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第43回 診療技術部門長会議 議事要旨 日 時 平成24年5月30日(水
第43回 日 時 場 所 出席者 陪席者 診療技術部門長会議 議事要旨 平成24年5月30日(水) 18時01分~19時27分 経営企画部カンファレンスルーム 診療技術部長 西部茂美、病理技術部門長 佐渡正敏、 臨床検査・輸血技術部門長 友田豊、臨床工学技術部門長 宗万孝次、 リハビリテーション技術部門長 朝野裕一 山田病院庶務係主任 議題・報告事項 1.病院運営委員会報告(4月11日開催分) 山田病院庶務係主任より4月11日に開催された病院運営委員会の主な内容につ いて、議事要旨と資料をもとに説明があった。 2.各部門業務報告 各部門長より、資料を基に各部門の最近の活動状況について報告があった。 主な内容は以下のとおり。 <放射線部門~西部部長より報告> ・4月に3件のインシデントが発生したこと。 ・技師長、副技師長、主任といった役職名で呼称することを徹底すること。 ・他の技術部門においても、組織の一員であることを再認識するためにも、役職名に よる呼称を推進して欲しいこと。 <病理部門~佐渡部門長より報告> ・今年3月に引き続き、5月10日に中国の関係者らが10名ほど遠隔病理診断シス テムの視察に訪れたこと。 ・資料記載の学内、学外学習会にそれぞれ参加したこと。 <臨床検査・輸血部門~友田部門長より報告> ・4月7日より、微生物検査を土曜日2名、日曜日1名体制で開始したこと。 ・検体管理加算について、将来の外部調査があったときに備えて、各種記録を毎月整 理するようにしたこと。 ・来年度の採用については、現在欠員が1名いるため、募集は若干名として、8月末 応募〆切、9月13日に採用試験を予定していること。 ・インシデントが複数発生したこと。 <臨床工学技術部門~宗万部門長より報告> ・5月に透析装置の血液回路が凝固するインシデントが続いたこと。 ・手術室における臨床工学技士の業務範囲について、看護師へアンケートを実施し、 1 今後話し合いを進めていく予定であること。 ・透析室業務についてマニュアルを作成し、看護師と話し合いを実施したこと。 <リハビリテーション部門~朝野部門長より報告> ・仮運営会議を5月2日と23日に開催し、リハビリテーション総合実施計画書の運 用について確認が行われたこと。 ・5月はインシデント報告がなかったこと。 ・朝ミーティングが毎週金曜から毎週月曜に変更になったこと。 ・個人面接を5月17日から29日まで行ったこと。 3.各部門個人面談の結果について 西部部長より、面談の意味について、あらためて下記のとおり説明があった。 ・診療技術部共通の人材育成プログラムを通して、個人目標の設定と1年後の到達度 の自己・上司評価を実施することで、技術部門全体の資質の向上を図ること。 ・個人個人と対話することで、本音を引き出し、それらを1つ1つ解決していくこと で、信頼関係が構築されるとともに、働きやすい職場つくりに繋がっていくこと。 続いて各部門長より、平成24年度期首個人面談の結果について報告があった。 主な内容は以下のとおり。 <放射線部門~西部部長より報告> ・個人としては、専門資格の取得、大学院の単位取得、学会発表について積極的に 取り組むといった発言があったこと。 ・全体的な内容としては、非常勤の身分が不安であること、他部門への配属希望な どの発言があったこと。なお、前者に関しては、非常勤枠9名に対し、3名欠員 状態であり、募集条件を緩和するなどの対策も図っていかざるを得ないとの付言 があった。 <病理部門~佐渡部門長より報告> ・正職員3名、非常勤職員3名、計6名の部門員に対して、面談を行ったこと。 ・そのうち3名は採用されてから1ヵ月~6ヵ月の新人であること。 ・学会、講演会、CPC等に積極的に参加して知識を得る、責任を持って業務を行 うといった目標が6名全員から出されたこと。 ・待遇、業務量、人間関係における不満等はなく、ひとりひとりが責任感と使命感 を持って部の発展に貢献するよう努力しており、その意識は非常に高いと感じら れたこと。 <臨床検査・輸血部門~友田部門長より報告> ・新人から面談を進めているが、現時点で全員の面談が終わっていないため、中間 報告になること(6月の部門長会議で引き続き報告予定)。 ・新人から様々な意見が出されているが、その中で主任クラスの年配者に対する不 2 平や不満が多かったこと。 ・具体には、年配者の作業効率が悪いこと、業務改善を提案しても、却下されてし まうこと、インシデントが多いことなど。これらの問題については、当事者とも 話し合いの場を持っているが、解決には至っていないこと、新人に対しては、場 合によっては直接自分のところに話をするよう指導したことについて補足説明が あった。 <臨床工学技術部門~宗万部門長より報告> ・昨年度と同様、専門資格取得や論文投稿、学会発表を積極的に行っていくという 目標が多数あったこと。 ・面談のなかで、4月からローテーションする業務分野をグループ分けしたため、 停電や地震、患者の急変といった緊急時の対応が難しいのではないかとの意見が 出されたこと。そのため、人工心肺装置のトラブルや高気圧酸素治療室のトラブ ルへの対応訓練の回数を今より増やすことを検討していること。 <リハビリテーション部門~朝野部門長より報告> ・1年間で部門員が4倍に増えたため、施設や設備への不満や意見が多く出された こと。 ・今後の部の方向性について具体的な指針を求める機運を感じたこと。 ・部としては、科とも十分意見を摺り合わせながら、短期的、中長期的な目標と行 動計画を立てていきたいこと。 4.その他 次回は、平成24年6月27日(水)午後6時から開催予定。 3