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cognos ご紹介資料
分析シナリオの説明 Cognos Insightの長所は、様々な要因を持つデータの傾向を様々な視点から詳しく調査して、 ビジネスへの影響を把握し、改善点を見つけたり戦略の策定をできる点にあります。 販売部門での分析例を用いて、その長所を確認します。 分析例:担当営業の売上低迷の原因を特定し改善ポイントを探る シナリオ 家電卸業A社は、担当営業6名がキャンペーンを実施し、家電製品を全国の小売店から消費者ま で幅広く販売しています。営業の責任者は来期の業績向上を図るため、今期の販売実績データと キャンペーン実績データを分析することで今後の戦略を考察します。 説明ストーリー – 売上金額の分析 – キャンペーン費用の分析 – 売上金額・キャンペーン費用・部門利益間の分析 0 売上金額の分析シナリオ 1. どの製品区分が売り上げに寄与しているか? 売上金額 製品区分 – 各担当者の製品区分別売上金額の調査 担当者 2. 売れ筋製品区分のどの製品が売れているのか? – 売れ筋製品区分における、各担当者の製品別 売上金額の調査 ドリルダウン 売上金額 製品 担当者 3. 各担当者はどの販売ルートに売っているのか? -各担当者の販売ルート別売上金額の調査 ダイシング 売上金額 販売ルート 4. 各販売ルートでの売れ筋製品は何か? – 各販売ルートの製品区分別売上金額の調査 担当者 ダイシング 売上金額 製品区分 販売ルート 1 各担当者の製品別売上傾向は? 各担当者の製品区分別売上金額グラフを作成します。 1. 売上金額を表示させるため、売上金額でドリルダウンします。 2. 各担当者の売上金額を表示させるため、【担当者】を横軸へ置換えます。 3. 売上金額を製品別に分けて表示させるため、【製品】をグラフ項目へ置換えます。 3 2 1 ドラッグ& ドロップ ドラッグ& ドロップ ダブル クリック 結果図 各担当者の製品区分別売上金額の傾向が分かるようになりました。 – 大熊さん以外の担当者の、売上金額の最も大きい 製品区分は食洗機です。 2 どの食洗機が売れているのか? 各担当者の製品別食洗機売上金額グラフを作成します。 1. 食洗機の売上金額を表示させるため、食洗機でドリルダウンします。 1 結果図 ダブル クリック 各担当者の食洗機の製品別の売上金額が分かるようになりました。 – 食洗機の製品別の売上金額は各担当者で異なっており、 目立った傾向がない事が分かりました。 3 各担当者の販売ルート別売上傾向は? 各担当者の販売ルート別売上金額のグラフを作成します。 1. 販売ルート別売上金額を表示させるので、【販売ルート】をグラフ項目に置換えます。 2. 食洗機の売上金額が表示されているので、【食洗機】のドロップダウンリストから 【製品の合計】を選択し、全製品の売上金額のグラフにします。 1 2 結果図 ドラッグ& ドロップ 各担当者の販売ルート別の売上金額が分かるようになりました。 – 大熊さん以外の担当者は、デパートでの売り上げが一番多い事が分かります。 4 販売ルートごとの売れ筋製品区分は何か? 各販売ルートの製品区分別売上金額グラフを作成します。 1. 各販売ルートの担当者別売上金額のグラフにするため をクリックします。 2. 各販売ルートの製品区分別売上金額にするため、【製品】をグラフ項目に置換えます。 1 結果図 2 軸の入れ替え ドラッグ& ドロップ 各販売ルートで、どの製品区分が売れ筋であるかが分かります。 – デパートは全製品が最も売れている販売ルートで、 どの販売ルートでも食洗機が売れ筋製品だと分かります。 5 売上金額の分析結果 これまでの分析内容から、 • 今期は大熊さんが販売実績が振るわなかった事 • 売上実績が良いのは、製品別では【食洗機】、販売ルートでは【デパート】であること (大熊さんはこれらの製品、販売ルートでの販売実績が少ないこと) が分かりました。 大熊さん以外の担当者 →食洗機の売上最大 大熊さん以外の担当者 →デパートへの売上最大 6 担当者の製品売上 →共通の傾向が存在しない 売上最大の販売ルート →デパート 全販売ルート共通傾向 →食洗機が売れ筋 キャンペーン費用の分析シナリオ 1. キャンペーン費用はどの製品区分にいくら使われたのか? キャンペーン費用 製品区分 - 担当者ごとの製品区分別キャンペーン費用の調査 担当者 ダイシング 2. キャンペーン費用はどの販売ルートに使われたのか? キャンペーン費用 – 担当者ごとの販売ルート別キャンペーン費用の調査 販売ルート 担当者 7 どの製品にいくらキャンペーン費用を使用したのか? 担当者別の製品区分別キャンペーン費用のグラフを作成します。 1. キャンペーン費用を表示させるため、【売上金額】のドロップダウンリストより 【キャンペーン費用】を選択します。 2. 各担当者の製品区分別表示にするために、【担当者】を横軸に置換えます。 1 結果図 2 ドラッグ& ドロップ 各担当者がどの製品区分のキャンペーンに対して費用をかけているか分かります。 – 大熊さんは、全製品区分に対して均等にキャンペーンを実施している事が分かります。 8 どの販売ルートにキャンペーンを実施したのか? 各担当者の販売ルート別キャンペーン費用グラフを作成します。 1. 各担当者のキャンペーン費用を販売ルート別に表示させたいので、【販売ルート】を グラフ項目に置換えます。 1 結果図 ドラッグ& ドロップ 各担当者が、どの販売ルート向けのキャンペーンを実施したのかが分かります – 大熊さんは、ここでも全販売ルート均等にキャンペーンを実施している事が分かります 9 キャンペーン費用の分析結果 これまでの分析内容から、 • 今期のキャンペーンが(大熊さん以外は)食洗機に特化し、デパートに重点的に実施された事 • 大熊さんはどの製品区分、販売ルートにも均一的なキャンペーン費用の使い方をした事 が分かりました。 大熊さんは販売ルート別にメリハリのないキャンペーン活動をしていたため、売上が低迷している のかもしれません。より効果的なキャンペーンを実施する事で売上改善が見込めるかもしれないと いう仮説をたてることが出来ます。 各担当者の製品区分別キャンペーン費用 10 各担当者の販売ルート別キャンペーン費用 キャンペーンの費用対効果の分析 これまでの売上実績とキャンペーン実績に加え、部門利益データを連携して分析することで、 売上金額と部門利益及びキャンペーン効果の関係を考察します。 1. どの販売ルートが売上金額に対するキャンペーン費用対効果が高いか? – 販売ルートごとの売上金額、売上金額に対するキャンペーン効果、 部門利益間の関係 2. どの販売ルートが部門利益に対するキャンペーン費用対効果が高いか? – 販売ルートごとの売上金額、部門利益に対するキャンペーン効果、 部門利益間の関係 3. どの販売ルート及び製品が部門利益に対するキャンペーン費用対効果が高いか? – 販売ルートと製品ごとの売上金額、部門利益に対する キャンペーン効果、部門利益間の関係 この分析によって、販売ルートごとのキャンペーン効果に一定の傾向を認めることが出来れば、 「販売ルートごとにキャンペーンにメリハリをつける」という仮説の有効性が実証できます。 11 売上金額/キャンペーン費用/部門利益の分析方法 今回は、売上金額・部門利益・キャンペーン費用の関係をバブルチャートを用いて分析します。 売上金額/キャンペーン費用 部門利益/キャンペーン費用 ①担当者 ②製品 ③販売ルート ④担当者・製品 ⑤担当者・販売ルート ⑥製品・販売ルート ⑦担当者・製品・販売ルート 部門利益 キャンペーン費用 売上金額 12 新しい列を作成するための準備 1. 横軸を【売上実績 数値データ】に変更するため、【キャンペーン費用】を置換えます。 2. 全ての数値データを表示するため、リストから【すべて表示 – 売上実績 数値データ】 を選択します。 3. 表示をクロス集計表にするため、【表示の変更】右の【▼】から【クロス集計】を選択し ます。 1 2 3 ドラッグ& ドロップ 結果図 13 計算した列の追加 Cognos Insightでは、クロス集計表に数値データやディメンションから計算した結果を、新しい数値 データとして追加することが可能です。 (今回は、【売上実績の費用対効果】と【部門利益の費用対効果】) キャンペーン費用に対する売上金額の効果を表す列を作成します。 1. 【売上金額】列と【キャンペーン費用】列をドラッグ後、右クリックメニューの【計算】-> 【売上金額 / キャンペーン費用】を選択します。 2. 列名を【費用対効果(売上金額)】と入力します。 1 計算に関わる2列を ドラッグ後右クリック 2 結果図 列名を入力 同様に、部門利益に対しても【費用対効果(部門利益)】列を作成します。 (費用対効果(部門利益) = 部門利益 / キャンペーン費用) 14 バブルチャートの作成(1) 売上金額、キャンペーン効果、部門利益の関係を表すためにバブルチャートを作成します。 1. グラフを【散布グラフ・バブルチャート】に変更します。 2. 全データを同一グラフ上に表示するため、【マトリックス・グラフ】のチェックを外します。 3. 見やすくするために、グリッド線を表示します。 1 15 2 3 バブルチャートの作成(2) X軸、Y軸及びバブルの大きさそれぞれに表すデータを定義します。 1. 横軸を売上金額に設定するには、【X軸】→【売上金額】を選択します。 2. 縦軸を売上金額のキャンペーン効果に設定するには、【Y軸】→【費用対効果(売上金 額)】を選択します。 3. バブルの大きさを部門利益を設定するには、【サイズ】→【部門利益】を選択します。 1 2 3 結果図 ここでは、キャンペーンの費用対効果として、 一番売上に効果があるのは【施工業者】で ある事が分かります。 16 部門利益に対して効果が高い販売ルートは? 次に、部門利益のキャンペーン効果と販売ルートの関係を分析します。 1. 縦軸を部門利益のキャンペーン効果に変更するために、 【Y軸】→【費用対効果(部門利益)】を選択します。 1 結果図 キャンペーンの費用対効果として、部門利益に効果があるのは【デパート】であり、【施工業者】は 部門利益に対する効果は低い事が分かります。 17 販売ルートと製品の組み合わせとキャンペーン効果の関係は? 販売ルートと製品区分の組み合わせによって、それぞれのメンバーの部門利益に対するキャンペ ーン効果を分析します。 1. グラフの項目を販売ルートと製品の組み合わせにするため、【製品】を 販売ルートの隣にドラッグ&ドロップします。 結果図 1 ドラッグ& ドロップ 【デパート】はどの製品区分に対しても、キャンペーン効果が高い事が分かります。 18 2. キューブ構築 19 Cognosのデータ分析の要素 Cognosでの分析は複数の次元(ディメンション)を切り替えて、さまざまな角度で行う ことが特長です。 そのためには「キューブ」という独自のデータ形態を構築することが不可欠です。 キューブは分析の視点となるディメンションと金額、数量や製品などの分析の対象と なる数値データで構成されています。 ディメンション 担当者 階層 社員名 エリア 製品 メンバー(製品の例) 食洗機 都道府県名 製品分類名 市区町村名 製品名 洗い上手XR 営業所名 20 オートウォッシュGL ウオッシュマン キューブの構成と分析手法 担当者 売上 金額 エリア 担当者 大熊 市区町村名 渋谷区 製品名 洗い上手XR ディメンション 売上金額 ¥349,995 製品 分析方法 概 ドリルダウン ディメンションの現在の階層よりも下位の階層のデータを分析する 例:東京都から下位の渋谷区を検索する ドリルアップ ディメンションの現在の階層よりも上位の階層のデータを分析する 例:渋谷区から上位の東京都を検索する スライス ダイス ドリルスルー 21 要 ディメンションの特定の値を選択して、データを絞り込んで分析する 例:特定の商品「洗い上手XR」を指定して、その商品の月別、店舗別売り上げを見る ディメンションを入れ替えて、異なる角度で分析する 例:エリア別の商品別 ⇒ 商品別の担当者別 ⇒ 担当者別のエリア別 集計データの基になる明細データを分析する 例:商品「洗い上手XR」の内訳(明細データ)検索 CSVデータと構築するキューブの関係 テーブル名 フィールド 売上実績 社員名 デモデータ(CSV) 製品分類名 製品名 都道府県名 市区町村名 キューブデータ メーカー ディメンション名 ディメンション種別 キューブ名 担当者 ディメンション 売上実績 販売ルート 売上金額 製品 テーブル名 フィールド テーブル名 キャンペーンフィールド 社員名 利益 社員名 製品分類名 エリア メーカー 販売ルート 製品分類名 製品名 製品名 都道府県名 売上金額 キャンペーン費用 都道府県名 市区町村名 市区町村名 メーカー メーカー 販売ルート 販売ルート キャンペーン費用 部門利益 22 部門利益 数値 キューブ構築の流れ 1.データ・ソースの設定 a. 取込データの形式を選択(今回はCSVファイルを前提とする) b. データ・ソース情報の入力 c. 取り込むデータの確認 2. キューブ/ディメンションの設定 a. ディメンションの設定 b. 数値データの設定 例: ディメンション名、合計要素の作成 例: カウント数値データの設定 1 23 2 キューブ構築の準備 ファイルを新規作成し、キューブの構築を始めます。 1. 【アクション】から【新規】を選択します。 2. 【データの取得】から【データのインポート..】を選択します。 1 24 2 1-a, b. 取込データの選択 1-a, b. 取込データを選択します。今回はCSVファイルをデータとして取り込みますので、 【ファイル】を選択し、ファイル名【売上実績.csv 】を選択します。 25 1-c. データの確認 選択したデータ定義を確認します。 1. インポートする列と数値データが正しく選択されているか確認します。 2. プレビュー内容を確認のうえ、問題がなければ【詳細】をクリックしデータマッピング画 面に進みます。 2.データのプレビュー 1.列、数値データ選択 26 データマッピング説明 取込データとキューブの紐付けを行います(データマッピング) ・マッピング時に使用するツールを表示します。 1. プロパティー・ウィンドウを表示するため、【プロパティーを表示】をクリックします。 結果図 1 ① ④ ② プロパティを表示 ・データマッピング画面は、次の機能を持った4画面で構成されます。 ① 取込データのプレビュー画面 ② マッピング可能な取込データのリスト ③ キューブ/ディメンションと取込データとのマッピング対応図 ④ 属性を設定するウィンドウ(プロパティー・ウィンドウ) 27 ③ 2-a. ディメンションの設定 デフォルトで設定されたディメンションに対して、名称を変更します。 – 名称変更: 対象ディメンションをクリック後、プロパティー・ウィンドウの【ディメンション名】を 変更します。 • 社員名 → 担当者 • 製品名 → 製品 • 市区町村名 → エリア 製品名→製品 28 2-b. 数値データの設定 デフォルトでは【カウント】という数値が生成されるので設定を解除します。 1. 【売上実績 数値データ】をクリックし、【カウント数値データの生成】のチェックを外します。 1 チェックを外す クリック 【カウント】数値とは、キューブ上のあるディメンションの組み合わせによって決定する数値データが 何個の取込データから構成されているかを表す数値です。 29 インポートの最終確認 これで全ての設定が終わりましたので、 1. 【集計>】を押して確認画面に移ります。 2. 最終確認用の画面が表示されますので、設定ミスがない場合【完了】を押します。 1 2 結果図 デモデータ(CSV) 30 追加インポートの流れ 1.データ・ソースの設定 a. 取込データの形式を選択(今回はCSVファイルを前提とする) b. データ・ソース情報の入力 c. 取り込むデータの確認 2. キューブ/ディメンションの設定 a. ディメンションの設定 b. 数値データの設定 例: ディメンション名、合計要素の作成 例: カウント数値データの設定 1 31 2 追加インポートの準備 キューブにデータを追加します。 1. キューブ上で右クリックし、【キューブ売上実績へのインポート..】を選択します。 1 右クリック 32 1-a, b. 取込データの選択 1-a, b. 取込データを選択します。今回はCSVファイルをデータとして取り込みますので、 【ファイル】を選択し、ファイル名【キャンペーン費用.csv 】を選択します。 33 1-c. データの確認 選択したデータ定義を確認します。 1. インポートする列と数値データが正しく選択されているか確認します。 2. プレビュー内容を確認のうえ、問題がなければ【詳細】をクリックしデータマッピング画 面に進みます。 2.データのプレビュー 1.列、数値データ選択 34 2-a, b. ディメンション/数値データの設定 2-a. デフォルトで売上実績キューブの構造が定義されている事を確認します。 (ディメンションの設定は不要です。) 2-b. デフォルトで【カウント数値データの生成】にチェックが入っているので外します。 チェックを外す クリック 35 追加インポートの最終確認 これで全ての設定が終わりましたので、 1. 【集計>】を押します。 2. 「既存のキューブが更新される」という警告のメッセージが表示されますが、 そのまま【OK】、【完了】の順でボタンを押します。 1 2 同様に、 ファイル】 同様に、【 に、【部門利益.CSVファイル 部門利益 ファイル】から データを取り込みます。 36 結果図 作成したワークスペース(ファイル)の保存 【部門利益.CSVファイル】のインポートが完了したら、作成したワークスペース(ファイル)を保存し ます。 1. ウィンドウ左上の【アクションボタン】 をクリックします。 2. 「名前を付けて保存…」を選択。 3. 「ファイル名(N):」に「キューブ作成練習」と入力して任意の場所に保存します。 1 37 2 3 3. ダッシュボード作成 38 ダッシュボード完成図 ① 製品・販売ルート別売上金額トップ10 ② 担当者別の製品別キャンペーン費用 ③ 閲覧ポイントの設置 ① ② ③ 39 グラフの位置とサイズの調整 2.キューブ構築で作成した【キューブ作成練習.cdd】ファイルを開きます。 2.キューブ構築 複数のグラフを表示させるため、グラフの最大化を解除し、位置及びサイズを調整します。 1. ウィンドウ内の最大化を解除するために、【このウィジェットを復元】をクリックします。 2. グラフの位置を変更するため、十字ポインタの状態からドラッグ&ドロップします。 3. グラフのサイズを変更するため、四隅にマウスポインタを移動しドラッグ&ドロップします。 1 40 2 3 製品・販売ルート別売上金額トップ10の作成(1) 製品・販売ルート別売上金額トップ10のグラフを作成するため、販売ルート及び製品区分別の売上金 額グラフを作成します。 1. 【キャンペーン費用】と【部門利益】を表示させないため、右クリックメニューより【非表示】を 選択します。 2. 販売ルート別の売上金額にするため、行項目を【担当者】から【販売ルート】に置換えます。 3. 販売ルートと製品分類の組み合わせ別の売上金額にするため、【販売ルート】の右隣に 【製品】をセットします。 1 41 2 3 製品・販売ルート別売上金額トップ10の作成(2) 販売ルート及び製品区分別の売上金額をランキンググラフに変更します。 1. クロス集計表の「売上金額」上で右クリックメニューから、【上位または下位】から【上位10】 を選択します。 2. グラフのみを表示させるため、ウィジェットツールバーの【表示の変更】 からグラフ のみの表示に変更します。 3. 横棒グラフに変更するために、【表示の変更】の右隣りにある【表示タイプの変更】から 【棒グラフ】を選択し、【マトリックス・グラフ】のチェックを外します。 1 42 2 3 担当者別の製品別キャンペーン費用グラフの作成(1) 別視点からの売上実績のグラフを追加したいので、コンテンツ・ウィンドウ上の 【売上実績キューブ】をドラッグ&ドロップします。 グラフ表示に変更するため、【表示の変更】から【グラフ】を選択します。 43 担当者別の製品別キャンペーン費用グラフの作成(2) 今回は、担当者別キャンペーン費用(製品別)を作成します。 1. 「キャンペーン費用」以外のグラフを右クリックメニューから非表示にします。 2. 行項目:製品 列項目:売上実績 数値データと担当者に設定します。 3. 表示されたグラフ上で右クリックメニューからマトリックスグラフのチェックを外します。 その後、ウィジェット・アクション 44 から概要領域を非表示にします。 閲覧ポイントの設置 「担当者別の製品別キャンペーン費用グラフ」を「販売ルート」ごとに閲覧するための閲覧 ポイントを設置します。 1. 画面右下で右クリックメニューより、【ウィジェットの挿入】->【閲覧ポイント】から【販売 ルート】を選択します。 2. コンテンツウィンドウ内の【同期】をクリックし、【タブ1】内の一番上に表示されている売 上実績(※)を右クリックし【同期なし】を選択します。 ※クリックした際に「売上金額Top10」のグラフが選択される方です。 3. 作成した閲覧ポイント内のリスト内の項目をクリックすると、 「担当者別の製品別キャンペーン費用グラフ」の表示がクリックした項目に注目した 表示に切り替わります。 ②施工業者各担当者別の製品別 1 2 3 キャンペーン費用グラフが表示される。 ①施工業者を選択 45 グラフタイトルの挿入 テキストを埋め込んで、グラフタイトルを設定します。 1. グラフ領域ではない場所で、ダブルクリックする事によりテキストを埋め込めます。 2. グラフ領域上にテキストを設定したい場合は、テキストを移動させる事で実現できます。 3. 今回は、 左下のグラフに「担当者・製品分類別キャンペーン実績」 上段のグラフに「得意先・製品分類別売上金額Top10」 と入力したテキストを移動させます。 1 2 46 3 ワークスペース・テーマの設定 グラフ全体のデザインを設定できます。 1. 【スタイル】->【ワークスペース・テーマの適用】を選択します。 2. 【Focus】を選択し、【OK】を押します。 47 まとめ 1.分析 – Cognos Insight を用いた分析方法 ① 売上金額の分析 ② キャンペーン費用の分析 ③ 売上金額・キャンペーン費用・部門利益間の分析 2. キューブの構築 – 分析を行うためのキューブ作成 ① データ・ソースの設定 a. 取込データの形式を選択(今回はODBCを前提とする) b. データ・ソース情報の入力 c. クエリ・ビルダーによるデータ定義 d. 取り込むデータの確認 ② キューブ/ディメンションの設定 a. ディメンション/数値データの属性設定 b. ディメンションへのマッピング定義 3. ダッシュボードの構築 – キューブを用いたダッシュボードの作成 48