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4-1 補助グラフ付き円グラフを作成する

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4-1 補助グラフ付き円グラフを作成する
4 いろいろなグラフを作成する(1)
4-1
学習予定日
月
日 学習日
月
日
補助グラフ付き円グラフを作成する
データ参照
グラフ
練習用データ
Sample13
円グラフは全体に対する割合を見るのに適したグラフですが、割合が小さいデータは扇
形が小さくなりすぎて、見にくくなるという欠点があります。割合が小さいデータをまと
めて1つの扇形に表し、その内訳を補助グラフにすると、データを見やすくまとめること
ができます。
また、ある部分の内訳を特に表示して強調したい場合などにも補助グラフを利用すると便
利でしょう。
補助グラフには、円グラフと縦棒グラフのどちらかを使用できます。
この部分を補助グラフで表す
<Sample13>
補助円グラフ付き円グラフ
補助縦棒グラフ付き円グラフ
94
©2010 JMAM
4-1-1 補助円グラフ付き円グラフを作成する
地域別売上の円グラフを作成し、関東の内訳を補助円グラフに表示してみましょう。
グラフウィザードで補助円グラフ付き円グラフを作成する
補助円グラフ付き円グラフは、グラフウィザードで作成することができます。補助グラ
フの設定はあとで変更することにして、まずグラフを作成してみましょう。
1
1.
セルA5からセルB14を選択する
2
1
ードを表示します。
関東の売上高は、東京、神奈川、埼玉、
千葉の合計です。関東のセルを選択す
ると数値が重複してしまうので、デー
タ範囲には含まないようにします。
クリックする
2.
クリックする
2
3
データ範囲を選択して、グラフウィザ
補助円グラフ付き円グラフを選択しま
す。
クリックする
クリックする
95
©2010 JMAM
5 いろいろなグラフを作成する(2)
5-1
学習予定日
月
日 学習日
月
日
散布図を作成する
グラフ
データ参照
練習用データ
Sample17
散布図は、X軸とY軸の両方が数値軸からなるグラフで、気温と売上高、年齢と貯金額
など、2つの数値の相関関係を見ることができます。
ここでは、年齢と貯金に関するアンケートデータから、つぎのような散布図を作成します。
また、散布図のデータの傾向をわかりやすくするため、近似曲線を追加してみます。
X軸の目盛線
補助目盛線
近似曲線
Y軸の目盛線
男女別の年齢と貯金額を調査したデータ
<Sample17>
5-1-1 2系列の散布図を作成する
グラフウィザードで散布図を作成しましょう。
1
1.
クリックする
2
ここではデータ範囲はあとで設定する
ので、何もないセルを選択した状態で
[グラフウィザード]ボタンをクリック
します。
クリックする
2.
3
グラフウィザードを表示します。
散布図を選択します。
クリックする
126
©2010 JMAM
1
クリックする
3.
男性のデータ範囲を設定します。
[名前]に性別、[Xの値]に年齢、[Y
の値]に金額を設定します。[Yの値]
は、自動的に入力されている値を設定
し直します。
2
4
クリックする
セルA3をクリックする
6
セルA5からセルA26までドラッグする
8
セルB5からセルB26までドラッグする
3[名前]の欄をクリックする
5
7
[Xの値]の欄を
クリックする
入力されている値を選択する
127
©2010 JMAM
6 グラフでデータを分析する
6-2
学習予定日
月
日 学習日
月
日
パレート図でABC分析を行う
データ参照
グラフ
練習用データ
Sample22
パレート図は、データ項目を数値の大きい順に並べた棒グラフと、累積の割合を示す折
れ線グラフを組み合わせたものです。在庫管理、品質管理、顧客管理などにおいては、パ
レート図を使ってABC分析を行うことにより、管理する対象の特性に応じた管理方式を選
定することができます。
6-2-1 ABC分析とパレート図
ABC分析とは、商品や顧客などのデータをA、B、Cの3ランクにランク付けして、それ
ぞれのランクに合った管理や対策を行うための分析方法です。たとえば、売上の多い商品
順に並べて、全体の70%までをどの商品とどの商品が占めているか、全体の90%まではど
の商品までかなどを知ることにより、重点商品がどの商品であるかを把握できます。
ここでは、つぎのようなジュースの味覚別売上データを元にパレート図を作成し、ABC
分析をしてみましょう。
<Sample22>
パレート図
Aランク
Bランク
Cランク
168
©2010 JMAM
パレート図の見方
パレート図は、調査する項目を数値の大きい順に並べた棒グラフに、累計割合を折れ線
グラフに表します。パレート図に直線を加えることにより、A、B、Cのランク付けができ
ます。
この例では、2つの商品で全体の売上の70%を占め、主力商品であることがわかります。
6-2-2 パレート図のデータを準備する
例題のパレート図を作成するには、売上高と累計売上割合のデータが必要です。練習用
ファイル「Sample22」には、商品別売上高とその合計が入力されています。累計売上高、
累計売上割合を求める計算式を入力してデータを完成させましょう。
パレート図のデータは、売上高の多い順に並べる必要があります。練習用ファイルはあ
らかじめデータを並べ替えていますが、自分でデータを作成するときは、合計を含まない
ように並べ替えのデータ範囲を選択してから、[データ]メニューの[並べ替え]を選択
し、[最優先されるキー]で[売上高]を選択して、[降順]をオンにして並べ替えてくだ
さい。
累計売上高を計算する
累計売上高はパレート図には使いませんが、累計売上割合を求めるために必要です。累
計売上高のセルに、前月までの売上高にその月の売上高を加える計算式を入力します。
1.
1番めの商品の累計売上高を求める計
算式を入力します。
1
セルC4に「=B4」と入力する
2
vキーを押す
2.
2番めの商品の累計売上高を求める計
算式を入力します。
1
セルC5に「=C4+B5」と入力する
2
vキーを押す
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©2010 JMAM
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