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ぱぴるす 第18号
金 剛 砂 は、 柘 榴 石︵ ガ ー ネ ット︶のことで、硬度が六・ 五 ∼ 七・五︵ ダ イ ヤ モ ン ド は 一〇︶と非常に硬いことから、 昔は玉を磨く材料になり、今 はレンズを磨く砂や、サンド ペーパーの原料になっていま す。 雄岳の二上神社の東に、大 津 皇子の墓があります。大津 皇子は、中大兄皇子︵天智天 皇︶の弟の大海人皇子︵天武 天皇︶の第三子で、壬申の乱 ︵ 六 七 二 年 ︶ で 勝 利 し、 即 位 した天武天皇を助けて、朝政 の 中 心 的 立 場 と な り ま し た。 皇子は、文学的才能にすぐれ、 風格もよく、剣にも長じてお り、人々の信望を集めていた と い わ れ て い ま す。 し か し、 六八六年、天武天皇が亡くな ると、皇位継承争いに巻き込 ま れ、 謀 反 の 罪 を 着 せ ら れ、 夫 山周辺で採取されます。古代 には、石器の材料として使わ れ、打製石器、磨製石器に加 工されていました。この石器 は、近畿地方から九州地方ま で広く分布しています。固い 物で叩くと高く澄んだ音がす るので、カンカン石とも呼ば れ、今は、長さの違う石片を 並べて木琴のように叩いて音 二十四歳の若さで死罪に処せ られました。 金鳥臨西舎 晴 す。 古来より、雄岳と雌岳の間 に 太陽が沈む様子から、神聖 な山として、人々から崇めら れてきました。また、古墳時 代から飛鳥時代にかけて、二 上山周辺は、 海上交通の要所、 大阪湾・住吉津・難波津から、 政治の中心舞台である飛鳥地 方への重要ルートとなり、二 を出す﹁石琴﹂などに使われ ています。 凝 灰 岩 は、 古 墳 時 代 に は、 田 校 歌 の 三 番 に﹁ ふ た が み ふたつ峰青く 道はる は か﹂ として登場する二上 山は、 おだやかで親しみやすい山容 をいつも私達に見せてくれて います。 この二上山について、 いろいろな資料をもとに書い てみたいと思います。 二 上 山 は、 金 剛 生 駒 紀 泉 国 定 公 園 に 属 し、 奈 良 と 大 上山の南に日本最古の官道と して知られる竹内街道が作ら れました。 藤 ノ木古墳の石棺や、高松塚 古墳の石槨などに、飛鳥・奈 良時代には、寺院や宮殿の礎 和 阪 の 境 に あ り ま す。 北 の 雄 岳︵ 五 一 七m ︶ と 南 の 雌 岳 ︵ 四 七 四m ︶ の 二 つ の 山 頂 が 火山の活動によって多くの 火 成 岩 が 分 布 し て い ま す が、 そのなかで、サヌカイト、凝 石や基壇の化粧石などに利用 さ れ ま し た。 そ の 採 掘 跡 が、 二 上 山 の 岩 屋 と 鹿 谷 寺 跡 で、 校 長 ある双耳峰となっているとこ ろ か ら、 ﹁ふたかみやま﹂ま たは﹁にじょうざん﹂と呼ば 灰岩、金剛砂が、よく知られ ています。 讃岐岩ともいわれるサヌカ 日本では珍しい岩窟寺院で す。 に収められている辞世です。 妃の山辺皇女は、皇子の亡 く なった館で殉死しました。 うつそみの 人なる我や 明日よりは 二上山を 弟と我が見む ︵こ の 世 に 生 き 残 っ た 私 は、 明日からは弟の葬られた二上 山 を、 弟 だ と 思 っ て 眺 め ま しょう︶ 万葉集に収められている姉の 大来皇女の歌です。 このように、神聖な山、古 代 の交通の要衝、古代の生活 用品の産地、そして、悲しい 歴 史 を 持 つ 山 ⋮ 二 上 山 ⋮、 遠くからゆっくり と眺めるの も良し、登ったり、付近を散 策してみるのも良し、もっと 深く調べてみるのも良し、一 度取り組んでみてください。 大和の地には、様々な歴史 に 彩られた数々の名勝があり ま す。 古 典 の 世 界、 観 光 案 内、地域の伝統行事等をもと に、埋もれた名勝を訪ねてみ 死出の旅に客はいない、夕に 家を出てどこに向かうのか︶ 参考文献 ﹃ ウィキペディア﹄他 るのもよいのではないでしょ うか。 日 本 最 古 の 漢 詩 集﹁ 懐 風 藻 ﹂ 此夕離家向 ︵太 陽 が 西 に 沈 む 時、 時 を 告 げ る 太 鼓 の 音 が 短 命 を 催 す、 鼓声催短命 泉路無賓主 れています。北の信貴・生駒 山系と南の金剛・葛城山系に 挟まれたトロイデ式の死火山 イ トは、名称のもとである香 川県坂出市国分台周辺や二上 第 18 号 で、約二〇〇〇万年前に大噴 火を起こしたといわれていま 二 上 山 平成23年3月1日発行 香 芝 高 校 図 書 館 報 (1) 第 18 号 けが持つ重みがゆえにしみじみ 鷹山﹂の名前は、国内はもとよ 女、紅秀麗という人物の生き方 エッセイストであった佐野洋 子 さんの作品。物語のようであ 荒平正二先生 り、エッセーのようでもある短 三年一組 に生きられたらと思います。何 編の数々が収められている。 が好きで、私自身も、このよう 事に対しても最後まであきらめ りアメリカ大統領も知るところ ないという強い意志がこの本を ファミリーレストランでの シ ー ン、 団 体 旅 行 で の シ ー ン、 と感じ、また、考えさせてくれ である。 読んでいると沸き上がってきま 介護の場でのシーン等、日常生 三年二組 直樹 先生 黒木 ❖ ︵ちばてつや著︶ る作品です。 しかし、戦国大名に名軍師が い たように、名治君にもすぐれ す。ぜひ、みなさんも詠んでみ 活のどこかにありそうな一コマ と、鉄兵流︵荒平流︶で全国的 に有名な剣士になれた。 ❖ た学者が師となってその政治を てください。元気がでますよ。 し持っている残酷さや醜さ、弱 大学二年の秋のこと、﹃六三四 ❖ に﹄ 会い剣道観が変わった。主人公 ﹃ぼくを探し 上杉鷹山と細井平洲の関係か ら 、良き人に出会い、良き師を 鉄兵になりきった。高校、大学 ︵シェル・シルヴァスタイン著︶ 支えていた。 私は小学五年の夏から剣道を 始 めた。中学二年でこの本に出 絵本といえば子どもが対象と 思 われがちですが、これは大人 見つけることが、自分に大きな さ も 突 き 付 け ら れ る が、﹁ そ う 知ることができる一冊だ。 ❖ これで、からだの力や脳の働き が劇的に高まる? 弱くて強い人間というもの が 、いとおしくなる一冊。 鼻から三秒吸って、二秒お腹 側は共感して、思わず笑ってし に 溜めて、十五秒で口から吐く。 まう。 ︵齋藤孝著︶ そ う ﹂﹁ わ か る わ か る ﹂ と 読 む が提示されている。誰しもが隠 が読んでもおもしろい本です。 ❖ ❖ ❖ 健 先生 三年三組 吉田 探しに行く。そこから物語が始 何かがたりない、それで僕は の 剣﹄の著者、 村上もとか氏に、 楽 しくない。足りないかけらを この本のアドバイザーをたのま れ協力した。 ❖ 美智 江先生 絵も単純で簡単な文章ですが 三年三組 髙木 ﹄ な かなか奥が深い。人生で大切 ﹃彩雲国物語 ❖ ❖ ❖ な物は何なのか、を改めて考え まります。 成嘉 先生 富岡 ❖ 三年一組 ❖ 息が合う。息をのむ。息がか ︵雪乃紗衣著︶ ❖ ❖ ❖ 靜二 先生 う。 息 が か か る。 息 づ か い。 三年四組 島本 こ の 本 を 読 む と 元 気 が で て、 よ 頑 張らなければという気持ちに 日 本 の 息 の 文 化 の 深 さ に 気 づ ﹃面接力﹄ ❖ ❖ が官吏を志願し、愛する王のた ︵童門冬二著︶ ろもありますが、ひとりの少女 度を取り入れているようなとこ を合わせること。 ニケーションの基本は相手と息 さ れた時に心が安らぐ。コミュ 人間は自分の呼吸が他と共有 ません。 います。少しかたい本かもしれ や ﹃就活﹄に役にたつ一冊と思 ︵梅森浩一著︶ なります。内容は中国の官吏制 ﹁改革﹂という言葉が最近よ め、自分のできる限りの努力を く。 隆憲 先生 田中 させてくれる良書です。 ︷潮文社︸ 国内外から投稿された心に残 て、とても読みやすいです。一 く 引 用 さ れ る。 江 戸 時 代 に 疲 して色々な難問に立ち向かって 呼吸を意識することを通じ よくばってもう一冊、 者以前の健康の常識﹄ て 、 い の ち や 文 化 を 見 つ め 直 ﹃医 いっきに読めます。 ❖ ︵平石貴久著︶ 病気になる前に読んでおく新 健 康読本です。これからも元気 ❖ ❖ ❖ ❖ に頑張って下さい。 ❖ 眞弓 先生 山本 ︵佐野洋子著︶ ない﹄ ﹃そうはいか 三年四組 この本は、これからの﹃受験﹄ 話一話が心にしみこみ、胸を揺 弊した米沢藩を見事に復興さ いくという話です。私はこの少 められ、コミックにもなってい さぶる、 感動的な話ばかりです・ せ、藩政改革に成功した﹁上杉 卒業生に贈る この一冊 す き っ か け を 与 え て く れ る 本。 人間の不思議さが、全て事実だ 細井平洲﹄ る とっておきの話が、短編で集 ﹃上杉鷹山と 三年二組 っておきの話﹄ ﹃心に残ると 私の人生を変えた二冊の本で す 。ぜひ読んでください。 ていくことになるということを 影響を与え、人生を大きく変え ﹃呼吸入門﹄ ﹄ ﹃おれは鉄兵 第 18 号 (2) 香 芝 高 校 図 書 館 報 平成23年3月1日発行 三年五組 當麻雅一先生 三年六組 ❖ に励まされます。生き方に迷っ ❖ ❖ たときにぜひ読んでみてくださ い。 一晃 先生 植嶋 生きたねこ﹄ ︵真継伸彦著︶ ﹃100万回 の甲子園への道。野球部の役割 は顧客︵人々︶に﹁感動を与える﹂ ❖ ❖ ことであるとみなみは考える。 ❖ 智子 先生 吉田 した著書である。 三年八組 帖﹄ ﹃おみごと手 ❖ ❖ ❖ 野 球 部 に 限 ら ず 一 度﹁ 組 織 ﹂ ︵佐野洋子著︶ 正純 先生 ついて違う立場から見てみて 昨年亡くなった佐野洋子さん 三年七組 杉村 ︵中野翠著︶ に ﹄ の 名作です。とらねこは多くの ﹃坂の上の雲 エッセイ好きで映画、本好き はどうでしょう。 社会問題に関心がある人に ︵司馬遼太郎著︶ で え、 に ん ま り す る こ と 必 至 で はないでしょうか。 になっていることも面白いので 人から愛されますが、それは何 明治という欧米的近代国家を 目 指して日本が出発した時代を す。彼女の強烈な個性と広い教 ❖ 生きることの意味を見失うとき 生きた先人たちの生き方を知 養に読む度に脱帽です。何より ここに登場する人物の何人か は AKB のメンバーがモデル ら自分から進んで生きることを り、これからの時代を生きる参 とって中野翠の本は刺激をもら しなかったからです。人から愛 考 に な れ ば と 思 い ま す。 ま た、 うらやましいのは彼女は文章が の自慢にもなりません。なぜな 友だち・スポーツ・恋愛・自 立 。思い煩い苦しむとき、一筋 されることを願うよりも、自分 んだ﹄ 書けイラストも描けるところで ﹃西の魔女が死 田真 美先生 松 ︵梨木香歩著︶ 学校に行けなくなった少女 が 、おばあちゃんの家で、自然 三年学年係 ❖ の光を見ることが出来るかも知 から愛して生きる姿を見つけた テレビでもドラマ化されてい ❖ れません。 ときに、本当の幸せがやってく ❖ ❖ す。中野翠という名前を初めて ❖ て、親しみやすいと思います。 読めばいつの間にか彼女の世界 と向き合った生活でいろんなこ とを体験して、おばあちゃんの に引き込まれてしまいます。普 ︵堺屋太一著︶ 段見逃していることがこういう 言葉をヒントに少しずつ立直り ❖ 視点もあるのかと気づくと思い ❖ 成長していく話です。 剛編︶ 氏 で す。﹁ 日 本 の 独 自 性 ﹂ と は ❖ ます。 た1 2人﹄ ﹃日本を創っ 知る人もいるかもしれませんが るのでしょう。子ども向けの絵 英俊 先生 田村 ❖ ❖ ❖ ❖ 先生 東 孝次 三年五組 ❖ 知子 先生 谷川 三年七組 本ですが、生き方を考えさせて 三年六組 ︵岡部恒冶著︶ くれるでしょう。 気 楽 に 読 ん で︵ 見 て ︶ 、数学に 興味を持つ為の大変読みやすい メント﹄を読んだら﹄ ジャーがドラッカーの﹃マネジ によっていかに創り上げられた ﹃ も し 高 校 野球の女子マネー 人間関係に少し疲れを感じた 時 読んで、幸せになるヒントを きるかを考えさせてくれます。 生 き て い く 中 で 大 切 な こ と、 何 が自分を幸せにすることがで い たら、現在の社会や人間をど ものなのか。歴史的な人物から 省三 先生 坂井 この本は漱石の膨大な﹁言葉﹂ 日本の独自世を見直す評論であ の 中 か ら そ の エ ッ セ ン ス を 集 る。聖徳太子、光源氏、池田勇 う評するだろうか。 人、松下幸之助等の十二人の人 題名を見て﹁何この本?﹂と 物を通し、日本の歴史を見直し、 思 ったが、真摯な気持ちで読み 三年八組 マンガが採用されており、文章 め、編集したものです。時代を ました。 いったい何か、それはいつ、誰 を読まなくても、マンガを見る 超えて、現代人にも大いに教訓 大きな変革期を迎え、日本はど マネジメントを専門家以上に わ きまえた女子高校生の主人公 きて 夏目漱石がこの時代に生 だけで、一通りの説明が解かる ア ド バ イ ス を 与 え て く れ ま す。 の方向に向かって行けば良いの となり、人生についての様々な か、長い日本の歴史を見直し日 みなみの企てる都立高校野球部 ぜひ一度、読んで︵見て︶下 しやすいように、文章のほかに ようになっています。 ときにニヤリとする笑いに救わ 本の将来の方向性にヒントを示 ︵岩崎夏海著︶ 探してください。 さ い。数学に対するイメージが れ、また深く胸を打たれる言葉 本です。 48 変わるかも⋮。 数 学 を﹁ 難 し い ﹂ ﹁嫌い﹂と い う人が、数学の面白さを理解 ︵長尾 もの﹄ 典﹂ はひくためのものではなく、 ﹃人生という この本の著者は、日本万国博 会を企画、開催した堺屋太一 ︵夏目漱石著︶ 覧 こ の 本 は、 ﹁事典﹂という題 名 がついていますが、この﹁事 ❖ 学小事典﹄ ﹃マンガ・数 があります。 むときがあります。また、学び 青少年期、人は、劣等感・自 己 嫌悪・孤独などの淵に落ち込 か﹄ ﹃青春とは何 平成23年3月1日発行 香 芝 高 校 図 書 館 報 (3) 第 18 号 編の物語を熱演していただきま も参加してもらい、将来に役立 編 集 後 記 昨年末からタイガーマスク現 象 と呼ぶような、施設への寄付 現しているところです。雷や星 空、花火など、色がないのにき れいだと思いました。初めて見 る新しい紙芝居でした。 ブームで終わって欲しくない が、ネットでアニメの放映再生 までやっているではないか。見 行為が相次いでいる。一時的な 二年五組 匿 名 同じ言葉で も 読み 方の違いで 受 け取り側の感じ方が全く違う ことを怖く思いました。だから 自分が心を込めて表現すること 終わってエンディング・テーマ で伝わりやすくしようと思いま ﹁みなし児のバラード﹂が始まっ た 時、﹃ 読 書 力 ﹄ な ど の 著 書 で 有名な斎藤孝さんがこんなこと による読み語りの会を持ちまし た。保育士、幼稚園小学校教諭 を目指す三年生有志の皆さんに いている﹁ふくいしげこ﹂さん した。 第 二 回 目 は、 十 一 月 十 二 日 音や光の演出をまじえ、劇場効 ︵ 金 ︶ に、 こ こ 数 年 来 て い た だ ܁࣒اज༭ ࣬ 本年度も、二回の図書館文化 講 座を開催しました。 果に溢れた読み語りの会を持ち 第 一 回 目 は、 六 月 九 日︵ 水 ︶ ました。この会が高校で開催す に 、 ﹁おはなし会 ねこじゃら し﹂のみなさん十一 名に来てい 旅﹂や﹁ぼちぼちいこか ﹂等五 るのは初めてということでした が、高校生にとっても新鮮だっ た よ う で す。 ﹁光の旅 かげの つ会になったと思います。 今年は視聴覚室で行われ、新 し く配備された大型液晶テレビ す。スピード、間、強弱を工夫 すると物語の中に入り込みやす くなるということを学んだの で、どこかで実践できたらと思 います。 図書委員会新役員紹介 委 員 長 小川玲奈︵二の七︶ 副委員長 浦慎之輔︵二の六︶ と願っている。 も、身のまわりの小さなことに もっと関心を持ってもらいたい か な感性を身につけるために しまうと嘆いていたのである。 読書は想像力が必要だが、豊 らゆる感情が干からびてしま う。子どもにそういう感情を学 習 す る 機 会 が 与 え ら れ な い と、 感性も薄っぺらなものになって のである。悲しみの感情は、さ まざまな想像力を潤す地下水源 で、悲しさを理解できないとあ を書いていたのを思い出した。 息子がこの暗く悲しい曲を早 送 りするのを叱りつけたという のディスプレイを用いて絵本の 内容を映し出して、より視覚的 な効果を出すことができまし た。 今回も、ふくい先生の﹁ぜつ ぼ うの濁点﹂の朗読から始まり、 寛大 『とある魔術の禁書目録』 鎌池 和馬 『もしも高校野球の女子マネージャー がドラッガーの『マネジメント』を読 んだら』 岩崎 夏海 『星守る犬』 村上たかし 『うちのトコでは:県民性マンガ』 も ぐ ら 『日本人の知らない日本語 2』 蛇 蔵 ただきました。 第2回図書館文化講座 その後、生徒参加の﹁言葉図鑑﹂ ﹁さとるくんへの手紙﹂があり、 最 後 に 先 生 の 本 格 的 な﹁ 魔 術 ﹂ の朗読がありました。明かりを 落とした中での展開は、芥川龍 之介の世界を見事に演出するも のであり、一同朗読の魅力に浸 りました。 阪口 読み語りの会に 参加して 三年六組 ﹁ 光 の 旅 か げ の 旅 ﹂ と い う 紙 芝居を見せ てもらい、一番印 象に残ったのが、明るい色を使 わず、白と黒だけで光と影を表 人気図書ベスト5 大きな紙芝居をもとに、効果 第1回図書館文化講座 第 18 号 (4) 香 芝 高 校 図 書 館 報 平成23年3月1日発行