Comments
Description
Transcript
毛利宏教授(PDF:754KB)
工 学 部 ・ 機 械 工 学 科 氏名・職名 毛利 宏 キーワード 自動車、運動性能、制御、認識、信号処理、 人間‐自動車系 写真貼付 カラー 教授 インタビュー時 写真撮影 ホームページ http://www.ms.yamanashi.ac.jp/lab/mohri/ 所属学会 日本機械学会 自動車技術会 計測自動制御学会 受賞歴 第57回自動車技術会論文賞 (自動車技術会) ( 2007年 ) 第53回自動車技術会論文賞 (自動車技術会) ( 2003年 ) 研究者から 一言 自動車関連企業の皆さま、新しい魅力を持った製品開発や、貴社製品の新たな付加 価値創出を目指して、一緒に研究・開発をしてみませんか. 貴社の技術と融合し、 新しい価値が生まれることにつながれば幸いです. これまでは主に自動車の運動性能、運転支援システムについて自動車メーカで研 究・開発してきました. 大学では低速、小型ビークルの操作系開発や運転しやすさ の定量化、ドライバの特性抽出、自動運転に関する研究などを行なっています.少し でもご興味があれば気軽に声をかけてください.共に有益な関係が構築できれば望 外の喜びです. 運転しやすさの向上に関する研究 車両特性とドライバ操作の関係を調べて、より 運転しやすい自動車を実現します. ドライバ操作や生体反応などで、ドライバの精神 的負担を計測・推定可能な技術を開発中です. 自動車の運動性能向上技術の開発 操舵、制動、駆動システムを用いて、車両運動を 制御する.今後の電気自動車、バイワイヤシステ ムへの適用方法について研究しています. <システム開発・研究の例> ・ステアバイワイヤシステム ・四輪アクティブステアリング ・電動パワーステアリング ・車両状態量推定 ・左右独立制駆動制御 など ドライビング シミュレータ システム構成例(四輪アクティブステアリング) ! 心拍間隔の分散値で 精神的負担を推定 あ・・・、 スピンし てる 車両状態量推定例(車体スリップ角) 運転支援、自動運転 新しい操作系の研究 ① ドライバと協調して快適性、安全性を 向上するシステムを検討中. システム例(レーンキープサポート) ②パーティクルフィルタなどを用いた自動 運転に関する研究も進行中. 小型ビークルの研究・開発 環境問題、エネルギ問題、交通事故、渋滞、 地域や高齢者の移動手段の喪失など、人の 移動(モビリティ)に関しては様々な問題があ ります. ・誰もが簡単に操縦できる ・天候によらず快適に使用できる ・雪道などでも安全に走行できる ・場所をとらない、経済的 な乗り物として、 ①三輪型移動体 ②パーソナルモビリティ を検討しています. ③ステアリングホィールに代わる、より運転し やすい新しい操作系を研究しています. 小型電気自動車による新操作系の実験車 ・ステアバイワイヤ ・左右独立制駆動制御 ・操作入力形態変更 ・アクセル・ブレーキも足から手へ・・ 三輪型移動体実験車 ・左右独立、電動制駆動制御など 適用できる製品 分野のイメージ <自動車> ・運転支援システム ・運動性能向上システム ・小型EV、パーソナルビークル ・センサ応用、状態推定 ・自己位置推定 ・人間の動特性同定 ・自動車の運動性能教育 山梨大学 産学官連携・研究推進機構 Email: [email protected] Tel:055-220-8759 Fax:055-220-8757 パーソナルモビリティ実験機 ハイブリッド車、電気自動車の市場投入と共に、 自動車の社会的価値や望まれる形態は大きく 変わってきています. 新たな価値の創出とビジネスが結びつけば、 とても面白いと考えます.