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山口市中市町1番地区優良建築物等整備事業
山口市中市町1番地区優良建築物等整備事業 一般社団法人 山口市中市町1番地区優建事業組合 平成27年12月25日 山口市中市町1番地区優良建築物等整備事業 事業の経緯 建物名称 リュシオル中市 「リュシオル」はフランス語で「ホタル」を意味します。近隣を流れる 一の坂川は、毎年、ゲンジボタルの乱舞がみられることで有名であり、 再開発ビルへの「清く美しいイメージ」との思いが込められています。 ロゴマークはホタルをシンプルな正方形で表現し、上に向かう▲の フォルムは「上昇・発展」をイメージしています。 <事業のご案内> 主たる関係機関 事 業 施 行 者:一般社団法人 山口市中市町1番地区優建事業組合 指 導 援 助 機 関 :国土交通省・山口県・山口市 参 加 組 合 員:株式会社 マリモ 事業コンサルタント:協同組合 都市設計連合 施 設 建 築 物 設 計 者 :協同組合 都市設計連合 施設建築物施工業者:西松建設 株式会社 山口市中市町1番地区優良建築物等整備事業について 当事業地では平成23年7月に突然の火災に見舞われ建物が焼失し、しばらく更地の 状態が続いていましたが、地権者による「被災者の会」を立ち上げ、行政をはじめ各 関係者の協力を得ながら新たな土地利用方法の検討をスタートしました。検討を進める 中で共同再建する方向で意見がまとまり、平成24年6月「山口市中市町1番地区まち づくり協議会」が発足し、優良建築物等整備事業として事業手法を検討し、さらに 平成25年5月「一般社団法人 山口市中市町1番地区優建事業組合」を設立し事業化を 図りました。 第2期山口市中心市街地活性化基本計画において、本事業は中心商店街の東に位置し 来街者のニーズに適合した商業施設やまちの豊かさを享受できる利便性の高い住宅を 供給することにより、中心商店街の魅力の向上やまちなか居住の促進を図るよう、 位置づけられています。そのため、当事業は、中心市街地活性化の主要事業として、 国からの補助金による支援措置が講じられています。 平成23年 7月 平成24年 6月 平成25年 3月 平成25年 5月 平成25年10月 平成26年 5月 平成27年12月 「被災者の会」立上げ 山口市中市町1番地区まちづくり推進協議会設立 事業協力者決定(西松建設 株式会社) 一般社団法人 山口市中市町1番地区優建事業組合設立 住宅保留床取得者決定(株式会社 マリモ) 施設建築物工事着工 施設建築物工事竣工 施設概要 敷地面積:1,605.74㎡ 構 造:地上13階 3棟 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 延床面積:7,612.25㎡ 店舗面積:281.14㎡ 物件用途:店舗3区画(1階)、共同住宅72戸(2~13階)、駐車場 デザインコンセプト 大内文化として今に継承されてきている“西の京”をキーワードに、日本文化や 日本建築をイメージさせるモチーフを取入れ、キリスト教や明治維新に感じられる 山口の進取の気風を反映したモダンなデザインを施しています。 連続したバルコニーが特徴的な外観は、手摺にガラス製・アルミ金属製、店舗 外壁にレンガ調タイルなど近代的でモダンな素材を使用。数種の格子調のパターンを 象徴的に組み込んでいます。集合住宅のエントランス廻りにも、外構計画の植栽や 舗装の演出と合わせて山口らしさを演出する“西の京”の雰囲気をしつらえています。 完成写真 ※優良建築物等整備事業は、様々な形で行われる民間の建築活動の適切な誘導により、市街地環境の向上と 良質な市街地住宅の確保を推進していくため、国、地方公共団体が必要な整備助成を行う制度。国の制度要綱に 基づく事業であり、一定の空地確保、土地の共同化、高度化等に寄与する優良な建築物等に支援が行われる。 店舗外観 ラウンジ 住宅エントランス付近 一般社団法人 山口市中市町1番地区優建事業組合 〒753-0086 山口市中市町1番18号 TEL 083-902-5915