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バイオマス産業都市の構築を目指して~下水汚泥と他の
第6回(平成25年度)国土交通大臣賞〈循環のみち下水道賞〉 資源のみち部門 資源のみち部門 第6回(平成25年度)国土交通大臣賞<循環のみち下水道賞> ~バイオマス産業都市の構築を目指して~ ~バイオマス産業都市の構築を目指して~ 下水汚泥と他バイオマスとの混合消化実証実験 下水汚泥と他バイオマスとの混合消化実証実験 新潟市 消化ガスの�� 消化ガス発電 公園の刈り草収集 混合消化((消化�) 混合消化 消化�) 公園�道�� ��などの 刈り草 廃熱利用 脱水汚泥 下水処理から の発生汚泥 水処理施設 混合消化実証実験 脱水汚泥の 場外搬出 (セメント原料などに 100%再利用) 新潟市では、平成 25 年 1 月より消化ガス発電を本格稼働しており、消化槽から発生する消化ガスのほぼ全量 を消化ガス発電の燃料とし、発電した電力は場内で使用しています。また、発電する際にガスエンジンから発生 する熱を消化槽の加温に利用しています。 刈り草などを利用した混合消化は、消化ガスの発生量が低下する夏から秋に消化ガスの不足分を補うことがで きることに加え、市管理の道路・公園や河川などの刈り草の処理費用を軽減することが可能です。 本実証実験は、平成 24 年度から長岡技術科学大学との共同研究で実施しており、混合比率 5%で 1.5 倍程度の ガス発生量が確認できました。今後は、刈り草の混合比率を変えた場合の消化ガス発生量を確認する他、コーヒー 粕などを用いた場合の効果を検証し、事業化を図ります。