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WA4A, WA4V ディストリビュータ(非絶縁形)
User’s Manual WA4A,WA4V ディストリビュータ ( 非絶縁形 ) ネットワークソリューション事業部 営業部 〒180-8750 東 京 都 武 蔵 野 市 中 町 2 - 9 - 3 2 関 西 支 社 06-6341-1395 中 部 支 店 052-684-2004 中 国 支 店 082-568-7411 九 州 支 店 092-272-0111 0422-52-6765 〒530-0001 大 阪 市 北 区 梅 田 2 - 4 - 9(ブリー ゼタワー 2 1 階 ) 〒456-0053 名 古 屋 市 熱 田 区 一 番 3 - 5 - 1 9 このたびは、JUXTA 信号変換器をお買い上げいただきましてありがとう ございます。ご使用前には、本書をよくお読みいただき正しくお使いく ださい。 〒732-0043 広 島 市 東 区 東 山 町 4 - 1 〒812-0037 福岡市博多区御供所町3-21(大博通りビジネスセンター7階) 技術的なご相談は・ ・ ・ フリーダイヤル カスタマーサポートセンター 0120-518182 IM 77J09A04-01 2011. 11 初版 (YK) 安全にご使用いただくために 形名および仕様コード 本製品を正しく安全にご使用いただくために、ご使用前には必ず 本書をお読みください。また、ご使用後は本書を大切に保管して ください。 本製品には、安全にご使用していただくために、次のようなシン ボルマークを使用しています。 形名 WA4A WA4V 入力信号 仕様コード -A □ - □ *B 内容 ディストリビュータ ( 非絶縁形 ) -A 4 ~ 20mA DC 伝送器供給電源 26.5 ± 1.5V DC 4 ~ 20 mA DC WA4A 1 ~ 5 V DC WA4V 24V DC ± 10% 85 ~ 264V AC スタイル B 出力信号 供給電源 製品においては、人体および機器を保護するために取扱説 明書を参照する必要がある場合に付いています。また、取 扱説明書においては、感電事故など、取扱者の生命や身体 に危険がおよぶ恐れがある場合に、その危険を避けるため の注意事項を記述してあります。 以下のシンボルマークは、本書にのみ使用しています。 注記 「その製品を取扱う上で重要な情報や、操作や機能を知る 上で注意すべきことがら」を記述してあります。 製品仕様と梱包内容の確認 (1)形名と製品仕様の確認 本体に貼付された仕様銘板に記載されている形名と仕様が ご注文どおりであることをご確認ください。 (2)梱包内容 以下のものが揃っていることをご確認ください。 •• WA4A または WA4V:1 台 •• マウンティングブロック:2 個 •• タグナンバラベル:1 枚 •• 変換器取付ねじ (M4 × 0.7):4 本 •• ユーザーズマニュアル ( 本書 ):1 部 製品概要 本器は、2 線式伝送器と組み合わせ使用し、4 ~ 20mA DC の信 号を 4 ~ 20mA DC または 1 ~ 5V DC に変換するディストリビュー タです。 1 スタイルコード A 6 -1 -2 *B 1. 取付方法 1.4 DIN レール取付 1.1 マウンティングブロックの着脱 マウンティングブロックは、ラック取付および壁取付のときに必 要です。 ●マウンティングブロックの取り付け 左下図のように変換器の溝にマウンティングブロックを挿入 し、矢印の方向にスライドして固定します。 ●マウンティングブロックの取り外し 右下図のようにマイナスドライバーなどで、ストッパを持ち 上げて、手前にスライドして外します。 マウンティングブロック 溝(壁取付) 溝(ラック取付) 変換器背面にある DIN レール用溝の上部を、DIN レールに引っか けてから変換器を押し込みます。変換器は、スライドロック ( 変 換器背面の下部 ) で固定されます。 変換器を DIN レールから取り外す場合は、マイナスドライバーな どでスライドロックを下げると外れます。 DIN レール DIN レール用溝 ストッパ スライドロック 1.5 取付寸法図 単位:mm アングル取付寸法 1.2 ラック取付 24.5 下図のように FRK パネルを使用して、アングルに取り付けます。 19 インチラックに変換器を高密度実装する場合に便利です。 24.5 24.5 24.5 24.5 M4×0.7 取付ねじ 取付アングル FRK パネル 取付アングル 支柱 73 90 n×49+2 壁面取付寸法 変換器取付ねじ(M4×0.7) (4 個:付属品) ラック取付寸法図 24.5 M5 ねじ 4 箇所 24.5 24.5 24.5 24.5 M4×0.7 取付ねじ 単位:mm 465±1 90 450±1 50 25 2. 取付アングル 設置場所 25 •• 設置場所については、次のような環境は避けてください。 50 振動、腐食性ガス、塵埃、水、油、溶剤、直射日光、放射線、 強電界、強磁界、高度 2000m 以上 •• 落雷などにより電源ライン、信号ラインに雷サージの誘導が 懸念される場合は、フィールド側設置機器との間にそれぞれ 専用の避雷器を使用し、本器を保護してください。 •• 使用温度/湿度範囲:0 〜 50℃/ 5 〜 90%RH (結露しないこと) 給電ユニットスペース (50) または配線スペース (30 ∼ 60) 1.3 壁取付 下図のように FRK パネルを使用して壁に取り付けるか、または変 換器を直接壁に取り付けます。 FRK パネル 3. 外部配線 警告 感電の恐れがありますので、配線作業は供給する電源をオ フにして、つなぐケーブルに通電されていないことをテス タなどで確認してから作業を始めてください。 各信号線は、変換器前面の M4 ねじ端子に配線します。端子への 接続には、圧着端子を使用してください。 •• 信号用電線には、導体公称断面積が 0.5mm2 以上を、電源用 電線には、導体公称断面積が 1.25mm2 以上を推奨します。 2 IM 77J09A04-01 1st Edition 2011.11.18-00 4. 配線図 入力 + PS+ – – 保守 4 本器は、電源投入と同時に運転状態となりますが、仕様性能を満 足するには 10 〜 15 分の通電を必要とします。 7 4.1 校正用機器 •• 電圧電流発生器 ( 当社製 GS200 相当品 ):1 台 •• ディジタルマルチメータ (DMM)( 当社製 7561 相当品):1 台 •• 精密抵抗 250 Ω± 0.01% 1W:1 個 4 7 4.2 校正 L+ N– GND 1. 各機器を下図の要領で結線します。 出力 供給電源 14 11 12 15 14 15 16 11 + 12 – 入力 + 7 7 電圧電流 – 発生器 16 注記 ●●配線図で指示がない端子には、何も接続しないでくださ い。接続すると動作の保証はできません。 ●●電源と入出力ラインの配線は、ノイズ発生源から遠ざけ てください。精度保証できない場合があります。 ●●接地は D 種接地工事以上 ( 接地抵抗 100 Ω以下 ) とし、 接地ケーブルは可能な限り太く短くしてください。また、 本器の接地端子 から 1 点で接地し、接地端子間の渡 11 12 12 14 15 16 L+ N– 供給電源 24V DC または 85 ∼ 264V AC GND + Ro – DMM Ro:精密抵抗250Ω 接地端子 は、AC 駆動時だけに 使用します。 Ro は、電流出力 (WA4A) の場合に接続します。 り配線は行わないでください。 ●●接地端子 出力 11 は、AC 電源のときだけ機能します。 2. 入力レンジの 0%、25%、50%、75%、100%に相当する信号 ●●仕様外で本器を動作させた場合、本器が発熱、損傷する 危険があります。電源を投入する際は、次のことを確認 してください。 ・ 本器に加える供給電源の電圧および入力信号の値が、 本器の仕様に合っていること。 ・ 仕様どおりの端子位置に外部配線が接続されている こと。 ●●可燃性、爆発性のガス、または蒸気のある場所では、本 器を動作させないでください。そのような環境下で本器 を使用することは大変危険です。 ●●本器は、静電気に対してデリケートです。取扱いには十 分注意してください。本器を取扱う前には、近くにある 金属部に触れるなどして、静電気を放電してから行って ください。 を電圧電流発生器により変換器に与えます。 3. 変換器の出力がそれぞれ 0%、25%、50%、75%、100%に 相当する電圧であり、規定の精度定格範囲内であることを確 認してください。 電源とアイソレーション 電源電圧: 85 ~ 264V AC 47 ~ 63Hz、 24V DC ± 10% ( リップル含有率 5% p-p 以下 ) 消費電力 (100V AC): 6VA 消費電流 (24V DC): 65mA 絶縁抵抗: 入出力と電源と接地の各相互間 100M Ω /500V DC にて 耐電圧 (AC 駆動 ) 入出力と電源と接地の各相互間 1500V AC/1 分間 (DC 駆動 ) 入出力と電源 500V AC/1 分間 DC 駆動 = 供給電源仕様コード [-1] AC 駆動 = 供給電源仕様コード [-2] 3 IM 77J09A04-01 1st Edition 2011.11.18-00