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小学校教諭教職課程 カリキュラムについて

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小学校教諭教職課程 カリキュラムについて
小学校教諭教職課程
カリキュラムについて
平成22年10月
東京都教育委員会
目
はじめに
Ⅰ
次
「小学校教諭教職課程カリキュラム」策定にあたって・・・・・・・・・・・・・
東京都教育委員会が求める教師として最小限必要な資質・能力(到達目標と内容)
1
・・
4
領域② 「各教科等における実践的な指導力に関する領域」 ・・・・・・・・・・・・・・
7
領域①「教師の在り方に関する領域」
(1) 教師の仕事に対する使命感と豊かな人間性
(2) 教師として必要な教養
(3) コミュニケーション能力と対人関係力
(4) 学校教育に関する法令等と学校教育の役割
(5) 学校組織及び服務の厳正
(1) 学習指導要領
(2) 教材研究・教材解釈と授業づくり
(3) 単元指導計画の作成及び改善
(4) 指導方法・指導技術
(5) 児童の学習状況の把握と評価
(6) 授業力向上と授業改善
(7) 特別支援教育
(8) キャリア教育
領域③「学級経営に関する領域」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
11
(1) 学級経営の意義と学級づくり
(2) 集団の把握と生活指導
(3) 児童理解と教育相談
(4) 保護者・地域との連携
Ⅱ
教育実習
Ⅱ-1
教育実習事前指導の内容
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
13
Ⅱ-2
教育実習中の指導の内容
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
16
Ⅱ-3
教育実習成績評価票(例)
Ⅱ-4
教育実習評価票(例)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
22
カリキュラム編成モデルの例示
21
Ⅳ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
教職実践演習チェックシート
20
Ⅲ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1) 教育職員免許法上の科目と本カリキュラムの内容との関連
(2) カリキュラム編成モデル(カリキュラムマップ)
・・・・・・・・・ 26
・・・・・・・・・・・・・ 36
資料
○
大学の教員養成課程等検討委員会設置要綱
・・・・・・・・・・・・・・・・・
○
「大学の教員養成課程等検討委員会」の検討経過
○
「大学の教員養成課程等検討委員会」名簿
38
・・・・・・・・・・・・・・
39
・・・・・・・・・・・・・・・・・
40
はじめに
「小学校教諭教職課程カリキュラム」策定にあたって
(1)カリキュラム策定の背景
○
社会状況や子供を取り巻く環境の変化等を背景に、学校教育における課題が一層多
様化する中、教師に対する期待はますます高まっている。一方で、教師の大量退職、
大量採用の状況が続くため、新規に採用される教師に実践的な指導力を身に付けさせ
ていくことが喫緊の課題となっている。
○
昨年度、採用2年目の教師及び所属校管理職にヒアリング等を行ったところ、採用
される以前に身に付けておく必要がある力として、「実践的な指導力」「学術的知見の
現場への活用」
「コミュニケーション能力」
「組織の一員として仕事ができる力」
「今日
的課題への対応力」の5つの力があることが明らかになった。
こうした状況を踏まえ、東京都教育委員会では、大学において、教科、生活指導等
に必要な資質・能力を備えた教員志望者層の養成を行うことが重要であることから、
平成22年2月に大学関係者や専門家を交えた「大学の教員養成課程等検討委員会」
を設置し、大学における小学校教員養成課程の在り方等に関する検討を行ってきた。
○
現在、教員養成を行っている大学の中には、「実務家教員」を増やし、学校で想定
される具体的な場面を意識した講義を行ったり、教科指導法の講義を少人数で行った
りするなどの工夫や、教育実習を1、2年次のどちらかに1週間、3、4年次で3週
間ずつ実施するなど4年間にわたって実践的な指導力を身に付けさせる取組を行って
いる大学もある。しかし、一方では、講義内容が、個々の教員任せとなっていて講義
の指導方法などについて教員間の連携が図られていない、学生の教科の専門性を高め
ようとする取組が不十分などの課題が見られることが、「大学の教員養成課程等検討
委員会」による大学訪問によって明らかになった。
○
中央教育審議会答申「今後の教員養成・免許制度の在り方について(平成 18 年7
月)」において、「教職実践演習」の新設・必修化が報告され、平成 22 年度の大学
入学生より導入された。「教職実践演習」は、
『当該演習を履修する者の教科に関す
る科目及び教職に関する科目(教職実践演習を除く。
)の履修状況を踏まえ、教員と
して必要な知識技能を修得したことを確認するものとする』科目で、最終学年に履
修させることになっている。このことから、教職を志す学生が、自己の課題を自覚
し、必要な知識や実践的指導力を身に付けていくことができるようにすることが、
今後の教員養成には極めて重要である。
○
現在、国においては教員養成課程の「6年制(修士制)」の導入が検討されている
が、平成21年12月に全国都道府県教育長協議会及び全国教育委員長協議会が国
に対して緊急要望した内容を踏まえ、東京都教育委員会も平成22年3月に、当該
1
制度の目的を果たす上で、教員の資質向上のコストを学生等に添加することの課題
や教育実習を1年にすることの悪影響、多様な人材確保の困難化、教員養成を行う
大学院の教育環境の不備等、様々な課題があることを指摘し、「6年制(修士制)」
については十分検討する必要があることを指摘した。その上で、教員の資質向上を
「養成課程・採用選考・採用後の育成」の一体ととらえ、総体として資質向上施策
の充実を図る必要があり、その一環として学部4年間の小学校教諭の教職課程カリ
キュラムについて、東京都教育委員会の考えを提示する。
(2)基本的な考え方
○
本カリキュラムは、学部段階で学生に身に付けさせておく必要がある、東京都の
小学校教師として「最小限必要な資質・能力」を示している。
小学校教師は、採用の段階から、すべての教科にわたる学習指導と学級担任とし
ての学級経営を行うことが同時に求められる。したがって、大学を卒業するまでに
は、教師としての熱意や使命感を有することはもとより、すべての教科にわたる学
習指導や、学級経営の知識や実践的な指導力を身に付けておく必要がある。
○
カリキュラムの作成に当たっては、「東京都教員人材育成基本方針」(平成20年
10月)をもとに、小学校教師に求められる最小限必要な資質・能力として、
「組織
の一員としての自覚」「地域・保護者との連携」「学級経営」等の視点を加え、より
現実的な内容とすることが大切であると考えた。
○
現在東京都の教員採用選考は、教師として必要な基本的な知識や見識等を備えて
いるかを把握した上で、受験者の人物像と教師としての適性を捉え、選考を行って
おり、今後は本カリキュラムの内容が十分身に付いているかについても検証できる
内容としていく。
○
採用後の育成については、平成22年度より、
「東京都若手教員育成研修」を実施
し、初任者研修から3年次研修にいたるまでの若手教員に対するこれまでの研修体
系を抜本的に見直し、項目の重点化と精選を図るとともに、到達目標の設定と自己
診断システムの導入により、課題を明確にすることで、個に応じたきめ細かな育成
を行うようにした。
○
教員養成、採用、採用後の「東京都若手教員育成研修」による育成を一体のものと
してとらえ、採用した教員を計画的に育成していくためには、各大学における本カリ
キュラムを活用した教員養成の取組が不可欠である。
(3)カリキュラムの特色
○ 「基本的な考え方」に基づき、東京都の小学校教師としての「最小限必要な資質・
能力」を、「教師の在り方に関する領域」「各教科等における実践的な指導力に関す
る領域」「学級経営に関する領域」の3領域に整理することとした。
2
また、領域ごとに「到達目標」と「内容」を示し、育成すべき資質・能力を明確
化した。
「内容」について、育成すべき資質・能力を、
「意欲・態度」
(教師になりた
いと思う熱意と使命感、真摯に教職課程を学ぼうとする態度)「知識」(教師として
職務を遂行するために必要な知識)「実践的指導力」(学校組織の一員としての教師
として実際に児童を指導する力)の3観点に整理し、「内容」それぞれに明記した。
○
実践的な指導力が身に付く効果的な教育実習を行うために、教育実習の指導を3
領域に関連付け、指導内容を明記して学生が大学の学びを教育実習で生かせるよう
にするとともに、実習評価票(学生用・大学用)を示すことで、大学が小学校と一
層連携して教育実習を行うことができるようにした。
○
大学4年次に履修する「教職実践演習」については、学生や、大学が習得状況を
確認することができるように到達目標を示したチェックシートを付け、学生一人一
人の課題がより明確になるようにした。
また、
「カリキュラム編成モデル」を示し、領域別に示された資質・能力と教育職
員免許法に基づく各科目との関連を明確にしたカリキュラムマップを示した。
○
カリキュラムの趣旨や内容の解釈などの詳細について分かりやすく説明するため
に解説編を示し、大学がより本カリキュラムを活用できるようにした。
(4)構成
○
本カリキュラムの最初に「Ⅰ
東京都教育委員会が求める教師として最小限必要
な資質・能力」の3領域を置いた。3領域には各領域に含まれる項目と、
「到達目標」
と「内容」を示した。この「内容」を「Ⅱ
「Ⅲ
教職実践演習チェックシート」
「Ⅳ
教育実習」
「教育実習成績評価票(例)」
カリキュラム編成モデルの例示(カリキ
ュラムマップ)」にすべて反映させた。
○
「Ⅳ
カリキュラム編成モデルの例示(カリキュラムマップ)」には、「東京都教
育委員会が特に求める指導内容」を参考として例示した。
○
本カリキュラムの詳細について、
「小学校教諭教職課程カリキュラム解説編」を提
示し、本カリキュラムの到達目標の趣旨や背景、及び内容のさらに詳しい説明を記
載した。
大学においては、それぞれの理念や「育てたい教師像」をもとに、本カリキュラ
ムを反映させた教員養成カリキュラムを編成することにより、教師志望の学生を十
分な資質・能力をもつ小学校教諭として養成し、東京都の小学校教育の向上に資す
ることを大いに期待する。
3
Ⅰ
東京都教育委員会が求める教師として最小限必要な資質・能力
領域①
「教師の在り方に関する領域」
(1) 教師の仕事に対する使命感と豊かな人間性
到達目標
子供に対する深い愛情と教育者としての自覚と責任をもち、子供のよさや可能性を引き出し伸
ばすことができる力を身に付けている。
●
内
容
①
子供に対する深い愛情をもち、絶えず研究と修養に努めようとしている。〔意欲・態度、
知識、実践的指導力〕
②
教育者としての責任と誇りをもち、子供や保護者、社会が寄せる信頼と期待を具体的に理
解している。
〔意欲・態度、知識〕
③
子供一人一人の実態や状況を把握し、子供のよさや可能性を引き出し伸ばすことができる
力を身に付けようとしている。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
(2) 教師として必要な教養
到達目標
教師として必要となる社会人としての常識や教養を身に付けるとともに、生涯を通じて学び
続ける学習者としての態度を身に付けている。
●
内
容
①
小学校教師に求められる常識を身に付けている。〔意欲・態度、知識〕
②
各教科等の指導内容にかかわる基礎的・基本的な知識や、小学校教育に関する課題や動向
等に関する知識を身に付けようとしている。〔意欲・態度、知識〕
③
教師としての資質・能力を高めるため、常に新しい情報に基づく国内外の政治経済、社会
の動向等を知り、文化や芸術等に触れるなど、生涯を通じて学び続けようとしている。
〔意
欲・態度、知識、実践的指導力〕
4
(3) コミュニケーション能力と対人関係力
到達目標
教師に必要なコミュニケーション能力を身に付け、児童、保護者、地域住民、同僚等との
間に適切な人間関係を築くことができる。
●
内
容
①
他者とのコミュニケーションを上手に図ることができる能力について理解し、適切にコミ
ュニケーションを図ろうとしている。〔意欲・態度、知識〕
②
児童や保護者、地域住民に対して適切な言葉遣いや話しやすい態度で接したり、表情や眼
の動き等から相手の思いや考えを推察したりするなど、互いの信頼関係を築くために必要
なコミュニケーションスキルを身に付けている。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
③
上司や同僚に、適切に報告・連絡・相談をしたり、保護者や地域住民からの相談に乗った
りすることができる能力を身に付けようとしている。
〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
(4)学校教育に関する法令等と学校教育の役割
到達目標
学校教育に関する法令等や教育委員会の教育目標等から学校教育の役割を理解している。
●
内
容
①
学校教育に関する法令等の基本的な内容を理解している。〔意欲・態度、知識〕
②
学校教育に関する法令等を教育委員会の教育目標等と関連させ、学校や学校教育の役割を
理解している。〔意欲・態度、知識〕
③
学校における教育活動の様々な場面において、法的根拠を踏まえて判断し、行動すること
の重要性を理解している。〔意欲・態度、知識〕
5
(5)学校組織及び服務の厳正
到達目標
教師は学校組織の一員であることを理解するとともに、教師の服務の在り方について法令や事例
等に基づいて基本的に理解し、法令を遵守する態度を身に付けている。
●
内
容
①
学校における教職員の職層と職務内容や、学校と教育委員会との関係等を関係法令等に基
づいて理解している。〔意欲・態度、知識〕
②
学校組織の一員として必要な報告・連絡・相談の重要性を理解するとともに、校務の内容
を校務分掌組織等と関連させて具体的に理解している。〔意欲・態度、知識〕
③
児童、保護者、地域の信頼に応えるため、教育公務員の服務の厳正、服務事故防止の重要
性等について事例等から理解し、法令を遵守する態度を身に付けている。〔意欲・態度、
知識、実践的指導力〕
6
領域②
「各教科等における実践的な指導力に関する領域」
(1) 学習指導要領
到達目標
学習指導要領の位置付けや基準性、各教科等の目標・内容等について理解している。
●
内
容
①
学習指導要領の法令上の位置付けや教育課程を編成する際の基準性を理解している。〔意
欲・態度、知識〕
②
学習指導要領における目標と内容を、学年や各教科等の系統性や関連性を踏まえて理解し
ている。〔意欲・態度、知識〕
③
教育課程の編成や指導計画の作成、学習指導案の作成等と関連させて、学習指導要領の各
教科等の目標・内容等を理解している。〔意欲・態度、知識〕
(2) 教材研究・教材解釈と授業づくり
到達目標
各教科等の指導内容にかかわる教材研究・教材解釈の意義を理解し、指導方法等を工夫した授
業づくりをすることができる。
●
内
容
①
各教科等の内容にかかわる基礎的・基本的な知識を身に付けている。
〔意欲・態度、知識〕
②
素材を「教材」とするために必要な条件、要素、手順等を理解して、教材研究・教材解釈
の意義や方法を学び、身に付けようとしている。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
③
各教科等の特性を踏まえ、児童の実態に即した授業づくりの方法を身に付けようとしてい
る。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
7
(3) 単元指導計画の作成及び改善
到達目標
単元指導計画を作成するために必要な要素を理解するとともに、その方法等を身に付け、
模擬授業等の実践を通じて見直し、改善することができる。
●
内
容
①
単元指導計画を作成するために必要な指導目標や指導内容、評価規準、指導観等やその関
連性について理解している。〔意欲・態度、知識〕
②
指導目標に沿って単元指導計画を作成し、各時間の授業の指導目標と評価規準、指導観等
に基づいた授業構成(導入、展開、まとめ)を計画する方法を理解し、身に付けようとし
ている。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
③
作成した単元指導計画を基に模擬授業等を実践し、授業を改善するための方法を理解し、
身に付けようとしている。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
(4)指導方法・指導技術
到達目標
各教科等の特性に応じた指導方法・指導技術等について身に付け、模擬授業や教育実習等
で実践することができる。
●
内
容
①
各教科等の特性に応じた指導方法や指導技術等(発問の仕方、効果的な板書、分かりやす
い説明等を含む)を理解し、身に付けようとしている。〔意欲・態度、知識、実践的指導
力〕
②
模擬授業や教育実習で、教材・題材・教具、教材機器等を活用したり、ペープサートや紙
芝居等を提示したりする等の指導技術等を理解し、身に付けようとしている。〔意欲・態
度、知識、実践的指導力〕
③
情報教育機器を活用した資料提示や資料作成の方法を理解し、授業場面で適切に利用する
ための指導技術を理解し、身に付けようとしている。
〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
8
(5) 児童の学習状況の把握と評価
到達目標
児童の学習状況を的確に把握し、指導に生かす方法について理解し、模擬授業等で評価結果を
生かした指導を実践することができる。
●
内
容
①
学習指導における評価(診断的評価・形成的評価・観点別評価等)の意義を理解している。
〔意欲・態度、知識〕
②
学習指導における評価方法を基に、模擬授業等を通じて、学習指導中における評価を理解
し、実践しようとしている。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
③
模擬授業や授業観察(学生が相互に行う授業実践を含む)を通じて、児童の授業中の発言
やつぶやきの記録をとることを実践し、適切な評価を行ってそれを指導に生かそうとして
いる。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
(6)授業力向上と授業改善
到達目標
授業力を構成する要素や、授業力向上のための PDCA サイクルを理解し、自己の授業実践を改善
できる方法を身に付けている。
●
内
容
①
授業力の構成要素を、授業観察や授業分析等と関連させて理解している。〔意欲・態度、
知識〕
②
授業力向上のためのPDCAサイクルについて理解し、模擬授業や教育実習の授業研究等
でその方法を実践的に身に付けようとしている。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
③
教育実習や模擬授業等での自らの授業実践や学生相互の授業観察を通して、授業のねらい
の達成度、教材、教具の活用、効果的な指導方法等から適切に評価することを学び、授業
の改善に生かす方法を身に付けようとしている。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
9
(7)特別支援教育
到達目標
特別支援教育について、基礎的な知識や支援を要する児童への具体的な指導方法を身に付けると
ともに、関係諸機関との連携について理解している。
●
内
容
①
LD、ADHD、高機能自閉症等や発達障害について、基礎的な知識を身に付け、国や東京
都の特別支援教育に関する施策等について理解している。
〔意欲・態度、知識〕
②
通常の学級に在籍する、支援を要する児童への適切な支援を行うために、具体的な場面を
想定した指導方法を身に付けようとしている。
〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
③
特別支援教育を推進するための学校の組織的体制や、関係諸機関との連携の在り方につい
て理解している。〔意欲・態度、知識〕
(8)キャリア教育
到達目標
児童一人一人のよさや可能性を伸ばすキャリア教育の視点に立った進路指導について、その
意義を理解し指導方法を身に付けている。
●
内
容
①
児童一人一人が将来に対して夢や希望をもち、前向きに自己の将来を考え、自らの意志と
責任でよりよい選択ができる力をはぐくむことの重要性を理解している。〔意欲・態度、
知識〕
②
望ましい勤労観・職業観を育成するため、小学校におけるキャリア教育の意義と役割を理
解している。
〔知識〕
③
道徳の時間や総合的な学習の時間、特別活動等において、児童に将来を考えさせたり、自
己の可能性を見出させたりする等の具体的な指導方法を身に付けようとしている。〔意
欲・態度、知識、実践的指導力〕
10
領域③
「学級経営に関する領域」
(1) 学級経営の意義と学級づくり
到達目標
学級経営の意義や、学級集団づくりの方法等を理解し、学級経営計画案の作成方法を身に付け
ている。
●
内
容
①
学校生活の場である学級を、教育的効果があがる集団として組織し、児童の人間的成長を
目的として運営していく学級経営の意義を理解している。
〔意欲・態度、知識〕
②
学級の規範づくりや教室の環境構成、清掃指導、給食指導等、学級集団づくりのための具
体的な方法を理解している。〔意欲・態度、知識〕
③
学級経営計画案の意義及び評価、学年・学校経営との関連性を理解し、学級経営案の作成
方法を理解している。〔意欲・態度、知識〕
(2) 集団の把握と生活指導
到達目標
一人一人の人格を尊重し、個性の伸長を図る等の生活指導の意義を理解し、集団を把握して生
活指導をすることができる。
●
内
容
①
生活指導の意義を理解し、指導の前提となる児童一人一人の発達の段階に応じた、集団指
導・個別指導の在り方を理解している。〔意欲・態度、知識〕
②
学級集団を把握し、一人一人の児童と適切に対応し、相談に対処できる基本的なコミュニ
ケーションスキルを身に付けようとしている。
〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
③
状況に応じて適時に的確な判断を行い、教師として毅然とした態度をとることの意義を理
解し、適切なほめ方や叱り方等の対応方法を身に付けようとしている。〔意欲・態度、知
識、実践的指導力〕
11
(3)児童理解と教育相談
到達目標
教育相談の意義を理解し、基本的な教育相談の技法を学び、児童理解に生かすことができる。
●
内
容
①
学校における教育相談の進め方や、教育相談機能を活用した指導の在り方、関係諸機関と
の連携の在り方を理解している。〔意欲・態度、知識〕
②
カウンセリングマインドや教育相談の基本的な技法を身に付けようとしている。〔意欲・
態度、知識、実践的指導力〕
③
教育相談や構成的グループエンカウンター等の手法を理解し、児童理解や学級の課題解決
の具体的な場面において活用する方法を実践的に身に付けようとしている。
〔意欲・態度、
知識、実践的指導力〕
(4)保護者・地域との連携
到達目標
学校と保護者・地域住民との関係について理解を深め、意見や要望等を適切に受け止め対応す
ることの重要性を理解している。
●
内
容
①
保護者や地域住民等との連携・協力のために学校が組織として対応する必要があることを
理解している。〔意欲・態度、知識〕
②
学習指導や学級経営、教育相談等にかかわる保護者との連携の在り方について、具体的な
事例を通して理解している。〔意欲・態度、知識〕
③
保護者や地域住民等と対面する様々な場面(学校行事、保護者会、家庭訪問、個人面談、
問題発生時等)を想定し、ロールプレイなどの演習を通じて、学級担任として適切に対応
する方法を実践的に身に付けようとしている。
〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
12
Ⅱ
教育実習
Ⅱ−1
教育実習事前指導の内容
領域① 「教師の在り方に関する領域」
(1)教師の仕事に対する使命感と豊かな人間性
●
内
容
○
教育者としての自覚と責任をもち、子供や保護者、社会が寄せる信頼と期待を具体的に
理解している。〔意欲・態度、知識〕
○
子供一人一人の実態や状況を把握し、子供のよさや可能性を引き出し伸ばすことができ
る力を身に付けている。
〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
(2)教師として必要な教養
●
内
容
○
小学校教師に求められる常識や教養を身に付けている。
〔意欲・態度、知識〕
○
すべての教科の指導内容にかかわる基礎的・基本的な知識を身に付けている。〔意欲・
態度、知識〕
(3)コミュニケーション能力と対人関係力
●
内
容
○
他者とコミュニケーションを積極的に図ることができるコミュニケーション能力を身
に付けている。〔意欲・態度、知識〕
(4)学校教育に関する法令等と学校教育の役割
●
内
容
○
学校における教育活動の様々な場面における法的根拠を理解している。〔意欲・態度、
知識〕
(5)学校組織及び服務の厳正
●
内
容
○
学校組織の一員として必要な報告・連絡・相談の重要性を理解している。〔意欲・態度、
知識〕
○
児童、保護者、地域住民の信頼に応えるため、法令を遵守する態度を身に付けている。
〔意欲・態度、知識〕
13
領域②
「各教科等における実践的な指導力に関する領域」
(1)学習指導要領
●
内
容
○
学習指導要領の各教科等の目標・内容を理解し、教育課程編成や、指導計画の作成に生
かすことができる。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
(2)教材研究・教材解釈と授業づくり
●
内
容
○
素材を「教材」とするために必要な条件、要素、手順等を理解して、教材研究・教材解
釈の意義や方法を身に付けようとしている。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
○
各教科等の特性を踏まえ、児童の実態に即した授業づくりの方法を身に付けようとして
いる。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
(3)単元指導計画の作成及び改善
●
内
容
○
指導目標に沿って単元指導計画を作成し、各時間の授業の指導目標と評価規準、指導等
をふまえた授業(導入、展開、まとめ)を計画する方法を身に付けようとしている。
〔意
欲・態度、知識、実践的指導力〕
○
作成した単元指導計画を基に模擬授業等を実践し、授業を改善するための方法を身に付
けようとしている。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
(4)指導方法・指導技術
●
内
容
○
各教科等の特性に応じた指導方法や指導技術(発問の仕方、効果的な板書、分かりやす
い説明等を含む)を身に付けようとしている。
〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
○
模擬授業や教育実習で、教材・教具、教材機器等を活用したり、ペープサートや紙芝居
を提示したりする等の指導技術を身に付けようとしている。〔意欲・態度、知識、実践
的指導力〕
○
情報教育機器を活用した資料提示や資料作成の方法を理解し、授業場面で適切に利用す
るための指導技術を身に付けようとしている。
〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
(5)児童の学習状況の把握と評価
●
内
容
○
実践した授業や授業観察を通じて、授業記録の分析や児童の授業中の発言やつぶやきの
記録を基に、児童の学習状況を把握し、評価することの意義を理解している。〔意欲・
態度、知識〕
(6)授業力向上と授業改善
●
内
容
○
授業力向上のためのPDCAサイクルについて理解し、授業研究等でその方法を実践的
に学んでいる。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
14
(7)特別支援教育
●
内
容
○
通常の学級に在籍する、支援を要する児童への適切な支援を行うための指導方法を学ん
でいる。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
(8)キャリア教育
●
内
容
○
道徳の時間や総合的な学習の時間、特別活動等や日常の指導において、児童に将来を考
えさせたり、友達のよさや可能性を見出させたりする等の具体的な指導方法を学んでい
る。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
領域③
「学級経営に関する領域」
(1)学級経営の意義と学級づくり
●
内
容
○
学校生活の場である学級を、教育的効果があがる集団として組織し、児童の人間的成長
を目的として運営していく学級経営の意義を理解している。〔意欲・態度、知識〕
○
学級規律を児童に守らせることや教室の環境整備、清掃指導・給食指導等、学級集団づ
くりのための具体的な手法を理解している。〔意欲・態度、知識〕
(2)集団の把握と生活指導
●
内
容
○
児童一人一人の発達の段階に応じた集団指導・個別指導の在り方を理解している。〔意
欲・態度、知識〕
○
学級集団を把握し、一人一人の児童と適切に対応し、相談に対処できる基本的なコミュ
ニケーションスキルを身に付けようとしている。〔意欲・態度、知識〕
○
状況に応じて適時・的確な判断を行い、教師として毅然とした態度を取り、適切なほめ
方や叱り方等、対応方法を身に付けようとしている。〔意欲・態度、知識、実践的指導
力〕
(3)児童理解と教育相談
●
内
容
○
カウンセリングマインドや教育相談の基本的な技法を身に付けている。〔意欲・態度、
知識〕
○
教育相談や構成的グループエンカウンター等の手法を理解し、児童理解や学級の課題解
決の具体的な場面において活用する方法を実践的に学んでいる。〔意欲・態度、知識〕
(4)保護者・地域との連携
●
内
容
○
保護者や地域住民等との連携、協力のために学校が組織として対応することが必要であ
ることを理解している。
〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
○
保護者や地域住民等と対面する様々な場面で、学級担任として適切に対応する方法を学
んでいる。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
15
Ⅱ−2
教育実習中の指導内容
領域① 「教師の在り方に関する領域」
(1)教師の仕事に対する使命感と豊かな人間性
●
内
容
○
教育者としての自覚と責任をもち、学級の子供や保護者、学校が所在する地域社会が寄
せる信頼と期待を具体的に理解し、教育実習を使命感と熱意をもって行っている。〔意
欲・態度、知識、実践的指導力〕
○
学級の子供一人一人の実態や状況を把握し、子供のよさや可能性を引き出し伸ばすため
に、休み時間に子供と一緒に遊んだり、給食当番や清掃活動に積極的にかかわったりし
ている。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
(2)教師として必要な教養
●
内
容
○
小学校教師として必要となる挨拶や身だしなみ、言葉遣い等の社会常識や教養を身に付
けている。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
○
授業準備のために、すべての教科の指導内容にかかわる基礎的・基本的な知識を進んで
身に付けようとしている。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
(3)コミュニケーション能力と対人関係力
●
内
容
○
管理職をはじめとする教職員等とコミュニケーションを積極的に図ることができるコ
ミュニケーション能力を身に付けている。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
○
授業中や休み時間等、様々な場面において児童と適切な言葉遣いや話しやすい態度で接
することができる。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
(4)学校教育に関する法令等と学校教育の役割
●
内
容
○
校内研修や、朝の打合せの時間、職員会議等の様々な場面において、法的根拠を踏まえ
て判断し、行動することを管理職や指導教員から学び、実践できる。〔意欲・態度、知
識、実践的指導力〕
(5)学校組織及び服務の厳正
●
内
容
○
学校組織の一員の実習生として、管理職や指導担当の教員等へ適切に報告・連絡・相談
ができる。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
○
出退勤の管理、自動車通勤の禁止、適正な休暇の取得等の勤務のあり方や、児童や家庭
にかかわる個人情報の管理の重要性を管理職や指導教員から学び、法令を遵守する態度
を身に付けている。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
16
領域②
「各教科等における実践的な指導力に関する領域」
(1)学習指導要領
●
内
容
○
教育課程の編成や指導計画の作成、学習指導案の作成等と関連させて、学習指導要領の
各教科等の目標・内容等を理解している。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
(2)教材研究・教材解釈と授業づくり
●
内
容
○
授業準備のための教材研究・教材解釈の意義や方法を身に付け、子供が生き生きと学習
できるような授業づくりを実践している。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
○
各教科等の特性を踏まえ、児童の実態に即して学習意欲を高め、興味・関心がもてる授
業計画の作成を実践している。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
(3)単元指導計画の作成及び改善
●
内
容
○
指導目標に沿って単元指導計画を作成し、各時間の授業の指導目標と評価規準、指導観
等を踏まえた授業を計画している。
〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
○
作成した単元指導計画を基に模擬授業等を実践し、改善しようとしている。〔意欲・態
度、知識、実践的指導力〕
(4)指導方法・指導技術
●
内
容
○
実際の授業の場面において、教科等の特性に応じた指導方法や指導技術(発問の仕方、
効果的な板書、分かりやすい説明等を含む)を実践しようとしている。〔意欲・態度、
知識、実践的指導力〕
○
授業で、教材・教具、教材機器等を活用したり、ペープサートや紙芝居を提示したりす
る等の指導技術を使った授業を工夫している。
〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
○
情報教育機器を活用した資料提示や資料作成の方法を理解し、授業場面で適切に利用す
るための指導技術を身に付けている。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
(5)児童の学習状況の把握と評価
●
内
容
○
実践した授業や他の教員の授業観察を通じて、授業記録の分析や児童の授業中の発言や
つぶやきの記録を基に、児童の学習状況を把握し、評価しようとしている。〔意欲・態
度、知識、実践的指導力〕
(6)授業力向上と授業改善
●
内
容
○
授業力向上のためのPDCAサイクルについて理解し、授業研究等で実践的に活用しよ
うとしている。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
17
(7)特別支援教育
●
内
容
○
通常の学級に在籍する、支援を要する児童への適切な支援を行うために、積極的に児童
にかかわり、指導しようとしている。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
(8)キャリア教育
●
内
容
○
道徳の時間や総合的な学習の時間、特別活動等や日常の指導において、児童に将来を考
えさせたり、自己の可能性を見出させたりする等、工夫した授業を行おうとしている。
〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
領域③
「学級経営に関する領域」
(1)学級経営の意義と学級づくり
●
内
容
○
児童の規範意識の向上や学習規律を身に付けさせる等の学級経営を、担当する教員のも
とで積極的に実践しようとしている。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
○
学級規律を児童に守らせることや教室の環境整備、清掃指導、給食指導等、学級集団づ
くりのための具体的な手法を理解し、積極的に実践しようとしている。〔意欲・態度、
知識、実践的指導力〕
(2)集団の把握と生活指導
●
内
容
○
児童一人一人の発達の段階に応じた集団指導、個別指導を実践しようとしている。〔意
欲・態度、知識、実践的指導力〕
○
学級集団を把握し、一人一人の児童と適切に対応し、相談等に対処しようとしている。
〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
○
状況に応じて適時・的確な判断を行い、教師として毅然とした態度を取り、適切にほめ
たり叱ったりしようとしている。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
(3)児童理解と教育相談
●
内
容
○
カウンセリングマインドや教育相談の基本的な技法を身に付け、授業中や休み時間、放
課後等、児童一人一人に配慮し、積極的に話しかけたり、声をかけたりする等の実践を
行っている。
〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
○
児童からの悩みや不安等の相談を受けたとき、担当する教員の指導のもとで、教育相談
や構成的グループエンカウンター等の方法を、児童理解や学級の課題解決ために実践的
に活用しようとしている。〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
18
(4)保護者・地域との連携
●
内
容
○
学校が保護者や地域住民等との連携、協力のために組織として対応していることを理解
し、組織の一員としての役割を担うことができる。
〔意欲・態度、知識、実践的指導力〕
○
保護者や地域住民等と対面する様々な場面(実習中の学校行事や保護者会等)で、学級
担任として適切に対応する力を身に付けようとしている。〔意欲・態度、知識、実践的
指導力〕
○
警察や民生委員、児童福祉委員等との連絡会などへの出席や地域行事、保護者会等への
参加等を通して、保護者や地域住民、関係諸機関との連携の方策等を学び、適切に対応
する力を身に付けようとしている。
(意欲・態度、知識、実践的指導力)
19
Ⅱ-3
○○大学 教育実習成績評価票(例)
平成 年 月 日
学部 学科
専攻
フリガナ
実習生名
学籍番号 ( )
実習期間
平成 年 月 日 から
平成 年 月 日 まで
出席すべき日数
日
欠席日数(理由)
出勤日数
日
病 欠
事故欠
その他
遅刻・早退
日 ( 遅刻 回
日 ( 早退 回
日 ( 1 評 定 各評価項目並びに総合評定について、いずれかの評語を記入してください。
(評語) 5(非常に優れた資質・能力を有している) 4(優れた資質・能力を有している) 3(資質・能力を有している)
2(資質・能力が不足している) 1(教員としての資質・能力がない)
評 価 項 目
評 価 の 観 点
評 定
【
】
使命感と豊かな人間性 ①子供一人一人の実態や状況を把握し、子供のよさや可能性を引き出し伸ばすため
に、子供と積極的にかかわっている。
領 (1)と
教師として必要な教養 ②小学校教師に求められる常識を身に付けている。
域
①
①管理職をはじめとする、教職員とコミュニケーションを積極的に図ることができる
コミュニケーション能
教 (2)
能力を身に付けている。
力と対人関係力
師
②児童と適切な言葉遣いや話しやすい態度で接することができる。
の
在
①学級担任の職務内容や校務分掌について理解し、管理職等に必要な報告、連絡等を
学校組織の一員として
り
適切に行うことができる。
(3)
の役割と服務の厳正
方
②法令を遵守する態度を身に付けている。
【
①学習指導要領の各教科等の目標や内容を踏まえて学習指導案を工夫している。
学習指導要領の理解と
②授業準備のための教材研究・教材解釈ができ、児童の実態に即した授業づくりを実
(4)
授業づくり
践している。
】
領
域
② (5)単元指導計画の作成と
指導方法・指導技術
実
践
的
児童の学習状況の把握
な (6)と授業改善
指
導
力
特別支援教育とキャリ
(7)
ア教育
【
】
領 (8)学級経営と集団の把
握・生活指導
域
③
①単元指導計画に基づき、実践する授業の指導目標とや指導内容、評価規準、指導観
等を踏まえた学習指導案を作成することができる。
②授業の場面において児童の実態と教科の特性に応じた指導方法や指導技術(発問、
板書、説明等)を身に付けている。
①学習指導における評価の意義について理解し、授業中の児童の学習状況の把握や個
別指導等を工夫することができる。
②授業研究後に授業を振り返り、課題を整理し授業改善を進んで実践している。
①通常の学級に在籍する、支援を要する児童へ積極的にかかわり、指導している。
②児童に将来を考えさせたり、自己の可能性を見出させるために授業を工夫したり児
童に積極的にかかわっている。
①学級の規範づくりや教室の環境構成、清掃指導、給食指導等を積極的に行ってい
る。
②状況に応じて適時に的確な判断を行い、教師として毅然とした態度をとり、適切に
ほめたり、叱ったりすることができる。
学
児童理解と教育相談・ ①カウンセリングマインドや教育相談の基本的な技法を踏まえて児童に接している。
級
(9)
②保護者や地域住民等と連携して、学校の教育力を高めていることを理解している。
経
保護者との連携
営
総 合 評 定
2 校長所見 教育実習全体をとおしての所見を具体的に御記入ください。
(観点別または総合で「2」以下の評定を行った場合には、必ずその理由を記入してください。)
学 校 名
校 長 名 印
20
指導教員名 印
Ⅱ-4
○○大学 教育実習評価票(例)
平成 年 月 日
学部 学科 コース・専攻
フリガナ
実習生名
氏名
※実習生1人につき、1枚作成してください。
1 連絡事項 各項目について、それぞれの観点に基づき、いずれかの評語を記入してください。
5(極めて適切である) 4(適切である) 3(特段の課題はない) 2(あまり適切ではない) 1(適切でない)
項 目
教
育
実
習
時
前
打
合
せ
(1)大学との事前打合せ
観 点
①教育実習前までに大学で指導してきた内容が教育実習校に
適切に伝えられている。
②大学としての指導方針が実習校に適切に伝えられている。
(実習前の打合せや実習中の大学教員の訪問等)
大学との事前打合せ実施日
(2)実習生との事前打合せ
評 語
年 月 日
①実習生が教育実習の目的や計画等を十分に理解している。
②実習校までの交通手段や勤務時間、実習に必要となる諸費
用(給食費や教材費)等の手続きについて、実習生が理解し
ている。
実習生との事前打合せ実施日 年 月 日
教
育
実
習
中
の
指
導
(3)教育実習中の指導
①教育実習中の実習生(服務や学習指導、子供とのかかわり
等)の状況を十分に把握している。
②大学として、課題のある実習生への指導を適切に行ってい
る。
大学の教育実習中の訪問指導実施日 年 月 日
(4)研究授業等への指導
①学生が行う研究授業を参観している。
②授業後、研究協議会に参加し、実習生の授業について指
導・助言をしている。
③実習生の授業について、校長や指導教員と情報交換を行
い、成果と課題を把握している。
大学の教育実習中の研究授業参観日 年 月 日
2 校長所見 教育実習全体をとおしての大学のかかわり方についての所見を具体的に御記入ください。
(「2」以下の評語を記入した場合には、必ずその理由を記入してください。)
教育実習校
立
小学校
21
校 長 名
印
Ⅲ 教職実践演習チェックシート
(1) 学生用
教職実践演習では、教師として最小限必要な資質・能力(3領域)が教職課程の履修を通じて、確実に習得
されているかを確認することが大切である。
下のチェックシート等を活用し、自己の到達度を把握するとともに、到達が十分でない事項については、教
職実践演習の講義を通して到達目標に達することが必要である。
到達目標
領域
子供に対する深い愛情をもち、絶えず研究と修養に努めようとしている。
教師の仕事に対す
教育者としての責任と誇りをもち、子供や保護者、社会が寄せる信頼と期待を具
(1) る使命感と豊かな人
体的に理解している。
間性
子供一人一人の実態や状況を把握し、子供のよさや可能性を引き出し伸ばすこ
とができる力を身に付けようとしている。
小学校教師に求められる常識を身に付けている。
(2)
領
域
①
教
師
の
在
り
方
に
関
す
る
領
域
各教科等の指導内容にかかわる基礎的・基本的な知識や、小学校教育に関す
教師として必要な
る課題や動向等に関する知識を身に付けようとしている。
教養
教師としての資質・能力を高めるため、常に新しい情報に基づく国内外の政治経
済、社会の動向等を知り、文化や芸術等に触れるなど、生涯を通じて学び続けよ
うとしている。
他者とのコミュニケーションを上手に図ることができる能力について理解し、適切
にコミュニケーションを図ろうとしている。
コミュニケーショ 児童や保護者、地域住民に対して適切な言葉遣いや話しやすい態度で接した
(3) ン能力と対人関係 り、表情や眼の動き等から相手の思いや考えを推察したりするなど、互いの信頼
力
関係を築くために必要なコミュニケーションスキルを身に付けている。
上司や同僚に、適切に報告・連絡・相談をしたり、保護者や地域住民からの相談
に乗ったりすることができる能力を身に付けようとしている。
学校教育に関する法令等の基本的な内容を理解している。
学校教育に関する
学校教育に関する法令等を教育委員会の教育目標等と関連させ、学校や学校
(4) 法令等と学校教育
教育の役割を理解している。
の役割
学校における教育活動の様々な場面において、法的根拠を踏まえて判断し、行
動することの重要性を理解している。
学校における教職員の職層と職務内容や、学校と教育委員会との関係等を関
係法令等に基づいて理解している。
学校組織の一員として必要な報告・連絡・相談の重要性を理解するとともに、校
学校組織及び服務
務の内容を校務分掌組織等と関連させて具体的に理解している。
(5)
の厳正
児童、保護者、地域の信頼に応えるため、教育公務員の服務の厳正、服務事故
防止の重要性等について事例等から理解し、法令を遵守する態度を身に付けて
いる。
学習指導要領の法令上の位置付けや教育課程を編成する際の基準性を理解し
領
ている。
域
②
学習指導要領における目標と内容を、学年や各教科等の系統性や関連性を踏
(1) 学習指導要領
各
まえて理解している。
教
教育課程の編成や指導計画の作成、学習指導案の作成等と関連させて、学習
科
指導要領の各教科等の目標・内容等を理解している。
等
に
各教科等の内容にかかわる基礎的・基本的な知識を身に付けている。
お
る け (2) 教材研究・教材解 素材を「教材」とするために必要な条件、要素、手順等を理解して、教材研究・教
釈と授業づくり
材解釈の意義や方法を学び、身に付けようとしている。
領る
域実
各教科等の特性を踏まえ、児童の実態に即した授業づくりの方法を身に付けよ
践
うとしている。
的
単元指導計画を作成するために必要な指導目標や指導内容、評価規準、指導
な
観等やその関連性について理解している。
指
指導目標に沿って単元指導計画を作成し、各時間の授業の指導目標と評価規
導
単元指導計画の作
準、指導観等に基づいた授業構成(導入、展開、まとめ)を計画する方法を理解
力 (3) 成及び改善
し、身に付けようとしている。
に
関
作成した単元指導計画を基に模擬授業等を実践し、授業を改善するための方法
す
を理解し、身に付けようとしている。
22
到達度
各教科等の特性に応じた指導方法や指導技術等(発問の仕方、効果的な板書、
分かりやすい説明等を含む)を理解し、身に付けようとしている。
(4)
領
域
②
各
教
科
等
に
お
け
る
実
践
的
な
指
導
力
に
関
す
る
領
域
模擬授業や教育実習で、教材・題材・教具、教材機器等を活用したり、ペープ
指導方法・指導技
サートや紙芝居等を提示したりする等の指導技術等を理解し、身に付けようとし
術
ている。
情報教育機器を活用した資料提示や資料作成の方法を理解し、授業場面で適
切に利用するための指導技術を理解し、身に付けようとしている。
学習指導における評価(診断的評価・形成的評価・観点別評価等)の意義を理
解している。
学習指導における評価方法を基に、模擬授業等を通じて、学習指導中における
児童の学習状況の
評価を理解し、実践しようとしている。
(5)
把握と評価
模擬授業や授業観察(学生が相互に行う授業実践を含む)を通じて、児童の授
業中の発言やつぶやきの記録をとることを実践し、適切な評価を行ってそれを指
導に生かそうとしている。
授業力の構成要素を、授業観察や授業分析等と関連させて理解している。
(6)
授業力向上のためのPDCAサイクルについて理解し、模擬授業や教育実習の
授業力向上と授業
授業研究等でその方法を実践的に身に付けようとしている。
改善
教育実習や模擬授業等での自らの授業実践や学生相互の授業観察を通して、
授業のねらいの達成度、教材、教具の活用、効果的な指導方法等から適切に評
価することを学び、授業の改善に生かす方法を身に付けようとしている。
(7) 特別支援教育
LD、ADHD、高機能自閉症等や発達障害について、基礎的な知識を身に付け、
国や東京都の特別支援教育に関する施策等について理解している。
通常の学級に在籍する、支援を要する児童への適切な支援を行うために、具体
的な場面を想定した指導方法を身に付けようとしている。
特別支援教育を推進するための学校の組織的体制や、関係諸機関との連携の
在り方について理解している。
児童一人一人が将来に対して夢や希望をもち、前向きに自己の将来を考え、自
らの意志と責任でよりよい選択ができる力をはぐくむことの重要性を理解してい
る。
(8) キャリア教育
望ましい勤労観・職業観を育成するため、小学校におけるキャリア教育の意義と
役割を理解している。
道徳の時間や総合的な学習の時間、特別活動等において、児童に将来を考えさ
せたり、自己の可能性を見出させたりする等の具体的な指導方法を身に付けよ
うとしている。
領
域
③
学
級
経
営
に
関
す
る
領
域
学校生活の場である学級を、教育的効果があがる集団として組織し、児童の人
間的成長を目的として運営していく学級経営の意義を理解している。
学級経営の意義と 学級の規範づくりや教室の環境構成、清掃指導、給食指導等、学級集団づくり
(1)
学級づくり
のための具体的な方法を理解している。
学級経営計画案の意義及び評価、学年・学校経営との関連性を理解し、学級経
営案の作成方法を理解している。
生活指導の意義を理解し、指導の前提となる児童一人一人の発達の段階に応
じた、集団指導・個別指導の在り方を理解している。
集団の把握と生活 学級集団を把握し、一人一人の児童と適切に対応し、相談に対処できる基本的
(2)
指導
なコミュニケーションスキルを身に付けようとしている。
状況に応じて適時に的確な判断を行い、教師として毅然とした態度をとることの
意義を理解し、適切なほめ方や叱り方等の対応方法を身に付けようとしている。
学校における教育相談の進め方や、教育相談機能を活用した指導の在り方、関
係諸機関との連携の在り方を理解している。
(3)
児童理解と教育相
談
カウンセリングマインドや教育相談の基本的な技法を身に付けようとしている。
教育相談や構成的グループエンカウンター等の手法を理解し、児童理解や学級
の課題解決の具体的な場面において活用する方法を実践的に身に付けようとし
ている。
保護者や地域住民等との連携・協力のために学校が組織として対応する必要が
あることを理解している。
学習指導や学級経営、教育相談等にかかわる保護者との連携の在り方につい
保護者・地域との連
て、具体的な事例を通して理解している。
(4)
携
保護者や地域住民等と対面する様々な場面(学校行事、保護者会、家庭訪問、
個人面談、問題発生時等)を想定し、ロールプレイなどの演習を通じて、学級担
任として適切に対応する方法を実践的に身に付けようとしている。
(到達度の評語) 5(非常に優れた資質・能力を有している) 4(優れた資質・能力を有している) 3(資質・能力を有している)
2(資質・能力が不足している) 1(教員としての資質・能力がない)
23
(2) 大学用
教職実践演習では、教師として最小限必要な資質・能力(3領域)が教職課程の履修を通じて、確実に習得
されているかを確認することが必要である。
下のチェックシート等を活用し、学生の到達度を把握するとともに、達成度が十分でない事項については、
演習や事例研究、グループ討議等指導方法を工夫した教育実践演習を実施し、確実に習得できるように指導す
る。
到達目標
領域
子供に対する深い愛情をもち、絶えず研究と修養に努めようとしている。
教師の仕事に対す
教育者としての責任と誇りをもち、子供や保護者、社会が寄せる信頼と期待を具
(1) る使命感と豊かな人
体的に理解している。
間性
子供一人一人の実態や状況を把握し、子供のよさや可能性を引き出し伸ばすこ
とができる力を身に付けようとしている。
小学校教師に求められる常識を身に付けている。
(2)
領
域
①
教
師
の
在
り
方
に
関
す
る
領
域
各教科等の指導内容にかかわる基礎的・基本的な知識や、小学校教育に関す
教師として必要な
る課題や動向等に関する知識を身に付けようとしている。
教養
教師としての資質・能力を高めるため、常に新しい情報に基づく国内外の政治経
済、社会の動向等を知り、文化や芸術等に触れるなど、生涯を通じて学び続けよ
うとしている。
他者とのコミュニケーションを上手に図ることができる能力について理解し、適切
にコミュニケーションを図ろうとしている。
コミュニケーショ 児童や保護者、地域住民に対して適切な言葉遣いや話しやすい態度で接した
(3) ン能力と対人関係 り、表情や眼の動き等から相手の思いや考えを推察したりするなど、互いの信頼
力
関係を築くために必要なコミュニケーションスキルを身に付けている。
上司や同僚に、適切に報告・連絡・相談をしたり、保護者や地域住民からの相談
に乗ったりすることができる能力を身に付けようとしている。
学校教育に関する法令等の基本的な内容を理解している。
学校教育に関する
学校教育に関する法令等を教育委員会の教育目標等と関連させ、学校や学校
(4) 法令等と学校教育
教育の役割を理解している。
の役割
学校における教育活動の様々な場面において、法的根拠を踏まえて判断し、行
動することの重要性を理解している。
学校における教職員の職層と職務内容や、学校と教育委員会との関係等を関
係法令等に基づいて理解している。
学校組織の一員として必要な報告・連絡・相談の重要性を理解するとともに、校
学校組織及び服務
務の内容を校務分掌組織等と関連させて具体的に理解している。
(5)
の厳正
児童、保護者、地域の信頼に応えるため、教育公務員の服務の厳正、服務事故
防止の重要性等について事例等から理解し、法令を遵守する態度を身に付けて
いる。
学習指導要領の法令上の位置付けや教育課程を編成する際の基準性を理解し
領
ている。
域
②
学習指導要領における目標と内容を、学年や各教科等の系統性や関連性を踏
(1) 学習指導要領
各
まえて理解している。
教
教育課程の編成や指導計画の作成、学習指導案の作成等と関連させて、学習
科
指導要領の各教科等の目標・内容等を理解している。
等
に
各教科等の内容にかかわる基礎的・基本的な知識を身に付けている。
お
る け (2) 教材研究・教材解 素材を「教材」とするために必要な条件、要素、手順等を理解して、教材研究・教
釈と授業づくり
材解釈の意義や方法を学び、身に付けようとしている。
領る
域実
各教科等の特性を踏まえ、児童の実態に即した授業づくりの方法を身に付けよ
践
うとしている。
的
単元指導計画を作成するために必要な指導目標や指導内容、評価規準、指導
な
観等やその関連性について理解している。
指
指導目標に沿って単元指導計画を作成し、各時間の授業の指導目標と評価規
導
単元指導計画の作
準、指導観等に基づいた授業構成(導入、展開、まとめ)を計画する方法を理解
力 (3) 成及び改善
し、身に付けようとしている。
に
関
作成した単元指導計画を基に模擬授業等を実践し、授業を改善するための方法
す
を理解し、身に付けようとしている。
24
習得状況
各教科等の特性に応じた指導方法や指導技術等(発問の仕方、効果的な板書、
分かりやすい説明等を含む)を理解し、身に付けようとしている。
(4)
領
域
②
各
教
科
等
に
お
け
る
実
践
的
な
指
導
力
に
関
す
る
領
域
模擬授業や教育実習で、教材・題材・教具、教材機器等を活用したり、ペープ
指導方法・指導技
サートや紙芝居等を提示したりする等の指導技術等を理解し、身に付けようとし
術
ている。
情報教育機器を活用した資料提示や資料作成の方法を理解し、授業場面で適
切に利用するための指導技術を理解し、身に付けようとしている。
学習指導における評価(診断的評価・形成的評価・観点別評価等)の意義を理
解している。
学習指導における評価方法を基に、模擬授業等を通じて、学習指導中における
児童の学習状況の
評価を理解し、実践しようとしている。
(5)
把握と評価
模擬授業や授業観察(学生が相互に行う授業実践を含む)を通じて、児童の授
業中の発言やつぶやきの記録をとることを実践し、適切な評価を行ってそれを指
導に生かそうとしている。
授業力の構成要素を、授業観察や授業分析等と関連させて理解している。
(6)
授業力向上のためのPDCAサイクルについて理解し、模擬授業や教育実習の
授業力向上と授業
授業研究等でその方法を実践的に身に付けようとしている。
改善
教育実習や模擬授業等での自らの授業実践や学生相互の授業観察を通して、
授業のねらいの達成度、教材、教具の活用、効果的な指導方法等から適切に評
価することを学び、授業の改善に生かす方法を身に付けようとしている。
(7) 特別支援教育
LD、ADHD、高機能自閉症等や発達障害について、基礎的な知識を身に付け、
国や東京都の特別支援教育に関する施策等について理解している。
通常の学級に在籍する、支援を要する児童への適切な支援を行うために、具体
的な場面を想定した指導方法を身に付けようとしている。
特別支援教育を推進するための学校の組織的体制や、関係諸機関との連携の
在り方について理解している。
児童一人一人が将来に対して夢や希望をもち、前向きに自己の将来を考え、自
らの意志と責任でよりよい選択ができる力をはぐくむことの重要性を理解してい
る。
(8) キャリア教育
望ましい勤労観・職業観を育成するため、小学校におけるキャリア教育の意義と
役割を理解している。
道徳の時間や総合的な学習の時間、特別活動等において、児童に将来を考えさ
せたり、自己の可能性を見出させたりする等の具体的な指導方法を身に付けよ
うとしている。
領
域
③
学
級
経
営
に
関
す
る
領
域
学校生活の場である学級を、教育的効果があがる集団として組織し、児童の人
間的成長を目的として運営していく学級経営の意義を理解している。
学級経営の意義と 学級の規範づくりや教室の環境構成、清掃指導、給食指導等、学級集団づくり
(1)
学級づくり
のための具体的な方法を理解している。
学級経営計画案の意義及び評価、学年・学校経営との関連性を理解し、学級経
営案の作成方法を理解している。
生活指導の意義を理解し、指導の前提となる児童一人一人の発達の段階に応
じた、集団指導・個別指導の在り方を理解している。
集団の把握と生活 学級集団を把握し、一人一人の児童と適切に対応し、相談に対処できる基本的
(2)
指導
なコミュニケーションスキルを身に付けようとしている。
状況に応じて適時に的確な判断を行い、教師として毅然とした態度をとることの
意義を理解し、適切なほめ方や叱り方等の対応方法を身に付けようとしている。
学校における教育相談の進め方や、教育相談機能を活用した指導の在り方、関
係諸機関との連携の在り方を理解している。
(3)
児童理解と教育相
談
カウンセリングマインドや教育相談の基本的な技法を身に付けようとしている。
教育相談や構成的グループエンカウンター等の手法を理解し、児童理解や学級
の課題解決の具体的な場面において活用する方法を実践的に身に付けようとし
ている。
保護者や地域住民等との連携・協力のために学校が組織として対応する必要が
あることを理解している。
学習指導や学級経営、教育相談等にかかわる保護者との連携の在り方につい
保護者・地域との連
て、具体的な事例を通して理解している。
(4)
携
保護者や地域住民等と対面する様々な場面(学校行事、保護者会、家庭訪問、
個人面談、問題発生時等)を想定し、ロールプレイなどの演習を通じて、学級担
任として適切に対応する方法を実践的に身に付けようとしている。
(到達度の評語) 5(非常に優れた資質・能力を有している) 4(優れた資質・能力を有している) 3(資質・能力を有している)
2(資質・能力が不足している) 1(教員としての資質・能力がない)
25
Ⅳ カリキュラム編成モデルの例示
(1)教育職員免許法上の科目と本カリキュラムの内容との関連
◆
教職の意義等に関する科目
内 容 ( 評 価 規 準 )
事項
1 子供に対する深い愛情をもち、絶えず研究と修養に努めようとしている。
教
職
の
意
義
及
び
教
員
の
役
割
教
員
の
職
務
内
容
進
路
選
択
に
資
す
る
各
種
の
機
会
の
提
供
等
領 域
①
(1)-①
2
教育者としての責任と誇りをもち、子供や保護者、社会が寄せる信頼と期待を
具体的に理解している。
①
(1)-②
3
子供一人一人の実態や状況を把握し、子供のよさや可能性を引き出し伸ばすこ
とができる力を身に付けようとしている。
①
(1)-③
①
(2)-①
①
(2)-②
①
(2)-③
7
他者とのコミュニケーションを上手に図ることができる能力について理解し、
①
適切にコミュニケーションを図ろうとしている。
(3)-①
8
上司や同僚に、適切に報告・連絡・相談をしたり、保護者や地域住民からの相
①
談に乗ったりすることができる能力を身に付けようとしている。
(3)-③
4 小学校教師に求められる常識を身に付けている。
5
各教科等の指導内容にかかわる基礎的・基本的な知識や、小学校教育に関する
課題や動向等に関する知識を身に付けようとしている。
教師としての資質・能力を高めるため、常に新しい情報に基づく国内外の政治
6 経済、社会の動向等を知り、文化や芸術等に触れるなど、生涯を通じて学び続
けようとしている。
9 学校教育に関する法令等の基本的な内容を理解している。
①
(4)-①
10
学校における教育活動の様々な場面において、法的根拠を踏まえて判断し、行
動することの重要性を理解している。
①
(4)-③
11
学校における教職員の職層と職務内容や、学校と教育委員会との関係等を関係
①
法令等に基づいて理解している。
(5)-①
12
学校組織の一員として必要な報告・連絡・相談の重要性を理解するとともに、
①
校務の内容を校務分掌組織等と関連させて具体的に理解している。
(5)-②
児童、保護者、地域の信頼に応えるため、教育公務員の服務の厳正、服務事故
13 防止の重要性等について事例等から理解し、法令を遵守する態度を身に付けて
①
(5)-③
保護者や地域住民等との連携・協力のために学校が組織として対応する必要が
③
あることを理解している。
(4)-①
いる。
14
特に東京都教育委員会が求める指導内容
・教師に対し普遍的に求められる「あるべき姿」を具体的に理解する。(東京都教員人材育成基本
方針:東京都の教育に求められる教師像)
・人権尊重の考え方を理解し、「権利と義務」、「自由と責任」などに関する自身の認識を深め、
公共心を身に付ける。(東京都教育委員会の基本方針)
・児童の「規範意識」や「思いやりの心」、「社会貢献の精神」などを育成することの重要性を理
解する。(東京都教育委員会の基本方針)
・児童虐待防止や生命尊重等、今日的な課題に対する対応方法について理解する。(人権教育プロ
グラム)
・「個人情報」の適切な取扱いを含めた服務の厳正等について具体的に理解する。(服務の厳正に
ついて)
※ 網掛けは、重点的に取り扱うことが望ましい項目である。
26
◆
教職の基礎理論に関する科目
内 容 ( 評 価 規 準 )
事項
1 小学校教師に求められる常識を身に付けている。
①
(2)-①
②
(5)-①
②
(6)-①
4
授業力向上のためのPDCAサイクルについて理解し、模擬授業や教育実習の
②
授業研究等でその方法を実践的に身に付けようとしている。
(6)-②
5
LD、ADHD、高機能自閉症等や発達障害について、基礎的な知識を身に付け、国
や東京都の特別支援教育に関する施策等について理解している。
②
(7)-①
6
通常の学級に在籍する、支援を要する児童への適切な支援を行うために、具体
的な場面を想定した指導方法を身に付けようとしている。
②
(7)-②
7
望ましい勤労観・職業観を育成するため、小学校におけるキャリア教育の意義
②
と役割を理解している。
(8)-②
8
学校生活の場である学級を、教育的効果があがる集団として組織し、児童の人
間的成長を目的として運営していく学級経営の意義を理解している。
③
(1)-①
9
学級の規範づくりや教室の環境構成、清掃指導、給食指導等、学級集団づくり
のための具体的な方法を理解している。
③
(1)-②
学校における教育相談の進め方や、教育相談機能を活用した指導の在り方、関
③
係諸機関との連携の在り方を理解している。
(3)-①
2
学習指導における評価(診断的評価・形成的評価・観点別評価等)の意義を理
解している。
3 授業力の構成要素を、授業観察や授業分析等と関連させて理解している。
教
育
の
理
念
並
び
に
教
育
に
関
す
る
歴
史
及
び
思
想
領 域
10
特に東京都教育委員会が求める指導内容
・家庭・学校・地域・社会がそれぞれ期待される役割を果たし、社会全体の教育力で子供の教育を
支える仕組を構築することの重要性を理解する。(「東京都教育ビジョン(第2次)」)
・「学力向上」や「体力向上」、「規範意識の醸成」等の近年の教育課題について、課題の背景と
なる社会的な環境や教育の歴史的な変遷との関連を通して理解する。(教育庁主要施策・東京都教
育委員会の基本方針)
・学校教育の中で果たすべき教師の役割を理解する。(東京都人材育成基本方針:教師に求められ
る基本的な4つの力)
27
内 容 ( 評 価 規 準 )
事項
領 域
児童や保護者、地域住民に対して適切な言葉遣いや話しやすい態度で接した
1 り、表情や眼の動き等から相手の思いや考えを推察したりするなど、互いの信
①
(3)-②
2
各教科等の特性を踏まえ、児童の実態に即した授業づくりの方法を身に付けよ
②
うとしている。
(2)-③
3
学習指導における評価(診断的評価・形成的評価・観点別評価等)の意義を理
解している。
②
(5)-①
②
(5)-③
5
LD、ADHD、高機能自閉症等や発達障害について、基礎的な知識を身に付け、国
②
や東京都の特別支援教育に関する施策等について理解している。
(7)-①
6
通常の学級に在籍する、支援を要する児童への適切な支援を行うために、具体
的な場面を想定した指導方法を身に付けようとしている。
②
(7)-②
②
(8)-①
頼関係を築くために必要なコミュニケーションスキルを身に付けている。
模擬授業や授業観察(学生が相互に行う授業実践を含む)を通じて、児童の授
4 業中の発言やつぶやきの記録をとることを実践し、適切な評価を行ってそれを
指導に生かそうとしている。
、
幼
児
児
童
及
び
生
徒
の
心
身
の
発
達
及
び
学
習
の
過
程
児童一人一人が将来に対して夢や希望をもち、前向きに自己の将来を考え、自
7 らの意志と責任でよりよい選択ができる力をはぐくむことの重要性を理解して
いる。
8
望ましい勤労観・職業観を育成するため、小学校におけるキャリア教育の意義
と役割を理解している。
②
(8)-②
9
学校生活の場である学級を、教育的効果があがる集団として組織し、児童の人
間的成長を目的として運営していく学級経営の意義を理解している。
③
(1)-①
10
学級経営計画案の意義及び評価、学年・学校経営との関連性を理解し、学級経
営案の作成方法を理解している。
③
(1)-③
11
生活指導の意義を理解し、指導の前提となる児童一人一人の発達の段階に応じ
た、集団指導・個別指導の在り方を理解している。
③
(2)-①
12
学級集団を把握し、一人一人の児童と適切に対応し、相談に対処できる基本的
なコミュニケーションスキルを身に付けようとしている。
③
(2)-②
③
(3)-③
教育相談や構成的グループエンカウンター等の手法を理解し、児童理解や学級
13 の課題解決の具体的な場面において活用する方法を実践的に身に付けようとし
ている。
特に東京都教育委員会が求める指導内容
・発達障害を含む障害のある児童一人一人の能力を最大限に伸長するため、障害特性等について正
しく理解する。
・障害のある子供の自立と社会参加を支援するため、すべての学校で特別支援教育を推進すること
の意義について理解する。(東京都特別支援教育推進計画 第三次実施計画)
28
事項
内 容 ( 評 価 規 準 )
教育者としての責任と誇りをもち、子供や保護者、社会が寄せる信頼と期待を
1
具体的に理解している。
2 小学校教師に求められる常識を身に付けている。
3
他者とのコミュニケーションを上手に図ることができる能力について理解し、
適切にコミュニケーションを図ろうとしている。
領 域
①
(1)-②
①
(2)-①
①
(3)-①
①
(3)-②
①
(3)-③
①
(4)-①
①
(4)-②
①
(4)-③
①
(5)-①
①
(5)-②
①
(5)-③
②
(7)-①
②
(7)-③
②
(8)-②
③
(1)-③
③
(3)-①
③
(4)-①
③
(4)-②
③
(4)-③
児童や保護者、地域住民に対して適切な言葉遣いや話しやすい態度で接した
4 り、表情や眼の動き等から相手の思いや考えを推察したりするなど、互いの信
頼関係を築くために必要なコミュニケーションスキルを身に付けている。
5
上司や同僚に、適切に報告・連絡・相談をしたり、保護者や地域住民からの相
談に乗ったりすることができる能力を身に付けようとしている。
6 学校教育に関する法令等の基本的な内容を理解している。
学校教育に関する法令等を教育委員会の教育目標等と関連させ、学校や学校教
育の役割を理解している。
学校における教育活動の様々な場面において、法的根拠を踏まえて判断し、行
8
動することの重要性を理解している。
学校における教職員の職層と職務内容や、学校と教育委員会との関係等を関係
9
法令等に基づいて理解している。
学校組織の一員として必要な報告・連絡・相談の重要性を理解するとともに、
10
校務の内容を校務分掌組織等と関連させて具体的に理解している。
7
児童、保護者、地域の信頼に応えるため、教育公務員の服務の厳正、服務事故
11 防止の重要性等について事例等から理解し、法令を遵守する態度を身に付けて
いる。
、
教
育
に
関
す
る
社
会
的
制
度
的
又
は
経
営
的
事
項
12
13
14
15
16
17
18
LD、ADHD、高機能自閉症等や発達障害について、基礎的な知識を身に付け、国
や東京都の特別支援教育に関する施策等について理解している。
特別支援教育を推進するための学校の組織的体制や、関係諸機関との連携の在
り方について理解している。
望ましい勤労観・職業観を育成するため、小学校におけるキャリア教育の意義
と役割を理解している。
学級経営計画案の意義及び評価、学年・学校経営との関連性を理解し、学級経
営案の作成方法を理解している。
学校における教育相談の進め方や、教育相談機能を活用した指導の在り方、関
係諸機関との連携の在り方を理解している。
保護者や地域住民等との連携・協力のために学校が組織として対応する必要が
あることを理解している。
学習指導や学級経営、教育相談等にかかわる保護者との連携の在り方につい
て、具体的な事例を通して理解している。
保護者や地域住民等と対面する様々な場面(学校行事、保護者会、家庭訪問、
19 個人面談、問題発生時等)を想定し、ロールプレイなどの演習を通じて、学級
担任として適切に対応する方法を実践的に身に付けようとしている。
特に東京都教育委員会が求める指導内容
・「次代を切り拓く力の育成」や「確かな学力の育成」といった「生きる力」をはぐくむ教育を推
進するための、学校の社会的な役割を理解する。(「東京都教育ビジョン(第2次)」)
・学校における各職層に応じて求められる能力や役割を理解する。(東京都教員人材育成基本方
針)
・「個人情報」の適切な取扱いを含めた服務の厳正等について具体的に理解する。(服務の厳正に
ついて)
・児童虐待防止や生命尊重等、今日的な課題に対する対応方法について理解する。(人権教育プロ
グラム)
29
◆
科目
教育課程及び指導法に関する科目
内 容 ( 評 価 規 準 )
学習指導要領の法令上の位置付けや教育課程を編成する際の基準性を理解して
1
いる。
学習指導要領における目標と内容を、学年や各教科等の系統性や関連性を踏ま
2
えて理解している。
教育課程の編成や指導計画の作成、学習指導案の作成等と関連させて、学習指
3
導要領の各教科等の目標・内容等を理解している。
4 各教科等の内容にかかわる基礎的・基本的な知識を身に付けている。
領 域
②
(1)-①
②
(1)-②
②
(1)-③
②
(2)-①
単元指導計画を作成するために必要な指導目標や指導内容、評価規準、指導観
②
等やその関連性について理解している。
指導目標に沿って単元指導計画を作成し、各時間の授業の指導目標と評価規
6 準、指導観等に基づいた授業構成(導入、展開、まとめ)を計画する方法を理 ②
解し、身に付けようとしている。
5
教
育
課
程
の
意
義
及
び
編
成
の
方
法
7 授業力の構成要素を、授業観察や授業分析等と関連させて理解している。
授業力向上のためのPDCAサイクルについて理解し、模擬授業や教育実習の
授業研究等でその方法を実践的に身に付けようとしている。
教育実習や模擬授業等での自らの授業実践や学生相互の授業観察を通して、授
9 業のねらいの達成度、教材、教具の活用、効果的な指導方法等から適切に評価
することを学び、授業の改善に生かす方法を身に付けようとしている。
望ましい勤労観・職業観を育成するため、小学校におけるキャリア教育の意義
10
と役割を理解している。
学級経営計画案の意義及び評価、学年・学校経営との関連性を理解し、学級経
11
営案の作成方法を理解している。
8
(3)-①
(3)-②
②
(6)-①
②
(6)-②
②
(6)-③
②
(8)-②
③
(1)-③
特に東京都教育委員会が求める指導内容
・教育課程の編成に当たっては、今日的課題である学力向上や体力向上等を踏まえ、各学校の特色
を生かした教育課程を編成していることを理解する。
・教育課程は毎年行われる学校評価の結果を踏まえ、適切に改善・編成しなければならないことを
理解する。(「小学校 教育課程編成・実施・評価・改善のための基底資料」平成20年3月東京
都教育委員会)
・学習指導要領に基づき、授業の具体的な流れが分かる学習指導案を作成できるようにする。ま
た、作成した学習指導案で模擬授業を行い、発問や板書、説明、教材の有効性等についてグループ
等で協議するなど、より実践的な学習指導案づくりをする。
内 容 ( 評 価 規 準 )
科目
1 子供に対する深い愛情をもち、絶えず研究と修養に努めようとしている。
2
3
各
教
科
の
指
導
法
4
5
6
7
8
9
教育者としての責任と誇りをもち、子供や保護者、社会が寄せる信頼と期待を
具体的に理解している。
子供一人一人の実態や状況を把握し、子供のよさや可能性を引き出し伸ばすこ
とができる力を身に付けようとしている。
各教科等の指導内容にかかわる基礎的・基本的な知識や、小学校教育に関する
課題や動向等に関する知識を身に付けようとしている。
教師としての資質・能力を高めるため、常に新しい情報に基づく国内外の政治
経済、社会の動向等を知り、文化や芸術等に触れるなど、生涯を通じて学び続
けようとしている。
児童や保護者、地域住民に対して適切な言葉遣いや話しやすい態度で接した
り、表情や眼の動き等から相手の思いや考えを推察したりするなど、互いの信
頼関係を築くために必要なコミュニケーションスキルを身に付けている。
学習指導要領の法令上の位置付けや教育課程を編成する際の基準性を理解して
いる。
学習指導要領における目標と内容を、学年や各教科等の系統性や関連性を踏ま
えて理解している。
教育課程の編成や指導計画の作成、学習指導案の作成等と関連させて、学習指
導要領の各教科等の目標・内容等を理解している。
30
領 域
①
(1)-①
①
(1)-②
①
(1)-③
①
(2)-②
①
(2)-③
①
(3)-②
②
(1)-①
②
(1)-②
②
(1)-③
10 各教科等の内容にかかわる基礎的・基本的な知識を身に付けている。
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
各
教
科
の
指
導
法
21
素材を「教材」とするために必要な条件、要素、手順等を理解して、教材研
究・教材解釈の意義や方法を学び、身に付けようとしている。
各教科等の特性を踏まえ、児童の実態に即した授業づくりの方法を身に付けよ
うとしている。
単元指導計画を作成するために必要な指導目標や指導内容、評価規準、指導観
等やその関連性について理解している。
指導目標に沿って単元指導計画を作成し、各時間の授業の指導目標と評価規
準、指導観等に基づいた授業構成(導入、展開、まとめ)を計画する方法を理
解し、身に付けようとしている。
作成した単元指導計画を基に模擬授業等を実践し、授業を改善するための方法
を理解し、身に付けようとしている。
各教科等の特性に応じた指導方法や指導技術等(発問の仕方、効果的な板書、
分かりやすい説明等を含む)を理解し、身に付けようとしている。
模擬授業や教育実習で、教材・題材・教具、教材機器等を活用したり、ペープ
サートや紙芝居等を提示したりする等の指導技術等を理解し、身に付けようと
している。
情報教育機器を活用した資料提示や資料作成の方法を理解し、授業場面で適切
に利用するための指導技術を理解し、身に付けようとしている。
学習指導における評価(診断的評価・形成的評価・観点別評価等)の意義を理
解している。
学習指導における評価方法を基に、模擬授業等を通じて、学習指導中における
評価を理解し、実践しようとしている。
模擬授業や授業観察(学生が相互に行う授業実践を含む)を通じて、児童の授
業中の発言やつぶやきの記録をとることを実践し、適切な評価を行ってそれを
指導に生かそうとしている。
22 授業力の構成要素を、授業観察や授業分析等と関連させて理解している。
23
24
25
26
27
28
29
授業力向上のためのPDCAサイクルについて理解し、模擬授業や教育実習の
授業研究等でその方法を実践的に身に付けようとしている。
教育実習や模擬授業等での自らの授業実践や学生相互の授業観察を通して、授
業のねらいの達成度、教材、教具の活用、効果的な指導方法等から適切に評価
することを学び、授業の改善に生かす方法を身に付けようとしている。
通常の学級に在籍する、支援を要する児童への適切な支援を行うために、具体
的な場面を想定した指導方法を身に付けようとしている。
児童一人一人が将来に対して夢や希望をもち、前向きに自己の将来を考え、自
らの意志と責任でよりよい選択ができる力をはぐくむことの重要性を理解して
いる。
道徳の時間や総合的な学習の時間、特別活動等において、児童に将来を考えさ
せたり、自己の可能性を見出させたりする等の具体的な指導方法を身に付けよ
うとしている。
学級集団を把握し、一人一人の児童と適切に対応し、相談に対処できる基本的
なコミュニケーションスキルを身に付けようとしている。
状況に応じて適時に的確な判断を行い、教師として毅然とした態度をとること
の意義を理解し、適切なほめ方や叱り方等の対応方法を身に付けようとしてい
る。
②
(2)-①
②
(2)-②
②
(2)-③
②
(3)-①
②
(3)-②
②
(3)-③
②
(4)-①
②
(4)-②
②
(4)-③
②
(5)-①
②
(5)-②
②
(5)-③
②
(6)-①
②
(6)-②
②
(6)-③
②
(7)-②
②
(8)-①
②
(8)-③
③
(2)-②
③
(2)-③
特に東京都教育委員会が求める指導内容
・学習指導においては、学年段階に応じて、すべての児童が基礎的・基本的な知識・技能を習得
し、それを活用する力、思考力・判断力・表現力等を伸ばし、学習に対する意欲を伸ばすことの重
要性を理解する。(「児童・生徒の学習のつまずきを防ぐ指導基準 東京ミニマム」)
・各教科等の幅広い知識と教科の専門性を身に付ける。
・各教科等における学年ごとの系統性を理解し、意図的・計画的な学習指導計画を作成する重要性
を理解する。
・学習のねらいに応じて、適切にICT機器を活用する能力を身に付ける。
・話し合い活動を活性化させ、言語活動の充実を図ることの意義について理解する。
・個別指導やグループ別指導、繰り返し指導、学習内容の習熟の程度に応じた指導など、学習内容
に応じて、児童の学習意欲の向上を図る学習指導を行うことの意義を理解する。
31
内 容 ( 評 価 規 準 )
科目
1 子供に対する深い愛情をもち、絶えず研究と修養に努めようとしている。
2
3
4
5
6
7
8
教育者としての責任と誇りをもち、子供や保護者、社会が寄せる信頼と期待を
具体的に理解している。
子供一人一人の実態や状況を把握し、子供のよさや可能性を引き出し伸ばすこ
とができる力を身に付けようとしている。
各教科等の指導内容にかかわる基礎的・基本的な知識や、小学校教育に関する
課題や動向等に関する知識を身に付けようとしている。
教師としての資質・能力を高めるため、常に新しい情報に基づく国内外の政治
経済、社会の動向等を知り、文化や芸術等に触れるなど、生涯を通じて学び続
けようとしている。
児童や保護者、地域住民に対して適切な言葉遣いや話しやすい態度で接した
り、表情や眼の動き等から相手の思いや考えを推察したりするなど、互いの信
頼関係を築くために必要なコミュニケーションスキルを身に付けている。
学習指導要領における目標と内容を、学年や各教科等の系統性や関連性を踏ま
えて理解している。
教育課程の編成や指導計画の作成、学習指導案の作成等と関連させて、学習指
導要領の各教科等の目標・内容等を理解している。
9 各教科等の内容にかかわる基礎的・基本的な知識を身に付けている。
10
道
徳
の
指
導
法
11
12
13
14
15
16
17
18
19
素材を「教材」とするために必要な条件、要素、手順等を理解して、教材研
究・教材解釈の意義や方法を学び、身に付けようとしている。
作成した単元指導計画を基に模擬授業等を実践し、授業を改善するための方法
を理解し、身に付けようとしている。
学習指導における評価方法を基に、模擬授業等を通じて、学習指導中における
評価を理解し、実践しようとしている。
教育実習や模擬授業等での自らの授業実践や学生相互の授業観察を通して、授
業のねらいの達成度、教材、教具の活用、効果的な指導方法等から適切に評価
することを学び、授業の改善に生かす方法を身に付けようとしている。
通常の学級に在籍する、支援を要する児童への適切な支援を行うために、具体
的な場面を想定した指導方法を身に付けようとしている。
児童一人一人が将来に対して夢や希望をもち、前向きに自己の将来を考え、自
らの意志と責任でよりよい選択ができる力をはぐくむことの重要性を理解して
いる。
道徳の時間や総合的な学習の時間、特別活動等において、児童に将来を考えさ
せたり、自己の可能性を見出させたりする等の具体的な指導方法を身に付けよ
うとしている。
学校生活の場である学級を、教育的効果があがる集団として組織し、児童の人
間的成長を目的として運営していく学級経営の意義を理解している。
学級の規範づくりや教室の環境構成、清掃指導、給食指導等、学級集団づくり
のための具体的な方法を理解している。
生活指導の意義を理解し、指導の前提となる児童一人一人の発達の段階に応じ
た、集団指導・個別指導の在り方を理解している。
領 域
①
(1)-①
①
(1)-②
①
(1)-③
①
(2)-②
①
(2)-③
①
(3)-②
②
(1)-②
②
(1)-③
②
(2)-①
②
(2)-②
②
(3)-③
②
(5)-②
②
(6)-③
②
(7)-②
②
(8)-①
②
(8)-③
③
(1)-①
③
(1)-②
③
(2)-①
特に東京都教育委員会が求める指導内容
・学校と家庭、地域社会が共通理解を深め、一体的な道徳教育を行うことの必要性を理解する。
(道徳授業地区公開講座)
・道徳の時間以外の各教科、特別活動、総合的な学習の時間などにおいて自らの生き方に直接かか
わることを体験できる学習の在り方について考える。
32
1 子供に対する深い愛情をもち、絶えず研究と修養に努めようとしている。
2
3
4
5
6
7
8
教育者としての責任と誇りをもち、子供や保護者、社会が寄せる信頼と期待を
具体的に理解している。
子供一人一人の実態や状況を把握し、子供のよさや可能性を引き出し伸ばすこ
とができる力を身に付けようとしている。
各教科等の指導内容にかかわる基礎的・基本的な知識や、小学校教育に関する
課題や動向等に関する知識を身に付けようとしている。
教師としての資質・能力を高めるため、常に新しい情報に基づく国内外の政治
経済、社会の動向等を知り、文化や芸術等に触れるなど、生涯を通じて学び続
けようとしている。
児童や保護者、地域住民に対して適切な言葉遣いや話しやすい態度で接した
り、表情や眼の動き等から相手の思いや考えを推察したりするなど、互いの信
頼関係を築くために必要なコミュニケーションスキルを身に付けている。
学習指導要領における目標と内容を、学年や各教科等の系統性や関連性を踏ま
えて理解している。
教育課程の編成や指導計画の作成、学習指導案の作成等と関連させて、学習指
導要領の各教科等の目標・内容等を理解している。
9 各教科等の内容にかかわる基礎的・基本的な知識を身に付けている。
特
別
活
動
の
指
導
法
領 域
内 容 ( 評 価 規 準 )
科目
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
素材を「教材」とするために必要な条件、要素、手順等を理解して、教材研
究・教材解釈の意義や方法を学び、身に付けようとしている。
作成した単元指導計画を基に模擬授業等を実践し、授業を改善するための方法
を理解し、身に付けようとしている。
学習指導における評価方法を基に、模擬授業等を通じて、学習指導中における
評価を理解し、実践しようとしている。
教育実習や模擬授業等での自らの授業実践や学生相互の授業観察を通して、授
業のねらいの達成度、教材、教具の活用、効果的な指導方法等から適切に評価
することを学び、授業の改善に生かす方法を身に付けようとしている。
通常の学級に在籍する、支援を要する児童への適切な支援を行うために、具体
的な場面を想定した指導方法を身に付けようとしている。
児童一人一人が将来に対して夢や希望をもち、前向きに自己の将来を考え、自
らの意志と責任でよりよい選択ができる力をはぐくむことの重要性を理解して
いる。
道徳の時間や総合的な学習の時間、特別活動等において、児童に将来を考えさ
せたり、自己の可能性を見出させたりする等の具体的な指導方法を身に付けよ
うとしている。
学校生活の場である学級を、教育的効果があがる集団として組織し、児童の人
間的成長を目的として運営していく学級経営の意義を理解している。
学級の規範づくりや教室の環境構成、清掃指導、給食指導等、学級集団づくり
のための具体的な方法を理解している。
生活指導の意義を理解し、指導の前提となる児童一人一人の発達の段階に応じ
た、集団指導・個別指導の在り方を理解している。
①
(1)-①
①
(1)-②
①
(1)-③
①
(2)-②
①
(2)-③
①
(3)-②
②
(1)-②
②
(1)-③
②
(2)-①
②
(2)-②
②
(3)-③
②
(5)-②
②
(6)-③
②
(7)-②
②
(8)-①
②
(8)-③
③
(1)-①
③
(1)-②
③
(2)-①
特に東京都教育委員会が求める指導内容
・望ましい集団活動や体験活動の在り方について考え、児童相互のよりよい人間関係の構築を図る
ことの重要性を理解する。
・集団活動や体験活動を通して、児童が自己の生き方について考えるとともに、自己を生かす能力
を養わせることを通して、児童の自尊感情を高めさせることの重要性について理解する。
・学校行事については学習指導要領の趣旨を踏まえ、適切に実施することの重要性を理解する。
(「入学式・卒業式における国旗掲揚及び国歌斉唱の実施について」)
33
内 容 ( 評 価 規 準 )
科目
1 子供に対する深い愛情をもち、絶えず研究と修養に努めようとしている。
2
3
4
教
育
の
方
法
及
び
技
術
5
6
7
8
9
各教科等の指導内容にかかわる基礎的・基本的な知識や、小学校教育に関する
課題や動向等に関する知識を身に付けようとしている。
教師としての資質・能力を高めるため、常に新しい情報に基づく国内外の政治
経済、社会の動向等を知り、文化や芸術等に触れるなど、生涯を通じて学び続
けようとしている。
児童や保護者、地域住民に対して適切な言葉遣いや話しやすい態度で接した
り、表情や眼の動き等から相手の思いや考えを推察したりするなど、互いの信
頼関係を築くために必要なコミュニケーションスキルを身に付けている。
素材を「教材」とするために必要な条件、要素、手順等を理解して、教材研
究・教材解釈の意義や方法を学び、身に付けようとしている。
各教科等の特性に応じた指導方法や指導技術等(発問の仕方、効果的な板書、
分かりやすい説明等を含む)を理解し、身に付けようとしている。
模擬授業や教育実習で、教材・題材・教具、教材機器等を活用したり、ペープ
サートや紙芝居等を提示したりする等の指導技術等を理解し、身に付けようと
している。
情報教育機器を活用した資料提示や資料作成の方法を理解し、授業場面で適切
に利用するための指導技術を理解し、身に付けようとしている。
教育実習や模擬授業等での自らの授業実践や学生相互の授業観察を通して、授
業のねらいの達成度、教材、教具の活用、効果的な指導方法等から適切に評価
することを学び、授業の改善に生かす方法を身に付けようとしている。
領 域
①
(1)-①
①
(2)-②
①
(2)-③
①
(3)-②
②
(2)-②
②
(4)-①
②
(4)-②
②
(4)-③
②
(6)-③
特に東京都教育委員会が求める指導内容
・話し合い活動を活性化させ、言語活動の充実を図ることの意義について理解する。(「平成22
年度 新学習指導要領全面実施に向けた東京都・地方説明会関係資料」「東京都教育開発委員会研
究報告書」「東京都教育研究員研究報告書」)
34
◆
生徒指導、教育相談及び進路指導等に関する科目
科目
内 容 ( 評 価 規 準 )
領 域
教育者としての責任と誇りをもち、子供や保護者、社会が寄せる信頼と期待を
1
① (1)-②
具体的に理解している。
児童や保護者、地域住民に対して適切な言葉遣いや話しやすい態度で接した
2 り、表情や眼の動き等から相手の思いや考えを推察したりするなど、互いの信
① (3)-②
頼関係を築くために必要なコミュニケーションスキルを身に付けている。
児童一人一人が将来に対して夢や希望をもち、前向きに自己の将来を考え、自
3 らの意志と責任でよりよい選択ができる力をはぐくむことの重要性を理解して
② (8)-①
いる。
望ましい勤労観・職業観を育成するため、小学校におけるキャリア教育の意義
4
② (8)-②
と役割を理解している。
道徳の時間や総合的な学習の時間、特別活動等において、児童に将来を考えさ
5 せたり、自己の可能性を見出させたりする等の具体的な指導方法を身に付けよ
② (8)-③
うとしている。
学校生活の場である学級を、教育的効果があがる集団として組織し、児童の人
6
③ (1)-①
間的成長を目的として運営していく学級経営の意義を理解している。
学級の規範づくりや教室の環境構成、清掃指導、給食指導等、学級集団づくり
7
③ (1)-②
のための具体的な方法を理解している。
生活指導の意義を理解し、指導の前提となる児童一人一人の発達の段階に応じ
8
③ (2)-①
た、集団指導・個別指導の在り方を理解している。
状況に応じて適時に的確な判断を行い、教師として毅然とした態度をとること
9 の意義を理解し、適切なほめ方や叱り方等の対応方法を身に付けようとしてい
③ (2)-③
る。
教育相談や構成的グループエンカウンター等の手法を理解し、児童理解や学級
10 の課題解決の具体的な場面において活用する方法を実践的に身に付けようとし
③ (3)-③
ている。
特に東京都教育委員会が求める指導内容
・「いじめ」、「不登校」、「問題行動」、「自殺予防」等の現状と対応策について理解する。
・生活指導においては、スクールカウンセラー等の外部人材の活用が有効であることを理解する。
・児童の安全・安心のために、学校が果たすべき役割を知る。(「学校安全教育プログラム」平成
22年3月東京都教育委員会)
生
徒
指
導
・
進
路
指
導
の
理
論
及
び
方
法
科目
教
育
相
談
の
理
論
及
び
方
法
内 容 ( 評 価 規 準 )
領 域
教育者としての責任と誇りをもち、子供や保護者、社会が寄せる信頼と期待を
1
① (1)-②
具体的に理解している。
2 小学校教師に求められる常識を身に付けている。
① (2)-①
児童や保護者、地域住民に対して適切な言葉遣いや話しやすい態度で接した
3 り、表情や眼の動き等から相手の思いや考えを推察したりするなど、互いの信
① (3)-②
頼関係を築くために必要なコミュニケーションスキルを身に付けている。
通常の学級に在籍する、支援を要する児童への適切な支援を行うために、具体
4
② (7)-②
的な場面を想定した指導方法を身に付けようとしている。
学校生活の場である学級を、教育的効果があがる集団として組織し、児童の人
5
③ (1)-①
間的成長を目的として運営していく学級経営の意義を理解している。
学級の規範づくりや教室の環境構成、清掃指導、給食指導等、学級集団づくり
6
③ (1)-②
のための具体的な方法を理解している。
学級集団を把握し、一人一人の児童と適切に対応し、相談に対処できる基本的
7
③ (2)-②
なコミュニケーションスキルを身に付けようとしている。
学校における教育相談の進め方や、教育相談機能を活用した指導の在り方、関
8
③ (3)-①
係諸機関との連携の在り方を理解している。
カウンセリングマインドや教育相談の基本的な技法を身に付けようとしてい
9
③ (3)-②
る。
教育相談や構成的グループエンカウンター等の手法を理解し、児童理解や学級
10 の課題解決の具体的な場面において活用する方法を実践的に身に付けようとし
③ (3)-③
ている。
学習指導や学級経営、教育相談等にかかわる保護者との連携の在り方につい
11
③ (4)-②
て、具体的な事例を通して理解している。
保護者や地域住民等と対面する様々な場面(学校行事、保護者会、家庭訪問、
12 個人面談、問題発生時等)を想定し、ロールプレイなどの演習を通じて、学級 ③ (4)-③
担任として適切に対応する方法を実践的に身に付けようとしている。
特に東京都教育委員会が求める指導内容
・教育相談的姿勢を大切にした教育活動の有効性を、具体的事例を通して理解する。(「教育相談
の手引き」平成12年3月東京都教育庁指導部)
・「よりよい人間関係の形成」や「人間としての在り方の意識化」、「自主性・自発性・自己決定
力の形成」を目的とする教育相談の在り方を理解する。(東京都教育相談センター・学校問題解決
サポートセンター)
35
(2)カリキュラム編成モデル(カリキュラムマップ)
領 域
領域① 「教師の在り方に関する領域」
(1)
に教
関職
すの
る意
科義
目等
教職の意義及び教員の役
割
教
育
の
基
礎
理
論
に
関
す
る
科
目
教育の理念並びに教育に
関する歴史及び思想
教員の職務内容
(3)
(1)
(2)
単位数 ① ② ③ ① ② ③ ① ② ③ ① ② ③ ① ② ③ ① ② ③ ① ② ③
2
◎ ◎ ◎ ○ ○ ○ ○
○ ○
○ ○ ○ ○
◎
6
○
教育に関する社会的、制
度的又は経営的事項
○
○
○
○ ○ ○ ◎ ○ ◎ ○ ○ ◎
教育課程の意義及び編成
の方法
◎ ○ ○ ○
○ ○ ○
◎ ◎
◎
○ ○ ○ ◎ ○ ◎
○ ○ ○
○ ○
◎
○ ○ ○ ○
特別活動の指導法
○ ○ ○
○ ○
◎
○ ○ ○ ○
教育の方法及び技術
○
○ ○
◎
○
各教科の指導法
道徳の指導法
、
生
路徒
指指
導導
等
に教
関育
す相
る談
科及
目び
進
(5)
進路選択に資する各種の
機会の提供等
幼児、児童及び生徒の心
身の発達及び学習の過程
教
育
課
程
及
び
指
導
法
に
関
す
る
科
目
(4)
教師の仕事に 教師として必 コミュニケー 学校教育に関 学校組織及び 学習指導要領 教材研究・教
対する使命感 要な教養
ション能力と する法令等と 服務の厳正
材解釈と授業
と豊かな人間
対人関係力
学校教育の役
づくり
性
割
事 項
教育職員免許法の科目
(2)
領域②
22
生徒指導・進路指導の理
論及び方法
○
◎
4
教育相談の理論及び方法
○
○
◎
36
「各教科等における実践的な指導力に関する領域」
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
領域③ 「学級経営に関する領域」
(8)
(1)
(2)
(3)
(4)
単元指導計画 指導方法・指 児童の学習状 授業力向上と 特別支援教育 キャリア教育 学級経営の 集団の把握と 児童理解と教 保護者・地域
の作成及び改 導技術
況の把握と評 授業改善
意義と学級づ 生活指導
育相談
との連携
善
価
くり
① ② ③ ① ② ③ ① ② ③ ① ② ③ ① ② ③ ① ② ③ ① ② ③ ① ② ③ ① ② ③ ① ② ③
○
○
○ ○
○
○
○ ○
○
◎ ○
○ ○
○
◎ ○
◎
○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○ ○
○
○
○ ○ ○
○
○
○
○
○
○
○
○
○ ○ ○
○ ○
○
○
○
○
○
○ ○ ○
○
○
○
○
○
○
○ ○ ○
○
◎ ◎ ◎ ○ ○
○
◎ ◎ ◎
○
○
○
○ ○
※ ◎は、重点的に取り扱うことが望ましい項目である。
37
○
○
○
◎ ◎ ◎
○ ○
資
料
大学の教員養成課程等検討委員会設置要綱
(目的)
第1
この要綱は、大学の教員養成課程について検証し、東京都教育委員会の今後の施策について検討す
る大学の教員養成課程等検討委員会(以下、
「委員会」という。)の設置について、必要な事項を定める
ことを目的とし、もって教員を目指す学生が、学習指導をはじめ、生活指導や学級経営に関する能力、
新たな教育課題に適切に対応できる高い実践力及び応用力を身に付けられるようにするものである。
(所管事項)
第2
委員会は、以下に挙げる事項を所管する。
(1)大学における教員養成課程の現状分析調査に関すること
(2)大学におけるカリキュラムの作成に関すること
(3)前号に掲げるもののほか、必要な事項
(構成)
第3
委員会は、東京都教育庁関係者、都内区市教育委員会教育長、東京都公立小・中学校長、東京都立
学校長及び外部有識者のうちから、教育長が委嘱又は任命する者をもって構成する。
2 委員会に委員長を置き、教育庁理事の職にある者をもって充てる。
3
委員長は委員会を主宰し、会務を総括する。
4
委員会に副委員長を置き、教育庁指導部長の職にある者をもって充てる。
5
副委員長は委員長を補佐し、委員長不在のときは、その職務を代理する。
(事務局)
第4
委員会の検討事項の整理等事務を処理するために、委員会に事務局を置く。
2
事務局に事務局長を置き、教育庁指導部指導企画課長の職にある者をもって充てる。
3
事務局に副事務局長を置き、教育庁指導部副参事(教育計画担当)及び東京都教職員研修センター企
画部企画課長の職にある者をもって充てる。
4
事務局は、別紙に掲げる職にある者で構成する。
(作業部会)
第5
委員長から指示のあった事務等を処理するために、委員会に作業部会をおく。
2
作業部会に部会長を置き、教育庁指導部指導企画課統括指導主事の職にある者を充てる。
3
作業部会は、別紙に掲げる職にある者で構成する。
(臨時委員)
第6
第3に掲げる者のほか、委員長が必要と認める者を、臨時委員に充てることができる。
(設置期間)
第7
委員の任期は、平成22年2月22日から平成23年3月31日までとする。
38
(意見聴取)
第8
委員会は、必要に応じて関係者等の意見を聴取することができる。
(会議及び会議記録)
第9
委員会の会議は、原則として非公開とする。
(庶務)
第 10 委員会の庶務は、教育庁指導部指導企画課及び東京都教職員研修センターにおいて処理する。
(その他)
第 10 この要綱に定めるもののほか、委員会の運営に関し必要な事項は、委員長が別に定める。
附則
この要綱は、平成22年2月17日から施行する。
「大学の教員養成課程等検討委員会」の検討経過
開
催
日
第
1
平成22年2月22日
回
第
2
平成22年5月20日
回
大
学
訪
問
平成22年6月12日
~
回
平成22年8月5日
討
内
容
○
大学の養成課程における問題点について
○
大学訪問の実施について
○
教員養成課程カリキュラム作成の基本方針について
○
大学のシラバス分析結果の報告
○
「小学校教諭養成課程カリキュラム」の作成について
○
「学生向けハンドブック」の作成について
○
30大学を訪問し、授業参観及び学生、大学関係者からの聴
き取り調査を実施
平成22年7月14日
第
3
検
○
大学訪問の報告
○
「小学校教諭養成課程カリキュラム」の検討
○
「学生向けハンドブック」の作成案の検討
39
「大学の教員養成課程等検討委員会」名簿
職
外
氏
名
経済同友会副代表幹事・専務理事
前原
金一
大学評価・学位授与機構評価研究部准教授
齋藤
聖子
東京学芸大学副学長
田中
喜美
十文字学園女子大学学長代行
横須賀
備
考
部
有
薫
識
者
員
会
関
係
者
学
校
聖徳大学児童学部児童学科教授
廣嶋
憲一郎
帝京大学教職大学院准教授
中田
正弘
(社)東京都小学校PTA協議会長
新谷
珠恵
井出
隆安
森
純
堀竹
充
区
杉並区教育委員会教育長
市
教
育 東村山市教育委員会教育長
委
新宿区立津久戸小学校
関
係
三鷹市立第二小学校(にしみたか学園)長
池田
浩夫
理事
岩佐
哲男
者
教
育
庁
関
教育政策担当部長
中島
委員長
毅
人事企画担当部長
髙畑
崇久
指導部長
高野
敬三
宮川
保之
~平成22年3月31日
坂本
和良
平成22年4月1日~
係
者
教職員研修センター研修部長
40
副委員長
【事務局】
職
氏
名
伊東 哲
後藤 彰
総務部教育政策担当課長
総務部企画担当課長
小笠原
人事部人事計画課長
奥野
正幸
藤本
龍夫
貝瀬
由明
人事部試験課長
増渕
達夫
人事部職員課長
初宿
和夫
人事部主任管理主事
高橋
俊明
指導部指導企画課長
金子
一彦
人事部選考課長
指導部教育計画担当課長
教職員研修センター企画部企画課長
考
~平成22年3月31日
平成22年4月1日~
雄一
坂本 和良
伊東
哲
安間 英潮
指導部義務教育特別支援教育指導課長
備
出張
吉訓
出張
吉訓
安間
英潮
教職員研修センター研修部教育開発課長
松岡 敬明
樋口 豊隆
教職員研修センター研修部主任指導主事
針谷
玲子
氏
名
~平成22年7月15日
平成22年7月16日~
事務局長
~平成22年3月31日
平成22年4月1日~
~平成22年3月31日
平成22年4月1日~
副事務局長
~平成22年3月31日
平成22年4月1日~
副事務局長
~平成22年3月31日
平成22年4月1日~
【作業部会】
職
福井 紀子
船川 幸夫
荒川 元邦
総務部教育政策課企画主査
指導部指導企画課統括指導主事
榎並
指導部指導企画課指導主事
指導部指導企画課課務担当係長
教職員研修センター企画部企画課統括指導主事
教職員研修センター研修部教育開発課統括指導主事
教職員研修センター研修部教育開発課統括指導主事
教職員研修センター研修部教育開発課指導主事
教職員研修センター研修部教育開発課指導主事
磯 香織
小髙 敏男
小髙 敏男
齋藤 健一
長塚 琢磨
大林 誠
荒川 元邦
鳥屋尾 史郎
村上 卓郎
所 水奈
山根 まどか
大須賀
教職員研修センター研修部教育開発課指導主事
41
隆博
慎一
備
考
~平成22年3月31日
平成22年4月1日~
~平成22年3月31日
平成22年4月1日~
部会長
~平成22年3月31日
平成22年4月1日~
~平成22年3月31日
平成22年4月1日~
~平成22年3月31日
平成22年4月1日~
平成22年4月1日~
~平成22年3月31日
平成22年4月1日~
Fly UP