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藤崎月報 2016年 8月号 No.366

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藤崎月報 2016年 8月号 No.366
藤崎月報
2016年
8月号
No.366
2016.8.1発行
Fujisaki Group Communication News
6月29日から7月1日の3日間、パシフィコ
横浜で開催されたPV
Japan2016
に、藤崎グループとして、ガイアパワーと共同
出展を行いました。
FKAIRのイメージキャラクター、藤崎エナ
がフィルムスクリーンに浮かび上がりプレゼ
ンテーションを行う展示が目をひきました。2
00名以上の方に来場いただき、協業等の具体
藤崎エナ(右)
的な商談をいただいています。プレゼンテーシ
藤崎社長 出展者セミナー(下)
ョンコーナーでは、藤崎社長がバンブーバイオ
マス、斜面施工について、FKAIR ディレクタ
ーの尾藤さんがO&Mについての講演を実施
し、盛況で有意義な展示会となりました。受注
に繋がるようフォローを進めています。
(エンジニアリングカンパニー
プロダクト部
尾上部長)
阿南市科学センター
全国太陽光発電所建設現場
発明クラブの皆さんご来社
安全・品質施工状況視察中
7月15日(金)
、科学や工作が大好きな28名
の小学生(4年生から6年生)をお迎えして会社見
学会を開催しました。
はじめに藤崎社長が当社の商品特長や歴史につ
いて例を引きながら説明し、興味が十分湧いたとこ
ろで構内を見学、続いて研究開発室の山城ドクタ
ー、石川さんがバンブーバイオマス発電の仕組みと
竹灰の科学変化について講義を行いました。小学生
の皆さんは竹灰を水に溶かす実験を熱心に見入っ
て、変色の不思議さに驚いている様子でした。
当社はこれからも会社見学やインターンを積極
的に受け入れ、地域貢献を果たしていきます。
藤崎グループでは全国各地に太陽光発電所の建設現場があ
ります。現在、プラント建設カンパニー工務部部長の水口さ
んが、全国各地の現場を回り、安全・品質の確認と指導を行
っています。
7 月からはじまり、新潟・栃木・千葉・福島・鹿児島など、
徳島から遠く離れた現場に足を運んでいます。
8月は、四国近県エリア、北陸、関東他などを予定。
藤崎グループの更なる品質向上を図ります。
(左)
連系間近の千振発電所
(事業主:ガイアパワー)
山形県 庄内平野の田んぼ。とにかく広い!
晴れている日は、東北の富士山といわれる
鳥海山を望むことが出来ます。(右)
研究開発室の山城ドクターと石川さんによる実験講義
社長記事 代表取締役
藤崎
耕治
リレー執筆 ガイアパワー
今月のおすすめ
鹿屋大崎ソーラーヒルズ②
大隅半島に広がる 220ha 以上の土地に 100MW の大規
模太陽光発電所を建設する。環境負荷を低減し、如何に
造成を最小限にし、事業化できるようにするか?など、
我々の前には長く困難な道が待ち構えていました。
2014 年 2 月、第 1 回、事業者 4 社による合同検討会を
開催。今後どのように進めるか、技術的側面、事業開発・
組成・ファイナンス等の側面に分けて検討を開始するこ
とに。
先ずは環境負荷を低減し、災害防止上の観点から造成面
積を抑え、基本は造成せずに土地の形状なり、伐採も切
り株を伐根せず残すことでシラス地山を傷めないことと
する。
しかし、現場は非常に起伏の激しいエリアが大半で造成
をしないのであれば、30 度近くの傾斜面での施工を可能
にしない限り、航空測量結果より目標の 100MW を設置
することは不可能であるとの結論。30 度近くの急傾斜面
に太陽光発電設備を建設する、いまだかつてない試みで
した。
様々な試行錯誤を重ね、急斜面施工で安全確実に施工す
るために、スイス製特殊重機「スパイダーマシン」を採用
することに。技術者が何度もスイスを訪問、更には現場
での数度にわたる試験施工を経て、ついに 30 度程度の
本多
工事事業部 中 義勝
希望をして、鹿屋大崎に来させてもらい、はや 1 年となりま
す。たまに、本社の人と電話をすると、懐かしくなるように
なってきました。
休日はごろごろしておりましたが、
「宮崎 神話のふるさと」
というフレーズをポスターを見て、昨年 9 月頃から、古事記
ゆかりの神社めぐりを始めました。まず、霧島神宮、特に印
象深かったのは、旧霧島神
宮跡から歩いて 2 時間ほど
かかって登った高千穂峰で
した。そこには(東霧島神
社の御神体のレプリカ)天
逆矛があります。
日曜日だったので、十歳く
らいの親子ずれ、山ガのかたまり、大人数の登山姿のグルー
プなどで写真の廻りで 150~200 人いました。見晴らしがよ
く、高隈山~鹿児島市までみわたせ、霊験あらたかな、いい
場所だと思います。途中は、急な火山砂礫で結構しんどい思
いをしましたが、尾根では下の方が良く覗けたところがあり、
こちらも景色としての価値はありました。少し離れて、皇子
原(おうじばる)神社などは地味でした。起源が入口に書い
てあっただけで、あまり掃除など手入れをしていないような
感じでした。
鵜戸神宮は海岸べりですが、
天の岩戸のように、岩を深く、
くりぬいた様子で、写真の本
殿の裏側に回ると、少し暗く、
ひんやりした感じがありまし
た。やはり、起源の看板は、イザナギ、イザナミなどの名前
があり、やっぱり、ホンマもんだと感じました。最後のほう
では西都原の古墳博物館まで、西は吹上浜近くの笠沙岬など
にもまわりました。卑弥呼の昔に思いをはせるというところ
までいっていないので、もう一回、今度は子供と回りたいと
思っております。
急斜面でも施工できる工法を開発しました。他にも、複
雑な急斜面での設計を可能にする3DCAD の導入によ
り、自然共生型で且つ国内最大級の発電所の計画が可能
になりました。
2019 年4月売電開始を目指して工事着工に向けて準
備を進めております。完成時には鹿屋市、大崎町の全住
民が家庭で使用する電力の大半をまかなうことが出来る
発電量になります。この発電所が温暖化防止引いては鹿
屋市、大崎町を始めとする多くの人に貢献できるものと
確信しております。社員協力いただくすべての人で素晴
らしい発電所を無事故で作り上げましょう。
KOSH 九電工・ガイアパワーJV 現場事務所
10 月末には屋久島に行き、縄文杉まで行きました。朝 4 時出
発~夕方 4 時ごろまでほほ歩きづめで、随分しんどい思いを
しました。宿は、ゲストハウスという名で、結構料金は安く、
他の宿泊者には、オーストラリアのおっちゃん(1 週間滞在)
、
東京在住のアメリカのおねえちゃん、韓国 済州島のおにい
ちゃんでした。私は、酒の勢いで、回りの人と、テキトーな
英語でちょっと話したのを覚えていますが、中身はありませ
んでした。
今年に入り、鹿屋大崎JV事務所に通うようになり、藤崎の
垣内さんに連れられるようになりました。場内の林間で、小
高い丘と谷の連続で、結構木が生えて林になっていて、また、
道もあるかないかわからないような、ちょっと一人では歩き
にくい、そういったところです。2時間ほどついていくだけ
で、結構な汗をかかさせてもらいました。
KOSH 九電工・ガイアパワーJV 現場事務所内
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