコントロールソフトウェアのホストとなるウェブサーバ
ーが含まれており、モニタリング、設定、システムのリモ
ートコントロールに使用します。
音声ネットワークインターフェース
(MXWANI4, MXWANI8)
MICROFLEX WIRELESS
A
INPUT
sig/clip
mute
B
line
aux
OUTPUT
1
2
3
4
5
6
7
8
0
line
aux
sig/clip
mic
mute
0
-9
-12
-18
-24
-9
-18
-24
-60
push to solo | hold to mute
オーディオネットワークインターフェース(4および8チャ
ンネル)は、MXWシステムのアナログ音声入力と出力を提
供するDante対応のネットワークデバイスです。MXWアク
セスポイント、コンピューター、最大2つのMXWネットワ
ーク充電ステーションの接続を可能にする、4ポートのギ
ガビットイーサネットスイッチが備わっています。
9
adjust
power
ethernet
network audio
-36
-48
lockout
Audio Network Interface
HEADPHONE
概要
ネットワーク充電ステーション
(MXWNCS2, MXWNCS4, MXWNCS8)
ネットワーク充電ステーション(2、4および8スロット)
は、MXWマイクロホンを同時に充電できます。また、マ
イクロホンをアクセスポイントチャンネルにリンクし、バ
ッテリー情報をコントロールソフトウェアに転送します。
注意:MXWNCS2は、MXW8グースネックマイクロ
ホンには使用できません。
重要:デスクトップグースネックベースマイクロホ
ン(MXW8)は充電スロットを2つ使用します。例え
ば、8本のMXW8マイクロホンには 2つの MXWNCS8
充電ステーション(合計16個の充電スロット)が必
要です。
MXWコントロールソフトウェア
MXWコントロールソフトウェアはキーセットアップ、モニ
タリング、管理機能の総合的なリモートコントロールを提
供します。ソフトウェアは、ネットワーク上のすべてのコ
ンピュータからアクセスでき、Adobe®Flash®を使用してウ
ェブブラウザで開きます。
10
1
5
2
6
3
7
4
8
概要
システム設計およびテクノロジー
オーディオパスのテクノロジー概要
MXWシステムは、伝説的なShureの音声品質と高度なデジ
タルネットワーキング技術が組み合わさっています。下記
はオーディオパスの概要です:
ワイヤレス音声
MXW送信機は、音声をデジタル信号へと変換して、アクセ
スポイントにワイヤレスで送信します。
• Digital Enhanced Cordless
Telecommunications(DECT)フレームワークを使用し
たインテリジェントな自動ワイヤレス音声管理
• 多くのDECTよりも高度な音声品質と低レイテンシーを
可能にするカスタムRFデザイン
デジタルオーディオネットワーク
アクセスポイントでマイクからのワイヤレス音声を受信
し、オーディオネットワークインターフェースへ配信しま
す。
• 低レイテンシー、確実なクロック同期、高いクオリティ
オブサービス(QoS)により、信頼性のある音声を転送
します。
11
• デジタル音声は、イーサネットケーブルおよびスタンダ
ードIP機器で伝送可能です。
• デジタル音声は、専用回線以外でもITおよびコントロー
ルデータと同一ネットワーク上で安全に共存します。
アナログ音声
オーディオネットワークインターフェースは、各チャンネ
ルのネットワーク音声をアナログ出力へ変換します。
• アナログ音声をミキサー、デジタル信号プロセッサー
(DSP)、またはテレビ会議デバイスへ送ります。
概要
グループ形成およびマイクのリンク
すべてのMXWコンポーネントをネットワークに接続する
と、コントロールソフトウェアの[Configulation]タブか
ら グループ に割り当てることができます。各アクセスポ
イントは、1~2つの充電器(マイクロホンのリンク用)
と、1~2つの音声出力デバイス(アナログ出力への音声ル
ーティング用)で関連グループを作ることができます。マ
イクロホンを充電器に配置し、これらのアクセスポイント
チャンネルにリンクすることができます。
各グループは、信号アクセスポイントで管理されていま
す。マイクは、リンクに使用されている充電器ではなく、
アクセスポイントのチャンネルにリンクされています。こ
の関連性は、マイクが再リンクされるまで、またはアクセ
スポイントがリセットされるまで継続します。
Key
1
Digital audio and
control network
2
Channel link data
3
Analog audio output
1
Group 1
Group 2
2
MICROFLEX WIRELESS
A
INPUT
sig/clip
mute
B
line
aux
OUTPUT
1
2
3
4
5
6
7
8
0
line
aux
sig/clip
mic
mute
0
-9
-12
-18
-24
-9
-18
-24
power
ethernet
network audio
-36
-48
-60
push to solo | hold to mute
Audio Network Interface
HEADPHONE
lockout
1
adjust
1
2
3
4
MICROFLEX WIRELESS
A
INPUT
5
7
6
8
B
line
aux
sig/clip
mute
OUTPUT
1
2
3
4
5
6
7
8
0
line
aux
sig/clip
mic
mute
0
-9
-12
-18
-24
-9
-18
-24
power
ethernet
network audio
-36
-48
-60
push to solo | hold to mute
Audio Network Interface
HEADPHONE
lockout
adjust
3
Group 3
1
2
3
4
MICROFLEX WIRELESS
5
6
7
8
A
INPUT
sig/clip
mute
B
line
aux
OUTPUT
1
2
3
4
5
6
7
8
0
line
aux
sig/clip
mic
mute
0
-9
-12
-18
-24
-9
-18
-24
power
ethernet
network audio
-36
-48
-60
push to solo | hold to mute
Audio Network Interface
HEADPHONE
lockout
adjust
設定:複数グループの管理
コンフィギュレーションから、複数のグループが設定やグ
ローバルコントロールを共有することができます。コンフ
ィギュレーションページにさらにグループを追加すると、
設定内のすべてのデバイスに関連性が構築されます。新し
いグループは、その構成の設定を引き継ぎます。
12
複数の部屋でのセットアップなど特別な用途では、いくつ
かの設定を単独のコントロールコンポーネントグループに
作成することができます。
ハードウェアの説明
ハードウェアの説明
■■ アクセスポイントトランシーバー(APT)
14
■■ オーディオネットワークインターフェース(ANI)
16
■■ ネットワーク充電器(NCS)
19
■■ マイクロホン送信機
21
■■ リチャージャブルバッテリー
27
指向性アンテナ
フロントパネル
背面パネル
マイクの接続
説明
マイクロホン送信機
ネットワーク充電ステーション(NCS)
USB充電器
コントロールソフトウェアのバッテリー統計
マイクロホンのバッテリー統計をリセット
バッテリーの交換
13
ハードウェアの説明
アクセスポイントトランシーバー
(APT)
アクセスポイントトランシーバーは音声信号フローのハブ
であり、グループ内の各マイクのRFの安定性を管理しま
す。APTは次の機能を実行します:
• グループ内のマイクからワイヤレス音声信号を受信して
復号
• 音声信号をデジタル音声ネットワークおよびオーディオ
ネットワークインターフェース(ANI)に送信
• MXWシステムのコントロールソフトウェアへのアクセス
を司るウェブサーバーのホストとして機能
• コンポーネント、MXWコントロールソフトウェア、およ
びサードパーティのコントローラー間でのコントロール
情報(ゲイン調整やリンク設定など)を送受信。
• 暗号化された音声信号をマイクのヘッドホン出力に送信
し、変換された音声やその他の外部ソースを聞く。
モデル種類
MXWAPT8
8チャンネルトランシーバー
MXWAPT2
2チャンネルトランシーバー
MXWAPT4
色
オフ
௟௠௡
௢
௦
௣
௤
① 電源LED
緑色に点灯し、パワーオーバーイーサネット(PoE)があ
ることを示します。
② ネットワーク音声LED
色
緑色
緑色で点
滅
14
ステータス
すべてのルーティング受信チャンネルがOK
です(設定通りにデジタル音声を受信)。
•1つまたは複数の接続受信チャンネルがサブス
クリプションエラーになっているか未解決です
(送信デバイスがオフ、未接続、名前が変更さ
れている、またはネットワーク設定が正しくな
い)。
•コントロールソフトウェアから識別信号を受信
しています(リンクステータスLEDが同時に点
滅)。
•デバイスがスペクトラムスキャンを実行してい
ます(リンクステータスLEDと交互に点滅)。
•クロック同期の問題です。
ステータス
受信チャンネルが接続されていません(ルー
ティングが未確立)。
注意: ネットワーク音声ステータスは、Danteコントローラーソフトウェアから
詳細を確認できます。
③ マイクロホンリンクステータスLED
色
緑色
オフ
௥
4チャンネルトランシーバー
赤色
赤で点滅
ステータス
1つ以上のマイクがリンクされ、アクティ
ブ、ミュート、またはスタンバイの状態で
電源が入っています。
1つ以上のマイクがリンクされ、電源が入っ
ていないか、またはネットワーク外の充電
器にあります。
リンクされているマイクがありません。
•コントロールソフトウェアから識別信号を受信
しています(ネットワーク音声LEDが同時に点
滅)。
•デバイスがスペクトラムスキャンを実行してい
ます(ネットワーク音声LEDと交互に点滅)。
④ リセットボタン
リセットボタンを10秒間押したままにし、MXWシステム
を工場出荷時の初期設定にリセットします。
注意:リセットではグループの関連付けやマイクのリンクを削除し、デバイスを
DHCPモードで再起動します。
⑤ イーサネットポート
シールド付きCat5e(またはそれ以上)ケーブルをPoEソ
ースとネットワークに接続します。
⑥ イーサネットステータスLED(グリーン)
•オフ = ネットワークリンクがありません
•オン = ネットワークリンクが確立されました
•点滅 = ネットワークリンクがアクティブです
ハードウェアの説明
⑦ イーサネットリンクスピードLED(黄色)
•消灯 = 10/100 Mbps
•オン = 1 Gbps(MXWの必要動作環境)
⑧ ケーブルルーティングパス
天井や壁に埋め込めるようにイーサネットケーブルのパス
を配置します。
指向性アンテナ
アクセスポイントには、安定した送受信を提供するために
複数の指向性アンテナが含まれます。デバイス前面に向か
って最も高い感度を持つカーディオイドパターンのRF信号
を送受信します。常にこの面をマイクの集音領域に向けて
ください。
カーディオイドRFパターン
15
ハードウェアの説明
オーディオネットワークインターフェー
ス(ANI)
ANIは次の機能を備えています:
• 前面パネルのインターフェースにはステータスインジケ
ーターがあり、ベーシックなシステムのコントロールが
可能です。
• モニタリングおよびデバイスのコントロール用インター
フェースを提供する埋め込みウェブサーバーのホストに
なります。
• ネットワークからのデジタル音声をアナログ音声に変換
し、SRシステムやレコーディングデバイスに接続しま
す。
• 4ポートのギガビットスイッチはMXWの全システム(最
大8チャンネル)に接続し、MXWアクセスポイントに電
源を供給できます。
• アナログ入力を提供し、マイクにモニタリング用音声を
ルーティングします。
モデル種類
MXWANI8
8チャンネル出力、2入力チャンネル
MXWANI4
4チャンネル出力、1入力チャンネル
フロントパネル
ௗ
A
INPUT
sig/clip
௔
௘
B
line
OUTPUT
aux
mute
1
2
ௗ ௘
5
4
3
௕
6
7
0
line
aux
sig/clip
mic
mute
௞
௝
8
0
-9
-12
-18
-24
-9
-18
-24
-36
-48
-60
push to solo | hold to mute
௖
௙ ௚
௖
② Outputチャンネル
各チャンネルのデジタルネットワーク音声をアナログ出力
に変換します。デバイスがMXWグループに関連付けられて
いる場合、ANIのOutputにアクセスポイントチャンネルを
自動的にルーティングします。
③ チャンネルセレクター
次の機能を実行するチャンネルを選択します:
動作
1回押す
16
機能
•ヘッドホンジャックでそのチャンネルを聞く
•チャンネル出力レベルとアッテネーションを
表示、調整する
•レベルメーターの出力信号をモニタリング
する
MICROFLEX WIRELESS
Audio Network Interface
HEADPHONE
lockout
adjust
௟ ௠
௛ ௜
௙
① Inputチャンネル
アナログラインレベルまたはauxauxレベルの信号をデジタ
ルネットワークに追加します。デバイスがMXWグループに
関連付けられている場合、Inputに入力された信号はリンク
されたマイクにルーティングされます。(InputAはチャン
ネル1~4、InputBはチャンネル5~8)。
power
ethernet
network audio
動作
機能
チャンネルをミュート/ミュート解除しま
押したままに
す。ミュートLEDがミュート状態を示し
する(3秒)
ます。
④ 選択チャンネルLED
チャンネルを選択すると点灯します。
⑤ 信号強度LED (sig/clip)
各チャンネルの音声信号の強度を示します:
•緑 = 正常
•黄色 = 強い
•赤 = クリッピング(クリッピングを回避するには、音声ソー
スのレベルを弱めます)
⑥ ミュートLED
チャンネル出力がミュートの時に点灯します(チャンネル
選択ボタンを3秒間押します)。ミュートされたチャンネ
ルはHEADPHONEジャックにルートされたままとなるので、
モニタリングとトラブルシューティングは継続できます。
ハードウェアの説明
⑦ 入力レベルセレクター
選択したチャンネルをラインレベルまたはauxレベルに設
定し、入力信号に一致させます。
⑧ 出力レベルセレクター
選択したチャンネルを接続デバイスに一致する出力レベル
に設定します:
•ライン:+4 dBu
•auxaux:-10 dBV
•mic:-30 dBV
⑨ 出力アッテーションコントロール
上/下ボタンを使用して、チャンネル出力を0 dB(減衰な
し)から-24 dBまでは1 dBずつ減衰、-24から-78までは3
dBずつ減衰します。
⑩ レベルメーター
選択したチャンネルの音声レベルをdBFSで表示します。ア
ナログメーターの0 VUの近似値として出力メーターの-18
dBFSを使用することを推奨します。
⑪ ハードウェアステータスLED
ハードウェアの状態を示します:
LED
電源
色
緑色
ユニットの電源はオンです。
緑色
接続されている受信チャンネルはす
べて正常です(予期されるデジタル
音声を受信)。
イーサネ
緑色
ット
Network
Audio (
ネットワ 緑色で
ーク音
点滅
声)
オフ
17
ステータス
イーサネットデバイスへ接続されて
います。
1つまたは複数の接続受信チャンネル
がサブスクリプションエラーになっ
ているか未解決です(送信デバイス
がオフ、未接続、名前が変更されて
いる、またはネットワーク設定が正
しくない)。
受信チャンネルが接続されていませ
ん(ルーティングが未確立)。
LED
色
ロックア
赤色
ウト
ステータス
フロントパネルのゲインとミュート
コントロールがロックされていま
す。ハードウェアをロックした状
態でボタンを押すとLEDが点滅しま
す。
⑫ ヘッドホンボリュームノブ
ヘッドホン出力への音量を調整します。
⑬ ヘッドホン出力
デジタル音声ネットワークへ、またはネットワークから
の音声をモニタリングする1/4"(6.35 mm)の出力ジャッ
ク。
注意:ユニットをデジタル音声ネットワークに接続している時のみ音声があり
ます。
ハードウェアの説明
背面パネル
௘
௖
௔ ௕
① AC電源
IECコネクターAC100~240 V。
② 電源スイッチ
ユニットの電源をオン/オフします。
③ 出力ブロックコネクター(1-8)
3ピンの低電圧差動コネクターは、各チャンネルでライ
ン、aux、またはマイクレベルのアナログ出力を提供しま
す。
④ シャーシアース(1-8)
ケーブルシールドをシャーシに直接アースします。
⑤ 出力ブロックコネクター(A、B)
3ピンの低電圧差動入力コネクターは、ライン、またはaux
レベルのアナログ信号をデジタルネットワークに追加しま
す。
注意:この入力は、接続のバランスが取れていることを意味します。IPODや
MP3プレーヤーなどのアンバランスのソースを使用する場合、ブロックコネクタ
ーのピン1(信号)と3(アース)のみを使用します。接続ダイアグラムに関して
はSpecificationセクションを参照してください。
⑥ リセットボタン
ボタンを5秒間押したままにすると、工場出荷時の初期設
定でデバイスを再起動します。
⑦ イーサネットステータスLED(グリーン)
•オフ = ネットワークリンクがありません
•オン = ネットワークリンクが確立されました
•点滅 = ネットワークリンクがアクティブです
⑧ イーサネットリンクスピードLED(黄色)
18
௙
ௗ
௚௛
௜
•消灯 = 10/100 Mbps
•オン = 1 Gbps(デジタル音声ルーティングで必要)
⑨ ネットワークインターフェース
コンポーネントを1つのMXWグループに接続したり、複数
のデバイスをより大きなデジタル音声ネットワークに接続
する4ポートのギガビットスイッチ。各ポートについて以
下に説明します:
ポート
ポート1
(PoE)
説明
Shureアクセスポイント用パワーオーバー
イーサネット(PoE)、および標準ギガビ
ットポートとして機能します。
標準ギガビットポートにより、
別のMXWネットワーク、追加の
ポート2およ
MXWANI、MXWNCS充電ステーション、
び3
または外部のコントロールシステムの接続
が可能になります。
ポート4
(Uplink)
•標準モード(初期設定): このポートはポー
ト2および3と同じように機能します。
•アップリンクモード: コントロールデータの
送信のみ。このモードは、ネットワーク音声
およびShureウェブディスカバリーアプリケ
ーション、Danteコントローラー、Danteバー
チャルサウンドカードのデータをブロックし
ます。
ハードウェアの説明
ネットワーク充電器(NCS)
MXWネットワーク充電ステーションは、バッテリーを充電
し、送信機を各チャンネルにリンクできます。充電器がグ
ループに関連付けられている場合、チャンネルスロットは
アクセスポイントの各々の音声チャンネルにマッピングさ
れたいます。マイクロホンをスロットに配置することで各
チャンネルにリンク出来ます。
グループの関連付けやネットワークに関わらず、どのマイ
クもNCSでチャージできます。注意:関連する充電器の
[Link]ボタンを押すと、充電器にあるすべてのマイクが
アクセスポイントでチャンネルにマッピングされます。こ
れを行うと、そのチャンネルで以前リンクしたマイクは無
効になります。
௕
௖
ௗ
௘
௔
2
4
3
5
6
7
8
௜
௝
௛
௙
௚
① 充電スロット(USB 3.0 タイプA)
マイクを充電器のUSBスロットに接続することで、チャー
ジおよびリンクします。充電器がグループに関連付けられ
ている場合、スロットがアクセスポイントチャンネルに位
置付けられます(詳細は音声チャンネル割り当てを参照)
。
注意:グループの関連付けやネットワーク接続にかかわらず、どのマイクも充電
器で充電できます。
② 電源LED
ユニットの電源を入れるとグリーンに点灯します。
③ マイクロホンリンクLED
リンク手順の状態を示します:
19
MXWNCS8
MXWNCS4
MXWNCS2
色
1
Power
Link
モデル種類
•8つのバウンダリー、ボディパック、
ハンドヘルドマイク
•または4つのグースネックベースに対
応します
•4つのバウンダリー、ボディパック、
ハンドヘルドマイク
•または2つのグースネックベースに対
応します
•2つのバウンダリー、ボディパック、
ハンドヘルドマイクに対応します。
•MXW8グースネックベースは、この充
電器ではサポートされていません
インジケーター
オフ(初期
設定)
リンクが起動していません。
緑色
マイクをチャンネルにリンクさせました。
緑色で点滅
リンクを処理中です。
赤色
リンクを処理できませんでした(RFの問
題、ネットワーク障害、または処理中にマ
イクを取り外しました)
オレンジ
赤で点滅
ステーションがグループに関連付けられて
いないため、リンク処理を開始できませ
ん。
リンク処理がコントロールソフトウェアか
らロックされました。
④ マイクロホンリンクボタン
6秒間押したままにし、充電器のすべてのマイクを関連付
けられたアクセスポイントトランシーバーのチャンネルに
リンクします。
⑤ バッテリーステータスLED
接続されたマイクの充電ステータスが10%以下から、10
、25、50、75、100%と増加するのを表示します(詳細は
「バッテリー」を参照)。また、マイクロホンがチャンネ
ルに正常にリンクすると、5つのLEDが数秒間点滅します。
⑥ DC電源供給のロック
PS45のプラグをステーションの入力ジャックに固定しま
す。
ハードウェアの説明
⑦ 電源スイッチ
ユニットの電源をオン/オフします。
⑨ イーサネットステータスLED(緑色)
⑧ イーサネットポート
MXWオーディオネットワークインターフェース、またはイ
ーサネットケーブルを使用するスイッチを介してMXWシス
テムネットワークに接続します。
•オフ = ネットワークリンクがありません。
•オン = ネットワークリンクが確立されました。
•点滅 = ネットワークリンクがアクティブです。
⑩ イーサネットリンクスピードLED(黄色)
•消灯 = 10 Mbps
•点灯 = 100 Mbps
マイクの接続
チャンネルスロットの1つにマイクを接続し、充電器にマ
イクを置きます。一番の上の列のチャンネルには、異なる
タイプのマイクに対応するUSBポートが2つあります。両
方のUSBポートに同時に接続しないでください。
注意:2チャンネルの充電器は、グースネックマイク
ロホンはサポートしません。
• ハンドヘルド、バウンダリー、ボディパック: 窪んだ縦
のメインスロットを使用します。
• グースネックベース: 一番上の列の横のコネクターを使
用します。
グースネックベース用
2 ボディパック、ハンドヘルド、およびバウンダリーマイク用。
3
1
1
2
3
4
Power
5
Link
5
7
6
6
7
8
同一チャンネルの異なるコネクター
20
ハードウェアの説明
マイクロホン送信機
⑦
③
①
②
⑧
⑥⑤
⑨⑩ ③
⑥
③
④
④
MXW2
③
②
①
⑥
②
⑤
MXW8
⑤
①
②
①
MXW6
⑥
MXW1
説明
① 電源ボタン
MXW6、MXW8:送信機の電源をオン・オフするには、こ
の電源ボタンを3秒間押し続けます。
MXW1、MXW2:送信機の電源をオン・オフするには、ミ
ュート/アクティブボタンを5秒間押し続けます。
② ミュート/アクティブボタン
音声ステータスをアクティブからミュート、またはミュー
トからアクティブへ変更します。各送信機タイプのボタン
の動作は、[プリファレンス]ページから個々に設定でき
ます。各設定の機能は以下の通りです:
•トグル:ボタンを押す度に、ステータスはアクティブまたはミ
ュートに変わります。
•押して話す:ボタンを押している間、音声が送られます。
•押してミュート:ボタンを押している間、音声がミュートさ
れます。
•無効:ボタンを無効にします。
③ ステータスLED
送信機の状態を示します。ミュートおよびアクティブ
における表示色は、[プリファレンス]ページでカス
タマイズできます。グースネックライトリングモデル
(MX405R/410R/415R)以外のMXW送信機のLED動作の初
期設定は、ステータスLED表を参照してください。
21
④ ローバッテリーLED(グースネックおよびバウンダリー
のみ)
色
消灯
赤色点灯
ステータス
バッテリーの残量5%以下
バッテリーの残量5%以上
⑤ イヤホンジャック
通訳音声などのリターンチャンネル信号を聴くための3.5
mmジャック。この音声は、オーディオネットワークインタ
ーフェースの入力から自動的に送られます(入力Aがチャン
ネル1~4へ、入力Bがチャンネル5~8へ)。
注:MXW2ハンドヘルド送信機には装備されていません。
⑥ 充電コネクター(USB 3.0 タイプA)
ネットワーク充電ステーションのスロットやUSB充電器と
接続します。
⑦ ハンドヘルド送信機カートリッジ
MXW2送信機は、以下のカートリッジを使用できま
す:SM58、Beta 58、SM86、VP68。
ハードウェアの説明
⑧ グースネックマイクロホン
グースネックベースには、13cm、25cm、38cmのMicroflex
グースネックマイクロホンが使用できます。
⑨ TQGコネクター
MXWハイブリッドボディパックは、外付けのラベリアマイ
クロホンやヘッドセットマイクロホン接続用のTQGコネク
ターを備えています。
⑩ 内蔵マイクロホン
ボディパック送信機には無指向性マイクロホンが内蔵され
ており、ラベリアマイクロホン等が接続されていない時に
自動的に選ばれます。
ステータスLEDテーブル
22
ステータス
LED
アクティブ
緑色
ミュート
赤色
スタンバイ
赤色の点
滅(オフ
が長くオ
ンが短
い)
識別
黄色の点
滅
説明
音声をネットワークに送るこ
とができます。
音声はミュートされていま
す。
音声はミュートで、送信機は
バッテリーを節約するために
休止状態となっています。
コントロールソフトウェアで
識別ボタンが押されていま
す。
ステータス
LED
説明
赤色の点
滅(オン/
電波エリア外
オフが短
い)
送信機はリンクされたアクセ
スポイントの電波到達圏外に
あります。
バッテリー統 黄色の点
計リセット
滅
送信機のバッテリー統計がリ
セットされました。
充電中
消灯
送信機は充電中です。
2台のマイク
ロホンが同じ
音声チャンネ
ルに接続しよ
うとしてい
ます
赤色の点
滅(オン
が長くオ
フが短
い)
各音声チャンネルで有効に
できるのは一度に1台のみで
す。
消灯
消灯
ネットワークに接続されてい
ません。マイクロホンの電源
ボタンを押して送信機の電源
を入れてください。
ハードウェアの説明
マイクロホン送信機
MXWマイクロホンは、暗号化されたワイヤレス音声をアクセスポイントへ送信します。4つのフォームファクターがあ
ります:
ハイブリッドボディパック(MXW1)
ボディパックはハンズフリーのモバイル通信用にベルトや
ストラップに固定します。小型マイクロホン接続用のTQG
入力、およびビルトイン無指向性マイクロホンを備えてい
ます。
ボディパック型送信機の取付方法
• 送信機をベルトまたはポケットにクリップで固定します。
• 確実に固定するために、ベルトをクリップの奥まで押し込んでください。
23
MXW1
MXW2
MXW6
ハードウェアの説明
ハンドヘルド(MXW2)
ハンドヘルドでは、プレゼンターがSM58、SM86
、BETA58およびVP68を使用することができます。
マイクロホンの正しい持ち方
MXW1
MXW2
MXW6
• 音源から12インチの範囲内でマイクロホンを持ちます。低域を増した温かみのある音を得るには、さらにマイクロホン
を近づけます。
• 手でグリルを覆わないでください。
24
ハードウェアの説明
バウンダリー(MXW6/C、MXW6/O)
目立ちにくいデザインのバウンダリー送信機は会議の環境
に自然に馴染みます。カーディオイドバージョンと無指向
性バージョンをご用意しております。
マイクロホンの設置
最適な低域特性、及びバックグラウンドノイズの除去のため、マイクロホンは床やテーブル、演台などの大きな水平面に
設置してください。
MXW1
MXW6
MXW2
残響を低減するため、マイクロホンの上または横に、演壇の縁または張出し棚などの反射面がこないようにしてくださ
い。
MXW6/O
46 cm
(18 in.)
46 cm
(18 in.)
25
MXW6/C
1m
(3 ft.)
60 cm
(2 ft.)
MXW
ハードウェアの説明
デスクトップグースネックベース
(MXW8)
グースネックベースは、5、10、15”のMicroflexグースネッ
クマイクと互換性があります。
1
2
3
MXW1
2.5 cm
(1 in)
4
MXW2
5
MXW6
6
MXW8
マイクのタイプ
1
2
3
マイクロホンをベースに差し込む
MX405、MX410、MX415
2色ステータスインジケーター
26
MX405R、MX410R、MX415R
ライトリング
ハードウェアの説明
リチャージャブルバッテリー
MXWリチウムイオンリチャージャブルバッテリーは、送信機の稼動時間をメモリー効果なしで最大にします。コントロ
ールソフトウェアによるパワーマネジメントは、充電ステータス、バッテリー容量、サイクルカウントなど、重要なバッ
テリーのパラメーターを詳細に可視化します。バッテリーは、MXWネットワーク充電ステーションを使用して、1時間で
容量の50%まで、2時間で全容量を充電することができます。SB901Aバッテリーはボディパック、バウンダリー、グー
スネック送信機へ電力を供給します。SB902バッテリーはハンドヘルド送信機へ電力を供給します。
ネットワーク充電ステーション(NCS)
送信機が所定の位置に固定されるまで充電スロットへスライドさせます。充電サイクルが始まると、充電LEDが点灯しま
す。グループの関連付けやネットワーク接続にかかわらず、どのNCSでもマイクを再充電できます。
• ハンドヘルド、バウンダリー、ボディパック: 窪んだ縦のメインスロットを使用します。
• グースネックベース: 一番上の列の横のコネクターを使用します。(2チャンネル充電器には装備されていません)。
27
ハードウェアの説明
充電ステータスLED
充電器の各チャンネルには1列のLEDがあり、点灯してマイクロホンのバッテリー充電レベルを示します。
1 2 3 4 5
1
5
LED
1
2
3
4
5
2
6
3
7
4
8
%バッテリー充電
•点滅状態:<10%
•点灯:>10%
>25%
>50%
>75%
>95%
NCS省エネルギーモード
電力消費量を削減するために、充電器を低エネルギーモードで作動させます。このモードでは、電源をオンにした後、各
チャンネルのLEDインジケーターは1つしか点灯しません。
モードを切り替えるには:
1.MXWコントロールソフトウェアの ページを開きます。
2.充電ステーションの[Device Properties]ウィンドウを開きます。
3.[Energy Efficient Mode]チェックボックスを選択します。
USB充電器
USB充電器(SBC-USB)はMXW送信機に接続することができ、動作中に電力を供給します。
28
ハードウェアの説明
コントロールソフトウェアのバッテリー統計
MXWコントロールソフトウェアは、バッテリー情報の管理に使用されます。[Monitor]タブを使用し、バテッリーの充
電ステータスを表示します。
バッテリー充電ステータスの監視
充電ステーションで: マイクのバッテリーが完全に充電されるまでの残り時間を表示します。
使用中: マイクのバッテリーの残りの稼動時間を表示します。
バッテリーの状態の統計には、[Utility]タブを使用します:
バッテリー統計
電池容量: 新しいバッテリーと比較したマイクの充電容量をパーセンテージで表示。
サイクルカウント: バッテリーに記録された充電サイクル数。
29
ハードウェアの説明
マイクロホンのバッテリー統計をリセット
新しいバッテリーを取り付けた後で、マイクロホンに保存されているバッテリーヘルス統計をリセットします。
1.新しいバッテリーを入れた送信機を充電スロットに置きます。動作中であればいずれのMXW充電ステーションでも使
用できます。
2.LEDが点滅するまで、マイクロホンのミュートボタンを押し続けます(~10秒)。
注意:充電ステーションのUSBポートの損傷を避けるために、ボタンを押している間はマイクをしっかりと持ってくだ
さい。
バッテリーの交換
リチウムイオンバッテリーには「メモリ効果」がなく、代わりに容量が直線的に減少していきます。Shureは、お客様の
要件に合わせたバッテリーの交換スケジュールを作成し、容量が許容範囲外になった時にバッテリーを交換することを推
奨します。
MXW1、MXW6、MXW8バッテリー交換
1.送信機底面のバッテリードアのネジを緩めて開けます。
2.送信機からバッテリーコネクターをゆっくりと離してバッテリーを外します。
3.交換するバッテリーのコネクターを送信機に接続します。
4.ラベルを表に向けてバッテリーを取り付けます。
5.ドアを閉め、ネジを締めます。
6.バッテリーは適切に廃棄してください。使用済みバッテリーの適切な廃棄方法については、お近くの販売店にご確認く
ださい。
MXW2バッテリー交換
1.送信機ハンドルの底面にある2つのネジをゆるめます。
2.マイクヘッドのネジをゆるめて外します。
3.保持クリップを外し、バッテリーのフレームをゆっくりと引き出します。
4.バッテリードアをフレームに留めている3つのネジをゆるめます。バッテリードアを外します。
5.古いバッテリーを新しいものと交換します。
6.バッテリードアを戻し、ネジを締めます。
7.バッテリーフレームを送信機へゆっくりとスライドさせて戻します。
8.保持クリップを戻し、送信機のバッテリーフレームを固定します。
9.マイクのヘッドを戻します。固定されていることを確認します。
10. 送信機ハンドルの底面にある2つのネジを戻します。
11. バッテリーは適切に廃棄してください。使用済みバッテリーの適切な廃棄方法については、お近くの販売店にご確認
ください。
30
取り付け方法
取り付け方法
■■ 追加機器
32
■■ ラック設置
33
■■ 充電ステーションの固定
34
■■ 2チャンネル充電器の壁への取り付け
36
■■ アクセスポイントトランシーバーの取り付け
40
■■ ハードウェアの電力供給
42
■■ コンポーネントの接続
44
■■ MXWコントロールソフトウェアのアクセス
46
取り付け方法
NCS2取り付け寸法
場所の選択
壁や天井に固定
ペイント用外側カバー
送信機のフル充電
シングルグループシステム(1アクセスポイント)
複数グループシステム(2個以上のアクセスポイント)
OSの要件
31
取り付け方法
追加機器
ネットワークケーブル
シールド付きCat5e(またはそれ以上)イーサネットケーブルを使用し、ネットワークデバイス間の電路を最大100メー
トルに制限します。
音声ケーブル
MXWオーディオネットワークインターフェースと一緒に提供されるハードウェアキットユーザーガイドを参照し、音声
ケーブルをコネクターに取り付けます。
ギガビットDHCPルーター(2個以上のAPTがあるシステム)
2つ以上のAPTがあるシステムでは、DHCPルーターを装置に接続することを推奨します。必ず次の要件を満たすように
してください:
•ギガビットポート
•最低6.5Wのクラス0 PoEを供給(MXWAPTの電力供給用)
•4キューのクオリティ・オブ・サービス(QoS)
•Diffserv (DSCP) QoS、厳格な優先順位
•ルーターがエネルギー・エフィシエント・イーサネット(またはグリーン・イーサネット)の場合、必ずMXWシステム専用のポ
ートから無効にしてください。
•推奨:各ネットワークリンクの動作に関する詳細を提供するために管理されたスイッチ(ポートスピード、エラーカウンター、使
用した帯域幅など)。
32
取り付け方法
ラック設置
ハードウェアキットで提供されたネジやワッシャを使用してデバイスを取り付けます。ラックに装置を設置する場合は、
下記の一般的なベストプラクティスに従ってください:
• ラックの外気温は、デバイスの指定動作温度範囲を超えないようにしてください。
• ファンの出入り口とサイドエアベントが塞がれないようにし、ラック内のエアフローに十分なスペースを提供します。
• 可能であれば、各デバイス間に1 RUの空間を作ります。
MICROFLEX WIRELESS
A
INPUT
B
line
aux
sig/clip
mute
OUTPUT
1
2
3
4
5
6
7
8
0
line
aux
sig/clip
mic
mute
0
-9
-12
-18
-24
-9
-18
-24
push to solo | hold to mute
power
ethernet
network audio
-36
-48
-60
Audio Network Interface
HEADPHONE
lockout
adjust
MICROFLEX WIRELESS
A
INPUT
B
line
aux
sig/clip
mute
OUTPUT
1
2
3
4
5
6
7
8
0
line
aux
sig/clip
mic
mute
0
-9
-12
-18
-24
-9
-18
-24
power
ethernet
network audio
-36
-48
-60
push to solo | hold to mute
Audio Network Interface
HEADPHONE
lockout
adjust
MICROFLEX WIRELESS
A
INPUT
sig/clip
mute
B
line
aux
OUTPUT
1
2
3
4
5
6
7
8
0
line
aux
sig/clip
mic
mute
0
-9
-12
-18
-24
-9
-18
-24
33
adjust
power
ethernet
network audio
-36
-48
-60
push to solo | hold to mute
lockout
Audio Network Interface
HEADPHONE
取り付け方法
充電ステーションの固定
このキットには、充電トレーをテーブルなどに固定するためのワッシャーとねじが含まれています。NCS8にはキットを
2つ使用します。ねじ穴の配置については、NCS取り付けテンプレートを参照してください。
重要:ねじの上部は、取り付け面から正確に ⁹/₆₄(0.149) インチ(3.78 mm)(ねじ山約4つ半)出る必要がありま
す。
• テーブルの厚さに最適なねじを使用してください。
• それぞれのねじにロックワッシャーとフラットワッシャーを使用します。
• 必要に応じて、カウンターボアを使用するか、またはフラットワッシャーを追加します。
0.149” (3.78 mm)
必要なねじの長さ
テーブルの厚さにより、必要に応じてカウンターボアとワッシャーを使用します
34
取り付け方法
>40 mm [1.57”]
充電器の裏側にはケーブル配線のためのスペースを確保してください
36.6 mm
[1.441”]
NCS8
126.6 mm
[4.984”]
51.4 mm
[2.025”]
141.4 mm
[5.568”]
201.4 mm
[7.931”]
291.4 mm
[11.474”]
>40 mm [1.57”]
36.6 mm
[1.441”]
21.8 mm
[0.858”]
NCS4
126.6 mm
[4.984”]
51.4 mm
[2.025”]
120.0 mm
[4.726”]
NCS2
51.1 mm
[2.013”]
141.4 mm
[5.568”]
NCSマウントテンプレート
35
>40 mm [1.57”]
取り付け方法
2チャンネル充電器の壁への取り付け
教室や会議室でマイクロホンを素早く使用したり、収納したりするために、2チャンネル充電器には壁取り付け器具が付
属しています。
11
12
1
10
2
9
8
教室の壁に取り付けたNCS2
ヒント:取り付け器具を壁と同じ色に塗ると、設置部分が目立たなくなります。
36
3
7
6
5
4
取り付け方法
取り付け方法
1.取り付け器具の向きと配置を決定します。
配置方法
向き
11
12
1
10
2
9
8
3
7
6
5
4
壁
引き出しまたはト
レイ
2.取り付け器具の周囲に、充電ステーションへのケーブル配線のためのスペースを確保します。
>40 mm [1.57”]
37
取り付け方法
3.取り付け器具を壁に設置します。取り付け器具の向きに応じて、1組のねじ穴を使用します。
引き出しへの取り付け
壁への取り付け
取り付け器具のねじ穴
4.取り付け器具の上に充電器を合わせて、ねじで固定します。
ヒント:取り付け器具にあるケーブル固定用の穴を使用して、ケーブルをしっかりと固定します。
38
取り付け方法
NCS2取り付け寸法
95 mm
[3.740”]
35 mm
[1.378”]
35 mm
[1.378”]
16 mm
[0.630”]
46 mm
[1.811”]
60 mm
95 mm [2.362”]
[3.740”]
60 mm
[2.362”]
16 mm
[0.630”]
46 mm
[1.811”]
95 mm
[3.740”]
35 mm
[1.378”]
60 mm
[2.362”]
16 mm
[0.630”]
46 mm
[1.811”]
側面図
106 mm
106
mm
[4.173”]
12 mm
[0.472”]
[4.173”]
12 mm
[0.472”]
12 mm
[0.472”]
67 mm
[2.638”]
67 mm
[2.638”]
106 mm
[4.173”]
57 mm
[2.244”]
67 mm
[2.638”]
57 mm
[2.244”]
21 mm
57
mm
[0.827”]
[2.244”]
21 mm
13.1
mm
[0.827”]
[0.516”]
21 mm
[0.827”]
13.1 mm
[0.516”]
98.26 mm
[3.868”]
98.26 mm
[3.868”]
平面図
98.26 mm
[3.868”]
??
75 mm
[2.953”]
75 mm
[2.953”]
80 mm
[3.150”]
外形寸法
80 mm
[3.150”]
39
取り付け方法
アクセスポイントトランシーバーの取り
付け
APTの指向性アンテナは、デバイスの表面に対し最大感度のカーディオイドパターンでRF信号を送受信します。常にこ
の面をマイクの集音領域に向けてください。
場所の選択
アクセスポイントは通常、マイクのカバー領域に近い天井
や壁に取り付けられます。最良の結果を得るために、候補
の場所でスペクトラムスキャンを実行し、最適な配置を見
つけてください(詳細は「ワイヤレス管理」を参照)。
デバイスの位置を選択するときは、次のベストプラクティ
スに従います:
• アクセスポイントの面を、対象とするカバー領域に向け
ます。
• アクセスポイントを適当な位置に置き、マイクからの視
界に障害物がないようにします。
• デバイスは大きな金属物から離しておきます。
• アクセスポイント同士は最低8フィート離します。
• トラブルシューティングの際に役立つ場合があるため、
リセットボタンを使えるようにして取り付けます。
重要:常に「歩きながら」テストを行い、スピーチや
パフォーマンスでワイヤレスシステムを使用する前
に、カバー範囲を確認してください。アンテナ設置位
置を試行することで、最適な場所を見つけます。必要
に応じて、「トラブルスポット」にマークを付け、プ
レゼンターまたはパフォーマーにその場所を避けるよ
う伝えます。
この側面をマイクに向けて取り付けます
カーディオイドRFパターン
40
取り付け方法
壁や天井に固定
必要な器具
• 適切な長さ*の#8のネジ2つ
*ビスの長さ = 表面の厚さ + スレッドのかみ合わせ(
最大4.75 mm) + 平らなワッシャの厚さ + スプリッ
トロックワッシャの厚さ
インストール手順
1.テンプレートとして取り付けプレートを使用し、穴の場
所に印を付けます。
2.取り付ける場所にドリルで穴を開けます。
3.表面に取り付けプレートを固定します(注意:充電ステ
ーションに永久的な損傷を与える場合があるため、ネジ
をきつく締めすぎないでください)。
4.ケーブルルートパスを使用して、イーサネットケーブル
をMXWAPTに接続します。
5.取り付けプレートのキー溝スロットの上にMXWAPTを
置き、ロックの位置に押し込みます。
ペイント用外側カバー
アクセスポイントは、設置する場所の装飾に合わせてペイ
ントできる外側カバーと同梱されています。色を付けて乾
燥させたら、デバイスの前面プレートにカチッと留めま
す。
41
取り付け方法
ௗ
ハードウェアの電力供給
௔
௖
௕
① インターフェース(ANI)
IEC電源ケーブルを背面パネルからAC電源へ接続します。電源スイッチをオンにします。
1
5
2
6
3
7
1
4
2
5
8
4
3
7
6
8
② アクセスポイントトランシーバー(APT)
シールド付きCat5eケーブルをAPTからMXWANIのネットワークポート1へ接続します。外部のギガビットスイッチを使
用する場合、必ずクラス0 PoEがAPTに最低6.5Wの電力を供給するようにしてください。電源スイッチはありません。
③ ネットワーク充電ステーション(NCS)
PS45外部電源を充電器からAC電源に接続します。電源スイッチをオンにします。
௔
Class 0 PoE
௖
1
5
42
2
6
3
7
௕
4
8
取り付け方法
送信機のフル充電
可能な限り、イベントの前にMXW送信機をフル充電してください。送信機は、他のグループに関連付けられていたり別
のネットワークにあったとしても、すべてのネットワーク充電ステーションで充電できます。
バッテリー充電時間
おおよその充電時間
充電器タイプ
ネットワーク充電ステーション(NCS)
USB充電器
フル充電までの時間(時間:分)
2:00
•電源オン = 3:30
•電源オフ = 2:30
*新しいバッテリーで計算。実行時間はバッテリーの状態により異なります。
43
取り付け方法
コンポーネントの接続
MXWコンポーネントは、イーサネットケーブルおよびスイッチを使用して接続されます。アクセスポイントが1つの小さ
なシステムでは、MXWオーディオネットワークインターフェースがスイッチのように機能します。アクセスポイントが1
つ以上あるシステムでは、すべてのコンポーネントを一つに接続するための追加のギガビットスイッチが必要です。
要件:
• シールド付きCat 5e(またはそれ以上)イーサネットケーブルを使用します。デバイス間の電路を100 m以下に制限し
ます。
• ネットワーク音声デバイス間にはギガビットネットワーク装置を使用します(アクセスポイントが2つ以上のシステム
が必要)。
• 必ずMXWコンポーネントのファームウェアバージョンが同じであるようにします。
• 必ずMXWコンポーネントおよびPCのネットワークが同じであるようにし、同じサブネットに設定します。
シングルグループシステム(1アクセスポイント)
システムが1つのグループに制限されている場合(最大8チャンネル)、MXWコンポーネントの接続にはMXWオーディオ
ネットワークインターフェースの4ポートスイッチを使用します。表と略図に従って、MXWインターフェースにコンピュ
ーター、アクセスポイント、最大2つの充電器を接続します。
オーディオネットワークインターフェースポート
コンポーネント
① ポート1(PoE)
アクセスポイントトランシーバー(APT)
③ ポート3
(オプション)追加のNCS
② ポート2
ネットワーク充電ステーション(NCS)
④ ポート4*
コンピューター
*ポート4がアップリンクモードに設定されている場合、Shureディスカバリーアプリケーションのサポートが制限さ
れます。
ௗ
௔
௖
1
5
44
2
6
3
7
௕
1
4
8
5
2
6
3
7
4
8
取り付け方法
複数グループシステム(2個以上のアクセスポイント)
設置に8個以上のチャンネルが必要な場合、システムを拡張するために追加のMXWコンポーネントを接続することができ
ます。すべてのコンポーネントを同じネットワークに接続するには、ギガビットルーターが必要です。下記は、複数のグ
ループシステムにおけるいくつかのトポロジーです。
スペクトラムスキャナーを使用し、設置に十分なRFを利用できるようにしてください。
大きなシングルルームでの設置
1.DHCP有効ルーターの電源を入れます。
2.ルーターをコンピューターに接続します。
3.各APTをルーターのパワーオーバーイーサネット(PoE)有効ポートに接続します。ルーターにない場合はPoEインサ
ーターを使用します。
4.各ANIをルーターに接続します。
5.充電器をANIポート、またはルーターに接続します。
2
1
4
3
2
1
B
OUTPUT
line
aux
sig/clip
1
2
4
3
6
5
7
8
0
line
aux
sig/clip
mute
mic
mute
power
ethernet
network audio
-9
0
-9
-12
-18
-24
-18
-24
-36
-48
6
7
5
8
6
7
5
8
4
3
7
6
8
HEADPHONE
lockout
-60
push to solo | hold to mute
5
Audio Network Interface
2
1
4
3
MICROFLEX WIRELESS
A
INPUT
adjust
MICROFLEX WIRELESS
A
INPUT
B
OUTPUT
line
aux
sig/clip
1
2
3
4
7
6
5
8
0
line
aux
sig/clip
mute
mic
mute
power
ethernet
network audio
-9
0
-9
-12
-18
-24
-18
-24
-36
-48
Audio Network Interface
HEADPHONE
lockout
-60
push to solo | hold to mute
adjust
2
1
4
3
2
1
2
1
4
3
4
3
MICROFLEX WIRELESS
A
INPUT
B
OUTPUT
line
aux
sig/clip
1
2
3
4
6
5
8
7
0
mic
mute
power
ethernet
network audio
-9
0
-9
-12
-18
-24
line
aux
sig/clip
mute
-18
-24
-36
-48
Audio Network Interface
5
HEADPHONE
5
lockout
-60
push to solo | hold to mute
7
6
5
8
7
6
8
6
7
8
adjust
MICROFLEX WIRELESS
A
INPUT
sig/clip
B
OUTPUT
line
aux
1
2
3
4
6
5
7
8
0
sig/clip
mute
mic
mute
power
ethernet
network audio
-9
0
-9
-12
-18
-24
line
aux
-18
-24
-36
-48
HEADPHONE
lockout
-60
push to solo | hold to mute
Audio Network Interface
adjust
ローカルシステムスターセットアップ
ケーブルを最小限にするために、MXWコンポーネントではオーディオネットワークインターフェースを共有ネットワー
クに接続するローカルスイッチとして使用することができます。
2
1
3
4
2
1
2
1
4
3
4
3
MICROFLEX WIRELESS
B
A
INPUT
1.DHCP有効ルーターの電源を入れます。
line
aux
mute
A
INPUT
OUTPUT
1
2
6
5
7
8
mic
0
-9
-12
-18
-24
-9
-18
-24
power
ethernet
network audio
-36
-48
-60
4
3
2
7
6
5
8
0
line
aux
mic
mute
push to solo | hold to mute
-18
-24
MICROFLEX WIRELESS
INPUT
B
5
6
7
4
3
2
7
6
5
8
0
line
aux
sig/clip
mute
mic
mute
lockout
adjust
1
OUTPUT
line
aux
sig/clip
HEADPHONE
-36
-48
A
Audio Network Interface
power
ethernet
network audio
-9
0
-9
-12
-18
-24
-60
Audio Network Interface
5
8
6
7
Audio Network Interface
power
ethernet
network audio
-9
0
-9
-12
-18
-24
-18
-24
HEADPHONE
-36
-48
5 lockout
-60
8
push to solo | hold to mute
7
6
8
adjust
HEADPHONE
lockout
adjust
MICROFLEX WIRELESS
aux
OUTPUT
1
2
3
4
6
5
7
8
line
aux
mute
aux
sig/clip
OUTPUT
1
2
0
line
mic
mute
B
sig/clip
0
line
aux
push to solo | hold to mute
line
mute
A
4
mute
B
sig/clip
3
sig/clip
2.ルーターをコンピューターに接続します。
INPUT
1
sig/clip
mute
MICROFLEX WIRELESS
B
sig/clip
OUTPUT
line
aux
sig/clip
A
INPUT
0
-9
-12
-18
-24
-9
-18
-24
-36
-48
-60
push to solo | hold to mute
power
ethernet
network audio
Audio Network Interface
HEADPHONE
lockout
adjust
2
1
3
4
2
1
2
1
4
3
4
3
MICROFLEX WIRELESS
3
4
5
6
7
8
0
line
aux
sig/clip
mic
mute
0
-9
-12
-18
-24
-9
-18
-24
power
ethernet
network audio
-36
-48
-60
Audio Network Interface
2
1
4
3
5
7
6
5
8
7
6
8
6
3.ルーターをオーディオネットワークインターフェースのポート2、3、または4に接続します
push to solo | hold to mute
2
1
5
HEADPHONE
lockout
4
3
7
8
adjust
5
7
6
5
8
6
7
8
MICROFLEX WIRELESS
A
INPUT
sig/clip
mute
B
line
aux
OUTPUT
1
2
3
4
5
6
7
8
0
line
aux
sig/clip
mic
mute
0
-9
-12
-18
-24
-9
-18
-24
-48
-60
push to solo | hold to mute
power
ethernet
network audio
-36
Audio Network Interface
HEADPHONE
lockout
adjust
4.アクセスポイントトランシーバーをオーディオネットワークインターフェースのポート1に接続します。
5.ネットワーク充電ステーションをオーディオネットワークインターフェースのオープンポートに接続します。
MICROFLEX WIRELESS
B
A
INPUT
line
OUTPUT
aux
sig/clip
1
4
3
2
6
5
7
8
0
line
aux
sig/clip
mute
mic
mute
-18
-24
MICROFLEX WIRELESS
B
INPUT
OUTPUT
line
aux
sig/clip
HEADPHONE
-36
-48
A
Audio Network Interface
power
ethernet
network audio
-9
0
-9
-12
-18
-24
1
2
4
3
6
5
7
8
0
mic
mute
-18
-24
HEADPHONE
-36
-48
lockout
-60
push to solo | hold to mute
adjust
Audio Network Interface
power
ethernet
network audio
-9
0
-9
-12
-18
-24
line
aux
sig/clip
mute
lockout
-60
push to solo | hold to mute
adjust
6.追加装置でステップ2~4を繰り返します。
2
1
5
4
3
7
6
MICROFLEX WIRELESS
A
INPUT
sig/clip
B
1
OUTPUT
line
aux
3
2
4
6
5
7
8
0
line
aux
sig/clip
mute
mic
mute
-18
-24
sig/clip
B
1
OUTPUT
line
aux
3
2
4
6
5
7
8
0
line
aux
sig/clip
mute
mic
mute
lockout
2
1
-18
-24
HEADPHONE
-36
-48
lockout
adjust
4
3
7
6
Audio Network Interface
power
ethernet
network audio
-9
0
-9
-12
-18
-24
-60
push to solo | hold to mute
adjust
5
2
1
5
8
4
3
6
7
8
MICROFLEX WIRELESS
A
INPUT
sig/clip
mute
B
line
aux
OUTPUT
1
2
3
4
5
6
7
8
0
line
aux
sig/clip
mic
mute
0
-9
-12
-18
-24
-9
-18
-24
INPUT
sig/clip
HEADPHONE
mute
lockout
B
line
aux
OUTPUT
1
2
3
4
5
6
7
8
0
line
aux
sig/clip
mic
mute
0
-9
-12
-18
-24
-9
-18
-24
1
2
6
3
7
Audio Network Interface
power
ethernet
network audio
HEADPHONE
-36
-48
-60
push to solo | hold to mute
adjust
5
45
MICROFLEX WIRELESS
A
Audio Network Interface
power
ethernet
network audio
-36
-48
-60
push to solo | hold to mute
6
MICROFLEX WIRELESS
INPUT
HEADPHONE
-36
-48
A
Audio Network Interface
power
ethernet
network audio
-9
0
-9
-12
-18
-24
-60
push to solo | hold to mute
2
1
5
8
lockout
adjust
4
1
8
5
2
6
3
7
4
8
3
7
4
8
取り付け方法
MXWコントロールソフトウェアのアクセス
MXWシステムは、キーセットアップ、モニタリング、管理
機能の総合的な遠隔コントロールを可能にするデバイスホス
ト型コントロールソフトウェアを使用します。ソフトウェ
アは、ネットワーク上のすべてのPCやMacからアクセスで
き、Adobe® Flash®を使用してウェブブラウザで開きます。
MXWシステムには2つの異なるコントロールインターフェー
スがあります。
• MXWシステムコントロールソフトウェア:アクセスポイン
トトランシーバーからアクセスし、MXWシステムの管理に
使用します。
• オーディオネットワークインターフェースコントロールソ
フトウェア:オーディオネットワークインターフェースか
らアクセスし、デバイスの管理だけに使用します。
MXWコントロールソフトウェアへのアクセスは、次ののステ
ップに従ってください:
1.Shureウェブデバイスディスカバリーアプリケーションを
インストールします。
www.shure.comまたはMXWアクセスポイントトランシーバ
ーと同梱のUSBスティックからShureウェブデバイスディス
カバリーアプリケーションをダウンロードします。(必要な
Bonjourデバイスディスカバリーツールはアプリケーションと
セットになっており、自動的にインストールされます。)
2.コンピューターがMXWネットワーク上にあることを確認し
てください。
コンピューターは、デバイスの埋め込みウェブサーバーから
コントロールソフトウェアにアクセスします。すべてのネッ
トワークデバイスは、同じネットワークに接続していなけれ
ばなりません(同じサブネットに設定)。
3.WiFiの電源を切る
PCのWiFiの電源を切り、有線ネットワークインターフェース
にします。
5.MXWコントロールソフトウェアを開く
いずれかのアクセスポイントトランシーバーをダブルクリ
ックし、MXWシステムコントロールソフトウェアを開きま
す。オーディオネットワークインターフェースをダブルクリ
ックし、デバイスのソフトウェアインターフェースを開きま
す。IPアドレスまたはDNS名により(プリファレンスドロッ
プダウンから選択可能)、アプリケーションでコントロール
ソフトウェアを開くことができます。
6.初期設定のパスワードを入力
初期設定のパスワード「admin」を入力してコントロールソ
フトウェアにアクセスします。
7.ウェブページをブックマーク(推奨)
静的IPアドレスに設定した場合は、デバイスのIPアドレスを
ブックマーク登録します。IPモードを自動に設定した場合
は、デバイスのDNS名をブックマーク登録します(DHCP)
。
admin
4.Shureウェブデバイスディスカバリーアプリケーションを
起動します。
アプリケーションを開き、コントロールソフトウェアの埋め
込みサーバーを備えたネットワーク上のすべてのShureデバ
イスを表示します(MXWAPT、MXWANIおよびSCM820)。
識別ボタンを使用し、識別しやすいようにデバイスのLEDを
点滅させます。
OSの要件
コントロールソフトウェアを操作するには、コンピューター
が次の要件を満たす必要があります:
• Windows:Windows XP,、Windows Vista、Windows 7
46
• Apple:Mac OSX 10.6以上(Intel Core 2 Duoプロセッサー
以上)
• Adobe®Flash® Playerの最新バージョン
システムの設定
システムの設定
■■ 音声チャンネルを構成するグループデバイス
48
■■ デバイス間のチャンネルルーティング
52
■■ グループチャンネルにマイクロホンをリンクする
55
■■ バックアップマイクロホンの準備
56
■■ 設定:複数グループの管理
58
■■ コンポーネントの入替または削除
60
■■ ネットワーク上でマイクロホンをリンクする
61
グループのデバイスの選択
構成をロックする
音声グループセットアップ
充電ステーションの例
音声出力の例
1チャンネルにつきアクティブなマイクロホン1台
手順
構成マスター
区分けされた構成を作成する
デバイスの利用可能性
送信機の入替
デバイスをグループから削除
47
システムの設定
音声チャンネルを構成するグループデバ
イス
グループ構成を使用し、マイクロホン、アクセスポイント(APT)、充電器と音声出力デバイス間の音声チャンネルを形
成します。音声チャンネルにより、一連のデバイスの音声ルーティング、RFコーディネーションとデータコントロール
が確立されます。グループはネットワーク化されたデバイス(同じサブネットに設定)により構成されます。各コンポー
ネントが一度に属することができるグループは1つだけです。
APTから開始し、対応するデバイスを選択します:
• 充電器:マイクロホンをリンクするため
• 音声出力:音声をアナログ出力にルーティングするため
APT8-1
ANI8-1
ネットワークからデバイスを選択して、グループを形成します。
MICROFLEX WIRELESS
A
INPUT
B
line
aux
sig/clip
mute
OUTPUT
1
2
3
4
5
6
7
8
0
line
aux
sig/clip
mic
mute
0
-9
-12
-18
-24
-9
-18
-24
power
ethernet
network audio
-36
-48
-60
push to solo | hold to mute
Audio Network Interface
HEADPHONE
lockout
adjust
NCS8-1
APT8-2
ANI8-2
MICROFLEX WIRELESS
A
INPUT
sig/clip
B
line
aux
mute
OUTPUT
1
2
3
4
5
6
7
8
0
line
aux
sig/clip
mic
mute
0
-9
-12
-18
-24
-9
-18
-24
power
ethernet
network audio
-36
-48
-60
push to solo | hold to mute
Audio Network Interface
APT8-1
B
line
aux
sig/clip
mute
OUTPUT
1
2
3
1
2
3
4
5
6
7
8
6
7
8
0
line
aux
sig/clip
mic
mute
0
-9
-12
-18
-24
-9
-18
-24
power
ethernet
network audio
-36
-48
-60
push to solo | hold to mute
APT8-2
NCS8-2
Audio Network Interface
HEADPHONE
lockout
adjust
MICROFLEX WIRELESS
A
INPUT
sig/clip
B
line
aux
mute
OUTPUT
4
5
0
line
aux
sig/clip
mic
mute
0
-9
-12
-18
-24
-9
-18
-24
A
sig/clip
mute
line
aux
OUTPUT
1
2
3
0
line
aux
mic
mute
0
-9
-12
-18
-24
-9
-18
-24
power
ethernet
network audio
-36
-48
-60
push to solo | hold to mute
Audio Network Interface
HEADPHONE
lockout
adjust
4
sig/clip
power
ethernet
network audio
-36
-48
-60
push to solo | hold to mute
INPUT
APT4-3
lockout
adjust
Audio Network Interface
HEADPHONE
ANI8-1
ANI8-2
ANI4-3
NCS8-1
NCS8-2
APT4-3
ANI4-3
MICROFLEX WIRELESS
A
INPUT
HEADPHONE
lockout
adjust
NCS4-3
A
INPUT
sig/clip
mute
line
aux
OUTPUT
1
2
3
4
0
line
aux
sig/clip
mic
mute
0
-9
-12
-18
-24
-9
-18
-24
power
ethernet
network audio
-36
-48
-60
push to solo | hold to mute
Audio Network Interface
HEADPHONE
lockout
adjust
グループに選択されたデバイス間にチャンネルがマッピングされます。
NCS4-3
ネットワークからコンポーネントをグループ化する
グループが形成された後で、充電ステーションを使用してマイクロホンをチャンネルにリンクできます。
48
システムの設定
グループのデバイスの選択
MXWコントロールソフトウェアを使用してネットワーク上のデバイスを表示し、グループに割り当てます。
ヒント:デバイスを識別するには、[ID]ボタンを使用します。このボタンを押すと、コンポーネントのLEDが点
滅するため、簡単に識別できます。
MXWAPT
グループ=
MXWNCS
+
1
5
2
6
3
7
MXWANI
4
+
MICROFLEX WIRELESS
A
INPUT
sig/clip
mute
B
line
aux
OUTPUT
1
2
3
4
5
6
7
8
0
line
aux
sig/clip
mic
mute
0
-9
-12
-18
-24
-9
-18
-24
power
ethernet
network audio
-36
-48
-60
push to solo | hold to mute
Audio Network Interface
HEADPHONE
lockout
adjust
8
1.[Configulation]タブに進む
MXWコントロールソフトウェアの[Configuration]タブでデバイスをグループに割り当てます。
2.グループ1でアクセスポイントトランシーバー(APT)を選択する
APTを選択してグループチャンネル数を決定します(2、4または8)。
グループ1には、Web Discoveryアプリケーションから開かれたAPTが自動的に使用されます。他のグループには、その他のネットワーク(およびオープン)APTが使用
できます。
3.ネットワーク充電ステーションを選択
アクセスポイントへのネットワーク充電ステーションを1つまたは2つ選択します。グループに追加の充電器を加えること
ができます:
•複数の小さな充電器を使用してグループのチャンネル数を満たす場合。例えば、8チャンネルのグループに4チャンネルの充電器2
台。
•グースネックマイクを使用する場合。グースネックマイクは、充電器の前後のスロットをカバーし、利用できるスロット数を半分
にします。例えば、2つの8チャンネル充電器は、グースネックマイクで8チャンネルアクセスポイントを満たさなければなりませ
ん。
4.音声出力デバイスを選択
1~2つの音声出力デバイス(MXWANIまたはSCM820)を選択し、アクセスポイントから自動的にデジタル音声チャンネ
ルをルーティングします。次のデバイスから選択します:
•オーディオネットワークインターフェース(MXWANI)4または8チャンネルのバリエーション。
•Shure SCM820 IntelliMix®ミキサー。Dante有効SCM820は、グループの音声出力として選択することができます。これによ
り、SCM820のaux入力は個人モニター用のマイクに自動的にルーティングされます(SCM820左auxチャンネルはMXWチャンネ
ル1~4、右auxチャンネルはMXWチャンネル5~8)。
注意:コンポーネントグループとマイクロホンのリンクデータは、引き続き各デバイスに保存されます。MXWシス
テムの電源を切り、コンピューターなしで再起動する場合、デバイスはアクセスポイントに関連付けられたままに
なります。
49
システムの設定
構成をロックする
構成内の追加グループについてステップ1~4を繰り返します。構成内のすべてのグループは同じプリファレンスとグロー
バルマイクロホンアクションを共有します。1つの構成につき10グループまで設定できます。
構成手順が終了したら、[Lock Configuration] ボタンを選択して、ネットワークの性能とシステムの安定性を高めま
す。MXW機器からのネットワークトラフィックを大幅に抑えるためのベストプラクティスは、構成を設定した後でロッ
クすることです。同じネットワーク上でシステムのAPTが15を超えている場合、パフォーマンスを安定させるには構成の
ロックが必要です。
ロックされると、その構成にあるグループは変更できなくなります。
システムパフォーマンスを最大限に高めるために構成をロックする
50
システムの設定
音声グループセットアップ
MXWグループは、ネットワークが1つのアクセスポイントトランシーバー(APT)、1つのネットワーク充電ステーショ
ン(NCS)、および1つのオーディオネットワークインターフェース(ANI)から構成される場合、コントロールソフト
ウェアを使用せずに関連付けることができます。最良の結果を得るために、デバイスを工場出荷時の初期設定に戻し、以
前のグループの関連性をすべて削除します。
11
12
MICROFLEX WIRELESS
A
1
10
INPUT
B
line
aux
sig/clip
mute
OUTPUT
1
2
3
5
4
A
B
INPUT
OUTPUT
line
aux
sig/clip
6
7
link
7
8A
INPUT
sig/clip
mute
4
2
1
2
4
5
6
1
B
line
aux
OUTPUT
1
2
3
4
5
0
-9
-12
-18
-24
-36
adjust
-48
-60
MICROFLEX WIRELESS
power
ethernet
network audio
-9
-18
-24
5
ii i i i i i
4
3
0
line
aux
HEADPHONE
8
7
6
ii i i i i i
lockout
ii i i i i i
i
7
2
8
ii i i i i i
i
6
7
mic
mute
i
5
6
6
sig/clip
push to solo | hold to mute
Link
push to solo | hold to mute
3
i
Power
5
12
i
3
5
11
i
2
8
7
6
5
4
i
+
5
1
4
3
mute
iii iii
link
3
2
1
sig/clip
iii iii
2
1
HEADPHONE
lockout
i
1 10
4
8
Audio Network Interface
power
ethernet
network audio
-36
iii iii
7
-18
-24
-48
adjust
iii iii
5
6
8
6
-9
0
-9
-12
-18
-24
-60
9
5
0
line
aux
mic
mute
3
8
push to solo | hold to mute
4
7
2
7
mute
3
8
1
6
sig/clip
2
9
8
1.1つのAPT、1つのNCS、および1つのANIをネットワークに接続します。各デバイスの1つだけがネットワークに含まれ
るようにします。
2.デバイスを工場出荷時の設定にリセットします(「工場出荷時の初期設定」セクションを参照)。
3.ANIの前面パネルで、両方の入力レベル選択ボタンを同時に押し、5秒間そのままにします。チャンネル選択LEDが緑
色に点灯し、音声メーターが点滅して関連付けられたことを示します。
51
システムの設定
デバイス間のチャンネルルーティング
充電ステーションと出力デバイスが選択されてAPTグループ(2、4または8チャンネル)が満たされると、チャンネルが
ルーティングされます。グループのためにデバイスが選択されると、チャンネルは充電スロット、音声出力および無線受
信機間でマッピングされます。
グループの選択は、コントロールインターフェースの[Configuration]タブで行います。
gain
1
2
3
4
5
6
7
8
AUX IN
low cut
MASTER
A B
LIM
A
0
-9
hi shelf
-18
gain
meter
limiter
-24
-36
B
power
ethernet
HEADPHONE
network audio
automix link
dual mixer
-48
L+R SUM
push to solo | hold to mute
-60
lockout
MICROFLEX WIRELESS
A
INPUT
sig/clip
line
aux
mute
OUTPUT
1
2
3
1
2
3
4
0
line
aux
sig/clip
mic
mute
0
-9
-12
-18
-24
-9
-18
-24
power
ethernet
network audio
-36
-48
-60
push to solo | hold to mute
Audio Network Interface
HEADPHONE
lockout
adjust
MICROFLEX WIRELESS
A
INPUT
sig/clip
mute
line
aux
OUTPUT
4
0
line
aux
sig/clip
mic
mute
0
-9
-12
-18
-24
-9
-18
-24
-36
-48
-60
push to solo | hold to mute
充電ステーション(Aおよび/またはB)
power
ethernet
network audio
Audio Network Interface
HEADPHONE
lockout
adjust
音声出力デバイス(Aおよび/またはB)
ルーティングを決定するグループ選択
各グループには、充電ステーションと音声出力デバイスについて2つの選択肢があります。この選択により、グループで
のチャンネルルーティングが決まります。
52
システムの設定
充電ステーションの例
4 チャネル グループ
1 2 3 4
5 6 7 8
NCS A
NCS B
x
NCS B
1 2 3 4
バウンダリー、ハンドヘルドまたはボディパックマイクロ
x
5 6 7 8
ホン
これらのタイプのマイクロホンでグループを満たすのに必
NCS A
NCS B
NCS A
NCS B
要となるのは、1台の8チャンネル充電器のみです。
1 2 3 4
x1 x2 3x 4x
NCS A
5 6 7 8
5 6 7 8
x x x x
1 2 3 4
x x x x
5 6 7 8
x x x x
NCS A
NCS B
NCS
xB
グースネックマイクロホン
5
1 23 4
このセットアップは、グースネックマイクロホンで8チャ
1 2
5 6
6 7
7 8
8
3 4
x
x
ンネルのグループを満たすために使用します。他の充電器
xNCS
x xAx
xNCS
x x
xBx
x
がグループに追加されると、チャンネルは再度ルーティン
グされます。(グースネックベースは大きいため、2つの
5 6 7 8
1 2
充電器スロットをを占めます。)
3 4
x x x x
NCS A
NCS A
NCS B
NCS B
1
12 2
NCS
3 4A
5 6 7 8
xNCS
x xBx
x
1
x
NCS A
2
NCS
xB
1 2 3 4
x x x x
x
NCS A
NCS B
1 2 3 4
x x x x
x
2
グースネックマイクロホンとバウンダリーマイクロホンの
混合NCS A
NCS B
4チャンネルと8チャンネルの充電器を選択した場合、5か
NCS A
NCS B
1 2 3 4
ら8のグループチャンネルは8チャンネル充電器の後列に自
x
x x x x
動的にルーティングされます。
1
53
NCS B
1 2 3 4
5 6 7 8
x
NCS A
8 チャネル グループ
NCS A
NCS A
1
2
NCS B
x
NCS A
NCS B
1 2 3 4
x x x x
5 6 7 8
x x x x
NCS A
NCS B
1 2 3 4
x x x x
x
NCS A
NCS B
NCS A
NCS B
1
2
x
グースネックマイクロホン
このセットアップは、グースネックマイクロホンで4チャ
5 6 7 8
1 2
ンネルのグループを満たすために使用されます。
3 4
x x x x
2 チャネル グループ
2チャンネル充電器
2チャンネル充電器はバウンダリー、ハンドヘルド、およ
NCS A
NCS B
びボディパックマイクロホンをサポートします。
1 2 3 4
x x x x
x
システムの設定
音声出力の例
8 チャネル グループ
1
gain
low cut
gain
hi shelf
low cutmeter
1
2
2
3
4
3
5
4
6
5
7
6
8
7
AUX IN
8
AUX IN
MASTER
A B
MASTER
A B
gain
limiter
hi shelf
meter
1
2
3
4
limiter
5
6
7
8
AUX IN
low cut
LIM
A
0
LIM
-9
A
B
0 -18
-9 -24
-18 -36
B
power
HEADPHONE
ethernet
power
network audio
ethernet
automix link
HEADPHONE
network
mixer
dualaudio
automix link
-24 -48
-36 -60
mixer
dual lockout
-48
L+R SUM
push to solo | hold to mute
gain
gain
L+R SUM
push to solo | hold to mute
-60
MASTER
A B
LIM
A
0
-9
hi shelf
-18
gain
meter
limiter
lockout
-24
-36
B
power
-60
Out BB
Out
Out A
11 22 33 44 55 66 77 88
Out
xB
HEADPHONE
ethernet
1 2 3 4 5 6 7 8
network audio
automix link
dual mixer
-48
L+R SUM
Out AA
Out
lockout
8チャンネルSCM820デジタル自動ミキサー
チャンネルはミキサーの8つの出力にルーティングされます。
push to solo | hold to mute
MICROFLEX WIRELESS
A
INPUT
A
line
aux
INPUTsig/clip
line
mute
sig/clip
OUTPUT
0
4
3
2
4
3
2
1
1
OUTPUT
sig/clip
line
aux
line mic
mute
aux
aux
sig/clip
mute
mic
mute
push to solo | hold to mute
push to solo | hold to mute
0
-9
-12
0
-18
-9
-24
-12
-18
-24
adjust
-9
0 -18
network audio
power
ethernet
audio
network
lockout
-48
lockout
-36 -60
-60
Audio Network Interface
MICROFLEX WIRELESS
power
ethernet
-9 -24
-18 -36
-24 -48
A
A
line
aux
INPUTsig/clip
line
INPUT mute
sig/clip
aux
line
mute
sig/clip
aux
OUTPUT
HEADPHONE
adjust
1
1
OUTPUT
sig/clip
OUTPUT mute
0
0
line
-9
aux
-12
0
-18
line mic
-9
0 -24
aux
-12
line
-9
-18
mic
aux
-12
-24
-18
mic
adjust
-24
4
4
3
3
2
2
4
3
2
1
sig/clip
mute
sig/clip
mute
push to solo | hold to mute
mute
push to solo | hold to mute
adjust
push to solo | hold to mute
adjust
-9
0 -18
-24
-9
0
-36
-18
-9
-48
-24
-18
-36 -60
-24
-48
-36
-60
-48
power
ethernet
network audio
power
ethernet
power
audio
network
lockout
ethernet
network audio
lockout
Audio Network Interface
MICROFLEX WIRELESS
MICROFLEX
WIRELESS
Interface
Audio Network
HEADPHONE
Audio Network Interface
HEADPHONE
OUTPUT
line
aux
sig/clip
4
3
2
1
0
0
-9
-12
-18
-24
line
aux
sig/clip
mute
mic
mute
power
ethernet
network audio
-9
-18
-24
-36
-48
Out B
55 66 77 88
1 2 3 4
5 6 7 8
HEADPHONE
Audio Network Interface
HEADPHONE
lockout
-60
push to solo | hold to mute
Out A
11 22 33 44
lockout
-60
MICROFLEX WIRELESS
A
INPUT
Out BB
Out
Audio Network Interface
HEADPHONE
MICROFLEX WIRELESS
A
INPUT
Out AA
Out
x
x
2つの4チャンネル音声ネットワークインターフェース
グループを満たすために、チャンネルは両方のインターフェース全体にわたりルーティ
ングされます。
adjust
4 チャネル グループ
MICROFLEX WIRELESS
B
A
INPUT
A
INPUTsig/clip
B
line
aux
line
mute
aux
sig/clip
mute
OUTPUT
1
OUTPUT
sig/clip
2
3
4
6
5
4
3
2
1
5
6
8
7
7
0
8
line
aux
line mic
mute
aux
sig/clip
mic
mute
push to solo | hold to mute
push to solo | hold to mute
0
-9
-12
0
-18
-9
-24
-12
-18
-24
adjust
-9
0 -18
-9 -24
power
ethernet
network audio
power
-18 -36
-24 -48
-36 -60
ethernet
audio
network
lockout
-48
lockout
-60
Out AA
Out
Audio Network Interface
HEADPHONE
HEADPHONE
adjust
Out
xxB
1 2 3 4 x x x x
x
MICROFLEX WIRELESS
A
INPUT
sig/clip
mute
B
line
aux
OUTPUT
1
2
3
4
5
6
7
8
0
line
aux
sig/clip
mic
mute
0
-9
-12
-18
-24
-9
-18
-24
-36
-48
-60
push to solo | hold to mute
adjust
power
ethernet
network audio
lockout
Audio Network Interface
HEADPHONE
Out BB
Out
11 22 33Out
44 xx A
xx xx xx
Audio Network Interface
MICROFLEX WIRELESS
8チャンネルオーディオネットワークインターフェース
チャンネルはインターフェースの最初の4つの出力にルーティングされます。
54
システムの設定
グループチャンネルにマイクロホンをリ
ンクする
ネットワーク充電ステーション(NCS)を使用して、
マイクをアクセスポイントチャンネルにリンクします。
[Configuration]タブからグループのセットアップに従
い、充電器のスロットをAPTに位置付けます。リンク処理
を完了すると、音声はグループ内の対応するチャンネルに
ルーティングされます。
リンク付けにより、充電ステーションにあるマイクをAPT
チャンネルに位置付けします。これにより、以前のマイク
のリンクは新しいチャンネルに置き換えられます。リンク
処理中にスロットが空の場合、そのチャンネルに影響はあ
りません。
3.マイクを外して音声をテスト
各マイクの音声をテストし、必要に応じてコントロールソ
フトウェアの[Monitor]タブからマイクゲインを調整しま
す。ゲインは、クリッピング(赤)のレベルではなく、信
号インジーケーターで音声が登録されたレベル(緑/黄色)
で設定する必要があります。
1.マイクを充電器に配置します。
充電器の配置に従い、マイクをアクセスポイントチャンネ
ルにリンクします。
注意:2チャンネルの充電器は、グースネックマイクロホンはサポートしませ
ん。
グースネックマイク用
2
1
3
ボディパック、ハンドヘルド、およびバウンダリーマイク用。
1
2
3
Link
5
7
6
6
7
8
マイクを充電スロットに接続
2.マイクをチャンネルにリンクします。
コントロールソフトウェアまたは充電ステーションを使用
し、マイクをAPTチャンネルにリンクします。希望に応じ
て、充電ステーションでこの機能を無効化することがで
き、コントロールソフトウェアからのみリンクさせること
ができます:
•コントロールソフトウェア:設定ページから、グループの各
充電器のリンクボタンを押します。
•充電ステーション:リンクボタンを6秒間押したままにしま
す。処理中にLEDが点滅し、リンクされると緑色に点灯しま
す。
55
ゲイン調整
[Monitor]タブ
4
Power
5
信号インジケーター
システムの設定
バックアップマイクロホンの準備
イベントでの信頼性と柔軟性を高めるために、各音声チャンネルに代替マイクロホンを準備します。一つの音声チャンネ
ルに2台のMXWマイクロホン送信機をリンクし、いずれかのマイクロホンを選択して使用することができます。
管理者は2台目のマイクロホンを指定して、イベント中に必要が生じた場合に備えることができます:
ハンドヘルド型
ボディパック
マイクロホン設定
ハンドヘルド型またはボディーパックマイクロホンなど、プレゼンターが2つの異なるタイプのマイクロホンのいずれか
を選択できるようにします。
バッテリー充電済みのマイクロホン
充電済みのバックアップマイクロホン
完全に充電済みのマイクロホンをバックアップとしてリンクし、長時間のイベントに備えます
ロービングマイクロホン
共有リソース
最も頻繁に使用するマイクロホンのリンクを解除することなく、一時的に使用するマイクロホンを簡単に追加できます。
56
システムの設定
1チャンネルにつきアクティブなマイクロホン1台
2つ目のマイクロホンを使用するには、1つ目のマイクロホンをオフにします。音声チャネルで一度に使用できるマイク
ロホンは1台のみとするため、2本目のマイクロホンはRF性能に干渉しないようブロックされます。マイクロホンのLED
がしばらく点滅してチャンネルが使用中であることを知らせた後、バッテリーの消耗を防ぐために自動的にオフになりま
す。
1台のマイクロホンが音声チャンネルに接続しています
2台目のマイクロホンは、1台目のマイクロホンがオフに
ックされます
音声チャンネルに2台のマイクロホンを準備する
システムの各チャンネルに一度に使用できるマイクロホンは1台です。
手順
1台のマイクロホンのリンク:
1.プライマリーマイクロホンに使用したのと同じ充電スロットにセカンダリーマイクロホンを挿します。
2.MXWコントロールソフトウェアを開き、[モニター] タブをクリックします。
3.そのチャネルのリンクスロットで [セカンダリー] を選択します。
4.チャネルストリップで [リンク] ボタンを選択し、マイクロホンをリンクします。手順が完了すると、充電器のLEDが
点滅します。
複数のマイクロホンのリンク:
1.プライマリーマイクロホンに使用したのと同じ充電スロットにセカンダリーマイクロホンを挿します。
2.MXW コントロールソフトウェアを開き、[構成] タブをクリックします。
3.グループにある設定を行う充電器を選びます。IDボタンを使用し、正しい充電器が選択されていることを確認します。
4.グループの [リンク] ボタンをクリックします。
5.ポップアップウィンドウで、[オールセカンダリー] を選択します。
57
システムの設定
設定:複数グループの管理
設定では、、複数のグループが同じプリファレンスやグロ
ーバルコントロール、ログオンを共有することができま
す。追加のグループを設定タブに追加すると、新しいコン
ポーネントがその設定のプリファレンスとグローバルアク
ションに引き継がれます。例えば、グローバルすべてミュ
ートボタンを押すと、設定でグループにリンクされている
すべてのマイクがミュートになります。
複数の部屋での設置など特別な用途では、別々の設定を単
独のコントロールコンポーネントグループに作成すること
ができます。
構成マスター
複数のグループを管理するために構成を使用する場合、シ
ステムは特定のアクセスポイントを「構成マスター」とし
て動的に割り付けます。その構成でのすべてのアクセスポ
イントは、同じコントロールインターフェースへのエント
リーポイントとして構成マスターアクセスポイントを使用
します。これにより、複数のデバイスにわたるシステム動
作のプリファレンスとシンクロナイゼーションを調整する
ことができます。
構成マスターアクセスポイントの電源を入れない(ま
たはPoEの電源を切る)場合、構成のコントロールを維
持するために新しいマスターをすぐに再設定します。
[Configulation]タブのグループからアクセスポイントを
選択解除して構成マスターを手動で削除する場合、「Are
You Sure?」というポップアップ警告が現れます。「Yes」
を選択するとブラウザが閉じ、新しい構成マスターが自動
的に選択されます。Shureディスカバリーアプリケーショ
ンを使用して、残りのMXWアクセスポイントからコントロ
ールインターフェースをもう一度開きます。
区分けされた構成を作成する
複数の部屋に渡る設置においては、空間に応じたプリファ
レンス設定やグローバルコントロールが必要となる場合が
あります。そのためには、区分けされた構成を設定しま
す:
1.Shureウェブデバイスディスカバリーアプリケーション
を開きます。
2.新しい構成に使用するアクセスポイントを選択し、コン
トロールソフトウェアを開きます。新しい設定を開始す
るには、APTは未設定(まだグループに割り当てられて
いない)でなければなりません。
3.[構成]タブをクリックします。
4.1行目でドロップダウンリストからアクセスポイントを
選択します。IDボタンにより、正しいアクセスポイント
が選択されていることを確認します。
5.充電ステーションおよび出力デバイスを選択してグルー
プを完了します。
6.構成内で最大10グループについて4~5を繰り返します。
58
7. [構成をロック] を有効にしてネットワーク性能を高めま
す。
8.[プリファレンス]ページで必要に合わせて構成をカス
タマイズします。
注:区分けされた構成に割り当てる場合でも、すべて
のAPTは同じネットワークに接続され、同じサブネッ
トに設定されなければなりません。こうすることで最
大システムパフォーマンス、最多チャンネル数、最も
タイトな設備のデジタル音声クロックとすることがで
きます。
システムの設定
デバイスの利用可能性
グループをセットアップしたりデバイスを管理したりする
ときは、オープンデバイスと関連デバイスの違いを理解す
ることが重要です。
オープンデバイス
グループに関連付けられていないデバイスは「オープン」
と見なされます。オープンデバイスは、グループ行のド
ロップダウンウィンドウを選択して関連性を利用できま
す。デバイスでは、ユーティリティページのグループ欄に
「Open」と表示されます。
グループを削除するには、グループ行ドロップダウンの
「none」を選択すると、デバイスの関連性を解除すること
ができます。デバイスはオープンになり、別のグループに
関連付けられるようになります。
ヒント:工場出荷時の設定にリセットすると、デバイ
スは初期設定であるオープンになります。
関連付けられたデバイス
グループ行で選択すると、デバイスは「関連付けられた」
と見なされます。各デバイスは、一度に1つのグループにの
み所属することができます(そのため1つの設定)。デバ
イスをグループに関連付けると、[Utility]タブで詳細を表
示することができる設定タブで管理されます。デバイスで
は、ユーティリティページのグループ欄にグループ番号を
表示します。
関連付けられたデバイスにグループ番号を表示
利用可能なデバイスにオープンと表示
デバイスの利用可能性
59
システムの設定
コンポーネントの入替または削除
送信機の入替
グループ内の送信機の入れ替えは同じリンク手順を実施し
ます。新しい送信機を希望するチャンネルに対応する充電
スロットに挿し、リンク手順を実施します。これにより、
新しい送信機がそのチャンネルにマッピングされ、古い送
信機とのリンクは解除されます。
リンクの際にネットワーク充電ステーションのスロットが
空のままとなっているチャンネルは影響を受けません。
デバイスをグループから削除
グループからデバイスを削除するには、MXWコントロール
ソフトウェアを開き、[構成]タブをクリックします。グ
ループの行で、希望するデバイスのところのドロップダウ
ンを選択します。「なし」を選択するとデバイスの関連付
けが削除されます。
注:工場出荷時の設定にリセットすると、すべての関
連付けやリンクステータスも削除されます。
60
重要:リンクは充電器にあるすべてのマイクロホンに
適用されるため、マイクロホンを交換する際は注意し
てください。リンクを行うと、それまでのマイクロホ
ンのシステムへの音声およびRF接続は直ちに上書き
されます。
システムの設定
ネットワーク上でマイクロホンをリンク
する
一元的なヘルプデスクまたは技術者ステーションからデバ
イス管理を改善するために、リモート充電ステーションを
使用してネットワーク上の任意のグループにマイクロホン
をリンクできます。コントロールシステムを使用し、コマ
ンドストリング*を送信して、特定のチャンネルのマイクロ
ホンを置換します。この手順によりグループ設定が影響を
受けることはありません。
1.予備の充電器をネットワークに接続します。
2.マイクロホンを充電スロットに配置します。
3.セットアップに従って次のコマンドストリングを修正
します: <SET PRI x REMOTE_LINK y {zzz.zzz.
zzz.zzz} >
௟ ௠
௡
௢
SET PRI x REMOTE_LINK y {zzz.zzz.zzz.zzz}
① ​PRI(プライマリー)またはSEC(セカンダリー)チャ
ンネルリンク
② 新しいマイクロホンに使用される充電スロット番号
③ この手順の対象となるチャンネル
61
④ APT(グループ設定を保存するデバイス)のIPアドレ
ス
4.充電器にコマンドを送信します。
5.コマンドの応答を検証します: <REP PRI x REMOTE_
LINK y {zzz.zzz.zzz.zzz} SUCCESS>
*MXWコマンドストリングの総合的なリスト
は、Shureウェブサイトに掲載されています:http://
shure.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/5207
ワイヤレス管理
ワイヤレス管理
■■ チャンネルコーディネーションの概要
63
■■ 利用可能なRFスペクトラムのスキャン
64
■■ RF電力の設定
66
■■ 多重2チャンネルまたは4チャンネルアクセスポイントの使用
67
■■ ネットワークの最善な構築例
70
最大チャンネル数
スキャンの実行
要件
セットアップ
62
ワイヤレス管理
チャンネルコーディネーションの概要
MXWシステムは、規定のRFスペクトラム内においてMXW
チャンネル(音声およびコントロールデータ)を送信す
るために時分割多重アクセス方式(TDMA)を用いていま
す。チャンネルは、アクセスポイントにより自動的にタイ
ムスロットへ割り当てられ、スペクトラムの管理と干渉
を検出した場合の途切れのないスロット変更が行われま
す。MXWシステムは、この調整を自動的かつ不自然な音声
とならないように行います。
MXWコントロールソフトウェアのスペクトラムスキャンに
より、安全にシステムに追加できる最大チャンネル数が決
定されます。
最大チャンネル数
次の表は、各地域の最大MXWチャンネル数を表していま
す。
帯域
Z10
Z11
Z12
Z14
Z15
63
地域
アメリカ、カナダ、メキ
シコ
最大チャンネル数
40
ヨーロッパ、アジア、
中東
80
ブラジル
40
日本
40
台湾
64
ワイヤレス管理
利用可能なRFスペクトラムのスキャン
MXWワイヤレスコンポーネントは、コードレス電話、トラ
ンシーバー、インターホンなどの同じ領域で動作するその
他のワイヤレスデバイスを共有する無認可のスペクトラム
で動作します。MXWコントロールソフトウェアは、これら
のデバイスのRFスペクトラムを検査するスキャンツールを
備えています。領域内の無線周波数妨害(RFI)の割合を
計算し、推奨チャンネルカウント範囲を提供します。最大
24時間のRFIアクティビティの現在およびピークの割合を
提供します。
スキャン中、他のデバイスからの妨害を検査するために、
そのアクセスポイントにリンクされたマイクの電源が切ら
れます。スキャンにより現在のスペクトラムおよび利用可
能な最小スペクトラムが計算されます。そのスペースで利
用可能なチャンネル数を判断して最高の安全性を提供しま
す。利用可能な最小スペクトラムのデータは、新しいスキ
ャンが実行されるまで、またはデータが削除されるまで有
効となります。
無線周波数妨害(RFI)
スキャナーがスペクトラムを分析し、データを3つのカテ
ゴリーに分類します:
なし/ロー(緑色): MXWシステムで利用可能なRFを削除
します。
ミディアム(黄色): 中等度の干渉を検出しますが、MXW
システムで使用できます。
ハイ(赤色): その他のデバイスに占有された使用中の
RF。
推定マイクチャンネル数
スキャナーが、MXWマイクの2つの推定レベルを出しま
す:
コンサーバティブ (より強靱)
最高のチャンネル安定性を得るには、このチャンネル推定
を参照してください。最適に干渉回避するために、使用可
能な余分スペクトラムを含みます。複数のマイクが同時に
利用可能な周波数を探すことができます。
アグレッシブ(チャンネルが多い):
設置の際に、より多くのチャンネル数が必要な場合は、こ
のチャンネル推定を参照してください。妨害を避けるため
に、余分なスペクトラムを最低限必要分だけ用意しておき
ます。時々スペクトラムを監視し、RFIが増加した場合は
チャンネルの調整を行ってください。
スキャン中のスペクトラムメーター
占有スペクトラムの割合を表示します
64
ワイヤレス管理
スキャンの実行
これらのステップに従い、RFスキャンを実行します。
ヒント:通常の動作時間中にスキャンを実施し、環
境下での典型的な妨害を最適にキャプチャーしま
す。
1.すでに使用しているMXW装置を含む、通常使用される
すべてのデバイスの電源を入れてください。
2.取り付ける予定の場所に近い新しいMXWアクセスポイ
ントに置きます。
3.APTがその他のMXW装置と同じネットワークにあり、
同じサブネットに設定されるようにしてください。
4.MXWコントロールソフトウェアの[Monitor]タブを開
きます。
65
5.新しいアクセスポイントが[Monitor]タブの左上にあ
るドロップダウンから選択されていることを確認しま
す。
6.スペクトラムスキャナーボタンを押します。スペクト
ラムスキャンウィンドウが開きます。
7.ウィンドウ上部にあるスキャンの開始ボタンを押しま
す。そのアクセスポイントにリンクされているマイク
がある場合、その電源を切ります。
8.スキャンには最大24時間かかります。スキャンの終了
を押して、スキャンモードを終了します。
ワイヤレス管理
RF電力の設定
RF範囲の設定では、別のMXWシステムが周波数のタイムスロットを再使用できるように、制限することができます。イ
ンストールをサポートする最小限の設定で使用すると最善です。送信機を使用して歩き回りながらテストを実施し、受信
範囲の設定が十分であるかを確認します。
RF電力は、コントロールソフトウェアの[Preferences] タブから設定します。構成内の各アクセスポイントに設定が適
用されます。RF電力の設定に関しては、次の表を参照してください。
RF電力レベル
設定
送信機の電力(mW)
APTからの受信距離
主用途
最大
80
150 ft
ダンスホールおよび公会堂
ミディアム(
初期設定)
3
50 ft
会議室、教室、および多目的室
1
25 ft
小さなビデオ会議室および役員会議室
ハイ
ロー
16
100 ft
大きな会議室および講堂
a
Room A Room B
RF受信範囲
66
Room C Room D
ワイヤレス管理
多重2チャンネルまたは4チャンネルアク
セスポイントの使用
MXWアクセスポイントは、アンテナを2セット使用して動
作中のスペクトラムをカバーします。各アンテナセット
は、MXWチャンネルを使用した半分のタイムスロットをカ
バーします。8チャンネルユニットは、両方のアンテナセ
ットを同時に使用します。2チャンネルおよび4チャンネル
のユニットは、一度に1セットを使用し、利用可能なタイ
ムスロットの半分で動作します。フルスペクトラムは、2
台の4チャンネルアクセスポイントが交互のアンテナセッ
トとして構成されることでカバーされます。
複数の2チャンネルまたは4チャンネルのアクセスポイント
(APT2またはAPT4)を使用して設置する場合、チャンネ
ル数が最大になるようにアクセスポイントを設定します。
これは、同じ部屋や近隣の部屋にAPTを取り付ける場合、
特に重要です。
モードA
モードB
モードA
フルスペクトラムを使用するための代替アンテナモード
要件
MXWシステムは、2.0.0以上のファームウェアバージョン
で作動させる必要があります。
67
ワイヤレス管理
セットアップ
1.Shureウェブデバイスディスカバリーアプリケーション
を使用して、MXWコントロールソフトウェアを開きま
す。
2.[Utility]ページへ進みます。
3.2チャンネルまたは4チャンネルのアクセスポイ
ント(MXWAPT2またはMXWAPT4)の[Device
Properties]ウィンドウを開きます。
4.APTはデフォルトでモードAに設定されていることに
ご注意ください(Device View > RF Mode Settings >
RF Coordination Mode)。ウィンドウを閉じます。
5.隣のAPT2またはAPT4の[Device Properties]を開きま
す。
68
6.ユニットをモードBに設定します(Device Propterties
> RF Mode Settings > RF Coordination Mode)。
7.アップデートの追加を選択し、設定を保存してウィンド
ウを閉じます。
8.追加のAPTが別のRFコーディネーションモードに設定さ
れていることを確認します。
9.[Utility]ページの[Apply All] ボタンを選択し、すべ
てのデバイス設定を更新します。
ネットワーク
ネットワーク
■■ IP設定の構成
70
■■ 詳細なセットアップ
72
■■ Shureウェブデバイスディスカバリーアプリケーション
76
静的 IP アドレスを手動で割り当てる
1つのネットワークでの大規模なシステムの管理
ネットワーク音声およびShureコントロールデータ
音声とコントロールネットワークの分離
Wi-Fiでコントロールソフトウェアを動作
マスタークロック専用デバイス
レイテンシーを設定する
69
ネットワーク
ネットワークの最善な構築例
信頼性の高い通信を確立するために、ネットワーク設定時
は以下の構築例を参照してください:
• 各コンポーネントをスイッチまたはルーターに直接接続
し、常に「スター」ネットワークトポロジーを使用して
ください。
• ネットワーク接続されたMXWギアを同じネットワークに
接続し、同じサブネットに設定します。これにより、最
高のシステムパフォーマンスと最大のマイク数を確保し
ます。
• ネットワークごとにDHCPサーバーを1台だけ使用してく
ださい。追加サーバーのDHCPのアドレス指定を無効に
します。
• MXWを装備する前に、スイッチとDHCPサーバーをオン
にします。
• ネットワークを拡張するには、スタートポロジーの多重
イーサネットスイッチを使用します。
• 各デバイスをイーサネットスイッチのポートに直接接続
します。大規模なネットワークではデイジーチェーンで
のイーサネットポート接続をしないでください。
• ネットワーク接続をループしないでください。
• すべてのデバイスのファームウェアは、同じバージョン
レベルでなければなりません。
IP設定の構成
コントロールソフトウェアの[Utility]タブへ進み、各
ネットワークインターフェースのIP設定を管理します。
初期設定では、自動(DHCP)モードに設定されていま
す。DHCPモードでは、デバイスがDHCPサーバーからIP
設定を受理するか、またはDHCPが可能であれば自動的に
リンクローカル設定へ戻すことができます。インターフェ
ースのIPアドレスを手動で設定するには、手動(静的)を
選択します。
4.調整してから、アップデートの追加を選択します。これ
により、変更キューの設定を保存します。
MXWコントロールソフトウェアは、デバイスの全システム
でIPのアップデートを管理します。IPプロパティを設定す
るには、このステップに従ってください:
1.Shureウェブデバイスディスカバリーアプリケーション
からMXWコントロールソフトウェアを開きます。
2.[Utility]タブへ進みます。
3.[Device Properties]を選択して、各デバイスのIP設定
を調整します。
5.追加のコンポーネントにも繰り返します。
6.デバイスにアップデートを送信するには、[Utility]ペ
ージの[Pending Changes]フィールドで[Apply All]
を選択します。
70
ネットワーク
ウェブ Utility > Device Properties ネットワーク上の各
MXWデバイスのインターフェースを管理します。
7.アップデート中は、コンピューターが一時的にコントロ
ールソフトウェアへ接続できなくなる場合があります。
デバイスを再設定した際は、Shureデバイスディスカバ
リーアプリケーションを使用してソフトウェアを再起動
してください。
静的 IP アドレスを手動で割り当てる
IP アドレスを MXW システムに手動で割り当てるには、次
の手順に従います。
1.[ユーティリティ] タブを開きます。
2.[編集] を選択して、デバイスの [プロパティ] ウィンドウ
を開きます。
3.[手動(静的)IP モード]を選択します。
4.IP 設定を入力します。
5.[更新を追加] ボタンを選択して保存した設定を待ち行列
に入れます。
6.追加のコンポーネントすべてに対してこれを繰り返しま
す。
71
7.[ユーティリティ] タブから [すべて適用] ボタンを押して
すべての更新内容を最終決定します。保留中の変更を持
つすべてのデバイスが更新されます。
注:APT の設定が更新されている場合は、コントロールソフトウェアが閉じるか
もしれません。
8.MXW 機器のサブネットと一致するように、コンピュー
タの IP アドレスを変更します。
9. Shure デバイスディスカバリーアプリケーションを使用
して MXW コントロールインタフェースを再開します。
ネットワーク
詳細なセットアップ
詳細なMXWネットワークの設定に関する情報は、www.
shure.comにあるMicroflexワイヤレスネットワーキングの
ホワイトペーパーを参照してください。
1つのネットワークでの大規模なシステムの管理
1つのネットワークで大規模なシステムを管理するには、
構成を設定した後でロックします。これによりネットワー
ク性能と安定性が高まり、一つのネットワークでより多く
のMXWシステムを運営できるようになります。これは、サ
ブネットに合計15を超えるMXW APTがある場合に特に重
要です。
1.MXW機器やコンピューターを独立したネットワークに
接続します。
ヒント:最善のシステムパフォーマンスを得るには、
独立させたネットワーク上で構成の設定や変更を行い
ます。
4.[構成をロック] ボックスをクリックしてチェックマーク
を付けます。
2.MXWブラウザーインターフェースを開いて [構成] タブ
をクリックします。
3.各APTを音声出力デバイスとネットワーク充電ステーシ
ョンに関連付けて、構成を作成します。
5.本来のネットワークにコンポーネントを接続します。
6.他の構成について同じ手順を繰り返します。
ネットワーク音声およびShureコントロールデータ
MXWデバイスはネットワーク上で2種類のデータを伝送し
ます:Shureコントロールおよびネットワーク音声。
各MXWデバイスのネットワーク設定
MXWデバイス
Shureコントロール
Shureコントロールはコントロールソフトウェアの動
作、ファームウェアのアップデート、およびサードパー
ティのコントロールシステム(AMX、Crestron)に関す
るデータを有します。このデータは、ネットワークに接
続するすべてのMXWコンポーネントに転送されます。
アクセスポイント
トランシーバー
(APT)
Network Audio (ネットワーク音声)
このネットワークでは、Danteデジタル音声とDanteコ
ントローラーのコントロールデータの両方を伝送しま
す。このデータは、APT、出力デバイス、およびコンピ
ューター間で送信されます。ネットワーク音声の動作に
は、ギガバイトの有線イーサネット接続が必要です。
ネットワーク充電ス
テーション(NCS)
2つのデータタイプは、各MXWデバイスについて個別に構
成されます。MXWデバイスのIP設定を表示して編集するに
は、 Utility > Device Properties に進みます。
72
オーディオネットワ
ークインターフェー
ス(ANI)
音声と制御のネットワーク実装
個別のIP設定
共有のIP設定
Shureのコントロール設定のみ。
(NCSはネットワーク音声は伝送
しません。)
ネットワーク
音声とコントロールネットワークの分離
企業または公共のネットワークに接続する場合、MXWシス
テムはコントロールネットワークから音声ネットワークを
分離するように設定できます。これにより、音声がネット
ワーク全体に送信されることを防ぎ、ネットワークトラフ
ィックを大幅に減少させます。
デバイスはShureデバイスディスカバリーアプリケーショ
ンに表示されなくなるため、サーバーにアクセスできるよ
うコントロールソフトウェアのIPアドレスを記録しておく
必要があります。
MXWオーディオネットワークインターフェース(ANI)を
Uplinkモードに設定すると、ネットワークポートのひとつ
をコントロールの接続専用にすることができます。アップ
リンクモードは、ANIのポート4からマルチキャストトラフ
ィックをブロックし、ネットワーク音声やShureディスカ
バリーデータを制限します。
2.ANIのポート4をネットワークへ接続します。
1.ANIのIPアドレスを記録します。
3.Shureウェブデバイスディスカバリーアプリケーション
を使用して、ANIのコントロールソフトウェアを開きま
す。
4.[プリファレンス]タブをクリックします。
5.ネットワークパネルで、ポート4モードをアップリンク
へ変更します。
Wi-Fiでコントロールソフトウェアを動作
Wi-FiでMXWコントロールソフトウェアを動作する際は、
最高のパフォーマンスを得るためにワイヤレスルーターを
正しくセットアップすることが重要です。MXWシステム
では、マルチキャストに依存するいくつかの標準ベースの
プロトコールを採用しています。Wi-Fiは、下位互換性のた
め、ブロードキャストとマルチキャストパケットを一般的
なパケットとは区別して扱います。場合によっては、正常
に動作させるために、Wi-Fiのルーターがマルチキャスト
パケットの転送率をGUIにとっては遅すぎる値に制限しま
す。
Wi-Fiのルーターは、通常、802.11b、802.11a/g、802.11n
スタンダードをサポートしています。初期設定では、多く
のWi-Fiルーターを従来の802.11bデバイスがネットワーク
上で動作できるように設定しています。この設定では、こ
れらのルーターが自動的にマルチキャストデータレート(
または、「基本レート」や「管理レート」と呼ばれること
もあります)を1-2Mbpsに制限します。
73
注:Wi-Fi接続は、コントロールソフトウェアでのみ
使用できます。ネットワーク音声は、Wi-Fiで送信す
ることはできません。
ヒント:より大きなワイヤレスマイクロフォンの設定
では、MXWlコントロールソフトウェアに適切な帯域
幅を提供できるようにマルチキャスト送信レートを増
加させることを推奨します。
重要:最高のパフォーマンスのためには、マルチキャ
ストレートを1-2 Mbpsに制限しないWi-Fiルーターを
使用します。
Shureは以下のWi-Fiルーターメーカーを推奨します:
• Cisco
• Linksys
• Apple
ネットワーク
マスタークロック専用デバイス
Danteは、IEEE 1588プレシジョンタイムプロトコール
(PTP)を使用し、ネットワーク上のすべてのDanteデバ
イスのマスタークロックとして、自動的にデバイスを1つ
選択します。PTPにより全デバイスで同様のクロックが実
現するようになり、これはネットワーク上での音声配信お
よびワイヤレスリンク上でのタイム同期化RF送信の両方に
重要です。MXWシステムのマスタークロックは、ネットワ
ークに接続する最初のMXWアクセスポイントです。同時に
いくつかを接続する場合、最低のMACアドレスを持つアク
セスポイントを選択します。同じネットワーク上の追加の
MXWコンポーネントは、このアクセスポイントのクロック
マスターと同期(スレーブ)します。
レイテンシーを設定する
レイテンシーはシステムからデバイスの出力へと移動する
信号の時間です。デバイスとチャンネル間のレイテンシー
時間の変化に対応するため、Danteにはレイテンシー設定
が選択できるようになっています。同じ設定を選択した場
合、ネットワーク上のすべてのDanteデバイスが同期され
るようにします。
Danteデバイスのレイテンシー設定は、ネットワークのス
イッチ数に応じて設定してください。MXWオーディオネ
ットワークインターフェースおよびアクセスポイントに
は、スイッチと見なされる内蔵スイッチチップが含まれま
す。例えば、アクセスポイントに接続されている1つのネ
ットワークインターフェースは2つのスイッチと考えられ
ます。
レイテンシーの設定を変更するには、AudinateのDanteコ
ントローラーソフトウェアを使用します。
レイテンシーの推奨
レイテンシーの設定
0.25 ms
3
1 ms
10
0.5 ms(初期設定)
2 ms
74
スイッチの最大数
5
10+
マスターデバイスの電源を切ったりオフラインにしたりす
る時は、システムが選択した別のマスターを自動的に開始
します。この選択時間(最大30秒)中は、全システムが音
声を通過させません。
ネットワークのセットアップやビルの管理でデバイスを定
期的に切らなければならない場合、アクセスポイントを
Danteコントローラーソフトウェアから優先マスターデバ
イスとして手動で選択することができます。これによっ
て、インストーラーによるシステムのセットアップが可能
となり、イベント中もマスターアクセスポイントが切れる
ことがありません。
ソフトウェア
ソフトウェア
■■ MXWシステムコントロールソフトウェア
77
■■ MXWオーディオネットワークインターフェース用コントロールソフトウェア 86
■■ Audinate社製Dante®ソフトウェア
89
■■ ファームウェアアップデート
90
ログオンページ
コントロールバー
[モニター]タブ
構成ページ
マイクロホンをリンクする
[Utility]タブ
プリファレンスタブ
ログオンページ
コントロールバー
Inputs/Outputs (入力/出力) タブ
プリファレンスタブ
Danteコントローラー
Danteバーチャルサウンドカード
ファームウェアリリース要件
75
ソフトウェア
Shureウェブデバイスディスカバリーアプ
リケーション
Shureウェブデバイスディスカバリーのアプリケーション
は、Shureデバイスのグラフィカルユーザーインターフェ
ース(GUI)にアクセスする際に使用します。GUIはウェ
ブブラウザで開き、総合的なデバイス管理を可能にしま
す。デバイスとネットワークでつながれたコンピュータ
ーは、アプリケーションを使用してGUIにアクセスできま
す。
初期設定では、コントロールソフトウェアに適用される
パスワード「admin」がすべてのMXWデバイスに設定さ
れています。初回ログイン時は、フィールドに「admin」
と入力して管理者としてログオンします。パスワードは
[Preferences]タブから変更できます。
Bonjourでのデバイスディスカバリー:Bonjourソフトウェ
アは、Shureデバイスディスカバリーアプリケーションの
インストールとセットになっています。Bonjourテクノロジ
ーはネットワーク設定が必要なく、デバイスが自動的に相
互を検知して互換性を設定します。
5.特定する:選択したデバイスが特定されていることを示
すため、LEDが点滅します。
6.Shureウェブサイト:Shureウェブサイトへのリンク。
7.ヘルプ:アプリケーションヘルプファイルにアクセスす
るか、またはwww.shure.comにリンクして、アプリケー
ションの更新バージョンを見つけます。
8.プリファレンス:アプリケーションが、その選択された
デバイスのDNS名またはIPアドレスを開始しているかど
うかを判定します。
9.デバイスリスト:同じネットワークの埋め込みGUIがある
Shureデバイスをリストします。
a)モデル:デバイスのモデル名。
b)製品名:GUIで定義されるデバイス名に対応します。
c)DNS名:デバイスのIPアドレスにマップされているドメイン名。IP
アドレスが変わってもDNS名は変更されません(これによってブ
ラウザのハイパーリンクまたはブックマークが便利になります)
。
d)IPアドレス:デバイスに割り当てられたIPアドレス。IPアドレス設
定は、デバイスのGUIで変更可能です。
e)ネットワークオーディオは、デバイスがどのネットワークオーデ
ィオプロトコルをサポートするかを示しますオーディオネットワ
ークの設定方法の詳細は、ユーザーガイドを参照してください。
f) ウェブ UI:
̵̵はい = デバイスには、ウェブブラウザを開くグラフィカルユーザー
インタフェースがあります。
̵̵いいえ = デバイスにはユーザーインタフェースがありません。
アプリケーションの使用方法
• デバイスをダブルクリックするか[Open]ボタンを押し
てGUIを開きます。
• デバイスを右クリックし、IPアドレスやDNS名をコピー
します。
• ネットワーク設定を選択し、コンピューターのネットワ
ークインターフェースの詳細を監視します。
g)同じサブネット:
̵̵はい= デバイスとコンピュータは同じサブネットに設定されていま
す。
̵̵いいえ = デバイスとコンピュータは異なるサブネットに設定されて
います。
̵̵不明 = デバイスのファームウェアがこの機能をサポートしていませ
ん。デバイスのファームウェアをアップデートして、このアプリの追
加の接続情報を表示してください。
1.更新:デバイスのリストを更新します。
2.ネットワーク設定:コンピューターのネットワークインタ
ーフェースの詳細を表示する
3.すべて選択:リストにあるすべてのデバイスを選択しま
す。
4.開く:ブラウザーウィンドウで選択したデバイスのGUI
を開きます。
௛ ௚
௙
௔
௕
௖
ௗ
௘
௜
A
76
B
C
D
E
F
G
ソフトウェア
MXWシステムコントロールソフトウェア
MXWコントロールソフトウェアは、総合的なシステムコントロールとコンピューターからの監視を可能にします。MXW
アクセスポイントの組み込みサーバーからホストされており、コンピューターが適切なネットワークを形成している場合
に利用できます。すべてのハードウェア機能は、ソフトウェアインターフェースを使用して調整できます。
ログオンページ
Guest (ゲスト):モニタリングのみ。
② パスワード
パスワードを入力して、AdminまたはTechとしてログオ
ンします。パスワードの初期設定は、Adminユーザーで
「admin」です。パスワードを変更するには、Adminとし
てログオンし[Preferences]タブへ進みます。
③ ログオンを保持ボタン
これを選択すると、コントロールソフトウェアを再起動す
る際にユーザーはログオンページをスキップすることがで
きます。
① ユーザー
コントロールソフトウェアには3つのセキュリティレベ
ルがあります:Admin、Tech、Guestです。初期設定で
は、Adminだけが有効です。ログオンして[Preferences]
タブへ進み、ユーザーログオンを管理します。
Admin(初期設定):すべての編集権限。Admin
は、Techレベルのログオンを有効または無効にできま
す。
Tech (技術者):[Monitor]タブのマイク管理に限っ
た、部分的な編集権限。
④ 言語選択
GUIの言語を選択します。この設定はコンピューターに保
存されます。
⑤ ログオンボタン
ボタンを押して、コントロールソフトウェアにログオンし
ます。
注:パスワードの初期設定は「admin」です。
コントロールバー
① タブ
•モニター:マイクの状態を調整し、RFスペクトラムの可能範
囲を表示します。
•設定:コンポーネントグループから
•ユーティリティ:詳細を表示し、ネットワーク上の各MXW
デバイスのIP設定を管理します。
•プリファレンス:マイクとシステムの動きを指定します
② セキュリティレベル
ユーザーのアクセスレベルを表示しま
す:Administrator、Technician、またはGuest。
77
③ ログオフ
ユーザーをソフトウェアからログアウトします。
④ Shureリンク
Shureウェブサイトwww.shure.comにリンクします。
⑤ 言語選択
コントロールソフトウェアインターフェースの言語を選択
します。この設定はコンピューターに保存されます。
ソフトウェア
[モニター]タブ
௔
௕
ௗ
௘
௙
௚
௖
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௝
௜
௞
௟
௡
௢
௠
௣
௤
① アクセスポイントの選択
ページ上にどのアクセスポイントを表示するかを決定しま
す。
② スペクトラムメーター
スペクトラムスキャナーウィンドウを開きます。詳細はRF
スペクトラムで利用可能なスキャンセクションを参照して
ください。
③ グローバルマイクコントロール
構成内のすべてのマイクロホン([構成]ページで作成され
たすべてのグループにあるすべてのマイクロホン)のステ
ータスをコントロールします。
④ チャンネル名
チャンネル名はカスタマイズ可能で、リンクされたすべて
のマイクロホンに適用されます。別のマイクロホンをリン
クしても名前は変わりません。
⑤ マイクロホンリンクスロット
チャンネルストリップに表示されるマイクロホンを選択し
ます。
メモ:1つのチャンネルにつき1台のマイクロホンのみが送信できますが、セカン
ダリーリンクスロットに代替マイクロホンを準備することができます。
⑥ 識別ボタン
マイクロホンのブザーを鳴らし、LEDを点滅させます。
⑦ マイクロホンのステータスとコントロール
マイクロホンの状態の表示と変更ができます:
78
•アクティブ:電源オンの状態で、ネットワークに音声を送っ
ています。
•ミュート:電源オンですが、音声はミュートされています。
•外部:電源オンで、ミュート/アクティブ動作をコントロール
する外部コントローラーへ音声を送っています。
•スタンバイ:電源オンですが、「スリープ」状態で音声はミ
ュートとなります。スタンバイでは充電池を節約しながら
も、コントロールソフトウェアからマイクロホンの状態の変
更が可能となります。
•充電中:バッテリーは充電中です。
•非アクティブ:電源オフまたは圏外です。マイクロホンがこ
の状態のときは、ソフトウェアからの遠隔操作はできませ
ん。
•電源オフ:マイクロホンをオフにします。
⑧ バッテリーの状態
•充電器挿入時:マイクのバッテリーが完全に充電されるまで
の残り時間を表示します
•充電器非挿入時:マイクのバッテリーの残りの稼動時間を表
示します。
⑨ RF信号強度
マイクロホンの電波信号強度を示します。バーがグレーの
時、マイクロホンは圏外です。
⑩ 音声入力メーター
平均的な入力信号レベルを示します。
色
赤色
黄色
音声信号レベル(dBFS)
0から-9
-9~-18
グリー
-18から-60
ン
説明
オーバーロード
通常のピーク
信号あり
ソフトウェア
⑪ マイクゲイン
マイクロホンのゲインを-25 dBから+15 dBの範囲で1 dBご
とに調整します。
⑫ ハイパスフィルター
150 Hz以下の1オクターブ当たり12 dBのフィルターで、テ
ーブルの振動やエアコンの運転音等の不必要な低周波を減
衰させます。
⑬ ローパスフィルター
12 kHz以上の1オクターブ当たり6 dBのフィルターで、歯
擦音や紙のこすれる音といった不必要な高周波を減衰させ
ます。
⑭ マイクロホンの種類
マイクロホンの種類を表示します。
⑮ Link/Unlinkボタン
1つの音声チャンネルを設定する際に使用します。プライ
マリーまたはセカンダリーのリンクスロット(チャンネル
ストリップの最上部で選択したもの)にマイクロホンをリ
ンクします。
79
•リンク:対応する充電スロットからマイクロホンをリンクし
ます。
•リンク解除:音声チャンネルからマイクロホンのリンクを解
除します。
⑯ Bodypackマイクオプション
MXW1 Bodypackは、2つの入力ソースを備えています: 内
蔵の無指向性マイクロホン、またはラベリアマイクロホン
やヘッドセットマイク用の外部TQG入力。入力ソースを選
択します:
•自動:MXW1がTQG入力への接続を検出しない場合、内蔵マイ
クロホンを使用します。マイクロホンは、利用可能であれば
常に自動的に外部ソースが選択されます。
•内蔵:音声ソースは常に内蔵マイクロホンとなります。
•外部:音声ソースは常に接続されたマイクロホンとなります。
(内蔵マイクロホンはオフとなります。)
⑰ リターンチャンネル
信号レベルを監視し、リターンチャンネルの音声をミュー
ト/ミュート解除します。
ソフトウェア
構成ページ
ௗ
௔
௕
௖
① グループ
各行ごとに構成内のグループとなります。APTを選択し、
充電器と音声出力デバイスを関連付けて各グループを形成
します。
②識別ボタン
デバイスのLEDを点滅させることで簡単に識別できます。
③ リンクボタン
充電器のすべてのマイクロホンを、関連付けられたグルー
プのチャンネルにリンクします。
80
④ 構成ロック
同じネットワークで使用できるMXWコンポーネントの数が
増加します。構成を設定した後でロックすることが、MXW
機器からのネットワークトラフィックを大幅に抑えるため
の最善策となります。同じネットワーク上でシステムの
APTが15を超えている場合、安定した動作のためには構成
のロックが必要です。
注:ロックすると、構成ページでグループを編集することができなくなり、ユー
ティリティページにはこの構成に属するデバイスの情報のみが表示されます。
ソフトウェア
マイクロホンをリンクする
௔
௕
各音声チャンネルには最大2台のマイクロホンをリンクで
きますが、一度に送信できるのは1台のみです。イベント
時におけるバッテリーの冗長性または柔軟性のためにマイ
クロホンを追加するには、セカンダリーリンクスロットを
使用します。
① リンクスロットの選択
プライマリーとセカンダリーのリンクスロットを使用すれ
ば、各音声チャンネルに最大2のマイクロホンをリンクで
きます。セカンダリーリンクスロットは、追加または代替
のマイクロホンをイベントの前に準備しておけるので便利
です。
81
௖
②リンクボタン
充電器にあるマイクロホンを音声チャンネルにリンクしま
す。
③ キャンセルボタン
リンク手順をキャンセルします。
ソフトウェア
[Utility]タブ
௔
௕
௡
௖
ௗ
௘
௙
௚
① エクスポートボタン
MXWデバイスのデータをテキストファイル(.csv)にエク
スポートします。
② 設定フィルター
チェックを入れると、設定に属するデバイスだけ、または
関連して開くデバイスだけのデータを表示します。サブネ
ット上のすべてのMXWデバイスを表示するには、フィルタ
ーのチェックを外します。
注意:[Configuration] タブで構成をロックすると、フィルターのチェックが行わ
れます。
③ グループ
グループ内のデバイスの状態を示します:
•1 ~ 10:構成において、デバイスはそのグループに関連して
います。
•開く:デバイスはどのグループとも関連していません。
•なし:マイクは、グループから除外したアクセスポイントに
リンクしています([Configuration]タブでグループの行か
ら選択解除)
•独立:オーディオネットワークインターフェースは、グルー
プとの関連を制限する独立モードに設定されています。
•不明:マイクは、電源をオフにしているか、別のネットワー
クに接続されたAPTにリンクしています。
•その他:デバイスは、別の設定のグループに関連していま
す。
④ デバイス
デバイスのタイプまたはマイクロフォンチャンネル。
•APT:アクセスポイントトランシーバー
•NCS:ネットワーク充電ステーション、各グループ(Aまた
はB)に2台まで
•マイク1~8:チャンネル1~8のマイクロホン、各チャンネ
ル(プライマリーまたはセカンダリー)にマイクロホン2台
まで
82
௛
௜
௝
௞
௟
௠
•出力:デバイスはどのグループにも関連付けられていません
⑤ タイプ
デバイスのモデル番号。
⑥ 名前
[Configuration]タブで定義されたデバイス名、または
[Monitor]タブで定義されたチャンネル名を表示します。
⑦ IPアドレスコントロール
コントロールネットワークインターフェースのIPアドレス
を表示します(Shureコントロールデータ)。
⑧ IPアドレスネットワーク音声
ネットワーク音声ネットワークインターフェースのIPアド
レスを表示します(Danteデジタル音声データ)。
⑨ バッテリー容量
新しいバッテリーと比較したマイクの充電容量割合。
⑩ サイクルカウント
バッテリーに記録された充電サイクル数
⑪ ファームウェアバージョン
デバイスのファームウェアバージョンを表示します。
⑫ ID ボタン
デバイスに信号を送り、識別しやすいようにLEDを点滅さ
せます。
ソフトウェア
⑬ デバイスプロパティ
個々のデバイスのプロパティを編集するウィンドウを開き
ます。デバイスのプロパティが編集されると、そのデバイ
スのボタンが黄色で表示されます。変更は、[Utility] タブに
ある [Pending Changes] ボタンを使用して適用またはキャ
ンセルできます。
⑭ 保留中の変更ボタン
このボタンは、デバイスプロパティの変更を確認またはキ
ャンセルします。
デバイスプロパティ
④ シリアル番号
Shureウェブサイトへのデバイスの登録、保証書、カスタ
マーサポートのトラブルシューティングで使用する個別の
識別子です。
[Utility]タブで[Device Properties]ウィンドウを開い
て、各デバイスの設定を編集します。デバイスプロパティ
の編集は個別に行いますが、デバイスへのアップロードは
[Apply All]ボタンを選択して、一括して行います。こ
れにより、変更がネットワーク全体にわたって確実に実行
されます。
一部の設定は、デバイスの能力によって異なります。
௖
௔
௕
•Apply All:デバイスプロパティのすべてのアップデートを確
認して実行します。この時、コンピューターはコントロール
ソフトウェアへ接続できなくなります。
•Cancel All:デバイスプロパティのすべての保留中の変更を
削除します。
⑤ インターフェース選択
デバイスのネットワークインターフェースのIP設定を表示
して調整します。ネットワーク設定は各デバイスにより異
なります。各MXWデバイスの設定に関しては、ネットワー
キングセクションを参照してください。
•コントロール:Shureコントロール(ソフトウェアインター
フェース操作、ファームウェアのアップデート、Shureデバ
イスディスカバリーアプリケーション)。
•ネットワーク音声:Danteネットワーク音声(デジタル音声
ネットワークおよびDanteソフトウェア)。
⑥ IPモード
選択したネットワークインターフェースのIPモードを設定
します:
ௗ
௘
௙
•自動(DHCP):IPアドレスを自動的に割り当てます。
•手動(静的):静的IPアドレス用。
௚
⑦ IP設定
各ネットワークインターフェースのIPアドレス、サブネッ
トマスク、ゲートウェイを表示し編集します。
௛
௜
⑧ MACアドレス
ネットワークインターフェースの固有の識別。
APTプロパティウィンドウ
① デバイス名
デバイス名は最大31文字でカスタマイズできます。
② Dante名へのプッシュ
MXWウェブインターフェースからのデバイスとチャンネル
の名前を使用して、Audinate社製Dante Controller(DC)
ソフトウェア内の名前を上書きします。
注意:これにより、以前にDCで行ったルーティング構成が壊されて音声の中断
が生じる可能性があるため、慎重に行ってください。
③ 工場出荷時の状態へリセット
デバイスをデフォルト設定にリセットし、MXWグループと
リンクの関連付けを消去します。コントロールソフトウェ
アにアクセスするためのパスワードは「admin」にリセッ
トされます。
83
⑨ アップデートの追加
アップデートの追加を選択し、コントロールソフトウェア
にデバイスの変更を保存します。すべてのデバイスプロパ
ティは、[Utility]タブから同時にアップデートされます。
保存されると、デバイスは[Properties]欄に[Pending]
と表示します。
⑩ アップデートのキャンセル
デバイスプロパティの変更を削除します。
ソフトウェア
プリファレンスタブ
௔
௖
௕
ௗ
௟
௘
௙
௚
௛
௜
௝
௞
すべてのプリファレンスを[Configulation]にある各デバ
イスに適用します。
① スイッチの動作
各送信機タイプのスイッチをカスタマイズします。
•トグル(初期設定):ボタンを押してから離し、状況をアク
ティブまたはミュートに変更します。
•プッシュトゥトーク:ボタンを押し続けて、音声を通しま
す。
•押してミュート:ボタンを押し続けて、音声をミュートにし
ます。
•無効:ボタンを無効にします。
② 充電器の最初の状態
充電器から送信機をはずしてから、送信機の状態を割り当
てます。
•アクティブ:オンになっており、ネットワークに音声を通し
ます。
•ミュート:オンですが、音声がミュートです。
•スタンバイ:オンですが、音声ミュートが「スリープ」状態
です。スタンバイでは充電を節約し、コントロールソフトウ
ェアから送信機の状態へと変更できるようになります。
•オフ:電源はオフです。この状態の送信機は、ソフトウェア
で遠隔操作できません。
③ LEDの動作
各送信機タイプのミュート/アクティブLEDの動きを設定し
ます。スタンバイモードは常に、鼓動を打つ赤いLEDで表
されます。
アクティブ
ミュート
緑色点灯*
赤色点灯
赤色点灯
オフ
赤色点灯
赤で点滅
外部LEDコントロール
*MX400Rシリーズのグースネックマイクではご利用いただけません
84
௠
௡
④ ミュートプリファレンス
•ローカルミュート - 個別(初期設定):各送信機を、それぞ
れミュートにします。
•ローカルミュート - すべて:送信機がミュートである場合、
すべての送信機をミュートにします。
•外部ミュート:送信機の音声はオンであり、サードパーティ
コントローラーからはミュートです。
⑤ RF電源
アクセスポイントのRF範囲を決定します。
•ロー:25 ft(1mW)
•ミディアム:50 ft(3 mW)
•ミディアムハイ:100 ft(16 mW)
•最大:150 ft(80 mW)
⑥ 圏外アラーム
有効にすると、RFの範囲外に出た際にビープ音が聞こえま
す。(初期設定では無効)。
⑦ 範囲内に戻るアクション
送信機は、RF対象範囲に再度入った場合に、自動的にアク
ティブ(初期設定)になるようにしたり、ミュートになる
ように設定できます。
⑧ スタンバイモード
•ローカル(初期設定):送信機を単独で起動させることがで
きます。
•グローバル:すべての送信機がスタンバイモードがら同時に
起動します。
⑨ リンクプリファレンス
リンク手順は、ネットワーク充電ステーションのハードウ
ェアリンクボタンを無効にすることで、コントロールソフ
トウェアを制限することができます。初期設定では、リン
クボタンが有効になっています。
ソフトウェア
⑩ 識別プリファレンス
コントロールソフトウェアから識別した際の送信機の反応
方法を決定します。
•有効:LEDが点滅し、信号音がなります。
•無効:LEDの点滅のみ(音なし)
⑪ 言語
コントロールソフトウェアの言語を決定します。
⑫ パスワードのセットアップ
デバイスのパスワードの初期設定は「admin」です。下記
は各ログオンのアクセス権限を説明します:
Admin(初期設定):すべてのモニタリングと編集アク
セス。Adminは、TechおよびGuestレベルのログオンを
有効または無効にすることができます。
Tech (技術者):編集アクセスに制限があるモニタリン
グ。
Guest (ゲスト):モニタリングのみ。
⑬ プリファレンスの保存/読み込み
設定のプリファレンスをファイル形式でコンピューターに
保存します。ファイルは、読み込むことができ、構成内の
すべてのデバイスの設定を上書きできます。
85
⑭ 製品登録リンク
製品登録のためのShureウェブサイトへのリンクです。
ソフトウェア
MXWオーディオネットワークインターフ
ェース用コントロールソフトウェア
MXWオーディオネットワークインターフェースは、MXWシステムのアナログ入力と出力を管理するコントロールソフト
ウェアに加え、ネットワークインターフェースのバックパネルにある4ポートのギガバイトスイッチが特徴です。
初期設定では、コントロールソフトウェアに適用されるパスワード「admin」がすべてのMXWデバイスに設定されていま
す。初回ログイン時は、フィールドに「admin」と入力して管理者としてログオンします。パスワードは[Preferences]
タブから変更できます。
注:システムを最適に動作させるために、コントロールソフトウェアで開いているタブやウィンドウを7個以下にし
てください。
ログオンページ
Tech (技術者):[Monitor]タブのマイク管理に限っ
た、部分的な編集権限。
Guest (ゲスト):モニタリングのみ。
①
②
③
④
⑤
① ユーザー
コントロールソフトウェアには3つのセキュリティレベ
ルがあります:Admin、Tech、Guestです。初期設定で
は、Adminだけが有効です。ログオンして[Preferences]
タブへ進み、ユーザーログオンを管理します。
Admin(初期設定):すべての編集権限。Admin
は、Techレベルのログオンを有効または無効にできま
す。
86
② パスワード
パスワードを入力して、AdminまたはTechとしてログオ
ンします。パスワードの初期設定は、Adminユーザーで
「admin」です。パスワードを変更するには、Adminとし
てログオンし[Preferences]タブへ進みます。
③ ログオンを保持ボタン
これを選択すると、コントロールソフトウェアを再起動す
る際にユーザーはログオンページをスキップすることがで
きます。
④ 言語選択
GUIの言語を選択します。この設定はコンピューターに保
存されます。
⑤ ログオンボタン
ボタンを押して、コントロールソフトウェアにログオンし
ます。
注:パスワードの初期設定は「admin」です。
ソフトウェア
コントロールバー
③
②
④
①
① タブ
ソフトウェアには、音声を管理するための[Input/Output]
タブおよびシステム設定の[Preferences]タブがありま
す。
② 識別ボタン
このボタンは、簡単に識別できるように、コマンドをハー
ドウェアに送ってフロントパネルLEDを点滅させます。
Inputs/Outputs (入力/出力)
⑤
③ セキュリティレベル
ユーザーのアクセスレベルを表示しま
す:Administrator、Technician、またはGuest。
④ ログオフ
ユーザーをソフトウェアからログアウトします。
⑤ 言語選択
コントロールソフトウェアインターフェースの言語を選択
します。この設定はコンピューターに保存されます。
タブ
① チャンネル名
チャンネル名は、テキストボックスをクリックしてカスタ
マイズできます。名前は最大12文字まで入力できます。
①
②
③
①
⑤
⑥
⑦
④
⑧
④
② 入力ゲイン設定(A、B)
アナログ入力のゲインレベルを設定します:ライン(初期
設定)またはaux
③ 入力音声メーター
アナログ-デジタルコンバーターの前の入力音声レベルを表
示します。
④ ミュートボタン
チャンネルの音声をミュートまたはミュート解除します。
チャンネルをミュートするとボタンは赤に点灯します。
⑤ 出力ゲイン
出力ゲインレベルを設定します。
⑥ 出力音声メーター
アナログ-デジタルコンバーターの前の出力音声レベルを表
示します。
⑦ 減衰
出力減衰は1 dBごとに調整できます。
⑧ ノート
インストールした日付やIP情報など、プロジェクトのメモ
をここに保存します。
87
ソフトウェア
プリファレンスタブ
①
⑥
⑪
⑫
②
③
⑤
⑦
⑧
⑩
① 言語
ANIが独立モードの時にコントロールソフトウェアの言語
を選択します。独立ネットワークモードでは、これをMXW
システムコントロールソフトウェアで定義します。
② デバイスシリアル番号
デバイスのシリアル番号を表示します。
③ ファームウェアバージョン
デバイスの現在のファームウェアバージョンを表示しま
す。
④ リセットボタン
デバイスを工場出荷時の設定で再起動します。
⑤ この製品を登録リンク
www.shure.comでデバイスの登録をクリックして、製品や
ソフトウェアのアップデートを受信します。
⑥ 音声ルーティングモード
•MXWモード:デバイスがMXWグループの一部である場合、
自動チャンネルルーティングを有効にします(MXWシステム
コントロールソフトウェアから割り当て)。
•独立モード:Danteコントローラーソフトウェアでは、チャ
ンネルを手動でルーティングしなければなりません。
⑦ デバイス名
デバイス名は「=」、「.」、「@」以外の最大31文字でカ
スタマイズできます。
88
⑧ アドレッシングモード
自動:IP設定はリンクローカルとなるか、またはDHCPサー
バーから自動的に受け入れられます。
Manual:IP設定(IPアドレス、サブネットマスク、ゲート
ウェイ)は静的であり、手動で入力します。
⑨ MACアドレス
各ネットワークインターフェースに割り当てられる固有の
識別子。
⑩ ポート4モード
ネットワークインターフェースのポート4を設定します:
•切り替えモード(初期設定):ポート4をイーサネットで完
全にサポートします。
•アップリンクモード:コントロールデータだけを転送しま
す。Danteデジタル音声およびShureウェブデバイスディスカ
バリーアプリケーションのマルチキャストトラフィックは制
限されます。
⑪ フロントパネルのロックアウト
ハードウェアのフロントパネルコントロールを無効にしま
す。チャンネルのヘッドホンジャックでのモニタリング用
の選択は行えます。
⑫ パスワード
デバイスのパスワードの初期設定は「admin」です。
•Admin(初期設定):すべての編集権限。Adminは、Techレ
ベルのログオンを有効または無効にできます。
•Tech (技術者):入力/出力ページに制限された権限です(ハ
ードウェア機能のみ)。
•Guest (ゲスト):モニタリングのみ。
ソフトウェア
Audinate社製Dante®ソフトウェア
Audinate社製ソフトウェアには追加機能があり、Dante®デ
ジタル音声ネットワークをコントロールします。ダウンロ
ードやインストール方法については、Audinateのウェブサ
イトにアクセスしてください。
Danteコントローラー
Danteコントローラー(DC)は、Danteデバイスのネット
ワークの設定と管理に使用するAudinateの無料ソフトウェ
アです。Dante対応デバイス間でチャンネルをルーティン
グし、デバイス、クロック、ネットワークのステータスを
監視します。
重要:MXWAPTは、ネットワークのDanteのクロック
マスターでなければなりません。クロックマスターを
MXWAPT(初期設定)から他のデバイスに変更しな
いでください。
注:DCソフトウェアは、MXWシステム内にルーティ
ング音声が必要ありません。DCを使用する際は注意
してください。設定変更がMXWシステムの機能に干
渉する場合があります。
Danteバーチャルサウンドカード
Danteバーチャルサウンドカード (DVS) は、追加機器なし
でデジタル音声のモニタリングや録音をするための音声ド
ライバーとして機能します。DVSは、コンピューターの標
準イーサーネットポートを使用して、同じネットワーク上
のDanteが有効なデバイスから最大64チャンネルの送受信
を行います。
89
ソフトウェア
ファームウェアアップデート
ファームウェアは各コンポーネントに埋め込まれた機能を
コントロールするソフトウェアです。定期的に新しいバー
ジョンがリリースされ、機能が追加・拡張されます。改善
されたデザインを利用するには、Shureアップデートユー
ティリティを使用して新しいバージョンのファームウェア
のアップロードとインストールを行います。ソフトウェア
は、www.shure.comからダウンロードできます。
次のステップを実行し、ファームウェアをアップデートし
ます:
注意!アップデート中はデバイスを安定したネットワ
ークに接続してください。アップデートが完了するま
でデバイスの電源を切らないでください。
1.デバイスとコンピューターを同じネットワークに接続し
ます(同じサブネットにセット)。
•MXW送信機をアップデートするには、送信機を同じネット
ワークに接続されたMXWネットワーク充電ステーションに
挿します。
ファームウェアリリース要件
Microflexワイヤレスデバイスは、適切な動作を確実に行う
ために、連携する複数のコミュニケーションプロトコルか
ら構成されています。すべてのMXWデバイスが同一リリー
スであることを推奨します。ネットワーク上の各MXWデバ
イスのファームウェアを確認するには、MXWコントロール
ソフトウェアのユーティリティページを開きます。
Shureデバイスのファームウェア形式は、MAJOR.MINOR.
PATCHです。(例、1.6.2でいうと、1はメジャーファーム
ウェアレベル、6はマイナーファームウェアレベル、2はパ
ッチファームウェアレベルです。)少なくとも同じサブネ
ット上で動作するデバイスは、メジャーとマイナーのリリ
ース番号が同一である必要があります。
90
•MXWオーディオネットワークインターフェースのポート4に
て接続されている場合には、ANIコントロールソフトウェア
のプリファレンスページから、ネットワークモードがスイッ
チモード(初期設定)に設定されていることを確認してくだ
さい。
2.Shureアップデートユーティリティアプリケーションを
起動します。
3.Check For Updates...ボタンをクリックすると、ダウン
ロード可能な新しいファームウェアバージョンが表示さ
れます。
4.希望のファームウェアを選択したら、Downloadを押し
てファームウェアライブラリーにダウンロードします。
5.[Update Devices]タブから、新しいファームウェアを
選択したら、Send Updates...を押してファームウェア
のアップデートを開始するとデバイス上の既存のファー
ムウェアは上書きされます。
トラブルシューティング
トラブルシューティング
■■ トラブルシューティング
92
■■ 追加のリソース
93
■■ 出荷時設定にリセット
94
■■ 外部コントロールシステムに接続する
95
■■ IPポートとプロトコル
96
ハードウェアから
コントロールソフトウェアから
91
トラブルシューティング
トラブルシューティング
次の表は、Microflexワイヤレスシステムのトラブルシューティングにおける典型的な解決策です。
音声
問題
インジケーター
解決策
緑色
音声がない、
または歪む
オーディオネッ
トワークインタ
ーフェースまた
はSCM820のネ
ットワーク音声
LED
緑色で点
滅
赤色
オフ
音声が入った
り切れたりす
る(途切れ
る)
音声が途切れる
•ケーブルのチェック
•送信機がオンであり、チャンネルがミュートでないことを確認す
る。
•MXWコントロールソフトウェアの[Monitor]タブで、入力メータ
ーがOKであることを確認する。チャンネルがクリッピングしてい
る場合は弱める。
•オーディオネットワークインターフェース(AIN)のフロントパネ
ルおよびANIコントロールソフトウェアの出力メーターを確認す
る。ヘッドフォンを使用して、ANIからの音声を聞く。チャンネル
がクリッピングしている場合は弱める。
•AINの出力レベルと接続している装置の入力が一致しているか確認
する。
•APTがスペクトラムスキャンを実行していないことを検証する。
•確実にすべてのデバイスがオンであり、ネットワーク接続が安定す
るようにする
•Danteコントローラーソフトウェア(DC)を使用してチャンネル
サブスクリプションを検証する
•DCのマスタークロックを確認(MXWAPTがマスタークロックでな
ければなりません)
•デバイスをグループに配置して自動的に音声をルーティングする
•アクセスポイントトランシーバーのネットワーク音声設定のサブネ
ットがオーディオネットワークインターフェースのサブネットと一
致するようにする
•スペクトラムスキャンを実施してRF障害を監視する
•チャンネル数を減らし、システムがRFスペクトラムに負担をかけ
ているか検証する
システムのセットアップおよびMXWグループ
92
問題
インジケーター
コンポーネン
トをグループ
に関連付けで
きない
デバイスのドロップダウン
が[Configuration]タブの
グループ行に望ましいコン
ポーネントを表示しない
解決策
•デバイスの電源が入っていて、同じネットワークとサブネットに接
続されていることを確認)
•MXWコントロールソフトウェアの[Utility]タブを開き、設定フィ
ルターのチェックを外してネットワーク上のすべてのMXWデバイ
スを表示する。デバイスが「OTHER」と表示された場合は、別の
構成の一部です。
•その他の構成のグループ行から「none」を選択して、コンポーネ
ントの関連付けを外す。
•デバイスの工場出荷時設定へのリセットを実行し、すべての関連付
けを消去する。
トラブルシューティング
ネットワーク
問題
インジケーター
PCからコント
ロールソフト
ウェアに接続
できない
デバイスがShureウェブデ
バイスディスカバリーア
プリケーションに表示さ
れない
解決策
•確実にデバイスに電源が入っていることを確認する
•確実にPCと装置が同じネットワークにあり、同じサブネットに設
定されていることを確かめる
•デバイスに接続していない他のネットワークインターフェースをオ
フにします (WiFiを含む)
•DHCPサーバーが作動しているかチェックしてください(該当する
場合)
•PCでBonjourが作動していることを確認する
•オーディオネットワークインターフェース(ANI)のポート4を介
して接続している場合、必ず切り替えモードにセットする。
コントロール
ソフトウェア
の読み込みに
時間がかかる
ウェブブラウザがコントロ
ールインターフェースに接
続できない
コントロール
ソフトウェア
がうまく機能
しない
•Adobe® Flash®の最新バージョンをダウンロード
•確実にPCとデバイスが同じネットワークおよびサブネットに存在
するようにする
•Windowsのファイアフォール設定がShureのソフトウェアを妨げて
いないことを確認する
•デフォルトゲートウェイをDHCPの一部として送信しないようルー
ターを設定します
•Shureウェブデバイスディスカバリーアプリケーションを設定
し、IPアドレスで開く
•コンピューターを、デバイスとして同じネットワーク上のスタティ
ックIPアドレスに手動で設定します
インジケーターの動きが遅
いか、またはリアルタイム
で表示されていません。
•同じ設定で開いているウィンドウやタブの数を減らす
•ネットワークの正しい設定方法については「ネットワーク」セクシ
ョンを参照してください
追加のリソース
追加のトラブルシューティングサポートまたは複雑な取り付けの詳細な情報については、Shureのサポート担当者までお
問い合わせください。北米地域では、システムサポートグループ (847-600-8440) までお電話でお問い合わせください。
他の地域では、www.shure.comでお近くのサポート連絡先をご覧ください。
デジタルオーディオネットワークのヘルプ、詳細なネットワークガイドライン、Danteソフトウェアのトラブルシューテ
ィングについては、Audinateのウェブサイト(www.audinate.com)にアクセスしてください。
93
トラブルシューティング
出荷時設定にリセット
トラブルシューティングの方法を試してもネットワーク上
にデバイスが表示されない場合は、個別のハードウェアで
リセットを行い、デバイスを初期設定に戻します。工場出
荷時の初期設定は、その他のShureネットワークデバイス
と自動的に互換性を持つように設計されています。
注:工場出荷時の設定へのリセットは、すべての
MXWグループとリンクの関連性を取り消します。ソ
フトウェアにアクセスするパスワードはにリセットし
ます。
ハードウェアから
アクセスポイントトランシーバー
埋め込まれたリセットボタンを10秒間押したままにしま
す。ネットワーク音声ステータスLEDが一時的にオフにな
り、ユニットが再起動していることを示します。
11
12
1
10
2
8
4
9
注意:出荷時設定リセットでは、グループの関連付けとデバイスに保存されたマ
イクのリンクがすべて取り消されます。
3
7
音声ネットワークインターフェース
リセットボタンを10秒間押したままにします。フロントパ
ネルのLEDが点滅し、ユニットが再起動していることを示
します。
2
1
5
6
3
ネットワーク充電ステーション
a)電源スイッチを切ります。
b)リンクボタンを押したままにします。
c)リンクボタンを押しながら、電源スイッチを入れます。
d)LEDが黄色く点灯するまで、リンクボタンを12秒間押し続けま
す。
コントロールソフトウェアから
1.MXWコントロールソフトウェアの[Utility]タブを開き
ます。
2.デバイスの[Edit Properties]ボタンを選択します。
3.出荷時設定リセットのチェックボックスを選択します。
4.アップデートの追加を選択し、編集キューに設定を保存
します。
5.追加のデバイスについて、繰り返します。
6.[Apply All]を押して、プロパティを編集したすべての
デバイスに変更を加えます。
94
link
+
5
1
2
3
4
Power
Link
5
6
7
8
6
7
link
トラブルシューティング
外部コントロールシステムに接続する
MXWシステムは、イーサネットを介してAMXまたは
Crestronコントロールシステムに接続します。システムご
とにコントローラーを1つだけ使用し、メッセージの衝突
を防止します。MXWコマンド文字列の総合的なリストは、
こちらからご覧いただけます:http://shure.custhelp.com/
app/answers/detail/a_id/5207
• 接続:イーサネット(TCP/IP、MXWはクライアントで
す)
• ポート:2202
95
トラブルシューティング
IPポートとプロトコル
Shureコントロール
ポート TCP/UDP
プロトコル
説明
工場出荷時設定
21
tcp
FTP
ファームウェアの更新に必要(その他のときは閉じる)
クローズ
23
tcp
Telnet
標準コンソールインターフェース
クローズ
22
68
80*
427
443
161
162
843*
2202
5353
5568
8023
tcp
udp
tcp
tcp/udp
tcp
tcp
tcp
tcp
tcp
udp
udp
tcp
8180* tcp
8181* tcp
8427
udp
64000 tcp
SSH
DHCP
HTTP
SLP†
HTTPS
SNMP
SNMP
Flash
ASCII
mDNS†
SDT
†
Telnet
Flash
Flash
Multcast
SLP†
Telnet
非サポート
ダイナミックホスト構成プロトコル
クローズ
オープン
埋め込みウェブサーバーの起動に必要
オープン
デバイス間通信に必要
オープン
非サポート
クローズ
非サポート
クローズ
非サポート
クローズ
ウェブアプリケーションに必要
サードパーティコントロールストリングに必要
デバイスの発見に必要
デバイス間通信に必要
オープン
オープン
オープン
オープン
デバッグコンソールインターフェース
パスワード
ウェブアプリケーションに必要
オープン
ウェブアプリケーションに必要
オープン
デバイス間通信に必要
オープン
Shureファームウェアの更新に必要
オープン
Dante音声およびコントローラー
ポート
162
[319-320]*
4321、14336-14600
[4440、4444、4455]*
5353
[8700-8706、8800]*
8751
16000-65536
TCP/UDP
udp
udp
udp
udp
udp
udp
udp
udp
プロトコル
SNMP
PTP
Dante
Dante音声
Dante
Dante
Dante
Dante
Danteが使用
Danteクロッキング
†
mDNS
説明
Danteオーディオルーティング
†
Danteが使用
Danteコントロールおよびモニタリング
Danteコントローラー
Danteが使用
* これらのポートはPCまたはコントロールシステム上でファイアウォールを経由してデバイスにアクセスできるよう
開いている必要があります。
これらのプロトコルにはマルチキャストが必要です。お使いのネットワークにマルチキャストが正しく設定されて
いることを確認してください。
†
96
アクセサリーとモデルの種類
アクセサリーとモデルの種類
MXWデバイス
アクセスポイントトランシ
ーバー
説明
8チャンネルアクセスポイントトランシーバー
MXWAPT8
2チャンネルアクセスポイントトランシーバー
MXWAPT2
4チャンネルアクセスポイントトランシーバー
取り付けプレート
塗装可能カバー
8チャンネルオーディオネットワークインターフェース
オーディオネットワークイ
ンターフェース
4チャンネルオーディオネットワークインターフェース
金具キット
IECケーブル
8チャンネルオーディオネットワークインターフェース
ネットワーク充電ステーシ
ョン
4チャンネルオーディオネットワークインターフェース
2チャンネルオーディオネットワークインターフェース
電源
ボディパック型送信
機
ハンドヘルド型
グースネックベース
65A20096
65A20030
MXWANI8
MXWANI4
90A20081
地域によって異なります。
表を参照。
MXWNCS8
MXWNCS4
MXWNCS2
PS45
Lavalier マイクロホン
表を参照
SM86
MXW2/SM86
Beta58
VP68
バウンダリー
MXWAPT4
MXW bodypack送信機(小型マイ
MXW1/O
クなし)
SM58
送信機
品番
無指向性
カーディオイド
MXWグースネックベース送信機
(グースネックマイクなし)
グースネックマイク
USB充電器
モノラルイヤホン/ボリュームコントロール
MXW2用揺れ止めリング
MXW2/SM58
MXW2/BETA58
MXW2/VP68
MXW6/O
MXW6/C
MXW8
表を参照
地域によって異なります。
表を参照。
DH 6125+VC
A1K
小型マイクオプション
マイクの詳細
Microflex® 5mm 超小型マイク、無指向性、ブラック
Microflex 5mm 超小型マイク、カーディオイド、ブラック
®
Microflex 無指向性超小型イヤーセット、ブラック
®
Microflex 無指向性超小型イヤーセット、タン
®
Microflex 無指向性超小型イヤーセット、ココア
®
Microflex® 1cm 無指向性小型マイク、ブラック
Microflex 1cm スーパーカーディオイド小型マイク、ブラック
®
Microflex 1cm カーディオイド小型マイク、ブラック
®
無指向性コンデンサーミニチュア小型マイク、ブラック
COUNTRYMAN、3mm超小型無指向性マイク、ブラック
97
品番
MX150B/O-TQG
MX150B/C-TQG
MX153B/O-TQG
MX153T/O-TQG
MX153C/O-TQG
WL183
WL184
WL185
WL93
WCB6B
アクセサリーとモデルの種類
マイクの詳細
COUNTRYMAN、無指向性固定イヤーセットマイクロホン、ブラック
COUNTRYMAN、無指向性固定イヤーセットマイクロホン、タン
品番
WCE6B
WCE6T
グースネックオプション
マイクの詳細
指向特性
5”(12.7 cm)
MX405LP/C
カーディオイド
10”(25.4 cm)
MX410LP/C
スーパーカーディオイド
カーディオイド
スーパーカーディオイド
ライトリングインジケーター カートリッジなし
カプセルのみ
カーディオイド
スーパーカーディオイド
IEC 電源ケーブル
地域ごとの電源ケーブル
品番
USA
95B8389
アルゼンチン
95A14335
ブラジル
ヨーロッパ
英国
日本
中国
韓国
オーストラリア
95A14336
95C8247
95A8713
95B9021
95B9073
95B9074
95A9128
USB充電器
地域ごとのUSB充電器
SBC-USB-A
ヨーロッパ
SBC-USBE-A
オーストラリア
日本
台湾
ブラジル
98
品番
USA
英国
品番
カーディオイド
スーパーカーディオイド
2色LEDステータスインジケ
ーター
長さ
SBC-USBUK-A
SBC-USBAZ-A
SBC-USBJ-A
SBC-USBTW-A
SBC-USBR-A
5”(12.7 cm)
10”(25.4 cm)
15”(38.1 cm)
15”(38.1 cm)
5”(12.7 cm)
10”(25.4 cm)
15”(38.1 cm)
どんな長さにも対応
どんな長さにも対応
MX405LP/S
MX410LP/S
MX415LP/C
MX415LP/S
MX405RLP/N
MX410RLP/N
MX415RLP/N
R185B
R184B
Microflexワイヤレス仕様
Microflexワイヤレス仕様
■■ システム
100
■■ 送信機
101
■■ アクセスポイントトランシーバー(APT)
102
■■ ネットワーク充電ステーション(NCS)
103
■■ オーディオネットワークインターフェース(ANI)
104
■■ 送信機出力
106
■■ 配線図
107
■■ 安全使用情報
108
■■ 認証
110
MXW1 ハイブリッドBodypack送信機
MXW2 ハンドヘルド型送信機
MXW6 バウンダリー送信機
MXW8 グースネックベース送信機
アナログ接続
デジタル信号処理
ネットワーク
周波数帯:Z10、Z11、Z13、Z15
周波数帯:Z12
TA4Mコネクター
オーディオネットワークインターフェース(ANI)
安全にお使いいただくために
重要な製品情報
MXWNCS2, MXWNCS4, MXWNCS8
MXW1, MXW2, MXW6, MXW8, MXWAPT2, MXWAPT4, MXWAPT8
商標
99
Microflexワイヤレス仕様
システム
送受信周波数帯域
帯域
Z10
Z11
Z12
Z15
Z14
地域
USA、 カナダ、 メキシ
コ
周波数帯域
1,920~1,930 MHz
ヨーロッパ、 アジア、
中東
1,880~1,900 MHz
台湾
1,880~1,895 MHz
日本
1,893~1,905 MHz
ブラジル
1,910~1,920 MHz
到達距離
50 m (160 ft)
注:実際の範囲は、RFの電源設定、信号減衰、反射、干渉
に左右されます。
周波数特性
50 Hz ~ 20 kHz (+1, -3dB)
注:マイクロホンのタイプにより異なります
ダイナミックレンジ
>99dB, Aウェイト
システムゲイン
MXWANIからDante経由のラインレベル出力へのマイクゲ
イン @ 0dB
+50dB
遅延
18 ms, 公称
100
システムオーディオ極性
マイクロフォンダイアフラムの陽圧(またはTA4Mコネク
ターのピン3の正電圧)は、ANIのピン2の正電圧を発生さ
せます(低インピーダンス出力のピン3に対して)。
無線送信
時分割多重アクセス(TDMA), ガウス周波数シフトキー
イング(GFSK), 365 kHz最大偏差
RF 感度
−87 dBm, 最小
電源
19 dBm (80 mW) 最大, 周波数レンジおよび出力電源表を
参照
ケーブル要件
Cat 5e以上, シールド加工済み, ネットワーク機器間最大
100 m
ネットワークアドレス容量
DHCP, リンクローカル, スタティック
動作温度範囲
0°C (32°F) ~ 49°C (120°F)
保管温度範囲
-29°C (-20°F) ~ 74°C (165°F)
Microflexワイヤレス仕様
送信機
ゲイン調整範囲
−25 ~ +15dB (1 dB刻み)
最大入力レベル
マイクゲイン @ −16 dB
−9 dBV
ヘッドホン出力
3.5 mm, デュアルモノ (ステレオホンを作動)
最大ヘッドフォン出力
1kHz @ 1% ひずみ、最大電力、@16Ω
17.5 mW
アンテナタイプ
インターナル, スペースダイバシティ, 直線偏波
アンテナゲイン
平均
ピーク
-1.1
dBi
0.5 dBi
電池タイプ
充電式リチウムイオン
電池寿命
MXW1, MXW6,
MXW8
MXW2
最大
9 時間
最大
15 時
間
新しいバッテリーで計算します。ランタイムはバッテリー
の状態により異なります。
充電コネクター
USB 3.0タイプA
外装
成形プラスチック
推奨保管温度範囲
0°C (32°F) ~ 25°C (77°F)
MXW1 ハイブリッドBodypack送信機
マイクロホンコネクター
4ピン・オス型ミニコネクター (TA4M), 詳細は図を参照し
てください
入力インピーダンス
@ 1 kHz
>20 kΩ
内蔵マイク
無指向性 (20 Hz ~ 20 kHz)
寸法
22 mm x 45 mm x 99 mm (0.9 インチ x 1.8 インチ x 3.9
インチ) 高さ×幅×奥行き
質量
85 g (3.0 オンス)
電池付き, マイクなし
MXW2 ハンドヘルド型送信機
マイクロホンカプセル
SM58, SM86, Beta58, VP68
構成
アンバランス
入力インピーダンス
@ 1 kHz
>20 kΩ
101
寸法
226 mm x 51 mm (8.9 インチ x 2.0 インチ) 長さ x 直径
SM58マイクロホンカプセル付き
質量
323 g (11.4 オンス)
電池付き, SM58マイクロホンカプセル付き
Microflexワイヤレス仕様
MXW6 バウンダリー送信機
マイクロホンカプセル
MXW6/O
MXW6/C
R183B
R185B
寸法
23 mm x 44 mm x 114 mm (0.9 インチ x 1.75 インチ x 4.5
インチ) 高さ×幅×奥行き
質量
108 g (3.8 オンス)
電池付き
MXW8 グースネックベース送信機
マイクロホンコネクター
Shure MX405/10/15用の6ピンコネクター
構成
アンバランス
入力インピーダンス
@ 1 kHz
>20 kΩ
グースネックオプション
付属品リストを参照
寸法
36 mm x 71 mm x 124 mm (1.4 インチ x 2.8 インチ x 4.9
インチ) 高さ×幅×奥行き
質量
193 g (6.8 オンス)
電池付き, マイクなし
アクセスポイントトランシーバー
(APT)
ネットワークインターフェース
RJ45: ギガビットイーサネット, Danteデジタルオーディ
オ
プレミアム評価
UL 2043
使用電源
パワーオーバーイーサネット(PoE)クラス0, 6.5W
アンテナタイプ
インターナル, スペースダイバシティ, 円偏波
アンテナゲイン
平均
ピーク
102
0.5 dBi
3.0 dBi
外装
成形プラスチック, 亜鉛ダイカスト
寸法
24 mm x 170 mm x 170 mm (1.35 インチ x 6.7 インチ x
6.7 インチ), 高さ×幅×奥行き
マウントプレートまたはカバーなし
質量
APT8
856 g (1.9 lb)
塗装可能カバー
85 g (0.2 lb)
APT2, APT4
マウントブラケット
845 g (1.9 lb)
68 g (0.15 lb)
Microflexワイヤレス仕様
ネットワーク充電ステーション(NCS)
充電時間
MXW1, MXW6,
MXW8
MXW2
50%=1 時間;
100%=2 時間
50%=1.5 時間;
100%=3 時間
ネットワークインターフェース
10/100 Mbpsイーサネット
使用電源
15 V DC @ 3.3 A 最大, 外部電源により供給(チッププラ
ス)
外装
成形プラスチック, 亜鉛ダイカスト
寸法
NCS8
NCS4
NCS2
103
68 mm x 343 mm x 184 mm
(2.7 インチ x 13.5 インチ x
7.25 インチ), 高さ×幅×奥行き
68 mm x 191 mm x 184 mm
(2.7 インチ x 7.5 インチ x
7.25 インチ), 高さ×幅×奥行き
48 mm x 102 mm x 154 mm
(1.9 インチ x 4.0 インチ x 6.1
インチ), 高さ×幅×奥行き
質量
NCS8
2.9 kg (6.4 lb)
NCS2
0.8 kg (1.8 lb)
NCS4
1.7 kg (3.7 lb)
Microflexワイヤレス仕様
オーディオネットワークインターフェー
ス(ANI)
周波数特性
20 Hz ~ 20 kHz (+1, −1.5dB)
寸法
44 mm x 483 mm x 366 mm (1.7 インチ x 19.0 インチ x
14.4 インチ), 高さ×幅×奥行き
ダイナミックレンジ
20 Hz~20 kHz, Aウェイト, 標準
アナログ-Dante
Dante-アナログ
質量
MXWANI4
113dB
110dB
−84.5 dBV
3.2 kg (7.1 lb)
外装
スチール、押出成型アルミニウム
出力ノイズ
20 Hz~20 kHz, Aウェイト, 標準
Line
3.1 kg (6.9 lb)
MXWANI8
Aux
使用電源
100 ~ 240 V AC, 50-60 Hz, 1 A
マイクロホン
−95.2 dBV
−106.5 dBV
THD+N
20 Hz~20 kHz+4dBuアナログ入力, −10 dBFSデジタル入
力
<0.05%
動作温度範囲
−18°C (0°F) ~ 63°C (145°F)
保管温度範囲
−29°C (-20°F) ~ 74°C (165°F)
極性
非反転、すべての入力から出力
アナログ接続
出力
構成
インピー
ダンス
アクティブバ
ランス
310 Ω
入力
構成
インピー
ダンス
アクティブバ
ランス
10.6 kΩ
Line
+26.2 dBV
クリッピングレベル (最小)
Aux
+16.2 dBV
クリッピングレベル (最小)
Line
+23.8 dBV
Aux
+10.8 dBV
ヘッドホン出力
6.35 mm TRS, 100 mW, 350 Ω, デュアルモノ (ステレオホンを作動)
0 dBV=1 V RMS
0 dBu=0.775 V RMS
0 dBV=2.2 dBu
104
マイクロホン
−3.8 dBV
Microflexワイヤレス仕様
デジタル信号処理
AD/DAコンバーター
24ビット, 48 kHz
遅延
推定名目値, ±0.1 ms
アナログ-Dante
0.21 ms
Dante-アナログ
0.24 ms + TN
TN = Dante Controllerで設定されているネットワーク待ち時間 (ミリ秒)
注記: Danteネットワークレイテンシーは、受信デバイスと通常関連しています。
ネットワーク
ネットワークインターフェース
4ポートギガビットイーサネットスイッチ, Danteデジタルオーディオ
Uplinkポート(ポート4)
選択可能, マルチキャストトラフィックをブロック
パワーオーバーイーサネット(PoE)
MXWAPTに電源を供給するポート1で提供
ケーブル要件
Cat 5e以上, シールド加工済み, ネットワーク機器間最大100 m
ネットワークアドレス容量
DHCP, リンクローカル, スタティック
105
Microflexワイヤレス仕様
送信機出力
周波数帯:Z10、Z11、Z13、Z15
MXW1
MXW6、MXW8
設定
dBm
mW
設定
dBm
mW
ミディアム
5
3
ミディアム
5
3
ロー
ハイ
最大
-2
1
12
16
17
50
MXW2
設定
dBm
mW
ミディアム
7
5
ロー
ハイ
最大
0
1
12
16
17
50
周波数帯:Z12
MXW1、MXW6、MXW8
設定
dBm
mW
ミディアム
5
3
ロー
ハイ
最大
0
9
12
1
8
16
MXW2
設定
dBm
mW
ミディアム
7
5
ロー
ハイ
最大
106
0
9
12
1
8
16
ロー
ハイ
最大
-2
12
19
1
16
80
Microflexワイヤレス仕様
配線図
TA4Mコネクター
Bodypackの平面図
499
39
39
ȝ)
100
グランド
5 V DC
音声入力
アクティブロード
アクティブロード
音声入力
ȝ)
156
5 V DC
グランド
オーディオネットワークインターフェース(ANI)
Line
Aux
音声入力
+
-
A
D
Line
Aux
マイクロホン
+4 dBu =
-18 dBFS
音声出力
+
-
D
A
-18 dBFS =
+4 dBu
4ポートのギガビットイーサネットスイッチ
uplink
ヘッドホン出力
107
+
-
Class 0 PoE
D
A
Signal Select
and Control
Microflexワイヤレス仕様
安全使用情報
安全にお使いいただくために
誤った使用により引き起こされる可能性のある結果は、危険の切迫度および損害の大きさに応じて、「警告」と「注意」
のいずれかとして示されています。
警告:警告を無視すると、誤った使用により重傷または死亡が引き起こされる可能性があります。
注意:注意を無視すると、誤った使用により怪我や物的損害が引き起こされる可能性があります。
警告
極度の大音量で音声を聴くと、聴覚を恒久的に損なうことがあります。できるだけ小さな音量で使用してください。極度
に高い音圧レベルに過度にさらされると耳を傷め、恒久的な騒音性難聴(NIHL)になることがあります。聴覚を損なわ
ないようにするため、各音圧レベルに耐えられる最長限度時間の米国労働安全衛生局(OSHA)ガイドラインを下記に記
載しますのでご参照ください。
90 dB SPL
95 dB SPL
100 dB SPL
110 dB SPL
115 dB SPL
120 dB SPL
8時間
30分
4時間
15分
2時間
105 dB SPL
1時間
障害が発生する恐れがあるため避けること
警告
• バッテリーパックは爆発、または有毒な物質を放出する場合があります。火災または火傷の恐れがあります。開けた
り、押し潰したり、改造したり、分解したり、60℃以上の熱に曝したり、焼却したりしないでください。
• メーカーの指示に従ってください。
• Shure充電器はShure充電式バッテリーの充電のみに使用してください
• 警告:電池が間違って交換された場合、爆発する恐れがあります。同じ種類または同等の種類の電池と交換してくださ
い。
• 決して口の中に電池を入れないでください。飲み込んだ場合は医師または最寄りの中毒事故管理センターまで連絡して
ください。
• ショートさせないでください。火傷または火災の原因となります。
• Shure充電式バッテリー以外のバッテリーパックを充電、または使用しないでください。
• バッテリーパックは正しく処分してください。使用済みバッテリーパックの適切な廃棄方法については、各地域の販売
店にお問い合わせください。
• 電池(電池パックまたは内蔵電池)は直射日光、火などの高熱に曝さないでください。
警告:電池が間違って交換された場合、爆発する恐れがあります。Shure対応電池のみを使用してください。
注:必ず同梱の電源、Shure純正品を使用してください。
1. 經審驗合格之射頻電信終端設備,非經許可,公司、商號或使用者均不得擅自變更頻率、加大功率或變更原設計之特性
及功能。
2. 射頻電信終端設備之使用不得影響飛航安全及干擾合法通信;經發現有干擾現象時,應立即停用,並改善至無干擾時方
得繼續使用。所謂合法通信,係指依電信法規定作業之無線電信。
108
Microflexワイヤレス仕様
3. 輸入、製造射頻電信終端設備之公司、商號或其使用者違
反本辦法規定,擅自使用或變更無線電頻率、電功率者,
除依電信法規定處罰外,國家通訊傳播委員會並得撤銷其
審驗合格證明。
4. 減少電磁波影響,請妥適使用
MXW1
ボディパックマイクロホン送信機:
これらの送信機はテストされ、無制御環境に対して明記し
た国際放射線暴露限度に適合していることが確認されてい
ます。本機器は、通常の使用条件においてユーザーの体に
直接接触します。これらの送信機は、他のアンテナや送信
機と同じ場所に配置したり、連動して操作することはでき
ません。
重要な製品情報
本機器はプロのオーディオ用途用です。
EMC適合性試験は同梱および推奨のケーブル使用に
基づきます。別種のケーブルを使用した場合はEMC
性能が低下します。
書面によりShure Incorporatedの承認を受けることな
く本機器の変更・改造を行った場合、機器を使用する
権限が無効になることがあります。
電池、パッケージ、電子機器の廃棄については地域のリサ
イクル方法に従ってください。
注: 本装置は公共インターネットネットワークに直接
接続するためのものではありません。
ユーザー情報
本機器はテストされFCC規定パート15に則りクラスBデジ
タル機器に限定的に適合します。この制限は、住宅地域に
おいて設置する場合に有害な電波干渉から保護するための
ものです。本機器は電磁波を発生・使用し、放射すること
があります。取扱説明書に従って設置、使用しないと無線
通信に電波干渉が起こす可能性があります。あるいは設置
状況に関わらず障害を引き起こす可能性もあります。本機
器によりラジオやテレビの受信に電波干渉が起こるようで
あれば(これは、機器の電源を一度切ってから入れるとわ
かります)、以下の手段を1つまたはいくつかを用いて電
波干渉を防いでください。
• 受信アンテナを別の方向に向けるか、別の場所に移す。
• 機器と受信機の設置間隔を広げる。
• 受信機を接続しているコンセントとは別の回路にあるコ
ンセントに機器を接続する。
• 販売店または熟練したラジオ/テレビ技術者に相談する。
109
MXW2, MXW6, MXW8, MXWAPT2,
MXWAPT4, MXWAPT8
ハンドヘルドマイクロホン送信機, 卓上バウンダリーマイ
クロホン送信機, 卓上グースネックマイクロホン送信機, ワ
イヤレスアクセスポイント送信機:
これらのモバイル送信機は、人体から 20 センチ以上離し
て使用するように作られています。これらのモバイル送信
機は、その意図された用途の場合、使用者の身体に近接し
ていることと低出力を理由に、国際的な放射線暴露限度の
テスト要件を免除されています。これらのモバイル送信機
は、すべての人から少なくとも 20 cm 離して置く必要があ
り、他のアンテナや送信機と同じ場所に配置したり、また
は連動して操作することはできません。
Microflexワイヤレス仕様
認証
このデバイスは、FCC パート 15 に準拠しています。
IEC 60065に基づく電気安全要件に適合しています。
このデバイスは、カナダ産業省ライセンス免除RSS基準に
適合しています。本装置の操作は次の2つの条件の対象と
なります:(1) 装置は干渉を起こしてはならない、(2) 装置
は、望まない操作を起こす干渉を含め、あらゆる干渉を受
け入れなければならない。
本製品は、関連するすべての欧州指令の基本的要件を満た
し、CEマークに適合しています。
Le présent appareil est conforme aux CNR d'Industrie
Canada applicables aux appareils radio exempts de
licence.L'exploitation est autorisée aux deux conditions
suivantes :(1) l'appareil ne doit pas produire de brouillage,
et (2) l'utilisateur de l'appareil doit accepter tout brouillage
radioélectrique subi, même si le brouillage est susceptible
d'en compromettre le fonctionnement.
CE適合宣言書は以下より入手可能です: www.shure.com/
europe/compliance
日本の電波法および電気通信事業法に準拠。本デバイス
は、日本の電波法および電気通信事業法にしたがって許可
されています。本デバイスを改変しないでください(改変
すると許可された指定番号は無効になります)。
CE適合宣言書はShure社またはShure社の欧州担当部よ
り入手することができます。問い合わせ先についてはvisit
www.shure.comを参照してください
ヨーロッパ認定代理店:
Shure Europe GmbH
ヨーロッパ、中東、アフリカ地域本部:
部門:EMEA承認
Jakob-Dieffenbacher-Str.12
75031 Eppingen, Germany
TEL:49-7262-92 49 0
FAX:49-7262-92 49 11 4
Eメール:[email protected]
MXWNCS2, MXWNCS4, MXWNCS8
パート 15b の FCC 検証規定の下で承認されています。
産業のカナダICES-003コンプライアンスレベル:CAN
ICES-3 (B)/NMB-3(B)
注:FCCマーキング、CEマーキング、RCMマーキン
グ、および電気定格については、充電器の筐体底面に
あるラベルをご覧ください。
MXW1, MXW2, MXW6, MXW8, MXWAPT2, MXWAPT4,
MXWAPT8
FCCパート15認証。
FCC:DD4MXW1、DD4MXW2、DD4MXW6、DD4MXW8
、DD4MXWAPT4、DD4MXWAPT8。
商標
Audinate®、Audinate ロゴおよび Dante はAudinate Pty Ltd
の商標です。
110
RSS-213 の該当する要件を満たしています。
IC:616A-MXW1、616A-MXW2、616A-MXW6
、616A-MXW8、616A-MXWAPT4、616A-MXWAPT8。
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