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外郭団体経営評価シート(平成23年度) 財団法人堺市学校給食協会

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外郭団体経営評価シート(平成23年度) 財団法人堺市学校給食協会
外郭団体経営評価シート(平成23年度)
1.基本情報
外郭団体名
所管課
代表者
設立年月日
財団法人堺市学校給食協会
保健給食課
半田 要介
昭和44年8月30日
基本財産
本市出えん金
本市出えん率
2,000
0
0
千円
千円
%
(単位:人)
職員数
役員数
(うち常勤数)
現市
市OB
4
(0)
その他
2
(2)
4
(0)
常勤職員
合計
現市
10
(2)
市OB
0
非常勤職員
その他(任期無) その他(任期有)
0
2
(備考)
0
合計
市OB
2
その他
5
その他
合計
0
合計
5
合計
2
ほか、人材派遣職員2名
9
2.外郭団体の役割及び中期経営目標
堺市が期待する役割
中期経営目標
学校給食法に基づき、安全安心な学校給食を実施し、良質な給食用物資の安定供給を継続することは、本市にとって重要な使命である。使用
前の食品検査等を行い、安全安心な食材を確保し、危険あるいは不安のある食品については、安全を担保するため、市の関係部局と調整して、
当該食材の中止や交換等を臨機に行い、万全の対応を行う。また、公益法人認定とともに業務の機能向上と効率化、新たな事業の確認を図り、
学校給食の充実に貢献することを期待する。
○公益財団法人認定申請。
○公益法人認定後、職員提案制度を導入するなど業務効率化を図る。
3.重点的経営目標
現状(平成22年度) 目標(平成23年度) 実績(平成23年度) 自己評価
経営目標
評価指標
①安全と衛生管理が担保された良質で安全な学校給食
10月開設済み
公益的使命の 物資の情報をホームページで保護者・市民に随時提供
HPアクセス数
HP設計、開発
8月開設
A
1,367件
達成
する。
地場産野菜使用量
②地場産野菜の使用拡大する。
18,200kg
19,200kg
18,610kg
A
③平成24年度に公益財団法人へ移行する。
公益法人移行 申請情報の収集 組織体制の整備
整備済み
B
組織改革・
④持続的な団体運営体制の強化
固有職員の採用 採用計画の作成 事務職の採用
専門職の採用
A
人材育成
財務改善・
効率化
⑤発注システムの効率化
献立システムと発注
システムをリンクさ
せ業務効率化
-1-
食材等手入力
システム構築
データ取込み機
能の追加を検討
C
4.主な事業の収支状況
(単位:千円)
収入
事業名
支出
平成23年度
受益者負担 堺市補助金 堺市委託料
給食事業
1,926,863
0
49,073
その他
130
計
1,976,066
平成22年度 平成21年度
2,010,413
1,897,095
状況
目標値
平成23年度
人件費
委託費
減価償却費
34,773
平成22年度 平成21年度
その他
計
1,938,208
1,972,981
2,005,146
状況
目標値
1,888,424
平成23年
度収支
3,085
5.事業別評価
事業名
給食事業
活動指標
栄養教諭等にアンケートを実施し、そ
の結果を分析することで、給食協会職
員や納入業者等関係者の資質向上
を図る。
(平成22年度末) (平成23年度)
未実施
実施
実績値
成果指標
(平成23年度)
学校からの給食物資のクレーム回数
実施済み の減少(異物混入・野菜のいたみ・不
良物資等)
(平成22年度末) (平成23年度)
192件
150件
実績値
(平成23年度)
150件
自己評価
A
6.評価結果
所管局の全般評価
本市における安全・安心な学校給食の実施のため、良質な給食用物資を安定供給するという財団法人堺市学校
給食協会の役割を十分に果たしている。本市との調整を要した部分もあるが、重点的経営目標は概ね達成されて
おり、継続的な経営努力が行われていると評価できる。
外郭団体評価委員会の全般評価
外郭団体総合調整庁内委員会の全般評価
-2-
経営目標達成状況(平成23年度)
1.重点的経営目標(公益的使命の達成:①安全と衛生管理が担保された良質で安全な学校給食物資の情報をホームページで保護者・市民に随時提供する。 )
評価指標の推移
取組状況
目標と実績の
差異分析
評価指標
平成22年度
現状
HPアクセス数
HP設計、開発
平成23年度
目標
実績
8月開設
平成24年度
目標
実績
平成25年度
目標
実績
10月開設済み
1,367
単位
自己評価
件
A
財団法人堺市学校給食協会のホームページを10月に開設し、協会の組織・財務等の情報や給食用物資にかかる情報を公開し、
学校給食の見える化を図った。
作業が遅れたため、ホームページ開設が2ヶ月遅れた。
今後の取組について 各種情報を積極的に公開することにより学校給食の見える化を進めることで、アクセス数の増加を図る。
2.経営目標達成状況についての見解
所管局
ホームページの開設時期は若干遅れたものの、積極的に情報を提供する「学校給食の見える化」が図られている。
外郭団体評価委員会
外郭団体総合調整庁内委員会
-3-
経営目標達成状況(平成23年度)
1.重点的経営目標(公益的使命の達成:②地場産野菜の使用拡大する。)
評価指標
評価指標の推移
取組状況
目標と実績の
差異分析
地場産野菜使用量
平成22年度
現状
18,200
平成23年度
目標
実績
19,200
平成24年度
目標
実績
平成25年度
目標
実績
18,610
単位
自己評価
kg
A
地場産野菜の中でも、堺市内で生産量が多い小松菜等の葉菜類を中心に使用量の増加を図った。
一定量の確保が必要な学校給食の性質上、葉菜類は、保管等の品質保持の面で制約があった。また、葉菜類は副菜としての使
用が多く、献立の面での制約もあった。
今後の取組について 葉菜類以外の使用を検討するとともに、献立を工夫することで、地場産野菜の使用量の増加を図る。
2.経営目標達成状況についての見解
所管局
地場産野菜は量の確保面で制約がある中で、使用量は平成22年実績を上回っており、努力が見られる。本市としても、
献立作成を工夫することで、使用量の確保に協力していく。
外郭団体評価委員会
外郭団体総合調整庁内委員会
-4-
経営目標達成状況(平成23年度)
1.重点的経営目標(組織改革・人材育成:③平成24年度に公益財団法人へ移行する)
評価指標
評価指標の推移
取組状況
目標と実績の
差異分析
公益財団法人への移行
平成22年度
現状
平成23年度
目標
実績
申請情報の収集 組織体制の整備
平成24年度
目標
実績
平成25年度
目標
実績
単位
自己評価
整備済み
B
公益法人としての定款(案)、最初の理事、評議員等の機関(案)および関連規程(案)を概ね作成した。
(記載なし)
今後の取組について 平成24年8月までに公益移行認定申請を提出し、年度内に答申・認定を得て、平成25年4月1日付で公益法人に移行する。
2.経営目標達成状況についての見解
所管局
平成24年8月を目標として、公益移行認定申請の準備を概ね終えており、平成25年4月には公益法人に移行できる見
込みである。
外郭団体評価委員会
外郭団体総合調整庁内委員会
-5-
経営目標達成状況(平成23年度)
1.重点的経営目標(組織改革・人材育成:④持続的な団体運営体制の強化)
評価指標
評価指標の推移
取組状況
目標と実績の
差異分析
固有職員の採用
平成22年度
現状
平成23年度
目標
実績
採用計画の作成 事務職の採用 専門職の採用
平成24年度
目標
実績
平成25年度
目標
実績
単位
自己評価
‐
A
従前、給食協会事務局は団体固有常勤職員(任期無)4人体制であったが、平成21年度末に2名が定年退職したことにより欠員と
なり、暫定的に人材派遣職員や市OB職員で欠員をカバーしている。これらの状況において、平成23年度は市との調整の中で専
門職(管理栄養士)1人を採用し、給食事業の運営を強化することができた。
現在も欠員1人の状況である。堺市の安全安心な給食の実施に寄与することは給食協会の目的の達成のためには、持続的な団体
運営体制の強化が必要である。これらの基幹業務は業務制限がある人材派遣職員や任用制限がある市OB職員で担うことは困難
であるため、団体固有常勤職員の補充は必要不可欠である。
今後の取組について 人材派遣職員を、専門職の団体固有常勤職員に変更する。
2.経営目標達成状況についての見解
所管局
専門職(栄養士)を採用し、給食事業の運営の強化を図っており、本市における安全・安心な学校給食の実施のため貢
献している。公益法人に移行する中で、給食事業の運営の母体である給食協会自体の運営のため、事務部門の強化
が必要である。
外郭団体評価委員会
外郭団体総合調整庁内委員会
-6-
経営目標達成状況(平成23年度)
1.重点的経営目標(財務改善・効率化:⑤発注システムの効率化)
評価指標
評価指標の推移
取組状況
目標と実績の
差異分析
平成22年度
現状
平成23年度
目標
実績
献立システムと発注システムをリ 食材等手 システム
ンクさせ業務効率化
入力
構築
平成24年度
目標
実績
データ取込み
機能の追加を
検討
平成25年度
目標
実績
単位
自己評価
‐
C
堺市の献立システムは給食の献立作成、栄養価計算のために使用され、給食協会の発注システムは市から調達を依頼された食
材の発注に使用されており、両システムの間にはリンクがない。堺市と給食協会は紙媒体で食材をやりとりし、給食協会は発注シス
テムに手作業で食材データを入力しているため、入力に時間がかかるとともに誤発注も発生している。これらの状況から、発注シス
テムに献立システムからのデータ取込み機能を追加することで、業務の効率化と精度の向上を図ることを検討した。
堺市は平成24年度に献立システムの改修を予定しているため、発注システムへの機能追加のタイミングも合わせることとした。
今後の取組について 献立システムの改修内容を合わせて、発注システムにデータ取込み機能を追加する。
2.経営目標達成状況についての見解
所管局
業務の効率化と手入力による人為的なミスの排除を目的として、献立システムと発注システムの連携を着実に進めること
は、本市における安全・安心な学校給食の実施に貢献するものである。
外郭団体評価委員会
外郭団体総合調整庁内委員会
-7-
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