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ITS世界会議での社会実験について ITS世界会議での社会実験について
1 ITS 世界会議での社会実験について ITS世界会議での社会実験について ー ショーケースとその実用化展開ー ーショーケースとその実用化展開ー 2004年9月17日 ITS Japan 小出 公平 2 2004年ITS世界会議開催計画 1.テーマ 和文表記:飛躍する移動−ITS for Livable Society 英文表記:ITS for Livable Society 2.開催期間 2004年10月18日(月)∼22日(金) 展示は24日(日)まで 3.開催会場 第1日目 :愛知芸術文化センター (10/18) 開会式 第2日目∼ :名古屋市国際展示場 (10/19∼24) (ポートメッセなごや) セッション、展示会、閉会式 飛躍する移動 開催理念とショーケース・テクニカルツアーへの展開 3 <開催理念> <ショーケース> 「「ITSスマートタウン」 ITSスマートタウン」 ショーケース ショーケース 市民参加型 市民参加型 <テクニカルツアー> 10コース 10コース 世界最先端のITS技術を 世界最先端のITS技術を 導入したショーケース 導入したショーケース (名古屋地域・豊田市対象) ITS 体験型 ITS体験型 環境貢献型 従来型理念 −ITS for Livable Society− 新 し い潮 流 を 作 る 理 念 オ-ルジャパンの 取り組み ショーケース ショーケース ラボショーケース ラボショーケース 産官学のITS研究施設 産官学のITS研究施設 (全国対象) 地域ショーケース 地域ショーケース 日本の先進的 IT & ITS発信 世界最先端の ITS技術の交流 市民の暮らしに浸透・ 市民の暮らしに浸透・ 定着したショーケース 定着したショーケース (全国対象) 国内10コース 国内10コース 海外3コース 海外3コース 「ITSスマートタウン」ショーケース・テクニカルツアーコースの構築 スマートタウン」ショーケース・テクニカルツアーコースの構築 テクニカルツアーコース IT戦略本部 IT戦略本部 5年以内に日本を世界最先端の IT国家とする ことを目指す ⇒ITSの導入により、安全で快適な移動を実現 日本組織委員会 世界会議テーマ ・「いつでも どこでも だれでも快適な 移動情報空間」 8種類の個別コンセプト ①大都市型交通問題対応ITS(名古屋市) ②地方都市型ITS先行サービス(豊田市) ③交通流円滑化支援ITS ④走行・安全運転支援ITS ⑤公共交通利用支援ITS ⑥歩行者支援ITS ⑦世界会議移動支援ITS ⑧ITS総合情報サービス 生まれやすい 街 Livable Society 安 全 テクニカルツアーコース ショーケースを テーマ別にコース化 コンセプト提示 移動情報空間を支えるITS ショーケース提示 愛知県ITS 推進協議会 行政機関等連絡会議 愛知県ITS推進協議会 行政機関等連絡会議 エコポイントと歩行者 支援ITSが導く環境・ 快適 都市“名古屋” 体験ツアー TT2: 「街の、路の、車の 未来 を探しに行こ う!」体験ツアー ・交通エコポイントによる 環境改善と経済活性化 の両立、並びに技術的 な先進性を持つ歩行者 支援ITSを中心とした 街作りを紹介するコース。 ・豊田市の街づくりプロジェ クトと、トヨタ 自動車の 「安全」「環境」「利便」プ ロジェクトの合同コース。 ・国の自動車と道路と交通 の視点からの 安全施策 自動車走行・運転に と民間の事故後の緊急 関する安全性向上の 対応施策を盛り込んだ 官民合同 コース 最前線ツアー 都市の移動性・快適性と 環境を向上させるITS 人の移動を 車の移動を 支援するITS 支援するITS TT1: 特 徴 TT3: 機能 / サービスの視点 「飛躍する移動−ITS for Livable Society」 ⇒ITSにより、新しい交通・移動の時代を 拓き、新たな街( Livable Society )を創造 ショーケース全体コンセプト 利 便 ショーケースに よる街づくりを テーマ 背景 ・生きがいのある街 ・共に暮らせる街 ・環境にやさしい街 ・新たな産業が e-Japan重点計画 Japan重点計画 2004年ITS世界会議において、官民を挙げた 世界最先端のITSを実現 ・生活しやすい街 街づくり・ 交通施策の視点 環 境 e-Japan戦略 Japan戦略 ITS Japan 都市ITS 検討委員会 都市ITS検討委員会 4 ・ETC(DSRC技術)による 多様なサービスとビジネ スの可能性を追及した 官民合同コース TT5: ・最新の信号制御による 最新の交通管制 シ 交通安全・円滑化技術を ステム 体験ツアー 紹介するコース TT6: ・公共交通(バス、地下鉄、 タクシー)の使い安さを 高度な公共交通 追求するとともに、新た と運行管理のITS な運行管理技術を紹介 体験ツアー するコース TT7: ・移動通信手段(地上デジ ITS情報通信 タル放送、DSRC、携帯 体験ツアー 電話)の最先端の活用 例を示すコース TT8: ・インターネットITSのサー 全ての車がつなが ビスとビジネスの可能性 るInternet ITSの を追求したコース TT4: 多目的DSRC 体験ツアー 世界 ショーケース候補案として約70件を提示 <特別ツアーコース> TT 9:愛・地球博ITS体験ツアー TT10:中部国際空港(セントレア)視察ツアー 5 ショーケース及び社会実験の狙い 1.ショーケース構築の狙い ①「 e-Japan重点計画」における世界最先端のITSの実現 ①「e-Japan重点計画」における世界最先端のITSの実現 ②開催理念(特に、「市民参加」、「 ITS体験型」)の具現化 ②開催理念(特に、「市民参加」、「ITS体験型」)の具現化 ③ ITS実用化の呼び水(「実験システム」から「実用システム」へ) ③ITS実用化の呼び水(「実験システム」から「実用システム」へ) ④市民の ITSへの理解と具体的ニーズの掘り起こし ④市民のITSへの理解と具体的ニーズの掘り起こし 2.社会実験の狙い ①国内外、専門家/学生、主婦等幅広いショーケース参加者 ①国内外、専門家/学生、主婦等幅広いショーケース参加者 ②ショーケースでの視察・体験を通じての ITSへの理解と実感 ②ショーケースでの視察・体験を通じてのITSへの理解と実感 ③視察・体験に基づいた実用化のためのニーズ調査 ③視察・体験に基づいた実用化のためのニーズ調査 (社会的受容性、市場性等) (社会的受容性、市場性等) TT4:多目的DSRC体験ツアー 6 DSRC技術を利用したサービス 既に実用化しているサービス 現在開発中のサービス ガソリンスタンドでの自動決済・情報提供サービス (JOMOステーション) 高速道路の自動料金収受 (伊勢湾岸道路、名古屋高速道路) ・高速道路料金所の通過が ・給油代の支払いがキャッシュ ノンストップ、キャッシュレスで レスで 伊勢湾岸道路:名港中央、名古屋南 ・関連駐車場の近隣タウン情報 名古屋高速 :星崎、錦橋 も配信 民間駐車場での自動決済・情報提供サービス(オプション) (名古屋市内民間駐車場) 契約駐車場の自動入出庫 (センチュリー豊田ビル) ・契約した駐車場の出入りが クレジット決済ネット ・駐車場の出入りがノン ノンストップで ストップ、キャッシュレスで ・駐車場ゲートで幅寄せしたり、 ・関連ガソリンスタンド広告も 車窓を開閉する面倒が解消 配信 ITS車載器が実現する多様なITSサービス (名城公園正門前駐車場) 駐車場案内 (名城公園正門前駐車場) ・駐車場での出入りがチケットレス、 ・駐車料金、提携割引の有無など、 キャッシュレスに 駐車場を選ぶ好みや車両サイズ ・インターネット環境で車両に地域 の制限、満空情報を提供して、 最適な駐車場を案内 駐車場の利便性 向上をアシスト ガイドなど多様な情報を提供 DSRCを用いたITSサービスの展開 7 サービス/機能の向上 自動車が、「単なる移動手段」から 「情報機能を装備した移動手段」へ 情報のやりとり、認証、決済等 がクルマの中でできる 次世代ETC/DSRC システムによるサービス拡大 オートショップでの自動決済・情報サービス 支払いがキャッシュレスに、音楽・動画等の ガソリンスタンドでの自動決済・情報サービス 大量情報入手や地図データ等の更新、 インターネットで情報入手 ETC通信技術を活用したマルチサービス 既存システムを活用した新しいサービス展開 (契約駐車場、ホテルやデパートの重要顧客への駐車場自動出入庫・・・・) 契約駐車場の自動入出庫 高速道路の自動料金収受 既存ETCサービスの多様化 (ノンストップ料金所通過、時間・曜日・混雑度などで変動する料金に柔軟に対応、・・・) ☆2001年3月サービス開始 現在 将来 注意:事務局で将来をイメージ化したもの 8 ITS世界会議と愛・地球博連携による情報発信 日本のIT&ITSの世界への発信 環境保護 / 市民参加 / IT&ITS 「ITS世界会議」 「愛・地球博」 世界最先端のITSの実現 「e-Japan重点計画」 9 世界会議と愛・地球博との連携の形態 連携の意義 ①ショーケース実用化への足がかり ②世界会議での愛・地球博関連ITSの事前PR 2004年度 2005年度 2006年度以降 世界会議 A.ショーケースの愛・地球博 ITSスマートタウン ・テクニカルツアー ・・・・・・10コース ・ショーケース ・・・・・約60サイト での運用 プレーヤ 愛・地球博 総合交通情報システム事業 テクニカルツアーコース テクニカルツアーコース 「TT9:愛・地球博 「TT9:愛・地球博 ITS体験ツアー」 ITS体験ツアー」 ・IMTS ・IMTS ・ITSセンター等 ・ITSセンター等 ITSの 実用化 ・愛・地球博を実用化のセカンドステップ として捉え、そこでショーケースの効果 をPRするもの 関係省庁 ・システム開発(実証実験) ・制度整備、補助等支援 自治体 ・システム実用化主体 (期待) 民間 ・システム実用化主体 (期待) 日本組織 委員会 ITS Japan ショーケースの実用化展開 の調整役 (会場アクセス交通対策) B.愛・地球博関連ITSの 前出し ・半年前の世界会議で、愛・地球博 関連ITSをPRするもの 役割 愛・地球博で運用が予定されているショーケース ③ ③DSRC多目的利用システム DSRC多目的利用システム ETC通信技術を活用したマルチサービス、DSRC技術の応用例 決済ネットワーク 管理サーバー (ITS街道プロジェクト) 他 DSRC ④交通エコポイント/エコマネー ④交通エコポイント/エコマネー 環境に優しい 公共交通で 万博に行こう! 携帯電話 万博の周辺で は次世代のカー ライフを体験 できる! できる! アンテナ Pit DSRC 路側機 ICチップ 万博会場 ・世界会議ショーケースで既に身近な システムが万博でもお目見え(次は実用化) ・万博の成功に向けたITSの頑張りをアピール ITS総合情報基盤と連携した各種サービスにより ITS総合情報基盤と連携した各種サービスにより ・万博へのアクセスを便利に! ・ITの新規サービスが万博周辺に目白押し! ITの新規サービスが万博周辺に目白押し! ② ② ITS総合情報基盤活用システム ITS総合情報基盤活用システム 最適経路選択支援システム、歩行者支援ITS、P-DRGS 他 ① ①ITS総合情報基盤 ITS総合情報基盤 愛知県交通関連情報総合提供システム、i−モビリティセンター、みちナビとよた、 ITS総合情報サービス 他 万博周辺では、ユーザが意識しなくても、一度に色々な情報が組み合わされて、 わかりやすく得られる! ⑤交通管制システム ・リアルタイム信号制御 ・公共車両優先システム 万博アクセスを 交通管理で支援! 10 11 ITS世界会議、愛・地球博、そして実用化へ 2002年度 2003年度 2004年度 ホップ 10月 ▲ 2005年度 ステップ 2006年度 ジャンプ 3月 9月 ▲ ▲ ITS世界会議 愛・地球博 ショーケース 企画 ショーケース 整備 ITS社会実験 評価 ショーケース の実用化 ・・ITS世界会議は愛・地球博のプレイベント ITS世界会議は愛・地球博のプレイベント ・ユーザーを巻き込んだ ITS社会実験を世界会議と愛・地球博で ・ユーザーを巻き込んだITS社会実験を世界会議と愛・地球博で ・ショーケースを地元に定着させ、実用化につなげる ・ショーケースを地元に定着させ、実用化につなげる 12 2004年,2005年愛知・名古屋がうごく 日本経済の活性化 日本国内への展開 (政令指定都市) アジア諸国への展開 (自動車中心型都市) 新産業創出 都市再生 先進的なIT&ITSの導入 「日本国際博覧会」 (愛・地球博) 「ITS世界会議」 「中部国際空港」 (セントレア) 2005.03 2004.10 13 2004年ITS世界会議に、 是非、おいで下さい