「農福連携国際セミナー 子供たちが動物たちから学ぶこと」を 開催

「農福連携国際セミナー
開催
子供たちが動物たちから学ぶこと」を
自然・動物の持つ癒し効果について、福祉、教育及び農業分野の面から、
これらのかかわりに着目し、自然・動物の果たす役割について考える「農福
連携国際セミナー
子供たちが動物から学ぶこと」を仙台市、東北農政局及
び宮城学院女子大学発達科学研究所の共催により、平成２６年７月１３日
（日）に仙台合同庁舎において開催しました。
学生、農業者、福祉法人、行政機関等を合わせて約１６０名の参加があり
ました。
今回のセミナーは、基調講演にグリーンチムニーズ
研究所
サム＆マイラ・ロス
教育プログラム部長の木下美也子氏から「アメリカにおける子供た
ちと動物の関わり」として、アメリカの児童養護施設『グリーンチムニーズ』
での動物が子供に与える効果や具体的な実践
プログラムなどの取組等について、紹介して
いただきました。
パネルディスカッションでは、コーディ
ネーターを帝京科学大学
横山章光准教授が
務め、４人のパネリストによる取組の発表や
意見交換を行いました。
（木下氏による基調講演）
横山章光准教授から、始めにプログラム順序の変更や当日の進め方につい
て説明があり、コーディネーターとしてパネルディスカッションを進行する
傍ら、会場からの質問や回答をライブでパソコン入力し、スクリーンへ投影
する手法を用いて、ポイントを分かりやすく示
していただきました。
（横山氏による進行の説明）
また、パネリストの東北農政局経営・事業支援部長から「農福連携の取組」
について、宮城学院女子大学 足立智昭教授から「心的外傷と発達障がい児童
と動物」について、蔵王酪農センター 笠原新一マネージャーから「ビジネス
としての動物介在活動の可能性」について、東北大学大学院･仙台市動物愛護
協議会 佐藤衆介教授（会長）から「動物介在活動と動物福祉」についてなど、
それぞれ各分野の４名から御紹介をいただきました。
（山口部長による取組紹介）
（足立氏による取組紹介）
（笠原氏による取組紹介）
（佐藤氏による取組紹介）
その後、講師、パネリスト及びセミナー参加者と、動物が人間に与える癒
し効果や動物の健康も大切にする必要があることなど、活発な意見交換が行
われました。
（会場の様子）