Comments
Description
Transcript
セキュアな環境で企業秘密を保護し Web 制作の効率と - PIT-Navi
導入事例 株式会社SIG PIT-Fileforce http://www.sig-c.co.jp/ セキュアな環境で企業秘密を保護し Web 制作の効率とクオリティ向上を実現 1991年 1 2 月に設立され、クライアント企業 を設立したのです。まず初めに現場の社員から 式会社 SIG。 サービスの導入でした。 ら保守に関する業務など新しい技術や業務に力 たり、外部デザイナーやライターとファイルを システムやプラットフォームの開発だけでな プするための環境が必要だったのです。そこで、 ため、社内外で膨大な数のファイルを交換、共 入を決めました。 の IT 関連業務をあらゆる面からサポートする株 コンピュータシステムの企画、開発、販売か を注いでいます。 く、Web コンテンツの制作にも取り組んでいる 有しなければなりません。クライアントの要望 株式会社 SIG 取締役 石川 泰久 さん に応えて質の高いサービスを実現するために、 外部のデザイナーやライターといった多くのビ ジネスパートナーに協力を要請することもあり ます。作業効率を考えればクラウドサービスの 導入は必須でした。 そこで、セキュアな環境で外部デザイナー、 クライアントとファイルを管理、共有できる 「PIT-Fileforce」を導入。容量の重い動画ファ イルなども社内外で更新作業を行なえるように 提案されたのが、作業の効率化を図るクラウド クオリティの高いコンテンツを制作するにあ 共有し、クライアントへ迅速にファイルをアッ 社員たちと協議を重ね、 「PIT-Fileforce」の導 ――クラウド上でのファイル共有という点では 無償のツールも多くありますが、有償の「PIT- Fileforce」を選んだのはなぜですか？ 理由は 2 つあります。1 つはセキュアな環 境でファイルを共有できる点です。無償ツール には、セキュリティ面で不安があるものも少な くありません。制作中のページには、クライア ントの社外秘となる情報も多く含まれています。 制作会社として、こうした情報が外部に洩れて なり、よりスムーズで迅速なサービスを提供で しまうことなど決してあってはなりません。そ イノベーションに挑戦し続ける同社にとって、 オプションが備わっており、不特定多数に情報 きる制作環境を整えていきました。 「PIT-Fileforce」の導入は具体的にどのような 効果をもたらしたのでしょうか？ 取締役を の点、 「PIT-Fileforce」には数々のセキュリティ が洩れてしまうリスクを大きく軽減できます。 もう 1 つは、弊社の制作社員、外部スタッ 務める石川泰久さんにお話を伺いました。 フ、クライアントなど、複数の会社間でスムー よりセキュアな環境のシステムで 複数社間のファイル共有を実現 ユーザーに与える印象が大きく変わるので、ク ――今回、 「PIT-Fileforce」を導入した最大の 決め手を教えてください。 ズにファイルを閲覧・管理できる点です。たと えば、デザインの基本設計やフォント設計は、 ライアントのチェックと修正依頼が多くなりま す。この工程でありがちなのが修正前のファイ ルをクライアントに渡してしまうミスです。と 創立当初、弊社はサーバーの管理・保守業務 くに外部デザイナーに依頼している場合、いっ ントより Web コンテンツの制作から管理まで 随時クライアントに渡していかなければなりま ておりました。そこで、コンテンツ制作のプロ 一のために修正前のファイルも保存しておかな をメインサービスとしてきましたが、クライア 一括で提供してほしいというご要望をいただい フェッショナルな社員を集め、Web 制作部門 たん弊社で受け取ったファイルを手動で管理し、 せん。何度も細かい修正を加えるうえに、万が ければならないので、ヒューマンエラーが発生 しやすいのです。 また、納期がタイトな場合、制作作業が深夜にまで及ぶことが あります。クライアントが翌朝にチェックして、すぐに次の作業に 移らなければ納期に遅れてしまうという事態に陥ることも少なく ――作業効率が向上したことで、御社にどのようなメリットがも たらされましたか？ 複数のクライアントや外部スタッフとの連携がスムーズになり、 予定通りの納品とクオリティの高い Web 制作が行なえるようにな ありません。ヒューマンエラーが起こりやすい環境だといえるで りました。クライアントにも「PIT-Fileforce」による制作環境に れるばかりか、クライアントの信頼を失うことになりかねません。 また、弊社の社員の制作時間に余裕が生まれ、新たなイノベー しょう。些細なミスでも頻発すれば、ユーザーへのサービスが遅 このようなミスを避けるために「PIT-Fileforce」は非常に効果的 でした。クラウド上で更新作業ができるため、ヒューマンエラー がなくなり、クライアントに最新のファイルを正確にチェックして いただけるようになりました。弊社の社員や外部スタッフが不在 でも、クライアントは「PIT-Fileforce」にアクセスするだけで作 業の 状況を確認できます。迅速に次の指示を出せるので、ク ライアントとのやり取りがスムーズになりました。 古いバージョンの管理も容易で 大容量の動画ファイルも共有できる 満足していただいています。 ションの開発にも時間を割けるようになりました。新規受注も増 え続けており、制作会社として良い流れを作ることができています。 Web 制作の現場で、もっとも重要なのはクライアント、制作会 社、外部スタッフによるスピーディーで正確な情報共有です。そ れぞれの能力をフルに発揮するためには、ストレスフリーな環境 を整えることが肝心だと考えています。 伝達ミスやヒューマンエラーを防ぐだけで、効率が向上するの ですから、無償ツールを用いて現場が混乱するよりも、企業とし ては有益です。その点で「PIT-Fileforce」の導入は成功だったと 実感しています。 ――ファイル管理という面で、 「PIT-Fileforce」の効果的な機能 ――今後のビジョンをお聞かせください。 Web 制作の現場では、クライアントから寄せられる多くの修正 点を置き、より多くの Web 制作に携わっていきたいと考えていま を教えてください。 制作環境がよりよく整ったことで、今後は人材の育成などに重 指示を正確に反映することが求められます。ときには修正を加え す。そうすれば自然と制作のクオリティが向上し、クライアント 画像パーツなど、膨大なファイルをそれぞれの古いバージョンま は多くのユーザーに閲覧していただかなければ意味がありません。 するだけでも時間を割かれることがありました。 ための努力を続けていきたいと思っています。 る前のファイルが必要になります。一方でディレクトリマップや で管理しなければなりません。修正前のファイルを検索し、参照 しかし「PIT-Fileforce」上で更新されたファイルは、今までの ならびにユーザーの満足度が向上していくでしょう。Web サイト あらゆるタイプの Web サイトを構築し、アクセス数をより伸ばす 履歴が保存されるので、バージョン回復も容易です。誤って上書 ユーザー企業情報 りません。これらの機能により、現場の作業効率は格段に向上し 東京都千代田区九段北四丁目2番1号 ファイルの更新後にコメントを追加できるのも便利な機能です。 http://www.sig-c.co.jp/ き保存をしてしまっても、重要な情報が失われてしまうことがあ ました。 複数の会社間で情報共有をメールで行なっていると、履歴管理が 煩雑になり、現場が混乱することも想定されます。しかし、特定 株式会社 SIG 市ヶ谷東急ビル8階 株式会社SIGは、住友金属工業(株)（現・新日鉄住金(株)）の グループ会社として1991年12月に設立。 のファイルにコメントを追加し、フィードバックもできるため、修 その後グループより独立し、現在は独立系IT企業と タッフなどは、こうした情報にタブレットやスマホでもアクセスで 界へ対応できる幅広い事業展開をしている。システ ム開発部門とネットワーク部門があり、オールラウ 正指示を正確に受け取れるようになりました。外出の多い外部ス きるので、制作する時間やタイミングを計りやすいようです。 ――そのほかにメリットはありましたか？ して、身近なシステムから公共事業まで、様々な業 ンドに対応している。 昨今の Web 制作業界では、サイト上で動画を扱うことが増えて います。動画ファイルは容量が非常に大きいため、無償ツールで は複数の会社間で共有することさえ難しい。 「PIT-Fileforce」で あれば容量の大きさも関係なく管理することができます。大容量 の記憶媒体で送付するなどの手間もありません。 現場スタッフの作業効率が改善 クオリティ向上に繋がる制作環境 ICTアセットソリューション部 本紙に掲載された社名、製品名は各社の商標、または登録商標です。 本紙に掲載された 内容は、事例取材当時のものです。現在とは異なっている場合がありますのでご了承願いま す。詳細な製品内容、仕様等については、左記までお問合せ下さい。 2015 年 3 月 30 日作成 [email protected] http://www.pit-navi.jp/ © NEC Capital Solutions Limited 2015. All rights Reserved. 〒108−6219 東京都港区港南二丁目１５番３号品川インターシティC 棟 tel.03−6720−8381