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10月19日開催 津市環境審議会委員委嘱式及び第1回環境審議会
審 議 会 等 の 会 議 結 果 1 会議の名称 2 開催日時 3 開催場所 津市環境審議会委員委嘱式及び第 1 回環境審議会 平成 27 年 10 月 19 日 (月曜日) 午後2時から午後3時 45 分 津リージョンプラザ2階 健康教室 (津市西丸之内 23 番1号) (津市環境審議会委員) 加藤忠哉会長 北村早都子副会長 青山泰樹委員 明石典男委員 赤野利彦委員 出馬昇委員 岡田惠子委員 筧晴委員 井ノ口こ乙委員 大原興太郎委員 片岡眞郁委員 須山美智子委員 中川幹夫委員 畑井育男委員 藤田千佐委員 前田洋明委員 丸橋守委員 (事務局) 4 出席した者の氏名 前葉市長 栗本環境部長 吉田環境部次長 下里環境政策担当参事(兼)環境政策課長 小畑環境保全担当参事(兼)環境保全課長 藤牧環境事業担当参事(兼)環境事業課長 兼平環境施設担当参事(兼)環境施設課長 織田環境政策課調整・企画管理担当主幹 吉川環境政策課資源循環推進担当主幹 長井環境事業課調整・管理担当主幹 鈴木環境政策課主査 臼井環境政策課主事 5 内容 1 津市環境審議会委員委嘱式 2 市長あいさつ 3 会長及び副会長の選出について 4 審議会の運営について 5 環境審議会について 6 ごみの分別について 7 その他 6 会議の公開・非公開 公開 7 傍聴者の数 0人 環境政策課企画管理担当 8 担当 電話番号 : 059-229-3139 E - m a i l : [email protected] 議事の内容 下記のとおり 環境政策課 お待たせいたしました。 調整・企画管理担 ただ今から、津市環境審議会委員委嘱式及び第1回津市環境審議会を 当主幹 開催させていただきます。 委員の皆さまには、大変お忙しい中、御出席を賜り、誠にありがとう ございます。 本日、審議会の会長が選出されるまでの間、委嘱式及び会議の進行を 務めさせていただきます、環境政策課の織田でございます。どうぞよろ しくお願い申し上げます。 それでは、津市環境審議会委員委嘱式を執り行いたいと存じます。委 員として 19 名の皆さまに御就任をお願いしています。 これより、市長から皆さま方に委嘱状を交付させていただきます。 委員の皆さま方におかれましては、市長が皆様の席に参りますので、 お名前を私が申し上げましたら、御起立いただきたいと存じます。お名 前を申し上げる順番は、本日の席順に従い、50 音順とさせていただき ます。お受け取りいただきましたら、御着席ください。 それでは、市長から委嘱状を交付させていただきます。 〔市長より委嘱状交付〕 委員の皆様方、何とぞよろしくお願い申し上げます。 なお、本日、前田 太佳夫様、三村 起一様におかれましては、所用 のため、御欠席との報告をいただいています。 これをもちまして津市環境審議会委員委嘱式を終わらせていただき ます。続きまして、市長より御挨拶を申し上げます。 前葉市長 皆さんこんにちは。本日は津市環境審議会委員委嘱式を開催させてい ただきましたところ、大変お忙しい中、御時間をいただき、ありがとう ございます。この度、また二年間の任期でお願いするわけでございます けれども、3名の方を新しくお迎えしたということで、皆さまにおかれ まして、それぞれ御専門の立場、あるいは公募で応募していただいた 方々、そして、環境対策の様々な側面で取組をすすめていらっしゃる皆 さま方が、このように 19 名お集まりいただきました。環境基本法及び 津市環境基本条例に基づく非常に重い審議会でございますので、皆さま 方の忌憚のない御意見を、津市環境政策にお寄せいただきますよう、よ - 1 - ろしくお願い申し上げます。 これから2年間という任期は、非常に津市にとって大きなエポックに なることがいくつか出てくる時期でございます。 まず一つは、来年の4月に、懸案でございました新最終処分場、併せ てリサイクルセンターがオープンする、そういう時期となりました。白 銀処分場を閉鎖するというのは、予定どおり行わなければならない課題 であったわけでございますが、これをもとより津安芸と久居一志と全体 で考えていこうというのは、合併前からのそういう流れだったわけでご ざいますが、たまたま 10 の市町村の合併によりまして、津市として美 杉に最終処分場、これは最新鋭のですね、水を一滴たりとも外へ漏らさ ない最終処分場を造ることができ、そして新しい最新の設備を整えたリ サイクルセンターを片田田中町にオープンさせることができる、非常に 未来に向かってしっかりと環境管理をしていこうという大きな施設と なるわけでございます。良いインフラがいくらできても、それをしっか りと運営していかなければ、魂が入ったことにはなりませんので、この 平成 28 年4月以降、しっかりと運営していくと、これが大きな課題で あるわけでございます。 二番目に再生可能エネルギーについて、大きな流れが生まれておりま す。一つはバイオマス産業都市に津市がなりましたのが、昨年の3月で ございました。JFEエンジニアリング株式会社様が木質バイオマス発 電所を建設中でございまして、来年の7月には稼働する予定でございま す。いろいろ聞くところによりますと、チップを本当はもっともっとた くさん燃やしたい、リニューアブルエナジーであるわけでございます が、なかなか国産のチップの入手はそう容易ではないということなどか ら、一部ヤシ殻を輸入して燃やしたり、というようなことも考えていた だいているわけでございますが、いずれも生物由来資源であり、再生で きるものでございますので、非常に未来に向けて大きな流れ、動きにな ってくるのかなと。 併せまして、風力発電を 51 基稼働させる、これは青山高原ウィンド ウファーム様の取組でございますが、そういうことも、来年度に具体的 に 40 基が増設される予定でございます。津市は8基でありますが、伊 賀・滋賀は 32 基であります。いずれにせよ、津の街から見上げますと、 美里あるいは青山高原にかけて、ずっと風力発電の風車が並ぶという、 ある種ヨーロッパの風景の様なところができてくるわけでございます。 風力発電、さらには太陽光といったところまで含めまして、それから安 濃ダムの小水力発電、これは三重県の事業で進めていただいております - 2 - ので、非常に大きな再生可能エネルギーが充実してくる流れとなってお ります。平成 29 年度末には津市の家庭用電力の積算をしますと、計算 上は 12 万2千世帯分の家庭用電力を全て再生可能エネルギーで賄える と、そういう都市となりますので、これは全国的にもあまり例のない都 市ということで、私ども再生可能エネルギーの普及促進について、さら に力を尽くしてまいりたいと思っております。 それから三番目に。今日事務方から説明すると思いますが、家庭用ご みについてちょうど見直しの年を、今年迎えております。家庭用のごみ については市民の皆さまからいろいろな御意見がある中で、できる限り 市民生活において、取り組みやすいような観点で、家庭用ごみの収集に ついて、もちろんコストの相談もありますが、体制の見直しを進めてき ておるわけでございます。そんな中で来年度からスタートする家庭用ご みの体制について申し上げるわけでありますが、実は、2年前に話した かどうかちょっと覚えていないのですが、例えばペットボトル一つとっ てみても、ペットボトルは今、月1回です。庭の広い、皆さまのお住ま いのような、大きなお家だと問題ないのですが、アパートに住んでおる、 例えば新聞記者さんとかそういう人たちが一人暮らしをしていて、ペッ トボトルがたくさん溜まると、たまたま1ヶ月に1回の収集日が宿直だ った場合に、2ヶ月分溜まったら、市長、どんなふうになるか分かると いうような話しがありまして、そうだろうなと思って、3年ほど前に一 度、事務方に話を下ろしました。事務方から上がってきた答えが、量り ましたと、そしたら月に2回分の収集量はありません。何を計ったのか 聞いたら、重さを計りました、と。違いますよね。重さは多分アパート でも大丈夫だと思うんですよ。かさが大変なんですね。ことほどさよう にですね、ごみの問題というのは集める側、もちろんコストもあります。 もっと言うと収集の体制、ごみの収集車の数の問題もあります。そうい う側からだけでごみ政策をやると、間違えるんですね。市民の側から見 てどうかということを考えていかなければならない。 一方で、今、三重県で有料ごみ袋制になっている市町は 29 のうち 21、 22 ぐらいです。全く無料のごみ袋というかたちで、ごみの収集に手数 料を取っていないところは本当に少数派なんですね。しかし、これは津 市としてはできる限り、ごみは皆さまが出すものでありますから、税金 でカバーできるようにやっていきたいという考え方、粗大ごみについて もそうです。粗大ごみ有料化ということは基本的に私は行いたくないと いう考え方で進めていくんですが、いずれも市民目線で考えていかなけ ればいけない問題でございますので、職員も私が大分言っているので分 - 3 - かってきてると思いますが、それでもやっぱり市民感覚、市民目線とい うのが欠けておる。ついつい、ごみ政策を実行する側にずっと長くおり ますと、そういうふうになってしまう傾向がありますので、ぜひそれは 審議会の皆さんから、普通の生活者から普通の感覚からあるいはタック スペイヤーとしての感覚でおっしゃっていただくことによって、より良 いごみ政策、ごみ行政ができるというふうに思っておりますので、特に 一般廃棄物を中心に、皆さんに忌憚のない御意見をいただければという ふうに存じております。 以上、三つを申し上げましたが、その上で、になるわけでございます が、津市環境基本計画をこの前の任期の時に、中間見直しの議論をして いただきました。その上で、津市環境基本計画は平成 29 年度いっぱい までを計画期間といたしておりますので、平成 30 年からですね、新し い環境基本計画をスタートさせる、そういう流れとなっております。今、 委嘱状をお渡した任期は、平成 29 年 10 月までということで、次期環境 基本計画の中身の議論は、今の皆さまの任期の中で、ほぼ仕上がるよう な、スケジュールのイメージで進めてまいりたい、というふうに思って おりますので、そういう意味でも次の 10 年間に向けて、大切な時期と なっております。ぜひ、環境審議会の皆さまにはどうぞ重ねて申し上げ ますが、御遠慮なく御発言いただきまして、こんなこと聞いたらあるい は、言うたらあかんのやないかと、そういうようなためらいは全く不要 でございますので、実務的な議論をしていただくようお願い申し上げま して、委嘱にあたってのお願いの挨拶とさせていただきます。 よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。 環境政策課 調整・企画管理担 ありがとうございました。なお、市長は、ここで退席をさせていただ きます。 当主幹 〔市長退席〕 それでは、これより第1回津市環境審議会に移りたいと思います。 ここで会議の成立について、御報告申し上げます。 津市環境基本条例第 20 条第2項におきまして「審議会は、委員の半 数以上が出席しなければ、会議を開くことができない。」と定められて います。 本日、19 名の委員のうち、17 名の方に御出席いただいていますので、 会議が成立していることを御報告いたします。 - 4 - 続きまして、本日御出席をいただきました皆さまの自己紹介を、簡単 にお願いしたいと思っております。 青山委員からよろしくお願い申し上げます。 青山泰樹委員 津市文化財保護審議会委員ということで委嘱をいただきました青山 でございます。よろしくお願いいたします。自己紹介と申し上げるほど のことは申し上げられませんが、文化財保護審議会委員会、特に、文書 といいますと堅くなりますが、古い本を主に中心にさせていただいてお ります。そういう意味でこちらの審議会委員ということで、私個人と環 境ということではなかなかすぐにぴたっということは、最初はなかった のですが、ただ、インターネットなどを見ていますと、最近は外国の方 がたくさんみえて、その中で、一番書き込みで話題になるのが日本人の 親切さ、いわゆるおもてなし。もう一つは街の美しさ、ごみが落ちてい ないこと。このことは非常に大事だと思います。そういう美しい街づく りを今までの行政はもちろん、市民の方の意識と学校教育においても進 めてきて、評価をいただいている。これから先ずっと、より美しい街を 保っていかなくてはいけないということを思います。非常に過分のほめ 言葉もありまして、「ごみ一つも見たことない」と。私はそんなことは ないだろうと時々思うのですが、それに値するような街づくりをしてい かなければならないなと思っています。 文化財保護の観点から環境基本計画の個別の施策を見せていただき ますと、特に歴史的、文化的、環境の保全、史跡伝統文化の保存・継承 ということで、国や県や市の指定文化財、あるいは市所管の古墳だとか 城跡などの草刈、適切な環境保全ということが書かれていますが、一つ だけ申し上げますと、市所管の、あるいは国、県指定の文化財というこ とに限られると範囲が非常に狭くなるわけですね。津市環境基本計画に は、一度失われた環境を取り戻すことは困難であるとありますが、自然 環境だけじゃなく、歴史的な文化遺産・環境も、失われると非常に取り 戻すことが困難です。一例を申し上げますと、今年の3月に、津駅の南、 近鉄線路沿いによく見えたわけですが、江戸の末期に斎藤拙堂という全 国に知られた漢学者がいまして、山荘がある場所を通過すると、いつも 窓の外に「拙堂先生山荘遺址」という大きな碑が見えました。ところが、 これが草に覆われてしまっていた。今年の3月に新聞に出て初めて知っ たのですが、その歴史的な碑が草に覆われて見えないという理由で、三 重大学に移設されてしまいました。ここが山荘の跡ですよという歴史的 意義ある碑を、関係のない場所に移設した大学の不見識が、最大の問題 - 5 - だと私は思っていますが、そこが草に覆われていても行政の手が届かな かったということも問題です。そういう意味で、新しく策定する津市環 境基本計画の中では、歴史的文化遺産に関しても、市所管とかそういう 限定されて動きがとれない形じゃなくして、もっと広く、文化遺産と環 境というものを守っていける、そういう方策を考えていく、考えていた だく必要があるんじゃないかということを今市長のお話を伺って感じ ておりました。少し長くなって申しわけございませんが、自己紹介にか えさせていただきます。失礼しました。 明石典男委員 三重県環境生活部の総務課長をしております、明石と申します。県の 環境基本計画について、うちのほうで取りまとめをさせていただいてお ります。よろしくお願いいたします。 赤野利彦委員 中勢管内には広大な山林がございます。山林というか山の関係の中 で、中勢森林組合の代表理事組合長を仰せつかっております。今年から なんですけども、委員として選任されましたので、どうかよろしくお願 いします。赤野と申します。 出馬昇委員 三重県獣師会の出馬です。狂犬病の予防注射であったり、猿、鹿など の獣害の問題、外来生物の問題なんかも携わっておりますのでよろしく お願いします。 井ノ口こ乙委員 津商工会議所の女性会から選任を受けまして、お邪魔させていただい ております、井ノ口と申します。よろしくお願いいたします。たまたま なんですけど、私ども商売をさせていただいておりまして、産業廃棄物、 それから一般廃棄物の関係をさせていただいております。それから私の 仕事であるペット関係の仕事もやらせていただいておりますので、そこ ら辺の関係からも環境のことで少しお手伝いをさせていただけたらと 思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。 大原興太郎委員 大原です。主には松阪市のベルファームの指定管理者の松阪協同ファ ームの代表取締役会長ということで、非常勤なんですけどもさせてもら っております。あと環境関係では三重県環境マネジメントシステムの中 に、M-EMS環境倶楽部というのができているのですが、そこの代表 幹事ということで、企業の環境活動にも携わっております。よろしくお 願いします。 - 6 - 岡田惠子委員 公募いたしました、名簿の上から7番目の岡田でございます。どうぞ よろしくお願いします。今、孫育てを手伝っておりまして、11 月で3 歳になる孫なんですけども、家の中に燃えるごみとプラごみのごみ箱が 置いてありますと、自分で捨てに行くようになりました。三つ子の魂百 までと言いますけど、小さいころからの教育って大事かなと。環境に対 する教育も大事かなと思って日々過ごしております。どうぞよろしくお 願いいたします。 筧晴委員 ちょっと変わった名前で、「筧 晴(かけひ はるる) 」と言います。 白山町に在しております。今、私は主に子どもたちを中心とした、自然 観察指導やそれから野外活動をしております。皆さま方御存じのよう に、私たちの地域では今、野生動物が闊歩しております。夕べも私の前 に7匹の鹿が出てきておりました。昔、子どもたちと野外観察するとき には、いろんな宝物探しをしようねってことで、うんちや羽、足跡を探 したりしたんですけど、もう今は目の前で見れるわけです。本当に、野 生動物との共生ってどんなことなんやろかと。神秘的なそういう部分の 中から、姿が見えないから想像する、そんな中でする、でも、今やもう 目の敵です。そこら辺で、どんなことをしていくのがこれからの子ども たちにとって大事なんだろうか、日々、毎日の中で考えております。そ んなことも考えながら、皆さんに今年も勉強させていただきたいなと思 っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。 片岡眞郁委員 JA三重中央農協の片岡でございます。冒頭にも市長から話がありま したように、私どもの管内ですね、今度は処分場がオープンすることに なりました。環境の厳しさというのはこれからもありますけども、どう かこちらのことよろしくお願いいたします。 加藤忠哉委員 加藤忠哉と申します。三重大学の名誉教授ということで工学部の高分 子とかプラスチックの専門をやっておりまして、もう退職してから 15 年ということですが、環境に関しては県の環境審議会、その他ずっと兼 務していまして、現在も三重県ですと桑名それから伊勢、亀山も兼務し ております。ちょっと今、野生動物の話が出たので申しますと、実は先 日までオーストラリアをずっと車で走っていまして、実は皆さんが一番 大事にされるコアラというのは、夜、とんでもなく交通事故に遭います。 それから、郊外は時速 100 キロで走りますから、普通のこの辺りの一般 道路を時速 100 キロで走っていることを想像しますと、カンガルーの死 - 7 - 骸と、昨日NHKでやっていましたウォンバットの死骸が累々と両側に あります。一応は、国も動物保護の最先端で、一番記憶にあると思うの は、こちらは大切だからということで、日本の捕鯨に真っ先に反対する 国でありますが、実は現状はそういうことで、大変私も残念に思って帰 ってきました。以上です。 北村早都子委員 北村早都子でございます。エコシティ津ネットワークの運営委員をし ておりますが、このエコシティ津ネットワークというのは、現在、津市 市民エコ活動センターにつきまして、これでオープンして7年になりま すが、そこの管理運営を引き受けさせていただいております。新施設が できると同時にリサイクルセンターの中に環境学習センターができま すので、今お引き受けしているところは、この3月いっぱいでクローズ になりますが、クローズするまで、最後までしっかりやりたいなと思っ ております。よろしくお願いします。 須山美智子委員 津市の津市婦人会の会長をさせていただいております、須山です。私 ども、毎月第 4 土曜にマックスバリューにおきまして、エコパックやい ろいろなものを、アルミ缶とか全部小分けするお手伝いをさせていただ いております。皆、自分たちも持ち寄ったりして分別には一生懸命にな っております。どうぞよろしくお願いします。 中川幹夫委員 津市自治会連合会の会長をさせてもらっております中川です。よろし くお願いしたいと思います。市内の自治会の組織率は 93 パーセントぐ らいです。自治会の数は 1100。それぞれのところで環境衛生をしてや っておるのですが、一番問題は、自治会に入ってない人への働きかけが できにくいということで、御迷惑をかけているかと思いますが、よろし くお願いいたします。 畑井育男委員 新雲出川物語推進委員会の畑井育男と申します。よろしくお願いいた します。私どもの委員会でございますけれども、設立して7年になりま すが、山川海ネットワークという副題がついておりまして、山の植樹か ら川、海の清掃、それから地引網体験等いろんな活動を流域で市民の皆 さんとともに実行しているボランティア組織でございます。よろしくお 願い申し上げます。 藤田千佐委員 藤田です。2年間、環境審議会に参加させていただきまして、大変勉 - 8 - 強させていただきました。それと、市の職員の方々の苦労と、たくさん の方々が関わって私たちの環境を支えて下さっているんだなというこ とを本当に痛感いたしました。頑張って審議をさせていただきたいと思 います。私ごとなんですけども、この7月に北村さんがされている、エ コシティ津の、着物リフォームの教室に参加させていただきました。と てもすばらしい活動で、日本の文化である着物とか、そういう着なくな ったものを、いかに再生させていくかということを、あぁこういう形で 活動されている方がいるんだなと。そういうことを、もっともっと広げ ていきたいと、そういうことも思っています。よろしくお願いします。 前田洋明委員 PTA連合会の前田です。よろしくお願いいたします。子どもはもう 成人しまして、手が離れてPTA連合会というのはOB会になるんです けども、うちの子どもは本当に地域の皆さまに育てていただいたという ことがすごくありましたので、またどちらかというと児童、生徒目線で 環境のことについて、いろんな思いとかを意見させていただきながら、 未来、環境ってすごくPM2.5とか本当に嫌なニュースを聞かない日 はないっていうような状況ですけども、せめて住みよい津市で、子ども たちに未来、明るい未来をということで、また一緒にやらせていただき ますので、よろしくお願いいたします。 丸橋守委員 津市工場協議会の中の、おぼろタオル株式会社の丸橋と申します。津 市工場協議会と言いますと、津市にある工場、約 10 社で構成されてお りましてクラボウさん、パナソニックさん、井村屋さん、カヤバ工業さ ん、日本板硝子さん、呉羽ゴムさん、それと弊社おぼろタオルと松阪鉄 工さん、というような、工場と言えるのということですが、三重交通商 事さんと中部電力さんという形で、各社の中から代表の方に集まってい ただいて、運営させていただいております。その中で今年、弊社おぼろ タオルが幹事会社ということになりまして、幹事会社の担当が今回、環 境審議会のメンバーになるということで、おぼろタオルの丸橋というの が、任命されて参加させていただくということです。工場ですので環境 問題と直接関係してくるということで、今後ともいろんなところで勉強 させていただきたいということを含め、皆さんよろしくお願いします。 環境政策課 皆さま、ありがとうございました。 調整・企画管理担 続きまして、事務局側の紹介をさせていただきます。 当主幹 - 9 - 〔市側出席者紹介〕 環境部長 栗本でございます。 環境部次長 吉田でございます。 環境政策担当参事(兼)環境政策課長 下里でございます。 環境事業担当参事(兼)環境事業課長 藤牧でございます。 環境施設担当参事(兼)環境施設課長 兼平でございます。 環境保全担当参事(兼)環境保全課長 小畑でございます。 どうぞよろしくお願い申し上げます。 続きまして、会議資料の確認をお願いいたします。 「津市環境審議会委員委嘱式及び第1回津市環境審議会事項書」資料を めくっていただきまして 資料1といたしまして「津市環境審議会委員名簿」 資料2といたしまして「津市環境基本条例」 資料3といたしまして「津市環境審議会の運営について」 資料4(A4横版)ですが「環境関連計画の位置付け」 資料5といたしましてA3サイズの「津市環境基本計画の概要」 資料6といたしまして「ごみの分別方法及び収集体制の一部変更につ いて」 最後に資料7といたしまして「分別品目及び収集回数」 でございます。 なお、今回、新たに御就任いただきました委員の方には、「津市環境 基本計画」の冊子をお配りさせていただいておりますので、御確認をお 願いいたします。 それでは事項の3、会長及び副会長の選出をお願いしたいと思いま す。 資料2にあります「津市環境基本条例」第 19 条では、 「審議会に会長 及び副会長1人を置き、委員の互選により定める」とされています。 会長、副会長の選出につきまして、どのようにさせていただきましょ うか。 〔「事務局一任」 、「異議なし」と呼ぶ者あり〕 事務局一任とのお声をいただきましたので、事務局から会長として加 藤 忠哉委員、副会長として北村 早都子委員を推薦させていただきた - 10 - いと存じますが、いかがでございましょうか。 〔拍手あり〕 拍手全員と認めまして、会長につきましては、加藤委員に、副会長に つきましては、北村委員にお願いいたしたいと思います。 それでは、加藤委員、北村委員には、会長席並びに副会長席へお願い いたします。 〔会長席及び副会長席に着く〕 それでは、会長並びに副会長より御挨拶を頂戴したいと思います。 よろしくお願いいたします。 加藤忠哉会長 皆さまに御推挙いただきました加藤が、前回に引き続き会長を務めさ せていただきます。どうぞよろしくお願いします。 先ほども少し申しましたが、環境関係に関しては特に三重県に関して は英虞湾の環境再生ということで、5年ほど国の費用で活動させていた だきました。その他、私が 1973 年にドイツに留学していました時は、 ドイツはありとあらゆるものを全部一つのコンテナに入れるというそ ういう状況で、それできれいな景色だと思って山に入って行くと、ごみ がいっぱい谷に埋めてあるという状況でした。それについて、実はフラ イブルクで私の関係の高分子の国際会議があった時に、皆さんの前で文 句を言いましたが、そういう問題は日本が今、努力して一生懸命研究し ているから、日本のやっていることは日本に任せて、我々は独自に次の 環境政策をやるとそういうことで、実は日本に帰ってきて 1980 年代に 入ると皆さんがよく御存じのように、フライブルクという国際的な環境 都市ができあがる。ですから、市の中心から全ての自動車を追い出して、 全部トラムで皆が動けるようになっているということで、私が 1990 年 に訪ねた時には、その私が住んでいたマンションの入口に、12 個のコ ンテナが並んでいて、そこに、全部確実に分類をして入れてあるので、 私、皆見て歩いたんですけど、これがドイツ人のすごさだと。ところが、 先月、大変私が失望したというのは、フォルクスワーゲンが全く嘘をつ いていたと、そういうとことでどの国にもいろいろ企業活動に付随し て、なんとかお役人の目をごまかして、というようなこともありますの で、この環境審議会はなるべく皆さんが善意な発言をして、何かもう少 - 11 - しでも良い津の街ができるよう、努力したいと思いますので、皆さんの 御協力をお願いいたします。 北村早都子副会 長 ただいま副会長に就任させていただきました、北村です。よろしくお 願いいたします。本当に環境問題というのは、私たちの生活から出るご み問題から、先ほどの森林の問題、そういった環境保全の問題から、あ るいはもっともっと広い意味で、温暖化の問題から、本当に幅広いです から大変かと思いますが、いろんな面から皆が考えて、行動に移せるよ うな、そういうものになれば良いなと思っております。また私も引き続 き副会長の役割を果たしていきたいと思いますので、よろしくお願いい たします。 環境政策課 ありがとうございました。 調整・企画管理担 会長、副会長には、よろしくお願いいたします。 当主幹 それでは、会議の進行を会長にお願いしたいと存じます。 では、加藤会長よろしくお願い申し上げます。 加藤忠哉会長 津市環境基本条例の規定によりまして、これより議長が会議を進めさ せていただきます。皆さま御協力をお願いいたします。 事項4に移りまして「審議会の運営について」ということで、詳細は 事務局のほうから御説明をお願いいたします。 環境政策課長 環境政策課長でございます。御説明差し上げます。 それでは「津市環境審議会の運営について」御説明させていただきま すので、資料3を御覧いただきたいと思います。 当審議会につきましては、 「津市環境基本条例」第 20 条によりまして、 審議会の運営に関し必要な事項は、審議会で決定していただくこととな っております。 当審議会では、その公正かつ円滑な議事運営に著しい支障が生ずると 認められる場合を除きまして、原則、公開としており、傍聴者の定員は 10 名以内といたしております。 また、会議録につきましても作成しておりまして、議長に指名された 2名の署名によるものとし、この議事録につきましては、委員個人名に て発言内容を掲載させていただくということにしておりますので、津市 のホームページ上で公開させていただいておりますので、確認事項とし てよろしくお願いしたいと思います。 - 12 - 以上のような運営方法で進めてまいりたいと思いますので、よろしく お願い申し上げます。 加藤忠哉会長 それでは、ただいま事務局からの説明がありましたように、この会議 は公開されておりますから、一般の参加者がおいでになることもあると いうことと、もう一つは、全ての皆さんの発言がホームページで公開さ れる、そういう2点でありますが、それ以外に何か異議がございました ら挙手の上でお願いいたします。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 それでは御異議がないようでございますので、津市環境審議会の運営 につきましては全て公開としまして、議事録を作成すること、議事録署 名人を今から決めさせていただきますが、よろしくお願い申し上げま す。 まず、本日の会議の議事録署名人を僭越ではございますが、私の方か ら御指名させていただきたいと思います。 青山 泰樹委員と明石 典男委員にお願いしたいと思いますが、よろ しいでしょうか。 〔「はい」、 「わかりました」と呼ぶ者あり〕 では、よろしくお願いいたします。 続きまして事項書の5番に移ります。 環境審議会について事務局の説明をお願いいたします。 環境政策課長 引き続き津市環境審議会について御説明させていただきます。 津市環境審議会は、「環境基本法」第 44 条の規定にのっとり、 「津市 環境基本条例」第 16 条第1項の規定に基づき設置するものでございま す。また、同条第2項の規定に基づき、市長の諮問に応じ、環境の保全 及び創造に関する重要事項並びに環境基本計画の策定及び変更に関す る事項につきまして、調査・審議を行っていただくための審議会でござ いまして、学識経験者の方々、事業者、公募委員及び行政機関の職員か らなる 19 名の皆さまの委員で構成されております。 まず、環境審議会での、これまでの審議につきまして、御報告をさせ - 13 - ていただきたいと思います。 資料4「環境関連計画の位置付け」を御覧いただきたいと思います。 まず、平成 19 年度ですが、環境基本計画の策定に関する市長からの 諮問により、4回の審議を重ねまして、平成 20 年1月に答申をいただ いております。 当該、答申を基に、平成 20 年度から平成 29 年度までを計画期間とし ます「津市環境基本計画」を策定いたしまして、本市の環境施策を総合 的、計画的に推進しております。 また、平成 21 年2月からは「津市一般廃棄物処理基本計画」につい ての御審議を重ねていただき、審議会からの御意見を参考にいたしまし て、環境基本計画に掲げております「持続可能な快適なまち 津」の実 現や、環境と廃棄物処理に関する基本的方向を示してまいりました。 平成 25 年には、津市地球温暖化対策実行計画の策定、津市地域新エ ネルギービジョンと津市一般廃棄物処理基本計画につきましては、中間 目標年度を経過いたしましたことから、計画内容を御審議いただき、中 間見直しを行っております。 なお、環境基本計画の進行管理としましては、毎年、進捗状況を年次 報告書という形で私どもが取りまとめさせていただき、審議会に御報告 し、意見等をいただいているところでございます。 最近では、本年7月 22 日に環境基本計画平成 26 年度年次報告書につ いて御審議いただいたところでございます。 これまでの審議の概要につきましては以上でございます。 続きまして、環境基本計画の概要につきまして、御説明をさせていた だきます。 再任の皆さんについては、これまでの経緯から御承知のこととは存じ ますが、新任の委員さんもお見えになることから、改めて御説明申し上 げます。 恐れ入りますが、御手元のA3の資料5「津市環境基本計画の概要」 を御覧ください。 まず、「津市環境基本計画の策定」に当たりましては、当該環境審議 会とともに、 「津市環境基本計画策定市民委員会」を設置しております。 当該市民委員会では、市民が計画形成段階から参加し、市民主体の計 画づくりを推進することを目的に、施策体系や重要な施策、具体的な施 策等を検討し、原案を作成していただきました。その後は、環境基本計 画推進市民委員会として、計画の進行管理等を所掌していただいており ます。 - 14 - 「計画の基本的な考え方」につきましては、津市環境基本条例、御手 元の資料を参照していただきたいのですが、基本理念に基づきまして市 民、事業者、市が協働して、環境の保全と創造により、環境への負担の 少ない、環境と共生した持続的な発展が可能なまちを実現するために計 画を策定していただいております。 また、計画は本市の環境施策を総合的、計画的に推進するためのもの で、津市総合計画の環境分野の計画としても位置づけております。 次に、「津市のめざす環境像と環境目標」及び「目標達成に向けた施 策の推進」について御説明を申し上げます。A3資料の右側でございま す。お願いいたします。 「山、川、海、人が共生する元気なまち 津」を目指す環境像として、 これを達成するために市民、事業者、市の共通目標として、次の4つの 環境目標を設定しております。 ごみ「0」社会、意識の向上社会 持続可能な快適なまち 津 人とひと、人と自然のつながりのあるまち 津 自主・協働による環境活動の促進 さらに、目標達成に向けまして、施策を体系的に推進し、環境目標ご との具体的な達成目標をできるかぎり数値で設定するほか、市民にとっ て身近な問題であり、早急な対策が必要と考えられる次の9つの施策を 重点施策として、計画推進を図っております。 ごみの適正分別と収集 新しい最終処分場の建設推進 不法投棄対策事業 太陽光・風力・バイオマスの利用 市民版環境マネジメントシステム事業の推進 山と川と海のネットワーク事業 森林の整備事業 環境に対する市民意識の向上 エコパートナー事業 でございます。 また、平成 25 年度には、社会や環境情勢等の大きな変化が生じた項 目として、計画本冊の第4章「目標達成に向けた施策の推進」を中心に 計画の見直しを行いました。 最後に「計画の推進体制と進行管理」ですが、今後も審議会や市民委 員会において、計画の進捗状況を報告いたしまして、意見等をいただき - 15 - ながら確実な目標達成を目指して参ります。 津市環境基本計画の概要についての説明は以上でございます。 これまでの先ほど言いました審議と環境基本計画の概要については 以上のとおりでございますが、今後は、環境基本計画の進行管理及び第 2次津市環境基本計画の策定に向けて、御審議をいただきたいと思って おりますので、よろしくお願い申し上げます。以上でございます。 加藤忠哉会長 それでは事務局から説明をいただきました。内容につきまして御質疑 をお願いいたしますが、特に御質問などありませんでしょうか。非常に 大量な情報を一度に説明いただいたのですが、よろしいでしょうか。 大原興太郎委員 重点施策の9つの中に、森林整備事業が当然入っているわけですが、 県の森林税を具体的に市町村で工夫して使っていると思いますが、その 森林税をどのように使うかっていうところは、部署的にここでは扱わな い項目になってしまっているのか、それとも工夫次第でその扱い方を考 えることできるのか。どうなっているんですかね。貴重な財源だと思う んだけど、他のところも、ちらちら聞いていると、あまり上手く活用さ れてない、というのがちょっと話題なので。 環境部長 事業を実施するということにつきましては、概ね農林水産部のほうで 森林税を活用させていただいた事業っていうのは、今現に取り組みをさ せていただいております。まだその中身を審議会で御審議をいただく性 格なものになるかどうかっていうのは、今このような事業っていうのは 具体的には申し上げられませんので、今日はおりませんけども、審議会 の説明につきましてはその所管の者も、次の会議からは出席をさせます ので、そこでまた御質問、御提案をいただいた中で、審議会の中で御協 議をいただくことになるかどうかということも含めて、また検討させて いただきます。 大原興太郎委員 いいんですが、行政官庁のあり方の問題にも関わるので、あまり突っ 込んだ言い方は問題かと思いますけども、縦割り的なものはある面では やむを得ないと思いますが、予算がない中で効率を上げた財政の使い方 をしていこうと思うと、ネットワークか何かで情報を共有していかない と、なかなか効果的な芽ができないんじゃないかなと。場合によっては、 ちょっとした活動組織、委員会をつくるなり、そういうこともぜひ一つ 課題として考えていただけると有り難いなと思います。 - 16 - 加藤忠哉会長 具体的には予算配分が決まった段階でそれぞれの企画部署がどうい う行動をされるのか、ということが全体として把握できるように簡単に 御説明をいただきたいと思います。 筧晴委員 市長さんのお話、御挨拶の中にもありましたように、いろんなインフ ラがいよいよ稼働し始めたりするということで、前回も2か所、途中の 部分で見せていただいたんですけども、ぜひこういうインフラを見せて いただきたいなと思います。それで気候のいい時にぜひお願いをしたい し、できるだけ早い段階にお願いしたい。いわゆるインフラをするため に、市長さんのお話にもちらっとあったように、やはりソフト面でどの ようにしていくのかという、役人目線でなく、僕たちの目線から市民の 財産なんだという区分での意見を出させていただきたいと思います。特 に、例えば、安濃ダムの錫杖湖の下の小水力。これはとってもおもしろ い発電所ですし、ただ大きなところだけじゃなくて、そうした小さいと ころでもしてほしい、バイオマスの部分もしてほしいし、そういうこと も踏まえていろんな部分も見せてもらいながら、それを財産としてどの ようにしていくのかという、ソフト面の部分でも私たちが参加させてい ただけるような検証の場をもっていただくと有り難いなと思いますの で、要望としてお願いいたします。 加藤忠哉会長 よろしいでしょうか。 私として一つ、環境目標の中の「持続可能な快適なまち 津」という 問題で、多分一番実はここで議論できない大切なことは、高齢化と人口 減なんだと思うんですけども、この対策を市としてはどんな対策をお考 えになっているかというのをぜひどこかで御披露いただきたいと思い ますが。 他に何かこれに関して御発言ございますか。よろしゅうございます か。それでは事項6、ごみの分別について、事務局のほうから御説明を いただきます。 環境事業課長 環境事業課長藤牧でございます。よろしくお願い申し上げます。 それでは事項書の6の「ごみの分別」につきまして御説明申し上げま す。 来年度の実施に向けましたごみの分別及び収集体制の変更内容につ きましては、本年7月 22 日に開催いただきました「津市環境審議会」 におきまして説明させていただきました。 - 17 - その後、市議会での御意見等を踏まえまして、再度、内容を一部変更 させていただきましたので、改めて御説明をさせていただきます。 それでは、資料に基づきまして御説明申し上げます。 資料につきましては、新しい委員様もお見えですので、前回の説明内 容からの変更点を含めまして、変更内容全体を御説明申し上げます。 お配りしました「資料-6 ごみの分別方法及び収集体制の一部の変 更について」を御覧ください。 まず、「1 趣旨」でございますが、市民のごみ排出時の利便性及び 安全性の向上並びに分別負担の軽減を図るため、平成 28 年4月1日か ら、ごみの分別方法及び収集体制の一部を変更しようとするものでござ います。 次に、「2 分別方法及び収集体制の変更概要」を御説明申し上げま す。変更点は3点ございます。 1点目といたしましては、燃やせるごみと汚れのひどい容器包装プラ スチックを「燃やせるごみ」として混在収集いたします。 2点目といたしましては、ペットボトルは、前回は3地域でと申し上 げましたが、全地域において月1回から月2回に収集回数を増やしま す。 3点目といたしましては、蛍光管・乾電池は、現行の 13 種で収集を しておりますが、別品目として収集いたしまして、簡易卓上ガスボンベ、 スプレー缶、水銀計、ライター等と併せて、「危険物収集」として3か 月に1回収集を行います。これも前回の説明時には3、4か月に1回と いうことで御説明差し上げましたが、その後調整をしまして、3か月に 一度の収集ということでさせていただきたいと思っております。 3番の市民への周知についてでございますが、今後、広報津、津市ホ ームページ及び環境だより等によりまして、市民の皆様方へ周知を図る とともに、ごみダイエット塾等職員による出前講座におきましても変更 となる品目の説明を行ってまいります。 また、平成 28 年3月には、 「ごみ分別ガイドブック」を新たに全戸配 布をいたします。 次に、「資料-7 分別品目及び収集回数」の資料を御覧ください。 この表で現行の分別品目及び収集回数が、右の「現行」の欄に書いてご ざいます。先ほど資料-6に基づきまして御説明させていただきまし た、来年度からの実施に向けた変更内容が左の「変更予定」欄でござい ます。 表の中で、下線の引いてある部分が現行からの変更点でございます。 - 18 - 以上で説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 加藤忠哉会長 ただ今の事務局の御説明について御意見あるいは御質問ございまし たらお願いいたします。 主婦の方が一番お困りになるのが、今までマヨネーズとかああいうも ののプラスチックをどこへ入れたらいいんだと、私もいつも聞かれて困 っているんですけど、そういうのは一応、燃やせるごみになる。それか ら食用油なんかが入っていたものは、それをきれいにするためにわざわ ざ界面活性剤で洗ったりすれば、どちらがエコなんだという感じがしま すね。そのへんのところを汚れのひどいプラスチックは燃やせるごみに 混ぜて下さい、と。あとは収集回数が増えている。 北村早都子副会 長 今の会長のお話ですが、汚れのひどい物は入れても良いよっていう と、何でも入れちゃえということになるのは、ちょっと心配だなと思い ます。その辺りを説明していくのが、やっぱりごみダイエット塾。ガイ ドブックではあれなので、ごみダイエット塾だと思うんですが、ごみダ イエット塾がどの程度行われているのか。やっぱり、要望のあったとこ ろというのではなくて、全域、きちっと説明をしていかないと、市民に は徹底できないと思います。実は、ごみダイエット塾を事業課さんへお 願いするのとは別に、私ども市民エコ活動センターのほうにも、ごみ分 別の講習会をしてほしいという申し出がちょこちょこあるんです。私、 出向いて行って、資料は事業課さんにいただいて、その資料を持って、 ごみの一個一個、いろんな見本も作っていただいて、それを持って話を しに行くんですが、老人会や自治会、PTAから出していただいたこと もありました。そんな形で、別枠で行かせていただいていますが、本当 に、初めて聞いたという顔で皆さんみえますので、どうやってこれを徹 底していくのかというのが非常に大事な部分だと思いますので、よろし くお願いしたいと思います。 出馬昇委員 このダイエット塾なんですけども、出前講座っていうのは、たまたま 僕自治会の会長させてもらってるんですけど、じゃあ日曜日も出前講座 をやってくれるのかどうか。どうしても普段の日っていうと、うちの自 治会はどうしても世代が若いので、普段はまず家にいない。そうすると 日曜日だったらなんとか行く、祝日とか。そういう日でも出前塾をやっ てくれるのか、それをお聞きしたい。 - 19 - 環境事業課長 先ほどおっしゃっていただいたことも含めて御返事差し上げます。ま ず、ごみダイエット塾の回数について、前回も御質問いただきました。 この中でやはり回数をみると、十分だとは考えておりません。今回、分 別方法を変更するにつきまして、今後、自治会さんとかそちらのほうに も十分お話をしていかないと、特に汚れのひどいもの、御心配いただく ように、全て可燃に回ってしまうというのもあります。そのあたり十分 御説明をさせていただかないといけないと思います。その中でやはりダ イエット塾のほうも自分らのPRもしながらこういうこともやってい ますというのをPRしていきたいと考えております。先ほど言われまし た夜間、それから休日の開催ですが、おっしゃる通り自治会さんいろん な御都合の方がいらっしゃいますので、夜間もやっておりますし、それ から休日おっしゃっていただきましたらその時間でもやっております ので、職員にその時間、環境政策課それから環境事業課含めて御邪魔し、 御説明をさせていただきたいと思っております。またよろしくお願いい たします。 北村早都子副会 長 職員さんだけではとても人数足らないと思うんですよ。全域を短期 間、半年間の間に皆に周知徹底しなければいけない。だからそういう指 導できる人をきちっとつくって、そういう市民にも協力いただきながら やっていくのが一番手っ取り早いんじゃないでしょうか。とてもじゃな いけど、職員さんで全域回れって言ったって無理だと思いますよ。 筧晴委員 やっぱりダイエット塾だけで到底分かるものじゃないと思いますし、 そんな中で子供たち、僕やっているんですけども、子供たちから家庭に 啓発していける。子供たち4年生は必ずごみの収集授業に行きます。そ こでごみ収集の人たちから、今度これはこれに入れていいんだよ、でも やっぱり汚れのひどいって抽象的な、人によって皆、価値基準の違うっ ていうのはものすごく難しい。主観的に、私はマヨネーズやケチャップ は少々付いていても汚れがひどいと思わないから入れるとかっていう、 そういうファジーの部分っていうのは非常に難しいと思う。ただ子供た ちはとってもピュアで純真ですので、やっぱりきれいにするんだよと、 だからきちっと洗ってしようね、本来であればきちっと洗って、容器包 装ごみにするという、そういうことを子供たちや色んなものを通じて啓 発発信していく。ただ一元的に考えて捨てるという、そんなことは到底 できませんし、こういう基準がある部分については、そこに抜け道とか いろんなものが出てくると思いますので、そこらも色んな部分も含めて - 20 - 取り組んでいかなければ単一的もの、だけでは到底難しい。重層的なか たちでやっていく、啓発発信をしていく、教育をしていくっていう、そ ういう部分がとても大事じゃないかなということを感じました。 須山美智子委員 私たちの自主的に行っているエコ活動があるんですが、ごみが、ペッ トボトルにしても、アルコールの瓶、缶にしても中身が残っているんで す。そうすると、集めると臭いんです。それをいちいちそれを洗ってい る。それから白い、おかずなんか入れて買ってきたトレーをそのまま捨 てているんですよ。臭いがものすごいんです。ただね、マヨネーズ、ケ チャップ、油の類は洗うのに本当に長時間かかりましたので、マヨネー ズ、ケチャップ、それから食用油、そんなものが入っていたチューブだ けは燃やしても良いほうへいってほしいなと思います。プラスチックな んかは全部軽く洗ったら落ちますので洗って出していただきたい。集め る者の身になってほしいですけど。それだけお願いしてきます。 北村早都子副会 長 今、市の収集で一番困ってみえるのが、容器包装プラですよね。何で こんなものまで入っとるのっていうようなものが現実に入っています。 瓶、缶もちろん乾電池やらそんな物ももちろん入っていますし、それか ら弁当の残りが大方入ったようなものが、そのまま容器包装プラの中に 入っています。マヨネーズやケチャップのチューブは、わりとすっと割 けるんです。だから、割いて最初に水で洗ったらいいって言うんじゃな くて、私たちが指導するときは、新聞紙などで拭って、最後どうしても とれない口のついたところだけは、お水なりお湯なりで洗ってすっと流 して下さいねっていうふうに言います。そしたら十分とれます。ただ賞 味期限が切れたものか知りませんが、チューブにほとんど残ったような ものがいっぱい捨てられています。それは容器包装のほうに出せないの で別枠で置くわけですね。手作業で全部より分けてみえますが、そうす るとそれをカラスが狙って、私がいますと頭の上を何度もマヨネーズの チューブをくわえたカラスが飛んでいく姿を見ました。それから近所の 竹藪の中で、マヨネーズ、ケチャップのチューブがものすごく散乱して います。初めは何か分かりませんでした。何だろうと思ったんですが、 実は穴だらけ、つついた穴がありまして、ぺろぺろ舐めてきれいに舐め てありました。そういう状況です。現実問題。まだマヨネーズやケチャ ップのチューブはなんとかできても、食用油のボトルはとてもじゃない けど洗えない。私は、実は今まで、新聞紙にくるんで燃やせるごみに出 していました。それから歯磨き粉とか歯磨きのチューブとか、あれはな - 21 - かなか大変です。だから食べるものだけじゃないんですよね。容器包装 ごみはね。だから、これとこれは良いよとか、これはこうやって出して ね、きめ細かい指導をしていく必要があるんだろうなと思います。よろ しくお願いいたします。 加藤忠哉会長 ホームページを作って、一般の方が疑問を持ったらそれを見て自分で 判断できるような情報の発信っていうのは不可能ですか。ある程度はで きるように思いますけど。 北村早都子副会 長 前田洋明委員 Q&Aをするとかね。だけどなかなかホームページを見る人はいない ですよ。 今のお話なんですけど、藤牧さん、この分別ガイドブックなんですけ ど、配布する前に試作品って言ったらなんですけど、審議会に提示いた だくことは可能ですか。日程的に難しいでしょうか。 加藤忠哉会長 分別ガイドブックを発行する前にこの委員会で。 前田洋明委員 汚れのひどいっていう表現は、絶対やめたほうがいいと思います。 環境政策課長 すみません。なかなか有り難いお話で、ガイドブックを見ていただく のに、皆さま全員に集まっていただき審議会を開くというのは予定はし ておりません。できましたら、委員さんから御意見を頂戴できたら有り 難いですもので、素案の段階でお送りさせていただいて、御意見があれ ば、それをお返しいただくということではいかがでしょうか。 加藤忠哉会長 私が申し上げたいのはそういうのは、例えば委員にこのホームページ を開いたら、載っているからこれにあなたの意見を加えてくれというよ うなかたちで、なるべくペーパーレスにしないと大変な量になると思う のですが。その辺りは無理ですか。 前田洋明委員 写真とか図とか、例をたくさん入れてほしいなと思うんですよ。読み ません、多分。配っても。見たら、こういうのやったらこれやな、これ やなというのをやらないと、なかなか、と思います。 環境政策課長 素案段階だと、ホームページは誰でも閲覧できますので。 - 22 - 加藤忠哉会長 決められたURLを自分で作られたらどうですか。それは完全に一般 公開しなくても出来るはずです。グーグルとかはそういう内輪の情報を 集めて修正できるそういう特別な。 環境政策課長 所管が情報企画課というのがございますので、そちらと協議しまし て、それが可能であればそういうかたちをとります。難しいということ であれば、すみません、原始的ですが書類の方をお送りさせていただい て素案で御意見を頂戴いたしたいと、そのように思っております。 加藤忠哉会長 はい、分かりました。 井ノ口こ乙委員 私、今回初めてこちらにお伺いさせていただきましたので、ここでこ ういうことをお伺いしてもいいのか分からないんですけど、私ペットの 関係の仕事をしておりまして、動物の糞尿ですよね、排泄物、要は糞の ほうなんですけども、その処理をもう少しはっきりと明確にどこかでし していただけないかなって思うんです。糞公害ってものすごいと思うん です。実際、私がやらせていただいていても、どういう処理をして正確 にしたらいいのかっていう、分からないって言われる方が多いです。愛 護法で一応定められておりますが、都道府県によって違うはずなんです よね。津市は多分焼却っていうかたちになっていると思うので、その辺 も一般市民の方に明確に、こういうふうに処理して下さいって書いてい ただければ、ほんの少しかもしれませんけども、放置していくっていう こと、環境をきれいにするっていうお手伝いが出来るんじゃないかなと 思います。ですので、その辺りもちょっと含めて入れていただくってい うことも検討していただければと思います。よろしくお願いします。 加藤忠哉会長 現実は燃えるごみに入っているんですか。生ごみのところに。 井ノ口こ乙委員 明記はしてないですよね。 環境事業課長 今は、燃やせるごみで一緒に捨てていただいています。 加藤忠哉会長 それはやっぱり明記するのはまずいんですか。はっきり、その燃やせ るごみの中に犬の糞とかそういうのを書いてもいいんですか。 環境事業課長 やはり先ほどのガイドブックもそうですけど、市民の方が分かりやす - 23 - いことが第一ですので、その中に入れていただくのは大丈夫です。 加藤忠哉会長 分かりました。他にございませんか。 北村早都子副会 それは例えば赤ちゃんとか高齢者のおむつと同じ扱いですね。 長 環境部次長 犬の糞は燃やせるごみということでお話しさせてもらいましたけど、 高齢者、赤ちゃんの汚物はトイレに出していただくということです。 井ノ口こ乙委員 その辺りが、ペットの汚物についてもトイレに流すっていうような県 もあるんですね。そうすると家に持って帰って流さないといけないと面 倒くさいというのがあると、やはりついつい持ち帰らない方が多いとい うことで。幸い津市は燃やせるごみ、焼却っていうことになってますの で明記していただければなと思います。 環境部次長 御意見としていただきます。それと、浄化槽へ流すということですけ ど、浄化槽は人間のものについて、生活排水について処理をする機能と いうことで、ペットのそういったものについては処理をする前提ではな いので、津市では燃やせるごみにして下さいということでございます。 加藤忠哉会長 その他御意見がないようでしたら、項目7に移ります。 環境政策課長 それでは環境政策課長でございます。その他項目につきましては今後 の審議会日程について、御協力お願いしたいと思います。 今後の予定としましては、来年の5月ぐらいに、現在建設中のリサイ クルセンターと新最終処分場が3月末で完成し、4月から開設というこ とになりますので、本来もう少し前をと思っておりましたが、開設して ないと皆さんに御自由に見ていただけませんので、私どもも、ちょっと 時間が延びるんですけども、5月ぐらいに、全てオープンしてから説明 も十分できると思いますので、5月ぐらいに施設見学会というものを計 画したいと思っております。 開催にあたりまして、また改めて、細かい御予定は調整をさせていた だきたいと思っておりますので、5月ぐらいを目途に、先ほど御意見も ありましたような施設見学を予定しておりますので、よろしくお願いし たいと思います。 - 24 - それとすみません、市長が少し言っておりました津市環境基本計画、 あと津市一般廃棄物処理基本計画も、平成 28 年度、29 年度の2カ年を かけて計画を見直していきたいと思っておりますので、この5月以降に はなるんですが、これも審議していただくにあたるような、内容がある 程度提案できるようになりましたら、一度また審議会のほうにお諮りを させていただきたいとそのように思っております。 加藤忠哉会長 よろしいでしょうか。その日程について。 それでは本日の事項は全て終了いたしましたのでこれで審議会を終 了したいと思います。皆さま次回もどうぞよろしくお願いいたします。 どうもありがとうございました。 - 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