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リールをIUT
活躍するOB・OG・センター等紹介Vol.5 ★ 活 躍 す る O B・O G ★ センター等紹介 Vol.5 後輩の皆さんへ 国際交流推進室長 株式会社小松製作所小山工場 生産技術部省エネルギー課 平成25年度建築学科卒 物質工学科 教授 武 成祥 21世紀に入って、経済と産業のボーダレス化はハイ ピッチで進んでいます。 岡村 佳紀 一方、世界全体は環境や資源など、いわゆるグロー 私は、建築学科を卒業して、小松製作所小山工場で バル問題に直面しています。「技術者である前に、人 工場内の建物や道路、ユーティリティー関連の維持管理、 間であれ」は本校の教育理念です。21世紀に入って、 工場内建物の新築・増築等を仕事とし3年目が経ちま この教育理念の「技術者」と「人間」は、「国際社会 した。 で通用する創造性に富む実践的技術者」と「異文化へ 多くの事を一人で決める事が多く、責任がありますが、 の理解と国際感覚を持つ心豊かな人間」に進化しており、 その分充実しており楽しく仕事をしています。 国際交流推進室は、21世紀にふさわしいグローバルエ 最初は、学生時代に知識をもっと付けておけば良か ったと後悔したりもしましたが、知識に関しては、嫌 でも仕事を通じて覚えていきます。 勉学も大事ですが、後輩の皆さんには学生生活の中で、 勉学の他に色々な経験をして、自信を付けて欲しいです。 ンジニア育成の目標に向け、様々な国際交流活動に取 り組んでいます。 特に平成25年から始めた毎年の香港IVE(香港職業 教育学院)の受入では、様々なイベントを通して本校 の約300人以上の学生が香港IVEの学生と交流しました。 英語によるコミュニケーションの実践、及び異文化 学生生活は、自分の能力を発揮、獲得できる場だと 体験をし、学生たちは大きな自信を得たと同時に、英 思います。どんなときも失敗を恐れず挑戦して欲しい 語勉強のモチベーションも高まっています。 です。できるできないではなく、やるかやらないかです。 また、2015年にJASSOの海外短期留学支援制度(奨 色々な経験を通じて、成長が止まることなく頑張っ 学金)に初めて採択され、12名の本校学生が海外短期 てください。 留学で香港IVEに派遣されました。 その他、世界的に有名な企業の見学を含むアメリカ での語学研修、海外インターンシップの受入と派遣も 展開しています。今年は、メキシコのグアナファト大学、 フランスのリールA技術短期大学(IUT)と協定を結 びました。今後も様々な形で国際交流事業を展開し、 国際舞台で活躍できる新しい小山高専の学生育成に努 めていきたいと考えています。 14