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2 日常生活について (1)つきあっている友人の数

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2 日常生活について (1)つきあっている友人の数
2
日常生活について
(1)つきあっている友人の数
問5
あなたが普段つきあっている友人の数についておうかがいします。
(ア~オについて,○はそれぞれ1つずつ)
【図 2-1
つきあっている友人の数】
1~2人
(n=427)
3~5人
いない
ア 年齢が同じくらいの友人
わからない
3.3 8.4
6~9人
24.6
17.3
27.4
イ 3歳以上年齢の離れた友人
ウ 近所に住む友人
10人以上
22.0
31.4
無回答
1.6
41.2
19.0
23.0
9.8 3.5 10.1
8.2
20.8
3.5
5.4 6.1
10.3
3.0
エ 同じ学校・職場の友人
11.0
11.0
16.6
15.2
35.8
2.1 8.2
0.5 0.9
オ ほとんど会ったことのないメ
ル友,インターネット上の友人
71.2
7.3
4.9 4.2
11.0
(%)
0
20
40
60
80
100
「ア 年齢が同じくらいの友人」は,「10人以上」が41.2%で最も多く,次いで「3~5
人」(24.6%)となっている。
「イ 3歳以上年齢の離れた友人」と「ウ 近所に住む友人」は,「いない」(イ 27.4%,
ウ 31.4%)が最も多い。次いで「1~2人」(イ 22.0%,ウ 23.0%)で,2人以下が全体
の半数以上であり,異年齢の交友関係は多くないことがうかがえる。
「エ 同じ学校・職場の友人」は,「10人以上」が35.8%で最も多く,次いで「3~5人」
(16.6%)となっている。
「オ ほとんど会ったことのないメル友,インターネット上の友人」は,「いない」が
71.2%で最も多いが,「1~2人」が7.3%,「10人以上」が4.2%と,インターネットを通じ
て見知らぬ友人と交流する青少年の姿も見られる。(図2-1)
- 6 -
ア
年齢が同じくらいの友人について
就学・就労形態別でみると,中学生,高校生では「10人以上」がほぼ6割を占め,大学生
等でも5割近い。
正規雇用者等,非正規雇用者,専業主婦・無職等では「3~5人」が3割台で最も多い。
また,専業主婦・無職等では「1~2人」が23.3%で最も高くなっている。(表2-1-1①)
【表 2-1-1①
就学・就労形態別
~
~
イ
~
中学生
高校生
大学生等
正規雇用者等
非正規雇用者
専業主婦・無職等
その他
つきあっている友人の数<ア 年齢が同じくらいの友人>】
n
い
な
い
1
3
6
2
人
5
人
9
人
91
68
74
101
49
30
5
2.2
4.4
4.1
2.0
6.1
3.3
-
2.2
2.9
8.1
12.9
12.2
23.3
-
16.5
8.8
23.0
35.6
32.7
33.3
80.0
12.1
17.6
14.9
21.8
24.5
6.7
20.0
1
0
人
以
上
(単位:%)
わ
無
か
回
ら
答
な
い
59.3
58.8
48.6
23.8
22.4
26.7
-
3.3
2.9
1.0
3.3
-
4.4
4.4
1.4
3.0
2.0
3.3
-
3歳以上年齢の離れた友人について
中学生,高校生では「いない」が4割台で最も多く,交友関係が同年代に限られている傾
向がみられる。専業主婦・無職等でも「いない」が26.7%で最も高い。
大学生等と非正規雇用者では「1~2人」が3割前後で最も多い。正規雇用者等では「3
~5人」が32.7%で最も高くなっている。(表2-1-1②)
【表 2-1-1②
就学・就労形態別
~
~
~
中学生
高校生
大学生等
正規雇用者等
非正規雇用者
専業主婦・無職等
その他
つきあっている友人の数<イ 3歳以上年齢の離れた友人>】
n
い
な
い
1
3
6
2
人
5
人
9
人
91
68
74
101
49
30
5
40.7
41.2
20.3
15.8
22.4
26.7
40.0
17.6
17.6
32.4
21.8
26.5
20.0
20.0
6.6
10.3
21.6
32.7
20.4
16.7
20.0
2.2
7.4
8.1
6.9
16.3
16.7
-
- 7 -
1
0
人
以
上
(単位:%)
わ
無
か
回
ら
答
な
い
13.2
2.9
12.2
10.9
12.2
3.3
-
5.5
7.4
2.7
1.0
3.3
-
14.3
13.2
2.7
10.9
2.0
13.3
20.0
ウ
近所に住む友人について
中学生は「3~5人」が26.4%で最も多いが,他の形態では「いない」が最も多い。特に
非正規雇用者では,44.9%と最も高くなっている。(表2-1-1③)
【表 2-1-1③
就学・就労形態別
~
~
エ
~
中学生
高校生
大学生等
正規雇用者等
非正規雇用者
専業主婦・無職等
その他
つきあっている友人の数<ウ 近所に住む友人>】
n
い
な
い
1
3
6
2
人
5
人
9
人
91
68
74
101
49
30
5
23.1
27.9
33.8
33.7
44.9
26.7
60.0
16.5
20.6
24.3
28.7
26.5
20.0
20.0
26.4
26.5
23.0
14.9
18.4
20.0
-
4.4
4.4
9.5
4.0
6.1
6.7
-
1
0
人
以
上
(単位:%)
わ
無
か
回
ら
答
な
い
9.9
2.9
6.8
5.9
2.0
6.7
-
5.5
7.4
1.0
3.3
-
14.3
10.3
2.7
11.9
2.0
16.7
20.0
同じ学校・職場の友人について
学生では「10人以上」がいずれも5割台を占める。
「いない」と回答した正規雇用者等は9.9%であるのに対し,非正規雇用者では26.5%で
あり,雇用形態による差がみられる。(表2-1-1④)
【表 2-1-1④
就学・就労形態別
~
~
~
中学生
高校生
大学生等
正規雇用者等
非正規雇用者
専業主婦・無職等
その他
つきあっている友人の数<エ 同じ学校・職場の友人>】
n
い
な
い
1
3
6
2
人
5
人
9
人
91
68
74
101
49
30
5
2.2
5.9
5.4
9.9
26.5
46.7
-
2.2
2.9
5.4
23.8
18.4
13.3
20.0
13.2
7.4
20.3
23.8
24.5
3.3
40.0
16.5
19.1
14.9
17.8
14.3
-
- 8 -
1
0
人
以
上
(単位:%)
わ
無
か
回
ら
答
な
い
56.0
52.9
51.4
14.9
14.3
3.3
20.0
3.3
4.4
1.0
2.0
3.3
-
6.6
7.4
2.7
8.9
30.0
20.0
オ
ほとんど会ったことのないメル友,インターネット上の友人について
いずれも「いない」が6割以上占めている。
「10人以上」が高校生では7.4%,大学生等では8.1%であり,他の形態と比較すると高く,
特徴的である。
【表 2-1-1⑤ 就学・就労形態別 つきあっている友人の数<オ ほとんど会ったことのないメル友,インターネット上の友人>】
~
~
~
中学生
高校生
大学生等
正規雇用者等
非正規雇用者
専業主婦・無職等
その他
n
い
な
い
1
3
6
2
人
5
人
9
人
91
68
74
101
49
30
5
72.5
63.2
70.3
79.2
73.5
70.0
60.0
8.8
10.3
8.1
2.0
8.2
6.7
-
2.2
4.4
8.1
3.0
10.2
3.3
20.0
1.1
1.5
-
1
0
人
以
上
(単位:%)
わ
無
か
回
ら
答
な
い
2.2
7.4
8.1
1.0
6.1
-
1.1
2.9
3.3
-
12.1
10.3
5.4
14.9
2.0
16.7
20.0
上記の結果から,同年代ぐらいの友人の数は,雇用者や専業主婦・無職等では「10人以
上」の割合が学生の約半分程度に低下しているのに対し,3歳以上を離れた友人がいる割合
は,雇用者や専業主婦・無職等の方が高くなり,学校卒業を境に同世代の交友関係が希薄に
なる一方で異年齢間の交流が増すという傾向がうかがえる。
また,学生は学校での友人,雇用者は職場での友人のいる割合が高いのに比べ,いずれも
近所に住む友人がいる割合は低い。それぞれの友人関係が,学校や職場など限定された環境
の中で構築されている様子がうかがえる。
- 9 -
(2)休日の過ごし方
ア
問6
普段の休日の過ごし方
あなたの休日の過ごし方についておうかがいします。
(1) 普段の休日をどのように過ごしていますか。(○は主なもの3つまで)
【図 2-2
普段の休日の過ごし方】
(n=427)
0
10
20
30
40
40.3
テレビやDVD,雑誌や漫画を見て,のんびり過ごす
友人と一緒に過ごす
31.9
家族と一緒に過ごす
29.7
商店街をぶらついたり,ショッピングを楽しむ
25.1
22.5
特に何もせず,ぶらぶらしたり,寝転がったりする
恋人と一緒に過ごす
15.7
TVゲーム・PCゲーム・携帯ゲームをする
15.2
クラブ活動・サークル活動をする
14.3
インターネットやメールをする
13.8
音楽を聴いたり,読書をしたりする
13.1
アルバイトをする
10.8
スポーツ(又はトレーニング)をする
9.8
家事や家の仕事の手伝いをする
9.8
7.7
楽器演奏や手芸,工作,料理など,趣味を楽しむ
スポーツ,映画,演劇などを見に行く
5.9
ハイキングやドライブ,小旅行などをする
5.6
趣味の習いごとや,資格などをとるための講習を受ける
4.9
ゲームセンター・カラオケ・パチンコなどに行く
ボランティア活動や地域の活動に参加する
50
(3LA%)
4.0
0.5
6.1
その他
特にない 0.0
無回答
1.2
「テレビやDVD,雑誌や漫画を見て,のんびり過ごす」が40.3%で最も多く,消極的休
養をとる青少年が多いことがうかがえる。次いで「友人と一緒に過ごす」(31.9%),「家族
と一緒に過ごす」が(29.7%)となっている。(図2-2)
- 10 -
性別でみると,男女とも「テレビやDVD,雑誌や漫画を見て,のんびり過ごす」が最も
多い(男性42.7%,女性39.1%)。次いで,男性は「友人と一緒に過ごす」(28.7%),「TV
ゲーム・PCゲーム・携帯ゲームをする」(28.1%)が続く。女性は「友人と一緒に過ご
す」と「家族と一緒に過ごす」が共に34.4%で,男性に比べて高くなっている。
また,「商店街をぶらついたり,ショッピングを楽しむ」は,男性が14.6%に対し,女性
が32.0%で17.4ポイントの差が生じている。一方,「TVゲーム・PCゲーム・携帯ゲーム
をする」は,男性が28.1%に対し,女性が6.7%で21.4ポイントの差が生じている。
男性に比べ女性の方が活動に積極的であり,他者や外部とつながろうとする傾向が強い。
(図2-2-1)
【図 2-2-1
性別
普段の休日の過ごし方】
0
10
20
30
40
42.7
39.1
テレビやDVD,雑誌や漫画を見て,のんびり過ごす
28.7
友人と一緒に過ごす
34.4
22.8
家族と一緒に過ごす
34.4
14.6
商店街をぶらついたり,ショッピングを楽しむ
32.0
21.6
22.9
特に何もせず,ぶらぶらしたり,寝転がったりする
9.4
恋人と一緒に過ごす
20.2
28.1
TVゲーム・PCゲーム・携帯ゲームをする
6.7
21.1
クラブ活動・サークル活動をする
9.5
13.5
14.2
インターネットやメールをする
12.9
13.0
音楽を聴いたり,読書をしたりする
9.4
11.9
アルバイトをする
15.2
スポーツ(又はトレーニング)をする
6.3
4.1
家事や家の仕事の手伝いをする
13.4
6.4
8.7
楽器演奏や手芸,工作,料理など,趣味を楽しむ
6.4
5.5
スポーツ,映画,演劇などを見に行く
7.6
ハイキングやドライブ,小旅行などをする
4.3
3.5
5.9
趣味の習いごとや,資格などをとるための講習を受ける
ゲームセンター・カラオケ・パチンコなどに行く
ボランティア活動や地域の活動に参加する
5.8
2.8
0.0
0.8
5.3
6.7
その他
特にない
無回答
0.0
0.0
1.2
0.8
男性(n=171)
- 11 -
女性(n=253)
50
(3LA%)
就学・就労形態別に上位5項目をみると,中学生,高校生は順位が前後しているが,「友
人と一緒に過ごす」(中学生40.7%,高校生33.8%)と「テレビやDVD,雑誌や漫画を見
て,のんびり過ごす」(中学生38.5%,高校生42.6%)が上位となっている。
高校生は,「特に何もせず,ぶらぶらしたり,寝転がったりする」の割合が高く,第3位
となっている。また,他の形態では「家族と一緒に過ごす」が上位5項目に入っているが,
高校生のみ入っておらず,家族と過ごすことの優先順位が低いことがうかがえる。
中学生や高校生にとって,テレビやDVD,ゲームなどのメディアは,休日を過ごすうえ
でのツールのひとつである。特に,中学生と異なり高校生では友人に比べ重要なツールと
なっている。
大学生等は「アルバイトをする」が41.9%,正規雇用者等は「商店街をぶらついたり,
ショッピングを楽しむ」が45.5%で最も多く,次いで,共に「テレビやDVD,雑誌や漫画
を見て,のんびり過ごす」となっている。
非正規雇用者は「テレビやDVD,雑誌や漫画を見て,のんびり過ごす」が44.9%で最も
多く,次いで「友人と一緒に過ごす」が42.9%となっている。
専業主婦・無職等は「家族と一緒に過ごす」が73.3%で最も多く,他の形態に比べても高
い。(表2-2-2)
【表 2-2-2
中学生
(n=91)
高校生
(n=68)
大学生等
(n=74)
正規雇用者等
(n=101)
就学・就労形態別
第1位
友人と過ごす
(単位:3LA%)
第4位
第5位
クラブ・サーク TV・PC・携帯ゲーム
ル活動
29.7
25.3
クラブ・サーク TV・PC・携帯ゲーム
ル活動
インターネットやメール
アルバイト
33.8
29.4
25.0
19.1
テレビ,DV
恋人と過ごす
ぶらぶらする・ 友人と過ごす
D,雑誌等
寝転がる
家族と過ごす
36.5
25.7
20.3
18.9
テレビ,DV
友人と過ごす
家族と過ごす
恋人と過ごす
D,雑誌等
42.6
31.7
30.7
25.7
ショッピング
恋人と過ごす
友人と過ごす
家族と過ごす
42.9
32.7
30.6
ぶらぶらする・寝転がる
テレビ,DVD,雑誌等
家事
ショッピング
友人と過ごす
40.0
33.3
13.3
第2位
第3位
テレビ,DV
家族と過ごす
D,雑誌等
40.7
38.5
33.0
テレビ,DV
友人と過ごす
ぶらぶらする・
D,雑誌等
寝転がる
42.6
アルバイト
41.9
ショッピング
45.5
テレビ,DV
D,雑誌等
44.9
専業主婦・無職 家族と過ごす
等
(n=30)
73.3
非正規雇用者
(n=49)
普段の休日の過ごし方(上位5項目)
】
- 12 -
<前回調査との比較>
(単位:3LA%)
今 回(n=427)
テレビやDVD,雑誌や漫画を見て,のん
びり過ごす
友人と一緒に過ごす
家族と一緒に過ごす
商店街をぶらついたり,ショッピングを楽
しむ
特に何もせず,ぶらぶらしたり,寝転がっ
たりする
恋人と一緒に過ごす
TVゲーム・PCゲーム・携帯ゲームをす
る
クラブ活動・サークル活動をする
インターネットやメールをする
音楽を聴いたり,読書をしたりする
アルバイトをする
スポーツ(又はトレーニング)をする
家事や家の仕事の手伝いをする
楽器演奏や手芸,工作,料理など,趣味を
楽しむ
スポーツ,映画,演劇などを見に行く
ハイキングやドライブ,小旅行などをする
趣味の習いごとや,資格などをとるための
講習を受ける
ゲームセンター・カラオケ・パチンコなど
に行く
ボランティア活動や地域の活動に参加する
その他
特にない
無回答
前 回(n=644)
テレビを見る
40.3 ビデオ・DVDを見る
週刊誌・雑誌・漫画を読む
31.9 友人とおしゃべりをする
29.7
27.6
14.4
8.2
26.9
25.1 ショッピングをする
20.0
22.5
15.7
15.2 TVゲーム・PCゲームをする
30.7
14.3 クラブ活動・サークル活動をする
13.8 インターネットやメールをする
音楽を聴く
13.1
本を読む(読書)
10.8 アルバイトをする
9.8 スポーツ(又はトレーニング)をする
9.8 家事や家の仕事の手伝いをする
24.4
28.9
18.8
7.6
19.3
21.7
7.6
7.7 楽器の演奏をする
10.2
5.9 映画やスポーツを見に行く
5.6
習い事をする(英会話・料理教室等)
4.9 資格などをとるための講習を受けたり勉強
をする
6.2
4.0 ゲームセンター・カラオケなどに行く
8.1
0.5
6.1 その他
- 特にない
1.2 無回答
9.6
1.1
0.3
7.1
4.3
前回調査と選択肢が異なるので単純に比較できない部分もあるが,前回同様,主に自
宅で休日を過ごす人が多い。
- 13 -
イ
今後希望する休日の過ごし方
問6
あなたの休日の過ごし方についておうかがいします。
(2) 今後は,どのように過ごしたいと思いますか。(○は主なもの3つまで)
【図 2-3
今後希望する休日の過ごし方】
0
(n=427)
10
20
30
40
(3LA%)
友人と一緒に過ごす
22.7
スポーツ(又はトレーニング)をする
20.6
ハイキングやドライブ,小旅行などをする
20.1
趣味の習いごとや,資格などをとるための講習を受ける
20.1
18.0
家族と一緒に過ごす
恋人と一緒に過ごす
16.9
商店街をぶらついたり,ショッピングを楽しむ
16.9
楽器演奏や手芸,工作,料理など,趣味を楽しむ
16.6
スポーツ,映画,演劇などを見に行く
14.8
テレビやDVD,雑誌や漫画を見て,のんびり過ごす
14.3
アルバイトをする
13.8
11.0
音楽を聴いたり,読書をしたりする
家事や家の仕事の手伝いをする
9.8
クラブ活動・サークル活動をする
9.4
特に何もせず,ぶらぶらしたり,寝転がったりする
8.4
TVゲーム・PCゲーム・携帯ゲームをする
インターネットやメールをする
ボランティア活動や地域の活動に参加する
ゲームセンター・カラオケ・パチンコなどに行く
その他
特にない
無回答
5.4
3.7
3.0
2.3
4.0
2.1
5.6
「友人と一緒に過ごす」が22.7%で最も多く,次いで「スポーツ(又はトレーニング)を
する」(20.6%),「ハイキングやドライブ,小旅行などをする」と「趣味の習いごとや,資
格などをとるための講習を受ける」(共に20.1%)となっており,「普段の過ごし方」と比較
すると,積極的休養の希望が多いことがうかがえる。(図2-3)
- 14 -
性別でみると,男性は「スポーツ(又はトレーニング)をする」が24.6%で最も多く,次
いで「趣味の習いごとや,資格などをとるための講習を受ける」(22.2%),「友人と一緒に
過ごす」(21.6%),「ハイキングやドライブ,小旅行などをする」(21.1%)となっている。
一方,女性は「友人と一緒に過ごす」が23.7%で最も多く,次いで「楽器演奏や手芸,工
作,料理など,趣味を楽しむ」(21.3%),「商店街をぶらついたり,ショッピングを楽しむ」
(20.2%)となっている。
女性は,普段の過ごし方と同様,積極的な活動に対する希望が上位で,実態と希望にあま
り違いがみられない。これに対し男性は,普段の消極的な活動状況から転じて,積極的な活
動が上位を占め,実態と希望の乖離が大きい。(図2-3-1)
【図 2-3-1
性別
今後希望する休日の過ごし方】
0
10
20
30
21.6
23.7
友人と一緒に過ごす
24.6
スポーツ(又はトレーニング)をする
18.2
21.1
19.8
ハイキングやドライブ,小旅行などをする
22.2
趣味の習いごとや,資格などをとるための講習を受ける
19.0
15.2
家族と一緒に過ごす
恋人と一緒に過ごす
11.7
商店街をぶらついたり,ショッピングを楽しむ
20.2
9.9
楽器演奏や手芸,工作,料理など,趣味を楽しむ
21.3
11.7
スポーツ,映画,演劇などを見に行く
11.1
テレビやDVD,雑誌や漫画を見て,のんびり過ごす
16.6
16.6
14.6
13.4
アルバイトをする
10.5
11.1
音楽を聴いたり,読書をしたりする
4.7
家事や家の仕事の手伝いをする
13.4
12.9
クラブ活動・サークル活動をする
6.7
7.0
特に何もせず,ぶらぶらしたり,寝転がったりする
9.5
8.8
TVゲーム・PCゲーム・携帯ゲームをする
3.2
インターネットやメールをする
2.8
ボランティア活動や地域の活動に参加する
1.6
ゲームセンター・カラオケ・パチンコなどに行く
1.6
5.3
5.3
3.5
2.9
4.7
その他
特にない
19.8
15.8
17.4
2.9
1.6
無回答
5.3
5.5
男性(n=171)
- 15 -
女性(n=253)
(3LA%)
就学・就労形態別に上位5項目をみると,中学生,高校生は「友人と一緒に過ごす」がい
ずれも3割前後で最も多く,他の活動より,友人との交流を重視していることがうかがえる。
次いで,中学生は「クラブ活動・サークル活動をする」(19.8%),高校生は「アルバイトを
する」(23.5%)が多い。
大学生等と非正規雇用者は「趣味の習いごとや,資格などをとるための講習を受ける」が
それぞれ3割以上で最も多く,今後の進路や生活を考慮し,自己啓発欲求が高いことがうか
がえる。
専業主婦・無職等は,実態同様,「家族と一緒に過ごす」が第1位であるが,それ以下の
項目をみると,実態とは異なり,比較的積極的な活動が続いており,実態と希望の乖離がみ
られる。(表2-3-2)
【表 2-3-2
中学生
(n=91)
高校生
(n=68)
大学生等
(n=74)
就学・就労形態別
今後希望する休日の過ごし方(上位5項目)】
第1位
友人と過ごす
第2位
第3位
第4位
クラブ・サークル テレビ,DVD,雑誌等
活動
家族と過ごす
スポーツ(又はトレーニング)
アルバイト
31.9
19.8
テレビ,DVD,雑誌等
友人と過ごす
アルバイト
スポーツ(又はトレーニング)
29.4
23.5
ハイキングやドライブ,小旅行等
趣味の習いごと
や,資格などをと
るための講習
アルバイト
正規雇用者等
(n=101)
31.1
27.0
ハイキングやドラ スポーツ(又はトレーニング)
イブ,小旅行等
ショッピング
非正規雇用者
(n=49)
29.7
23.8
スポーツ(又はトレーニング)
趣味の習いごと
や,資格などをと 楽器演奏や手芸,工作,料理等
るための講習
34.7
24.5
専業主婦・無職 家族と過ごす
ハイキングやドラ ショッピング
等
イブ,小旅行等
(n=30)
53.3
43.3
26.7
- 16 -
(単位:3LA%)
第5位
17.6
恋人と過ごす
クラブ・サークル
活動
22.1
16.2
恋人と過ごす
友人と過ごす
楽器演奏や手芸,
工作,料理等
スポーツ(又はト
レーニング)
21.6
18.9
趣味の習いごと
家族と過ごす
や,資格などをと
恋人と過ごす
るための講習
22.8
21.8
ハイキングやドラ 友人と過ごす
イブ,小旅行等
恋人と過ごす
ショッピング
20.4
18.4
スポーツ,映画, 恋人と過ごす
演劇等
23.3
16.7
(3)新しい知識や情報の入手方法
問7
あなたは,新しい知識や情報をどこから入手していますか。
(○は主なもの3つまで)
【図 2-4
新しい知識や情報の入手方法】
0
20
40
60
80
100
(3LA%)
77.5
74.3
79.4
テレビ・ラジオ
65.3
67.3
63.6
インターネット(パソコン・携帯電話など)
55.5
50.3
59.3
友人や家族との会話
23.9
19.9
26.9
雑誌・漫画
23.0
21.6
23.7
新聞
16.2
24.0
本(読書・書籍)
10.7
フリーペーパー
2.1
1.2
2.8
その他
1.6
1.8
1.6
特にない
0.5
0.0
0.8
無回答
0.7
0.6
0.8
全体(n=427)
男性(n=171)
女性(n=253)
「テレビ・ラジオ」が77.5%で最も多く,次いで「インターネット(パソコン・携帯電話
など)」(65.3%),「友人や家族との会話」(55.5%)となっている。(図2-4)
性別でみると,男女とも「テレビ・ラジオ」が最も多い(男性74.3%,女性79.4%)。次
いで,男女とも「インターネット(パソコン・携帯電話など)」(男性67.3%,女性63.6%)
となっている。「友人や家族との会話」は,男性が50.3%に対し,女性が59.3%と9ポイン
トの差,「本(読書・書籍)」は,男性が24.0%に対し,女性が10.7%と13.3ポイントの差が
生じている。(図2-4-1)
- 17 -
就学・就労形態別でみると,大学生等は「インターネット(パソコン・携帯電話など)」
が75.7%で最も多く,他の形態と比較すると「テレビ・ラジオ」が少ない。
「友人や家族との会話」は中学生,高校生で6割台で,他の形態と比較すると高くなって
いる。
中学生,高校生は口コミ,大学生等はインターネット,雇用者や専業主婦・無職等はマス
コミなど,世代や社会的立場などによって情報入手媒体の傾向に違いがみられる。(図2-42)
【図 2-4-2
就学・就労形態別
新しい知識や情報の入手方法(上位3項目)
】
インターネット
(パソコン・携帯
電話など)
テレビ・ラジオ
0
20
40
60
80
100
0
20
40
60
80
友人や家族との
会話
100
0
20
40
60
80
100
(3LA%)
中学生(n=91)
78.0
高校生(n=68)
75.0
大学生等(n=74)
正規雇用者等(n=101)
68.1
66.2
64.9
75.7
85.1
非正規雇用者(n=49)
79.6
専業主婦・無職等
(n=30)
76.7
その他(n=5)
46.2
- 18 -
52.7
72.3
47.5
73.5
44.9
66.7
100.0
63.2
60.0
46.7
60.0
<前回調査との比較>
0
20
40
60
80
77.5
84.9
テレビ・ラジオ
16.2
本(読書・書籍)
16.1
23.9
雑誌・漫画
フリーペーパー
38.5
2.1
23.0
新聞
32.9
65.3
インターネット
(パソコン・携帯電話など)
52.8
55.5
友人や家族との会話
電話・携帯電話
ビデオ・DVD
映画
14.9
3.0
2.3
口コミ・伝聞
その他
100
(3LA%)
32.6
1.6
特にない
0.5
0.6
無回答
0.7
0.6
今回(n=427)
前回(n=644)
前回調査と選択肢が異なるので単純に比較できない部分もあるが,「テレビ・ラジオ」
は前回調査より7.4ポイント低下し,「雑誌・漫画」「新聞」も低下している。
一方,「インターネット(パソコン・携帯電話など)」は,前回調査から12.5ポイント
上昇しており,インターネットの普及の影響が見られる。
- 19 -
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