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6周年 寒気はまだまだ退きませんが、み なさんいかがお過ごしでしょうか。 当院も平成25年2月1日にて、開院6 周年となり7年目を迎えました。皆 さんのご支援があったからこそ、 無事に7年目を迎えられたと思いま す。心から感謝申し上げます。今 後も尚一層皆様のご期待に応えら れるようにがんばっていきますの で、よろしくお願いします。 【関節リウマチ】 Q1:関節リウマチとはどのような病気ですか? A1:多くの関節に慢性炎症が起こり、関節が腫れ て痛む病気です。病状が長期間にわたって進 行すると骨・軟骨の破壊が起こり、手足の関 節の変形と機能障害が起こります。30~60歳 代の人に多く、男女比は3:7で女性に多い 病気です。 Q2:原因は? A2:はっきりとした原因は不明ですが、自己免疫 疾患と考えられています。 Q3:関節リウマチの症状は? A3:自覚症状としては、手指の腫れと痛みがあり、 【痛みと天気】 朝方よりこわばりを感じ、数時間続きます。 「天気の悪かけん今日は痛か~」と 進行すると全身の関節に波及し、関節が変形 いった訴えを度々耳にします。雨の日や して日常生活に支障をきたします。 寒い日には痛みがひどくなることが多い Q4:関節リウマチの診断は? ようです。確かに、痛みに影響する気象 の変化は気圧低下と気温低下があると A4:通常、アメリカリウマチ学会の診断基準(臨 床症状と検査所見)に沿って行われます。 いわれています。 外部の気圧が低下すると、関節が膨張 Q5:治療法は? し、痛みが生じ、また、気温が低下するこ A5:薬物療法、理学療法、手術療法があります。 関節リウマチの大多数の患者さんは、消炎鎮 とで血流が悪くなり、交感神経が刺激さ 痛剤、抗リウマチ薬、副腎皮質ステロイド剤 れ痛みが生じると考えられています。 の3種類の薬を使って治療します。 気象の変化に左右されないようにする 抗リウマチ薬による治療効果が不十分の場合 生活の工夫としては、重ね着や、市販の は、生物学的製剤の導入が行われています。 簡易カイロの携帯、軽い運動など、血行 促進させることが効果的だと思われます。 しかし、全ての痛みの悪化が天気のせ 診療時間 月 火 水 木 金 土 いだというわけではありません。いつも 感じる天候による痛みとは違った、症状 9:00~12:30 ● ● ● ● ● ● の変化を感じた場合には、何かの原因 14:30~18:00 ● ● / ● ● / 疾患が隠れている可能性もあるため、早 めに医師に相談しましょう。 〒849-0913 佐賀市兵庫町大字渕1335-1 ☎0952 ( 22 ) 0702 2013年(平成25年)2月発行 第24号