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第9回 橋本市長と語る!「ふれあいトーキング」意見交換概要
第9回 橋本市長と語る!「ふれあいトーキング」意見交換概要 A 氏 男 性 Q:街づくりは市役所内部から。職員の態度等について実例を2つ。 ①1年半位前、自分の仕事関係の写真や文献を市役所での参考にと、持参したがそのときの職員の対 応が悪かった。 ②1年位前、市民ホール窓口で、目の不自由な高齢者の方への対応が悪かった。 A:職員に対しては、市民サービス向上のための手引きなどを作成し周知していますが、実際に実践してい るか、などが問われていると考えます。今後も繰り返し、マナーアップに取り組んでいきたい。 Q:中高生が歩道を自転車で3列になったまま走ってくるが、歩行者がいてもよけもしない。この子どもたち が大人になったときどうなるか、心配である。 また、以前、本通筋商店街のアーケードで音楽が流れていたが、アップテンポな曲であった。そこで、 もっときれいな癒される音楽を流してはどうか。謙虚でお互いを尊重するような街になっていくのではない か。 A:子どもたちのマナー、躾については、まずは親の責任だと思います。入学式や卒業式など色々な場で、 「一日一回家族揃って食事をとる」「朝食を食べる」「子どもたちとの約束を守る」など、親の態度が重要で あることを付け加えるようにしています。 また、商店街の音楽等については、その場所、その場所での判断だと考えます。 Q:本通の歩車分離信号は、歩行者の信号が短く、車椅子や杖をついている人では間に合わない。歩行者 信号を長くしてもらいたい。 A:この信号については、色々な人から意見をいただいております。現在、警察での社会実験中とのことで あり、それぞれの時間も固定ではなく、変更しているとも聞いています。また、警察では、この交差点での 事故が激減し、評価しているとも聞いております。 根本的な道路の考え方(車を入れない道路、駅周辺での一方通行の道路など)など、公共交通機関の 勉強を今年度するようにしています。 (総括) 職員に対しては、市役所にこられる市民は、人生の節目(出生、死亡、転入、転出、結婚など)に来られ るので、そのことを考えて対応するように話しています。 また、今年度から管理職については、目標を立てて、どのように仕事を進めていくかを部下にも理解さ せるようにしているので、こちらにも注目していただきたい。 B 氏 男 性 Q:古野町の寺崎サイクルから北小方面へ西に向かう道路については、幅員が狭いため、時間帯一方通 行を警察に言ってもらいたい。 また、ジョイフルタウンの出入口を無理に入ったり、出たりしている人がいる。警察に問い合わせたとこ ろ、地元区長を通じて交通対策協議会から公安委員会へ申請するように言われたので、現区長、前区長 には言っている。 A:一方通行については、周辺住民の方の意見や地元の意見もあると思います。ジョイフルタウンの件につ いては、交通対策協議会に確認してみます。 Q:鳥栖市内の道路、河川の美化活動がなされているが、もっと綺麗といわれるようにボランティア、老人 会などと協働で行ったらどうか。 また、博多ではタバコの路上喫煙が禁止になっている地区があるが、鳥栖でもタバコ、ビン、カンのポイ 捨て禁止条例を検討したらどうか。 A:河川や道路については、環境美化活動を行っていますが、なかなか進んで参加されていない状況もあ ります。河川の浚渫については、国や県の管轄の部分もあり、予算的にやれる範囲での対応となってい ます。 また、いわゆるポイ捨て条例については、今年9月に条例案を提示し、来年4月からの施行で準備を進 めているところです。 Q:鳥栖駅を中心とした東西の人と車のスムーズな流れを作り出すことを急いでやらなければならない。 A:わかりました。 (総括) A:交通関係の部分については、専門の部署に確認をしたい。 ※4月21日に交通対策協議会担当窓口である、建設課に対し、 ①歩車分離信号の歩行者信号の時間延長 ②寺崎サイクルから西への一方通行 ③ジョイフルタウンの進入退出路の改善 について、地元交通対策協議会との協議をお願いした。 C 氏 女 性 Q:市長がこれからの街づくりの中で、一番力を入れたいことは何ですか。 A:抽象的になりますが、これまでは中央集権体制であったものが、最近の地方分権により、受身の仕事 から、自分たちで考えなければならないようになってきています。 自分たちが考え、市民とともに実行する組織を作ることが重要であると考えており、そういう常に自分の 頭で考え、やらなければならないことを具体化する職員の素地を作っていくことです。 Q:新聞のコラム欄に市長の素顔が紹介されていたが、武雄市の樋渡市長や宮崎県の東国原知事のよう にもっと満遍なくアピールしたほうがいいのではないか。 A:新聞のコラム欄については、記者が興味をもって記事にされたものだと思います。首長が目立っても地 域が発展しなければ意味がないと思いますし、実態がついていっているかが問題だと考えます。(東国原 知事のように自分は広告塔と割り切ってしまえば別です。)鳥栖市がいいニュースになることは歓迎です。 今後は、4月から月1回の定例記者会見をするようにしたので、ある程度記事にはなると思います。 Q:鳥栖市は子育て施策が充実していると思うが、鳥栖市ならではの施策の展開はどうか。 A:今年度から入院費について、中学校入学前までに延長しています。また、食育や夢プランなどの事業展 開を行っております。 保育料などの減額は財源が見つからないのでまだできていない状況です。 Q:災害、エネルギー問題などに対応するため、食糧の備蓄が必要ではないか。 A:備蓄については、捨てる覚悟をもってしないといけませんが、コストがかかりすぎると思います。国策と して農業の自給率をあげるなどの取り組みも必要であると考えます。 現在は、当面の何日間必要、というものについては、各種団体等と協定等を締結して確保できるよう対 処している状況です。 Q:鳥栖市内で生産したものを、鳥栖市内で売るというシステムをつくることも重要ではないか。 A:鳥栖市内の農家は、7割以上が米麦農家で、兼業農家がほとんどです。葉ものの作物は、手間がかか り、専業じゃないと無理だといわれています。また、コストがかかるので、消費者の方も高い国内産を買う ことについての理解も必要です。 Q:ホームページで情報提供が行われているが、インターネット環境にない方への対応はどうか。 A:ホームページの情報量は膨大であり、必要な情報、不必要な情報などは個人でそれぞれです。必要な 情報については、市報など印刷物として出すようにはしています。 Q:市長がどんな考え方なのか伝わってこない。 A:平成20年4月から毎月1日号の市報に市長コラムを掲載することとしました。 Q:市民提案箱への提案に対する回答が十分でないものがあった。また、佐賀には「ほほえみ館」という子 どもたち、お母さんたちが気軽に行ける場所があるが。 A:市民からの提案については、もうちょっと調べたり、考えて回答するようにしたい。屋内で遊べる施設に ついては、鳥栖市の人口規模では困難だと考えております。ある程度の人口集積が必要だと思います。