...

繊維・アパレル宝飾品業界

by user

on
Category: Documents
6

views

Report

Comments

Transcript

繊維・アパレル宝飾品業界
2016 年 9 月 8 日
繊維・アパレル・宝飾品業界
~輸出低迷に苦しむも、国内市場は堅調~
◆市場動向 ~輸出は 6 年ぶりのマイナスとなるも、国内市場が支えに~
15 年の業界規模(前年値修正済み):
輸出額:2911 億米ドル(前年比 4.8%減)、企業(一定規模以上)売上高:7 兆 713 億元(同 5.0%増)、
税引き前利益:3860 億元(同 5.4%増)、奢侈品の市場規模:1130 億元(同約 2%減)
中国の繊維・アパレル業界は圧倒的な生産能力を誇り、“世界の工場”として各国に製品を輸出。15 年は
米国向けを除き輸出額が軒並み落ち込み、6 年ぶりに減少に転じた。対照的に国内の繊維・アパレル製品
の小売総額は前年比で 9.8%拡大し、全体として企業業績は増収増益を確保。景気減速や家賃負担の拡大
が重しになったものの、着実に拡大する中間層の消費需要が支えとなり、引き続き E コマースが急成長
した。一方で富裕層による高級品の“爆買い”はペースダウン。引き続き政府の綱紀粛正策の影響残った
ほか、人民元安を受けて海外での購買力も低下し、香港アパレル業界には大きな打撃となった。
16 年に入っても輸出の低迷は続き、1-7 月の輸出額は前年同期比で 3%縮小。国内の小売総額も 7%台
の伸びに減速した。それでも企業業績は大手を中心に堅調を維持。新製品の開発や経営合理化で競争力
を高めつつ、海外を含む M&A を積極活用している。
◆業界の特徴 ~厳しい競争が続く労働集約・輸出型の産業~
生産・販売面:
繊維・アパレル業界は繊維から糸、生地などを生産する川上の紡績・紡織から、衣類を製作する川中の
アパレル、さらに川下の小売、関連産業である紡績機械など多岐にわたる。全般的に収益性は低く、人
件費・テナント料負担や、綿花を含む原材料コストの上振れ圧力は強い。生産地の多くは沿海部に集中
し、広東・江蘇など 5 つの省の生産量が全体の 7 割以上を占める。売れ筋製品の変化が速く、在庫を抱
えやすい。店舗での販売が中心だが、近年は E コマースを通じた販売が急成長し、15 年の市場規模は
8000 億元を超えた。香港のアパレル産業は歴史が古く、アジア有数の貿易拠点として有名。また、中国
人観光客によるブランド品・高級品購入が、業績を大きく左右する。
国際面:
典型的な加工貿易・輸出型産業。地場系・外資など多くの企業が沿海各省を拠点に世界各国へ製品を輸
出。最大の輸出先は欧米だが、ここ数年はアセアンも重要市場となっている。中国製品は長く価格競争
力、スケールメリットなどで優位に立ってきたが、最近は人件費・土地代の高騰により競争力が徐々に
低下。生産拠点をベトナムなどに移す動きがみられるほか、中国企業による海外 M&A も増え始めている。
政策面:
雇用吸収力が大きく、政府は重要産業に位置づけている。税還付率の調整で輸出環境のコントロールに
努めるほか、生産設備の高度化・整備、製品の高付加価値化、地場系有名ブランドの育成などを目指す。
◆主要企業、主な取扱銘柄 ~民営大手が中心、内需型と輸出型で業績に差が~
繊維・アパレル業界は数多くの企業があるものの、大手に限られる上場企業は民営企業が多い。景気減
速とコスト上昇、輸出環境の悪化という逆風下で、上場企業の業績は概ね堅調だった。川上をみると綿
紡績のトップ企業である魏橋紡織(02698)はコスト削減や資産売却が奏功して増益を確保。川中・川下
のアパレル製造・販売も民営企業が多く、男性向けファストファッション大手の海瀾ホーム(600398)、
女性向け大手の上海拉夏貝爾服飾(06116)などは成長トレンドを維持した。また、スポーツ衣料の分
野は人々の健康志向を支えに“同質化”競争が緩和し、李寧(02331)が黒字転換に成功。ライバルの安
踏体育用品(02020)は地場系企業として初の年商 100 億元超えを達成した。一方の百麗国際(01880)
2016 年 9 月 8 日
は主力の婦人靴事業が不振で、業績が悪化。また、冬物衣料に強い波司登(03998)はリストラ効果を受
けて業績改善がみられた。
一方で輸出比率が高い企業の業績は不振だった。特に中華圏を含む世界各地で事業展開する香港系大手
がさえず、カジュアル衣料のエスプリ(00330)と佐丹奴国際(00709)
、アパレル商社の利豊(00494)
などが低迷。さらに周大福珠宝(01929)
、周生生(00116)、六福集団(00590)という宝飾品の大手
3 社は中国富裕層からの需要減少が響いた。一方で中国の宝飾品市場は香港ほど悪くはなく、上海市政府
系の老鳳祥(900905)は 15.12 期で増収増益を確保。また、台湾系の裕元工業(集団)
(00551)は輸
出型企業だが、主力のスポーツシューズの販売が拡大し、業績も堅調だった。なお、中国の民営アパレ
ル大手の一部は事業多角化が進んでおり、雅戈爾グループ(600177)やオルドスリソーシズ(900936)
はコングロマリット化している。
主な取扱銘柄:
コード
社名
通貨
売上高
増収率
純利益
増益率
時価総額
コメント
香港ドル
19,069
▲0.9
1,130
+4.4
香港地場系の宝飾品業者。香港のほか、マカオ、本土や台湾などに進出
し、「周生生」ブランドの知名度は高い。全店直営の事業モデルや採算
9,815
性を重視した出店戦略などを特徴とし、ネット販売も強化。また、貴金
属の販売や証券ブローキング業務なども展開している。
香港ドル
19,421
▲19.8
▲3,696
赤字
「ESPRIT」ブランドをグローバルに展開するアパレルメーカー。欧州
の売上比率が高く、ユーロ圏の情勢から影響を受けやすい。欧州経済の
13,629
低迷と中国経済の減速により業績悪化を受け、リストラを強化。売却益
の計上などにより、16年6月本決算は収支均衡まで改善する見通し。
米ドル
18,831
▲2.4
421
▲4.6
香港創業のアジア有数の貿易商社。特にアパレル分野に強く、中国など
新興国と欧米先進国を結ぶ形で、コスト競争力を有するサプライチェー
35,008
ンを構築。欧米の流通大手などに商品を納入している。16年6月にアジ
アの一般消費財事業を売却し、主力の欧米市場の強化を図る。
裕元工業
米ドル
00551
(集団)
8,435
+5.3
390
+17.9
台湾系の靴メーカー。ナイキやアディダスなど海外有名ブランドのス
ポーツ・カジュアルシューズを中国・ベトナムなどで受託生産し、欧米
56,228
やアジア各国に輸出している。さらに傘下の宝勝国際(03813)は中
国各地でスポーツシューズ・ウエアの小売チェーンを展開している。
香港ドル
14,031
▲11.9
959
▲40.6
「六福珠宝」で知られる香港の宝飾品大手。中国本土を含む中華圏や北
米で事業展開し、香港資源(02882)を傘下に置く。16年6月末時点
11,214
の店舗数は1428店。本土・香港の両方で既存店売上高の減少が続くほ
か、販売店舗の賃料負担も重しとなっている。
香港ドル
5,381
▲3.0
426
+4.4
香港に本拠を置くアジア屈指のファストファッション・チェーン。20
~35歳向けを中心とした主力ブランド「Giordano」を中華圏で展開。
6,660
中華圏の消費拡大のテーマ株といえる。新世界発展(00017)を率い
る鄭裕トウ氏が支配。近年はネット販売にも注力している。
香港ドル
6,951
+13.7
197
+243.5
民営のベビー用品・児童用品メーカー。主力製品はチャイルドシート、
ベビーカー、ベビーベットなどで、OEM生産で欧米市場などに輸出し
4,359
ている。また、中国国内では主に自社ブランド「gb」、「Happy
Dino」で事業展開し、知名度は高い。
元
40,790
+2.0
2,934
▲38.4
婦人靴で国内最大級のシェアを誇る民営企業。スポーツウエアも手が
け、ナイキ、アディダス製品の代理販売は国内最大手。製品設計から販
43,858
売までの一貫体制を構築。売上の大半は国内で、店舗網は全国に及ぶ。
近年は婦人靴事業の不振をスポーツウエア事業が補う状況が続く。
香港ドル
56,592
▲12.0
2,941
▲46.1
香港に本拠を置く老舗の宝飾品業者。「周大福」ブランドは中華圏で高
い知名度を誇り、アジア最大級の宝飾品業者にまで成長した。創業者の
59,500
鄭裕トウ・名誉主席は香港屈指の富豪として有名。主力事業の低迷を受
けて商業モールの開発・運営に進出し、深セン市で1号店を開業した。
00116
周生生
00330 エスプリ
00494
利豊
00590 六福集団
佐丹奴国
00709
際
好孩子国
01086
際
01880 百麗国際
周大福珠
01929
宝
2016 年 9 月 8 日
コード
社名
通貨
売上高
増収率
純利益
増益率
時価総額
コメント
元
11,126
+24.7
2,041
+20.0
民営の大手スポーツ用品メーカー。「ANTA」ブランドが主力のスポー
ツシューズの国内シェアは首位をキープ。15年は地場系スポーツ用品
54,659
メーカーとして、初の年商100億元超えを達成した。中国オリンピック
委員会の協賛企業で、五輪商戦の関連銘柄といえる
元
12,639
+13.5
2,355
+14.0
浙江省の民営企業であり、ニット衣料のOEMで国内最大手。製品はカ
ジュアルウエアやスポーツウエアが中心で、ユニクロ、ミズノ、ナイキ
74,777
などの海外ブランドに製品を供給している。輸出比率が高いだけに、先
進国の景気動向や人民元レートの影響を受けやすい。
元
7,089
+17.2
14
黒転
地場系スポーツ用品メーカーのパイオニア的存在。元五輪金メダリスト
で、北京五輪の聖火最終走者を務めた李寧・主席が創業した。競争激化
10,669
から業績不振が続いてきたが、新製品の投入と販売網の改善に努めて黒
字に転換。Eコマースの売上比率を数年内に2割にまで高める方針だ。
元
9,765
▲12.9
979
+217.7
山東省の大型民営企業。綿紡績、生機、デニムなどの製造・販売を主力
とし、綿紡績では国内最大のシェアを誇る。国内外のアパレル大手を含
6,581
め顧客層は厚い。主要取引先の伊藤忠商事とは複数の合弁会社を展開。
紡織品市況の低迷を受け、自社発電強化によるコスト削減に注力。
元
5,787
▲8.0
281
+112.5
ダウンジャケットなど羽毛服の最大手。研究開発からデザイン、材料調
達、販売までの一貫体制を構築し、国内各地で事業展開している。羽毛
6,636
服以外にも紳士服、婦人服、カジュアルウエアに進出。伊藤忠商事が今
後、大株主となる見通し。
元
9,096
+16.4
615
+22.2
民営の女性向けアパレル大手。20~30代を主な顧客層に置き、「La
Chapelle」、「Puella」、「7m」などのブランドを展開している。
4,278
16年6月末時点の販売拠点数は8500に迫り、全国の二三線都市(中堅
地方都市など)に多い。
元
14,527
▲8.0
4,371
+38.2
浙江省に本拠を置く民営の大手アパレルメーカー。主に紳士服、カジュ
アルウェアなどを手がけ、ワイシャツ、紳士服のシェアは国内首位を
46,016
キープ。一方で事業の多角化が進んでおり、現在は浙江省での不動産開
発に主力事業がシフトしつつある。
海瀾ホー
600398
ム
元
15,830
+28.2
2,953
+24.4
男性向けファストファッション大手。カジュアル衣料などを設計・販売
し、生産は外部委託。江蘇省の民営企業で、主に「海瀾之家」ブランド
61,084
の店舗を全国の地方都市を中心に展開している。今後はこれまで手薄
だった大都市部に集中的に進出していく計画。
900905
元
35,712
+8.8
1,117
+18.9
21,304
安踏体育
02020
用品
02313 申洲国際
02331
李寧
02698 魏橋紡織
03998
波司登
上海拉夏
06116
貝爾服飾
雅戈爾グ
600177
ループ
老鳳祥
上海市政府系の宝飾品大手。1848年創業の老鳳祥銀楼を前身とする業
界の老舗。取扱製品は金・銀・ダイヤに加え、翡翠など中国の伝統的な
宝飾品もカバー。内需型の企業で国内の販売拠点は3000カ所に迫る。
このほか、芸術品の販売やオークション事業なども展開。
※売上高・純利益はすべてブルームバーグから算出しており、当社HPの数値と異なる場合がある。エスプリ(00330)が15年6月本決算、六福集
団(00590)、周大福珠宝(01929)、波司登(03998)が16年3月本決算、百麗国際(01880)が16年2月本決算、その他はいずれも15年
12月本決算。単位は百万。
※時価総額は16年9月8日の終値に基づきブルームバーグから算出、単位は百万HKドル。換算レートは1元=1.2HKドル、1米ドル=7.75HKドル
◆注目されるトピックス ~国内市場の成長性に注目、コスト要因には注意~
輸出中心の海外事業は徐々に直接投資が拡大へ:
外需型の同業界にとって、海外事業の中心は製品輸出だった。だが、人件費の高騰が続く中で輸出は低
迷しており、大手を中心に現地での工場設立、買収を含む直接投資に舵を切る企業が増えている。すで
に 16 年 1-3 月期の海外 M&A 額は昨年通年の規模に接近。レナウンなどを買収した繊維大手の山東如
意集団は今年 3 月にフランスのアパレル企業である SMCP 社を買収すると発表した。企業買収は益々活
発化するとみられ、株価の刺激材料となろう。
2016 年 9 月 8 日
中国市場の成長性は高い、課題は香港市場:
中国は繊維・アパレル企業にとって「世界の工場」であるとともに、「世界の市場」にもなりつつある。
世界最大の人口と都市化に加え、所得増加、ファッション多様化、E コマースの普及などを考慮すると、
今後も成長余地は大きい。特に一人っ子政策の撤廃を受けた子ども服市場、健康志向によるスポーツ文
の普及を追い風とするスポーツ衣料・用品市場の将来性は大きい。一方の香港市場は中国人観光者数の
回復が期待できず、当面は厳しい状況が続こう。新たな収益源獲得が早急に求められる。
コスト要因の動きには注意が必要:
繊維・アパレルは労働集約型の業界だけに、今後も製造コストに直結する綿花など原材料の内外価格差、
人件費などの動きには留意する必要がある。一方で外需型でもあり、人民元の相場も重要。1%の元高で
中国の繊維・アパレル製品の輸出高(元建換算)
億元
%
輸出の利益率が
2~6%低下するといわれる。だが、元安トレンドが今後も続く可能性が高いものの、実
(一定規模以上の企業、1-2月は単月の数値がない)
1,400
15
際は輸出拡大に繋がっておらず、課題も多い。また、宝飾品業界の売れ行きに影響する金相場の動きも
輸出高
伸び率
把握した方が良いだろう。
(中国部 畦田)
1,200
繊維アパレル製品、宝飾品の国内小売総額
億元
1,000
800
3,500
宝飾品
繊維・アパレル製品
3,000
伸び率(宝飾品)
600
2,500
1,000
0
800
40
0%
15
輸出環境は14年に入り再び悪化の傾向に。特
1,500
20
に14年秋口からはマイナス成長が続き、人民
1,000
元安が追い風になっていない。
-5
0
(一定規模以上の企業、1-2月は単月の数値がない)
2,000
輸出高
伸び率
500
-20
-10
5
出所:CEIC
0
出所:CEIC
中国の繊維・アパレル製品の輸出高(元建換算)
輸出環境は14年に入り再び悪化の傾向に。特
億元
(一定規模以上の企業、1-2月は単月の数値がない)
に14年秋口からはマイナス成長が続き、人民
1,400
元安が追い風になっていない。
輸出高
伸び率
%
15
1,200
10
13年1-2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
14年1-2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
15年1-2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
16年1-2月
3月
4月
5月
6月
-5
-10
1,000
5
800
出所:CEIC
600
0
400
200
輸出環境は14年に入り再び悪化の傾向に。特
に14年秋口からはマイナス成長が続き、人民
元安が追い風になっていない。
-5
0
-10
13年1-2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
14年1-2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
15年1-2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
16年1-2月
3月
4月
5月
6月
0
10
-40
400
200
5
60
0
600
80
13年1-2月
3月
4月
13年1-2月
5月
3月
6月
4月
7月
5月
8月
6月
9月
7月
8月
10月
9月
11月
10月
12月
11月
14年1-2月
12月
3月
14年1-2月
3月
4月
4月
5月
5月
6月
6月
7月
7月
8月
8月
9月
9月
10月
10月
11月
11月
12月
12月
15年1-2月
15年1-2月
3月
4月
3月
5月
4月
6月
5月
7月
6月
8月
7月
9月
10月
8月
11月
9月
12月
10月
16年1-2月
11月
3月
12月
4月
5月
16年1-2月
6月
3月
7月
4月
5月
6月
1,200
200
国内市場は13年下期から減速局面に入り、特に不振の
宝飾品はマイナス成長も目立つようになった。一方で繊
維・アパレル製品は比較的堅調な伸びが続く。
伸び率(繊維・アパレル)
中国の繊維・アパレル製品の輸出高(元建換算)
億元
1,400
400
10
%
100
(一定規模以上の企業、1-2月は単月の数値がない)
出所:CEIC
2016 年 9 月 8 日
2016 年 9 月 8 日
重要な注意事項
当社の概要
商号等 内藤証券株式会社 金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第24号
本店所在地 〒541-0043 大阪市中央区高麗橋1丁目5番9号 主な事業 金融商品取引業
資本金 30億248万円(平成28年3月末現在)
設立年月 昭和18年4月
加入協会 日本証券業協会
指定紛争解決機関 特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
連絡先 ご質問がございましたら、下記部支店までご連絡ください。
リスク等重要事項のご説明
リスクについて
〈株 式〉株価および為替相場(特に外国株式の場合)の変動等により損失が生じるおそれがあります。
〈債 券〉債券は市場金利の動向や発行者の信用状況等によって価格が変動するため、損失を生じるおそれがあります。さらに外国債券は為
替相場の変動などにより損失が生じる場合もあります。
〈投資信託〉組み入れた株式や債券など、有価証券の価格変動および為替相場の動向(特に外国通貨建て有価証券等を投資対象としている場
合)等により投資元本を割り込むおそれがあります。
〈株価指数先物・同オプション〉対象とする株価指数の動きにより損失が生じるおそれがあります。加えて、建て玉代金に比べ少額の委託証拠金
での取引が可能であり、株価指数の変動によっては損失額が委託証拠金を上回る(元本超過損)おそれがあります(オプション買方の場合は買
付代金とコストの合計額に限定されます)。
手数料について
〈株 式〉①対面取引の場合、 i)国内株式は約定代金に対して最大1.15%(税抜き以下同じ、但し最低2,500円)。ii)現地委託取引による外国
株式は売買金額に対し最大0.80%(但し買付け時のみ最低500円)の国内手数料をいただきます。加えて、現地手数料として米国株式で外貨約
定代金の最大0.50%、香港株式で同0.25%(最低50香港ドル)、上海・深セン株式で同0.50%必要となるほか、各証券市場によってSEC Fee、
印紙税や取引所税等の費用が掛かる場合があります。また、為替に関しては内藤証券が決定したレートを用います。 iii)国内店頭(相対)取引に
よる外国株式は当社提示の取引価格の中に手数料等(諸費用を含む)をあらかじめ加味しております。また為替は上記同様、当社為替レートを
用います。②コールセンター取引の場合、 i)国内株式は約定代金に応じて最大31,000円(最低2,500円)。ただ、月間取引回数等による割引き
あり。 ii)外国株式は対面取引と同様です。③インターネット取引の場合、 i)国内株式は手数料プランが複数に分かれており、この欄に表示する
のが難しいため、詳細は当社HP(http://www.naito-sec.co.jp/)にてご確認ください。 ii)現地委託取引による外国株式は売買金額に対して最大
0.40%(但し買付け時のみ最低500円)の国内手数料をいただきます。また現地手数料並びに為替レート等は対面取引と同様です。なお、イン
ターネット取引では米国株式及び国内店頭取引による外国株式の取り扱いを行っていません。
〈債 券〉国内債券については売買委託手数料表をご確認ください。また、相対取引による外貨建て債券の売買に関しては当社が提示する価格
の中に手数料等(諸費用を含む)をあらかじめ加味しております。円貨と外貨を交換する際には、外為市場等の動向をふまえて当社が決定した
為替レートを用います。
〈投資信託〉商品により異なりますので、詳細は「投資信託説明書(交付目論見書)」をご覧下さい。
〈株価指数先物・同オプション〉 i)株価指数先物は約定代金に対して最大0.08%。 ii)株価指数オプションは約定代金の最大4.0%(但し最低
2,500円)
◆本資料は、公表されたデータ等信頼できると考えられる情報に基づいて内藤証券が作成し、また記載された見解等の内容は全て作成時点の
もので時間の経過とともに不正確となる場合があり、過去から将来にわたって、その正確性・完全性を保証するものではありません。内容は今後
予告なく変更することがあります。◆本資料に基づいた投資によって発生する損益は全てお客様に帰属します。内藤証券は、故意または重過失
が無い限り、責任を負いません。◆本資料に提供される情報著作権等の知的財産権は、引用部分を除き、全て内藤証券に帰属します。お客様
は、事前に内藤証券の同意なく、本資料の内容及び情報を複製・譲渡・修正・変更または転送等の行為をすることができません。
本社 大阪市中央区高麗橋1-5-9
東日本地区
西日本地区
06-6229-6511
東京第一営業部 TEL03-3666-5541
東京第二営業部 TEL03-3666-7137
神田支店
TEL03-6361-9191
三鷹支店
金沢文庫支店
足利支店
TEL0422-71-1251
TEL045-780-5021
TEL0284-22-1234
伊勢崎支店
焼津支店
TEL0270-25-3780
TEL0270-25-3780
TEL054-621-1311
本店営業部
住道支店
寝屋川支店
金剛支店
橿原支店
和歌山支店
有田支店
田辺支店
TEL0744-28-4711
TEL073-423-6211
TEL0737-52-7110
TEL0739-22-4678
新宮支店
高松支店
TEL0735-22-8151
TEL087-822-0105
TEL06-6229-6904
TEL072-889-5236
TEL072-822-6333
TEL072-365-1901
インターネット
[email protected]
コールセンター
0120-20-9680
伊勢崎駅前サテライト
2016/9/8 広告審査済
Fly UP